JP2024017593A - 弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法 - Google Patents

弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】弾性筒状部材の捩じれを抑制し、弾性筒状部材を受け部から安定して外すことができる弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法を提供する。【解決手段】弾性筒状部材の装着装置は、可動筒を保持する可動筒保持部材と、可動筒保持部材に揺動自在に一端が固定された複数のアームを備える。複数のアームは、他端に、アームの揺動により縮径状態と拡径状態とに状態変化する受け部を備える。可動筒は先端面を構成するフランジ部を備え、フランジ部は押出し方向の高さが異なる複数の押出し部を備える。アームの揺動により受け部を縮径状態とし、弾性筒状部材を受け部に装着し、アームの揺動により受け部を拡径状態とすることで、弾性筒状部材を拡径する。拡径後に可動筒を移動させることで、押出し方向の高さが高い順に押出し部がゴムバンドを受け部から外し、弾性筒状部材が内視鏡挿入部に装着される。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法に関する。
膨張又は収縮するバルーンが、内視鏡装置では、様々な用途で用いられている。例えば、小腸又は大腸等の深部消化管を観察する内視鏡装置を使用する場合、膨縮自在なバルーンが内視鏡挿入部又は内視鏡挿入補助具(スライディングチューブ又はオーバーチューブ等)に装着される。このバルーンを膨張させることによって、内視鏡挿入部又は挿入補助具が体内に固定される。また、超音波検査装置では、膨縮自在なバルーンを用いて、超音波プローブの先端の超音波走査部を取り囲み、超音波伝送媒体を充填することが行われている。
このようなバルーンは、ゴム等の弾性体によって構成され、その端部は、自然状態で取付対象物(内視鏡挿入部又は挿入補助具などの棒状体)の外径よりも小径の筒状に形成されている。そのため、バルーンを装着する場合、バルーンの端部を拡径しながら取付対象物に被せ、次に、ゴムバンドを拡径させてバルーンの端部に外嵌させることによって、バルーンの端部を取付対象物に固定している。
このようなバルーン又はゴムバンドなどの弾性筒状部材を内視鏡挿入部等の棒状体に取り付けるための装着装置が知られている。例えば、特許文献1の弾性筒状部材の装着装置は、可動筒と、可動筒を保持する保持部材と、保持部材に揺動自在に一端が固定された複数のアームを備える。複数のアームは、他端に、アームの揺動により縮径状態と拡径状態とに状態変化する受け部を備える。この装着装置では、アームの揺動により受け部を縮径状態とし、ゴムバンドを受け部に装着する。次に、アームの揺動により受け部を拡径状態とすることで、受け部によりゴムバンドを拡径する。拡径後に可動筒を移動させることで、可動筒の先端面により受け部からゴムバンドをスライドさせる。ゴムバンドが受け部から外れ、ゴムバンドが内視鏡挿入部に装着される。
特開2013-126526号公報
しかしながら、可動筒の先端面をスライドさせて、弾性筒状部材を受け部から外す際、弾性筒状部材が捩じれる場合、又は受け部から安定して外れない場合があった。そのため弾性筒状部材を棒状体に確実に装着できることが望まれていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、弾性筒状部材の捩じれを抑制し、弾性筒状部材を受け部から安定して外すことができる弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法を提供することを目的とする。
第1態様の弾性筒状部材の装着装置は、弾性筒状部材を取り付け対象の棒状体の外径よりも拡径して、棒状体に外側から装着する弾性筒状部材の装着装置であって、棒状体が挿入可能な可動筒と、可動筒を筒心方向に移動自在に保持する可動筒保持部材と、可動筒の外周に周方向に離して筒心方向に平行に配列され、可動筒の直径方向に揺動自在に、可動筒保持部材に一端部が取り付けられる3個以上のアームと、各アームの他端部に形成され、弾性筒状部材の内周面を受け、アームの揺動により、弾性筒状部材がセット可能な縮径状態、及び弾性筒状部材が棒状体に装着可能な拡径状態になる受け部と、可動筒の棒状体が挿入される先端側に設けられ、可動筒の先端面を形成するフランジ部であって、アームの通過を許容するフランジ部と、アームの位置毎に、先端面に形成された、弾性筒状部材を押し出すための3個以上の押出し部であって、少なくとも一つの押出し部が他の押出し部とは押出し方向の高さが異なる3個以上の押出し部と、可動筒保持部材に対し可動筒を相対移動させて、可動筒とアームとの係合によりアームを揺動させ、受け部を縮径状態から拡径状態にした後に、押出し部の高さ順で、弾性筒状部材を押出し部により受け部から押し出すシフト機構と、を備える。
第2態様の弾性筒状部材の装着装置において、3個以上の押出し部は、押出し方向の高さがすべて異なる。
第3態様の弾性筒状部材の装着装置において、3個以上の押出し部は、フランジ部の周方向に沿って高さの順に配置される。
第4態様の弾性筒状部材の装着装置において、フランジ部により画定され、フランジ部の径方向に延びる溝部がアームの通過を許容する。
第5態様の弾性筒状部材の装着装置において、押出し部は、溝部を挟んで両側に配置された一対の個別押出し部により構成される。
