JP2024023414A - 端末及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末が属するグループにおいてQoS(Quality of Service)が提供される通信を端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始すること。【解決手段】端末は、1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信部と、前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスを端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始させる制御部とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「5G」あるいは「NR」という。)の検討が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRでは、LTE(Long Term Evolution)のネットワークアーキテクチャにおけるコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に対応する5GC(5G Core Network)及びLTEのネットワークアーキテクチャにおけるRAN(Radio Access Network)であるE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に対応するNG-RAN(Next Generation - Radio Access Network)を含むネットワークアーキテクチャが検討されている(例えば非特許文献1)。
また、LTE及びNRでは、端末同士が基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている(例えば非特許文献2)。
D2Dは、端末と基地局との間のトラフィックを軽減し、災害時等に基地局が通信不能になった場合でも端末間の通信を可能とする。なお、3GPPでは、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてサイドリンクも使用する。
D2D通信は、通信可能な他の端末を発見するためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう。)と、端末間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信等ともいう。)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリ等を特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。NRにおけるV2X(Vehicle to Everything)に係るサービスの様々なユースケースが検討されている(例えば非特許文献3)。
3GPP TS 23.501 V16.3.0(2019-12) 3GPP TS 38.211 V16.0.0(2019-12) 3GPP TR 22.886 V15.1.0(2017-03)
D2D通信を対象とするNaaS(Network as a Service)を利用する場合、対戦ゲーム等の想定するシナリオによっては、自身の端末のみならず、通信相手となる端末又は複数の端末のグループに対してNaaSを設定する必要が生じる。しかしながら既存技術では、ある端末が主導して、他の端末又は端末のグループに対するNaaSをトリガすることは困難であった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、端末が属するグループにおいてQoS(Quality of Service)が提供される通信を端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始することを目的とする。
開示の技術によれば、1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信部と、前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスを端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始させる制御部とを有する端末が提供される。
開示の技術によれば、端末が属するグループにおいてQoS(Quality of Service)が提供される通信を端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始することができる。
本発明の実施の形態における無線ネットワークを説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるコアネットワークを説明するための図である。 本発明の実施の形態における優先度制御の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(1)を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(1)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(2)を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(2)を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるネットワークノード10の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における端末20の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるネットワークノード10又は端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本発明の実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE-Advanced、及び、LTE-Advanced以降の方式(例:NR)、又は無線LAN(Local Area Network)を含む広い意味を有するものとする。
