JP2024018577A - 健康管理システム及び健康管理方法 - Google Patents

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哲也 内田
Tetsuya Uchida
輝幸 家守
Teruyuki Iemori
諒太 高橋
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かおり 西島
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Abstract

【課題】利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすること。【解決手段】実施形態に係る健康管理システムは、センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得部と、前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー部と、前記センサ情報取得部が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出部と、前記利用者が閲覧可能な表示部と、計測状況を前記表示部により通知する計測状況表示処理部と、を有する。前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、前記計測状況表示処理部は、前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する。【選択図】図16

Description

開示の実施形態は、健康管理システム及び健康管理方法に関する。
従来、健康管理に役立てるため、便座に着座したトイレの利用者の血流情報を測定し、当該測定結果に基づいて健康指標を算出して出力する(例えば表示端末に表示させる)システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-68396号公報
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、情報の通知については考慮されておらず、利用者の健康に関する情報提供の点においては改善の余地がある。
開示の実施形態は、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にする健康管理システム及び健康管理方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る健康管理システムは、排泄物の情報を収集して管理する健康管理システムであって、センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得部と、前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー部と、前記センサ情報取得部が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出部と、前記利用者が閲覧可能な表示部と、計測状況を前記表示部により通知する計測状況表示処理部と、を有し、前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、前記計測状況表示処理部は、前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する、ことを特徴とする。
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、使用者は一時測定が完了したことが通知され、必要な情報がそろった段階で、計測を終了することができ、普段の日常生活の中でセンサ情報を測定することができる。これにより、健康管理システムは、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。ここで、便座に着座したトイレの使用者の血流状態等の生体情報や便に関する情報等のセンサ情報から、使用者の複数の指標を算出(判定、診断)する場合、指標ごとに取得に要する時間が異なる。例えば、レーザーセンサを用いて脈波、血流量、心拍数等の複数の健康指標を算出する場合、ある程度の正確性(信頼性)を伴う健康指標を算出するために必要とされるレーザーセンサの出力信号の量、すなわち、レーザーセンサによる測定時間は、健康指標毎に異なる。また、複数の健康指標を算出するために、異なるセンサを用いている場合、各センサによる測定時間はそれぞれ異なる。例えば、レーザーセンサによる健康指標の測定と、排便を検知するセンサによる排便状態の計測とでは、排便までの時間が長い使用者では、健康指標の測定よりも排便状態の計測の方が長い時間を要する。一方、利用者のトイレ利用時間はそれぞれ異なる中で、計測のために毎回の着座時間を強制するのは、利用者にとって利便性が低い。そこで、健康管理システムは、利用者の生体情報等のセンサ情報の検知時間に応じて、一部の健康指標を出力することにより、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。これにより、健康管理システムは、健康改善のために健康状態に関する情報を利用者に提示するための健康状態を管理することができる。
実施形態の一態様に係る健康管理システムにおいて、前記計測状況表示処理部は、前記二次計測を終了した場合、前記二次計測の完了通知を行う。
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、全ての測定が完了し、所望の使用者にすべての指標を提供することができる。したがって、健康管理システムは、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
実施形態の一態様に係る健康管理システムは、前記算出部により算出された指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する指標表示処理部、をさらに有し、前記指標表示処理部は、前記一次計測の終了後に、前記利用者の前記センサ情報の取得が終了した場合、前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理、または、前記二次計測の終了後に、前記第1指標情報及び前記第2指標情報を前記表示部に表示する処理の少なくともいずれかを実行する。
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、一次測定結果のみの場合には、更新部のみ結果が反映される。また、他の指標まで完了している場合には、全ての指標を通知するため、利用者の利用シーンに応じた通知が可能となる。したがって、健康管理システムは、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
実施形態の一態様に係る健康管理システムにおいて、前記指標表示処理部は、前記一次計測の終了後から前記二次計測の終了までの間に、前記第1指標情報が更新された場合、更新後の前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する。
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、一次測定結果の項目において、二次測定結果精度が高かった場合は、更新値が通知される。したがって、健康管理システムは、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
実施形態の一態様に係る健康管理システムにおいて、前記センサ情報は、前記利用者を検知対象とした生体情報または前記利用者の排便を検知対象とした排便情報の少なくとも1つを含む。
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、利用者を検知対象とした生体情報または利用者の排便を検知対象とした排便情報を用いることで、普段の日常生活の中で生体情報や排便情報等のセンサ情報を測定することができる。したがって、健康管理システムは、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
実施形態の一態様に係る健康管理方法は、センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得工程と、前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー工程と、前記センサ情報取得工程が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出工程と、前記利用者が閲覧可能な表示部により計測状況を通知する状況表示処理工程と、を含み、前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、前記状況表示処理工程は、前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する、ことを特徴とする。
実施形態の一態様に係る健康管理方法によれば、使用者は一時測定が完了したことが通知され、必要な情報がそろった段階で、計測を終了することができ、普段の日常生活の中でセンサ情報を測定することができる。これにより、健康管理方法は、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
実施形態の一態様によれば、利用者の健康に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
図1は、実施形態に係るトイレシステムの概略斜視図である。 図2は、実施形態に係るトイレシステムの概略側面図である。 図3は、実施形態に係る健康管理システムの構成例を示す図である。 図4は、生体センサの測定結果に基づく各種の健康指標算出プロセスを示す概略図である。 図5は、数値の算出方法の一例を示す図である。 図6は、数値の算出方法の一例を示す図である。 図7は、数値の算出方法の一例を示す図である。 図8は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、健康スコアの表示例を示す図である。 図11は、健康に関連する情報の表示例を示す図である。 図12は、期間に応じた表示例を示す図である。 図13は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、計測状況の表示例を示す図である。 図16は、計測状況の表示例を示す図である。 図17は、計測状況の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する健康管理システム及び健康管理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.健康管理システムの構成>
実施形態に係る健康管理システムの構成について、図1~図3を参照して説明する。図1は、実施形態に係るトイレシステムの概略斜視図である。図2は、実施形態に係るトイレシステムの概略側面図である。図3は、実施形態に係る健康管理システムの構成例を示す図である。
以下に説明する各実施形態に係る健康管理システム1は、利用者(使用者)に関する様々な情報をセンサにより計測(「測定」ともいう)し、計測(測定)した情報を基に健康スコアを算出する。なお、以下で健康管理システム1を処理主体として説明する処理は、健康管理システム1に含まれる装置構成に応じて、その処理を実行可能ないずれの装置が行ってもよい。
図3に示すように、健康管理システム1は、生体センサ40、着座センサ50、及び排便センサ60を含むトイレ10と、制御部100と、外部端末200とを有する。健康管理システム1には、複数のトイレ10や、複数の制御部100や、複数の外部端末200が含まれてもよい。なお、図3に示す装置構成は一例に過ぎず、例えば、健康管理システム1には、制御部100が健康スコア等の各種の情報の算出に用いる情報を制御部100へ提供するサーバ装置等が含まれてもよい。
まず、トイレシステムの一例であるトイレ10の外観的(物理的)な構成の概略を含めトイレ10の構成について説明する。図1及び図2に示すように、トイレ10は、便座20と、本体部12と、便蓋14と、を備えている。便座20と便蓋14との各々は、本体部12に対して回動可能に軸支されている。
また、図3に示すように、トイレ10には、生体センサ40と、着座センサ50と、排便センサ60と、タイマー部70が含まれる。詳細は後述するが、生体センサ40は、利用者の生体情報を検知(取得)するためのセンサであり、着座センサ50は、利用者の着座を検知するためのセンサであり、排便センサ60は、利用者の排便(「便」ともいう)を検知するためのセンサである。例えば、生体センサ40は、利用者の血流情報を反映する物理量を測定するレーザーセンサであり、排便センサ60は、利用者の排便を撮像する撮像装置(イメージセンサ)である。生体センサ40及び着座センサ50は便座20に設けられ、排便センサ60は、本体部12に設けられている。なお、生体センサ40、着座センサ50及び排便センサ60の詳細については後述する。
図1に示すように、便座20は、開口部20aを有する。便座20の中央部にO字型の開口部20aが形成されている。便座20の開口部は、O字型に限ることなく、U字型などでもよい。便座20の外縁は、便器4の外形形状に沿って湾曲して形成されている。便座20は、一般的に、不透明な樹脂材料(例えば、ポリプロピレン)によって形成され、利用者が着座する着座面21と、着座面21とは反対側の底面25と、を有している。
着座面21は、便座20が便器4の上面4bに載置された状態で上向きに露出する面であり、利用者が着座する面である。底面25は、便座20を下げた状態で便器4の上面4bと対面する面である。また、便座20は、ほぼ全体が厚く形成されており、生体センサ40に対応する位置において局所的に、他の箇所よりも薄い部位(「薄肉部」ともいう)が形成されている。
なお、便座20の内部には、着座面21を加熱ないし保温するヒータ線及び断熱材等が設けられてもよい。ヒータ線は、本体部12内に設けられた便座暖房ユニットによって制御され、生体センサ40、着座センサ50、及び、排便センサ60と干渉しないように、便座20の内部に張り巡らされている。断熱材は、ヒータ線、生体センサ40、着座センサ50の下方側に配置されている。
便座20の生体センサ40に対応する箇所(薄肉部)は、生体センサ40から照射される照射光と、着座面21に着座した利用者から反射される反射光と、が透過可能な厚さとなっている。薄肉部の厚さは、生体センサ40の照射光及び反射光の強度、並びに、便座20の耐久性等により設定され、例えば0.5mm~1.0mm程度である。
以下の説明における「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「左側」及び「右側」とは、それぞれ、開いた便蓋14に背を向けて便座20に座った利用者から見た方向を示している。
薄肉部は、便座20の開口部20aの前後方向の長さの中央よりも前方の左側に形成されて、便座20に着座した利用者の重心位置よりも前方左側に位置するようになっている。これにより、図2に示すように、薄肉部は、便座20に着座した利用者(図2中の利用者U1)の左太腿の裏側に対面(当接)するようになっている。図2では、利用者U1が外部端末200を左手に把持している状態を示す。
