JP2024057863A - プラズマ処理装置及び検出方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024057863000001
【課題】装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台の基板載置面に載置された基板の状態または載置台の基板載置面の状態と、載置台に載置されたエッジリングの状態と、の両方を検出するプラズマ処理装置及び検出方法を提供する。
【解決手段】基板Wに対しプラズマ処理を施すプラズマ処理装置1であって、基板を収容する処理容器100と、処理容器内に設けられ、基板が載置される基板載置面103aと、基板を囲むように配置されるエッジリングEが載置されるリング載置面103bと、を有する載置台101と、載置台の基板載置面にされた基板の状態または基板載置面の状態を検出する第1センサ150と、載置台のリング載置面にされたエッジリングの状態を検出する第2センサ160と、処理容器内に設けられ、第1センサ及び第2センサを保持する保持部170、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、プラズマ処理装置及び検出方法に関する。
特許文献1には、基板処理装置内の基板の周囲に載置される環状部材本体と、環状部材本体内に設けられ、環状部材本体の材料とは異なる異種材料から形成される異種材料部と、を有する環状部材と、異種材料に起因する生成物を検出する検出器と、を備える基板処理装置が開示されている。この基板処理装置は、さらに制御部を備え、上記検出器の検出値に基づいて、環状部材の消耗状態を判定する。
特開2021-40076号公報
本開示にかかる技術は、装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台の基板載置面に載置された基板の状態または載置台の基板載置面の状態と、載置台に載置されたエッジリングの状態と、の両方を検出することを可能にする。
本開示の一態様は、基板に対しプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前記基板を収容する処理容器と、前記処理容器内に設けられ、前記基板が載置される基板載置面と、前記基板を囲むように配置されるエッジリングが載置されるリング載置面と、を有する載置台と、前記載置台の前記基板載置面にされた前記基板の状態または前記基板載置面の状態を検出する第1センサと、前記載置台の前記リング載置面にされた前記エッジリングの状態を検出する第2センサと、前記処理容器内に設けられ、前記第1センサ及び前記第2センサを保持する保持部と、前記保持部を移動させることで、前記第1センサ及び前記第2センサを、前記載置台の上方の処理領域と、前記処理容器内において上面視で前記処理領域の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域との間で、移動させる移動機構と、を備える。
本開示によれば、装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台の基板載置面に載置された基板の状態または載置台の基板載置面の状態と、載置台に載置されたエッジリングの状態と、の両方を検出することができる。
本実施形態にかかるプラズマ処理装置の構成の概略を模式的に示す縦断面図であり、プラズマ処理時の様子を示している。 本実施形態にかかるプラズマ処理装置の構成の概略を模式的に示す縦断面図であり、エッジリング等の状態を検出する時の様子を示している。 図1のプラズマ処理装置の横断面図である。 静電チャックの部分拡大断面図である。 第1センサ及び第2センサを保持するアームを移動させる移動機構の他の例を説明するための図である。
半導体デバイスの製造プロセスでは、半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)等の基板に対して、プラズマを用いた基板処理等の基板処理すなわちプラズマ処理がプラズマ処理装置によって施される。このプラズマ処理は、減圧された処理容器内の載置台に基板が載置された状態で行われる。
基板の中央部と周縁部とで良好且つ均一なプラズマ処理結果を得ること等を目的として、載置台上の基板の周囲を囲むように、フォーカスリング、エッジリング等と称される平面視環状の部材(以下、「エッジリング」という。)が基板支持台に載置されることがある。
このエッジリングは、プラズマに晒されることによりエッチングされ消耗する。エッジリングが消耗すると、適切なプラズマ処理結果が得られないことがある。具体的には、エッジリングが消耗すると、プラズマのシース形状が変化し、その結果、適切なプラズマ処理結果が得られないことがある。そのため、エッジリングを適切なタイミングで交換できるよう、エッジリングの状態を検出するセンサを用い、センサの検出結果(例えばセンサからエッジリングまでの距離の検出結果)からエッジリングの消耗度を推定することが、従来行われている。
