JP2024063531A - シール部材 - Google Patents

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雄貴 鈴木
富久 土屋
道人 白川
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Abstract

【課題】インテークマニホールドの取付孔と燃料噴射弁との間のシール性と取付作業性とが向上したシール部材を提供することを課題とする。【解決手段】エンジンのインテークマニホールドの取付孔の段部に嵌合し、燃料を噴射する先端が水平方向よりも上方側を向いた姿勢の燃料噴射弁の段部が嵌合した環状のシール部材であって、前記取付孔の段部に当接する径方向外側の外周面と、前記燃料噴射弁の段部に当接する径方向内側の内周面と、前記外周面から前記内周面へ連続して前記取付孔の段部に当接する第1側面と、前記外周面から前記内周面へ連続して前記燃料噴射弁の段部に当接する第2側面と、を備え、自由状態において、前記内周面は前記第1及び第2側面よりも径方向内側へ突出し、前記外周面は前記第1及び第2側面よりも径方向外側へ突出している、シール部材。【選択図】図1

Description

本発明は、シール部材に関する。
エンジンのインテークマニホールドの取付孔の段部に嵌合し、燃料噴射弁の段部が嵌合した環状のシール部材が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000-234578号公報
エンジンが停止すると、燃料噴射弁の段部を取付孔の段部側に押圧するように作用していた燃圧が低下する。燃料を噴射する先端が水平方向よりも上方側を向いた姿勢で燃料噴射弁が取り付けられている場合には、エンジンの停止後に燃料噴射弁の自重により、燃料噴射弁の段部と取付孔の段部との間でシール部材に作用していた圧縮力が低下して、シール性が低下するおそれがある。またシール性を向上させるために、燃料噴射弁と取付孔との間の全てをシール部材で覆うことも考えられるが、このようなシール部材の取付作業性が低下するおそれがある。
そこで本発明は、インテークマニホールドの取付孔と燃料噴射弁との間のシール性と取付作業性とが向上したシール部材を提供することを目的とする。
上記目的は、エンジンのインテークマニホールドの取付孔の段部に嵌合し、燃料を噴射する先端が水平方向よりも上方側を向いた姿勢の燃料噴射弁の段部が嵌合した環状のシール部材であって、前記取付孔の段部に当接する径方向外側の外周面と、前記燃料噴射弁の段部に当接する径方向内側の内周面と、前記外周面から前記内周面へ連続して前記取付孔の段部に当接する第1側面と、前記外周面から前記内周面へ連続して前記燃料噴射弁の段部に当接する第2側面と、を備え、自由状態において、前記内周面は前記第1及び第2側面よりも径方向内側へ突出し、前記外周面は前記第1及び第2側面よりも径方向外側へ突出している、シール部材によって達成できる。
自由状態において、前記内周面の前記第1及び第2側面からの径方向内側への突出量は、前記外周面の前記第1及び第2側面からの径方向外側への突出量よりも小さくてもよい。
自由状態において、前記内周面の径方向内側の先端部のアールの曲率は、前記外周面の径方向外側の先端部のアールの曲率よりも小さくてもよい。
前記外周面と前記第1側面との間の境界部と、前記外周面と前記第2側面との間の境界部とには、それぞれアールが設けられていてもよい。
自由状態において、前記内周面の径方向内側の先端部と前記外周面の径方向外側の先端部とのそれぞれは、当該シール部材の軸心方向での中心に位置していてもよい。
本発明によれば、インテークマニホールドの取付孔と燃料噴射弁との間のシール性と取付作業性とが向上したシール部材を提供できる。
図1は、インテークマニホールドに取り付けられた燃料噴射弁の一部を示した断面図である。 図2は、自由状態でのシール部材の一部を示した断面図である。
図1は、インテークマニホールド10に取り付けられた燃料噴射弁30の一部を示した断面図である。インテークマニホールド10の壁部11には、壁部11を貫通した取付孔12が形成されている。取付孔12には燃料噴射弁30の先端31側が挿入され、燃料噴射弁30の基端36が壁部11から露出している。取付孔12と燃料噴射弁30との間にはシール部材50が配置されている。図1には、取付孔12と燃料噴射弁30とシール部材50との共通の軸心を示している。図1に示すように、水平方向に対して軸心が傾いている。詳細には、燃料を噴射する先端31が水平方向に対して上方側を向くようにして燃料噴射弁30はインテークマニホールド10の取付孔12に取り付けられている。インテークマニホールド10の取付孔12と燃料噴射弁30との間には、ゴム製のシール部材50が介在している。詳しくは後述する。
取付孔12は、壁部11の外面側に外側面側に内径が拡大した段部13が形成されている。段部13は、底面14及び内周面15を含む。底面14は軸心に対して略垂直な円環状の面である。内周面15は軸心を中心とした半径が一定の円筒内周面である。燃料噴射弁30は先端31側から基端36にかけて、小径部32、段部33、及び基端36を有している。小径部32は、取付孔12の内径よりも小さく形成されている。段部33は、基端36に向けて外径が拡大している。段部33は、上面34及び外周面35を含む。上面34は軸心に対して略垂直な円環状の面である。外周面35は軸心を中心とした半径が一定の円筒外周面である。図1に示したシール部材50は取付孔12の段部13に嵌合し燃料噴射弁30の段部33がシール部材50に嵌合した嵌合状態を示している。シール部材50は嵌合状態において、段部13及び33により圧縮されている。
図2は、自由状態でのシール部材50の一部を示した断面図である。図2は、軸心を含む断面を示している。図2は、外部から圧力が加わっていない自由状態でのシール部材50の断面を示している。図2には、軸心方向でシール部材50の中心を通過する中心線を示している。
シール部材50は、外周面51、内周面52、側面53、及び側面54を含む。側面53及び54のそれぞれは、外周面51から内周面52に連続している。外周面51の先端部511及び内周面52の先端部521は、シール部材50の軸心方向での中心に位置している。嵌合状態では、外周面51は取付孔12の段部13の内周面15に当接する。内周面52は燃料噴射弁30の段部33の外周面35に当接する。側面53は取付孔12の段部13の底面14に当接する。側面54は燃料噴射弁30の段部33の上面34に当接する。
図2に示すように自由状態では、外周面51は側面53及び54よりも径方向外側に突出し、内周面52は側面53及び54よりも径方向内側に突出している。これにより嵌合状態で、外周面51が内周面15により圧縮され内周面52は外周面35により圧縮される。これにより、外周面51から内周面15に作用する弾性反発力と内周面52から外周面35に作用する弾性反発力とが確保され、エンジンの停止後であってもシール部材50のシール性が確保されている。
また、外周面51が径方向外側に突出しているため、シール部材50を取付孔12の段部13に嵌合させる際には、外周面51が段部13の内周面15を滑る。このため、シール部材50の段部13への嵌合が容易となっている。同様に、内周面52が径方向内側に突出しているため、シール部材50に燃料噴射弁30の段部33を嵌合させる際には、段部33の外周面35が内周面52を滑る。これにより、シール部材50への燃料噴射弁30の嵌合も容易となってる。このようにシール部材50の取付作業性も向上している。
図2に示すように、内周面52の側面53及び54からの径方向内側への突出量H2は、外周面51の側面53及び54からの径方向外側の突出量H1よりも小さい。このため、嵌合状態での内周面52と燃料噴射弁30の段部33の外周面35との接触面積を確保することができる。これにより、嵌合状態で燃料噴射弁30の軸心が所望の角度から意図せずに傾くことを抑制できる。また、内周面52と外周面35との接触面積が確保されているので、仮に燃料噴射弁30が意図せずに傾いたとしても、内周面52と外周面35との間に隙間が生じることが抑制される。
内周面52の先端部521のアールの曲率は、外周面51の先端部511のアールの曲率よりも小さい。これにより、内周面52から燃料噴射弁30の段部33の外周面35に作用する面圧を均等にすることができる。これによっても燃料噴射弁30が意図せずに傾くことを抑制できる。
上述したように先端部511のアールの曲率は、先端部521のアールの曲率よりも大きい。更に外周面51と側面53との間の境界部513と、外周面51と側面54との間の境界部514とにも、それぞれアールが形成されている。これらにより、シール部材50の取付孔12の段部13への嵌合が容易となっている。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 インテークマニホールド
12 取付孔
13 段部
30 燃料噴射弁
31 先端
33 段部
50 シール部材
51 外周面
52 内周面
53、54 側面
511、521 先端部
513、514 境界部
H1、H2 突出量

