JP2024054738A - 高周波増幅装置、及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

高周波増幅装置、及び磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品を追加すること無く、バランを共通化すること。【解決手段】高周波増幅装置は、高周波信号を増幅させる高周波増幅装置であって、バランと、増幅回路と、整合回路と、を備える。前記バランは、入力された不平衡信号を平衡信号に変換する。前記増幅回路は、前記バランから出力される前記平衡信号を増幅させる。前記整合回路は、前記バランと前記増幅回路との間に設けられインピーダンスを整合させる。そして、前記バランは、当該バランのポートに接続された補助巻き線を有する。【選択図】図6

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ウェブサイトの掲載日 令和3年10月14日 ウェブサイトのアドレス https://teams.microsoft.com/l/channel/19%3aa07285a480594d0d94511b8fbfb8c9c0%40thread.tacv2/%25E3%2582%25AA%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2587%25E3%2583%259E%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E9%2585%258D%25E4%25BF%25A1?groupId=0db9a4c3-78a1-4290-a826-1fc7c2dbc32c&tenantId=8a2d0e40-6106-41a9-a029-757f6d415a5d
本明細書及び図面に開示の実施形態は、高周波増幅装置、及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
従来、磁気共鳴イメージング装置は、高周波を増幅させる高周波増幅装置を有する。高周波増幅装置は、平衡伝送と不平衡伝送とを変換し、インピーダンスを変換するバランと、増幅回路に応じたインピーダンスに整合する整合回路とを有する。
バランのサイズは、磁気共鳴イメージング装置の静磁場の強度(例えば、1.5テスラ、3.0テスラ等)に応じて異なるのが一般的である。一方、製造効率化の観点から、磁気共鳴イメージング装置の静磁場の強度に関わらず、バランのサイズを統一する試みがある。バランのサイズを統一する際には、高周波増幅装置にコイルやインダクタンスをバランに追加することでインピーダンスを調整する。
しかしながら、コイルやインダクタンスを付加すると部品点数が増加し、部品コストが増加してしまう。
特表2015-509783号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、部品を追加すること無く、バランを共通化することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態に係る高周波増幅装置は、高周波信号を増幅させる高周波増幅装置であって、バランと、増幅回路と、整合回路と、を備える。前記バランは、入力された不平衡信号を平衡信号に変換する。前記増幅回路は、前記バランから出力される前記平衡信号を増幅させる。前記整合回路は、前記バランと前記増幅回路との間に設けられインピーダンスを整合させる。そして、前記バランは、当該バランのポートに接続された補助巻き線を有する。
図1は、第1の実施形態に係るMRI装置の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る高周波増幅装置の回路構成の一例を示す図である。 図3は、静磁場の強度ごとのプレーナバランの一例を示す図である。 図4は、コイルまたはコンデンサが追加されたプレーナバランの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係るプレーナバランの一例を示す斜視図である。 図6は、本実施形態に係る第1層バランの一例を示す正面図である。 図7は、変形例1に係る高周波増幅装置の回路構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に関する高周波増幅装置、及び磁気共鳴イメージング装置について説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置100の一例を示す図である。図1に示すように、MRI装置100は、静磁場磁石101と、傾斜磁場コイル103と、傾斜磁場電源105と、寝台107と、寝台制御回路109と、送信回路113と、送信コイル115と、受信コイル117と、受信回路119と、撮像制御回路121と、システム制御回路123と、メモリ125と、入力インターフェース127と、ディスプレイ129と、処理回路131と、を備える。MRI装置100は、磁気共鳴イメージング装置の一例である。
