JP2024038677A - 警送管理システム及び警送管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】入庫先金融機関の変更時に、臨時の現金回収や警送員、警送事務員、及び店舗の3者連携を不要とし、入出金機を使用できない時間帯を無くす。【解決手段】警送管理装置は、入庫先金融機関が変更される場合に入出金機に仮回収指示を送信し、入出金機は、入金されている現金の金額を示す第1の仮回収データを警送管理装置に送信し、その後、入金されている現金の回収が行われると、第1の仮回収データの送信後であって現金の回収が行われる前に入金された現金の総額を示す第2の仮回収データを警送管理装置に送信し、現金精査機は、入出金機から回収された現金を警送管理装置から送信された第1及び第2の仮回収データに基づいて精査し、精査結果データを警送管理装置に送信し、警送管理装置は、精査結果データと第1及び第2の仮回収データとに基づいて変更前及び変更後の入庫先金融機関に入庫する金額を確定する。【選択図】図1

Description

本発明は、警送管理システム及び警送管理方法に関する。
従来、警送(警備輸送)事業者は、売上金回収などの警送サービスを提供している。
売上金回収の警送サービスでは、例えば、警送事業者が、店舗の売上金が入金された入出金機から売上金である現金を回収し、指定の入庫先金融機関へ入庫するようにしている。入庫先金融機関は、入出金機毎に指定されている。
入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合は、警送員が臨時に警送車で店舗へ出向いて入出金機から現金を回収し、警送事務員(警送事業者の事務員)がシステムに入庫先金融機関を変更するための入力(入庫先金融機関変更入力)を行う。そして、入庫先金融機関変更入力が終了すると、警送事務員は店舗に入庫先金融機関が変更されたことを連絡する。
警送員による臨時の現金回収が行われてから警送事務員による店舗への連絡が行われるまでの間は入出金機の使用が禁止され、その使用が許可されるのは、警送事務員による店舗への連絡が行われた後となる。このようにすることで、入出金機内(詳しくは入出金機の現金カセット内)に、変更前の入庫先金融機関の現金と変更後の入庫先金融機関の現金とを混在させないようにしている。
このような入庫先金融機関が変更される場合の売上金回収の流れについて、図5A及び図5Bを用いて、より具体的に説明する。
図5A及び図5Bは、入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の従来の売上金回収の流れを例示する図である。この例示では、入庫先金融機関が銀行Aから銀行Bに変更されるものとする。
図5Aに例示したように、入庫先金融機関変更前のS21において、店舗の店舗従業員12は売上金である現金(例えば、POS(Point Of Sales)端末11から出金された売上金である現金100万円)を入出金機110に入金する。
その後、入庫先金融機関が変更される場合は、まずS22において、警送事業所(警送事業者の事業所)の警送員21が臨時に警送車22で店舗へ出向いて入出金機110から売上金である現金(例えば100万円)が収納されている現金カセットを回収する。入出金機110には、回収された現金カセットの代わりに空の現金カセットがセットされる。また、入出金機110は、回収された現金カセットに収納されていた現金の金額(例えば100万円)を示すデータを第1の回収データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタ(警送事業者のデータセンタ)の警送管理装置130に送信し、それを警送管理装置130が受信する。次にS23において、警送データセンタの警送事務員31が、警送管理装置130での第1の回収データの受信を確認すると、警送管理装置130に入庫先金融機関変更入力(入庫先金融機関を銀行Aから銀行Bに変更するための入力)を行う。これにより、入出金機110に指定されている入庫先金融機関が銀行Aから銀行Bに変更される。入庫先金融機関変更入力が終了すると、警送事務員31は、入庫先金融機関が変更されたことを電話等により店舗に連絡する。
なお、S22での警送員21による臨時の現金回収が行われてからS23での警送事務員31による連絡が行われるまでの間、店舗では入出金機110の使用が禁止される。
S24において、S23での連絡を受けた店舗では、入出金機110の使用が許可され、店舗従業員12は、店舗の売上金である現金(例えば、POS端末11から出金された売上金である現金100万円)を入出金機110に入金する。
その後、図5Bに例示したように、S25において、警送事業所の警送員21は通常の回収日程(店舗との契約に基づく回収日程)に従って警送車22で店舗へ出向いて入出金機110から売上金である現金(例えば100万円)が収納されている現金カセットを回収する。入出金機110には、回収された現金カセットの代わりに空の現金カセットがセットされる。また、入出金機110は、回収された現金カセットに収納されていた現金の金額(例えば100万円)を示すデータを第2の回収データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置130に送信し、それを警送管理装置130が受信する。
