JP2024042624A - 仕訳システム - Google Patents

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Abstract

【課題】専門的な知識や細かい知識、多くの注意事項の確認が必要とされる会計処理についても、極力操作者の負担を軽減することができる仕訳システムを提供する。【解決手段】仕訳システム1は、仕訳対象データに、借方金額欄又は貸方金額欄に入力される金額と、取引先の入出金額又は事業主の入出金額のいずれかが相違する相違項目が含まれることを検知したときは、相違項目における原因事象と、原因金額を特定し、原因事象に基づいて対応科目を設定し、対応科目及び原因金額に基づいて仕訳処理を行う。原因事象が源泉税の場合は源泉税処理を行い(STEP4,5)、手数料の場合は一括型又は個別型に分けて手数料処理を行う(STEP8~10)。【選択図】図4

Description

特許法第30条第2項適用申請有り (1)令和4年8月2日ソフトウェアリリース (2)令和4年8月23日ソフトウェアの記事をウェブ上で公開
本発明は、会計処理を行うための仕訳システムに関する。
従来、個人事業主や法人等の会計処理においては、各種の伝票に手書きで必要な情報を記入して処理していたが、近年においては、これらの処理をパーソナルコンピュータ上で行うことができるようにした仕訳システムが種々提案されている。
特に、近年では、Fintech(financial technology)という言葉が生まれているように、紙ベースの通帳から人が仕訳を起票するのではなく、銀行等の金融機関から提供される電子データを利用して、仕訳作業の省力化が行われるようになってきている。
例えば、特許文献1においては、金融機関等或いは証憑から取得した仕訳対象データについて、専門知識がない操作者であっても正確な仕訳起票を行うことができる仕訳システム及び会計仕訳起票プログラムが開示されている。
特開2019-200692号公報
特許文献1のシステムによれば、仕訳対象データについて、複合仕訳、単一入金仕訳、又は単一出金仕訳のいずれの仕訳であるかを判定する仕訳判定手段を有しており、このような仕訳に関する専門知識がない操作者であっても、正しい仕訳を行うことができる。
一方で、会計処理としては、上記仕訳の選択の他に、源泉税の管理や、銀行或いはクレジットカード等の取扱手数料に関する取り扱い等、熟練者や、専門的な知識がある操作者でなければ迅速に対応することができない処理も依然として存在する。また、近年では、従来の銀行振り込みや等に加えて、様々な電子マネーを用いた決済が増加している
本発明は、上記課題に鑑み、専門的な知識や細かい知識、或いは多くの注意事項の確認が必要とされる会計処理についても、極力操作者の負担を軽減することができる仕訳システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の仕訳システムは、事業主における取引先との入出金について、コンピュータを利用して仕訳を自動的に行うシステムであって、仕訳対象データを取得する仕訳対象データ取得手段と、仕訳を行うデータの入力欄として、少なくとも借方科目欄と、借方金額欄と、貸方科目欄と、貸方金額欄を有し、これらの欄の表示を行う表示手段と、各手段の制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記仕訳対象データにおいて、前記借方金額欄又は前記貸方金額欄に入力される金額と、前記取引先の入出金額又は前記事業主の入出金額のいずれかが相違することを検知したときは、相違の原因となる事象である原因事象と、前記相違の原因となる金額である原因金額を特定し、前記原因事象に基づいて対応科目を設定し、前記対応科目及び前記原因金額に基づいて仕訳処理を行うことを特徴とする。
本発明の仕訳システムによれば、勘定科目における金額と、実際に入出金される金額が相違することを検知したときは、原因事象と原因金額を特定し、対応科目と原因金額に基づいて仕訳処理を行う。通常、この種の異なる金額の仕訳は、専門的な知識や経験が必要となるが、本発明の仕訳システムであれば、自動的に仕訳が行われるため、専門的な知識や経験は不要となる。
