JP2024037493A - 電気接続箱 - Google Patents

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達彦 池田
Tatsuhiko Ikeda
浩二 上山
Koji Kamiyama
航平 羽鳥
Kohei Hatori
敦 住田
Atsushi Sumita
恵一 杉山
Keiichi Sugiyama
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Abstract

【課題】外部端子の形状にかかわらず広い収容空間を確保できる電気接続箱を提供すること。【解決手段】電気接続箱1は、収容空間Sを内部に有するハウジング10と、ハウジング10に保持される内部バスバ40と、を備える。ハウジング10は、収容空間Sを取り囲む外壁部21と、外壁部21の組付箇所22に組み付けられるカバー部30と、を有する。内部バスバ40は、カバー部30が組み付けられる組付箇所22に露出する第1接点部41を有する。カバー部30は、外壁部21に係合される本体部31と、本体部31を収容空間Sの内外方向に貫通するように設けられる外部バスバ50と、本体部31の内部側において外部バスバ50に設けられて第1接点部41に導通接続される第2接点部51と、本体部31の外部側において外部バスバ50に設けられて外部端子60が導通接続されることになる第3接点部52と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、収容空間を内部に有するハウジングと、ハウジングに保持される内部バスバと、を備え、ハウジングの外壁部に組み付けられるカバー部に外部バスバが設けられた、電気接続箱に関する。
従来から、車両に搭載される電気接続箱(例えば、リレーボックス)等のように、金属板で構成されたバスバをハウジングに内蔵し、外部電源に繋がる端子付き電線をバスバに導通接続することで、ハウジングに格納される電子部品にバスバを介して電力を供給するように構成された電気接続箱が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2019-088126号公報
ところで、上述した種類の電気接続箱では、バスバに柱状のボルト軸を設け、外部端子(例えば、いわゆるLA端子)の貫通孔にそのボルト軸を通した状態で、そのボルト軸にナットを締結することで、バスバと外部端子とを共締めして電気的に接続するようになっている。このような外部端子は、一般に、規格等で定められた特定の形状を有しているため、バスバと外部端子との間の適正な通電に必要な大きさ(例えば、接触面積)に対して、過剰に大きい形状を有する場合がある。この場合、過剰に大きい外部端子を使用することになる分だけ、電気接続箱の内部空間における電子部品の収容スペースが狭くなる可能性がある。換言すると、外部端子の形状の設計自由度が低いことで、電気接続箱への電子部品の収容性能が損なわれる可能性がある。
本発明の目的の一つは、外部端子の形状にかかわらず広い収容空間を確保できる電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、以下を特徴としている。
収容空間を内部に有するハウジングと、前記ハウジングに保持される内部バスバと、を備える電気接続箱であって、
前記ハウジングは、
前記収容空間を取り囲む外壁部と、前記外壁部の組付箇所に組み付けられるカバー部と、を有し、
前記内部バスバは、
前記カバー部が組み付けられる前記組付箇所に露出する第1接点部を有し、
前記カバー部は、
前記外壁部に係合される本体部と、前記本体部を前記収容空間の内外方向に貫通するように設けられる外部バスバと、前記本体部の内部側において前記外部バスバに設けられて前記第1接点部に導通接続される第2接点部と、前記本体部の外部側において前記外部バスバに設けられて外部端子が導通接続されることになる第3接点部と、を有する、
電気接続箱であること。
本発明に係る電気接続箱によれば、内部バスバが保持されるハウジングの外壁部に、カバー部が組み付けられる。カバー部は、本体部と、本体部を収容空間の内外方向に貫通するように設けられる外部バスバと、本体部の内部側において外部バスバに設けられて内部バスバの第1接点部に接続される第2接点部と、本体部の外部側において外部バスバに設けられて外部端子を接続可能な第3接点部と、を有する。これにより、外部端子(例えば、従来の電気接続箱におけるLA端子)を、内部バスバに直接的に接続することなく、外部バスバを介して間接的に内部バスバに接続することになる。よって、従来とおりの外部端子を用いながら、外部バスバの第2接点部を、外部バスバと内部バスバとの適正な通電に必要な最小限の大きさに設計することで、上述した従来の例に比べてハウジングの収容空間を拡大することができる。したがって、外部端子の形状にかかわらず広い収容空間を確保できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱においてフレームにサイドカバーを組み付ける際の様子を示す斜視図である。 