JP2024036916A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サービスの提供の実行と停止を適切に制御できる通信装置等を提供する。【解決手段】 移動通信システムのモバイルIABノードとして機能する通信装置(100)であって、自装置(100)の位置に関連する環境情報を取得する取得部(101)と、取得部(101)により取得された環境情報に基づいて、自装置(100)の報知情報の送信の要否を判定する判定部(101)と、判定部(101)における判定結果に従って、報知情報を送信する送信部(103)と、を備える。【選択図】 図2

Description

本開示は、通信装置および通信方法に関する。
3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)において、バックホール用の通信技術としてIAB(Integrated Access and Backhaul)の規格化が進んでいる。IAB技術は、基地局とユーザ機器(UE:User Equipment)との間のアクセス通信に用いられる28GHz帯等のミリ波無線通信を、バックホール通信として同時に利用する技術である(特許文献1)。このようなバックホール通信においては、IABノードと呼ばれる中継器が、基地局であるIABドナーからの通信をミリ波通信により中継する。IAB技術を用いることで、従来の光ファイバーなどによる有線通信と比較して低コストでエリアのカバレッジを広げることができる。
これまで3GPP(登録商標)では、Rel-17まで固定基地局(移動を伴わないIABノード)について仕様策定を実施してきた。現在、3GPP(登録商標)では、次期Rel-18でユースケースとなる車載リレー(Vehicle Mounted Relay)と、そのユースケースを実現するための仕様策定としてモバイルIABの議論を積極的に行っていくことを予定している。
ここでは、これまで議論されてきた固定基地局を想定した仕様だけでは満たせない様々な要件が出てくることが考えられる。その中で、「移動基地局リレーの許可と設定」という議論項目がある。ここでは、都市環境や指定された地域での大規模イベント等の間、特別なカバレッジと接続を実現するために、一時的に車両に搭載されたモバイルIABノードが中継器として機能し、UEへサービスを提供することを想定している。ユースケースとしては、モバイルIABノードが特定エリア内に存在する場合、周辺のUEへサービスを提供し、モバイルIABノードが特定エリア外に移動した場合はサービス提供を中断するというものが3GPP(登録商標) TR 22.839で示されている。
なお、特許文献2には、位置情報や移動情報を利用してアプリケーション機能やサービスを提供する技術が開示されている。
特表2019-534625号公報 特許第4791493号公報
上記のように、モバイルIABノードが特定エリア内に存在するか否かに応じて、サービスの提供の有無を切り替えることが提案されている。しかし、モバイルIABノードの移動に伴うサービスの提供の開始および停止を制御する具体的な方法は提示されていない。
そこで、本開示は、移動通信システムのサービスの提供の実行と停止を適切に制御できる通信装置等を提供することを目的の1つとする。
そこで本開示の1つの側面としての通信装置は、移動通信システムのモバイルIABノードとして機能する通信装置であって、自装置の位置に関連する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記通信装置の報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御手段と、を有することを特徴とする。
本開示の1つの側面によれば、移動通信システムのサービスの提供の実行と停止を適切に制御できる。
第1の実施形態における通信システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるIABドナーおよびIABノードを構成する通信装置の構成例を示すブロック図である。 モバイルIABノードにおける処理を示すフローチャートである。 モバイルIABノードの移動に伴う動作状況の変化を示す図である。 モバイルIABノードの移動に伴う動作状況の変化を示す図である。 モバイルIABノードの移動に伴う動作状況の変化を示す図である。 サービスの提供を開始する際などに、モバイルIABノードが5Gネットワークへ参加する際のシーケンス例を示す図である。 サービスの提供を停止する際などに、モバイルIABノードが5Gネットワークから離脱する際のシーケンス例を示す図である。
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示の技術範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
図1は、第1の実施形態における移動通信システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、移動通信システムは、IABドナー10と、IABドナー10との間で通信可能な固定基地局であるIABノード10Aと、モバイルIABノード10Mとを含んで構成される。
図1において、モバイルIABノード10Mは、車やバス等に設置された移動するIABノードである。周辺には許可エリア30A(サービス提供可能エリア)および許可エリア30B(サービス提供可能エリア)が存在し、それぞれのエリア内にUE(User Equipment)としての端末20Aおよび端末20Bが存在する。本実施形態では、一例としてモバイルIABノード10Mが車やバスなどに設置される場合を例示しているがこれに限定されるものではない。例えば、ドローン等の無人航空機等に設置し、カバレッジエリアを広げることも可能である。
