JP2024061442A - 処方箋情報管理システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2024061442000001
【課題】患者から取得した処方薬剤に関する情報を、容易に、且つ、精度良く取得すること及び管理することを可能とする処方箋情報管理システムを提供する。
【解決手段】処方箋薬局における処方箋情報の管理システムは、処方箋薬局の利用者が提示する処方箋に記載された、処方薬剤、処方箋薬局名、処方箋を発行した医療機関名の情報、を少なくとも含む処方箋情報を取得する処方箋情報取得手段と、処方薬剤の処方履歴に関する情報である処方履歴情報と、処方薬剤の服用状況に関する情報である服用情報と、処方薬剤の副作用の有無に関する情報である副作用情報の少なくとも一つを含む薬剤付随情報を取得する、薬剤付随情報取得手段と、処方箋情報取得手段が取得した処方箋情報と、薬剤付随情報取得手段が取得した薬剤付随情報を記憶する記憶手段と、を備えていてもよい。
【選択図】図3

Description

本発明は、処方箋薬局における処方箋情報を管理するための処方箋情報管理システムに関する。
従来より、医薬品の品質保持や管理は、当該医薬品を取り扱う流通業者や医療関係者にとって重要な責務になっている。医薬品の管理のための技術の一例としては、患者に対する適切なタイミングでの医薬品の投与を担保しつつ、医療機関等が医薬品を在庫として保有することによるリスクを低減し得る医薬品管理システムが公知である(例えば、特許文献1参照)。
上記のような医薬品管理システムは、流通業者や医療関係者にとって有用である。そして、医薬品の流通過程において、例えば処方箋薬局においては、処方薬剤に対する患者の不満や服用実態等の情報が集まる傾向がある。しかしながら、例えば処方箋薬局において、患者が処方薬剤に関する不満の声を提起した場合や改善を要望した場合であっても、処方箋薬局の関係者が患者から直接的に取得した情報は、処方薬剤の製造元である医薬品メーカー等まで伝達されない、あるいは伝達されるまでに多大な時間を要する虞があった。
特開2020-184236号公報
本件開示の技術は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、患者から取得した処方薬剤に関する情報を、容易に、且つ、精度良く取得すること及び管理することを可能とする処方箋情報管理システムを提供することである。
上記の課題を解決するための本開示は、処方箋薬局における処方箋情報の管理システムであって、
前記処方箋薬局の利用者が提示する処方箋に記載された、処方薬剤、処方箋薬局名、前記処方箋を発行した医療機関名の情報、を少なくとも含む処方箋情報を取得する処方箋情報取得手段と、
前記処方薬剤の処方履歴に関する情報である処方履歴情報と、前記処方薬剤の服用状況に関する情報である服用情報と、前記処方薬剤の副作用の有無に関する情報である副作用情報の少なくとも一つを含む薬剤付随情報を取得する、薬剤付随情報取得手段と、
前記処方箋情報取得手段が取得した前記処方箋情報と、前記薬剤付随情報取得手段が取得した前記薬剤付随情報を記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする、処方箋情報管理システムである。
本開示による処方箋情報管理システムは、例えばスマートフォン等の端末にインストールされたアプリケーション(以下、単にアプリともいう。)を稼働するシステムである。本開示による処方箋情報管理システムにおける処方箋情報取得手段及び薬剤付随情報取得手段によって、処方箋情報管理システムのユーザが、処方箋薬局の利用者である患者に係る処方箋情報及び薬剤付随情報を確認することができるため、例えば医薬品メーカーが現製品の服用に関わる実態、副作用の有無、患者の要望等の情報を容易に、且つ、精度良く
取得することができる。また、本開示による処方箋情報管理システムにおける記憶手段によって、処方箋情報及び薬剤付随情報を蓄積することができるため、上記の情報を効率的に管理することや、上記の情報に係る普遍性(例えばある症状に対して処方される処方薬剤の効果に係る普遍性)等を把握することができる。
また、本開示においては、前記処方履歴情報は、前記処方薬剤が新規に処方された薬剤か、継続処方された薬剤か、別の処方薬剤からの切り替えられた薬剤か、の少なくとも何れかの情報を含むこととしてもよい。これによれば、処方薬剤の処方履歴を容易に確認することや共有することができる。例えば処方薬剤が、新規に処方された薬剤であれば、その薬剤を服用することによって正確に効果が表れるか、あるいは副作用が生じないかといった服用後の結果を確認することや共有することができる。継続処方された薬剤であれば、その薬剤を服用することによって同じ効果が継続的に表れるかといった服用期間の状況を確認することや共有することができる。別の処方薬剤からの切り替えられた薬剤であれば、切り替え前後の薬剤の効果の比較や、切り替え前後の薬剤が互いに作用し、利用者が期待する効果が得られないといった不都合が生じないかを確認・共有することができる。
