JP2024022572A - ハイブリッドイヤープローブフィット - Google Patents

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Abstract

【課題】被験者の外耳道に挿入するためのイヤープローブを含む装置を提供する。【解決手段】イヤープローブ4は、少なくとも1つのスピーカー17を含む音響出力ユニット13であり、スピーカーを介して被験者の外耳道3に少なくとも1つの刺激を提供する音響出力ユニット13と、少なくとも1つのマイクロホン16を含む音響入力ユニット15であり、マイクロホン16を介して刺激の反射部分を受け、電気入力信号を提供する音響入力ユニット15とを含み、装置1は、音響出力ユニット13及び音響入力ユニット15に接続された信号処理ユニット11を含み、信号処理ユニット11は、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を生成し、第1の刺激及び第2の刺激を音響出力ユニット13に提供し、音響入力ユニット15は、第1の刺激及び第2の刺激の反射部分を受けるように構成されている。さらに、イヤープローブのフィット評価を行う方法が提供される。【選択図】図1

Description

本願は、被験者の外耳道に挿入するためのイヤープローブを含む装置に関する。
本願は、さらに、被験者の外耳道に挿入するためのイヤープローブに関する。
本願は、さらに、イヤープローブのイヤープローブフィット評価を行う方法に関する。
装置及びイヤープローブ
多数の聴覚測定が、被験者(例えば患者等)の外耳道に挿入された(装置の)イヤープローブを使用して音響刺激に対する応答を測定することを含む。イヤープローブは、1つ以上の小型のスピーカー及びマイクロホンから成り、イヤープローブ本体に収納され、イヤープローブチップを使用して外耳道に個別に結合されてもよい。イヤープローブは、通常は柔らかいゴム又は発泡体で作られ且つイヤープローブチップ上に取り付けられるイヤーチップによって所定の位置に保持され、イヤーチップを使用して外耳道壁に音響的に密封されてもよい。イヤーチップはまた、外耳道と外部との間のバリアを提供し、測定の間の環境騒音の影響を減らす。ゴム製のイヤーチップを使用する場合、外耳道を加圧するのを可能にする気圧シールを達成することができる。これは、例えば、ティンパノメトリー及び加圧耳音響放射(OAE)測定に必要とされる。
測定に先立ち、イヤープローブフィット手順が、通常、例えばイヤープローブの気圧シール、位置、及び/又は向き等、外耳道におけるイヤープローブのフィットの質を決定するために行われる。これは、通常、何らかの音響刺激に対する外耳道の応答を測定及び分析することによって行われる。イヤープローブのフィットの質を定量化するために使用されるパラメータは、以下の聴覚測定に応じて異なる。イヤープローブフィット手順は、音響条件が以下の聴覚測定を実行するのに適切であるかどうかをユーザ(例えば、装置を操作する聴覚ケア専門家(HCP)等)に示すために使用される。適切な条件が達成されると測定を自動的に開始するために、イヤープローブフィット手順を使用することもできる。最後に、イヤープローブフィット手順は、特定のin situでの補正値を聴覚測定に伝えるように構成することができ、補正値は、検討中の個々の外耳道での上記の測定に影響を与える様々な音響現象を補償するのを可能にする。
イヤープローブフィット手順の一般的なタイプは、外耳道の音響ボリュームを測定するために、例えば、226Hzのプローブ音周波数を使用する等、伝統的な純音ティンパノメトリーを利用する。次に、測定されたボリュームは、示された音響ボリュームがそれぞれ大きすぎるか又は小さすぎる場合に、外耳道における漏れがあるイヤープローブフィット又はブロックされたプローブの指標として使用される。
別の一般的なタイプのイヤープローブフィット手順は、過渡刺激に対する外耳道の応答を測定する。この方法は、通常、OAE測定に先立ち使用される。ここでは、過渡応答を、装置のメモリに保存し、測定の再現性が重要であるフォローアップモニタリングセッションにおいて類似のイヤープローブフィットを達成するために使用することができる。過渡誘発耳音響放射(TEOAE)に対しては、過渡応答は、刺激の減衰時間の推定をさらに可能にし、これは、TEOAE測定における偽応答(すなわち、内耳ではなくイヤープローブスピーカーにおける非線形性に起因し、測定時間窓を汚染する応答)を避けるために有用である。
ユーザには、通常、ディスプレイ又はLEDカラーインジケータ上でイヤープローブフィットのデータが提示される。イヤープローブフィットのパラメータが良好なフィットに対応する範囲内にない場合、ユーザは良好なイヤープローブフィットが達成されるまでプローブの配置を変える必要がある。
聴覚測定が2種類以上のイヤープローブフィット手順から利益を得る場合、2種類以上のイヤープローブフィット手順は、順次行われることになる。しかし、2種類以上のイヤープローブフィット手順により、各患者に費やされる診察時間が増加する。
従って、通常は、1種類のイヤープローブフィット手順のみが実施され、適切なイヤープローブフィット手順は、従うべき聴覚測定のタイプに依存する。
本願の一態様において、イヤープローブを含む装置が提供される。
イヤープローブは、(例えば、必要に応じて、ヒト、又は、代替的に動物の)被験者の外耳道への挿入に適し得る。
イヤープローブは、音響出力ユニットを含んでもよい。
音響出力ユニットは、出力トランスデューサを含んでもよい。
出力トランスデューサは、少なくとも1つのスピーカー(ラウドスピーカー又はレシーバーとも呼ばれる)を含んでも又は構成してもよい。
音響出力ユニットは、上記の少なくとも1つのスピーカーを介して被験者の外耳道内に少なくとも1つの(音響)刺激を提供するように構成することができる。
刺激は音響刺激を指してもよい。
音響出力ユニットは、被験者が音響信号として知覚する刺激を提供するように構成することができる。
例えば、音響出力ユニットは、第1のスピーカーを介して被験者の外耳道内に第1の刺激を提供するように構成されてもよい。さらに、音響出力ユニットは、第2のスピーカーを介して被験者の外耳道内に第2の刺激を提供するように構成されてもよい。
例えば、音響出力ユニットは、1つのスピーカーを介して被験者の外耳道内に第1の刺激及び第2の刺激を提供するように構成されてもよい。
