JP2024040828A - 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】注目する被写体の3Dモデルを精度良く生成可能な画像処理装置を提供すること。【解決手段】画像処理装置は、撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得する取得部と、3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成する生成部と、3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定する設定部と、生成部により生成された3Dモデルのうち閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを注目する被写体の注目3Dモデルとして選択する選択部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、被写体の3Dモデルを取得するために、被写体の3D点群を生成する方法が提案されている。特許文献1には、複数枚の画像を撮像した場合、複数のカメラ位置のビューイングコーンが交わる領域に存在する物体の3D点群のみを生成する構成が開示されている。
特開2001-236522号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、注目する被写体以外の被写体が上記領域に存在する場合、高精度に注目する被写体を特定することができない。
本発明は、注目する被写体の3Dモデルを精度良く生成可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明の一側面としての画像処理装置は、撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得する取得部と、3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成する生成部と、3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定する設定部と、生成部により生成された3Dモデルのうち閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを選択する選択部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、注目する被写体の3Dモデルを精度良く生成可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置を有する撮像装置の説明図である。 3Dモデル生成方法を示すフローチャートである。 3Dモデル構成モード開始のインターフェースの一例を示す図である。 連続撮影方法の選択のインターフェースの一例を示す図である。 注意通知の一例を示す図である 被写体の3D点群と撮像装置の位置を取得する方法の説明図である。 閉曲面の説明図である。 閉曲面を上から見た図である。 撮像装置と被写体との位置関係を示す図である。 閉曲面と3D点群との位置関係を示す図である。 閉曲面と3D点群との位置関係を示す図である。 注目被写体の通知の一例を示す図である。 注目被写体を主被写体として捉えていない画像がある場合の撮像装置と被写体との位置関係を示す図である。 非注目被写体の3D点群を含む3Dモデルを示す図である。 図13における撮像装置の位置で被写体を撮像し、本実施形態の3Dモデル生成方法を実行した場合の様子を示す図である。 図15において注目被写体の3D点群だけを抽出して3Dモデルを生成した様子を示す図である。 既に撮像された複数の画像から注目3Dモデルを生成する3Dモデル生成方法を示すフローチャートである。 非注目被写体の3D点群が閉曲面の内部に含まれる様子を示す図である。 閉曲面を正しく決定できた様子を示す図である。 閉曲面を正しく決定できていない様子を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置を有する撮像装置100の説明図である。図1(a)は、撮像装置100のブロック図である。図1(b)と図1(c)はそれぞれ、撮像装置100の正面図と背面図である。
撮像装置100は、撮像部101、演算部102、記憶部103、シャッターボタン104、操作部105、表示部106、及び制御部107を有する。撮像部101は、レンズ101a、絞り101b、及び撮像素子101cを備える。
レンズ101aは、被写体から放たれた光を集光し、撮像素子101c上に光学像を作る。絞り101bは集光する光の範囲を制御し、該範囲を通過した光が光束となる。撮像素子101cは、光学像を電子像に変換して映像データを出力する。シャッターボタン104は、撮影を行う際に、撮像装置100の使用者により押下される。撮像により得られた画像は、演算部102によって現像処理され、記憶部103に記憶される。記憶部103は、例えばSDカードのような着脱可能なものでもよいし、撮像装置100の内部に備えられたものでもよい。
演算部102は、取得部102a、生成部102b、設定部102c、選択部102d、及び通知部102eを備える。取得部102aは、撮像装置100による撮像により得られた3枚以上の画像を取得する。生成部102bは、3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成する。設定部102cは、3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの撮像装置100の位置情報を用いて閉曲面を設定する。選択部102dは、生成部102bにより生成された3Dモデルのうち閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを注目する被写体(注目被写体)の3Dモデル(注目3Dモデル)として選択する。通知部102eは、注目被写体を通知する。なお、演算部は、本実施形態では、撮像装置100に搭載されているが、撮像装置100とは別の画像処理装置として構成されてもよい。
