JP2024034494A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準板の基準面がシート搬送方向に対して傾斜することを抑制できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、シートSを案内する再搬送経路を形成する再搬送ガイド8であって、シート搬送方向に沿った基準面832を有し、第1位置と第1位置よりも基準面832が幅方向における一端側に位置する第2位置とに移動可能な基準板83と、基準板83を幅方向の一端側に向けて付勢する付勢バネ84と、基準板83を第1位置と第2位置とに移動させるカム851と、カム851を移動させるレバー86と、シートSの送り方向がシート搬送方向に対して基準面832に向かう方向へ傾斜する斜送ローラ716と、斜送ローラ716とともにシートSをニップする対向ローラ717とを有する再搬送ガイド8を備え、付勢バネ84は、シート搬送方向において、斜送ローラ716と対向ローラ717とのニップ位置NPよりも下流に位置する。【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、トナー像をシートに形成する画像形成部と、画像形成部を通過して搬送方向が反転されたシートを再び画像形成部まで案内する再搬送経路を形成する再搬送ガイドと、を備えた画像形成装置が知られている。
再搬送ガイドは、シート搬送方向と直交する幅方向の一端側に位置し、シート搬送方向に沿った基準面が形成される基準板であって、幅方向の位置を異なる2つの位置に切り替え可能な基準板と、基準板を幅方向の一端側に向けて付勢する付勢バネと、基準板を幅方向に押圧して移動させるカムと、シートの送り方向がシート搬送方向に対して基準面に向かう方向へ傾斜する斜送ローラとを有している。
基準板は、付勢バネの付勢力により幅方向の一端側に移動し、カムが基準板を付勢バネの付勢力に抗して押圧することで、幅方向の他端側に移動する。また、斜送ローラがシートを基準板の基準面に向けて送り出すことにより、シートの幅方向の位置決めがなされ、斜送ローラにより送り出されるシートによって、基準面が幅方向の一端側に押圧される。
特開2002-104694号公報
特許文献1に開示される再搬送ガイドでは、シート搬送方向において、付勢バネが斜送ローラの上流と下流とに設けられている。従って、シートのシート搬送方向における後端が斜送ローラにニップされている状態では、基準面の斜送ローラの上流に位置する部分には付勢バネによる付勢力のみが作用し、基準面の斜送ローラの下流に位置する部分には付勢バネによる付勢力とシートによる押圧力とが作用することとなる。
これにより、基準面の上流側の部分に係る荷重と下流側の部分に係る荷重とに差が生じて、基準面がシート搬送方向に対して傾斜し、シートが斜行する原因となるおそれがある。
そこで、本発明においては、基準板の基準面がシート搬送方向に対して傾斜することを抑制できる画像形成装置を提供する。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置は、第1面にトナー像が形成されたシートの第2面にトナー像を形成するようシートを案内する再搬送経路を形成する再搬送ガイドであって、シート搬送方向と直交する幅方向の一端側に位置しシート搬送方向に沿った基準面を有する基準板であって、第1位置と、前記第1位置よりも前記基準面が前記幅方向における一端側に位置する第2位置と、に移動可能な基準板と、前記基準板を、前記幅方向の一端側に向けて付勢する付勢バネと、前記基準板を前記第1位置と前記第2位置とに移動させるカムと、前記カムと連結され、前記カムを移動させるレバーと、シートの送り方向がシート搬送方向に対して前記基準面に向かう方向へ傾斜する斜送ローラと、前記斜送ローラに対向して位置し、前記斜送ローラとともにシートをニップする対向ローラと、を有する再搬送ガイドを備え、前記付勢バネは、前記シート搬送方向において、前記斜送ローラと前記対向ローラとのニップ位置よりも下流に位置する。
これにより、シートのシート搬送方向における後端が斜送ローラと対向ローラとでニップされている状態では、付勢バネおよび斜送ローラにより送り出されるシートから基準板にかかる幅方向の押圧力が、基準板のシート搬送方向における全域にわたって略均一となり、基準板の基準面がシート搬送方向に対して傾斜することを抑制できる。
また、前記付勢バネは、シート搬送方向に沿った複数の箇所に位置し、シート搬送方向の最上流に位置する前記付勢バネは、シート搬送方向において前記ニップ位置よりも下流に位置する。
これにより、基準板のニップ位置よりもシート搬送方向の下流の部分を、複数の付勢バネが押圧するため、基準面がシート搬送方向に対して傾斜していない状態を、より安定して保持することができる。
また、前記基準板を前記第1位置に移動させた状態のカムと、前記付勢バネとは、シート搬送方向において同じ位置に位置する。
これにより、付勢バネによる基準板に対する付勢力を、シート搬送方向における同じ位置でカムにより受けることができ、基準板を第1位置に安定して保持することができる。