S26において、警送データセンタの警送管理装置130は、S22で受信した第1の回収データとS25で受信した第2の回収データを、通信ネットワーク40を介して警送事業所の現金精査機120に送信し、現金精査機120は、それらの回収データを受信する。警送事業所の警送員21は、S22で回収された現金カセット内の現金を現金精査機120に入金し、現金精査機120は、入金された現金を第1の回収データが示す金額を精査理論値として使用して精査(金額計数)し、その精査結果(例えば100万円)を示すデータを第1の精査結果データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置130に送信する。また、警送事業所の警送員21は、S25で回収された現金カセット内の現金を現金精査機120に入金し、現金精査機120は、入金された現金を第2の回収データが示す金額を精査理論値として使用して精査し、その精査結果(例えば100万円)を示すデータを第2の精査結果データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置130に送信する。警送管理装置130は、それらの精査結果データを受信すると、それらの精査結果データと、S22で受信した第1の回収データと、S25で受信した第2の回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関(銀行A)と変更後の入庫先金融機関(銀行B)のそれぞれに入庫する金額を確定する。例えば、第1の回収データが示す金額と第1の精査結果データが示す金額とが等しく、且つ、第2の回収データが示す金額と第2の精査結果データが示す金額とが等しい場合は、第1の回収データ(又は第1の精査結果データ)が示す金額を変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫する金額として確定し、第2の回収データ(又は第2の精査結果データ)が示す金額を変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する金額として確定する。
S26で各入庫先金融機関へ入庫する金額が確定されると、S27において、警送事業所の警送員21は、変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫する金額としてS26で確定された金額(例えば100万円)の現金を警送車22で警送して変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫し、変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する金額としてS26で確定された金額(例えば100万円)の現金を警送車22で警送して変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する。
以上が、図5A及び図5Bに例示した、入庫先金融機関が変更される場合の従来の売上金回収の流れである。
ところで、警送事業者による売上金回収などに用いられるシステムとして、例えば、特許文献1に記載のシステムや特許文献2に記載のシステムが知られている。
特開2022-096510号公報 特開2019-095826号公報
警送事業者は、通常、入出金機からの現金回収を、店舗との契約に基づく回収日程に従って行っている。この回収日程は、入庫先金融機関の変更が考慮されていないため、入庫先金融機関の変更時には、上述のとおり、臨時の現金回収が必要になり、警送員の配置や警送車の配車に関する計画の見直しが発生する。また、警送員、警送事務員、店舗の3者連携が必要になり、その3者連携の不備に起因する運用ミスを発生させる可能性がある。また、一時的に入出金機の使用が禁止されるため、入出金機を使用できない時間帯が生じてしまう。
本発明は、上記実情に鑑み、入庫先金融機関の変更時に、臨時の現金回収や、警送員、警送事務員、及び店舗の3者連携を不要とし、入出金機を使用できない時間帯を無くすことができる警送管理システム及び警送管理方法を提供することを目的とする。
システムの一観点は、店舗の売上金である現金が入金される入出金機と、現金精査機と、警送管理装置と、を備え、前記警送管理装置は、前記入出金機に対して指定されている入庫先金融機関が変更される場合に、前記入出金機に仮回収指示を送信し、前記入出金機は、前記仮回収指示を受信すると、当該入出金機に入金されている現金の金額を示すデータを第1の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記第1の仮回収データを受信し、前記入出金機は、前記第1の仮回収データの送信後、当該入出金機に入金されている現金の回収が行われると、前記第1の仮回収データの送信後であって前記回収が行われる前において当該入出金機に入金された現金の総額を示すデータを第2の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記第2の仮回収データを受信した後、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを前記現金精査機に送信し、前記現金精査機は、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを受信した後、前記入出金機から回収された現金を前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて精査し、当該精査結果を示す精査結果データを前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記精査結果データを受信すると、当該精査結果データと前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関に入庫する金額と変更後の入庫先金融機関に入庫する金額とを確定する、警送管理システムである。
