JP2024054567A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置において駆動回路の誤動作を抑制すること。【解決手段】表示装置1は、画素Pおよび画素Pを駆動する駆動回路11を有する表示パネル10と、表示パネル10に向けて出射光を出射する光源装置20と、表示パネル10と光源装置20との間に配置され、出射光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光SRを画素Pに出射する色分離素子30と、表示パネル10に配置され、駆動回路11に向かう出射光を遮る遮光部材50と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、表示装置に関する。
特許文献1の表示装置には、液晶素子を有する表示部を有し、IC(Integrated Circuit)が基板に配置されている。表示部には、バックライトの光が入射する。表示部は、光を変調することで画像を表示する。ICは、表示部を駆動する駆動回路を有する。
特開2022-121424号公報
しかしながら、比較的強い光がICにあたると、駆動回路が誤動作する可能性がある。
本開示は、表示装置において駆動回路の誤動作を抑制することを目的とする。
本開示の表示装置は、画素および前記画素を駆動する駆動回路を有する表示パネルと、前記表示パネルに向けて出射光を出射する光源装置と、前記表示パネルと前記光源装置との間に配置され、前記出射光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光を前記画素に出射する色分離素子と、前記表示パネルに配置され、前記駆動回路に向かう前記出射光を遮る遮光部材と、を備える。
図1は、本開示の第1実施形態に係る表示装置の平面図である。 図2は、表示装置の断面図である。 図3は、表示パネルの回路構成を示す図である。 図4は、表示パネルの断面図である。 図5は、色分離素子の断面図である。 図6は、色分離素子の拡大断面図である。 図7は、駆動回路の周辺における表示装置の部分拡大断面図である。 図8は、本開示の第2実施形態に係る表示装置における駆動回路の周辺の部分拡大断面図である。 図9は、本開示の第3実施形態に係る表示装置における駆動回路の周辺の部分拡大断面図である。
以下に、本開示の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、本開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
図面で示すX方向およびY方向は、互いに直交し、表示装置1に含まれる基板の主面に平行である。X方向の+X側、-X側、Y方向の+Y側、-Y側は、表示装置1の側方に相当する。Z方向は、X方向およびY方向と直交し、表示装置1の厚み方向に相当する。Z方向の+Z側は、表示装置1において画像が表示される前面側に相当し、Z方向の-Z側は、表示装置1の背面側に相当する。また、本明細書において、「平面視」は、Z方向に沿って+Z側から-Z側に向かって表示装置1を見ることである。なお、X、Y、Zの方向は一例であって、本開示はこれらの方向に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、本開示の第1実施形態に係る表示装置1の平面図である。図2は、表示装置1の断面図である。表示装置1は、フレキシブル配線基板(不図示)を介して電気的に接続されている外部装置(不図示)から出力される画像信号に基づいて画像を表示する。
表示装置1は、例えばヘッドアップディスプレイに適用される。ヘッドアップディスプレイは、車両のフロントガラスなどの透光体に画像を投影してユーザに虚像を視認させる。表示装置1は、表示パネル10、光源装置20、色分離素子30、および、接着剤部40を備える。光源装置20、色分離素子30および表示パネル10はZ方向に沿って-Z側から+Z側に向けてこの順に並んでいる。
表示パネル10は、透過型の液晶ディスプレイである。なお、表示パネル10は、例えば、有機ELディスプレイおよび無機ELディスプレイでもよい。図1に示すように、表示パネル10の前面は、画像が表示される表示領域DAを有している。表示パネル10は、表示領域DAにおいてX方向およびY方向に沿って行列状に配置されている複数の画素Pを有している。
