JP2024042514A - 情報処理システム、帳票データ作成方法、プログラム、帳票作成システム - Google Patents

情報処理システム、帳票データ作成方法、プログラム、帳票作成システム Download PDF

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Abstract

【課題】表が定義されている帳票データのひな型で適切な帳票データを作成する技術を提供すること。【解決手段】本発明は、端末装置と通信可能な情報処理システムであって、前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信部と、前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理システム、帳票データ作成方法、プログラム、及び、帳票作成システムに関する。
受注書や見積書などの帳票データを作成する際に企業などに専用のシステムが用いられる場合があった。これに対し、帳票データの転用を容易にするため、汎用的な表計算ソフトにより帳票データを作成したいという要望がある。
汎用的な表計算ソフトにより帳票データを作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、帳票レイアウトファイル格納手段に格納された複数のひな型の内、選択されたひな型を指定し、データベースに格納された複数のデータの内、選択されたデータを指定し、指定されたひな型に指定されたデータを差し込むことにより帳票データを作成し、汎用的な表計算ソフトのデータを出力する帳票作成システムが開示されている。
しかしながら、従来の技術では、帳票データのひな型に表が定義されている場合に、適切な帳票データが作成されない場合があるという問題があった。例えば、従来の技術は、帳票データのひな型にユーザーが表を定義する場合には、表の大きさ(行数)を事前に指定しておく必要があった。このため、ひな型に設定された行数以上のデータがひな型に入力された場合、表が複数のシートに分かれてしまう場合があった。
本発明は、上記課題に鑑み、表が定義されている帳票データのひな型で適切な帳票データを作成することを目的とする。
上記課題に鑑み、端末装置と通信可能な情報処理システムであって、前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信部と、前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成部と、を有することを特徴とする。
表が定義されている帳票データのひな型で適切な帳票データを作成することができる。
帳票のひな型ファイルに表がない場合の帳票の作成を説明する図である。 帳票のひな型に表がある場合の帳票の作成を説明する図である。 帳票作成システムの一例のシステム構成を示す図である。 情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 帳票作成システムの一例の機能ブロック図である。 ひな型ファイルの一例を示す図である。 差し込みデータの一例を示す図である。 帳票データの一例を示す図である。 帳票作成システムが帳票データを作成する処理を説明するシーケンス図の一例である。 ひな型ファイル画面、差し込みデータ画面の一例を示す図である。 帳票作成部が帳票を作成する処理を説明するフローチャート図の一例である。 ひな型ファイルの一例を示す図である。 差し込みデータの一例を示す図である。 帳票データの一例を示す図である。 ひな型ファイルに表がある場合に、帳票作成部が帳票を作成する処理を説明するフローチャート図の一例である。 ひな型ファイルの一例を示す図である。 差し込みデータの一例を示す図である。 ユーザーが意図しない帳票データの一例である。 ひな型ファイルの複数の表のうち、適切な表に差し込みデータを差し込み、帳票データを作成するフローチャート図の一例である。 図19のアルゴリズムにより作成される帳票データの一例を示す図である。 ひな型ファイルの一例を示す図である。 差し込みデータの一例を示す図である。 ユーザーが意図しない帳票データの一例である。 ひな型ファイルの複数の表のうち、適切な表に差し込みデータを差し込み、帳票データを作成するフローチャート図の一例である。 図24のアルゴリズムにより作成される帳票データの一例を示す図である。 不要なカラム名を削除して帳票データを作成する処理を説明するフローチャート図の一例である。 図20の帳票データに残ったカラム名が"-"で置換された帳票データの一例である。 図25の帳票データに残ったカラム名が"-"で置換された帳票データの一例である。 ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。 表にカラムが追加される帳票データの作成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、帳票作成システムと帳票作成システムが行う帳票データ作成方法について説明する。
<帳票作成の概略>
まず、図1、図2を参照して、帳票の作成例を説明する。図1は、帳票のひな型ファイルに表がない場合の帳票の作成を説明する図である。ひな型ファイル20は汎用的な表計算ソフトにより作成されたファイルである。図1に示すひな型ファイル20は${XXX}というフィールド(セルともいう)201を有している。「XXX」は任意の文字、数字、記号、又はアルファベットなどの組み合わせである。図1では、「XXX」は「申請日時」「所属部署」「社員番号」「申請者」である。
一方、ユーザーは、図1に示すように、ひな型ファイル20に差し込みたいデータ(以下、差し込みデータ21という)を用意しておく。図1では、1レコード分の差し込みデータ21がある。差し込みデータ21のカラム名202は、ひな型ファイル20のフィールド名201と対応している。差し込みデータ21は、JSON形式、CSV形式、又はXML形式のいずれでもよいし、汎用的な表計算ソフトにより作成されたファイルでもよい。
ユーザーが差し込みデータ21をひな型ファイル20に差し込む操作を行うと、帳票データ22が作成される。図1の帳票データ22では、ひな型ファイル20が有する${XXX}のフィールドが、差し込みデータ21の対応するカラムのデータに置換されている。
このように、情報処理システムは、ひな型ファイル20の${XXX}により指定されたフィールドに、差し込みデータ21を差し込んで帳票データ22を作成できる。
図2は、帳票のひな型に表がある場合の帳票の作成を説明する図である。図2に示すひな型ファイル20は表31を有している。表31は${XXX}というカラム名203を有している。「XXX」は任意の文字、数字、記号、又はアルファベットなどの組み合わせである。ひな型ファイル20の表31は1行のみが定義されている。