操作部105は、撮影条件の設定や、高精度焦点検出モードの開始や終了等の指示を行う際に操作される。表示部106は例えば液晶ディスプレー等であり、撮影時の構図を映し出したり、諸々の設定時に項目や映像検索結果を表示したりする。また、表示部106がタッチパネルとなっている場合、シャッターボタン104や操作部105を兼用することができ、使用者が表示部106にタッチすることで、撮影や設定を行うことができる。この場合、シャッターボタン104や操作部105等のハードウェアパーツを装備する必要がなく、表示部106として大きいものを設置して見やすくしたり、使用者が操作しやすくしたりすることができる。制御部107は、各種インターフェースや演算部102の処理の制御を行う。
図2は、3Dモデル生成方法を示すフローチャートである。以下の説明では、3Dモデルという言葉を被写体の表面をメッシュやポリゴンで表現したものや3D点群で表現されたものの総称として用いる。
ステップS201では、使用者は、操作部105を操作して3Dモデル構成モード開始を指示する。図3は、3Dモデル構成モード開始のインターフェースの一例を示す図である。表示部106に表示301,302を表示し、使用者は操作部105を操作することによって表示301を選択して3Dモデル構成モードを開始することができる。表示部106がタッチパネルとなっている場合、表示301の「開始」が表示されている部分を指でタッチすることにより表示301が選択される。3Dモデル構成モードを開始しない場合、表示302を選択することで通常のモードに戻ることができる。
ステップS202では、使用者は、連続撮影方法の選択を行う。図4は、連続撮影方法の選択のインターフェースの一例を示す図である。表示部106に表示401,402を表示し、使用者は操作部105を操作することによって表示401又は表示402を選択して連続撮影方法を決定する。表示部106がタッチパネルとなっている場合、表示401の「静止画」又は表示402の「動画」が表示されている部分に指でタッチすることにより表示401又は表示402が選択される。「静止画」を選択された場合、使用者は自らの意思でシャッターボタン104を複数回押下することにより複数枚の画像を撮影する。使用者がシャッターボタン104を押下することなしに一定の時間間隔で自動的に画像を撮影する連写が行われてもよい。「動画」が選択され場合、使用者が撮影終了の指示を出すまで動画が撮影し続けられる。以下の説明では、「静止画」によって撮影した画像も「動画」によって撮影したフレームも区別なく画像と記す。連続撮影方法が選択されて3Dモデル構成モードが開始されると、使用者には撮影時の注意が通知される。図5は、注意通知の一例を示す図である。表示部106に通知501が表示され、3Dモデルを構成したい被写体を回りながら撮影するよう注意が促される。
ステップS203では、制御部107は、ステップS202で選択された連続撮影方法で連続撮影のループを開始する。演算部102(取得部102a)は、撮像装置100による撮像により得られた画像を取得する。得られた画像は、演算部102により現像や圧縮処理等を施された後、記憶部103に記憶される。
ステップS204では、演算部102(生成部102b)は、撮影した被写体の3D点群と画像を撮影したときの撮像装置100の位置を取得する。
図6は、画像上の被写体の位置から被写体の3D点群とカメラの位置を算出する方法であるフォトグラメトリによって被写体の3D点群と撮像装置100の位置を取得する方法の説明図である。フォトグラメトリは、SfM(Structure from Motion)やSLAM(Simaltaneous Localization And Mapping)等の総称である。位置601,602は、異なる画像を撮像したときの撮像装置100の位置である。画像607,608はそれぞれ、位置601,602で撮像部101による撮像により得られた画像である。被写体上の点605,606は、画像607上ではそれぞれ特徴点609,611として捉えられ、画像608上ではそれぞれ特徴点610,612として捉えられている。特徴点609,610は点605の像であり、特徴点611,612は点606の像であるという対応付けを行っている。特徴点の抽出方法は代表的なものでは、SIFT(Scale Invariant Feature Transform)や、SURF(Speeded-Up Robust Features)が挙げられる。また、FAST(Features from Accelerated Segment Test)等が挙げられるが、他の方法であってもよい。点605,606の3次元位置、撮像装置100の位置、レンズ101aの焦点距離、及びレンズ101aの光軸に対する撮像素子101cの位置等が決まっている場合、特徴点609,611の画像上の位置は結像関係から一意に決まる。特徴点609,611の画像607上の位置と特徴点610,612の画像608上の位置が分かっているので、点605の3次元位置や、撮像装置100の位置601に対する位置602等を最適化変数として逆算することが可能である。なお、3D点群を取得する方法として、本実施形態ではフォトグラメトリを挙げたが、例えば撮像装置100がステレオカメラである場合、焦点検出を用いてもよいし、他の方法を用いてもよい。また、撮像装置100の位置を取得する方法として、例えば撮像装置100にGPS(Global Positioning System)を搭載し、GPSから取得される位置情報を用いてもよいし、他の方法を用いてもよい。
