JP2024037058A - 曳糸性または弾性の評価方法 - Google Patents

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【課題】ヨクイニンエキスの物性を評価する新たな技術を提供する。【解決手段】以下の工程1~5を含む、ヨクイニンエキスの曳糸性の評価方法。(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。(工程2)レオメーターのテーブルに試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。(工程3)レオメーターの治具をテーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。(工程4)100μm/sの速度で治具がテーブルから離れるように上昇させ、試料の破断時点における試料の伸び量Δd(mm)を求める。(工程5)3回測定した際の伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、ヨクイニンエキスの曳糸性を評価する。【選択図】なし

Description

本発明は、曳糸性または弾性の評価方法に関する。
ヨクイニンエキスが配合された固形製剤に関する技術として、特許文献1~3に記載のものがある。
特許文献1(特開平9-40569号公報)には、ヨクイニンエキスに対して特定量の乳糖を配合するヨクイニンエキス配合固形製剤について記載されている(請求項1)。また、同文献には、ヨクイニンエキスの製造方法として、まず、ハトムギの種皮を除いた種子に、水、水溶性有機溶媒あるいはこれらの混合溶媒を加えて、室温あるいは加熱して煎出すること、および、次に、煎出液中の不溶物を濾過あるいは遠心分離して除去し、次いで、通常の濃縮手段、例えば減圧濃縮により濃縮エキスとするか、あるいは通常の乾燥手段、例えば減圧乾燥、噴霧乾燥あるいは凍結乾燥により乾燥エキス末とすることが記載されている(段落0007、0008)。
特許文献2(特開2019-6723号公報)には、ヨクイニンエキスと、ヨクイニンエキスして特定量の含水二酸化ケイ素とを含むプレミックスエキスであって、特定量の原生薬に相当する、生薬としてヨクイニンのみが配合されたプレミックスエキス、ならびに、かかるプレミックスエキスを含み、生薬としてヨクイニンのみが配合された内服用錠剤について記載されている(請求項1、3)。また、同文献には、ヨクイニンエキスは、原生薬から水性溶媒(水、親水性有機溶媒又はそれらの混合溶媒)を用いて抽出して得た抽出液を濃縮した軟エキス、又は、該抽出液又は該軟エキスを乾燥させたエキス粉末であると記載されている(段落0014)。
また、特許文献3(特開2007-290998号公報)には、1~200mm発芽させたハトムギを、特定の微生物を用いて発酵することより得られる発芽ハトムギ発酵処理物について記載されており(請求項1)、また、かかる発芽ハトムギ発酵処理物を含む原材料を造粒、打錠して錠剤を得たことが記載されている(実施例23)。
特開平9-40569号公報 特開2019-6723号公報 特開2007-290998号公報
本発明者は、ヨクイニンエキスを製剤に配合すると崩壊遅延が生じる場合があること、および、使用するヨクイニンエキスのロットにより、崩壊遅延やその他の製剤の特性にばらつきが生じる場合があることを新たに見出した。
そこで、本発明は、ヨクイニンエキスの物性を評価する新たな技術を提供する。
本発明によれば、以下の曳糸性の評価方法、弾性の評価方法、固形製剤およびその製造方法、ならびに、ヨクイニンエキスの製造方法が提供される。
[1] 以下の工程1~5を含む、ヨクイニンエキスの曳糸性の評価方法。
(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
(工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
(工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
(工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の伸び量Δd(mm)を求める。
(工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
[2] 以下の工程1~3、6および7を含む、ヨクイニンエキスの弾性の評価方法。
(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
(工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
(工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
(工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との差分ΔF(N)を求める。
(工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
[3] 以下の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む、固形製剤。
(条件1)以下の工程1~5にて測定される前記ヨクイニンエキスの曳糸性に関し、伸び量Δd(mm)が14.5mm以下である。
(条件2)以下の工程1~3、6および7にて測定される前記ヨクイニンエキスの弾性に関し、力の差分ΔFが0.200N以上である。
(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
(工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
(工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
(工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の前記伸び量Δd(mm)を求める。
(工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
(工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との前記差分ΔF(N)を求める。
(工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
[4] 以下の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む原材料を準備する工程と、前記原材料を造粒する工程と、
を含む、固形製剤の製造方法。
(条件1)以下の工程1~5にて測定される前記ヨクイニンエキスの曳糸性に関し、伸び量Δd(mm)が14.5mm以下である。