薄肉部は、生体センサ40が便座20に着座した利用者の血流情報を検知できる範囲で、可及的に小さく形成されており、例えば直径12mm以下(好ましくは、8mm以下)の円形となっている。
また、本体部12は、便器4のボウル部よりも後方に位置して、便器4の上面4bに取付けられている。本体部12の内部に、便座20と便蓋14との開閉作動を制御する開閉ユニット、便座20の温度を制御する便座暖房ユニット、人体局部の洗浄を行う洗浄ユニット、及び、臭気成分を低減する脱臭ユニット、が内蔵されている。例えば、各ユニット12a~12dは、制御部100により制御される。例えば、排便センサ60は、本体部12から便器4のボウル部を臨む位置に設けられ、各ユニット12a~12dと干渉しない位置に設けられる。
生体センサ40は、生体情報を取得する生体情報取得部として機能する。例えば、生体センサ40は、レーザーセンサであり、利用者の血流情報を、利用者の生体情報として取得する。図1及び図2に示すように、生体センサ40は、便座20の内部において、薄肉部の裏面側に配設されている。生体センサ40は、利用者の左太腿の裏側に向けて赤外照射光を照射し、皮膚下血管内の血流状態に応じて反射される反射光(赤血球によるドップラシフトを生じた散乱光)を検知する反射型のセンサである。
例えば、生体センサ40は、動的光散乱法(Dynamic Light Scattering)に基づいて、皮膚内の血流状態を測定できるレーザーセンサである。図2では、生体センサ40は、利用者の太腿部裏側の便座20に取り付けられる。
なお、血流情報は一例に過ぎず、生体センサ40は、取得する生体情報に応じて、任意のセンサが用いられてもよい。例えば、利用者の生体情報として、利用者の心拍(脈波)に関する情報を取得する場合、生体センサ40は、心拍センサであってもよい。また、利用者の生体情報として、利用者の呼吸に関する情報を取得する場合、生体センサ40は、呼吸センサであってもよい。また、利用者の生体情報として、利用者の脈拍(脈波)に関する情報を取得する場合、生体センサ40は、脈拍センサであってもよい。また、利用者の生体情報として、利用者の心臓の運動に関する情報を取得する場合、生体センサ40は、心電センサであってもよい。
生体センサ40は、制御部100と所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。生体センサ40は、各種の情報を制御部100へ送信する。例えば、生体センサ40は、取得した利用者の生体情報を制御部100へ送信する。例えば、生体センサ40は、Bluetooth(登録商標)やWi‐Fi(登録商標)等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。なお、制御部100と生体センサ40とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。例えば、生体センサ40は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続されてもよい。
着座センサ50は、便座20への人の着座を検知する機能を有する。着座センサ50は、利用者が便座20に座った(着座した)ことを検知する。着座センサ50は、便座20に対する利用者による着座を検知可能である。着座センサ50は、利用者による便座20からの離座を検知する離座検知センサとしても機能する。着座センサ50は、便座20に対する利用者の着座状態を検知する。
例えば、着座センサ50は、静電式センサである。図1及び図2に示すように、着座センサ50が、便座20の開口部20aの前後方向の長さの中央よりも前方の右側に形成されて、便座20に着座した利用者の重心位置よりも前方右側に位置するようになっている。これにより、着座センサ50は、便座20に着座した利用者の右太腿の裏側に対面(当接)した際に、当該着座状態を検知できるようになっている。
なお、着座センサ50が静電式センサである場合は一例に過ぎず、着座センサ50は、利用者による便座20への着座が検知可能であれば、どのような検知方式でもよく、またどのような場所に配置されてもよい。例えば、着座センサ50が赤外線方式やμ(マイクロ)波方式の測距センサであり距離で着座を検知する場合、着座センサ50は便器4側方から人の足を検知する位置や便器4に付いているタンクから人の背中を検知する位置に配置されてもよい。例えば、着座センサ50が距離で着座を検知する場合、便器4が設けられた空間(トイレルーム)の天井に配置されてもよい。また、例えば、着座センサ50が接点スイッチで、着座したことによる便座の沈み込みを検知する場合、着座センサ50は便座20の軸支部分に配置されてもよい。また、例えば、着座センサ50が荷重センサで、便座にかかった重さで着座を検知する場合、着座センサ50は便座20の裏面で、便器4と接する面に配置されてもよい。
着座センサ50は、制御部100と所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。着座センサ50は、各種の情報を制御部100へ送信する。例えば、着座センサ50は、取得した利用者の着座(離座)に関する情報を制御部100へ送信する。例えば、着座センサ50は、BluetoothやWi‐Fi等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。なお、制御部100と着座センサ50とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。例えば、着座センサ50は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続されてもよい。
排便センサ60は、利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得部として機能する。例えば、排便センサ60は、便器4内を撮像することにより利用者に対応する排便の排便情報を取得するイメージセンサである。例えば、排便センサ60は、本体部12から便器4のボウル部を臨む位置に設けられたイメージセンサである。例えば、排便センサ60は、CCD(Charge Coupled Device)センサ、またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の任意のセンサが用いられる。
例えば、排便センサ60は、一次元画像を撮影するラインセンサ(一次元のイメージセンサ)であってもよいし、二次元画像を撮影するエリアセンサ(二次元のイメージセンサ)であってもよい。例えば、ラインセンサである場合、排便センサ60は、便座20と便器4の封水部(封水が溜まる部分)との間を撮影する方向に向けて配置される。このように、排便センサ60は、利用者が排泄後に便器4の封水部(封水が溜まる部分)に着水するまでの落下中の便を撮影するように配置されてもよい。
また、例えば、エリアセンサである場合、排便センサ60は、便器4の封水部を撮影する方向に向けて配置される。このように、排便センサ60は、便器4の封水部を撮影するように配置されてもよい。なお、排便センサ60は、便を検知(撮像)可能であれば、どのような配置態様であってもよい。また、排便センサ60は、静止画像を撮影してもよいし、動画像を撮影してもよい。また、利用者が便座に座ることで便器内が暗くなり、十分な明るさで撮影できない場合は、光源(発光部)を設けてもよい。
排便センサ60は、制御部100と所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。排便センサ60は、各種の情報を制御部100へ送信する。例えば、排便センサ60は、取得した利用者の排便に関する情報を制御部100へ送信する。例えば、排便センサ60は、BluetoothやWi‐Fi等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。なお、制御部100と排便センサ60とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。例えば、排便センサ60は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続されてもよい。
なお、生体センサ40により取得される情報及び排便センサ60により取得される情報を区別せずに説明する場合、「センサ情報」と記載する場合がある。センサ情報は、生体センサ40により取得される情報及び排便センサ60により取得される情報等、利用者の健康に関する状態を推定するために各種のセンサにより取得された情報を含む概念である。
タイマー部70は、時間を計測する。タイマー部70は、センサによりセンサ情報を取得している時間を測定する。タイマー部70は、着座センサ50により利用者が座ったことを検知した時間を計測する。タイマー部70は、着座センサ50により利用者が着座を開始した時点からの時間を計測する。タイマー部70は、生体センサ40が生体情報の取得を開始した時点からの時間を計測してもよい。タイマー部70は、排便センサ60が取得した大便を最初に検知した時間を計測してもよい。タイマー部70は、着座センサ50により利用者が座ったことを検知した時間と、排便センサ60が取得した大便を最初に検知した時間との差分からなる排泄に要した時間を取得してもよい。
タイマー部70は、制御部100と所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。タイマー部70は、各種の情報を制御部100へ送信する。例えば、タイマー部70は、計測した時間に関する情報を制御部100へ送信する。例えば、タイマー部70は、BluetoothやWi‐Fi等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。なお、制御部100とタイマー部70とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。例えば、タイマー部70は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続されてもよい。
また、トイレ10は、便器4を利用する利用者を特定する処理(個人識別)を行う個人識別部(識別装置)を有してもよい。例えば、トイレ10の個人識別部は、利用者が所有する外部端末200との通信や、リモコンに対する利用者の操作等により、便器4を利用して排泄を行う利用者を特定するための情報を取得し、利用者の個人識別を行う。例えば、トイレ10の個人識別部は、利用者が所有する外部端末200と通信し、外部端末200から利用者を特定するための利用者識別情報を受信する。例えば、トイレ10の個人識別部は、リモコンから利用者の操作を示す操作情報の受信を行ってもよい。なお、トイレ10の個人識別部は、便器4を利用して排泄を行う利用者を特定が可能であれば、どのような方法により利用者の特定を行ってもよい。
トイレ10の個人識別部は、制御部100と所定のネットワークを介して、有線または無線により通信可能に接続される。トイレ10の個人識別部は、各種の情報を制御部100へ送信する。例えば、トイレ10の個人識別部は、取得した利用者の利用者識別情報を制御部100へ送信する。例えば、トイレ10の個人識別部は、BluetoothやWi‐Fi等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。なお、制御部100とトイレ10の個人識別部とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。例えば、トイレ10の個人識別部は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続されてもよい。
制御部100は、各種の情報処理を行う情報処理装置(コンピュータ)である。制御部100は、外部端末200と、インターネット等の所定のネットワーク(通信部190)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、制御部100は、情報の送受信が可能であれば、外部端末200とどのように接続されてもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。また、制御部100は、上述したようにトイレ10の各構成との間で情報の送受信が可能である。
制御部100は、任意の箇所に配置されてもよい。制御部100は、トイレ10に対応する空間(トイレルーム)内に設けられてもよいし、トイレ10に対応する空間(トイレルーム)外に設けられてもよい。制御部100は、本体部12内に設けられてもよい。例えば、制御部100は、便座20の前方端の近傍位置(生体センサ40に比較的近い位置)に配置されてもよい。この場合、制御部100は、生体センサ40の出力信号を処理して比較的ノイズに強い信号に変換することができる。
なお、制御部100の装置構成及び配置は、外部端末200及びトイレ10の各構成と通信し、処理が実現可能であれば、任意の形態が採用可能である。例えば、制御部100は、健康管理システム1の管理者等が携帯可能なノートパソコン等の携帯端末(デバイス)であってもよい。また、制御部100は、トイレ10内に配置されてもよい。制御部100は、本体部12内ではなく、通信部190を介して通信される外部端末200内や外部ネットワーク内(例えばクラウドCL内)に設けられても(構築されても)よい。
制御部100は、生体センサ40の測定結果に基づいて、便座20に着座した利用者の健康指標を算出する。制御部100は、生体センサ40が取得した利用者の生体情報に基づいて、利用者の健康指標を算出する。図4は、生体センサの測定結果に基づく各種の健康指標算出プロセスを示す概略図である。制御部100は、血流を検知可能なレーザーセンサである生体センサ40により脈拍数、脈拍変動、血流量等を測定する。そして、制御部100は、生体センサ40の測定結果に基づいて、心拍数、ストレス状態(カームネスレベル)、血行状態、フィットネスレベル、体内水分レベル、代謝レベル、血管年齢、体内時計等の複数の健康指標を算出する。
例えば、心拍数は、一定の時間内に利用者の心臓が拍動する回数を示す健康指標である。また、ストレス状態(「リラックスレベル」ともいう)は、例えば利用者のストレスの多寡に関する状態を示す健康指標である。血行状態は、例えば利用者の血行に関する状態を示す健康指標である。例えば、血行状態は、利用者の下肢の血行状態(下肢血行状態)であってもよい。なお、血行状態は、下肢に限らず利用者の任意の部位の血行状態であってもよい。フィットネスレベルは、例えば利用者の有酸素運動能力等に関する健康指標である。体内水分レベルは、利用者の体重に占める体水分量の割合(体水分率)を示す健康指標である。代謝レベルは、例えば利用者の代謝に関する健康指標である。血管年齢は、利用者の血管年齢に関する健康指標である。体内時計は、利用者の体内時計に関する健康指標である。
また、制御部100は、排便センサ60の測定結果に基づいて、便座20に着座した利用者の排便性状(「便性状」ともいう)を判定する。排便性状(便性状)とは、利用者の排便(便)の状態を示す情報である。例えば、排便性状(「排便状態」または「便状態」ともいう)は、便のタイプ、色、量等を含む。制御部100は、排便センサ60が取得した利用者の排便情報に基づいて、利用者の便状態を判定する。例えば、制御部100は、画像を撮影する排便センサ60の測定結果に基づいて、便のタイプ、色、量等を含む便状態を判定する。また、制御部100は、便状態を基に、その便状態に対応する便のスコア(排便スコア)を算出する。
