JP2024022791A - 透過電子顕微鏡に用いられる標準試料及びその製造方法、透過電子顕微鏡の調整方法、透過電子顕微鏡で得られた観察画像の解析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】観察画像のコントラストを強調する観察条件を容易に設定可能な透過電子顕微鏡に用いられる標準試料及びその製造方法を提供する。【解決手段】透過電子顕微鏡に用いられる標準試料であって、透過電子顕微鏡によって観察される観察試料の表面に複数の物質を積層することで作成される積層膜と、前記観察試料の表面と交差する面であって前記観察試料に連なる面である観察面を備えることを特徴とする。なお、観察面と直交する方向の厚さは薄膜化される。【選択図】図3
Description
本発明は、透過電子顕微鏡の観察条件の調整に用いられる標準試料及びその製造方法に関する。
半導体デバイスの微細化にともない、走査電子顕微鏡(SEM;Scanning Electron Microscope)よりも空間分解能が高い透過電子顕微鏡(TEM;Transmission Electron Microscope)が半導体デバイスの製造工程等に用いられつつある。TEMはSEMに比べて集束レンズの数が多く、集束レンズには収差があるので、正確な観察画像を得るには、収差調整を含む観察条件の設定に時間を要する。
特許文献1には、TEMで観察される観察試料と、格子定数が既知である標準試料との接合体の側方から、観察試料と標準試料とを照射スポット内に含むように電子ビームを照射し、両試料の画像を同時に得ることが開示される。すなわち同時に得られる両試料の画像には集束レンズの収差が同程度に現れ、標準試料の画像を利用して観察試料の画像を評価することで収差の影響を相殺できるので、観察試料をより正確に評価できる。
しかしながら特許文献1では、観察画像のコントラストを強調することに対する配慮がなされていない。観察画像のコントラストは観察試料に含まれる物質の平均原子番号に依存し、例えばSi3N4とSiO2や、HfCとHfO2のような平均原子番号が比較的近い2相が含まれる観察試料では2相のコントラストが小さくなり、相境界の検出が困難になる。
そこで本発明は、観察画像のコントラストを強調する観察条件を容易に設定可能な透過電子顕微鏡に用いられる標準試料及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、透過電子顕微鏡に用いられる標準試料であって、透過電子顕微鏡によって観察される観察試料の表面に複数の物質を積層することで作成される積層膜と、前記観察試料の表面と交差する面であって前記観察試料に連なる面である観察面を備えることを特徴とする。
また本発明は、透過電子顕微鏡に用いられる標準試料の製造方法であって、透過電子顕微鏡によって観察される観察試料の表面に複数の物質を積層させて積層膜を作成する積層工程と、前記観察試料の表面と交差する面であって前記観察試料に連なる面である観察面を形成する観察面形成工程と、前記観察面と直交する方向の厚さを薄膜化する薄膜化工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、観察画像のコントラストを強調する観察条件を容易に設定可能な透過電子顕微鏡に用いられる標準試料及びその製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の透過電子顕微鏡に用いられる標準試料及びその製造方法の実施例について説明する。透過電子顕微鏡(TEM;Transmission Electron Microscope)は、電子線を試料に照射し、試料を透過した電子を検出することによって、試料を観察するための観察画像を生成する装置である。TEMの観察画像のコントラストは観察試料に含まれる物質の平均原子番号に依存する。TEMはTEM像とSTEM像の両方が取得でき、STEMには、DF-STEM(Dark Field-Scanning TEM)やBF-STEM(Bright Field-STEM)、ABF-STEM(Annular BF-STEM)等があり、DF-STEMの観察画像のコントラストが平均原子番号に特に依存する。平均原子番号Zaveは例えば次式によって算出される。
Zave=Σ(Ci・Zi) … (式1)
ここで、Ciは観察試料に含まれるi番目の原子の原子濃度、Ziは観察試料に含まれるi番目の原子の原子番号である。またiは自然数であり、Ciの値は0~1の範囲である。
ここで、Ciは観察試料に含まれるi番目の原子の原子濃度、Ziは観察試料に含まれるi番目の原子の原子番号である。またiは自然数であり、Ciの値は0~1の範囲である。
(式1)を用いて、例えばSi3N4、SiO2、HfC、HfO2の平均原子番号を算出すると、11.2、10.8、67.8、62.3となり、Si3N4とSiO2との差異及びHfCとHfO2との差異は10%未満と比較的近い。すなわち、観察試料にSi3N4とSiO2やHfCとHfO2が含まれていると、観察画像のコントラストが小さくなる。そこで、標準試料を用いてコントラストを強調する観察条件を設定し、設定された観察条件を観察試料に適用する。
図1を用いて標準試料101と観察試料102について説明する。標準試料101は、TEMで観察される観察試料102の上に作成される。なお観察試料102は半円形状を有する試料台103の上に載置される。半円形状を有する試料台103は、Y軸と平行な軸を回転軸として回転可能である。なおTEMで観察試料102が観察されるとき、電子線はY軸と平行に照射されるので、電子線が照射される面である観察面には観察試料102と標準試料101が連なる。観察面に観察試料102と標準試料101が連なることにより、標準試料101を用いて設定された観察条件を観察試料102に適用するときの視野移動による観察条件の変動を比較的小さくすることができる。