(条件2)以下の工程1~3、6および7にて測定される前記ヨクイニンエキスの弾性に関し、力の差分ΔFが0.200N以上である。
(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
(工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmなるように配置する。
(工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
(工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の前記伸び量Δd(mm)を求める。
(工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
(工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との前記差分ΔF(N)を求める。
(工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
[5] [4]に記載の固形製剤の製造方法に用いられる前記ヨクイニンエキスを製造する方法であって、
ヨクイニンの抽出液を準備する工程と、
前記抽出液またはその濾液を乾燥して乾燥物を得る工程と、
前記乾燥物から、ASTM規格の60メッシュ以上(目開き250μm以下)の篩の篩下画分を取得する工程と、
を含む、ヨクイニンエキスの製造方法。
[6] 乾燥物を得る工程の後、前記乾燥物の粉砕工程を行わずに、前記篩下画分を取得する工程を行う、[5]に記載のヨクイニンエキスの製造方法。
本発明によれば、ヨクイニンエキスの物性を評価する新たな技術を提供することができる。
実施形態におけるヨクイニンエキスの物性の測定結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態において、固形製剤等の組成物は、各成分をいずれも単独でまたは2種以上を組み合わせて含むことができる。
本明細書において、数値範囲を示す「~」は、以上、以下を表し、両端の数値をいずれも含む。
(曳糸性および弾性の評価方法)
本実施形態において、ヨクイニンエキスの曳糸性の評価方法は、以下の工程1~5を含み、さらに具体的には、工程1~5をこの順で行うことを含む。また、ヨクイニンエキスの弾性の評価方法は、以下の工程1~3、6および7を含み、さらに具体的には、工程1~3、6および7をこの順で行うことを含む。
(工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
(工程2)レオメーターのテーブルに試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
(工程3)レオメーターの治具をテーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
(工程4)100μm/sの速度で治具がテーブルから離れるように上昇させ、試料の破断時点における試料の伸び量Δd(mm)を求める。
(工程5)3回測定した際の伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、ヨクイニンエキスの曳糸性を評価する。
(工程6)100μm/sの速度で治具がテーブルから離れるように上昇させ、治具に加わる力を測定し、治具に加わる力の絶対値の最大値と、試料の破断時点において治具に加わる力の絶対値との差分ΔF(N)を求める。
(工程7)3回測定した際の差分ΔF(N)の平均値に基づき、ヨクイニンエキスの弾性を評価する。
本発明者は、上述の方法で曳糸性および弾性の少なくとも一方を評価することにより、これまで感覚として得られていた、ヨクイニンエキスが水に濡れたときの物性の違いを数値として好適に把握できることを新たに見出した。そして、曳糸性および弾性の少なくとも一方が所望の範囲にあるヨクイニンエキスを選別して用いることにより、たとえば固形製剤の製造安定性を向上することができ、また、たとえば、所望の物性、たとえば崩壊性や硬度について好ましい特性を有する固形製剤を安定的に得ることができることが明らかになった。
以下、評価方法をさらに具体的に説明する。
曳糸性および弾性の評価方法において、試料の調製(工程1)および測定(工程2~4、6)は、具体的には室温(25℃)にて行うことができる。
工程2~4の曳糸性の測定、ならびに、工程2、3および6の弾性に関する測定に用いるレオメーターとして、具体的には、粘弾性測定装置 MCR302(アントンパール・ジャパン製)および直径25mmの円板状の治具が用いられる。
工程2では、試料をテーブルの表面から所定の厚さ(具体的には4±0.5mm)となるように配置する。このとき、治具は、具体的にはその底面がテーブル表面よりも充分上方に位置するように配置される。その後、工程3において、治具を試料の上方から下降させて、治具の底面のテーブル表面からの高さを2mmとし、静置する。
工程4および6は、工程2および3の後、同時に行ってもよい。
図1は、実施形態におけるヨクイニンエキスの物性の測定結果の一例を示す図であり、さらに具体的には、工程4および6にて得られる測定結果の一例を示す図である。工程4および6を同時に行うと、図1に示したように、伸び量Δd(mm)と差分ΔF(N)との関係を示すグラフが得られる。
図1の横軸「ギャップd[mm]」は、レオメーターのテーブルと治具との距離(mm)であり、ヨクイニンエキスを水に分散させた試料が延びる力を反映する物性値である。そして、本実施形態においては、試料が破断した時点における伸び量Δd(mm)を試料の曳糸性を評価する指標として好適に用いることができる。
また、図1の縦軸「ノーマルフォースFN[N]」は、ヨクイニンエキスを水に分散させた試料が治具を引っ張る力を反映する物性値である。そして、本実施形態においては、治具に加わる力の絶対値の最大値と、試料の破断時点において治具に加わる力の絶対値との差分ΔF(N)を試料の弾性を評価する指標として好適に用いることができる。
固形製剤にヨクイニンエキスを配合するにあたっては、上述の手順でヨクイニンエキスを水に分散させた試料を調製し、伸び量Δd(mm)および差分ΔF(N)を測定することにより、所望の物性が得られるヨクイニンエキスを選別して用いることができる。
以下、固形製剤およびその製造方法の具体例を示す。
(固形製剤)
本実施形態において、固形製剤は、以下の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む。
(条件1)前述の工程1~5にて測定されるヨクイニンエキスの曳糸性に関し、伸び量Δd(mm)がたとえば14.5mm以下である。
(条件2)前述の工程1~3、6および7にて測定されるヨクイニンエキスの弾性に関し、力の差分ΔFがたとえば0.200N以上である。