また、プラズマ処理装置において、プラズマ処理後の基板のエッチング対象膜の厚さ等といった載置台の基板載置面に載置された基板の状態、または、載置台の基板載置面上のパーティクルの有無等といった基板載置面の状態を、検出できれば有用である。
しかし、載置台の基板載置面に載置された基板の状態または載置台の基板載置面の状態を検出するセンサと、載置台に載置されたエッジリングの状態を検出するセンサと、の両方を単純に設けると、装置の大型化や高コスト化を招いてしまう。
そこで、本開示にかかる技術は、装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台の基板載置面に載置された基板の状態または載置台の基板載置面の状態と、載置台に載置されたエッジリングの状態と、を検出することを可能にする。
以下、本実施形態にかかるプラズマ処理装置及び検出方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<プラズマ処理装置>
図1及び図2は、本実施形態にかかるプラズマ処理装置の構成の概略を模式的に示す縦断面図である。図1は、プラズマ処理時の様子を示し、図2は、エッジリング等の状態を検出する時の様子を示している。また、図3は、図1のプラズマ処理装置の横断面図である。図4は、後述の静電チャックの部分拡大断面図である。
図1~図3のプラズマ処理装置1は、基板としてのウェハWの表面の膜をエッチングするものであり、具体的には、ウェハWの表面を逆スパッタによりクリーニングするものである。より具体的には、プラズマ処理装置1は、PVDやCVD等の成膜処理に対する前処理として、ウェハWの表面に形成された自然酸化膜の除去を行う。
プラズマ処理装置1は、図1及び図2に示すように、処理容器100、ガス供給部110、RF(Radio Frequency:高周波)電力供給部120及び排気システム130を備える。
処理容器100は、内部が減圧可能に構成された容器であり、ウェハWを収容する。処理容器100は、例えばアルミニウム等の導電性材料で形成されている。また、処理容器100は接地されている。
処理容器100の側壁には、ウェハWの搬入出口(図示せず)が設けられており、この搬入出口には、当該搬入出口を開閉するゲートバルブが設けられている。
処理容器100内には、ウェハWを支持する載置台101が設けられている。載置台101は、例えば、下部電極102、静電チャック103及び絶縁体104を含む。また、載置台101は、エッジリングEも支持するように構成されている。載置台101は、その構成部材として、エッジリングEを含んでもよいし、含まなくてもよい。
下部電極102は、例えばアルミニウム等の導電性材料で形成されている。
静電チャック103は、下部電極102上に設けられ、ウェハWを静電力により吸着保持する。静電チャック103は、例えば、中央部の上面103aが周縁部の上面103bに比べて高く形成されている。一実施形態において、静電チャック103の中央部の上面103aは、ウェハWが載置される基板載置面としてのウェハ載置面となり、静電チャック103の周縁部の上面103bは、エッジリングEが載置されるリング載置面となる。
エッジリングEは、平面視環状(具体的には平面視円環状)の部材であり、静電チャック103の中央部の上面103aに載置されたウェハWを囲むように配置され、例えばプラズマ処理(本例ではプラズマを用いた逆スパッタリング処理)の均一性を向上させるために設けられる。エッジリングEの材料には、例えばシリコンが用いられる。
静電チャック103の中央部の上面103aには、図4に示すように、複数の凸部103cが設けられていてもよい。これにより、静電チャック103へウェハWを静電吸着するための、静電チャック103への電圧印加を中止したときに、残留吸着力によってウェハWが静電チャック103に吸着され続けるのを防止することができる。複数の凸部103cは例えば等間隔で設けられる。凸部103cは、例えば、直径が300μm~500μmであり高さが5μm~30μmの円柱状に形成されている。
図1及び図2に示すように、絶縁体104は、下部電極102を支持する。絶縁体104は、例えば、下部電極102の外径と同等の外径を有する円筒状の部材であり、セラミック等で形成され、下部電極102の周縁側を支持する。
また、載置台101に対しては、載置台101とプラズマ処理装置1の外部との間でウェハWを受け渡すための昇降ピン(図示せず)が設けられている。昇降ピンは、静電チャック103の中央部の上面103aから突没するように昇降する。
ガス供給部110は、1以上のガス供給源111及び1以上の流量制御器112を含み、ガス導入管113に接続されている。ガス供給部110は、例えば、1以上の処理ガスを、それぞれに対応するガス供給源111から、それぞれに対応する流量制御器112及びガス導入管113を介して、処理容器100内に供給するように構成される。