また、本発明の実施の形態において、無線パラメータ等が「設定される(Configure)」とは、所定の値が予め設定(Pre-configure)されることであってもよいし、ネットワークノード10又は端末20から通知される無線パラメータが設定されることであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態における無線ネットワークを説明するための図である。本発明の実施の形態における無線ネットワークを含むシステムは、図1に示されるように、基地局10及び端末20を含む。図1には、基地局10及び端末20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。基地局10は、ネットワークノード10と呼ばれてもよい。
基地局10は、1つ以上のセルを提供し、端末20と無線通信を行う通信装置である。無線信号の物理リソースは、時間領域及び周波数領域で定義され、時間領域はOFDMシンボル数で定義されてもよいし、周波数領域はサブキャリア数又はリソースブロック数で定義されてもよい。基地局10は、同期信号及びシステム情報を端末20に送信する。同期信号は、例えば、NR-PSS(Primary Synchronization Signal)及びNR-SSS(Secondary Synchronization Signal)である。システム情報は、例えば、NR-PBCH(Physical Broadcast Channel)にて送信され、報知情報ともいう。図1に示されるように、基地局10は、DL(Downlink)で制御信号又はデータを端末20に送信し、UL(Uplink)で制御信号又はデータを端末20から受信する。基地局10及び端末20はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。また、基地局10及び端末20はいずれも、MIMO(Multiple Input Multiple Output)による通信をDL又はULに適用することが可能である。また、基地局10及び端末20はいずれも、CA(Carrier Aggregation)によるSCell(Secondary Cell)及びPCell(Primary Cell)を介して通信を行ってもよい。
端末20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置である。図1に示されるように、端末20は、DLで制御信号又はデータを基地局10から受信し、ULで制御信号又はデータを基地局10に送信することで、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。また、端末20は、ネットワークに配置されるアプリケーションサーバと通信を行うクライアントアプリケーションとしての機能を有してもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるコアネットワークを説明するための図である。図2に示されるように、本発明の実施の形態におけるコアネットワークを含むシステムは、端末20であるUE、複数のネットワークノード10から構成される。以下、機能ごとに1つのネットワークノード10が対応するものとするが、複数の機能を1つのネットワークノード10が実現してもよいし、複数のネットワークノード10が1つの機能を実現してもよい。また、以下に記載する「接続」は、論理的な接続であってもよいし、物理的な接続であってもよい。
RAN(Radio Access Network)は、無線アクセス機能を有するネットワークノード10であり、UE、AMF(Access and Mobility Management Function)及びUPF(User plane function)と接続される。基地局10は、RANに対応するネットワークノード10であってもよい。AMFは、RANインタフェースの終端、NAS(Non-Access Stratum)の終端、登録管理、接続管理、到達性管理、モビリティ管理等の機能を有するネットワークノード10である。UPFは、DN(Data Network)と相互接続する外部に対するPDU(Protocol Data Unit)セッションポイント、パケットのルーティング及びフォワーディング、ユーザプレーンのQoS(Quality of Service)ハンドリング等の機能を有するネットワークノード10である。UPF及びDNは、ネットワークスライスを構成する。、本発明の実施の形態における無線通信ネットワークでは、複数のネットワークスライスが構築されている。
AMFは、UE、RAN、SMF(Session Management function)、NSSF(Network Slice Selection Function)、NEF(Network Exposure Function)、NRF(Network Repository Function)、UDM(Unified Data Management)、AUSF(Authentication Server Function)、PCF(Policy Control Function)、AF(Application Function)と接続される。AMF、SMF、NSSF、NEF、NRF、AUSF、PCF、AFは、各々のサービスに基づくインタフェース、Namf、Nsmf、Nnssf、Nnef、Nnrf、Nudm、Nausf、Npcf、Nafを介して相互に接続されるネットワークノード10である。
SMFは、セッション管理、UEのIP(Internet Protocol)アドレス割り当て及び管理、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能、ARP(Address Resolution Protocol)プロキシ、ローミング機能等の機能を有するネットワークノード10である。NEFは、他のNF(Network Function)に能力及びイベントを通知する機能を有するネットワークノード10である。NSSFは、UEが接続するネットワークスライスの選択、許可されるNSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)の決定、設定されるNSSAIの決定、UEが接続するAMFセットの決定等の機能を有するネットワークノード10である。PCFは、ネットワークのポリシ制御を行う機能を有するネットワークノード10である。AFは、アプリケーションサーバを制御する機能を有するネットワークノード10である。NRFは、サービスを提供するNFインスタンスを発見する機能を有するネットワークノード10である。
