JP2024044701A - 測定装置、情報端末、及び情報端末の作動プログラム - Google Patents

測定装置、情報端末、及び情報端末の作動プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】測定装置における日時の設定を容易に行うことのできる測定装置、情報端末及び情報端末の作動プログラムを提供する。【解決手段】管理システムにおいて、血圧計のプロセッサは、日時情報が必要であることを示す第1情報を含むブロードキャスト信号を通信部から送信させる第1制御(ステップS2)と、上記ブロードキャスト信号を受信したスマートフォンからブロードキャストされた日時情報を受信して記憶する第2制御(ステップS4)と、測定結果が得られたときの測定日時情報を上記日時情報に基づいて取得し、測定結果と測定日時情報を対応付けて記憶する第3制御と、を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、測定装置、情報端末、及び情報端末の作動プログラムに関する。
本明細書に記載する測定装置は、体重、体組成、血圧、脈拍、心拍、体温、血糖、又は血中酸素飽和度等の生体情報を測定する生体情報測定装置と、歩数、歩行距離、又は消費カロリー等の活動量を測定する活動量測定装置と、を含む。測定装置には、測定対象量を測定するための測定用センサが含まれる。測定用センサの測定対象量には、測定装置に応じて、体重、体脂肪率、血圧値、脈拍数、心拍数、体温、血糖値、又は血中酸素飽和度等の生体情報や、歩数、走行距離、又は消費カロリー等の活動量が含まれる。こういった測定装置の測定結果を、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、及びデスクトップパソコン等の情報端末で記録及び分析することが行われている。
このような測定結果の記録及び分析を情報端末で行う場合には、測定結果を、情報端末に都度ユーザが入力するのではなく、測定装置と情報端末とを通信可能に接続し、情報端末が自動的に測定結果を取得できるようになっていることが望ましい。具体的には、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によって、測定装置からの測定結果を情報端末が受信する方法等が考えられる。特許文献1には、計測機器と情報端末のペアリング方法が記載されている。
特開2020-098467号公報
測定結果の推移等を測定装置や情報端末にて管理するためには、測定装置において、測定結果が得られた日時の情報である測定日時情報をその測定結果と対応付けて管理することが求められる。測定装置にて測定日時情報を取得する方法としては、ユーザによって測定装置に手入力された日時情報を初期設定情報として取得し、その初期設定情報を基準として計時を行って測定日時情報を取得する方法が想定される。しかし、この方法では、ユーザによる手入力の作業が必要となり、測定装置の操作が苦手なユーザにとってはその作業が困難なものとなる。
本発明の目的は、測定装置における日時の設定を容易に行うことのできる測定装置、情報端末、及び情報端末の作動プログラムを提供することにある。
上記課題は以下の構成によって解決可能である。なお、括弧内には、以降の実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1)
近距離無線通信部(通信部12)とプロセッサ(プロセッサ11)と測定デバイス(センサ部16)を有する測定装置(血圧計10)であって、
前記プロセッサは、
日時情報が必要であることを示す第1情報(日時未設定フラグ[1])を含むブロードキャスト信号を前記近距離無線通信部から送信させる第1制御(ステップS2)と、
前記ブロードキャスト信号を受信した情報端末(スマートフォン20)から近距離無線通信によって送信されてきた日時情報を受信して記憶する第2制御(ステップS4)と、
前記測定デバイスによる測定結果が得られたときの測定日時情報を前記日時情報に基づいて取得し、前記測定結果と前記測定日時情報を対応付けて記憶する第3制御と、を行う測定装置。
(1)のように構成すると、日時情報を測定装置に手入力する作業を行うことなく、測定日時情報を測定結果と対応付けて記憶することができる。また、第1情報を含むブロードキャスト信号に対する応答の結果として日時情報を取得できるため、例えば、測定装置と情報端末の間でペアリングを行うことなく、測定結果と測定日時情報の対応付けが可能になる。
