JP2024025439A - 車両用の充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】別途暖機手段を設けることなく、効率的に充電システムの温度を加温する車両の充電システムを提供する。【解決手段】接触式又非接触式の充電ユニット10を備える、車両2の充電システム100において、車両2が停止状態のとき、熱源4の温度が第1の温度以上であって、充電ユニットの温度10が第2の温度以下のとき、熱源に付随して備えられるファン8を作動させて充電ユニット10を加温するように構成する。【選択図】図1
Description
本明細書が開示する技術は、例えば、車両用の充電システムに関する。
例えば、駆動源として電気モータを用いる車両のうち、走行用のバッテリとしての二次電池と、この二次電池を外部から充電するための受電部と、を含む充電ユニットを備えている車両がある。バッテリは、例えば、車両下部のフロアに近接して配置され、受電部は、例えば、車両床下、車両後方又は前方などに接触式又は非接触式で配置される。
寒冷地などや寒冷時などにおける低温状態では、電池温度の低下によるバッテリの充放電特性の低下や、受電部の受電効率の低下、受電部の接触部や可動部周辺における凍結などが生じる場合がある。こうした低温状態における不都合を回避するために、受電部などに付着した氷雪を異物として検知し、氷雪を融解するための暖機手段を備える技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、充電ユニットのための暖機手段を別途設けることは、エネルギー有効利用の観点から改善の余地がある。
本明細書に開示する技術は、別途暖機手段を設けることなく、効率的に車両の充電ユニットの温度を加温する技術を提供する。
本明細書が開示する技術は、車両の充電システムに具現化される。この充電システムは、バッテリと、接触式又非接触式の受電部と、を含む充電ユニットを、を備えている。充電システムは、車両が停止状態のとき、車両が備える熱源の温度が第1の温度以上であって、充電ユニットの温度が第2の温度以下のとき、熱源に付随して備えられるファンを作動させて充電ユニットを加温するように構成されている。
こうすることで、車両が備える、例えば、エンジンなどの熱源の熱を、例えば、エンジンコンパートメントに近接して配置されるラジエータファンなどのファンによって、充電ユニットが加温される。これにより、別途暖機手段を設けることなく、充電ユニットの冷却状態を緩和し、適切に加温できる。例えば、充電ユニットの受電部の受電効率の低下や氷雪を融解又は付着を抑制し、バッテリの好ましい充放電特性を確保できる。
以下、本明細書に開示される車両の充電システムに関し、適宜図面を参照しながら説明する。図1は、車両における熱源とファンと充電システムとの関係についての一態様を示す図であり、図2は、熱源とファンと充電システムとの関係についての各種態様を示す図であり、図3は、充電システムにおける制御プロセスの一例を示す図である。
なお、車両は、特に限定するものではないが、モータを用いて車軸を駆動する車両が挙げられる。例えば、BEV(バッテリ式電気自動車)、HEV(ハイブリッド電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド電気自動車)などが挙げられる。
図1に示す車両2は、HEVであり、車両2の前方にエンジン4を備えるとともに、前後の駆動輪に対してそれぞれ1個の計2個の駆動用モータ(図示せず)を備えている。なお、エンジン4は、本明細書における熱源の一例である。
車両2のエンジン4の前方には、車両2における熱管理にも関与するラジエータ6を備えるとともに、ラジエータ6の車両2の後方側であって、エンジン4の前方には、ラジエータファン8を備えている。ラジエータファン8は、本明細書に開示されるファンの一例である。さらに、エンジン4には、エンジン4又はその周囲の温度を検出する温度センサ5を備えている。温度センサ5の温度は、後述する制御部20に出力されるようになっている。
車両2においては、図2(a)に示すように、車両2の前方から、ファン、熱源及び後述するバッテリ12及び受電部14を含む充電ユニットが配置されている。車両2では、ラジエータファン8が作動することにより、エンジン4の周囲の空気が車両2の後方側にある充電ユニット10側に供給されるようなフレーム構造等を備えている。
車両2の充電システム100は、バッテリ12と、非接触で外部に設定された車両等の充電装置200に備えられた送電部210から電力供給を受ける受電部14と、を含む充電ユニット10、受電部14における電極の充電及び放電等を管理する制御部20と、を備えている。
バッテリ12は、特に限定するものではないが、一般に、HEV等に用いられる、リチウムイオン二次電池などの二次電池であり、図1の車両2においては、車両2の後方フロア近傍に配置されている。バッテリ12には、バッテリ12の温度を検知する温度センサ13が備えられている。
受電部14は、受電コイルであって、送電部210から非接触で電力を受電する。受電部14は、バッテリ12に電気的に接続されている。受電部14で給電された電力は、図示しないインバータで直流に変換された後、バッテリ12に充電される。受電部14には、受電部14の温度を検知する温度センサ15が備えられている。
制御部20は、プロセッサとメモリとを備えるいわゆるコンピュータとして構成されており、バッテリ12の充電状態、受電部14による給電状態、受電部14における温度などを管理する。制御部20は、車両2が停止しているかどうか及び温度センサ5に基づくエンジン4の温度を検知する。制御部20は、また、バッテリ12に設けられる温度センサ13及び受電部14に設けられる温度センサ15を用いて受電部14の温度を検知し、後段で説明するプロセスを実行する。
