JP2024019796A - 肌処理システム - Google Patents

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Kentaro Yamazaki
真唯 星野
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Abstract

【課題】ユーザの所望の態様による肌処理装置のカスタマイズを可能とする。【解決手段】ユーザ入力により又はユーザ情報に基づいて肌処理装置に対する所定のカスタマイズ処理を実行するカスタマイズ処理部を備える、肌処理システムが開示される。所定のカスタマイズ処理は、ユーザにより選択された又はユーザ入力に基づいて自動的に決定された1つ以上の動作モードの追加を含んでよい。例えば、所定のカスタマイズ処理は、追加した1つ以上の動作モード、及び、初期の動作モード、のうちの少なくとも1つの動作モードにおける制御パラメータのカスタマイズを含んでよい。【選択図】図10A

Description

本開示は、肌処理システムに関する。
肌処理システムにおいて、3個のLEDダイの個別の強度の制御によって3個のLEDダイによって放射される全体の光の色をカスタマイズする技術が知られている。
特開2021-007780号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ユーザの所望の態様による肌処理装置のカスタマイズが難しい。
そこで、本開示は、ユーザの所望の態様による肌処理装置のカスタマイズを可能とすることを目的とする。
1つの側面では、ユーザ入力により又はユーザ情報に基づいて肌処理装置に対する所定のカスタマイズ処理を実行するカスタマイズ処理部を備える、肌処理システムが開示される。
本開示によれば、ユーザの所望の態様による肌処理装置のカスタマイズが可能となる。
本実施例に係る情報処理システムの構成概要を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一例による美容デバイスの外観を示す図である。 カスタムボタンによる選択可能な設定モードの設定画面の一例を示す図である。 設定モード1から4への各動作モードの割当て態様のバリエーションの説明図である。 カスタムモードに基づく美容デバイスのカスタマイズの流れを示す概略的なフローチャートである。 一例による美容デバイスに備わる制御系の概略的な構成図である。 美容デバイスにおいて設定可能な動作モードと制御情報IDとの関係を示す動作モードデータの説明図である。 制御情報IDと制御パラメータとの関係を示す制御情報データの説明図である。 複数種類の出力モードの繰り返し態様の一例の説明図である。 情報処理装置により実現される機能の一例を示すシステム図である。 ユーザ端末により実現される機能の一例を示すシステム図である。 対象物データベース内のデータの説明図である。 カスタマイズ用データベース内のデータの説明図である。 カスタマイズ用データベース内のデータの説明図である。 ユーザ情報データベース内のデータの説明図である。 権限情報データベース内のデータの説明図である。 肌悩みと有効成分の関係の一例を示す説明図である。 化粧品の購入画面の一例を示す図である。 カスタムモードの購入画面の一例を示す図である。 カスタムモードの購入に関連した情報送受態様の一例を示すタイミングチャートである。 カスタムモードの購入に関連した情報送受態様の他の一例を示すタイミングチャートである。 他の例による情報処理装置により実現される機能を示すシステム図である。 他の例によるユーザ端末により実現される機能を示すシステム図である。 汚れ落とし効果を期待できるカスタムモードを購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様の好ましい例の説明図である。 くすみケア効果を期待できるカスタムモードを購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様の好ましい例の説明図である。 しわケア効果を期待できるカスタムモードを購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様の好ましい例の説明図である。 アイケア効果を期待できるカスタムモードを購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様の好ましい例の説明図である。 たるみケア効果を期待できるカスタムモードを購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様の好ましい例の説明図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
以下の説明において、ソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施例において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現され得るソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含み得る。また、本実施例においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0または1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、または量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行され得る。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
また、本明細書において、用語「対応付け」とは、直接的な対応付けのみならず、間接的な対応付けをも含む。例えば、要素Aに要素Bが対応付けられている状態は、要素Aに要素Bが対応付けられている状態のみならず、要素Aに要素Cが対応付けられかつ要素Cに要素Bが対応付けられている状態をも含む概念である。
図1は、本実施例に係る情報処理システム1の構成概要を示す図である。
情報処理システム1は、ユーザ端末2と、情報処理装置3と、美容デバイス4とを備え、これらが電気通信回線を通じて通信可能に構成される。換言すると、情報処理装置3は、ユーザ端末2及び美容デバイス4とネットワークを介して通信可能に構成される。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。
ユーザ端末2は、通信部と、記憶部と、制御部と、表示部と、入力部と、撮像部とを有し、これらの構成要素がユーザ端末2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。通信部、記憶部及び制御部の説明は、情報処理装置3における通信部31、記憶部32及び制御部33と略同様のため、省略する。
表示部は、例えば、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。表示部は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。このような表示部は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、ユーザ端末2の種類に応じて使い分けて実施されることが好ましい。ここでは、表示部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものとして説明する。
入力部は、ユーザ端末2の筐体に含まれるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。例えば、入力部は、表示部と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することができる。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部が、ユーザによってなされた操作入力を受け付ける。当該入力が、命令信号として、通信バスを介して制御部に転送され、制御部が、必要に応じて、所定の制御や演算を実行し得る。
撮像部は、外界の情報を撮像可能に構成される、いわゆるビジョンセンサ(カメラ)である。撮像部は、撮影対象を撮影することで画像データを生成するように構成される。撮像部は、後述の情報処理装置3における通信部31とネットワークを介して接続され、撮像した画像データを情報処理装置3に転送可能に構成される。
図2は、情報処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置3は、例えばサーバコンピュータの形態であってもよい。情報処理装置3は、複数のサーバコンピュータにより実現されてもよい。
情報処理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備え、これらの構成要素が、情報処理装置3の内部において、通信バス30を介して電気的に接続されている。
通信部31は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、3G/LTE/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、通信部31は、これら複数の通信手段の集合として実施されることがより好ましい。すなわち、情報処理装置3は、通信部31を介して、ユーザ端末2及び美容デバイス4とネットワークを介して、種々の情報を通信する。
