JP2024035876A - あいさつシステム,それを利用した緊急通報システム,情報端末用カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 人のつながりを取り戻して、犯罪の低減に資するとともに、事件・事故が発生したときの初期対応の迅速化を図る。【解決手段】 スマートフォン10A,10Bが、交信可能な相手を見つけると、あいさつメッセージをお互いに送信するとともに、その音声再生を行ってあいさつを交わす。例えば「おはよう」の音声をお互いに再生する。すなわち、あいさつ・通知アプリ100が登録されているスマートフォン10A,10Bを持った人がすれ違うと、例えば「おはよう」の音声が、お互いのスマートフォン10A,10Bから出力される。そして、あいさつを交わしたスマートフォン10A,10Bに対して、痴漢被害やSOSの通知が行われる。【選択図】図1

Description

本発明は、あいさつ機能,緊急通報機能を有するスマートフォンなどの情報端末の改良に関する。
昨今は、個人主義が浸透して社会の希薄化が進んでおり、地域における人のつながりも低下して、お互いに挨拶する機会も少なくなってきている。その結果、社会における治安が悪化し、犯罪の増加が懸念されている。
ところで、事件・事故が発生したときに、警察が現場に駆け付けるときに必要なレスポンスタイムの平均時間は、平均「7分25秒」となっており、救急車のレスポンスタイムは平均「8分10秒」となっている。一方、多くの犯罪はほとんどが3分以内で終了している現状があり、救急においても、駆けつけが遅れたために救命できない事案が発生している。
このような先行技術として、例えば下記特許文献1記載の「地域住民による緊急通報ネットワークシステム」がある。これは、高齢者社会の進行及び核家族化などに伴なう地域住民間の相互扶助の精神が希薄化している社会環境にあって、地域住民の安心・安全な暮らしを守る方策を構築することを目的としており、緊急通報発信者からの電話情報を受信すると、コンビニエンスストア等の24時間監視可能施設に設置した送受信機を経由して民生委員などの駆けつけ者に緊急通報発信者の氏名等を音声で自動的に繰り返し送信する。緊急情報を受けた駆けつけ者は、直ちに緊急通報発信者宅を訪問しを状況を確認し、必要に応じて警察等に連絡する。
特開2007-114993公報
しかしながら、上記のような背景技術では、システムが非常に複雑で、駆けつけ者が事件・事故の現場に駆け付けるまでに相当の時間を要してしまう。
本発明は、かかる点に着目したもので、人のつながりを取り戻して、犯罪の低減に資するとともに、事件・事故が発生したときの初期対応の迅速化を図ることを、その目的とする。
本発明のあいさつシステムは、近距離通信機能を備えた情報端末間であいさつを交わすあいさつシステムであって、複数の情報端末にあいさつ手段が登録されており、該あいさつ手段は、前記近距離通信機能によって、前記情報端末が他の情報端末を見つけたときに、前記情報端末同士でメッセージを交わすことを特徴とする。主要な形態の一つによれば、前記情報端末が、前記交わした送受信したメッセージを音声として再生することを特徴とする。
本発明の緊急通報システムは、前記あいさつシステムを備えており、近距離通信機能を備えた情報端末間で緊急通報を行う緊急通報システムであって、送信側の情報端末は、緊急通報の送信操作が行われたときに、前記あいさつシステムであいさつを交わした情報端末に対して緊急通報を行うとともに、受信側の情報端末は、前記近距離通信機能によって前記緊急通報を受信したときに、その旨の緊急通報出力を行う緊急通報手段を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、前記受信側の情報端末が、緊急通報の内容を音声出力することを特徴とする。他の形態によれば、前記情報端末が、NFCタグを利用して前記あいさつ手段及び前記緊急通報手段を起動もしくは改めて起動する起動手段を備えたことを特徴とする。