(2)
(1)に記載の測定装置であって、
前記プロセッサは、
前記第1制御を行った後に、前記近距離無線通信部によるスキャンを開始し、前記スキャンの期間において、前記情報端末からブロードキャストで送信された前記日時情報を受信する、測定装置。
(2)のように構成すると、ブロードキャスト信号の送信とスキャンを行うだけで、日時情報を取得できるため、情報端末との間で通信の接続を確立する必要がなく、処理を簡略化できる。
(3)
(1)又は(2)に記載の測定装置であって、
交換可能な電池により作動するものであり、
前記プロセッサは、前記電池が装着されたことを契機として、前記第1制御を開始する、測定装置。
(3)のように構成すると、測定装置の使用開始直後から、測定結果と測定日時情報との対応付けが可能となり、測定結果を無駄なく管理することが可能になる。
(4)
(1)から(3)のいずれかに記載の測定装置であって、
前記プロセッサは、前記第2制御を行ってからの経過時間が閾値以上となったことを契機として、前記第1制御を開始する、測定装置。
(4)のように構成すると、日時情報を定期的に更新できるため、測定日時情報をより正確に記憶することができる。
(5)
(1)から(4)のいずれかに記載の測定装置であって、
前記プロセッサは、
日時情報が不要であることを示す第2情報(日時未設定フラグ[0])を含むブロードキャスト信号を前記近距離無線通信部から送信させる第4制御(ステップS7)と、
前記第2情報を含む前記ブロードキャスト信号を受信した情報端末と近距離無線通信による接続を確立する第5制御(ステップS30)と、を行う、測定装置。
(5)のように構成すると、情報端末との通信接続を確立して、近距離無線通信で暗号通信を行うための暗号化情報を情報端末と共有したり、その暗号化情報を用いた暗号通信をその情報端末と行ったりする場合には、第2情報を含むブロードキャスト信号が用いられるため、日時情報の取得の際に情報端末との接続が確立されるのを防ぐことができ、通信の安全性を高めたり、電力消費を減らしたりすることができる。
(6)
近距離無線通信部(通信部22)とプロセッサ(プロセッサ21)を有する情報端末(スマートフォン20)であって、
前記プロセッサは、測定装置(血圧計10)からブロードキャストされた、日時情報が必要であることを示す第1情報(日時未設定フラグ[1])を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、日時情報を前記近距離無線通信部から送信する制御を行う、情報端末。
(6)のように構成すると、日時情報を測定装置に手入力する作業を行うことなく、測定装置に記憶させることができるため、測定装置において、測定日時情報を測定結果と対応付けて記憶することができる。また、第1情報を含むブロードキャスト信号に対する応答の結果として日時情報を測定装置に送信できるため、例えば、測定装置と情報端末の間でペアリングを行うことなく、測定結果と測定日時情報の対応付けが可能になる。
(7)
(6)に記載の情報端末であって、
前記プロセッサは、前記日時情報をブロードキャストする、情報端末。
(7)のように構成すると、測定装置と情報端末の間で接続を確立することなく、日時情報を測定装置に記憶できる。
(8)
(6)又は(7)に記載の情報端末であって、
前記プロセッサは、測定装置(血圧計10)からブロードキャストされた、日時情報が不要であることを示す第2情報(日時未設定フラグ[0])を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、当該測定装置と近距離無線通信の接続を確立する制御を行う、情報端末。
(9)
近距離無線通信部(通信部22)を有する情報端末(スマートフォン20)の作動プログラムであって、
測定装置(血圧計10)からブロードキャストされた、日時情報が必要であることを示す第1情報(日時未設定フラグ[1])を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、日時情報を前記近距離無線通信部から送信する制御を行うステップをプロセッサ(プロセッサ21)に実行させる、情報端末の作動プログラム。
本発明によれば、測定装置における日時の設定を容易に行うことができる。
