JP2024060414A - 光センシング装置、光センシングシステム及び光センシング方法 - Google Patents

光センシング装置、光センシングシステム及び光センシング方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2024060414000001
【課題】より効率よく点検対象の異常を検出することが可能な光センシングシステム等を提供する。
【解決手段】光センシング装置は、レーザ光を照射する光源から第1の領域内の複数の第1の位置に照射された第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得する第1の点群データ取得手段と、第1の点群データを用いて、第1の領域のうちの第1の物体に対応する第2の領域を特定する領域特定手段と、第2の領域に対応する複数の第2の位置に光源から第2のレーザ光を照射させることにより、第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光に基づいて第1の物体に対応する第2の点群データを取得する第2点群データ取得手段と、第2の点群データを用いて、第1の物体の異常を検出する第1の異常検出手段と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、たとえば、光を用いたセンシングにより異常を検出する光センシング装置等に関する。
一般的にLiDAR(light detection and ranging)と呼ばれる技術を用いたシステムは、ターゲットとの距離を計測し、ターゲットの形状を3次元空間で表現する点群データに変換することができる。当該点群データは、対象の構造物の物理的な表面形状の測量に用いられる。
特許文献1には、進路前方にレーザを照射して反射光を計測する光計測部と、光計測部の計測結果に基づいて進路前方の障害物の有無を判定する処理部とを備える監視装置が開示されている。特許文献1に記載の技術において、処理部は、車両の移動速度と進路の形状とに応じて、光計測部の走査範囲及び走査配置を設定する。
また、特許文献2には、レーザ光により走査される被走査領域のサイズ及び被走査領域に対してレーザ光を送信する点の密度を変えるように走査素子を制御する制御部が開示されている。
特開2020-203634号 特開2018-180181号
例えば線路や建物に用いられる鋼材(例えばH形鋼)等をLiDARにより点検する際、これらの点検対象は、構造物の骨組みや電車走行のレールといった重要な役割を担うため、LiDARシステムは、効率よく点検対象の異常を検出する必要がある。しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、障害物の有無を検出できたとしても、点検対象の異常を検出することは困難であった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、効率よく点検対象の異常を検出することが可能な光センシング装置等を提供することである。
本発明の光センシング装置は、
レーザ光を照射する光源から第1の領域内の複数の第1の位置に照射された第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得する第1の点群データ取得手段と、
前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定する領域特定手段と、
前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に前記光源から第2のレーザ光を照射させることにより、前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得する第2点群データ取得手段と、
前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する第1の異常検出手段と、
を備える。
本発明の光センシングシステムは、
第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する光照射手段と、
前記第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する光受光手段と、
前記第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得する第1の点群データ取得手段と、
前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定する領域特定手段と、
第2の点群データ取得手段と第1の異常検出手段と、を備え、
前記光照射手段は、前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射し、
前記光受光手段は、前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光し、
前記第2の点群データ取得手段は、前記第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得し、
前記第1の異常検出手段は、前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する。
本発明の光センシング方法は、
第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射し、
前記第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光し、
前記第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得し、
前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定し、