方法の一観点は、警送管理装置は、店舗の売上金である現金が入金される入出金機に対して指定されている入庫先金融機関が変更される場合に、前記入出金機に仮回収指示を送信し、前記入出金機は、前記仮回収指示を受信すると、当該入出金機に入金されている現金の金額を示すデータを第1の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記第1の仮回収データを受信し、前記入出金機は、前記第1の仮回収データの送信後、当該入出金機に入金されている現金の回収が行われると、前記第1の仮回収データの送信後であって前記回収が行われる前において当該入出金機に入金された現金の総額を示すデータを第2の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記第2の仮回収データを受信した後、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを現金精査機に送信し、前記現金精査機は、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを受信した後、前記入出金機から回収された現金を、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて精査し、当該精査結果を示す精査結果データを前記警送管理装置に送信し、前記警送管理装置は、前記精査結果データを受信すると、当該精査結果データと前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関に入庫する金額と変更後の入庫先金融機関に入庫する金額とを確定する、警送管理方法である。
本発明によれば、入庫先金融機関の変更時に、臨時の現金回収や、警送員、警送事務員、及び店舗の3者連携を不要とし、入出金機を使用できない時間帯を無くすことができる。
警送管理システムの構成を例示する図である。 現金処理装置のハードウェア構成を例示する図である。 コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。 入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の売上金回収の流れを例示する図である。 入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の売上金回収の流れを例示する図である。 入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の従来の売上金回収の流れを例示する図である。 入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の従来の売上金回収の流れを例示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、警送管理システムの構成を例示する図である。
図1に例示した警送管理システム1は、入出金機10、現金精査機20、及び警送管理装置30を含む。入出金機10、現金精査機20、及び警送管理装置30は、それぞれ通信ネットワーク40に接続され、例えば、入出金機10と警送管理装置30や、現金精査機20と警送管理装置30は、通信ネットワーク40を介して通信可能である。
入出金機10は、店舗に設置され、店舗の売上金である現金が入金される。例えば、店舗に設置されたPOS端末11の売上金である現金が店舗従業員12によって入出金機10に入金される。なお、店舗は、警送事業者が提供する売上金回収の警送サービスを受ける店舗である。店舗に設置されるPOS端末11は1つでもよいし、複数でもよい。
現金精査機20は、警送事業所に設置され、例えば、店舗の入出金機10から回収された現金を精査(金額計数)する。なお、店舗の入出金機10からの現金の回収は、警送事業所の警送員21が警送車22で店舗へ出向くことで行われる。
警送管理装置30は、警送データセンタに設置され、例えば、入出金機10の運用中に入出金機10に指定されている入庫先金融機関が変更された場合に、変更前の入庫先金融機関に入庫する金額と変更後の入庫先金融機関に入庫する金額を確定する。
なお、入出金機10や現金精査機20は、例えば、図2に例示する現金処理装置によって実現することができる。また、警送管理装置30は、例えば、図3に例示するコンピュータによって実現することができる。ここで、その現金処理装置及びコンピュータについて、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、現金処理装置のハードウェア構成を例示する図である。
図2に例示した現金処理装置50は、制御ユニット510、表示入力ユニット520、及び現金処理ユニット530を含む。
制御ユニット510は、プロセッサ511、RAM(Random Access Memory)512、通信インタフェース513、グラフィック処理ユニット514、記憶装置515、及び入出力インタフェース516を含み、それらはバス517で相互に接続されている。
プロセッサ511は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、OS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することで各種の処理を行う。RAM512には、プロセッサ511が実行するプログラムの一部等が一時的に格納される。また、RAM512は、プロセッサ511の作業用記憶領域としても使用される。
通信インタフェース513は、通信ネットワーク(例えば通信ネットワーク40)に接続され、当該通信ネットワークを介して外部装置と通信を行う。
グラフィック処理ユニット514は、表示入力ユニット520の表示装置521と接続されており、プロセッサ511からの制御信号に従って、各種の操作画面や情報を表示装置521に表示させる。