音響出力ユニットは、上記の刺激(音響信号)を含むか又は表す無線信号を受信するための無線レシーバーを含んでもよい。
イヤープローブは、音響入力ユニットを含んでもよい。
音響入力ユニットは、入力トランスデューサを含んでもよい。
入力トランスデューサは、少なくとも1つのマイクロホンを含んでも又は構成してもよい。
音響入力ユニットは、上記の刺激の反射部分を受けるように構成することができる。
音響入力ユニットは、上記のマイクロホンを介して上記の刺激の反射部分を受けるように構成されてもよい。
音響入力ユニットは、上記の刺激の応答を受けるように構成されてもよい。
言い換えると、少なくとも1つのマイクロホンによって測定される応答は、外耳道における総音圧である。一次元伝送線路としての外耳道の近似において、この総音圧は、入射(又は前方伝播)部分及び反射(又は後方伝播)部分から成る。
音響入力ユニットは、電気入力信号を提供するように構成することができる。
音響入力ユニットは、上記の刺激の上記の反射(又は誘導)部分を受けることに応答して(又は反応して)電気入力信号を提供するように構成されてもよい。
音響入力ユニットは、上記の刺激の上記の反射(又は誘導)部分に対応する及び/又は上記の刺激の上記の反射(又は誘導)部分から生じる電気入力信号を提供するように構成されてもよい。
音響入力ユニットは、上記の刺激(音響信号)の上記の反射部分を含むか又は表す無線信号を送信するための無線トランスミッターを含んでもよい。
当該装置は、信号処理ユニットを含んでもよい。
音響入力ユニットは、上記の信号処理ユニットに上記の電気入力信号を提供するように構成することができる。
信号処理ユニットは、音響出力ユニット及び音響入力ユニットに接続されてもよい。
信号処理ユニットは、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を生成するように構成することができる。
例えば、信号処理ユニットは、複数の刺激を生成するように構成されてもよい。
例えば、信号処理ユニットは、複数の第1の刺激及び第2の刺激を生成するように構成されてもよい。
信号処理ユニットは、上記の音響出力ユニットに上記の第1の刺激及び上記の第2の刺激を提供するように構成することができる。
信号処理ユニットは、上記の少なくとも1つの刺激を生成/提供するための信号発生器を含んでもよい。
信号処理ユニットは、上記の第1の刺激及び第2の刺激を生成/提供するための信号発生器を含んでもよい。
信号処理ユニット(例えば、信号処理ユニットの信号発生器等)は、有線接続を介して又は無線で音響出力ユニット及びスピーカーに接続することができる。
信号処理ユニットは、有線接続を介して又は無線で音響入力ユニット(及び音響入力ユニットのマイクロホン)に接続することができる。
無線接続は、例えば、Bluetooth(登録商標)技術(例えば、Bluetooth(登録商標)Low-Energy技術等)又はUltra WideBand(UWB)技術に基づいてもよい。
音響入力ユニットは、上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の反射部分を受けるように構成することができる。
従って、複数の種類のイヤープローブフィット手順を同時に実施するように構成された装置が提供される。今日では、イヤープローブフィットの質を定量化するために、聴覚測定に先立ち、1種類のイヤープローブフィットのみが行われている。複数のイヤープローブフィット刺激を同時に利用することによって、より多くのデータがイヤープローブフィットの質の定量化を支持し、それによって、イヤープローブフィット及びその後の聴覚測定の信頼性を高めることができる。
イヤープローブは、イヤープローブ本体を含んでもよい。
イヤープローブ本体は、上記の音響出力ユニット及び/又は上記の音響入力ユニットの少なくとも一部を収容するのに適し得る(そのように構成され得る)。
収容とは、(少なくとも部分的に)上記の音響出力ユニット及び/又は上記の音響入力ユニットの少なくとも一部を取り囲む、及び/又はそれを含有する、及び/又はそれに接続される、及び/又はそれを固定することを指してもよい。
イヤープローブ本体は、上記のマイクロホン及び上記のレシーバーを収容するのに適し得る。
イヤープローブは、イヤープローブチップを含んでもよい。
イヤープローブチップは、イヤープローブ本体に解放可能に取り付けられ/接続され/係合してもよい。
イヤープローブチップは、チップ開口部を含んでもよい。
チップ開口部は、上記の少なくとも1つの刺激を出力するように構成することができる。
チップ開口部は、上記の少なくとも1つの刺激の上記の反射部分を受けるように構成することができる。
チップ開口部は、イヤープローブチップの遠位端に配置されてもよい。言い換えると、イヤープローブチップは、イヤープローブ本体から離れた所に配置されてもよい(位置してもよい)。
イヤープローブチップの近位端が、イヤープローブ本体に解放可能に取り付けられ/接続され/係合してもよい。言い換えると、近位端は、上記の遠位端よりもイヤープローブ本体の近くに位置してもよい。
イヤープローブチップは、音響管を含んでもよい。
音響管は、縦軸(A)を有してもよい。
音響管は、中空管であってもよい。言い換えると、音響管は、音響管の長さの少なくとも一部に延びる内側の開口部を含んでもよい。この内側の開口部は、少なくともイヤープローブチップのチップ開口部(遠位端)に向かって開いてもよい。
音響管は、スピーカー開口部と上記のチップ開口部との間にアクセス(サウンドアクセス)を提供することができる。
スピーカー開口部は、例えば音響(送達)管を介した、音響出力ユニットのスピーカーからの開口/出力を指してもよい。
音響管は、マイクロホン開口部と上記のチップ開口部との間にアクセス(サウンドアクセス)を提供することができる。
マイクロホン開口部は、例えば音響(送達)管を介した、音響入力ユニットのマイクロホンへの開口/入力を指してもよい。
音響管は、スピーカー開口部及び/又はマイクロホン開口部を取り囲んでもよい。
スピーカー開口部は、上記の音響管の縦軸に沿って、上記のチップ開口部から離れた所に配置することができる。
マイクロホン開口部は、上記の音響管の縦軸に沿って、上記のチップ開口部から離れた所に配置することができる。
当該装置はポンプをさらに含んでもよい。