一方、ユーザーは、図2に示すように、ひな型ファイル20の表に差し込みたい差し込みデータ21を用意しておく。図2では、差し込みデータ21が3つのレコードを有してる。差し込みデータ21のカラム名204は、ひな型ファイル20のカラム名203と対応している。差し込みデータ21は、JSON形式、CSV形式、又はXML形式のいずれでもよいし、汎用的な表計算ソフトにより作成されたファイルでもよい。
ユーザーが差し込みデータ21をひな型ファイル20に差し込む操作を行うと、帳票データ22が作成される。図2の帳票データ22では、ひな型ファイル20の表31において${XXX}があるフィールドが、差し込みデータ21の対応するカラムのデータに置換されると共に、表31の行数が、差し込みデータ21の要素数と同じ行数に自動的に増加している。
このように本実施形態の帳票作成システムは、帳票のひな型ファイル内で定義される表31においては、表31の大きさをユーザーが事前に指定する必要がなく、差し込みデータ21の要素数(データ形式によってはこれを配列数という)に応じて、自動でひな型ファイル内の表31のサイズを調整することができる。
<用語について>
差し込むとは、物の中やすきまなどに、他の物を入れ込んだり挟んだりすることをいい、転じて、一方のデータの所定の位置に他方のデータを配置することをいう。一方のデータに元々あったデータが削除される場合は置換ともいい、一方のデータの所定の位置にデータがない場合は挿入ともいう。
帳票とは、企業や団体における取引や会計に関する記録書類であり、記入するための空欄を設けた事務用紙の総称である。コンピュータ上で入力可能とした帳票を帳票データという。帳票には、例えば受注票、注文書、作業日報、勤怠管理表、給与明細など多様なものがある。
ひな型ファイルとは、パターン化されたデータの鋳型を有するファイルである。例えば、各項目がブランク又は置換可能になっている文書ファイルがある。
差し込みデータとは、ひな型ファイルに差し込まれる1つ以上のデータである。本実施形態では、一例として、差し込みデータは表形式又は配列の形式を有している。
<システム構成例>
図3を参照し、本実施形態に係る帳票作成システム100のシステム構成について説明する。図3は、帳票作成システム100の一例のシステム構成を示す図である。帳票作成システム100は、情報処理システム50と、端末装置10と、を含み、情報処理システム50と端末装置10はネットワークN1及びN2を介して通信可能に接続されている。
ネットワークN1は、インターネット等の広域的な通信ネットワークである。ネットワークN2は、端末装置10が存在する自宅や施設内のLANやWi-Fi(登録商標)、又は、3G、4G、5G、6Gなどの携帯電話網の通信ネットワークである。
情報処理システム50は、一台以上の情報処理装置により実現される。情報処理システム50は、ネットワークN1、N2を介して、端末装置10と通信可能である。また、情報処理システム50は、一形態においてWebサーバーとして機能し、端末装置10にWebページ又はWebアプリを提供する。情報処理システム50は、端末装置10からひな型ファイル20及び差し込みデータ21を受信し、帳票データ22を作成して端末装置10に送信する。ひな型ファイル20又は差し込みデータ21は予め情報処理システム50が保持しておく場合もある。
情報処理システム50は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよいし、単一の情報処理装置によって実現されてもよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される形態をいう。情報処理システム50は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。オンプレミスに存在する場合とは、例えば社内のみでセミナーなどのためにコンテンツが配信される場合等である。
端末装置10は、例えば、帳票を作成するユーザーが情報処理システム50と通信させて、作成された帳票データ22を表示する情報処理装置である。ユーザーは予め作成したひな型ファイル20と差し込みデータ21を端末装置10から情報処理システム50に送信させ、情報処理システム50が作成した帳票データを端末装置10で受信して表示する。
あるいは、業務で使用するいくつかのひな型ファイル20が情報処理システム50に予め登録されている。帳票を作成するユーザーが情報処理システム50と端末装置10を通信させて、ひな型ファイル20の一覧を表示させ、選択したひな型ファイル20に、自分が用意した差し込みデータ21を差し込んで帳票データ22を作成するよう情報処理システム50に要求する。
端末装置10は、例えばデスクトップPC、ノート型PC、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等である。ただし、端末装置10は、情報処理システム50とユーザーインタフェースを介してユーザーが処理を要求したり、帳票データを表示できたりすればよく、Webブラウザや帳票作成の専用のネイティブアプリが動作する装置であればよい。
なお、以降では、複数の端末装置10について、各々を区別するときは、「端末装置10a」、「受信装置10b」「端末装置10c」等と添え字を用いて記載する。
<ハードウェア構成例>
図4を参照して、本実施形態に係る情報処理システム50及び端末装置10のハードウェア構成について説明する。
<<情報処理システム及び端末装置>>
図4は、本実施形態に係る情報処理システム50及び端末装置10の一例のハードウェア構成を示す図である。図4に示されているように、情報処理システム50及び端末装置10はコンピュータ500によって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、光学ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理システム50及び端末装置10全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御に従ってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、又は各種指示などの入力に使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。光学ドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としての光記憶媒体513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、光記憶媒体513は、CD、DVD、Blu-Ray(登録商標)等でよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<機能について>
次に、図5を参照し、帳票作成システム100の機能構成について説明する。図5は、帳票作成システム100の一例の機能ブロック図を示す。
<<情報処理システム>>