また、前記再搬送ガイドは、前記カムと前記レバーとの連結点の下方に開口を有し、前記カムは、前記開口の上方において上下方向に貫通する孔を有し、前記レバーは、前記孔に嵌るボスと、前記孔の上方において前記ボスと連結され、前記孔よりも大径のフランジと、を有する。
これにより、ボスが、再搬送ガイドの開口を通じて下方へ抜け落ちることを、フランジにより抑制することができる。
また、前記再搬送ガイドの前記幅方向における両方の外側に位置する一対のフレームと、前記一対のフレームを連結する連結フレームと、を更に備え、前記再搬送ガイドは、前記連結点の下方において、上方へ向かって凹んだ第1溝を有し、前記連結フレームは、前記第1溝に位置する。
このように、再搬送ガイドは第1溝を有することで、連結フレームを避けて再搬送ガイドを配置することができる。
また、前記基準板と前記連結フレームとの間に位置し、前記基準板と前記連結フレームとに接触する圧縮バネを更に備える。
これにより、基準板を簡単な構成で連結フレームに接地することができる。
また、前記再搬送ガイドは、前記付勢バネおよび前記基準板を上方から押える押え板と、前記押え板がシート搬送方向における下流から上流へ向かって嵌り込む第2溝と、前記押え板と係合して前記押え板の上方への移動を規制する第1係合片と、前記押え板と係合して前記押え板のシート搬送方向への移動を規制する第2係合片と、を有する。
これにより、基準板および付勢バネが再搬送ガイドから浮き上がることを押え板によって抑制できる。また、押え板を再搬送ガイドに容易に装着することができる。
また、シートを支持する給紙カセットを更に備え、前記再搬送ガイドは、前記給紙カセットの下方に位置する。
これにより、画像形成装置の小型化を図った場合でも、再搬送経路を長く確保することができる。
本発明によれば、基準板の基準面がシート搬送方向に対して傾斜することを抑制できる。
画像形成装置を示す中央断面図である。 第1フレーム、第2フレーム、および連結フレームを示す斜視図である。 再搬送ガイドを示す斜視図である。 上シュートを除いた状態の再搬送ガイドを示す斜視図である。 再搬送ガイドを示す正面断面図である。 上シュートおよび基準板を除いた状態の再搬送ガイドを示す拡大斜視図である。 基準板、付勢バネ、カム板、およびレバーを示す斜視図である。 基準板を示す斜視図である。 カム板を示す斜視図である。 基準板が第1位置に位置する状態の再搬送ガイドを示す平面図である。 基準板が第1位置に位置する状態のカム板、およびレバーを示す平面図である。 基準板が第2位置に位置する状態の再搬送ガイドを示す平面図である。 基準板が第2位置に位置する状態のカム板、およびレバーを示す平面図である。 押え板を示す平面図である。 再搬送ガイドにおけるレバーとカム板との連結点付近を示す側面断面図である。 再搬送ガイドにおける第1圧縮バネおよび第2圧縮バネを示す側面断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式によってシートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。但し、画像形成装置1は、単色の画像をシートSに形成するモノクロレーザプリンタであってもよい。また、画像形成装置1は電子写真方式に限るものではなく、インクジェット方式等の他の方式に構成することも可能である。
以下の説明では、図1における右側を画像形成装置1の前側、図1における左側を画像形成装置1の後側と規定し、図1における紙面手前側を画像形成装置1の左側、図1における紙面奥側を画像形成装置1の右側と規定する。また、図1における上側および下側を、それぞれ画像形成装置1の上側および下側と規定する。
画像形成装置1は、装置本体2と、シートSを供給する給紙部3と、シートSに画像を形成する画像形成部5と、画像形成部5にて画像が形成されたシートSを搬送するシート搬送部7とを備えている。
装置本体2は、略直方体形状に形成される箱体であり、給紙部3、画像形成部5、およびシート搬送部7を収容している。
装置本体2は前面に、開口部2Aと、開口部2Aを開閉可能な前面カバー21とを有している。前面カバー21は、下端の回動軸線21aを中心として回動可能に構成されている。前面カバー21は、回動軸線21aを中心として回動することにより、開口部2Aを閉塞する閉位置(図1において実線で示す位置)と、開口部2Aを開放する開位置(図1において2点鎖線で示す位置)との間で移動可能である。
装置本体2の上方は上面カバー23により覆われている。上面カバー23には、前側から後側へ向かって下り傾斜するように凹む排出トレイ23aが形成されている。
給紙部3は、給紙カセット31と、給紙ローラ32と、分離ローラ33と、分離パッド33aと、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とを備えている。装置本体2内には、給紙カセット31から画像形成部5内を経由するシートSの搬送経路P1が構成されている。