本発明の仕訳システムでは、前記事業主から出金が生じる仕訳において、前記原因事象が源泉税であり、前記原因金額が源泉税額である場合、前記制御手段は、第1の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「費用科目」を入力し、前記借方金額欄に源泉税額を含む費用合計金額を入力し、前記貸方科目欄に「未払金」を入力し、前記貸方金額欄に前記費用合計金額を入力し、第2の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「未払金」を入力し、前記借方金額欄に前記費用合計金額を入力し、前記貸方科目欄に「預金」を入力し、前記貸方金額欄に前記費用合計金額から前記源泉税額を差し引いた差引金額を入力すると共に、前記貸方科目欄及び前記貸方金額欄を追加して、前記追加された貸方科目欄に「預り金」を入力し、前記追加された貸方金額欄に前記源泉税額を入力し、第3の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「預り金」を入力し、前記借方金額欄に前記源泉税額を入力し、前記貸方科目欄に「預金」を入力し、前記貸方金額欄に前記源泉税額を入力するようにしてもよい。ここで、「預金」は、普通預金又は当座預金の少なくともいずれかを含む意味である。
源泉税を含む仕訳において、よくある仕訳例としては、仕訳発生時(第1の源泉仕訳)に、借方科目欄を「手数料」とし、借方金額欄は源泉税額を含む費用合計金額とし、貸方科目欄を「未払金」とし、貸方金額欄を費用合計金額としている。また、支払時(第2の源泉仕訳)には、借方科目欄を「未払金」とし、借方金額欄を前記費用合計金額から源泉税額を差し引いた差引金額とし、貸方科目欄を「預金」とし、貸方金額欄を差引金額としている。また、源泉税の納付時(第3の源泉仕訳)に、借方科目欄を「預り金」とし、借方金額欄を源泉税額とし、貸方科目欄を「預金」とし、貸方金額欄を源泉税額としている。
しかしながら、このような従来の仕訳処理では、債務の残高が正しく表示されないという不都合がある。本発明の仕訳システムでは、第2の源泉仕訳時に、費用合計金額から源泉税額を差し引いた差引金額に加えて源泉税額が仕訳されるので、債務の残高が正しく表示される。
本発明の仕訳システムでは、前記事業主に入金がなされる仕訳において、前記原因事象が決済手数料であり、前記原因金額が決済手数料額である場合、前記制御手段は、前記決済手数料が前記入金ごとに一括で手数料を徴収する一括型か、前記入金の個別事案ごとに手数料を徴収する個別型かを判定し、前記一括型の場合は入金金額の合計と入金予定金額の合計との差額を手数料として仕訳処理を行い、前記個別型の場合は、前記個別事案の金額と入金予定の個別金額との差額を手数料として仕訳処理を行うようにしてもよい。
前記原因事象が決済手数料の場合、入金ごとに一括で手数料を徴収する一括型と、前記入金の個別事案ごとに手数料を徴収する個別型があるため、本発明の仕訳システムでは、一括型か個別型かを判定し、それぞれの型に応じた処理を行う。これにより、様々な決済手数料の種類に応じた正確な仕訳処理を行うことができる。
当該会計仕訳起票において、前記仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、前記仕訳比較データは、過去に仕訳を行った履歴推論データを有し、前記制御手段は、前記マッチング処理において、前記一括型における差額、又は前記個別型における差額が、前記履歴推論データの中に記憶されている手数料と同額であるときは、前記差額が手数料であるとして前記仕訳処理を行うようにしてもよい。このように、過去に仕訳を行った履歴推論データを元に手数料を明らかにすることにより、より正しい仕訳処理を行うことができる。
また、本発明の仕訳システムにおいて、前記仕訳処理を行うデータの入力欄として摘要欄を有し、前記仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、前記仕訳マッチング手段は、前記摘要欄に時期に関する記載である時期コメントがあるときは、前記マッチング処理において、前記時期コメントを対象外として取り扱うようにしてもよい。
時期に関する記載、例えば、1月度、2月分等の記載が摘要に記載されている場合、自動仕訳を行う際にはその時期に関する記載がノイズとなり、マッチング処理の制度が低下するおそれがある。本発明の仕訳システムでは、このような時期に関する記載をマッチング処理の対象外としているため、マッチング処理の制度の低下を防止することができる。
また、当該仕訳システムにおいては、前記摘要欄を、前記マッチング処理に使用する通常摘要欄と、前記マッチング処理から除外される対象外摘要欄に分け、前記仕訳マッチング手段は、前記通常摘要欄を前記マッチング処理の対象とし、前記対象外摘要欄を前記マッチング処理の対象から外して前記マッチング処理を行うようにしてもよい。