ポンプは、イヤープローブが被験者の外耳道に挿入されたときに、外耳道において(例えば、約1bar等の)周囲圧力よりも高い及び/又は低い圧力を提供するように構成する、及び/又は周囲圧力を維持するように構成することができる。ポンプは、外耳道において少なくとも予め設定された時間間隔の間、(周囲圧力よりも高い、それよりも低い、又はそれに等しい)静圧を維持するように構成されてもよい。ポンプは、予め設定されたスケジュールに従って外耳道内の圧力を変えるように構成されてもよい。
当該装置は圧力センサをさらに含んでもよい。
圧力センサは、イヤープローブが外耳道に挿入されたときに、被験者の外耳道内の圧力を測定するように構成することができる。
当該装置は、ポンプ及び圧力センサによって被験者の外耳道内の圧力を制御するように構成されてもよい。
当該装置は制御ユニットをさらに含んでもよい。制御ユニットは、圧力センサによって測定された圧力に基づきポンプを制御するように構成することができる。制御ユニットは、予め決定されたスケジュールに従って、及び、圧力センサによって被験者の外耳道内で測定された圧力に基づき、ポンプを制御するように構成されてもよい。
ポンプ及び圧力センサは、(例えば、イヤープローブのイヤープローブチップを介して)外耳道と流体連通してもよい。
例えば、圧力センサは、Tコネクタ及びさらなる管の部分を使用して、ポンプを外耳道に接続する管に接続されてもよい。
当該装置は、例えば、通常モード、及びその後の聴覚測定に応じた1つ以上の特定のモード等、異なるモードで動作するように構成することができる。モードは、ユーザによって選択可能であってもよく、又は自動的に選択可能であってもよい。
信号処理ユニットは、イヤープローブのフィットの質を評価するように構成することができる。
イヤープローブフィットの質の評価は、上記の第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づいてもよい。
イヤープローブフィットの質の評価は、上記の第1の刺激及び第2の刺激を提供することに応答して/反応して受信される上記の入力信号に基づいてもよい。
イヤープローブフィットの質の評価は、上記の第1の刺激及び第2の刺激によって誘導される上記の入力信号に基づいてもよい。
例えば、当該装置は、イヤープローブフィットの質の指標を提供するように構成することができる。例えば、当該装置は、イヤープローブフィットの質に依存して、視覚信号及び/又は音響信号をユーザに提供するように構成されてもよい。視覚信号は、例えば、質がある1つ又は複数の閾値よりも上/下の場合には緑色の視覚インジケータをオンにし、質が上記の1つ又は複数の閾値よりも下/上の場合には赤色の視覚インジケータをオンにしてもよい。
当該装置は、補助装置と通信してもよい。補助装置は、上記の第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づき、イヤープローブフィットの質を評価するように構成することができる。
当該装置は、上記の補助装置から上記の質の評価を受けてもよい。
例えば、当該装置は、補助装置から受けた質の評価に基づき、上記のイヤープローブフィットの質の指標を提供するように構成することができる。
当該装置は、補助装置への通信リンクを確立するためのアンテナ及びトランシーバ回路を含んでもよい。通信リンクは、無線リンクであってもよい。
無線リンクは、Bluetooth(登録商標)技術(例えば、Bluetooth(登録商標)Low-Energy技術等)又はUltra WideBand(UWB)技術に基づいてもよい。
例えば、補助装置は、タブレット等のポータブルデバイスを含んでもよく、又は、PC、サーバデバイス等を含んでもよい。
第1の刺激は、第2の刺激とは異なり得る。
第1の刺激の特徴は、第2の刺激の特徴とは異なり得る。
例えば、第1の刺激及び第2の刺激は、任意の時間波形を有するが、その時間波形は異なる。
第1の刺激は、第1のブロック及び第2のブロックを含んでもよい。
第1の刺激は、第1の部分及び第2の部分を含んでもよい。
第2の刺激は、第1のブロック及び第2のブロックを含んでもよい。
第2の刺激は、第1の部分及び第2の部分を含んでもよい。
第1のブロック/部分は、時間スケール上の第1に位置し、第2のブロック/部分は、第2に位置してもよい。
第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分の各々は、時間間隔によって定めることができる。
第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、連続して提供されても(流されても)よい。
第1の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間及び位相において整列されてもよい。
第2の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間及び位相において整列されてもよい。
第1の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間及び振幅において整列されてもよい。
第2の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間及び振幅において整列されてもよい。
第1の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間において整列されてもよいが、それらの位相は反転されてもよい。
第2の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間において整列されてもよいが、それらの位相は反転されてもよい。
第1の刺激の第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分は、時間において整列されてもよいが、第1のブロック/部分の極性は、第2のブロック/部分の極性とは逆であってもよい。
例えば、第1のブロック/部分の位相は、第2のブロック/部分の位相と比較して反転され、例えば、第1のブロック/部分は、第2のブロック/部分と180度位相がずれている。
第1の刺激及び第2の刺激の第1のブロック/部分は、時間において整列されてもよい。
第1の刺激及び第2の刺激の第2のブロック/部分は、時間において整列されてもよい。
それによって、時間における対応する位置の上記の第1のブロック/部分、及び時間における対応する位置の上記の第2のブロック/部分をそれぞれ直接比較することができる。
