JP2024028012A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の原稿に対して処理対象領域を示すマーカを設けることなく、各原稿の処理対象領域を特定することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを得る。【解決手段】画像処理装置10は、複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として上記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された基準領域を処理対象領域として上記処理を行う処理部11Aを備える。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
複数枚の原稿における処理対象領域を特定することに関する技術として以下の技術があった。
特許文献1には、データ化して活用したい取込対象物が多数枚ある場合において、その取り込み後の自動処理のための準備の煩わしさを軽減することを目的としたデータ化キットが開示されている。
このデータ化キットは、取込対象物を撮影して取り込む情報処理端末と、その撮影時に取込対象物を支持する紙製、樹脂製または布製のカード、シートまたは薄板である支持体とを要素とする。
このデータ化キットは、前記支持体が、取込対象物が配置される取込対象物の一般的な形状及び寸法に合致した平面視矩形状の配置領域と、前記配置領域の外側に隣接し、前記情報処理端末が取込対象物を撮影して取得する撮影画像について実行するべき処理の内容を規定する情報がユーザの手により記入され若しくはシール片として貼り付けられまたは印刷される外部領域とを具備する。
また、このデータ化キットは、前記情報処理端末が、前記支持体における前記配置領域に配置された取込対象物と前記外部領域とをともに撮影する撮像部と、前記撮像部で撮影した画像から、前記配置領域または配置領域に配置された取込対象物の写っている部分を切り出してその撮影画像を得るとともに、前記外部領域に表された情報を読み取って、当該情報に対応している複数の処理を当該撮影画像に対して実行する情報処理部とを具備する。
また、特許文献2には、携帯電話機のカメラで撮影した写真データを自動でトリミングすることを目的とした携帯電話機用トリミングプログラムが開示されている。
この携帯電話機用トリミングプログラムは、カメラと、撮影したデータを処理するプロセッサと、メモリとを有する携帯電話機にインストール可能であり、画像としての保存を希望するために4つのマーカを配置することにより形成された矩形状の仮想枠で囲まれた原稿上の領域を、前記カメラによって前記4つのマーカと共に撮影して得られた写真データを処理する。
そして、この携帯電話機用トリミングプログラムは、前記写真データから前記4つのマーカを自動で検出する手順と、検出された4つのマーカにて画定される矩形領域を前記写真データから自動でトリミングして画像データを生成する手順と、を含む。
特許第6019872号 特開2013-161425号公報
原稿における一部の処理対象領域を特定するためにマーカを用いる場合、原稿が複数枚あれば、複数枚の原稿のそれぞれに対してマーカを設ける必要がある、という問題点があった。
本開示の目的は、複数枚の原稿に対して処理対象領域を示すマーカを設けることなく、各原稿の処理対象領域を特定することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として前記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された前記基準領域を前記処理対象領域として前記処理を行う。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記マーカが、機械可読コードによるマーカであるものである。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記機械可読コードが、前記処理の内容を示す情報を含むものである。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記機械可読コードが、前記処理の内容を色の種類によって規定するものである。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記2枚目以降の原稿に対する前記基準領域の適用対象を、前記1枚目の原稿の予め定められた特徴に合致する原稿とするものである。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第5態様に係る情報処理装置において、前記特徴が、前記原稿の寸法、色、レイアウト、配色、及びタイトルの少なくとも1つであるものである。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記処理が、書画カメラを用いた処理であるものである。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記書画カメラを用いた処理が、画像読取処理に関する処理であるものである。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記処理対象領域を特定できない場合、当該特定できない旨を提示するものである。