本発明の情報端末用カバー前記送信側の情報端末に被せられるカバーであって、前記情報端末に表示される操作ボタンに対応する複数の開口を備えており、これらの開口が、操作ボタン毎に異なる形状であることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、情報端末同士があいさつを交わすとともに、あいさつを交わした情報端末に対して緊急通報を行うこととしたので、人のつながりを取り戻して犯罪の低減に資するとともに、事件・事故が発生したときの初期対応の迅速化を図ることができる。
本発明の実施例1を示す図である。 前記実施例におけるNFCタグのストラップを利用したあいさつ・通知アプリの起動方法を示す図である。 前記実施例におけるNFCタグのケースを利用したあいさつ・通知アプリの起動方法を示す図である。(A),(B),(E),(F)は縦断面を示し、(C)は背面から見た様子を示し、(D)は斜視図である。 前記実施例におけるNFCタグの飾り紐を利用したあいさつ・通知アプリの起動方法を示す図である。(B)~(D)は縦断面を示す。 本発明の実施例2を示す図である。 本発明の実施例2の他の例を示す図である。 前記実施例2の具体例を示す図である。 前記実施例2の具体例を示す図である。 本発明の実施例3を示す図である。 本発明の実施例4を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。本発明では、スマートフォンなどの情報端末に、あいさつ・通知アプリがインストールされている。あいさつ・通知アプリは、同じアプリがインストールされている情報端末と交信し、
a,挨拶を交わして、近くにアプリ登録者いることを確認する。
b,近隣のアプリ登録者に対して、痴漢がいることを通知する。
c,近隣のアプリ登録者に対して、助けを求めている人がいることを通知する。
以下、前記a~cを、実施例1~3として説明する。
図1には、実施例1が示されている。この実施例は、スマートフォン同士が挨拶を交わすことで、近辺の人とのつながりを持ち、近くに駆けつけ者がいることを知るための手法を提供する。
同図(A)において、スマートフォン10A,10Bが、例えば「Bluetooth(登録商標)」などの近距離無線通信を利用して、交信可能なスマートフォン10B,10Aを見つけると(ステップS10)、あいさつメッセージをお互いに送信するとともに、その音声再生を指示する(ステップS12)。これにより、スマートフォン10A,10Bは、あいさつを交わす(ステップS14)。例えば「おはよう」の音声をお互いに再生する。同時に、スマートフォン10A,10Bでは、図示のようなあいさつ,痴漢,SOSのボタンないしアイコン12,14,16が表示されるとともに、現時点における接続状況18や過去1時間以内の状況を示す画面(以下単に「状況画面」という)20が表示される。図示の例では、状況画面20において、「接続状況」及び「おはよう」が「1」となっている。なお、スマートフォン10A,10Bは、一定の時間間隔で交信を行い、アプリ登録者が近くにいるかどうかを把握し、接続状況18の数字を更新する。
同図(B)には、あいさつの様子が示されており、あいさつ・通知アプリ100が登録されているスマートフォン10を持った人がすれ違うと、上述した手順であいさつメッセージが再生される。例えば、「おはよう」の音声が、お互いのスマートフォン10から出力される。
このように、本実施例によれば、あいさつ・通知アプリ100がインストールされたスマートフォン10が交信可能な距離となると、「おはよう」といったあいさつが交わされ、
a,アプリ登録者との間でつながりが生まれる。
b,近くにアプリ登録者いることを確認できる。
次に、図2~図4を参照して、上述したあいさつ・通知アプリ100の起動方法について説明する。あいさつ・通知アプリ100は、スマートフォン10のユーザが画面でボタンを押す(アイコンをタップする)ことで起動されるが、緊急時にスマートフォン10を起動させてから、アイコンを探して、そのアイコンをタップし、緊急発信を行うという方法では、緊急対応ができない。このような欠点を補うため、本実施例では、NFC(Near Field Communication)による迅速な緊急発信機能を提供する。