管理システム100の概略構成を示す模式図である。 血圧計10に日時を設定する際の血圧計10とスマートフォン20の動作を説明するためのシーケンスチャートである。 血圧計10とスマートフォン20がペアリングする際の処理の手順を示すシーケンスチャートである。
(本形態の測定装置及び情報端末の概要)
本形態における測定装置と情報端末は、近距離無線通信によって通信可能である。測定装置のプロセッサは、日時情報が必要であることを示す第1情報を含むブロードキャスト信号を送信する。このブロードキャスト信号を受信した情報端末のプロセッサは、その時点での日時情報を測定装置に送信する。測定装置のプロセッサは、情報端末から受信した上記日時情報を記憶する。測定装置のプロセッサは、測定デバイスによって測定を行うと、その測定を行った日時を示す測定日時情報を、上記日時情報に基づいて取得し、その測定結果と、該測定日時情報を対応付けて記憶する。
これにより、測定装置に対して日時情報を手入力することなく、測定装置において、測定結果と測定日時情報との対応付けが可能となる。
以下、本形態の測定装置及び情報端末を含む管理システム100の構成例について説明する。
(システム構成)
図1は、管理システム100の概略構成を示す模式図である。管理システム100は、測定装置の一例である血圧計10と、情報端末の一例であるスマートフォン20と、を備え、血圧計10の測定データやプログラム等をスマートフォン20で管理することのできるシステムである。なお、血圧計10の測定データは、スマートフォン20に転送しなくとも、血圧計10の内部で管理することができてもよい。つまり、血圧計10単体で、測定データの推移等を確認することができる構成であってもよい。血圧計10は、持ち運びを容易とするために、乾電池等の交換可能な電池、又は、リチウムイオンバッテリー等の充電池によって作動する構成となっていることが好ましい。
血圧計10とスマートフォン20は近距離無線通信によって通信可能な構成となっている。近距離無線通信の方式は特に限定されないが、例えば、Wi-Fi、ANT、Bluetooth(登録商標)、又は赤外線通信等の方法を採用することができる。以下では、近距離無線通信の方式をBluetooth(登録商標)として説明する。
(測定装置)
血圧計10は、プロセッサ11と、近距離無線通信部の一例である通信部12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、測定デバイスの一例であるセンサ部16と、を備える。以下では、血圧計10は、図示省略の電池を着脱可能に構成され、電池から供給される電力によって作動するものとして説明する。
センサ部16は、血圧計10のカフ部分に配置される圧力センサを測定用センサとして備えており、この圧力センサにより、適正なカフ圧下でユーザの血管から脈波を検出する。血圧計10では、センサ部16が検出する脈波に基づいて、最高血圧と最低血圧と脈拍を含む血圧情報を算出可能である。血圧情報は、センサ部16による測定結果を構成する。
通信部12は、近距離無線通信を行うための通信インタフェースであり、通信用アンテナと各種回路とを含む。
記憶部13は、RAM(Random Access Memory)等のワークメモリの他、例えばフラッシュメモリ等の非一時的な記憶媒体を含んで構成される。この記憶媒体には、測定された血圧情報等の各種の情報が記憶される。
操作部14は、ユーザからの入力を受け付けるボタン又はタッチパネル等の入力手段であり、ユーザから、電源のON/OFF、血圧情報の測定の開始、及び項目の選択等の各種操作を受け付ける。操作部14には、血圧情報の測定開始を指示するための測定開始ボタン14Aと、通信部12を作動させる(近距離無線通信を有効とする)ための通信ボタン14Bと、が含まれる。測定開始ボタン14Aと通信ボタン14Bは、ハードウエアのボタンであってもよいし、タッチパネルが搭載された表示部15に表示されるソフトウエアのボタンであってもよい。
表示部15は、例えば有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ又は液晶ディスプレイ等のディスプレイによって構成され、測定された血圧情報等を表示する。