複数の画素Pは、それぞれ、第1副画素SP1、第2副画素SP2および第3副画素SP3を有している。第1副画素SP1は赤の副画素である。第2副画素SP2は緑の副画素である。第3副画素SP3は青の副画素である。第1副画素SP1、第2副画素SP2および第3副画素SP3は、X方向に沿ってこの順に並んでいる。第1副画素SP1、第2副画素SP2および第3副画素SP3の配列はいわゆるストライプ配列である。以下、第1副画素SP1、第2副画素SP2および第3副画素SP3を区別せずに説明する場合、単に「副画素SP」と記載する場合がある。なお、副画素SPの配列がストライプ配列に限定されないこと、および、副画素SPの色が上記の色に限定されないことは言うまでもない。
図3は、表示パネル10の回路構成を示す図である。表示パネル10は、駆動回路11、ならびに、複数の副画素SPそれぞれが有するスイッチング素子SW、副画素電極PE、共通電極CE、液晶容量LC、および、保持容量CSを備えている。
駆動回路11は、画素Pを駆動する。駆動回路11は、信号処理回路11a、信号出力回路11b、および、走査回路11cを備えている。
信号処理回路11aは、外部装置から送信される画像信号に基づいて、副画素SPの階調を示す副画素信号を信号出力回路11bに出力する。また、信号処理回路11aは、信号出力回路11bの動作と走査回路11cの動作とを同期させるクロック信号を信号出力回路11bおよび走査回路11cに出力する。
信号出力回路11bは、副画素信号を副画素SPに出力する。信号出力回路11bと複数の副画素SPとは、Y方向に沿って延びる複数の信号線Lbを介して電気的に接続されている。
走査回路11cは、信号出力回路11bによる副画素信号の出力と同期して、複数の副画素SPを走査する。走査回路11cと複数の副画素SPとは、X方向に沿って延びる複数の走査線Lcを介して電気的に接続されている。
スイッチング素子SWは、例えば薄膜トランジスタ(TFT)によって構成されている。スイッチング素子SWにおいて、ソース電極と信号線Lbとが電気的に接続され、ゲート電極と走査線Lcとが電気的に接続されている。
副画素電極PEは、スイッチング素子SWのドレイン電極に接続されている。共通電極CEは、複数の走査線Lcに対応して複数配置されている。副画素電極PEおよび共通電極CEは、透光性を有する。
液晶容量LCは、副画素電極PEと共通電極CEとの間にある後述する液晶層13の液晶材料の容量成分である。保持容量CSは、共通電極CEと同電位の電極と、副画素電極PEと同電位の電極との間に配置されている。
図4は、表示パネル10の断面図である。副画素SPは、第1基板12、液晶層13、および、第2基板14をさらに備えている。第1基板12、液晶層13、および、第2基板14は、それぞれ透光性を有し、Z方向に沿って-Z側から+Z側に向けて、この順に配置されている。
第1基板12は、平面視矩形状であり、複数の副画素SPに対して1つ設けられている。第1基板12の+Z側の主面12aには、共通電極CEが配置されている。また、共通電極CEの前面には絶縁層ILが配置され、さらに、副画素電極PE、および、配向膜ALがさらに配置されている。
副画素電極PEは、絶縁層ILと配向膜ALとの間に配置されている。このように、共通電極CEと副画素電極PEは、第1基板12に配置されている。つまり、表示パネル10は、横電界方式の液晶ディスプレイである。
第2基板14は、第1基板12の前面側に位置する。つまり、第2基板14は、第1基板12を挟んで色分離素子30と反対側に位置する。第2基板14は、平面視矩形状であり、複数の副画素SPに対して1つ設けられている。第2基板14の背面には、カラーフィルタCF、遮光膜SM、および、配向膜ALが配置されている。遮光膜SMおよびカラーフィルタCFは、第2基板14と配向膜ALとの間に配置されている。
カラーフィルタCFは、平面視矩形状であり、1つの副画素SPに1つ配置されている。カラーフィルタCFは、透光性を有し、透過させる光のスペクトルのピークが予め定めされている。スペクトルのピークはカラーフィルタCFの色に対応する。カラーフィルタCFの色は副画素SPの色と同じである。つまり、赤の第1副画素SP1は赤のカラーフィルタCFを有し、緑の第2副画素SP2は緑のカラーフィルタCFを有し、青の第3副画素SP3は青のカラーフィルタCFを有する。