第6態様の弾性筒状部材の装着装置において、3個以上のアームは、4個のアームで構成され、3個以上の押出し部は、4個の押出し部で構成される。
第7態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、1個の押出し部のみが、他の3個の押出し部とは押出し方向の高さが異なる2種類の押出し部で構成される。
第8態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、1個の押出し部と、他の2個の押出し部と、残りの1個の押出し部とが、押出し方向の高さが異なる3種類の押出し部で構成される。
第9態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、2個の押出し部と、他の2個の押出し部とが、押出し方向の高さが異なる2種類の押出し部で構成される。
第10態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、2個の押出し部が周方向に並んで配置され、他の2個の押出し部が周方向に配置される。
第11態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、フランジ部の周方向に沿って交互に異なる高さの順に配置される。
第12態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、押出し方向の高さがすべて異なる。
第13態様の弾性筒状部材の装着装置において、4個の押出し部は、フランジ部の周方向に沿って高さの順に配置される。
第14態様の弾性筒状部材の装着装置において、棒状体は内視鏡挿入部であり、弾性筒状部材は内視鏡挿入部に取り付けられるバルーンまたはバルーン取付用ゴムバンドである。
第15態様の弾性筒状部材の装着装置において、アームは、可動筒の外周面に当接して揺動が規制される揺動規制突起を一端部に有し、可動筒は、揺動規制突起が乗り上げて受け部を縮径状態にする周面突起部を有する。
第16態様の弾性筒状部材の装着装置において、フランジ部と3個以上の押出し部とは、一体成型品で構成される。
第17態様の弾性筒状部材の装着方法は、弾性筒状部材を取り付け対象の棒状体の外径よりも拡径して、棒状体に外側から装着する弾性筒状部材の装着方法において、棒状体が挿入可能な可動筒と、可動筒を筒心方向に移動自在に保持する可動筒保持部材と、可動筒の外周に周方向に離して筒心に平行に配列され、可動筒の直径方向に揺動自在に、可動筒保持部材に一端部が取り付けられる3個以上のアームと、各アームの他端部に形成され、弾性筒状部材の内周面を受け、アームの揺動により、弾性筒状部材がセット可能な縮径状態、及び弾性筒状部材が棒状体に装着可能な拡径状態になる受け部と、可動筒の棒状体が挿入される先端側に設けられ、可動筒の先端面を形成するフランジ部であって、アームの通過を許容するフランジ部と、アームの位置毎に、先端面に形成された、弾性筒状部材を押し出すための3個以上の押出し部であって、少なくとも一つの押出し部が他の押出し部とは押出し方向の高さが異なる3個以上の押出し部と、を含む弾性筒状部材の装着装置を利用し、可動筒保持部材に対し可動筒を相対移動させて、可動筒とアームとの係合によりアームを揺動させ、受け部を縮径状態から拡径状態にした後に、押出し部の高さ順で、弾性筒状部材を押出し部により受け部から押し出す。
本発明によれば、弾性筒状部材の捩じれを抑制し、弾性筒状部材を受け部から安定して外すことができる。
図1は弾性筒状部材の装着装置の第1状態を示す斜視図である。 図2は弾性筒状部材の装着装置の第2状態を示す斜視図である。 図3は図1の弾性筒状部材の装着装置の縦断面図である。 図4は第1状態のアームを示す断面図である。 図5は第2状態のアームを示す断面図である。 図6は内視鏡挿入部にゴムバンド及びバルーンを取り付けた状態を示す斜視図である。 図7は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図8は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図9は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図10は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図11は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図12は装着装置を利用した弾性筒状部材の装着手順を説明するための図面である。 図13は第1変形例を説明するための図面である。 図14は第2変形例を説明するための図面である。 図15は第3変形例を説明するための図面である。 図16は第4変形例を説明するための図面である。
以下、添付図面にしたがって本発明に係る弾性筒状部材の装着装置、及び弾性筒状部材の装着方法について説明する。
[弾性筒状部材の装着装置の全体構成]
図1及び図2は、実施形態の弾性筒状部材の装着装置の全体斜視図である。図3は、図1の状態の装着装置10の縦断面図である。弾性筒状部材の装着装置(以下、単に装着装置という)10は、4本のアーム12と、アーム保持ボス14と、可動筒16と、グリップ18と、フランジ部20と、を備えている。図2に示すように、アーム12に受け部12cが形成されている。アーム保持ボス14は本発明の可動筒保持部材の一例である。
図1は第1状態の装着装置10を示し、第1状態の装着装置10では、4本のアーム12の受け部12cが拡径状態にある。一方、図2は第2状態の装着装置10を示し、第2状態の装着装置10では、4本のアーム12の受け部12cが縮径状態にある。
