JP2024022829A - 缶検査システム - Google Patents

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武俊 真能
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Abstract

【課題】製缶システムにおいて効率的な缶の検査を行う。【解決手段】缶検査システム30は、製造された缶の検査を行うように構成された検査機313と、検査機313による検査結果に基づいて、少なくとも、前記缶を良好な缶と、不良であるが膜の状態の検査が可能な缶と、排斥する缶とに振り分ける振り分け装置314とを備える缶検査装置31と、振り分け装置314で膜の状態の検査が可能な缶として振り分けられた缶を用いて、当該缶に形成された膜の状態を検査する膜検査装置32とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、製缶システムにおける缶検査システムに関する。
製缶工程には、多数の加工工程が含まれる。不良な缶は、適宜に排除される。例えば、特許文献1には、効率的に検査を行い、不良缶を早期に発見して製造ラインから排除することについて開示されている。この文献には、絞りしごき加工の後のトリミング加工を行うトリミング装置に測定装置及び排除装置が設けられ、全数検査が行われ、寸法が許容範囲外の缶が排除されることについて開示されている。通常、完成した缶は、出荷前に検査される。
特開平5-318006号公報
本発明は、製缶システムにおいて効率的な缶の検査を行うことを目的とする。
本発明の一態様によれば、缶検査システムは、製造された缶の検査を行うように構成された検査機と、前記検査機による検査結果に基づいて、少なくとも、前記缶を良好な缶と、不良であるが膜の状態の検査が可能な缶と、排斥する缶とに振り分ける振り分け装置とを備える缶検査装置と、前記振り分け装置で膜の状態の検査が可能な缶として振り分けられた缶を用いて、当該缶に形成された膜の状態を検査する膜検査装置とを備える。
本発明によれば、製缶システムにおいて効率的な缶の検査を行うことができる。
図1は、一実施形態に係る製缶システムの構成例の概略を示すブロック図である。 図2は、加工工程における装置構成の一例を模式的に示す図である。 図3は、加工工程における装置構成の別の一例を模式的に示す図である。 図4は、缶検査システムの構成例の概略を模式的に示す図である。 図5は、膜検査装置の構成例の概略を模式的に示す図である。
一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、これに限らないが例えばアルミニウム又はアルミニウム合金製の飲料用の缶といったアルミニウム缶を製造する製缶システムに関する。この製缶システムは、完成した缶を検査する缶検査システムを有する。本実施形態の缶検査システムは、特に、缶検査装置で不良と判定された缶のうち、缶の表面に形成された膜の状態の検査が可能であると判定された缶を用いて、膜の状態を検査する膜検査装置を備える。この膜の状態の検査によって、製缶工程に関する情報が得られる。
[製缶システムの概略]
図1は、本実施形態に係る製缶システム1の構成例の概略を示すブロック図である。製缶システム1は、アンコイラー11と、ルブリケーター12と、カッパー13と、符号付与装置14と、ボディーメーカー15と、トリマー16と、ウォッシャー17と、ボトムコーター21と、プリンター22と、ピンオーブン23と、チャイムコーター24と、スプレーマシン25と、ボディーオーブン26と、ネッカー・フランジャー27と、パレタイザー29と、缶検査システム30と、中央制御装置40とを備える。缶検査システム30は、缶検査装置31と、膜検査装置32とを有する。膜検査装置32は、底部膜検査装置33と内面膜検査装置34とを有する。
アンコイラー11は、材料であるコイル状に巻かれたアルミニウム又はアルミニウム合金製の板材を送り出し板状に延ばす。ルブリケーター12は、延ばされた板材に潤滑剤を塗布する。カッパー13は、潤滑剤が塗布された板材をカップ状に打ち抜く。
本実施形態では、符号付与装置14は、カップごとに固有の値を示す符号を付与する。例えば、符号付与装置14は、カッパー13で打ち抜かれたカップの底面に、固有の値を示す2次元コードを、レーザー加工により印字する。これに限らず、符号を付与する位置は、どのような位置であってもよい。符号の形態は、例えば数字、バーコードなど、どのようなものであってもよい。レーザー加工によらず、インクを用いた印刷など、どのように付与されてもよい。符号は、カッパー13で打ち抜かれる前の板材に付されてもよい。