図2は、第1の実施形態におけるIABドナーおよびIABノードを構成する通信装置の構成例を示すブロック図である。
通信装置100は、制御部101と、記憶部102と、無線通信部103と、通信アンテナ制御部104を備える。また、通信装置100は、GPS(Global Positioning System)通信部105と、GPSアンテナ制御部106と、情報取得部107と、報知情報生成部108とを備える。
制御部101は、通信装置100の動作を制御する。本実施例において、制御部101は、取得手段および判定手段に相当する。制御部101は、例えば、CPUやMPU等の1以上のプロセッサにより構成され、記憶部102であるRAMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより通信装置の全体を制御する。なお、後述するフローチャートで説明する制御部101が行う処理は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA等のハードウェア回路を用いて実現することもできる。また、ハードウェア回路と、CPUやMPU等のプロセッサとを協働させ、後述するフローチャートで説明する処理を実現することもできる。
記憶部102は、制御部101が実行する制御プログラムの他、セル情報や接続端末情報、IABのルーティング情報、位置情報等の各種情報を記憶する。
無線通信部103は、3GPP(登録商標)規格に準拠するLTE、5G等のセルラー網通信を行う。
通信アンテナ制御部104は、無線通信部103を介する通信に使用される無線通信用のアンテナ104aを制御する。
GPS通信部105は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信して、経度・緯度情報等の位置特定情報を含む現在位置の位置情報を取得する。
GPSアンテナ制御部106は、GPS通信部105を介する通信に使用されるGPS通信用のアンテナ106aを制御する。
通信装置100における各種動作は、記憶部102に記憶された制御プログラムを制御部101が実行することにより行われる。
情報取得部107は、通信装置100の移動速度や移動距離等、各種センサにより検出される情報、その他の情報を取得する。情報取得部107の一部を、制御部101によって実現されるソフトウェアモジュールとして実現するようにしてもよい。
報知情報生成部108は、モバイルIABノード10M(自IABノード)の出現を報知するための報知情報を生成する。
図3は、モバイルIABノードにおける処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示す処理は、制御部201が主体となり実行する処理の一例を示している。送信処理や収集処理等の一部の処理は、制御部201と、図2で示した各ハードウェアとが協働して実現する。
図3のステップS102では、モバイルIABノード10Mを構成する通信装置100(図2)の制御部101は、周辺環境情報を収集する。環境情報として、GPS通信部105を介して得られる現在位置情報や、モバイルIABノード10Mが搭載された車両の制御装置から情報取得部107を介して得られる車両の現在速度や、車両の位置や速度の履歴を使用することができる。また、環境情報として、モバイルIABノード10Mが搭載された車両の予定経路情報を使用することができる。予定経路情報は、記憶部102にあらかじめ格納することができ、あるいは、情報取得部107によりネットワーク経由で受信され、記憶部102に記憶することができる。
ステップS104では、制御部101は、ステップS102で取得された環境情報に基づいて、モバイルIABノード10Mがサービスを提供可能な状態にあるか否か判断する。サービスを提供可能な状態にあると判断した場合、処理をステップS106へ進め、サービスを提供可能な状態にないと判断した場合、処理をステップS108へ進める。ステップS104において、サービスを提供可能な状態か否かは、モバイルIABノード10Mの現在位置が、許可エリア30Aおよび許可エリア30Bを含む、許可エリアのいずれかに属するか否かに対応させることができる。
例えば、制御部101は、GPS通信部105を介して取得されるGPSの位置情報に基づいて、現在位置を求めることができる、また、制御部101は、GPSの位置情報と併せて、車両の現在速度や、車両の位置や速度の履歴を利用して、モバイルIABノード10Mの現在位置を算出することができる。あるいは、制御部101は、車両の速度の履歴と予定経路情報とを組み合わせることにより、現在位置を算出することもできる。
また、制御部101は、現在時刻にごく近い時点におけるモバイルIABノード10Mの位置を予測し、ステップS104における判断に反映させてもよい。
例えば、現在位置、車両の現在速度および予定経路情報等に照らして、現時点では許可エリア30A内にあるモバイルIABノード10Mが、まもなく許可エリア30Aの外側に移動することが予測される場合には、ステップS104の判断が否定されてもよい。また、現時点では許可エリア30Aの外側にあるモバイルIABノード10Mが、まもなく許可エリア30A内に移動することが予測される場合には、ステップS104の判断が肯定されてもよい。