遮光膜SMは、遮光性を有し、複数の副画素SPを区画する。つまり、遮光膜SMは、X方向およびY方向において互いに隣接する複数の副画素SPの境界と平面視で重なる。なお、図4において、信号線Lbおよび走査線Lcの図示は省略されている。
液晶層13は、複数の液晶分子LMを含んで構成されている。液晶層13は、第1基板12と第2基板14との間にあり、平面視で表示領域DAと重なる。具体的には、液晶層13は、互いに対向する2つの配向膜ALの間にある。液晶分子LMの向きは、互いに対向する2つの配向膜ALによって規制される。
また、図2および図4に示すように、表示パネル10は、第1基板12の背面に配置されている第1偏光板15、および、第2基板14の前面に配置されている第2偏光板16をさらに備えている。
第1偏光板15は、Z方向と直交する透過軸を有している。第2偏光板16は、第1偏光板15の透過軸およびZ方向と直交する透過軸を有している。
また、図1および図2に示すように、第1基板12は、平面視で第2基板14から露出する露出部12bを有する。露出部12bは平面視で第2基板14より+X側にある。また、露出部12bの前面には、駆動回路11を含むICチップTiが配置されている。つまり、駆動回路11は、第2基板14と対向する第1基板12の板面に配置されている。露出部12bの前面は、第1基板12の主面12aの一部である。駆動回路11は、平面視で表示領域DAより外側(具体的には+X側)に位置する。
駆動回路11が画像信号に基づいて副画素信号を副画素SPに出力することで、液晶層13に電界が発生し、液晶分子LMの向きが変化する。これにより、表示パネル10を透過する光が変調されることで画像が表示される。
図2に示すように、光源装置20は、表示パネル10の背面側に配置されている。光源装置20は、表示パネル10に向けて光(以下、出射光と記載する)を出射する。光源装置20は、例えば、直下型のバックライトであり、複数の発光ダイオード(不図示)を有する。なお、表示装置1がヘッドアップディスプレイに適用される場合、光源装置20の輝度や光量は、表示装置1がモバイル端末に適用される場合と比べて極めて大きく、光源装置20の出射光が駆動回路11(ICチップTi)にあたることで駆動回路11に及ぶ影響はより大きくなる。
図1および図2に示すように、色分離素子30は、平面視で矩形状の板状である。色分離素子30は、平面視で表示パネル10より大きい。色分離素子30の周縁は、表示パネル10の周縁より平面視で外側に位置する。また、色分離素子30は、駆動回路11を含むICチップTiと平面視で重なる。また、色分離素子30は、露出部12bと平面視で重なる。なお、色分離素子30の一部が表示パネル10より平面視で外側に位置してもよい。
図2に示すように、色分離素子30は、表示パネル10と光源装置20との間に配置されている。色分離素子30は透光性を有し、光源装置20の出射光は色分離素子30を介して表示パネル10に入射する。
図5は、色分離素子30の断面図である。図6は、色分離素子30の拡大断面図である。色分離素子30は、光源装置20の出射光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光SRを画素Pに出射する。色分離素子30は、分離光SRを出射する分離領域SAを有している。分離領域SAは、表示パネル10と対向する色分離素子30の板面(色分離素子30の前面)にあり、平面視で表示領域DAと重なる。
図6に示すように、分離領域SAから出射される分離光SRは、第1副画素SP1の色と同じ赤の第1分離光SR1、第2副画素SP2の色と同じ緑の第2分離光SR2および第3副画素SP3の色と同じ青の第3分離光SR3を有する。分離領域SAにおいて、色分離素子30の前面は所定の凹凸状である。
所定の凹凸状は、平面視で第1副画素SP1より大きく第1副画素SP1と平面視で重なる第1範囲H1から第1分離光SR1が第1副画素SP1に集まる形状である。また、所定の凹凸状は、平面視で第2副画素SP2より大きく第2副画素SP2と平面視で重なる第2範囲H2から第2分離光SR2が第2副画素SP2に集まる形状である。さらに、所定の凹凸状は、平面視で第3副画素SP3より大きく第3副画素SP3と平面視で重なる第3範囲H3から第3分離光SR3が第3副画素SP3に集まる形状である。