また、第10態様に係る情報処理装置は、第9態様に係る情報処理装置において、前記処理対象領域を特定できない場合が、当該処理対象領域に文字がない場合であるものである。
更に、上記目的を達成するために、第11態様に係る情報処理プログラムは、複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として前記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された前記基準領域を前記処理対象領域として前記処理を行う、処理をコンピュータに実行させる。
第1態様及び第11態様によれば、複数枚の原稿に対して処理対象領域を示すマーカを設けることなく、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
第2態様によれば、マーカを介して各種情報を取得することができる。
第3態様によれば、マーカによって処理対象領域に対する処理を設定することができる。
第4態様によれば、処理の内容をユーザが把握しやすくすることができる。
第5態様によれば、2枚目以降の原稿に対する基準領域の適用対象を、1枚目の原稿の特徴によって絞らない場合に比較して、2枚目以降の原稿に対する処理対象領域の誤認の発生を抑制することができる。
第6態様によれば、適用した特徴を用いて、基準領域を適用する原稿を絞り込むことができる。
第7態様によれば、書画カメラによる処理において、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
第8態様によれば、書画カメラによる画像読取処理に関する処理において、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
第9態様によれば、処理対象領域を特定することができない旨をユーザに把握させることができる。
第10態様によれば、処理対象領域に文字がないことに起因して当該処理対象領域が特定できない場合に対応することができる。
実施形態に係る画像処理装置の全体的な構成の一例を示す斜視図である。 実施形態に係る画像処理装置の電気系のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像処理装置に対するマーカの配置状態の一例を示す平面図である。 実施形態に係るマーカ関連情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る処理関連情報データベースの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るプレビュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るエラー表示画面の一例を示す正面図である。 他の実施形態に係る画像処理装置の全体的な構成の一例を示す斜視図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、本開示の技術の情報処理装置を、オフィス内に設けられ、かつ、書画カメラを有する画像処理装置を対象として適用した場合の形態例について説明する。但し、本開示の技術の適用対象は、オフィスに限るものではなく、学校、家庭内等といった画像処理装置が設置され得る場所であれば、如何なる場所でも適用対象となり得る。また、本開示の技術の適用対象は、画像処理装置に限るものではなく、画像を読み取る画像読取装置や、読み取った画像を他の装置に送信する画像送信装置等、複数枚の原稿に対して何らかの処理を実行する装置であれば、如何なる装置でも適用対象となり得る。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像処理装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像処理装置10の全体的な構成の一例を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、上面に原稿が置かれる原稿台30、各種情報の表示や各種情報の入力を行うユーザ・インタフェース部(以下、「UI部」という。)40、画像が形成された用紙を排紙するトレイ50、及び各種用紙を給紙する給紙部60を備えている。
また、本実施形態に係る画像処理装置10は、原稿台30の上面側を撮影可能に構成された書画カメラ70が設けられている。本実施形態に係る書画カメラ70は、一端部が原稿台30の奥手側に固定されたアーム72の他端部に設けられており、その撮影画角が、原稿台30における原稿配置領域32にほぼ一致するように位置決めされている。
なお、本実施形態では、書画カメラ70としてカラー画像を撮影するものを適用しているが、これに限るものではない。例えば、モノクロ画像やグレイスケール画像を撮影するものを書画カメラ70として適用する形態としてもよい。
一方、本実施形態に係るUI部40は、各種スイッチ類を有する入力部14、及び液晶ディスプレイ等により構成された表示部15を備えている。本実施形態に係る表示部15は、ディスプレイの表面側に光透過性を有するタッチパネルが設けられた、所謂タッチパネル・ディスプレイとして構成されている。
