JP2024030986A - 喫煙器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】喫煙の嗜好の多様化に対応できる喫煙器具を提供する。【解決手段】エアロゾル形成基材(91)を加熱する加熱体(40)を備えた喫煙器具(1)であって、エアロゾル形成基材をそれぞれ1本ずつ収納可能な第1収納部(21)および第2収納部(22)を有し、加熱体は、第1収納部に設けられた第1加熱体(41)と、第2収納部に設けられた第2加熱体(42)と、を有し、第1加熱体と第2加熱体は、互いに加熱方式が異なっている。【選択図】図5

Description

本発明は、喫煙器具に関する。
近年、火炎を用いることなく、タバコの成分を含むタバコカートリッジを加熱して、気化したタバコ成分を吸引する方式のタバコ製品が広く知られている。また、嗜好の多様化から、タバコ成分を含まない植物の芳香や味わいを、タバコ同様に火炎を用いずに楽しむためのカートリッジ製品も知られ始めている。
このようなカートリッジ製品は、加熱式の喫煙器具に挿入されて使用される。この種の喫煙器具には、カートリッジ製品に充填されたエアロゾル形成基材を加熱する例えばブレード形状の加熱体が設けられている(例えば、特許文献1参照)。喫煙器具の挿入口からカートリッジ製品が挿入されると、加熱体がカートリッジ製品のエアロゾル形成基材に挿入された状態となる。この状態でユーザが喫煙器具のスイッチを入れると、加熱体が発熱してエアロゾル形成基材が加熱されることでエアロゾルが生成される。
特表2018-504130号公報
昨今、様々な喫煙器具が登場しており、喫煙の嗜好が多様化している。特許文献1に記載の喫煙器具では、ブレード形状の加熱体でエアロゾル形成基材を加熱することしかできないため、喫煙の嗜好の多様化に対応できない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的は、喫煙の嗜好の多様化に対応できる喫煙器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、エアロゾル形成基材を加熱する加熱体を備えた喫煙器具であって、前記エアロゾル形成基材をそれぞれ1本ずつ収納可能な第1収納部および第2収納部を有し、前記加熱体は、前記第1収納部に設けられた第1加熱体と、前記第2収納部に設けられた第2加熱体と、を有し、前記第1加熱体と第2加熱体は、互いに加熱方式が異なっていることを特徴とする。
本発明によれば、喫煙の嗜好の多様化に対応できる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
(a)は第1実施形態に係る喫煙器具の正面図、(b)は喫煙器具の内部構造を説明する断面図、(c)は喫煙器具の上面図である。 喫煙器具が備えている蓋部材の斜視図である。 (a)は蓋部材のスライドを説明するための喫煙器具の上面図、(b)は(a)のIIIb-IIIb断面図、(c)は(a)のIIIc-IIIc断面図である。 喫煙器具の電気的構成を示すブロック図である。 (a),(b)は喫煙器具の使用方法を説明するための断面図である。 (a)は第2実施形態に係る喫煙器具の正面図、(b)は喫煙器具の内部構造を説明する断面図、(c)は喫煙器具の上面図、(d)は喫煙器具の下面図である。 喫煙器具が備えている第1蓋部材の斜視図である。 (a)~(c)は第1蓋部材と第2蓋部材を連動させる連動部材を説明するための平面図である。 喫煙器具の電気的構成を示すブロック図である。 (a),(b)は喫煙器具の使用方法を説明するための断面図である。 (a)~(c)は変形例1-1に係る喫煙器具の上面図である。 (a)~(c)は変形例1-2に係る喫煙器具の上面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1(a)~(c)、図2、および図3(a)~(c)を参照して、本発明の第1実施形態に係る喫煙器具について説明する。図1(a)は第1実施形態に係る喫煙器具の正面図、(b)は喫煙器具の内部構造を説明する断面図、(c)は喫煙器具の上面図である。また、図2は喫煙器具が備えている蓋部材の斜視図、図3(a)は蓋部材のスライドを説明するための喫煙器具の上面図、(b)は(a)のIIIb-IIIb断面図、(c)は(a)のIIIc-IIIc断面図である。なお、図1(c)においては蓋部材の図示を省略している。
図1(a)~(c)に示すように、喫煙器具1は、本体部10と、喫煙器具用カートリッジ(以下、単に「カートリッジ」という。)を収納可能な収納部20と、収納部20の上端に設けられた蓋部材(閉鎖部材)30と、収納部20に収納されたカートリッジのエアロゾル形成基材を加熱可能な加熱体40と、加熱体40による熱の伝達を遮断する遮熱部材50と、加熱体40の通電を制御するコントローラ60と、コントローラ60に電力を供給するバッテリ70と、を備えている。なお、カートリッジは、エアロゾル形成基材と、エアロゾル形成基材を支持する支持部材と、支持部材の流路を通過したエアロゾルを吸引するためのマウスピースと、これらを包む外装部材と、によって構成されている。