ボディーメーカー15は、符号付与装置14で符号が付与されたカップに対して、潤滑剤を使いながら絞りしごき加工を施し、缶胴を薄く伸ばし、また、底部の成形を行う。トリマー16は、底部が成形され、胴部が伸ばされた缶の開口側の端部の不要部分を切断し、缶胴の高さを整える。以上のようにして、素缶ともいえるトリムされた缶が形成される。ウォッシャー17は、形成された缶を洗浄し、潤滑剤などを洗い流し、乾燥させる。
ボトムコーター21は、缶底に対する塗装を行う。ボトムコーター21は、例えば紫外線(UV)コーティングを行う。プリンター22は、缶側面に対して、下地を塗装し、所定の印刷を施し、ニスを塗る。ピンオーブン23は、印刷等が行われた缶に対する焼き付けを行う。チャイムコーター24は、缶底のチャイムと呼ばれる部分に対する塗装を行う。スプレーマシン25は、缶内面のコーティングのため、缶内面に塗料を塗布する。ボディーオーブン26は、塗布された塗料の乾燥、焼き付けなどを行う。ネッカー・フランジャー27は、缶口を絞って成形し、缶縁を外側に出して蓋を巻き締めるためのフランジを形成する。
缶検査システム30の缶検査装置31は、以上のような工程でできあがった完成缶について、検査を行う。缶検査装置31は、例えば、内面及び外面に不良がないか、ネック、フランジなどに異常がないかなどを検査する。これに限らないが、缶検査装置31は、全数検査を行う。缶検査装置31で良品と判定された缶は、パレタイザー29へと送られ、パレタイザー29で完成缶としてパレットに積み付けられる。積み付けられた完成缶が出荷される。
一方、缶検査装置31で不良と判定された缶のうち、表面の膜の状態の検査が可能であると判定された缶は、缶検査システム30の膜検査装置32へと送られる。缶検査装置31で不良と判定された缶のうち、膜の状態の検査が不可能であると判定された缶は、廃棄されたり、さらなる検査が行われたりする。
膜検査装置32の底部膜検査装置33は、缶検査装置31から送られてきた缶を用いて、缶底に形成された膜に異常がないかを検査する。さらに、膜検査装置32の内面膜検査装置34は、この缶を用いて、缶内面に形成された膜に異常がないかを検査する。これらの検査により、上述の各製造工程における異常の有無を判定できる。
中央制御装置40は、コンピューターを有する。中央制御装置40は、上述の各装置から装置や缶の状態に関する情報を取得し、各装置の動作を制御する。
本実施形態に係る製缶システム1では、符号付与装置14によって全ての缶に、缶固有の符号が付与される。各工程で用いられる各装置は、この符号を読み取る読取機を有する。各装置は、読み取った缶の符号、当該缶が各装置で加工がされた時刻又は符号が読み取られた時刻、複数設けられた加工装置又は工具などの何れが当該缶に用いられたかなどといった情報を結びつける。これらの情報は、中央制御装置40へと送信される。中央制御装置40は、各装置から取得した情報を解析し、製缶システム1の制御に活用する。
[加工工程について]
製缶システム1における各加工工程では、単位時間当たりの製缶数を所定の数としたり増やしたりするなどのため、同じ加工工程を行う複数の加工装置が用いられたり、一つの加工装置に同じ加工工程を行う複数の工具が設けられたりする。
図2は、加工工程における装置構成の一例を模式的に示す。この例では、搬入装置51によって上流の工程から搬送されてきた加工対象物である製造途中の缶は、加工部52に搬入されて加工部52で加工され、搬出装置55によって下流の工程に搬送される。加工部52は、複数の加工装置53を有する。搬入装置51で運ばれてきた缶は、複数の加工装置53の各々に振り分けられ、各々の加工装置53で同じ加工が施される。加工済みの缶は合流して搬出装置55によって搬出される。
ここで、各々の加工装置53には、缶に付された上述の符号を読み取る符号読取機54が設けられている。符号読取機54によって缶に付された符号が読み取られた後に加工装置53に導入されることで、各々の缶が複数ある加工装置53のうち何れの加工装置53によって加工されたかが記録される。なお、符号の読み取りは加工後に行われてもよい。