RF電力供給部120は、例えば、RF生成部121及び整合回路122を含む。RF生成部121は、整合回路122を介して下部電極102に接続され、RF電力を生成し下部電極102に供給する。整合回路122は、RF生成部121の出力インピーダンスと負荷(下部電極102)側の入力インピーダンスを整合させるための回路を有している。
RF電力供給部120が供給したRF電力により、処理容器100内に供給された処理ガスから、プラズマが生成される。すなわち、RF電力供給部120は、処理容器100内にプラズマを生成するプラズマ生成部の少なくとも一部として機能し得る。
排気システム130は、処理容器100内を排気するものであり、真空ポンプ(図示せず)を有する。排気システム130は、一端が処理容器100に接続された排気管131の他端に接続されている。
さらに、プラズマ処理装置1は、シールド部材140を含む。
シールド部材140は、処理容器100内における載置台101の上方に設けられ、プラズマ処理中に発生した粒子が処理容器100の内壁に付着することを防止するためのものである。また、シールド部材140は、載置台101との間に処理空間Kを形成する。
このシールド部材140は、例えば、上部シールド141と下部シールド142とを有する。
上部シールド141は、例えば、固定部材(図示せず)を介して、処理容器100内における載置台101の上方に固定されている。また、上部シールド141は、有蓋円筒状に形成されており、下方に突出する円環状の突出部143がその周縁部に沿って形成されている。また、突出部143には、当該突出部143に沿って、円環状の凹部144が形成されている。凹部144は、上方に凹むように形成されている。
下部シールド142は、昇降機構(図示せず)により、処理容器100内において昇降可能に構成されている。この下部シールド142は、本体部145と凸部146とを有する。本体部145は、外径が上部シールド141と略同一の円環状に形成されている。凸部146は、本体部145に沿った円環状に形成され、且つ、本体部145の上面における上部シールド141の凹部144に対応する位置に、上方に突出するように形成されている。
下部シールド142が図1に示す下方の処理位置にある場合には、下部シールド142の凸部146の上端のみが上部シールド141の凹部144に挿入された状態となり、載置台101とシールド部材140との間に処理空間Kが形成される。一方、下部シールド142が図2に示す上方の搬送位置にある場合には、載置台101と下部シールド142の下端との間には、隙間が形成され、この隙間を介して、載置台101に対するウェハWの搬入や、載置台101の上方への後述する第1センサ150及び第2センサ160の移動が行われる。なお、下部シールド142が搬送位置にある場合には、下部シールド142の凸部146の略全体が上部シールド141の凹部144に挿入された状態となる。
さらにまた、プラズマ処理装置1は、第1センサ150、第2センサ160、保持部としてのアーム170及び移動機構180を含む。
第1センサ150は、静電チャック103の中央部の上面(以下、ウェハ載置面)103aに載置されたウェハWの状態を検出するものであり、処理容器100内に設けられている。第1センサ150は、ウェハWの状態として、例えば、ウェハWの表面に形成された膜の厚さを検出し、より具体的には、ウェハWの表面の自然酸化膜の厚さを検出する。また、第1センサ150は、ウェハWの表面の自然酸化膜等の厚さを、例えば、光を用いて非接触で検出し、具体的には反射型分光法により検出する。
第2センサ160は、静電チャック103の周縁部の上面(以下、リング載置面)103bに載置されたエッジリングEの状態を検出するものであり、処理容器100内に設けられている。第2センサ160は、エッジリングEの状態として、例えば、エッジリングEの消耗量に関する情報を検出し、具体的には、上記消耗量に対応する、当該第2センサ160からエッジリングEまでの距離を検出する。また、第2センサ160は、エッジリングEまでの距離を、例えば、光を用いて非接触で検出し、具体的には、例えば光干渉方式により検出する。
アーム170は、第1センサ150及び第2センサ160を保持するものであり、処理容器100内に設けられている。アーム170は、例えば、第1センサ150を保持する第1アーム171と、第2センサ160を保持する第2アーム172と、を有する。
第1アーム171及び第2アーム172はそれぞれ、内部が空洞の直方体状に形成されており、図3に示すように、載置台101の中心(具体的には静電チャック103の中心)に向けて延びるように設けられている。また、第1アーム171及び第2アーム172の内部の空洞部はそれぞれ大気圧に保持される。図1及び図2に示すように、第1アーム171は、第2アーム172に下方から支持されている。一実施形態において、第1アーム171は、第2アーム172と一直線に並ぶように当該第2アーム172に下方から支持され固定されている。
