JP2024053641A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用する皮膚洗浄剤組成物において、脂肪酸石鹸以外の界面活性剤を洗浄剤主成分とした場合であっても、泡立ち及び泡質(クリーミー性)が良好で、すすぎ時の肌のぬるつきが無い皮膚洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】下記(A)、(B)及び(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物により上記課題を解決する。好ましくは、さらに(D)成分を含有する。(A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤(B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤1種以上(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(D)イソプロピルメチルフェノール【選択図】なし

Description

本発明は、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物に関する。詳しくは、泡質(クリーミー性)が良好で、すすぎ時の肌のぬるつきが無く、且つ優れた殺菌性を有する皮膚殺菌洗浄剤組成物に関する。
ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用することを特徴とする皮膚洗浄剤は、その容器から押し出すことにより泡状となって吐出される(特許文献1、2)。そのため、使用時の簡便性に優れるとともに、泡状となった洗浄剤で肌を洗うことによる肌への負担軽減の観点から、洗顔料のみならず身体用洗浄剤としても、これまで様々な提案がなされてきた。例えば、これらの泡吐出容器に収容される皮膚洗浄剤組成物では、泡吐出容器内部の多孔質膜を通過させることで内容組成物と空気とを混合して泡沫状とする。脂肪酸石鹸を洗浄剤主成分とした洗浄剤組成物は泡質に優れた泡を吐出することができることから、洗顔料や身体用洗浄剤として広く利用されている。(特許文献3、4)
一方で、高い洗浄力を持つ脂肪酸石鹸は、洗浄時の刺激やタオルドライ後の乾燥感など、皮膚の弱い人に対して刺激となりうることもあった。肌への負担軽減のため、肌への負担が少ないアミノ酸系の界面活性剤を用いた洗顔料や身体用洗浄剤の提案も近年活発に行われている(特許文献5、6)。
しかしながら、脂肪酸石鹸以外の界面活性剤では脂肪酸石鹸に比べて泡質が劣り、また洗い流し時にぬるつきを感じやすいなどの課題がある。ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用するのに好適な脂肪酸石鹸以外の界面活性剤を洗浄剤主成分とした皮膚洗浄剤組成物については、より一層の提案が求められているのが現状である。
特開2005-193972号公報 特開2007-275777号公報 特開2017-088555号公報 特開2019-094287号公報 特開2017-210416号公報 特開2022-91382号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用する皮膚洗浄剤組成物において、脂肪酸石鹸以外の界面活性剤を洗浄剤主成分とした場合であっても、泡立ち及び泡質(クリーミー性)が良好で、すすぎ時の肌のぬるつきが無い皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、(A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤、(B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選らばれる両性界面活性剤1種以上、(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを含有する皮膚洗浄料をノンガスタイプの泡吐出容器に充填して泡状に吐出する形態として使用することにより、泡立ち及び泡質(クリーミー性)が良好で
、すすぎ時の肌のぬるつきが無い皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
1.第一の発明は次のとおりである。
下記(A)、(B)及び(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
(A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤
(B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤1種以上
(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
2.第二の発明は次のとおりである。
下記(A)、(B)及び(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
(A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤 0.5~10質量%
(B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤1種以上 1.0~10質量%
(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 0.5~5質量%
3.第三の発明は次のとおりである。
さらに下記(D)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
(D)イソプロピルメチルフェノール
4.第四の発明は次のとおりである。
さらにpHが4.5~7であるに記載の皮膚洗浄剤組成物。
本発明によれば、ノンガスタイプの泡吐出容器に充填して使用する皮膚洗浄剤組成物において、泡立ち及び泡質(クリーミー性)が良好で、すすぎ時の肌のぬるつきが無く、さらには殺菌性を有する皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物について詳細に説明する。