静磁場磁石101は、中空の略円筒形状に形成された磁石である。静磁場磁石101は、内部の空間に略一様な静磁場を発生する。静磁場磁石101としては、例えば、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル103は、中空の略円筒形状に形成されたコイルであり、円筒形の冷却容器の内面側に配置される。傾斜磁場コイル103は、傾斜磁場電源105から個別に電流供給を受けて、互いに直交するX、Y、及びZの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生する。傾斜磁場コイル103によって発生されるX、Y、Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場、位相エンコード用傾斜磁場および周波数エンコード用傾斜磁場を形成する。スライス選択用傾斜磁場は、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場は、空間的位置に応じて磁気共鳴信号(以下、MR(Magnetic Resonance)信号と呼ぶ)の位相を変化させるために利用される。周波数エンコード用傾斜磁場は、空間的位置に応じてMR信号の周波数を変化させるために利用される。
傾斜磁場電源105は、撮像制御回路121の制御により、傾斜磁場コイル103に電流を供給する電源装置である。
寝台107は、被検体Pが載置される天板1071を備えた装置である。寝台107は、寝台制御回路109による制御のもと、被検体Pが載置された天板1071を、ボア111内へ挿入する。
寝台制御回路109は、寝台107を制御する回路である。寝台制御回路109は、入力インターフェース127を介した操作者の指示により寝台107を駆動することで、天板1071を長手方向および上下方向、場合によっては左右方向へ移動させる。
送信回路113は、撮像制御回路121の制御により、ラーモア周波数で変調された高周波パルスを送信コイル115に供給する。例えば、送信回路113は、発振部や位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、RF(Radio Frequency)アンプなどを有する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数のRFパルスを発生する。位相選択部は、発振部によって発生したRFパルスの位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力されたRFパルスの周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変換部から出力されたRFパルスの振幅を例えばsinc関数に従って変調する。RFアンプは、振幅変調部から出力されたRFパルスを増幅して送信コイル115に供給する。また、送信回路113は、1以上の高周波増幅装置200を備える。高周波増幅装置200は、例えばRFアンプである。
送信コイル115は、傾斜磁場コイル103の内側に配置されたRFコイルである。送信コイル115は、送信回路113からの出力に応じて、高周波磁場に相当するRFパルスを発生する。
受信コイル117は、傾斜磁場コイル103の内側に配置されたRFコイルである。受信コイル117は、高周波磁場によって被検体Pから放射されるMR信号を受信する。受信コイル117は、受信されたMR信号を受信回路119へ出力する。受信コイル117は、例えば、1以上、典型的には複数のコイルエレメント(以下、複数のコイルと呼ぶ)を有するコイルアレイである。以下、説明を具体的にするために、受信コイル117は、複数のコイルを有するコイルアレイとして説明する。
なお、図1において送信コイル115と受信コイル117とは別個のRFコイルとして記載されているが、送信コイル115と受信コイル117とは、一体化された送受信コイルとして実施されてもよい。送受信コイルは、被検体Pの撮像部位に対応し、例えば、頭部コイルのような局所的な送受信RFコイルである。
