JP2024034449A - vehicle transfer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トランスファケース内にブリーザ室を備えた車両用トランスファに関する。 The present invention relates to a vehicular transfer that includes a breather chamber within a transfer case.
ピニオンギヤと、ピニオンギヤを収容するトランスファケースと、トランスファケースに取り付けられてピニオンギヤを回転可能に支持する軸受と、を有する車両用トランスファが知られている。特許文献1の車両用トランスファがそれである。特許文献1には、トランスファケース内において、ピニオンギヤを収容するギヤ室に対して隔壁によって区画され、且つ、隔壁に形成された連通穴によりギヤ室に連通してトランスファケース内の圧力を調整するブリーザ室と、軸受にオイルを供給する送り穴とが設けられた構造が開示されている。又、特許文献1には、ピニオンギヤによって掻き上げられたオイルを捕捉し、送り穴に向かってオイルを流入させるオイルレシーバを備える構造が開示されている。 2. Description of the Related Art Vehicle transfers are known that include a pinion gear, a transfer case that accommodates the pinion gear, and a bearing that is attached to the transfer case and rotatably supports the pinion gear. This is the vehicle transfer disclosed in Patent Document 1. Patent Document 1 discloses a breather that is partitioned by a partition wall from a gear chamber that accommodates a pinion gear in a transfer case, and communicates with the gear chamber through a communication hole formed in the partition wall to adjust the pressure inside the transfer case. A structure is disclosed that includes a chamber and a feed hole for supplying oil to the bearing. Further, Patent Document 1 discloses a structure including an oil receiver that captures oil scraped up by a pinion gear and causes the oil to flow toward a feed hole.
ところで、特許文献1において、オイルレシーバによって捕捉されるオイルの量が増加すると、オイルレシーバからオイルが溢れ、溢れ出たオイルがブリーザ室内に侵入する虞がある。 By the way, in Patent Document 1, when the amount of oil captured by the oil receiver increases, there is a possibility that the oil overflows from the oil receiver and the overflowing oil enters the breather chamber.
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、オイルレシーバから溢れ出たオイルがブリーザ室内に侵入することを抑制できる、車両用トランスファを提供することにある。 The present invention has been made against the background of the above-mentioned circumstances, and its purpose is to provide a vehicle transfer that can suppress oil overflowing from an oil receiver from entering a breather chamber. be.
本発明の要旨とするところは、(a)ピニオンギヤと、前記ピニオンギヤを収容するトランスファケースと、前記トランスファケースに取り付けられて前記ピニオンギヤを回転可能に支持する軸受と、前記トランスファケースに形成されて前記ピニオンギヤを収容するギヤ室に対して隔壁によって区画され、且つ、前記隔壁に形成された連通穴によりギヤ室に連通して前記トランスファケース内の圧力を調整するブリーザ室と、前記トランスファケースに形成されて前記軸受にオイルを供給する送り穴と、前記ピニオンギヤによって掻き上げられたオイルを捕捉し、前記送り穴に向かってオイルを流すオイルレシーバと、を備える車両用トランスファであって、(b)前記オイルレシーバと前記ブリーザ室との間に、前記オイルレシーバから流出したオイルの前記ブリーザ室内への侵入を防ぐ壁が形成されていることを特徴とする。 The gist of the present invention is as follows: (a) a pinion gear, a transfer case that accommodates the pinion gear, a bearing that is attached to the transfer case and rotatably supports the pinion gear, and a bearing that is formed on the transfer case and that supports the pinion gear; a breather chamber that is divided by a partition wall from a gear chamber that accommodates a pinion gear, and that communicates with the gear chamber through a communication hole formed in the partition wall to adjust pressure within the transfer case; and a breather chamber that is formed in the transfer case. (b) a transmission hole for supplying oil to the bearing; and an oil receiver that captures oil scraped up by the pinion gear and flows the oil toward the transmission hole. The invention is characterized in that a wall is formed between the oil receiver and the breather chamber to prevent oil flowing out from the oil receiver from entering the breather chamber.
本発明によれば、オイルレシーバから流出したオイルが、ブリーザ室に向かって流れた場合であっても、オイルレシーバとブリーザ室との間に設けられた壁にオイルが衝突する為、オイルの流れの方向が変えられる。その結果、オイルのブリーザ室内への流入を抑制することができる。 According to the present invention, even when oil flowing out from the oil receiver flows toward the breather chamber, the oil collides with the wall provided between the oil receiver and the breather chamber, so that the oil flow is prevented. direction can be changed. As a result, it is possible to suppress oil from flowing into the breather chamber.
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。 Embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. Note that in the following examples, the figures are simplified or modified as appropriate, and the dimensional ratios, shapes, etc. of each part are not necessarily drawn accurately.