<(A)成分>
本発明の洗浄剤組成物で用いられる(A)成分は、N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤である。(A)成分は、アニオン界面活性剤であり、主に洗浄の基剤として用いられる。
かかるアシル基は炭素原子数8~22の脂肪酸残基が好ましく、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸などの単一のアシル基や、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸などから誘導されるアシル基、又はそれらの混合物が挙げられる。アミノ酸系界面活性剤の塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、低級アルカノールアミン塩などが挙げられるが、好ましくは、ナトリウム塩、カリウム塩である。
(A)成分を具体的に例示すれば、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニントリエタノールアミン、パーム核油脂肪酸メチルアラニンアンモニウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンカリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、等が挙げられる。これらN-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤は市販品を使用することができ、具体的に例示すれば、アラノンACE、アラノンALE等のアラノンシリーズ(いずれも川研社製)や、ソフティルトAS、ソフティルトAT等のソフティルトシリーズ(いずれも日油社製)等が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物には、これらN-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤を1種単独又は2種以上を組み合わせて用い
ることができる。
(A)成分の配合量は、皮膚洗浄剤組成物に対して0.1~10質量%配合するのが好ましい。0.1質量%以上であればクリーミーな泡質を得られ、10質量%以下であれば泡質が荒くならない。
<(B)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(B)成分は、アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤であり、主に泡立ちの補助や剤の粘性付与のため用いられることが知られている。
本発明においては、(A)成分と(B)成分を組み合わせることで、(B)成分を単独で使用するときよりも泡立ち及び泡質(クリーミー性)が相乗的に向上し、すすぎ時の肌のぬるつきが抑制されることを見出した。これは、(A)成分と(B)成分のイオン的相互作用により素早く界面に活性剤が配向したため、泡立ちが相乗的に向上し、また同様の理由でより密に界面に配向し、より泡膜が強固なものになったため泡質(クリーミー性)が相乗的に向上し、さらには同様の理由で(A)成分および(B)成分の肌への過剰な吸着を抑えることで結果的にすすぎ時のぬるつきも低減されたものと推測される。
(B)成分を具体的に例示すれば、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸Na、ココアンホ酢酸Na、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、等が挙げられる。これら両性界面活性剤は市販品を使用することができ、具体的に例示すれば、ソフタゾリンLPB(川研ファインケミカル社製)、アンホレックス30S(ミヨシ油脂社製)、アンヒトール20HD(花王社製)等が挙げられる。本発明の洗浄剤組成物には、これら両性界面活性剤を1種単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(B)成分の配合量は、皮膚洗浄剤組成物に対して1~10質量%配合するのが好ましい。1質量%以上であればよりクリーミーな泡を得ることができ、10質量%以下であれば洗い流し時のぬるつきを抑制できる。
(A)成分に対する(B)成分の配合比率(=(B)/(A))は、0.3~2.0であることが望ましい。0.3以上であれば泡立ち、泡質が良好となり、2.0以下であればすすぎ時のぬるつきが抑制される。
<(C)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物で用いられる(C)成分は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルであり、乳化剤・可溶化剤・分散剤として用いられることが知られている。本願発明においては、(C)成分が、(A)成分と(B)成分によって形成された泡膜を強固にし、泡質(クリーミー性)、泡の持続性を向上させる効果を見出した。
(C)成分としては、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノミリスチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられるが、好ましくはモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタンである。市販品としては、ノニオンLT-280(日油社製)等が挙げられる。
(C)成分の配合量は、皮膚洗浄剤組成物に対して0.1~5.0質量%配合するのが好ましい。
0.1質量%以上であれば泡質(クリーミー性)が良好であり、5.0質量%以下であればすすぎ時にぬるつきを抑制できる。
(A)成分と(B)成分に対する(C)成分の配合比率(=(C)/(A)+(B))は、0.15~0.60であることが望ましい。0.15以上であれば泡質が良好となり、0.60以下であればすすぎ時のぬるつきが抑制される。
<(D)成分>
