JP2024060801A - 防犯灯システム及び点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯灯システムに関し、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システムを提供することを目的とする。【解決手段】本開示は、照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、点灯指令を受け付けた場合に、光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、異常判定処理において、光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合は、点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に光源を点灯する異常時点灯処理と、を実行するように構成される。【選択図】図1

Description

本開示は、防犯灯システム及び点灯装置に関する。
防犯灯システムの光源にLEDが使用されるようになり、照度が改善される一方、照度センサの誤作動により光源が点滅をしてしまうと、防犯灯が設置された地域の住民にストレスを与えかねない。この照度センサの誤作動は、照度センサが光源のLEDの明るさを誤検知してしまうこと、また、周辺の樹木が風に揺れるのを誤検知してしまうことが原因で生じる。
特許文献1には、照度センサによって検出される検出値と予め設定される検出の閾値を補正し、光源の点灯を制御する技術が開示されている。これにより、周囲の明るさを正確に検出し、光源の点灯および消灯を正常に制御することができる。
特開2013-201010号公報
しかしながら、先行技術の方法では、補正を行う制御回路と照度センサが直接接続されている必要があるため、通信線が必要になってしまい、例えば購入者が制御回路と照度センサを個別に購入した場合は補正をすることが難しい。その結果、光源の点灯制御は照度センサの精度に左右されてしまい、照度センサが誤検知してしまったとしても対処することができない。
本開示は上述の問題を解決するため、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システムを提供することを第一の目的とする。
また、本開示は、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる点灯装置を提供することを第二の目的とする。
本開示の第一の態様は、照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、
前記光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源を点灯する異常時点灯処理と、
を実行するように構成されることが好ましい。
また、本開示の第二の態様は、光源と照度センサとともに用いる点灯装置であって、
光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源の点灯を指示する異常時点灯処理と、
を実行するように構成されることが好ましい。
本開示の第一から第二の態様によれば、照度センサの補正が不要であり、照度センサの精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システム及び点灯装置を提供することができる。
本開示の実施の形態1に係る防犯灯システムの構成例である。 本開示の実施の形態1に係る防犯灯システムの回路図である。 本開示の実施の形態1に係る照度センサユニットの回路図である。 本開示の実施の形態1に係る、制御装置の機能を(a)ハードウエアで実現する場合と、(b)ソフトウエアで実現する場合の構成例である。 本開示の実施の形態1に係る、制御装置50が行う処理のタイミングチャートである。 本開示の実施の形態1に係る、制御装置が行う処理のフローチャートである。 本開示の実施の形態1に係る、制御装置が行う処理の変形例を示したフローチャートである。
本発明の実施の形態に関わる防犯灯システムについて図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1
図1は、本開示の実施の形態1に係る防犯灯システムの構成例である。防犯灯システム100は、周囲の照度を測定し、商用電源の入り切りをすることができる照度センサユニット61を備える。点灯装置12は、照度センサユニット61から出力された電圧を検知する制御装置50を備え、LEDモジュール11を点灯制御する。LEDモジュール11は防犯灯の光源となる複数のLEDを有する。なお、本実施形態ではLEDを光源とした防犯灯システム100を示すが、他の種類の光源を用いても良い。
