JP2024047363A - 測定装置、測定システム、測定方法、及び測定プログラム - Google Patents

測定装置、測定システム、測定方法、及び測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、通信端末と測定装置とがBLE通信を行う場合において、ユーザが意図しない通信が確立されることを抑制できる測定装置、測定システム、測定方法、及び測定プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】本開示の一態様に係る測定装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報と、を含める。【選択図】図3

Description

本発明は、測定装置、測定システム、測定方法、及び測定プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、試料に含まれる特定成分に関する測定を行う測定手段と、上記測定手段によって得られる測定データを記憶する測定データ記憶手段と、上記測定データを表示する表示手段と、上記試料が点着されたセンサ片の挿入および抜き取りを検知するセンサ片検知手段と、無線通信を介して上記測定データを送信する第1データ送受信手段と、を備えており、上記第1データ送受信手段は、上記センサ片検知手段により上記センサ片の挿入が検知された後に、無線通信の初回認証処理を行うものであって、無線通信の対象となる複数の通信機器の存在を上記第1データ送受信手段が検出した場合、上記表示手段に、上記複数の通信機器が接続対象として周期的に一つずつ特定表示され、且つ上記第1データ送受信手段は、上記複数の通信機器のうち上記センサ片検知手段による検知状態に変化があったときに上記特定表示されていたものを対象として、上記初回認証処理を行う、試料測定装置について開示されている。
例えば、特許文献2には、試料に含まれる特定成分に関する測定を行う測定手段と、上記測定に必要とされる1以上の測定条件の適否を判定し、かつ、この測定条件の適否の判定結果を含む測定条件データを生成する測定条件判定手段と、無線通信を介して上記測定条件データを送信するデータ送信手段と、を備え、上記試料が点着されたセンサ片が挿入された状態で、上記試料の測定を行う、とともに、上記センサ片の挿入および抜き取りを検知するセンサ片検知手段を備えており、上記センサ片検知手段によって上記センサ片の挿入が検知されることにより、上記試料の測定が不可である待機状態から、上記試料の測定が可能である稼働状態となり、かつ、上記測定条件判定手段は、上記センサ片が挿入された後、上記測定手段による測定を行う前に、自動的に上記測定条件の適否判定を行い、上記データ送信手段は、上記センサ片が挿入された後、上記測定条件データを送信する前に、自動的に無線通信確立処理を行うとともに、上記測定条件判定手段による上記測定条件の適否判定がなされた後、上記測定手段による測定を行う前に、自動的に上記測定条件データを送信する、試料測定装置について開示されている。
特許5878424号 特許5535251号
近年では、BLE(Bluetooth Low Energy)通信を用いて、測定装置(例えば、スマートウォッチ等)が収集した測定結果等を通信端末に送信して、測定装置におけるデータを同期する技術がある。
ところで、BLE通信において一度確立された通信が切断された場合、測定装置は、通信端末に対して、定期的に自装置に関する情報を含む接続要求を送信するアドバタイズ処理を行う。通信端末は、アドバタイズ処理による接続要求を受信した場合、通信端末と測定装置との通信を再度確立する。
このような状況では、定期的なアドバタイズ処理の度に、測定装置から特段のデータを送信しない場合でも、BLE通信の確立及び切断を繰り返してしまい、ユーザが意図しない通信が確立される場合がある。
本発明は、通信端末と測定装置とがBLE通信を行う場合において、ユーザが意図しない通信が確立されることを抑制できる測定装置、測定システム、測定方法、及び測定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る測定装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報と、を含める。
本開示によれば、通信端末と測定装置とがBLE通信を行う場合において、ユーザが意図しない通信が確立されることを抑制できる。