本体部10は、扁平な箱状に形成されており、喫煙器具1の外周を成す。この本体部10は、金属製の材料で構成されている。本体部10の前面には、スイッチ11と、スイッチ11の外縁に沿った報知部12と、が設けられている。スイッチ11と報知部12は、コントローラ60と電気的に接続されている。
スイッチ11は、例えば押し釦スイッチである。喫煙者がスイッチ11を所定時間(例えば2秒程度)押し続けることでオンとなり、加熱体40が発熱するようになっている。
報知部12は、例えばLED(発光ダイオード)ランプから成り、その点灯態様により所定情報(例えば喫煙可能である旨等)を報知する。なお、LEDランプの代わりに、液晶等その他の表示手段を用いても良い。
収納部20は、第1収納部21と、第2収納部22と、を有する。第1収納部21と第2収納部22は、本体部10内の上側に設けられており、左右方向(所定方向)に所定間隔を空けて配置されている。第1収納部21は、円筒状に形成されており、その上端に第1挿入口21aを有する。また、第2収納部22も、円筒状に形成されており、その上端に第2挿入口22aを有する。第1挿入口21aと第2挿入口22aは、カートリッジの外径と概ね等しい外径を有しており、喫煙器具1の外部と連通している。これにより、第1収納部21と第2収納部22は、エアロゾル形成基材をそれぞれ1本ずつ収納可能となっている。
第1収納部21は喫煙器具1(本体部10)の上面(一面)に対して垂直となるように配置されており、第1挿入口21aは喫煙器具1の上面に配置されている。また、第2収納部22も喫煙器具1の上面に対して垂直となるように配置されており、第2挿入口22aも喫煙器具1の上面に配置されている。
なお、図1(b)は喫煙器具1(本体部10)の前面側(または背面側)から視た断面図であるため、第1収納部21と第2収納部22は左右方向に所定間隔を空けて配置されていたが、喫煙器具1の側面側から視た場合には、第1収納部21と第2収納部22は、前後方向(所定方向)に所定間隔を空けて配置されることになる。
図2および図3(a)~(b)に示すように、蓋部材30は、板状の蓋部30aと、蓋部30aの対向する2つの側面から突出した一対の突出部30bと、から成る。蓋部30aは、喫煙者が指で操作可能な十分な面積を有しており、この面積は第1挿入口21aまたは第2挿入口22aの開口面積よりも大きい。
また、蓋部材30は、喫煙器具1(本体部10)にスライド可能に係止されている。具体的には、喫煙器具1の上端部外縁14は上方に突出しており、この上端部外縁14には一対の孔部13が左右方向に沿って直線状に形成されている(図3(a)参照)。そして、一対の突出部30bが、これら孔部13に挿入されている。そのため、喫煙者が蓋部材30を指で操作することで、蓋部材30は一対の孔部13に沿ってスライドするようになっている。これにより、蓋部材30は、第1挿入口21aと第2挿入口22aとを選択的に閉鎖可能となっている。
また、図3(a)~(c)に示すように、一方の孔部13の左端には第1光センサ81が設けられており、右端には第2光センサ82が設けられている。これら第1光センサ81および第2光センサ82は、コントローラ60と電気的に接続されている。そして、第1光センサ81は、蓋部材30が第1挿入口21aを閉鎖する位置にあることを検出可能となっている。一方、第2光センサ82は、蓋部材30が第2挿入口22aを閉鎖する位置にあることを検出可能となっている。
図1(a)~(c)に戻り、加熱体40は、第1加熱体41と、第2加熱体42と、を有する。第1加熱体41と第2加熱体42は、例えばニクロム線等の発熱素子(不図示)を有しており、この発熱素子は、コントローラ60と電気的に接続されており、電流が流れることで発熱するようになっている。
第1加熱体と第2加熱体は、互いに異なる形状に形成されており、加熱方式が異なるようになっている。具体的には、第1加熱体41は第1収納部21内に設けられており、第1収納部21の側面に沿って円筒状に形成されている。そのため、この第1加熱体41は、エアロゾル形成基材の外周部を加熱可能となっている。一方、第2加熱体42は、第2収納部22内に設けられており、先端が尖った棒状に形成され、第2収納部22の底部22bの中心に立設されている。そのため、この第2加熱体42は、エアロゾル形成基材の中心部を加熱可能となっている。
なお、上記においては、第1加熱体41の形状は円筒状であり、第2加熱体42の形状は先端が尖った棒状であったが、この構成に限定されることなく、各種の形状を採用できる。例えば、第1加熱体41の形状を円筒状にし、第2加熱体42の形状をブレード形状にしても良い。