ステップS106では、制御部101は、周辺のUEに対し、モバイルIABノード10Mがサービスを提供している状態にあるか否か判断し、判断が肯定されれば処理を終了し、判断が否定されれば処理をステップS110へ進める。
ステップS110では、制御部101は、無線通信部103を介し、報知情報生成部108により生成されたモバイルIABノード10Mの報知情報であるSSB/PBCH(Physical Broadcast Channel) Block)の送信を開始する。SSBは、SS(Synchronization Signal)/PBCH(Physical Broadcast Channel) Blockの略である。なお、報知情報には、SIB(System Information Block)が含まれていてもよい。
SSBとは、モバイルIABノードを含む基地局が定期的に送信する、通信に必要なセルの周波数と受信タイミングなどの検出を行うための同期信号であり、主要な無線パラメータを通知する報知情報のことである。これらはプライマリとセカンダリの二つの同期信号からなり、周期的に送信を行っている。モバイルIABノードを含む基地局はSSBを用いてユーザ端末やIABノードセルの発見、フレーム同期確立、下り受信品質測定のためのシステムパラメータを報知する。具体的には、PLMN(Public Land Mobile Network)やCAG(Closed Access Group)等のシステムパラメータを報知する。このように、モバイルIABノードを含む基地局はSSBを用いて、初期アクセスやモビリティを実現するために必要となる情報を提供する。
ステップS112では、制御部101は、無線通信部103を介する通信により、周辺のUEへモバイルIABノード10Mを中継器として機能させるサービス提供を開始し、処理を終了する。
一方、ステップS108では、制御部101は、周辺のUEに対し、モバイルIABノード10Mによるサービスの提供を停止している状態にあるか否か判断し、判断が肯定されれば処理を終了し、判断が否定されれば処理をステップS114へ進める。
ステップS114では、制御部101は、無線通信部103を介する、モバイルIABノード10Mの報知情報であるSSBの送信を停止する。
ステップS116では、制御部101は、無線通信部103を介する、周辺のUEへモバイルIABノード10Mのサービス提供を停止し、処理を終了する。
ステップS102~ステップS116に示す一連の処理は、モバイルIABノード10Mの起動中、定期的に実行される。これにより、モバイルIABノード10Mが許可エリア30Aまたは許可エリア30Bの中に存在するか否かなどの状況に応じて、サービス提供の開始処理および停止処理を適切に実行することができる。
SSBは、TS38.473で定義されるように、UEアクセス用のSSB1つと、周辺IABノードへの接続用SSB4つの最大5つのタイミングを規定できる。本実施例で開始または停止を行うSSBはこれらすべてのSSBを停止するよう構成することができる。また、UEアクセス用のSSBのみを開始または停止させ、モバイルIABノード10Mは5Gネットワーク上に参加したままとし、再接続のオーバーヘッド軽減を行うように構成することもできる。
図4~図4Bは、モバイルIABノード10Mの移動に伴う動作状況の変化を示す図である。
上記のように、モバイルIABノード10Mは、車やバス等に設置された移動するIABノードである。図1に示す場合のように、モバイルIABノード10Mが、許可エリア30A、30Bの外にいる場合(ステップS104の判断が否定される場合)にはサービスを提供しないため、モバイルIABノード10Mは、端末20A、20Bとは接続しない。またこの時、モバイルIABノード10Mは、端末20A、20Bと接続を行わないために自身の報知情報を送信しない(ステップS108の判断が肯定される状態)。
図4に示すように、モバイルIABノード10Mが移動を行い、許可エリア30A内へ侵入した場合(ステップS104の判断が肯定される場合)、モバイルIABノード10Mはサービスの提供を開始する。そして、モバイルIABノード10Mは、許可エリア30A内にいる端末20Aからの要求に従って当該端末20Aへサービスを提供する。この時、モバイルIABノード10Mは、許可エリア30Aへの侵入時から自身の報知情報送信を開始し(ステップS110)、端末20Aが接続してきた場合にサービス提供が可能な状態にする(ステップS112)。
また、モバイルIABノード10Mは自身を5Gネットワーク上へ参加させるため、上位IABノードとなるIABノード10Aへ接続を行い、5Gネットワークへ参加する。5Gネットワークは、通信装置が参加する無線アクセスネットワークの一例である。
図4Aに示すように、モバイルIABノード10Mがさらに移動し、許可エリア30Aの外へ出た場合(ステップS104の判断が否定される場合)、モバイルIABノード10Mはサービスの提供を終了する(ステップS116)。この時、モバイルIABノード10Mは、それまで送信していた報知情報の送信を停止する(ステップS114)。
また、自身を5Gネットワークから離脱させるため、上位IABノードに係るIABノード10Aとの接続を切断し、端末20Aとの接続も切断する。
図4Bに示すように、更にモバイルIABノード10Mは移動を行い、許可エリア30Bへ侵入した場合(ステップS104の判断が肯定される場合)、モバイルIAB10Mは、再度サービスの提供を開始する。具体的には、自身の報知情報の送信処理を再開し(ステップS110)、端末20Bが接続してきた場合にサービスの提供が可能な状態に遷移する(ステップS112)。