各実施形態に係る測定システムの一例を示す概略図である。 各実施形態に係る測定装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る測定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る通信端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 各実施形態に係る通信端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る測定システムにおける処理のフローの一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る通信端末における判定処理のフローの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る測定システムにおける処理のフローの一例を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係る測定システムにおける処理のフローの一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本開示を実施するための形態例を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る測定システム1の構成の一例を示す概略図である。
一例として図1に示すように、測定システム1は、測定装置10、及び通信端末100を含んで構成されている。測定装置10、及び通信端末100は、BLE(Bluetooth Low Energy)通信を介して互いに接続されて得る。
測定装置10は、ユーザの生体情報を測定し、通信端末に送信する装置である。ここで、生体情報は、例えば、血糖値、血中酸素濃度、ヘモグロビン量、体温、心拍、心電波形、血圧等を表す情報であり、人体から測定できる如何なる生体情報であってもよい。以下では、測定装置10が、ユーザの血糖値を測定するBG(Blood Glucose)測定装置である場合を一例として、具体的に説明する。例えば、測定装置10は、血糖値を測定するためのセンサ片50、及びセンサ片50を挿入する挿入口51を備えており、センサ片50は、ユーザの血液を点着する点着部52を備えている。ここで、測定装置10は、センサ片50が挿入口51に挿入されることによって通電する図示しない端子を備えている。
測定装置10は、血液を点着部52に点着したセンサ片50が、挿入口51に挿入されることによってセンサ片50、及び点着部52に通電し、電気的に血液中の血糖値を測定する。なお、本実施形態に係る「点着」とは、ユーザの血液を点着部52に付着(吸着)させることである。
また、測定装置10は、BLE通信を介して測定した血糖値等を含む測定結果を通信端末100に送信する。ここで、測定装置10は、自装置と通信端末100との通信を確立するためのアドバタイズ処理を実行して、接続要求と共に自装置に係る情報(以下、「アドバタイズ情報」という。)を送信して通信を確立する。ここで、アドバタイズ処理は、接続要求と共にアドバタイズ情報を送信して、通信端末100との通信を確立する処理である。測定装置10は、通信端末100との通信が確立した場合、測定結果を通信端末100に送信する。
なお、本実施形態に係るアドバタイズ情報は、識別情報、接続情報、ボンディング情報、及び状態情報を含む情報である。ここで、識別情報は、測定装置10を識別するための情報であり、接続情報は、接続先である通信端末100を識別するための情報であり、ボンディング情報は、測定装置10による暗号鍵の保存(ボンディング)の有無を示す情報であり、状態情報は、測定装置10の状態を示す情報である。
通信端末100は、外部の装置と通信可能な携帯端末、タブレット、及びパーソナルコンピュータ等の端末である。通信端末100は、BLE通信を介して、測定装置10と無線通信を行う。通信端末100は、例えば、測定装置10からアドバタイズ処理による接続要求及びアドバタイズ情報を受信した場合、アドバタイズ情報に応じて測定装置10に接続応答を送信して通信を確立する。通信端末100は、初回の通信が確立した際に、測定装置10と通信を行う際に用いる暗号鍵を測定装置10と共有(ペアリング)し、当該暗号鍵を保存(ボンディング)する。
また、通信端末100は、初回の通信において測定装置10から受信したアドバタイズ情報を記憶し、測定装置10との通信を再確立する場合、アドバタイズ情報に応じて、通信を再確立するか否かを判定して通信の再確立を行う。
次に、図2を参照して、測定装置10のハードウェア構成について説明する。
一例として図2に示すように、本実施形態に係る測定装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、モニタ16、通信インターフェース(通信I/F)17、及びセンサ18を含んで構成されている。CPU11、ROM12、RAM13、ストレージ14、入力部15、モニタ16、通信I/F17、及びセンサ18の各々は、バス19により相互に接続されている。
CPU11は、測定装置10の全体を統括し、制御する。ROM12は、各種プログラム及びデータ等を記憶している。RAM13は、各種プログラムの実行時のワークエリアとして用いられるメモリである。CPU11は、ROM12に記憶されたプログラムをRAM13に展開して実行することにより、通信端末100との通信を確立する処理を行う。