図1は、本発明が適用された車両用トランスファ10(以下、トランスファ10)の断面図である。トランスファ10は、不図示の変速機からの動力を前輪及び後輪に分配する装置である。トランスファ10は、後輪側への動力伝達経路を断接するディスコネクト機構12と、ディスコネクト機構12の出力回転部材であるリングギヤ14に噛み合うピニオンギヤ16と、を備えている。ディスコネクト機構12及びピニオンギヤ16は、何れもトランスファケース18内に収容されている。ディスコネクト機構12は、公知の技術である為その説明を省略する。
FIG. 1 is a sectional view of a vehicle transfer 10 (hereinafter referred to as transfer 10) to which the present invention is applied. The
ピニオンギヤ16は、トランスファケース18に形成された丸穴20内に収容されており、トランスファケース18に取り付けられた一対の軸受22a及び軸受22bによって回転可能に支持されている。ピニオンギヤ16は、不図示のプロペラシャフトに連結されている。ピニオンギヤ16の歯部16aは、トランスファケース18内に形成されている空間であるギヤ室28内に収容されている。
The
ピニオンギヤ16が車両前進方向に回転すると、ピニオンギヤ16によって掻き上げられたオイルが、破線の矢印で示す方向に向かって飛散する。トランスファケース18の飛散したオイルが向かう位置には、開口穴24が形成されており、この開口穴24がカバー26によって閉じられている。従って、ギヤ室28とトランスファ10の外部空間とがカバー26によって区画される。カバー26は、複数本のボルト30によってトランスファケース18に固定されており、トランスファケース18の一部として機能する。
When the
次に、トランスファケース18の構造について説明する。図2は、トランスファケース18の斜視図であり、図3は、図2のトランスファケース18を矢印A方向から見た図である。図2及び図3は、それぞれカバー26が取り外された状態で示されている。図2及び図3に示すボス32には、図示しない前輪車軸が嵌め入れられる。本実施例では、平坦路を基準とする車両搭載状態において、リングギヤ14の回転中心である中心軸線CLよりも上方に、ピニオンギヤ16の回転中心である中心軸線CLPが配置されている。
Next, the structure of the
トランスファケース18には、中心軸線CLに対して垂直に形成された第1合せ面34及び第2合せ面36が形成されている。第1合せ面34には、図示しないカバーケースがボルトで取り付けられる。第2合せ面36には、図1に示すカバー26がボルト30によって取り付けられる。
The
トランスファケース18の第2合せ面36が形成される部位は、中心軸線CLの方向に所定の厚みを有している。又、第2合せ面36が形成される部位には、凹部38が形成されている。凹部38は、所定の深さを有する有底の凹みであり、鋳造又は切削によって形成される。これより、第2合せ面36にカバー26が取り付けられることで、凹部38及びカバー26によって囲まれた空間であるブリーザ室40が形成される。又、ブリーザ室40とギヤ室28とを区画する隔壁41には連通穴42が形成されている。従って、ブリーザ室40とギヤ室28とは、連通穴42を経由して互いに連通している。
The portion of the
ブリーザ室40は、図示しないブリーザ穴と連通しており、そのブリーザ穴を経由してトランスファケース18の外部空間に接続されている。従って、トランスファケース18のギヤ室28内の圧力が上昇した場合には、ギヤ室28内の空気がブリーザ室40及びブリーザ穴を経由して排出されることで、トランスファケース18内の圧力が調整される。
The
次に、ピニオンギヤ16を回転可能に支持する一対の軸受22a及び軸受22bにオイルを供給する機構について説明する。図2及び図3に示すように、トランスファケース18のギヤ室28を形成する壁面には、油受入部44が形成されている。油受入部44は、第2合せ面36から中心軸線CL方向に沿って樋状に形成されている。油受入部44は、トランスファケース18に形成された送り穴46に接続されている。送り穴46は、図1に示すように、トランスファケース18内を通り、軸受22a及び軸受22bが取り付けられている丸穴20の内周面に連通している。従って、油受入部44に供給されたオイルは、送り穴46を通って軸受22a及び軸受22bに供給される。このように、送り穴46は、軸受22a及び軸受22bにオイルを供給する為の供給油路として機能する。
Next, a mechanism for supplying oil to a pair of
又、カバー26には、ピニオンギヤ16によって掻き上げられたオイルを捕捉し、油受入部44を経由して送り穴46に向かってオイルを流す為のオイルレシーバ48が設けられている。前進走行時には、ピニオンギヤ16によって掻き上げられたオイルが、図1の破線の矢印で示すようにカバー26に向かって飛散する。オイルレシーバ48は、カバー26に向かって飛散するオイルを捕捉できるように、ピニオンギヤ16の径方向で歯部16aと重なる位置に設けられている。尚、オイルレシーバ48の具体的な形状については後述する。
Further, the
図4は、カバー26の斜視図である。図5は、カバー26の正面図である。図5は、カバー26の取付状態において第2合せ面36に面接触する平面52に対して垂直な方向からカバー26を見た図にも対応する。図5において紙面上方が、車両搭載状態における鉛直上方に対応する。尚、図5には、トランスファケース18側に形成される連通穴42が便宜的に記載されている。
FIG. 4 is a perspective view of the