また、本開示においては、前記服用情報は、服薬指導時に取得される、服薬の維持継続に必要となる情報を含むこととしてもよい。これによれば、医薬品メーカーは、医薬品の服用実態をより詳細に取得可能であるとともに、医薬品の望ましい服用方法についての情報を取得可能である。さらに、利用者が服薬を維持継続していること、あるいは服用を忘れていた場合はその旨を容易に確認・共有することができる。なお、ここで服薬の維持継続に必要となる情報とは、利用者による服薬の維持継続を促進する情報であり、例えば、服薬を楽にするための用法、用量に関わる情報であってもよい。また、例えば、利用者の体調と用法、用量の関係に関わる情報であってもよい。これらの情報は、処方箋薬局のレセプトコンピュータや電子薬歴に反映されている情報であってもよいし、反映されていない情報であってもよい。
また、本開示においては、前記処方箋情報取得手段は、光学的文字認識によって印刷媒体である処方箋から前記処方箋情報を取得し、あるいは、電子通信手段を通じて電子処方箋から前記処方箋情報を取得し、前記薬剤付随情報取得手段は、前記薬剤付随情報を、前記利用者から所定の入力手段により取得することとしてもよい。これによれば、処方箋情報取得手段は、光学的文字認識を利用しているため、容易に、且つ、正確に処方箋情報を取得することができ、また、処方箋に誤字や脱字等が確認された場合には、処方箋から解読したテキストデータ上で修正することができる。また、薬剤付随情報取得手段は、利用者が自由に入力した、処方薬剤に関する不満や要望を取得することができ、新たに処方薬剤を製造する際にその情報を活用することができる。なお、処方箋情報取得手段が、電子通信手段を通じて電子処方箋から処方箋情報を取得する場合には、処方箋情報を電子薬歴やレセプトコンピュータからサーバ間通信によってデータを取得する場合も含まれる。
また、本開示においては、前記記憶手段に記憶された、前記処方箋情報と、前記薬剤付随情報とを、前記処方薬剤の製造者が内容を確認可能な受信手段に送信する送信手段をさらに備えることとしてもよい。これによれば、処方薬剤の製造者の例としての医薬品メーカーは、遠隔地に立地している場合であっても、処方箋情報と薬剤付随情報を適時に取得することができる。
なお、上記の課題を解決するための手段は、可能な限り互いに組み合わせて用いることができる。
本件開示の技術によれば、患者から取得した処方薬剤に関する情報を、容易に、且つ、
精度良く取得すること及び管理することが可能である。
図1は、実施例に係る処方箋情報管理システムを適用可能な、処方薬剤や処方薬剤に関連する情報等の流通の態様を示す模式図である。 図2は、実施例に係る処方箋情報管理システムのハードウェア構成を示す模式図である。 図3は、実施例に係る処方箋情報管理システムの機能構成を示すブロック図である。 図4は、実施例に係る処方箋情報管理システムを用いて、処方箋情報及び薬剤付随情報を取得する方法を示すフロー図である。 図5A及びBは、実施例に係る表示手段による、患者ごとに管理可能な処方箋情報及び薬剤付随情報の表示態様の一例である。 図6Aは、実施例に係る表示手段による、特定の処方箋薬局による特定の期間内における処方箋情報及び薬剤付随情報を含むデータをダウンロードするための表示態様の一例である。図6B及びCは、ダウンロードしたデータの一例である。
〔実施例〕
以下、本開示の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施例は、本開示の一態様であり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
<構成>
図1は、実施例に係る処方箋情報管理システム1を適用可能な、処方薬剤2や処方薬剤2に関連する情報等の流通の態様を示す模式図である。なお、図1においては、処方薬剤2の流通の経路は実線の矢印で、それ以外の経路(情報の流通の経路等)は破線の矢印で示す。図1に示す流通の態様においては、まず、処方薬剤2の製造元である医薬品メーカー3から流通業者4に対して、処方箋薬局5で扱われる処方薬剤2が提供される。流通業者4が処方箋薬局5に処方薬剤2を販売する。処方箋薬局5は、その処方薬剤2の代金を流通業者4に支払い、流通業者4は、仕入れに関わる代金を医薬品メーカー3に支払う。なお、本実施例において、流通業者4とは、処方薬剤2の卸業者や運搬業者等、医薬品メーカー3と処方箋薬局5等の間に介入する業者の全てが含まれ、流通形態によっては医薬品メーカー3の従業員(以下、医薬品メーカー3及びその従業員をまとめて単に医薬品メーカー3という)や処方箋薬局5の従業員(以下、処方箋薬局5及びその従業員をまとめて単に処方箋薬局5という)が流通業者4になることもあり得る。