また、モバイルIABノード10Mは、再び自身を5Gネットワーク上へ参加させるため、上位IABノードとなるIABノード10Aへ接続を行い5Gネットワークへ参加する。
なお、本実施形態では上位ノードとして固定基地局のIABノード10Aに接続する例を示しているが、それぞれの許可エリア30A、30Bで、別のIABノードを上位IABノードとして接続してもよい。また、それぞれの許可エリア30A、30Bで、共通のIABドナー10ではなく、別々のIABドナー配下の上位IABノードへ接続してもよい。
また、モバイルIABノード10Mの接続先は固定基地局のIABノードに限定されず、別のモバイルIABノードへ接続してもよい。
図5は、サービスの提供を開始する際などに、モバイルIABノード10Mが5Gネットワークへ参加する際のシーケンス例を示す図である。本シーケンスは、TR38.401にて定義される3GPP(登録商標)規格による一般的なIABノードの5Gネットワーク接続シーケンス例である。
図5に示すように、まず、モバイルIABノード10Mは、ステップS501において、RRCSetupメッセージをIABノード10Aへ送信する。
それを受けたIABノード10Aは、送信元のモバイルIABノード10Mを5Gネットワーク上へ参加させる場合、ステップS502において初期UL RRCメッセージをIABドナー10へ送信する。
IABドナー10は、初期UL RRCメッセージを受信すると、ステップS503においてDL RRCメッセージをIABノード10Aへ送信する。IABドナー10が中継するDL RRCメッセージを受信したIABノード10Aは、ステップS504においてRRCSetupメッセージをモバイルIABノード10Mへ通知する。
これを受けたモバイルIABノード10Mは、ステップS505においてRRCSetupCompleteメッセージをIABノード10Aへ送信する。当該メッセージを受信したIABノード10Aは、これを中継してステップS506においてUL RRCメッセージをIABドナー10へ送信する。
IABドナー10は自身の中に接続してきたモバイルIABノード10Mのコンテキストを確立するため、ステップS507においてコンテキストセットアップ要求メッセージをIABノード10Aへ送信する。
これを受けてIABノード10Aは、ステップS508においてSecurityModeCommandメッセージをモバイルIABノード10Mへ送信する。
SecurityModeCommandメッセージ送信後、IABノード10Aは、ステップS509において非同期でIABドナー10へコンテキストセットアップ応答メッセージを送信する。
これと並行してモバイルIABノード10Mは、ステップS510においてSecurityModeCompleteメッセージをIABノード10Aへ送信する。当該メッセージを受信したIABノード10Aはこれを中継して、ステップS511においてUL RRCメッセージをIABドナー10へ送信する。
これを受けたIABドナー10は、ステップS512においてRRCReconfigurationメッセージをDL RRCメッセージに含めてIABノード10Aへ送信する。当該メッセージを受信したIABノード10Aはこれを中継して、ステップS513においてRRCReconfigurationメッセージをモバイルIABノード10Mへ送信する。
モバイルIABノード10Mは、ステップS514においてRRCReconfigurationメッセージに対する応答となるRRCReconfigurationCompleteメッセージをIABノード10Aへ送信する。当該メッセージを受信したIABノード10Aはこれを中継し、ステップS515にてUL RRCメッセージをIABドナー10へ送信する。
図6は、サービスの提供を停止する際などに、モバイルIABノード10Mが5Gネットワークから離脱する際のシーケンス例を示す図である。本シーケンスは、TR38.401にて定義される3GPP(登録商標)規格による一般的なIABノードの5Gネットワーク接続シーケンス例である。
IABノードが5Gネットワークから離脱する場合、一般的にIABドナーが離脱となるトリガを受信する。
図6では、モバイルIABノード10Mからの環境情報通知メッセージが離脱トリガになっている例として示す。環境情報通知メッセージは、例えば、モバイルIABノード10Mによるサービスの提供を停止する旨を通知するメッセージである。
まず、モバイルIABノード10Mは、ステップS601において周辺環境情報通知メッセージをIABノード10Aへ送信する。
それを受けたIABノード10Aは、メッセージを中継し、ステップS602においてIABドナー10へ環境情報通知メッセージを送信する。ここで、周辺環境情報メッセージには、モバイルIABノード10Mが5Gネットワークを離脱したい旨の情報が含まれているとする。
この情報を受けたIABドナー10は、モバイルIABノード10Mを5Gネットワークから離脱させるために、ステップS603においてIABノード10Aへコンテキストリリース要求メッセージを送信する。
コンテキストリリース要求メッセージを受けたIABノード10Aは、ステップS604においてRRCReleaseメッセージをモバイルIABノード10Mに送信する。続けて、ステップS605においてIABドナー10へコンテキストリリース完了メッセージを送信する。
