JP2024043786A - ポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体、および食品包装袋 - Google Patents

ポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体、および食品包装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】環境負荷を低減しつつ厚みの均一性が比較的高いフィルムを得ることができるポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体および食品包装袋を提供する。【解決手段】本発明に係るポリエチレン樹脂組成物は、下記成分(A)および成分(B)を含有し、成分(A)と成分(B)の総量を100質量%として、成分(A)の含有量が10~90質量%であり、成分(B)の含有量が90~10質量%である。成分(A):下記要件(a1)および(a2)の全てを充足するエチレン-α-オレフィン共重合体(a1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が3g/10分以上(a2):密度が900~930kg/m3成分(B):下記要件(b1)、(b2)および(b3)の全てを充足するバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン(b1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が2~15g/10分(b2):密度が900~935kg/m3(b3):Z平均分子量と重量平均分子量との比(Mz/Mw)が3以上【選択図】なし

Description

ポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体、および食品包装袋に関する。
近年、環境負荷低減の観点から炭素資源を有効に利用することが要望されている。物品等の包装に使用されるフィルムにおいては、炭素資源を有効に利用する一環としてバイオマス由来の材料が注目されている。
例えば、特許文献1には、エチレン-α-オレフィン共重合体と、バイオマス由来の低密度ポリエチレンとを含有する組成物からなる層を有するポリエチレン樹脂フィルムが、包装製品の開口性に優れるフィルムとして記載されている。
特開2020-164596号公報
しかしながら、上記の組成物からなるフィルムは、厚みの均一性において十分満足のいくものではない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、環境負荷を低減しつつ厚みの均一性が比較的高いフィルムを得ることができるポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体、および食品包装袋を提供することを課題とする。
本発明に係るポリエチレン樹脂組成物は、下記成分(A)および成分(B)を含有し、成分(A)と成分(B)との総量を100質量%として、
成分(A)の含有量が10~90質量%であり、成分(B)の含有量が90~10質量%である。
成分(A):下記要件(a1)および(a2)の全てを充足するエチレン-α-オレフィン共重合体
(a1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が3g/10分以上
(a2):密度が900~930kg/m
成分(B):下記要件(b1)、(b2)および(b3)の全てを充足するバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン
(b1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が2~15g/10分
(b2):密度が900~935kg/m
(b3):Z平均分子量と重量平均分子量との比(Mz/Mw)が3以上
本発明に係るフィルムは、上述のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層から構成される。
本発明に係る積層体は、上述のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層を有し、ポリエチレン樹脂組成物層の一方の面に、基材層を有する。
本発明に係る食品包装袋は、上述の積層体からなる。
本発明によれば、環境負荷を低減しつつ厚みの均一性が高いフィルムを得ることができるポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体および食品包装袋を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物は、成分(A)としてエチレン-α-オレフィン共重合体、および、成分(B)としてバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンを含有する。
<成分(A)>