図2は、図1に示すサイドカバーに設けられた外部バスバに電線の端末に接続された外部端子を接続する際の様子を示す斜視図である。 図3は、図1に示すサイドカバーに設けられた外部バスバに電線の端末に接続された外部端子が接続された状態を内側からみた斜視図である。 図4は、図1のA部の拡大図である。 図5は、フレームにサイドカバーが組み付けられた状態における、図4に対応する図である。 図6は、図5のB-B断面図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、図1に示す本発明の実施形態に係る電気接続箱1について説明する。電気接続箱1は、典型的には、車両に搭載され、リレー等の電子部品を収容するリレーボックス(電気接続箱)である。
図1等に示すように、電気接続箱1の筐体を構成する箱状のハウジング10は、上下方向に延びる筒状のフレーム20と、フレーム20の外面(側面)を構成する外壁部21に組み付けられるサイドカバー30と、フレーム20の上端開口を塞ぐようにフレーム20の上部に組み付けられるアッパカバー(図示省略)と、フレーム20の下端開口を塞ぐようにフレーム20の下部に組み付けられるロアカバー(図示省略)と、を含んで構成される。電気接続箱1を構成する上記4つの部品は全て、樹脂成形体である。本発明は、電気接続箱1の筐体を構成するハウジング10のうち、フレーム20及びサイドカバー30の構造に係る。よって、以下、フレーム20及びサイドカバー30の構造について詳細に説明する。
以下、説明の便宜上、図1~6に示すように、「左」、「右」、「内」、「外」、「上」及び「下」を定義する。左右方向、内外方向及び上下方向は、互いに直交している。上下方向は、電気接続箱1の車両搭載時における車両の上下方向に対応している。サイドカバー30は、フレーム20の外面に沿って下向きにスライドさせることで、フレーム20の外面に組み付けられる。よって、上下方向は、サイドカバー30のフレーム20に対するスライド方向にも対応している。内外方向は、サイドカバー30が組み付けられる箇所のフレーム20の外壁部21の板厚方向に対応している。左右方向は、サイドカバー30が組み付けられる箇所のフレーム20の外壁部21の周方向に対応している。
先ず、フレーム20について説明する。フレーム20は、図1に示すように、上下方向からみて所定の形状を有し且つ上下方向に延びる筒状の外壁部21を有している。外壁部21の内部空間S(図1参照)には、複数種類のリレー等の電子部品(図示省略)が収容されている。外壁部21の一側の外面(側面)には、図1及び図4に示すように、サイドカバー30が組み付けられる箇所である組付用凹部22が設けられている(図6も参照)。組付用凹部22は、図4に示すように、内側に窪み且つ上下方向に延びる略直方体状の窪みであり、外側及び上側に開口している。
図4に示すように、外壁部21における組付用凹部22の上側開口の左右両側縁部には、左右一対の第1被係止部23が設けられている。各第1被係止部23は、具体的には、上方に突出する係止突起である。外壁部21における組付用凹部22の外側開口の左右両側縁部には、左右一対の第2被係止部24が設けられている。各第2被係止部24は、具体的には、左右方向内側に突出し且つ上下方向に延びる係止リブである。サイドカバー30のフレーム20への組付時、第1被係止部23及び第2被係止部24はそれぞれ、サイドカバー30の後述する第1係止部33及び第2係止部34と係合することになる。
外壁部21における組付用凹部22の下側に隣接する箇所には、内側に窪み且つ上下方向に延びる電線案内溝25が設けられている。サイドカバー30のフレーム20への組付時、電線案内溝25には、サイドカバー30に設けられた後述する外部バスバ50(図2等参照)に接続された後述する外部端子60から延びる電線70(図1等参照)が、収容され下方に向けて案内されることになる(図5参照)。
組付用凹部22の上端部には、図4に示すように、組付用凹部22の上側開口の中央部を塞ぐように組付用凹部22の溝底壁から外側に向けて延びる略矩形平板状の支持部26が形成されている(図6も参照)。支持部26の上面(略矩形状の平面)には、図4及び図6に示すように、フレーム20に保持(固定)されている金属製の帯状の内部バスバ40の端部(上方を向いた略矩形平板状の部分)である第1接点部41が、外部に露出するように配置されている。第1接点部41には、金属製のボルト軸42が上方に突出するように設けられている(図4及び図6参照)。第1接点部41とボルト軸42とは、電気的に接続されている。内部バスバ40は、第1接点部41以外の大部分が外壁部21の内部空間S内に位置しており、内部空間Sに収容されている複数種類のリレー等の電子部品と電気的に接続されている。内部バスバ40は、インサート成形によってフレーム20に一体化されていてもよいし、フレーム20に組み付けられることでフレーム20に保持(固定)されていてもよい。