給紙カセット31は、複数枚のシートSを積層状態で支持している。給紙カセット31に支持されるシートSは、給紙ローラ32、分離ローラ33および分離パッド33aにより1枚ずつ搬送経路P1に送り出される。搬送経路P1に送り出されたシートSは、搬送ローラ対34およびレジストローラ対35により画像形成部5に向けて搬送される。
画像形成部5は給紙部3の上方に配置されており、前後方向に並設される4つのドラムユニット51を備えている。各ドラムユニット51は、ブラック、イエロー、マゼンタ、およびシアンの各色に対応して設けられている。各ドラムユニット51は、感光体ドラム51a、帯電器51b、および現像ローラ51cを備えている。
画像形成装置1はドラムユニット51を支持するドロア8を有している。ドロア8は装置本体2に着脱可能に装着されている。ドロア8は、前面カバー21を開位置に移動して開口部2Aを開放することで、開口部2Aを通じて装置本体2から引き出すこと、および装置本体2に装着することが可能である。
また、画像形成部5は、スキャナユニット52および定着ユニット60を備えている。スキャナユニット52は、装置本体2内の上部に設けられ、画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを通って、各色に対応する感光体ドラム51aの表面上に高速走査にて照射される。定着ユニット60は、シートSの搬送方向における最も下流の感光体ドラム51aよりもさらに下流に配置されている。
画像形成部5の搬送経路P1を挟んだ下方には転写ベルト40が配置されている。転写ベルト40は、駆動ローラ41aと駆動ローラ41aの前方に配置される従動ローラ41bとの間に掛け渡されている。転写ベルト40を挟んだ各感光体ドラム51aに対向する位置には、それぞれ転写ローラ42が配置されている。
画像形成部5においては、帯電器51bによって一様に帯電された感光体ドラム51aが、それぞれスキャナユニット52によって選択的に露光される。この露光により、感光体ドラム51aの表面から電荷が選択的に除去され、感光体ドラム51aの表面に静電潜像が形成される。
現像ローラ51cには現像バイアスが印加されており、感光体ドラム51aに形成された静電潜像が現像ローラ51cに対向すると、静電潜像と現像ローラ51cとの間の電位差により、現像ローラ51cから感光体ドラム51aの静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光体ドラム51aの表面にトナー像が形成される。
画像形成部5へ向けて搬送されたシートSが転写ベルト40上に搬送されると、転写ベルト40により搬送されて、転写ベルト40と各感光体ドラム51aとの間を順次通過する。そして、感光体ドラム51aの表面上のトナー像は、シートSと対向したときに、転写ローラ42に印加された転写バイアスによってシートSに転写される。
トナー像が転写されたシートSは定着ユニット60に搬送される。定着ユニット60は、シートSを加熱する加熱ローラ61と、加熱ローラ61に対向して配置される加圧ローラ62とを備えている。定着ユニット60に搬送されたシートSは、互いに圧接した加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を通過することによりトナー像が熱定着される。
トナー像が熱定着されたシートSは、シート搬送部7により画像形成部5の搬送方向下流へ搬送される。シート搬送部7により搬送されたシートSは、排出トレイ23aに排出される、または再び画像形成部5へ向けて搬送される。
シート搬送部7は、シートSが搬送される搬送経路P21と、搬送経路P21から分岐する第1経路P22および第2経路P23と、第2経路P23から分岐する第3経路P24とを有している。
搬送経路P21は、画像形成部5にて画像が形成されたシートSが、画像形成部5から搬送方向下流に向けて搬送される経路である。搬送経路P21は、定着ユニット60から斜め後上方に向けて延びている。
第1経路P22は、分岐位置Psにおいて搬送経路P21から分岐している。第1経路P22は、搬送経路P21に沿って搬送されてきたシートSを、排出トレイ23aへ向けて案内する経路である。第1経路P22は、分岐位置Psから上方に向けて延びたあと、排出トレイ23aへ向かうように前方に向けて延びている。
第1経路P22には、中間排出ローラ対711および排出ローラ対712が設けられている。排出ローラ対712は中間排出ローラ対711よりも搬送方向下流に位置している。排出ローラ対712は、上下方向において、中間排出ローラ対711よりも上方に位置している。
中間排出ローラ対711は、搬送経路P21に沿って搬送されてきたシートSを第1経路P22に沿って搬送し、排出ローラ対712は、中間排出ローラ対711によって第1経路P22を搬送されるシートSを、さらに搬送して排出トレイ23aに排出する。
第2経路P23および第3経路P24は、画像形成部5から搬送方向下流に搬送されたシートSを再び画像形成部5に向けて搬送するための再搬送経路を構成している。再搬送経路は、第1面にトナー像が形成されたシートSの第2面にトナー像を形成するようシートSを案内する搬送経路である。画像形成装置1においては、例えばシートSに両面印刷を行う場合に、画像形成部5から搬送方向下流に搬送されたシートSが、第2経路P23および第3経路P24に沿って再び画像形成部5へ向けて搬送される。