カバー26は、アルミ合金を鋳造(アルミダイカスト)することによって成形されている。又、オイルレシーバ48及び後述する壁62についても、カバー26と共に鋳造によって一体成形されている。カバー26の縁には、カバー26をトランスファケース18に取り付ける為の複数個の貫通穴50が形成されている。カバー26の取付時には、貫通穴50にボルト30が挿し通された状態で、トランスファケース18にボルト締結される。カバー26がトランスファケース18に取り付けられた取付状態では、第2合せ面36とカバー26の平面52とが面接触させられる。このとき、ギヤ室28とトランスファケース18の外部空間との間がカバー26によって区画される。
The
又、カバー26には、カバー26の厚み方向に凹む、第1カバー側凹部54及び第2カバー側凹部55が形成されている。第1カバー側凹部54は、カバー26の取付状態において、ギヤ室28を形成するトランスファケース18の内壁面66(図2及び図3参照)と重なる位置に形成されている。従って、第1カバー側凹部54によってもギヤ室28の一部が形成される。又、第1カバー側凹部54によっても、油受入部44の一部が形成される。第2カバー側凹部55は、カバー26の取付状態において、トランスファケース18側に形成された凹部38と重なる位置に形成されている。従って、カバー26の取付状態において、凹部38及び第2カバー側凹部55によってブリーザ室40が形成される。
Further, the
オイルレシーバ48は、第1カバー側凹部54の底面から垂直方向に立設されている。オイルレシーバ48の第1カバー側凹部54の底面からの高さは、カバー26の取付状態においてピニオンギヤ16の歯部16aと干渉しない寸法に設定されている。
The
オイルレシーバ48は、車両搭載状態において、鉛直方向で油受入部44よりも高い位置に形成されている。オイルレシーバ48は、平面52に対して垂直な方向から見るとL字状に形成されている。オイルレシーバ48は、カバー26に向かって飛散したオイルを捕捉する為の横壁部56と、横壁部56の一端に連結されて横壁部56の一端から垂直に伸びる縦壁部58と、を有している。
The
横壁部56は、車両搭載状態において略水平に形成される。又は、横壁部56は、車両搭載状態において、油受入部44に接近するほど下方に向かって僅かに傾斜するように形成される。従って、カバー26に向かって飛散したオイルが横壁部56によって捕捉され、捕捉されたオイルが油受入部44の方向に向かって流下する。又、横壁部56の油受入部44と対向する部位には、油案内部60が形成されている。図5に示すように、油案内部60を車両搭載状態で鉛直上方から見たとき、油案内部60の一部が油受入部44と重なる位置まで伸びている。又、油案内部60は、車両搭載状態において、油受入部44に向かって下方に傾斜している。従って、横壁部56の油受入部44に向かって流れるオイルは、油案内部60を経由して油受入部44に供給される。
The
縦壁部58は、車両搭載状態において、横壁部56の油案内部60に対して反対側の端部から鉛直方向に伸びている。縦壁部58が形成されることによって、横壁部56によって捕捉されたオイルが、油案内部60に対して反対側に流れることが抑制される。
The
ここで、横壁部56によって捕捉されるオイルの量が多くなると、油受入部44に供給されるオイルの量が過剰になり、油受入部44から溢れ出すことが考えられる。このとき、溢れ出たオイルがトランスファケース18に形成された連通穴42を通り、オイルがブリーザ室40内に侵入する虞がある。又、オイルの一部が縦壁部58の上方を乗り越え、乗り越えたオイルが連通穴42を通ってブリーザ室40内に侵入する虞もある。上記オイルのブリーザ室40内への侵入を防止するため、カバー26には、オイルレシーバ48から流出したオイルのブリーザ室40内への侵入を防ぐ為の壁62が形成されている。
Here, if the amount of oil captured by the
図4に示すように、壁62は、第1カバー側凹部54の底面から垂直方向に立設されている。壁62の第1カバー側凹部54の底面からの高さは、オイルレシーバ48の第1カバー側凹部54の底面からの高さと同じ寸法又は略同じ寸法とされている。
As shown in FIG. 4, the
図5に示すように、壁62は、平面52に対して垂直な方向から見ると、オイルレシーバ48と、ブリーザ室40と連通する連通穴42と、の間を遮るようにして長手状に形成されている。詳細には、壁62は、鉛直方向でオイルレシーバ48と同じ位置からオイルレシーバ48側に向かって伸び、且つ、オイルレシーバ48に接近するほど下方に向かって傾斜している。壁62は、車両搭載状態において水平面に対して45度程度傾斜している。これより、壁62がオイルレシーバ48に干渉することなく、壁62の先端が、車両搭載状態における鉛直方向でオイルレシーバ48の下方の位置まで伸びている。
As shown in FIG. 5, the
上記壁62が形成されることによって、オイルレシーバ48から流出したオイルのブリーザ室40内への侵入が抑制される。図5に示す矢印は、オイルレシーバ48から流出したオイルの流れを示している。図5の矢印で示すように、油受入部44に供給されたオイルが溢れ出し、溢れ出たオイルが連通穴42側に向かって流出した場合であっても、そのオイルが壁62に衝突し、オイルが壁62を伝って下方に移動する。又、オイルレシーバ48によって捕捉されたオイルの一部が縦壁部58を乗り越え、オイルが連通穴42側に向かって流出した場合であっても、そのオイルが壁62に衝突し、オイルが壁62を伝って下方に移動する。その結果、オイルレシーバ48から流出したオイルが、連通穴42を通ってブリーザ室40内に侵入することが抑制される。ここで、壁62は、カバー26及びオイルレシーバ48と共に鋳造によって一体成形される為、壁62を形成するに当たって部品を別途追加する必要もない。従って、壁62を形成するに当たり、製造コストが大幅に増加することも防止される。
By forming the
上述のように、本実施例によれば、オイルレシーバ48から流出したオイルが、ブリーザ室40に向かって流れた場合であっても、オイルレシーバ48とブリーザ室40との間に設けられた壁62にオイルが衝突する為、オイルの流れの方向が変えられる。その結果、オイルのブリーザ室40内への流入を抑制することができる。また、壁62が、カバー26及びオイルレシーバ48と共に鋳造によって一体成形されている為、壁62を形成するに当たって製造コストが増加することが抑制される。