アーム保持ボス14は円筒体により構成されている。円筒体によりアーム保持ボス14の外周面と、両端の開口14a、14b(図3参照)が画定される。アーム保持ボス14の開口14aと開口14bとは連通する。アーム保持ボス14には直径方向に4個のアーム保持溝15が形成されている。アーム保持溝15は、周方向に90度間隔で配置されている。このアーム保持溝15には、アーム12が移動可能に挿入される。なお、本例において、アーム保持ボス14の筒心方向Axの(+)側を棒状体が挿入される先端側、(-)側を基端側として説明する。したがって、開口14aはアーム保持ボス14の先端側に位置し、開口14bはアーム保持ボス14の基端側に位置する。アーム保持ボス14は本発明の可動筒保持部材の一例である。
4本のアーム12が、アーム保持ボス14の外周の周方向に90度間隔で、且つアーム保持ボス14の筒心方向Axに平行に配列されている。アーム12は、細長い帯状の金属板で構成されている。アーム12は、可動筒16の直径方向に揺動自在に、その一端部がアーム保持ボス14に取り付けられる。アーム12は、アーム本体部12aと、アーム中間部12bと、受け部12cとにより構成される。アーム本体部12aと受け部12cとは、略平行で、且つ離間した位置にある。アーム中間部12bがアーム本体部12aと受け部12cを連結し、アーム12は全体としてクランク形状をなしている。アーム12の一端部(アーム12の基端側)がアーム保持ボス14に取り付けられる。受け部12cはアーム12の他端部に位置し、自由端を構成し、拡径と縮径を可能としている。アーム12が可動筒16の直径方向に揺動自在となる。
可動筒16は、アーム保持ボス14の内径より小さい外径の円筒体により構成されている。円筒体により可動筒16の外周面と、両端の開口16a、16bが画定される。可動筒16の開口16aと開口16bとは連通する。可動筒16の先端側の開口16aが、棒状体の挿入を可能にする。可動筒16がアーム保持ボス14の筒心方向Axに移動可能に、アーム保持ボス14に保持される。
可動筒16は、棒状体が挿入される先端側に、可動筒16の先端面16cを形成するフランジ部20を備える。先端面16cは可動筒16の先端側に位置する面である。フランジ部20は開口16aの周囲を囲う略円盤状の部材である。本例では、フランジ部20と可動筒16とが一体成型品で構成されている。フランジ部20と可動筒16とを別体で構成し、フランジ部20と可動筒16とを接着する構成でもよい。
4個の溝部21がフランジ部20により画定され、4本のアーム12の通過を許容する。溝部21はフランジ部20を筒心方向Axに貫通し、径方向に延びる。本例の溝部21はフランジ部20の径方向の外側に開放されている。溝部21は、径方向の外側が開放されているので、フランジ部20に容易に加工できる。4本のアーム12の通過を許容できれば、溝部21に代えて、径方向の外側が開放されていない孔部をフランジ部20に形成してもよい。また、可動筒16を貫通する係合孔17が、二つの溝部21の周方向の中間位置に形成されている。係合孔17には後述する操作レバー36が挿入される。
フランジ部20は開口16aの周囲を完全に囲う必要はない。本例では、後述する操作レバー36との干渉を回避するため、フランジ部20の一部に切欠き22が形成されている。なお、フランジ部20に複数の切欠き22を形成してもよい。
先端面16cには、4本のアーム12の位置毎に、4個の押出し部23、24、25、及び26が形成されている。4個の押出し部23、24、25、及び26は、後述するように弾性筒状部材をアーム12から押し出すための部材であり、弾性筒状部材を押し出すための平坦面を先端側に備えている。本例では、4個の押出し部23、24、25、及び26は、異なる押出し方向の高さ(「押出し高さ」と称する)を有している。押出し高さは、開口16aの周縁面16gから、押出し部23、24、25、及び26の平坦面までの距離であって、弾性筒状部材が接触する位置での距離で表すことができる。4個の押出し部23、24、25、及び26の中で、押出し部23が最も高い押出し高さを有しており、押出し部24、押出し部25、押出し部26の順で低くなっている。すなわち、4個の押出し部23、24、25、及び26は、フランジ部20の周方向に、押出し高さの順に配置されている。なお、押出し部23、24、及び25の構造の理解を容易にするためフランジ部20とは異なる色パターンで表示している。
押出し部23、24、及び25は、それぞれ、周縁面16gから突出し、平坦面までの押出し高さの異なる略立方体の形状を有している。一方、押出し部26の平坦面は、周縁面16gと面一で構成されている。押出し高さは、周縁面16gを基準に先端側に突出する場合、及び周縁面16gと一致する場合も含む。
なお、本例では、押出し部23は、溝部21で分離された、一対の個別押出し部23a、23bにより構成される。一対の個別押出し部23a、23bの押出し高さは基本的に同じ高さに設定される。同様に、押出し部24は、同じ押出し高さを有する一対の個別押出し部24a、24bにより構成され、押出し部25は同じ押出し高さを有する一対の個別押出し部25a、25bにより構成され、押出し部26は同じ押出し高さを有する一対の個別押出し部26a、26bにより構成される。押出し部23、24、25、及び26の作用については後述する。