図2を用いて標準試料101の構成例について説明する。図2には、積層膜202と保護膜201を有する標準試料101が例示される。
積層膜202は、観察試料102の表面に複数の物質を積層させることによって作成される。図2に例示される積層膜202は3層構造であり、1層目と3層目が同じ物質であり、2層目の物質は1層目及び3層目とは異なる物質である。なお積層膜202は3層に限定されず、2層でも4層以上でも良い。
積層膜202を構成する物質は、平均原子番号が比較的近い物質であることが好ましく、例えばSi3N4とSiO2が積層されたり、HfCとHfO2とが積層されたりしても良い。平均原子番号が比較的近い物質で構成される積層膜202を有する標準試料101が観察条件の設定に用いられることにより、コントラストを強調する観察条件の設定が容易になる。
また積層膜202を構成する物質は、観察試料102に含まれる物質であることが好ましい。観察試料102に含まれる物質で構成される積層膜202を有する標準試料101を用いて設定された観察条件が観察試料102に適用されることにより、観察画像のコントラストをより強調することができる。
さらに積層膜202の厚さはTEMによって照射される電子線のスポット径以上であることが好ましい。積層膜202が電子線のスポット径以上の厚さを有することにより、コントラストを強調する観察条件の設定が容易になる。
保護膜201は、積層膜202や観察試料102を保護するために設けられる膜である。なお保護膜201は必須ではない。また、積層膜202が観察試料102を保護するための膜として機能しても良い。
図3を用いて標準試料101の製造方法の一例について説明する。まず図3の(a)に例示されるように、ウェハが観察試料102として準備される。
次に図3の(b)のように、観察試料102の表面に積層膜202が作成される。積層膜202の作成には、原子層成膜装置や集束イオンビームが用いられても良い。原子層成膜装置を用いて作成される積層膜202は膜厚精度が高いので、観察画像の倍率校正に積層膜202の膜厚を利用することができる。また集束イオンビームを照射可能なTEMでは、集束イオンビームを用いて積層膜202を作成することができるので、原子層成膜装置のような装置を準備せずに済む。
次に図3の(c)のように、観察試料102の表面に作成された積層膜202に集束イオンビーム301が照射される。集束イオンビーム301は、標準試料101とされる領域の周囲を走査される。なお積層膜202と観察試料102とを集束イオンビーム301から保護するために、集束イオンビーム301が照射される前に、保護膜201が積層膜202の表面に設けられても良い。積層膜202は、集束イオンビーム301が走査される範囲よりも広い面積を有する
次に図3の(d)のように、標準試料101とされる領域に金属プローブ302が接着させられる。金属プローブ302の接着には集束イオンビーム301が用いられても良い。すなわち雰囲気ガスと金属プローブ302とを集束イオンビーム301によって反応させることで、標準試料101とされる領域に金属プローブ302が接着させられる。
次に図3の(d)のように、標準試料101とされる領域に金属プローブ302が接着させられる。金属プローブ302の接着には集束イオンビーム301が用いられても良い。すなわち雰囲気ガスと金属プローブ302とを集束イオンビーム301によって反応させることで、標準試料101とされる領域に金属プローブ302が接着させられる。
次に図3の(e)のように、標準試料101とされる領域である試料片303が金属プローブ302によって取り出される。
次に図3の(f)のように、金属プローブ302によって取り出された試料片303が試料台103に固定される。試料台103への試料片303の固定には集束イオンビーム301が用いられても良い。
最後に図3の(g)のように、例えば集束イオンビーム301によって試料片303の側面が削られ、電子線が透過可能な程度に薄膜化される。なお試料片303の薄膜化にはプラズマが用いられても良い。薄膜化された試料片303の側面は、観察試料102と積層膜202と保護膜201が連なる観察面になる。
積層膜202及び観察試料102の表面と直交する方向から集束イオンビーム301が照射される場合、観察面は積層膜202及び観察試料102の表面と直交する面となり、試料片303の厚さ、すなわち側面間の距離を高精度に調整できる。なお観察面は、積層膜202及び観察試料102の表面と交差していればよく、必ずしも直交しなくても良い。
図4を用いて標準試料101の他の構成例について説明する。図4の(a)に例示される標準試料101は、積層膜202の上に観察試料102と保護膜201が配置されたものである。図4の(b)に例示される標準試料101であっても、積層膜202を用いて設定された観察条件を観察試料102に適用することにより、コントラストが強調された観察画像を得ることができる。なお、このような標準試料101は、図3の(b)のように表面に積層膜202が作成された観察試料102の上下を反転させてから、図3の(c)のように集束イオンビーム301を照射することにより生成される。