本発明の仕訳システムの一実施形態の構成を示す説明図。 本実施形態の仕訳システムの機能的構成を示す説明図。 原因事象が源泉税である場合の入力画面の例を示す説明図。 本実施形態の仕訳システムの作動を示すフローチャート。 原因事象が決済手数料が一括型である場合の入力画面の例を示す説明図。 原因事象が決済手数料が個別型である場合の入力画面の例を示す説明図。
次に、図1~図6を参照して、本発明の実施形態である仕訳システムについて説明する。本実施形態の仕訳システム1は、金融機関等の情報提供機関からデータを取得し、或いはOCRにより読み込んだ証憑のデータを取得し、自動仕訳を行って自動的に起票を行い、ユーザ(操作者)による仕訳処理の負担軽減を行うシステムであり、コンピュータを当該システムとして機能させる仕訳プログラムを含む。
本実施形態の仕訳システム1は、図1に示すように、サーバ管理会社等が運営するサーバ2にその主要部がコンピュータプログラム(ソフトウエア)として記憶され、実行されるシステムである。サーバ2はインターネット等のネットワーク3を介して、銀行の運営する銀行データベース4、信販会社が運営するクレジットデータベース5、クレジットカードや電子マネー等の決済を代行する決済代行業者が運営する決済代行データベース6、税務署7、及びユーザが使用するユーザ端末8,8a等に接続されている。
サーバ2は、CPU(中央演算処理装置)、ハードディスク、メモリ等の記憶手段、及び各種ネットワークとの接続手段等を備えたコンピュータシステム(いずれも図示省略)を備えており、ハードディスク内には本実施形態の仕訳システム1を実行するためのコンピュータプログラム等が記憶されている。このコンピュータプログラムは、CPUによって実行され、以下に説明する各会計処理が行われる。
本実施形態の仕訳システム1は、形式については特に限定されず、システム用に用いられるプログラムとしては、ユーザ端末8をクライアントとするクライアントサーバ形式のプログラムであってもよく、サーバ2内のブログラムをユーザ端末8で実行するいわゆるSaaS(Software as a Service)形式のプログラムであってもよい。また、本実施形態の仕訳システム1に用いられるプログラムは、DVD等の記憶媒体に記憶されてユーザ端末8にインストールされ、ユーザ端末8内で実行されるプログラムの形式であってもよい。
次に、本実施形態の仕訳システム1の機能的構成について図2を参照して説明する。仕訳システム1は、仕訳対象データ取得手段11と、仕訳比較データ記憶手段12と、仕訳マッチング手段13と、仕訳判定手段14と、表示手段15と、制御手段16とを備えている。これらの各手段は、サーバ2に記憶されたコンピュータプログラムによって実現され、サーバ2或いはユーザ端末8,8a上で実行される。
仕訳対象データ取得手段11は、銀行データベース4、クレジットデータベース5、決済代行データベース6、又は税務署7等に記憶されている提供情報データ17(仕訳対象データ)を取得し、ユーザ端末8に取り込みを行う機能部である。金融機関等から提供された提供情報データ17は、本実施形態ではユーザ端末8内のハードディスク又はメモリ等の記憶媒体に記憶される。
一方で、仕訳対象データ取得手段11は、後述するスキャナ28及びOCR機能を利用して、文字情報が記載された書類である証憑の情報をデータ化したOCRデータ18(仕訳対象データ)も取得可能である。ユーザ端末8に取り込まれたOCRデータ18についても、本実施形態ではユーザ端末8内のハードディスク又はメモリ等の記憶媒体に記憶される。
仕訳比較データ記憶手段12は、提供情報データ17又はOCRデータ18と比較してマッチングを行うための仕訳比較データ20を記憶している。具体的には、一般的な商取引における一般推論データが記憶された一般推論DB21、過去に仕訳を行った履歴推論データが記憶された履歴推論DB22、及び消込推論データが記憶された消込推論DB23の各推論を行うためのデータベースが仕訳比較データ記憶手段12に該当する(「DB」はデータベースを示す。)。
仕訳マッチング手段13は、仕訳対象データである提供情報データ17と仕訳比較データ20とを比較し、両データがどの程度一致しているかマッチング結果を演算する機能部である。両データのマッチング結果は一致の度合いに応じてパーセンテージで表される。両データが完全に一致していればマッチング結果は100%であり、例えば摘要のデータが1文字のみ異なっている場合のマッチング結果は99%である等のマッチング処理が行われる。
仕訳判定手段14は、提供情報データ17内における金額と、取引先や事業主からの入出金額との間で金額が相違する相違項目が含まれているか否かを検知する機能部である。この相違項目としては、仕業のサービスへの対価における源泉税、銀行取引における振込手数料、クレジット支払における信販会社の手数料、決済代行業者による代行手数料、或いは電子マネーの支払いにおける電子マネー取扱業者の手数料等が含まれる。