グリップ18は、第1棒部材32と、第2棒部材34と、操作レバー36と、を含んでいる。第1棒部材32と第2棒部材34とは、略直交する位置関係で、固定されている。第1棒部材32の一端に設けられた雄ネジが、第2棒部材34に設けられた雌ネジに締めこまれる。第1棒部材32と、第2棒部材34と、操作レバー36とは略円柱形状で構成されている。
グリップ18は2個の支持部材38を備え、2個の支持部材38の一端が、取付ビス40により第2棒部材34に固定される。2個の支持部材38は、第2棒部材34と略直交し、且つ第2棒部材34を挟んで第1棒部材32とは反対側に延びる。
2個の支持部材38がアーム保持ボス14の外周面にネジ止めにより固定される。グリップ18とアーム保持ボス14との相対的な位置関係が、この固定により決定される。アーム保持ボス14の筒心方向Axと第2棒部材34の長手方向とが略平行となる。
第2棒部材34は、第1棒部材32とは反対側の他端側(先端側)に二股状の取付部42を備えている。取付部42は取付軸44を備えている。操作レバー36は取付部42の取付軸44により回転自在に支持される。
操作レバー36は、一端の側に先端部36aを有する。先端部36aは、他の部分のより直径の小さい段付き筒に形成されている。先端部36aが可動筒16の係合孔17に挿入される。
第2棒部材34の取付部42には、ねじりバネ48が取り付けられている。本例では、ねじりバネ48の端部48aが、取付部42のバネ係止孔42aに係止し、他の端部48bが操作レバー36の先端部36aのバネ係止孔36bに係止する。ねじりバネ48は端部48aと端部48bとが離れる方向に付勢する。ねじりバネ48が、操作レバー36の先端部36aを先端側に向けて付勢する。操作レバー36が、付勢力により取付軸44を中心に回転し、先端部36aが可動筒16に対して先端側に移動する。先端部36aの移動により、可動筒16がアーム保持ボス14に対し先端側に移動する。これにより、本例では、操作レバー36を操作しない場合、図1に示すように、アーム12の受け部12cが拡径状態となり、装着装置10の第1状態となる。第1状態が装着装置10の初期状態となる。
一方、操作レバー36が操作され、先端部36aと反対側の後端部36cが、先端側に移動された場合、操作レバー36が取付軸44を中心に回転する。先端部36aが可動筒16に対して基端側に相対移動する。先端部36aの移動により、可動筒16がアーム保持ボス14に対し基端側に移動する。操作レバー36を操作した場合、図2に示すように、アーム12の受け部12cが縮径状態となり、装着装置10の第2状態となる。
第1棒部材32、第2棒部材34及び操作レバー36を含むグリップ18と、ねじりバネ48とは、本発明のシフト機構の一例であり、この構成に限定されない。
次に、受け部12cを拡径する第1状態と受け部12cを縮径する第2状態との切り替えについて説明する。図4は第1状態のアームを示す断面図であり、図5は第2状態のアームを示す断面図である。図4及び図5では、グリップ18を省略している。
図4及び図5に示すように、アーム保持ボス14は取付軸13を備えており、アーム12は取付軸13を介してアーム保持ボス14に揺動自在に取り付けられる。
アーム12は、揺動を規制する揺動規制突起12dを備える。可動筒16の外周面には、基端側から先端側に、スライド溝16d、周面突起部16e、及び受け部溝16fが設けられている。揺動規制突起12dは、アーム12の取付端部近くに設けられている。揺動規制突起12dが可動筒16のスライド溝16dの底面に当接するので、受け部12cには取付軸13を支点にして、外周面に向かう力が働く。受け部12cが可動筒16の外周面(受け部溝16f)に当接するので、受け部12cは可動筒16の外周面から離れることが抑制される。
スライド溝16dは、可動筒16の外周面に筒心方向Axに沿って形成されている。可動筒16がアーム保持ボス14内を相対移動する場合、揺動規制突起12dがこのスライド溝16dに摺接する。したがって、アーム12は揺動することがなく、受け部12cは筒心方向Axに平行な拡径状態が保持される。
スライド溝16dの先端側には、周面突起部16eが形成されている。可動筒16が基端側に移動され、図5に示す第2状態になると、揺動規制突起12dが周面突起部16eに乗り上がる。受け部12cと受け部溝16fとの当接が解除される。これにより、アーム12が取付軸13を中心に回転し、受け部12cが縮径状態となる。
操作レバー36を操作し、可動筒16が先端側に相対移動され、揺動規制突起12dが周面突起部16eから降りる。揺動規制突起12dがスライド溝16dに摺接し、さらに移動させると、図4に示す第1状態になる。受け部12cが受け部溝16fと当接するので、受け部12cは拡径状態となる。操作レバー36を操作することにより、受け部12cの拡径状態と受け部12cの縮径状態とを容易に切り替えることができる。
次に、装着装置10を利用する対象物の一例を説明する。図6は、内視鏡挿入部にゴムバンド及びバルーンを取り付けた状態を示す斜視図である。装着装置10(不図示)は、図6に示すように、棒状体としての内視鏡挿入部50の先端50aに、弾性筒状部材の一例であるバルーン51及び/又はバルーン取付用のゴムバンド52を装着する場合に用いられる。バルーン51は、シリコンゴム等の弾性材料から構成される。バルーン51は、両端部が絞られた略筒状、すなわち小径の端部51a、51bと膨出された中央部51cとから成る筒状に形成される。このバルーン51は、内視鏡挿入部50を挿通させることによって、所定の装着位置に配置される。所定の装着位置に配置されたバルーン51は、その端部51a、51bをゴムバンド52で固定することによって、内視鏡挿入部50に固定される。