図2は、本開示の実施の形態1に係る防犯灯システムの回路図である。照度センサユニット61は、周囲の明るさの検知を行い、周囲が暗い場合に商用電源と点灯装置12を電気的に接続する。これにより、光源を点灯するための電力を点灯装置12に送信することができる。
点灯装置12は入力フィルタ回路1を有する。入力フィルタ回路1は、過電流を保護するためのヒューズ25と、コンデンサ26と、交流を直流に変換するダイオードブリッジ27を備える。ダイオードブリッジ27の出力は高電位側が入力電圧検出回路2に接続され、低電位側が接地用端子に接続される。入力フィルタ回路1により、照度センサユニット61からのノイズおよび照度センサユニット61へ帰還するノイズを低減することができる。
点灯装置12の入力電圧検出回路2は、直列に接続された抵抗21と抵抗22を備える。入力電圧検出回路2は、直流電源回路3が有するコンデンサ31と並列に接続される。入力電圧検出回路2より、直流変換後の電圧を分圧することができ、制御装置50による検出が可能となる。
直流電源回路3は、商用電源から供給された電力を、バックコンバータ回路4に適した電圧に変換する回路である。コンデンサ31は、ダイオードブリッジ27と並列に接続される。コンデンサ31の正極にはインダクタ33の一端が接続され、コンデンサ31の負極は接地用端子に接続される。インダクタ33の他端にはスイッチング素子32の第一端子及びダイオード34のアノードが接続される。
スイッチング素子32は、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。スイッチング素子32は第一端子がインダクタ33、第二端子が接地用端子、制御端子が制御回路30に接続される。MOSFETの場合、第一端子はドレイン端子、第二端子はソース端子、制御端子はゲート端子である。スイッチング素子32が制御回路30によるスイッチ制御に応答することで、回路内の電圧の入り切りをすることができる。
また、ダイオード34のカソードには電解コンデンサ35の正極が接続され、電解コンデンサ35の負極は接地用端子に接続される。
抵抗36及び抵抗37は直流電源回路3の出力端に設けられ、直流電源回路3の出力電圧を分圧する。分圧した出力電圧は制御装置50により検出される。これにより、制御装置50は直流電源回路3の出力電圧が一定となるようにスイッチング素子32を制御することができる。
制御回路30はスイッチング制御用のドライバである。制御回路30は、上述の直流電源回路3の出力電圧に応じて制御装置50から送信される信号を受けて、スイッチング素子32を駆動させる。
このように直流電源回路3は、スイッチング制御を行い、商用電源から供給された電力を、バックコンバータ回路4に適した出力電圧に変換する。
点灯装置12のバックコンバータ回路4は、スイッチング素子41を備える。上述のスイッチング素子32と同様に、スイッチング素子41は例えばMOSFETである。スイッチング素子41は第一端子が電解コンデンサ35の正極、第二端子が接地用端子、制御端子が制御回路40に接続される。スイッチング素子41が制御回路40によるスイッチ制御に応答することで、回路内の電圧の入り切りをすることができる。
コンデンサ43の負極にはセンス抵抗44の一端が接続され、センス抵抗44の他端及びダイオード42のアノードには接地用端子が接続される。
センス抵抗44はLEDモジュール11に流れるLED電流の検出に用いられる。センス抵抗44におけるLED電流に対応した電圧は、制御回路40により検出される。これにより、制御回路40は、LEDモジュール11に流れる電流が一定電流となるようにスイッチング素子41を制御することができる。またセンス抵抗44における電圧は制御装置50にも入力され、制御装置50はこの電圧に基づいて電流異常を検出する。
抵抗45及び抵抗46はバックコンバータ回路4の出力端に設けられており、LEDモジュール11の電圧検出に用いられる。分圧した電圧が制御装置50に入力されると、制御装置50はこの検出電圧に基づき、LEDモジュール11の接続有無、または電圧異常等を検知する。
このようにバックコンバータ回路4は、LEDモジュール11における電流および電圧に基づきスイッチング制御を行い、LEDモジュール11への電力供給を制御する。
制御装置50は、デジタル電源用制御装置として提供される公知のマイコンで構成できる他、DSP(Digital Signal Processor)等の演算装置で構成することもできる。例えば図1の制御装置50は、記憶部51、処理装置52、A/D変換部53、制御部54、及び検出部55を備えている。