第2経路P23は、分岐位置Psにおいて搬送経路P21から分岐している。第2経路P23は、シートSに両面印刷を行う際に、画像形成部5から搬送されてきたシートSをスイッチバックして、シートSの前後を入れ替えるための経路である。第2経路P23は、分岐位置Psから斜め後上方に向けて延びている。
第2経路P23には、スイッチバックローラ対713が設けられている。スイッチバックローラ対713は回転方向を切り換え可能に構成されており、シートSを第2経路P23に導入する際の回転方向(正転方向)と、シートSを第2経路P23から第3経路P24へ搬送する際の回転方向(逆転方向)とに駆動可能に構成されている。スイッチバックローラ対713は、中間排出ローラ対711よりも上方に位置している。
第3経路P24は、第2経路P23から分岐して、スイッチバックされたシートSを再び画像形成部5へ向けて搬送するための経路である。第3経路P24は、第2経路P23との分岐位置から下方へ延びたあと前方へ向かって屈曲し、さらに上方へ向かって屈曲して搬送経路P1に合流している。第3経路P24に搬送されたシートSは、第3経路P24に設けられる中間再搬送ローラ対714および再搬送ローラ対715によって、画像形成部5側へ向けて搬送される。
中間再搬送ローラ対714は、第3経路P24における第2経路P23との分岐位置から下方へ延びる部分に位置している。中間再搬送ローラ対714は、分岐位置Psよりも下方に位置している。再搬送ローラ対715は、第3経路P24における前後方向に延びる部分に位置している。
シート搬送部7は、第3経路P24を形成する再搬送ガイド8を備えている。再搬送ガイド8は、縦シュート80と、下シュート81と、上シュート82とを有している。縦シュート80は、第3経路P24の第2経路P23との分岐位置から下方へ延びる部分に沿って搬送されるシートSの後面を案内している。
下シュート81は、第3経路P24の前後方向に延びる部分に沿って搬送されるシートSの下面を案内している。縦シュート80と下シュート81とは、一体的に形成されている。上シュート82は下シュート81の上方に位置しており、第3経路P24の前後方向に延びる部分に沿って搬送されるシートSの上面を案内している。上シュート82は、例えば板金部材にて形成されている。
縦シュート80、下シュート81、および上シュート82によって、第3経路P24の少なくとも一部が形成されている。下シュート81および上シュート82によって形成される第3経路P24においては、シートSは後方から前方へ向かって搬送される。
また、再搬送ガイド8の下シュート81および上シュート82は、給紙カセット31の下方に位置している。従って、給紙カセット31の上方に位置する画像形成部5にて第1面にトナー像が形成されたシートSを、下シュート81および上シュート82によって形成される第3経路P24を通じて、画像形成部5に再搬送することで、画像形成装置1の小型化を図った場合でも、再搬送経路を長く確保することが可能となっている。
シート搬送部7は、フラッパ73を有している。フラッパ73は、分岐位置Psに配置されている。フラッパ73は、ガイド部材72に上端部の回動軸線Xを中心として回動可能に支持されている。フラッパ73は、回動軸線Xを中心として回動することで、搬送経路P21から搬送されるシートSの搬送方向を第1経路P22と第2経路P23とに切り替え可能である。
図2に示すように、画像形成装置1は、装置本体2内に設けられる一対の第1フレーム11および第2フレーム12を備えている。第1フレーム11および第2フレーム12は、左右方向において対向して配置されている。
第1フレーム11および第2フレーム12は、前後方向および上下方向に延出している。第1フレーム11は装置本体2内の左端部に位置し、第2フレーム12は装置本体2内の右端部に位置している。第1フレーム11と第2フレーム12とは左右方向において離間して配置されている。第1フレーム11および第2フレーム12は、例えば樹脂製の部材にて形成することができる。
左右方向において、第1フレーム11と第2フレーム12との間に再搬送ガイド8が位置している。つまり、一対の第1フレーム11および第2フレーム12は、再搬送ガイド8の左右方向における両方の外側に位置している。
画像形成装置1は、装置本体2内において、第1フレーム11の下端部と第2フレーム12の下端部とを連結する連結フレーム15および連結フレーム16を備えている。前後方向において、連結フレーム15は装置本体2の前部に位置し、連結フレーム16は装置本体2の後部に位置している。連結フレーム15および連結フレーム16は板金部材にて形成されている。
[再搬送ガイド]