なお、本実施形態では、画像処理装置10として、画像印刷機能、画像読取機能、及び画像送信機能等を有するデジタル複合機を適用している。但し、この形態に限るものではなく、画像印刷機能のみを有する画像処理装置や、画像印刷機能及び画像読取機能のみを有する画像処理装置等の他の画像処理装置を画像処理装置10として適用する形態としてもよい。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像処理装置10の電気系の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る画像処理装置10の電気系のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)11、一時記憶領域としてのメモリ12、不揮発性の記憶部13、及び上述した入力部14及び表示部15を有するUI部40を備えている。また、本実施形態に係る画像処理装置10は、媒体読み書き装置(R/W)16、通信インタフェース(I/F)部18、及び上述した書画カメラ70を備えている。CPU11、メモリ12、記憶部13、UI部40、媒体読み書き装置16、通信I/F部18、及び書画カメラ70はバスBを介して互いに接続されている。媒体読み書き装置16は、記録媒体17に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体17への情報の書き込みを行う。
本実施形態に係る記憶部13はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部13には、情報処理プログラム13Aが記憶されている。情報処理プログラム13Aは、情報処理プログラム13Aが書き込まれた記録媒体17が媒体読み書き装置16に接続され、媒体読み書き装置16が記録媒体17からの情報処理プログラム13Aの読み出しを行うことで、記憶部13へ記憶(インストール)される。CPU11は、情報処理プログラム13Aを記憶部13から読み出してメモリ12に展開し、情報処理プログラム13Aが有するプロセスを順次実行する。
また、記憶部13には、マーカ関連情報データベース13B及び処理関連情報データベース13Cが記憶されている。なお、マーカ関連情報データベース13B及び処理関連情報データベース13Cについては、詳細を後述する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る画像処理装置10の機能的な構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10は、処理部11Aを含む。画像処理装置10のCPU11が情報処理プログラム13Aを実行することで、処理部11Aとして機能する。
本実施形態に係る処理部11Aは、複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として上記処理を行う。これに対し、本実施形態に係る処理部11Aは、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された基準領域を処理対象領域として上記処理を行う。
本実施形態では、マーカとして、バーコード、2次元コード等の機械可読コードによるマーカを適用している。また、本実施形態では、上記機械可読コードとして、上記処理の内容を示す情報を含むコードを適用している。但し、マーカは、これらの形態に限るものではなく、機械可読コード等のコードを含まないマーカを適用してもよい。この場合、上記処理の内容を、マーカの形状、大きさ、及び色等といった外観の違いにより規定する形態としてもよい。更に、マーカとして機械可読コードを用いる場合であっても、当該マーカの色の種類によって処理の内容を規定するものとしてもよい。
また、本実施形態に係る処理部11Aは、2枚目以降の原稿に対する基準領域の適用対象を、1枚目の原稿の予め定められた特徴に合致する原稿とする。
本実施形態では、上記特徴として、原稿の寸法及び色の2種類の特徴を適用しているが、これに限るものではない。例えば、これらの2種類の特徴に加えて、原稿のレイアウト、配色、及びタイトルの各特徴のうちの1種類、又は複数種類の組み合わせを、上記特徴として適用する形態としてもよい。更に例えば、罫線の有無、文字の大きさ、予め定められたロゴの有無等といった、原稿に関する何らかの特徴を、上記特徴として適用する形態としてもよい。
また、本実施形態では、上記処理として、書画カメラ70を用いた画像読取処理に関する処理を適用しているが、これに限るものではない。例えば、画像処理装置10による原稿を画像として読み取るスキャン処理や、画像処理装置としてのカメラを備えたスマートフォンで撮影した画像の処理等といった、書画カメラ70とは無関係の処理を、上記処理として適用する形態としてもよい。
また、本実施形態に係る処理部11Aは、処理対象領域を特定できない場合、当該特定できない旨を提示する。なお、本実施形態では、当該特定できない旨の提示として、UI部40における表示部15による表示による提示を適用しているが、これに限るものではない。例えば、画像処理装置10による画像形成による提示や、音声再生装置による音声による提示を、上記特定できない旨の提示として適用する形態としてもよい。