情報処理システム50は、通信部51、画面生成部52、ひな型ファイル管理部53、帳票作成部54、データ管理部55、ひな型ファイル記憶部56、及び、差し込みデータ記憶部57を有している。情報処理システム50が有する各機能部は、情報処理システム50にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令を図4に示したCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。また、ひな型ファイル記憶部56及び差し込みデータ記憶部57は、図4に示したHD504等に構築される。
通信部51は、HTTPなどの通信プロトコルで端末装置10と通信する。本実施形態では、通信部51は、端末装置10からひな型ファイル20と差し込みデータ21を受信し、これらで作成された帳票データ22を端末装置10に送信する。
画面生成部52は、ひな型ファイル20の登録、差し込みデータ21の登録、及び、帳票の作成などをユーザーが実施するための各種の画面を生成し、通信部51を介して端末装置10に提供する。各画面がWebページやWebアプリで提供される場合(端末装置10がWebブラウザを実行する)、各種の画面の画面情報は、HTML、XML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により記述されている。端末装置10がネイティブアプリを実行する場合、画面情報は主に表示される情報であり、画面の構成はネイティブアプリが予め有している。
ひな型ファイル管理部53は、画面生成部52からの指示に従って、ひな型ファイル20をひな型ファイル記憶部56に保存する。また、ひな型ファイル管理部53は、帳票作成時には帳票作成部54からの指示に従ってひな型ファイル20をひな型ファイル記憶部56から読み出す。
データ管理部55は、画面生成部52からの指示に従って、差し込みデータ21を差し込みデータ記憶部57に保存する。また、データ管理部55は、帳票作成時には帳票作成部54からの指示に従って差し込みデータ21を差し込みデータ記憶部57から読み出す。
帳票作成部54は、ひな型ファイルと差し込みデータ21から帳票データ22を作成する。詳細は後述する。
ひな型ファイル記憶部56は、1つ以上のひな型ファイルを記憶している。差し込みデータ記憶部57は1つ以上の差し込みデータ21を記憶している。ひな型ファイル20と差し込みデータ21は、帳票データ22の作成時に端末装置10から送信されてもよいし、予め情報処理システム50に登録されていてもよい。ひな型ファイル20と差し込みデータ21の具体例については、以下の実施形態の中で説明する。
<<端末装置>>
端末装置10は、通信部と11、表示制御部12と、操作受付部13とを有する。これら各機能部は、端末装置10にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザでもよいし、専用のネイティブアプリでもよい。
通信部11は、情報処理システム50との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、通信部11は、各種の画面情報等を情報処理システム50から受信し、ユーザーが入力したひな型ファイル20や差し込みデータ21などの各種の情報を情報処理システム50に送信する。通信部11は、情報処理システム50が作成した帳票データ22を受信する。
表示制御部12は各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部13は、ディスプレイ506に表示された各種画面におけるユーザーの各種操作を受け付ける。
<帳票データの作成>
以下では、ひな型ファイル20と差し込みデータ21の具体例を用いた帳票データ22の作成例を説明する。
<<帳票データの作成1>>
図6は、ひな型ファイル20の一例であり、図7は、差し込みデータ21の一例である。ひな型ファイル20は、${ }で「XXX」が囲まれたフィールド名201を有している。${XXX}が記載されたフィールドは、差し込みデータ21により置換されることを示す。従って、「XXX」に相当する「申請日時」「所属部署」「社員番号」「申請者」は、差し込みデータ21で置換される。
図7(a)に示すように、差し込みデータ21はカラム名202に対応付けられた1レコードのデータを有している。差し込みデータ21のカラム名202は、ひな型ファイル20のフィールド名201と同じである。従って、差し込みデータ21のカラム名202と同じ、ひな型ファイル20のフィールド名201のフィールドに、差し込みデータ21が差し込まれる。
実際の差し込みデータ21は、図7(a)のようなテーブル形式でなく、JSON形式、XML形式又はCSV形式等で作成される。コンピュータではテーブル形式よりもJSON形式の方が、データ処理が容易だからである。図7(b)はJSON形式の差し込みデータ21を示す。" ":" "のうち、左側がカラム名に対応し、右側が該カラムの値に対応する。" ":" "の左側をkey、右側をvalueという。また、keyは要素内の値を識別すると共に、ひな型ファイル20の表のカラム名と対応付けるための識別情報である。
図7(b)の差し込みデータ21が図6のひな型ファイル20に差し込まれると、図8に示す帳票データ22が作成される。図8に示すように、ひな型ファイル20の${XXX}のフィールドが、差し込みデータ21の対応するカラムのデータに置換されている。
<ひな型ファイルと差し込みデータを使用した帳票データ作成の流れ>
図9を参照して、帳票データ作成の流れを説明する。図9は、帳票作成システム100が帳票データ22を作成する処理を説明するシーケンス図である。なお、ユーザーが後述するワークフローとして帳票データを作成する場合、ユーザーは情報処理システム50にログインして、帳票作成用のワークフローアプリを端末装置10で選択する。
S1:ユーザーが端末装置10を情報処理システム50に接続させ、ひな型ファイル20を登録するためのひな型ファイル画面(第一画面の一例。図10(a)参照。)を端末装置10で表示する。ユーザーは端末装置10に対し、ひな型ファイルを情報処理システム50に送信させる操作を行う。操作受付部13がこの操作を受け付ける。端末装置10の通信部11は、ひな型ファイル20の保存要求を情報処理システム50に送信する。
S2:情報処理システム50の通信部51はひな型ファイル20の保存要求を受信し、画面生成部52がひな型ファイル管理部53にひな型ファイルの保存を要求する。
S3:ひな型ファイル管理部53は、受信したひな型ファイル20に対して新たに採番した(付与した)ひな型ファイルIDを画面生成部52に通知する。
S4:画面生成部52は、通信部51を介して、ひな型ファイルIDを端末装置10に送信する。