また、上記においては、第1加熱体41と第2加熱体42は、発熱素子に流れる電流によって発熱してエアロゾル形成基材を加熱するようになっていたが、この構成に限定されない。例えば第1加熱体41と第2加熱体42のうち一方は、電磁誘導によって発熱するように構成され、他方は、上述したように発熱素子によって発熱するように構成されても良い。この場合、一方の加熱体は、例えば強磁性体を含む金属材料によって所定形状に形成され、一方の加熱体が設けられた収納部の周りに所定ピッチで巻回するようにコイルが内蔵されるようにすれば良い。そして、コントローラ60がコイルに交流電流を流すことで、一方の加熱体は周囲に発生した交流磁界によって発熱してエアロゾル形成基材を加熱する。このように構成しても、一方の加熱体と他方の加熱体は、互いに異なるエアロゾル形成基材の加熱方式とすることができる。
遮熱部材50は、例えばアルミ箔で表面を覆われたポリエチレン等の樹脂部材から成り、第1収納部21と第2収納部22との間に設けられている。この遮熱部材50は、第1加熱体41と第2加熱体42との間での熱の伝達を遮断する。また、遮熱部材50は、図示は省略しているが、喫煙器具1の放熱性の観点から金属製の本体部10の前面および背面と接触している。さらに、遮熱部材50は、コントローラ60と電気的に接続された温度センサ83と接触しており、この温度センサ83は遮熱部材50の表面の温度を検出可能となっている。
コントローラ60は、制御基板であり、図示せぬCPU、ROM、RAM、および入出力インターフェース等を含むハードウェアと、ROMに記憶され、CPUにより実行されるソフトウェアとから構成される。コントローラ60が行う各種制御処理は、CPUがROMに格納された各種プログラムをRAMにロードして実行することにより、実現される。コントローラ60による各種制御処理については後述する。
バッテリ70は、例えばリチウム系電池(リチウムポリマ電池等)から成る。このバッテリ70は、喫煙器具1の下端部に設けられた充電用端子71を介して充電可能となっている。
次に、図4を参照して、喫煙器具1の電気的構成について説明する。図4は、喫煙器具1の電気的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、コントローラ60は、スイッチ11が所定時間(例えば2秒)押下(長押し)されたことを契機に、第1加熱体41または第2加熱体42が通電するように制御する。この際に、コントローラ60は、蓋部材30が第1挿入口21aを閉鎖する位置にあることが第1光センサ81により検出された場合には、第2加熱体42を通電するように制御する一方、第1加熱体41が通電しないように制御する。また、コントローラ60は、蓋部材30が第2挿入口22aを閉鎖する位置にあることが第2光センサ82により検出された場合には、第1加熱体41を通電するように制御する一方、第2加熱体42が通電しないように制御する。そして、コントローラ60は、スイッチ11が押下されてから所定時間(例えば3分)経過すると、自動的に第1加熱体41または第2加熱体42が通電しないように制御する。
また、コントローラ60は、加熱体40(第1加熱体41、または第2加熱体42)を通電させているときに、温度センサ83により検出した遮熱部材50の表面の温度に基づいて、加熱体40に流れる電流を制御する。具体的には、コントローラ60は、遮熱部材50の表面の温度が所定温度以上となったことが温度センサ83により検出された場合には、加熱体40に流れる電流を減少させるように制御する。一方、コントローラ60は、遮熱部材50の表面の温度が所定温度未満となったことが温度センサ83により検出された場合には、加熱体40に流れる電流を増加させるように制御する。
さらに、コントローラ60は、スイッチ11が長押しされたことを契機に、報知部12が所定時間(例えば20秒)点滅するよう制御する。これにより、喫煙者に対して加熱体40が加熱準備中である旨を報知できる。また、コントローラ60は、スイッチ11が押下されてから所定時間(例えば20秒)経過した場合に、報知部12が点灯するよう制御する。これにより、喫煙者に対して喫煙可能である旨を報知できる。さらに、コントローラ60は、スイッチ11が押下されてから所定時間(例えば3分)経過した場合に、報知部12が消灯するよう制御する。これにより、喫煙者に対して喫煙を終了すべき旨を報知できる。
次に、図5を参照して、喫煙器具1の使用方法について説明する。図5(a),(b)は、喫煙器具の使用方法を説明するための断面図である。
本実施形態に係る喫煙器具1では、2通りの使用方法が存在する。1つ目は、図5(a)に示すように、第1加熱体41でエアロゾル形成基材を加熱する使用方法であり、2つ目は、図5(b)に示すように、第2加熱体42でエアロゾル形成基材加熱する使用方法である。
図5(a)に示すように、喫煙者は、蓋部材30を右方にスライドさせて第1挿入口21aを開口させ、カートリッジ90のエアロゾル形成基材91を第1挿入口21aから第1収納部21に収納する。そして、喫煙者は、スイッチ11を長押しして、報知部12が点灯するまで待つと、第1加熱体41が十分に発熱してエアロゾル形成基材91の外周部が加熱されてエアロゾルが生成される。その後、喫煙者は、マウスピース92をくわえて支持部材93の流路を通過したエアロゾルを吸引する。