記憶部32は、任意の記憶媒体により形成されてよく、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。記憶部32は、例えば、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施され得る。また、記憶部32は、これらの組み合わせであってもよい。特に、記憶部32は、制御部33によって実行される情報処理装置3に係る種々のプログラム等を記憶している。なお、記憶部32は、情報処理装置3に内蔵されている必要はなく、情報処理装置3の外部に設けられてもよい。この場合、記憶部32は、情報処理装置3によりネットワークを介してアクセス可能な記憶装置により実現されてもよい。
制御部33は、情報処理装置3に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部33は、例えば、不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部33は、記憶部32に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、情報処理装置3に係る種々の機能を実現する。すなわち、情報処理装置3に係る種々の機能は、記憶部32に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部33によって具体的に実現されることで、実現される。なお、制御部33は、単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部33を有するように実施されてもよい。また、制御部33は、複数の制御部の組み合わせであってもよい。
図3は、一例による美容デバイス4の外観を示す図である。美容デバイス4は、動作部4aと、グリップ部4bとを備える。
美容デバイス4は、動作部4aとその支持体であるグリップ部4bとで構成される。動作部4aは、ユーザの皮膚に接触して動作するように構成され、グリップ部4bの長手方向の一方の端部に設けられている。動作部4aを接触させる皮膚とは、例えば、上半身の皮膚を含むものである。ここで上半身は、顔周辺と、首周辺と、胸元周辺とのうち少なくとも一つを含む。すなわち、上半身のうち、デコルテよりも上部の皮膚をいう。例えば、顔、顎、頸部、鎖骨部分、胸元、頭部等をいう。なお、必ずしも前述した部位に限らず、後頚部、腹部、背部、腰、腕を含んでもよく、臀部、脚等の下半身を含んでもよい。
動作部4aには、複数の電極が設けられてもよい。この場合、複数の電極のうちの、任意又は所定の1つ以上の対の電極を介して各種出力波形を肌に付与することができる。図3に示す例では、一例として、複数の電極40は、円弧上に配置されている。なお、電極40の配置や数は、任意であり、少なくとも2つ以上の電極が配置されている構成であればよい。また、イオン導入等の特定処理においてはグリップ部4bに配置されうる手元電極(図示せず)が利用されてもよい。
グリップ部4bは、ユーザによって把握される棒状の部分である。グリップ部4bには、美容デバイス4の動作開始若しくは終了の際、又は動作モードを変更する際に、ユーザによって操作される操作ボタン4cや、動作モード表示部47が設けられてもよい。
本実施例では、操作ボタン4cは、レベル調整用ボタン41cと、カスタムボタン42cとを含む。
レベル調整用ボタン41cは、出力レベルの調整用のボタンである。
カスタムボタン42cは、複数種類の設定モードのうちの1つを選択するためのボタンである。本実施例では、一例として、最大4種類の設定モードのうちから、1つの設定モードを選択可能であり、初期は設定モード1となる。ユーザは、設定モード2を希望するときは、カスタムボタン42cを1回操作し、設定モード3を希望するときは、カスタムボタン42cを2回操作し、設定モード4を希望するときは、カスタムボタン42cを3回操作する。この場合、ユーザは、設定モード1に最も利用する頻度が高い動作モードを設定しておくことで、操作負担を軽減し、利便性を高めることができる。
なお、本実施例では、カスタムボタン42cにより選択可能な設定モードの種類は、4つであるが、カスタムボタン42cにより選択可能な設定モードの種類は、5つ以上であってもよいし、2つ以上3つ以下であってもよい。また、カスタムボタン42cにより選択可能な設定モードの種類の数は、ユーザによりカスタマイズ可能であってもよいし、後述する購入した設定モードの数等に応じて変化されてもよい。
動作モード表示部47には、カスタムボタン42cにより選択中の現在の動作モード(例えば図3に示す例では、動作モード2)が表示される。例えば、動作モード表示部47では、現在の動作モードを表す数字がハイライト表示されてもよい。
図4は、カスタムボタン42cによる選択可能な設定モードの設定画面の一例を示す図である。図4に示す画面は、ユーザ端末2に出力可能な画面であってよい。
図4に示す画面は、設定モード1から4に、どの種類の動作モードを割り当てるかを設定するための画面である。画面中の左側の1から4の各数字は、設定モード1から4に対応し、1から4の各数字には、ユーザにより入力可能な入力スペースが対応付けて配置される(図4では、1から4の各数字の右側に対応付けて配置されている)。この場合、ユーザは、各入力スペースに、選択可能な動作モードの種類のうちから、所望の動作モードを入力することで、設定モード1から4までの設定を行うことができる。この場合、選択可能な動作モードを列挙したプルダウン式の入力が可能とされてもよい。図4に示す画面では、設定モード1から4に、順に、カスタムモードA2、カスタムモードA3、カスタムモードB1、及び初期モードC1が割当てられている。この場合、ユーザは、ボタンB4“カスタマイズを完了する”を操作することで、入力どおりの設定を実現できる。なお、カスタムモードA2等は、ユーザに提示する際には、例えば「毛穴ケアモード」や「たるみケアモード」といった具合に、ユーザにとってわかりやすい名称が付与されてよい。
図5は、設定モード1から4への各動作モードの割当て態様のバリエーションの説明図である。図5には、上から順に、C401、C402、C403の3つのバリエーションが例示されている。
バリエーションC401では、設定モード1から4に、順に、カスタムモードA2、カスタムモードA3、カスタムモードB1、及びカスタムモードA3が割当てられている。このようにして同じカスタムモードA3を、設定モード1から4のうちの2つ以上に割り当てることも可能である。この場合、同じカスタムモードA3は、全く同じ制御情報に基づく動作モードであってもよいが、後述する波形パーソナライズ処理の相違に起因して異なる態様で生成される異なる制御情報に基づく動作モードであってもよい。例えば、設定モード2に割当てられているカスタムモードA3は、化粧品Aに応じた波形パーソナライズ処理に基づく動作モードであり、設定モード4に割当てられているカスタムモードA3は、化粧品Bに応じた波形パーソナライズ処理に基づく動作モードであるといった具合である。これは、後述するバリエーションC402、403についても同様である。
バリエーションC402では、設定モード1から4に、順に、カスタムモードA3、カスタムモードA3、カスタムモードA2、及びカスタムモードB1が割当てられている。このようにして同じカスタムモードA3を、設定モード1から4のうちの2つ以上に連続的に割り当てることも可能である。
バリエーションC403では、設定モード1から4に、順に、カスタムモードA2、カスタムモードA3、カスタムモードA3、及びカスタムモードB1が割当てられている。このようにして同じカスタムモードA3を、設定モード1から4のうちの2つ以上に連続的に割り当てることも可能である。
ところで、本実施例では、図5に示すようなカスタムモードA2や、カスタムモードA3、カスタムモードB1等のようなカスタムモードは、基本的には、初期状態の美容デバイス4では設定不能であり、ユーザが購入等を介して入手することで、設定可能とされる。他方、初期モードC1のような初期モードは、基本的には、初期状態の美容デバイス4から設定可能である。なお、変形例では、一部のカスタムモードは、初期モードと同様、初期状態の美容デバイス4から設定可能とされてもよい。
図6は、カスタムモードに基づく美容デバイス4のカスタマイズの流れを示す概略的なフローチャートである。
まず、ユーザが、美容デバイス4を購入し(ステップS61)、ついで、ユーザが、カスタムモードを購入する(ステップS62)。なお、1つ以上のカスタムモードは、美容デバイス4や化粧品等のような他の関連商品とセットで販売されてもよいし、1つ以上のカスタムモードの購入権限が、美容デバイス4等の関連商品の購入時に付帯されてもよい。ついで、カスタム用パラメータ(後述)の収集処理がユーザ端末2内の専用アプリケーション(以下、単に「専用アプリ」とも称する)より実行される(ステップS63)。カスタム用パラメータは、カスタムモードの詳細を更にカスタムするためのパラメータであり、例えばユーザの肌情報等を含んでよい。カスタム用パラメータの詳細は後述する。ついで、専用アプリは、カスタム用パラメータの各値に基づいてパーソナライズされたカスタムモード用の制御パラメータの各値に基づいて、美容デバイス4の制御系100を動作させる(ステップS64)。パーソナライズされたカスタムモード用の制御パラメータの各値(専用制御情報)等については、後で詳説する。
図7は、一例による美容デバイス4に備わる制御系100の概略的な構成図である。