前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射し、
前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光し、
前記第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得し、
前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する。
本発明によれば、効率よく点検対象の異常を検出することが可能な検出システム等を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態における光センシング装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における光センシング装置の詳細を示す図である。 本発明の第1の実施形態における光センシング装置の詳細を示す図である。 本発明の第1の実施形態における光センシング装置の詳細を示す図である。 本発明の第1の実施形態における光センシング装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の変形例の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における光センシングシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における光センシングシステムの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1、第2の実施形態における光センシング装置等を実現する情報処理装置の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
第1の実施形態における光センシング装置1について、図1、図2、図3、図4及び図5に基づき説明する。図1は、光センシング装置1の構成例を示すブロック図である。図2、図3及び図4は、光センシング装置1の詳細を説明するための図である。図5は、光センシング装置1の動作例を説明するためのフローチャート図である。
光センシング装置1の構成について説明する。光センシング装置1は、光源部10及び制御部20を備える。なお、図1において、光源部10及び制御部20は一体に設けられているが、別体であっても良い。この場合、制御部20のみが光センシング装置1に含まれ、光源部10は光センシング装置1に含まれない。光源部10及び制御部20は、不図示の通信手段により互いに通信可能である。
光源部10は、光照射手段11及び光受光手段13を備える。例えば、光源部10は、静止物に取り付けられる。静止物とは、例えば地面や建造物である。
光照射手段11は、第1の領域300内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する。具体的には、レーザ光は、パルス状のレーザ光である。例えば、光照射手段11は、図2、図3及び図4に示されるように、光源部10に設けられた光入出力端OIからレーザ光を照射する。これにより、照射されたレーザ光は、光路OPに沿って伝搬し、第1の領域300内に存在する第1の物体410の反射点RPに入射する。光路OPは、光入出力端OIと反射点RPとを結ぶ線分である。
また、図2、図3及び図4に示されるように、第1の領域300内には、第1の物体410及び第2の物体420が配置される。光照射手段11は第1の領域300内に第1のレーザ光を照射するため、第1のレーザ光は、第1の物体410及び第2の物体420の両方に入射する。すなわち、第1のレーザ光が照射される複数の第1の位置は、第1の物体410及び第2の物体420が配置される位置を含む。
ここで、第1の物体410は、鉄道線路の軌道である。また図2,図3及び図4に示されるように第1の物体410の下には第2の物体420が設けられている。第2の物体420は、例えば鉄道線路の路盤である。また、第1の物体410は、鉄道線路の軌道を含む。また、第2の物体420は、鉄道線路の路盤を含む。
また、光受光手段13は、第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する。具体的には光受光手段13は、第1の領域300内の第1の位置で反射された第1のレーザ反射光を受光する。例えば、光受光手段13は、図2、図3及び図4の例においては、第1の物体410上の反射点RPからのレーザ反射光を、光路OP及び光入出力端OIを介して受光する。また、後述のように光源部10がレーザ光を照射する方向を変化させることで、光受光手段13は、異なる反射点RPからのレーザ反射光を受光することができる。
次に制御部20について説明する。図1に示されるように制御部20は、第1の点群データ取得手段21、領域特定手段22、第2の点群データ取得手段23及び第1の異常検出手段24を備える。
第1の点群データ取得手段21について説明する。第1の点群データ取得手段21は、光受光手段13が受光した第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域300の3次元モデルを示す第1の点群データを生成する。3次元モデルとは、x軸の座標、y軸の座標及びz軸の座標によって位置が一意に定まる点の集合体である。第1の領域300内には第1の物体410及び第2の物体420が設けられているため、第1の点群データは、第1の物体410及び第2の物体420を示す点群を含む。すなわち、第1の点群データ取得手段21は、第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域300に含まれる第1の物体410及び第2の物体420に対応する第1の点群データを取得する。
ここで、図2、図3及び図4を用いて、点群データの生成方法の詳細を説明する。図2は、x軸、y軸及びz軸によって、光源部10と第1の領域300の位置関係を示すものである。また、図3は、z軸及びa軸によって、光源部10と第1の領域300の位置関係を示すものである。a軸は、光路OPをxy平面上に正射影することによって得られる。
