JP2024048910A - エンジンの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの潤滑性を確保しつつピストンの暖機を促進することができるエンジンの制御装置を提供することを課題とする。【解決手段】潤滑油をピストンに向けて噴射するオイルジェットを備えたエンジンの駆動中に潤滑油が当該エンジンを循環するエンジンの制御装置であって、前記エンジンの始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中に前記エンジンの潤滑が完了済みであるか否かを判定する潤滑完了判定部と、前記始動要求があった際に前記エンジンの潤滑性が維持されているか否かを判定する潤滑維持判定部と、前記潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部により肯定判定がなされた場合に、前記エンジンを始動して前記エンジンに潤滑油を循環させつつ、前記オイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制する噴射抑制処理を実行する実行部と、を備えたエンジンの制御装置。【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンの制御装置に関する。
エンジンの始動時にエンジンを循環する潤滑油の圧力を高く制御することにより、エンジンを早期に潤滑することができる(例えば特許文献1参照)。
ピストンに向けて潤滑油を噴射するオイルジェットを備えたエンジンがある。この場合、エンジン始動時でのオイルジェットからの潤滑油の噴射によりピストンの暖機が損なわれ、排気エミッションが悪化するおそれがある。その一方で、エンジンの潤滑性は確保する必要がある。
そこで本発明は、エンジンの潤滑性を確保しつつピストンの暖機を促進することができるエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、潤滑油をピストンに向けて噴射するオイルジェットを備えたエンジンの駆動中に潤滑油が当該エンジンを循環するエンジンの制御装置であって、前記エンジンの始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中に前記エンジンの潤滑が完了済みであるか否かを判定する潤滑完了判定部と、前記始動要求があった際に前記エンジンの潤滑性が維持されているか否かを判定する潤滑維持判定部と、前記潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部により肯定判定がなされた場合に、前記エンジンを始動して前記エンジンに潤滑油を循環させつつ、前記オイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制する噴射抑制処理を実行する実行部と、を備えたエンジンの制御装置によって達成できる。
前記潤滑完了判定部は、前記始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中での前記エンジンの吸入空気量の積算値である積算吸入空気量が第1閾値以上の場合に、前記エンジンの潤滑が完了済みと判定し、前記潤滑維持判定部は、前記エンジンが停止して前記始動要求があるまでの前記エンジンの停止時間が第2閾値未満の場合に、前記エンジンの潤滑性が維持されていると判定してもよい。
前記潤滑完了判定部は、前記始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中での前記エンジンの回転数の積算値である積算回転数が第1閾値以上の場合に、前記エンジンの潤滑が完了済みと判定し、前記潤滑維持判定部は、前記エンジンが停止して前記始動要求があるまでの前記エンジンの停止時間が第2閾値未満の場合に、前記エンジンの潤滑性が維持されていると判定してもよい。
前記潤滑完了判定部は、前記潤滑油の温度が高いほど前記第1閾値を小さい値に変更してもよい。
前記噴射抑制処理は、前記潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部により肯定判定がなされた場合に、潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部の少なくとも一方により否定判定がなされた場合よりも、潤滑油の圧力を低下させる処理であってもよい。
本発明によれば、エンジンの潤滑性を確保しつつピストンの暖機を促進することができるエンジンの制御装置を提供できる。
[エンジンの概略構成]
図1は、エンジン10の概略構成図である。エンジン10は駆動源としてエンジン車両に搭載されているが、これに限定されない。エンジン10はガソリンエンジンであるがこれに限定されずディーゼルエンジンであってもよい。エンジン10は、シリンダヘッド11a、シリンダヘッド11aの下部に設けられたシリンダブロック11b、及びシリンダブロック11bの下部に設けられたオイルパン11cを備えている。
図1は、エンジン10の概略構成図である。エンジン10は駆動源としてエンジン車両に搭載されているが、これに限定されない。エンジン10はガソリンエンジンであるがこれに限定されずディーゼルエンジンであってもよい。エンジン10は、シリンダヘッド11a、シリンダヘッド11aの下部に設けられたシリンダブロック11b、及びシリンダブロック11bの下部に設けられたオイルパン11cを備えている。