図2(A)に示す例は、あいさつ・通知アプリ100を起動するための命令が記述されたNFCタグ200を、ストラップ202によってスマートフォン10に予め取り付けている。NFCタグ200には、操作しやすいように、指を挿入するスマホリング(指リング)204が取り付けられている。
あいさつ・通知アプリ100を立ち上げるときは、同図(B)に示すように、スマホリング204に指を通して、NFCタグ200をスマートフォン10に近づけ、あるいは接触させる。すると、スマートフォン10のNFC読み取り機能によって読み取られ、あいさつ・通知アプリ100が起動されて、同図(C)に示すようにアプリ画面が表示されるようになる。あいさつ・通知アプリ100を改めて起動するときは、同図(D)に示すように、NFCタグ200を一度スマートフォン10から放し、再び同図(E)に示すように再びスマートフォン10に近づけると、同図(F)に示すようにあいさつ・通知アプリ100を改めて起動される。
図3(A)~(C)に示す例は、ケース300内であって、スマートフォン10のNFC読み取り部を除く部分にシールド板210が設けられており、NFCタグ200は、通常は、同図(A)に示すように、シールド板210によってスマートフォン10と断絶した位置となっている。あいさつ・通知アプリ100を起動するときは、同図(B)に示すように、シールド板210よりも上方にNFCタグ200をスライドさせると、スマートフォン10によってNFCタグ200が読み取られ、あいさつ・通知アプリ100が起動される。同図(C)は、スマートフォン10の背面から見た様子を示す。なお、図示の例は、シールド板210に対してNFCタグ200をスライドさせているが、逆に、NFCタグ200を、スマートフォン10のNFC読取位置に固定し、シールド板210をスライドさせるようにしてもよい。シールド板210として、スキミング防止カード等を用いるようにしてもよい。
図3(D)~(F)に示す例は、ケース220をストラップ222によって首や肩に掛けるようにした例である。同図(D)に示すように、ケース220の上部開口側には、折返しカバー224が設けられており、その裏側にNFCタグ200が設けられている。また、ケース220の側面には、前記NFCタグ200がスマートフォン10に近接するようにするための窓226が設けられている。ケース220に対しては、同図(E)に示すように、スマートフォン10の背面側が窓226側となるように収納する。そして、同図(F)に示すように、折返しカバー224を折り返して閉じると、折返しカバー224のNFCタグ200がケース220の窓226からスマートフォン10に対峙するようになり、あいさつ・通知アプリ100が起動される。
図4(A)に示す例は、同様にケース230をストラップ232によって首や肩に掛けるようにした例であるが、同図(B)に示すように、ケース背面側にNFCタグ200が飾り紐によってスライド可能に設けられている。詳述すると、ケース230の背面側には、シールド板234が設けられており、NFCタグ200を読み取ることができる位置に窓236が設けられている。更に、シールド板234とケース230との間には、NFCタグ200がバネ240に吊るされており、NFCタグ200には、紐242を介して房244が設けられている。
通常の状態では、NFCタグ200は、シールド板234の窓236に露出しており、ケース230にスマートフォン10を収納すると、同図(B)に示すようにNFCタグ200が対峙するようになり、あいさつ・通知アプリ100が起動する。次に、あいさつ・通知アプリ100を改めて起動するときは、同図(C)に示すように、房244を矢印方向に引く。すると、バネ240が伸びてNFCタグ200がシールド板234に隠れるようになり、房244を放すと、バネ240が縮んでNFCタグ200が上昇し、再び窓236の位置となってスマートフォン10と対峙するようになり、あいさつ・通知アプリ100が改めて起動される。なお、図4の実施例において、同図(B)の状態から、スマートフォン10をケース230から取り出し、再度ケース230内に収納しても、同様に改めて起動される。