当該装置の信号処理ユニットは、少なくとも、第1の刺激及び第2の刺激を連続して生成することができる。
当該装置の信号処理ユニットは、複数の刺激を連続して生成することができる。
当該装置の信号処理ユニットは、イヤープローブが被験者の外耳道に正しく挿入されるまで(すなわち、許容できるイヤープローブフィットが得られるまで)、上記の刺激(例えば、上記の第1の刺激及び第2の刺激)を連続して生成することができる。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、第1のブロックの和(Z)で時間において整列された第1の刺激及び第2の刺激の第1のブロック/部分を加算することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、第2のブロックの和(Z)で時間において整列された第1の刺激及び第2の刺激の第2のブロック/部分を加算することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、第1のブロックの和(Z)及び第2のブロックの和(Z)を加算することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、第1のブロックの和(Z)から第2のブロックの和(Z)を減算することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、ブロックの和の合計(Z+Z)に基づく1つ以上の聴覚(聴能学)パラメータを決定することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、ブロックの和の差(Z-Z)に基づく1つ以上の聴覚(聴能学)パラメータを決定することを含んでもよい。
上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の上記の受けた反射部分に基づくイヤープローブフィットの質の評価は、信号処理ユニットが、決定された1つ以上の聴覚パラメータ(の値)を所定の類似の聴覚パラメータ(の値)と比較し、比較信号を提供することを含んでもよい。
信号処理ユニットは、周波数帯域ベースで、決定された1つ以上の聴覚パラメータ(の値)を所定の類似の聴覚パラメータ(の値)と比較し、比較信号を提供してもよい。
例えば、提供された刺激の周波数スペクトルを、例えば第1の帯域、第2の帯域等の複数の周波数帯域に分割することができる。次に、信号処理ユニットは、第1の周波数帯域において、決定された1つ以上の聴覚パラメータ(の値)を所定の類似の聴覚パラメータ(の値)と比較することができ、同様に、残りの周波数帯域において比較することができる。
信号処理ユニットは、比較信号が所定の要件を満たすまで、第1の刺激及び第2の刺激を連続して生成することができる。
例えば、比較信号が所定の要件を満たすことは、イヤープローブフィットの質が、その装置を用いて聴覚測定を実施するのに十分であると評価されることと等しい場合がある。
所定の要件を満たすことは、1つ以上の比較信号が所定の閾値/限界/値より上又は下であることを指してもよい。
例えば、外耳道の測定されたボリュームが特定の範囲内にある場合、又は過渡応答「エコー」が、例えば70dB等、減衰するのに要する時間が特定の限界を下回る場合に、所定の要件を満たすことができる。
例えば、イヤープローブの漏れのないフィット、外耳道におけるイヤープローブの特定の縦方向の位置、又は外耳道におけるイヤープローブの十分にまっすぐな向き(例えば挿入角度等)が得られた場合に、所定の要件を満たすことができる。
少なくとも1つの刺激(例えば、少なくとも第1の刺激及び/又は第2の刺激等)は、音響信号(音信号)を含んでもよく又は構成してもよい。
少なくとも1つの刺激は、プローブ音刺激を含んでもよく又は構成してもよい。例えば、プローブ音刺激は、正弦波プローブ音信号であり得る。例えば、プローブ音刺激は、例えば226Hz等の純音であり得る。
少なくとも1つの刺激は、過渡刺激を含んでもよく又は構成してもよい。
過渡刺激は、突然の開始、短い持続時間、及び広いスペクトルを含み得る。例えば、このの過渡刺激は、クリック刺激であってもよい。
過渡刺激は、遅延する瞬時周波数を含み得る。例えば、この過渡刺激は、チャープ刺激であってもよい。
少なくとも1つの刺激は、音声信号を含んでもよく又は構成してもよい。
言い換えると、少なくとも1つの刺激は、定常状態信号若しくは(擬似ランダム)ノイズ、チャープ、又はクリックであってもよい。いずれのタイプの信号も、複数の異なる周波数、振幅、及び位相、又は同じブロック内での複数の反復を含み得る。
イヤープローブは、さらなるスピーカーを含んでもよい。
イヤープローブは、2つ以上のスピーカーを含んでもよい。
上記の少なくとも1つのスピーカーは、上記の第1の刺激を提供するように構成することができ、上記のさらなるスピーカーは、上記の第2の刺激を提供するように構成することができる。
本願の一態様において、イヤープローブが提供される。
当該イヤープローブは、被験者の外耳道への挿入に適し得る。
当該イヤープローブは、上記の装置での使用に適し得る。
当該イヤープローブは、少なくとも1つのスピーカーを含む音響出力ユニットを含んでもよい。
音響出力ユニットは、上記のスピーカーを介して被験者の外耳道内に少なくとも1つの刺激を提供するように構成することができる。
当該イヤープローブは、少なくとも1つのマイクロホンを含む音響入力ユニットを含んでもよい。
音響入力ユニットは、上記のマイクロホンを介して上記の刺激の反射部分を受けるように構成することができる。
音響入力ユニットは、電気入力信号を提供するように構成することができる。
当該イヤープローブは、音響出力ユニット及び音響入力ユニットに接続された信号処理ユニットを含んでもよく(又はそれに接続されてもよい)。
イヤープローブは、音響出力ユニット及び音響入力ユニットに接続された制御ユニットを含んでもよい。
制御ユニットは、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を受けるように構成することができる。
制御ユニットは、上記の音響出力ユニットに上記の第1の刺激及び上記の第2の刺激を提供するように構成されてもよい。
