JP2024017485A - 金属洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】常温でも十分な洗浄力を発揮するとともに、安全性が高い水系金属洗浄剤を提供することを目的としている。【解決手段】D体、L体あるいはラセミ体のリモネンと、HLBが9~16のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルなどの界面活性剤と、炭素数4以下のモノアルコールと水を含み、水が全体の70重量%~85重量%を占めることを特徴とする。【選択図】 なし

Description

本発明は、金属の冷間加工時や焼き入れ時等に付着する潤滑油や焼き入れ油などの油分や防錆のために塗布される防錆油などを金属材料表面から洗浄除去する場合に用いる水系の金属洗浄剤に関する。
現状使用されている工業用(金属)の水系の金属洗浄剤は主に界面活性剤、アルカリ剤、水で構成されていて、50~70℃程度に加温した状態で使用されるようになっている(たとえば、特許文献1,2)。
特許4824656号公報 特許7073655号公報
しかし、上記従来の洗浄剤の場合、洗浄力を発揮させるに
は、50~70℃程度に加温しなければならないため、エネルギーコストがかかる上、CO2の削減が叫ばれる昨今の情勢では好ましくない。
一方、常温で使用できる洗浄剤としてはシンナー、灯油、ガソリン等があるが、有機溶媒則や危険物にかかるため、使用場所や使用方法が限定され、機械工業用では使用しにくくなっている。
本発明は、上記事情に鑑みて、常温でも十分な洗浄力を発揮するとともに、安全性が高い水系金属洗浄剤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる水系金属洗浄剤は、リリモネンと、界面活性剤と、アルコールと、水を含み、かつ、水の配合割合が全体の70重量%であることを特徴とする水系金属洗浄剤ことを特徴としている。
水の配合割合の上限は、洗浄能力が確保できれば、安全性できるだけ多い方が好ましいが、貯蔵スペースを考慮すると水を85重量%以下とすることが好ましい。
また、本発明の水系金属洗浄剤は、洗浄対象などに応じてさらに現場において水でされに希釈して用いられてもよい。
本発明において、上記リモネンとしては、D体、L体、ラセミ体のいずれでも構わない。
なお、上記水の配合割合は、水系金属洗浄剤として使用時においての配合割合であって、濃縮原液を作製しておき、この濃縮原液を水で希釈して使用状態の水系金属洗浄剤とすることもできる。
本発明において、上記界面活性剤としては、HLBが、9~16の者を用いることが好ましい。
すなわち、HLBが9未満では、洗浄効果が不十分となる恐れがあり、HLBが16を超えると、リモネンがうまく溶けない恐れがある。
また、上記界面活性剤としては、特に限定されないが、たとえば、ノニオン系ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキレン酸エステルなどのノニオン系界面活性剤が挙げられる。
本発明において、上記アルコールとしては、炭素数4以下であるものが好ましく、3以下の物がより好ましい。
すなわち、アルコールの炭素数が大きくなると、リモネンが溶けにくくなる恐れがある。
また、上記アルコールとしては、イソプロピルアルコール、メチルアルコール、エチルアルコール、n-ブチルアルコールが挙げられ、これらが単独で、あるいは、複合して用いられてもよい。
本発明の水系金属洗浄剤は、アルカリ性を維持し、洗浄中の金属腐食を抑制するために、アルカリ性材料を含むことが好ましい。
上記アルカリ性材料としては、特に限定されないがトリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ケイ酸ナトリウムなどが挙げられ、これらが単独で、あるいは、複合して用いられてもよい。
本発明の水系金属洗浄剤は、特に限定されないが、上記界面活性剤とリモネンの配合比を、重量比で、界面活性剤:リモネン=7:0.8~2.0とすることが好ましい。
本発明の水系金属洗浄剤は、アルカリ性材料を含むことが好ましい。
すなわち、アルカリ性材料を含むことで洗浄後の金属材料への発錆を防止することができ、洗浄後の防錆処理が不要になる。
アルカリ性材料としては、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられ、これらが単独で、あるいは複合して用いられてもよい。
本発明の水系金属洗浄剤は、以上のように、リモネンと、界面活性剤と、アルコールと、水を含み、水が全体の70重量%~85重量%を占めるので、常温でも優れた洗浄力を備え、かつ、安全性が高い。
以下に、本発明を、その具体的な実施例と、比較例を参照しつつ詳しく説明する。
(実施例1)
全200重量部中、界面活性剤としてのポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)35重量部の界面活性剤と、リモネンとしての5重量部のD-リモネンと、アルコールとしての2.5重量部のイソプロピルアルコールを含み、残部が水となるように攪拌混合してサンプル洗浄剤原液1を得た。
そして、得られたサンプル洗浄剤原液1を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液1を作製した。
(実施例2)
D-リモネンを10重量部とした以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液2を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液2を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液2を作製した。
(実施例3)
D-リモネンを15重量部とした以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液3を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液3を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液3を作製した。
(実施例4)
D-リモネンを2.5重量部とした以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液4を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液4を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液4を作製した。
(実施例5)
イソプロピルアルコールを5重量部とした以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液4を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液5を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液5を作製した。
(実施例6)
イソプロピルアルコールを20重量部とした以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液6を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液6を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液6を作製した。