バルーン51の端部51a、51b又はゴムバンド52は、膨張させない自然状態でその内径が内視鏡挿入部50の外径よりも小さい。そのため、そのままの状態では内視鏡挿入部50を挿通させることができない。そこで、装着装置10を用いて、バルーン51の端部51a、51b又はゴムバンド52を拡径させ、内視鏡挿入部50を挿入し易くする。これにより、バルーン51の端部51a、51b又はゴムバンド52が、内視鏡挿入部50の装着位置に精度よく装着される。
次に、装着装置10を用いて、ゴムバンド52を内視鏡挿入部50に装着する場合を図7から図12を参照して説明する。
最初に、図7に示すように、操作レバー36を矢印A方向に押して、可動筒16を基端側に移動させると、可動筒16はアーム保持ボス14内を移動する。これにより、装着装置10は第1状態(初期状態)から第2状態になる。4個の受け部12cがフランジ部20の先端から突出し、揺動規制突起12dと周面突起部16eとの係合によって、受け部12cが縮径状態になる。ゴムバンド52が、縮径状態の受け部12cに装着され、受け部12cがゴムバンド52の内周面を支持する。
次に、図8に示すように、操作レバー36を矢印B方向に操作することで、可動筒16を先端側に移動させる。これにより、装着装置10は第2状態から第1状態に切り替えられる。アーム12と可動筒16との係合によって、アーム12が開く方向に回転し、4個の受け部12cが拡径状態となる。これにより、ゴムバンド52が4個の受け部12cにより拡径される。ゴムバンド52は、筒心方向Axに沿って先端側から見た場合、四角形状になるよう拡径される。ゴムバンド52が、内視鏡挿入部50の外径を超える大きさに拡径されるため、内視鏡挿入部50を可動筒16に挿入することができる。この拡径位置では、内視鏡挿入部50の先端50aを可動筒16に挿入することでき、ゴムバンド52を内視鏡挿入部50のバンド締結位置に相対移動できる。
操作レバー36をさらに矢印B方向に操作することで、可動筒16を先端側に移動させる。フランジ部20に形成された、最も押出し高さの高い押出し部23が、拡径されているゴムバンド52の4個の角領域の中で、対応する位置にある1個の角領域を押す。そして、図9に示すように、押出し部23が、受け部12cからゴムバンド52を押し出す。押し出されたゴムバンド52が、受け部12cから外れ、内視鏡挿入部50に移動する。この拡径位置では、ゴムバンド52は3個の受け部12cにより支持され、拡径される。
操作レバー36をさらに矢印B方向に操作することで、可動筒16を先端側に移動させる。2番目の押出し高さの押出し部24が、拡径されているゴムバンド52の3個の角領域の中で、対応する位置にある1個の角領域を押す。そして、図10に示すように、押出し部24が、受け部12cからゴムバンド52を押し出す。押し出されたゴムバンド52が、受け部12cから外れ、内視鏡挿入部50に移動する。この拡径位置では、ゴムバンド52は2個の受け部12cにより支持され、拡径される。
操作レバー36をさらに矢印B方向に操作することで、可動筒16を先端側に移動させる。3番目の押出し高さの押出し部25が、受け部12cにより拡径されているゴムバンド52の2個の角領域の中で、対応する位置にある1個の角領域を押す。そして、図11に示すように、押出し部25が、受け部12cからゴムバンド52を押し出す。押し出されたゴムバンド52が内視鏡挿入部50に移動する。この拡径位置では、ゴムバンド52は1個の受け部12cにより支持され、拡径される。
操作レバー36をさらに矢印B方向に操作することで、可動筒16を先端側に移動させる。最も低い押出し高さの押出し部26が、受け部12cにより拡径されているゴムバンド52の最後の角領域を押す。そして、図12に示すように、押出し部26が、受け部12cからゴムバンド52を押し出す。これにより、ゴムバンド52がすべての受け部12cから外れ、押し出されたゴムバンド52が内視鏡挿入部50に移動するので、内視鏡挿入部50にゴムバンド52を締結することができる。
図7から図12で説明したように、本例では、ゴムバンド52を支持する4個の受け部12cから、ゴムバンド52を一角領域ごとに受け部12cから順に時間差を設けて外している。ゴムバンド52を4個の受け部12cから少しずつ取り外すので、ゴムバンド52を外す際の衝撃を少なくでき、ゴムバンド52を受け部12cから安定して外すことができる。
また、押出し部23、24、25及び26が、拡径されたゴムバンド52のそれぞれの角領域を押すので、ゴムバンド52が捩れるのを抑制することができる。
また、本例では、押出し部23を構成する一対の個別押出し部23a、23bが、受け部12cに保持されたゴムバンド52の角領域を、受け部12cを挟んで両側から押すことができる。これにより、ゴムバンド52を受け部12cから安定して外すことができる。押出し部24は構成する一対の個別押出し部24a及び24bで構成され、押出し部25は構成する一対の個別押出し部25a及び25bで構成され、押出し部26は構成する一対の個別押出し部26a及び26bで構成されるので、同様に、ゴムバンド52を受け部12cから安定して取り外すことができる。ただし、押出し部23、24、25及び26の形状は、弾性筒状部材であるゴムバンド52を受け部12cから押し出すことができれば、特にその形状は限定されない。押出し部23、24、25及び26は、それぞれ1個の部材で構成されていてもよいし、3個以上の個別押出し部で構成されていてもよい。