受信回路119は、撮像制御回路121の制御により、受信コイル117から出力されたMR信号に基づいて、デジタルのMR信号(以下、MRデータと呼ぶ)を生成する。具体的には、受信回路119は、受信コイル117から出力されたMR信号に対して、検波、フィルタリングなどの信号処理を施した後、当該信号処理が施されたデータに対してアナログ/デジタル(A/D(Analog to Digital))変換(以下、A/D変換と呼ぶ)して、MRデータを生成する。受信回路119は、生成されたMRデータを、撮像制御回路121に出力する。例えば、MRデータは、複数のコイル各々において生成され、複数のコイル各々を識別するタグとともに、撮像制御回路121に出力される。
撮像制御回路121は、処理回路131から出力された撮像プロトコルに従って、傾斜磁場電源105、送信回路113及び受信回路119等を制御し、被検体Pに対する撮像を行う。撮像プロトコルは、検査の種類に応じたパルスシーケンスを有する。撮像プロトコルには、傾斜磁場電源105により傾斜磁場コイル103に供給される電流の大きさ、傾斜磁場電源105により電流が傾斜磁場コイル103に供給されるタイミング、送信回路113により送信コイル115に供給される高周波パルスの大きさや時間幅、送信回路113により送信コイル115に高周波パルスが供給されるタイミング、受信コイル117によりMR信号が受信されるタイミング等が定義されている。撮像制御回路121は、傾斜磁場電源105、送信回路113及び受信回路119等を駆動して被検体Pを撮像した結果、受信回路119からMRデータを受信すると、受信したMRデータを処理回路131へ転送する。
なお、撮像制御回路121は、被検体Pの撮像に用いられる受信コイル117の感度の分布を示す画像の生成に関するMRデータを、任意の撮像手法により収集してもよい。コイルの感度を示す画像は、複素数のデータで表現される。受信コイル117の感度の分布を示す画像の生成に関するMRデータの収集は、例えば、被検体Pに対するスキャンに先立って、ロケータスキャンなどを含むプリスキャンにおいて撮像制御回路121により実行される。撮像制御回路121は、例えばプロセッサにより実現される。
「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。
システム制御回路123は、ハードウェア資源として図示していないプロセッサ、ROM(Read-Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ等を有し、システム制御機能によりMRI装置100を制御する。具体的には、システム制御回路123は、メモリに記憶されたシステム制御プログラムを読み出してメモリ上に展開し、展開されたシステム制御プログラムに従ってMRI装置100の各回路を制御する。
例えば、システム制御回路123は、入力インターフェース127を介して操作者から入力された撮像条件に基づいて、撮像プロトコルをメモリ125から読み出す。システム制御回路123は、撮像プロトコルを撮像制御回路121に送信し、被検体Pに対する撮像を制御する。システム制御回路123は、例えばプロセッサにより実現される。なお、システム制御回路123は、処理回路131に組み込まれてもよい。このとき、システム制御機能は処理回路131により実行され、処理回路131は、システム制御回路123の代替として機能する。システム制御回路123を実現するプロセッサは、上述と同様な内容なため、説明は省略する。
メモリ125は、システム制御回路123において実行されるシステム制御機能に関する各種プログラム、各種撮像プロトコル、撮像プロトコルを規定する複数の撮像パラメータを含む撮像条件等を記憶する。また、メモリ125は、処理回路131により実現される各種機能を、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶する。
なお、メモリ125は、不図示の通信インターフェースを介して受信された各種データを記憶してもよい。例えば、メモリ125は、放射線情報システム(RIS:Radiology Information System)等の医療機関内の情報処理システムから受信した被検体Pの検査オーダに関する情報(撮像対象部位、検査目的等)を記憶する。
メモリ125は、例えば、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等により実現される。また、メモリ125は、CD(Compact Disc)-ROMドライブやDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、フラッシュメモリ等の可搬型記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等で実現されてもよい。