プロセッサ11は、血圧計10の各部を統括制御する。プロセッサ11は、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種機能を果たす汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等である。プロセッサ11は、1つのプロセッサで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。例えば、プロセッサ11は、通信部12を用いた通信を制御するプロセッサと、この通信を除く各種の制御を行うプロセッサとを含む構成であってもよい。プロセッサ11のハードウエア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
プロセッサ11は、操作部14に含まれる測定開始ボタン14Aの押圧を検出すると、測定開始の指示を受け付け、カフを加圧し、適切なカフ圧下で、センサ部16が検出した脈波に基づいて血圧情報を算出する。そして、プロセッサ11は、算出した血圧情報を、その時点での日時を示す測定日時情報と対応付けて記憶部13に記憶し、且つ、算出した血圧情報を表示部15に表示させる。プロセッサ11は、操作部14を介して行われたユーザの操作に応じた処理を実行するように、血圧計10の各構成要素を制御する。
測定日時情報は、測定開始ボタン14Aの押圧を検出した時点から、血圧情報の算出が完了した時点までの期間における任意の日時の情報を用いることができる。プロセッサ11は、後述する方法によって記憶部13に記憶した設定日時情報を起点として計時を行って、日時情報(例えば、西暦、年月日、曜日、及び時刻の情報)を逐次更新して取得する計時処理を行う。したがって、血圧計10は、記憶部13に設定日時情報が記憶されていない状態では、正確な日時情報の取得を行うことはできないようになっている。血圧計10の記憶部13には、工場出荷時には、設定日時情報は記憶されていないものとする。
図1では、測定装置の一例として血圧計10を例示しているが、血圧計10は、体重計、体組成計、脈拍計、心拍計、体温計、血糖計、パルスオキシメータ、又は活動量計等に置換可能である。これらのいずれの測定装置においても、センサ部16には、測定対象の物理量を測定するための各種の測定用センサ(圧力センサ、脈波センサ、血糖センサ、光電センサ、温度センサ、又は加速度センサ等)が含まれる。測定装置が生体情報測定装置である場合には、プロセッサ11は、操作部14に含まれる測定開始ボタン14Aの押圧を検出すると、センサ部16に含まれる測定用センサ(圧力センサ、脈波センサ、血糖センサ、光電センサ、又は温度センサ等)を作動させて、生体情報を測定する。測定装置が活動量測定装置である場合には、活動量測定装置が移動された場合に、センサ部16に含まれる測定用センサ(加速度センサ又は角速度センサ等)から、その移動に応じた動き情報の出力がなされる。これら生体情報又は動き情報は、センサ部16による測定結果を構成する。
(情報端末)
スマートフォン20は、プロセッサ21と、近距離無線通信部の一例である通信部22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、を備える。
通信部22は、近距離無線通信を行うための通信インタフェースであり、通信用アンテナと各種回路とを含む。
記憶部23は、RAM等のワークメモリの他、例えばフラッシュメモリ等の非一時的な記憶媒体を含んで構成される。この記憶媒体には、アプリケーションプログラム(情報端末の作動プログラム、後述する管理アプリ)を含む各種の情報が記憶される。
操作部24は、ユーザからの入力を受け付けるボタン又はタッチパネル等の入力手段であり、ユーザからの各種操作を受け付ける。
表示部25は、例えば有機ELディスプレイ又は液晶ディスプレイ等のディスプレイによって構成される。
プロセッサ21は、スマートフォン20の各部を統括制御する。プロセッサ21は、プロセッサ11と同様に、1つ又は複数のプロセッサで構成される。プロセッサ21は、記憶部23に記憶された各種プログラムを実行することにより、これらプログラムに応じた処理を行う。
(血圧計における日時の設定方法)
次に、血圧計10に設定日時情報を記憶する方法(日時の設定方法とも記載)について説明する。図2は、血圧計10に日時を設定する際の血圧計10とスマートフォン20の動作を説明するためのシーケンスチャートである。図2の右端には、スマートフォン20の表示部25に表示されるメッセージの例が示されている。スマートフォン20の記憶部23には、血圧計10のデータを管理するための管理アプリが事前にインストールされて記憶されているものとする。