さらに、フランジ部20内で、押出し部23、24、25及び26の配置、及び押出し高さを変更することで、ゴムバンド52を受け部12cから押し出す順、及び時間差を容易に調整することができる。例えば、最も押出し高さの高い押出し部23を、図1等で示される位置とは異なる位置に配置し、残りの押出し部24、25及び26をフランジ部20の周方向に沿って配置してもよい。
<変形例>
以下、実施形態の変形例について説明する。
(第1変形例)
図13は、第1変形例を説明するための図である。図13において、上述した実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。なお、以下の説明ではフランジ部60、70、80及び90のみを示している。
第1変形例のフランジ部60は、4個の押出し部61、62、63及び64を備え、周方向に順に配置されている。押出し部61と押出し部64とは同じ押出し高さを有し、押出し部62と押出し部63とは同じ押出し高さを有する。すなわち、フランジ部60は、2種類の押出し高さの押出し部(押出し部61及び64のグループと押出し部62及び63のグループ)で構成される。第1変形例では、同じ押出し高さの押出し部61と押出し部64とが周方向に並んで配置されている。また、残りの他の2個の押出し部62と押出し部63とが周方向に配置されている。
第1変形例では、最初に、押出し部61と押出し部64とがゴムバンド52(不図示)を受け部12c(不図示)から押し出す。これにより、ゴムバンド52の2個の角領域が受け部12cから外れる。押し出されたゴムバンド52が内視鏡挿入部50に移動する。ゴムバンド52は残りの2個の受け部12cにより支持され、拡径される。
次いで、他の2個の押出し部62と押出し部63が、残りの2個の受け部12cからゴムバンド52を押し出す。これにより、ゴムバンド52の残りの2個の角領域が受け部12cから外れ、押し出されたゴムバンド52が内視鏡挿入部50に移動するので、内視鏡挿入部50にゴムバンド52を締結することができる。第1変形例では、ゴムバンド52を2箇所ずつ受け部12cから外しているので、衝撃を少なくでき、ゴムバンド52を受け部12cから安定して取り外すことができる。
(第2変形例)
図14は、第2変形例を説明するための図である。図14において、上述した実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2変形例のフランジ部70は、4個の押出し部71、72、73及び74を備え、周方向に順に配置されている。押出し部71と押出し部73とは同じ押出し高さを有し、押出し部72と押出し部74とは同じ押出し高さを有する。すなわち、フランジ部70は、2種類の押出し高さの押出し部(押出し部71及び73のグループと押出し部72及び74のグループ)で構成される。第2変形例では、4個の押出し部71、72、73及び74が、周方向に沿って交互に異なる高さの順に配置されている。
第2変形例では、最初に、押出し部71と押出し部73とがゴムバンド52(不図示)を受け部12c(不図示)から押し出す。これにより、ゴムバンド52の2個の角領域が受け部12cから外れる。次いで、他の2個の押出し部72と押出し部74が、残りの2個の受け部12cからゴムバンド52を押し出す。これにより、ゴムバンド52の残りの2個の角領域が受け部12cから外れる。ゴムバンド52が4個の受け部12cから外れ、ゴムバンド52を内視鏡挿入部50に締結することができる。第2変形例では、第1変形例と同様にゴムバンド52を2箇所ずつ受け部12cから外しているので、衝撃を少なくでき、ゴムバンド52を受け部12cから安定して取り外すことができる。第2変形例と第1変形例とでは、ゴムバンド52を受け部12cから外す順序が異なっている。ゴムバンド52の特性、内視鏡挿入部50の外径などを考慮して、ゴムバンド52を受け部12cから外す順序を適宜変更できる。
(第3変形例)
図15は、第3変形例を説明するための図である。図15において、上述した実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第3変形例のフランジ部80は、4個の押出し部81、82、83及び84を備え、周方向に順に配置されている。押出し部81と押出し部83と押出し部84とは同じ押出し高さを有し、残りの押出し部82は異なる押出し高さを有する。すなわち、フランジ部80は、2種類の押出し高さの押出し部(押出し部81、押出し部83及び押出し部84のグループと押出し部82のグループ)で構成される。
第3変形例では、最初に、押出し部81と押出し部83と押出し部84とがゴムバンド52(不図示)を受け部12c(不図示)から押し出す。これにより、ゴムバンド52の3個の角領域が受け部12cから外れる。次いで、残り1個の押出し部82が、残りの1個の受け部12cからゴムバンド52を押し出す。これにより、ゴムバンド52の残りの角領域が受け部12cから外れる。ゴムバンド52が4個の受け部12cから外れ、ゴムバンド52を内視鏡挿入部50に締結することができる。
第3変形例では、最初にゴムバンド52の3箇所を受け部12cから外し、次いで残りの1箇所を受け部12cから外すので、ゴムバンド52の4箇所を受け部12cから同時に外す場合と比較して衝撃を少なくでき、ゴムバンド52を受け部12cから安定して取り外すことができる。
なお、本例では、押出し部81、83及び84の押出し高さを、押出し部82の押出し高さより高く設定したが、その逆で、押出し部82の押出し高さを、押出し部81、83及び84の押出し高さより高くしてもよい。この場合、最初にゴムバンド52の1箇所が受け部12cから外れ、次いで残りの3箇所が受け部12cから外れる。
(第4変形例)