入力インターフェース127は、操作者からの各種指示(例えば、電源投入指示)や情報入力を受け付ける。入力インターフェース127は、例えば、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力回路、及び音声入力回路等によって実現される。入力インターフェース127は、処理回路131に接続されており、操作者から受け取った入力操作を電気信号へ変換し処理回路131へと出力する。なお、本明細書において入力インターフェース127は、マウス、キーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、MRI装置100とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を制御回路へ出力する電気信号の処理回路も入力インターフェース127の例に含まれる。
入力インターフェース127は、ディスプレイ129に表示されたプリスキャン画像に対して、ユーザの指示によりFOVを入力する。具体的には、入力インターフェース127は、ディスプレイ129に表示されたロケータ画像において、ユーザによる範囲の設定指示によりFOVを入力する。また、入力インターフェース127は、検査オーダに基づくユーザの指示により、スキャンに関する各種撮像パラメータを入力する。
ディスプレイ129は、処理回路131またはシステム制御回路123による制御のもとで、各種のGUI(Graphical User Interface)や、処理回路131によって生成されたMR画像等を表示する。また、ディスプレイ129は、スキャンに関する撮像パラメータ撮像、および画像処理に関する各種情報などを表示する。ディスプレイ129は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイ、モニタ等の表示デバイスにより実現される。
処理回路131は、例えば、上述のプロセッサなどにより実現される。処理回路131は、各種機能などを備える。各種機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態でメモリ125に記憶されている。例えば、処理回路131は、プログラムをメモリ125から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現する。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路131は、各種機能を有することとなる。
上記説明では、「プロセッサ」が各機能に対応するプログラムをメモリ125から読み出して実行する例を説明したが、実施形態はこれに限定されない。プロセッサが例えばCPUである場合、プロセッサはメモリ125に保存されたプログラムを読み出して実行することで機能を実現する。一方、プロセッサがASICである場合、メモリ125にプログラムを保存する代わりに、当該機能がプロセッサの回路内に論理回路として直接組み込まれる。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。また、単一の記憶回路が各処理機能に対応するプログラムを記憶するものとして説明したが、複数の記憶回路を分散して配置して、処理回路131は個別の記憶回路から対応するプログラムを読み出す構成としても構わない。
次に、高周波増幅装置200について説明する。図2は、第1の実施形態に係る高周波増幅装置200の回路構成の一例を示す図である。高周波増幅装置200は、高周波信号を増幅させる回路である。高周波増幅装置200は、例えば、送信回路113に搭載される。
高周波増幅装置200は、第1プレーナバラン210aと、第1LC整合回路220aと、増幅回路230と、第2LC整合回路220bと、第2プレーナバラン210bとを備える。第1プレーナバラン210aと、第2プレーナバラン210bとを区別しない場合には、プレーナバラン210と呼称する。第1LC整合回路220aと、第2LC整合回路220bと、を区別しない場合には、LC整合回路220と呼称する。
第1プレーナバラン210aは、不平衡信号を平衡信号に変換するバランである。第1プレーナバラン210aは、バラン及び第1バランの一例である。不平衡伝送は、シングルエンド伝送とも呼ばれ、1本の伝送路により信号を伝送する方式である。平衡伝送は、差動信号等の2本の伝送路により信号を伝送する方式である。さらに詳しくは、第1プレーナバラン210aは、高周波増幅装置200の入力ポートから不平衡伝送により不平衡信号が入力される。第1プレーナバラン210aは、入力された不平衡信号を平衡信号に変換する。さらに、第1プレーナバラン210aは、入力側と出力側とでインピーダンスを変換する。第1プレーナバラン210aは、不平衡信号側と平衡信号側とでインピーダンスを変換する。そして、第1プレーナバラン210aは、平衡信号を第1LC整合回路220aに出力する。