図3は、加工工程における装置構成の別の一例を模式的に示す。この例では、搬入装置61によって上流の工程から搬送されてきた加工対象物である製造途中の缶は、加工装置62に搬入されて加工装置62で加工され、搬出装置67によって下流の工程に搬送される。加工装置62は、ターレット63を有し、ターレット63には、搬入装置61によって搬入された缶を順に保持する複数のポケット又はマンドレル64が設けられている。各々のポケット又はマンドレル64には、保持された缶に対して加工を行う工具65が設けられている。複数ある工具65のそれぞれは、同じ加工を行うものである。ターレット63が回転しながら缶を搬送する過程で、各々のポケット又はマンドレル64に保持された缶は、工具65によって所定の加工が行われる。加工済みの缶は搬出装置67によって搬出される。
ここで、加工装置62の入口には、缶に付された上述の符号を読み取る符号読取機66が設けられている。符号読取機66によって缶に付された符号が読み取られた後に加工装置62の各ポケット又はマンドレル64に缶が受け渡されることで、各々の缶が複数ある工具65のうち何れの工具65によって加工されたかが記録される。なお、符号の読み取りは加工後に行われてもよい。
[缶検査システムについて]
〈缶検査装置について〉
ネッカー・フランジャー27で加工されてでき上った缶は、缶検査システム30の缶検査装置31へと送られる。缶検査装置31では、缶の全てが検査される全数検査が行われる。図4は、缶検査システム30、特に缶検査装置31の構成例の概略を示す図である。
缶検査装置31は、供給部311と、検査ターレット312と、振り分け装置314と、情報処理装置315とを備える。検査ターレット312は、缶を保持する複数のポケット3122を有するターレット3121を備える。缶は、供給部311を介して、ターレット3121のポケット3122へと受け渡される。ターレット3121は、間欠的に回転して缶を搬送する。検査ターレット312は、ターレット3121の搬送路に設けられた、符号読取機3123と、第1検査機3131、第2検査機3132、第3検査機3133、第4検査機3134、第5検査機3135及び第6検査機3136を含む検査機313とを備える。ここでは、6種類の検査機が含まれる例を示したが、検査機の種類はいくつであってもよい。
符号読取機3123は、例えばカメラを有する。符号読取機3123は、缶に付された符号を撮影し、当該符号に係るデータを情報処理装置315へと送信する。このようにして、検査される缶の固有値が特定される。
検査機313に含まれる第1検査機3131、第2検査機3132、第3検査機3133、第4検査機3134、第5検査機3135及び第6検査機3136などの検査機の組み合わせは種々あり得る。検査機としては、例えば、内面検査機、外面検査機、ネックしわ検査機、フランジ検査機、フランジ先端検査機、寸法検査機などがあり得る。
これらの検査機は、例えばカメラや、レーザー投受光センサなどを備える。これらの検査機は、非接触に缶の検査を行える。検査時に、缶は例えばその軸周りに回転させられ、缶の全周にわたって検査される。検査機は、得られた画像、レーザーの受光などに係るデータを、情報処理装置315へと送信する。情報処理装置315は、これらのデータに基づいて、缶の異常の検出、良品又は不良品の判定などを行う。
内面検査機は、例えば缶の内面の全周にわたる画像を取得する。この画像に基づいて、例えば、缶内面の汚れなどが検出され得る。外面検査機は、例えば缶の外面の全周にわたる画像を取得する。この画像に基づいて、例えば、缶外面の汚れ、印刷の乱れなどが検出され得る。印刷の乱れは、例えば、印刷前の缶が汚れていたことなどによってインクがはじかれて生じたりする。ネックしわ検査機は、例えば缶のネック部の画像等に基づいて、ネック部に生じ得るしわなどを検出できる。フランジ検査機は、例えば缶のフランジ部の画像等に基づいて、フランジ部に生じる割れなどを検出できる。フランジ先端検査機は、例えば缶のフランジ部の画像等に基づいて、フランジ部の縁に生じ得る細長い突起などを検出できる。寸法検査機は、例えば缶の高さ、フランジの幅など各部の寸法を測定できる。
情報処理装置315は、符号読取機3123から取得した情報に基づいて、缶の固有値を特定し、その固有値と、各缶の状態とを関連付ける。情報処理装置315は、検査機313から取得した情報に基づく、例えば、缶の内面及び外面の画像、内面、外面、フランジなど各部の状態、判定されたその良否などの情報を、当該缶の固有値と関連付ける。情報処理装置315は、これらの情報を中央制御装置40へと送信する。中央制御装置40は、各缶の検査結果を利用して、各缶の製造に用いられた装置の状態を評価し、その結果を製缶システム1の制御に活用する。例えば、一部の装置の不具合が検出された場合には、その旨を報知したり、当該装置を停止させたりする。