図16は、第4変形例を説明するための図である。図16において、上述した実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第4変形例のフランジ部90は、4個の押出し部91、92、93及び94を備え、周方向に順に配置されている。押出し部91と押出し部94とは同じ第1押出し高さを有する。押出し部92は第2押出し高さを有し、押出し部93は第3押出し高さを有する。第1押出し高さ、第2押出し高さ、及び第3押出し高さはそれぞれ異なっている。すなわち、フランジ部90は、3種類の押出し高さの押出し部(押出し部91及び押出し部94のグループと、押出し部92のグループと、押出し部93のグループ)で構成される。
第4変形例では、最初に、押出し部91と押出し部94とがゴムバンド52(不図示)を受け部12c(不図示)から押し出す。これにより、ゴムバンド52の2個の角領域が受け部12cから外れる。次いで、押出し部93が、受け部12cからゴムバンド52の1個の角領域を押し出す。最後に、残り1個の押出し部92が、残り1個の受け部12cからゴムバンド52の最後の角領域を押し出す。ゴムバンド52が4個の受け部12cから外れ、ゴムバンド52を内視鏡挿入部50に締結することができる。
第4変形例では、ゴムバンド52の2箇所を受け部12cから外し、次いで1箇所を受け部12cから外し、最後に残り1箇所を受け部12cから外している。したがって、ゴムバンド52を外す際の衝撃を少なくでき、ゴムバンド52を受け部12cから安定して取り外すことができる。なお、4個の押出し部91、92、93及び94が、3種類の押出し高さの押出し部で構成されていれば、その配置及び各押出し部の押出し高さは適宜設定することができる。
<その他の好ましい変形例>
本例では、装着装置が、4個のアームと、4個の押出し部を備えるフランジ部とを有する場合について説明したが、これに限定されない。装着装置は、少なくとの3個のアームと、少なくとも3個の押出し部を有し、少なくとも一つの押出し部が他の押出し部とは押出し高さが異なる構成であればよい。
例えば、3個のアームと3個の押出し部との組み合わせ、又は5個のアームと5個の押出し部との組み合わせ等、アームと押出し部の数を適宜選択することができる。
3個以上の押出し部は、押出し高さをすべて異ならせてもよいし、3個以上の押出し部を複数のグループに分け、グループごとに押出し高さを異ならせてもよい。3個以上の押出し部が、すべて異なる押出し高さを有する場合、フランジ部の円周方向に高さ順に配置することが好ましい。弾性筒状部材をフランジ部の円周方向に沿って順に受け部から外すことができる。上述の構成とすることにより、弾性筒状部材の捩じれを抑制し、弾性筒状部材を受け部から安定して外すことができる。
10 装着装置
12 アーム
12a アーム本体部
12b アーム中間部
12c 受け部
12d 揺動規制突起
13 取付軸
14 アーム保持ボス
14a 開口
14b 開口
15 アーム保持溝
16 可動筒
16a 開口
16b 開口
16c 先端面
16d スライド溝
16e 周面突起部
16f 受け部溝
16g 周縁面
17 係合孔
18 グリップ
20 フランジ部
21 溝部
22 切欠き
23 押出し部
23a 個別押出し部
23b 個別押出し部
24 押出し部
24a 個別押出し部
24b 個別押出し部
25 押出し部
25a 個別押出し部
25b 個別押出し部
26 押出し部
26a 個別押出し部
26b 個別押出し部
32 第1棒部材
34 第2棒部材
36 操作レバー
36a 先端部
36b バネ係止孔
36c 後端部
38 支持部材
40 取付ビス
42 取付部
42a バネ係止孔
44 取付軸
48 ねじりバネ
48a 端部
48b 端部
50 内視鏡挿入部
50a 先端
51 バルーン
51a 端部
51b 端部
51c 中央部
52 ゴムバンド
60 フランジ部
61 押出し部
62 押出し部
63 押出し部
64 押出し部
70 フランジ部
71 押出し部
72 押出し部
73 押出し部
74 押出し部
80 フランジ部
81 押出し部
82 押出し部
83 押出し部
84 押出し部
90 フランジ部
91 押出し部
92 押出し部
93 押出し部
94 押出し部
Ax 筒心方向

Claims (17)

  1. 弾性筒状部材を取り付け対象の棒状体の外径よりも拡径して、前記棒状体に外側から装着する弾性筒状部材の装着装置において、
    前記棒状体が挿入可能な可動筒と、
    前記可動筒を筒心方向に移動自在に保持する可動筒保持部材と、
    前記可動筒の外周に周方向に離して筒心方向に平行に配列され、前記可動筒の直径方向に揺動自在に、前記可動筒保持部材に一端部が取り付けられる3個以上のアームと、
    各前記アームの他端部に形成され、前記弾性筒状部材の内周面を受け、前記アームの揺動により、前記弾性筒状部材がセット可能な縮径状態、及び前記弾性筒状部材が前記棒状体に装着可能な拡径状態になる受け部と、
    前記可動筒の前記棒状体が挿入される先端側に設けられ、前記可動筒の先端面を形成するフランジ部であって、前記アームの通過を許容するフランジ部と、
    前記アームの位置毎に、前記先端面に形成された、前記弾性筒状部材を押し出すための3個以上の押出し部であって、少なくとも一つの押出し部が他の押出し部とは押出し方向の高さが異なる3個以上の押出し部と、
    前記可動筒保持部材に対し前記可動筒を相対移動させて、前記可動筒と前記アームとの係合により前記アームを揺動させ、前記受け部を前記縮径状態から前記拡径状態にした後に、前記押出し部の高さ順で、前記弾性筒状部材を前記押出し部により前記受け部から押し出すシフト機構と、