音響入力ユニットは、上記の少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の反射部分を受けるように構成することができる。
方法
一態様において、イヤープローブフィット評価を行う方法が、本願によってさらに提供される。
当該方法は、信号処理ユニットによって第1の刺激及び第2の刺激を生成するステップを含んでもよい。
当該方法は、イヤープローブの少なくとも1つのスピーカーを介して、被験者の外耳道に上記の第1の刺激及び第2の刺激を提供するステップを含んでもよい。
当該方法は、イヤープローブの少なくとも1つのマイクロホンを介して、被験者の外耳道からの第1の刺激及び第2の刺激の刺激応答を受けるステップを含んでもよい。
当該方法は、上記の信号処理ユニットによって、受けた刺激応答に基づきイヤープローブフィットを評価するステップを含んでもよい。
先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、又は特許請求の範囲において記載される装置及びイヤープローブの構造的特徴の一部又は全ては、対応するプロセスによって適切に置換される場合に、方法の実施形態と組み合わせることができる又はその逆も同様であるということが意図される。方法の実施形態は、対応する装置及び/又はイヤープローブと同じ利点を有する。
使用
一態様において、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される装置及びイヤープローブの使用がさらに提供される。
コンピュータ読み取り可能媒体又はデータキャリア
一態様において、プログラムコード手段(命令)を含むコンピュータプログラムを格納する有形のコンピュータ読み取り可能媒体(データキャリア)が本願によってさらに提供され、上記のプログラムコード手段(命令)は、上記のコンピュータプログラムがデータ処理システム(コンピュータ)上で実行されるときに、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される方法の(ステップの)少なくとも一部(大部分又は全て等)をデータ処理システム(コンピュータ)に行わせる(実施させる)ためのものである。
コンピュータプログラム
命令を含むコンピュータプログラム(プロダクト)が本願によってさらに提供され、上記の命令は、プログラムがコンピュータによって実行されると、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される方法(のステップ)をコンピュータに実施させる。
コンピュータは、当該装置又はイヤープローブの一部を形成してもよい。
データ処理システム
一態様において、プロセッサ及びプログラムコード手段を含むデータ処理システムが本願によってさらに提供され、プログラムコード手段は、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される方法のステップの少なくとも一部(大部分又は全て等)をプロセッサに行わせるためのものである。
システム
さらなる態様において、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される装置及び補助装置を含むシステムがさらに提供される。
当該システムは、装置と補助装置との間に通信リンクを確立して、情報/データを交換するか又は一方の側から他の側へ転送することができるように適応してもよい。
APP
さらなる態様において、APPと呼ばれる非一時的なアプリケーションが、本願によってさらに提供される。APPは、先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載される、及び特許請求の範囲において記載される装置又はシステムのためのユーザインターフェースを実装するために補助装置上で実行されるように構成された実行可能な命令を含む。
本開示の態様は、添付の図と関連づけられた以下の詳細な説明から最も良く理解することができる。図は、明確にするために概略的であり且つ簡素化されており、特許請求の範囲の理解を改善させるための詳細のみを示し、他の詳細は省略されている。全体を通して、同一又は対応する部分には同じ参照番号が使用されている。各態様の個々の特徴は、各々が、他の態様のいずれか又は全ての特徴と組み合わされてもよい。これら及び他の態様、特徴、及び/又は技術的効果は、以下に記載される例示から明らかになり、下に記載される例示を参照して解明される。
本願による例証的な装置を示した図である。 聴覚測定を実施するのに不十分な質を有する例証的なイヤープローブフィットを示した図である。 聴覚測定を実施するのに十分な質を有する例証的なイヤープローブフィットを示した図である。 イヤープローブフィット評価に使用される例証的な電気信号を示した図である。 図3において示されている刺激の、マイクロホンを使用した例証的な記録を示した図である。 例証的な評価された刺激の記録を示した図である。
図は、明確にするために概略的であり且つ簡素化されており、本開示の理解に不可欠な詳細のみを示し、他の詳細は省略されている。全体を通して、同一又は対応する部分には同じ参照番号が使用されている。
本開示のさらなる適用範囲は、以下に与えられる詳細な説明から明らかになる。しかし、詳細な説明及び具体例は、本開示の好ましい実施形態を示す一方で、単なる例示として与えられているということが理解されるべきである。他の実施形態も、以下の詳細な説明から当業者に明らかになり得る。
添付の図面に関連した以下に記載される詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものである。詳細な説明には、様々な概念の十分な理解を提供することを目的として具体的な詳細が含まれる。しかし、これらの概念は、これらの具体的な詳細なしで実施することができるということが当業者には明らかになる。当該装置及び方法のいくつかの態様は、様々なブロック、機能ユニット、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム等(総称して「要素」と呼ばれる)によって記載される。特定の用途、設計上の制約、又は他の理由に応じて、これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータプログラム、又はそれらの任意の組み合わせを使用して実装することができる。
図1は、本願による例証的な装置を示している。