以上のように、本実施形態によれば、自装置の位置に関連する環境情報に基づいてモバイルIABノード10Mの現在位置を判定し、サービスの提供の開始および停止を制御する。したがって、モバイルIABノード10Mにおけるサービスの提供の実行と停止を適切に制御できる。すなわち、モバイルIABノード10Mがサービス提供可能エリア内にある場合には、サービスが実行され、モバイルIABノード10Mがサービス提供可能エリア外にある場合には、サービスが停止される。
以上、本開示をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本開示はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本開示に含まれる。
例えば、本実施例において周囲に報知するSSBに、停止予告を表すフラグ等を含めるように構成することもできる。当該停止予告を示すフラグは近くサービスの停止が予定されているかどうかを示すフラグである。例えば、フラグが「1」の場合、近くサービスの停止が予定されていることを表し、フラグが「0」の場合、近くサービスの停止が予定されていないことを表す。モバイルIABノード10Mは、当該フラグを「0」とするか「1」とするかを、位置情報、速度情報、予定経路情報に基づき判定する。当該情報は例えばSIB1のオプション領域に格納するように構成することができる。また、PBCHで送信されるMIB(Master Information Block)の予約領域に当該フラグを格納するように構成することもできる。また、現時点で未使用のSS Block候補リソースに新たにIABに関する報知情報を格納するように構成し、当該新たなSSBリソースを用いて報知を行うように構成することもできる。この場合、例えば、現時点で定義されているSIB1~SIB21に加えて、当該新たなSSBリソースに割り当てられたSIB22を用いて前述のフラグを含むIABに関する報知情報を報知するよう構成すればよい。
このフラグは、例えば、UEとしての端末等がモバイルIABノード10Mに接続するかどうかを判定するために用いることができる。また、例えば、モバイルIABノード10Mに接続済みのUEが、他の基地局やIABノードに接続先を切り替えるかどうかを判定するために用いることができる。
本情報を含めることで、受信側となる他のIABノードやUEが、接続相手がモバイルIABノードである場合に振る舞いを任意に変更することができるようになる。
また、本実施形態では、車やバスなどに設置される通信装置を一例として説明したが、これに限定されるものではない。通信装置として機能するためのハードウェアやソフトウェアを、車やバスなどの車両自身に組み込むことも可能である。この場合、車やバスとしての通信装置は、図2で示したハードウェアに加えて、車両の駆動源となるエンジンやフレーム、タイヤ、ECU(Electronic Control Unit)等、自動車として機能するためのハードウェアを有するものとする。
また、本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
移動通信システムのモバイルIABノードとして機能する通信装置であって、自装置の位置に関連する情報を取得する取得手段と、前記取得部により取得された前記情報に基づいて、前記通信装置の報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御手段と、を有することを特徴とする、通信装置。
(構成2)
前記取得される情報は、自装置の位置情報、自装置の速度を示す情報および自装置の予定経路情報のうちの少なくともいずれか1つを含む、構成1に記載の通信装置。
(構成3)
前記取得部により取得された前記情報に基づいて、前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在するかどうかを判定する判定手段と、前記制御手段は、前記判定手段によって、前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定された場合に、前記通信装置の報知情報を送信するよう制御し、前記判定手段によって前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定されなかった場合に、前記通信装置の報知情報を送信しないよう制御することを特徴とする構成1又は構成2に記載の通信装置。
(構成4)
前記報知情報は、SSB(Synchronization Signal/Physical Broadcast Channel Block)を用いて送信されることを特徴とする、構成1乃至3のいずれか1つの構成に記載の通信装置。
(構成5)
前記報知情報には、自装置によるサービスの停止が予定されているか否かを示す情報が含まれている、構成1乃至4のいずれか1つの構成に記載の通信装置。
(構成6)
前記判定手段によって自装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定された場合、前記制御手段は、前記通信装置が無線アクセスネットワーク へ参加するよう制御することを特徴とする構成3に記載の通信装置。
(構成7)
前記判定手段によって自装置がサービス提供可能エリア外に存在すると判定された場合、前記制御手段は、無線アクセスネットワークへ参加しないよう、または、参加している無線アクセスネットワークから離脱するよう制御することを特徴とする、構成6に記載の通信装置。
(構成8)
前記通信装置は、駆動源となるエンジンをさらに有する自動車であることを特徴とする構成1乃至7のいずれか1つの構成に記載の通信装置。
(構成9)