ここで、NaaS(Network as a Service)というネットワークを提供するサービスには、以下1)-4)の概念が含まれる。
1)ハードウェア導入を主としたネットワーク構築。基幹ルータ等のネットワーク機器を含むLAN(Local Area Network)であり、例えば、事業所内のLANの構築委託等。
2)WAN(Wide Area Network)構築。VPN等の仮想化技術を含めたWANであり、例えば、支社・事業所間を相互にアクセス可能にするWAN構築等。
3)特定のネットワーク構成又は品質を前提とする回線サービス。IoTプラットフォームの提供であり、例えば、LoRAWAN(登録商標)等によるIoTネットワークの敷設、法人向けIoTソリューション。また例えば、帯域保証型の回線サービスを一般ユーザに提供するサービス等であり工事を含む場合もある。
4)上記3)を一般ユーザに、オンデマンド(On-demand)で提供するサービス。ユーザが複数あるオプションからネットワーク品質を選択し、例えば、「XMbpsの帯域保証型」及び「遅延はYmsec以内」のような品質の回線を提供するサービス。
本発明の実施の形態は、上記4)のNaaSを無線ネットワークで実現する技術に係る。有線ネットワークにおけるNaaSでは、ピークレート及び故障率に加えて、QoSに分類される帯域保証の形態、遅延時間といった項目がSLA(Service Level Agreement)として規定されている。
SLAで提供可能な品質の項目例は、例えば、以下1)-9)である。SLA付き回線サービスにおいては、SLAを事前に定義し、違反した場合の対応が明確化されている。例えば、平均遅延時間がYmsecを超えた場合、料金をZ%減額する等の取り決めがなされる。
1)トラフィック関連(平均スループット、遅延時間、パケット損失率等)
2)稼働率・可用性
3)障害通知
4)同時接続可能数
5)バックアップ関連(頻度、項目、保存可能な期間等)
6)ログ関連(頻度、項目、保存可能な期間等)
7)サポートデスク等の窓口体制
8)障害関連(復旧時間、対応時間、オンサイト対応の可否等)
9)上記の品質レベルの種類
レイヤ1-レイヤ2等の無線リンクの区間においては、QoSの保証をサポートする技術はない。一方、音声通話のように定常的に小さなパケットを送信する要求に最適化した機能は存在する。表1は、LTEにおける音声通話等を想定したEPC(Evolved Packet Core)機能としてQoSに類する機能の例である。
Figure 2024023414000002
表1に示されるように、QCI(QoS Class Identifier)は、ビットレートを保証するか(Guarantee)、優先度、許容遅延(Delay Budget)、パケット損失率(Loss rate)、アプリケーションに関連付けられる。例えば、QCIが4の場合、ビットレートは保証され(GBR: Guaranteed bit rate)、優先度は3であり、許容遅延は50ms、パケット損失率は10-3乗であり、アプリケーションはリアルタイムゲームである。QCIに応じて、基地局10がスケジューリング等を行い、表1に示されるパラメータを満たすように通信が行われる。しかしながら、実際の通信においてQoSが保証されているわけではない。
図3は、本発明の実施の形態における優先度制御の例を示す図である。本発明の実施の形態では、ユーザが複数のオプションから選択するネットワーク品質をオンデマンドで提供するNaaSを想定する。例えば、ネットワーク品質は、図3に示されるように制御されてもよい。図3に示されるように、コアネットワーク網は、EPC、各種コアノード、GW設備等を含み、外部ネットワーク及びeNBとの通信路を有する。なお、本発明の実施の形態において、優先度制御はどのような方法で実行されてもよく、優先度制御の具体的な方法は限定されない。
例えば、端末20は、NaaSクライアントとして、規定のインタフェースに基づく優先制御要求を、LTE無線ネットワークを介してeNBである基地局10に送信してもよい。主に基地局10により実現される優先度及び品質制御の例として、基地局10によるスケジューリングでの制御及び基地局10によるパラメータの変更によって、所望のネットワーク品質を実現してもよい。また、主にコアネットワークにより実現される他の優先度及び非品質制御の例として、コアネットワークにMEC(Mobile Edge Computing)サーバを配置してもよいし、5Gコアによるスライシング制御が実行されてもよい。また、主にコアネットワークにより実現される優先度及び非品質制御の例として、LTEで提供されるQCI制御による優先度制御機能が実現されてもよいし、マルチプルPDN等を用いたネットワーク及び端末を含めた通信路の制御が実行されてもよい。
ここで、D2D通信を対象とするNaaSを利用する場合、多地点のストリーミング配信、対戦ゲーム等の想定するシナリオによっては、自身の端末のみならず、通信相手となる端末又は複数の端末のグループに対してNaaSを設定する必要が生じる。
想定するシナリオの例として、2地点での4Kテレビ電話等をNaaSの運用シナリオとして想定すると、2地点それぞれの品質が要求される水準に達することが必要となる。この場合、テレビ電話の発呼側が、相手側のNaaSをトリガすることが考えられる。
想定するシナリオの他の例として、多地点における通信品質を平衡化させることを想定してもよい。例えば、受信品質が十分であるか又はアプリケーションサーバとの物理的な距離が近いため低遅延な通信が提供される地点Aと、受信品質が十分でないか又はアプリケーションサーバとの物理的な距離が遠いため遅延が大きくなる地点Bが存在した場合、地点Aに位置する端末20の通信品質提供に関する要求条件を緩和し、地点Bに位置する端末20に優先的にリソースを配分してもよい。
一方、現状のモバイルネットワークにおけるUE-ネットワーク間の優先度制御の仕組みにおいて、上記シナリオを想定する特定のUEグループ-ネットワーク間での優先度制御は想定されていない。特定のUEグループとは、例えば、ユーザが指定したUEの集合であって、NaaSグループと呼ばれてもよい。
例えば、アプリケーションレイヤで端末20が事前に交渉する方法、又はユーザが口頭でUE識別子を取得する方法等の任意の方法で、NaaSグループを特定する情報が決定された場合に、NaaSの開始を指示する方法が不明確であった。また、NaaSグループに属する端末20が、D2D通信をサポートしていない場合も想定される。