制御部20は、車両2に搭載されるいわゆるECU(Electronic Control Unit)であってもよいし、こうした上位のECUの制御下にあってもよい。
次に、こうした充電システム100における充電ユニット10、すなわち、バッテリ12及び受電部14の温度管理について、図3を参照して説明する。図3は、充電システム100において実行される充電ユニット10の温度管理プロセスのフローである。
制御部20は、車両2が停止状態か否かを判定する(ステップS10)。車両2が停止状態でないときには、この処理を終了する。
車両2が停止状態にあるとき、制御部20は、エンジン4の周囲が所定の温度、例えば、バッテリ12及び受電部14を、適度な作動温度までに加温できる程度の温度以上であるかどうかを判定する(ステップS20)。判定の基準となる基準温度Aは、予め制御部20が保持するメモリに記憶されており、例えば、基準温度Aは、バッテリ12の充放電等の特性発揮に効果的な作動温度と、受電部14における氷雪の排除や効率的な受電に好適な温度と、が参照されて設定されている。制御部20は、温度センサ5に基づいてエンジン周辺の温度を取得し、検知されたエンジン4の周囲温度と基準温度Aとを対比して、エンジン4の温度が基準温度Aよりも低い場合には、この処理を終了する。なお、この基準温度Aは、本明細書における第1の温度の一例である。
検知されたエンジン4の周囲温度が基準温度A以上である場合には、制御部20は、温度センサ13、15からそれぞれバッテリ12の温度及び受電部14の温度を取得して、これらの温度が、実用的な充電ユニット10の利用が可能な基準温度B以下であるかどうかを判定する(ステップS30)。基準温度Bは、予め制御部20が保持するメモリに記憶されている。例えば、基準温度Bは、バッテリ12の充放電等の特性発揮に効果的な作動温度と、受電部14への氷雪などの付着を排除又は抑制するとともに、効率的な受電に好適な温度と、に基づいて設定されている。なお、これらの基準温度Bは、本明細書における第2の温度の一例である。
制御部20は、温度センサ13、15に基づいて、バッテリ12及び受電部14の温度が、いずれも基準温度Bよりも大きい場合には、この処理を終了する。
温度センサ13、15に基づくバッテリ12及び受電部14の温度のいずれかが、その基準温度B以下の場合には、制御部20は、ラジエータファン8を作動させて、エンジン4の周辺の熱を車両2の後方に配置されているバッテリ12及び受電部14に供給する。これにより、バッテリ12及び受電部14は加温される。バッテリ12が加温されると充放電に適するようになり、受電部14が加温されると、付着した氷雪を融解するほか氷雪の付着を抑制するとともに、効率的な受電に適するようになる。
以上、説明したように、本明細書に開示される充電システム100によれば、バッテリ12及び受電部14が、固有の暖機手段に設けることなく、車両2に本来的に備わる熱源における熱を利用して加温される。このため、効率的なエネルギー利用が可能になるほか、余分の装置コストも抑制できる。
なお、以上の説明においては、充電ユニット10のバッテリ12及び受電部14のそれぞれの温度を取得して、これらの温度と共通の基準温度Bに基づいて温度管理を実施したが、車両2の外気温などの状況から、バッテリ12及び受電部14のいずれか一方についてのみの温度管理を、それぞれ固有の基準温度Bを設定して行うようにしてもよい。また、バッテリ12と受電部14とに別個に熱を供給可能な構造として、それぞれ独立して温度管理も可能である。基準温度Aについても、状況に応じてバッテリ12及び受電部14についてそれぞれ固有に設定してもよい。
また、以上の説明においては、非接触式の受電部14を備える車両2について説明したが、接触式の受電部を備える車両についても同様に実施できる。この場合、受電部の接触部や可動部の氷雪を融解できる。
また、以上の説明においては、車両2の前方に、エンジン4を熱源として、その熱を用いてバッテリ12及び/又は受電部14を加温するものとしたが、熱源としては、車両2の各種電動部品や熱交換器なども用いることができる。例えば、高温になることがあるラジエータ6も熱源として利用して、図3(b)に示すように、ラジエータ6の熱をラジエータファン8によって、車両2の後方の充電システム100を加温してもよい。
また、さらに、図3(c)及び(d)に示すように、車両2の後方に配置される、種々の電動部品などの可能性ある熱源及びファンにより、これらより車両2の前方側に配置される充電システム100を加温することもできる。
2:車両、4:エンジン、6:ラジエータ、8:ラジエータファン、10:充電ユニット、12:バッテリ、14:受電部、20:制御部、100:充電システム、200:充電装置
Claims (1)
- 車両の充電システムであって、
前記充電システムは、接触式又非接触式の充電ユニットを備え、
前記車両が停止状態のとき、前記車両が備える熱源の温度が第1の温度以上であって、前記充電ユニットの温度が第2の温度以下のとき、前記熱源に付随して備えられるファンを作動させて前記充電ユニットを加温するように構成されている、充電システム。
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2022
- 2022-08-12 JP JP2022128888A patent/JP2024025439A/ja active Pending
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