図1において、装置1は、被験者の頭部2に位置し、被験者の頭部2に関連していることが示されている。
装置1は、(例えば、ティンパノメトリー及びインピーダンスオージオメトリーに関連して)被験者の中耳の機能等、被験者の外耳道の機能を試験するように構成することができる。
装置1は、2つの要素を含んでいるように示されているが、当然ながら、組み合わされて1つの要素のみになってもよく、又は、代替的に、いくつかの要素に分割されてもよい。
図1では、装置1の第1の要素が、被験者の外耳道3の内側に配置されてもよい。代替的又は追加的に、第1の要素は、少なくとも部分的に外耳道3の外側に配置されてもよい。第1の要素は、外耳道内への挿入に適したイヤープローブ4であるように示されている。
イヤープローブ4は、イヤープローブ本体6に解放可能に取り付けられ得るイヤーチップ5を含んでもよい。イヤープローブ4が外耳道3内に正しく挿入された場合、イヤーチップ5は、外耳道3の外耳道壁7に向かって気圧シールを提供することができる。装置1は、外耳道3において位置する2つの矢印によって示されているように、鼓膜8に向かう方向で被験者の外耳道内に少なくとも1つの刺激を(イヤープローブ4を介して)提供し、さらに、その刺激の反射部分を受けることができる。
装置1の第2の要素は、被験者の外耳道3の外側に配置されるように示されている。代替的又は追加的に、第2の部分(又は第2の部分の少なくとも一部の要素)は、イヤープローブ4と組み合わせることができる。
装置1は、ポンプ9及び圧力センサ10を含んでもよく、これによって、装置1は、イヤーチップ5と鼓膜8との間の空間における外耳道3内の圧力を制御することができる。従って、ポンプ9及び圧力センサ10は、外耳道3と流体連通することができる。ポンプ9及び圧力センサ10は、外耳道3において周囲圧力と等しい、それよりも上、又はそれよりも下の圧力を提供してもよい。
装置1は、信号処理ユニット11を含んでもよい。信号処理ユニット11は、信号発生器12を含んでもよい。信号処理ユニット11(又は信号処理ユニット11の信号発生器12)は、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を生成するように構成することができる。上記の刺激は、イヤープローブ4を介して被験者の外耳道3内に導入することができる。
装置1は、音響出力ユニット13を含んでもよい。音響出力ユニット13は、信号処理ユニット11(及び/又は信号発生器12)に接続することができ、(例えば、図1は第2の要素内にあるものを示しているが、イヤープローブ4内に位置している)少なくとも1つのスピーカー14を含んでもよい。音響出力ユニット13は、上記のスピーカー14を介して被験者の外耳道3内に上記の第1の刺激及び第2の刺激を提供するように構成することができる。
装置1は、音響入力ユニット15を含んでもよい。音響入力ユニット15は、信号処理ユニット11に接続することができ、さらに、(例えば、イヤープローブ4に位置する)マイクロホン16を含んでもよい。音響入力ユニット15は、上記のマイクロホン16を介して上記の刺激の反射部分を受け、電気入力信号を提供するように構成することができる。電気入力信号は、上記の信号処理ユニット11に提供されてもよい。
言い換えると、1つ又は複数のスピーカー14を使用して外耳道3に刺激(例えば、第1の刺激及び第2の刺激)を与えることができ、その刺激が外耳道3内で音響的に融合することができ、さらに、音響応答をマイクロホン16によって記録することができる。
信号処理ユニット11は、上記の刺激の上記の受けた反射部分に基づき、イヤープローブ4のフィットの質を評価するように構成することができる。言い換えると、信号処理ユニット11は、音響入力ユニット15によって提供される電気入力信号に基づき、イヤープローブ4のフィットの質を評価するように構成することができる。
音響出力ユニット13は、さらなるスピーカー17を含んでもよく、上記の少なくとも1つのスピーカー14は、第1の刺激を提供するように構成することができ、上記のさらなるスピーカー17は、第2の刺激を提供するように構成することができる。
図1において示されているように、第2の要素は、第1の要素に接続させることができる。第1の要素及び第2の要素は、有線又は無線の接続18によって接続されてもよい。
図2A及び図2Bは、聴覚測定を実施するのにそれぞれ不十分及び十分な質を有する例証的なイヤープローブフィットを示している。
図2A及び図2Bにおいて、図1において示されている類似の特徴には、類似の参照番号が与えられている。
図2Aには、被験者の外耳道3内に挿入されたイヤープローブ4が示されている。イヤープローブ4は鼓膜8から特定の距離に挿入されることが要求され得る。さらに、イヤーチップ5は、例えば被験者の周囲への及び被験者の周囲からの音及び/又は空気の漏れが生じないように、外耳道3の外耳道壁7に向けて十分な気圧シールを提供することが要求され得る。
図2Aの具体的な例では、双方向矢印19によって示されている漏れにより、信号処理ユニット11は、イヤープローブ4のイヤープローブフィットの質は不満足であると評価する結果となる。これは、例えば、信号処理ユニットが、1つ以上の決定された聴覚パラメータを所定の類似の聴覚パラメータと比較し、所定の要件を満たさない比較信号を提供する場合の結果であり得る。
図2Bには、イヤーチップ5が外耳道3の外耳道壁7に向けて十分な気圧シールを提供する位置で被験者の外耳道3内に挿入されたイヤープローブ4が示されている。それによって、音及び/又は空気の漏れはないことが予想され、信号処理ユニット11は、イヤープローブ4のフィットの質は満足できるものであると評価することができる。これは、例えば、信号処理ユニットが、1つ以上の決定された聴覚パラメータを所定の類似の聴覚パラメータと比較し、所定の要件を満たす比較信号を提供する場合の結果であり得る。
図3は、イヤープローブフィット評価に使用される例証的な電気信号を示している。
図3には、第1の刺激(刺激x)の電気信号及び第2の刺激(刺激y)の電気信号の例が示されている。刺激は、時間(ms)の関数としての振幅としてプロットされている。
第1の刺激は、226Hzでのプローブ音を使用して外耳道容積を推定するために使用することができ、第2の刺激は、過渡刺激に対する外耳道応答を記録するために使用することができる。