ストレージ14は、一例としてHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等である。なお、ストレージ14には、各種プログラム等を記憶してもよい。
入力部15は、入力及び選択等を受け付けるボタンである。モニタ16は、文字及び画像を表示する。通信I/F17は、BLE規格に準拠した無線通信を用いてデータの送受信を行う。
センサ18は、センサ片50が挿入されていることを検知するためのセンサである。センサ18は、例えば、センサ片50に通電されていることを検知する通電検知センサ、又はセンサ片50による揺動を検知する揺動検知センサである。
次に、図3を参照して、測定装置10の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る測定装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
一例として図3に示すように、測定装置10は、第1アドバタイズ処理部21、通信部22、記憶部23、取得部24、設定部25、及び第2アドバタイズ処理部26を備えている。CPU11が通信を確立するためのプログラムを実行することで、第1アドバタイズ処理部21、通信部22、記憶部23、取得部24、設定部25、及び第2アドバタイズ処理部26として機能する。
第1アドバタイズ処理部21は、通信端末100と初回の通信を確立するためのアドバタイズ処理を実行する。具体的には、第1アドバタイズ処理部21は、接続要求と共にアドバタイズ情報を送信して初回の通信端末100との通信を確立する。
なお、第1アドバタイズ処理部21が送信するアドバタイズ情報は、初期値として、識別情報に測定装置10を示す識別子、接続情報に通信端末100を示す識別子、ボンディング情報に暗号鍵の「保存無し」、及び状態情報に状態の「変化無し」が設定されている。ここで、接続情報としての通信端末100を示す識別子は、通信端末100のIP(Internet Protcol)アドレスであってもよいし、通信端末100のMAC(Media Access Control)アドレスであってもよいし、BLE通信に用いられるチャネルであってもよいし、通信端末100上で動作するアプリケーションが測定装置10を管理するデータベース上の管理番号であってもよい。
通信部22は、通信が確立した通信端末100との通信を行う。例えば、通信部22は、初回の通信が確立した際に、測定装置10における暗号鍵を送信し、通信端末100から暗号鍵を受信して、暗号鍵を共有するペアリングを行う。また、通信部22は、後述する第2アドバタイズ処理部26によって、通信が再確立された場合、測定装置10に係る設定情報及び測定結果を通信端末100に送信してデータを同期する。
記憶部23は、通信部22によってペアリングされた通信端末100の暗号鍵を記憶するボンディングを行う。
取得部24は、測定装置10における状態を取得する。ここで、取得部24は、例えば、状態として、自装置が起動された状態、自装置における測定対象(センサ片50)の設置、測定で使用される試料の設置、ユーザインターフェースの操作、ユーザによる自装置の設定の変更、外部(例えば、通信端末100)からデータを受付可能とする状態への遷移、及び測定結果を出力する状態への遷移等を検出して取得する。
設定部25は、アドバタイズ情報を設定する。具体的には、設定部25は、アドバタイズ情報において、状態情報に状態の変化の有無を設定し、ボンディング情報に暗号鍵の保存の有無を設定する。
例えば、設定部25は、状態として取得部24が「自装置が起動された状態」を取得した場合、状態情報に「変化無し」を設定する。また、設定部25は、状態として取得部24が「自装置における測定対象(センサ片50)の設置」、「測定で使用される試料の設置」、「ユーザインターフェースの操作」、「ユーザによる自装置の設定の変更」、「外部からデータを取得する状態への遷移」、及び「測定結果を出力する状態への遷移」等の自装置におけるペアリングされ、暗号鍵を記憶した後の現状の変化を検出した場合、状態情報に「変化有り」を設定する。なお、本実施形態では、状態情報として、「変化無し」、又は「変化有り」が設定される形態について説明する。しかし、これに限定されない。状態情報に、取得部24によって検出された測定装置10の状態が設定されてもよい。
また、設定部25は、記憶部23において通信端末100の暗号鍵を記憶している場合、ボンディング情報に「保存有り」を設定し、暗号鍵を記憶していない場合、ボンディング情報に「保存無し」を設定する。
なお、本実施形態に係る設定部25は、アドバタイズ情報として、ボンディング情報、及び状態情報を設定する形態について説明した。しかし、これに限定されない。設定部25は、接続情報を設定してもよい。例えば、ユーザから通信を確立する通信端末100の指定を受け付けた場合、設定部25は、指定された通信端末100を示す識別子を接続情報に設定してもよい。