図5(b)に示すように、喫煙者は、蓋部材30を左方にスライドさせて第2挿入口22aを開口させ、カートリッジ90のエアロゾル形成基材91を第2挿入口22aから第2収納部22に収納する。そして、喫煙者は、スイッチ11を長押しして、報知部12が点灯するまで待つと、第2加熱体42が十分に発熱してエアロゾル形成基材91の中心部が加熱されてエアロゾルが生成される。その後、喫煙者は、マウスピース92をくわえて支持部材93の流路を通過したエアロゾルを吸引する。
このように、本実施形態に係る喫煙器具1においては、喫煙者は、第1加熱体41でエアロゾル形成基材91を加熱するか、または、第2加熱体42でエアロゾル形成基材91を加熱するかを自身の好みに応じて選択可能となっている。そして、第1加熱体41と第2加熱体とでは、エアロゾル形成基材91が加熱される部分が異なるため、喫煙者は異なる風味のエアロゾルを味わうことが可能となっている。
このように構成された第1実施形態に係る喫煙器具1によれば、以下の効果を奏することができる。
喫煙器具1は、エアロゾル形成基材91をそれぞれ1本ずつ収納可能な第1収納部21および第2収納部22を有し、加熱体40は、第1収納部21に設けられた第1加熱体41と、第2収納部22に設けられた第2加熱体42と、を有する。そのため、喫煙者は、第1加熱体41でエアロゾル形成基材91を加熱するか、または、第2加熱体42でエアロゾル形成基材91を加熱するかを自身の好みに応じて選択可能となっているので、喫煙の嗜好の多様化に対応できる。
また、第1収納部21と第2収納部22とは、左右方向に所定間隔を空けて設けられ、第1挿入口21aと第2挿入口22aは、喫煙器具1の上端部(一端部)に位置している。そのため、第1収納部21にエアロゾル形成基材91を収納する場合と、第2収納部22にエアロゾル形成基材91を収納する場合と、で喫煙器具1の姿勢を変える必要がないので、取り扱いが容易となる。
また、喫煙器具1は、第1挿入口21aと第2挿入口22aとを選択的に閉鎖可能な蓋部材(閉鎖部材)30を備えている。そのため、喫煙者が選択しなかった方の加熱体40(第1加熱体41、または第2加熱体42)が設けられた収納部20(第1収納部21、または第2収納部22)に塵が侵入することを抑制できる。また、喫煙者が選択しなかった方の加熱体40の上方に配置された挿入口(第1挿入口21a、または第2挿入口22a)が蓋部材30によって閉鎖されるので、喫煙者がエアロゾル形成基材91を収納部20に収納する際に誤認することを防止できる。
また、コントローラ(制御部)60は、蓋部材30が第1挿入口21aを閉鎖する位置にある場合には、第2加熱体42が通電するように制御する一方、第1加熱体41が通電しないように制御し、蓋部材30が第2挿入口22aを閉鎖する位置にある場合には、第1加熱体41が通電するように制御する一方、第2加熱体42が通電しないように制御するようになっている。そのため、第1加熱体41と第2加熱体の2つの加熱体を備えた構成において、喫煙者が選択した方の加熱体40(第1加熱体41、第2加熱体42)だけを加熱できるようになっている。そのため、第1加熱体41と第2加熱体42の双方が加熱されることに起因して両者が過度な高温になってしまうことを防止できる。また、喫煙者が選択しなかった方の加熱体40は加熱しないので、バッテリ70の電力を節約できる。
また、喫煙器具1では、蓋部材30の位置を検出するために第1光センサ81と第2光センサ82が用いられており、これらは入手が比較的容易であるため、喫煙器具1の製造が容易となる。
さらに、喫煙器具1は、第1収納部21と第2収納部22との間に遮熱部材50を備えており、コントローラ60は、遮熱部材50の表面の温度に基づいて、第1加熱体41および第2加熱体の通電を制御するようになっている。そのため、エアロゾル形成基材91を適切な温度で加熱できるように加熱体40の温度を調整可能である。また、遮熱部材50の存在により、第1加熱体41または第2加熱体42が発熱しているときに両者間で熱が伝達されて過度な高温になってしまうことを防止できる。
また、喫煙器具1の本体部(外周)10は、金属製の材料で構成されており、遮熱部材50と接続されているので、遮熱部材50の熱が本体部10を介して喫煙器具1の外部に逃がされる。そのため、喫煙器具1の放熱性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図6(a)~(d)、図7、および図8(a)~(c)を参照して、第2実施形態に係る喫煙器具について説明する。図6(a)は第2実施形態に係る喫煙器具の正面図、(b)は喫煙器具の内部構造を説明する断面図、(c)は喫煙器具の上面図、(d)は喫煙器具の下面図である。また、図7は喫煙器具が備えている第1蓋部材の斜視図、図8(a)~(c)は第1蓋部材と第2蓋部材を連動させる連動部材を説明するための平面図である。なお、図6(c),(d)においては第1蓋部材と第2蓋部材の図示を省略している。