(ヨクイニンエキス)
本実施形態において、ヨクイニンエキスは、固形製剤に用いられるものであり、上記条件1および2を満たす。ヨクイニンエキスは具体的には粉状物である。また、ヨクイニンエキスは好ましくは非酵素処理物である。
条件1に関し、伸び量Δd(mm)は、製剤化した際に安定した崩壊性を得る観点から、たとえば14.5mm以下であり、好ましくは12.5mm以下、より好ましくは11.5mm以下である。
また、伸び量Δd(mm)は、具体的には0mm以上であり、たとえば0超であってもよい。また、製剤化する際の製造性向上の観点から、伸び量Δd(mm)は、好ましくは8mm以上であり、より好ましくは10mm以上である。
条件2に関し、力の差分ΔFは、製剤化した際に安定した崩壊性を得る観点から、たとえば0.200N以上であり、好ましくは0.250N以上、より好ましくは0.300N以上である。
また、製剤化する際の製造性向上の観点から、力の差分ΔFは、好ましくは1.200N以下であり、より好ましくは1.000N以下である。
ここで、試料の伸び量Δd(mm)および力の差分ΔFが上述の範囲にあるヨクイニンエキスを得るためには、たとえば、ヨクイニンエキスの製造工程を適切に選択するとともに、ヨクイニンエキス中の粗粒を除去して粒度を適切に調整することが重要である。
以下にヨクイニンエキスの製造方法の例を挙げる。
(ヨクイニンエキスの製造方法)
ヨクイニンエキスの製造方法は、たとえば以下の工程21~23を含む。
工程21:ヨクイニンの抽出液を準備する工程
工程22:上記抽出液またはその濾液を乾燥して乾燥物を得る工程
工程23:上記乾燥物から、ASTM規格の60メッシュ以上(目開き250μm以下)の篩の篩下画分を取得する工程
また、本実施形態において、ヨクイニンエキスの製造方法は、ヨクイニン抽出成分の本質に変化を与えない観点から、好ましくはヨクイニンおよび製造工程で生じる生成物の酵素処理工程を含まない。
工程21は、たとえば、ヨクイニンに抽出溶媒を添加して抽出することにより、抽出液を得る工程である。このとき、工程21にて用いられる抽出溶媒は、たとえば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の炭素数1以上4以下のアルコールからなる群から選択される一種または二種以上、または、上記一種または二種以上と水との混合溶媒とすることができる。
抽出温度および時間については、抽出溶媒の種類等に応じて適宜調整することができ、たとえば20~100℃程度で、5分~30時間程度としてもよい。また、抽出工程を撹拌工程としてもよいし、非撹拌工程としてもよい。
工程21は、同一原料について1回行ってもよいし、2回以上繰り返し行ってもよい。
工程21の後、工程22の前に、抽出液を濾過して濾液を得てもよい。濾過の方法として、たとえば、自然濾過、遠心濾過が挙げられる。
工程22において、抽出液または濾液の乾燥方法として、たとえば、噴霧乾燥、真空乾燥が挙げられる。条件1および2を満たすヨクイニンエキスをより安定的に得る観点から、工程22は、好ましくは抽出液または濾液を噴霧乾燥する工程である。
条件1および2を満たすヨクイニンエキスをさらに安定的に得る観点から、工程22の後、乾燥物の粉砕工程を行わずに、工程23を行うことが好ましい。これにより、たとえば乾燥装置の内壁に付着しているヨクイニンエキスの凝集物、中でも塊状物が工程23における篩下画分に含まれるのを抑制することができる。また、工程23に供する乾燥物の品質安定性を向上することができる。
工程23では、工程22で得られた乾燥物の粒度について、ASTM規格の60メッシュ以上(目開き250μm以下)の篩の篩下画分を取得して、かかる画分を含むヨクイニンエキスを得る。また、ヨクイニンエキスは、好ましくは、粗粒、具体的には60メッシュの篩上画分を含まない。
また、ヨクイニンエキス中のASTM規格の60メッシュ(目開き250μm以下)の篩の篩下画分は、条件1および2を満たすヨクイニンエキスをさらに安定的に得る観点から、ヨクイニンエキス全体に対して、たとえば60質量%超であり、好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上、さらにより好ましくは100質量%である。
以上の方法により得られるヨクイニンエキスを固形製剤中に配合することにより、固形製剤の製造安定性および物性(たとえば崩壊性、硬度)の安定性を向上することができる。
また、ヨクイニンエキスとして市販品を用いる場合には、上述の工程1~5および工程1~3、6および7により、ヨクイニンエキスを水に分散させた試料の曳糸性および弾性を測定し、上述の条件1および2を満たすものを選択して用いることができる。
固形製剤中のヨクイニンエキスの含有量は、制限はされないが、成人1投与単位(1回投与量)あたりの錠剤に含まれる成分量の観点から、固形製剤全体に対して好ましくは10質量%以上であり、より好ましくは15質量%以上であり、また、好ましくは70質量%以下であり、より好ましくは65質量%以下である。
また、固形製剤におけるヨクイニンエキスの含有量は、原生薬換算で、1日あたり1~10g投与することが好ましく、投与回数は、好ましくは1日1~2回である。
本実施形態において、固形製剤の用途は限定されず、医薬品、医薬部外品、食品(中でも特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品、サプリメント等)等として利用できる。例えば、医薬品、医薬部外品等として利用する場合においては、配合するヨクイニンエキスに応じて、具体的には例えば、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、胃腸薬、瀉下薬、鎮うん薬、ビタミン主薬製剤等として利用できる。本発明においては、ビタミン主薬製剤として利用するのが好ましい。
原材料は、ヨクイニンエキス以外の成分を含んでもよい。以下、かかる成分の具体例を挙げる。
(その他成分)