検出部55は回路内部から制御装置50に入力される電圧を検出する部分である。すなわち、(1)抵抗36及び抵抗37で分圧された直流電源回路3の出力電圧に応じた電圧、(2)抵抗45及び46で分圧されたバックコンバータ回路4の出力電圧に応じた電圧、(3)抵抗21及び抵抗22で分圧された交流電源を整流した電圧に応じた電圧、を検出する。
記憶部51は不揮発性メモリを有し、処理装置52で実行すべき演算プログラム及び演算に用いられる各種データを記憶する。A/D変換部53は、検出部55が検出した電圧値をデジタル値に変換する。処理装置52は、A/D変換部53でデジタル変換された電圧値をもとに点灯制御のために必要な演算処理を行う。なお処理装置52が行う演算処理は後述の照度センサの誤検知の判定と、それに基づく点灯制御の処理を含む。
制御部54は、制御回路30及び制御回路40を制御し、LEDモジュール11の点灯を指示するためのPWM信号を出力する。PW信号の出力においては、予め記憶部51に設定された目標電圧に一致するように制御装置50がスイッチング素子32を入り切りし、定電圧制御を行う。同様に、予め記憶部51に設定された目標電流に一致するように制御装置50がスイッチング素子41を入り切りし、定電流制御を行う。
このように、制御装置50は照度センサユニット61が出力した電圧を検出し、これに基づきLEDモジュール11の点灯を指示するためのPWM信号を出力する。
以上説明したように、本開示の防犯灯システム100において、照度センサユニット61は、周囲が暗い場合に商用電源と点灯装置12を電気的に接続する。商用電源の電力は、点灯装置12においてLEDモジュール11を駆動するのに適した電圧へと変換され、PWM信号としてLEDモジュール11に送信される。これにより、LEDモジュール11を点灯することができる。
また、本開示においては、従来技術のように照度センサユニット61の補正を行う必要がない。すなわち、制御装置50と照度センサユニット61は電気的に接続していればよく、補正のための通信線は不要である。したがって、購入者が制御装置50と照度センサユニット61を別々に購入した場合でも、照度センサユニット61の誤検知に対処する点灯制御機能を備えた防犯灯システム100を提供することができる。
図3は、本開示の実施の形態1に係る照度センサユニットの回路図である。
商用電源からの電圧は、ダイオード601、抵抗603を介してツェナーダイオード609に印可される。ツェナーダイオード609により一定になった電圧は、照度センサ611に入力される。照度センサ611は、検知した周囲の照度に応じた電圧を出力する。アンプ612は照度センサ611からの出力を増幅する増幅器である。アンプ612から出力される電圧は、スイッチング素子615を介してスイッチング素子613に入力される。これにより、照度センサ611が測定した照度に応じてスイッチ制御を行うことができる。
リレー614は、スイッチング素子613における電圧をトリガとして内蔵するスイッチの入り切りを行う。これにより、周囲が暗い場合には、照度センサユニット61と点灯装置12を電気的に接続する回路を構成し、商用電源の電圧を点灯装置12に入力することができる。一方、周囲が明るい場合には、照度センサユニット61と点灯装置12を電気的に切り離すことができる。
以上説明したように、照度センサユニット61は、内蔵する照度センサ611で検出した照度に応じてスイッチ制御を行い、商用電源と点灯装置12の電気的な接続を制御する。
図4は、本開示の実施の形態1に係る、制御装置の機能を(a)ハードウエアで実現する場合と、(b)ソフトウエアで実現する場合の構成例である。図2で説明した検出部55は検出装置555である。さらに、A/D変換部53はA/D変換回路553であり、制御部54は制御回路554である。また、記憶部51、処理装置52の機能は、処理回路によって実現される。すなわち、制御装置50は、記憶部51が行う処理、及び処理装置52が行う後述の異常判定処理、正常時点灯処理、異常時点灯処理、点灯時間測定処理、LEDモジュール11の消灯を指示する処理、正常時書き込み処理、及び異常時書き込み処理を実行するための処理回路を備える。処理回路は、図4(a)のように専用のハードウエアによる処理回路501を用いて実施してもよい。もしくは、図4(b)のようにメモリ502に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、プロセッサともいう)503を用いてソフトウエアにより実施してもよい。
図4(a)のように処理回路が専用のハードウエアである場合は、処理回路501は、例えば単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサー、並列プログラム化したプロセッサー、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