S5:次に、ユーザーが差し込みデータ21を情報処理システム50に登録するための差し込みデータ画面(第二画面の一例。図10(b)参照。)を端末装置10で表示する。ユーザーは、端末装置10に対し、差し込みデータ21を情報処理システム50に送信させる操作を行う。操作受付部13がこの操作を受け付ける。端末装置10の通信部11は、差し込みデータ21の保存要求を情報処理システム50に送信する。
S6:情報処理システム50の通信部51は差し込みデータ21の保存要求を受信し、画面生成部52がデータ管理部55に差し込みデータ21の保存を要求する。
S7:データ管理部55は、受信した差し込みデータ21に対して新たに採番した(付与した)差し込みデータIDを画面生成部52に通知する。
S8:画面生成部52は、通信部51を介して、差し込みデータIDを端末装置10に送信する。
S9:ユーザーは、ひな型ファイルと差し込みデータを指定して、帳票データ22を作成する操作を端末装置10に入力する。操作受付部13がこの操作を受け付ける。端末装置10の通信部11は、ひな型ファイルIDと差し込みデータIDを指定して帳票データ22の作成要求を情報処理システム50に送信する。ユーザーが、ひな型ファイルと差し込みデータを指定する方法としては、帳票データ22の作成要求を入力する画面に表示されたひな型ファイルと差し込みデータを選択する方法がある。
S10:情報処理システム50の通信部51は帳票データ22の作成要求を受信し、画面生成部52がひな型ファイルIDと差し込みデータIDと共に、帳票作成を帳票作成部54に要求する。
S11:帳票作成部54は、ひな型ファイルIDで特定されるひな型ファイル20をひな型ファイル管理部53に要求する。
S12:ひな型ファイル管理部53はひな型ファイルIDで特定されるひな型ファイル20をひな型ファイル記憶部56から読み出し、帳票作成部54に通知する。
S13:帳票作成部54は、差し込みデータIDで特定される差し込みデータ21をデータ管理部55に要求する。
S14:データ管理部55は差し込みデータIDで特定される差し込みデータ21を差し込みデータ記憶部57から読み出し、帳票作成部54に通知する。
S15:帳票作成部54が、ひな型ファイル20と差し込みデータ21を使用して帳票データ22を作成する。この処理の詳細を図11にて説明する。
S16:帳票作成部54が、画面生成部52に帳票データ22を通知する。
S17:画面生成部52は、帳票データ22を表示する画面を作成し、通信部51を介して、この画面の画面情報を端末装置10に送信する。端末装置10の通信部11は画面情報を受信し、表示制御部12が帳票データ22を表示する画面を表示する。
以上のように、情報処理システム50はひな型ファイル20と差し込みデータ21から帳票データ22を作成できる。
図9の処理手順は一例であって、端末装置10は、ひな型ファイル20、差し込みデータ21、及び、帳票の作成要求をまとめて情報処理システム50に送信してもよい。また、端末装置10が登録済みのひな型ファイル20をリストで表示させ、ユーザーがリストからひな型ファイル20を選択してもよい。ユーザーは作成した差し込みデータ21と選択したひな型ファイル20を用いた帳票の作成を情報処理システム50に要求する。また、端末装置10が登録済みの差し込みデータ21をリストで表示させ、ユーザーがリストから差し込みデータ21を選択してもよい。ユーザーは作成したひな型ファイル20と選択した差し込みデータ21を用いた帳票の作成を情報処理システム50に要求する。
図10(a)はひな型ファイル画面220の一例であり、図10(b)は差し込みデータ画面230の一例である。ひな型ファイル画面220は、ファイル名表示欄221、参照ボタン222、及び、送信ボタン223を有している。ユーザーが参照ボタン222を押下すると、ファイルエクスプローラーが表示され、ユーザーが端末装置10内の任意のファイルを選択できる。ユーザーが適切なひな型ファイルのみを選択できるように、所定の拡張子のファイルのみが表示されてもよい。選択されたファイル名がファイル名表示欄221に表示される。送信ボタン223の押下により、ひな型ファイル20が情報処理システム50に送信される。
差し込みデータ画面230は、ファイル名表示欄231、参照ボタン232、及び、送信ボタン233を有している。ユーザーが参照ボタン232を押下すると、ファイルエクスプローラーが表示され、ユーザーが端末装置10内の任意のファイルを選択できる。ユーザーが適切な差し込みデータのみを選択できるように、所定の拡張子のファイルのみが表示されてもよい。選択されたファイル名がファイル名表示欄231に表示される。送信ボタン233の押下により、差し込みデータ21が情報処理システム50に送信される。
図11を参照して、帳票の作成について詳細に説明する。図11は、帳票作成部54が帳票を作成する処理を説明するフローチャート図である。
まず、帳票作成部54は、図7(b)に示した、差し込みデータ21の最初のkey(カラム名)とvalue(値)を取得する(S101)。図7(b)の1行目から、key="申請日時"、value="2022/6/28"が取得される。
次に、帳票作成部54は、ひな型ファイル内に${key}が配置されたフィールドが存在しているかどうかを判断する(S102)。すなわち、帳票作成部54は、ひな型ファイルのカラム名である${XXX}において、XXXとkeyが一致するフィールドを探す。
ステップS102の判断がYesの場合、帳票作成部54は、ひな型ファイル内の${key}があるフィールドをvalueである"2022/6/28"に置換する(S103)。
ステップS102の判断がNoの場合、帳票作成部54は、差し込みデータ21に、次のkeyとvalueが存在するか判断する(S104)。
ステップS104の判断がYesの場合、帳票作成部54は、次のkeyとvalueを取得する(S105)。処理はステップS102に進み、同様の処理が実行される。
以後、差し込みデータ21の全部のkeyとvalueについて同様の処理を繰り返され、差し込みデータ21にチェックされていないkeyとvalueがなくなると図11の処理は終了する。
<<帳票データの作成2>>
次に、図12~図15を参照して、ひな型ファイル20に表がある場合の帳票の作成について説明する。
図12は、ひな型ファイル20の一例であり、図13は、差し込みデータ21の一例である。ひな型ファイル20は、${ }で囲まれたカラム名203を有している。カラム名203である${XXX}が記載されたフィールドは、差し込みデータ21が差し込まれることを示す。従って、「氏名」「会社名」「会員番号」は、差し込みデータ21で置換される。なお、ひな型ファイルに表31があることは、例えば、複数のフィールドが枠線で囲まれており、更に、${XXX}が記載されたフィールドがあることで判別される。
図13(a)に示すように、差し込みデータ21は表形式である。差し込みデータ21は3つのカラムを有している。差し込みデータ21のカラム名204は、ひな型ファイル20のカラム名203と同じである。従って、差し込みデータ21のカラム名204と同じ、ひな型ファイル20のカラム名203のカラムに、差し込みデータ21が差し込まれる。