固形製剤をビタミン主薬製剤として利用する場合においては、例えば、レチノール酢酸エステル、レチノールパルミチン酸エステル、ビタミンA油、肝油、強肝油、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、コハク酸d-α-トコフェロール、コハク酸dl-α-トコフェロール、トコフェロールコハク酸エステルカルシウム、酢酸d-α-トコフェロール、酢酸dl-α-トコフェロール、d-α-トコフェロール、dl-α-トコフェロール、トコフェロール、チアミン塩化物塩酸塩、チアミン硝化物、チアミンジスルフィド硝化物、チアミンジスルフィド、チアミンジセチル硫酸エステル塩、セトチアミン塩酸塩水和物、フルスルチアミン塩酸塩、オクトチアミン、シコチアミン、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、フルスルチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、リボフラビン酪酸エステル、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキサールリン酸エステル水和物、塩酸ヒドロキソコバラミン、ヒドロキソコバラミン酢酸塩、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、メコバラミン、アスコルビン酸、アスコルビン酸カルシウム、アスコルビン酸ナトリウム、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、ビオチン、アスパラギン酸カリウム・マグネシウム等量混合物、イノシトールヘキサニコチン酸エステル、ウルソデスオキシコール酸、L-システイン塩酸塩水和物、L-システイン、オロチン酸、ガンマオリザノール、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム水和物、沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム水和物、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム水和物、グルクロノラクトン、グルクロン酸アミド、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム、加工大蒜、ニンジンなどを単独でまたは適宜組み合わせて配合すればよい。
さらに、固形製剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、製剤を製造するために必要な医薬品添加物を配合することができる。たとえば、医薬品添加物として、薬食審査発1204第1号(薬事行政法令)、医薬品添加物辞典2021(日本医薬品添加剤協会編集、薬事日報社)および第8版食品添加物公定書(日本食品添加物協会)等に記載されているものを配合することができる。具体的には、賦形剤、結合剤、崩壊剤、崩壊補助剤、流動化剤、滑沢剤、可塑剤、コーティング剤、糖衣剤、光沢化剤、着色剤、矯味剤、甘味剤、香料、および、着香剤・香料からなる群から選択される一または二以上の成分を固形製剤に配合することができる。
賦形剤としては、たとえば、アメ粉、アルファー化デンプン、イソマルト、カカオ脂、加水分解デンプン乾燥物、カラメル、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、含水無結晶酸化ケイ素、乾燥水酸化アルミニウムゲル、乾燥バレイショデンプン、カンゾウ末、カンテン、カンテン末、寒梅粉、キシリトール、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ケイヒ末、結晶セルロース、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、結晶セルロース(微粒子)、結晶セルロース(粒)、合成ケイ酸アルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム・ヒドロキシプロピルスターチ・結晶セルロース、合成ヒドロタルサイト、コムギデンプン、米粉、コメデンプン、β-シクロデキストリン、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウム・炭酸水素ナトリウム共沈物、水酸化アルミニウム・炭酸マグネシウム・炭酸カルシウム共沈物、水酸化マグネシウム、D-ソルビトール、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、低置換度カルボキシメチルスターチナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、トウモロコシデンプン造粒物、トレハロース水和物、トレハロース、二酸化ケイ素、乳糖およびその水和物、乳糖造粒物、白糖、バレイショデンプン、微結晶セルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース(2208)、ヒプロメロース(2906)、ヒプロメロース(2910)、ヒプロメロースフタル酸エステル(200731)、ヒプロメロースフタル酸エステル(220824)、微粒二酸化ケイ素、部分アルファー化デンプン、プルラン、粉糖、粉末還元麦芽糖水アメ、粉末セルロース、粉末セルロース(平均重合度:800~1100)、ポビドン(K25)、ポビドン(K30)、ポビドン(K90)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリソルベート80、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール・ジエチレングリコール混合物、マルチトール、マルトース水和物、D-マンニトール、D-マンニトール・クロスポビドン・D-ソルビトール・含水二酸化ケイ素混合物、無水ケイ酸水和物、無水乳糖、無水リン酸水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム造粒物、メタクリル酸コポリマーLD、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、メチルアクリレート・メタクリル酸コポリマー、メチルアクリレート・メチルメタクリレート、メチルセルロース、リン酸水素カルシウム水和物、リン酸水素カルシウム造粒物、リン酸水素ナトリウム水和物、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素カルシウム水和物、リン酸二水素ナトリウムおよびエリスリトールからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
結合剤としては、たとえば、アラビアゴム、アラビアゴム末、カンテン、カンテン末、寒梅粉、コポリビドン、ゼラチン、セラック、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、ヒプロメロース(2208)、ヒプロメロース(2906)、ヒプロメロース(2910)、ヒプロメロース酢酸エステルコハク酸エステル、ヒプロメロースフタル酸エステル(200731)、ヒプロメロースフタル酸エステル(220824)、フマル酸・ステアリン酸・ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート・ヒドロキシプロピルセルロース2910混合物、プルラン、ポビドン(K25)、ポビドン(K30)、ポビドン(K90)、ポリビニルアルコール(完全ケン化物)、ポリビニルアルコール(部分ケン化物)、ポリビニルアルコール・ポリエチレングリコール・グラフトポリマー、メタクリル酸コポリマーL、メタクリル酸コポリマーLD、メタクリル酸コポリマーS、メタクリル酸ブチル・メタクリル酸メチルコポリマー、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムおよびメチルセルロースからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。また、エタノール等の溶媒を結合液として用いてもよい。