第1アーム171の先端側における内部の空洞には、第1センサ150が固定されている。また、第1アーム171は、第1センサ150に対応する部分に、第1センサ150での検出用の光を透過する光学窓173が設けられている。具体的には、第1アーム171の下部における第1センサ150に対応する位置に開口(図示せず)が形成されており、この開口が光学窓173により封止されている。第1アーム171の基端側は、例えば第2アーム172に固定されている。
第2アーム172の先端側における内部の空洞には、第2センサ160が固定されている。また、第2アーム172は、第2センサ160に対応する部分に、第2センサ160での検出用の光を透過する光学窓174が設けられている。具体的には、第2アーム172の下部における第2センサ160に対応する位置に開口(図示せず)が形成されており、この開口が光学窓174により封止されている。また、第2アーム172は、例えば第2アーム172の延びる方向に移動自在に、移動機構180の後述のガイド部材182に固定されている。なお、第2アーム172の内部の空洞と第1アーム171の空洞部とは連通している。
第1アーム171及び第2アーム172は、その先端が垂れるのを抑制するため、例えば、その厚さが10mm以下であることが好ましい。
光学窓173、174の材料には、例えば、石英(透過波長は例えば165~2600nm)またはフッ化バリウム(透過波長は例えば150~1300nm)を用いることができる。
第1センサ150及び第2センサ160と処理容器100の外部との間での信号を伝達するケーブル175は、大気圧状態に保持されるアーム170の内部を通り、プラズマ処理時において真空に保持される処理容器100の外部へ至るように配設される。ケーブル175は、第1センサ150と処理容器100の外部との間での信号を通信するケーブルと、第2センサ160と処理容器100の外部との間での信号を通信するケーブルと、を含む。
前者のケーブルは、例えば、第1アーム171の内部及び第2アーム172の内部を通り、第2アーム172の基端側(載置台101とは反対側)に設けられ第2アーム172の内部と処理容器100の外部とを封止するハーメチックシール176を介して、処理容器100内に至り、アーム170側と反対側が処理容器100外に導出されている。
後者のケーブルは、例えば、第2アーム172の内部を通り、第2アーム172の基端側に設けられたハーメチックシール176を介して処理容器100内に至り、アーム170側と反対側が処理容器100外に導出されている。
移動機構180は、アーム170を直線的に移動させることで、第1センサ150及び第2センサ160を、載置台101の上方の処理領域R1と、処理容器100内において上面視で処理領域R1の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域R2との間で、移動させる。具体的には、移動機構180は、アーム170が延在する方向(より具体的には第1アーム171及び第2アーム172)が延在する方向(以下、アーム延在方向)に、アーム170を直線的に移動させることで、第1センサ150及び第2センサ160を、処理領域R1と、第1センサ150及び第2センサ160で共通の退避領域R2との間で、移動させる。
移動機構180は、基台181とガイド部材182と、を有する。
基台181は、ガイド部材182を支持する。基台181自体は例えば処理容器100の底壁に支持される。
ガイド部材182は、アーム170の直線的な移動をガイドするものであり、例えば、アーム延在方向に延びるガイド溝183を有する。第2アーム172がガイド溝183に沿って移動することにより、アーム170全体が、アーム延在方向に移動する。
また、移動機構180は、ガイド部材182に沿ってアーム170を移動させる駆動力を発生する駆動源(図示せず)を有する。駆動源として例えばエアシリンダを用いてもよい。
さらにまた、プラズマ処理装置1は、制御部Mを含む。
制御部Mは、例えばCPU等のプロセッサやメモリ等を備えたコンピュータを含み、各種情報を記憶する記憶部(図示せず)を有している。上記記憶部には、プラズマ処理装置1を用いたウェハ処理を制御するプログラムや、エッジリングEの状態及びウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態を検出するためのプログラムが格納されている。なお、上記プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、当該記憶媒体から制御部Mにインストールされたものであってもよい。また、上記記憶媒体は、一時的な記憶媒体であっても非一時的な記憶媒体であってもよい。
制御部Mは、さらに、報知部としての表示部M1を含む。