表示手段15は、後述するユーザ端末8のディスプレイ25に各種画面の表示を行う機能部である。この表示手段15は、プログラムとしてユーザ端末8にインストールされていてもよく、サーバ2内にあってユーザ端末8に表示をさせるものであってもよい。
表示手段15によって表示される画面の一例として、図3に示す仕訳画面30がある。仕訳画面30は、データの入力欄の一例として、借方科目欄31、借方金額欄32、貸方科目欄33、貸方金額欄34及び第1摘要欄35及び第2摘要欄36を含む。借方科目欄31及び貸方科目欄33には、仕訳処理において用いられる勘定科目(費用項目)が入力される。借方金額欄32及び貸方金額欄34には、各勘定科目に対応する金額が入力される。
制御手段16は、仕訳対象データ取得手段11、仕訳比較データ記憶手段12、仕訳マッチング手段13、仕訳判定手段14及び表示手段15の各手段を制御する機能部である。この制御手段16は、主要部がプログラムであり、サーバ2又はユーザ端末8等のハードウエア上で実行される。
ユーザ端末8は、事業主等のユーザが使用するパーソナルコンピュータであり、本体24、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、スキャナ28等を備えている。ユーザ端末8は特に制限はなく、ノートタイプのパーソナルコンピュータ型のユーザ端末8aでもよく、いわゆるタブレット端末等の端末でもよい。
なお、本実施形態の仕訳システム1における各手段は、仕訳プログラム及びこれを実行するハードウエア(コンピュータ)から構成されるため、仕訳対象データ取得手段11は仕訳対象データ取得装置、仕訳比較データ記憶手段12は仕訳比較データ記憶装置、仕訳マッチング手段13は仕訳マッチング装置、仕訳判定手段14は仕訳判定装置、表示手段15は表示装置、制御手段16は制御装置と適宜読み替えることが可能である。
次に、本実施形態の仕訳システム1を用いて会計処理を行う場合の作動について、図4を参照して説明する。ユーザがユーザ端末8を起動させ、本実施形態の仕訳システム1を起動すると、ユーザ確認画面(図示省略)がディスプレイ25上に表示される。ユーザがユーザ認証(STEP1)を行うことにより仕訳システム1の初期画面(図示省略)が表示される。
初期画面においては、仕訳処理を行うデータを取得するためのデータ取得処理を選択することができる(STEP2)。データの取得が行われると、仕訳判定手段14は、取得したデータの中に相違項目が含まれているかをチェックする(STEP3)。
具体的には、仕訳判定手段14は、取得したデータの中に、源泉税に関する項目が含まれているか、銀行振込における振込手数料を差し引いて支払を行う処理があるか、入金が信販会社や決済代行業者、或いは電子マネーの取扱業者である場合に、相違項目が含まれていると判断する。
取得したデータの中に相違項目が含まれているときは(STEP3でY)、仕訳判定手段14は、相違項目の原因となる事象である原因事象と、その金額である原因金額を特定する(STEP4)。原因事象としては、入出金がなされる金額に源泉税が含まれる場合、入出金がなされる金額にクレジット会社の決済手数料が含まれる場合、又は、入出金がなされる金額に銀行の振り込み手数料が含まれる場合等が想定される。
仕訳判定手段14によって特定された原因事象が源泉税であり、原因金額が源泉税額である場合は(STEP4で源泉税)、制御手段16は、以下のような源泉税処理を行う(STEP5)。ここで、本実施形態では、事業主に対するサービスの対価として、取引先である仕業の個人事務所から源泉税を含む金額の請求がなされた場合の説明を行う。
本実施形態において、源泉税処理とは、原因事象である源泉税に基づいて対応科目を設定し、この対応科目及び原因金額に基づいて行う仕訳処理をいう。例えば、請求書が取引先である弁護士の個人事務所から手数料10万円を請求するものとする。弁護士からの手数料の請求の場合、請求額から源泉税を差し引いた額の請求が行われる。ここでは、説明の便宜上、源泉税率を10%とし、消費税については省略する。
制御手段16は、表示手段15を介して、仕訳画面30に借方科目欄31、借方金額欄32、貸方科目欄33、貸方金額欄34、第1摘要欄35及び第2摘要欄36を表示させる。
仕訳発生時(第1の源泉仕訳)においては、図3(A)に示す借方科目欄31の1行目に費用科目として「手数料」という科目を入力し、借方金額欄32には、源泉税額を含む費用合計金額である110,000(円)を入力する。本実施形態において、この「手数料」という科目が、原因事象である源泉税に基づいて設定される対応科目となる。ここで、費用科目とは、仕訳科目のうち事業主が支払う費用について発生する科目をいう。