崩壊剤としては、たとえば、アルファー化デンプン、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、低置換度カルボキシメチルスターチナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルスターチおよび部分アルファー化デンプンからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
崩壊補助剤としては、たとえば、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウムおよびヒドロキシプロピルスターチからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
流動化剤としては、たとえば、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、重質無水ケイ酸、水酸化アルミナマグネシウム、第三リン酸カルシウム、タルク、トウモロシデンプン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムおよびリン酸水素カルシウム造粒物からなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
滑沢剤としては、たとえば、含水二酸化ケイ素、含水無晶形酸化ケイ素、グリセリン脂肪酸エステル、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、硬化油、重質無水ケイ酸、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ポリオキシル40、ステアリン酸マグネシウム、ダイズ硬化油、タルク、フマル酸ステアリルナトリウム、ミツロウ、無水ケイ酸水和物、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムおよびモノステアリン酸グリセリンからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
可塑剤としては、たとえば、クエン酸トリエチル、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、中鎖脂肪酸トリグリセリド、トリアセチン、濃グリセリン、ヒマシ油、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリソルベート80、マクロゴール400、マクロゴール600、マクロゴール1500、マクロゴール4000、マクロゴール6000、マクロゴール6000NF、モノステアリン酸グリセリン、リノール酸イソプロピルおよび流動パラフィンからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
コーティング剤としては、たとえば、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、アセチルグリセリン脂肪酸エステル、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、アラビアゴム、アラビアゴム末、アンモニオアルキルメタクリレートコポリマー、エチルセルロース、エチルセルロース水分散液、オクチルデシルトリグリセリド、オパドライOY-6950、オパドライOY-L-28900、オパドライOY-LS-20291、オパドライOY-LS-23016、オパドライOY-S-7135、オパドライOY-S-8471、オパドライOY-S-9607、オパドライOY-S-22829、オパドライOY-S-22835、オパドライOY-S-22961、オパドライOY-S-28924、オパドライYS-1-7003白、オパドライYS-1-12524-A、オパドライYS-1-14762-A、オパドライYS-1-15585-A、オパドライYS-1-19025A、オパドライYS-2-19114-A、オパドライIIイエロー、オパドライクリアー(YS-2-19114-A)、オパドライIIグレイ85F17659、オパドライ白03K280000、オパドライピンク(02F34337)、オパドライIIピンク、オパドライIIピンク85F97191、オパドライIIブルー(85G20427)、オパドライIIベージュ85F17438、オパドライホワイト(15B180002)、オパドライホワイトOY-LS-28914、オパドライホワイトYS-1-18177-A、オパドライホワイト(YS-1-18202-A)、オパドライIIホワイト(33G28523)、オパドライIIホワイト(85F28751)、オパドライIIホワイト(OY-LS-28914)、オパドライIIライトブルー(85G20426)、オパドライIIライトベージュ85F17498、オパドライIIレッド(32K15441)、カルナウバロウ、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、乾燥水酸化アルミニウムゲル、乾燥メタクリル酸コポリマーLD、クエン酸トリエチル、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ケイ酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、軽質無水ケイ酸含有ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、合成ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、酸化チタン、酸化マグネシウム、ジメチルアミノエチルメタアクリレート・メチルメタアクリレートコポリマー、ショ糖脂肪酸エステル、水酸化アルミニウムゲル、ステアリルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ポリオキシル40、ステアリン酸マグネシウム、精製ゼラチン、精製セラック、精製白糖、ゼラチン、セラック、D-ソルビトール、D-ソルビトール液、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、濃グリセリン、白色セラック、白糖、パラフィン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910・酸化チタン・マクロゴール混合物、ヒプロメロース(2208)、ヒプロメロース(2906)、ヒプロメロース(2910)、ヒプロメロース酢酸エステルコハク酸エステル、ヒプロメロースフタル酸エステル(200731)、ヒプロメロースフタル酸エステル(220824)、フマル酸・ステアリン酸・ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート・ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910混合物、プルラン、プレミックス添加剤Opadry