検査機313による検査が行われた缶は、振り分け装置314へと送られる。振り分け装置314は、情報処理装置315の制御下で、缶を良品搬送路3141、膜検査搬送路3142又は排斥路3143へと振り分ける。良品搬送路3141は、缶をパレタイザー29へと搬送する。膜検査搬送路3142は、缶を膜検査装置32へと搬送する。
情報処理装置315は、上述の判定において全ての項目について良好であることが確認された場合、当該缶が良品搬送路3141へと振り分けられるように振り分け装置314を制御する。その結果、良品である缶のみが、パレタイザー29へと送られる。これらの缶は、パレタイザー29でパレットに積み付けられる。
情報処理装置315は、上述の判定において、何れかの不良が検出された場合、当該缶が、膜検査装置32において行われる缶の表面に形成された膜の状態の検査が可能な缶であるか否かを判定する。例えば、膜の状態の検査を行う際に膜検査装置32のカメラ、センサ、電極等が機能するのに支障がなく、膜検査装置32への缶の搬入出、膜検査装置32内での缶の保持、搬送等に支障がない等といった条件を満たす缶が、膜の状態の検査が可能な缶と判定される。
例えば、外面検査機によって、外面に汚れがある場合、印刷ずれ、印刷乱れなど印刷が不適切である場合などの異常のみが検出された場合などには、膜の状態の検査が可能な缶であると判定される。また、検出された異常が、例えばネックしわ検査機により検出されたネック部におけるしわの発生、内面検査機によって検出された内面の汚れ又は異物等の存在といった異常のみの場合などには、膜の状態の検査が可能な缶であると判定される。これに対して、例えば、フランジ検査機により検出されたフランジ部の割れ、曲がりなどのフランジ部の異常がある場合などには、膜の状態の検査が可能な缶ではないと判定される。一例としての本実施形態では、膜検査装置32の内面膜検査装置34において、フランジ部に電極を接触させる。このため、フランジ部に異常がある場合は、膜検査装置32の機能に支障があるために膜の状態の検査が可能な缶ではないと判定される。また、膜検査装置32の底部膜検査装置33において、検査時にフランジ部を利用した吸引により缶を保持する。このため、フランジ部に異常がある場合は、缶を搬送できないために膜の状態の検査が可能な缶ではないと判定される。膜の状態の検査が可能か否かの判定は、膜検査装置32の構成によって変わり得る。
また、この判定では、膜の状態の検査が可能である全ての場合に、膜の状態の検査が可能であると判定されなくてもよい。例えば、不良個数の多さ、膜検査装置32への影響などを考慮して、膜の状態の検査が可能である缶のうち、特定の缶のみが膜の状態の検査が可能であると判定されてもよい。例えば、外面汚れ又は印刷不良の場合のみ、膜の状態の検査が可能であると判定されてもよい。
情報処理装置315は、この判定において膜の状態の検査が可能な缶であると判定した場合、当該缶が膜検査搬送路3142へと振り分けられるように振り分け装置314を制御する。その結果、これらの缶は、膜検査装置32へと送られる。情報処理装置315は、この判定において膜の状態の検査が可能な缶ではないと判定した場合、当該缶が排斥路3143へと振り分けられるように振り分け装置314を制御する。その結果、これらの缶は、廃棄される。なお、廃棄される缶は、他の検査に用いられてもよい。
〈膜検査装置について〉
図5は、膜検査装置32の構成例の概略を模式的に示す図である。上述のとおり、膜検査装置32は、底部膜検査装置33と内面膜検査装置34とを備える。缶検査装置31において、不良であるが膜の状態の検査が可能な缶であると判定された缶90は、膜検査装置32の底部膜検査装置33へと搬入される。
〈底部膜検査装置について〉
底部膜検査装置33は、缶90の底部の膜の状態を検査するように構成されている。特に、底部膜検査装置33は、缶90の底部の、最も下部の接地する部分であるリム92と、リム92の外周側のリム92から缶90側面へ連なる部分であるチャイム91と、リム92の内周側のリム92から内側に湾曲した部分であるドーム93とに形成された膜の状態を検査する。
底部膜検査装置33は、コンピューター335を備える。コンピューター335は、底部膜検査装置33の各部の動作を制御したり、取得した情報を処理したりする。底部膜検査装置33は、搬送装置331を備える。搬送装置331は、コンピューター335の制御下で、底部膜検査装置33内で缶90を搬送する。搬送装置331は、例えば、缶90を上から把持し、吊り下げるようにして缶90を搬送する。搬送装置331は、例えば吸引機を有しており、缶90の内部の空気を吸引することで、缶90を保持する。