光源部10が図2に示されるα方向(xy平面に対する上下方向)に沿って傾くことにより、光照射手段11は、図3に示されるように、任意の角度θ1でレーザ光を照射できる。例えば、角度θ1とは、図3に示されるように、レーザ光の光入出力端OIから鉛直下向きに伸びる直線と、光路OPによって形成される角の角度である。第1の点群データ取得手段21は、不図示のジャイロセンサなどにより、角度θ1を検出できる。
3次元モデルに含まれる反射点RPのz座標を特定する際、第1の点群データ取得手段21は、光照射手段11によりレーザ光が照射されてから、光受光手段13によりレーザ反射光が受光されるまでの時間(以下、時間tとする)から光路OPの長さを求める。具体的には、光路OPの長さは、時間tに光速を乗じた値を2で除することにより求められる。第1の点群データ取得手段21は、光路OPの長さにcosθ1を乗じることで、レーザ光の光入出力端OIのz座標と、レーザ光の反射点RPのz座標との差(図3におけるH1)を算出できる。これにより、第1の点群データ取得手段21は、光入出力端OIに対する反射点RPのz軸上の相対位置を取得する。
更に、第1の点群データ取得手段21は、光路OPの長さにsinθ1を乗じることで、xy平面上に投影された光路OPの線分D1の長さを算出する。線分D1は、図4に示されるように、xy平面上において、レーザ光の光入出力端OIから反射点RPまでを結ぶ線分である。
光源部10が図2に示されるβ方向(xy平面に対して平行な方向)に沿って傾くことにより、光照射手段11は、任意の角度θ2でレーザ光を照射できる。例えば、角度θ2は、図4に示されるように、xy平面上に設定された基準線Lと、光路OPによって形成される角の角度である。第1の点群データ取得手段21は、不図示のジャイロセンサなどにより、角度θ2を検出できる。
第1の点群データ取得手段21は、線分D1の長さにsinθ2を乗じることで、光入出力端OIのx座標と反射点RPのx座標の差(図4におけるD2)を求める。また、第1の点群データ取得手段21は、線分D1の長さにcosθ2を乗じることで、光入出力端OIのy座標と反射点RPのy座標の差(図4におけるD3)を求める。これにより、第1の点群データ取得手段21は、光入出力端OIに対する反射点RPのx軸上の相対位置及びy軸上の相対位置を取得する。第1の点群データ取得手段21は、取得した各軸上の相対位置を、角度θ1及び角度θ2と対応付けて記憶する。
光源部10が角度θ1及び角度θ2の少なくとも一方を変化させることにより、レーザ光は異なる位置の反射点RPに入射する。光源部10は、予め定められた複数の角度θ1及び複数の角度θ2に従ってレーザ光を照射することにより、第1の領域300内の複数の反射点RPからの反射レーザ光を受光する。これにより、第1の点群データ取得手段21は、第1の領域300内の複数の反射点RPごとに、各軸上の相対位置を取得できる。第1の点群データ取得手段21は、反射点RPの光入出力端O1に対する相対位置に基づいて、複数の反射点RPを3次元モデル上にプロットすることにより、点群データを生成する。
第1の点群データ取得手段21は、前述の方法で第1の点群データを生成する。この際、第1の点群データは、第1の領域300内に照射される第1のレーザ反射光に基づいて第1の点群データを生成する。第1の領域300内には第1の物体410及び第2の物体420が配置されているため、第1の点群データ取得手段21は、第1の物体410及び第2の物体420に対応する第1の点群データを取得する。
領域特定手段22は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第1の物体410に対応する第2の領域500を特定する。領域特定手段22は、第1の物体410の形状に対応する点群データである基準点群データを有するものとする。領域特定手段22は、第1の点群データのうち、基準点群データと形状が一致する領域を第2の領域500として特定する。例えば、第1の物体410が鉄道線路の軌道である場合、領域特定手段22は、鉄道線路に用いられているH形の鋼材の形状を示す点群データを、基準点群データとして予め記憶している。なお、領域特定手段22は、第1の点群データのうち、基準点群データと形状が完全に一致している領域でなく、ある程度類似している領域を第2の領域500として特定してもよい。
領域特定手段22は、第2の領域500に含まれる複数の反射点RPに対応づけられた角度θ1の範囲及び角度θ2の範囲を第1の点群データ取得手段21から取得して、第2の点群データ取得手段23に出力する。
第2の点群データ取得手段23は、第2の領域500に含まれる複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射するように、光照射手段11に対して指示を出す。具体的には、第2の点群データ取得手段23は、第2の領域500に含まれる反射点RPに対応する角度θ1及び角度θ2の範囲内で光源部10を傾かせる。これにより、光源部10は、第1の領域300のうち、第1の物体410に対応する第2の領域500内にレーザ光を照射する。以上のように、光照射手段11は、第2の領域500に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射する。
さらに、光受光手段13は、第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光する。第2の点群データ取得手段23は、第2のレーザ反射光に基づいて第1の物体410に対応する第2の点群データを取得する。第2の点群データ取得手段23は、第1の点群データ取得手段21が第1の点群データを取得する方法と同様の方法により、第2の点群データを取得する。