次いで、サイドカバー30について説明する。サイドカバー30は、フレーム20の外壁部21の外面に沿って下向きにスライドさせることで、フレーム20の組付用凹部22に組み付けられる部品であり(図1参照)、組付用凹部22に対応する形状を有している。サイドカバー30は、図2及び図3に示すように、上下方向且つ左右方向に延びる略矩形平板状の本体部31を有する。本体部31の内側面には、左右一対のリブ32が設けられている(図3参照)。左右一対のリブ32は、組付用凹部22の上下方向に延びる左右一対の溝側壁に対応して、左右方向に間隔を空けて位置し、且つ、内側に突出して上下方向に延びている。
本体部31の内側面における左右の上角部の近傍箇所には、フレーム20の左右一対の第1被係止部23に対応して、左右一対の第1係止部33が設けられている(図3参照)。各第1係止部33は、具体的には、上下方向に貫通する係止孔であり、対応する第1被係止部23(係止突起)が挿入可能な形状を有している。本体部31の左右一対の側縁部には、フレーム20の左右一対の第2被係止部24に対応して、左右一対の第2係止部34が設けられている(図2及び図3参照)。各第2係止部34は、具体的には、左右方向内側に窪み且つ上下方向に延びる係止溝であり、対応する第2被係止部24(係止リブ)を収容可能な形状を有している。本体部31の下側領域の左右方向中央部には、凹部35が設けられている。凹部35は、図2に示すように、内側に窪み且つ上下方向に延びる略直方体状の窪みであり、外側及び下側に開口している。
本体部31には、金属製の帯状の外部バスバ50が、本体部31を内外方向に貫通するように保持(固定)されている(図2,3,6参照)。外部バスバ50は、インサート成形によって本体部31に一体化されていてもよいし、本体部31に圧入されて組み付けられることで本体部31に保持(固定)されていてもよい。外部バスバ50が本体部31に圧入される又はインサート成形されることで、外部バスバ50と本体部31との間の隙間を通じて内部空間Sに水等が入り込むことを抑制できる。外部バスバ50は、左右方向からみてL字状の形状を有しており(図6参照)、外部バスバ50の一端部である第2接点部51と、外部バスバ50の他端部である第3接点部52とが、本体部31から露出している。
第2接点部51は、図3に示すように、左右一対のリブ32の間の空間の上側領域において、本体部31の内側面から内側に突出する部分(上方を向いた略矩形平板状の部分)である。第3接点部52は、図2に示すように、本体部31の外側面に沿って下方に延びる部分(外方を向いた略矩形平板状の部分)である。第3接点部52は、凹部35の上側に隣接配置されている。第2接点部51には、上下方向(板厚方向)に貫通する貫通孔53が形成されており(図3及び図6参照)、第3接点部52には、金属製のボルト軸54が外方に突出するように設けられている(図2及び図6参照)。第3接点部52とボルト軸54とは、電気的に接続されている。以上、フレーム20及びサイドカバー30の構造について説明した。
次いで、フレーム20にサイドカバー30を組み付ける際の手順について説明する。まず、フレーム20にサイドカバー30を組み付けるための準備として、図2に示すように、サイドカバー30に設けられた外部バスバ50に、電線70の一端部に接続された外部端子60が接続される。外部端子60は、図2及び図6に示すように、貫通孔63を有する平板状の端子接点部61と、端子接点部61の下側に位置し且つ電線70の端末部を加締める加締部62と、を一体に有する、いわゆるLA端子である。加締部62は、端子接点部61に対して外方に突出している。電線70は、図6に示すように、導体71と、導体71の外周を覆う樹脂製の被覆72とで構成されており、電線70の端末部では、被覆72が除去されて導体71が露出している。電線70の端末部にて露出した導体71及び被覆72の端末部は、外部端子60の加締部62に加締め固定されている。これにより、外部端子60の加締部62から下方に向けて電線70が延出している。
電線70が接続された外部端子60は、図2に示すように、外部バスバ50のボルト軸54を外部端子60の貫通孔63に挿通し、且つ、ボルト軸54にナット81を締め付けることで、第3接点部52と端子接点部61とが電気的に接続された状態で、外部バスバ50に固定される(図6も参照)。以上により、サイドカバー30に設けられた外部バスバ50に外部端子60が接続され、且つ、外部端子60から下方に向けて電線70が延出する状態が、得られる。なお、作業者の触指防止や防水性向上の観点等から、第3接点部52と端子接点部61との接続箇所を外部から隔離するための保護カバー等(図示省略)を、サイドカバー30に設けてもよい。