シリンダブロック11bの各気筒12内にはピストン13が備えられている。ピストン13は、エンジン10の出力軸であるクランク軸15にコネクティングロッド14を介して連結されている。ピストン13の往復運動は、コネクティングロッド14によりクランク軸15の回転運動に変換される。
シリンダブロック11bには、オイルジェット26が設けられている。オイルジェット26は後述するオイルポンプ52によってオイルパン11cから汲み上げられた潤滑油の一部をピストン13の裏面に向かって噴射する。これによりピストン13と気筒12のシリンダボアの内壁面との間の潤滑を促進することができる。尚、オイルジェット26には潤滑油の圧力に応じて開閉する開閉弁が設けられている。
シリンダヘッド11aにはピストン13の上方に燃焼室16が形成されており、この燃焼室16には、燃料及び空気の混合気に対して点火を行う点火プラグ18が取り付けられている。この点火プラグ18による混合気への点火タイミングは、点火プラグ18の上方に設けられたイグナイタ19によって調整される。オイルパン11cには、潤滑用の潤滑油が貯留されている。
シリンダヘッド11aには、吸気通路20と燃焼室16とを開閉する吸気弁24が設けられており、同様に排気通路21と燃焼室16とを開閉する排気弁25が設けられている。吸気通路20には、燃焼室16に導入される空気量を調量するスロットル弁23が設けられている。
吸気通路20の一部を構成する各吸気ポート20aには、吸気ポート20a内に燃料を噴射するポート噴射弁22が気筒12毎に設けられている。エンジン10には、各燃焼室16内に燃料をそれぞれ噴射する筒内噴射弁17が設けられている。
排気通路21には上流側から順に、三元触媒41、及びGPF(Gasoline Particulate Filter)42が設けられている。三元触媒41は例えば、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等の触媒金属を含み、酸素吸蔵能を有し、NOx、HC及びCOを浄化する。GPF42は、多孔質セラミックス構造体において、多数のセルのうち隣り合うものの前端部と後端部とを交互に目封じした構造である。排気ガスは、GPF42の上流側の端部が開放したセルに流入し、隣のセルとの間の多孔質の壁を通過するようになっており、このときに排気ガス中のPM(排気微粒子)が捕集される。
ECU(Electronic Control Unit)100は、エンジン10に関する制御処理を行う電子制御ユニットである。ECU100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の揮発性や不揮発性のメモリを含むコンピュータを中心に構成される。ECU100は、メモリにインストールされるプログラムをCPU上で実行することによりエンジン10に関する各種の制御処理を実現する。ECU100には詳しくは後述するが、各種センサが接続されている。ECU100は、エンジンの制御装置の一例であり、詳しくは後述する潤滑完了判定部、潤滑維持判定部、及び実行部を機能的に実現する。
ECU100には、イグニッションスイッチ31、油温センサ32、エアフロメータ33、及びクランク角センサ34が接続されており、それら各種センサからの出力信号が入力される。イグニッションスイッチ31は、イグニッションのオンオフ状態を検出する。油温センサ32は、エンジン10を潤滑する潤滑油の温度を検出する。エアフロメータ33は、吸入空気量を検出する。クランク角センサ34は、クランク軸15の回転角を検出する。
ECU100は、クランク角センサ34の検出値に基づいてエンジン回転数を算出し、エンジン回転数と吸入空気量とに基づいてエンジン負荷を算出する。ECU100は、アクセル開度に基づいて、目標回転数及び目標負荷を算出し、エンジン回転数及び負荷がそれぞれ目標回転数及び目標負荷になるように、燃料噴射量や吸入空気量、点火時期、ポート噴射率、筒内噴射率を制御する。
図2は、潤滑油の流通経路の説明図である。オイルパン11cに貯留した潤滑油は、オイルポンプ52の吸引力により、オイルストレーナ50を介してオイルパン11cから吸引される。吸引された潤滑油は、オイルフィルタ56を通過したのち、エンジン10内に形成されたメインギャラリ11dを通過してシリンダヘッド11a及びシリンダブロック11bを流れる。シリンダブロック11bを流れたエンジオイルの一部はオイルジェット26に供給される。その後、潤滑油は再びオイルパン11cに回収される。
オイルポンプ52は、オイル吐出量を変更可能な公知の可変容量型である。オイルポンプ52とメインギャラリ11dとは、油路60により接続されている。油路60のオイルフィルタ56とメインギャラリ11dとの間から油路61が分岐している。油路61は、リニアソレノイドバルブからなるオイルコントロールバルブ(以下、OCVと称する)54のオイル導入口に接続されている。OCV54のオイル排出口は、油路62を介してオイルポンプ52に接続されている。OCV54は、ECU100の制御により開閉する。OCV54の開閉によって、オイルポンプ52の圧力室内に導入される潤滑油の流量が変更され、圧力室内の油圧が変更される。これによりオイルポンプ52の容量が変更されて、潤滑油の吐出量が変更される。この結果、潤滑油の流通経路内での圧力(以下、油圧と称する)が調整される。