一方で、貸方科目欄33には「未払金」という科目を入力し、貸方金額欄34には、費用合計金額である110,000を入力する。このとき、制御手段16は、この仕訳処理について、原因事象が源泉税であり、源泉税額が10,000円であることの紐付けを行う。
なお、図3(A)においては、第1摘要欄35にコメントとして「発生時」を入力し、第2摘要欄36にコメントとして「2月度」を入力した例を示しているが、実際はこの仕訳処理の概要等をこれらの欄に入力する。
事業主から取引先に対して対価を支払う支払時(第2の源泉仕訳)においては、図3(B)に示す借方科目欄31の1行目に「未払金」という科目を入力し、借方金額欄32の1行目には、源泉税額を含む費用合計金額である110,000を入力する。
一方で、貸方科目欄33の1行目には「預金」として当座預金(又は普通預金)という科目を入力し、貸方金額欄34の1行目には、費用合計金額から源泉税額を差し引いた差引金額である100,000を入力する。また、第1摘要欄35の1行目には「支払時」、第2摘要欄36の1行目に「3月度」と入力する。
事業主から税務署7に対して源泉税を納付する際(第3の源泉仕訳)には、図3(C)における借方科目欄に「預り金」という科目を入力し、借方金額欄に源泉税額である10,000を入力し、貸方科目欄に「当座預金」という科目を入力し、貸方金額欄に源泉税額である10,000を入力する。また、第1摘要欄35に「源泉支払時」を入力し、第2摘要欄36は空欄としている。
この源泉税処理(STEP5)が終了すると、制御手段16は、仕訳マッチング手段13を用いて仕訳のマッチング処理(STEP6)を行う。このとき、上記源泉税処理によって源泉税を含む科目と金額が適切に処理されているので、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の各データとのマッチングを正確に行うことができる。なお、マッチング処理の詳細については、特許文献1に記載された処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
次に、仕訳判定手段14によって特定された原因事象が決済手数料であり、原因金額が決済手数料額である場合(STEP4で手数料)の処理について説明する。仕訳判定手段14によって特定された原因事象が決済手数料であり、原因金額が決済手数料額である場合は、制御手段16は、以下のような手数料処理を行う(STEP8~10)。
手数料処理においては、仕訳判定手段14によって特定された原因事象が決済手数料である場合、制御手段16は、その手数料が一括型か個別型かの判定を行う(STEP8)。
ここで、一括型とは、事業者に対する入金に際して入金ごとに一括で手数料を徴収するものを言う。個別型とは、事業者に対する入金に際して、個別事案ごとにそれぞれ手数料を徴収するものを言う。一括型か個別型かの判断は、提供情報データ17内の送金元データを参照して行う。
手数料の一括型としては、銀行振込の手数料が該当する。銀行振込を行う際は、支払いを行う案件が単数の場合のみならず、複数の案件をまとめて支払う場合であっても、手数料は振り込み手続1件につき、1回の手数料が発生する。
手数料の個別型としては、信販会社の手数料、電子マネーにおける手数料、及び決済代行業者の手数料が該当する。信販会社の場合、取引者のクレジットによる支払に対してそれぞれ個別に手数料が発生する。電子マネーによる決済についても同様である。個別型においては、信販会社等からの事業主への支払の際に、事前に支払日及び総額に関する通知があり、支払日においては支払内容の明細が通知される。
STEP8において、手数料が一括型の場合は(STEP8で一括型)、手数料額の推定処理が行われる(STEP9)。手数料額の推定処理では、提供情報データ17における入金額と、入金予定の仕訳比較データ20との比較を行い、一括で支払われた手数料額を推定する。具体的には、実際の入金額と入金予定金額との差額が、手数料判定値である消費税率+1(2022年8月の時点では1.1)で割り切れるか否かで手数料か否かを判断する。銀行における決済手数料には、消費税が付されるためである。
実際の入金額と入金予定金額との差額が手数料判定値で割り切れる場合は、仕訳対象データである提供情報データ17について、手数料に関する仕訳処理と、他の入金額に関する仕訳処理を行う。
例えば、銀行からの入金額が16,090円で、入金予定金額が16,750であった場合、両者の差は660円となり、手数料判定値である1.1で割り切れる数値となる。従って、銀行からの入金額である16,090円は、銀行の手数料である660円が差し引かれた金額であることが推定できる。