底部膜検査装置33は、符号読取機332を有する。底部膜検査装置33は、コンピューター335の制御下で、符号読取機332を用いて、底部膜検査装置33に導入された缶90に付与された上述の缶90の固有値を示す符号を読み取る。
底部膜検査装置33は、搬送装置331を用いて缶90を検査位置に運ぶ。底部膜検査装置33は、検査位置に励起光照射装置333及び撮影装置334を備える。励起光照射装置333は、缶90の底部に励起光を照射する。励起光は、缶90の底に形成された塗膜が蛍光を発する波長の光である。励起光は、例えば紫外線である。撮影装置334は、励起光が照射された缶90の底の画像を取得する。この際、撮影装置334には、励起光を遮断し、蛍光を透過するフィルターが設けられており、撮影装置334は、缶90の蛍光画像を取得する。すなわち、底部膜検査装置33は、コンピューター335の制御下で、励起光照射装置333により缶90の底部に励起光を照射し、撮影装置334で蛍光画像を取得する。
缶90の底部において、チャイム91とリム92とドーム93とでは、膜厚の設計値が異なる。例えば、リム92は、他の部分よりも厚く膜が形成される。したがって、部位によって蛍光強度が異なる。そこで、本実施形態では、底部膜検査装置33は、例えば撮影装置334の露光時間を変更するなど、露光条件を変更しながら、複数の画像を取得する。あるいは、底部膜検査装置33は、励起光照射装置333が放射する励起光の強度を変更するなど、励起光の照射条件を変更しながら、複数の画像を取得する。画像取得後、搬送装置331は、缶90を内面膜検査装置34へと搬送する。
コンピューター335は、撮影条件が異なる複数の蛍光画像に基づいて、部位ごとに所定の膜が形成されているか、欠損部位がないかなど、膜の状態を評価する。例えば、チャイム91とリム92とドーム93とのそれぞれの膜の厚さに応じた露光条件又は照射条件により画像が取得され、チャイム91とリム92とドーム93とのそれぞれの膜の状態が評価され得る。さらに、リム92に係る膜とチャイム91に係る膜とが重なった膜の厚さに応じた露光条件又は照射条件により画像を取得し、リム92に係る膜とチャイム91に係る膜とが隙間なく所定の重なりを形成しているかといった評価が行われ得る。同様に、リム92に係る膜とドーム93に係る膜とが重なった膜の厚さに応じた露光条件又は照射条件により画像を取得し、リム92に係る膜とドーム93に係る膜とが隙間なく所定の重なりを形成しているかといった評価が行われ得る。
ここでは、リム92の内側の凹部の形状が湾曲したドーム形状である場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。リム92の内側の凹部の形状は、中央部が平坦な形状であってもよい。この場合、上述のドーム93である凹部と同様に、中央部が平坦な凹部について、検査が行われ得る。
コンピューター335は、蛍光画像及び評価結果など得られたデータを、符号読取機332で読み取った符号の情報とともに中央制御装置40へと送信する。このように、コンピューター335は、膜の状態を評価する評価装置として機能する。あるいは、中央制御装置40が膜の状態を評価して、中央制御装置40が評価装置として機能してもよい。中央制御装置40は、各缶の底部の膜の状態に係る情報を利用して、各缶の製造に用いられた装置の状態を評価する。このように、中央制御装置40は、缶の製造に用いられた装置の状態について評価する評価装置として機能する。中央制御装置40は、評価結果を、報知したり、製缶システム1の制御に活用したりする。例えば、一部の装置の不具合が検出された場合には、その旨を報知したり、当該装置を停止させたりする。
〈内面膜検査装置について〉
内面膜検査装置34は、缶90の内面94の膜の状態を検査するように構成されている。内面膜検査装置34は、缶90の内面94の膜の状態を通電の状態を測定することで検査する通電式の内面膜検査装置である。
内面膜検査装置34は、コンピューター348を備える。コンピューター348は、内面膜検査装置34の各部の動作を制御したり、取得した情報を処理したりする。
内面膜検査装置34は、搬送装置341を備える。搬送装置341は、コンピューター348の制御下で、内面膜検査装置34内で缶90を搬送する。搬送装置341は、例えば、缶90を載せて移動する台を有する。