また、制御部100は、タイマー部70の測定結果に基づいて、利用者が便座20に着座している時間を計測する。制御部100は、利用者が便座20に着座している時間が情報の取得(計測)に要する時間(「所要時間」ともいう)に達したか否かを判定する。制御部100は、利用者が便座20に着座している時間が第1時間に達したか否かを判定する。制御部100は、利用者が便座20に着座している時間が第2時間に達したか否かを判定する。
<1-1.健康指標、便状態等の指標>
上記のように、制御部100は、複数の健康指標や便状態等の様々な情報を導出する。以下では、健康指標及び便状態を区別せずに説明する場合、「指標」と記載する場合がある。例えば、指標は、心拍数、ストレス状態、血行状態、フィットネスレベル、体内水分レベル、代謝レベル、血管年齢、体内時計等の複数の健康指標の各々に対応する情報、及び便状態に対応する情報を含む概念である。すなわち、指標には、生体情報に基づいて算出された各健康指標に対応する情報、及び排便情報に基づいて判定された便状態に対応する情報等、利用者の健康に関する状態の推定に利用可能な各種の情報が含まれる。
例えば、指標に対応する情報は、「高め」、「低め」、「同等」等、その指標における相対的な評価を示す情報であってもよい。また、指標に対応する情報は、「50(bpm)」、「60(%)」等、その指標の具体的な数値であってもよい。なお、指標に対応する情報が数値であることを明示する場合は、「スコア」、「数値」、「値」等と記載する場合がある。また、指標が便状態である場合、指標に対応する情報は、「ひび割れ」、「焦茶」、「中」等、便の状態を示す情報であってもよい。指標(「便指標」ともいう)が便状態である場合、指標に対応する情報が数値であることを明示する場合は、「排便スコア」と記載する場合がある。
制御部100は、健康指標及び便状態等の各種指標の情報を用いて、健康スコアを算出する。なお、制御部100の詳細については後述する。
通信部190は、例えば、通信装置、通信回路等によって実現される。例えば、通信部190は、本体部12内に設けられてもよい。通信部190は、任意のネットワークと有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部190は、リモコン、着座センサ50、排便センサ60、生体センサ40、制御部100、外部端末200等との間で情報の送受信を行う。なお、通信部190は、制御部100に含まれてもよい。すなわち、通信部190は、制御部100と一体化されて設けられてもよい。
外部端末200は、各種の情報を表示する。外部端末200は、制御部100から受信した情報を表示する。外部端末200は、情報を表示する表示部210を有する。例えば、表示部210は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面である。例えば、外部端末200は、健康指標や排便に関する指標(「便指標」ともいう)等の各種指標、健康スコア等の各種の情報を表示部210に表示する。
例えば、外部端末200は、利用者(ユーザ)によって利用されるデバイス(コンピュータ)である。外部端末200は、例えば、スマートフォンや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)等により実現される。例えば、外部端末200は、利用者が利用するスマートフォン(携帯端末)である。
例えば、外部端末200は、制御部100と通信部190を介して、有線または無線により通信可能に接続される。例えば、外部端末200は、BluetoothやWi‐Fi等の所定の無線通信機能により、制御部100と通信可能に接続されてもよい。外部端末200は、制御部100との間で情報を送受信する。
外部端末200は、制御部100から各種情報を示すコンテンツを受信し、受信したコンテンツを表示する。例えば、外部端末200は、健康スコアを含むコンテンツを制御部100から受信し、受信したコンテンツを表示する。例えば、外部端末200は、健康スコアを含むコンテンツ等の健康に関連する各種情報を表示するためのアプリケーション(「健康管理アプリ」ともいう)により、健康スコアを含むコンテンツ等の健康に関連する各種情報を表示する処理が実行する。
なお、上記は一例に過ぎず、健康管理システム1は、所望の処理を実現可能であれば任意の装置構成が採用可能である。例えば、リモコンが情報を表示する表示部として機能してもよい。また、リモコン及び外部端末200の両方が表示部として機能する装置として健康管理システム1に含まれてもよい。このように、上記のシステム構成は一例に過ぎず、所望の処理が可能であれば、健康管理システム1はどのようなシステム構成であってもよい。
また、健康管理システム1には、生体センサ40や着座センサ50や排便センサ60以外のセンサも含まれてもよい。例えば、健康管理システム1には、人体検知センサが含まれてもよい。人体検知センサは、人体を検知する機能を有する。例えば、人体検知センサは、赤外線信号を用いた焦電センサ等により実現される。例えば、人体検知センサは、μ(マイクロ)波センサ等により実現されてもよい。なお、上記は一例であり、人体検知センサは、上記に限らず、種々の手段により人体を検知してもよい。例えば、人体検知センサは、便器4が設けられた空間(トイレルーム)内に入室した人(利用者など)を検知する。人体検知センサは、検知信号を制御部100へ送信する。
<1-2.制御部(情報処理装置)の構成>
ここから、制御部100の各構成の詳細について説明する。制御部100は、例えば各種構成や処理を制御する情報処理装置(制御装置)であってもよい。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等を有し、制御部100内部に記憶されたプログラム(例えば、本開示に係る情報処理プログラム等)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現されてもよい。また、制御部100は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を有してもよい。
図3に示すように、制御部100は、取得部110と、記憶部120と、健康指標算出部130と、排便情報算出部140と、健康状態算出部150と、表示処理部160とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部100の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部100が有する各部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
取得部110は、情報を取得する。取得部110は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部110は、トイレ10から各種情報を取得する。取得部110は、トイレ10に対応する空間(トイレルーム)で収集された各種情報をトイレ10から取得する。取得部110は、トイレ10から利用者を識別する利用者識別情報を取得する。取得部110は、トイレ10から生体情報を取得する。取得部110は、トイレ10から排便情報を取得する。
取得部110は、センサが検知したセンサ情報をセンサから取得する。取得部110は、センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得する。取得部110は、利用者の生体情報を取得する。取得部110は、利用者の生体情報として、利用者の血流情報を取得する。取得部110は、利用者の排便に対応する排便情報を取得する。取得部110は、生体センサ40から生体センサ40により取得された生体情報を受信する。取得部110は、着座センサ50から着座センサ50による検知を示す情報を受信する。取得部110は、排便センサ60から排便センサ60により取得された排便情報を受信する。取得部110は、リモコンから利用者の操作等を示す各種情報を受信する。取得部110は、受信した各種情報を記憶部120に格納する。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。例えば、記憶部120は、情報処理プログラムによって使用されるデータ等を非一時的に記録するコンピュータが読み取り可能な記録媒体である。記憶部120は、検知部により検知された情報等の様々な情報を記憶する、記憶部120は、判定処理に用いる様々な情報を記憶する。
記憶部120は、健康スコアに関する情報を記憶する。記憶部120は、健康スコアに関する算出処理に用いる様々な情報を記憶する。記憶部120は、健康スコアの算出処理に用いる関数(健康スコア算出関数)等の情報を記憶する。
記憶部120は、利用者ごとに健康スコアに関する履歴(健康スコア履歴情報)を記憶する。記憶部120は、取得された日時に対応付けた健康スコアに関する情報を健康スコア履歴情報として記憶する。記憶部120は、利用者の各々に対応付けて、その利用者の健康スコアを記憶する。例えば、記憶部120は、利用者U1を識別する利用者識別情報に対応付けて、利用者U1の健康スコアを記憶する。なお、上記は一例に過ぎず、記憶部120は、健康スコアに関する様々な情報を記憶する。
記憶部120は、健康指標や排便に関する指標(便指標)等の各種の指標に関する情報を記憶する。記憶部120は、健康指標に関する算出処理に用いる様々な情報を記憶する。記憶部120は、健康指標の算出処理に用いる関数(健康指標算出関数)等の情報を記憶する。記憶部120は、排便スコア(便指標)に関する算出処理に用いる様々な情報を記憶する。記憶部120は、排便スコアの算出処理に用いる関数(排便スコア算出関数)等の情報を記憶する。
記憶部120は、利用者ごとに健康指標に関する履歴(健康指標履歴情報)を記憶する。記憶部120は、取得された日時に対応付けた健康指標に関する情報を健康指標履歴情報として記憶する。記憶部120は、利用者の各々に対応付けて、その利用者の各健康指標に関する情報を記憶する。例えば、記憶部120は、利用者U1を識別する利用者識別情報に対応付けて、利用者U1の各健康指標に関する情報を記憶する。なお、上記は一例に過ぎず、記憶部120は、健康指標に関する様々な情報を記憶する。
記憶部120は、便の性状等の便の状態に関する判定処理に用いる様々な情報を記憶する。例えば、記憶部120は、便に関する判定処理に用いる閾値を記憶する。例えば、記憶部120は、便に関する判定に用いる各種のモデル(判定モデル)を記憶する。例えば、記憶部120は、便のタイプ、色、量等の判定に用いる各種の判定モデルを記憶する。
記憶部120は、利用者ごとに便状態に関する履歴(便履歴情報)を記憶する。記憶部120は、取得された日時に対応付けた便状態に関する情報を便履歴情報として記憶する。記憶部120は、利用者の各々に対応付けて、その利用者の各排便における便のタイプ(形状)、便の色、便の量等を記憶する。例えば、記憶部120は、利用者U1を識別する利用者識別情報に対応付けて、利用者U1の各排便における便のタイプ、便の色、便の量等を記憶する。なお、上記は一例に過ぎず、記憶部120は、便に関する様々な情報を記憶する。
なお、記憶部120は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。記憶部120は、生体情報や排便情報を記憶してもよい。記憶部120は、生体情報や排便情報等の取得した日時に対応付けて記憶してもよい。記憶部120は、排便情報として便画像を記憶してもよい。記憶部120は、便画像に対応する便についての情報を、便画像に対応付けて記憶する。記憶部120は、便画像に対応する便について判定された判定結果(タイプ、色、量等)を、便画像に対応付けて記憶する。記憶部120は、便画像に対応する便の性状や、便画像に対応する便の量等の情報を記憶する。また、記憶部120は、便画像が取得された日時、便画像に対応する便の排泄を行った利用者を識別する情報等を、便画像に対応付けて記憶してもよい。
健康指標算出部130は、健康指標に関する各種の情報を生成する生成部として機能する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて利用者の健康指標を算出する。例えば、健康指標算出部130は、生体センサ40の出力信号にフーリエ変換等を施すことによって、脈波、血流量、心拍数、等の複数の健康指標を算出する。健康指標算出部130は、生体情報に基づいて健康指標情報を算出する。健康指標算出部130は、生体情報に基づいて健康指標を算出する。健康指標算出部130は、生体情報に基づいて健康指標スコアを算出する。健康指標算出部130は、利用者の血流情報に基づいて健康指標情報を算出する。健康指標算出部130は、健康指標情報を数値化した健康指標スコアを算出する。健康指標算出部130は、複数の健康指標情報を算出する。健康指標算出部130は、センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する。
健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、心拍数を算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、ストレス状態(カームネスレベル)を算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、血行状態を算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、フィットネスレベルを算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、体内水分レベルを算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、代謝レベルを算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、血管年齢を算出する。健康指標算出部130は、生体センサ40の測定結果に基づいて、体内時計を算出する。なお、健康指標算出部130は、上述した各種の健康指標の情報を生成可能であれば、どのような方法により健康指標の情報を生成してもよい。例えば、健康指標算出部130は、ヘルスケアに関する種々の技術を適宜用いて、生体センサ40の測定結果から各種の健康指標の情報を生成する。
排便情報算出部140は、便に関する各種の情報を生成する生成部として機能する。排便情報算出部140は、便状態の判定処理を行う排便状態判定部として機能する。すなわち、排便情報算出部は、排便状態判定部と読み替えてもよい。排便情報算出部140は、排便センサ60により検知された情報を用いて、判定処理を行う。排便情報算出部140は、記憶部120に記憶された情報を用いて、判定処理を行う。
排便情報算出部140は、排便センサ60により撮影された画像を基に大便の量を判定する。例えば、排便情報算出部140は、画像中に占める大便の面積や割合を基に大便の量を判定する。例えば、排便情報算出部140は、大便判定モデルが出力するスコアを用いて、大便の量を判定してもよい。排便情報算出部140は、画像が入力された大便判定モデルが出力するスコアが第1閾値以上、第2閾値未満である場合、大便の量を「少(小)」と判定してもよい。第2閾値は、第1閾値よりも大きい値であるものとする。また、排便情報算出部140は、画像が入力された大便判定モデルが出力するスコアが第2閾値以上、第3閾値未満である場合、大便の量を「中」と判定してもよい。第3閾値は、第2閾値よりも大きい値であるものとする。また、排便情報算出部140は、画像が入力された大便判定モデルが出力するスコアが第3閾値以上、第4閾値未満である場合、大便の量を「多(大)」と判定してもよい。第4閾値は、第3閾値よりも大きい値であるものとする。なお、上記の3段階の判定は一例に過ぎず、排便情報算出部140は、様々な情報を適宜用いて、大便の量を判定してもよい。