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体は、エチレンと炭素原子数3~20のα-オレフィンとを共重合して得られるエチレン-α-オレフィン共重合体である。炭素原子数3~20のα-オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、1-ドデセン、4-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセン等が挙げられ、好ましくは1-ヘキセン、1-オクテンである。また、上記の炭素原子数3~20のα-オレフィンは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なお、成分(A)は、化石燃料由来のエチレンと炭素原子数3~20のα-オレフィンを原料として用いた共重合体である。
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体としては、例えば、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-1-ブテン共重合体、エチレン-1-ヘキセン共重合体、エチレン-1-オクテン共重合体等が挙げられ、好ましくはエチレン-1-ブテン共重合体、エチレン-1-ヘキセン共重合体、エチレン-1-ブテン-1-ヘキセン共重合体、エチレン-1-ブテン-1-オクテン共重合体である。
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体中のエチレンに基づく単量体単位の含有量は、エチレン-α-オレフィン共重合体の全質量(100質量%)に対して、通常50~99質量%である。α-オレフィンに基づく単量体単位の含有量は、エチレン-α-オレフィン共重合体の全質量(100質量%)に対して、通常1~50質量%である。
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体のメルトマスフローレート(MFR)は、3g/10分以上である。前記MFRは、MD方向の厚みムラを小さくする観点から、好ましくは5g/10分以上であり、より好ましくは6g/10分よりも大きい。また、前記MFRは、TD方向の厚みムラを小さくする観点から、好ましくは20g/10分以下であり、より好ましくは10g/10分以下である。なお、前記MFRは、JIS K 7210-1-2014に規定された温度190℃、荷重2.16kgの条件で測定される。
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体の密度は、900~930kg/mである。前記密度は、透明性および耐衝撃性を高める観点から、好ましくは928kg/m以下であり、より好ましくは925kg/m以下である。また、前記密度は、剛性を高める観点から、好ましくは905kg/m以上であり、より好ましくは910kg/m以上である。なお、前記密度は、JIS K 6760-1995に記載のアニーリングを行った試料を用いて、JIS K 7112-1999に規定されたA法(水中置換法)に従って測定される。
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体の製造方法としては、公知の方法を用いることができる。例えば、重合触媒の存在下、エチレンとα-オレフィンとを共重合する方法が挙げられる。重合触媒としては、チーグラー・ナッタ系重合触媒、メタロセン系重合触媒等、公知のものを挙げることができる。
チーグラー・ナッタ触媒としては、例えばトリエチルアルミニウム-四塩化チタン固体複合物を使用する。チーグラー・ナッタ触媒は、例えば、四塩化チタンを有機アルミニウム化合物で還元し、さらに各種の電子供与体および電子受容体で処理して得られた三塩化チタン組成物と、有機アルミニウム化合物と、芳香族カルボン酸エステルとを組み合わせてもよいし、ハロゲン化マグネシウムに四塩化チタンと各種の電子供与体を接触させ担持型触媒としてもよい。チーグラー・ナッタ触媒は、それぞれ特定の共触媒(助触媒)と組み合わせて使用してもよい。具体的な共触媒としては、メチルアルミノキサン(MAO)、ホウ素系化合物等が挙げられる。
メタロセン系重合触媒としては、例えば、次の(C1)~(C4)の触媒等が挙げられる。
(C1)シクロペンタジエン形骨格を有する基を有する遷移金属化合物を含む成分と、アルモキサン化合物とを含む成分からなる触媒
(C2)前記遷移金属化合物を含む成分と、トリチルボレート、アニリニウムボレート等のイオン性化合物とを含む成分からなる触媒
(C3)前記遷移金属化合物を含む成分と、前記イオン性化合物を含む成分と、有機アルミニウム化合物とを含む成分からなる触媒
(C4)(C1)~(C3)のいずれか一つに記載の各成分をSiO2、Al2O3等の無機粒子状担体、エチレン、スチレン等のオレフィン重合体等の粒子状ポリマー担体に担持または含浸させて得られる触媒
成分(A)であるエチレン-α-オレフィン共重合体の重合方法としては、例えば、バルク重合、溶液重合、スラリー重合、気相重合、高圧イオン重合法等が挙げられる。ここでバルク重合とは、重合温度において液状のオレフィンを媒体として重合を行う方法をいい、溶液重合およびスラリー重合とは、プロパン、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の不活性炭化水素溶媒中で重合を行う方法をいう。また、気相重合とは、気体状態の単量体を媒体として、その媒体中で気体状態の単量体を重合する方法をいう。これらの重合方法は、バッチ式および連続式のいずれでもよく、また、単一の重合槽で行われる単段式および複数の重合反応槽を直列に連結させた重合装置で行われる多段式のいずれでもよい。なお、重合工程における各種条件(重合温度、重合圧力、モノマー濃度、触媒添加量、重合時間等)は、適宜決定すればよい。