図4(b)のように処理回路がCPU503である場合は、記憶部51、処理装置52の機能は、ソフトウエア、ファームウエア、またはこれらの組み合わせにより実現される。ソフトウエアまたはファームウエアはプログラムとして記述され、メモリ502に格納される。処理回路は、メモリ502に記録されたプログラムを読みだして実行することにより各部の機能を実現する。すなわち、制御装置50は、処理回路により実行されるとき、記憶部51が行う処理、及び処理装置52が行う後述の異常判定処理、正常時点灯処理、異常時点灯処理、点灯時間測定処理、LEDモジュール11の消灯を指示する処理、正常時書き込み処理、及び異常時書き込み処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ502を備える。
これらのプログラムは、記憶部51、処理装置52の手順または方法をコンピュータに実行させるためのものであるともいえる。ここで、メモリ502とは、例えばRAM、ROM、フラッシュメモリなどの揮発性または不揮発性の半導体メモリ、または磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、DVDなどが該当する。
以上説明したように、制御装置50の機能は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウェア、またはこれらの組合せにより実現される。
図5は、本開示の実施の形態1に係る、制御装置50が行う処理のタイミングチャートである。
制御装置50の記憶部51には、演算プログラム及び演算に用いられる各種データ以外に、点滅検出時間Aと点滅復帰時間Bを記憶させておく。ここで、点滅検出時間Aは、光源が点滅などの異常動作をしていないかを判定するために用いる値であり、防犯灯としての光源が通常点灯する期間より充分短い時間に設定しておく。また点滅復帰時間Bは、光源が異常動作をしたと判定された場合に、次回点灯を許可するまでの時間であり、光源が異常動作していると感じない程度に、長い時間に設定しておく。
まず、上段の正常動作時について説明する。
周囲が暗くなると、照度センサユニット61内部の照度センサ611が反応し、商用電源の電圧が点灯装置12に入力される。それにより、入力電圧検出回路2における電圧の発生が制御装置50の検出部55で検出される。これに伴い、制御装置50はLEDモジュール11の点灯指示を行う。
LEDモジュール11が正常に点灯を開始すると、制御装置50の内部タイマーがカウントを開始する。
周囲が明るくなると、照度センサユニット61内部の照度センサ611が反応し、商用電源が点灯装置12から電気的に切り離される。それにより、入力電圧検出回路2における電圧が検出部55で検出できなくなる。これに伴い、制御装置50はLEDモジュール11の消灯を指示する。
制御装置50は、消灯指示と同タイミングで内部タイマーのカウントを停止しする。これにより、LEDモジュール11が点灯した時間(以降、点灯時間αと称する)を測定することができる。なお、以降では、制御装置50がLEDモジュール11の点灯時間を測定する処理を点灯時間測定処理と称する。
さらに、制御装置50は、点灯時間測定処理により測定された点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いかを比較する。点滅検出時間Aは、防犯灯としての光源が通常点灯する期間より充分短い時間に設定しているため、照度センサ611が正常に動作している場合は、点灯時間αの方が点滅検出時間Aよりも長くなる。
点灯時間αの方が長い場合には、制御装置50は、正常であることを示すデータを記憶部51に書込む処理(以降、正常時書き込み処理と称する)を実行する。
再度周囲が暗くなると、照度センサユニット61内部の照度センサが反応し、商用電源の電圧が点灯装置12に入力される。それに伴い、制御装置50は、前回LEDモジュール11が点灯していた際の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いか否かを判定する処理(以降、異常判定処理と称する)を行う。異常判定処理において、前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長い場合は、LEDモジュール11の点灯を直ちに指示する処理(以降、正常時点灯処理と称する)を行う。
次に、下段の異常動作時について説明する。