第2アドバタイズ処理部26は、通信端末100と通信を再確立するためのアドバタイズ処理を実行する。具体的には、第2アドバタイズ処理部26は、接続要求と共に、設定部25によって設定されたアドバタイズ情報を送信して通信端末100との通信を再確立する。
次に、図4を参照して、通信端末100のハードウェア構成について説明する。
一例として図4に示すように、本実施形態に係る通信端末100は、CPU111、ROM112、RAM113、ストレージ114、入力部115、モニタ116、及び通信I/F117を含んで構成されている。CPU111、ROM112、RAM113、ストレージ114、入力部115、モニタ116、及び通信I/F117の各々は、バス119により相互に接続されている。
CPU111は、通信端末100の全体を統括し、制御する。ROM112は、各種プログラム及びデータ等を記憶している。RAM113は、各種プログラムの実行時のワークエリアとして用いられるメモリである。CPU111は、ROM112に記憶されたプログラムをRAM113に展開して実行することにより、測定装置10と通信を確立する処理を行う。
ストレージ114は、一例としてHDD、SSD、又はフラッシュメモリ等である。なお、ストレージ114には、各種プログラム等を記憶してもよい。
入力部115は、文字の入力、及び画像の選択等を受け付けるキーボード、及びポインティングデバイスである。モニタ116は、文字及び画像を表示する。通信I/F117は、BLE規格に準拠した無線通信を用いてデータの送受信を行う。
次に、図5を参照して、通信端末100の機能構成について説明する。図5は、本実施形態に係る通信端末100の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
一例として図5に示すように、通信端末100は、取得部121、判定部122、通信部123、及び記憶部124を備えている。CPU111が通信を確立するためのプログラムを実行することで、取得部121、判定部122、通信部123、及び記憶部124として機能する。なお、本実施形態に係る各々の機能は、オペレーションシステムとして予め記憶されている通信を確立するためのプログラムを実行することによって、通信端末100が備える機能として実現される形態について説明する。しかし、これに限定されない。例えば、通信を確立するためのプログラムは、外部装置からダウンロードすることによって取得可能なアプリケーションとして通信端末100に予め記憶され、当該アプリケーションを実行することによって、各々の機能が実現されてもよい。
取得部121は、測定装置10から送信されたアドバタイズ情報を取得する。
判定部122は、取得したアドバタイズ情報に応じて、測定装置10との通信を確立するか否かを判定する。具体的には、判定部122は、取得したアドバタイズ情報において、ボンディング情報に「保存無し」が設定されている場合、又はボンディング情報に「保存有り」が設定され、かつ状態情報に「変化有り」が設定されている場合、測定装置10との通信を確立する判定を行う。また、判定部122は、アドバタイズ情報において、ボンディング情報に「保存有り」が設定され、かつ状態情報に「変化無し」が設定されている場合、測定装置10とのデータの同期を行うための通信を確立しない判定を行う。
通信部123は、判定結果が、通信を確立する判定をした場合、測定装置10との通信を確立し、測定装置10とのデータの送受信を行う。
ここで、通信部123は、アドバタイズ情報において、ボンディング情報に「保存無し」が設定されている場合、初回の測定装置10との通信を確立し、ボンディング情報に「保存有り」が設定され、状態情報に「変化有り」が設定されている場合、測定装置10との通信を再確立する。通信部123は、初回の通信が確立された際に、通信端末100における暗号鍵を送信し、測定装置10から暗号鍵を受信して、暗号鍵を共有するペアリングを行う。なお、本実施形態に係る「初回の通信の確立」は、暗号鍵を共有する前に行われる通信の確立であり、「通信の再確立」は、暗号鍵を共有した後の通信の確立である形態について説明する。
記憶部124は、測定装置10から取得したアドバタイズ情報、及び暗号鍵を記憶する。
次に、図6及び図7を参照して、測定装置10と通信端末100とが協働する測定システムの作用について説明する。図6は、本実施形態の測定システムの流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図6において、同一の処理におけるステップについては、同一の符号を付して、その説明を省略する。
一例として、図6に示すように、測定装置10は、アドバタイズ情報を設定し、アドバタイズ処理によって、アドバタイズ情報を通信端末100に送信する(ステップS101)。ここで、測定装置10は、アドバタイズ情報の初期値として、識別情報に測定装置10を示す情報、接続情報に通信端末100を示す情報、ボンディング情報に「保存無し」、及び状態情報に「変化無し」を設定する。