また、本実施形態では、上記処理対象領域を特定できない場合として、当該処理対象領域に文字がない場合を適用しているが、これに限るものではない。例えば、原稿の折れや汚れ等に起因して、処理対象領域そのものが認識できない場合等を、上記処理対象領域を特定できない場合として適用する形態としてもよい。
次に、図4を参照して、画像処理装置10に対するマーカの配置方法について説明する。図4は、本実施形態に係る画像処理装置10に対するマーカの配置状態の一例を示す平面図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画像処理装置10では、書画カメラ70を用いて各種処理を行うにあたり、ユーザは、まず、原稿80を原稿台30の原稿配置領域32における任意の位置に載せる。
上述したように、本実施形態に係るマーカ90A、90B、・・・は機械可読コードが用いられている。なお、以下では、マーカ90A、90B、・・・を区別せずに説明する場合には「マーカ90」と総称する。
本実施形態に係るマーカ90は、配置した位置によって処理対象領域を指定する領域指定用のマーカや、実行する処理の内容を示す実行処理の指定用のマーカ等、複数の種別に分類されており、各種マーカ90が予め用意されている。
そして、ユーザは、図4に示すように、原稿台30に載せた原稿80に対して、処理対象領域を指定する場合は、領域指定用のマーカ90A~90Dを、当該処理対象領域の4角点の位置に載せる。このように、本実施形態では、処理対象領域の形状として矩形を適用し、処理対象領域の指定方法として、矩形状の処理対象領域の4角点にマーカ90を載せる場合について説明するが、これに限るものではない。例えば、処理対象領域の形状として矩形を適用し、処理対象領域の指定方法として、矩形状の処理対象領域の一対の対角にマーカ90を載せる形態としてもよい。また、処理対象領域の形状も矩形に限らず、三角形、台形、五角形以上の多角形や、円形等を適用する形態としてもよい。
本実施形態では、領域指定用のマーカ90として、指定した処理対象領域に対して実行する処理の内容も示すものを適用しており、この場合の処理の内容の例としては、切り出し処理、マスク処理、OCR(Optical Character Recognition/Reader)処理等が例示される。なお、上記実行処理の指定用のマーカ90における、処理の内容の例としては、電子メールでの添付や通知による転送処理、印刷(画像形成)処理等が例示される。
図4に示す例では、マーカ90A~90Dとしてマスク処理を示す領域指定用のマーカ90を適用しており、この場合、これらのマーカ90によって囲まれた処理対象領域(図4に示す例では、マイナンバーの数字を囲む領域)92に対してマスク処理を行う。
また、図4に示す例において、マーカ90Eは実行処理の指定用のマーカ90であり、この場合は、マーカ90Eが載せられる位置に特に制限はなく、原稿配置領域32であれば、原稿80の上面の内外に関わらず、どの位置に載せても構わない。
本実施形態に係る画像処理装置10では、上述したように、複数枚の原稿80における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿80についてはマーカ90を用いて特定された処理対象領域を基準領域として当該処理を行う。これに対し、2枚目以降の原稿80については、1枚目の原稿80において特定された基準領域を処理対象領域として当該処理を行う。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るマーカ関連情報データベース13Bについて説明する。図5は、本実施形態に係るマーカ関連情報データベース13Bの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係るマーカ関連情報データベース13Bは、上述したマーカ90に関する情報が登録されたデータベースである。本実施形態に係るマーカ関連情報データベース13Bは、一例として図5に示すように、マーカ種別、配置方法、マーカID(Identification)、及び処理内容の各情報が関連付けられて記憶される。
上記マーカ種別は、上述したマーカ90の種別を示す情報であり、上記配置方法は、上述したマーカ90の配置方法を示す情報である。また、上記マーカIDは、対応するマーカを特定するために、マーカの種別及び処理内容の各々毎に異なるものとして予め付与された情報であり、上記処理内容は、対応するマーカ90が表す処理の内容を示す情報である。
図5に示す例では、例えば、マーカIDとして「A01」が付与されたマーカ90は、種別が領域指定であり、配置方法として処理対象領域を囲う方法が採られ、処理の内容として画像の切り出しを行う、との情報が登録されている。従って、マーカ関連情報データベース13Bを参照することにより、当該データベースに予め登録されたマーカ90の種別、配置方法、及び処理の内容を把握することができる。