<成分B>
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンとは、植物残渣、食品残渣等のバイオマス由来のエチレンを重合して得られる重合体である。バイオマス由来のエチレンとは、公知の製造方法により得られたものを用いることができる。重合体の原料であるモノマーとしてバイオマス由来のエチレンを用いるため、重合されてなる高圧法低密度ポリエチレンはバイオマス由来となる。なお、ポリエチレン樹脂の原料モノマーは、バイオマス由来のエチレンを100質量%含むものでなくてもよい。バイオマス由来ポリエチレン樹脂の原料であるモノマーは、化石燃料由来のエチレンのモノマーを含んでいてもよい。
バイオマス由来のエチレンの製造方法としては、例えば、バイオマス由来のエタノールを原料として製造する国際公開第2007/055361号、または国際公開第2008/062709号に記載の方法、再生可能な天然原料の残渣を原料として製造する国際公開第2008/67627号に記載の方法、バイオマス由来原料の抽出および加工によって得た糖類の発酵により生成したエタノールから製造する国際公開第2009/070858号に記載の方法、バイオ再生可能な供給原料を熱的にクラッキングして製造する国際公開第2016/184893号、または国際公開第2016/184894号に記載の方法等が挙げられる。
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度は、放射性炭素(14C)を測定することにより求めることができる。大気中の二酸化炭素には、14Cが一定割合(105.5pMC)で含まれているため、大気中の二酸化炭素を取り入れて成長する植物、例えばトウモロコシ中の14C含有量も105.5pMC程度であることが知られている。そして、化石燃料中には14Cが殆ど含まれていないことも知られている。したがって、高圧法低密度ポリエチレン中の全炭素原子中に含まれる14Cの割合を測定することにより、高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度を算出することができる。高圧法低密度ポリエチレン中の14Cの含有量をPE[14C]とした場合の、高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度PEbioは、以下のようにして求めることができる。
PEbio(%)=PE[14C]/105.5×100
理論上、高圧法低密度ポリエチレンの原料として、全てバイオマス由来のエチレンを用いれば、高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度は100%となる。また、化石燃料由来の原料のみで製造された化石燃料由来の高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度は0%となる。
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンのバイオマス度は、好ましくは5%以上であり、より好ましくは10%以上であり、さらに好ましくは15%以上であり、特に好ましくは20%以上である。
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンのメルトマスフローレート(MFR)は、2~15g/10分である。前記MFRは、MD方向の厚みムラを小さくする観点から、好ましくは3g/10分以上であり、より好ましくは4g/10分以上である。また、前記MFRは、TD方向の厚みムラを小さくする観点から、好ましくは12g/10分以下であり、より好ましくは10g/10分以下である。なお、前記MFRは、JIS K 7210-1-2014に規定された温度190℃、荷重2.16kgの条件で測定される。
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンの密度は、900~935kg/mである。前記密度は、耐衝撃性を高める観点から、好ましくは930kg/m以下であり、より好ましくは925kg/m以下である。また、前記密度は、剛性を高める観点から、好ましくは905kg/m以上であり、より好ましくは910kg/m以上である。なお、前記密度は、JIS K 6760-1995に記載のアニーリングを行った試料を用いて、JIS K 7112-1999に規定されたA法(水中置換法)に従って測定される。
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンのZ平均分子量と重量平均分子量との比(Mz/Mw)は、TD方向の厚みムラを小さくする観点から、3以上であり、好ましくは3.5以上である。また、Mz/Mwは、破断強度をより高める観点から、好ましくは5以下であり、より好ましくは4以下である。Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)は、ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィー(GPC)法により求められる。GPC測定は下記の条件で行う。ISO16014-1の記載に基づき、クロマトグラム上のベースラインを規定する。