排便情報算出部140は、排便センサ60により撮影された画像に基づいて、その便画像に対応する便のタイプを判定する。排便情報算出部140は、便画像を用いて、その便画像に対応する便のタイプが、形状(単に「形」ともいう)に基づく複数段階のタイプのいずれかであるかを判定する。排便情報算出部140は、ブリストルスケールに基づいて、便のタイプを7種類に分類してもよい。例えば、排便情報算出部140は、便画像を用いて、その便画像に対応する便のタイプが、ブリストルスケールに基づくタイプ1~タイプ7のいずれかであるかを判定する。例えば、タイプ1はコロコロであり、タイプ2はカチカチ(硬い)であり、タイプ3はひび割れ(やや硬い)であり、タイプ4は普通(バナナ状)であり、タイプ5はやや軟らかであり、タイプ6は泥状であり、タイプ7は液状(水様)である。排便情報算出部140は、光学的な手法により便の形状を検知する種々の技術を適宜用いて、利用者の便のタイプ(形状)を判定する。
排便情報算出部140は、AI(人工知能)に関する技術を用いて便のタイプを判定してもよい。例えば、排便情報算出部140は、機械学習により生成された学習モデル(タイプ判定モデル)を用いて、便のタイプを判定してもよい。この場合、タイプ判定モデルは、事前に分類判断を示す教師データにより学習される。この教師データには、便画像と、その便画像に含まれる塊(便)のタイプ(タイプ1~タイプ7のいずれか)を示すラベル(正解情報)との組合せを複数含む。例えば、タイプ判定モデルは、便画像を入力とし、入力された便画像に含まれる塊(便)のタイプを示す情報を出力するモデルである。例えば、タイプ判定モデルは、便画像が入力された場合に、入力された便画像に対応するラベル(便のタイプ)の情報を出力するように学習される。タイプ判定モデルの学習は、いわゆる教師あり学習に関する種々の手法を適宜用いて行われる。この場合、タイプ判定モデルは記憶部120に格納され、排便情報算出部140は、記憶部120に格納されたタイプ判定モデルを用いて、便のタイプを判定してもよい。例えば、制御部100が学習処理を行い、タイプ判定モデルを生成してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、排便情報算出部140は、様々な情報を適宜用いて、便のタイプを判定してもよい。
また、例えば、排便情報算出部140は、便画像を用いて、その便画像に対応する便の色を判定する。排便情報算出部140は、便画像を用いて、その便画像に対応する便の色が、色に基づく複数段階のレベルのいずれかであるかを判定する。例えば、排便情報算出部140は、便画像を用いて、その便画像に対応する便の色が、黄、薄黄土、黄土、茶、焦茶(こげ茶)、及び濃焦茶(濃いこげ茶)のいずれかであるかを判定する。
排便情報算出部140は、排便センサ60による検知結果から便の色を判定する。排便情報算出部140は、光学的な手法により便の色を検知する種々の技術を適宜用いて、利用者の便の色を判定する。排便情報算出部140は、便の色の分類に関する種々の技術を適宜用いて、便の色が、黄、薄黄土、黄土、茶、焦茶、及び濃焦茶のいずれかであるかを判定する。例えば、排便情報算出部140は、カラー画像(RGB)の輝度や明度等の様々な情報(特徴量)に基づいて便の色を判定(判断)する。
排便情報算出部140は、AI(人工知能)に関する技術を用いて便の色を判定してもよい。例えば、排便情報算出部140は、機械学習により生成された学習モデル(色判定モデル)を用いて、便の色を判定してもよい。この場合、色判定モデルは、事前に分類判断を示す教師データにより学習される。この教師データには、便画像と、その便画像に含まれる塊(便)の色(黄、薄黄土、黄土、茶、焦茶、及び濃焦茶のいずれか)を示すラベル(正解情報)との組合せを複数含む。例えば、色判定モデルは、便画像を入力とし、入力された便画像に含まれる塊(便)の色を示す情報を出力するモデルである。例えば、色判定モデルは、便画像が入力された場合に、入力された便画像に対応するラベル(便の色)の情報を出力するように学習される。色判定モデルの学習は、いわゆる教師あり学習に関する種々の手法を適宜用いて行われる。この場合、色判定モデルは記憶部120に格納され、排便情報算出部140は、記憶部120に格納された色判定モデルを用いて、便の色を判定してもよい。例えば、制御部100が学習処理を行い、色判定モデルを生成してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、排便情報算出部140は、様々な情報を適宜用いて、便の色を判定してもよい。また、上記の黄、薄黄土、黄土、茶、焦茶、及び濃焦茶の6段階は色の一例に過ぎず、排便情報算出部140は、それ以外の色を判定してもよいし、5段階以下に判定してもよい。
上記のように、排便情報算出部140は、排便情報に基づいて、便状態を判定する。排便情報算出部140は、センサ情報に基づいて便指標に関する情報を算出する。排便情報算出部140は、排便情報に基づいて、便指標を判定する。排便情報算出部140は、便状態に基づいて、排便スコアを算出する。排便情報算出部140は、排便情報を数値化した排便スコアを算出する。排便情報算出部140は、1回の排便において排出された便の性状値と、基準となる性状値との比較による相対評価に基づいて、排便スコアを算出する。
健康状態算出部150は、健康スコアを算出する。健康状態算出部150は、生体情報に基づく健康指標情報と、排便情報とに基づいて、利用者の健康状態を示す数値情報である健康スコアを算出する。なお、数値情報には、例えば100点満点中何点といった点数に限らず、何%といったパーセンテージ等の様々な情報が含まれる。健康状態算出部150は、健康指標算出部130により算出された健康指標情報を用いて健康スコアを算出する。
健康状態算出部150は、健康指標算出部130により算出された健康指標スコア、及び排便情報算出部140により算出された排便スコアを用いて、健康スコアを算出する。健康状態算出部150は、排便スコアと健康指標スコアとに基づいて、健康スコアを算出する。健康状態算出部150は、複数の健康指標スコアと、排便スコアとに基づいて、健康スコアを算出する。健康状態算出部150は、複数の健康指標スコアと、排便スコアとを合算した合計値に基づいて、健康スコアを算出する。
健康状態算出部150は、複数の健康指標スコアと、排便スコアとの平均値を、健康スコアとして算出する。健康状態算出部150は、各健康指標スコア及び排便スコアの各々に対応する複数の重み値を用いて、健康スコアを算出する。健康状態算出部150は、各健康指標スコアに、各健康指標スコアに対応する重み値の各々を乗算した重付け健康指標スコアの各々、及び排便スコアに排便スコアに対応する重み値を乗算した重付け排便スコアを合算した合計値に基づいて、健康スコアを算出する。
表示処理部160は、各種情報の出力を制御する出力制御部として機能する。表示処理部160は、外部端末200の表示部210の表示を制御する。表示処理部160は、外部端末200に指示することにより、外部端末200の表示部210の表示を制御する。表示処理部160は、外部端末200に情報を送信することにより、外部端末200の表示部210の表示を制御する。
表示処理部160は、通信部190を介して外部端末200へ情報を送信する。例えば、表示処理部160は、外部端末200に表示させる情報を外部端末200へ送信する。表示処理部160は、各種の判定を行う判定部として機能する。表示処理部160は、タイマー部70により計測された時間を基に、時間に関する判定を行う。表示処理部160は、着座センサ50による利用者の着座が検知されたか否かを判定する。表示処理部160は、着座センサ50による便座20への利用者の着座が検知されたか否かを判定する。
表示処理部160は、健康状態算出部150により算出された健康スコアに関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、健康スコアに関する情報、健康指標情報に関する情報、及び排便情報に関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、排便情報に基づく利用者の排便状態を示す情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、排便情報に基づく利用者の排便状態を示す文字情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
表示処理部160は、健康指標スコアを外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、複数の健康指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、少なくとも排便情報及び健康指標情報の各々が最後に得られた日時を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
表示処理部160は、健康スコアの算出に用いる健康指標情報及び排便情報の全てが得られていない場合、外部端末200の表示部210に健康スコアを非表示にする処理を実行する。表示処理部160は、健康スコアの算出に用いる健康指標情報及び排便情報のいずれかに更新があった場合、健康スコアを更新する。
表示処理部160は、健康指標算出部130または排便情報算出部140により算出された指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、第1指標に関する計測(「一次計測」ともいう)の完了(終了)後に、利用者のセンサ情報の取得が終了した場合、第1指標に関する情報(「第1指標情報」ともいう)を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
表示処理部160は、第2指標に関する計測(「二次計測」ともいう)の終了後に、第1指標情報及び第2指標に関する情報(「第2指標情報」ともいう)を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。表示処理部160は、一次計測の終了後から二次計測の終了までの間に、第1指標情報が更新された場合、更新後の第1指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
なお、第1指標及び第2指標は、相対的な概念であって、情報の取得(計測)に要する時間(所要時間)の長さに応じて規定され、第1指標とされた一の指標よりも所要時間が長い指標は、その一に指標に対して第2指標となる。例えば、便状態(便指標)の方が一の健康指標よりも所要時間が長い場合、一の健康指標を第1指標とした場合、便指標は、その一の健康指標に対して第2指標となる。例えば、一の健康指標の方が他の健康指標よりも所要時間が長い場合、他の健康指標を第1指標とした場合、その一の健康指標は、他の健康指標に対して第2指標となる。上記のように、複数の健康指標を算出するために、生体センサ40及び排便センサ60の異なるセンサを用いる場合、各センサによる測定時間はそれぞれ異なる。例えば、生体センサ40による健康指標の測定と、排便センサ60による排便状態(便状態)の計測とでは、利用者の排便までに長い時間(例えば数分等)を要する場合、健康指標の所要時間よりも便状態(便指標)の所要時間の方が長くなる。
例えば、便状態(便指標)の方がストレス状態よりも所要時間が長い場合、ストレス状態を第1指標とした場合、便指標は、ストレス状態に対して第2指標となる。例えば、便状態(便指標)の情報を取得(判定)するまでの所要時間が90秒で、ストレス状態の情報を取得(算出)するまでの所要時間が60秒である場合、ストレス状態を第1指標とした場合、便指標は、ストレス状態に対して第2指標となる。また、ストレス状態の方が心拍数よりも所要時間が長い場合、心拍数を第1指標とした場合、ストレス状態は、心拍数に対して第2指標となる。例えば、ストレス状態の情報を取得(算出)するまでの所要時間が50秒で、心拍数の情報を取得(算出)するまでの所要時間が15秒である場合、心拍数を第1指標とした場合、ストレス状態は、心拍数に対して第2指標となる。このように、第1指標や第2指標は、相対的な概念であって、第1指標は、自身より所要時間が短い指標に対しては第2指標になる。他の指標に対して第2指標である指標であっても、自身より所要時間が長い指標に対しては第1指標になる。すなわち、ここでいう第1指標や第2指標とは、所要時間の長さに応じて指標を区別して表現可能にするための名称である。
表示処理部160は、各種の情報の生成処理を行う生成部として機能する。表示処理部160は、外部端末200に表示させるコンテンツを生成する。表示処理部160は、健康スコアを示すコンテンツCT1を生成する。例えば、表示処理部160は、画像生成や画像処理等に関する種々の技術を適宜用いて、外部端末200へ提供するコンテンツ(画像情報)を生成する。例えば、表示処理部160は、Java(登録商標)等の種々の技術を適宜用いて、外部端末200へ提供する画面(画像情報)を生成する。なお、表示処理部160は、CSS(Cascading Style Sheets)やJavaScript(登録商標)やHTML(Hyper Text Markup Language)の形式に基づいて、外部端末200へ提供するコンテンツ(画像情報)を生成してもよい。また、例えば、表示処理部160は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)など様々な形式でコンテンツを生成してもよい。
表示処理部160は、情報を送信する。表示処理部160は、通信部190を介して外部の情報処理装置へ情報を送信する。例えば、表示処理部160は、外部端末200へ各種情報を送信する。表示処理部160は、生成した情報を外部端末200等へ送信する。表示処理部160は、コンテンツCT1を外部端末200等へ送信する。
表示処理部160は、外部端末200の表示部210にコンテンツCT1が表示されるように外部端末200の表示部210の表示を制御する。なお、ここでいう表示処理部160等が実行する表示部210に表示する処理には、表示処理部160等が表示部210を有する外部端末200に、情報を送信することにより、外部端末200に情報を表示させることを含む。
表示処理部160は、健康状態表示処理部161、健康指標表示処理部162、排便状態表示処理部163、計測状況表示処理部164、メッセージ表示処理部165、及びハイライト表示処理部166を有する。
健康状態表示処理部161は、表示処理部160が実行する処理のうち、健康スコアに関する情報の表示に関する処理を実行する。なお、表示対象となる健康スコアに関する情報には、例えば100点満点中何点といった点数、何%といったパーセンテージ等の数値に限らず、点数、パーセンテージ等の数値をゲージバー等で視覚的に表示する情報も含まれる。このように、スコア表示する場合には、数値として、絶対値(100点中何点)としての数値でもよいし、相対的にパーセントとして数値としてもよい。また、数値情報ではなく、数値情報が視覚化されたゲージ等の表示であってもよい。健康状態表示処理部161は、健康スコアに関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。健康状態表示処理部161は、図10に示すコンテンツCT1のうち、健康スコアSC1に更新があった場合、更新後の健康スコアSC1を外部端末200へ送信することにより、外部端末200に更新後の健康スコアSC1を表示させる処理を実行する。