図3において、(例えば、スピーカーのチャンネル1の)第1の刺激はブロックA(すなわち、第1のブロック/部分;青色で示されている;時間0から時間18まで)において4周期の正弦波を有する。正弦波はブロックB(すなわち、第2のブロック/部分;赤色で示されている;時間18から時間35まで)において繰り返され、ブロックAと位相が一致している。
第2の刺激(例えば、スピーカーのチャンネル2の過渡刺激等)は、ブロックA内(青色;時間0から時間18まで)の時間においてどこに位置してもよいが、ブロックB(赤色;時間18から時間35まで)において同じ時間だけオフセットされていなければならず、ブロックAの信号と位相が180度ずれていなければならない。
電気信号は、1つ又は複数のイヤープローブスピーカーを使用して音波に変換され、外耳道において音響的に融合する。ブロックA及びブロックBの音波の応答は、イヤープローブのマイクロホンによって記録される。
ブロックA及びブロックBの持続時間、並びに振幅のサイズは、単なる例であり、多くの異なる値を取ることができる。
図4は、図1において示されている刺激の、マイクロホンを使用した例証的な記録を示している。
図4では、ブロックA(Z)及びブロックB(Z)における正弦波の記録が、互いに時間及び位相において整列している。第3の正弦波のピーク上のさざ波である過渡応答も時間において整列しているが、互いに位相が180度ずれている。
図5は、例証的な評価された刺激の記録を示している。
上のグラフでは、記録されたブロックA及びブロックBの応答が合計されている(Z+Z)。応答は互いに位相がずれているため、第2の刺激に対する記録された応答が相殺される(0になる)ことをグラフは示している。それによって、記録された第1の刺激の応答のみが残るが、振幅は2倍になる。
下のグラフでは、記録されたブロックA及びブロックBの応答が互いに減算されている(Z-Z)。減算後、第1の刺激の記録されたブロックA及びブロックBの応答の差は、応答は位相が一致しているため、相殺される(0になる)。それによって、記録された第2の刺激の応答のみが残るが、振幅は2倍になる。
両方の結果として生じる信号振幅は、それらを2で割ることによって、元のそれぞれの構成された信号の振幅に容易にスケーリングすることができる。
記録されたブロックA及びブロックBの応答の合計から、第2の刺激の影響を受けることなく外耳道インピーダンスを計算することができる。
同様に、第2の刺激の過渡応答の減衰分析(又は他のタイプの分析)を、第1の刺激の影響を受けることなく実施することができる。
上述したように、この技術は、正弦波及び過渡応答から成る刺激に限定されず、任意の2つ(又はそれ以上)のタイプの信号及びその後の分析であってもよい。
開示された技術は、イヤープローブフィットプロセスを合理化し、イヤープローブフィットの質を評価するためのパラメータの数を増加させるのに寄与し得る。
先に記載した、「発明を実施するための形態」において記載した、及び/又は特許請求の範囲において記載される装置の構造的特徴は、対応するプロセスによって適切に置換される場合に、方法のステップと組み合わせることができるということが意図されている。
使用される場合、「a」、「an」、及び「the」を伴う単数形は、別段の定めがない限り、複数形も含む(すなわち、「少なくとも1つ」の意味を有する)ことが意図されている。「有する」、「含む」、「有している」、及び/又は「含んでいる」という用語は、本明細書において使用される場合、記載された特徴、整数、ステップ、操作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除しないことがさらに理解されることになる。ある要素が別の要素に「接続されている」又は「結合されている」として言及される場合に、それは他の要素に直接接続又は結合することができるが、別段の定めがない限り、介在する要素も存在することができるということも理解されることになる。さらに、「接続される」又は「結合される」は、本明細書において使用される場合、無線で接続又は結合されることを含んでもよい。本明細書において使用される場合、「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目のうち1つ以上の任意の及び全ての組み合わせを含む。任意の開示された方法のステップは、別段の定めがない限り、本明細書において記載された正確な順序に限定されない。
本明細書全体を通じて、「一実施形態」若しくは「1つの実施形態」又は「一態様」、又は「~してもよい」として含まれる特徴への言及は、その実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、又は特性が本開示の少なくとも1つの実施形態において含まれることを意味することが正しく理解されるべきである。さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、本開示の1つ以上の実施形態において適切に組み合わせることができる。先の記載は、当業者が本明細書において記載された様々な態様を実施するのを可能にするために提供されている。これらの態様に対する様々な修正が、当業者には容易に明らかになり、本明細書において定められた一般的な原理は、他の態様にも適用することができる。
特許請求の範囲は、本明細書において示された態様に限定されることを意図しているのではなく、特許請求の範囲の言語と一致する完全な範囲に従うことを意図し、単数形の要素への言及は、別段の定めがない限り、「1つ及び1つのみ」を意味することを意図しておらず、正しくは「1つ以上」を意味することを意図している。別段の定めがない限り、「一部」という用語は、1つ以上を意味する。

Claims (17)

  1. 被験者の外耳道に挿入するためのイヤープローブを含む装置であって、前記イヤープローブは、
    - 少なくとも1つのスピーカーを含む音響出力ユニットであり、前記少なくとも1つのスピーカーを介して前記被験者の外耳道に少なくとも1つの刺激を提供するように構成されている音響出力ユニットと、
    - 少なくとも1つのマイクロホンを含む音響入力ユニットであり、前記マイクロホンを介して前記少なくとも1つの刺激の反射部分を受け、電気入力信号を提供するように構成されている音響入力ユニットと、
    を含み、
    - 当該装置は、前記音響出力ユニット及び前記音響入力ユニットに接続された信号処理ユニットをさらに含み、