White、ベントナイト、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリソルベート80、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリビニルアルコール(部分ケン化物)、マクロゴール300、マクロゴール400、マクロゴール600、マクロゴール1500、マクロゴール1540、マクロゴール4000、マクロゴール6000、マクロゴール6000EP、マクロゴール20000、マクロゴール35000、D-マンニトール、無水クエン酸、無水ケイ酸水和物、無水フタル酸、無水リン酸水素カルシウム、メタクリル酸コポリマーL、メタクリル酸コポリマーLD、メタクリル酸コポリマーS、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、メチルメタクリレート・メタアクリル酸・メチルメタアクリレートコポリマー、モノステアリン酸アルミニウム、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、硫酸カルシウム、フマル酸およびDL-リンゴ酸からなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
糖衣剤としては、たとえば、アラビアゴム、アラビアゴム末、エチルセルロース、カルナウバロウ、カルメロースナトリウム、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸、ステアリン酸ポリオキシル40、精製ゼラチン、精製セラック、精製白糖、ゼラチン、セラック、タルク、沈降炭酸カルシウム、白色セラック、白糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース(2208)、ヒプロメロース(2910)、プルラン、ポビドン(K25)、ポビドン(K30)、ポビドン(K90)、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリビニルアルコール(部分ケン化物)、マクロゴール1500、マクロゴール4000、マクロゴール6000およびD-マンニトールからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
光沢化剤としては、たとえば、カルナウバロウ、精製セラック、マクロゴール400、マクロゴール1500、マクロゴール4000、マクロゴール6000およびミツロウからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
着色剤としては、たとえば、黄酸化鉄、黄色5号プレミックス、褐色酸化鉄、カーボンブラック、カラメル、β-カロテン、カンゾウエキス、黒酸化鉄、酸化チタン、三二酸化鉄、三二酸化鉄・グリセリン懸濁液、食用青色1号、食用青色2号アルミニウムレーキ、食用黄色4号、食用黄色4号アルミニウムレーキ、食用黄色5号、食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色102号、銅クロロフィリンナトリウム、銅クロロフィル、リボフラビン、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンリン酸エステルナトリウム、緑茶末およびローズ油からなる群から選択される一または二以上の成分ならびにその他の色素を配合することができる。
矯味剤としては、たとえば、エリスリトール、塩化ナトリウム、オウバク末、オウヒエキス、オウレン、オウレン末、オノニス根乾燥エキス、オレンジ、オレンジ油、カカオ末、果糖、カラメル、カンゾウ、カンゾウエキス、カンゾウ粗エキス、カンゾウ末、キシリトール、クエン酸カルシウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、L-グルタミン酸、L-グルタミン酸L-アルギニン、L-グルタミン酸塩酸塩、L-グルタミン酸ナトリウム、グレープフルーツエキス、黒砂糖、ケイヒチンキ、ケイヒ末、ケイヒ油、コンブ末、サッカリン、サッカリンナトリウム水和物、サフラン、サフランチンキ、サンショウチンキ、サンショウ末、酒石酸、D-酒石酸、酒石酸水素カリウム、DL-酒石酸ナトリウム、ショウキョウチンキ、ショウキョウ末、スクラロース、ステビアエキス、ステビア抽出精製物、精製カンゾウエキス末、精製白糖、センブリ、ソヨウ末、D-ソルビトール、タイソウ末、タウリン、タラクサシ根・草乾燥エキス、タンニン酸、チョウジチンキ、チョウジ油、チンピチンキ、トウガラシ、トウガラシチンキ、トウガラシ末、トウヒチンキ、トウヒ末、トレハロース水和物、ニガキ末、梅肉エキス、白糖、フラクトオリゴ糖、粉糖、ペパーミントパウダー、マルトース水和物、D-マンニトール、dl-メントール、l-メントール、メントールパウダー、リュウノウ、リュウノウ末、緑茶末、DL-リンゴ酸、DL-リンゴ酸ナトリウム、レモン油およびローズ油からなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
甘味剤としては、たとえば、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、アマチャ、アマチャ末、還元麦芽糖水アメ、カンゾウ、カンゾウエキス、カンゾウ末、キシリトール、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸モノカリウム、サッカリン、サッカリンナトリウム水和物、スクラロース、ステビアエキス、ステビア抽出精製物、精製白糖、精製白糖球状顆粒、白糖、粉末還元麦芽糖水アメ、マルチトール、D-マンニトールおよびエリスリトールからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