第1範囲H1は第1副画素SP1に対応して複数ある。第2範囲H2は第2副画素SP2に対応して複数ある。第3範囲H3は第3副画素SP3に対応して複数ある。第1範囲H1、第2範囲H2および第3範囲H3は平面視で互いに重なる部分を有する。
このように、色分離素子30は、光源装置20の出射光をカラーフィルタCFの各色に対応する波長ごとに分離し、カラーフィルタCFに対応する波長の光(分離光SR)を各カラーフィルタCFそれぞれに入射し透過させる。これにより、表示装置1が色分離素子30を備えずに光源装置20の出射光が表示パネル10に直接入射する場合と比べて、光源装置20の出射光の損失を抑制でき、利用効率を向上させることができる。
図2に示すように、接着剤部40は、表示パネル10と色分離素子30との間にある。接着剤部40は、表示パネル10と色分離素子30とを接着している。図1に示すように、接着剤部40は、平面視で表示領域DAの周縁と第2基板14の周縁との間にある。すなわち、接着剤部40は、平面視で分離領域SAの周縁と第2基板14の周縁との間にある。接着剤部40は、接着剤によって形成されている。接着剤は、例えばUV硬化型接着剤である。なお、第1偏光板15は、平面視で接着剤部40の内側にある。
図7は、駆動回路11の周辺における表示装置1の部分拡大断面図である。接着剤部40は所定の大きさのギャップ部材41を複数含有している。ギャップ部材41は、接着剤に含有されている。ギャップ部材41は例えば球状であり、所定の大きさに対応する所定の直径を有している。
ギャップ部材41は、表示パネル10および色分離素子30によって挟持されている。これにより、表示パネル10と色分離素子30との間のZ方向距離は、所定の直径でほぼ一定となる。所定の直径は、分離光SRが副画素SPに集まる大きさに定められている。
また、表示装置1は、遮光部材50をさらに備える。遮光部材50は、表示パネル10に配置されている。具体的には、第1基板12の露出部12bの背面に配置されている。つまり、遮光部材50は、色分離素子30と対向する第1基板12の板面に配置されている。遮光部材50は、平面視で接着剤部40より外側(具体的には+X側)にある。また、図1および図7に示すように、遮光部材50は、ICチップTiすなわち駆動回路11と平面視で重なる位置にある。
遮光部材50は、露出部12bの背面に貼り付けられている。遮光部材50は、具体的には、遮光性を有する黒の粘着テープである。すなわち、遮光部材50は、遮光テープである。
遮光部材50は、駆動回路11に向かう出射光を遮る。具体的には、実線の矢印にて示すように、遮光部材50は、光源装置20から駆動回路11(ICチップTi)に直接向かう第1の出射光R1を遮る。また、破線の矢印にて示すように、遮光部材50は、色分離素子30の板面および接着剤部40で反射して駆動回路11に向かう第2の出射光R2を遮る。換言すれば、遮光部材50は、第1の出射光R1および第2の出射光R2を遮る位置にある。
このように遮光部材50が駆動回路11に向かう出射光を遮ることで、駆動回路11に出射光があたることを防止することができる。よって、出射光が比較的強い場合においても、駆動回路11の誤動作を防止することができる。
なお、遮光部材50は、黒以外の遮光性を有する色の遮光テープでもよい。この場合、駆動回路11に当たる出射光の強さを抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、本開示の第2実施形態に係る表示装置1について、主として上記の第1実施形態と異なる部分について説明する。
図8は、本開示の第2実施形態に係る表示装置1における駆動回路11の周辺の部分拡大断面図である。本第2実施形態の遮光部材150は、接着剤部140である。
本第2実施形態の接着剤部140は、平面視で駆動回路11と重なる位置にある。接着剤部140は、露出部12bと色分離素子30との間にある。具体的には、接着剤部140は、平面視で分離領域SAと露出部12bの+X側の周縁との間にある。
また、接着剤部140は遮光性を有する。具体的には、接着剤部140は、遮光性を有する接着剤で形成されている。遮光性を有する接着剤は、黒の接着剤である。
接着剤部140が第1の出射光R1および第2の出射光R2を遮ることで、駆動回路11に出射光があたることを防止することができる。これにより、駆動回路11の誤動作を防止することができる。