図7に示す例では、制御系100は、美容デバイス制御部212と、電気回路部200とを含み、電気回路部200は、駆動回路部120と、出力波形発生部130と、切替回路部140とを含む。
美容デバイス制御部212は、コンピュータを含み、例えばマイクロコンピュータにより形成されてよい。なお、美容デバイス制御部212は、電源150からの電力に基づいて動作してよい。
美容デバイス制御部212は、制御情報に基づいて、複数の電極40から制御情報に対応する出力波形が生成されるように、駆動回路部120、出力波形発生部130、及び切替回路部140を制御する。
制御情報は、複数の電極40を介した出力の出力波形を特徴付ける任意の情報である。また、制御情報は、美容デバイス制御部212が複数の電極40を介して所期の出力波形を出力するために用いる任意の情報であり、任意の段階で用いられる情報を含んでもよい。例えば、制御情報は、後述する制御信号CT1、CT2や、駆動回路部120から出力波形発生部130への信号自体であってもよいし、これらの信号を生成するための各種情報であってもよい。制御情報の一例は、後述する。
図7に示す例では、駆動回路部120は、複数の電極40を介して各種出力波形を発生する。図7には、制御信号CT1、CT2の一部の波形が模式的に示されている。この場合、制御信号CT1、CT2は、それぞれ別々の制御ラインL1、L2を介して駆動回路部120に付与されてよい。制御信号CT1、CT2の周波数(デューティー比)は、後述する制御情報に応じて決まってよい。
駆動回路部120は、後述する複数のスイッチング素子Trを駆動するドライバを含む。駆動回路部120は、それぞれ、美容デバイス制御部212からの制御信号CT1、CT2に応じて出力波形発生部130のスイッチング素子Trをオン/オフさせるための駆動信号を生成し、生成した駆動信号を、対応するスイッチング素子Trに与える。
出力波形発生部130は、それぞれ、直流電源である電源150に基づいて、出力波形を生成する。出力波形発生部130は、対のスイッチング素子Trと、トランス135とを含む。
対のスイッチング素子Trは、例えばトランジスタ等のスイッチング素子であり、一方は、トランス135の端子Taに接続され、他方は、トランス135の端子Tbに接続される。トランス135は、センタータップに係る端子Tcに電源150が接続される。トランス135は、所定周波数に適合された周波数仕様である。例えば、トランス135の誘起電圧Eを、E=√2・π・f・n・φmとした場合、周波数fは、所定周波数と略等しくなるように設定されてもよい。なお、この場合、nは、巻数であり、φmは、磁束である。なお、トランス135は、周辺回路の設定乗数やフェライトコア(トランス135の内部部品)の材質や密着度を変えるなどの設定(調整)に基づいて、所定周波数に適合されてよい。所定周波数は、好ましくは高周波に対応する周波数である。なお、本明細書において、特に言及しない限り、高周波とは、10kHzよりも大きい周波数帯を指し、低周波とは、10kHz以下の周波数帯を指す。
切替回路部140は、出力波形発生部130の出力端子(すなわちトランス135の出力端子)Td、Teの接続先を、複数の電極40内で切り替えることで、出力波形を生成する電極の対を複数の電極40内で制御する。この場合、切替回路部140は、後述する制御情報に基づいて、出力波形を生成する電極の対が変化するように制御してよい。
なお、図7に示した制御系100は、あくまで一例であり、利用する制御情報の種類(2種類以上の場合も含む)に応じて、適宜、変更されてよい。例えば、切替回路部140において、出力波形発生部130の出力端子(すなわちトランス135の出力端子)Td、Teの接続先が、他の電極(図示せず)を含んでよく、この場合、出力波形を発生する対の電極は、時分割により切り替えられてもよい。あるいは、2系統以上の駆動回路部120や出力波形発生部130が設けられてもよい。また、対の電極の切り替えが不要な構成の場合、切替回路部140は省略されてもよい。また、PWM信号は、発振器を利用して駆動回路部120に直接的(美容デバイス制御部212を介さずに)印加されてもよい。
このような制御系100による動作は、上述した動作モードごとに異なる。本実施例では、一例として、動作モードごとに、制御情報IDが割り当てられ、制御情報IDごとに、制御系100による動作に係る制御パラメータの各値(上述した制御情報)が対応付けられる。なお、変形例では、制御情報IDを介さずに、動作モードごとに制御情報が対応付けてもよい。
図8は、美容デバイス4において設定可能な動作モードと制御情報IDとの関係を示す動作モードデータ500の説明図である。図8(後出の図8Aや図12等も同様)において、「***」は、なんらかの情報が格納されている状態を示し、「・・・」は、同様の情報の格納状態の繰り返し状態を示す。
本実施例では、動作モードデータ500に示すように、美容デバイス4において設定可能な動作モードと制御情報IDとが、一対一の関係で対応付けられている。なお、動作モードの種類や数、名称等は任意である。
図8Aは、制御情報IDと制御パラメータとの関係を示す制御情報データ510の説明図である。
制御情報データ510は、上位データ511と、下位データ512とを含む。なお、上位データ511及び下位データ512の分け方は、説明の都合上であり、実際には、同様のデータが、実質的に同様の他の態様に管理されてもよい。例えば、上位データ511及び下位データ512は、統合されてもよい。
上位データ511では、制御情報IDごとに、モード構成情報、実行時間比、基準実行時間、及び繰り返し情報、が対応付けられている。また、変形例では、これらの一部が省略されてもよいし、他の制御要素に係る情報が対応付けられてもよい。他の制御要素に係る情報は、動作時間、LEDの有無、振動の有無、冷却の有無等を含んでよい。この場合、動作時間は、動作モードの持続時間(例えば、トータル何分動作するか)を表してよい。また、LEDの有無は、LEDランプ43等の各種LEDの点灯の有無(要否)に関し、点灯“有”の場合の点灯色の種類や輝度等を含んでよい。また、振動の有無は、動作部4a等に内蔵されてよい振動子(図示せず)の振動の有無(要否)に関し、振動“有”の場合の振動周期や振幅(振動レベル)を含んでよい。また、冷却の有無は、動作部4a等に内蔵されてよい冷却素子(図示せず)の作動の有無(要否)に関し、冷却“有”の場合の設定温度を含んでよい。
モード構成情報は、複数の出力モードを、どのような順番で実行するかを示す情報である。なお、本実施例では、一の制御情報IDに対応付けられるモード構成情報は、2つ以上の出力モードを含むが、変形例では、1つだけの出力モードを含むモード構成情報が対応付けられる制御情報IDが存在してもよい。
例えば、図8Aに示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられているモード構成情報は、後述する出力モードM3、出力モードM4、及び出力モードM2を、この順で実行することを示す。
実行時間比は、モード構成情報で示される各出力モードの実行時間の、互いに対する比を表す。ここでは、最初に実行される出力モードの実行時間を基準値“1”とした場合の、他の出力モードの実行時間の比が規定される。なお、他の実施例では、各出力モードの実行時間の比に代えて、実行時間自体の情報が利用されてもよい。
例えば、図8Aに示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられている実行時間比は、後述する出力モードM3の実行時間を基準値“1”としたとき、出力モードM4の実行時間が同じ“1”であり、出力モードM2の実行時間が“1.2”であることを、示す。
基準実行時間は、基準値に係る実行時間を示す。例えば、図8Aに示す例では、実行時間は、20ミリ秒であり、この場合、出力モードM3の実行時間は、20ミリ秒であり、出力モードM4の実行時間が同じ20ミリ秒であり、出力モードM2の実行時間が24ミリ秒である。
繰り返し情報は、モード構成情報で示される各出力モードが繰り返し(周期的に)実行されるか否かを示す。ここでは、一例として、“1”は、繰り返し実行されることを表し、“0”は、繰り返し実行されないことを表す。なお、繰り返し実行される場合は、繰り返し回数や繰り返し態様(例えばインターバルの有無やその長さ等)が規定されてもよい。
例えば、図8Aに示す例では、制御情報ID“001”に対応付けられている繰り返し情報は、“1”であり、従って、図9に示すように、出力モードM3、出力モードM4、及び出力モードM2が、この順に、複数回、繰り返し実行される。
下位データ512では、出力モードごとに、対応する出力モードに係る出力波形を出力するための制御パラメータが対応付けられる。制御パラメータは、任意であるが、本実施例では、一例として、出力波形が交流波形か直流波形かを表す第1パラメータと、周波数に関する第2パラメータと、振幅(強度)に関する第3パラメータとを含む。ここでは、一例として、第1パラメータの値は、“1”が交流波形を表し、“0”が直流波形かつ極性が正であること、を表し、“2”が直流波形かつ極性が負であること、を表す。なお、出力波形が直流波形であるとき、第2パラメータの値は、パルス波の発生の周波数を表してよい。また、出力の強度がユーザにより調整可能な構成の場合、第3パラメータの値は、デフォルト値として機能してよい。なお、第3パラメータは、出力レベルを示す電圧やデューティに関連したパラメータであってよい。
例えば、図8Aに示す例では、出力モードM1は、第1パラメータの値が“1”であり、出力波形が交流波形であることを表す。また、出力モードM1は、第2パラメータの値が“α1(実際には特定の数値)”であり、交流波形の周波数がα1[Hz]であることを表す。また、出力モードM1は、第3パラメータの値が“β1(実際には特定の数値)”であり、交流波形の振幅がβ1[V]であることを表す。