第1LC整合回路220aは、第1プレーナバラン210aと増幅回路230との間に設けられ、インピーダンスを整合させる。第1LC整合回路220aは、整合回路及び第1整合回路の一例である。すなわち、第1LC整合回路220aは、増幅回路230に適したインピーダンスになるように整合させる。例えば、第1LC整合回路220aは、コイルやコンデンサによりインピーダンスを整合させる。
増幅回路230は、第1LC整合回路220aから出力される平衡信号を増幅させる回路である。例えば、増幅回路230は、プッシュプル増幅回路である。例えば、増幅回路230は、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)により形成される。
第2LC整合回路220bは、増幅回路230と第2プレーナバラン210bとの間に設けられ、インピーダンスを整合させる。第2LC整合回路220bは、第2整合回路の一例である。すなわち、第2LC整合回路220bは、高周波増幅装置200の出力先にしたインピーダンスになるように整合させる。例えば、第2LC整合回路220bは、コイルやリアクタンスによりインピーダンスを整合させる。
第2プレーナバラン210bは、平衡伝送による平衡信号を不平衡伝送による不平衡信号に変換するバランである。第2プレーナバラン210bは、第2バランの一例である。さらに詳しくは、第2プレーナバラン210bは、第2LC整合回路220bから出力された平衡信号を不平衡信号に変換する。さらに、第2プレーナバラン210bは、入力側と出力側とでインピーダンスを変換する。第2プレーナバラン210bは、平衡信号側と不平衡信号側とでインピーダンスを変換する。そして、第2プレーナバラン210bは、不平衡信号を高周波増幅装置200の出力先に出力する。
一般的にMRI装置は、機種に応じて、静磁場の強度が異なっている。例えば、静磁場の強度には、1.5テスラと、3.0テスラとが有る。従来、プレーナバランは、静磁場の強度に応じた大きさに形成されていた。図3は、静磁場の強度ごとのプレーナバランの一例を示す図である。図3の(a)は、1.5テスラ用のプレーナバランの一例を示す図である。図3の(b)は、3.0テスラ用のプレーナバランの一例を示す図である。
プレーナバランは、周波数が低くなるに従い、大きくなる。すなわち、図3に示すように、1.5テスラ用のプレーナバランは、3.0テスラ用のプレーナバランにより大きく形成される。静磁場の強度にかかわらず共通化する場合、プレーナバランは、1.5テスラ用を用いる必要がある。これは、信号の波長と結合とに合わせるためである。
また、プレーナバランは、静磁場の強度が強くなり、周波数が高くなるとインピーダンスが高くなる。すなわち、プレーナバランは、インピーダンス変換率が小さくなる。3.0テスラのMRI装置で1.5テスラ用のプレーナバランを用いる場合、LC整合回路は、増幅回路に応じたインピーダンスに応じた定数になるように設計される。しかしながら、LC整合回路のインピーダンス変換率には限度がある。
そして、3.0テスラのMRI装置で1.5テスラ用のプレーナバランを用いる場合、プレーナバランのインピーダンス変換率が小さくなっているため、LC整合回路は、インピーダンスを整合させることができなくなってしまう。
そこで、プレーナバランにコイルやコンデンサが追加される方法が考えられる。プレーナバランは、コイルやコンデンサが追加されることでインピーダンスが低下する。すなわち、プレーナバランは、コイルやコンデンサが追加されることでインピーダンス変換率を大きくすることができる。図4は、コイルまたはコンデンサが追加されたプレーナバランの一例を示す図である。図4の(a)は、コンデンサが追加されたプレーナバランの一例を示す図である。図4の(b)は、コイルが追加されたプレーナバランの一例を示す図である。図4の(a)又は(b)に示すように、プレーナバランは、コイルやコンデンサが追加されることでインピーダンスが低下し、インピーダンス変換率を大きくすることができる。したがって、LC整合回路は、インピーダンスを整合させることが可能になる。
しかしながら、プレーナバランにコイルやコンデンサを追加すると部品点数が増えてしまう。また、増幅回路の出力側は、高耐圧な部品が必要となるため部品コストが増加してしまう。
図5は、本実施形態に係るプレーナバラン210の一例を示す斜視図である。図6は、本実施形態に係る第1層バラン211の一例を示す正面図である。
プレーナバラン210は、複数の層を有する層構造の基板に形成される。また、プレーナバラン210は、複数層においてプリント配線により形成される。図5に示すように、プレーナバラン210は、基板の第1層に形成される第1層バラン211と基板の第2層に形成される第2層バラン212とを有する。