健康指標表示処理部162は、表示処理部160が実行する処理のうち、健康指標に関する情報の表示に関する処理を実行する。健康指標表示処理部162は、健康指標情報に関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。健康指標表示処理部162は、図10に示すコンテンツCT1のうち、健康指標HXのいずれかに更新があった場合、更新後の健康指標HXを外部端末200へ送信することにより、外部端末200に更新後の健康指標HXを表示させる処理を実行する。
健康指標表示処理部162は、健康指標算出部130により算出された健康指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。健康指標表示処理部162は、一次計測の終了後に、利用者のセンサ情報の取得が終了した場合、第1指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。健康指標表示処理部162は、二次計測の終了後に、第1指標情報及び第2指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
排便状態表示処理部163は、表示処理部160が実行する処理のうち、排便状態に関する情報の表示に関する処理を実行する。排便状態表示処理部163は、排便情報に関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。排便状態表示処理部163は、図10に示すコンテンツCT1のうち、便指標DXに更新があった場合、更新後の便指標DXを外部端末200へ送信することにより、外部端末200に更新後の便指標DXを表示させる処理を実行する。
排便状態表示処理部163は、排便情報算出部140により算出された便指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。排便状態表示処理部163は、二次計測の終了後に、第2指標情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
計測状況表示処理部164は、表示処理部160が実行する処理のうち、計測状況に関する情報の表示に関する処理を実行する。計測状況表示処理部164は、計測状況に関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
計測状況表示処理部164は、計測状況を外部端末200の表示部210により通知する。計測状況表示処理部164は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含む複数の指標情報に関する計測状況を外部端末200の表示部210により通知する。計測状況表示処理部164は、第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する。計測状況表示処理部164は、二次計測を終了した場合、二次計測の完了通知を行う。
例えば、計測状況表示処理部164は、図15に示す通知情報NT1を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。例えば、計測状況表示処理部164は、図16に示す通知情報NT2を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。例えば、計測状況表示処理部164は、図17に示す通知情報NT3を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
メッセージ表示処理部165は、健康スコア、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つに基づいて、利用者の状態を判定し、判定した利用者の状態に応じた推奨メッセージを外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。例えば、メッセージ表示処理部165は、図11に示す推奨情報RCを外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
ハイライト表示処理部166は、健康スコア、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つに基づいて、外部端末200の表示部210に一定期間のハイライト表示を行う処理を実行する。例えば、ハイライト表示処理部166は、図11に示すハイライト情報HLを外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
なお、上述した制御部100の構成は一例に過ぎず、制御部100は、上記に限らず様々な構成を有してもよい。例えば、制御部100は、情報を表示する機能を有する場合、表示部を有してもよい。また、外部端末200が健康スコアの算出を行う場合、制御部100と外部端末200と一体であってもよい。例えば、利用者が利用するスマートフォン等の外部端末200が情報処理プログラムにより健康スコアの算出を行う場合、制御部100の機能を外部端末200が有してもよい。
例えば、情報処理プログラムを含むアプリケーション(例えば健康管理アプリ)により健康スコアを算出する処理が実行されてもよい。例えば、外部端末200にインストールされたアプリケーション(例えば健康管理アプリ)により健康スコアの算出が行われる場合、制御部100の構成を外部端末200が有してもよい。
<3.算出例>
ここから、図5~図7を用いて、数値の算出法の一例を説明する。図5~図7は、数値の算出方法の一例を示す図である。以下では、体内水分量を一例として、数値(スコア)の算出について説明する。
<3-1.第1の算出例(点数割付)>
まず、図5を参照しつつ、第1の算出例について説明する。具体的には、図5は、点数割付(割当)して、スコアを算出する第1の算出例を示す。図5中のグラフGR11は、計測結果を0~100点に換算(変換)するための情報である。具体的には、グラフGR11は、体内水分量に対応する各測定値(計測値)に、体内水分量に対応する点数(スコア)を割り付けた例を示す。図5の例では、体内水分量に対応する測定値が小さい程、大きな点数が割り付けられた場合を示す。この場合、制御部100は、グラフGR11の情報を用いて、測定された体内水分量に対応する測定値から、体内水分量に対応する健康指標スコア(体内水分量スコア)を算出する。
<3-2.第2の算出例(利用者ごと)>
まず、図6を参照しつつ、第2の算出例について説明する。図6は、自己の健康指標情報結果から算出する例を示す。具体的には、図6は、点数割付(割当)して、スコアを算出する第2の算出例を示す。図6は、算出対象となる利用者(対象利用者)のみの履歴を用いてスコアを算出する第2の算出例を示す。例えば、図6は、対象利用者の過去の50回の計測結果から点数を割り付ける場合を示す。
図6中のグラフGR12は、計測結果を0~100点に換算(変換)するための情報である。例えば、グラフGR12は、平均値(ベース)を50点とし、ベースからの乖離に応じて0~100点の間のいずれかの値に換算(変換)するための情報である。具体的には、グラフGR12は、体内水分量に対応する各測定値(計測値)に、体内水分量に対応する点数(スコア)を割り付けた例を示す。図6の例では、体内水分量に対応する測定値が小さい程、大きな点数が割り付けられた場合を示す。この場合、制御部100は、グラフGR12の情報を用いて、測定された体内水分量に対応する測定値から、体内水分量に対応する健康指標スコア(体内水分量スコア)を算出する。
<3-3.第3の算出例(複数の利用者)>
まず、図7を参照しつつ、第3の算出例について説明する。図7は、ユーザ母集団(複数の利用者)の健康指標情報結果から算出する例を示す。具体的には、図7は、点数割付(割当)して、スコアを算出する第3の算出例を示す。図7は、算出対象となる利用者(対象利用者)に限らず、複数の利用者の履歴を用いてスコアを算出する第3の算出例を示す。例えば、図7は、100人の利用者の各々の過去の50回の計測結果を基に点数を割り付ける場合を示す。
図7中のグラフGR13は、計測結果を0~100点に換算(変換)するための情報である。例えば、グラフGR13は、平均値(ベース)を50点とし、ベースからの乖離に応じて0~100点の間のいずれかの値に換算(変換)するための情報である。具体的には、グラフGR13は、体内水分量に対応する各測定値(計測値)に、体内水分量に対応する点数(スコア)を割り付けた例を示す。図7の例では、体内水分量に対応する測定値が小さい程、大きな点数が割り付けられた場合を示す。この場合、制御部100は、グラフGR13の情報を用いて、測定された体内水分量に対応する測定値から、体内水分量に対応する健康指標スコア(体内水分量スコア)を算出する。
なお、上述した算出は一例に過ぎず、制御部100は、上記に限らず様々な方法により数値を算出してもよい。例えば、制御部100は、絶対値評価により数値を算出してもよい。また、図5~図7では、健康指標のうちの1つである体内水分量を一例として、数値(スコア)の算出について説明したが、心拍数等の他の健康指標についても同様の処理により健康指標スコアを算出してもよい。
また、制御部100は、排便スコアについても、図5~図7と同様の方法により、算出してもよい。例えば、制御部100は、0~100点までの値となる排便スコアを算出する。例えば、制御部100は、1回の排便において排出された便の性状値と、基準となる性状値との比較による相対評価に基づいて、排便スコアを算出してもよい。例えば、制御部100は、利用者の過去の便の便状態の平均を基準として、その基準と算出対象となる便(「対象便」ともいう)の便状態との比較に基づいて、排便スコアを算出する。なお、上述したように排便スコアは、タイプ、形、色等の排便性状(便状態)を基に算出された数値であってもよいし、タイプ、形、色等の排便性状(便状態)自体を示す情報であってもよい。
例えば、制御部100は、対象便の便状態が基準に近い程、値が大きくなる排便スコアを算出する。例えば、制御部100は、対象便の便状態が基準に一致する場合を100点とし、対象便の便状態が基準から離れるほど値が小さくなるように、対象便の排便スコアを算出する。例えば、制御部100は、対象便の便状態が基準に一致する場合、対象便の排便スコアを100点と算出する。例えば、制御部100は、対象便の便状態が基準から遠い程、対象便の排便スコアを小さく算出する。
また、例えば、制御部100は、タイプ、色、量の各々を次元とする3次元空間(「便状態空間」ともいう)に便をプロットし、その便の3次元空間(便状態空間)での位置に応じて排便スコアを算出してもよい。例えば、制御部100は、タイプ、色、量の各々を次元とする便状態空間のどこに便が位置するかに応じて、その便の排便スコアを算出してもよい。例えば、制御部100は、タイプ、色、量の各々を次元とし、各位置に点数が割り当てられた便状態空間で便が位置する箇所の点数を、その便の排便スコアとしてもよい。
<4.処理の流れ>
ここから、図8及び図9を用いて、実施形態に関する処理の流れについて説明する。図8及び図9は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図8は、健康管理システムが実行する健康スコアに関する処理の手順の概要を示すフローチャートである。図9は、健康管理システムが実行する健康スコアに関する処理の手順の詳細を示すフローチャートである。なお、以下では、健康管理システム1を処理主体として説明するが、図8及び図9に示す処理は、健康管理システム1に含まれる装置構成に応じて、制御部100、外部端末200、各種センサ等、いずれの装置が行ってもよい。
まず、図8を用いて、健康管理システム1の健康スコアに関する処理フローの概要について説明する。
健康管理システム1は、利用者の生体情報を取得する(ステップS101)。例えば、健康管理システム1の生体センサ40は、トイレ10を利用する利用者の生体情報を取得する。
また、健康管理システム1は、利用者の排便に対応する排便情報を取得する(ステップS102)。例えば、健康管理システム1の排便センサ60は、トイレ10を利用する利用者の排便に対応する排便情報を取得する。
そして、健康管理システム1は、生体情報に基づく健康指標情報と、排便情報とに基づいて、利用者の健康状態を示す数値情報である健康スコアを算出する(ステップS103)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、生体センサ40が取得した生体情報に基づく健康指標情報と、排便センサ60が取得した排便情報とに基づいて、利用者の健康状態を示す健康スコアを算出する。
そして、健康管理システム1は、健康スコアに関する情報を表示部に表示する処理を実行する(ステップS104)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、健康スコアに関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。例えば、制御部100は、表示部210を有する外部端末200に健康スコアに関する情報を送信する。そして、制御部100から健康スコアに関する情報を受信した外部端末200は、健康スコアに関する情報を表示部210に表示する。
次に、図9を用いて、健康管理システム1の健康スコアに関する処理フローの詳細について説明する。
健康管理システム1は、レーザーセンサによる健康指標情報の計測を開始する(ステップS201)。例えば、健康管理システム1は、生体センサ40による健康指標情報の計測を開始する。
また、健康管理システム1は、ラインセンサによる排便情報の計測を開始する(ステップS202)。例えば、健康管理システム1は、排便センサ60によるラインセンサ計測を開始する。
そして、健康管理システム1は、健康指標情報及び/又は排便情報が計測されたか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS203)。健康管理システム1は、健康指標情報及び排便情報が計測されていない場合(ステップS203:No)、以前の測定結果が全て揃っているか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS204)。
健康管理システム1は、以前の測定結果が全て揃っている場合(ステップS204:Yes)、以前の測定結果を表示する(ステップS205)。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、以前の測定結果を表示する。そして、健康管理システム1は、以前の測定結果に基づく健康スコアを算出する(ステップS206)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、以前の測定結果に基づく健康スコアを算出する。そして、健康管理システム1は、健康スコアを表示し(ステップS207)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康スコアを表示する。