このようにして本実施例によれば、動作モードごとに、制御情報IDを介して各種制御パラメータの値(制御情報)が対応付けることができる。
次に、情報処理装置3により実現される肌処理システムの機能について説明する。以下では、肌処理システムが情報処理装置3により実現される場合について主に説明するが、肌処理システムは、ユーザ端末2、情報処理装置3、及び、美容デバイス4のうちの、任意の2つ以上の組み合わせより実現されてもよい。なお、「ユーザ端末2(情報処理装置3や美容デバイス4についても同様)により実現される」とは、より具体的には、「ユーザ端末2に内蔵のコンピュータにより実行可能なプログラムによって実現される」ことを意味する。
図10Aは、情報処理装置3により実現される機能の一例を示すシステム図である。図10Bは、ユーザ端末2により実現される機能の一例を示すシステム図である。図11は、対象物データベース300内のデータの説明図である。図12及び図12Aは、カスタマイズ用データベース304内のデータの説明図である。図13は、ユーザ情報データベース305内のデータの説明図である。図14は、権限情報データベース306内のデータの説明図である。
情報処理装置3は、図10Aに示すように、対象物データベース300と、制御情報データベース302と、カスタマイズ用データベース304と、ユーザ情報データベース305と、権限情報データベース306とを含む。対象物データベース300~権限情報データベース306の各データベースは、図2に示した記憶部32により実現できる。
対象物データベース300には、後述の波形パーソナライズ処理で利用される対象物に関するデータが記憶される。図11に示す例では、対象物データベース300内のデータは、物質単位の対象物について物質IDごとに管理された対象物データD301と、化粧品単位の対象物について化粧品IDごとに管理された化粧品データD302とを含む。なお、対象物データD301の物質名や化粧品データD302の化粧品名は、正式名称や、略称、別名、化学記号等を含んでよい。化粧品データD302の全成分リストは、化粧品メーカから提供される情報や、化粧品のパッケージ等に表示される情報、分析結果等に基づいてよい。また、図11に示す例では、化粧品データD302には、含まれていないが、成分番号、性質、分子量等を含んでよい。この場合、性質は、例えば、(1)溶媒への対象物の溶けやすさに関する性質、(2)帯電に係る特性、及び、(3)分子量又はその属性、のうちの少なくともいずれかに基づいて設定されてよい。
例えば(1)については、対応する対象物の、特定溶媒(例えば水や油)への溶けやすさ(溶け難さも同義)に関する性質(例えば、水溶性であるか脂溶性であるかという性質や、皮膚外用剤を使用する温度と溶液のpH(Potential Hydrogen)において水溶性であるか、脂溶性(油溶性)であるか、あるいは、両親媒性であるかという性質)とを、含んでよい。また、(2)については、例えば荷電数として、2,1,0,-1、や、これに代えて又は加えて、帯電の正負や、荷電を有しない区分(解離しないないしは両性電解質)に係る特性を含んでよい。また、水溶液中での解離態様とその酸又は塩基の強度に係る特性を含んでよい。また、(3)については、分子量自体であってもよいし、低分子か高分子かなどの区分(属性)を示す情報を含んでよい。
なお、対象物は、人の皮膚に付与可能な物質であり、典型的には、美容効果などの各種効果を期待できる物質である。対象物は、例えば、化粧品等に含まれる各種成分であってよい。あるいは、対象物は、皮膚外用剤に含まれる各種成分であってもよい。なお、皮膚外用剤は、医薬品、及び医薬部外品など物質担体の使用目的は任意である。また、対象物は、医薬部外品において肝臓で代謝され効果効能が発揮しきれなかった医薬品の経皮吸収の促進にも効果がある物質を含んでよい。また、さらに経皮吸収させる外用剤の使用目的は任意であり、鎮痛剤、消炎剤、美白剤、湿潤剤、抗しわ剤、抗炎症剤、抗菌剤、抗ウイルス薬をはじめとして外用剤の経皮吸収目的を問わない。
制御情報データベース302には、図8及び図8Aを参照して上述した各動作モードに対応付けられた制御情報IDと、各制御情報IDに対応付けられた制御パラメータのベース値が記憶される。なお、ベース値とは、後述の波形パーソナライズ処理が反映されていない値(ノミナル値)を意味する。
また、制御情報データベース302には、パーソナライズ後の制御情報IDと、各制御情報IDに対応付けられた制御パラメータの値(後述の波形パーソナライズ処理が反映された値)が記憶される。なお、後述の波形パーソナライズ処理が反映された値は、典型的には、上述したベース値とは異なる。以下では、制御情報IDのうちの、パーソナライズ後の制御情報IDについては、特に区別しない場合は、単に「制御情報ID」とも称する。
なお、制御情報データベース302内のデータは、随時更新される。例えば、制御情報データベース302は、新たな対象物(化粧品等)の追加に対応して、新たな制御情報IDが発行され、当該制御情報IDに対応付けられる制御パラメータの各値が記憶されてよい。
なお、制御情報データベース302には、更に、対象物が付与される対象部位(例えば顔の部位)及び/又は対象筋肉をも考慮した制御情報が記憶されてよい。各対象部位は、顔部の複数の部位を含み、具体的には、額(おでこ)、目尻、鼻、目袋(目の下)、ほうれい線(正確には、ほうれい線が形成される部位)、フェイスライン(頬)、あご(口元)の7部位を含んでよい。なお、変形例では、これらの7部位の一部が省略されてもよいし、他の対象部位が追加されてもよいし、より粗い又はより細かい粒度の分類が利用されてもよい。また、目尻、目袋、ほうれい線、及びフェイスライン(頬)については、左右で別々の部位として扱われてもよく、この場合、顔部は、合計11部位に分類される。この場合、美容デバイス4が当たる対象部位が変化するごとに、それぞれの部位に適合した出力波形を肌に印加できる。各対象筋肉は、顔部の複数種類の筋肉を含み、具体的には、咬筋、オトガイ筋、及び眼輪筋の3種類を含んでよい。なお、変形例では、これら3種類のうちの一部が省略されてもよいし、他の種類の対象筋肉が追加されてもよい。
カスタマイズ用データベース304には、波形パーソナライズ処理用のデータが記憶される。波形パーソナライズ処理は、ユーザごとに、ユーザに適合するように出力波形を適合する処理を含む。一の制御情報IDに係る波形パーソナライズ処理は、当該一の制御情報IDに対応付けられた各制御パラメータのベース値に基づいて、当該ベース値を変化させることを含んでよい。
波形パーソナライズ処理の対象となる動作モードは、初期モード及びカスタムモードのうちの、カスタムモードだけであってもよいが、初期モードの一部又は全部を含んでよい。また、カスタムモードの一部は、波形パーソナライズ処理の対象から外されてもよい。
本実施例では、波形パーソナライズ処理用のデータは、各種のカスタム用パラメータごとの各値の組み合わせに対して、パーソナライズ後の制御情報IDが対応付けられている。
カスタム用パラメータは、ユーザごとに異なりうる任意のパラメータであり、カスタム用パラメータは、数値化できるパラメータのみならず、区別可能な属性を表すパラメータを含んでよい。例えば、カスタム用パラメータは、年齢、性別、人種、肌情報(基本的な肌状態や動的に変化しうる肌状態等)、ユーザ環境(地域や、季節、湿度、紫外線の量等の気象情報)、使用する肌処理用物質情報(例えば化粧品情報)、使用する美顔器情報、肌の悩み情報(アンケート回答結果や問診結果、理想の肌情報等)、肌処理装置の利用状況(一日あたりの利用時間や、頻度、利用期間等)、ユーザの体調(体温等)等を含んでよい。
本実施例では、特に言及しない限り、一例として、カスタム用パラメータの値は、ユーザ情報データベース305に含まれる後述するユーザ情報に基づいて導出される。ただし、変形例では、カスタム用パラメータの値は、ユーザ情報データベース305を介さずに、ユーザから直接的に取得されてもよい。
図12に示す表1200では、例えば初期モードC1に対して、カスタム用パラメータα1が、a1≦α1≦a2であるときに、カスタム用パラメータα2=0である場合と、カスタム用パラメータα2=1の場合とで、異なるパーソナライズ後の制御情報IDが対応付けられている。また、カスタムモードA1に対して、カスタム用パラメータα1が、a1≦α1≦a3であるときに、カスタム用パラメータα2=0である場合と、カスタム用パラメータα2=1の場合とで、異なるパーソナライズ後の制御情報IDが対応付けられている。このようにして、多様なカスタム用パラメータの値の組み合わせに制御情報IDに対応付けることで、多様なカスタム用パラメータの値の組み合わせにきめ細かく適合した波形パーソナライズ処理(すなわちパーソナライズされた制御情報の生成)が可能となる。
なお、図12に示す例では、例示されている初期モードC1及びカスタムモードA1のそれぞれには、同じカスタム用パラメータα1及びカスタム用パラメータα2が対応付けられているが、動作モードに対応付けられるカスタム用パラメータが一部又は全部異なってもよい。