管理アプリを起動すると、スマートフォン20のプロセッサ21は、管理画面を表示部25に表示させる(ステップS11)。この管理画面には、例えば日時設定ボタンが含まれており、この日時設定ボタンが押されると、例えば、「血圧計に電池を装着してください」といったメッセージが表示される。血圧計10のユーザは、このメッセージを確認すると、自身の所持する血圧計10に電池を装着する。スマートフォン20のプロセッサ21は、ステップS11の後、通信部22によるスキャンを開始させる(ステップS12)。スキャンとは、通信部22が受信状態になり、周りにいる機器の情報を取得することを言う。
血圧計10のプロセッサ11は、ステップS1において電池が装着されると起動し、その後、通信部12を起動して、通信部12によるアドバタイズを開始させる(ステップS2)。アドバタイズとは、各種情報を含むパケットを定期的にブロードキャストすることを言う。アドバタイズにより送信される信号のことをブロードキャスト信号とも記載する。
ステップS2において、血圧計10のプロセッサ11は、日時情報が必要であることを示す第1情報を含むパケットを生成し、このパケットをブロードキャストする。第1情報は、例えば、日時未設定フラグの値として[1]が書き込まれたものである。血圧計10のプロセッサ11は、記憶部13に設定日時情報を記憶済み(日時を設定済み)の場合であっても、電池が着脱された場合には、日時情報が必要であると判断して、第1情報を含むパケットをブロードキャストする。
ステップS2の後、血圧計10のプロセッサ11は、通信部12によるスキャンを開始させる(ステップS3)。
スマートフォン20のプロセッサ21は、ステップS12で開始したスキャンを行っている期間において、第1情報を含むブロードキャスト信号を受信し、第1情報を取得する(ステップS13)と、通信部22によるスキャンを停止させる(ステップS14)。
続いて、スマートフォン20のプロセッサ21は、第1情報を取得した時点での日時情報を取得し、この日時情報を含む設定情報を、通信部22からブロードキャストする(ステップS15)。ステップS15の処理は、例えばビーコン通信を用いて行われる。スマートフォン20において取得される日時情報は、例えばインターネット経由等で逐次取得されている。
血圧計10のプロセッサ11は、ステップS3で開始したスキャンによって、上記設定情報を含むブロードキャスト信号を受信すると、その設定情報に含まれる日時情報を取得し、この日時情報を設定日時情報として記憶部13に記憶する(ステップS4)。ステップS4の後、血圧計10のプロセッサ11は、通信部12によるスキャンを停止させる(ステップS5)。
(血圧計とスマートフォンのペアリング方法)
次に、血圧計10とスマートフォン20のペアリング方法について説明する。図3は、血圧計10とスマートフォン20がペアリングする際の処理の手順を示すシーケンスチャートである。図3の右端には、スマートフォン20の表示部25に表示されるメッセージの例が示されている。スマートフォン20の記憶部23には、管理アプリが事前にインストールされて記憶されているものとする。なお、血圧計10とのペアリングは、図2の処理(日時の設定)に用いたスマートフォン20に限らず、他のスマートフォンとも可能である。
スマートフォン20のユーザは、スマートフォン20を操作して管理アプリを起動する。管理アプリが起動すると、スマートフォン20のプロセッサ21は、管理画面を表示部25に表示させる(ステップS18)。この管理画面には、例えば機器登録ボタンが含まれており、この機器登録ボタンが押されると、スマートフォン20のプロセッサ21は、例えば、「血圧計の通信ボタンを押してください」といったメッセージを表示部25に表示させる。このメッセージを確認した血圧計10のユーザは、血圧計10の電源をONしたうえで、血圧計10の操作部14に含まれる通信ボタン14Bを押圧する。スマートフォン20のプロセッサ21は、ステップS18の後、通信部22によるスキャンを開始させる(ステップS19)。
血圧計10のプロセッサ11は、通信ボタン14Bの押圧を検出する(ステップS6)と、通信部12を起動して、通信部12によるアドバタイズを開始させる(ステップS7)。ステップS7において、血圧計10のプロセッサ11は、日時情報が不要であることを示す第2情報を含むパケットを生成し、このパケットをブロードキャストする。第2情報は、例えば、日時未設定フラグの値として[0]が書き込まれたものである。なお、図3の処理が行われるのは、図2の処理が終了した後であるため、血圧計10の記憶部13には設定記憶情報が記憶済みである。