なお、処方薬剤2の種類によっては、医薬品メーカー3において製造された後、処方箋薬局5に販売されるまでの流通の経路において、厳格な温度管理が求められる場合がある。この場合、流通の経路において温度管理が可能であるように、処方薬剤2は保冷コンテナ21等の容器に収納された状態で運搬されてもよい。処方薬剤2が流通業者4に届いた後、処方箋薬局5に販売されるまでは冷凍保管庫(図示略)等に保管されるようにしてもよい。また、処方薬剤2の流通を正確に管理することが求められる場合は、処方薬剤2のIDが記録された識別素子22を、その処方薬剤2自体もしくはその処方薬剤2の梱包(保冷コンテナ21が梱包であってもよい)に取り付け、識別素子22による処方薬剤2の識別データを検知可能な読取センサ23を、保冷コンテナ21に取り付けてもよい。他に、内部の温度履歴データの取得が可能であるように、温度センサ24を保冷コンテナ21に取り付けてもよい。
読取センサ23及び温度センサ24の出力信号は、無線通信により管理サーバ81(後述の図2に図示、管理サーバ81とは異なる他の管理サーバであってもよい)に送信され
、必要に応じて記録されるようにしてもよい。これによって、所定のIDを有する処方薬剤2が、保冷コンテナ21内に収納されているか否かのデータや、保冷コンテナ21内の温度履歴データがリアルタイムに記録できる。なお、保冷コンテナ21、読取センサ23、及び温度センサ24は各々、医薬品メーカー3から流通業者4へ流通する過程と、流通業者4から処方箋薬局5へ流通する過程で、同じものを使用しても異なるものを使用してもよい。
ここで、識別素子22は、例えばICタグやRFタグであってもよく、この場合には読取センサ23は、RFIDリーダーであってもよい。また、識別素子22と読取センサ23は、互いにブルートゥース(登録商標)等の近距離ワイヤレス通信が可能な機器で構成してもよい。また、識別素子22は、処方薬剤2のIDが識別可能な磁界や光を発信するデバイスであってもよく、この場合には読取センサ23は、磁気センサや光センサであってもよい。さらに、識別素子22は、アクティブに電磁界や光等の信号を発信するものでなくてもよく、例えばバーコードやQRコード(登録商標)が印刷されたラベル等でもよい。この場合には読取センサ23は、バーコードリーダーやQRコード(登録商標)リーダーであってもよい。
医療機関6の医師(以下、医療機関6及びその医師をまとめて単に医療機関6という)は、処方箋薬局5の利用者である患者7に対して診察や検査を行う。なお、医療機関6の例としては、規模の大小を問わず、総合病院であっても医院であってもよい。また、診察や検査の態様はオンラインであってもよい。処方箋薬局5は、診察や検査の結果に基づいた処方を医療機関6から受け、その処方に従って患者7に処方薬剤2を販売する。なお、処方薬剤2の種類によっては、処方箋薬局5は、医療機関6の処方を受けるまでは、処方薬剤2を冷凍保管庫(図示略)等に保管しておき、温度管理を行ってもよい。また、処方箋薬局5は、医療機関6から独立して立地していてもよく、医療機関6の一部に含まれていてもよい。また、本実施例においては、処方薬剤2は、医療機関6の処方に従って患者7に販売されたものの他、処方前のもの(図1に示す流通の過程にあるもの等)も含むこととする。
処方箋薬局5は、医療機関6の処方に従って処方薬剤2を患者7に販売すると共に、医療機関6は、その従事者が発行した処方箋9(後述の図3に図示)を患者7に提供する。処方箋9には種々の処方箋情報が記載されている。ここで、処方箋情報には、処方薬剤2(例えば処方薬剤2の写真や名称や剤型等)、処方箋薬局5の名称、または処方箋9を発行した医療機関6の名称の少なくとも一つが含まれる(全てを含んでいてもよい)。また、この処方箋情報と共に、患者7からは、処方箋薬局5から受け取った処方薬剤2に係る情報である薬剤付随情報を取得することができる。ここで、薬剤付随情報には、処方薬剤2の処方履歴に関する情報である処方履歴情報(具体例は後述の図5B、及び図6B及びCに示す)、処方薬剤2の服用情報に関する情報である服用情報、または処方薬剤2の有無に関する情報である副作用情報の少なくとも一つが含まれる(全てを含んでいてもよい)。
患者7から取得した薬剤付随情報には、患者7が処方薬剤2を服用することに関する不満や要望を反映した情報が含まれていてもよい。例えば、処方薬剤2の味が苦くて服用し難いといった不満や、処方薬剤2を一包化することを希望するといった要望を反映した情報が含まれていてもよく、処方箋薬局5(医療機関6でもよい)がこのような不満や要望を直接取得する。なお、不満や要望の他の具体例は後述の図6Cに示す。
上記の不満や要望は、従来においては、処方箋薬局5に留まり、処方薬剤2の製造元である医薬品メーカー3に伝達されない、あるいは伝達されるまでに多大な時間を要する虞があった。それに対し本実施例においては、後述の図2に示す処方箋情報管理システム1