第1層バラン211は、LC整合回路220を介して、増幅回路230に接続される。すなわち、第1プレーナバラン210aの第1層バラン211は、第1LC整合回路220aを介して、増幅回路230に接続される。また、第2プレーナバラン210bの第1層バラン211は、第2LC整合回路220bを介して、増幅回路230に接続される。
第2層バラン212は、高周波増幅装置200の入力ポート又は出力ポートに接続される。すなわち、第1プレーナバラン210aの第2層バラン212は、高周波増幅装置200の入力ポートに接続される。第2プレーナバラン210bの第2層バラン212は、高周波増幅装置200の出力ポートに接続される。なお、図5に示すプレーナバラン210は、第1層バラン211と第2層バラン212との2層構造を有しているが、3層以上の層を有していてもよい。
第1層バラン211は、主要部213と、補助部214とを有する。主要部213は、主要巻き線部2131と、第1接続部2132とを備える。すなわち、主要巻き線部2131は、プリント配線によりコイル状に形成された巻き線である。図5及び図6に示す主要巻き線部2131は、巻き線により矩形に形成される。しかしながら、主要巻き線部2131は、矩形に限らず、円形又は多角形に形成されていてもよい。第1接続部2132は、主要巻き線部2131の両端に形成され、LC整合回路220に接続される。
補助部214は、プリント配線により形成された巻き線である。言い換えると、補助部214は、インダクタンスである。そのため、補助部214は、プレーナバラン210のインピーダンスを低下させる。したがって、補助部214は、プレーナバラン210のインピーダンス変換率を大きくすることができる。さらに詳しくは、補助部214は、連結部2141と、補助巻き線部2142とを備える。補助巻き線部2142は、プリント配線によりコイル状に形成された巻き線である。連結部2141は、補助巻き線部2142の両端に形成され、主要部213の第1接続部2132に接続される。すなわち、プレーナバラン210は、プレーナバラン210のポートに接続された補助巻き線部2142を有する。そして、補助巻き線部2142は、主要巻き線部2131と並列に接続される。
また、補助巻き線部2142は、第1プレーナバラン210aと第2プレーナバラン210bとのの少なくとも一方において、コイル状に形成された主要巻き線部2131の内側に、プリント配線によりコイル状に形成される。すなわち、補助巻き線部2142は、プレーナバラン210の複数層のうち、増幅回路230と接続される層にコイル状に形成される。図5に示す補助巻き線部2142は、矩形に形成されている。しかしながら、補助巻き線部2142は、矩形に限らず、円形又は多角形に形成されていてもよい。
また、補助巻き線部2142において、巻き線の長さと、巻き線の幅とに応じてインダクタンスは決定される。従って、補助巻き線部2142は、求められるインダクタンスに応じて、巻き線の長さと巻き線の幅とが決定される。
また、図5及び図6に示す補助巻き線部2142は、主要巻き線部2131と同様に矩形に形成されている。しかしながら、補助巻き線部2142と、主要巻き線部2131とは異なる形状であってもよい。例えば、補助巻き線部2142は、円形であり、主要巻き線部2131は、矩形であってもよい。
第2層バラン212は、第2層巻き線部2121と、第2層接続部2122とを備える。第2層巻き線部2121は、プリント配線により形成された巻き線である。第2層接続部2122は、第2層巻き線部2121を形成する巻き線の一方の端に設けられ、プリント配線により形成される。第2層接続部2122は、高周波増幅装置200の入力ポート又は出力ポートに接続される。
このように、高周波増幅装置200は、第1プレーナバラン210aと第2プレーナバラン210bとの両方が補助巻き線部2142を有する。
このような構造において、第1プレーナバラン210aは、第2層巻き線部2121から第2層接続部2122に電流が流れた場合に、図5に示す矢印方向に磁界が発生する。図5に示す矢印方向に磁界が発生した場合に、主要巻き線部2131は、電磁誘導により電流が流れる。すなわち、主要巻き線部2131は、第2層巻き線部2121に流れた電流よりも位相が180度ずれた電流が流れる。これにより、第1プレーナバラン210aは、入力された不平衡伝送における不平衡信号を平衡伝送における平衡信号に変換する。