即ち、本実施形態では、マーカ90に処理の内容そのものを示す情報は含めず、マーカ90に対してマーカIDを示す情報を含めておく。そして、本実施形態では、当該マーカIDに対応する処理の内容を示す情報をマーカ関連情報データベース13Bから取得することで、対応する処理の内容を特定している。但し、この形態に限るものではなく、マーカ90に対して、処理の内容そのものを示す情報を含める形態としてもよい。この場合、マーカ関連情報データベース13Bは不要となる。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る処理関連情報データベース13Cについて説明する。図6は、本実施形態に係る処理関連情報データベース13Cの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る処理関連情報データベース13Cは、ユーザによりマーカ90を用いて指定された処理に関する情報が登録されるデータベースである。本実施形態に係る処理関連情報データベース13Cは、一例として図6に示すように、特徴、処理内容、及び設定値の各情報が関連付けられて記憶される。
上記特徴は、上述した特徴を示す情報であり、上記処理内容は、対応する特徴を有する原稿に対して行う処理の内容を示す情報であり、上記設定値は、対応する処理に対して設定される情報である。
なお、マーカ90が領域指定用のマーカである場合は、4つのマーカ90を一組として一箇所の処理対象領域が指定されるが、この場合の設定値は、当該一組のマーカ90の配置位置によって指定された処理対象領域を示す単一の座標情報が適用される。本実施形態では、当該座標情報として、原稿80の左上角点を原点とした2次元座標系の座標を示す情報を適用しているが、これに限るものではない。例えば、原稿80の4角点の左下角点、右上角点、右下角点の何れかの角点を原点とした2次元座標系の座標を示す情報を、上記座標情報として適用する形態としてもよい。また、本実施形態では、図6に示すように、処理対象領域を示す座標情報として、処理対象領域の一対の対角の位置を示す情報を適用しているが、これに限るものでないことは言うまでもない。
このように、本実施形態では、処理対象領域の位置を示す座標系として、原稿80の何れかの角点を適用しているため、原稿80を、原稿配置領域32における任意の位置に配置することができる。
また、マーカ90が領域指定用以外のマーカである場合、1つのマーカ90に対して1つの設定値が設定され得る。例えば、処理の内容が電子メールでの添付による転送処理である場合、その転送先を示す情報(本実施形態では、装置名)が設定値となる一方、処理の内容がプリントであった場合、設定値は不要となる。
なお、本実施形態では、錯綜を回避するために、上記転送先を示す情報等といった必要とされる設定値が予め登録されている場合について説明するが、これに限るものではない。例えば、ユーザ等に対して設定値を適宜入力させる形態としてもよい。
図6に示す例では、例えば、2枚目以降の原稿80における、特徴がA4サイズで、かつ、白色の原稿80については、一対の対角の位置が(X1,Y1)-(X2,Y2)である矩形の領域に対してマスク処理を行う情報が登録されている。また、図6に示す例では、この原稿80の全体に対する処理として、上記マスク処理を経た原稿80を示す画像情報を、サーバAに対して電子メールによる添付ファイルとして送信することが登録されている。
次に、図7~図9を参照して、情報処理を実行する場合の本実施形態に係る画像処理装置10の作用を説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示す情報処理は、ユーザにより、UI部40を介して情報処理の実行が指示された場合に、画像処理装置10のCPU11が情報処理プログラム13Aを実行することで、実行される。この情報処理の実行指示を行うに先立ち、ユーザは、1枚目の原稿80を原稿配置領域32に配置し、かつ、所望の処理に応じてマーカ90を配置した状態とする。なお、情報処理を実行させる方法は、このようなユーザによる指定による方法に限るものではない。例えば、最後に情報処理の実行が終了してからの経過時間が予め定められた期間(本実施形態では、10分間)以上経過した後に、原稿80及びマーカ90が原稿台30の原稿配置領域32に置かれた場合に、情報処理を実行する形態としてもよい。
図7のステップ100で、CPU11は、原稿台30に載せられている原稿80が、本情報処理が開始されてから1枚目の原稿であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ102に移行する。ステップ102で、CPU11は、書画カメラ70に対して撮影を指示し、当該指示に応じて書画カメラ70により得られた画像情報を取得する。
ステップ104で、CPU11は、取得した画像情報が示す画像からマーカ90の画像を検出する。ステップ106で、CPU11は、検出したマーカ90が示すマーカIDを特定し、特定したマーカIDに対応する全ての情報(以下、「マーカ関連情報」という。)をマーカ関連情報データベース13Bから読み出す。なお、本実施形態では、マーカ90の画像の検出を、従来既知のパターンマッチング技術を用いて行っているが、これに限るものではない。例えば、予め機械学習されたセマンティック・セグメンテーションモデルやインスタンス・セグメンテーションモデル等のセグメンテーションモデルを用いたAI(Artificial Intelligence、人工知能)により、マーカ90の画像を検出する形態としてもよい。