ステップS205では、演算部102は、ステップS206で閉曲面を決定するために少なくとも3枚の画像が必要であるため、得られた画像が3枚以上であるか否かを判定する。得られた画像が3枚以上であると判定された場合、ステップS206の処理が実行される。得られた画像が2枚以下であると判定された場合、ステップS204の処理が再び実行される。
ステップS206では、演算部102(設定部102c)は、撮像装置100の位置を用いて閉曲面を決定する。
図7は、閉曲面の説明図である。位置701,702,703は、撮像装置100で画像を撮像した位置である。軌跡704,705はそれぞれ、位置701,702を結んだ直線と位置702,703を結んだ直線である。直線706,707,708はそれぞれ、位置701,702,703を通り重力方向と向きが一致した直線である。側面709は、直線706,707の両方を含み、直線706,707で切られる重力方向と平行な平面である。側面710は、直線707,708の両方を含み、直線707,708で切られる重力方向と平行な平面である。側面709,710は、閉曲面の一部となる。位置701,702,703と同様に撮像装置100で画像を撮像した位置を逐次取得し、側面709,710と同様に側面を決定することで閉曲面が決定される。
図8は、閉曲面を上から見た図である。重力方向に直交する平面を底面とすることで、閉曲面の一例として多角柱(柱体)が定義される。重力方向は、撮像装置100に加速度センサーが搭載されている場合、加速度センサーを用いて検出可能である。また、撮像装置100の隣り合う軌跡によって張られる平面の平均的な面に直交する方向を重力方向とみなしてもよい。底面の決め方として例えば、側面に囲まれる被写体の3D点群のうち最も高い位置を上方の底面の位置とし、最も低い位置を下方の底面の位置とすればよい。底面の位置を無限遠遠方としてもよい。すなわち、重力方向と反対の無限遠を上方の底面の位置とし、重力方向の無限を下方の底面の位置として、閉曲面を無限に長い多角柱と定義してもよい。
ステップS207では、演算部102(選択部102d)は、ステップS206で決定した閉曲面の内部に含まれている3D点群を特定する。図9は、非注目被写体902と区別するように注目被写体901を周回しながら画像を撮像した場合の撮像装置100と注目被写体901との位置関係を示す図である。図10は、閉曲面と3D点群との位置関係を示す図である。注目被写体901の3D点群1001と非注目被写体902の3D点群1002が生成された場合、3D点群1001,1002に対する撮像装置100の相対位置が取得される。注目被写体901の3D点群1001は閉曲面の内部1003に含まれているが、非注目被写体902の3D点群1002は閉曲面の内部1003に含まれていない。これにより、3D点群1001が注目被写体901の3D点群であることが特定される。
ここで、注目被写体の3D点群を特定するために、それまでに得られた全ての画像に対する撮像装置100の位置を用いる必要はない。注目被写体の3D点群を特定するために最低限必要な数の撮像装置100の位置を用いればよい。図11は、閉曲面と3D点群との位置関係を示す図であり、少ない数の撮像装置100の位置から注目被写体901の3D点群1001を特定する一例を示している。図11では、最低限必要な数である3つの撮像装置100の位置を用いて、3D点群1001が閉曲面の内部1101に含まれている注目被写体の3D点群であることが特定される。
ステップS208では、演算部102(通知部102e)は、使用者に注目被写体を通知する。これにより、使用者は、意図した通りに注目被写体が特定されているかを確認しながら撮影することができる。図12は、注目被写体の通知の一例を示す図である。図12では、表示部106に現在撮影中のライブビュー映像が映し出されており、特定された注目被写体の像に重畳表示による網掛け1201を行うことで使用者に注目被写体を通知している。網掛け1201の範囲は例えば、特定された注目被写体の3D点群を現在の撮像装置100の位置に対して射影して決定すればよい。なお、注目被写体の通知として、網掛け1201の他に注目被写体の像を塗りつぶしたり、非注目被写体を半透明にしたりしてもよい。
ステップS209では、制御部107は、連続撮影のループを終了する。なお、本実施形態では、演算部102により注目被写体の十分な点数の3D点群が生成されたと判断されると、制御部107が自動的に撮影を終了するが、使用者が意図的に撮影を終了してもよい。
ステップS210では、演算部102は、注目被写体の3D点群を生成する。なお、ステップS204で既に十分な点数の3D点群が十分な精度で生成されていれば、演算部102は生成された3D点群をそのまま使用してもよい。そうでない場合、演算部102は、3D点群の点数を増やしたり、点の位置を補正したりする。例えば、演算部102は、Bundle Adjustment等の方法を用いて、得られた全ての撮像装置100の位置を補正してより高精度な位置を取得してから3D点群を再び生成すればよい。これにより、被写体と撮像装置100の位置関係が高精度に算出され、これまでアウトライアーと判断されて生成されずにいた3D点群が生成される。
ステップS211では、演算部102は、注目被写体の3Dモデルを生成する。以下の説明では、注目被写体の3Dモデルを注目3Dモデルと呼ぶ。具体的には、演算部102は、ステップS210で生成された注目被写体の3D点群1001に対してメッシュ化やポリゴン化等の処理を施して密度の高い表面にして注目3Dモデルを生成する。