を適用することによって、上記の不満や要望を患者7から容易に取得し、さらに、処方箋薬局5から処方薬剤2の製造元である医薬品メーカー3に処方箋情報や薬剤付随情報を容易に、且つ、精度良く展開することができる。これによって、医薬品メーカー3は、患者7の不満や要望に関する情報を新たな処方薬剤2の開発や製造販売に活用することが可能であり、その結果、図1に示す流通が活性化し、患者7の利益と共に医療業界の改善に貢献することが可能となる。
次に、図2を用いて、実施例に係る処方箋情報管理システム1のハードウェア構成について説明する。図2においては、処方箋薬局5側(医療機関6側でもよい)の端末51及びスキャナー52、患者7側の携帯端末71、医薬品メーカー3側の端末31、及びネットワークにおけるクラウド上に設けられた管理サーバ81のハードウェア構成を示す。なお、管理サーバ81は、クラウド上に設けられたものに限らず、例えば処方箋薬局5や流通業者4自体が所有・管理するものであってもよい。
処方箋薬局5側において使用される端末51は、CPU(Central Processing Unit)511、RAM(Random Access Memory)512、ROM(Read Only Memory)513、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置514、ゲートウェイ等を介してクラウド上に設けられた管理サーバ81の通信部815に接続される送信部515、タッチパネル等の操作部516、及びディスプレイ等の表示部517を備えたコンピュータやタブレット端末等である。通信部815は、例えば、無線LANのアクセスポイント等を介して管理サーバ81にアクセスするためのNIC(Network interface controller)の他、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話通信網を介して管理サーバ81にアクセスする機能を有していてもよい。また、図2では、端末51は1台で例示しているが、端末51は、例えば、ネットワークで接続された複数台のコンピュータにより構成されてもよい。また、処方箋薬局5側にはスキャナー52が設置されており、患者7に提供された処方箋9がアナログ媒体である場合に、スキャナー52を用いて処方箋9を読み込み、処方箋情報を取得することができる。なお、処方箋情報は、端末51がスマートフォン等の場合には、端末51が有するカメラ機能を用いて取得できることは当然である。
一方、患者7側において使用される携帯端末71は、CPU711、RAM712、ROM713、HDD等の補助記憶装置714、管理サーバ81にアクセスするための通信部715、タッチパネル等の操作部716、及びディスプレイ等の表示部717を備えたスマートフォンやタブレット端末等である。携帯端末71のハードウェア構成は、端末51のハードウェア構成と同等である。なお、携帯端末51の代わりに据え置き型の端末を用いてもよい。図2に示すように、処方箋情報管理システム1のハードウェア構成は、患者7ごとに保有する複数台の携帯端末51を含んでいる。
管理サーバ81は、CPU811、RAM812、ROM813、SSD(Solid
State Drive)等の補助記憶装置814、及び通信部815を備えたコンピュータである。管理サーバ81のハードウェア構成は、端末51及び携帯端末71のハードウェア構成と類似しているが、必ずしも操作部516(操作部716)及び表示部517(表示部717)を備える必要がない点で、端末51及び携帯端末71のハードウェア構成と相違する。CPU811は、中央処理装置であり、RAM812等に展開されたコマンド及びデータを処理することで、RAM812や補助記憶装置814等を制御する。RAM812は、主記憶装置であり、CPU811によって制御され、各種コマンドやデータが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置814は、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムや、永続的な保存が求められるデータ等が記憶される。
医薬品メーカー3側において使用される端末31は、CPU311、RAM312、ROM313、補助記憶装置314、ゲートウェイ等を介して管理サーバ81の通信部815に接続される受信部315、操作部316、及び表示部317を備えたコンピュータやタブレット端末等である。端末31のハードウェア構成は、端末51及び携帯端末71のハードウェア構成と同等であるため、端末31のハードウェア構成について詳細な説明は省略する。受信部315が管理サーバ81の通信部815に接続されることによって、上述の通りに送信部515が通信部815に接続され、処方箋情報や薬剤付随情報を送信した後にこれらの情報を受信することができる。また、端末51が受信部315を有していてもよく、端末31が送信部515を有していてもよい。すなわち、端末51から端末31へこれらの情報を送信することに加え、逆に端末31から端末51へこれらの情報を送信することが可能であってもよい。