上段の説明と同様に、周囲が暗くなると、照度センサユニット61内部の照度センサ611が反応し、商用電源の電圧が点灯装置12に入力される。これに伴い、制御装置50はLEDモジュール11の点灯指示を行う。
LEDモジュール11が点灯を開始すると、制御装置50の内部タイマーがカウントを開始し、点灯時間測定処理を開始する。
ところが、照度センサ611がLEDモジュール11の明るさを誤検知してしまった場合、また周辺の樹木が風に揺れるのを誤検知してしまった等の場合には、商用電源と点灯装置12の電気的な接続がすぐに切り離される。それにより、入力電圧検出回路2における電圧が検出部55で検出できなくなる。これに伴い、制御装置50はLEDモジュール11の消灯を指示する。
制御装置50は、消灯指示のタイミングで内部タイマーのカウントを停止する。
さらに制御装置50は、点灯時間測定処理により測定された点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いかを比較する。点滅検出時間Aは、LEDモジュール11が通常点灯する時間より充分短い時間に設定しているが、照度センサ611の誤検知によりすぐに消灯した場合は点灯時間αの方が点滅検出時間Aよりも短くなる。
点滅検出時間Aよりも点灯時間αの方が短い場合には、制御装置50は異常であることを示すデータを記憶部51に書込む処理(以降、異常時書き込み処理と称する)を実行する。
再度周囲が暗くなると、照度センサユニット61内部の照度センサ611が反応し、商用電源の電圧が点灯装置12に入力される。それにより、入力電圧検出回路2における電圧の発生が検出部55で検出される。それに伴い、制御装置50は、異常判定処理を実行する。異常判定処理において、前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも短い場合は、制御装置50は直ちにLEDモジュール11の点灯を指示せず、点滅復帰時間B経過後に点灯を指示する処理(以降、異常時点灯処理と称する)を実行する。
以上説明したように、防犯灯システム100においては、照度センサユニット61が出力した電圧を検出した際に、前回の点灯時間αと点滅検出時間Aを比較し、前回の点灯が正常であったか否かを判定する。前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも短く、照度センサ611が誤検知したと判定した場合は、照度センサユニット61が出力した電圧を検出しても次の点灯を直ちに行わない。これにより、照度センサ611の誤検知による光源の点灯を防ぐことができる。
また、防犯灯システム100においては、点滅復帰時間Bを設定することで、照度センサ611が誤検知してしまった場合でも、点滅復帰時間B経過後には点灯を復帰することができる。これにより、誤検知した場合でも最低限の防犯灯を確保することができる。
図6は、本開示の実施の形態1に係る、制御装置が行う処理のフローチャートである。まず、制御装置50が処理を開始する(ステップS601)。ただしステップS601の時点において、LEDモジュール11は消灯状態にあるとする。つぎに、入力電圧検出回路2における電圧の発生が検出部55で検出されたかを判定する処理を行う(ステップS602)。検出が認められる場合、処理装置52が、異常判定処理を実行する(ステップS603)。すなわち、前回LEDモジュール11が点灯していた際の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いか否かを判定する。前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長い場合は、処理装置52が、正常時点灯処理を実行する(ステップS604)。一方、前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも短い場合は、処理装置52が、異常時点灯処理を実行する(ステップS605)。
さらに、処理装置52が、点灯時間測定処理を実行する(ステップS606)。つぎに、入力電圧検出回路2における電圧が検出部55で検出されたかを判定する処理を行う(ステップS607)。検出が認められない場合、処理装置52が、LEDモジュール11の消灯を指示する(ステップS608)。ステップS608まで進んだ後はステップS602に戻り、フローを続行する。
以上説明したように、制御装置50は異常判定処理の判定結果に応じてLEDモジュール11の点灯指示を行う。また点灯開始に伴い点灯時間測定処理を実行し、点灯時間αを測定する。これにより、照度センサ611の誤検知に対処しながら継続して点灯制御を行うことができる。
〈変形例〉