移動通信システムのモバイルIABノードを用いた通信方法であって、モバイルIABノードの位置に関連する情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記情報に基づいて、前記通信装置の報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御工程と、を有することを特徴とする通信方法。
(構成10)
移動通信システムのモバイルIABノードとして通信装置を機能させるためのコンピュータに、前記モバイルIABノードの位置に関連する情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得した前記情報に基づいて、前記通信装置が報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御工程と、を実行させるためのプログラム。
また、本開示は前述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本開示を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
また、上述した実施例では、無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)であるが、LTE(Long Term Evolution)、6G以降及びWiFiのような他のアクセス方式が少なくとも部分的に適用されてもよい。
10M モバイルIABノード
10 IABドナー
10A IABノード
20A 端末(UE)
20B 端末(UE)
30A 許可エリア
30B 許可エリア
100 通信装置
101 制御部(取得部、判定部)
102 記憶部
103 無線通信部(送信部)
104 通信アンテナ制御部
105 GPS通信部
106 GPSアンテナ制御部

Claims (10)

  1. 移動通信システムのモバイルIABノードとして機能する通信装置であって、
    自装置の位置に関連する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記通信装置の報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御手段と、
    を有することを特徴とする、通信装置。
  2. 前記取得される情報は、自装置の位置情報、自装置の速度を示す情報および自装置の予定経路情報のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在するかどうかを判定する判定手段と、
    前記制御手段は、前記判定手段によって、前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定された場合に、前記通信装置の報知情報を送信するよう制御し、前記判定手段によって前記通信装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定されなかった場合に、前記通信装置の報知情報を送信しないよう制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記報知情報は、SSB(Synchronization Signal/Physical Broadcast Channel Block)を用いて送信されることを特徴とする、請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記報知情報には、自装置によるサービスの停止が予定されているか否かを示す情報が含まれている、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記判定手段によって自装置がサービス提供可能エリア内に存在すると判定された場合、前記制御手段は、前記通信装置が無線アクセスネットワークへ参加するよう制御することを特徴とする、請求項3に記載の通信装置。
  7. 前記判定手段において自装置がサービス提供可能エリア外に存在すると判定された場合は無線アクセスネットワークへ参加しないまたは無線アクセスネットワークから離脱する、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記通信装置は、駆動源となるエンジンをさらに有する自動車であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 移動通信システムのモバイルIABノードを用いた通信方法であって、
    モバイルIABノードの位置に関連する環境情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記環境情報に基づいて、前記モバイルIABノードの報知情報の送信の要否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果に従って、前記報知情報を送信する送信ステップと、
    を備える、通信方法。
  10. 移動通信システムのモバイルIABノードとして通信装置を機能させるためのコンピュータに、
    前記モバイルIABノードの位置に関連する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記情報に基づいて、前記通信装置が報知情報を送信するかどうかを異ならせる制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
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