また、健康管理システム1は、以前の測定結果が揃っていない場合(ステップS204:No)、以前の測定結果が揃っているもののみを表示する(ステップS208)。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康指標及び排便に関する指標を含む複数の指標(「項目」ともいう)のうち、以前の測定結果が取得可能な指標を表示する。そして、健康管理システム1は、健康スコアを算出しない(ステップS209)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、健康スコアを算出しない。そして、健康管理システム1は、健康スコアを表示せずに(ステップS210)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康スコアを表示しない。
また、健康管理システム1は、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つが計測された場合(ステップS203:Yes)、計測された健康指標情報及び/又は排便情報を更新して表示する(ステップS211)。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、計測された健康指標情報及び/又は排便情報を更新して表示する。
そして、健康管理システム1は、全測定結果が更新されたか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS212)。健康管理システム1は、全測定結果が更新されていない場合(ステップS212:No)、未更新項目の以前結果があるか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS213)。
健康管理システム1は、未更新項目の以前結果がある場合(ステップS213:Yes)、測定結果と以前結果から健康スコアを算出する(ステップS214)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、更新項目(更新指標)については更新後の情報を用い、未更新項目については以前の結果を用いて健康スコアを算出する。そして、健康管理システム1は、健康スコアを表示し(ステップS215)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康スコアを表示する。また、健康管理システム1の外部端末200は、更新項目については更新後の情報に表示を更新してもよい。
また、健康管理システム1は、未更新項目の以前結果がない場合(ステップS213:No)、健康スコアを算出しない(ステップS216)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、健康スコアを算出しない。そして、健康管理システム1は、健康スコアを表示せずに(ステップS217)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康スコアを表示しない。
また、健康管理システム1は、全測定結果が更新された場合(ステップS212:Yes)、最新の全測定項目に基づく、健康スコアを算出する(ステップS218)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、全項目(全指標)の更新後の情報を用いて健康スコアを算出する。そして、健康管理システム1は、健康スコアを表示し(ステップS219)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、健康スコアを表示する。
なお、上記は一例に過ぎず、健康管理システム1は、様々な処理を行ってもよい。健康管理システム1は、所定のタイミングで健康スコアを出力してもよい。例えば、健康管理システム1は、1日1回等の任意の間隔で健康スコアの表示を更新してもよい。また、健康管理システム1は、以前結果のみの場合、健康スコアを再計算(更新)してもよいし、健康スコアを更新しなくてもよい。例えば、健康管理システム1は、ステップS206の処理を行ってもよいし、ステップS206の処理を行わなくてもよい。このように、健康管理システム1は、健康スコアの算出に用いられる情報に更新がない場合、健康スコアを再計算(更新)してもよいし、健康スコアを更新しなくてもよい。
また、健康管理システム1は、健康スコアの更新要否判断を、1日の終わり(例えば24時等)のタイミングで1回行ってもよい。また、健康管理システム1は、健康指標情報や排便情報については、測定があれば都度更新する。また、健康管理システム1は、排便スコアとして絶対値を利用してもよい。その場合、健康管理システム1は、一般定義に基づいた健康状態を通知することができる。また、健康管理システム1は、健康指標スコアを、相対値及び絶対値のいずれから算出してもよい。
<5.表示例>
ここから、図10~図12を用いて、各種情報の表示例を説明する。図10は、健康スコアの表示例を示す図である。図11は、健康に関連する情報の表示例を示す図である。図12は、期間に応じた表示例を示す図である。以下では、対象利用者が利用者U1であり、利用者U1が利用するスマートフォン等の外部端末200に情報が表示される場合を一例として説明する。
<5-1.健康スコア等の表示例>
まず、図10を用いて、健康スコア等の表示例を説明する。例えば、制御部100は、利用者U1について、健康スコア、健康指標及び便状態を示す情報を利用者U1が利用する外部端末200に表示させる。制御部100は、利用者U1について、健康スコア、健康指標及び便状態を示す情報を利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した健康スコア、健康指標及び便状態を示す情報を表示する。
図10では、制御部100は、利用者U1について、健康スコアに関する情報と、健康指標情報に関する情報、及び排便情報に関する情報を含むコンテンツCT1を生成する。具体的には、制御部100は、利用者U1の健康スコアSC1、健康指標及び便状態等の各指標IX1~IX8を示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。
ここで、指標IX1~IX5、IX7及びIX8は、健康指標HXに対応し、指標IX6は、便指標DXに対応する。具体的には、指標IX1は、体内水分レベルに対応し、指標IX2は、フィットネスレベルに対応し、指標IX3は、リラックスレベル(ストレス状態)に対応し、指標IX4は、代謝レベルに対応する。また、指標IX5は、心拍数(平常時心拍数)に対応し、指標IX6は、便状態に対応し、指標IX7は、体内時計に対応し、指標IX8は、血行状態(下肢血行状態)に対応する。
なお、指標IX1~IX5、IX7及びIX8を特に区別せずに説明する場合は「健康指標HX」と記載し、指標IX6を特に区別せずに説明する場合は「便指標DX」と記載する場合がある。また、指標IX1~IX8を特に区別せずに説明する場合は「指標IX」と記載する場合がある。なお、上記指標IX1~IX8は、一例に過ぎず、血管年齢に対応する指標IX9等の任意の指標が含まれてもよい。
また、制御部100は、利用者U1の健康スコアSC1及び各指標IX1~IX8の各々が得られた日時を示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。例えば、制御部100は、所定のタイミング(1日1回等)で健康スコアを算出する。制御部100は、図10に示す「72」点である健康スコアSC1を2022年7月22日に算出する。制御部100は、指標IXの各々に対応するスコアを用いて、健康スコアSC1を「72」点と算出する。制御部100は、指標IX1~IX5、IX7及びIX8の各々の健康指標スコア、及び指標IX6の排便スコアを用いて、健康スコアSC1を「72」点と算出する。制御部100は、図10に示す「72」点である健康スコアSC1が7月22日に算出されたことを示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。
例えば、制御部100は、センサからセンサ情報が取得されたタイミングで、各指標の情報を算出する。例えば、制御部100は、指標IX1~IX8の各々の情報を、コンテンツCT1の生成時から4時間前に算出する。制御部100は、図10に示す指標IX1~IX8の情報が4時間前に算出されたことを示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。なお、各指標IX1~IX8の各々に対応する日時を示す情報は、各指標IX1~IX8の各々に対応するセンサ情報が取得された日時であってもよい。
図10では、制御部100は、指標IX1~IX5、IX7及びIX8の健康指標HXについては、健康スコアSC1の算出に用いられた情報(「第1情報」ともいう)の所定の基準(「評価基準」ともいう)に対する相対的な評価を示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。例えば、制御部100は、利用者U1について、第1情報よりも過去の情報(「第2情報」ともいう)により算出された評価基準に対する相対的な評価を示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。
図10では、制御部100は、指標IX1について、体内水分レベル「90%」であり、健康スコアSC1の算出に用いられた第1情報が、過去の平均等の評価基準よりも高めであることを示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。また、制御部100は、指標IX5について、心拍数「55bpm」であり、健康スコアSC1の算出に用いられた第1情報が、過去の平均等の評価基準よりも低めであることを示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。
また、制御部100は、便指標DXである指標IX6について、タイプ「ひび割れ」、色「濃いこげ茶」、量「中」であることを示す情報を含むコンテンツCT1を生成する。なお、上記は一例に過ぎず、制御部100は、様々な情報を含むコンテンツCT1を生成してもよい。例えば、制御部100は、各健康指標HXの情報として、健康指標スコアを含むコンテンツCT1を生成してもよい。例えば、制御部100は、便指標DXの情報として、排便スコアを含むコンテンツCT1を生成してもよい。
そして、制御部100は、コンテンツCT1を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT1を表示する。外部端末200は、利用者U1の健康スコアSC1に関する情報、健康指標HXに関する情報、便指標DXに関する情報を含むコンテンツCT1を表示する。なお、健康管理システム1は、各健康指標HXの情報として、健康指標スコアを表示してもよい。
また、図10では、健康スコアSC1の算出に用いられる全指標IDの情報が取得済みである場合を一例として示したが、制御部100は、健康スコアSC1の算出に用いられる全指標IDのうち少なくとも1つの指標の情報が未取得である場合、健康スコアSC1を非表示にしてもよい。例えば、制御部100は、健康スコアSC1の算出に用いられる全指標IDのうち少なくとも1つの指標の情報が未取得である場合、健康スコアが未算出であることを示す情報(例えば「-」等)が健康スコアSC1の位置に配置されたコンテンツCT1を生成する。制御部100は、健康スコアSC1の位置に「-」を配置して健康スコアSC1を非表示にしたコンテンツCT1を外部端末200に送信し、外部端末200は、健康スコアSC1を非表示にしたコンテンツCT1を表示する。外部端末200は、健康スコアSC1の位置に「-」が配置され、健康スコアSC1が非表示にされたコンテンツCT1を表示する。そして、健康スコアSC1の算出に用いられる全指標IDの情報が取得済みとなった場合、健康管理システム1は、図10に示すように算出された健康スコアSC1を含むコンテンツCT1を表示する。
<5-2.リコメンド及びハイライトの表示例>
次に、図11を用いて、リコメンド(推奨)及びハイライトの表示例を説明する。
例えば、制御部100は、利用者U1について、健康スコア、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つに基づいて、利用者U1の状態を判定し、判定した利用者の状態に応じた推奨メッセージを外部端末200に表示させる。制御部100は、利用者U1の状態に応じて生成した推奨メッセージを利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した推奨メッセージを表示する。
例えば、制御部100は、利用者U1の体内時計が所定の閾値以上ずれている場合、利用者U1の状態が睡眠不足であると判定し、利用者U1に適切な睡眠を促す推奨メッセージRC1を生成する。図11では、制御部100は、利用者U1に適切な睡眠を促す推奨メッセージRC1を含むコンテンツCT1を生成する。
例えば、制御部100は、利用者U1について、健康スコア、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つに基づいて、利用者U1が利用する外部端末200に一定期間(例えば1時間や1日等)のハイライト表示を行わせる。制御部100は、健康スコア、健康指標情報及び排便情報のうち少なくとも1つに基づいて生成したハイライト情報を利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信したハイライト情報を表示する。
例えば、制御部100は、所定の期間(例えば1カ月等)における利用者U1の排便が午前9時までに行われた割合が所定の閾値以上である場合、利用者U1の排便リズムが適切であることを示すハイライト情報HL1を生成する。図11では、制御部100は、利用者U1の排便が適切であることを示すハイライト情報HL1を含むコンテンツCT1を生成する。
そして、制御部100は、コンテンツCT1を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT1を表示する。外部端末200は、利用者U1への推奨メッセージRC1、ハイライト情報HL1を含むコンテンツCT1を表示する。
<5-3.健康スコアの履歴表示例>
なお、図10では、直近で算出された健康スコアSC1のみを表示する場合を一例として説明したが、健康管理システム1は、健康スコアの履歴に基づく表示を行ってもよい。この点について、図12を用いて説明する。
例えば、制御部100は、利用者U1について、所定の期間において算出された健康スコアの履歴に基づく時系列情報(「健康スコア時系列」ともいう)を利用者U1が利用する外部端末200に表示させる。制御部100は、利用者U1について、過去に算出された健康スコアを所定の期間(例えば週、月、年等)で集計した健康スコア時系列を示す情報を利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した健康スコア時系列を示す情報を表示する。コンテンツCT11~CT13に示すように、健康管理システム1は、横軸を時間、縦軸を健康スコアに対応させたグラフで健康スコアの時系列表示を行う。
図12では、制御部100は、利用者U1について、一週間での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT11を生成する。具体的には、制御部100は、月曜から日曜までの7日間(例えば7月22日を含む1週間)での利用者U1の健康スコアの変遷を棒グラフで示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT11を生成する。そして、制御部100は、コンテンツCT11を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT11を表示する。外部端末200は、利用者U1の一週間での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT11を表示する。