図3~図7に示すように、再搬送ガイド8は、縦シュート80、下シュート81、および上シュート82に加えて、基準板83、付勢バネ84、カム板85、レバー86、押え板87、および圧縮バネ88を有している。また、再搬送ガイド8は、斜送ローラ716および対向ローラ717を有している。再搬送ガイド8において、シートSは、前後方向に沿うシート搬送方向であって、シート搬送方向における上流である後側から、シート搬送方向における下流である前側に向かって搬送される。つまり、再搬送ガイド8におけるシート搬送方向は、前後方向と一致している。
基準板83は、下シュート81にシート搬送方向と直交する幅方向へ移動可能に支持されている。シート搬送方向と直交する幅方向は、左右方向と一致している。図5、図7、図8に示すように、基準板83は、前後方向から見た断面形状が略コ字状に形成された板状部材であり、上下方向に面する支持面831と、支持面831の左端部から上方へ延びる基準面832と、基準面832の上端から右方へ延びるガイド面833とを有している。基準面832は、再搬送ガイド8の左端部に位置しており、シート搬送方向となる前後方向と上下方向とに沿って形成されている。基準板83は、例えば板金部材にて形成されている。
基準板83は、支持面831の右端部から下方へ延びる当接面834を有している。当接面834は、前後方向に沿って複数箇所に形成されている。本実施形態においては、当接面834は3箇所に形成されている。当接面834には付勢バネ84が右側から当接しており、基準板83は付勢バネ84によって、幅方向の一端側となる左側に付勢されている。
基準板83の支持面831は前後方向に沿って形成されており、前後方向において、最も前側に位置する付勢バネ84は支持面831の前端部に位置し、最も後側に位置する付勢バネ84は支持面831の後端部に位置し、前側の付勢バネ84と後側の付勢バネ84との間に位置する付勢バネ84は支持面831の前後略中央部に位置している。
基準板83は、当接面834の前端部から前方へ向かって延びる傾斜面835を有している。傾斜面835は、前方へ向かうに従って右方へ傾斜している。傾斜面835の前方には左右方向に連通する開口836が形成されている。最も後側に位置する開口836の前方、および後側から2番目に位置する開口836の前方には、右方へ突出する係止片837が形成されている。
支持面831は、第3経路P24に沿って搬送されるシートSの下面を下シュート81とともに案内する。支持面831は、上下方向に貫通する貫通孔831aを有している。基準面832は、第3経路P24に沿って搬送されるシートSの左端と当接することにより、シートSの左方への移動を規制する。ガイド面833は、第3経路P24に沿って搬送されるシートSの左端部における上面をガイドする。
斜送ローラ716は上シュート82に支持されており、第3経路P24に沿って搬送されるシートSの上面に当接して、シートSを基準面832に寄せながら搬送する。斜送ローラ716は、シートSの送り方向が、シート搬送方向に対して基準面832に向かう方向へ傾斜している(図10参照)。
対向ローラ717は、斜送ローラ716に対向して配置されている。対向ローラ717は、斜送ローラ716の下方に位置しており、下シュート81に支持されている。対向ローラ717は、基準板83の支持面831における貫通孔831aから支持面831の上方へ突出しており、第3経路P24に沿って搬送されるシートSの下面に当接する。対向ローラ717は、斜送ローラ716とともにシートSをニップすることにより、シートSを搬送する。
第3経路P24に沿って搬送されるシートSは、斜送ローラ716および対向ローラ717によって基準面832に寄せながら搬送されることで、左端が基準面832に当接して左右方向の位置決めがなされる。
カム板85は、前後方向に延びる板状部材であり、下シュート81に前後方向へ移動可能に支持されている。カム板85は、上下方向において、下シュート81と基準板83の支持面831との間に位置している。カム板85は、左右方向において、基準板83の右端部に位置している。
図7、図9に示すように、カム板85は、右方に突出するカム851と、上下方向に貫通する連結孔852とを有している。
図6、図7に示すように、レバー86は、下シュート81に回転可能に支持される支持部861と、レバー86を操作する際に把持する操作部862と、カム板85の連結孔852に嵌るボス863とを有している。ボス863が連結孔852に嵌ることで、レバー86とカム板85とが連結されている。
レバー86は、操作部862を操作して左右方向に移動させることで支持部861を中心として回転し、レバー86が支持部861を中心として回転することで、ボス863が前後方向に移動する。ボス863によってレバー86と連結されるカム板85は、レバー86の回転に伴って前後方向に移動する。
例えば、図10、図11に示すように、レバー86の操作部862を左方に移動させると、カム板85は後方位置に移動する。カム板85が後方位置に移動した状態では、カム板85におけるカム851の前後方向の位置と、基準板83における当接面834の前後方向の位置とが一致しており、カム板85のカム851と基準板83の当接面834とが当接している。