次に、図3を用いて、実施例に係る処方箋情報管理システム1の機能構成について説明する。実施例に係る処方箋情報管理システム1は、例えばスマートフォン等の端末にインストールされたアプリを稼働するシステムである。処方箋情報管理システム1は、医薬品メーカー3、流通業者4、処方箋薬局5、及び医療機関6の各々が個別に使用するものであってもよく、少なくとも医薬品メーカー3、及び処方箋薬局5または医療機関6を含めて、共同で使用するものであってもよい。また、外部委託による特定業者が処方箋情報管理システム1を運営してもよい。処方箋情報管理システム1は一例として、処方箋情報取得手段11、薬剤付随情報取得手段12、記憶手段13、送信手段14、受信手段15、及び表示手段16等を備えて構成される。
処方箋情報取得手段11は、患者7に提供された処方箋9から処方箋情報を取得する。処方箋情報取得手段11は、スキャナー52と、処方箋9の画像を読み込んでテキスト形式に変換するプロセスである光学的文字認識を実行できるアプリから構成され、処方箋情報を取得する方法の一例として、この光学的文字認識によって例えば印刷媒体である処方箋9から処方箋情報を読み込むようにしてもよい。光学的文字認識を用いることによって、容易に、且つ、正確に処方箋情報を取得することができ、また、処方箋9に誤字や脱字等が確認された場合には、処方箋9から解読したテキストデータ上で修正することができる。なお、処方箋9は、印刷媒体でなく、医療機関6や患者7からメール等の電子通信手段によって送信された電子データであってもよい。
薬剤付随情報取得手段12は、患者7から薬剤付随情報を取得する。薬剤付随情報を取得する方法の一例として、患者7が携帯端末71から送信した電子データとしての薬剤付随情報を端末51の受信部315(図2において、端末51の中に受信部315は不図示であるが、端末51は受信部315を有していてもよい)によって受信してもよい。ここで、携帯端末71(より詳細には携帯端末71の操作部716)は、本開示における所定の入力手段に相当する。所定の入力手段としては他に、薬剤付随情報を記録した用紙といったアナログの媒体を読み込む、上述の光学的文字認識機能を有するスキャナー52等が挙げられる。また、患者7の代わりに処方箋薬局5の構成員が直接薬剤付随情報を入力してもよい。なお、薬剤付随情報取得手段12は、端末31、51に含まれていてもよく、携帯端末71に含まれていてもよく、あるいはこれら全ての端末に含まれていてもよい。
記憶手段13は、補助記憶装置514(または補助記憶装置314、714)から構成され、処方箋情報取得手段11が取得した処方箋情報と、薬剤付随情報取得手段12が取得した薬剤付随情報とを記憶する。記憶手段13によって、過去の患者7に係る処方箋情報と薬剤付随情報を管理することや確認することが可能であり、その結果、例えば患者7の症状ごとに処置するのにより有効な処方薬剤2の傾向を把握することができる。
送信手段14は、送信部515から構成され、記憶手段13に記憶された処方箋情報と
薬剤付随情報を送信し、受信部315から構成される受信手段15は、これらの情報を受信する。例えば医薬品メーカー3と処方箋薬局5の各々が個別に処方箋情報管理システム1を使用する場合、処方箋薬局5が送信手段14によって処方箋情報と薬剤付随情報を送信し、医薬品メーカー3が受信手段15によってこれらの情報を受信することが可能である。これによって、例えば医薬品メーカー3が遠隔地に立地している、あるいは処方箋薬局5がこれらの情報を伝達する時間が十分に確保できない状況下であっても、処方箋薬局5から医薬品メーカー3へこれらの情報を容易に伝達し、医薬品メーカー3はこれらの情報を適時に取得することができる。なお、送信手段14及び受信手段15は、これらの情報を自動的に送受信することが可能であってもよく、処方箋情報管理システム1の使用者が手動で操作することによって送受信することが可能であってもよい。
表示手段16は、表示部517(または表示部317、717)から構成され、処方箋情報取得手段11が取得した処方箋情報と、薬剤付随情報取得手段12が取得した薬剤付随情報とを処方箋情報管理システム1の使用者が確認可能であるように表示する。表示手段16による表示態様の具体例は後述の図5A及びB、及び図6A乃至Cに示す。処方箋情報管理システム1は他に、送信手段14及び受信手段15による送受信の記録を残す送受信記録管理手段(不図示)等を備えて構成されていてもよい。
<動作フロー>