(測定条件)
装置:HLC-8121GPC/HT(東ソー株式会社製)
GPCカラム:TOSOH TSKgelGMH6-HT 7.5mm I.D.×300mm(東ソー株式会社製) 3本
移動相:オルトジクロロベンゼン(和光純薬工業株式会社、特級)にBHTを0.1w/V添加して使用
流速:1mL/分
カラムオーブン温度:140℃
検出:示差屈折率検出器(RID)
RIDセル温度:140℃
試料溶液注入量:300μL
試料溶液濃度:5mg/mL
GPCカラム較正用標準物質:東ソー製標準ポリスチレンをそれぞれ表1に示す重量で5mLのオルトジクロロベンゼン(移動相と同じ組成)に室温で溶解させて調製
成分(B)であるバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンは、高圧法により、バイオマス由来のエチレンを含む原料を反応器に供給し、ラジカル開始剤の存在下において重合する方法により製造されたエチレン単独重合体である。
高圧法では、エチレンを1000~4000気圧、100~350℃の環境下で、例えば多段ガス圧縮機を用いて重合するとよい。その後、残留モノマーを分離し、冷却して高圧法低密度ポリエチレンを得る。
ラジカル開始剤としては、有機過酸化物、ペルオキシエステル、ジアルキルペルオキシド、またはそれらの組み合わせ等の酸素ベースの開始剤を含む。ラジカル開始剤の具体例としては、特に限定されないが、t-ブチルペルオキシピバレート、di-t-ブチルペルオキシド(DTBP)、t-ブチルペルオキシアセテート(TBPO)、t-ブチルペルオキシ-2-エチルヘキサノエート、t-ブチルペルオキシネオデカノエート(PND)、t-ブチルペルオキシオクトエート、およびこれらの任意の2以上の組み合わせが挙げられる。
本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物中の成分(A)および成分(B)の含有量としては、成分(A)と成分(B)との総量を100質量%として、成分(A)の含有量が10~90質量%であり、成分(B)の含有量が90~10質量%である。成分(A)が10質量%以上(成分(B)が90質量%以下)であればMD方向の厚みムラを抑えることができ、成分(A)が90質量%以下(成分(B)が10質量%以上)であればTD方向の厚みムラを抑えることができる。好ましくは、成分(A)の含有量が30~70質量%であり、成分(B)の含有量が70~30質量%である。
本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物は、成分(A)、および成分(B)以外に、他の重合体、添加剤等を含有していてもよい。他の重合体としては、例えば、高密度ポリエチレン、化石燃料由来の高圧法低密度ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂、エラストマー等を挙げることができる。また、添加剤としては、例えば、酸化防止剤、抗ブロッキング剤、滑剤、帯電防止剤、分散剤、加工性改良剤等を挙げることができる。
本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物中の成分(A)、および成分(B)の総含有量は、ポリエチレン樹脂組成物を100質量%として、好ましくは80質量%以上であり、より好ましくは90質量%以上であり、さらに好ましくは95質量%以上である。
本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物は、成分(A)と、成分(B)と、必要に応じて配合される他の成分とを、公知の方法で溶融混練することにより得られる。公知の溶融混練方法としては、例えば、タンブルミキサー、ヘンシェルミキサー等で混合した後、さらに単軸押出機、多軸押出機等で溶融混練する、またはニーダー、バンバリーミキサー等で溶融混練する方法が挙げられる。
[フィルム]
本実施形態に係るフィルムは、前記ポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層から構成される。
本実施形態に係るフィルムの厚みは、通常10~100μmであり、好ましくは20~90μmであり、より好ましくは30~80μmである。
本実施形態に係るフィルムの製造方法としては、公知の方法が用いられ、例えば、Tダイキャストフィルム成形法、インフレーションフィルム成形法等が用いられる。
また、本実施形態に係るフィルムは、事前に成形して得られる未延伸原反を延伸して得られる延伸フィルムであってもよい。延伸方法としては、例えば、ロール延伸法、テンター延伸法、チューブラー延伸法等により一軸または二軸に延伸する方法が挙げられる。
本実施形態に係るフィルムは、公知の方法、例えばヒートシール等により袋に成形される。該袋は、食品包装に好適に用いられる。
[積層体]
本実施形態に係る積層体は、上述のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層を有し、ポリエチレン樹脂組成物層の一方の面に、基材層を有する。
基材層としては、ポリエチレン樹脂組成物層を保持する機能を果たすものであり、積層体に製品としての強度を付与できるものが好ましい。基材層としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂等の熱可塑性樹脂からなる層を挙げることができる。また、基材層として紙、セロハンからなる層を挙げることもできる。基材層は、バイオマス由来の樹脂を含む層であってもよい。また、基材層は、単層であってもよく、2層以上あってもよい。