(実施例7)
全200重量部中、アルカリ性材料としてのトリエタノールアミンを2.5重量部の割合でさらに含む以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液7を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液7を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液7を作製した。
(実施例8)
全200重量部中、アルカリ性材料としてのトリエタノールアミンを5重量部の割合でさらに含む以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液8を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液8を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液8を作製した。
(実施例9)
リモネンとして、D-リモネンに代えて、L-リモネンを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液9を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液9を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液9を作製した。
(実施例10)
リモネンとして、D-リモネンに代えて、D,L-リモネン(ジペンテン)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液10を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液10を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液10を作製した。
(実施例11)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB14.8)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液11を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液11を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液11を作製した。
(実施例12)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ライオン社製HLB12.5)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液12を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液12を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液12を作製した。
(実施例13)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ライオン社製HLB9.5)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液13を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液13を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液13を作製した。
(実施例14)
アルコールとして、イソプロピルアルコールに代えて、メチルアルコールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液14を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液14を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液14を作製した。
(実施例15)
アルコールとして、イソプロピルアルコールに代えて、エチルアルコールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液15を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液15を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液15を作製した。
(実施例16)
アルコールとして、イソプロピルアルコールに代えて、n-ブチルアルコールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液16を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液16を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液16を作製した。
(実施例17)
全200重量部中、アルカリ性材料としての水酸化ナトリウム3%水溶液を5重量部の割合でさらに含む以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液17を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液17を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液17を作製した。
(実施例18)
全200重量部中、アルカリ性材料としての水酸化カリウム1%水溶液を5重量部の割合でさらに含む以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液18を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液18を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液18を作製した。
(比較例1)
D-リモネンおよびアルコールを配合しなかった以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液19を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液19を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液19を作製した。
(比較例2)
アルコールを配合しなかった以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液20を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液20を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液20を作製した。
(比較例3)
D-リモネンを配合しなかった以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液21を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液21を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液21を作製した。