内面膜検査装置34は、コンピューター348の制御下で動作する注水機342、測定器343及び排水機347を有する。内面膜検査装置34は、底部膜検査装置33から搬送されてきた缶90を、搬送装置341を用いて、注水機342、測定器343及び排水機347へと順に搬送する。このとき、缶90は、底部膜検査装置33の符号読取機332を用いて特定されている缶90の符号が関連付けられて搬送される。したがって、符号読取機は、少なくとも底部膜検査装置33と内面膜検査装置34との何れかに設けられていればよい。あるいは、符号読取機は、底部膜検査装置33と内面膜検査装置34との両方に設けられていてもよい。底部膜検査装置33と内面膜検査装置34との間で缶が抜き取られることがあり得る場合などでは、底部膜検査装置33と内面膜検査装置34との両方が符号読取機を備えていることが好ましい。
注水機342は、缶90の内部に、塩水などといった電解質が溶けた溶液を注入する。測定器343は、測定回路344と、第1電極345と、第2電極346とを有する。第1電極345は、缶90内に注入された溶液に浸けられる。第2電極346は、缶90のフランジ部などといった、缶体の金属が露出した部分に接続される。測定回路344は、第1電極345と第2電極346との間に電圧を印加して、その際に流れる電流を測定する。缶90の内面94のコーティング膜が正常であれば、このときに電流は流れないかきわめて微弱な電流しか流れない。一方、内面94の膜に穴が開いているなど欠陥があると、そこを介して電流が流れ、比較的大きな電流が検出される。コンピューター348は、測定回路344で計測された電流値に基づいて、缶90の内面94の膜の状態を評価する。コンピューター348は、測定結果及び評価結果など得られたデータを、缶90の符号の情報とともに中央制御装置40へと送信する。このように、コンピューター348は、膜の状態を評価する評価装置として機能する。あるいは、中央制御装置40が膜の状態を評価して、中央制御装置40が評価装置として機能してもよい。測定後、缶90内の溶液は、排水機347によって排水される。以上で測定が完了する。
中央制御装置40は、各缶の内面の膜の状態に係る情報を利用して、各缶の製造に用いられた装置の状態を評価する。このように、中央制御装置40は、缶の製造に用いられた装置の状態について評価する評価装置として機能する。中央制御装置40は、評価結果を、報知したり、製缶システム1の制御に活用したりする。例えば、一部の装置の不具合が検出された場合には、その旨を報知したり、当該装置を停止させたりする。
測定後の缶90は、例えば廃棄される。あるいは、異常が検出された缶は、異常の原因を特定するなどのため、更なる精密な検査に用いられてもよい。
このように、第2検査機3132では、缶検査装置31から膜検査装置32による検査の完了まで搬送装置により缶が搬送されるように構成されており、人の手が介在することなく検査が行われる。
なお、ここでは、膜検査装置32が底部膜検査装置33と内面膜検査装置34とを備える場合を例示したが、これに限らない。膜検査装置32は、底部膜検査装置33のみを備えていてもよいし、内面膜検査装置34のみを備えていてもよいし、さらに他の検査装置を備えていてもよい。
[中央制御装置における解析]
中央制御装置40は、缶検査装置31及び膜検査装置32から取得した情報に基づいて各種解析を行う。中央制御装置40には、製缶システム1の各部からの情報が集約される。ここで、各部からの情報には、缶の固有値に係る情報も含まれる。したがって、缶検査装置31及び膜検査装置32から取得した情報と、当該缶が加工された加工装置等の情報とを関連付けることもできる。例えば、中央制御装置40は、缶と、当該缶を加工した装置又は工具などの情報と、缶検査システム30による当該缶の検査結果とを関連付けることができる。中央制御装置40は、この関係を用いて情報を整理し、検査結果及びその経時的変化等に基づいて、装置又は工具の状態や、材料の状態など係る情報を評価することができる。例えば、中央制御装置40は、缶に不良が発生したときにその原因を特定することができる。中央制御装置40は、異常の発生が生じたときに、警告を発したり、各装置の動作を停止させたりすることができる。また、測定値や評価値の基準値からのずれが徐々に大きくなっているときに異常の予兆があるとして、警告を発したり、基準値からのずれが許容値を超える前に装置の動作を停止させたりすることができる。その結果、不良缶の発生を予防することができる。また、装置又は工具などのメンテナンスを適切なタイミングで行うことなどができる。
[缶検査システムについて]