図13(b)はJSON形式の差し込みデータ21を示す。JSON形式では表を配列で表すことができる。配列とは、複数の要素を順番に並べた構造をいう。配列は[(符号は220a)と ](符号は220b)で囲まれる範囲である。また、{ }で囲まれたN個の" ":" "が配列の要素210~212であり、要素210~212それぞれが表の1行に対応する。図13(b)の差し込みデータ21の要素数は3である。要素数は配列数、行数、又はレコード数ともいう。
図13(b)の差し込みデータ21が図12のひな型ファイル20に差し込まれると、図14に示す帳票データ22が作成される。図14に示すように、ひな型ファイル20の表31において${XXX}があるフィールドが、差し込みデータ21の対応するカラムのデータに置換されると共に、表31の行数が、差し込みデータ21の要素数と同じ行数に自動的に増加している。すなわち、ひな型ファイルでの表31の行数は1であったが、差し込みデータ21の要素数に応じて自動的に行が追加されている。
次に、図15を参照し、帳票の作成の詳細を説明する。なお、端末装置10と情報処理システム50とが通信するシーケンス図については図9と同様でよい。図15は、ひな型ファイル20に表31がある場合に、帳票作成部54が帳票を作成する処理を説明するフローチャート図である。
まず、帳票作成部54は、差し込みデータ21が配列であるか否か判断する(S201)。すなわち、帳票作成部54は、差し込みデータ21が複数の要素を有するか判断する。ステップS201の判断がNoの場合、処理は図11と同様でよい(S202)。
ステップS201の判断がYesの場合、帳票作成部54は、配列の要素数を求める(S203)。図13(b)の例では、配列の要素数は「3」である。
次に、帳票作成部54は、差し込みデータ21の全てのkeyを取得する(S204)。従って、"氏名"、"会社名"、"会員番号"が取得される。
次に、帳票作成部54は、ひな型ファイルにkeyと同じカラム名203があるか否か判断する(S205)。すなわち、ひな型ファイル20に、${氏名}、${会社名}、${会員番号}が存在しているかどうかを判断される。
ステップS205の判断がYesの場合、帳票作成部54は、差し込みデータ21の最初の要素のkeyとvalueを取得する(S206)。従って、"氏名"="鈴木一郎"、"会社名"="株式会社"、"会員番号" ="111"が取得される。
帳票作成部54は、ひな型ファイル20の${key}を、差し込みデータ21のvalueで置換した行を追加する(S207)。従って、${氏名}が"鈴木一郎"、${会社名}が"株式会社AAA"、${会員番号}が"111"に置換された行が帳票データ22に配置される。
帳票作成部54は、差し込みデータ21に次の行が存在するか判断する(S208)。
ステップS208の判断がYesの場合、帳票作成部54は、差し込みデータ21の次のkeyとvalueを取得する(S209)。例えば差し込みデータ21の2つめの要素は、"氏名"="佐藤次郎"、"会社名"="株式会社BBB"、"会員番号" ="333"である。差し込みデータ21の2つめの要素は、別の行として表31に追加される。
以降、差し込みデータ21の全ての要素について、ステップS207から処理が繰り返される。差し込みデータ21の全ての要素の処理が終了すると、図15の処理は終了する。
このように、差し込みデータ21が配列である場合には、帳票作成部54がひな型ファイル20の表31の行を柔軟に増やし、差し込みデータ21と同じ要素数の行を有する表31を含む帳票データ22を作成することができる。
<<帳票データの作成3>>
次に、図16~図19を参照して、ひな型ファイル20に複数の表がある場合に差し込みデータ21が適切な表に差し込まれる帳票の作成について説明する。
図16は、ひな型ファイル20の一例である。なお図16の説明では主に図12との相違を説明する。図16では、ひな型ファイル20が2つの表32,33を有している。一例として、表32は会員用で、表33は非会員用である。会員とは何らかの会に登録済みであることをいい、特定の会を意図していない。非会員用の表33は会員番号のカラムを有していない。表32、33の位置は一例であり、表32、33がひな型ファイル20のどこに配置されていてもよい。図17は、差し込みデータ21の一例である。図17は図13(a)と同じものである。
図16のひな型ファイル20に図17の差し込みデータ21が適用され、図15のアルゴリズムで帳票が作成されたとする。この場合、作成される帳票データ22は図18に示すように、ユーザーが意図しないものなる。
図18は、ユーザーが意図しない帳票データ22を示す。図18では、会員用の表32と非会員用の表33の両方に、差し込みデータ21が配置されている。これは、図15のステップS205で、差し込みデータ21が有するkeyが、表32と表33の${XXX}と一致するためである。しかし、ユーザーは、図17の差し込みデータ21に会員番号が含まれているので、表33には差し込みデータ21を差し込みたくない。このように、ひな型ファイルに入力されるデータに欠損があった場合等、イレギュラーなケースでユーザーの想定外の帳票データが作成される場合があった。
そこで、図19に示すアルゴリズムが有効になる。図19は、ひな型ファイル20の複数の表32,33のうち、適切な表32にのみ差し込みデータ21を差し込み、帳票データ22を作成するフローチャート図である。図19の説明では、主に図15との相違を説明する。図19ではステップS305の処理が異なっている。
帳票作成部54は、差し込みデータ21の全てのkeyがひな型ファイル20の同一行にカラム名203として存在しているかどうか判断する(S305)。keyは、氏名、会社名及び会員番号である。この全てのkeyがカラム名203として同一行に存在するのは表32のみなので、差し込みデータ21は表32にしか差し込まれない。
図20は、図19のアルゴリズムにより作成される帳票データ22を示す。図20では、表32にのみ、差し込みデータ21が差し込まれており、ユーザーの意図した帳票となっている。
<<帳票データの作成4>>
次に、帳票データの作成3とは別の形態として、図21~図24を参照して、ひな型ファイル20に複数の表がある場合に差し込みデータ21が適切な表に差し込まれる帳票の作成について説明する。
図21は、ひな型ファイル20の一例である。図21は図16と同じひな型ファイル20である。
図22は、差し込みデータ21の一例である。図17と比較すると分かるように、図22の差し込みデータ21は、会員番号のカラムを有していない。
図21のひな型ファイルに図22の差し込みデータ21が適用され、図19のアルゴリズムで帳票が作成されたとする。この場合、作成される帳票データ22は図23に示すように、ユーザーが意図しないものになる。