表示部M1は、各種情報を表示するものであって、液晶ディスプレイや有機ディスプレイ等の表示デバイスにより構成される。
<ウェハ処理>
次に、プラズマ処理装置1を用いたウェハ処理の一例について説明する。なお、以下の各工程は、制御部Mの制御の下、行われる。
まず、シールド部材140の下部シールド142が搬送位置にある状態で、処理容器100に隣接する真空の搬送室(図示せず)から、搬入出口(図示せず)を介して、搬送機構(図示せず)により保持されたウェハWが、処理容器100内に挿入される。そして、ウェハWが、昇降ピンを介して、載置台101のウェハ載置面103aに載置される。
次いで、シールド部材140の下部シールド142が下降され、処理位置に移動され、処理空間Kが形成される。
この状態で、ウェハWに対して、プラズマを用いた処理すなわちプラズマ処理が施され、具体的にはプラズマを用いたエッチング処理(より具体的にはプラズマを用いた逆スパッタリング処理)が施される。具体的には、Arガス等の処理ガスが、ガス供給部110から、処理容器100内(具体的には処理空間K)に供給されると共に、RF電力供給部120からプラズマ生成用の高周波電力が下部電極102に供給される。これにより、処理ガスが励起され、プラズマが形成される。この際、ウェハWへのイオン引き込み用のバイアスRF電力が、載置台101(具体的には下部電極102)に供給されてもよい。そして、生成されたプラズマにより、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの表面が逆スパッタされ、すなわち、ウェハWの表面層の自然酸化膜が除去される。
プラズマを用いたエッチングの処理の終了後、載置台101上にウェハWが載置された際と逆の手順で、ウェハWが処理容器100から搬送室(図示せず)へ搬出される。これによりウェハ処理が完了する。
続いて、プラズマ処理装置1を用いて、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの
状態と、リング載置面103bに載置されたエッジリングEの状態を検出する方法について、説明する。なお、以下の各工程は、制御部Mの制御の下、行われる。また、ウェハWの状態及びエッジリングEの状態の検出は、例えば、プラズマ処理を連続的に行う合間に、すなわち、一のウェハWに対するプラズマ処理と、他のウェハWに対するプラズマ処理との間に、両方行われる。具体的には、ウェハWの状態及びエッジリングEの状態の検出は、1枚のウェハWに対するプラズマ処理が完了する毎に行われ、または、所定枚数(例えば1ロット分)のウェハWに対するプラズマ処理が完了する毎に、両方行われる。
ウェハWの状態及びエッジリングEの状態の検出の際には、例えば、前述のウェハ処理におけるプラズマ処理の完了後、ウェハWの処理容器100からのウェハWの搬出までの間に、シールド部材140の下部シールド142が図2に示すように搬送位置まで上昇される。
その後、アーム170が、移動機構180により、載置台101の中心に向けて直線的に移動され、第1センサ150と第2センサ160が、退避領域R2から処理領域R1に移動される。
そして、処理領域R1内に位置する第1センサ150により、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態として、ウェハWの表面に残っている自然酸化膜の厚さが、検出される。また、処理領域R1内に位置する第2センサ160により、リング載置面103bに載置されたエッジリングEの状態として、エッジリングEまでの距離が検出される。
第1センサ150による検出と第2センサ160による検出は例えば同時に行われる。同時に行われることにより、検出に要する時間を短縮することができる。
また、ウェハWにおいて第1センサ150による検出が行われる部分は、例えば1箇所であるが、移動機構180による移動方向に沿った複数個所であってもよい。同様に、エッジリングEにおいて第2センサ160による検出が行われる部分は、例えば1箇所であるが、移動機構180による移動方向に沿った複数個所であってもよい。
第1センサ150及び第2センサ160による検出が終了すると、載置台101上のウェハWは、昇降ピン(図示せず)等を介して、処理容器100から搬送室(図示せず)へ搬出される。
なお、第1センサ150によるウェハWの状態の検出結果が不良な場合(具体的には例えば自然酸化膜の厚さが所定値以上である場合)、その旨の報知が、例えば表示部M1を介して行われてもよい。同様に、第2センサ160によるエッジリングEの状態の検出結果が不良な場合(具体的には例えばエッジリングEまでの距離が所定値以上である場合すなわちエッジリングEの消耗量が所定値以上である場合)、その旨の報知が、例えば表示部M1を介して行われてもよい。
また、第1センサ150によるウェハWの状態の検出結果や第2センサ160によるエッジリングEの状態の検出結果が不良な場合に、プラズマ処理装置1の稼働が中断されてもよい。