Claims (5)

  1. エンジンのインテークマニホールドの取付孔の段部に嵌合し、燃料を噴射する先端が水平方向よりも上方側を向いた姿勢の燃料噴射弁の段部が嵌合した環状のシール部材であって、
    前記取付孔の段部に当接する径方向外側の外周面と、
    前記燃料噴射弁の段部に当接する径方向内側の内周面と、
    前記外周面から前記内周面へ連続して前記取付孔の段部に当接する第1側面と、
    前記外周面から前記内周面へ連続して前記燃料噴射弁の段部に当接する第2側面と、を備え、
    自由状態において、前記内周面は前記第1及び第2側面よりも径方向内側へ突出し、前記外周面は前記第1及び第2側面よりも径方向外側へ突出している、シール部材。
  2. 自由状態において、前記内周面の前記第1及び第2側面からの径方向内側への突出量は、前記外周面の前記第1及び第2側面からの径方向外側への突出量よりも小さい、請求項1のシール部材。
  3. 自由状態において、前記内周面の径方向内側の先端部のアールの曲率は、前記外周面の径方向外側の先端部のアールの曲率よりも小さい、請求項2のシール部材。
  4. 前記外周面と前記第1側面との間の境界部と、前記外周面と前記第2側面との間の境界部とには、それぞれアールが設けられている、請求項3のシール部材。
  5. 自由状態において、前記内周面の径方向内側の先端部と前記外周面の径方向外側の先端部とのそれぞれは、当該シール部材の軸心方向での中心に位置している、請求項3又は4のシール部材。
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