また、図12Aに示す例では、一例として、6つの成分(対象物)としてナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)、トラネキサム酸、リン酸アスコルビルマグネシウム(ビタミンC誘導体)、コラーゲン、ヒアルロン酸、及びレチノールに対応する制御情報が示されている。図12Aには、上側の表1201には、6つの対象物の各種特性と制御情報の一部(図8Aに示した上位データ511に対応するデータの一部)が示されている。例えば、ナイアシンアミドについては、モード構成情報“M10+M20+M30”が対応付けられている。モード構成情報“M10+M20+M30”とは、出力モードM10、出力モードM20、及び出力モードM30を、この順(又は他の順でも良い)で実行することを表し、他も同様である。図12Aの下側の表1202には、制御情報の一部(図8Aに示した下位データ512に対応するデータの一部)が示されている。なお、図12Aに示す第2パラメータの数値はあくまで一例であり、試験等に応じて適合されてよい。
図12Aに示す例では、出力モードM20、M21、M30は、同じ交流波形であっても、周波数が異なることで、互いに異なる効果を期待できる処理となる。例えば、出力モードM21は、上述したように、比較的大きい筋収縮に起因した比較的高い浸透効果を期待でき、筋収縮は小さいが温感(加温効果による温感)との併用効果を期待できる。また、出力モードM30は、第2パラメータの値に示すように、出力波形の周波数が比較的高くなり、高い加温効果を期待できる。
ユーザ情報データベース305には、各ユーザに係るユーザデータが記憶される。ユーザ情報データベース305内のユーザデータは、各ユーザに係るユーザデータを含む。ユーザ情報データベース305内のユーザデータは、図13に示すように、ユーザ情報として、例えば、ユーザIDとともに、ユーザの生年月日や性別等の基本情報の他、ポイント情報、使用する肌処理用物質情報、使用する美顔器情報、特典情報、肌情報、及びカスタマイズ情報を含む。
ユーザIDは、ユーザを特定する固有の識別子である。一のユーザIDと一のユーザとは、基本的に、一対一の関係で対応するために、以下では、ユーザIDとユーザとは、特に区別せず適宜利用される。例えば、ユーザIDに肌情報を対応付けるとは、当該ユーザIDに係るユーザに同肌情報を対応付けることと同義であり、同様に、ユーザに肌情報を対応付けるとは、当該ユーザに係るユーザIDに同肌情報を対応付けることと同義である。
ポイント情報は、専用アプリで利用可能なポイントに関する情報である。ポイント情報は、対応するユーザが現在利用可能なポイント数(保有するポイント数)を含んでよい。なお、専用アプリで利用可能なポイントは、任意の電子媒体の形態であってよく、例えば、サービス内通貨、トークン(例えばNon-Fungible Token(NFT))等であってよい。また、専用アプリで利用可能なポイントは、他のサービス(例えば携帯電話サービス)等で利用可能なポイントと同じであってもよいし、連携可能であってもよい。なお、本明細書でいう“カスタムモードの購入”とは、これらの任意のポイントの消費を伴う購入を含む概念である。
使用する肌処理用物質情報は、対応するユーザが使用している肌処理用物質を表す。肌処理用物質は、典型的には、各種の化粧品であるが、それに含まれる成分であってもよい。複数の化粧品を使用しているユーザの肌処理用物質情報は、当該複数の化粧品を表してよい。肌処理用物質情報は、図11を参照して上述した化粧品IDや物質IDで表現されてもよい。使用する肌処理用物質情報は、対応するユーザが今後使用する予定の化粧品の情報を含んでもよい。
使用する美顔器情報は、対応するユーザが使用している美容デバイス4に関する情報である。例えば、使用する美顔器情報は、美容デバイス4の型式等の基本情報を含んでよい。使用する美顔器情報は、対応するユーザが今後使用する予定の美容デバイス4に関する情報を含んでもよい。
また、ユーザ情報データベース305内のユーザデータは、図13に示すように、特典情報、肌情報、及び、カスタマイズ情報を含む。
特典情報は、ユーザの各種特典条件の成否を判定するための各種情報を表す。各種特典条件は、上述したカスタムモードの定期的な取得の満たされるべき条件である。特典条件は、運営側が任意に設定してよく、例えば、サブスクリプション会員であることや、各種連携サービスの特定会員(例えばプレミアム会員)であること等であってよい。また、特典条件は、美容デバイス4の利用頻度等に基づく条件を含んでもよい。図13に示す例では、特典情報は、各種特典フラグの状態(オン/オフ状態)と、ユーザステータス等を含む。また、ユーザステータスは、プレミアム会員等のようなステータス情報であってよい。
肌情報は、ユーザの肌状態の検出(解析)結果を表す。例えば、ユーザの肌状態は、ユーザの顔画像に基づいて判定されてもよいし、ユーザからのユーザ入力に基づいて設定されてもよい。
カスタマイズ情報は、対応するユーザに対応付けられた現在のカスタマイズ状態を表す情報である。図13に示す例では、カスタマイズ情報2402は、美容デバイスIDごとに、設定モードに係る動作モードと、制御情報IDと対応付けられている。美容デバイスIDは、使用する美顔器情報に係る美容デバイスIDである。美容デバイスIDは、個々の美容デバイス4に付与される固有の識別情報である。設定モードに係る動作モードとは、図4及び図5を参照して上述した設定モード1から4に割り当てられている動作モードを表す。カスタマイズ情報に係る制御情報IDは、設定モード1から4のそれぞれに対応付けられている制御情報IDを表す。
権限情報データベース306には、各ユーザによるカスタムモードの取得に係る権限情報が記憶される。カスタムモードの取得に係る権限は、図6を参照して上述したように、ユーザがカスタムモードを購入する際に、当該ユーザに付与されてよい。なお、変形例では、カスタムモードの取得に係る権限は、上述した特典情報等に応じてユーザに付与されてもよい。
権限情報データベース306には、図14に示すデータ1400で示すように、美容デバイスIDごとに、購入情報と有効性の情報が対応付けられてよい。購入情報は、例えば図14に示すように、「カスタムモードA1の購入」といった、特定のカスタムモードの購入を表す情報を含んでよい。有効性の情報は、権限に有効期間が設定されている場合などに対応付けられてよい。なお、一のカスタムモードを購入すると、永久的に当該一のカスタムモードを利用できる場合は、有効性の情報は、常に「○(“有効”の意)」とされてよい。
図14に示すデータ1400は、美容デバイスIDへの紐付け型のデータであるが、データ1402に示すように、ユーザIDへの紐付け型のデータであってもよい。美容デバイスIDへの紐付け型の場合、一のユーザが複数の美容デバイス4で同じカスタムモードを利用することを制限できる。他方、ユーザIDへの紐付け型のデータの場合、一のユーザが所持しうる複数の美容デバイス4において、同じカスタムモードを使用できる。また、ユーザIDへの紐付け型のデータの場合、美顔器の買い替え等に対して引き継ぎ等の処理が容易である。なお、美容デバイスIDへの紐付け型のデータの場合、美顔器の買い替え等に対応するために、ユーザからの引き継ぎ要求に応答して、権限情報の引き継ぎが可能とされてもよい。
また、情報処理装置3は、図10Aに示すように、権限情報受信部310と、カスタマイズ処理部312と、ユーザ情報取得部321と、案内出力部322とを含む。
権限情報受信部310は、カスタムモードの取得に係る権限の発生を表す権限情報をユーザから受信する。例えば、権限情報受信部310は、ユーザからのカスタムモードの購入を表す情報(購入情報)を受信する。権限情報受信部310は、権限情報をユーザから受信すると、権限情報データベース306内のデータを更新する。具体的には、権限情報受信部310は、対応するユーザIDに係る購入情報(図14参照)を更新する。
カスタマイズ処理部312は、ユーザ入力により又はユーザ情報に基づいて美容デバイス4に対する所定のカスタマイズ処理を実行する。
所定のカスタマイズ処理は、任意であるが、カスタムモードの購入のような、ユーザにより選択された1つ以上の動作モードの追加を含む。
また、所定のカスタマイズ処理は、設定可能な動作モードの数の変更を含んでよい。例えば、図4を参照して上述した設定モード1から4は、4種類であるが、5種類以上への増加が可能とされてもよい。この場合、所定のカスタマイズ処理は、設定可能な動作モードの数の増加を含んでよい。
また、所定のカスタマイズ処理は、追加した1つ以上のカスタムモード、及び、初期モード、のうちの少なくとも1つの動作モードを選択するための入力方法のカスタマイズを含んでよい。これは、図3から図5を参照して上述したとおりであり、この場合、入力方法は、各動作モードを選択する際の操作ボタン4cのカスタムボタン42cの操作回数であってよい。すなわち、上述した設定モード1から4に対して、どのような動作モードを割り当てるかに関するカスタマイズを含んでよい。なお、5つ以上のカスタムモードが購入されている場合は、所定のカスタマイズ処理は、上述した設定モード1から4に対して、どのようなカスタムモードを割り当てるかに関するカスタマイズを含んでよい。
また、所定のカスタマイズ処理は、ユーザごとの各種のカスタム用パラメータの値に基づく、波形パーソナライズ処理を含む。
本実施例では、カスタマイズ処理部312は、権限判定部3120と、カスタマイズ用情報取得部3121と、専用波形生成部3122とを含む。
権限判定部3120は、1つ以上のカスタムモードの追加の可否を、所定権限の有無に基づいて判定する。所定権限の有無は、上述した権限情報データベース306内のデータ(権限情報)に基づいて判定されてよい。例えば、図14に示したデータ1400を利用する場合、権限判定部3120は、所定権限の有無を、個々の美容デバイス4に付与される識別情報(すなわち美容デバイスID)に対応付けて判定することになる。また、図14に示したデータ1402を利用する場合、権限判定部3120は、所定権限の有無を、個々のユーザに付与される識別情報(すなわちユーザID)に対応付けて判定することになる。