<変形例>
以上の例では、第1センサ150により、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態が検出されていたが、これに代えて、ウェハ載置面103a自体の状態が検出されてもよい。ウェハ載置面103aの状態とは、例えば、ウェハ載置面103a上のパーティクルの有無またはウェハ載置面103a上のパーティクルの数である。また、ウェハ載置面103aの状態は、ウェハ載置面103aに形成された前述の凸部103cの高さであってもよい。
この場合、第1センサ150による検出は、ウェハ載置面103a上のプラズマ処理後のウェハWが処理容器100から搬出されてから行われる。また、この場合、第1センサ150による検出は、プラズマ処理を連続的に行う合間ではなく、メンテナンス時に行ってもよい。
また、第1センサ150による検出が行われる時期と、第2センサ160による検出が行われる時期は、異なっていてもよい。例えば、第2センサ160によるエッジリングEの状態の検出のみが、プラズマ処理装置1のメンテナンス時に行われてもよい。
以上の例では、第1アーム171が、第2アーム172に固定されており、第2アーム172と共に移動していた。これに代えて、第1アーム171が、第2アーム172と独立して、第2アーム172に沿ってアーム延在方向に移動可能に構成されてもよい。この場合であって、第1センサ150及び第2センサ160による検出が行われる部分がそれぞれ複数個所である場合、距離上の測定間隔を、第1センサ150と第2センサ160とで異ならせることができる。
載置台101が、移動可能に構成されていてもよい。具体的には、載置台101が、その中心を通る鉛直軸周りに回転可能に構成されていてもよい。この場合、載置台101の周方向に沿った複数個所について、第1センサ150及び第2センサによる検出が行われてもよい。また、この場合、載置台101の移動と、第1アーム171及び第2アーム172の移動との両方が実行されながら、第1センサ150及び第2センサ160による検出が行われてもよい。これにより、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態の面内分布と、リング載置面103bに載置されたエッジリングEの状態の面内分布を取得することができる。
<本実施形態の主な効果>
以上のように、本実施形態では、プラズマ処理装置1が、載置台101のウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態またはウェハ載置面103aの状態を検出する第1センサ150と、載置台101のリング載置面103bに載置されたエッジリングEの状態を検出する第2センサ160と、を備える。そのため、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態またはウェハ載置面103aの状態と、載置台101のリング載置面103bに載置されたエッジリングEの状態と、の両方を、検出することができる。
また、プラズマ処理装置1は、第1センサ150及び第2センサ160を保持するアーム170と、アーム170を移動させることで、第1センサ150及び第2センサ160を、処理容器100内における載置台101の上方の処理領域R1と、処理容器100内において上面視で処理領域R1の外側の退避領域R2と、の間で、移動させる移動機構180と、を備える。すなわち、第1センサ150と第2センサ160とで、少なくとも移動機構180の一部が共通である。そのため、第1センサ150及び第2センサ160それぞれに対し個別の移動機構を設ける場合に比べて、高コスト化を抑制することができる。
さらに、ウェハ載置面103aに載置されたウェハWに対するプラズマ処理時に第1センサ150及び第2センサ160がプラズマにより損傷するのを抑制するため、上述の退避領域R2は必須となる。しかし、退避領域を第1センサ150と第2センサ160とで別々に設けると、処理容器100が大型化し、プラズマ処理装置1も大型化してしまう。具体的には、プラズマ処理装置1の占有面積(フットプリント)が大きくなってしまう。それに対し、本実施形態では、第1センサ150と第2センサ160とで退避領域が共通であるため、プラズマ処理装置1の大型化を抑制することができる。
このように、本実施形態によれば、装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台101のウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態またはウェハ載置面103aの状態と、載置台101に載置されたエッジリングEの状態と、の両方を検出することができる。
また、前述のように、移動機構180が有する駆動源としてエアシリンダを用いてもよい。エアシリンダを用いることにより、モータを用いる場合に比べて、コストを抑えることができる。
<その他の変形例>