前述のように、第1の物体410が鉄道線路の軌道であり、第2の物体420が鉄道線路の路盤である場合、第1の物体410は、第2の物体420よりも歪みが生じやすい。光センシング装置1によれば、第2の点群データ取得手段23は、第1の物体410に対応する第2の領域500で反射したレーザ反射光に基づいて生成された第2の点群データを取得できる。そのため、光センシング装置1は、第2の点群データに基づいて、第1の物体410を第2の物体420よりも優先して監視することができる。
なお、第2の領域500内にレーザ光を照射する場合の光源部10の単位時間当たりの傾く角度は、第1の領域300内にレーザ光を照射する場合の光源部10の単位時間当たりの傾く角度よりも小さいことが好ましい。この場合、第2の位置の各々の間の距離は、第1の位置の各々の間の距離よりも短い。そのため、第2の点群データ取得手段23は、第1の点群データ取得手段21が取得した第1の点群データよりも精密な第2の点群データを取得することができる。
第1の異常検出手段24は、第2の点群データを用いて、第1の物体410の異常を検出する。例えば、第1の異常検出手段24は、第2の点群データ取得手段23が第1の期間に取得した第2の点群データAと、第1の期間よりも後の第2の期間に取得した第2の点群データBとを比較する。第1の異常検出手段24は、第2の点群データAと第2の点群データBとの差分が閾値を超えている場合に、第1の物体410の異常を検出する。
次に、図5を用いて、光センシング装置1の動作例を説明する。
光源部10は、レーザ光の照射角を調整する(S101)。例えば、光源部10は、図3に示される角度θ1及び図4に示される角度θ2を所定の角度に調整する。
光源部10の光照射手段11は、レーザ光を照射する(S102)。これにより、レーザ光は、第1の領域300内の反射点RPで反射される。
光源部10の光受光手段13は、レーザ反射光を受光する(S103)。この際、制御部20に備えられた不図示のメモリには、レーザ光が照射されてから反射レーザ光が受光されるまでの時間tが、レーザ光の照射角に対応づけられて記憶される。なお、この際、光源部10は、時間tに加えて、反射レーザ光の強度を記憶してもよい。
光源部10は、予め定められた角度の範囲で、レーザ光が照射されたかどうかを判断する(S104)。
予め定められた角度の範囲でレーザ光が照射されていない場合(S104のNo)、光源部10は、レーザ光の照射角を調整する(S101)。例えば、光源部10は、図3に示される角度θ1及び図4に示される角度θ2の少なくとも一方を変化させる。
予め定められた角度の範囲でレーザ光が照射された場合(S104のYes)、第1の点群データ取得手段21は点群データを取得する(S105)。具体的には、第1の点群データ取得手段21は、前述の方法で第1の点群データを生成する。
領域特定手段22は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第1の物体410に対応する第2の領域500を特定する(S106)。例えば、領域特定手段22は、第1の点群データのうち、基準点群データと形状が一致する領域を第2の領域500として特定する。この際、領域特定手段22は、第2の領域500に含まれる複数の反射点RPに対応づけられた角度θ1の範囲及び角度θ2の範囲を第1の点群データ取得手段21から取得して、第2の点群データ取得手段23に出力する。
第2の点群データ取得手段23は、光源部10にS101~S103の処理を行わせる(S107)。第2の点群データ取得手段23は、第2の領域500に対応付けられた角度の範囲で、レーザ光が照射されたかどうかを判断する(S108)。
予め定められた角度の範囲でレーザ光が照射されていない場合(S108のNo)、光源部10は、レーザ光の照射角を調整してS107の処理を行わせる。。例えば、光源部10は、第2の領域500に対応付けられた範囲内で角度θ1及び角度θ2の少なくとも一方を変化させる。
第2の領域500に対応付けられた範囲内でレーザ光が照射された場合(S108のYes)、第2の点群データ取得手段23は第2の点群データを取得する(S109)。具体的には、第2の点群データ取得手段23は、第1の点群データ取得手段21が第1の点群データを取得する方法と同様の方法により、第2の点群データを取得する。
第2の点群データ取得手段23は、所定時間が経過したかどうかを判断する(S110)。所定時間とは例えば10分である。所定時間が経過した場合、光センシング装置1は、第2の点群データ取得手段23は、S107~S109の処理を行う(S111)。
第1の異常検出手段24は、S109の処理で取得された第2の点群データと、S11の処理内で取得された第2の点群データとを比較し、第1の物体410の異常の有無を判断する(S112)。第1の異常検出手段24は、二つの第2の点群データ間の差分が閾値を超えている場合、第1の物体410に異常が生じていると判断する。また、第1の異常検出手段24は、二つの第2の点群データ間の差分が閾値を超えていない場合、第1の物体410に異常が生じていないと判断する。
以上のように光センシング装置1は、光照射手段11、光受光手段13、第1の点群データ取得手段21、領域特定手段22、第2の点群データ取得手段23及び第1の異常検出手段24を備える。光照射手段11は、第1の領域300内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する。光受光手段13は、第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する。第1の点群データ取得手段21は、第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域300に含まれる第1の物体410及び第2の物体420に対応する第1の点群データを取得する。領域特定手段22は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第1の物体410に対応する第2の領域500を特定する。光照射手段11は、更に、第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射する。光受光手段13は、第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光する。第2の点群データ取得手段23は、第2のレーザ反射光に基づいて第1の物体410に対応する第2の点群データを取得する。第1の異常検出手段24は、第2の点群データを用いて、第1の物体410の異常を検出する。