通信端末100は、測定装置10から送信されたアドバタイズ情報を取得し(ステップS102)、取得したアドバタイズ情報を用いて、測定装置10との通信を確立するか否かの判定を行う(ステップS103)。ここで、判定処理については、後述する図7にて詳細に説明する。
通信端末100は、通信を確立するか否かの判定を行い、通信を確立する場合(ステップS104:YES)、測定装置10に接続応答を送信して測定装置10との通信を確立する。ここで、通信端末100は、ボンディング情報に「保存無し」が設定されており、初回の通信を確立する場合、暗号鍵のペアリングを行い(ステップS105)、通信を確立した後、測定装置10から取得したアドバタイズ情報、及び暗号鍵を記憶する(ステップS106)。
一方、通信端末100は、通信を確立するか否かの判定を行い、通信を確立しない場合(ステップS104:NO)、測定装置10に接続応答を送信せず、測定装置10との通信を確立しない。
測定装置10は、初回の通信を確立した場合、暗号鍵のペアリングを行い(ステップS107)、受信した測定装置10の暗号鍵を保存(ボンディング)する(ステップS108)。
測定装置10は、通信端末100との通信が切断された後、測定結果を同期するために、再び通信端末100との通信を行う場合において、ボンディングの有無、及び自装置における状態を取得する(ステップS109)。測定装置10は、ボンディングの有無、及び自装置の現状の状態に応じて、アドバタイズ情報におけるボンディング情報、及び状態情報を設定し(ステップS110)、アドバタイズ処理によってアドバタイズ情報を送信する(ステップS111)。例えば、測定装置10は、暗号鍵が保存(ボンディング)されている場合、アドバタイズ情報におけるボンディング情報に「保存有り」を設定し、自装置に変化があった場合、状態情報に「変化有り」を設定する。
通信端末100は、測定装置10から送信されたアドバタイズ情報を取得し(ステップS112)、取得したアドバタイズ情報を用いて、測定装置10との通信を確立するか否かの判定を行う(ステップS103)。
通信端末100は、通信を再確立するか否かの判定を行い、通信を再確立する場合(ステップS113:YES)、測定装置10に接続応答を送信して測定装置10との通信を再確立する。ここで、通信端末100は、ボンディング情報に「保存有り」、状態情報に「変化有り」が設定され、測定装置10との通信を再確立した場合、測定装置10から測定結果及び設定情報を受信し、データの同期を行う(ステップS114)。
一方、通信端末100は、通信を確立するか否かの判定を行い、通信を確立しない場合(ステップS113:NO)、測定装置10に接続応答を送信せず、測定装置10との通信を確立しない。
測定装置10は、通信端末100との通信を再確立した場合、測定結果及び設定情報を送信して、データの同期を行う(ステップS115)。
次に、図7を参照して、通信端末100の作用について説明する。図7は、本実施形態の通信端末100による判定処理のフローの一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、CPU111は、取得したアドバタイズ情報におけるボンディング情報に「保存有り」が設定されているか無いかの判定を行う。ボンディング情報に「保存有り」が設定されている場合(ステップS201:YES)、CPU111は、ステップS202に移行する。一方、ボンディング情報に「保存有り」が設定されていない(ボンディング情報に「保存無し」が設定されている)場合(ステップS201:NO)、CPU111は、ステップS205に移行する。
ステップS202において、CPU111は、取得したアドバタイズ情報における状態情報に状態の「変化有り」が設定されているか無いかの判定を行う。状態情報に状態の「変化有り」が設定されている場合(ステップS202:YES)、CPU111は、ステップS203に移行する。一方、状態情報に状態の「変化有り」が設定されていない(状態情報に状態の「変化無し」が設定されている)場合(ステップS202:NO)、CPU111は、ステップS204に移行する。
ステップS203において、CPU111は、測定装置10との通信を再確立する判定を行う。
ステップS204において、CPU111は、測定装置10との通信を確立しない判定を行う。
ステップS205において、CPU111は、初回の測定装置10との通信を確立する判定を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信端末100と測定装置10とがBLE通信を行う場合において、ユーザが意図しない通信が確立されることを抑制できる。
なお、本実施形態では、状態情報に設定されている状態の変化の有無に応じて、通信を再確立するか否かを判定する形態について説明した。しかし、これに限定されない。状態情報に測定装置10の状態が設定される場合において、取得したアドバタイズ情報と、記憶したアドバタイズ情報と、を比較して、測定装置10における状態の変化を判定し、状態の変化の有無に応じて、通信を再確立するか否かを判定してもよい。