(比較例4)
D-リモネンに代えて、テルペン類であるテルピネオールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液22を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液22を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液22を作製した。
(比較例5)
D-リモネンに代えて、テルペン類であるP-シメンを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液23を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液23を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液23を作製した。
(比較例6)
D-リモネンに代えて、テルペン類であるリナロールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液24を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液23を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液24を作製した。
(比較例7)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(第一工業製薬社製HLB8.4)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液25を得たのち、実施例1と同様に、得られたサンプル洗浄剤原液25を、水で原液濃度が5重量%となるように薄めて、サンプル洗浄液25を作製したが、リモネンが溶け込んでおらず、白濁(エマルションほい)し、とろみがでてきた。
(比較例8)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ソルビタンモノオレエート(第一工業製薬社製HLB4.3)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液をようとしたが、エマルション化してもすぐ分離し、実用性に乏しいことがわかった。
(比較例9)
界面活性剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル(第一工業製薬社製HLB13)に代えて、ポリオキシソルビタンモノココレエート(第一工業製薬社製HLB16.7)を用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液を得ようとしたが、エマルション化すらせずにリモネンがそのまま分離して液面に浮いており、実用性に乏しいことがわかった。
(比較例10)
アルコールとして、イソプロピルアルコールに代えて、1-ヘキシルアルコールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液を得ようとしたが、アルコールが溶けず、実用性に乏しいことがわかった。
(比較例11)
アルコールとして、イソプロピルアルコールに代えて、オレイルアルコールを用いた以外は、実施例1と同様にサンプル洗浄剤原液を得ようとしたが、アルコールが溶けず、実用性に乏しいことがわかった。
(実験1)
上記実施例1~18で得られたサンプル洗浄液1~18と、比較例1~7で得られたサンプル洗浄液1~7のようにして得たサンプル洗浄剤原液19~25について、以下のようにしてそれぞれの目視による洗浄性能、セロハンテープの粘着性、および液切れ性を調べ、その結果を表1に示した。
(目視による洗浄性能評価)
上記サンプル洗浄液1~25を、それぞれ室温(約20℃)に保持するとともに、洗浄対象としての焼き入れ油付きの鋼製の円盤状ギヤーを、その回転軸がほぼ水平方向に向くように吊下げ治具で吊るした状態で、回転軸に平行な方向の2面にそれぞれ2分間、上面から1分間の計5分間、3L/分の噴射量で、洗浄対象から10~15cm離れた位置から洗浄液をシャワーから噴射して洗浄を行った。
その後、各サンプル洗浄液1~25を水で0.1%の濃度に薄めた仕上げ洗浄液に洗浄対象を浸漬し、仕上げ洗浄液中で3回程度振ってすすぎを行ったのち、仕上げ洗浄液から取り出し、エアーブローして表面の水分を飛ばした。
そして、目視で洗浄後のギヤー表面に油残りの有無を調べ、目視では油残りが認められない場合を○、目視で油汚れが認められる場合を×と評価した。
(セロハンテープの粘着性評価)
サンプル洗浄液1~25を用いて、上記目視による洗浄性能評価と同様にして、ギヤーを洗浄したのち、エアーブローして表面の水分を飛ばした。
つぎに、洗浄後のギャー表面に、セロハンテープがギヤー端部からその一部がはみ出るように貼り付けたのち、セロハンテープのギヤー端部からはみ出た部分を手で持ち、ギヤー表面に平行方向にセロハンテープを引っ張り、セロハンテープが外れない場合を○、セロハンテープが接着するものの、引っ張り力を大きくするとすべる場合を△、セロハンテープがギヤー表面に接着しない場合を×と評価した。
(液切れ性評価)
サンプル洗浄液1~25を用いて、上記目視による洗浄性能評価と同様にして、ギヤーを洗浄したのち、エアーブローを行う前に、表面に付着している水分を目視で確認した。
表面に残った水分が部品から下に垂れて落ちている場合を○、垂れて落ちているものの、一部液だまりができているものを△、水分が表面に滞る、あるいは、部品下部に液だまりを作っている場合を×と評価した。
Figure 2024017485000001
上記表1から本発明の水系金属洗浄剤は、常温でも優れた洗浄性を発揮することがよくわかる。
すなわち、常温で洗浄できるため、エネルギーコストを低減できることがわかる。
また、多量の水からなるため、安全で、有機溶媒則や危険物にかからないため、使用場所や使用方法が制限されることがない。
なお、サンプル洗浄液2については、数日放置すると、安定性が少し悪くなる傾向があることがわかった。
サンプル洗浄液3については、建浴時は洗浄性能が十分確保することができるのであるが、攪拌しないと、1日程度で分離することがわかった。
サンプル洗浄液13については、完全に混ざるまでに1日程度の攪拌が必要であることがわかった。

Claims (6)

  1. リモネンと、界面活性剤と、アルコールと。水を含み、水が全体の70重量%を占めることを特徴とする水系金属洗浄剤。
  2. 前記界面活性剤のHLBが、9~16である請求項1に記載の水系金属洗浄剤。
  3. 前記アルコールが、炭素数4以下のモノアルコールである請求項1または請求項2に記載の水系金属洗浄剤。
  4. アルカリ性材料を含む請求項1または請求項2に記載の水系金属洗浄剤。
  5. アルカリ性材料がトリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムからなる群より選ばれた少なくともいずれか1種である請求項4に記載の水系金属洗浄剤。
  6. 前記界面活性剤とリモネンの配合比が、重量比で、界面活性剤:リモネン=7:0.8~2.0である請求項1または請求項2に記載の水系金属洗浄剤。
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