スマートフォン20のプロセッサ21は、ステップS19で開始したスキャンを行っている期間において、第2情報を含むブロードキャスト信号を受信する(ステップS20)と、通信部22を介して、そのブロードキャスト信号の送信元である血圧計10に対する接続要求を行う。血圧計10のプロセッサ11が、通信部12を介してこの接続要求に応答すると、血圧計10とスマートフォン20との間で近距離無線通信による通信接続が確立される(ステップS30)。
スマートフォン20と血圧計10との通信接続が確立されると、所定の方法によって、スマートフォン20と血圧計10の相互認証が行われ、相互認証が完了すると、スマートフォン20と血圧計10の間で、近距離無線通信で暗号通信を行うための暗号化情報(例えば暗号鍵等)の共有が行われる(ステップS31)。暗号化情報の共有とは、血圧計10のプロセッサ11が暗号化情報を生成し、その暗号化情報をスマートフォン20に送信することをいう。なお、スマートフォン20のプロセッサ21が暗号化情報を生成し、その暗号化情報を血圧計10に送信することで、暗号化情報の共有がなされてもよい。
ステップS31の後、スマートフォン20のプロセッサ21は、例えば、表示部25に、「血圧計の登録を完了しました」といった、ペアリングが完了したことを示すメッセージを表示させる。
スマートフォン20のプロセッサ21は、その後、血圧計10との通信接続を切断する。以降は、スマートフォン20と血圧計10の間で、暗号化情報を用いたセキュアな通信が可能となり、血圧計10で生成された測定結果及び測定日時情報を、スマートフォン20に転送可能となる。ペアリングが完了した後は、血圧計10のプロセッサ11は、例えば、血圧情報を算出すると、ステップS7と同じ処理を行い、その後、ステップS30と同じ処理を行ってスマートフォン20との接続を確立し、その血圧情報と測定日時情報を含むデータを暗号化して、スマートフォン20に送信する。
以上のように、血圧計10によれば、設定日時情報を手入力せずとも、日時の設定を可能として、測定日時情報を測定結果と対応付けて記憶することができる。例えば、血圧計10を利用するユーザと、スマートフォン20を利用するユーザが異なる場合を想定する。血圧計10を利用するユーザXは、例えば、血圧計10の測定結果を、血圧計10単体で確認できれば十分と考えている人であるとする。この場合、ユーザXとは異なるユーザYが、自身の所持するスマートフォン20に管理アプリをインストールして、日時設定ボタンを押すことで、ユーザYのスマートフォン20からの情報により、ユーザXの血圧計10への日時の設定を完了させることができる。このため、ユーザXは、日時の設定のための作業を行わずとも、また、スマートフォン20を所持していなくても、血圧計10に対して日時の設定を行うことができる。
また、管理システム100では、図2に示すように、血圧計10に日時の設定を行うための処理においては、血圧計10とスマートフォン20の間では、単方向での通信(ステップS2のブロードキャスト通信と、ステップS15のブロードキャスト通信)しか行われない。つまり、血圧計10とスマートフォン20の通信の接続を確立する(1対1での通信が可能な状態とする)ことなく、スマートフォン20からの情報によって、血圧計10の日時を設定できる。通信の接続が確立されないことで、接続相手を特定する処理等が不要となり、処理を簡略化して、血圧計10やスマートフォン20の電力消費を抑制できる。
また、血圧計10では、スマートフォン20との通信接続を確立するために用いるブロードキャスト信号に含める情報(=第2情報)と、日時情報を取得するために用いるブロードキャスト信号に含める情報(=第1情報)とを異なるものとしている。このため、スマートフォン20と血圧計10の接続の確立を可能としながらも、日時情報の取得の際に、血圧計10とスマートフォン20との接続が確立されるのを防ぐことができ、日時設定の際の通信の安全性を高めたり、電力消費を減らしたりすることができる。
以上の説明では、スマートフォン20側で管理アプリに対して操作が行われた場合に、スマートフォン20がスキャンを開始するものとしたが、これに限らない。スマートフォン20のプロセッサ21は、バックグランドでスキャンを定期的に行い、そのスキャンの期間において、第1情報を含むブロードキャスト信号を受信した場合には、日時情報をブロードキャストするようにしてもよい。