    - 前記信号処理ユニットは、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を生成し、前記音響出力ユニットに前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を提供するように構成され、さらに、
    - 前記音響入力ユニットは、前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の反射部分を受けるように構成されている、
    装置。
  2. 前記信号処理ユニットは、前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の前記受けた反射部分に基づき、前記イヤープローブのフィットの質を評価するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の刺激の特徴は、前記第2の刺激の特徴とは異なる、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記第1の刺激及び前記第2の刺激はそれぞれ、第1のブロック/部分及び第2のブロック/部分を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1の刺激又は前記第2の刺激の前記第1のブロック及び前記第2のブロックは、時間及び位相において整列している、請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1の刺激又は前記第2の刺激の前記第1のブロック及び前記第2のブロックは、時間において整列しているが、それらの位相は反転している、請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1の刺激及び前記第2の刺激の前記第1のブロックが時間において整列しており、前記第1の刺激及び前記第2の刺激の前記第2のブロックが時間において整列している、請求項4に記載の装置。
  8. 前記信号処理ユニットは、前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を連続して生成する、請求項1に記載の装置。
  9. 前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の前記受けた反射部分に基づき前記イヤープローブのフィットの質を評価することは、第1のブロックの和において、時間において整列している前記第1の刺激及び第2の刺激の第1のブロックを加算することと、第2のブロックの和において、時間において整列している前記第1の刺激及び第2の刺激の第2のブロックを加算することと、を含む、請求項2に記載の装置。
  10. 前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の前記受けた反射部分に基づき前記イヤープローブのフィットの質を評価することは、前記第1のブロックの和及び前記第2のブロックの和を加算することと、前記第1のブロックの和から前記第2のブロックの和を減算することと、を含む、請求項2に記載の装置。
  11. 前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の前記受けた反射部分に基づき前記イヤープローブのフィットの質を評価することは、前記第1のブロックの和及び/又は前記第2のブロックの和に基づき1つ以上の聴覚パラメータを決定することを含む、請求項2に記載の装置。
  12. 前記信号処理ユニットは、決定された前記1つ以上の聴覚パラメータを所定の類似の聴覚パラメータと比較し、比較信号を提供する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記信号処理ユニットは、前記比較信号が所定の要件を満たすまで、前記第1の刺激及び前記第2の刺激を連続して生成する、請求項12に記載の装置。
  14. 前記イヤープローブはさらなるスピーカーを含み、前記少なくとも1つのスピーカーは、前記第1の刺激を提供するように構成され、前記さらなるスピーカーは、前記第2の刺激を提供するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  15. 被験者の外耳道に挿入するための、及び請求項1に記載の装置で使用するためのイヤープローブであって、
    - 少なくとも1つのスピーカーを含む音響出力ユニットであり、前記少なくとも1つのスピーカーを介して前記被験者の外耳道に少なくとも1つの刺激を提供するように構成されている音響出力ユニットと、
    - 少なくとも1つのマイクロホンを含む音響入力ユニットであり、前記マイクロホンを介して前記少なくとも1つの刺激の反射部分を受け、電気入力信号を提供するように構成されている音響入力ユニットと、
    - 前記音響出力ユニット及び前記音響入力ユニットに接続された制御ユニットと、
    を含み、
    - 前記制御ユニットは、少なくとも第1の刺激及び第2の刺激を受け、前記第1の刺激及び前記第2の刺激を前記音響出力ユニットに提供するように構成され、
    - 前記音響入力ユニットは、前記少なくとも第1の刺激及び第2の刺激の反射部分を受けるように構成されている、イヤープローブ。
  16. イヤープローブのフィット評価を行う方法であって、
    - 信号処理ユニットによって第1の刺激及び第2の刺激を生成するステップと、
    - 前記イヤープローブの少なくとも1つのスピーカーを介して、被験者の外耳道に前記第1の刺激及び第2の刺激を提供するステップと、
    - 前記イヤープローブの少なくとも1つのマイクロホンを介して、前記被験者の外耳道からの前記第1の刺激及び第2の刺激の応答を受けるステップと、
    - 前記信号処理ユニットによって、受けた前記刺激の応答に基づき前記イヤープローブのフィットを評価するステップと、
    を含む方法。
  17. コンピュータプログラムであって、前記プログラムがコンピュータによって実行されると、前記コンピュータに請求項16に記載の方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラム。
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