以下においては、上記第1実施形態と異なる点について説明し、共通する点については説明を省略する。第2実施形態に係る喫煙器具2は、第1収納部21と第2収納部22とが、上下方向に所定間隔を空けて設けられている点で上記第1実施形態に係る喫煙器具1と主として異なっている。
図6(a)~(d)に示すように、本体部10は、上下方向に延びる細長い箱状に形成されている。第1収納部21は、本体部10内の上側に設けられており、第1挿入口21aは、本体部10の上端に位置している。一方、第2収納部22は、本体部10内の下側に設けられており、第2挿入口22aは、本体部10の下端に位置している。第1収納部21と第2収納部22との間には、コントローラ60やバッテリ70等が設けられている。
また、本体部10の上端には、第1挿入口21aを閉鎖可能な第1蓋部材(第1閉鎖部材)31が設けられ、下端には、第2挿入口22aを閉鎖可能な第2蓋部材(第2閉鎖部材)32が設けられている(図6(a),(b)参照)。図7に示すように、第1蓋部材31は、板状の第1蓋部31aと、第1蓋部31aから下方に突出する一対の第1突出部31bと、から成る。一対の第1突出部31bは、第1蓋部31aの対向する2つの側面の下方に位置しており、これら第1突出部31bにはそれぞれ、第1孔部310bが形成されている。なお、第2蓋部材32も、第1蓋部材31と同様に、第2蓋部32aと、一対の第2突出部32bと、から成り、これら第2突出部32bにはそれぞれ、第2孔部320bが形成されている。
図8(a)に示すように、第1蓋部材31と第2蓋部材32との間には、両者を連動させる連動部材33が設けられている。連動部材33は、一対のアーム部33aと、これらアーム部33aを支持可能とする複数(本例では、4つ)の支持部33bと、を有する。
一対のアーム部33aは、上下方向に延びる棒状に形成されており、一方のアーム部33aは本体部10の前面側に配置され、他方のアーム部33aは本体部10の背面側に配置されている。図8(a)~(c)においては、一方のアーム部33aが図示されており、その一端(図8(a)において上端)には第3孔部(不図示)が形成されており、他端(図8(a)において下端)には第4孔部(不図示)が形成されている。
そして、図8(a)に示すように、第1回転軸34aが第3孔部と上記第1突出部31bの第1孔部310bに挿入されることで、一方のアーム部33aの一端は、第1蓋部材31に回動可能に軸支されている。また、第2回転軸34bが第4孔部と上記第2突出部32bの第2孔部320bに挿入されることで、一方のアーム部33aの他端は、第2蓋部材32に回動可能に軸支されている。なお、他方のアーム部33aについても同様である。
4つの支持部33bは、棒状に形成されており、本体部10の前面側と背面側に2つずつ配置されている。図8(a)~(c)においては、本体部10の前面側に配置された2つの支持部33bが示されており、略水平な姿勢で所定間隔離れており、両者の間には一方のアーム部33aの略中心が位置している。そして、一方(図8(a)において左側)の支持部33bの右端は一方のアーム部33aを支持可能とし、左端は本体部10の左側面に固定されている(不図示)。また、他方(図8(a)において右側)の支持部33bの左端は一方のアーム部33aを支持可能とし、右端は本体部10の左側面に固定されている(不図示)。
このように構成された連動部材33は、第1蓋部材31と第2蓋部材32とを互いに逆方向にスライド可能としている。具体的には、図8(a)に示す状態から第1蓋部材31を右方向にスライドさせた場合には、図8(b)に示すように、第2蓋部材32は左方向にスライドするようになっている。この際に、一方のアーム部33aは、他方の支持部33bの左端に支持されて、右側に傾斜した姿勢となる。
また、図8(a)に示す状態から第1蓋部材31を左方向にスライドさせた場合には、図8(c)に示すように、第2蓋部材32は右方向にスライドするようになっている。この際に、一方のアーム部33aは、一方の支持部33bの右端に支持されて、左側に傾斜した姿勢となる。このように第1蓋部材31と第2蓋部材32が連動することで、第1挿入口21aと第2挿入口22aとを選択的に閉鎖可能になっている。
本実施形態では、第1加熱体41でエアロゾル形成基材を加熱する場合と、第2加熱体42でエアロゾル形成基材加熱する場合と、で喫煙器具1の姿勢を変える必要がある。具体的には、第1加熱体41でエアロゾル形成基材を加熱する場合には、喫煙器具2は第1収納部21の方が第2収納部22よりも上方に位置するように姿勢を取ることになる。一方、第2加熱体42でエアロゾル形成基材を加熱する場合には、喫煙器具2は第2収納部22の方が第1収納部21よりも上方に位置するように姿勢を取ることになる。そのため、喫煙器具2の姿勢に関する情報を検出するための加速度センサ84が設けられおり(図6(b)参照)、この加速度センサ84はコントローラ60と電気的に接続されている。