また、本実施形態では、ボンディング情報に「保存無し」が設定されている場合、初回の通信を確立する形態について説明した。しかし、これに限定されない。例えば、通信端末100は、ボンディング情報に「保存無し」が設定されているが、通信端末100に暗号鍵が保存されている場合、齟齬が生じているとして通信を確立しない制御を行ってもよい。また、通信端末100は、2回目の通信の確立(再確立)であったとしても初回の通信として確立する制御を行ってもよい。
[第2実施形態]
第1実施形態では、測定装置10からアドバタイズ情報を送信して通信を確立する形態について説明した。本実施形態では、通信端末100から接続要求を送信して通信を確立する形態について説明する。
なお、以下では、測定システム1の構成(図1参照)、測定装置10のハードウェア構成(図2参照)、測定装置10の機能構成(図3参照)、通信端末100のハードウェア構成(図4参照)、通信端末100の機能構成(図5参照)、及び判定処理の流れの一例(図7参照)は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
まず、図8を参照して、測定装置10と通信端末100とが協働する測定システムの作用について説明する。図8は、本実施形態の測定システムの流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図8において、図6に示す処理と同一のステップについては、図6と同一の符号を付して、その説明を省略する。
通信端末100は、測定装置10との通信が切断された後、再び測定装置10との通信を行う場合において、通信端末100から測定装置10へ通信を確立するために、接続要求を送信するスキャン処理(アクティブスキャン)を実行する(ステップS116)。
測定装置10は、通信端末100との通信を確立する場合、受信した接続要求に対して、接続応答を送信して、接続を承認する(ステップS117)。
通信端末100は、接続応答を受信した場合、アドバタイズ情報に関わらず、測定装置10との通信を再確立する(ステップS118)。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信端末100を操作することによって、所望する測定装置10との通信を確立できる。
[第3実施形態]
第1実施形態、及び第2実施形態では、測定システム1において、1台の測定装置10と1台の通信端末100とが含まれる形態について説明した。本実施形態では、測定システム1において、1台の測定装置10と複数の通信端末100とが含まれる形態について説明する。なお、本実施形態では、各々の通信端末100を区別する場合には、「通信端末100A」、及び「通信端末100B」と記載し、各々の通信端末100を区別しない場合には、単に「通信端末100」と記載する。
なお、以下では、測定システム1の構成(図1参照)、測定装置10のハードウェア構成(図2参照)、測定装置10の機能構成(図3参照)、通信端末100のハードウェア構成(図4参照)、通信端末100の機能構成(図5参照)、及び判定処理の流れの一例(図7参照)は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
まず、図9を参照して、測定装置10と通信端末100とが協働する測定システムの作用について説明する。図9は、本実施形態の測定システムの流れの一例を示すシーケンス図である。図9において、図6に示す処理と同一のステップについては、図6と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態では、通信端末100が接続情報に応じて通信を確立することによって、測定装置10は、通信の確立を所望する接続先の選択を可能となる形態について説明する。なお、以下では、測定装置10の近傍に、通信端末100A、及び通信端末100Bが位置する形態について説明する。
測定装置10は、アドバタイズ情報における接続情報に、通信の確立を所望する通信端末100を示す情報を設定し(ステップS119)、アドバタイズ情報を送信する(ステップS120)。
通信端末100は、測定装置10から送信されたアドバタイズ情報を取得し(ステップS121)、取得したアドバタイズ情報を用いて、接続情報に該当するか否かの判定を行う(ステップS122)。通信端末100は、接続情報が自装置を示している場合(ステップS122:YES)、ステップS103に移行して、判定処理を実行する。一方、通信端末100は、接続情報が自装置を示していない場合(ステップS122:NO)、判定処理を行わず、測定装置10との通信を確立しない。
ここで、アドバタイズ情報における接続情報に、通信端末100Aを示す情報が設定されているため、通信端末100Aと測定装置10との通信が確立され、通信端末100Bと測定装置10との通信は確立されない。