そこで、単一のNaaSクライアントが複数のNaaSユーザのNaaS開始を指示してもよい。本発明の実施の形態において、D2D通信におけるNaaSのトリガ方法に関して提案する。当該提案の前提としてD2D通信におけるNaaSでは、基地局10との通信におけるNaaSとは異なる優先度制御を提供してもよい。例えば、NaaSグループ内では同一のサービスが運用され、同程度のトラフィックが生じることを想定するスケジューリングが実施されてもよい。また、例えば、D2D通信におけるNaaSに限り、MECを適用して遅延を低減させる等をネットワークが判断してもよい。上記のD2D通信におけるNaaSを実現するために、基地局10との通信におけるNaaSと、D2D通信におけるNaaSとで、異なるネットワークインタフェース又は通知方法が規定されてもよい。なお、本発明の実施の形態において、NaaSを提供する通信方式はD2D通信に限定されず、例えば端末基地局間通信のように他の通信方式がNaaSを提供してもよい。すなわち、本発明の実施の形態において、「D2D通信」は他の通信方式に置換されてもよい。
なお、以降で述べる「NaaSグループとして設定すべきUE情報」は、個別のUEを識別する情報の集合であって、例えば、RAN上でのUE-ID、サービス上で割り当てられたID、IPアドレス等であってもよい。
図4は、本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(1)を説明するための図である。端末20は、任意の方法でNaaSグループとして設定すべきUE情報を収集及び決定し、各UEにNaaS要求を開始するよう指示してもよい。破線は、NaaSグループに属する端末20の範囲を示す。図4に示されるように、端末20Aは、任意の方法でNaaSグループとして設定すべきUE情報を収集及び決定したのち、端末20B、端末20C、端末20D、端末20E及び端末20Fに、NaaS要求を開始するよう指示を送信してもよい。なお、端末20A自身もNaaS要求を開始してもよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(1)を説明するためのフローチャートである。ステップS11において、端末20Aは、NaaSグループとして設定すべきUE情報を任意の方法で収集する。続いて、端末20Aは、NaaSグループに含まれる各UEにNaaS要求を開始するよう指示する(S12)。
ステップS11及びステップS12での端末20Aの動作は、アプリケーションの動作であってもよいし、オペレーティングシステムの動作であってもよいし、その他の標準化された無線通信の機能であってもよい。
ステップS12で端末20Aは、各UEに、NaaSグループとして設定すべきUE情報を送信してもよい。NaaSグループとして設定すべきUE情報は、例えば、RAN上でのUE-ID、サービス上で割り当てられたID、IPアドレス等であってもよい。また、ステップS12で端末20Aは、各UEに、NaaSを開始又は終了する時刻、NaaSを適用する期間を通知してもよい。
また、ステップS12で端末20Aは、各UEに、優先度制御に関する各種のパラメータを通知してもよい。各種のパラメータとは、例えば、QCI、ピークレート、遅延又は信頼性の要件を設定する値であってもよい。グループ内の全UEが当該要件を満たすことで優先度制御が保証されたとみなしてもよいし、グループ内のいずれかのUEが当該要件を満たすことで優先度制御が保証されたとみなしてもよい。グループ内の全UEが当該要件を満たす優先度制御と、グループ内のいずれかのUEが当該要件を満たす優先度制御とを区別してもよい。例えば、遅延特性(平均値、最低値、ジッタ)、データレート(上り/下り、平均値、最低値、ピーク値)、信頼性(平均値、最低値)、同時接続数を要件として設定する場合、平均値に係る要件について時間平均のみでなくUE全体の平均値として要件が設定されてもよいし、最大値に係る要件についてUE全体の最大値として要件が設定されてもよい。
また、ステップS12で端末20Aは、各UEに、障害通知に関する情報を通知してもよい。障害通知に関する情報は、例えば、グループ内の任意のUEで障害が発生したこと又は設定された要件を満たせなくなったことの通知であってもよい。
ステップS12で各UEに通知する情報の取得にあたり、NaaSグループ内のUEは、相互に通信及び交渉し、各UEに通知する情報が決定されてもよい。
なお、端末20Aは、任意のタイミングでNaaSを終了する通知をグループ内の任意のUEに送信してもよい。
図4及び図5で説明したNaaSを設定する方法を、以下、方法Aという。方法Aは、アプリケーション又はオペレーティングシステムによって実装された場合、標準化された無線通信の機能でD2D型NaaSが規定されていなかった場合であっても、D2D型NaaSを実現することができる。
図6は、本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(2)を説明するための図である。端末20は、任意の方法でNaaSグループとして設定すべきUE情報を収集及び決定し、ネットワークにNaaSグループとして設定すべきUE情報を通知し、ネットワークが複数UEのNaaSをトリガしてもよい。破線は、NaaSグループに属する端末20の範囲を示す。図6に示されるように、端末20Aは、任意の方法でNaaSグループとして設定すべきUE情報を収集及び決定したのち、基地局10に送信する。基地局10は、端末20B、端末20C、端末20D、端末20E及び端末20FにNaaS要求を開始する指示を送信してもよい。なお、端末20A自身も基地局10からNaaS要求を開始する指示を受信してもよい。
図7は、本発明の実施の形態におけるNaaSが設定される通信の例(2)を説明するためのシーケンス図である。ステップS21において、端末20Aは、NaaSグループとして設定すべきUE情報を任意の方法で収集したのち、NaaSグループの設定を基地局10に送信する。続いて、基地局10は、NaaSグループに含まれる各UEにNaaSトリガとしてNaaS要求を開始するよう指示する(S22)。
ステップS21及びステップS22での端末20A及び基地局10の動作は、アプリケーションの動作であってもよいし、オペレーティングシステムの動作であってもよいし、その他の標準化された無線通信の機能であってもよい。