また、血圧計10に電池が装着されたことを契機として、設定日時情報が血圧計10の記憶部13に記憶されるものとしたが、これに限らない。例えば、電池の代わりに充電池が用いられる場合には、充電池の充電が開始されたことを契機として、血圧計10のプロセッサ11が図2のステップS2~ステップS5の処理を行うようにしてもよい。
また、血圧計10のプロセッサ11は、ステップS4の処理を行ってからの経過時間が閾値以上となったことを契機として、図2のステップS2~ステップS5の処理を再度行うようにしてもよい。つまり、記憶部13に設定日時情報が記憶された後も、所定時間毎に、ステップS2~ステップS5の処理を行って、設定日時情報を定期的に更新してもよい。
10 血圧計
11,21 プロセッサ
12,22 通信部
13,23 記憶部
14A 測定開始ボタン
14B 通信ボタン
14,24 操作部
15,25 表示部
16 センサ部
20 スマートフォン
100 管理システム

Claims (9)

  1. 近距離無線通信部とプロセッサと測定デバイスを有する測定装置であって、
    前記プロセッサは、
    日時情報が必要であることを示す第1情報を含むブロードキャスト信号を前記近距離無線通信部から送信させる第1制御と、
    前記ブロードキャスト信号を受信した情報端末から近距離無線通信によって送信されてきた日時情報を受信して記憶する第2制御と、
    前記測定デバイスによる測定結果が得られたときの測定日時情報を前記日時情報に基づいて取得し、前記測定結果と前記測定日時情報を対応付けて記憶する第3制御と、を行う測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記第1制御を行った後に、前記近距離無線通信部によるスキャンを開始し、前記スキャンの期間において、前記情報端末からブロードキャストで送信された前記日時情報を受信する、測定装置。
  3. 請求項1に記載の測定装置であって、
    交換可能な電池により作動するものであり、
    前記プロセッサは、前記電池が装着されたことを契機として、前記第1制御を開始する、測定装置。
  4. 請求項1に記載の測定装置であって、
    前記プロセッサは、前記第2制御を行ってからの経過時間が閾値以上となったことを契機として、前記第1制御を開始する、測定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の測定装置であって、
    前記プロセッサは、
    日時情報が不要であることを示す第2情報を含むブロードキャスト信号を前記近距離無線通信部から送信させる第4制御と、
    前記第2情報を含む前記ブロードキャスト信号を受信した情報端末と近距離無線通信による接続を確立する第5制御と、を行う、測定装置。
  6. 近距離無線通信部とプロセッサを有する情報端末であって、
    前記プロセッサは、測定装置からブロードキャストされた、日時情報が必要であることを示す第1情報を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、日時情報を前記近距離無線通信部から送信する制御を行う、情報端末。
  7. 請求項6に記載の情報端末であって、
    前記プロセッサは、前記日時情報をブロードキャストする、情報端末。
  8. 請求項6又は7に記載の情報端末であって、
    前記プロセッサは、測定装置からブロードキャストされた、日時情報が不要であることを示す第2情報を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、当該測定装置と近距離無線通信の接続を確立する制御を行う、情報端末。
  9. 近距離無線通信部を有する情報端末の作動プログラムであって、
    測定装置からブロードキャストされた、日時情報が必要であることを示す第1情報を含むブロードキャスト信号を、前記近距離無線通信部を介して取得した場合に、日時情報を前記近距離無線通信部から送信する制御を行うステップをプロセッサに実行させる、情報端末の作動プログラム。
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