測定装置10は、通信端末100Aとの通信が切断した後、通信の確立を所望する通信端末100Bを示す情報に変更して、接続情報に設定し(ステップS123)、アドバタイズ情報を送信する(ステップS124)。
通信端末100は、測定装置10から送信されたアドバタイズ情報を取得し(ステップS125)、取得したアドバタイズ情報を用いて、通信を確立するか否かの判定を行う(ステップS126)。通信端末100は、接続情報が自装置を示している場合(ステップS126:YES)、ステップS103に移行して、判定処理を実行する。一方、通信端末100は、接続情報が自装置を示していない場合(ステップS126:NO)、判定処理を行わず、測定装置10との通信を確立しない。
ここで、アドバタイズ情報における接続情報に、通信端末100Bを示す情報が設定されているため、通信端末100Aと測定装置10との通信は確立されず、通信端末100Bと測定装置10との通信が確立される。
なお、本実施形態では、接続情報を変更して通信の確立を制御する形態について説明した。しかし、これに限定されない。接続情報を変更して通信の再確立を制御してもよい。また、接続情報を変更して通信を確立した後に、通信端末100によるスキャン処理によって、通信を再確立してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の通信端末100が存在する場合であっても、ユーザが意図しない通信が確立されることを抑制できる。
なお、上記実施形態に係る測定装置10は、BG測定装置である形態について説明した。しかし、これに限定されない。測定装置10は、血圧測定装置であってもよいし、体温測定装置であってもよいし、外部の通信端末100とBLE通信を用いてデータの送受信が可能であれば、如何なる装置であってもよい。
なお、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU:Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は、上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
以上、実施形態に係る測定装置及び通信端末を例示して説明した。実施形態は、測定装置及び通信端末が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した測定装置及び通信端末の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下に付記を開示する。
(付記)
第1態様に係る測定装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める。
第2態様に係る測定装置は、第1態様に係る測定装置において、通信の再確立のためのアドバタイズ処理において、前記アドバタイズ情報に含まれる前記状態情報に、前回の通信から変更がない場合、前記自装置と前記通信端末とのデータの同期を行うための通信は確立されない。
第3態様に係る測定装置は、第1態様又は第2態様に係る測定装置において、自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有される前の通信を確立するためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存無しを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報と、を含める。
第4態様に係る測定装置は、第1態様から第3態様の何れか1つの態様に係る測定装置において、前記プロセッサは、前記アドバタイズ情報に、確立した通信における接続先を識別するための接続情報をさらに含める。
第5態様に係る測定装置は、第1態様に係る測定装置において、前記プロセッサは、複数の前記通信端末が存在する場合おいて、通信を再確立する通信端末毎に前記接続情報を変更して、前記アドバタイズ情報を送信する。
第6態様に係る測定装置は、第1態様から第5態様の何れか1つの態様に係る測定装置において、前記プロセッサは、前記自装置における測定対象の設置の有無、前記自装置における設定の変更、測定結果を出力する状態への遷移、及び前記通信端末から送信されるデータを受付可能な状態への遷移の少なくとも1つに応じて、前記状態情報を変更する。
第7態様に係る測定システムは、第1態様から第6態様の何れか1つの態様に係る測定装置と、前記アドバタイズ情報を受信して前記測定装置と通信を確立する通信端末と、を備える。
第8態様に係る測定システムは、第7態様に係る測定システムにおいて、前記通信端末は、前記通信端末から前記測定装置へ通信を確立するためのスキャン処理を行った場合、前記アドバタイズ情報に関わらず、前記測定装置と通信を再確立する。
第9態様に係る測定システムは、第7態様又は第8態様に係る測定システムにおいて、前記通信端末は、受信したアドバタイズ情報において、前記状態情報が変化有りを示し、かつ前記ボンディング情報が前記暗号鍵の保存有りを示す場合、前記アドバタイズ情報に係る前記測定装置と通信を再確立し、前記状態情報が変化無しを示す、又は前記ボンディング情報が前記暗号鍵の保存無しを示す場合、前記アドバタイズ情報に係る前記測定装置と通信を再確立しない。