記憶装置515は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等である。記憶装置515には、プロセッサ511により実行される各種のプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶される。
入出力インタフェース516は、表示入力ユニット520のタッチパネル522と、現金処理ユニット530の硬貨処理ユニット531及び紙幣処理ユニット532と接続されている。なお、図示はしないが、可搬型記憶媒体への情報の書き込みや可搬型記憶媒体からの情報の読み出しが可能な可搬型記憶媒体インタフェースを現金処理装置50が更に備えて、入出力インタフェース516が、可搬型記憶媒体インタフェースと更に接続されてもよい。
入出力インタフェース516は、プロセッサ511からの制御信号を、タッチパネル522や、硬貨処理ユニット531や、紙幣処理ユニット532に出力する。また、入出力インタフェース516は、タッチパネル522や、硬貨処理ユニット531や、紙幣処理ユニット532からの信号をプロセッサ511に出力する。
表示入力ユニット520は、表示装置521と当該表示装置521上に配置されたタッチパネル522とを含む。表示装置521は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、各種の操作画面や情報を表示する。タッチパネル522は、当該タッチパネル522に対する入力操作を検出し、その検出結果に応じた信号をプロセッサ511に出力する。
現金処理ユニット530は、硬貨処理ユニット531と紙幣処理ユニット532とを含む。硬貨処理ユニット531は、硬貨の取り込み(入金)及び硬貨の排出(出金)を行う。また、入金硬貨の計数、鑑別や、出金硬貨の計数等を行う。紙幣処理ユニット532は、紙幣の取り込み(入金)及び紙幣の排出(出金)を行う。また、入金紙幣の計数、鑑別や、出金紙幣の計数等を行う。
なお、現金処理装置50により入出金機10が実現される場合は、硬貨処理ユニット531が、店舗の売上金である現金のうちの硬貨が収納される硬貨カセット(現金カセット)を備え、紙幣処理ユニット532が、店舗の売上金である現金のうちの紙幣が収納される紙幣カセット(現金カセット)を備える。また、現金処理ユニット530は、現金カセット(硬貨カセット、紙幣カセット)に収納されている店舗の売上金である現金の金額(総額)を計数する機能や、後述する第1の仮回収データの送信後であって店舗の売上金である現金が収納された現金カセット(硬貨カセット、紙幣カセット)の回収が行われる前において当該入出金機10に入金された店舗の売上金である現金の総額を計数する機能を備える。
図3は、コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
図3に例示したコンピュータ60は、プロセッサ601、メモリ602、入力装置603、出力装置604、記憶装置605、可搬型記憶媒体駆動装置606、及び通信インタフェース607を含み、それらはバス608で相互に接続されている。
プロセッサ601は、CPUを含んで構成され、OSのプログラムやアプリケーションプログラムを実行することで各種の処理を行う。
メモリ602は、RAM及びROM(Read Only Memory)を含む。RAMには、プロセッサ601が実行するプログラムの一部等が一時的に格納される。また、RAMは、プロセッサ601の作業用記憶領域としても使用される。ROMには、プロセッサ601が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶される。
入力装置603は、利用者の各種入力を受け付ける装置であり、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力装置604は、表示装置(例えばLCD)等である。
記憶装置605は、HDD又はSSD等である。可搬型記憶媒体駆動装置606は、可搬型記憶媒体606aを駆動し、その記憶内容にアクセスする。可搬型記憶媒体606aは、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等であり、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等も含まれる。
通信インタフェース607は、通信ネットワーク(例えば通信ネットワーク40)に接続され、当該通信ネットワークを介して外部装置と通信を行う。
なお、プロセッサ601が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、メモリ602のROMに限らず、メモリ602のROM、記憶装置605、及び可搬型記憶媒体606aのうちの1つ以上に記憶されてもよい。また、プロセッサ601が実行するプログラムやプログラムの実行に必要な各種データは、外部装置から通信ネットワークを介して、記憶装置605及び可搬型記憶媒体606aの一方又は両方に記憶されてもよい。
コンピュータ60は、図3に例示したものに限らず、図3に例示した各構成要素を1つ又は複数備えて構成されてもよいし、一部の構成要素を備えずに構成されてもよい。例えば、1つのプロセッサ601に限らず、複数のプロセッサを備えてもよい。
また、コンピュータ60は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよい。例えば、プロセッサ601は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