この場合、基準板83は、付勢バネ84の付勢力によって左方へ付勢されているが、カム851と当接面834とが当接することで、付勢バネ84の付勢力に抗して右方に移動した状態となっている。つまり、カム851と当接面834とが前後方向において同じ位置にあるときには、基準板83がカム851によって右方に移動された状態となっている。カム851によって右方に移動された基準板83の位置は、第1位置である。
一方、図12、図13に示すように、レバー86の操作部862を右方に移動させると、カム板85は後方位置よりも前方の前方位置に移動する。カム板85が前方位置に移動した状態では、カム板85におけるカム851の前後方向の位置と、基準板83における開口836の前後方向の位置とが一致している。
従って、カム851が開口836を通じて当接面834よりも右方に突出するとともに、基準板83が付勢バネ84の付勢力によって、第1位置よりも左側の第2位置に移動する。左側は、幅方向における一端側の一例である。第2位置に移動した基準板83の基準面832は、第1位置に移動した基準板83の基準面832よりも左側に位置する。
なお、第2位置にある基準板83を第1位置に移動させる場合は、レバー86を右側から左側へ操作すると、カム板85が前方位置から後方へ移動して、開口836から右方に突出するカム851が、傾斜面835に当接する。後方へ移動するカム板85のカム851が傾斜面835に当接すると、第2位置にある基準板83がカム851によって右側へ押圧され、付勢バネ84の付勢力に抗して第1位置へ移動する。基準板83が第1位置にあるときには、カム851と付勢バネ84とは、共に当接面834に当接していて、前後方向において同じ位置に位置している。
逆に、第1位置にある基準板83を第2位置に移動させる場合は、レバー86を左側から右側へ操作すると、カム板85が後方位置から前方へ移動して、当接面834に当接しているカム851が、傾斜面835を介して開口836まで移動する。カム851が開口836まで移動すると、第1位置にある基準板83が付勢バネ84の付勢力により左方へ押圧されて第2位置へ移動するとともに、カム851が開口836から右方に突出する。
第3経路P24に沿って搬送されるシートSは、斜送ローラ716によって基準面832に当接されて、左右方向の位置決めがなされるため、基準板83が第2位置にあるときのシートSの左端は、基準板83が第1位置にあるときのシートSの左端よりも左方に位置する。
従って、再搬送ガイド8においては、基準板83が第2位置にあるときには、基準板83が第1位置にあるときに搬送可能なシートSよりも幅方向のサイズが大きなシートSを搬送可能である。例えば、基準板83が第1位置にあるときに搬送されるシートSがA4サイズである場合、基準板83が第2位置にあるときには、レターサイズのシートSを搬送することが可能である。
このように、レバー86を操作することで、カム851によって基準板83の左右方向の位置を第1位置と第2位置とに切り替えて、幅方向のサイズが異なるシートSを搬送することが可能となっている。
ここで、図10に示すように、シート搬送方向である前後方向において、斜送ローラ716と対向ローラ717とのニップ位置NPは基準面832の後端部に位置しており、付勢バネ84の位置SP1、SP2、SP3はニップ位置NPよりも前方に位置している。つまり、シート搬送方向において最も上流に位置する付勢バネ84は、ニップ位置NPよりもシート搬送方向の下流に位置しており、再搬送ガイド8が有する全ての付勢バネ84は、ニップ位置NPよりもシート搬送方向の下流に位置している。
シートSのシート搬送方向における後端が斜送ローラ716と対向ローラ717とでニップされている状態では、基準面832のニップ位置NPよりも前方に位置する部分は、斜送ローラ716によって送り出されるシートSから、全体的に左側への押圧力を受ける。また、基準板83のニップ位置NPよりも前方に位置する部分は、付勢バネ84によって全体的に左側に押圧される。
従って、付勢バネ84および斜送ローラ716により送り出されるシートSから基準板83にかかる左右の押圧力が、基準板83のシート搬送方向における全域にわたって略均一となり、基準板83の基準面832がシート搬送方向に対して傾斜することを抑制可能となっている。
特に、再搬送ガイド8においては、前後方向において最も後方に位置する付勢バネ84がニップ位置NPよりも前方にしており、複数の付勢バネ84が基準板83のニップ位置NPよりも前方の部分を押圧しているため、基準面832がシート搬送方向に対して傾斜していない状態を、より安定して保持することが可能である。
また、再搬送ガイド8においては、基準板83を第1位置に移動させた状態のカム851と、付勢バネ84とは、共に当接面834に当接していて、前後方向において同じ位置に位置している。これにより、付勢バネ84による基準板83に対する付勢力を、シート搬送方向における同じ位置でカム832により受けることができ、基準板83を第1位置に安定して保持することが可能となっている。
図5、図6、図10~図13に示すように、下シュート81は、付勢バネ84を収容する収容溝811を有している。収容溝811はカム板85の右方において前後方向に延びている。収容溝811は、第2溝の一例である。再搬送ガイド8は、収容溝811を上方から覆う押え板87を有している。収容溝811内には、基準板83の係止片837が左方から進入している。