基材層が熱可塑性樹脂からなる層である場合は、延伸されていることが好ましい。延伸方法としては、例えば、ロール延伸法、テンター延伸法、チューブラー延伸法等により一軸または二軸に延伸する方法が挙げられる。
基材層は、前記ポリエチレン樹脂組成物層と接していてもよい。また、基材層と前記ポリエチレン樹脂組成物層との間に、別の層、例えば印刷層、無機粒子層等を有してもよい。さらに、ポリエチレン樹脂組成物層と基材層との接着性を良好にするために、ポリエチレン樹脂組成物層と基材層との間に接着樹脂層を有してもよい。
一の態様として、本実施形態に係る積層体は、ポリエチレン樹脂組成物層の他方の面、すなわち基材層とは異なる面に、さらに機能層を有してもよい。機能層は、積層体に機能を付与する層であり、具体的には、シーラント層、ガスバリア層、粘着層等を挙げることができる。機能層としては、シーラント層、ガスバリア層、および粘着層からなる群から選ばれる少なくとも1つの層であってもよい。
シーラント層としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂からなる層を挙げることができる。ガスバリア層としては、エチレン-ビニルアルコール共重合体からなる層、アルミニウム箔からなる層を挙げることができる。粘着層としては、アクリル系粘着剤からなる層、ゴム系粘着剤からなる層を挙げることができる。
機能層は、ポリエチレン樹脂組成物層に接していてもよく、また、ポリエチレン樹脂組成物層と機能層との間に、別の層を有していてもよい。例えば、ポリエチレン樹脂組成物層と機能層との接着性を良好にするために、ポリエチレン樹脂組成物層と機能層との間に接着樹脂層を有してもよい。
本実施形態に係る積層体は、ポリエチレン樹脂組成物層の他方の面、すなわち基材層とは異なる面に、シーラント層を有することが好ましい。
本実施形態に係る積層体の製造方法として、公知の方法が用いられる。例えば、共押出し法、ドライラミネート法、ウェットラミネート法、サンドラミネート法、ホットメルトラミネート法等が用いられる。
本実施形態に係る積層体の厚みは、通常10~300μmであり、好ましくは20~200μmであり、より好ましくは30~100μmである。また、前記ポリエチレン樹脂組成物からなる層の厚みは、積層体全体の厚みに対して通常5%~95%であり、好ましくは10%~90%である。
本実施形態に係る積層体は、公知の方法、例えばヒートシール等により袋に成形される。該袋は、食品包装に好適に用いられる。
[食品包装袋]
本実施形態に係る食品包装袋は、上述の積層体からなる。本実施形態に係る食品包装袋の形態としては、ピロー包装、三方シール包装、四方シール包装、ガゼット包装、スタンディングパウチ等、公知の形態を用いることができる。
本実施形態に係る食品包装袋は、公知の方法により製造することができる。例えば、上述の積層体を袋の形状に折り畳み、ヒートシールすることにより、食品包装袋に成形することができる。
本実施形態に係る食品包装袋は、スナック菓子、煎餅等の包装に好適に用いられる。
なお、本実施形態に係るポリエチレン樹脂組成物、フィルム、積層体および食品包装袋は、上記実施形態に限定されるものではなく、本出願における開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、以下の態様を含む。
[1]下記成分(A)および成分(B)を含有し、成分(A)と成分(B)との総量を100質量%として、
成分(A)の含有量が10~90質量%であり、成分(B)の含有量が90~10質量%であるポリエチレン樹脂組成物。
成分(A):下記要件(a1)および(a2)の全てを充足するエチレン-α-オレフィン共重合体
(a1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が3g/10分以上
(a2):密度が900~930kg/m
成分(B):下記要件(b1)、(b2)および(b3)の全てを充足するバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン
(b1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が2~15g/10分
(b2):密度が900~935kg/m
(b3):Z平均分子量と重量平均分子量との比(Mz/Mw)が3以上
[2]成分(A)のメルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が6g/10分以上である、上記[1]に記載のポリエチレン樹脂組成物。
[3]上記[1]または[2]に記載のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層から構成されるフィルム。
[4]上記[1]または[2]に記載のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層を有し、ポリエチレン樹脂組成物層の一方の面に、基材層を有する積層体。
[5]ポリエチレン樹脂組成物層の他方の面に、さらに機能層を有する上記[4]に記載の積層体。