また、制御部100は、利用者U1について、一ヶ月での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT12を生成する。具体的には、制御部100は、一カ月(例えば2022年7月)での利用者U1の健康スコアの変遷を棒グラフで示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT12を生成する。そして、制御部100は、コンテンツCT12を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT12を表示する。外部端末200は、利用者U1の一ヶ月での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT12を表示する。
また、制御部100は、利用者U1について、一年での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT13を生成する。具体的には、制御部100は、一年(例えば2022年7月を含む一年)での利用者U1の健康スコアの変遷を棒グラフで示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT13を生成する。制御部100は、一年の12個の月(1月~12月)の各々について、その月での健康スコアの平均の変遷を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT13を生成する。そして、制御部100は、コンテンツCT13を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT13を表示する。外部端末200は、利用者U1の一年での健康スコアの変化を示す健康スコア時系列を含むコンテンツCT13を表示する。
また、制御部100は、利用者U1について、健康スコアを未取得である場合、健康スコアを得るためにトイレ10に利用を促す情報を含むコンテンツCT14を生成する。そして、制御部100は、コンテンツCT14を外部端末200に送信し、外部端末200は、受信したコンテンツCT14を表示する。外部端末200は、健康スコアを得るためにトイレ10に利用を利用者U1に促す情報を含むコンテンツCT14を表示する。
なお、健康管理システム1は、コンテンツCT11~CT13を切り替え可能に表示してもよい。制御部100は、コンテンツCT11~CT13を外部端末200に送信し、外部端末200は、利用者U1の選択に応じて、コンテンツCT11~CT13のうち、選択されたコンテンツを表示する。
<6.計測状況に応じた通知>
ここから、上述した各指標について計測状況に応じた通知例について説明する。なお、上述した内容と同様の点については、適宜説明を省略する。
健康管理システム1においては、指標に応じて所要時間が異なる。例えば、健康管理システム1においては、健康指標の各々と便指標(便状態)とでは所要時間が異なる。また、健康管理システム1においては、健康指標同士であっても、ある程度の正確性(信頼性)を伴う健康指標を算出するために必要とされるレーザーセンサ等である生体センサ40の出力信号の量、すなわち、生体センサ40による測定時間(計測時間)は、健康指標毎に異なる。
例えば、健康指標のうち心拍数については、10秒(第1時間)の測定に対応する出力波形信号から、ある程度の正確性(信頼性)を伴う算出値を得ることができる。一方、健康指標のうち、リラックスレベル(ストレス状態)や血管年齢についてある程度の正確性(信頼性)を伴う算出値を得るためには、60秒(第2時間)の測定に対応する出力波形信号を用いることが要求される。
従来は、利用者が希望する全ての指標の算出値等の情報が出揃ってから、出力がなされていた。このため、リラックスレベル(ストレス状態)等が希望されている場合、着座時間として60秒が必要となり、それ未満の着座時間では何らの指標の出力もなされないことが生じ得る。しかしながら、このように何らの指標の出力もなされない場合、トイレ10等の故障可能性と区別がつきにくい。
そこで、健康管理システム1は、以下に示すような各指標の所要時間に応じた通知を行うことにより、利用者に対して適切なタイミングでの情報提供を行うことを可能にする。
例えば、制御部100は、一次計測の終了後に、利用者のセンサ情報の取得が終了した場合、第1指標情報を外部端末200に表示する処理を実行する。また、制御部100は、二次計測の終了後に、第1指標情報及び第2指標情報を外部端末200に表示する処理を実行する。また、制御部100は、一次計測の終了後から二次計測の終了までの間に、第1指標の情報が更新された場合、更新後の第1指標の情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。
また、制御部100は、一次計測中である場合、計測中であることを示す情報を外部端末200に表示する処理を実行する。制御部100は、一次計測の終了後に、利用者が着座を継続している場合、着座中は計測を継続することを示す情報を外部端末200に表示する処理を実行する。制御部100は、二次計測の終了後に、計測(測定)が完了し、測定データを取得済であることを示す情報を外部端末200に表示する処理を実行する。
<6-1.処理の流れ>
ここから、図13及び図14を用いて、実施形態に関する処理の流れについて説明する。図13及び図14は、健康管理システムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図13は、健康管理システムが実行する計測状況の通知に関する処理の手順の概要を示すフローチャートである。図14は、健康管理システムが実行する計測状況の通知に関する処理の手順の詳細を示すフローチャートである。なお、以下では、健康管理システム1を処理主体として説明するが、図13及び図14に示す処理は、健康管理システム1に含まれる装置構成に応じて、制御部100、外部端末200、各種センサ等、いずれの装置が行ってもよい。
まず、図13を用いて、健康管理システム1の計測状況の通知に関する処理フローの概要について説明する。
健康管理システム1は、センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得する(ステップS301)。例えば、健康管理システム1の生体センサ40は、トイレ10を利用する利用者の生体情報を取得する。例えば、健康管理システム1の排便センサ60は、トイレ10を利用する利用者の排便に対応する排便情報を取得する。
また、健康管理システム1は、センサによりセンサ情報を取得している時間を測定する(ステップS302)。例えば、健康管理システム1のタイマー部70は、生体センサ40または排便センサ60等によりセンサ情報を取得している時間を測定する。
そして、健康管理システム1は、センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する(ステップS303)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、生体センサ40が取得した生体情報に基づいて健康指標情報を算出する。例えば、健康管理システム1の制御部100は、排便センサ60が取得した排便情報に基づいて排便スコアを算出する。
そして、健康管理システム1は、利用者が閲覧可能な表示部により計測状況を通知する(ステップS304)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、計測状況に関する情報を外部端末200の表示部210に表示する処理を実行する。例えば、制御部100は、表示部210を有する外部端末200に計測状況に関する情報を送信する。そして、制御部100から計測状況に関する情報を受信した外部端末200は、計測状況に関する情報を表示部210に表示する。
健康管理システム1は、第1時間に対応する一次処理の完了通知を行うとともに、第2時間に対応する二次処理の実行通知を実施利用者が閲覧可能な表示部により計測状況を通知する(ステップS305)。例えば、健康管理システム1の制御部100は、一次処理が完了した場合、一次処理の完了通知を行う。例えば、制御部100は、表示部210を有する外部端末200に一次処理の完了通知を送信する。そして、制御部100から一次処理の完了通知を受信した外部端末200は、一次処理の完了通知を表示部210に表示する。例えば、健康管理システム1の制御部100は、二次処理が完了した場合、二次処理の完了通知を行う。例えば、制御部100は、表示部210を有する外部端末200に二次処理の完了通知を送信する。そして、制御部100から二次処理の完了通知を受信した外部端末200は、二次処理の完了通知を表示部210に表示する。
次に、図14を用いて、健康管理システム1の計測状況の通知に関する処理フローの詳細について説明する。
健康管理システム1は、着座検知を判定する(ステップS401)。例えば、健康管理システム1は、着座センサ50によって便座20への利用者の着座が検知されたか否かを判定する。健康管理システム1は、着座検知がない場合(ステップS401:No)、着座検知があるまでステップS401を繰り返す。健康管理システム1は、着座検知がある場合(ステップS401:Yes)、タイマーをスタートさせる(ステップS402)。例えば、健康管理システム1は、タイマー部70による時間の計時(計測)を開始する。
そして、健康管理システム1は、第1時間(例えば90秒)が経過したか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS403)。健康管理システム1は、第1時間が経過していない場合(ステップS403:No)、離座検知がされたか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS404)。例えば、健康管理システム1は、タイマー部70による時間の計時を開始してから90秒が経過していない場合、着座センサ50によって便座20への利用者の離座が検知されたか否か(例えば着座の検知が無くなったか否か)を判定する。健康管理システム1は、離座検知がない場合(ステップS404:No)、ステップS403に戻って処理を繰り返す。
健康管理システム1は、離座検知があった場合(ステップS404:Yes)、一次計測未完了の通知及び指標の出力停止を実行し(ステップS405)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、一次計測未完了の通知を表示する。また、例えば、健康管理システム1の外部端末200は、指標を非表示にする。
健康管理システム1は、第1時間が経過した場合(ステップS403:Yes)、一次計測完了通知及び二次計測の継続通知を実行する(ステップS406)。例えば、健康管理システム1は、タイマー部70による時間の計時を開始してから90秒が経過した場合、一次計測完了通知及び二次計測の継続通知を実行する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、一次計測完了の通知を表示する。また、例えば、健康管理システム1の外部端末200は、二次計測の継続通知を表示する。
そして、健康管理システム1は、二次計測が完了したか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS407)。すなわち、健康管理システム1は、第2時間(例えば180秒)が経過したか否かに応じて処理を分岐させる。健康管理システム1は、二次計測が完了していない場合(ステップS407:No)、離座検知がされたか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS408)。例えば、健康管理システム1は、タイマー部70による時間の計時を開始してから180秒が経過していない場合、着座センサ50によって便座20への利用者の離座が検知されたか否か(例えば着座の検知が無くなったか否か)を判定する。健康管理システム1は、離座検知がない場合(ステップS408:No)、ステップS407に戻って処理を繰り返す。
健康管理システム1は、離座検知があった場合(ステップS408:Yes)、一次計測未了の通知及び第1指標の出力を実行し(ステップS409)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、一次計測完了の通知を表示する。また、例えば、健康管理システム1の外部端末200は、第1指標を表示する。
健康管理システム1は、二次計測が完了した場合(ステップS407:Yes)、二次計測の完了通知を実行する(ステップS410)。例えば、健康管理システム1は、タイマー部70による時間の計時を開始してから180秒が経過した場合、二次計測の完了通知を実行する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、二次計測完了の通知を表示する。
そして、健康管理システム1は、一次計測値が更新したか否かに応じて処理を分岐させる(ステップS411)。健康管理システム1は、一次計測値が更新されていない場合(ステップS411:No)、第1指標及び第2指標の出力を実行し(ステップS412)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、第1指標を表示する。また、例えば、健康管理システム1の外部端末200は、第2指標を表示する。
健康管理システム1は、一次計測値が更新されている場合(ステップS411:Yes)、一次計測値の更新を実行する(ステップS413)。健康管理システム1は、第1指標及び第2指標の出力を実行し(ステップS414)、処理を終了する。例えば、健康管理システム1の外部端末200は、第1指標を表示する。また、例えば、健康管理システム1の外部端末200は、第2指標を表示する。
なお、上記は一例に過ぎず、健康管理システム1は、様々な処理を行ってもよい。健康管理システム1は、安定値を検出したタイミングで二次計測を終了してもよい。例えば、健康管理システム1は、二次計測の対象が血流に関する指標である場合、血流に関して安定値を検出したタイミングで二次計測を終了してもよい。例えば、血圧等は静止状態で安定値(安定した数値)が取れるため、健康管理システム1は、そのタイミングで二次計測を終了してもよい。
また、健康管理システム1は、便状態を検知したタイミングで二次計測を終了してもよい。例えば、健康管理システム1は、二次計測の対象が便に関する指標である場合、便を検出したタイミングで二次計測を終了してもよい。例えば、健康管理システム1は、排便を検知したタイミングで二次計測を終了してもよい。
<6-2.計測状況の表示例>
ここから、図15~図17を用いて、計測状況の表示例を説明する。図15~図17は、計測状況の表示例を示す図である。以下では、対象利用者が利用者U1であり、利用者U1が利用するスマートフォン等の外部端末200に情報が表示される場合を一例として説明する。また、以下では、第1指標が心拍数であり、第2指標がリラックスレベル(ストレス状態)である場合を一例として説明する。なお、図10等で説明した内容と同様の点については、同じ符号を付すこと等により適宜説明を省略する。