次に、図4A及び図4Bを用いて、警送管理システム1において実行される処理について説明する。ここでは、入出金機10の運用中に、入出金機10に指定されている入庫先金融機関が変更される場合の、入出金機10からの売上金回収の流れを説明しながら、警送管理システム1で実行される処理について説明する。
図4A及び図4Bは、入出金機の運用中に入庫先金融機関が変更される場合の売上金回収の流れを例示する図である。この例示では、図5の例示と同様に、入庫先金融機関が銀行Aから銀行Bに変更されるものとする。
図4Aに例示したように、入庫先金融機関変更前のS11において、店舗の店舗従業員12は売上金である現金(例えば、POS端末11から出金された売上金である現金100万円)を入出金機10に入金する。
その後、入庫先金融機関が変更される場合は、S12において、警送データセンタの警送事務員31が、警送管理装置30に対して、入出金機10への仮回収指示を発行するための入力を行うと、警送管理装置30は、仮回収指示を発行し、その仮回収指示を、通信ネットワーク40を介して店舗の入出金機10に送信する。入出金機10は、その仮回収指示を受信すると、その時点で当該入出金機10の現金カセットに収納されている現金(店舗の売上金である現金)の金額(例えば100万円)を示すデータを第1の仮回収データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置30に送信し、それを警送管理装置30が受信する。警送事務員31は、警送管理装置30での第1の仮回収データの受信を確認すると、警送管理装置30に入庫先金融機関変更入力(入庫先金融機関を銀行Aから銀行Bに変更するための入力)を行う。これにより、入庫先金融機関が銀行Aから銀行Bに変更される。
入庫先金融機関変更後のS13において、店舗の店舗従業員12は売上金である現金(例えば、POS端末11から出金された売上金である現金100万円)を入出金機10に入金する。
その後、図4Bに例示したように、S14において、警送事業所の警送員21は通常の回収日程(店舗との契約に基づく回収日程)に従って警送車22で店舗へ出向いて入出金機10から売上金である現金(例えば200万円)が収納されている現金カセットを回収する。入出金機10には、回収された現金カセットの代わりに空の現金カセットがセットされる。また、入出金機10は、S12での第1の仮回収データの送信後であって店舗の売上金である現金が収納された現金カセットの回収が行われる前において当該入出金機10に入金された店舗の売上金である現金の総額(例えば100万円)を示すデータを第2の仮回収データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置30に送信し、それを警送管理装置30が受信する。
S15において、警送データセンタの警送管理装置30は、S12で受信した第1の仮回収データとS14で受信した第2の仮回収データを、通信ネットワーク40を介して警送事業所の現金精査機20に送信し、現金精査機20は、それらの仮回収データを受信する。警送事業所の警送員21は、S14で回収された現金カセット内の現金を現金精査機20に入金し、現金精査機20は、入金された現金を第1の仮回収データが示す金額と第2の仮回収データが示す金額との合計金額を精査理論値として使用して精査し、その精査結果(例えば200万円)を示すデータを精査結果データとして、通信ネットワーク40を介して警送データセンタの警送管理装置30に送信する。警送管理装置30は、精査結果データを受信すると、その精査結果データと、S12で受信した第1の仮回収データと、S14で受信した第2の仮回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関(銀行A)と変更後の入庫先金融機関(銀行B)のそれぞれに入庫する金額を確定する。例えば、第1の仮回収データが示す金額と第2の仮回収データが示す金額との合計金額が、精査結果データが示す金額と等しい場合は、第1の仮回収データが示す金額を変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫する金額として確定し、第2の仮回収データが示す金額を変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する金額として確定する。
S15で各入庫先金融機関へ入庫する金額が確定されると、S16において、警送事業所の警送員21は、変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫する金額としてS15で確定された金額(例えば100万円)の現金を警送車22で警送して変更前の入庫先金融機関(銀行A)に入庫し、変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する金額としてS15で確定された金額(例えば100万円)の現金を警送車22で警送して変更後の入庫先金融機関(銀行B)に入庫する。
以上のように、本実施の形態によれば、入出金機10に指定されている入庫先金融機関が変更される場合に、警送員21による臨時の現金回収が不要になることから、店舗からの現金の回収頻度を低減することができる。また、臨時の現金回収に伴う警送員21の配置や警送車22の配車に関する計画の見直しが発生することはないので、警送事業者の負担を軽減することもできる。
また、入庫先金融機関が変更される場合に、警送員21による臨時の現金回収の後に警送事務員31による店舗への連絡(入庫先金融機関が変更されたことの連絡)を行うといった警送員21、警送事務員31、及び店舗の3者連携も不要になることから、その3者連携の不備に起因する運用ミスが発生することもない。また、警送事務員31の作業が簡略化されることから、警送事務員31の負担を軽減することもできる。