ステップS21で端末20Aは、基地局10に、NaaSグループとして設定すべきUE情報を送信してもよい。NaaSグループとして設定すべきUE情報は、例えば、RAN上でのUE-ID、サービス上で割り当てられたID、IPアドレス等であってもよい。また、ステップS21で端末20Aは、基地局10に、NaaSを開始又は終了する時刻、NaaSを適用する期間を通知してもよい。
また、ステップS21で端末20Aは、基地局10に、優先度制御に関する各種のパラメータを通知してもよい。各種のパラメータとは、例えば、QCI、ピークレート、遅延又は信頼性の要件を設定する値であってもよい。グループ内の全UEが当該要件を満たすことで優先度制御が保証されたとみなしてもよいし、グループ内のいずれかのUEが当該要件を満たすことで優先度制御が保証されたとみなしてもよい。グループ内の全UEが当該要件を満たす優先度制御と、グループ内のいずれかのUEが当該要件を満たす優先度制御とを区別してもよい。例えば、遅延特性(平均値、最低値、ジッタ)、データレート(上り/下り、平均値、最低値、ピーク値)、信頼性(平均値、最低値)、同時接続数を要件として設定する場合、平均値に係る要件について時間平均のみでなくUE全体の平均値として要件が設定されてもよいし、最大値に係る要件についてUE全体の最大値として要件が設定されてもよい。
また、ステップS21で端末20Aは、基地局10に、障害通知に関する情報を通知してもよい。障害通知に関する情報は、例えば、グループ内の任意のUEで障害が発生したこと又は設定された要件を満たせなくなったことの通知であってもよい。
また、ステップS21で端末20Aは、基地局10に、NaaSトリガに関する条件を通知してもよい。例えば、地理的な情報に関する条件を通知してもよい。地理的な情報に関する条件とは、特定の地理的な範囲を示す情報であってもよいし、特定の基地局又はセル等の配下に在圏することを示す情報であってもよい。また、例えば、サービスに関する条件を通知してもよい。サービスに関する条件とは、サービスの種別であってもよいし、送受信に用いられるIPアドレス及びポート等であってもよいし、特定のサービス向けの通信に係る条件であってもよい。上記の障害通知に関する情報は、地理的な情報に関する条件又はサービスに関する条件が満たされないことを示す情報であってもよい。
ステップS21で基地局10に通知する情報の取得にあたり、NaaSグループ内のUEは、相互に通信及び交渉し、基地局10に通知する情報が決定されてもよい。
なお、端末20Aは、任意のタイミングでNaaSを終了する通知を基地局10に送信してもよい。
図6及び図7で説明したNaaSを設定する方法を、以下、方法Bという。方法Bでは、端末20間の通信を伴わないD2D型NaaSが実施可能である。端末20の能力に基づかないネットワーク側の動作であれば、端末20がNaaSクライアント等を搭載していなくてもNaaSを適用可能である。
ここで、図4又は図6に示される端末20Aは、NaaSグループに属する端末20の優先度制御に係る能力に基づいて、NaaS開始を指示する方法を上記方法A又は上記方法Bに切り替えてもよい。例えば、NaaSグループに属するある端末20が、NaaSを要求する能力を持たない場合、NaaSを要求する能力を有する端末20がNaaSグループに属する端末20に適用する優先度を一括して要求してもよい。
また、図4又は図6に示される端末20Aは、ネットワークの優先度制御に係る能力に基づいて、NaaS開始を指示する方法を上記方法A又は上記方法Bに切り替えてもよい。例えば、NaaSを提供する機能個別に優先度制御を実施するものとして、各機能ごとに上記方法A又は上記方法Bが選択されてもよい。例えば、より柔軟なNaaSトリガ方法の提供を目的として、ネットワークが提供する優先度制御のうち、5GCによるスライシングによる優先度制御においては上記方法Aを選択し、その他による優先度制御においては上記方法Bを選択してもよい。
上述の実施例により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、自装置からNaaS開始をトリガすることができる。また、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、基地局10からNaaS開始をトリガさせることができる。
すなわち、端末が属するグループにおいてQoS(Quality of Service)が提供される通信を端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行するネットワークノード10及び端末20の機能構成例を説明する。ネットワークノード10及び端末20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、ネットワークノード10及び端末20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<ネットワークノード10>
図8は、ネットワークノード10の機能構成の一例を示す図である。図8に示されるように、ネットワークノード10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図8に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。また、システムアーキテクチャ上で複数の異なる機能を有するネットワークノード10は、機能ごとに分離された複数のネットワークノード10から構成されてもよい。
送信部110は、端末20又は他のネットワークノード10に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、端末20から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、端末20へNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号、DL参照信号等を送信する機能を有する。
設定部130は、予め設定される設定情報、及び、端末20に送信する各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。設定情報の内容は、例えば、PDUセッションのQoSパラメータ管理に係る情報等である。
制御部140は、実施例において説明したように、端末20とユーザプレーンとのPDUセッションのQoS制御に係る処理を行う。また、制御部140は、アプリケーションサーバの機能を実現する処理を行ってもよい。制御部140における信号送信に関する機能部を送信部110に含め、制御部140における信号受信に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