これらのように、NFCタグ200を利用して、あいさつ・通知アプリ100を起動することで、あいさつ・通知アプリ100を起動するためのアイコンを探す必要がなく、緊急時の対応が可能となる。例えば、スマートフォンに不慣れな高齢者や、目の不自由な障害者への活用が期待できる。
なお、本実施例を有効活用するためには、アプリ登録者を増やす必要がある。例えば、
(1)あいさつ・通知アプリ100の使用料ないし登録料を無料ないし100円程度の低額とする。なお、後述する痴漢通知やSOS通知の機能については有料とする。
(2)挨拶をした際に、相互のスマートフォン10の画面に、相手方の「星座」及び「血液型」のみを表示する。これにより、特に異性との挨拶時に出会い系サイトのような雰囲気を醸し出すことで、若者たちに興味を持ってもらい、登録者数を増やす。
(3)英語・中国語などの多言語によるあいさつとすることで、特に「挨拶が恥ずかしい」と思う若年層の登録者を増やすようにする。
(4)あいさつの回数に応じてポイントを付与し、このポイントを買物などで使用できるようにする。
といった工夫をする。
次に、図5~図7を参照して、本発明の実施例2について説明する。本実施例は「痴漢」被害が発生した場合の例である。図5には被害者が一人の場合の動作が示されており、図6には被害者が二人の場合の動作が示されている。これらの図において、スマートフォン10A,10Bでは、前提として、上述した実施例1のあいさつ動作が行われる。図示の例では、接続状況18が「5」,状況画面20の「おはよう」が「5」と表示されており、5人とあいさつを交わしている。
このスマートフォン10Aの所有者が、痴漢被害にあったときは、画面上の痴漢ボタン14を押す(ステップS20)。すると、痴漢メッセージを送信するとともに、その音声再生を指示する(ステップS22)。これを他のスマートフォン10Bが受信すると(ステップS24)、受信側スマートフォン10Bは、例えば「痴漢です」の音声を繰り返し再生する(ステップS26)。そして、画面が赤色になるとともに、画面上の「痴漢がいます」に発信者数「1」(図5)ないし「2」(図6)を表示する。一定時間経過後、通常の画面に戻り(ステップS28)、「痴漢がいます」は「0」となる。図6の例では、スマートフォン10Cからも、痴漢メッセージが送信される。
図7には、その様子が示されており、立っている女性がスマートフォン10Aの痴漢ボタン14を押すと、座っているあいさつしたアプリ登録者のスマートフォン10Bから、同図(B)に示すように「痴漢です」の音声が出力される。このように、本実施例によれば、声も出せない被害者が痴漢ボタン14を押すことで、被害者の周囲にいるスマートフォン10Bに痴漢被害が「情報共有」され、周囲のスマートフォン10Bから「痴漢です」の音声が出力される。従って、自分が被害者であることを他人に知られないため、躊躇することなく被害者は痴漢ボタン14を押すことができる。更に、「痴漢です」の音声に続いて、例えば「現行犯は誰でも逮捕することができます」と、あえて「逮捕できる」といった言葉を入れることで、犯人に対する強い抑止効果を与えることができる。
ところで、痴漢被害者が、スマートフォン10Aを服のポケットやバッグの中に入れているときは、それらからスマートフォン10Aを取り出して痴漢ボタン14を操作する必要がある。しかし、被害を受けている最中にそのような行為を行うことに困難と伴う恐れもある。そこで、図8(A)に示すカバー500を用いる。カバー500は、スマートフォン10Aのディスプレイを覆うようになっており、開口502,504,506が設けられている。これらの開口502,504,506は、あいさつ・通知アプリ100のあいさつボタン22,痴漢ボタン24,SOSボタン26に、それぞれ対応している。
ところで、開口502,504,506は形状が異なっており、図示の例では、開口502はハート形,開口504は菱形,開口506は円形となっている。他に、本実施例では、上述した状況画面20を見るための開口508,110番用の開口510,119番発信用の開口512が設けられている。
本例のカバー500を使用すれば、図8(B)に示すように、ポケットの中にスマートフォン10Aがある場合でも、被害者は、開口502,504,506の形から手探りで痴漢ボタン24を押すことができ、アプリ登録者のスマートフォン10Bから「痴漢です」の音声が出力されるようになる。また、本実施例のカバー500を使用すれば、視覚障害者であっても、あいさつ・通知アプリ100を使いこなすことができる。