なお、接着剤部140は、例えば乳白色の接着剤によって形成されてもよい。この場合、駆動回路11に当たる出射光の強さを抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、本開示の第3実施形態に係る表示装置1について、主として上記の第1実施形態と異なる部分について説明する。
図9は、本開示の第3実施形態に係る表示装置1における駆動回路11の周辺の部分拡大断面図である。本第3実施形態の遮光部材250は、第1偏光板215である。
本第3実施形態の第1偏光板215は、平面視で駆動回路11と重なる位置にある。この場合、第1偏光板215は、露出部12bの背面にも配置可能大きさである。またこの場合、接着剤部240は、露出部12bの側面と色分離素子30とを接着する。
第1の出射光R1および第2の出射光R2における第1偏光板215の透過軸と交差する成分を第1偏光板215が吸収することで、駆動回路11にあたる出射光の強さを抑制することができる。これにより、駆動回路11の誤動作を抑制することができる。
以上、本開示の好適な実施の形態を説明したが、本開示はこのような実施の形態に限定されるものではない。実施の形態で開示された内容はあくまで一例にすぎず、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で行われた適宜の変更についても、当然に本開示の技術的範囲に属する。
例えば、上記の表示パネル10は、複数の副画素電極PEと対向する状態で共通電極CEが第2基板14に配置される縦電界方式の液晶ディスプレイでもよい。
また、露出部12bは、平面視で第2基板14より+X側以外の側から露出していてもよい。
また、色分離素子30は、平面視で駆動回路11(ICチップTi)と重ならない形状でもよい。
また、遮光部材50は、遮光性を有する印刷体であってもよい。印刷体は、遮光性を有する塗料が印刷(例えばスクリーン印刷)されることで形成されている。塗料は、例えば黒の塗料である。
また、本実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本開示によりもたらされるものと解される。
1 表示装置
10 表示パネル
11 駆動回路
12 第1基板
13 液晶層
14 第2基板
15 第1偏光板
16 第2偏光板
20 光源装置
30 色分離素子
40 接着剤部
50 遮光部材
215 第1偏光板(偏光板)
P 画素
SA 分離領域
SR 分離光

Claims (6)

  1. 画素および前記画素を駆動する駆動回路を有する表示パネルと、
    前記表示パネルに向けて出射光を出射する光源装置と、
    前記表示パネルと前記光源装置との間に配置され、前記出射光を分散して互いに波長が異なる複数の分離光を前記画素に出射する色分離素子と、
    前記表示パネルに配置され、前記駆動回路に向かう前記出射光を遮る遮光部材と、を備える、
    表示装置。
  2. 前記遮光部材は、遮光テープである、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示パネルと前記色分離素子とを接着し、遮光性を有する接着剤によって形成されている接着剤部をさらに備え、
    前記遮光部材は、前記接着剤部である、
    請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記表示パネルは、偏光板をさらに備え、
    前記遮光部材は、前記偏光板である、
    請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記表示パネルは、第1基板、前記第1基板を挟んで前記色分離素子と反対側に位置する第2基板、および、前記第1基板と前記第2基板との間にある液晶層、を備え、
    前記駆動回路は、前記第2基板と対向する前記第1基板の板面に配置され、
    前記遮光部材は、前記色分離素子と対向する前記第1基板の板面において前記駆動回路と平面視で重なる位置にある、
    請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記色分離素子は、前記駆動回路と平面視で重なる、
    請求項1から5の何れか1項に記載の表示装置。
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