一般に、缶の膜の検査では、人の手を介して缶のサンプリングを行い、検査を行うことがある。また、例えば缶の底部の膜の検査では、手動で缶の底部の染色を行い膜の状態を検査することがある。このような手作業による検査では、手間がかかり、多くの測定を行うことはできない。また、場合によっては機械を止める必要がある。これに対して、本実施形態では、膜検査装置32は、人手を介することなく検査を行うので、多数の缶を検査することができる。このため、例えば上述のような多様な解析を行うことができる。その結果、製缶システム1の状態をいち早く正確に把握することができる。また、多数の検査を行っているが、本実施形態では、膜検査装置32は、缶検査装置31で不良が検出された缶を用いて検査を行っている。検査に良品を使う必要がないため、多数の検査を行うことが生産効率に悪影響を与えることはない。
[変形例]
上述の実施形態で示した缶検査システム30の具体的構成は一例である。缶検査装置31、底部膜検査装置33、内面膜検査装置34などの構成は、適宜に変更され得る。また、膜検査装置32が検査する膜は、缶の底部や内面の膜に限らず、他の部分の膜であってもよい。
上述の実施形態では、符号付与装置14によって缶90毎に固有の符号を付し、これに基づいて解析を行う例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、加工装置ごとに異なる加工痕を符号として、何れの加工装置又は工具などが用いられたかが特定されてもよい。このように、符号読取機は、何れの加工装置又は工具などで加工されたかの情報を取得できればよく、この符号は、符号付与装置14で付された符号に限らず、加工痕などであってもよい。
中央制御装置40又はその一部は、各装置の近くに配置されるのではなく、遠隔地に配置され、ネットワークを介して各装置等の制御をおこなったり、状態の解析を行ったりしてもよい。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
なお、上記実施形態には、以下の発明が含まれる。
[1]
製造された缶の検査を行うように構成された検査機と、
前記検査機による検査結果に基づいて、少なくとも、前記缶を良好な缶と、不良であるが膜の状態の検査が可能な缶と、排斥する缶とに振り分ける振り分け装置と
を備える缶検査装置と、
前記振り分け装置で膜の状態の検査が可能な缶として振り分けられた缶を用いて、当該缶に形成された膜の状態を検査する膜検査装置と
を備える缶検査システム。
[2]
前記膜検査装置は、前記缶の底部の膜の状態を検査する底部膜検査装置を有する、[1]に記載の缶検査システム。
[3]
前記底部膜検査装置は、
前記底部に励起光を照射する励起光照射装置と、
前記底部の前記励起光による蛍光を撮影して蛍光画像を取得するように構成された撮影装置と、
前記蛍光画像に基づいて膜の状態を評価する評価装置と
を備える、[2]に記載の缶検査システム。
[4]
前記撮影装置は、露光条件を変更しながら、又は、励起光の照射条件を変更しながら、撮影することで複数の前記蛍光画像を取得するように構成されており、
前記評価装置は、前記複数の蛍光画像に基づいて、膜厚が異なる複数の部分の状態を評価するように構成されている、
[3]に記載の缶検査システム。
[5]
前記底部膜検査装置は、前記底部の凹部、チャイム、及びリムの各部分の膜の状態を評価するように構成されている、[2]乃至[4]の何れかに記載の缶検査システム。
[6]
前記膜検査装置は、前記缶の内面の膜の状態を通電の状態を測定することで検査する通電式の内面膜検査装置を有する、[1]乃至[5]の何れかに記載の缶検査システム。
[7]
前記振り分け装置は、良好ではない缶のうち、少なくともフランジ部に異常がある缶を、前記排斥する缶として振り分ける、[1]乃至[6]の何れかに記載の缶検査システム。
[8]
前記振り分け装置は、汚れがあるために、又は、缶の外面の印刷が不適切であるために、不良とされた前記缶を、前記膜の状態の検査が可能な缶として振り分ける、[1]乃至[7]の何れかに記載の缶検査システム。
[9]
前記缶検査装置及び前記膜検査装置は、前記缶検査装置から前記膜検査装置による検査の完了まで搬送装置により缶が搬送されるように構成されている、[1]乃至[8]の何れかに記載の缶検査システム。
[10]
前記缶検査装置は、全数検査を行う、[1]乃至[9]の何れかに記載の缶検査システム。
[11]
前記膜検査装置は、前記缶を加工した装置を特定するための印を読み取る読取機を備え、