    を備える弾性筒状部材の装着装置。
  2. 前記3個以上の押出し部は、押出し方向の高さがすべて異なる、請求項1に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  3. 前記3個以上の押出し部は、前記フランジ部の周方向に沿って高さの順に配置される、請求項2に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  4. 前記フランジ部により画定され、前記フランジ部の径方向に延びる溝部が前記アームの通過を許容する、請求項1又は2に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  5. 前記押出し部は、前記溝部を挟んで両側に配置された一対の個別押出し部により構成される、請求項4に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  6. 前記3個以上のアームは、4個のアームで構成され、
    前記3個以上の押出し部は、4個の押出し部で構成される、請求項1に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  7. 前記4個の押出し部は、1個の押出し部のみが、他の3個の押出し部とは押出し方向の高さが異なる2種類の押出し部で構成される、請求項6に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  8. 前記4個の押出し部は、1個の押出し部と、他の2個の押出し部と、残りの1個の押出し部とが、押出し方向の高さが異なる3種類の押出し部で構成される、請求項6に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  9. 前記4個の押出し部は、2個の押出し部と、他の2個の押出し部とが、押出し方向の高さが異なる2種類の押出し部で構成される、請求項6に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  10. 前記4個の押出し部は、前記2個の押出し部が周方向に並んで配置され、前記他の2個の押出し部が周方向に配置される、請求項9に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  11. 前記4個の押出し部は、前記フランジ部の周方向に沿って交互に異なる高さの順に配置される、請求項9に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  12. 前記4個の押出し部は、押出し方向の高さがすべて異なる、請求項6に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  13. 前記4個の押出し部は、前記フランジ部の周方向に沿って高さの順に配置される、請求項11に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  14. 前記棒状体は内視鏡挿入部であり、前記弾性筒状部材は前記内視鏡挿入部に取り付けられるバルーンまたはバルーン取付用ゴムバンドである、請求項1又は2に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  15. 前記アームは、前記可動筒の外周面に当接して揺動が規制される揺動規制突起を前記一端部に有し、
    前記可動筒は、前記揺動規制突起が乗り上げて前記受け部を縮径状態にする周面突起部を有する、請求項1又は2に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  16. 前記フランジ部と前記3個以上の押出し部とは、一体成型品で構成される、請求項1又は2に記載の弾性筒状部材の装着装置。
  17. 弾性筒状部材を取り付け対象の棒状体の外径よりも拡径して、前記棒状体に外側から装着する弾性筒状部材の装着方法において、
    前記棒状体が挿入可能な可動筒と、
    前記可動筒を筒心方向に移動自在に保持する可動筒保持部材と、
    前記可動筒の外周に周方向に離して筒心に平行に配列され、前記可動筒の直径方向に揺動自在に、前記可動筒保持部材に一端部が取り付けられる3個以上のアームと、
    各前記アームの他端部に形成され、前記弾性筒状部材の内周面を受け、前記アームの揺動により、前記弾性筒状部材がセット可能な縮径状態、及び前記弾性筒状部材が前記棒状体に装着可能な拡径状態になる受け部と、
    前記可動筒の前記棒状体が挿入される先端側に設けられ、前記可動筒の先端面を形成するフランジ部であって、前記アームの通過を許容するフランジ部と、
    前記アームの位置毎に、前記先端面に形成された、前記弾性筒状部材を押し出すための3個以上の押出し部であって、少なくとも一つの押出し部が他の押出し部とは押出し方向の高さが異なる3個以上の押出し部と、を含む弾性筒状部材の装着装置を利用し、
    前記可動筒保持部材に対し前記可動筒を相対移動させて、前記可動筒と前記アームとの係合により前記アームを揺動させ、前記受け部を前記縮径状態から前記拡径状態にした後に、前記押出し部の高さ順で、前記弾性筒状部材を前記押出し部により前記受け部から押し出す、弾性筒状部材の装着方法。
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