図4は、実施例に係る処方箋情報管理システム1を用いて、処方箋情報及び薬剤付随情報を取得する方法を示すフロー図である。図4に示すフロー図において、この方法を実行する主体は処方箋薬局5及び医薬品メーカー3である。本フローにおいては、先ずステップS1において、訪問した患者7から処方箋9を処方箋薬局5が受け取る。次にステップS2において、処方箋薬局5が患者7の保険証を確認し、ステップS3において、その患者7が新患(新規患者)であるか再訪した者か(すなわち、過去に処方箋薬局5を訪問したことがあるか否か)、及びお薬手帳の有無を確認する。次にステップS4において、処方箋薬局5が患者7に問診票の記入を依頼し、問診票の記入事項を例えば記憶手段13に記憶させて保管する。そしてステップS5において、上述の通り、処方箋情報取得手段11の光学的文字認識を用いてスキャナー52で処方箋9に記載された処方箋情報を読み込む。また、ステップS5においてスキャナー52で処方箋9に記載された処方箋情報を読み込む他、ステップS6において、処方箋薬局5は、ステップS1において受け取った処方箋9の記載内容のうち、別途入力が必要な内容について所定の入力手段に入力する。
なお、ステップS1からS4においては、患者7が処方箋薬局5に自身に係る情報源となるもの(処方箋9、保険証、お薬手帳、問診票)を提供しているが、患者7は必ずしも処方箋薬局5を訪問する必要はなく、すなわちステップS1からS4はオンラインで実行可能であってもよく、例えばステップS1においては、処方箋9は、患者7からメール等の電子通信手段によって送信された電子データであってもよい。また、ステップS1からS5は受付工程に相当し、ステップS6は入力工程に相当する。受付工程及び入力工程を実行する主体は、より正確には処方箋薬局5の受付としてもよい。
ステップS6において処方箋9の記載内容を入力した後、ステップS7において、処方箋薬局5における調剤担当者が処方箋9を受け取る。処方箋薬局5における調剤担当者は処方箋9に基づき、ステップS8において、ピッキング(本実施例においては具体的には調剤を意味する)を行う。ステップS7及びS8は調剤工程に相当する。この調剤工程の後、ステップS9において、監査担当者が処方箋9とピッキングの内容を確認し、ステップS10において、複数の異なる処方薬剤2の飲み合わせを確認する。ステップS9及びS10は監査工程に相当する。この監査工程の後、処方箋薬局5における服薬指導担当者は、ステップS11において、患者7を呼び出し、ステップS12において、服薬指導を実行し、会計担当者がステップS13において、会計を行う。ここで、ステップS12に
おける服薬指導は、処方薬剤2を正しく、且つ、継続的に服用する方法に係る情報の他、処方薬剤2を正しく保管する方法や、発症し得る副作用や、飲み合わせ等に係る情報を患者7に提供することを目的として実行される。また、ステップS11からS13についてもオンラインで実行可能であってもよく、例えばステップS12においては、電話やメールを介して服薬指導を実行してもよい。
ステップS13における会計の後、処方箋薬局5は、ステップS14において、処方箋薬局5における情報入力担当者が端末51を起動して処方箋情報管理システム1を使用し、ステップS15において、ステップS12において実行した服薬指導において得られた服用情報を追加する。追加した服用情報は、薬剤付随情報に含まれ、端末51によって取得できる。また、服用情報は、処方薬剤2の服薬の維持継続に必要となる情報を含んでいてもよい。そのような情報としては、例えばお薬カレンダー等がある。ステップS11からS15は服薬指導工程に相当する。また、同時に、ステップS16において、処方履歴情報を追加してもよい。追加した処方履歴情報も、薬剤付随情報に含まれ、端末51からの入力によって取得できる。ステップS16は情報入力工程に相当する。他に、服用情報や処方履歴情報と合わせて、ステップS12において実行した服薬指導において得られた副作用情報を追加してもよい。また、ステップS7からS16を実行する主体は、より正確には処方箋薬局5の薬剤師としてもよい。
ステップS15において追加した服用情報、及びステップS16において追加した処方履歴情報は、ステップS17において、医薬品メーカー3においてcsv(comma separated values)としてのデータをダウンロードすることができる。詳細には、処方箋薬局5において取得したデータは全て、医薬品メーカー3においてダウンロードすることができる。csvは受信手段15によって受信したメール等からダウンロードすることができる。なお、表示手段16によるcsvの表示例については、後述の図6B及びCに示す。csvをダウンロードすることによって、ステップS18において、処方箋情報と薬剤付随情報に基づいたデータを集計することができる。ステップS17及びS18はデータ集計工程に相当する。例えば、医薬品メーカー3においてこのデータ集計工程が実行されることによって、このデータを集計できるため、現在の処方薬剤2の使用状況、問題点等を把握することができ、以降の開発方針や提供態様の改善に資する情報を得ることが可能となる。なお、図3に示す破線で囲ったステップ(ステップS5、及びS14からS17)は、本実施例における処方箋情報管理システム1を用いることによって実行することが可能である。