本発明の皮膚殺菌洗浄剤組成物で用いられる(D)成分は、イソプロピルメチルフェノールである。(D)成分を配合することにより、殺菌効果を付与することができる。
(D)成分の配合量は、皮膚洗浄剤組成物に対して0.05~0.50質量%であることが好ましい。0.05質量%以上であれば十分な殺菌効果が得られ、0.50質量%以下であればイソプロピルメチルフェノール自体の原料臭が抑えられ、使用時の嗜好性が高まる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、泡質、安定性の観点からpHが4.5~7に調整することが望ましい。pHの調整は、本発明の効果を損なわない範囲において、pH調整剤を適宜用いることができる。pH調整剤としては、乳酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、サリチル酸塩、安息香酸塩等の有機酸塩が好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、高級脂肪酸塩を含まないことが好ましい。高級脂肪酸塩は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ヤシ油等の高級脂肪酸と水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のアルカリ剤でケン化、又は中和したものであり、高級脂肪酸塩を配合すると起泡性が低下したり、pHが8を超えるため、過剰に脱脂され洗浄後につっぱり感を感じたりする場合がある。
本発明の洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、粉体( 顔料、色素、樹脂等) 、生理活性成分、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、パール化剤、中和剤、昆虫避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではなく、例えばラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β - アミノプロピオン酸ナトリウム、N- ラウロイル- N '- カルボキシメチル- N '- ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記ノニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N - メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられ、適宜一種又は二種以
上選択して用いればよい。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状( 球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状など) に特に制限はない。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マドンナリリー花エキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイなどの保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質などの油性成分、ε-アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β-グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、 B2、B6、C、D、E) 、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンC エステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4-アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分
、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α-ヒドロキシ酸、β-ヒドロキシ酸などの細胞賦活剤、γ-オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、l-メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
本発明に用いられる泡吐出容器とは、噴射剤を使用するエアゾール型の泡吐出容器以外のノンエアゾール型のものを意味し、吐出容器内に充填された皮膚洗浄料と、空気とを混合して多孔質膜を通過させることにより泡沫状に吐出することができる容器である。具体的には、ポンプフォーマーやスクイズフォーマー等を例示することができる。
また、吐出容器内部の多孔質膜は、一つ又は複数設けられ、その膜の孔数は特に限定されないが、キメ細かな泡質にする観点から、100~400メッシュが好ましく、200~300メッシュのものを用いるのがより好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤用組成物は、常法により製造することができ、洗顔、クレンジング、ボディシャンプー、ハンドソープ、シェービング料、マッサージ料等の皮膚用洗浄剤として好適に使用できる。
次に本発明の皮膚洗浄剤組成物について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。なお、以下の全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
実施例1~20、及び比較例1~6
表1および表2に示す組成の皮膚洗浄剤を常法に準じて調製し、容量200mLのポンプフォーマー型容器(200メッシュ2枚使用)に200mL充填し、ノンエアゾール型泡状皮膚洗浄料を得た。得られた皮膚洗浄料について下記評価を行い、その結果を表1および表2に併せて示した。
(1)泡立ち
パネラー10名が、室温下で、それぞれ表1および表2に示す組成の皮膚洗浄剤を3 ml直接手に取り、使用して泡立ちを下記基準で5段階にて官能評価を行った。