ステップ108で、CPU11は、取得した画像情報が示す画像に含まれる原稿80の画像(以下、「原稿画像」という。)15Aから予め定められた種類の特徴(本実施形態では、原稿80の寸法及び色)を特定する。なお、本実施形態では、原稿80の寸法として、A4サイズ、B5サイズといった定型サイズを適用しているが、これに限るものではなく、縦横の実寸サイズを原稿80の寸法として適用する形態としてもよい。
ステップ110で、CPU11は、検出したマーカ90の各々による処理に対応する設定値を上述したように導出する
ステップ112で、CPU11は、以上の処理によって得られた各種情報を用いて、予め定められた構成とされたプレビュー画面を表示するように表示部15を制御する。図8には、本実施形態に係るプレビュー画面の一例が示されている。
図8に示すように、本実施形態に係るプレビュー画面では、原稿画像15Aが、マーカ90の各々の画像に対してマーカA、マーカBといったように個別に割り当てられた名称と共に表示される。また、本実施形態に係るプレビュー画面では、検出したマーカ90の各々と、対応する処理の内容及び設定値とがテーブル形式とされた画像(以下、「テーブル画像」という。)15Bが表示される。更に、本実施形態に係るプレビュー画面では、ステップ108の処理によって特定した原稿80の特徴を示す特徴画像15Cが表示される。
図8に示すプレビュー画面が表示されると、ユーザは、テーブル画像15Bに表示されている各マーカの処理の内容及び設定値を、特徴画像15Cに表示されている特徴に関連付けて登録する場合は登録ボタン15Dを、UI部40を介して指定する。これに対し、ユーザは、表示されている内容の処理を、表示されている設定値を適用して実行する場合は実行ボタン15Eを、UI部40を介して指定する。
そこで、ステップ114で、CPU11は、ユーザによって実行ボタン15Eが指定されたか否かを判定し、否定判定となった場合は、登録ボタン15Dが指定されたと見なしてステップ116に移行する。
ステップ116で、CPU11は、特徴画像15Cにより表示した特徴を示す情報と、テーブル画像15Bにより表示した処理の内容及び設定値とを関連付けて処理関連情報データベース13Cに登録し、その後にステップ136に移行する。
一方、ステップ114において肯定判定となった場合、即ち、ユーザによって実行ボタン15Eが指定された場合はステップ118に移行し、各マーカ90によって指定された処理を実行した後にステップ136に移行する。
ユーザは、プレビュー画面において実行ボタン15Eを指定すると、1枚目の原稿80に対する処理が終了したと見なして、原稿台30に載せた原稿80を次の原稿80に入れ替える。また、ユーザは、処理対象領域の指定を除く新たな処理を指定したい場合は、当該処理に対応するマーカ90を原稿台30の原稿配置領域32に置く。このユーザによる操作に応じて、ステップ100の処理が否定判定となってステップ120に移行する。以下、ユーザは、処理対象とする原稿80について同様の操作を順次行う。
ステップ120で、CPU11は、書画カメラ70に対して撮影を指示し、当該指示に応じて書画カメラ70により得られた画像情報を取得する。
ステップ122で、CPU11は、ステップ108の処理と同様に、取得した画像情報に対応する原稿画像15A、即ち2枚目以降の原稿80の原稿画像15Aから上記予め定められた種類の特徴(本実施形態では、原稿80の寸法及び色)を特定する。
ステップ124で、CPU11は、特定した特徴に合致する特徴を示す情報が処理関連情報データベース13Cに登録されているか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ130に移行する一方、肯定判定となった場合はステップ126に移行する。
ステップ126で、CPU11は、ステップ124の処理において合致すると判定された特徴を示す情報に対応する処理内容及び設定値を処理関連情報データベース13Cから読み出す。ステップ128で、CPU11は、読み出した処理内容及び設定値に対応する処理を実行し、その後にステップ130に移行する。
なお、ステップ128の処理を実行する場合に、CPU11は、読み出した設定値が示す処理対象領域を特定できない場合、一例として図9に示すように、エラーメッセージ15Fを含むエラー表示画面を表示するように表示部15を制御する。そして、この場合、CPU11は、エラー表示画面を表示させた後に本情報処理を強制的に終了する。なお、本実施形態では、処理対象領域を特定できない場合として、処理対象領域に文字がない場合を適用しているが、これに限るものではない。例えば、処理対象領域が原稿80からはみ出している場合を、処理対象領域を特定できない場合として適用する形態としてもよい。
ステップ130で、CPU11は、取得した画像情報が示す画像にマーカ90が含まれているか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ136に移行する一方、肯定判定となった場合はステップ132に移行する。
ステップ132で、CPU11は、検出したマーカ90に対応するマーカ関連情報を、ステップ106の処理と同様にマーカ関連情報データベース13Bから読み出す。ステップ134で、CPU11は、読み出したマーカ関連情報に対応する処理を実行した後にステップ136に移行する。