As described above, according to this embodiment, even if the oil flowing out from the
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。 Although the embodiments of the present invention have been described above in detail based on the drawings, the present invention can also be applied to other aspects.
例えば、前述の実施例では、カバー26には、第1カバー側凹部54及び第2カバー側凹部55が形成されていたが、本発明は、必ずしもこれら第1カバー側凹部54及び第2カバー側凹部55を必要としない。すなわち、平面52からオイルレシーバ48及び壁62が立設されるものであっても構わない。
For example, in the above embodiment, the first
又、前述の実施例では、トランスファケース18の隔壁41に連通穴42が形成されるものであったが、カバー26側に連通穴が形成されるものであっても構わない。尚、カバー26は、トランスファケース18に取り付けられた状態においてトランスファケース18の一部として機能する。
Further, in the above embodiment, the
又、前述の実施例では、壁62は、カバー26の平面52に対して垂直な方向から見たとき長手状に形成されるものであったが、壁62の形状は必ずしもこれに限定されない。壁62の形状は、オイルレシーバ48とブリーザ室40との間の空間を遮るように形成される範囲において適宜変更され得る。
Further, in the above embodiment, the
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。 Note that the above-mentioned embodiment is merely one embodiment, and the present invention can be implemented with various modifications and improvements based on the knowledge of those skilled in the art.
10:車両用トランスファ 16:ピニオンギヤ 18:トランスファケース 22a、22b:軸受 26:カバー 28:ギヤ室 40:ブリーザ室 41:隔壁 42:連通穴 46:送り穴 48:オイルレシーバ 62:壁
10: Vehicle transfer 16: Pinion gear 18:
Claims (2)
前記オイルレシーバと前記ブリーザ室との間に、前記オイルレシーバから流出したオイルの前記ブリーザ室内への侵入を防ぐ壁が形成されている
ことを特徴とする車両用トランスファ。 a pinion gear; a transfer case that accommodates the pinion gear; a bearing that is attached to the transfer case and rotatably supports the pinion gear; and a gear chamber that is formed in the transfer case and that accommodates the pinion gear and is partitioned by a partition wall. a breather chamber that communicates with the gear chamber through a communication hole formed in the partition wall to adjust the pressure within the transfer case; and a feed hole formed in the transfer case to supply oil to the bearing. A vehicle transfer comprising: an oil receiver that captures oil scraped up by the pinion gear and causes the oil to flow toward the feed hole,
A vehicle transfer characterized in that a wall is formed between the oil receiver and the breather chamber to prevent oil flowing out from the oil receiver from entering the breather chamber.
前記カバー、前記オイルレシーバ、及び前記壁は、鋳造によって一体成形されている
ことを特徴とする請求項1の車両用トランスファ。 A cover that partitions the gear chamber and an external space is attached to a position of the gear chamber where the oil scraped up by the pinion gear is directed,
The vehicle transfer according to claim 1, wherein the cover, the oil receiver, and the wall are integrally formed by casting.
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