押え板87は、収容溝811内に進入する係止片837、および収容溝811内に収容される付勢バネ84の上方に位置しており、係止片837および付勢バネ84を上方から押さえることが可能である。
図14に示すように、押え板87は、前後方向に延びる板状部材にて形成されており、前後方向に沿った複数箇所に、板状部材を切り欠いて形成した切欠部871を有している。また、押え板87の前端部には、上下方向に貫通する係合孔872が形成されている。
図11に示すように、下シュート81における収容溝811が形成された部分には、収容溝811を覆う押え板87の切欠部871の位置に合わせて、第1係合片812が形成されている。また、収容溝811を覆う押え板87の係合孔872の位置に合わせて、第2係合片813が形成されている。
第1係合片812は、前方へ延びる爪形状に形成されており、押え板87が収容溝811に前方から後方へ向かって嵌り込むことで、第1係合片812と切欠部871とが係合する。第1係合片812と切欠部871とが係合することで、第1係合片812によって押え板87の上方への移動が規制される。
第2係合片813は、上方へ延びるピン形状に形成されており、収容溝811に嵌り込んだ押え板87の係合孔872と係合する。第2係合片813と係合孔872とが係合することで、第2係合片813によって押え板87の前後方向への移動が規制される。
第1係合片812によって押え板87の上方への移動が規制されることで、係止片837を有する基準板83、および付勢バネ84が下シュート81から上方へ浮き上がることを押え板87によって抑制でき、基準板83の第1位置と第2位置との間の移動を円滑に行うことができる。
また、押え板87は、収容溝811に前方から後方へ向かって嵌り込むように構成され、収容溝811に嵌り込んだ押え板87は、第2係合片813によって前後方向への移動が規制されるため、押え板87を下シュート81に容易に装着して固定することが可能である。
図15に示すように、レバー86のボス863がカム板85の連結孔852に嵌った部分を、レバー86とカム板85との連結点LPと規定する。下シュート81は、連結点LPの下方において、上方へ向かって凹んだ凹溝814を有している。凹溝814は、第1溝の一例である。凹溝814は、左右方向に沿って延びており、凹溝814内に連結フレーム16が位置している。
画像形成装置1において、再搬送ガイド8の下シュート81は給紙カセット31の下方に位置しており、連結フレーム16は装置本体2の下端部に位置している。しかし、下シュート81は凹溝814を有しているため、凹溝814内に連結フレーム16を位置させることで、装置本体2内において連結フレーム16を避けて下シュート81を配置することが可能である。
図15に示すように、下シュート81の凹溝814は、連結点LPの下方に開口815を有しており、カム板85の連結孔852は、開口815の上方に位置している。また、レバー86は、連結孔852に嵌るボス863の上端に連結されたフランジ864を有している。フランジ864は、連結孔852の上方に位置しており、連結孔852よりも大径に形成されている。
レバー86のボス863は、カム板85の連結孔852に上方から挿入され、ボス863の下端は凹溝814の開口815内に進入している。連結孔852に挿入されたボス863が下方に移動すると、ボス863の上端に位置するフランジ864が連結孔852の周縁部に係止して、ボス863がそれ以上下方へ移動することを抑制する。従って、ボス863が、下シュート81における凹溝814の開口815を通じて下方へ抜け落ちることを、フランジ864により抑制することができる。
図16に示すように、再搬送ガイド8は、上下方向において基準板83と連結フレーム16との間に位置し、基準板83と連結フレーム16とに接触する第1圧縮バネ88と、上下方向において上シュート82と下シュート81との間に位置し、上シュート82と第1圧縮バネ88とに接触する第2圧縮バネ89と、を有している。第1圧縮バネ88は、基準板と連結フレームとに接触する圧縮バネの一例である。
第1圧縮バネ88は、コイル部881と、コイル部881の下端から下方に延びる当接アーム882とを有している。第1圧縮バネ88は、基準板83と連結フレーム16との間に圧縮状態で介装されており、コイル部881の上端が基準板83の支持面831と接触し、当接アーム882の下端が連結フレーム16と接触している。
第1圧縮バネ88は導電部材にて形成されており、基準板83と連結フレーム16とは第1圧縮バネ88によって電気的に接続されている。連結フレーム16は接地されており、基準板83は第1圧縮バネ88および連結フレーム16を介して接地されている。
第2圧縮バネ89は、コイル部891と、コイル部891の下端から後方に延びる接続アーム892とを有している。第2圧縮バネ89は、上シュート82と下シュート81との間に圧縮状態で介装されており、コイル部891の上端が上シュート82と接触している。第2圧縮バネ89の接続アーム892は、第1圧縮バネ88におけるコイル部881の下端と接触している。