図23は、ユーザーが意図しない帳票データ22を示す。図23では、会員用の表32と非会員用の表33の両方に、差し込みデータ21が置換されている。これは、図19のステップS305で、差し込みデータ21が有する全てのkeyが、表32と表33の同一行に存在するためである。しかし、ユーザーは、図22の差し込みデータ21に会員番号が含まれていないので、表32には差し込みデータ21を差し込みたくない。
そこで、図24に示すアルゴリズムが有効になる。図24は、ひな型ファイル20の複数の表の内、適切な表に差し込みデータ21を差し込み、帳票データ22を作成するフローチャート図である。図24の説明では、主に図19との相違を説明する。図24ではステップS405の処理が異なっている。
帳票作成部54は、差し込みデータ21の全てのkeyがひな型ファイル20の同一行にカラム名203として存在し、かつ、同一行に他の${key}が存在してないか判断する(S405)。図22の差し込みデータ21では、keyは、氏名、会社名である。この全てのkeyは表32と33に存在する。しかし、同一行に他の${key}が存在していないのは、表33だけである(表32は、${氏名}、${会社名}の他に${会員番号}を有している)。従って、差し込みデータ21は表33にしか差し込まれない。ステップS405の判断は、差し込みデータ21のkeyと完全一致する(過不足なく一致する)カラム名203を有する表にのみ差し込みデータ21の差し込みを可能にする。
図25は、図24のアルゴリズムにより作成される帳票データ22を示す。図25では、表33にのみ、差し込みデータ21が差し込まれており、ユーザーの意図した帳票となっている。
なお、図17の差し込みデータ21が図24のアルゴリズムに適用されても、差し込みデータ21は表32にのみ差し込まれるので、ユーザーが意図する帳票となる。
<<帳票データの作成5>>
図19のアルゴリズムで作成された帳票データ22(図20)は、表33に${氏名}、${会社名}という文字列(カラム名)が残っている。また、図24のアルゴリズムで作成された帳票データ22(図25)は、表32に${氏名}、${会社名}、${会員番号}という文字列(カラム名)が残っている。これらカラム名は、間違いではないがユーザーとしてはない方が好ましい場合がある。
そこで、帳票作成部54は、図26に示すアルゴリズムで帳票を作成する。図26は、不要なカラム名を削除して帳票データ22を作成する処理を説明するフローチャート図である。
図26では、まず、帳票作成部54が図19又は図24のアルゴリズムで帳票を作成する(S501)。
そして、帳票作成部54は、帳票データの作成後、ひな型ファイル内のカラム名(${XXX})の箇所を"-"に置換する(S502)。例えば図20では、表33の${氏名}、${会社名}、図25では、表32の${氏名}、${会社名}、${会員番号}が残っているため、それぞれ"-"で置換される。
図27,図28は、図26のアルゴリズムで作成された帳票データ22を示す。図27は、図20の帳票データ22に残ったカラム名が"-"で置換された帳票データ22である。図28は、図25の帳票データ22に残ったカラム名が"-"で置換された帳票データ22である。
図27、図28に示すように、帳票データ22からカラム名がなくなり、ユーザーの意図した帳票を作成することができる。
なお、図27,図28ではカラム名が"-"で置換されているが、空白、#、$、%などの記号で置換されてもよい。また、カラム名が、「割愛」などの文字列で置換されてもよい。
また、ステップS502の処理は図11、図15のアルゴリズムで作成された帳票データ22に対しても適用できる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態の帳票作成システム100は、帳票のひな型ファイル内で定義される表においては、表の大きさをユーザーが事前に指定する必要がなく、差し込みデータの配列数(要素数)に応じて、自動でひな型ファイル内の表のサイズを調整することができる。ひな型ファイル20が複数の表を有していても、帳票作成システム100は、適切な表にのみ差し込みデータ21を差し込むことができる。
<ワークフローへの適用例>
本実施形態の帳票作成はワークフローサービスとして実現することもできる。ワークフローについて説明する。複数の処理(例えば、スキャン、クラウドへの保存、又はメール配信等)を組み合わせて提供するサービス等が知られている。例えば、スキャンにより生成された電子ファイル(画像ファイル)に情報処理システムが所定の処理を行った上で、クラウドに保存したりメール配信したりするサービス等が知られている。このようなサービスは、各機能を実現する1以上の処理が一連の処理として実行されることにより実現され、ワークフローサービスと呼ばれることがある。本実施形態では、帳票の作成をワークフローが行う。次述するINコンポーネントでひな型ファイルや差し込みデータ21が指定され、PROCESSコンポーネントで帳票データが作成され、OUTコンポーネントで帳票データが出力される。
図29を参照して、ワークフローアプリを構成するコンポーネントについて説明する。図29は、ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。
管理者は、各処理を実行する処理(コンポーネント)を組み合わせワークフローとしてその一連の処理を実行するワークフローアプリ110を作成することができる。ここで、コンポーネントの一例として、データの入力や生成及び取得にかかる処理を実行するINコンポーネント、データの加工や変換など所定の処理を実行するPROCESSコンポーネント、データの出力や送信にかかる処理を実行するOUTコンポーネントが含まれる。ワークフローアプリは、複数のINコンポーネント、複数のPROCESSコンポーネント、及び、複数のOUTコンポーネントによって構成することができ、複数のコンポーネントによって1つのワークフローアプリを構成することもできる。
INコンポーネントは、デバイス101(端末装置10等)から処理対象のデータを取得する処理が含まれる。例えば、デバイス101がMFPやカメラである場合、原稿や被写体をスキャン又は撮影することで電子データを取得する処理が含まれる。デバイス101がプロジェクタやディスプレイである場合は表示中の画像データを取得する処理が含まれる。デバイス101がセンサである場合はセンサの検出値を取得する処理が含まれる。デバイス101がストレージサーバや記憶媒体の場合はデータを受信又は読み取る処理が含まれる。また、INコンポーネントは、ワークフローアプリを実現する情報処理システム50内のデータを取得できるが、別のワークフローアプリ又はサーバーなどの記憶装置からデータを取得してもよい。例えば、INコンポーネントは、ワークフローアプリとは別のアプリ103又は、ワークフローアプリを実現する情報処理システム50とは別のシステム102に対して、該別のアプリ103又は別のシステム102で管理しているデータを要求することができる。別のアプリ103は、要求に応じて該別のアプリで管理しているデータや、該別のアプリに対応するサーバーからデータを取得して要求元のINコンポーネントに対して送信することができる。なお、INコンポーネントは、画像データからテキストデータを生成するなどデータ形式を変換することでデータを生成する処理も含まれる。