また、権限判定部3120は、カスタムモード又は初期モードを含む動作モードに対するカスタマイズ(例えば波形パーソナライズ処理)の可否を、所定権限の有無に基づいて判定してもよい。なお、カスタムモードの追加を行ったユーザには、当該追加したカスタムモードに対するカスタマイズ(例えば波形パーソナライズ処理)に関する所定権限が自動的に付与されてもよい。あるいは、追加したカスタムモードに対するカスタマイズに関する所定権限は、カスタムモードの購入とは別に購入可能とされてもよい。
カスタマイズ用情報取得部3121は、ユーザごとの各種のカスタマイズ用パラメータの各値を取得する。本実施例では、一例として、カスタマイズ用情報取得部3121は、上述したユーザ情報データベース305内のユーザ情報に基づいて、各種のカスタマイズ用パラメータを取得する。なお、変形例では、カスタマイズ用情報取得部3121は、かかるユーザ情報に代えて又は加えて、他のサーバ(例えば気象情報サーバ)から他のカスタマイズ用パラメータを取得してもよい。
専用波形生成部3122は、追加した1つ以上のカスタムモード、及び、初期モードのうちの少なくとも1つの動作モードに係る制御パラメータの値を、ユーザごとの各種のカスタマイズ用パラメータの各値に応じて変化させる波形パーソナライズ処理を実行する。例えば、専用波形生成部3122は、少なくとも1つの動作モードに係る制御パラメータの値を、そのベース値から変化させてよい。なお、制御パラメータの値(図8Aを参照して上述した制御パラメータの値)を変化させることは、図8を参照して上述した制御系100による制御態様の変化を伴い、結果として、出力波形の変化(カスタマイズ)を伴う。
本実施例では、一例として、専用波形生成部3122は、図12及び図12Aを参照して上述した波形パーソナライズ処理用のデータに基づいて、波形パーソナライズ処理を実行する。この場合、専用波形生成部3122は、一のユーザに係る各種のカスタマイズ用パラメータの各値に基づいて、対応するパーソナライズ後の制御情報IDを特定(抽出)してよい。
例えば、図12に示す例では、専用波形生成部3122は、カスタムモードA1を購入したユーザに関して、カスタム用パラメータα1が、a1≦α1≦a3であるときに、カスタム用パラメータα2=0である場合に、対応するパーソナライズ後の制御情報ID“00X”を特定してよい。
また、専用波形生成部3122は、カスタマイズ用パラメータが肌処理用物質情報を含む場合、例えば図12Aに示すような波形パーソナライズ処理用のデータに基づいて、波形パーソナライズ処理を実行してもよい。例えば、専用波形生成部3122は、肌処理用物質情報がナイアシンアミドを含む場合、出力モードM10、M20及びM30が含まれるような制御情報IDを特定(抽出)してよい。
そして、波形パーソナライズ処理は、特定したパーソナライズ後の制御情報IDに基づいて、カスタマイズ情報2402を更新することを含む。この場合、特定したパーソナライズ後の制御情報IDは、設定モード1から4のうちのいずれか1つに、上書きされる態様で初期的に設定されてもよい。この場合、上書きされるか否かや、上書きされる場合、設定モード1から4のうちのどの設定モードに対して上書きされるかは、ユーザごとにカスタマイズ可能とされてもよい。
ユーザ情報取得部321は、パーソナライズ用情報を取得する。パーソナライズ用情報は、上述した波形パーソナライズ処理で利用されるための情報であり、カスタム用パラメータの値や当該値を導出可能な情報を含む。例えば、ユーザ情報取得部321は、肌処理用物質情報の入力又は指定をユーザから受け付けてよい。また、ユーザ情報取得部321は、肌状態等に関する問診に対する回答等の形式で、パーソナライズ用情報を取得してもよい。
ユーザ情報取得部321は、パーソナライズ用情報に基づいて、ユーザ情報データベース305内のデータを更新してよい。例えば、ユーザ情報取得部321は、肌診断エンジンを備えてよく、肌診断エンジンにより記憶用の肌情報(診断ないし解析結果)を生成してもよい。なお、肌診断エンジンは、人工知能等を利用した機械学習により構築されてよい。人工知能の場合は、機械学習により得られる畳み込みニューラルネットワークを実装することで実現できる。機械学習では、例えば、多数のユーザに係る顔画像に係る実績データを用いて、肌情報に係る誤差(例えば専門家による診断結果に対する誤差)が最小になるような畳み込みニューラルネットワークの重み等が学習されてよい。この場合、ユーザに係る肌情報の時系列の変化が考慮されない態様(すなわち現時点の顔画像を利用する態様)で、ユーザに係る記憶用の肌情報が生成されてもよい。
案内出力部322は、ユーザ情報データベース305内のユーザ情報に基づいて、追加が推奨されるカスタムモードを表す推奨動作モード情報を出力する。この場合、案内出力部322は、ユーザの肌診断結果やアンケート、悩み等に基づいて、追加が推奨されるカスタムモードを決定(選定)してよい。この際、案内出力部322は、例えば図15に示すような対応関係に基づいて、悩みに対応した有効成分を含む化粧品の推奨とともに、当該化粧品に好適なカスタムモードを表す推奨動作モード情報を出力してもよい。なお、変形例では、図15に示すような対応関係に代えて又は加えて、各種悩みに対して、それぞれ適合された制御情報IDが対応付けられてもよい。
ユーザ端末2は、図10Bに示すように、カスタマイズ処理部210(以下、上述したカスタマイズ処理部312との区別のため、「端末側カスタマイズ処理部210」とも称する)、美容デバイス制御部212、パーソナライズ用情報生成部213、購入処理部214、サーバ送信処理部215、サーバ受信処理部216、及び制御情報記憶部218を含む。
端末側カスタマイズ処理部210、美容デバイス制御部212、パーソナライズ用情報生成部213、購入処理部214、サーバ送信処理部215、及びサーバ受信処理部216の各機能は、ユーザ端末2に内蔵のCPU(図示せず)が、ユーザ端末2に内蔵の通信装置(図示せず)を適宜利用して、同内蔵の記憶装置(図示せず)内の専用アプリに係るプログラムを実行することで実現できる。
端末側カスタマイズ処理部210は、上述した設定モード1から4に対して、どのような動作モードを割り当てるかに関するカスタマイズ処理を実行する。なお、端末側カスタマイズ処理部210は、その他、動作部4aに配置されてよいLEDランプ43(図3参照)等の点灯態様等のカスタマイズ処理や、ユーザ端末2の専用アプリの画面の表示色や文字等のカスタマイズ処理を実行してもよい。例えば、3段階のレベル表示は、数値表示以外にも、“弱”、“中”、“強”といった表示や、色による表示(例えばレベルの増加に伴い白から赤に変化)等にカスタマイズ可能とされてもよい。
また、端末側カスタマイズ処理部210は、ユーザの手動によるカスタマイズを可能としてもよい。この場合、カスタマイズ対象の制御パラメータは、波形パーソナライズ処理によるカスタマイズ対象の制御パラメータと同じであってもよいし、波形パーソナライズ処理によるカスタマイズ対象の制御パラメータの一部だけであってもよい。例えば、端末側カスタマイズ処理部210は、ユーザからの変更指示に基づいて、図8に示したモード構成情報を変更してもよいし、図9に示した実行順序を変更してもよい。
美容デバイス制御部212は、美容デバイス4の各種制御を実現する。例えば、美容デバイス制御部212は、制御情報記憶部218内の制御情報を利用して、図7を参照して上述した美容デバイス4の制御を実現する。
パーソナライズ用情報生成部213は、ユーザからの入力情報に基づいて、パーソナライズ用情報を生成又は取得する。パーソナライズ用情報は、上述したとおりである。例えば、パーソナライズ用情報は、肌情報を含んでよい。この場合、パーソナライズ用情報生成部213は、ユーザに対する接触式のセンサ又は非接触式のセンサからのセンサ情報に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成してよい。接触式のセンサは、肌の抵抗値や水分量を測定するセンサであってよい。この場合、接触式のセンサは、美容デバイス4の動作部4aに設けられてもよい。他方、非接触式のセンサは、画像センサ(カメラ)等であってよい。この場合、パーソナライズ用情報生成部213は、ユーザに係る顔画像に基づいて、ユーザに係る肌情報を生成してよい。
また、パーソナライズ用情報生成部213は、化粧品の購入履歴データや、接触式のセンサからの情報に基づいて、使用する肌処理用物質情報を生成してもよい。また、パーソナライズ用情報生成部213は、美容デバイス4とのペアリングを介して、使用する美顔器情報を生成してもよい。
購入処理部214は、例えば図16及び図17に示すように、化粧品の購入画面やカスタムモードの購入画面等を出力するとともに、これらの購入画面を介して入力されるユーザ入力に応答して、各種の購入処理を実現する。なお、図16及び図17では、ユーザ端末2の画面が示されており、B21、B30、B31は、ユーザが操作可能なボタンである。例えば、購入処理部214は、ユーザがボタンB31を操作してカスタムモードの購入を完了させると、当該購入を表す購入情報を情報処理装置3に送信する。