この場合、この手数料は、各勘定項目に手数料を振り分けることもでき、複数の勘定項目のうち、一番金額の大きいものに手数料を適用することもできる。図5は、複数の勘定項目のうち、一番金額の大きいものに手数料を適用した例を示す。
一括型の仕訳処理は、例えば、図5に示すように、入金予定の各項目を貸方科目及び貸方金額に入力し、手数料を差し引かない項目については、入金予定金額と同額の金額を借方金額欄32の1行目から3行目に入力する。
一方で、手数料を差し引く項目については、借方金額欄32の4行目に本来の入金額(費用合計金額)から銀行の手数料を差し引いた差引金額である9,340を入力する。さらに、借方科目欄31の5行目に「手数料」という科目を追加して入力し、借方金額欄32の5行目には、手数料額である660を入力する。
この手数料処理(STEP8,9)が終了すると、制御手段16は、仕訳マッチング手段13を用いて仕訳のマッチング処理(STEP6)を行う。このとき、上記手数料処理によって手数料を含む科目と金額が適切に処理されているので、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の各データとのマッチングを正確に行うことができる。
なお、手数料額の推定(STEP9)において、実際の入金額と入金予定金額との差額が手数料判定値で割り切れない場合は、未処理データとして、別途ユーザによる仕訳の対象とする。
次に、一括型の手数料処理(STEP8,9)を行った後のマッチング処理(STEP6)について説明する。一括型としては、銀行の振り込み手数料が該当するが、銀行の振込手数料については、仕訳システム1において、予めデータテーブル等で記憶している。具体的には、仕訳システム1は、銀行名、預金の種類、支店名、支店コード、金額に応じた振込手数料の金額等のデータを所有している。
仕訳マッチング手段13は、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の各データとのマッチングを行い、手数料に関連する金額について、履歴推論データと同一の金額が存在する場合、マッチング処理(STEP6)を終了する。
一方で、マッチング処理(STEP6)において、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の金額のデータに一致するデータがない場合がある。例えば、振込手数料は、事業主側が負担する場合と取引先側が負担する場合があり、通常は毎回同じ取扱となるが、取扱が変化する場合もある。
そこで、仕訳マッチング手段13は、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の金額のデータに一致するデータがない場合、手数料負担の有無について変更を行い、再度金額が一致するか否かマッチングを行う。例えば、通常は事業主が手数料の負担をしているが金額が一致しない場合、取引先が手数料を負担するものとして金額を計算し、マッチングを行う。このような処理で金額が一致する場合は、今回の金額における振込手数料が取引先負担であると判定し、履歴推論DB22にデータを格納する。
次に、STEP8において、手数料が個別型の場合(STEP8で個別型)の処理について、図6を参照して説明する。手数料が個別型の場合は、提供情報データ17における支払内容の明細と、入金予定の個別金額である仕訳比較データ20との比較を行う。また、手数料が個別型の場合は、各入金金額に応じた所定の手数料が予め定められている。
個別型の仕訳処理において、例えば、図6に示すように、入金金額が4,750であり、クレジットデータベース5に記憶されている当該金額における手数料が5%である場合は、手数料差引前の手数料が5,000であり、手数料額が250であることがわかる。
従って、この場合の仕訳処理では、図6において、借方科目欄31の1行目に「当座預金」と入力し、借方金額欄32の1行目に入金額である4,750を入力し、貸方科目欄33の1行目に「売掛金」と入力し、貸方金額の1行目に5,000と入力する。さらに、借方科目欄31の2行目に「手数料」と入力し、借方金額欄32の2行目に手数料額である250を入力する。同様に、図6における表の3行目及び4行目にも入金額に応じた手数料による仕訳処理を行う。
この手数料処理(STEP8,10)が終了すると、制御手段16は、仕訳マッチング手段13を用いて仕訳のマッチング処理(STEP6)を行う。このとき、上記手数料処理によって手数料を含む科目と金額が適切に処理されているので、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の各データとのマッチングを正確に行うことができる。