5点:泡立て始めてから掌が泡で覆われるまで5秒未満
4点:泡立て始めてから掌が泡で覆われるまで5秒以上10秒未満
3点:泡立て始めてから掌が泡で覆われるまで10秒以上15秒未満
2点:泡立て始めてから掌が泡で覆われるまで15秒以上20秒未満
1点:泡立て始めてから掌が泡で覆われるまで25秒以上
パネラーの評価結果の平均値を算出し、以下の基準で判定した。
◎:平均点が4.5以上
○:平均点が3.5以上
△:平均点が2.5以上
×:平均点が2.5未満
(2)泡質(クリーミー性)
室温下で、それぞれポンプフォーマー型容器から内容物を1プッシュ分吐出させ、顕微鏡下で吐出直後の泡径を観察して泡質(クリーミー性)を下記基準で5段階にて評価を行った。
5点:視野中の平均泡径が35μm未満
4点:視野中の平均泡径が35μm以上40μm未満
3点:視野中の平均泡径が40μm以上45μm未満
2点:視野中の平均泡径が45μm以上50μm未満
1点:視野中の平均泡径が50μm以上
10回の測定結果の平均値を算出し、以下の基準で判定した。
◎:平均点が4.5以上
○:平均点が3.5以上
△:平均点が2.5以上
×:平均点が2.5未満
(3)すすぎ時の肌のぬるつきのなさ
パネラー10名が、室温下で、それぞれポンプフォーマー型容器から内容物を1プッシュ分吐出させて手に取り、上腕部に塗布して20往復こすった後、お湯で洗い流し、洗い流し時のぬるつきのなさを下記基準で5段階にて官能評価を行った。
5点:洗い流し始めてからぬるつきがなくなるまで 15秒未満
4点:洗い流し始めてからぬるつきがなくなるまで 15秒以上20秒未満
3点:洗い流し始めてからぬるつきがなくなるまで 20秒以上25秒未満
2点:洗い流し始めてからぬるつきがなくなるまで 25秒以上30秒未満
1点:洗い流し始めてからぬるつきがなくなるまで 30秒以上
パネラーの評価結果の平均値を算出し、以下の基準で判定した。
◎:平均点が4.5以上
○:平均点が3.5以上
△:平均点が2.5以上
×:平均点が2.5未満
(4)殺菌性
殺菌性についての試験法
表1、2に示す皮膚殺菌洗浄剤組成物を10%濃度に調製した。Staphylococcus aureus( 黄色ブドウ球菌)の菌液100 μLを塗沫したMSA寒天培地上にペーパーディスク( ADVANTEC THICK 8 mm ) を置き、被験物50 μLを浸み込ませ、37 ℃ 48
時間培養する。培養してからノギスを用いて被験物の阻止円の大きさを測定する。評価は下記の5段階評価で行った。
<評価基準>
5:阻止円の大きさ:12mm~15mm
4:阻止円の大きさ:9mm~12m
3:阻止円の大きさ:6mm~9mm
2:阻止円の大きさ:3mm~6mm
1:阻止円の大きさ:0mm~3mm
測定結果を以下の基準で判定した。
◎:平均点が4.5以上
○:平均点が3.5以上
△:平均点が2.5以上
×:平均点が2.5未満

表1および表2より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1~20の皮膚洗浄剤組成物は比較例1~6の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明の洗浄剤組成物のその他の処方例を実施例21として挙げる。なお、これらの実施例の洗浄剤組成物についても、上記の洗い流し時の使用感、使用時の泡量、泡質(クリーミィ性)の各項目を評価した。
実施例21 ボディソープ (質量%)
(1)ラウロイルメチルアラニンNa 5.0
(2)ラウラミドプロピルベタイン 4.0
(3)ココアンホ酢酸Na 2.0
(4)ラウリルヒドロキシスルタイン 1.0
(5)ラウリルグルコシド 1.0
(6)ラウロイルアスパラギン酸Na 1.0
(7)ラウリン酸PEG-80ソルビタン 4.0
(8)グリセリン 20.0
(9)ジグリセリン 3.0
(10)ジプロピレングリコール 3.0
(11)フェノキシエタノール 0.2
(12)イソプロピルメチルフェノール 0.2
(13)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(14)ポリソルベート20 1.0
(15)クエン酸 0.4
(16)クエン酸ナトリウム 0.1
(17)EDTA-2Na 0.2
(18)安息香酸ナトリウム 0.1
(19)オレンジ油 0.05
(20)ラベンダー油 0.05
(21)ベルガモット油 0.01
(22)ユーカリ油 0.01
(23)香料 0.2
(24)精製水 残余

Claims (4)

  1. 下記(A)、(B)及び(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
    (A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤
    (B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤1種以上
    (C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
  2. 下記(A)、(B)及び(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
    (A)N-アシルメチルアラニン型アミノ酸系界面活性剤 0.5~10質量%
    (B)アミドプロピルベタイン、イミダゾリウムベタインおよびスルホベタインから選ばれる両性界面活性剤1種以上 1.0~10質量%
    (C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 0.5~5質量%
  3. さらに下記(D)を含有する請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
    (D)イソプロピルメチルフェノール
  4. pHが4.5~7である請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。

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