なお、ステップS603の異常判定処理においては、前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いか否かを比較し、比較の結果に応じて上述の正常時書き込み処理、もしくは異常時書き込み処理を含んでいてもよい。これにより、異常判定処理は、記憶部51に書き込んだデータを参照することで遂行することができる。なお、このフローチャートは、図7で説明する。
図7は、本開示の実施の形態1に係る、制御装置が行う処理の変形例を示したフローチャートである。図7は、ステップS603を除くステップS608までは図6と共通である。一方、ステップS603において、処理装置52が、点灯時間測定処理により測定された前回の点灯時間αが点滅検出時間Aよりも長いかを比較する処理を行う(ステップS701)。点灯時間αの方が点滅検出時間Aよりも長い場合には、処理装置52が正常時書き込み処理を実行する(ステップS702)。一方、点灯時間αの方が点滅検出時間Aよりも短い場合には、処理装置52が異常時書き込み処理を実行する(ステップS703)。さらに、記憶部51に書き込んだデータが正常であることを示しているかを判定する処理を行う(ステップS704)。
このように、制御装置50は記憶部51に書き込んだデータを活用して異常判定処理を遂行することができる。
以上説明したように、本開示によれば、照度センサ611の補正が不要であり、照度センサ611の精度に左右されることなく光源の点灯制御が実現できる防犯灯システム100及び点灯装置12を提供することができる。
〈請求項で使用する用語との対応〉
本実施の形態において説明した点滅検出時間を、所定時間と称する。また、点滅復帰時間を復帰時間と称する。
入力フィルタ回路1;入力電圧検出回路2;直流電源回路3;バックコンバータ回路4;LEDモジュール11;点灯装置12;抵抗21;抵抗22;ヒューズ25;コンデンサ26;ダイオードブリッジ27;制御回路30;コンデンサ31;スイッチング素子32;インダクタ33;ダイオード34;電解コンデンサ35;抵抗36;抵抗37;制御回路40;スイッチング素子41;ダイオード42;コンデンサ43;センス抵抗44;抵抗45;抵抗46;制御装置50;記憶部51;処理装置52;A/D変換部53;制御部54;検出部55;照度センサユニット61;防犯灯システム100;ダイオード601;抵抗602;抵抗603;抵抗604;抵抗605;抵抗606;抵抗607;抵抗608;ツェナーダイオード609;電解コンデンサ610;照度センサ611;アンプ612;スイッチング素子613;リレー614;スイッチング素子615;処理回路501;メモリ502;CPU503;A/D変換回路553;制御回路554;検出装置555

Claims (3)

  1. 照度センサが測定した周囲の照度に基づき光源を点灯する防犯灯システムであって、
    前記光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
    照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
    前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
    前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源を点灯する異常時点灯処理と、
    を実行するように構成される防犯灯システム。
  2. 記憶部をさらに備え、
    前記異常判定処理においては、
    前記光源が前回点灯していた際の前記点灯時間が前記所定時間よりも長い場合は、前記記憶部に正常であることを示すデータを書き込む正常時書き込み処理を実行し、
    前記光源が前回点灯していた際の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記記憶部に異常であることを示すデータを書き込む異常時書き込み処理を実行し、
    前記データを用いて前記判定を実行するように構成される、請求項1に記載の防犯灯システム。
  3. 光源と照度センサとともに用いる点灯装置であって、
    光源の点灯時間を測定する点灯時間測定処理と、
    照度センサからの点灯指令を受け付ける処理と、
    前記点灯指令を受け付けた場合に、前記光源が前回点灯していた際の点灯時間が所定時間よりも長いか否かを判定する異常判定処理と、
    前記異常判定処理において、前記光源の前記点灯時間が前記所定時間よりも短い場合は、前記点灯指令を受けつけてから復帰時間経過後に前記光源の点灯を指示する異常時点灯処理と、
    を実行するように構成される点灯装置。
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