なお、購入処理部214は、化粧品の購入に付随して、当該化粧品に適したカスタムモードの購入を案内してもよい。例えば、図16及び図17に示す例では、購入処理部214は、ユーザが化粧品“エッセンスB”を購入すると、図17に示すように、次の遷移画面又はそれ以降の遷移画面で、化粧品“エッセンスB”に適合するカスタムモードの購入を案内してもよい。図17では、カスタムモードA1、A3及びA4が、ユーザにより選択可能な態様で提示されているが、ユーザがカスタムモードの購入ボタンを操作すると、自動的に一つの最適なカスタムモードの購入が実現される仕様であってもよい。
なお、図16及び図17に示す例は、化粧品の購入に付随して、当該化粧品に適したカスタムモードの購入を案内する例に対応するが、これに代えて又は加えて、ユーザによる肌悩みや肌状態の問診結果の入力に応答して、ユーザの肌悩みや肌状態に適したカスタムモードの購入を案内することとしてもよい。
サーバ送信処理部215は、パーソナライズ用情報を含む各種情報を情報処理装置3に送信する。
サーバ受信処理部216は、制御情報を含む各種情報を情報処理装置3から受信する。例えば、サーバ受信処理部216は、制御情報を受信すると、受信した制御情報を制御情報記憶部218に記憶させる。この場合、受信対象の制御情報は、カスタムモードに対応する制御情報を含む。すなわち、受信対象の制御情報は、パーソナライズ用情報に応じてパーソナライズされた制御情報ID(すなわちパーソナライズ後の制御情報ID)に対応付けられている制御情報(以下、「専用制御情報」とも称する)を含む。
制御情報記憶部218は、ユーザ端末2に内蔵される記憶装置(図示せず)又はユーザ端末2がアクセス可能な外部の記憶装置(図示せず)により実現されてもよい。制御情報記憶部218は、美容デバイス4の制御に用いる各種情報(例えば制御情報)を記憶する。
図18は、上述したカスタムモードの購入に関連して情報処理装置3とユーザ端末2又は美容デバイス4との間で実行されてよい情報の送受態様の一例を示すタイミングチャートである。なお、以降のタイミングチャートにおいては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
図18に示す例では、ユーザが、例えば特定のカスタムモードを購入し、カスタムモードの購入を表す情報(購入情報)を、情報処理装置3に送信する(ステップS1700)。なお、カスタムモードの販売は、ユーザ端末2上で専用アプリを介して実現されてもよいし、実店舗等で行われてもよいし、情報処理装置3との通信用の通信機能を有してもよい美容デバイス4により実現されてもよい。例えば、カスタムモードの販売は、特定の化粧品や美容デバイス4とセットで販売されてもよいし、“お試し”又は“おまけ”として付帯されてもよい。後者の場合、例えば、ユーザは、特定の化粧品や美容デバイス4に付属する2次元バーコードを読み取ることで得られる購入情報を、情報処理装置3に送信してもよい。なお、2次元バーコードは、URL(Uniform Resource Locator)を介して特定のサイト(情報処理装置3が提供するサイト)へのアクセスを可能としてよい。この場合、アクセス先の特定のサイトは、カスタムモードに係る制御情報を取得するためのサイトであってよい。また、購入情報は、ユーザIDとともに、実店舗の端末から情報処理装置3に送信されてもよい。
この場合、情報処理装置3は、購入情報に含まれるユーザIDに基づいて、対応するユーザIDに係る権限情報(図14参照)を更新する(ステップS1702)。また、化粧品や美容デバイス4の購入を伴う場合は、ユーザ情報のうちの、使用する肌処理用物質情報や美顔器情報も併せて更新されてよい。なお、2次元バーコードの場合、情報処理装置3は、特定のサイトでのユーザ入力に基づいて、購入情報に含まれるユーザIDを取得してもよい。購入者であるユーザが非会員である場合、特定のサイトでの会員登録を行うことで、ユーザIDが付与されてよい。ただし、変形例では、ユーザIDの設定を行うことなく、ステップS1704に進んでもよい。
ついで、情報処理装置3は、購入情報に含まれるユーザIDに基づいて、対応するユーザIDに係るユーザ情報を取得し(ステップS1703)、取得したユーザ情報に基づいて、各種のカスタム用パラメータの値を取得する(ステップS1704)。そして、情報処理装置3は、取得したカスタム用パラメータの値に基づいて、波形パーソナライズ処理を実行する。具体的には、情報処理装置3は、パーソナライズ後の制御情報IDを特定し(ステップS1705)、特定したパーソナライズ後の制御情報IDに対応付けられている制御情報(すなわち専用制御情報)を、ユーザ端末2に送信する(ステップS1706)。
ユーザ端末2は、このようにして情報処理装置3から送信される専用制御情報を受信すると(ステップS1708)、ユーザ端末2内の記憶装置(図示せず)に当該専用制御情報を記憶する(ステップS1710)。すなわち、専用制御情報のダウンロードを実現する。その後、適宜、ユーザ端末2において、ユーザからの入力に応じて、購入したカスタムモードを含む動作モードの操作順等の設定等が実行されてよい(ステップS1711)。そして、例えばユーザからの指示に応じて、ユーザ端末2又は美容デバイス4は、専用制御情報に基づく制御を開始できる(ステップS1712)。例えば、それまでは通常の制御情報(例えば初期モードに係る制御情報)に基づいて動作していた美容デバイス4は、専用制御情報に基づいて動作可能な状態へと移行する。
図19は、上述したカスタムモードの購入に関連して情報処理装置3とユーザ端末2又は美容デバイス4との間で実行されてよい情報の送受態様の他の一例を示すタイミングチャートである。
図19に示す例は、ユーザが、すでに特定のカスタムモードを購入しており、当該特定のカスタムモードを、新たに提供するパーソナライズ用情報に基づいてカスタマイズする例である。この場合、ユーザが、パーソナライズ要求とともに、パーソナライズ用情報を、情報処理装置3に送信する(ステップS1700A)。この際、ユーザは、パーソナライズ要求の対象となる特定のカスタムモードを指定してもよい。あるいは、パーソナライズ要求の対象となる動作モードは、当該ユーザが選択可能なすべての動作モードとして自動的に指定されてもよい。この場合、パーソナライズ要求の対象となる動作モードは、初期モードを含んでよい。また、パーソナライズ要求は、ユーザIDやパーソナライズ用情報とともに、実店舗の端末(例えば肌診断端末やカスタマイズ用端末)から情報処理装置3に送信されてもよい。なお、この場合、店舗スタッフがユーザに代わりに入力する場合も想定されるが、かかる場合も、当該入力は、実質的にユーザ入力として扱われる。
パーソナライズ用情報は、各種のカスタム用パラメータのうちのいずれか1つに関する情報であってよく、例えば、肌状態等に関する問診に対する回答や、新たにユーザが購入した化粧品であってよい。
この場合、情報処理装置3は、パーソナライズ要求に含まれるユーザIDに基づいて、対応するユーザIDに係るユーザ情報を、パーソナライズ用情報が反映されるように更新する(ステップS1702A)。ついで、情報処理装置3は、対応するユーザIDに基づいて、権限情報を抽出し、有効な権限を有するユーザであるか否かを判定する(ステップS1703A)。有効な権限を有するユーザである場合、情報処理装置3は、パーソナライズ要求に含まれるユーザIDに係るユーザ情報(ステップS1702Aで更新したパーソナライズ用情報が反映されたユーザ情報)に基づいて、各種のカスタム用パラメータの値を取得する(ステップS1704A)。この場合、取得された各種のカスタム用パラメータの値には、今回受信したパーソナライズ用情報が含まれる。あるいは、情報処理装置3は、今回受信したパーソナライズ用情報のみに基づいて、各種のカスタム用パラメータの値を導出(取得)してもよい。以降、ステップS1705からの処理は、図18を参照して上述したステップS1705からの処理と実質的に同様であってよい。
なお、図19に示す例では、ユーザの入力に応じてパーソナライズ要求が送信されるが、パーソナライズ要求は、自動的に情報処理装置3に送信されてもよい。これにより、時間の経過等に応じて変化しうるユーザ情報に対応して、専用制御情報の更新を行うことができる。この場合、ユーザ情報に有意に変化があった場合に、専用制御情報の更新が自動的に実現されてもよい。また、図19に示す例は、購入済の特定のカスタムモードに対するパーソナライズ要求に係る処理であるが、初期モードに対するパーソナライズ要求に係る処理も同様であってよい。
ところで、上述した情報処理装置3及びユーザ端末2間の機能の分担は、あくまで一例であり、上述したように、多様に変更が可能である。すなわち、図10Aを参照して上述した情報処理装置3の機能の一部又は全部は、適宜、ユーザ端末2及び/又は美容デバイス4により実現されてもよい。
例えば、図20A及び図20Bに示すような分担態様が実現されてもよい。かかる分担態様では、情報処理装置3Aのカスタマイズ処理部312Aは、専用波形生成部3122が省略され、それに代えて、ユーザ端末2Aのカスタマイズ処理部210Aは、専用波形生成部2102Aを備える。なお、カスタマイズ処理部210Aの設定カスタマイズ部2101Aは、上述したユーザ端末2のカスタマイズ処理部210と同様の機能を有する。この場合、専用波形生成部2102Aは、適宜、情報処理装置3からカスタマイズ用データベース304内のデータを取得してもよい。この場合も、情報処理装置3A及びユーザ端末2Aとが連携して、上述した情報処理装置3及びユーザ端末2とが連携する場合と同様の機能を実現できる。
次に、図21~図25を参照して、カスタムモードの属性等に応じたパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例について説明する。
図21は、汚れ落とし効果を期待できるカスタムモードA1を購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例の説明図である。