図5は、第1センサ150及び第2センサ160を保持するアーム170を移動させる移動機構の他の例を説明するための図である。
図1等に示した移動機構180は、アーム170を直線的に移動させていた。それに対し、図5の移動機構180Aは、アーム170を鉛直軸周りに旋回させる。具体的には、移動機構180Aは、アーム170を鉛直軸周りに旋回させることで、第1センサ150及び第2センサ160を、処理領域R1と退避領域R2との間で、移動させる。
移動機構180Aは、例えばアーム170の基端部(具体的には第2アーム172の基端部)を軸支する基台181を有する。また、移動機構180Aは、アーム170を旋回させる駆動力を発生する駆動源(図示せず)を有する。駆動源として例えばモータが用いられる。
本例の移動機構を用いる場合も、装置の大型化や高コスト化を抑制しつつ、載置台101のウェハ載置面103aに載置されたウェハWの状態またはウェハ載置面103aの状態と、載置台101に載置されたエッジリングEの状態と、の両方を検出することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。例えば、上記実施形態の構成要件は任意に組み合わせることができる。当該任意の組み合せからは、組み合わせにかかるそれぞれの構成要件についての作用及び効果が当然に得られるとともに、本明細書の記載から当業者には明らかな他の作用及び他の効果が得られる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、又は、上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成例も本開示の技術的範囲に属する。
(1)基板に対しプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
前記基板を収容する処理容器と、
前記処理容器内に設けられ、前記基板が載置される基板載置面と、前記基板を囲むように配置されるエッジリングが載置されるリング載置面と、を有する載置台と、
前記載置台の前記基板載置面にされた前記基板の状態または前記基板載置面の状態を検出する第1センサと、
前記載置台の前記リング載置面にされた前記エッジリングの状態を検出する第2センサと、
前記処理容器内に設けられ、前記第1センサ及び前記第2センサを保持する保持部と、
前記保持部を移動させることで、前記第1センサ及び前記第2センサを、前記載置台の上方の処理領域と、前記処理容器内において上面視で前記処理領域の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域との間で、移動させる移動機構と、を備える、プラズマ処理装置。
(2)前記移動機構は、前記処理領域と前記退避領域との間で、前記保持部を直線的に移動させる、前記(1)に記載のプラズマ処理装置。
(3)前記移動機構は、前記処理領域と前記退避領域との間で、前記保持部を、鉛直軸周りに旋回させる、前記(1)に記載のプラズマ処理装置。
(4)前記処理容器内は、プラズマ処理時において、真空に保持され、
前記保持部の内部は、大気圧に保持され、
前記第1センサ及び前記第2センサは、前記保持部の内部に設けられ、
前記保持部は、前記第1センサ及び前記第2センサに対応する部分に、検出用の光を透過する窓が設けられ、
前記第1センサ及び前記第2センサと前記処理容器の外部との間で信号を伝達するケーブルは、前記保持部の内部を通り、前記処理容器の外部へ至るよう配設される、前記(1)~(3)のいずれか1に記載のプラズマ処理装置。
(5)前記第1センサは、前記基板載置面に載置された前記基板の表面に形成された膜の厚さを検出する、前記(1)~(4)のいずれか1に記載のプラズマ処理装置。
(6)前記第2センサは、前記リング載置面に載置された前記エッジリングの消耗量に関する情報を検出する、前記(1)~(5)のいずれか1に記載のプラズマ処理装置。
(7)前記エッジリングの消耗量に関する情報は、前記第2センサから前記エッジリングまでの距離である、前記(6)に記載のプラズマ処理装置。
(8)制御部をさらに備え、
前記制御部は、一の前記基板に対する前記プラズマ処理と、他の前記基板に対する前記プラズマ処理との間に、前記第1センサによる、前記基板の状態または前記基板載置面の状態の検出と、前記第2センサによる、前記エッジリングの状態の検出との両方が行われるよう、制御を行う、前記(1)~(7)のいずれか1に記載のプラズマ処理装置。
(9)プラズマ処理装置の処理容器内に設けられた載置台の基板載置面上の基板の状態または前記基板載置面の状態と、前記載置台のリング載置面上のエッジリングの状態を検出する検出方法であって、