上記のように、光センシング装置1において、第1の異常検出手段24は、点検対象である第1の物体410の異常を検出するために、第1の領域300のうち、第1の物体に対応する第2の点群データを用いる。第2の点群データは、第1の領域300に対応する第1の点群データよりもデータ量の少ないデータである。そのため、光センシング装置1は第1の点群データを用いる場合に比べて、より効率よく点検対象の異常を検出することができる。
なお、上記の光センシング装置1において、光源部10及び制御部20は別々に設けられている。しかし、これらは別々に設けられている必要はない。例えば、光センシング装置1は、光源部10及び制御部20が一体に設けられた光センシング装置であってもよい。
次に、図6を用いて、光センシング装置1Aについて説明する。光センシング装置1Aは、光センシング装置1の変形例である。光センシング装置1Aは、図6に示されるように、制御部20が、期間制御手段25、第2の異常検出手段26及び第3の異常検出手段を備える点で、光センシング装置1と相違する。
期間制御手段25は、車両が鉄道線路(第1の物体410)上を通過する第1の期間以外の第2の期間において、光源部10から第1のレーザ光及び第2のレーザ光を照射させる。具体的には、期間制御手段25は、第1の物体410である鉄道線路上を電車等の車両が通過する第1の期間を予め記憶している。期間制御手段25は、光源部10に対して、S101~S103の処理、S107の処理及びS111の処理を、前述の第1の期間以外の第2の期間に行うように指示する。
第1の物体410である鉄道線路上を車両が通過している間に、光照射手段11から第2の領域500に対してレーザ光を照射すると、光センシング装置1は、第1の物体410の形状を正確に示す第2の点群データを取得することが困難である。一方で、光センシング装置1Aは、期間制御手段25により、車両が鉄道線路(第1の物体410)上を通過する第1の期間以外の第2の期間においてレーザ光が照射されるため、第1の物体410の形状を正確に示す第2の点群データを取得することができる。
第2の異常検出手段26は、第1の点群データを用いて第2の物体420の異常を検出する。この場合、光センシング装置1Aは、S101~S112までの処理を少なくとも二回行うものとする。
第2の異常検出手段26は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第2の物体420に対応する第3の領域600を特定する。第2の異常検出手段26は、第2の物体420の形状に対応する点群データである第2の基準点群データを有するものとする。第2の異常検出手段26は、第1の点群データのうち、第2の基準点群データと形状が一致する領域を第3の領域600として特定する。
例えば、第2の物体420が鉄道線路の路盤である場合、第2の異常検出手段26は、鉄道線路の路盤に用いられてる木材の形状を示す点群データを、第2の基準点群データとして予め記憶している。なお、第2の異常検出手段26は、第1の点群データのうち、第2の基準点群データと形状が完全に一致している領域でなく、ある程度類似している領域を第3の領域600として特定してもよい。
第2の異常検出手段26は、一度目のS105の処理で取得した第1の点群データAと、二度目のS105の処理で取得した第1の点群データBとを比較して、第3の領域600として特定された部分の変化量を検出する。第2の異常検出手段26は、検出した変化量が閾値を超えていた場合に、第2の物体420の異常を検出する。
第3の異常検出手段27は、第1の点群データを用いて第1の物体410の異常を検出する。この場合、光センシング装置1Aは、S101~S112までの処理を少なくとも二回行うものとする。
領域特定手段22は、S106の処理により、第1の点群データを用いて第1の領域300のうちの第1の物体410に対応する第2の領域500を特定する。
第3の異常検出手段27は、一度目のS105の処理で取得した第1の点群データAと、二度目のS105の処理で取得した第1の点群データBとを比較して、第2の領域500として特定された部分の変化量を検出する。第3の異常検出手段27は、検出した変化量が閾値を超えていた場合に、第1の物体410の異常を検出する。
<第2の実施形態>
第2の実施形態における光センシングシステム2について、図7に基づき説明する。図7は、光センシングシステム2の構成例を示すブロック図である。
光センシングシステム2の構成について説明する。図8に示されるように、光センシングシステム2は、光照射手段11、光受光手段13、第1の点群データ取得手段21、領域特定手段22、第2の点群データ取得手段23及び第1の異常検出手段24を備える。
光照射手段11は、第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する。光受光手段13は、第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する。
第1の点群データ取得手段21は、第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域に含まれる第1の物体410及び第2の物体420に対応する第1の点群データを取得する。
領域特定手段22は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第1の物体に対応する第2の領域を特定する。