本実施形態の3Dモデル生成方法を実行することで、複数の画像のうち注目被写体を主として捉えていない画像があっても高精度に注目被写体を抽出することができる。図13は、注目被写体を主被写体として捉えていない画像がある場合の撮像装置100と被写体と位置関係を示す図である。位置1301,1302,1303で撮影した画像はそれぞれ、画像1304,1305,1306として示されている。位置1301では注目被写体901を正しく捉えて撮影されているが、位置1302,1303では非注目被写体902が主被写体として撮影されている。
図14は、非注目被写体902の3D点群を含む3Dモデルを示す図である。図13のように非注目被写体902も高い頻度で主被写体として撮影されてしまった場合、画像に高い頻度で写った被写体を注目被写体として判定すると、注目被写体の3D点群1001だけでなく非注目被写体の3D点群1002も生成されてしまう。
図15は、図13における撮像装置100の位置で被写体を撮影し、本実施形態の3Dモデル生成方法を実行した場合の様子を示す図である。位置1302,1303では非注目被写体902が主被写体として撮影されているが、撮像装置100の位置から作られる閉曲面の内部には注目被写体901の3D点群1001だけが含まれているので、注目3Dモデルだけを生成することができる。
図16は、図15において注目被写体901の3D点群1001だけを抽出して3Dモデルを生成した様子を示す図である。本実施形態の3Dモデル生成方法を用いることで撮影に不慣れな人が撮影し、複数の画像の中に失敗した構図で撮像された画像を含んでいても、精度よく注目3Dモデルだけを生成することができる。
本実施形態では、撮像装置100が3Dモデル生成処理まで行う例について説明したが、撮像装置100では画像の撮影だけを行い、3Dモデル生成処理をパソコンやモバイル等の他の演算処理装置に行わせてもよい。図17は、既に撮影された複数の画像から注目3Dモデルを生成する3Dモデル生成方法を示すフローチャートである。ステップS1701では、演算処理装置は、既に撮影された複数の画像を取得する。ステップS1702では、演算処理装置は、取得した画像の処理のループを開始する。ステップS1703の処理は、図2のステップS204の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。ステップS1704では、演算処理装置は、処理した画像が3枚以上であるか否かを判定する。処理した画像が3枚以上であると判定された場合、ステップS1706の処理が実行される。処理した画像が2枚以下であると判定された場合、ステップS1704の処理が再び実行される。ステップS1705乃至ステップS1707の処理はそれぞれ、図2のステップS206、ステップS207、及びステップS210の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。ステップS1708では、演算処理装置は、画像の処理のループを終了する。ステップS1709の処理は、図2のステップS211の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。このように、撮影と3Dモデル生成のハードウェアを分けることによって、撮像装置の種類に関係なく、得られた画像を用いて注目被写体の3Dモデルを生成することができる。
また、注目被写体の付近に存在する非注目被写体も閉曲面の内部に含まれてしまう場合、すなわち閉曲面の内部に複数の3D点群が含まれる場合がある。図18は、非注目被写体の3D点群が閉曲面の内部1003に含まれる様子を示す図である。非注目被写体1801は、小さい被写体であり、使用者が意図的に閉曲面の内部から除外することができなかった被写体である。閉曲面の内部1003に含まれる3D点群のうち最も大きい3D点群1001だけを注目被写体の3D点群として特定することで、非注目被写体1801を除外することができる。
また、本実施形態では、撮像装置100の位置だけを用いて閉曲面を決定する方法が用いられるが、この方法では使用者が意図した通りに注目被写体901を特定することができないことがある。図19は、閉曲面を正しく決定できた様子を示す図であり、使用者が意図した通りに閉曲面が決定され、注目被写体の3D点群1001が決定された閉曲面の内部1003に含まれている様子を示している。図20は、閉曲面を正しく決定できていない様子を示す図であり、撮像装置100の位置だけを考慮して決定された閉曲面が示されている。図20における撮像装置100の位置は図19の場合と全く同じであるが、閉曲面が全く異なっている。図20では、閉曲面の内部2001に注目被写体の3D点群1001が含まれていないため、注目被写体を特定することができない。図20のような状態を回避するために、撮像装置100の姿勢も同時に考慮すればよい。図19のように閉曲面を正しく決定できた場合、ほとんどの撮像装置100の撮影方向は閉曲面の内部1003を向いている。一方、図20のように閉曲面を正しく決定できていない場合、撮像装置100の撮影方向が閉曲面の内部2001を向いていないものが半数近くある。そこで、例えば、閉曲面を決定するために用いる撮像装置100の位置の数に対する撮影方向が閉曲面の内部を向いている数の割合が所定の閾値以上となるように閉曲面を決定すればよい。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)
撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得する取得部と、
前記3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成する生成部と、