次に、図9を参照して、喫煙器具2の電気的構成について説明する。図9は、喫煙器具2の電気的構成を示すブロック図である。
図9に示すように、コントローラ60は、スイッチ11の長押し後に、加速度センサ84が検出した喫煙器具2の姿勢に関する情報に基づいて、第1加熱体41または第2加熱体42を通電するように制御する。具体的には、コントローラ60は、第1収納部21が第2収納部22よりも上方に位置する喫煙器具2の姿勢が加速度センサ84により検出された場合には、第1加熱体41が通電するように制御する一方、第2加熱体42が通電しないように制御する。また、コントローラ60は、第2収納部22が第1収納部21よりも上方に位置する喫煙器具2の姿勢が加速度センサ84により検出された場合には、第2加熱体42が通電するように制御する一方、第1加熱体41が通電しないように制御する。
次に、図10を参照して、喫煙器具2の使用方法について説明する。図10(a),(b)は喫煙器具2の使用方法を説明するための断面図である。図10(a)は第1加熱体41でエアロゾル形成基材を加熱する使用方法を示しており、(b)は第2加熱体42でエアロゾル形成基材加熱する使用方法を示している。
図10(a)に示すように、喫煙者は、第1収納部21が第2収納部22よりも上方に位置するように喫煙器具2の姿勢を取った後に、第1蓋部材31を右方向にスライドさせ、第1挿入口21aから第1収納部21にエアロゾル形成基材91を収納する。そして、喫煙者は、スイッチ11を長押しして、報知部12が点灯するまで待つと、第1加熱体41が十分に発熱してエアロゾル形成基材91の外周部が加熱されてエアロゾルが生成される。その後、喫煙者は、マウスピース92をくわえて支持部材93の流路を通過したエアロゾルを吸引する。
図10(b)に示すように、喫煙者は、第2収納部22が第1収納部21よりも上方に位置するように喫煙器具2の姿勢を取った後に、第2蓋部材32を左方向にスライドさせ、第2挿入口22aから第1収納部21にエアロゾル形成基材91を収納する。そして、喫煙者は、スイッチ11を長押しして、報知部12が点灯するまで待つと、第2加熱体42が十分に発熱してエアロゾル形成基材91の外周部が加熱されてエアロゾルが生成される。その後、喫煙者は、マウスピース92をくわえて支持部材93の流路を通過したエアロゾルを吸引する。
このように構成された第2実施形態に係る喫煙器具2によれば、以下の効果を奏することができる。
第1収納部21と第2収納部22とは、上下方向に所定間隔を空けて設けられ、第1挿入口21aは喫煙器具2の上端部(一端部)に位置する一方、第2挿入口22aは喫煙器具2の下端部(他端部)に位置している。そのため、第1収納部21にエアロゾル形成基材91を収納する場合と、第2収納部22にエアロゾル形成基材91を収納する場合と、で喫煙器具2の姿勢を変えることができるので、喫煙者の好みに応じたスタイルで喫煙を楽しめる。
また、連動部材33は、第1蓋部材31と第2蓋部材32とを連動させ、第1挿入口21aと第2挿入口22aとを選択的に閉鎖可能に構成されている。そのため、第1蓋部材31をスライドさせて第1挿入口21aを開口すると、第2蓋部材32はスライドして第2挿入口22aを閉鎖することが可能となる。同様に、第2蓋部材32をスライドさせて第2挿入口22aを開口すると、第1蓋部材31はスライドして第1挿入口21aを閉鎖することが可能となる。したがって、喫煙器具2の使い勝手を向上させることができる。
また、コントローラ(制御部)60は、第1収納部21が第2収納22部よりも上方に位置する場合には、第1加熱体41が通電するように制御する一方、第2加熱体42が通電しないように制御し、第2収納部22が第1収納部21よりも上方に位置する場合には、第2加熱体42が通電するように制御する一方、第1加熱体41が通電しないように制御するようになっている。そのため、第1加熱体41と第2加熱体の2つの加熱体を備えた構成において、喫煙者が選択した方の加熱体40(第1加熱体41、第2加熱体42)だけを加熱できる。また、喫煙者が選択しなかった方の加熱体は加熱しないので、バッテリ70の電力を節約できる。
また、喫煙器具2では、加速度センサ84を用いることにより、喫煙時における喫煙器具2の姿勢に関する情報を正確に検出できる。
(変形例1-1)
図11(a)~(c)を参照して、変形例1-1に係る喫煙器具について説明する。図11(a)~(c)は、変形例1-1に係る喫煙器具の上面図である。なお、図11(a)~(c)においては、図面の見易さを考慮して、第1挿入口21aおよび第2挿入口22aにハッチングを施している。
図11(a)に示すように、変形例1-1に係る喫煙器具1-1は、上記第1実施形態と同様に、第1収納部21と第2収納部22が本体部10内の上側に設けられる点で共通するが、第1収納部と第21と第2収納部22が斜め方向(所定方向)に所定間隔を空けて配置されている点で主として異なっている。