また、入庫先金融機関が変更される場合に、入出金機10の使用が禁止されることがないことから、入出金機10を使用できない期間を無くすことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 警送管理システム
10 入出金機
11 POS端末
12 店舗従業員
20 現金精査機
21 警送員
22 警送車
30 警送管理装置
31 警送事務員
40 通信ネットワーク
50 現金処理装置
60 コンピュータ
110 入出金機
120 現金精査機
130 警送管理装置
510 制御ユニット
511 プロセッサ
512 RAM
513 通信インタフェース
514 グラフィック処理ユニット
515 記憶装置
516 入出力インタフェース
517 バス
520 表示入力ユニット
521 表示装置
522 タッチパネル
530 現金処理ユニット
531 硬貨処理ユニット
532 紙幣処理ユニット
601 プロセッサ
602 メモリ
603 入力装置
604 出力装置
605 記憶装置
606 可搬型記憶媒体駆動装置
606a 可搬型記憶媒体
607 通信インタフェース
608 バス

Claims (4)

  1. 店舗の売上金である現金が入金される入出金機と、
    現金精査機と、
    警送管理装置と、
    を備え、
    前記警送管理装置は、前記入出金機に対して指定されている入庫先金融機関が変更される場合に、前記入出金機に仮回収指示を送信し、
    前記入出金機は、前記仮回収指示を受信すると、当該入出金機に入金されている現金の金額を示すデータを第1の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記第1の仮回収データを受信し、
    前記入出金機は、前記第1の仮回収データの送信後、当該入出金機に入金されている現金の回収が行われると、前記第1の仮回収データの送信後であって前記回収が行われる前において当該入出金機に入金された現金の総額を示すデータを第2の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記第2の仮回収データを受信した後、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを前記現金精査機に送信し、
    前記現金精査機は、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを受信した後、前記入出金機から回収された現金を前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて精査し、当該精査結果を示す精査結果データを前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記精査結果データを受信すると、当該精査結果データと前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関に入庫する金額と変更後の入庫先金融機関に入庫する金額とを確定する、
    ことを特徴とする警送管理システム。
  2. 前記現金精査機は、前記入出金機から回収された現金を、前記第1の仮回収データが示す金額と前記第2の仮回収データが示す金額との合計金額を精査理論値として使用して精査する、
    ことを特徴とする請求項1記載の警送管理システム。
  3. 前記警送管理装置は、前記第1の仮回収データが示す金額と前記第2の仮回収データが示す金額との合計金額が、前記精査結果データが示す金額と等しい場合に、前記第1の仮回収データが示す金額を変更前の入庫先金融機関に入庫する金額として確定し、前記第2の仮回収データが示す金額を変更後の入庫先金融機関に入庫する金額として確定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の警送管理システム。
  4. 警送管理装置は、店舗の売上金である現金が入金される入出金機に対して指定されている入庫先金融機関が変更される場合に、前記入出金機に仮回収指示を送信し、
    前記入出金機は、前記仮回収指示を受信すると、当該入出金機に入金されている現金の金額を示すデータを第1の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記第1の仮回収データを受信し、
    前記入出金機は、前記第1の仮回収データの送信後、当該入出金機に入金されている現金の回収が行われると、前記第1の仮回収データの送信後であって前記回収が行われる前において当該入出金機に入金された現金の総額を示すデータを第2の仮回収データとして前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記第2の仮回収データを受信した後、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを現金精査機に送信し、
    前記現金精査機は、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとを受信した後、前記入出金機から回収された現金を、前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて精査し、当該精査結果を示す精査結果データを前記警送管理装置に送信し、
    前記警送管理装置は、前記精査結果データを受信すると、当該精査結果データと前記第1の仮回収データと前記第2の仮回収データとに基づいて、変更前の入庫先金融機関に入庫する金額と変更後の入庫先金融機関に入庫する金額とを確定する、
    ことを特徴とする警送管理方法。
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