前記膜検査装置による前記缶の検査結果と読み取られた当該缶の印とに基づいて、当該缶の製造に用いられた装置の状態について評価する評価装置をさらに備える、
[1]乃至[10]の何れかに記載の缶検査システム。
1 製缶システム
11 アンコイラー
12 ルブリケーター
13 カッパー
14 符号付与装置
15 ボディーメーカー
16 トリマー
17 ウォッシャー
21 ボトムコーター
22 プリンター
23 ピンオーブン
24 チャイムコーター
25 スプレーマシン
26 ボディーオーブン
27 ネッカー・フランジャー
29 パレタイザー
30 缶検査システム
31 缶検査装置
311 供給部
312 検査ターレット
3121 ターレット
3122 ポケット
3123 符号読取機
313 検査機
3131 第1検査機
3132 第2検査機
3133 第3検査機
3134 第4検査機
3135 第5検査機
3136 第6検査機
314 振り分け装置
3141 良品搬送路
3142 膜検査搬送路
3143 排斥路
315 情報処理装置
32 膜検査装置
33 底部膜検査装置
331 搬送装置
332 符号読取機
333 励起光照射装置
334 撮影装置
335 コンピューター
34 内面膜検査装置
341 搬送装置
342 注水機
343 測定器
344 測定回路
345 第1電極
346 第2電極
347 排水機
348 コンピューター
40 中央制御装置
51 搬入装置
52 加工部
53 加工装置
54 符号読取機
55 搬出装置
61 搬入装置
62 加工装置
63 ターレット
64 ポケット又はマンドレル
65 工具
66 符号読取機
67 搬出装置

Claims (11)

  1. 製造された缶の検査を行うように構成された検査機と、
    前記検査機による検査結果に基づいて、少なくとも、前記缶を良好な缶と、不良であるが膜の状態の検査が可能な缶と、排斥する缶とに振り分ける振り分け装置と
    を備える缶検査装置と、
    前記振り分け装置で膜の状態の検査が可能な缶として振り分けられた缶を用いて、当該缶に形成された膜の状態を検査する膜検査装置と
    を備える缶検査システム。
  2. 前記膜検査装置は、前記缶の底部の膜の状態を検査する底部膜検査装置を有する、請求項1に記載の缶検査システム。
  3. 前記底部膜検査装置は、
    前記底部に励起光を照射する励起光照射装置と、
    前記底部の前記励起光による蛍光を撮影して蛍光画像を取得するように構成された撮影装置と、
    前記蛍光画像に基づいて膜の状態を評価する評価装置と
    を備える、請求項2に記載の缶検査システム。
  4. 前記撮影装置は、露光条件を変更しながら、又は、励起光の照射条件を変更しながら、撮影することで複数の前記蛍光画像を取得するように構成されており、
    前記評価装置は、前記複数の蛍光画像に基づいて、膜厚が異なる複数の部分の状態を評価するように構成されている、
    請求項3に記載の缶検査システム。
  5. 前記評価装置は、前記底部の凹部、チャイム、及びリムの各部分の膜の状態を評価するように構成されている、請求項4に記載の缶検査システム。
  6. 前記膜検査装置は、前記缶の内面の膜の状態を通電の状態を測定することで検査する通電式の内面膜検査装置を有する、請求項1乃至5の何れかに記載の缶検査システム。
  7. 前記振り分け装置は、良好ではない缶のうち、少なくともフランジ部に異常がある缶を、前記排斥する缶として振り分ける、請求項1又は2に記載の缶検査システム。
  8. 前記振り分け装置は、汚れがあるために、又は、缶の外面の印刷が不適切であるために、不良とされた前記缶を、前記膜の状態の検査が可能な缶として振り分ける、請求項7に記載の缶検査システム。
  9. 前記缶検査装置及び前記膜検査装置は、前記缶検査装置から前記膜検査装置による検査の完了まで搬送装置により缶が搬送されるように構成されている、請求項1に記載の缶検査システム。
  10. 前記缶検査装置は、全数検査を行う、請求項1又は9に記載の缶検査システム。
  11. 前記膜検査装置は、前記缶を加工した装置を特定するための印を読み取る読取機を備え、
    前記膜検査装置による前記缶の検査結果と読み取られた当該缶の印とに基づいて、当該缶の製造に用いられた装置の状態について評価する評価装置をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の缶検査システム。
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