香料としては、たとえば、オレンジフレーバー、オレンジフレーバーパウダーSH-1171-A、オレンジミクロンH-800092、ガラナエキス、香料(スイートオレンジ)、香料(ストロベリー)、香料(レモン)、黒糖フレーバー、ストロベリーエッセンス、ストロベリーフレーバーB86173、チェリーフレーバー181612、デントミント1148J、バナナパウダーフレーバー、ピーチエッセンス、ヒノキ6E-84211、ブラックカレントフレーバー290012SYM、フルーツエッセンス、ペパーミントNAEFCOPO551957685、ペパーミントミクロンH-81550、ミックスフレーバーパウダー、メロンパウダーフレーバー、l-メントールおよびメントールL163592SYMからなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
着香剤・香料としては、たとえば、ウイキョウ末、ウイキョウ油、エチルバニリン、オレンジ、オレンジエキス、オレンジエッセンス、オレンジ油、カミツレ油、カラメル、カンゾウ末、d-カンフル、dl-カンフル、ケイヒ末、ケイヒ油、シトロネラー油、シュガーフレーバー、スペアミント油、チェリーフレーバー、チョウジ油、チリフレーバー、トウヒチンキ、トウヒ油、パインオイル、ハッカ油、バニラフレーバー、バニリン、ビターエッセンス、ビタベース、ヒマラヤスギ油、フルーツフレーバー、フレーバーG1、ヘスペリジンペパーミントエッセンス、ベルガモット油、ベルモットフレーバー、d-ボルネオール、dl-ボルネオール、マッチャ、ミックスフレーバー、ミントフレーバー、dl-メントール、l-メントール、ユーカリ油、ラベンダー油、リュウノウ、リュウノウ末、レモンパウダー、レモン油、ローズ水、ローズ油、ロート油およびローマカミツレ油からなる群から選択される一または二以上の成分を配合することができる。
次に、固形製剤の製造方法を説明する。
本実施形態において、固形製剤の製造方法は、たとえば、前述の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む原材料を準備する工程と、原材料を造粒する工程と、を含む。
固形製剤は、その剤形に応じて常法に従って製剤化することができる。
たとえば、固形製剤が錠剤であるとき、ヨクイニンエキスおよび適宜他の成分を含む混合物を製造し、得られた混合物を打錠することにより、錠剤を製造してよい。
さらに具体的には、ヨクイニンエキスおよび適宜他の成分を含む造粒顆粒を製造し、得られた造粒顆粒に、造粒顆粒外部を形成するように、後末成分を加え、打錠することにより、錠剤を製造してよい。
すなわち、錠剤は、たとえば、ヨクイニンエキスおよび適宜他の成分を含む造粒顆粒(少なくとも一つの造粒顆粒)を製造する工程;および、上記造粒顆粒と、所望の添加剤(後末成分)を混合して、打錠することにより錠剤を得る工程により製造することができる。また、顆粒外部に配置する成分は、任意で顆粒状としてもよい。
後末成分(造粒顆粒外部)は、錠剤において造粒顆粒の外部を構成する部位であり、例えば、錠剤において一つの造粒顆粒を覆うように構成された部位であってもよく、複数の造粒顆粒を覆うように構成された部位であってもよい。また、錠剤において少なくとも一つの造粒顆粒を覆う部位であるとともに、錠剤の外面を構成する部位であってよい。
本実施形態において、錠剤は、錠剤中に造粒顆粒を有し、ヨクイニンエキスが造粒顆粒に含まれていてもよい。
本実施形態において得られる固形製剤は、条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含むため、製造安定性および物性(たとえば崩壊性、硬度)の安定性に優れたものである。
以下に、実施例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、これらの例に限定されるものではない。
<試験例1> ヨクイニンエキスの調製
(実施例1~3、比較例1~3)
以下の方法により、水への分散物の伸び量Δd(mm)および力の差分ΔF(N)の異なるヨクイニンエキスを調製した。
(実施例1~3)
ヨクイニンを抽出、濾過して酵素処理されていないヨクイニン抽出液を得た。得られたヨクイニン抽出液を減圧濃縮後、噴霧乾燥して乾燥物を得た。実施例1および2では、同じヨクイニン抽出液を用いて共通の手順でロットの異なる乾燥物を得た。実施例3では、実施例1および2とはロットの異なるヨクイニン抽出液を用いて共通の手順でロットの異なる乾燥物を得た。各例で得られた乾燥物をASTM規格の60メッシュ(目開き250μm)の篩にて分画し、篩下画分を取得して各例のヨクイニンエキスとした。
(比較例1)
本例では実施例1で得られた乾燥物を用いた。乾燥物をASTM規格の60メッシュ(目開き250μm)の篩にて分画し、篩下画分および篩上画分を取得した。篩下画分(「篩下」)、及び、篩上画分を粉砕して上記篩を通過するようにしたもの(「篩上」)を、篩下:篩上の質量比6:4の割合で混合して本例のヨクイニンエキスを得た。
(比較例2、3)
比較例2では実施例1で得られた乾燥物を用い、比較例3では実施例2で得られた乾燥物を用いた。各例において、乾燥物をASTM規格の60メッシュ(目開き250μm)の篩にて分画し、篩上画分を取得した。取得した篩上画分の粉砕を行い、上記篩を通過する粉砕物を得、各例のヨクイニンエキスとした。
(曳糸性および弾性の評価)
各例で得られたヨクイニンエキスについて、以下の手順1.~5.により曳糸性を評価するとともに、手順1.~3.、6.および7.により弾性を評価した。ただし、以下の手順4.および6.については一度の測定で双方の測定を行った。評価結果を表1に示す。
(評価方法)
1.ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルで約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得た。
2.レオメーター(粘弾性測定装置 MCR302、アントンパール・ジャパン製)のテーブルに試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置した。
3.レオメーターの治具(直径25mmの円板)をテーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置した。
4.100μm/sの速度で治具がテーブルから離れるように上昇させ、試料の破断時点における試料の伸び量Δd(mm)を求めた。
5.3回測定した際の伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、ヨクイニンエキスの曳糸性を評価した。
6.100μm/sの速度で治具がテーブルから離れるように上昇させ、治具に加わる力を測定し、治具に加わる力の絶対値の最大値と、試料の破断時点において治具に加わる力の絶対値との差分ΔF(N)を求めた。
7.3回測定した際の差分ΔF(N)の平均値に基づき、ヨクイニンエキスの弾性を評価した。
<試験例2> 固形製剤の製造および評価
試験例1で得られたヨクイニンエキス(以下の「ヨクイニン乾燥エキス」)を用いて以下の手順で固形製剤を製造し、崩壊製および硬度を評価した。評価結果を表1に示す。
(固形製剤の製造方法)