なお、仕訳マッチング手段13は、履歴推論DB22に記憶された履歴推論データと、今回の仕訳後の金額のデータに一致するデータがない場合、上記処理を行わずにエラーメッセージを表示手段15によって表示させてもよい。
次に、本実施形態の仕訳システム1における仕訳マッチング手段13について説明する。通常、仕訳マッチング手段13は、借方科目欄31、借方金額欄32、貸方科目欄33、貸方金額欄34及び摘要欄の各データについて、仕訳対象データである提供情報データ17と仕訳比較データ20とを比較してマッチング処理を行っている。
ここで、例えば、図3(A)に示すように、第2摘要欄36に記載された「2月度」及び図2(B)の同欄の「3月度」等の時期に関する記載があると、一連の仕訳処理を行うデータであっても、月が変われば摘要欄の時期コメントが変更になる。このため、マッチング処理においては、マッチング結果のパーセンテージが下がることになる。
本実施形態においては、仕訳マッチング手段13は、第2摘要欄36に時期コメントが記載されている場合、その時期コメントをマッチング処理の対象外とするように取り扱っている。これにより、一連の仕訳処理を行うデータにおいて、異なる時期コメントが記載されている場合であっても、マッチング結果に影響が及ばないので、マッチング結果のパーセンテージを高い状態で保つことができる。
また、仕訳マッチング手段13は、第2摘要欄36に記載された全てのコメントをマッチング処理の対象外とするように取り扱ってもよい。この場合は、第1摘要欄がマッチング処理の対象となる通常摘要欄となり、第2摘要欄36がマッチング処理から除外される対象外摘要欄となる。このような取扱であっても、第2摘要欄36に記載された事項がマッチング結果に影響を及ぼさないようにすることができる。
1…仕訳システム
2…サーバ
3…ネットワーク
4…銀行データベース
5…クレジットデータベース
6…決済代行データベース
7…税務署
8,8a…ユーザ端末
11…仕訳対象データ取得手段
12…仕訳比較データ記憶手段
13…仕訳マッチング手段
14…仕訳判定手段
15…表示手段
16…制御手段
17…提供情報データ
18…OCRデータ
20…仕訳比較データ
24…本体
25…ディスプレイ
26…キーボード
27…マウス
28…スキャナ
30…仕訳画面
31…借方科目欄
32…借方金額欄
33…貸方科目欄
34…貸方金額欄
35…第1摘要欄
36…第2摘要欄


Claims (8)

  1. 事業主における取引先との入出金について、コンピュータを利用して仕訳を自動的に行うシステムであって、
    仕訳対象データを取得する仕訳対象データ取得手段と、
    仕訳を行うデータの入力欄として、少なくとも借方科目欄と、借方金額欄と、貸方科目欄と、貸方金額欄を有し、これらの欄の表示を行う表示手段と、
    各手段の制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記仕訳対象データにおいて、前記借方金額欄又は前記貸方金額欄に入力される金額と、前記取引先の入出金額又は前記事業主の入出金額のいずれかが相違することを検知したときは、
    相違の原因となる事象である原因事象と、前記相違の原因となる金額である原因金額を特定し、前記原因事象に基づいて対応科目を設定し、前記対応科目及び前記原因金額に基づいて仕訳処理を行うことを特徴とする仕訳システム。
  2. 請求項1に記載の仕訳システムであって、
    前記事業主から出金が生じる仕訳において、
    前記原因事象が源泉税であり、前記原因金額が源泉税額である場合、
    前記制御手段は、
    第1の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「費用科目」を入力し、前記借方金額欄に源泉税額を含む費用合計金額を入力し、前記貸方科目欄に「未払金」を入力し、前記貸方金額欄に前記費用合計金額を入力し、
    第2の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「未払金」を入力し、前記借方金額欄に前記費用合計金額を入力し、前記貸方科目欄に「預金」を入力し、前記貸方金額欄に前記費用合計金額から前記源泉税額を差し引いた差引金額を入力すると共に、前記貸方科目欄及び前記貸方金額欄を追加して、前記追加された貸方科目欄に「預り金」を入力し、前記追加された貸方金額欄に前記源泉税額を入力し、