次に、図9を参照して、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、連れ去り事案,ストーカー事案などの事件・事故が発生したときや、身体障碍者や車椅子利用者が助けを必要とするときに「SOS」を発信することで、周囲のアプリ登録者に通報して「情報共有」し、、アプリ登録者による「3分以内の駆けつけ」を可能とする。警察官の駆けつけや救急車の到着前に、アプリ登録者が初期対応として現場に駆け付けることで、例えば、
a,目撃した犯人の人相等の特徴を警察官に提供することができ、犯人逮捕につながる。
b,「警察が来たぞー」等々叫ぶことで、犯行を中断させることが可能となる。
c,救急車の駆けつけ前に「蘇生行為」を行うことで、一命を救うことも可能となる。
本実施例でも、前提として、上述した実施例1のあいさつ動作が行われる。図示の例では、接続状況18が「5」,状況画面20の「おはよう」が「5」と表示されており、5人とあいさつを交わしている。
このスマートフォン10Pの所有者が、何らかの事件・事故に遭遇したときは、画面上のSOSボタン16を押す(ステップS30)。すると、SOSメッセージを送信するとともに、その音声再生を指示する(ステップS32)。これを他のスマートフォン10Qが受信すると(ステップS34)、受信側スマートフォン10Qは、例えば「助けを求めている人がいます」の音声を繰り返し再生する(ステップS36)。そして、画面が赤色になるとともに、画面上の「助けを求めている人がいます」に発信者数「1」を表示する。一方、発信側スマートフォン10Pでは、状況画面20に、「5人に通知しました」の表示が行われる。ステップS32~S36の動作は、繰り返し行われる。受信者側スマートフォン10Qは、一定時間経過後、通常画面に戻る(ステップS38)。
そして、送信側スマートフォン10Pで、SOSボタン16(もしくは解除用のボタン)が押されてSOS警戒解除指示が行われ(ステップS40)、これが受信側スマートフォン10Qで受信されると(ステップS42)、受信側スマートフォン10Qは、画面上の「助けを求めている人がいます」に発信者数「0」を表示して、送信側スマートフォン10Pとともに、通常の画面に戻る。
以上のように、本実施例によれば、あいさつを交わしたアプリ登録者に対してSOS通報を行うこととしたので、事件・事故が発生した現場にアプリ登録者が速やかに駆け付けることが可能となる。
次に、図10を参照して、本発明の実施例4について説明する。図10(A)には、カバーと開口の他の例が示されている。同図のカバー600には、開口602,604,610などが設けられている。一方、スマートフォン10の画面には、110番ボタン32,119番ボタン34,ナンバーボタン40などが設けられている。
スマートフォン10に表示されているボタン32,34などは、通常は画面上で操作するので、指で操作しやすい形状・大きさとなっている。これに対し、カバー600を被せると、画面上のボタン形状が、カバー600の開口形状に一致するように変化する。このため、同図(B)に示すように、開口形状から110番,119番への発信を行うことができる。高齢者や視覚障害者であっても、開口形状を触るだけで発信先を判別することができる。なお、十分に操作することができれば、ボタン形状を開口形状に変化させなくてもよい。
<他の実施例> なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例では、あいさつ・通知アプリ100において、画面上に、あいさつ,痴漢,SOSのボタン12,14,16を表示し、あるいは状況画面20を表示したが、これらに加えて、図10に示した警察(110番)や消防(119番)への通報ボタンを設けるようにしてもよい。
(2)前記実施例3では、図8に示したように、カバー500の開口502,504,506の形状と、あいさつ・通知アプリ100のあいさつボタン22,痴漢ボタン24,SOSボタン26の形状を一致させたが、開口形状とボタン形状が異なっていても、確実に操作できれば、両者を一致させる必要はない。