次いで、図1及び図5に示すように、サイドカバー30が、フレーム20の組付用凹部22に組み付けられる。具体的には、まず、図1に示すように、サイドカバー30が、上方から、サイドカバー30の左右一対のリブ32が組付用凹部22に挿入されるように、且つ、サイドカバー30の第1係止部33及び第2係止部34がそれぞれフレーム20の第1被係止部23及び第2被係止部24と係合するように、且つ、外部バスバ50の第2接点部51の貫通孔53に内部バスバ40のボルト軸42が挿通されるように、フレーム20の外壁部21の外面に沿って下向きにスライドされることで、組付用凹部22に組み付けられる(図6も参照)。次いで、ボルト軸42にナット82を締め付けることで、第1接点部41と第2接点部51とが電気的に接続された状態で、外部バスバ50が内部バスバ40に固定される(図6参照)。
以上により、サイドカバー30のフレーム20への組み付けが完了する(図5参照)。サイドカバー30のフレーム20への組付完了状態では、外部端子60から延出する電線70が、電線案内溝25に収容されて下方に向けて案内されている(図5参照)。外部端子60から延出する電線70の他端部は、外部電源(図示省略)等に接続される。これにより、外部電源からの電力が、電線70、外部端子60、外部バスバ50及び内部バスバ40を介して、ハウジング10(フレーム20)の内部空間Sに収容されている電子部品に供給される。
<作用・効果>
以上より、本実施形態に係る電気接続箱1によれば、内部バスバ40が保持されるハウジング10の外壁部21に、サイドカバー30が組み付けられる。サイドカバー30は、電気接続箱1の内部空間Sの内外方向に貫通するように設けられる外部バスバ50と、サイドカバー30の内部側において外部バスバ50に設けられて内部バスバ40の第1接点部41に接続される第2接点部51と、サイドカバー30の外部側において外部バスバ50に設けられて外部端子60を接続可能な第3接点部52と、を有する。これにより、外部端子60を、内部バスバ40に直接的に接続することなく、外部バスバ50を介して間接的に内部バスバ40に接続することになる。よって、外部バスバ50の第2接点部51を、外部バスバ50と内部バスバ40(第1接点部41)との適正な通電に必要な最小限の大きさに設計することで、従来の例に比べて内部空間Sを拡大することができる。したがって、外部端子60の形態にかかわらず広い内部空間Sを確保できる。
<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記実施形態では、図1及び図2等に示すように、外部端子60に繋がる電線70の引き出し向きが下向きであり、且つ、外部端子60において加締部62が端子接点部61に対して外方に突出する向きで、外部端子60が外部バスバ50に締結固定されている。これに対し、外部端子60の外部バスバ50への締結固定の際、電線70の引き出し向きを任意に調整することで、電線70の引き出し向きが下向き以外に任意の向きとなるように、外部端子60が外部バスバ50に固定され得る。これにより、電線70の配索方向の自由度を向上することができる。
更に、加締部62が端子接点部61に対して内方に突出する向きで外部端子60が外部バスバ50に固定される場合(即ち、外部端子60の表裏を誤った場合)であっても、外部端子60の加締部62をサイドカバー30の凹部35(図2,5,6参照)に収めることで、加締部62とサイドカバー30(本体部31)との干渉を避けることができる。
更に、サイドカバー30の本体部31の外側面において、外部端子60を挟むように外部端子60の延在方向に沿って延びる一対の回り止め用リブが設けられてもよい。これにより、外部端子60の外部バスバ50への締結固定の際における外部端子60のいわゆる連れ回りが防止されるので、外部端子60の延在方向(即ち、電線70の引き出し向き)が確実に適正となるように締結作業を行うことができる。
更に、上記実施形態では、電気接続箱1が、複数の電子部品を収容するリレーボックス(電気接続箱)であるが、電気接続箱1が、リレーボックス(電気接続箱)以外の機能を有する構造体であってもよい。
ここで、上述した本発明に係る電気接続箱1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
収容空間(S)を内部に有するハウジング(10)と、前記ハウジング(10)に保持される内部バスバ(40)と、を備える電気接続箱(1)であって、
前記ハウジング(10)は、
前記収容空間(S)を取り囲む外壁部(21)と、前記外壁部(21)の組付箇所(22)に組み付けられるカバー部(30)と、を有し、
前記内部バスバ(40)は、
前記カバー部(30)が組み付けられる前記組付箇所(22)に露出する第1接点部(41)を有し、
前記カバー部(30)は、
前記外壁部(21)に係合される本体部(31)と、前記本体部(31)を前記収容空間(S)の内外方向に貫通するように設けられる外部バスバ(50)と、前記本体部(31)の内部側において前記外部バスバ(50)に設けられて前記第1接点部(41)に導通接続される第2接点部(51)と、前記本体部(31)の外部側において前記外部バスバ(50)に設けられて外部端子(60)が導通接続されることになる第3接点部(52)と、を有する、