<端末20>
図9は、端末20の機能構成の一例を示す図である。図9に示されるように、端末20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図9に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、ネットワークノード10から送信されるNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL/SL制御信号又は参照信号等を受信する機能を有する。また、例えば、送信部210は、D2D通信として、他の端末20に、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)、PSDCH(Physical Sidelink Discovery Channel)、PSBCH(Physical Sidelink Broadcast Channel)等を送信し、受信部220は、他の端末20から、PSCCH、PSSCH、PSDCH又はPSBCH等を受信する。さらに、送信部210及び受信部220は、無線LAN又は有線LANの送受信機能等を有する。
設定部230は、受信部220によりネットワークノード10又は端末20から受信した各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、PDUセッションのQoSパラメータ管理に係る情報及びD2D通信の設定に係る情報等である。
制御部240は、実施例において説明したように、端末20とユーザプレーンとのPDUセッションのQoS制御に係る処理を行う。また、制御部240は、D2D通信及びD2D通信におけるQoS制御に係る制御を行う。また、制御部240は、クライアントアプリケーションの機能を実現する処理を行ってもよい。制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上記実施形態の説明に用いたブロック図(図8及び図9)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態におけるネットワークノード10、端末20等は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本開示の一実施の形態に係るネットワークノード10及び端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のネットワークノード10及び端末20は、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。ネットワークノード10及び端末20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ネットワークノード10及び端末20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の制御部140、制御部240等は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータ等を、補助記憶装置1003及び通信装置1004の少なくとも一方から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図8に示したネットワークノード10の制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図9に示した端末20の制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本開示の一実施の形態に係る通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つによって構成されてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び補助記憶装置1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インタフェース等は、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
また、ネットワークノード10及び端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信部と、前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスをネットワークによるトリガで開始させる制御部とを有する端末が提供される。
上記の構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、自装置からNaaS開始をトリガすることができる。また、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、基地局10からNaaS開始をトリガさせることができる。すなわち、端末間直接通信においてQoS(Quality of Service)が提供される通信を開始することができる。
前記サービスの要求を開始させる通知、障害に係る通知又は前記サービスの終了に係る通知を前記グループに属する端末に送信する送信部をさらに有してもよい。当該構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、自装置からNaaS開始をトリガすること、NaaSを停止させることができる。
前記送信部は、サービスを開始又は終了する時刻及び優先度制御に関するパラメータを含む前記通知を前記グループに属する端末に送信してもよい。当該構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、自装置からNaaS開始をトリガすることができる。
前記サービスの要求を開始させる通知を基地局に送信する送信部をさらに有してもよい。当該構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、基地局10からNaaS開始をトリガさせることができる。