リボフラビン酪酸エステル3.5質量%、ピリドキシン塩酸塩17.3質量%、アスコルビン酸34.6質量%、L-システイン6.9質量%、ヨクイニン乾燥エキス18.6%質量%、ニコチン酸アミド5.2質量%、トウモロコシデンプン7.5質量%、部分アルファー化デンプン1.7質量%、ヒドロキシプロピルセルロース1.7質量%、クロスポピドン2.9質量%を混合・混和し、結合液としてエタノールを添加し高速攪拌造粒にて造粒顆粒を調製した。造粒顆粒93.2質量%、クロスポピドン5.5質量%、ステアリン酸マグネシウム0.8質量%、軽質無水ケイ酸0.5質量%を添加し、混合・混和後、打錠して素錠を製造した。
(崩壊試験)
日本薬局方第十七改正に記載されている崩壊試験法に従い測定した。崩壊時間が25分以下のものを合格とした。
(硬度試験)
錠剤硬度計(Pharmatron Dr.schleuniger社製、8M)を用いて測定した。硬度が75N以上のものを合格とした。
Figure 2024037058000001
表1より、各実施例においては、ヨクイニンエキスが条件1および2を満たすため、崩壊性および硬度のバランスが好ましい固形製剤を得ることができた。
(製剤例1~9)
固形製剤(錠剤)の例を表2に示す。各例の錠剤は常法により製造される。
Figure 2024037058000002

Claims (6)

  1. 以下の工程1~5を含む、ヨクイニンエキスの曳糸性の評価方法。
    (工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
    (工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
    (工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
    (工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の伸び量Δd(mm)を求める。
    (工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
  2. 以下の工程1~3、6および7を含む、ヨクイニンエキスの弾性の評価方法。
    (工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
    (工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
    (工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
    (工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との差分ΔF(N)を求める。
    (工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
  3. 以下の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む、固形製剤。
    (条件1)以下の工程1~5にて測定される前記ヨクイニンエキスの曳糸性に関し、伸び量Δd(mm)が14.5mm以下である。
    (条件2)以下の工程1~3、6および7にて測定される前記ヨクイニンエキスの弾性に関し、力の差分ΔFが0.200N以上である。
    (工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
    (工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmとなるように配置する。
    (工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
    (工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の前記伸び量Δd(mm)を求める。
    (工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
    (工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との前記差分ΔF(N)を求める。
    (工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
  4. 以下の条件1および2を満たすヨクイニンエキスを含む原材料を準備する工程と、
    前記原材料を造粒する工程と、
    を含む、固形製剤の製造方法。
    (条件1)以下の工程1~5にて測定される前記ヨクイニンエキスの曳糸性に関し、伸び量Δd(mm)が14.5mm以下である。
    (条件2)以下の工程1~3、6および7にて測定される前記ヨクイニンエキスの弾性に関し、力の差分ΔFが0.200N以上である。
    (工程1)ヨクイニンエキス2gに対して水を6mL加え、スパーテルまたはガラス棒で約150回転/分の速度で1分間全体が均一になるよう混合し、試料を得る。
    (工程2)レオメーターのテーブルに前記試料を厚さ4±0.5mmなるように配置する。
    (工程3)前記レオメーターの治具を前記テーブルから2mmの位置まで下げて、4分間静置する。
    (工程4)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記試料の破断時点における前記試料の前記伸び量Δd(mm)を求める。
    (工程5)3回測定した際の前記伸び量Δd(mm)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記曳糸性を評価する。
    (工程6)100μm/sの速度で前記治具が前記テーブルから離れるように上昇させ、前記治具に加わる力を測定し、治具に加わる前記力の絶対値の最大値と、前記試料の破断時点において治具に加わる前記力の絶対値との前記差分ΔF(N)を求める。
    (工程7)3回測定した際の前記差分ΔF(N)の平均値に基づき、前記ヨクイニンエキスの前記弾性を評価する。
  5. 請求項4に記載の固形製剤の製造方法に用いられる前記ヨクイニンエキスを製造する方法であって、
    ヨクイニンの抽出液を準備する工程と、
    前記抽出液またはその濾液を乾燥して乾燥物を得る工程と、
    前記乾燥物から、ASTM規格の60メッシュ以上(目開き250μm以下)の篩の篩下画分を取得する工程と、
    を含む、ヨクイニンエキスの製造方法。
  6. 乾燥物を得る工程の後、前記乾燥物の粉砕工程を行わずに、前記篩下画分を取得する工程を行う、請求項5に記載のヨクイニンエキスの製造方法。
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