ステップ136で、CPU11は、本情報処理を終了するタイミングとして予め定められた終了タイミングが到来したか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ100に戻る一方、肯定判定となった場合は本情報処理を終了する。本実施形態では、上記終了タイミングとして、ユーザにより、次の原稿80がないことを示すマーカ90が用いられたタイミングを適用しているが、これに限るものではない。例えば、ユーザにより、UI部40を介して情報処理の終了を指示する指示入力が行われたタイミングを上記終了タイミングとして適用する形態としてもよい。
なお、上記実施形態では、本開示の技術を、一例として図1に示す、UI部40が装置の前面側に設けられた画像処理装置10に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本開示の技術を、一例として図10に示す、UI部40が装置の後面側(図10に示す例では、書画カメラ70のアーム72)に設けられた画像処理装置10に適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、2枚目以降の原稿80については、1枚目の原稿80において指定された処理対象領域を必ず適用する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、2枚目以降の原稿80について、1枚目の原稿80において指定された処理対象領域を適用するか否かをマーカ90により指定する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、プレビュー画面におけるテーブル画像15Bにおいて、適用された全てのマーカ90に関する情報を表示する場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザにより、表示されている原稿画像15Aに対して指定されたマーカ90に対応する情報のみをテーブル画像15Bとして表示する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、マーカの型式については特に言及しなかったが、マグネット型、おはじき型、付箋型、シール型等の各種型式を適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態では言及しなかったが、例えば、マーカ90に対して処理内容等を示す文字を記載する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、マーカ90に処理の内容を示す情報のみを含めた場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、処理の内容を示す情報に加えて、設定値もマーカ90に含める形態としてもよい。
また、上記実施形態では、各種データベースを画像処理装置10に登録した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、画像処理装置10と通信可能に構成されたサーバ装置等の外部装置に各種データベースを登録しておき、当該外部装置に対して適宜アクセスする形態としてもよい。
以上、実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、上記実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
更に、上記実施形態では、各種処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各種処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した画像処理装置10の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態で説明した情報処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
(付記)
(((1)))
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として前記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された前記基準領域を前記処理対象領域として前記処理を行う、
情報処理装置。
(((2)))
前記マーカは、機械可読コードによるマーカである、
(((1)))に記載の情報処理装置。
(((3)))
前記機械可読コードは、前記処理の内容を示す情報を含む、
(((2)))に記載の情報処理装置。
(((4)))
前記機械可読コードは、前記処理の内容を色の種類によって規定する、
(((3)))に記載の情報処理装置。
(((5)))
前記プロセッサは、
前記2枚目以降の原稿に対する前記基準領域の適用対象を、前記1枚目の原稿の予め定められた特徴に合致する原稿とする、
(((1)))から(((4)))の何れか1項に記載の情報処理装置。
(((6)))
前記特徴は、前記原稿の寸法、色、レイアウト、配色、及びタイトルの少なくとも1つである、
(((5)))に記載の情報処理装置。
(((7)))
前記処理は、書画カメラを用いた処理である、
(((1)))から(((6)))の何れか1項に記載の情報処理装置。
(((8)))