(3)前記実施例では、あいさつを音声出力したが、スマートフォン10の画面上にあいさつ文を表示するようにしてもよい。また、音声出力するあいさつ文を、適宜選択できるようにしてもよい。例えば、
a,午前10時までは「おはよう」,午後5時までは「こんにちは」,それ以降は「こんばんは」といった具合に時間で選択する,
b,性別,年齢で声色を変える,
c,動物などの鳴き声による音声とする,
などである。
(4)前記実施例で示したボタンの形状や画面上における配置は一例であり、適宜変更してよい。
(5)前記実施例は、本発明をスマートフォンに対して適用したが、タブレットなどの各種の情報端末に適用可能である。
(6) NFCタグ200の読み取り機能は、通常はスマートフォン10の背面側にあるが、ディスプレイ側に読み取り機能があれば、前記図8,図10の例において、例えばカバー500に上述したNFCタグ200を取り付け、これをスマートフォン10で読み取ることで、カバー500が被せられたかどうかを検知することが可能となる。
本発明によれば、情報端末同士があいさつを交わすとともに、あいさつを交わした情報端末に対して緊急通報を行うこととしたので、人のつながりを取り戻して犯罪の低減に資するとともに、事件・事故が発生したときの初期対応の迅速化を図ることができ、痴漢被害の防止や、事件・事故が発生したときの駆け付けによる初期対応に好適である。
10,10A,10B,10C,10P,10Q:スマートフォン
12:あいさつボタン
14:痴漢ボタン
16:SOSボタン
18:接続状況
20:状況画面
22:あいさつボタン
24:痴漢ボタン
26:SOSボタン
32:110番ボタン
34:119番ボタン
40:ナンバーボタン
100:あいさつ・通知アプリ
200:NFCタグ
202:ストラップ
204:スマホリング
210:シールド板
220:ケース
222:ストラップ
224:カバー
226:窓
230:ケース
232:ストラップ
234:シールド板
236:窓
240:バネ
242:紐
244:房
300:ケース
500:カバー
502,504,506,508:開口
510:110番開口
512:119番開口
600:カバー
602,604,610:開口

Claims (6)

  1. 近距離通信機能を備えた情報端末間であいさつを交わすあいさつシステムであって、
    複数の情報端末にあいさつ手段が登録されており、
    該あいさつ手段は、前記近距離通信機能によって、前記情報端末が他の情報端末を見つけたときに、前記情報端末同士でメッセージを交わすことを特徴とするあいさつシステム。
  2. 前記情報端末が、前記交わしたメッセージを音声として再生することを特徴とする請求項1記載のあいさつシステム。
  3. 請求項1又は2記載のあいさつシステムを備えており、近距離通信機能を備えた情報端末間で緊急通報を行う緊急通報システムであって、
    送信側の情報端末は、緊急通報の送信操作が行われたときに、前記あいさつシステムであいさつを交わした情報端末に対して緊急通報を行うとともに、受信側の情報端末は、前記近距離通信機能によって前記緊急通報を受信したときに、その旨の緊急通報出力を行う緊急通報手段を備えたことを特徴とする緊急通報システム。
  4. 前記受信側の情報端末が、緊急通報の内容を音声出力することを特徴とする請求項3記載の緊急通報システム。
  5. 前記情報端末が、NFCタグを利用して前記あいさつ手段及び前記緊急通報手段を起動もしくは改めて起動する起動手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の緊急通報システム。
  6. 前記送信側の情報端末に被せられるカバーであって、
    前記情報端末に表示される操作ボタンに対応する複数の開口を備えており、これらの開口が、操作ボタン毎に異なる形状であることを特徴とする情報端末用カバー。
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