一方、第2プレーナバラン210bは、第1接続部2132から主要巻き線部2131に電流が流れた場合に、図5に示す矢印方向に磁界が発生する。図5に示す矢印方向に磁界が発生した場合に、第2層巻き線部2121は、電磁誘導により電流が流れる。すなわち、第2層巻き線部2121は、主要巻き線部2131に流れた電流よりも位相が180度ずれた電流が流れる。これにより、第2プレーナバラン210bは、平衡伝送における平衡信号を不平衡伝送における不平衡信号に変換する。
更に、プリント配線により形成された巻き線である補助巻き線部2142は、インダクタンスとして機能する。そのため、補助巻き線部2142は、第1接続部2132の両端の間に配置されたインダクタンスのように見え、主要巻き線部2131のインピーダンスを下げることができる。したがって、補助部214は、プレーナバラン210のインピーダンス変換率を大きくすることができる。
以上のように、第1の実施形態に係る高周波増幅装置200は、第1プレーナバラン210aと、第1LC整合回路220aと、増幅回路230と、第2LC整合回路220bと、第2プレーナバラン210bとを備える。第1プレーナバラン210aと、第2プレーナバラン210bとの少なくとも一方は、プリント配線により形成された補助巻き線を有する補助巻き線部2142を備える。補助巻き線部2142は、インダクタンスであるかのように見え、補助巻き線部2142を有するプレーナバラン210のインピーダンスを下げることができる。したがって、プレーナバラン210は、図4に示すコイルやコンデンサが追加されなくても、インピーダンス変換率を大きくすることができる。そして、LC整合回路220は、インピーダンスを整合させることが可能になる。
このように、高周波増幅装置200は、図4に示すようにコイルやコンデンサなどの部品が、1.5テスラ用の大きさのプレーナバラン210に追加されなくても、LC整合回路220により増幅回路230に整合させることができる。すなわち、高周波増幅装置200は、1.5テスラ用の大きさのプレーナバラン210に部品を追加しなくても、3.0テスラのMRI装置100の送信回路113に用いることができる。したがって、高周波増幅装置200は、部品を追加すること無く、バランを共通化することである。
また、1.5テスラ用の大きさのプレーナバラン210は、1.0テスラのMRI装置100の送信回路113に用いることができる。したがって、高周波増幅装置200は、コイルやコンデンサなどの部品が追加されることなく、1.5テスラのMRI装置100と3.0テスラのMRI装置100とで共通して使用することができる。
(変形例1)
図7は、変形例1に係る高周波増幅装置200aの回路構成の一例を示す図である。高周波増幅装置200aは、第1LC整合回路220aに代えて第1可変LC整合回路221aを有し、第2LC整合回路220bに代えて第2可変LC整合回路221bを有する。第1可変LC整合回路221aは、第1設定部222aを有する。また、第2可変LC整合回路221bは、第2設定部222bを有する。第1可変LC整合回路221aと、第2可変LC整合回路221bとを区別しない場合には、可変LC整合回路221と呼称する。第1設定部222aと、第2設定部222bとを区別しない場合には、設定部222と呼称する。
可変LC整合回路221は、インピーダンスを変更可能な素子を有する。例えば、可変LC整合回路221は、静電容量を変更可能な可変コンデンサや、コイルの半径を変えて断面積を変えることによりインダクタンスを変更可能なコイルを有する。可変LC整合回路221は、可変コンデンサや、インダクタンスを変更可能なコイルによりインピーダンスを変更する。
設定部222は、可変LC整合回路221のインピーダンスを設定する。さらに詳しくは、設定部222は、可変LC整合回路221に含まれるコイルやコンデンサの定数を設定する。例えば、設定部222は、可変LC整合回路221に含まれるコイルの半径を変更することでインダクタンスを変更する。例えば、設定部222は、可変LC整合回路221に含まれる可変コンデンサの静電容量を変更する。これにより、設定部222は、可変LC整合回路221のインピーダンスを設定する。
このように、設定部222は、可変LC整合回路221のインピーダンスを設定することで静磁場の強度が1.5テスラと3.0テスラとの何れにも対応させることができる。すなわち、MRI装置100の静磁場強度が可変の場合に、設定部222は、可変LC整合回路221を各静磁場強度に対応させることができる。
また、図7に示す高周波増幅装置200aは、第1可変LC整合回路221aと、第2可変LC整合回路221bとを有していると説明した。しかしながら、第1可変LC整合回路221aと、第2可変LC整合回路221bとの何れか一方は、第1LC整合回路220a、又は第2LC整合回路220bであってもよい。すなわち、高周波増幅装置200aは、第1設定部222aを有する第1可変LC整合回路221a、又は第2設定部222bを有する第2可変LC整合回路221bを有していてもよい。