また、上記のデータ集計工程を実行する主体は、医薬品メーカー3以外であってもよい。例えば上記のデータ集計工程を医療機関6が実行することによって、得られたデータを診察や検査の改善に活用してもよい。また、上記のデータ集計工程において集計したデータを、流通業者4が、患者7の個人情報が開示されないように変換した上で販売することも可能である。なお、ステップS17においてダウンロードするデータの形式はcsv以外であってもよい。
<表示態様>
図5A及びBは、実施例に係る表示手段16による、患者7ごとに管理可能な処方箋情報及び薬剤付随情報の表示態様の一例である。表示部517に患者7に係る処方箋情報及び薬剤付随情報を表示する際には、セキュリティ確保のため、最初にログイン前の画面が表示される。この状態で専用のIDとパスワードを入力することによってログイン可能であり、図5Aに示す表示態様に係る画面が表示される。
図5Aにおいては、「受付時刻」の列には、各々の患者7が医療機関6において診察や検査の受付をした時刻が表示され、「生年月日」の列には、各患者7の生年月日が表示さ
れ、「医療機関」の列には、各患者7が診察や検査を受けた医療機関6の名称(図5Aにおいては仮にA病院とする)等が表示される。「受付時刻」の列における表示は、医療機関6の受付に設置された端末から送信された時刻の情報を端末51が受信し、これによって表示部517に反映されてもよい。「生年月日」の列における表示は、患者7の保険証等から表示部517に反映されてもよい。「医療機関」の列における表示は、処方箋情報取得手段11が取得した処方箋情報が表示部517に反映されている。また、図5Aに示す表示態様に係る画面には患者7ごとの個人情報が含まれるため、その患者7に関わる処方箋薬局5及び医療機関6のみが確認可能とされていてもよい。また、図5Aに示す表示は、手動で修正可能であってもよいが、情報管理の一環として修正不可能としてもよい。
各々の患者7に係る処方箋情報や薬剤付随情報については、その詳細を表示部517に表示することも可能である。例えば図5Aに破線で囲んで示す行におけるいずれかの箇所をタップやクリックによって選択すると、図5Bに示す表示態様に係る画面に切り替わる。図5Bに示す表示態様に係る画面は、処方箋薬局5及び医療機関6による手動の操作によって変更可能である。図5Bにおいては、図5Aに示す破線内の「受付時刻」「生年月日」「医療機関」の他、診察や検査を担当した医師の名前が表示される。また、患者7が新患であるか、過去に診察や検査を受けた者であるかの情報も表示される(図5Bに示す例においては新患としており、「新患」と記載された部分の領域が色付きで表示されている)。この情報は、処方箋情報に含まれていてもよい。
また、「処方」と記載された部分において、「薬剤名」の列には、処方箋情報として、処方薬剤2の名称と用量(他に、処方薬剤2の写真や剤型を含んでいてもよい)が表示される。例えば図5Bにおいては、異なる二種類の処方薬剤2(薬剤B、薬剤C)が表示されているが、この表示に基づき、処方箋薬局5や医療機関6は、薬剤Bと薬剤Cの飲み合わせに関する注意点等を考慮することができる。「変更等」の列には、薬剤付随情報に含まれる処方履歴情報として、処方薬剤2が、新規に処方された薬剤であるか、過去から継続して処方された薬剤であるか、または過去に処方されたものから切り替えられた薬剤であるかの情報が表示される。この処方履歴情報を示す「新規」「継続」「切替」の表示は、プルダウン選択形式によって変更可能である。「用量変更」の列には、処方履歴情報として、処方薬剤2の用量が過去から変更されたか否かの情報が表示される。変更された場合には、チェックボックスにチェックを付すことができる。
また、「メーカー向け要望」と記載された部分においては、薬剤付随情報として、患者7が処方薬剤2を服用することに関する不満や要望を反映した情報が表示される。なお、「戻る」と記載された部分を選択すると、再び図5Aに示す表示態様に係る画面に切り替わる。最終的には、「確定」と記載された部分を選択することによって、図5Bに示す表示内容を確定する。
図6Aは、実施例に係る表示手段16による、特定の処方箋薬局5による特定の期間内における処方箋情報及び薬剤付随情報を含むデータをダウンロードするための表示態様の一例(薬局情報管理画面)である。例えば図6Aにおいては、データの形式はcsvであり、D薬局による2021年の1月1日から3月1日の二月の期間内における処方箋情報及び薬剤付随情報を含むcsvをダウンロードすることができる。このcsvには、D薬局において上記の二月の期間内に処方薬剤2を取得した全ての患者7に係る処方箋情報及び薬剤付随情報が含まれる。このcsvは、情報共有を目的として、医薬品メーカー3、流通業者4、処方箋薬局5、及び医療機関6の全てがダウンロードすることが可能であってもよい。これによって、例えば患者7と直接接する機会の無い医薬品メーカー3も、容易に情報を取得し、新たな処方薬剤2の開発や製造販売に活用することが可能である。また、患者7が自身の携帯端末71にダウンロードすることが可能であってもよい。図6Aに示す「csvダウンロード」の表示を選択すると、図6B及びCに示すようなcsvを