[ピストン暖機制御]
次にECU100が実行するピストン暖機制御について説明する。図3は、ECU100が実行するピストン暖機制御の一例を示したフローチャートである。このフローチャートは、イグニッションオンの状態で繰り返し実行される。ECU100は、エンジン10の始動要求があるか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1でNoの場合には本制御は終了する。
次にECU100が実行するピストン暖機制御について説明する。図3は、ECU100が実行するピストン暖機制御の一例を示したフローチャートである。このフローチャートは、イグニッションオンの状態で繰り返し実行される。ECU100は、エンジン10の始動要求があるか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1でNoの場合には本制御は終了する。
ステップS1でYesの場合には、ECU100は前回のエンジン10の駆動中にエンジンの潤滑が完了済みであるか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、前回のエンジン10の駆動中での積算吸入空気量が第1閾値以上の場合には、潤滑完了済みと判定される。前回の駆動中での積算吸入空気量が大きいほど、エンジン10の積算回転数が大きく、これによりエンジン10の回転に連動したオイルポンプ52の積算吐出量が多いからである。従って第1閾値は、エンジン10の各摺動部に潤滑油が行き渡りエンジン10の潤滑が完了したとみなすことができる下限値に設定されている。第1閾値は実験結果やシミュレーション結果に基づいて予め設定されている。尚、エンジン10の駆動中は、ECU100はエアフロメータ33の検出値に基づいて、エンジン10に吸入された空気量の積算値である積算吸入空気量を常時算出する。ステップS2は、潤滑完了判定部が実行する処理の一例である。
ステップS2でYesの場合には、ECU100はエンジン10の潤滑性が維持されているか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、エンジン10が停止して始動要求があるまでのエンジン10の停止時間が第2閾値未満である場合には、エンジン10の潤滑性が維持されているものと判定される。エンジン10の停止時間が短いほど、エンジン10の各摺動部に油膜が十分に保持されているからである。従って第2閾値は、潤滑済みのエンジン10が停止した場合にエンジン10の各摺動部に油膜が十分に残存し潤滑性が維持されているとみなすことができる最大値に設定されている。第2閾値は実験結果やシミュレーション結果に基づいて予め設定されている。尚、ECU100はソークタイマによりエンジン10の停止時間を算出する。ステップS3は、潤滑維持判定部が実行する処理の一例である。
ステップS2又はS3でNoの場合には、ECU100は後述する噴射抑制処理を実行することなくエンジン10を始動する(ステップS4)。エンジン10が始動することにより、オイルポンプ52が駆動して潤滑油がエンジン10を循環しつつオイルジェット26からピストン13に向けて噴射される。
ステップS2及びS3でYesの場合、エンジン10を始動しつつ(ステップS5)、オイルジェット26からの潤滑油の噴射が抑制されるように、オイルジェット26の開閉弁の開弁圧よりも低い油圧に制御する(ステップS6)。具体的には、ECU100はOCV54を制御してオイルポンプ52の容量を制御することにより、油圧をステップS2でNoの場合よりも低下させる。これにより潤滑油はオイルジェット26からピストン13に向けて噴射されるのが抑制されるものの、オイルポンプ52が駆動することにより潤滑油はエンジン10を循環する。
図4は、オイルジェット26からの潤滑油の噴射がある場合とない場合とでのピストン13の温度変化を示したグラフである。エンジン10の始動時からオイルジェット26の噴射がある場合には、ピストン13の温度が緩やかに上昇する。これに対してオイルジェット26からの噴射がない場合には、エンジン10の始動からピストン13の温度が大きく上昇し、オイルジェット26からの噴射がある場合よりも常時高い温度となる。このようにオイルジェット26からの潤滑油の噴射を抑制することにより、ピストン13の暖機を促進することができる。
以上のように、エンジン10の始動要求時に前回のエンジン10の駆動中に潤滑が完了済みであって潤滑性が維持されている場合に、エンジン10を始動してエンジン10に潤滑油を循環させつつ、オイルジェット26からの潤滑油の噴射を抑制する。これにより、エンジン10の潤滑性を確保しつつピストン13の暖機を促進することができる。
図5は、ピストン暖機制御の一例を示したタイミングチャートである。図5では、積算吸入空気量、ソークタイマ、及び油圧の推移を示している。エンジン10が始動すると、油圧が高圧制御されてエンジン10の潤滑が促進され、積算吸入空気量が増大する(時刻t1)。その後に油圧が通常制御に戻され(時刻t2)、積算吸入空気量が第1閾値以上となる(時刻t3)。尚、通常制御での油圧では、オイルジェット26からの潤滑油の噴射が継続される。