まず、図15を用いて、第1指標の計測中、すなわち一次計測中の表示例を説明する。例えば、制御部100は、利用者U1について、一次計測中の間、外部端末200に計測中を示す通知情報NT1を表示させる。この場合、制御部100は、利用者U1が利用する外部端末200に通知情報NT1を送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した通知情報NT1を表示する。外部端末200は、一次計測中の間、通知情報NT1を表示する。例えば、外部端末200は、心拍数の所要時間(第1時間)の間、通知情報NT1を表示する。図15では、外部端末200は、通知情報NT1をコンテンツCT1に重畳させて表示する。
次に、図16を用いて、第1指標の計測(一次計測)の完了後、第2指標の計測(二次計測)中、すなわち二次計測中の表示例を説明する。制御部100は、利用者U1について、一次計測が完了した場合、第1指標の情報を更新する。例えば、制御部100は、一次計測が完了した場合、第1指標の情報を更新したコンテンツCT1を生成する。制御部100は、第1指標である心拍数の情報を、一次計測でのデータ(情報)基に生成した情報に更新する。図16では、制御部100は、指標IXのうち、心拍数に対応する指標IX5の情報を更新したコンテンツCT1を生成する。
なお、制御部100は、心拍数に対応する指標IX5の情報が更新されたことを示す情報を含むコンテンツCT1を生成してもよい。例えば、制御部100は、心拍数に対応する指標IX5の情報が更新されたことを示す情報(例えば「New」等の文字情報)を指標IX5に対応する位置に配置したコンテンツCT1を生成する。例えば、制御部100は、心拍数に対応する日時(図10では「4時間前」)が「New」の文字情報に変更されたコンテンツCT1を生成する。
制御部100は、心拍数に対応する指標IX5の情報の更新後のコンテンツCT1を利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した指標IX5の情報の更新後のコンテンツCT1を表示する。なお、制御部100は、更新した情報のみを外部端末200へ送信し、外部端末200は、制御部100から受信した情報でコンテンツCT1を更新し、更新後のコンテンツCT1を表示してもよい。
また、制御部100は、利用者U1について、一次計測の完了後、二次計測中の間、外部端末200に、第1指標の計測が完了し、着座中は計測を継続することを示す通知情報NT2を表示させる。この場合、制御部100は、利用者U1が利用する外部端末200に通知情報NT2を送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した通知情報NT2を表示する。外部端末200は、一次計測の完了後、二次計測中の間、通知情報NT2を表示する。例えば、外部端末200は、心拍数の計測完了後、リラックスレベル(ストレス状態)の所要時間(第2時間)の間、通知情報NT2を表示する。図16では、外部端末200は、通知情報NT2をコンテンツCT1に重畳させて表示する。
次に、図17を用いて、第2指標の計測(二次計測)の完了後の表示例を説明する。制御部100は、利用者U1について、二次計測が完了した場合、第2指標の情報を更新する。例えば、制御部100は、二次計測が完了した場合、第2指標の情報を更新したコンテンツCT1を生成する。制御部100は、第2指標であるリラックスレベル(ストレス状態)の情報を、二次計測でのデータ(情報)基に生成した情報に更新する。図16では、制御部100は、指標IXのうち、リラックスレベル(ストレス状態)に対応する指標IX3の情報を更新したコンテンツCT1を生成する。
なお、制御部100は、リラックスレベル(ストレス状態)に対応する指標IX3の情報が更新されたことを示す情報を含むコンテンツCT1を生成してもよい。例えば、制御部100は、リラックスレベル(ストレス状態)に対応する指標IX3の情報が更新されたことを示す情報(例えば「New」等の文字情報)を指標IX3に対応する位置に配置したコンテンツCT1を生成する。例えば、制御部100は、リラックスレベル(ストレス状態)に対応する日時(図10では「4時間前」)が「New」の文字情報に変更されたコンテンツCT1を生成する。
制御部100は、リラックスレベル(ストレス状態)に対応する指標IX3の情報の更新後のコンテンツCT1を利用者U1が利用する外部端末200に送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した指標IX3の情報の更新後のコンテンツCT1を表示する。なお、制御部100は、更新した指標IX3の情報のみを外部端末200へ送信し、外部端末200は、制御部100から受信した指標IX3の情報でコンテンツCT1を更新し、更新後のコンテンツCT1を表示してもよい。
また、制御部100は、利用者U1について、二次計測の完了後、外部端末200に、第2指標の計測が完了し、測定データを取得済みであることを示す通知情報NT3を表示させる。この場合、制御部100は、利用者U1が利用する外部端末200に通知情報NT3を送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した通知情報NT3を表示する。外部端末200は、二次計測の完了後、通知情報NT3を表示する。例えば、外部端末200は、リラックスレベル(ストレス状態)の計測完了後、通知情報NT3を表示する。図17では、外部端末200は、通知情報NT3をコンテンツCT1に重畳させて表示する。
なお、制御部100は、一次計測の終了後から二次計測の終了までの間に、第1指標の情報が更新された場合、更新後の第1指標の情報を外部端末200に表示する処理を実行する。例えば、制御部100は、心拍数の計測完了後からリラックスレベルの計測完了までの間に、心拍数の情報が更新された場合、更新後の心拍数の情報を外部端末200に表示させる。例えば、制御部100は、心拍数の計測完了後からリラックスレベルの計測完了までの間に、心拍数の情報を更新した場合、更新後の心拍数の情報を外部端末200に送信することにより、外部端末200に更新後の心拍数の情報を表示させる。
また、制御部100は、指標が3つ以上ある場合、例えば複数の指標のうち所要時間が最も長い指標の計測が完了した場合、通知情報NT3を外部端末200に表示させる。この場合、制御部100は、利用者U1が利用する外部端末200に通知情報NT3を送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した通知情報NT3を表示する。
例えば、複数の指標のうち所要時間が最も長い指標が体内時計である場合、制御部100は、体内時計の計測の完了後、通知情報NT3を外部端末200に表示させる。この場合、制御部100は、体内時計の計測完了後に、利用者U1が利用する外部端末200に通知情報NT3を送信する。利用者U1が利用する外部端末200は、制御部100から受信した通知情報NT3を表示する。外部端末200は、体内時計の計測完了後に、通知情報NT3を表示する。
例えば、制御部100は、複数の指標のうち所要時間が最も長い指標である体内時計の計測が完了するまでは、通知情報NT2を外部端末200に表示させてもよい。この場合、制御部100は、複数の指標のうち所要時間が最も短い指標の計測が完了するまでは、通知情報NT1を外部端末200に表示させる。例えば、複数の指標のうち所要時間が最も短い指標が心拍数である場合、制御部100は、心拍数の計測が完了するまでは、通知情報NT1を外部端末200に表示させる。そして、制御部100は、心拍数の計測が完了後、体内時計の計測が完了するまでの間、通知情報NT2を外部端末200に表示させる。
なお、上述してきた各実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
上述してきた各実施形態及び変形例では、各指標の情報を自動で取得する例で記したが、各指標の情報は、利用者自身が手動で入力してもよい。例えば便に関する情報を利用者自身が手動で入力する場合、利用者が排泄した後に大便を目視や嗅覚で確認し、利用者自身が外部端末200を操作することで便に関する情報を入力することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
上述してきた各実施形態及び変形例について、以下のような構成であってもよいが、以下には限られない。
(1)
センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得部と、
前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー部と、
前記センサ情報取得部が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出部と、
前記利用者が閲覧可能な表示部と、
計測状況を前記表示部により通知する計測状況表示処理部と、
を有し、
前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、
前記計測状況表示処理部は、
前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する
ことを特徴とする健康管理システム。
(2)
前記計測状況表示処理部は、
前記二次計測を終了した場合、前記二次計測の完了通知を行う
ことを特徴とする(1)に記載の健康管理システム。
(3)
前記算出部により算出された指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する指標表示処理部、
をさらに有し、
前記指標表示処理部は、
前記一次計測の終了後に、前記利用者の前記センサ情報の取得が終了した場合、前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理、または、前記二次計測の終了後に、前記第1指標情報及び前記第2指標情報を前記表示部に表示する処理の少なくともいずれかを実行する
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の健康管理システム。
(4)
前記指標表示処理部は、
前記一次計測の終了後から前記二次計測の終了までの間に、前記第1指標情報が更新された場合、更新後の前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする(3)に記載の健康管理システム。
(5)
前記センサ情報は、前記利用者を検知対象とした生体情報または前記利用者の排便を検知対象とした排便情報の少なくとも1つを含む
ことを特徴とする(1)~(3)のいずれか1つに記載の健康管理システム。
(6)
センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得工程と、
前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー工程と、
前記センサ情報取得工程が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出工程と、
前記利用者が閲覧可能な表示部により計測状況を通知する状況表示処理工程と、
を含み、
前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、
前記状況表示処理工程は、
前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する
ことを特徴とする健康管理方法。
1 健康管理システム
4 便器
4b 上面
10 トイレ(トイレシステム)
12 本体部
14 便蓋
20 便座
20a 開口部
21 着座面
25 底面
40 生体センサ(生体情報取得部)
50 着座センサ(静電式センサ)
60 排便センサ
70 タイマー部
100 制御部(情報処理装置)
110 取得部
120 記憶部
130 健康指標算出部
140 排便情報算出部(排便状態判定部)
150 健康状態算出部
160 表示処理部
161 健康状態表示処理部
162 健康指標表示処理部
163 排便状態表示処理部
164 計測状況表示処理部
165 メッセージ表示処理部
166 ハイライト表示処理部
190 通信部
200 外部端末
CL クラウド

Claims (6)

  1. センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得部と、
    前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー部と、
    前記センサ情報取得部が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出部と、
    前記利用者が閲覧可能な表示部と、
    計測状況を前記表示部により通知する計測状況表示処理部と、
    を有し、
    前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、
    前記計測状況表示処理部は、
    前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する
    ことを特徴とする健康管理システム。
  2. 前記計測状況表示処理部は、
    前記二次計測を終了した場合、前記二次計測の完了通知を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  3. 前記算出部により算出された指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する指標表示処理部、
    をさらに有し、
    前記指標表示処理部は、
    前記一次計測の終了後に、前記利用者の前記センサ情報の取得が終了した場合、前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理、または、前記二次計測の終了後に、前記第1指標情報及び前記第2指標情報を前記表示部に表示する処理の少なくともいずれかを実行する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の健康管理システム。
  4. 前記指標表示処理部は、
    前記一次計測の終了後から前記二次計測の終了までの間に、前記第1指標情報が更新された場合、更新後の前記第1指標情報を前記表示部に表示する処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載の健康管理システム。
  5. 前記センサ情報は、前記利用者を検知対象とした生体情報または前記利用者の排便を検知対象とした排便情報の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
  6. センサによりセンシングされた利用者のセンサ情報を取得するセンサ情報取得工程と、
    前記センサにより前記センサ情報を取得している時間を測定するタイマー工程と、
    前記センサ情報取得工程が取得した前記センサ情報に基づいて複数の指標情報を算出する算出工程と、
    前記利用者が閲覧可能な表示部により計測状況を通知する状況表示処理工程と、
    を含み、
    前記複数の指標情報は、第1時間で算出可能な第1指標情報と、第1時間よりも長い第2時間で算出可能な第2指標情報を含み、
    前記状況表示処理工程は、
    前記第1時間に対応する一次計測の完了通知を行うとともに、前記第2時間に対応する二次計測の実行通知を実施する
    ことを特徴とする健康管理方法。
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