前記基板載置面上の前記基板の状態または前記基板載置面の状態を検出する第1センサと、前記リング載置面上の前記エッジリングの状態を検出する第2センサとを保持する保持部を移動させ、前記第1センサ及び前記第2センサを、前記処理容器内における前記載置台の上方の処理領域に、前記処理容器内において上面視で前記処理領域の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域から、移動させる工程と、
前記処理領域内に位置する前記第1センサ及び前記第2センサによる検出を行う工程と、を含む、検出方法。
1 プラズマ処理装置
100 処理容器
101 載置台
103a 静電チャックの中央部の上面
103b 静電チャックの周縁部の上面
150 第1センサ
160 第2センサ
170 アーム
180、180A 移動機構
E エッジリング
R1 処理領域
R2 退避領域
W ウェハ

Claims (9)

  1. 基板に対しプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    前記基板を収容する処理容器と、
    前記処理容器内に設けられ、前記基板が載置される基板載置面と、前記基板を囲むように配置されるエッジリングが載置されるリング載置面と、を有する載置台と、
    前記載置台の前記基板載置面にされた前記基板の状態または前記基板載置面の状態を検出する第1センサと、
    前記載置台の前記リング載置面にされた前記エッジリングの状態を検出する第2センサと、
    前記処理容器内に設けられ、前記第1センサ及び前記第2センサを保持する保持部と、
    前記保持部を移動させることで、前記第1センサ及び前記第2センサを、前記載置台の上方の処理領域と、前記処理容器内において上面視で前記処理領域の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域との間で、移動させる移動機構と、を備える、プラズマ処理装置。
  2. 前記移動機構は、前記処理領域と前記退避領域との間で、前記保持部を直線的に移動させる、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記移動機構は、前記処理領域と前記退避領域との間で、前記保持部を、鉛直軸周りに旋回させる、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記処理容器内は、プラズマ処理時において、真空に保持され、
    前記保持部の内部は、大気圧に保持され、
    前記第1センサ及び前記第2センサは、前記保持部の内部に設けられ、
    前記保持部は、前記第1センサ及び前記第2センサに対応する部分に、検出用の光を透過する窓が設けられ、
    前記第1センサ及び前記第2センサと前記処理容器の外部との間で信号を伝達するケーブルは、前記保持部の内部を通り、前記処理容器の外部へ至るよう配設される、請求項1~3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記第1センサは、前記基板載置面に載置された前記基板の表面に形成された膜の厚さを検出する、請求項1~3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記第2センサは、前記リング載置面に載置された前記エッジリングの消耗量に関する情報を検出する、請求項1~3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記エッジリングの消耗量に関する情報は、前記第2センサから前記エッジリングまでの距離である、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 制御部をさらに備え、
    前記制御部は、一の前記基板に対する前記プラズマ処理と、他の前記基板に対する前記プラズマ処理との間に、前記第1センサによる、前記基板の状態または前記基板載置面の状態の検出と、前記第2センサによる、前記エッジリングの状態の検出との両方が行われるよう、制御を行う、請求項1~3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  9. プラズマ処理装置の処理容器内に設けられた載置台の基板載置面上の基板の状態または前記基板載置面の状態と、前記載置台のリング載置面上のエッジリングの状態を検出する検出方法であって、
    前記基板載置面上の前記基板の状態または前記基板載置面の状態を検出する第1センサと、前記リング載置面上の前記エッジリングの状態を検出する第2センサとを保持する保持部を移動させ、前記第1センサ及び前記第2センサを、前記処理容器内における前記載置台の上方の処理領域に、前記処理容器内において上面視で前記処理領域の外側に位置する、センサ間で共通の退避領域から、移動させる工程と、
    前記処理領域内に位置する前記第1センサ及び前記第2センサによる検出を行う工程と、を含む、検出方法。
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