(変形例2)
図5及び図6に示す補助巻き線部2142は、主要巻き線部2131の内側に形成されている。しかしながら、補助巻き線部2142は、主要巻き線部2131の外側に形成されていてもよい。
(変形例3)
図5及び図6に示す補助巻き線部2142は、第1層バラン211に形成されている。しかしながら、補助巻き線部2142は、第1層バラン211と第2層バラン212との両方に形成されていてもよい。
(変形例4)
変形例4に係る高周波増幅装置200は、第1プレーナバラン210aと第2プレーナバラン210bとの両方が補助巻き線部2142を有すると説明した。しかしながら、補助巻き線部2142は、第1プレーナバラン210aと第2プレーナバラン210bとの少なくとも一方に形成されていればよい。すなわち、高周波増幅装置200は、第1プレーナバラン210aと第2プレーナバラン210bとの少なくとも一方において、プレーナバラン210のポートに接続された補助巻き線部2142を有していればよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態等によれば、部品を追加すること無く、バランを共通化することができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 MRI装置
113 送信回路
115 送信コイル
200、200a 高周波増幅装置
210a 第1プレーナバラン
210b 第2プレーナバラン
210 プレーナバラン
211 第1層バラン
212 第2層バラン
2121 第2層巻き線部
2122 第2層接続部
213 主要部
2131 主要巻き線部
2132 第1接続部
214 補助部
2141 連結部
2142 補助巻き線部
220b 第2LC整合回路
220a 第1LC整合回路
220 LC整合回路
230 増幅回路
221 可変LC整合回路
221a 第1可変LC整合回路
221b 第2可変LC整合回路
222 設定部
222a 第1設定部
222b 第2設定部

Claims (8)

  1. 高周波信号を増幅させる高周波増幅装置であって、
    入力された不平衡信号を平衡信号に変換するバランと、
    前記バランから出力される前記平衡信号を増幅させる増幅回路と、
    前記バランと前記増幅回路との間に設けられインピーダンスを整合させる整合回路と、
    を備え、
    前記バランは、当該バランのポートに接続された補助巻き線を有する、
    高周波増幅装置。
  2. 前記バランは、第1バランであり、
    前記整合回路は、第1整合回路であり、
    前記増幅回路により増幅される前記平衡信号を不平衡信号に変換する第2バランと、
    前記増幅回路と前記第2バランとの間に設けられインピーダンスを整合させる第2整合回路と、
    を更に備え、
    前記補助巻き線は、前記第1バランと、前記第2バランとの少なくとも一方に配置される、
    請求項1に記載の高周波増幅装置。
  3. 前記バランは、プリント配線によりコイル状に形成され、
    前記補助巻き線は、前記コイル状に形成された内側にプリント配線によりコイル状に形成される、
    請求項1に記載の高周波増幅装置。
  4. 前記バランは、複数層においてプリント配線により形成される、
    請求項1に記載の高周波増幅装置。
  5. 前記補助巻き線は、前記複数層のうち、前記増幅回路と接続される層にコイル状に形成される、
    請求項4に記載の高周波増幅装置。
  6. 前記整合回路は、インピーダンスを設定する設定部を有する、
    請求項1に記載の高周波増幅装置。
  7. 前記補助巻き線は、円形または多角形に形成される、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の高周波増幅装置。
  8. 高周波信号を増幅させる高周波増幅装置を有する磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記高周波増幅装置は、
    入力された不平衡信号を平衡信号に変換するバランと、
    前記バランから出力される前記平衡信号を増幅させる増幅回路と、
    前記バランと前記増幅回路との間に設けられインピーダンスを整合させる整合回路と、
    を備え、
    前記バランは、当該バランのポートに接続された補助巻き線を有する、
    磁気共鳴イメージング装置。
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