この場合、専用アプリ(ユーザ端末2)側では、図21に模式的に示すように、パーソナライズ用情報として、化粧品の種類や化粧品のテクスチャが利用されてもよい。テクスチャは、ふき取り化粧水や通常の化粧水の違いや、水やクレンジングローションなどの粘性等の特性(さっぱりとしたライトなタイプ等)が考慮されてよい。また、ユーザ(購入したユーザ)の地域や年齢等も考慮される態様で、専用制御情報が導出又は特定されてよい。
図22は、しみやくすみケア効果を期待できるカスタムモードA2を購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例の説明図である。
この場合、専用アプリ(ユーザ端末2)側では、図22に模式的に示すように、パーソナライズ用情報として、ユーザが使用する化粧品(図22では、「使用化粧品」と表記、以下同様)に含まれる特定成分(例えば、ターンオーバー促進成分や、保湿成分、美白成分等)の抽出結果が利用されてもよい。また、ユーザ(購入したユーザ)の地域での紫外線量(平均値等)や年齢等も考慮される態様で、当該特定成分の浸透に適合された専用制御情報が導出又は特定されてよい。
図23は、しわケア効果を期待できるカスタムモードA3を購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例の説明図である。
この場合、専用アプリ(ユーザ端末2)側では、図23に模式的に示すように、パーソナライズ用情報として、しわ状態及び対象部位(しわで悩まれている対象部位)の問診結果が利用されてもよい。この場合、パーソナライズ用情報として、対象部位に応じたしわの属性に基づいて、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分が抽出されてよい。例えば、対象部位が“目尻”や“口元”である場合、乾燥小じわやちりめんじわ(複数の細かいしわが寄っている様子)のような、浅くて細かい表皮じわに対しては、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として保湿成分が抽出されてよい。他方、対象部位が“目の下”や“口元”である場合、ほうれい線のような、特に目立つ深い真皮じわに対しては、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として保湿成分やハリ成分が抽出されてよい。なお、ハリ成分とは、肌の弾力やはりに効果が期待できる成分である。同様に、対象部位が“おでこ”や“眉間”である場合、おでこの横じわや眉間の縦じわのような表情じわ(表情を変えると目立つしわ)に対しては、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として保湿成分やハリ成分が抽出されてよい。また、ユーザ(購入したユーザ)の地域や年齢等も考慮される態様で、当該特定成分の浸透に適合された専用制御情報が導出又は特定されてよい。
図24は、アイケア効果を期待できるカスタムモードA4を購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例の説明図である。
この場合、専用アプリ(ユーザ端末2)側では、図24に模式的に示すように、パーソナライズ用情報として、目元状態の問診結果が利用されてもよい。この場合、パーソナライズ用情報として、目元状態に基づいて、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分が抽出されてよい。例えば、目元状態が“しわ”や“乾燥”である場合、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として保湿成分やハリ成分が抽出されてよい。また、目元状態が“くま(くすみ)”である場合、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として美白成分が抽出されてよい。また、目元状態が“たるみ”である場合、ユーザが使用する化粧品に含まれる特定成分として保湿成分やターンオーバー促進成分が抽出されてよい。また、ユーザ(購入したユーザ)の地域や年齢等も考慮される態様で、当該特定成分の浸透に適合された専用制御情報が導出又は特定されてよい。
図25は、たるみケア効果を期待できるカスタムモードA5を購入した場合のパーソナライズ用情報の利用態様(波形パーソナライズ処理のための利用態様)の好ましい例の説明図である。
この場合、専用アプリ(ユーザ端末2)側では、図25に模式的に示すように、パーソナライズ用情報として、たるみ部位の問診結果が利用されてもよい。この場合、パーソナライズ用情報として、たるみ部位の問診結果や、EMS(筋電気刺激)に係る周波数の好みが利用されてよい。また、ユーザ(購入したユーザ)の地域や年齢等も考慮される態様で、対象部位別に、ユーザの好みに寄せた専用制御情報が導出又は特定されてよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1 情報処理システム
2、2A ユーザ端末
3、3A 情報処理装置
4 美容デバイス
4a 動作部
4b グリップ部
4c 操作ボタン
30 通信バス
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
40 電極
41c レベル調整用ボタン
42c カスタムボタン
100 制御系(制御装置)
120 駆動回路部
130 出力波形発生部
135 トランス
140 切替回路部
150 電源
200 電気回路部
210 端末側カスタマイズ処理部
210、210A カスタマイズ処理部
2101A 設定カスタマイズ部
2102A 専用波形生成部
212 美容デバイス制御部
213 パーソナライズ用情報生成部
214 購入処理部
215 サーバ送信処理部
216 サーバ受信処理部
218 制御情報記憶部
300 対象物データベース
302 制御情報データベース
304 カスタマイズ用データベース
305 ユーザ情報データベース
306 権限情報データベース
310 権限情報受信部
312、312A カスタマイズ処理部
3120 権限判定部
3121 カスタマイズ用情報取得部
3122 専用波形生成部
321 ユーザ情報取得部(情報取得部)
322 案内出力部

Claims (13)

  1. ユーザ入力により又はユーザ情報に基づいて肌処理装置に対する所定のカスタマイズ処理を実行するカスタマイズ処理部を備える、肌処理システム。
  2. 前記所定のカスタマイズ処理は、ユーザにより選択された又はユーザ入力に基づいて自動的に決定された1つ以上の動作モードの追加を含む、請求項1に記載の肌処理システム。
  3. 前記所定のカスタマイズ処理は、前記1つ以上の動作モードの数を含む、請求項2に記載の肌処理システム。
  4. 前記カスタマイズ処理部は、前記1つ以上の動作モードの追加の可否を、所定権限の有無に基づいて判定する、請求項2に記載の肌処理システム。
  5. 前記カスタマイズ処理部は、前記所定権限の有無を、個々の前記肌処理装置に付与される識別情報に対応付けて判定する、請求項4に記載の肌処理システム。
  6. 前記所定のカスタマイズ処理は、追加した前記1つ以上の動作モード、及び、初期の動作モード、のうちの少なくとも1つの前記動作モードにおける制御パラメータのカスタマイズを含む、請求項2に記載の肌処理システム。
  7. ユーザ情報に基づいて、前記追加が推奨される推奨動作モード情報を出力する案内出力部を更に備える、請求項2に記載の肌処理システム。
  8. 前記肌処理装置は、
    ユーザの肌に当接可能な1つ以上の電極と、
    前記1つ以上の電極に電気的に接続される電源と、
    前記電源に基づいて前記1つ以上の電極を介して肌へ印加可能な出力波形を生成する制御装置とを含み、
    前記所定のカスタマイズ処理は、前記出力波形に関する各種制御パラメータのうちの、前記出力波形の強さとは異なる1つ以上の制御パラメータのカスタマイズを含む、請求項1に記載の肌処理システム。
  9. 前記制御パラメータのカスタマイズは、ユーザが前記肌処理装置とともに使用している肌処理用物質情報又は使用予定の肌処理用物質情報に基づいて、実行される、請求項6又は8に記載の肌処理システム。
  10. 前記制御パラメータのカスタマイズで利用する前記肌処理用物質情報の入力又は指定をユーザから受け付ける情報取得部を更に備える、請求項9に記載の肌処理システム。
  11. 前記制御パラメータのカスタマイズは、更に、ユーザの属性、ユーザの年齢、使用する地域、使用する前記肌処理装置、使用する際の環境情報、前記肌処理装置の利用状況、ユーザの体調、及びユーザの肌状態、のうちの少なくともいずれか1つに基づいて、実行される、請求項9に記載の肌処理システム。
  12. 前記所定のカスタマイズ処理は、追加した1つ以上の前記動作モード、及び、初期の動作モード、のうちの少なくとも1つの前記動作モードを選択するための入力方法のカスタマイズを含む、請求項2に記載の肌処理システム。
  13. 前記カスタマイズ処理部は、前記肌処理装置に内蔵のコンピュータにより実行可能なプログラム、ユーザ端末に内蔵のコンピュータにより実行可能なプログラム、前記ユーザ端末と通信可能なサーバコンピュータ、又は、これらの任意の2つ以上の組み合わせより実現される、請求項1に記載の肌処理システム。
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