[6]上記[4]または[5]に記載の積層体からなる食品包装袋。
以下、実施例および比較例を用いて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例における各項目の測定値は、下記の方法で測定した。
(物性測定方法)
[メルトマスフローレート(MFR、単位:g/10分)]
JIS K 7210-1-2014に従い、温度190℃、荷重2.16kgの条件でA法によって測定した。
[密度(d、単位:kg/m)]
JIS K 6760-1995に記載のアニーリング処理を行った後、JIS K7112-1999に記載のA法(水中置換法)に従って測定した。
[バイオマス度]
ASTM D6866に記載された方法に基づいて測定した。
[Z平均分子量と重量平均分子量の比(Mz/Mw)]
GPC法を用いて、下記の条件により、Z平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)を測定し、Mz/Mwを求めた。ISO16014-1の記載に基づき、クロマトグラム上のベースラインを規定した。
(測定条件)
装置:HLC-8121GPC/HT(東ソー株式会社製)
GPCカラム:TOSOH TSKgelGMH6-HT 7.5mm I.D.×300mm(東ソー株式会社製) 3本
移動相:オルトジクロロベンゼン(和光純薬工業株式会社、特級)にBHTを0.1w/V添加して使用
流速:1mL/分
カラムオーブン温度:140℃
検出:示差屈折率検出器(RID)
RIDセル温度:140℃
試料溶液注入量:300μL
試料溶液濃度:5mg/mL
GPCカラム較正用標準物質:東ソー製標準ポリスチレンをそれぞれ表2に示す重量で5mLのオルトジクロロベンゼン(移動相と同じ組成)に室温で溶解させて調製
[TD方向厚みムラ(単位:μm)]
卓上型オフライン接触式厚み計測装置(TOF-5R01、株式会社山文電気製)を用いて、TD方向に沿って1mm間隔でフィルムの厚みを測定した。全測定点に関して、厚みの標準偏差を算出した。3回測定を行い、標準偏差の平均値をTD方向厚みムラとした。
[中央部MD方向厚みムラ(単位:μm)]
前述の方法でTD方向に沿って1mm間隔でフィルムの厚みを測定した。フィルムの全幅に対して中央部10%の範囲に含まれる測定点に関して、厚みの平均値を算出し、フィルム中央部厚みとした。3回測定を行い、フィルム中央部の厚みの標準偏差を、中央部MD方向厚みムラとした。
(材料)
A-1:エチレン-1-ブテン共重合体、住友化学株式会社製 スミカセン(登録商標)L GA701(MFR=8g/10分、密度=920kg/m、バイオマス度=0%)
A-2:エチレン-1-ヘキセン共重合体、住友化学株式会社製 スミカセン(登録商標)E FV402(MFR=3.8g/10分、密度=913kg/m、バイオマス度=0%)
A-3:エチレン-1-ヘキセン共重合体、住友化学株式会社製 スミカセン(登録商標)E FV203(MFR=2g/10分、密度=913kg/m、バイオマス度=0%)
B-1:バイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン、Braskem社製SBC818(MFR=8.3g/10分、密度=918kg/m、Mz/Mw=3.6、バイオマス度=95%)
B-2:バイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン、Braskem社製SEB853(MFR=2.7g/10分、密度=923kg/m、Mz/Mw=2.4、バイオマス度=95%)
AO-MB:材料A-2を98質量%、酸化防止剤(スミライザーGP、住友化学株式会社製)を2質量%含有する酸化防止剤マスターバッチ
(実施例1)
単軸押出機(スクリュー径φ30mm、ユニオンプラスチックス株式会社製)に、材料A-1 60質量部と材料B-1 40質量部と、材料A-1と材料B-1の合計100質量部に対して材料AO-MB 3質量部とを混合した組成物を供給し、押出量約6.6kg/hr、シリンダー温度150℃、スクリュー回転数80rpmで混練しダイよりストランド状に押し出し、水槽にて冷却し、ペレタイザーに供給しカットすることで組成物のペレットを得た。(組成物は、材料A-1と材料A-2と材料B-1との合計を100質量%として、材料A-1を58質量%、材料A-2を3質量%、材料B-1を39質量%含有する。AO-MBに含まれる材料A-2を含めて計算した含有割合(質量%)であり、
A-1=60/(60+40+0.98×3)×100=58質量%
A-2=(0.98×3)/(60+40+0.98×3)×100=3質量%
B-1=40/(60+40+0.98×3)×100=39質量%
である。これらの含有割合(質量%)を表3に示す。)
得られたペレットを、押出機(スクリュー径φ20mm)と幅150mm、リップ開度0.5mmのダイとを備えたTダイキャストフィルム成形機(株式会社プラスチック工学研究所製)に供給して、厚みが50μmである単層のフィルムを成形した。成形条件は以下のとおりであった。
(成形条件)
・ダイ・シリンダーの設定温度:200℃
・冷却ロール温度:30℃
・押出条件:0.9~1.0kg/時
・エアギャップ:10mm
得られたフィルムについて、前述の方法により、TD方向厚みムラおよび中央部MD方向厚みムラを測定した。結果を表3に示す。
(実施例2)