本体部10は、上面および底面を有する筒状に形成されており、第1挿入口21aおよび第2挿入口22aはこの上面に配置されている。第1挿入口21aは、この上面の前側左方に配置されており、第2挿入口22aは、この上面の後側中央に配置されている。
蓋部材30は、図11(a)に示すように、本体部10の上面の下側右方に配置されている。蓋部材30の面積は、第1挿入口21aまたは第2挿入口22aの開口面積よりも若干大きくなっている。
蓋部材30は、本体部10の周方向に沿ってスライド可能に構成されている。具体的には、本体部10の上面には第1スライド溝85と第2スライド溝86が形成されており、第1スライド溝85は、蓋部材30を初期位置から第1挿入口21aを閉鎖する位置にスライド可能とする一方、第2スライド溝86は、蓋部材30を初期位置から第2挿入口22aを閉鎖する位置にスライド可能とする。なお、以下においては、図11(a)に示す蓋部材30の位置を初期位置とする。
図11(b)に示すように、喫煙者が蓋部材30を初期位置から第1スライド溝85に沿って本体部10の周方向に時計回りに移動させることで、第1挿入口21aが蓋部材30によって閉鎖される。なお、このとき、第2挿入口22aは開口している。
一方、図11(c)に示すように、喫煙者が蓋部材30を初期位置から第2スライド溝86に沿って本体部10の周方向に反時計回りに移動させることで、第2挿入口22aが閉鎖されるようになっている。なお、このとき、第1挿入口21aは開口している。このような構成を備えた喫煙器具1-1でも、第1収納部21と第2収納部22とを選択的に閉鎖可能であり、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例1-2)
図12(a)~(c)を参照して、変形例1-2に係る喫煙器具について説明する。図12(a)~(c)は、変形例1-2に係る喫煙器具の上面図である。なお、図12(a)~(c)においては、図面の見易さを考慮して、蓋部材30にハッチングを施している。
図12(a)に示すように、変形例1-2に係る喫煙器具1-2は、蓋部材30の構成が上記変形例1-1に係る喫煙器具1-1と異なっている。具体的には、蓋部材30は、本体部10の上面全体を覆うように設けられており、回転軸35によって本体部10の周方向に沿って回転可能に軸支されている。
また、蓋部材30は貫通孔30cを有しており、この貫通孔30cは第1挿入口21aまたは第2挿入口22aの開口面積よりも若干大きくなっている。そして、貫通孔30cは、蓋部材30の回転により、貫通孔30cの内側に第1挿入口21aまたは第2挿入口22aを収めることが可能な位置に設けられている。なお、以下においては、図12(a)に示す蓋部材30の位置を初期位置とする。
図12(b)に示すように、喫煙者が蓋部材30を初期位置から本体部10の周方向に沿って時計回りに回転させることで、蓋部材30の貫通孔30cの内側に第1挿入口21aが収まっている。これにより、喫煙者は、エアロゾル形成基材91を第1収納部21に収納できる。なお、このとき、第2挿入口22aは、蓋部材30によって閉鎖されている。
また、図12(c)に示すように、喫煙者が図12(b)に示す状態からさらに蓋部材30を本体部10の周方向に沿って時計回りに回転させることで、蓋部材30の貫通孔30cの内側に第2挿入口22aが収まっている。これにより、喫煙者は、エアロゾル形成基材91を第2収納部22に収納できる。なお、このとき、第1挿入口21aは、蓋部材30によって閉鎖されている。このような構成を備えた喫煙器具1-2でも、第1収納部21と第2収納部22とを選択的に閉鎖可能であり、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
上記第1実施形態では、第1挿入口21aおよび第2挿入口22aは本体部10の上端(喫煙器具1の一端部)に位置していたが、この構成に限定されない。例えば第1挿入口21aおよび第2挿入口22aは本体部10の下端に位置しても良いし、左端または右端に位置しても良い。
また、上記第1実施形態では、遮熱部材50は、例えばアルミ箔で覆われたポリエチレン等の樹脂部材から成る構成であったが、第1収納部21と第2収納部22との間の熱の伝達を遮断できれば、各種部材を採用できる。例えば、遮熱部材50は、所定の厚みを有するアルミ箔から成る構成でも良い。
また、上記第2実施形態では、第1挿入口21aは本体部10の上端(喫煙器具2の一端部)に位置しており、第2挿入口22aは本体部10の下端(喫煙器具2の他端部)に位置していたが、この構成に限定されない。例えば第1挿入口21aが本体部10の下端に位置し、第2挿入口22aは本体部10の上端に位置しても良い。また、例えば本体部10が箱状に形成されている場合には、第1挿入口21aは、本体部10の上端(喫煙器具2の一端部)に位置し、第2挿入口22aは本体部10の左端または右端(喫煙器具2の他端部)に位置しても良い。さらに、例えば本体部10が左右方向に細長い箱状に形成されている場合には、第1挿入口21aは本体部10の右端(または左端)に位置し、第2挿入口22aは本体部10の左端(または右端)に位置しても良い。