電気接続箱(1)。
上記[1]の構成の電気接続箱によれば、内部バスバが保持されるハウジングの外壁部に、カバー部が組み付けられる。カバー部は、本体部と、本体部を収容空間の内外方向に貫通するように設けられる外部バスバと、本体部の内部側において外部バスバに設けられて内部バスバの第1接点部に接続される第2接点部と、本体部の外部側において外部バスバに設けられて外部端子を接続可能な第3接点部と、を有する。これにより、外部端子(例えば、従来の電気接続箱におけるLA端子)を、内部バスバに直接的に接続することなく、外部バスバを介して間接的に内部バスバに接続することになる。よって、従来とおりの外部端子を用いながら、外部バスバの第2接点部を、外部バスバと内部バスバとの適正な通電に必要な最小限の大きさに設計することで、上述した従来の例に比べてハウジングの収容空間を拡大することができる。したがって、外部端子の形状にかかわらず広い収容空間を確保できる。
[2]
上記[1]に記載の電気接続箱(1)において、
前記カバー部(30)は、
前記第3接点部(52)に電気的に接続される柱状のボルト部(54)と、前記ボルト部(54)に締結されるナット部(81)と、を有し、前記ボルト部(54)と前記ナット部(81)とによって前記外部端子(60)を挟んで保持するように構成される、
電気接続箱(1)。
上記[2]の構成の電気接続箱によれば、ボルト部及びナット部を締結する際に外部端子の向きを調整することで、外部端子に繋がる電線の引き出し方向を任意に調整することができる。よって、電線の配索方向の自由度を向上することができる。
[3]
上記[1]に記載の電気接続箱(1)において、
前記カバー部(30)の前記本体部(31)は、
当該本体部(31)の内部側に向けて窪む凹部(35)を、前記第3接点部(52)に隣り合う位置に有する、
電気接続箱(1)。
上記[3]の構成の電気接続箱によれば、カバー部は、本体部の内部側に向けて窪む凹部を、第3接点部に隣り合う位置に有する。これにより、例えば、外部端子を外部バスバに接続する際に外部端子の表裏を誤った場合であっても、外部端子と電線との圧着箇所を凹部に収めることで、その圧着箇所とカバー部との干渉を避けることができる。
[4]
上記[1]に記載の電気接続箱(1)において、
前記外部バスバ(50)は、
前記本体部(31)に圧入されて又はインサート成型されて、前記本体部(31)を前記内外方向に貫通する、
電気接続箱(1)。
上記[4]の構成の電気接続箱によれば、外部バスバが本体部に圧入される又はインサート成形されることで、外部バスバと本体部との間の隙間を通じて収容空間に水等が入り込むことを抑制できる。
1 電気接続箱
10 ハウジング
21 外壁部
22 組付用凹部(組付箇所)
30 サイドカバー(カバー部)
31 本体部
35 凹部
40 内部バスバ
41 第1接点部
42 ボルト軸
50 外部バスバ
51 第2接点部
52 第3接点部
54 ボルト軸(ボルト部)
60 外部端子
82 ナット
S 内部空間(収容空間)

Claims (4)

  1. 収容空間を内部に有するハウジングと、前記ハウジングに保持される内部バスバと、を備える電気接続箱であって、
    前記ハウジングは、
    前記収容空間を取り囲む外壁部と、前記外壁部の組付箇所に組み付けられるカバー部と、を有し、
    前記内部バスバは、
    前記カバー部が組み付けられる前記組付箇所に露出する第1接点部を有し、
    前記カバー部は、
    前記外壁部に係合される本体部と、前記本体部を前記収容空間の内外方向に貫通するように設けられる外部バスバと、前記本体部の内部側において前記外部バスバに設けられて前記第1接点部に導通接続される第2接点部と、前記本体部の外部側において前記外部バスバに設けられて外部端子が導通接続されることになる第3接点部と、を有する、
    電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記カバー部は、
    前記第3接点部に電気的に接続される柱状のボルト部と、前記ボルト部に締結されるナット部と、を有し、前記ボルト部と前記ナット部とによって前記外部端子を挟んで保持するように構成される、
    電気接続箱。
  3. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記カバー部の前記本体部は、
    当該本体部の内部側に向けて窪む凹部を、前記第3接点部に隣り合う位置に有する、
    電気接続箱。
  4. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記外部バスバは、
    前記本体部に圧入されて又はインサート成型されて、前記本体部を前記内外方向に貫通する、
    電気接続箱。
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