また図4の(b)に例示される標準試料101は、積層膜202及び観察試料102の表面と交差はするものの直交しない観察面401を備える。すなわち図4の(a)に例示される観察面401は、積層膜202及び観察試料102の表面との直交面402に対して傾斜している。観察試料102の表面との直交面402に対して観察面401を傾斜させることにより、積層膜202の厚さが比較的に薄い場合であっても、観察面401での積層膜202を厚くすることができ、2次電子像を用いた観察が容易になる等の利点がある。なお、このような標準試料101は、試料片303の薄膜化工程において、積層膜202及び観察試料102の表面と直交する方向に対して集束イオンビーム301を傾けて照射することにより生成される。
図5を用いて、標準試料101を用いて取得されたデータに基づいて、観察試料102に適用される観察条件を調整したり、観察画像を解析したりすることについて説明する。図5の(a)に例示されるグラフは、標準試料101のSTEM像に含まれる2相のそれぞれにおける明度の差異である明度差と検出角調整レンズ電流との関係を示すデータである。なお検出角調整レンズ電流とは、観察条件の一つであり、STEM像を取得する際に試料で散乱した電子を検出する角度を調整するレンズである検出角調整レンズに流される電流である。
図5の(a)のグラフによれば、検出角調整レンズ電流が0.5Aのとき、標準試料101のSTEM像における明度差が最大となる。そこで、図5の(a)のグラフに基づいて、観察試料102に適用される観察条件の一つである検出角調整レンズ電流を調整することにより、観察試料102のSTEM像に含まれる2相の明度差を最大にすることができる。
図5の(b)に例示されるグラフは、標準試料101のSTEM像に含まれるA相、B相、C相、D相のそれぞれにおける明度と検出角調整レンズ電流との関係を示すデータである。図5の(b)のグラフでは、検出角調整レンズ電流の変化にともなって各相の明度が変化することと、明度の変化特性が相毎に異なることが示される。
標準試料101を用いて取得された図5の(b)のようなグラフは、観察試料102の観察画像の解析に利用することができる。例えば、検出角調整レンズ電流が0.7Aのときに得られる観察試料102のSTEM像の明度を、図5の(b)において検出角調整レンズ電流が0.7Aのときの明度と対比することにより、観察試料102の各領域がA~D相のいずれであるかを区別することができる。また標準試料101に含まれる各相を構成する材料の組成が既知であるとき、図5の(b)のグラフと観察試料102のSTEM像の明度との対比により、観察試料102のSTEM像における各領域の組成を判別することができる。
以上、本発明の実施例について説明した。TEMはTEM像とSTEM像の両方が取得でき、今回の記述は主にSTEM像を用いた場合について述べたが、TEM像を用いても本発明内容は実施可能である。また本発明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、上記実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。
101:標準試料、101a:上面、101b:側面、102:観察試料、103:試料台、201:保護膜、202:積層膜、301:集束イオンビーム、302:金属プローブ、303:試料片、401:観察面、402:直交面
Claims (11)
- 透過電子顕微鏡に用いられる標準試料であって、
透電子顕微鏡によって観察される観察試料の表面に複数の物質を積層することで作成される積層膜と、
前記観察試料の表面と交差する面であって前記観察試料に連なる面である観察面を備えることを特徴とする標準試料。 - 請求項1に記載の標準試料であって、
前記積層膜は平均原子番号が比較的近い複数の物質を積層することで作成されることを特徴とする標準試料。 - 請求項2に記載の標準試料であって、
前記積層膜として積層される物質は、前記観察試料に含まれる物質と同じであることを特徴とする標準試料。 - 透過電子顕微鏡に用いられる標準試料の製造方法であって、
透過電子顕微鏡によって観察される観察試料の表面に複数の物質を積層させて積層膜を作成する積層工程と、
前記観察試料の表面と交差する面であって前記観察試料に連なる面である観察面を形成する観察面形成工程と、
前記観察面と直交する方向の厚さを薄膜化する薄膜化工程を備えることを特徴とする製造方法。 - 請求項4に記載の製造方法であって、
前記積層工程では、平均原子番号が比較的近い複数の物質が積層されることを特徴とする製造方法。 - 請求項5に記載の製造方法であって、
前記積層工程では、前記観察試料に含まれる複数の物質が積層されることを特徴とする製造方法。 - 請求項4に記載の製造方法であって、
前記積層工程では、原子層成膜装置が用いられることを特徴とする製造方法。 - 請求項4に記載の製造方法であって、
前記積層工程では、集束イオンビームが用いられることを特徴とする製造方法。 - 請求項4に記載の製造方法であって、
前記薄膜化工程では、集束イオンビームが用いられることを特徴とする製造方法。 - 透過電子顕微鏡の調整方法であって、
請求項1に記載の標準試料を用いて得られたデータに基づいて、前記観察試料を観察するときに用いられる観察条件を調整することを特徴とする調整方法。 - 透過電子顕微鏡で得られた観察画像の解析方法であって、
請求項1に記載の標準試料を用いて得られたデータに基づいて、前記観察試料の観察画像に含まれる複数の領域の区別あるいは組成の判別を行うことを特徴とする解析方法。
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