光照射手段11は、更に、第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射する。光受光手段13は、第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光する。
第2の点群データ取得手段23は、第2のレーザ反射光に基づいて第1の物体410に対応する第2の点群データを取得する。
第1の異常検出手段24は、第2の点群データを用いて、第1の物体410の異常を検出する。
次に、図8に基づいて、光センシングシステム2の動作について説明する。図8は、光センシングシステム2の動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される光センシング方法は、プログラムによって情報処理装置により実行されてもよい。
光照射手段11は、第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する(S201)。光受光手段13は、第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する(S202)。
第1の点群データ取得手段21は、第1のレーザ反射光に基づいて、第1の領域に含まれる第1の物体410及び第2の物体420に対応する第1の点群データを取得する(S203)。
領域特定手段22は、第1の点群データを用いて、第1の領域300のうちの第1の物体に対応する第2の領域を特定する(S204)。
光照射手段11は、更に、第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射する(S205)。光受光手段13は、第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光する(S206)。
第2の点群データ取得手段23は、第2のレーザ反射光に基づいて第1の物体410に対応する第2の点群データを取得する(S207)。
第1の異常検出手段24は、第2の点群データを用いて、第1の物体410の異常を検出する(S208)。
以上のように、光センシングシステム2において、第1の異常検出手段24は、点検対象である第1の物体410の異常を検出するために、第1の領域のうち、第1の物体に対応する第2の点群データを用いる。第2の点群データは、第1の領域に対応する第1の点群データよりもデータ量の少ないデータである。そのため、光センシングシステム2は第1の点群データを用いる場合に比べて、より効率よく点検対象の異常を検出することができる。
また、各装置又はシステムの各構成要素の一部又は全部は、例えば図9に示すような情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。図9は、光センシング装置1、光センシングシステム2等を実現する情報処理装置の一例を示す図である。情報処理装置2000は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)2001
・ROM(Read Only Memory)2002
・RAM(Random Access Memory)2003
・RAM2003にロードされるプログラム2004
・プログラム2004を格納する記憶装置2005
・記録媒体2006の読み書きを行うドライブ装置2007
・通信ネットワーク2009と接続する通信インターフェース2008
・データの入出力を行う入出力インターフェース2010
・各構成要素を接続するバス2011
各実施形態における各装置の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム2004をCPU2001が取得して実行することで実現される。各装置の各構成要素の機能を実現するプログラム2004は、例えば、予め記憶装置2005やRAM2003に格納されており、必要に応じてCPU2001が読み出す。なお、プログラム2004は、通信ネットワーク2009を介してCPU2001に供給されてもよいし、予め記録媒体2006に格納されており、ドライブ装置2007が当該プログラムを読み出してCPU2001に供給してもよい。
各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各装置は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、プロセッサ等を含む汎用または専用の回路 (circuitry)や、これらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップ によって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップ によって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各装置の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1A 光センシング装置
2 光センシングシステム
10 光源部
11 光照射手段
13 光受光手段
20 制御部
21 第1の点群データ取得手段
22 領域特定手段22
23 第2の点群データ取得手段
24 第1の異常検出手段
25 期間制御手段
26 第2の異常検出手段
27 第3の異常検出手段
300 第1の領域
410 第1の物体
420 第2の物体

Claims (21)

  1. レーザ光を照射する光源から第1の領域内の複数の第1の位置に照射された第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得する第1の点群データ取得手段と、
    前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定する領域特定手段と、