前記サービスの要求を開始させる通知は、地理的な情報に関する第1の条件又はサービスに関する第2の条件を含み、前記第1の条件又は前記第2の条件が満たされる場合に、前記グループに属する端末に前記サービスの要求を開始させる通知が前記基地局から送信され、前記障害に係る通知は、前記第1の条件又は前記第2の条件が満たされないことを示してもよい。当該構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、特定の条件が満たされる場合に基地局10からNaaS開始をトリガさせることができ、特定の条件が満たされる場合に基地局10からNaaSを終了させることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信手順と、前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスをネットワークによるトリガで開始させる制御手順を端末が実行する通信方法が提供される。
上記の構成により、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、自装置からNaaS開始をトリガすることができる。また、端末20は、NaaSグループに属する複数のUEに対して、基地局10からNaaS開始をトリガさせることができる。すなわち、端末間直接通信においてQoS(Quality of Service)が提供される通信を開始することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ネットワークノード10及び端末20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってネットワークノード10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って端末20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本開示で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書においてネットワークノード10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。ネットワークノード10を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末20との通信のために行われる様々な動作は、ネットワークノード10及びネットワークノード10以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GW等が考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記においてネットワークノード10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、他のネットワークノードは、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
本開示において説明した情報又は信号等は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
本開示における判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「基地局装置」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示においては、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、基地局及びユーザ端末間の通信を、複数の端末20間の通信(例えば、D2D(Device-to-Device)、V2X(Vehicle-to-Everything)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述のネットワークノード10が有する機能を端末20が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示におけるユーザ端末は、基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
なお、NaaSは、通信に係る優先度制御を伴うサービスの一例である。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本特許出願は2020年4月27日に出願した日本国特許出願第2020-078423号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2020-078423号の全内容を本願に援用する。
10 ネットワークノード
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 端末
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信部と、
    前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスを端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始させる制御部とを有する端末。
  2. 前記サービスの要求を開始させる通知を前記グループに属する端末に送信する送信部をさらに有する請求項1記載の端末。
  3. 前記送信部は、サービスを開始又は終了する時刻及び優先度制御に関するパラメータを含む前記通知を前記グループに属する端末に送信する請求項2記載の端末。
  4. 前記サービスの要求を開始させる通知、障害に係る通知又は前記サービスの終了に係る通知を基地局に送信する送信部をさらに有する請求項1記載の端末。
  5. 前記サービスの要求を開始させる通知は、地理的な情報に関する第1の条件又はサービスに関する第2の条件を含み、前記第1の条件又は前記第2の条件が満たされる場合に、前記グループに属する端末に前記サービスの要求を開始させる通知が前記基地局から送信され、
    前記障害に係る通知は、前記第1の条件又は前記第2の条件が満たされないことを示す請求項4記載の端末。
  6. 1又は複数の端末が属するグループに適用する通信に係る優先度制御を行うサービスを開始するための情報を他の端末又はネットワークから取得する受信手順と、
    前記情報を使用して、前記グループに属する端末に、前記サービスを端末間直接通信又はネットワークによるトリガで開始させる制御手順を端末が実行する通信方法。
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