第2圧縮バネ89は導電部材にて形成されており、第2圧縮バネ89の接続アーム892と第1圧縮バネ88のコイル部881とが接触することにより、第2圧縮バネ89と第1圧縮バネ88とが電気的に接続されている。これにより、上シュート82と連結フレーム16とが第2圧縮バネ89および第1圧縮バネ88を介して電気的に接続され、上シュート82は接地されている。
このように、基準板83と連結フレーム16とに接触する第1圧縮バネ88を備えることにより、基準板83を簡単な構成で連結フレーム16に接地することが可能となっている。また、上シュート82と第1圧縮バネ88とに接触する第2圧縮バネ89を備えることで、上シュート82を簡単な構成で連結フレーム16に接地することが可能となっている。
1 画像形成装置
2 装置本体
5 画像形成部
8 再搬送ガイド
11 第1フレーム
12 第2フレーム
16 連結フレーム
31 給紙カセット
83 基準板
84 付勢バネ
85 カム板
86 レバー
87 押え板
88 圧縮バネ
716 斜送ローラ
717 対向ローラ
811 収容溝
812 第1係合片
813 第2係合片
814 凹溝
815 開口
832 基準面
835 傾斜面
837 係止片
851 カム
852 連結孔
863 ボス
864 フランジ
LP 連結点
NP ニップ位置
P24 第3経路
S シート

Claims (8)

  1. 第1面にトナー像が形成されたシートの第2面にトナー像を形成するようシートを案内する再搬送経路を形成する再搬送ガイドであって、
    シート搬送方向と直交する幅方向の一端側に位置しシート搬送方向に沿った基準面を有する基準板であって、第1位置と、前記第1位置よりも前記基準面が前記幅方向における一端側に位置する第2位置と、に移動可能な基準板と、
    前記基準板を、前記幅方向の一端側に向けて付勢する付勢バネと、
    前記基準板を前記第1位置と前記第2位置とに移動させるカムと、
    前記カムと連結され、前記カムを移動させるレバーと、
    シートの送り方向がシート搬送方向に対して前記基準面に向かう方向へ傾斜する斜送ローラと、
    前記斜送ローラに対向して位置し、前記斜送ローラとともにシートをニップする対向ローラと、を有する再搬送ガイドを備え、
    前記付勢バネは、前記シート搬送方向において、前記斜送ローラと前記対向ローラとのニップ位置よりも下流に位置する画像形成装置。
  2. 前記付勢バネは、シート搬送方向に沿った複数の箇所に位置し、
    シート搬送方向の最上流に位置する前記付勢バネは、シート搬送方向において前記ニップ位置よりも下流に位置する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記基準板を前記第1位置に移動させた状態のカムと、前記付勢バネとは、シート搬送方向において同じ位置に位置する請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記再搬送ガイドは、前記カムと前記レバーとの連結点の下方に開口を有し、
    前記カムは、前記開口の上方において上下方向に貫通する孔を有し、
    前記レバーは、前記孔に嵌るボスと、前記孔の上方において前記ボスと連結され、前記孔よりも大径のフランジと、を有する請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記再搬送ガイドの前記幅方向における両方の外側に位置する一対のフレームと、
    前記一対のフレームを連結する連結フレームと、を更に備え、
    前記再搬送ガイドは、前記連結点の下方において、上方へ向かって凹んだ第1溝を有し、
    前記連結フレームは、前記第1溝に位置する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記基準板と前記連結フレームとの間に位置し、前記基準板と前記連結フレームとに接触する圧縮バネを更に備える請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記再搬送ガイドは、
    前記付勢バネおよび前記基準板を上方から押える押え板と、
    前記押え板がシート搬送方向における下流から上流へ向かって嵌り込む第2溝と、
    前記押え板と係合して前記押え板の上方への移動を規制する第1係合片と、
    前記押え板と係合して前記押え板のシート搬送方向への移動を規制する第2係合片と、を有する請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  8. シートを支持する給紙カセットを更に備え、
    前記再搬送ガイドは、前記給紙カセットの下方に位置する請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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