ダウンロードすることができる。
図6B及びCにおいては、「処方箋id」の列に処方箋9のIDが表示され、このIDごとに、図5Bにおいて確定した表示態様が反映される。例えば図6Bに示すcsvより、処方箋9のIDが1である患者7は新患であり、処方された薬剤Bは、過去に処方されたものから切り替えられた薬剤であることから、D薬局以外の処方箋薬局5において過去に処方された薬剤はこの患者7の症状を処置するのに適していなかったという情報を取得することや、薬剤Bと過去に処方された薬剤が互いに作用し、患者7が期待する効果が得られないといった不都合が生じないかを確認することや共有することができる。また、薬剤Bの用量が変更されていることから、過去に処方された薬剤の用量が適していなかったという情報を取得することもできる。また、図6Cに示すcsvには、処方箋9のIDごとに、患者7が処方薬剤2を服用することに関する不満や要望を反映した情報が表示されており、その情報は、「薬剤デザインを変えてほしい」といった、処方薬剤2自体に直接関連する内容の他、「箱の色を変えてほしい」といった、処方薬剤2を保管するためのツールに関連する内容を含んでいてもよい。
1・・・処方箋情報管理システム
11・・・処方箋情報取得手段
12・・・薬剤付随情報取得手段
13・・・記憶手段
14・・・送信手段
15・・・受信手段
16・・・表示手段
2・・・処方薬剤
21・・・保冷コンテナ
22・・・識別素子
23・・・読取センサ
24・・・温度センサ
3・・・医薬品メーカー
4・・・流通業者
5・・・処方箋薬局
51・・・端末
511・・・CPU
512・・・RAM
513・・・ROM
514・・・補助記憶装置
515・・・送信部
516・・・操作部
517・・・表示部
6・・・医療機関
7・・・患者
71・・・携帯端末
711・・・CPU
712・・・RAM
713・・・ROM
714・・・補助記憶装置
715・・・通信部
716・・・操作部
717・・・表示部
81・・・管理サーバ
811・・・CPU
812・・・RAM
813・・・ROM
814・・・補助記憶装置
815・・・通信部
9・・・処方箋

Claims (5)

  1. 処方箋薬局における処方箋情報の管理システムであって、
    前記処方箋薬局の利用者が提示する処方箋に記載された、処方薬剤、処方箋薬局名、前記処方箋を発行した医療機関名の情報、を少なくとも含む処方箋情報を取得する処方箋情報取得手段と、
    前記処方薬剤の処方履歴に関する情報である処方履歴情報と、前記処方薬剤の服用状況に関する情報である服用情報と、前記処方薬剤の副作用の有無に関する情報である副作用情報の少なくとも一つを含む薬剤付随情報を取得する、薬剤付随情報取得手段と、
    前記処方箋情報取得手段が取得した前記処方箋情報と、前記薬剤付随情報取得手段が取得した前記薬剤付随情報を記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする、処方箋情報管理システム。
  2. 前記処方履歴情報は、前記処方薬剤が新規に処方された薬剤か、継続処方された薬剤か、別の処方薬剤からの切り替えられた薬剤か、の少なくとも何れかの情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の処方箋情報管理システム。
  3. 前記服用情報は、服薬指導時に取得される、服薬の維持継続に必要となる情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の処方箋情報管理システム。
  4. 前記処方箋情報取得手段は、光学的文字認識によって印刷媒体である処方箋から前記処方箋情報を取得し、あるいは、電子通信手段を通じて電子処方箋から前記処方箋情報を取得し、
    前記薬剤付随情報取得手段は、前記薬剤付随情報を、前記利用者から所定の入力手段により取得することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の処方箋情報管理システム。
  5. 前記記憶手段に記憶された、前記処方箋情報と、前記薬剤付随情報とを、前記処方薬剤の製造者が内容を確認可能な受信手段に送信する送信手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の処方箋情報管理システム。
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