OUTコンポーネントは、デバイス101からデータを出力する処理が含まれる。例えば、デバイス101がMFPである場合、電子データを媒体に印刷する処理が含まれる。デバイス101がプロジェクタやディスプレイである場合、画像データを表示又は音声出力する処理が含まれる。デバイス101がストレージサーバや記憶媒体の場合はデータを送信又は記憶させる処理が含まれる。その他、OUTコンポーネントには、所定の宛先にデータや処理の結果を通知する処理が含まれる。また、OUTコンポーネントは、ワークフローアプリを実現する情報処理システム50内にデータを出力できるが、ワークフローアプリとは別のアプリ103又はワークフローアプリを実現する情報処理システム50とは別のシステム102にデータを出力してもよい。例えば、OUTコンポーネントは、該別のアプリ103又は該別のシステム102に対して、該別のアプリ103又は別のシステム102でデータ又は処理の結果を管理するよう要求することができる。別のアプリ103は、要求に応じて、受信したデータ又は処理の結果を管理し、又は該別のアプリ103に対応するサーバーで記憶するためにデータ又は処理の結果を送信することができる。
例えば、複数のコンポーネントを組み合わせることで、ワークフローアプリは以下のような機能を実現することができる。
INコンポーネントではMFPが原稿をスキャンすることで画像データを生成する。PROCESSコンポーネントは画像データに対して文字認識処理を実行することで数値又はテキストなどのデータに変換する。OUTコンポーネントは、変換したデータを他のシステムの一例である業務管理システムに送信する。業務管理システムは、ワークフローアプリから受信したデータを分類、又は予め設定された入力様式に基づいて整理すること管理データを生成できる。なお、PROCESSコンポーネントにおいて情報処理システム50がデータの分類及び管理データの生成を実行してもよい。この場合、OUTコンポーネントでは分類結果及び管理データを業務管理システムへ送信し、業務管理システムはワークフローアプリから受信した分類結果及び管理データを所定の領域に記憶するだけでよい。
また、INコンポーネントでは業務管理システムが管理するデータを取得する。例えば、INコンポーネントは、設定情報や、数値又はテキストなどのデータを取得する。ここで、INコンポーネントは設定に応じて所定のデータを業務管理システムに要求してもよいし、業務管理システムからの要求に応じて業務管理システムが管理する所定のデータを受信してもよい。PROCESSコンポーネントは、設定情報に基づいて数値又はテキストを整理又は加工することで管理データを生成する。OUTコンポーネントは、管理データを業務管理システムに送信する。業務管理システムは、ワークフローアプリから受信した管理データを所定の領域に記憶する。
ここで、業務管理システムとワークフローアプリとは、それぞれ異なる事業者によって提供される場合があり、それぞれ異なるサーバーによって構成される場合がある。このため、ワークフローアプリは、業務管理システムへデータ送信又は受信する場合、業務管理システムを構成するサーバーと通信することでデータを送信又は受信することができる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では、クライアント・サーバー方式でサーバー側の情報処理システム50が帳票データを作成したが、スタンドアローン方式で端末装置10が帳票データを作成してもよい。この場合、端末装置10がひな型ファイル20と差し込みデータ21を用いて帳票データを作成する。
また、本実施形態では、表に行が追加されるように差し込みデータ21が差し込まれたが、表にカラムが追加されるように差し込みデータ21が差し込まれてもよい。
図30は、表にカラムが追加される帳票データの作成例を示す。図30(a)のひな型ファイル20には、各行に${}で囲まれた文字列(行名205)があり、それらが差し込みデータ21のkeyと一致する。従って、各行の${}で囲まれた文字列が差し込みデータ21のvalueで置換され、図30(b)に示すようにカラムが自動的に追加されたる。
また、本実施形態(帳票データの作成4)では、差し込みデータ21のkeyと完全一致するカラム名203を有する表35が特定されている。しかし、ユーザーがひな型ファイル20の表にIDを付与しておき、ユーザーがこのIDを指定して差し込みデータ21の差し込みを実行してもよい。
また、ユーザーがひな型ファイル20の表のカラムにIDを付与しておき、更に、差し込みデータ21のカラムに、挿入先の表のカラムのID(複数設定可)を設定してもよい。情報処理システム50は、差し込みデータ21のカラムに設定されたIDを有する、表のカラムに差し込みデータ21の各要素を差し込む。
また、図5などの構成例は、端末装置10、及び情報処理システム50による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。端末装置10、及び情報処理システム50の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム50は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、情報処理システム50は、本実施形態で開示された処理ステップ、例えば図9等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、情報処理システム50が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、情報処理システム50は、1つのサーバー装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
<請求項に関する付記>
[請求項1]
端末装置と通信可能な情報処理システムであって、
前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信部と、
前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
[請求項2]
前記ひな型ファイルの表は1行のみを有し、
作成された前記帳票データは、前記差し込みデータの要素と同じ数の行を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
[請求項3]
前記ひな型ファイルは前記表のカラムにカラム名を有しており、
前記要素のそれぞれは、識別情報に対応付けられた値を有しており、
前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
[請求項4]
前記ひな型ファイルは前記表のカラムにカラム名を有しており、