単軸押出機(スクリュー径φ30mm、ユニオンプラスチックス株式会社製)に、材料A-2 60質量部と材料B-1 40質量部と、材料A-2と材料B-1の合計100質量部に対して材料AO-MB 3質量部とを混合した組成物を供給し、押出量約6.3kg/hr、シリンダー温度170~190℃、スクリュー回転数80rpmで混練しダイよりストランド状に押し出し、水槽にて冷却し、ペレタイザーに供給しカットすることで組成物のペレットを得た。(組成物は、材料A-2と材料B-1との合計を100質量%として、材料A-2を61質量%、材料B-1を39質量%含有する。実施例1と同様にAO-MBに含まれる材料A-2を含めて計算した含有割合(質量%)であり、これらの含有割合(質量%)を表3に示す。)
得られたペレットをTダイキャストフィルム成形機に供給し、実施例1と同様にして、厚みが50μmである単層のフィルムを成形した。得られたフィルムについて、前述の方法により、TD方向厚みムラおよび中央部MD方向厚みムラを測定した。結果を表3に示す。
(比較例1)
単軸押出機(スクリュー径φ30mm、ユニオンプラスチックス株式会社製)に、材料A-1 60質量部と材料B-2 40質量部と、材料A-1と材料B-2の合計100質量部に対して材料AO-MB 3質量部とを混合した組成物を供給し、押出量約6.5kg/hr、シリンダー温度150~170℃、スクリュー回転数80rpmで混練しダイよりストランド状に押し出し、水槽にて冷却し、ペレタイザーに供給しカットすることで組成物のペレットを得た。(組成物は、材料A-1と材料A-2と材料B-2との合計を100質量%として、材料A-1を58質量%、材料A-2を3質量%、材料B-2を39質量%含有する。実施例1と同様にAO-MBに含まれる材料A-2を含めて計算した含有割合(質量%)であり、これらの含有割合(質量%)を表3に示す。)
得られたペレットをTダイキャストフィルム成形機に供給し、実施例1と同様にして、厚みが50μmである単層のフィルムを成形した。得られたフィルムについて、前述の方法により、TD方向厚みムラおよび中央部MD方向厚みムラを測定した。結果を表3に示す。
(比較例2)
単軸押出機(スクリュー径φ30mm、ユニオンプラスチックス株式会社製)に、材料A-1 60質量部と材料B-2 40質量部と、材料A-1と材料B-2の合計100質量部に対して材料AO-MB 3質量部とを混合した組成物を供給し、押出量約6.5kg/hr、シリンダー温度150~170℃、スクリュー回転数80rpmで混練しダイよりストランド状に押し出し、水槽にて冷却し、ペレタイザーに供給しカットすることで組成物のペレットを得た。(組成物は、材料A-2と材料A-3と材料B-1との合計を100質量%として、材料A-2を3質量%、材料A-3を58質量%、材料B-1を39質量%含有する。実施例1と同様にAO-MBに含まれる材料A-2を含めて計算した含有割合(質量%)であり、これらの含有割合(質量%)を表3に示す。)
得られたペレットをTダイキャストフィルム成形機に供給し、実施例1と同様にして、厚みが50μmである単層のフィルムを成形した。得られたフィルムについて、前述の方法により、TD方向厚みムラおよび中央部MD方向厚みムラを測定した。結果を表3に示す。
以上の結果から、本発明のポリエチレン樹脂組成物を用いたフィルムは、TD方向厚みムラ、および中央部MD方向厚みムラが小さく、厚みの均一性に優れていることが示された。また、バイオマス由来高圧法低密度ポリエチレンを用いることから、炭素資源を有効に利用でき、環境負荷を低減できる。

Claims (6)

  1. 下記成分(A)および成分(B)を含有し、成分(A)と成分(B)との総量を100質量%として、
    成分(A)の含有量が10~90質量%であり、成分(B)の含有量が90~10質量%であるポリエチレン樹脂組成物。
    成分(A):下記要件(a1)および(a2)の全てを充足するエチレン-α-オレフィン共重合体
    (a1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が3g/10分以上
    (a2):密度が900~930kg/m
    成分(B):下記要件(b1)、(b2)および(b3)の全てを充足するバイオマス由来高圧法低密度ポリエチレン
    (b1):メルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が2~15g/10分
    (b2):密度が900~935kg/m
    (b3):Z平均分子量と重量平均分子量との比(Mz/Mw)が3以上
  2. 成分(A)のメルトマスフローレート(190℃、2.16kg)が6g/10分よりも大きい、請求項1に記載のポリエチレン樹脂組成物。
  3. 請求項1または2に記載のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層から構成されるフィルム。
  4. 請求項1または2に記載のポリエチレン樹脂組成物からなるポリエチレン樹脂組成物層を有し、ポリエチレン樹脂組成物層の一方の面に、基材層を有する積層体。
  5. ポリエチレン樹脂組成物層の他方の面に、さらに機能層を有する請求項4に記載の積層体。
  6. 請求項4に記載の積層体からなる食品包装袋。
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