    第3の源泉仕訳において、前記借方科目欄に「預り金」を入力し、前記借方金額欄に前記源泉税額を入力し、前記貸方科目欄に「預金」を入力し、前記貸方金額欄に前記源泉税額を入力することを特徴とする仕訳システム。
  3. 請求項1に記載の仕訳システムであって、
    前記事業主に入金がなされる仕訳において、
    前記原因事象が決済手数料であり、前記原因金額が決済手数料額である場合、
    前記制御手段は、
    前記決済手数料が前記入金ごとに一括で手数料を徴収する一括型か、前記入金の個別事案ごとに手数料を徴収する個別型かを判定し、
    前記一括型の場合は入金金額の合計と入金予定金額の合計との差額を手数料として仕訳処理を行い、
    前記個別型の場合は、前記個別事案の金額と入金予定の個別金額との差額を手数料として仕訳処理を行うことを特徴とする仕訳システム。
  4. 請求項3に記載の仕訳システムであって、
    前記仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、
    前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、
    前記仕訳比較データは、過去に仕訳を行った履歴推論データを有し、
    前記制御手段は、前記マッチング処理において、前記一括型における差額、又は前記個別型における差額が、前記履歴推論データの中に記憶されている手数料と同額であるときは、前記差額が手数料であるとして前記仕訳処理を行うことを特徴とする仕訳システム。
  5. 請求項1に記載の仕訳システムであって、
    前記仕訳処理を行うデータの入力欄として摘要欄を有し、
    前記仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、
    前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、
    前記仕訳マッチング手段は、前記摘要欄に時期に関する記載である時期コメントがあるときは、前記マッチング処理において、前記時期コメントを対象外として取り扱うことを特徴とする仕訳システム。
  6. 請求項5に記載の会計仕訳起票システムであって、
    前記摘要欄を、前記マッチング処理に使用する通常摘要欄と、前記マッチング処理から除外される対象外摘要欄に分け、
    前記仕訳マッチング手段は、前記通常摘要欄を前記マッチング処理の対象とし、前記対象外摘要欄を前記マッチング処理の対象から外して前記マッチング処理を行うことを特徴とする会計仕訳起票システム。
  7. 事業主における取引先との入出金について、コンピュータを利用して仕訳を自動的に行うシステムであって、
    仕訳対象データを取得する仕訳対象データ取得手段と、
    仕訳を行うデータの入力欄として、少なくとも借方科目欄と、借方金額欄と、貸方科目欄と、貸方金額欄と、摘要欄を有し、これらの欄の表示を行う表示手段と、
    各手段の制御を行う制御手段を備え、
    仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、
    前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、
    前記仕訳マッチング手段は、前記摘要欄に時期に関する記載である時期コメントがあるときは、前記マッチング処理において、前記時期コメントを対象外として取り扱うことを特徴とする仕訳システム。
  8. 事業主における取引先との入出金について、コンピュータを利用して仕訳を自動的に行うシステムであって、
    仕訳対象データを取得する仕訳対象データ取得手段と、
    仕訳を行うデータの入力欄として、少なくとも借方科目欄と、借方金額欄と、貸方科目欄と、貸方金額欄と、摘要欄を有し、これらの欄の表示を行う表示手段と、
    各手段の制御を行う制御手段を備え、
    仕訳処理を行うためのデータとして、前記仕訳対象データと比較するための仕訳比較データを有し、
    前記仕訳対象データと前記仕訳比較データを用いてマッチング処理を行う仕訳マッチング手段を備え、
    前記摘要欄を、前記マッチング処理に使用する通常摘要欄と、前記マッチング処理から除外される対象外摘要欄に分け、
    前記仕訳マッチング手段は、前記通常摘要欄を前記マッチング処理の対象とし、前記対象外摘要欄を前記マッチング処理の対象から外して前記マッチング処理を行うことを特徴とする仕訳システム。
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