前記3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの前記撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定する設定部と、
前記生成部により生成された前記3Dモデルのうち前記閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを選択する選択部とを有することを特徴とする画像処理装置。
(構成2)
前記閉曲面は、重力方向に平行な側面を持つ柱体であることを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
(構成3)
前記設定部は、前記撮像装置の撮影方向に関する情報を用いて前記閉曲面を設定することを特徴とする構成1又は2に記載の画像処理装置。
(構成4)
前記撮像装置の撮影方向に関する情報は、前記3枚以上の画像を用いて取得されることを特徴とする構成3に記載の画像処理装置。
(構成5)
前記撮像装置の位置情報は、前記3枚以上の画像を用いて取得されることを特徴とする構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の画像処理装置。
(構成6)
前記選択部は、前記閉曲面の内部に複数の3Dモデルが含まれる場合、最も大きい3Dモデルを選択することを特徴とする構成1乃至5の何れか一つの構成に記載の画像処理装置。
(構成7)
前記注目する被写体を通知する通知部を更に有することを特徴とする構成1乃至6の何れか一つの構成に記載の画像処理装置。
(構成8)
構成1乃至7の何れか一つの構成に記載の画像処理装置と、
撮像部とを有することを特徴とする撮像装置。
(方法1)
撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得するステップと、
前記3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成するステップと、
前記3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの前記撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定するステップと、
前記生成部により生成された前記3Dモデルのうち前記閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを選択するステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
(構成9)
方法1に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
102 演算部(画像処理装置)
102a 取得部
102b 生成部
102c 設定部
102d 選択部

Claims (10)

  1. 撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得する取得部と、
    前記3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成する生成部と、
    前記3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの前記撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定する設定部と、
    前記生成部により生成された前記3Dモデルのうち前記閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを選択する選択部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記閉曲面は、重力方向に平行な側面を持つ柱体であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記設定部は、前記撮像装置の撮影方向に関する情報を用いて前記閉曲面を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記撮像装置の撮影方向に関する情報は、前記3枚以上の画像を用いて取得されることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮像装置の位置情報は、前記3枚以上の画像を用いて取得されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記選択部は、前記閉曲面の内部に複数の3Dモデルが含まれる場合、最も大きい3Dモデルを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 前記注目する被写体を通知する通知部を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1又は2に記載の画像処理装置と、
    撮像部とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 撮像装置による撮像により得られた3枚以上の画像を取得するステップと、
    前記3枚以上の画像に写った被写体の3Dモデルを生成するステップと、
    前記3枚以上の画像のそれぞれを撮像したときの前記撮像装置の位置情報を用いて閉曲面を設定するステップと、
    前記生成部により生成された前記3Dモデルのうち前記閉曲面の内部に含まれる3Dモデルを選択するステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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