エンジン10が停止すると油圧はゼロに制御され、積算吸入空気量の値が履歴として不揮発性のメモリに記憶されて、積算吸入空気量は初期値にリセットされ、ソークタイマによるエンジン10の停止時間のカウントが開始される(時刻t4)。ソークタイマが第2閾値未満の場合にエンジン10が始動されると、ソークタイマは初期値にリセットされる。また、メモリから読みだされた前回のエンジン10の駆動中での積算吸入空気量が第1閾値以上であることから、潤滑油がエンジン10を循環するがオイルジェット26からの潤滑油の噴射が抑制される油圧に制御される(時刻t5)。尚、その後のエンジン10の始動により同様に積算吸入空気量の算出が開始され、エンジン10の停止により同様にソークタイマによる停止時間のカウントが開始される。
上記実施例では、第1閾値は固定値として示したがこれに限定されず、潤滑油の温度に応じて変動する変動値であってもよい。図6は、第1閾値を規定したマップの一例である。図6に示すように、潤滑油の温度が高いほど第1閾値は低下する。潤滑油の温度が高いほど、潤滑油の粘度が低下してエンジン10の駆動中でのエンジン10の潤滑に必要な時間は短くなるからである。
上記実施例では、積算吸入空気量の代わりにエンジン10の駆動中での回転数の積算値である積算回転数を用いてもよい。オイルポンプ52の駆動はエンジン10の回転に連動し、エンジン10の積算回転数が大きいほど、オイルポンプ52からの潤滑油の積算吐出量も増大するからである。これにより、エンジン10の潤滑が完了済みであるか否かを精度よく判定することができる。
上記実施例では車両に搭載されたエンジン10を制御するECU100をエンジンの制御装置の一例として説明したが、これに限定されない。例えば、自動二輪車等に搭載されるエンジンの制御装置や、船舶や建設機械等のように車両以外のものに搭載されるエンジンの制御装置にも上記実施例の内容を適用することができる。また、このようなECUが搭載される車両は、走行動力源としてエンジンのみを備えたエンジン車両であってもよいし、走行動力源としてエンジン及びモータを備えたハイブリッド車両であってもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 エンジン
13 ピストン
26 オイルジェット
52 オイルポンプ
100 ECU(エンジンの制御装置、潤滑完了判定部、潤滑維持判定部、実行部)
13 ピストン
26 オイルジェット
52 オイルポンプ
100 ECU(エンジンの制御装置、潤滑完了判定部、潤滑維持判定部、実行部)
Claims (5)
- 潤滑油をピストンに向けて噴射するオイルジェットを備えたエンジンの駆動中に潤滑油が当該エンジンを循環するエンジンの制御装置であって、
前記エンジンの始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中に前記エンジンの潤滑が完了済みであるか否かを判定する潤滑完了判定部と、
前記始動要求があった際に前記エンジンの潤滑性が維持されているか否かを判定する潤滑維持判定部と、
前記潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部により肯定判定がなされた場合に、前記エンジンを始動して前記エンジンに潤滑油を循環させつつ、前記オイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制する噴射抑制処理を実行する実行部と、を備えたエンジンの制御装置。 - 前記潤滑完了判定部は、前記始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中での前記エンジンの吸入空気量の積算値である積算吸入空気量が第1閾値以上の場合に、前記エンジンの潤滑が完了済みと判定し、
前記潤滑維持判定部は、前記エンジンが停止して前記始動要求があるまでの前記エンジンの停止時間が第2閾値未満の場合に、前記エンジンの潤滑性が維持されていると判定する、請求項1のエンジンの制御装置。 - 前記潤滑完了判定部は、前記始動要求がある前の前回の前記エンジンの駆動中での前記エンジンの回転数の積算値である積算回転数が第1閾値以上の場合に、前記エンジンの潤滑が完了済みと判定し、
前記潤滑維持判定部は、前記エンジンが停止して前記始動要求があるまでの前記エンジンの停止時間が第2閾値未満の場合に、前記エンジンの潤滑性が維持されていると判定する、請求項1のエンジンの制御装置。 - 前記潤滑完了判定部は、前記潤滑油の温度が高いほど前記第1閾値を小さい値に変更する、請求項2又は3のエンジンの制御装置。
- 前記噴射抑制処理は、前記潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部により肯定判定がなされた場合に、潤滑完了判定部及び潤滑維持判定部の少なくとも一方により否定判定がなされた場合よりも、潤滑油の圧力を低下させる処理である、請求項1のエンジンの制御装置。
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2022
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