また、上記第2実施形態では、第1蓋部材31と第2蓋部材32とを連動させるために、連動部材33を一対設けた構成であったが、この構成に限定されることなく、連動部材33は1つでも良い。
さらに、上記第1実施形態では、蓋部材30は、第1挿入口21aと第2挿入口22aとを選択的に閉鎖可能に構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、蓋部材30は、第1挿入口21aと第2挿入口22aの双方を同時に閉鎖可能に構成されても良い。こうすれば、第1光センサ81および第2光センサ82が不要となり、これら光センサ81,82の検出結果に基づくコントローラ60の制御処理も不要となるので、喫煙器具1の製造が容易となる。
1,2 喫煙器具
10 本体部(外周)
21 第1収納部
21a 第1挿入口
22 第2収納部
22a 第2挿入口
30 蓋部材(閉鎖部材)
31 第1蓋部材(第1閉鎖部材)
32 第2蓋部材(第2閉鎖部材)
33 連動部材
40 加熱体
41 第1加熱体
42 第2加熱体
50 遮熱部材
60 コントローラ(制御部)
91 エアロゾル形成基材

Claims (8)

  1. エアロゾル形成基材を加熱する加熱体を備えた喫煙器具であって、
    前記エアロゾル形成基材をそれぞれ1本ずつ収納可能な第1収納部および第2収納部を有し、
    前記加熱体は、前記第1収納部に設けられた第1加熱体と、前記第2収納部に設けられた第2加熱体と、を有し、
    前記第1加熱体と第2加熱体は、互いに加熱方式が異なっていることを特徴とする喫煙器具。
  2. 請求項1に記載の喫煙器具において、
    前記第1収納部と前記第2収納部とは、所定方向に所定間隔を空けて設けられ、
    前記第1収納部は、前記エアロゾル形成基材を挿入可能な第1挿入口を有し、
    前記第2収納部は、前記エアロゾル形成基材を挿入可能な第2挿入口を有し、
    前記第1挿入口と前記第2挿入口は、前記喫煙器具の一端部に位置しており、
    前記第1挿入口と前記第2挿入口とを選択的に閉鎖可能な閉鎖部材をさらに備えたことを特徴とする喫煙器具。
  3. 請求項2に記載の喫煙器具において、
    前記第1加熱体および前記第2加熱体の通電を制御する制御部をさらに備え、
    前記閉鎖部材が前記第1挿入口を閉鎖する位置にある場合には、前記制御部は、前記第2加熱体が通電するように制御する一方、前記第1加熱体が通電しないように制御し、
    前記閉鎖部材が前記第2挿入口を閉鎖する位置にある場合には、前記制御部は、前記第1加熱体が通電するように制御する一方、前記第2加熱体が通電しないように制御することを特徴とする喫煙器具。
  4. 請求項3に記載の喫煙器具において、
    前記第1収納部と前記第2収納部との間での熱の伝達を遮る遮熱部材をさらに備え、
    前記制御部は、前記遮熱部材の温度に基づいて、前記第1加熱体および前記第2加熱体の通電を制御することを特徴とする喫煙器具。
  5. 請求項4に記載の喫煙器具において、
    前記喫煙器具の外周は、金属製の材料で構成されており、前記遮熱部材と接続されていることを特徴とする喫煙器具。
  6. 請求項1に記載の喫煙器具において、
    前記第1収納部と前記第2収納部とは、上下方向に所定間隔を空けて設けられ、
    前記第1収納部は、前記エアロゾル形成基材を挿入可能な第1挿入口を有し、
    前記第2収納部は、前記エアロゾル形成基材を挿入可能な第2挿入口を有し、
    前記第1挿入口は前記喫煙器具の一端部に位置する一方、前記第2挿入口は前記喫煙器具の他端部に位置し、
    前記第1挿入口を閉鎖可能な第1閉鎖部材と、
    前記第2挿入口を閉鎖可能な第2閉鎖部材と、
    前記第1閉鎖部材と前記第2閉鎖部材とを連動させる連動部材と、をさらに備え、
    前記連動部材は、前記第1挿入口と前記第2挿入口とを選択的に閉鎖可能に構成されていることを特徴とする喫煙器具。
  7. 請求項6に記載の喫煙器具において、
    前記第1加熱体および前記第2加熱体の通電を制御する制御部をさらに備え、
    前記第1収納部が前記第2収納部よりも上方に位置する場合には、前記制御部は、前記第1加熱体が通電するように制御する一方、前記第2加熱体が通電しないように制御し、
    前記第2収納部が前記第1収納部よりも上方に位置する場合には、前記制御部は、前記第2加熱体が通電するように制御する一方、前記第1加熱体が通電しないように制御することを特徴とする喫煙器具。
  8. 請求項5または7に記載の喫煙器具において、
    前記第1加熱体は、円筒状に形成され、前記エアロゾル形成基材の外周部を加熱し、
    前記第2加熱体は、先端が尖った棒状に形成され、前記エアロゾル形成基材の中心部を加熱することを特徴とする喫煙器具。
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