第10態様に係る測定方法は、自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める。
第11態様に係る測定プログラムは、自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める。
1 測定システム
10 測定装置
11、111 CPU
12、112 ROM
13、113 RAM
14、114 ストレージ
15、115 入力部
16、116 モニタ
17、117 通信I/F
18 センサ
19、119 バス
21 第1アドバタイズ処理部
22 通信部
23 記憶部
24 取得部
25 設定部
26 第2アドバタイズ処理部
50 センサ片
51 挿入口
52 点着部
100、100A、100B 通信端末
121 取得部
122 判定部
123 通信部
124 記憶部

Claims (11)

  1. プロセッサを有し、前記プロセッサは、
    自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、
    前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める
    測定装置。
  2. 通信の再確立のためのアドバタイズ処理において、前記アドバタイズ情報に含まれる前記状態情報に、前回の通信から変更がない場合、前記自装置と前記通信端末とのデータの同期を行うための通信は確立されない
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有される前の通信を確立するためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存無しを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報と、を含める
    請求項1に記載の測定装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記アドバタイズ情報に、確立した通信における接続先を識別するための接続情報をさらに含める
    請求項1に記載の測定装置。
  5. 前記プロセッサは、
    複数の前記通信端末が存在する場合おいて、通信を再確立する通信端末毎に前記接続情報を変更して、前記アドバタイズ情報を送信する
    請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記自装置における測定対象の設置の有無、前記自装置における設定の変更、測定結果を出力する状態への遷移、及び前記通信端末から送信されるデータを受付可能な状態への遷移の少なくとも1つに応じて、前記状態情報を変更する
    請求項1に記載の測定装置。
  7. 請求項1から請求項6の何れか1項に係る測定装置と、
    前記アドバタイズ情報を受信して前記測定装置と通信を確立する通信端末と、
    を備える測定システム。
  8. 前記通信端末は、
    前記通信端末から前記測定装置へ通信を確立するためのスキャン処理を行った場合、前記アドバタイズ情報に関わらず、前記測定装置と通信を再確立する
    請求項7に記載の測定システム。
  9. 前記通信端末は、
    受信したアドバタイズ情報において、前記状態情報が変化有りを示し、かつ前記ボンディング情報が前記暗号鍵の保存有りを示す場合、前記アドバタイズ情報に係る前記測定装置と通信を再確立し、前記状態情報が変化無しを示す、又は前記ボンディング情報が前記暗号鍵の保存無しを示す場合、前記アドバタイズ情報に係る前記測定装置と通信を再確立しない
    請求項7に記載の測定システム。
  10. 自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、
    前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める
    処理をコンピュータが実行する測定方法。
  11. 自装置と通信端末との通信を確立するためのアドバタイズ処理において、前記自装置の状態を示す状態情報と、前記通信端末との通信に用いる暗号鍵の保存の有無を示すボンディング情報と、を含むアドバタイズ情報を前記通信端末に送信し、
    前記自装置と前記通信端末との間で前記暗号鍵が共有された後の通信の再確立のためのアドバタイズ処理においては、前記アドバタイズ情報に、前記暗号鍵の保存有りを示すボンディング情報と、自装置の現状を示す状態情報とを含める
    処理をコンピュータに実行させるための測定プログラム。
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