前記要素のそれぞれは、識別情報に対応付けられた値を有しており、
前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する全ての識別情報と対応するカラム名を、前記ひな型ファイルが前記表の同一行に有する場合のみ、
前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
[請求項5]
前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する全ての識別情報と対応するカラム名を、前記ひな型ファイルが前記表の同一行に有し、かつ、前記同一行に前記識別情報と対応する他のカラムを有さない場合のみ、
前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
[請求項6]
前記帳票作成部は、前記帳票データを作成後、前記帳票データの前記表の前記カラム名が残ってる場合、前記カラム名を所定の文字列で置換することを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
[請求項7]
前記ひな型ファイルが複数の前記表を有する場合、
前記帳票作成部は、前記帳票データを作成後、前記差し込みデータが差し込まれていない表であって、前記表に前記カラム名が残ってる場合、前記カラム名を所定の文字列で置換することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
[請求項8]
前記ひな型ファイルの登録を受け付ける第一画面、及び、前記差し込みデータの登録を受け付ける第二画面を生成する画面生成部を有し、
前記通信部は、前記第一画面が受け付けた前記ひな型ファイル、及び、前記第二画面が受け付けた前記差し込みデータを前記端末装置から受信することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
10 端末装置
50 情報処理システム
100 帳票作成システム
特開2008‐015960号公報

Claims (11)

  1. 端末装置と通信可能な情報処理システムであって、
    前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信部と、
    前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記ひな型ファイルの表は1行のみを有し、
    作成された前記帳票データは、前記差し込みデータの要素と同じ数の行を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ひな型ファイルは前記表のカラムにカラム名を有しており、
    前記要素のそれぞれは、識別情報に対応付けられた値を有しており、
    前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
    全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記ひな型ファイルは前記表のカラムにカラム名を有しており、
    前記要素のそれぞれは、識別情報に対応付けられた値を有しており、
    前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する全ての識別情報と対応するカラム名を、前記ひな型ファイルが前記表の同一行に有する場合のみ、
    前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
    全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  5. 前記帳票作成部は、前記差し込みデータの前記要素が有する全ての識別情報と対応するカラム名を、前記ひな型ファイルが前記表の同一行に有し、かつ、前記同一行に前記識別情報と対応する他のカラムを有さない場合のみ、
    前記差し込みデータの前記要素が有する識別情報と対応するカラム名のカラムに、前記識別情報に対応付けられた前記値を差し込む処理を、
    全ての前記要素で行うことで、前記差し込みデータの各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記帳票作成部は、前記帳票データを作成後、前記帳票データの前記表の前記カラム名が残ってる場合、前記カラム名を所定の文字列で置換することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  7. 前記ひな型ファイルが複数の前記表を有する場合、
    前記帳票作成部は、前記帳票データを作成後、前記差し込みデータが差し込まれていない表であって、前記表に前記カラム名が残ってる場合、前記カラム名を所定の文字列で置換することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記ひな型ファイルの登録を受け付ける第一画面、及び、前記差し込みデータの登録を受け付ける第二画面を生成する画面生成部を有し、
    前記通信部は、前記第一画面が受け付けた前記ひな型ファイル、及び、前記第二画面が受け付けた前記差し込みデータを前記端末装置から受信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 端末装置と通信可能な情報処理システムが行う帳票データ作成方法であって、
    前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信するステップと、
    前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成するステップと、
    を有することを特徴とする帳票データ作成方法。
  10. 端末装置と通信可能な情報処理システムに、
    前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信ステップ、
    前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成ステップ、
    を実行させるためのプログラム。
  11. 端末装置と、前記端末装置と通信可能な情報処理システムとを含む帳票作成システムであって、
    前記情報処理システムは、
    前記端末装置から、帳票データのひな型ファイル、及び、前記帳票データに差し込まれる差し込みデータを指定した、帳票の作成要求を受信する通信部と、
    前記差し込みデータが複数の要素を有する場合、各要素を前記ひな型ファイルの表に別の行として追加することで、前記帳票データを作成する帳票作成部と、
    を有することを特徴とする帳票作成システム。
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