    前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に前記光源から第2のレーザ光を照射させることにより、前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得する第2の点群データ取得手段と、
    前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する第1の異常検出手段と、
    を備える光センシング装置。
  2. 前記第2の位置の各々の間の距離は前記第1の位置の各々の間の距離よりも短い、請求項1に記載の光センシング装置。
  3. 前記光源は静止物に取り付けられる請求項1又は2に記載の光センシング装置。
  4. 前記第1の物体は鉄道線路の軌道を含み、
    前記第2の物体は前記鉄道線路の路盤を含む、
    請求項1又は2に記載の光センシング装置。
  5. 車両が前記鉄道線路上を通過する第1の期間以外の第2の期間において、前記光源から前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を照射させる期間制御手段を更に備える、請求項4に記載の光センシング装置。
  6. 前記第1の点群データを用いて前記第2の物体の異常を検出する第2の異常検出手段を更に備える請求項1又は2に記載の光センシング装置。
  7. 前記第1の点群データを用いて前記第1の物体の異常を検出する第3の異常検出手段を更に備える請求項1又は2に記載の光センシング装置。
  8. 前記光源は、
    前記第1のレーザ光又は前記第2のレーザ光を照射する光照射手段と、
    前記第1のレーザ反射光又は前記第2のレーザ反射光を受光する光受光手段と、を備える請求項1又は2に記載の光センシング装置。
  9. 第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射する光照射手段と、
    前記第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光する光受光手段と、
    前記第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得する第1の点群データ取得手段と、
    前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定する領域特定手段と、
    第2の点群データ取得手段と第1の異常検出手段と、を備え、
    前記光照射手段は、前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射し、
    前記光受光手段は、前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光し、
    前記第2の点群データ取得手段は、前記第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得し、
    前記第1の異常検出手段は、前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する光センシングシステム。
  10. 前記第2の位置の各々の間の距離は前記第1の位置の各々の間の距離よりも短い、請求項9に記載の光センシングシステム。
  11. 前記光照射手段及び前記光受光手段は静止物に取り付けられる請求項9又は10に記載の光センシングシステム。
  12. 前記第1の物体は鉄道線路の軌道を含み、
    前記第2の物体は前記鉄道線路の路盤を含む、
    請求項9又は10に記載の光センシングシステム。
  13. 車両が前記鉄道線路上を通過する第1の期間以外の第2の期間において、前記光照射手段から前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を照射させる期間制御手段を更に備える、請求項12に記載の光センシングシステム。
  14. 前記第1の点群データを用いて前記第2の物体の異常を検出する第2の異常検出手段を更に備える請求項9又は10に記載の光センシングシステム。
  15. 前記第1の点群データを用いて前記第1の物体の異常を検出する第3の異常検出手段を更に備える請求項9又は10に記載の光センシングシステム。
  16. 第1の領域内の複数の第1の位置に第1のレーザ光を照射し、
    前記第1のレーザ光の反射光である第1のレーザ反射光を受光し、
    前記第1のレーザ反射光に基づいて、前記第1の領域に含まれる第1の物体及び第2の物体に対応する第1の点群データを取得し、
    前記第1の点群データを用いて、前記第1の領域のうちの前記第1の物体に対応する第2の領域を特定し、
    前記第2の領域に対応する複数の第2の位置に第2のレーザ光を照射し、
    前記第2のレーザ光の反射光である第2のレーザ反射光を受光し、
    前記第2のレーザ反射光に基づいて前記第1の物体に対応する第2の点群データを取得し、
    前記第2の点群データを用いて、前記第1の物体の異常を検出する、
    光センシング方法。
  17. 前記第2の位置の各々の間の距離は前記第1の位置の各々の間の距離よりも短い、請求項16に記載の光センシング方法。
  18. 前記第1の物体は鉄道線路の軌道を含み、
    前記第2の物体は前記鉄道線路の路盤を含む、
    請求項16又は17に記載の光センシング方法。
  19. 車両が前記鉄道線路上を通過する第1の期間以外の第2の期間において、前記光照射手段から前記第1のレーザ光及び前記第2のレーザ光を照射させる、請求項18に記載の光センシング方法。
  20. 前記第1の点群データを用いて前記第2の物体の異常を更に検出する請求項16又は17に記載の光センシング方法。
  21. 前記第1の点群データを用いて前記第1の物体の異常を更に検出する請求項16又は17に記載の光センシング方法。
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