前記書画カメラを用いた処理は、画像読取処理に関する処理である、
(((7)))に記載の情報処理装置。
(((9)))
前記プロセッサは、
前記処理対象領域を特定できない場合、当該特定できない旨を提示する、
(((1)))から(((8)))の何れか1項に記載の情報処理装置。
(((10)))
前記処理対象領域を特定できない場合は、当該処理対象領域に文字がない場合である、
(((9)))に記載の情報処理装置。
(((1)))に係る情報処理装置によれば、複数枚の原稿に対して処理対象領域を示すマーカを設けることなく、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
(((2)))に係る情報処理装置によれば、マーカを介して各種情報を取得することができる。
(((3)))に係る情報処理装置によれば、マーカによって処理対象領域に対する処理を設定することができる。
(((4)))に係る情報処理装置によれば、処理の内容をユーザが把握しやすくすることができる。
(((5)))に係る情報処理装置によれば、2枚目以降の原稿に対する基準領域の適用対象を、1枚目の原稿の特徴によって絞らない場合に比較して、2枚目以降の原稿に対する処理対象領域の誤認の発生を抑制することができる。
(((6)))に係る情報処理装置によれば、適用した特徴を用いて、基準領域を適用する原稿を絞り込むことができる。
(((7)))に係る情報処理装置によれば、書画カメラによる処理において、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
(((8)))に係る情報処理装置によれば、書画カメラによる画像読取処理に関する処理において、各原稿の処理対象領域を特定することができる。
(((9)))に係る情報処理装置によれば、処理対象領域を特定することができない旨をユーザに把握させることができる。
(((10)))に係る情報処理装置によれば、処理対象領域に文字がないことに起因して当該処理対象領域が特定できない場合に対応することができる。
10 画像処理装置
11 CPU
11A 処理部
12 メモリ
13 記憶部
13A 情報処理プログラム
13B マーカ関連情報データベース
13C 処理関連情報データベース
14 入力部
15 表示部
15A 原稿画像
15B テーブル画像
15C 特徴画像
15D 登録ボタン
15E 実行ボタン
15F エラーメッセージ
16 媒体読み書き装置
17 記録媒体
18 通信I/F部
30 原稿台
32 原稿配置領域
40 UI部
50 トレイ
60 給紙部
70 書画カメラ
72 アーム
80 原稿
90 マーカ

Claims (11)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として前記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された前記基準領域を前記処理対象領域として前記処理を行う、
    情報処理装置。
  2. 前記マーカは、機械可読コードによるマーカである、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記機械可読コードは、前記処理の内容を示す情報を含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記機械可読コードは、前記処理の内容を色の種類によって規定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記2枚目以降の原稿に対する前記基準領域の適用対象を、前記1枚目の原稿の予め定められた特徴に合致する原稿とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記特徴は、前記原稿の寸法、色、レイアウト、配色、及びタイトルの少なくとも1つである、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記処理は、書画カメラを用いた処理である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記書画カメラを用いた処理は、画像読取処理に関する処理である、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記処理対象領域を特定できない場合、当該特定できない旨を提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記処理対象領域を特定できない場合は、当該処理対象領域に文字がない場合である、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 複数枚の原稿における処理対象領域に対して予め定められた処理を行うに当たり、1枚目の原稿については予め定められたマーカを用いて特定された処理対象領域を基準領域として前記処理を行い、2枚目以降の原稿については、1枚目の原稿において特定された前記基準領域を前記処理対象領域として前記処理を行う、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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