JP2024016465A - 筒体のフランジ接合構造及び接合方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の製品に比べてコストを抑え、フランジの接合強度も確保できる筒体のフランジ接合構造及び接合方法を提供する。【解決手段】リニアブッシュ1は、金属製の筒体2と、金属製で環状のフランジ3と、金属製の内部固定リング4を備える。筒体2の外周面には、フランジ3の内周面と対面する第1接合部21に、周方向に沿って第1溝22を有する。フランジ3の内周面には、筒体2の外周面と対面する第2接合部31に第2溝32を有する。内部固定リング4は、略C字状に形成されており、第1溝22及び第2溝32に装着される。第1接合部21、第2接合部31及び内部固定リング4は、熱硬化性接着剤で接着される。当該構成により、ろう付けよりも低コストで、樹脂フランジ等に比べて強度が高いリニアブッシュ1が提供される。【選択図】図1
Description
本発明は、筒体にフランジを接合する構造及び接合方法及び接合方法に関する。
筒体にフランジが設けられた製品として、リニアブッシュ(直動軸受)やリニアボールベアリング等が知られている。従来のこの種の製品としては、円柱状や筒状の金属部材から削り出し加工を行って筒体にフランジを一体形成したものや、金属製の筒体に金属製のフランジをろう付けして一体としたものがある。
また、特許文献1には、金属製の筒体を金型に配置し、筒体の外周に樹脂成形でフランジを設ける技術が開示されている。当該技術によれば、フランジは、筒体と金型による一体成形により形成できるため、フランジの形成が容易になるとされている。
従来の製品は、削り出し加工でフランジを形成する場合、材料の多くが削られて無駄になり、加工の作業コストも高いという不都合がある。また、フランジをろう付けする場合も、材料コスト、熱処理コスト及びフランジの研磨コスト等の加工コストが問題となっている。特許文献1に記載の製品は、コストという点では優れているものの、フランジが樹脂となるため、フランジの強度やフランジと筒体との接合強度に問題がある。
本発明は、従来の製品に比べてコストを抑えることができると共に、フランジの強度や接合強度も確保が可能な筒体のフランジ接合構造及び接合方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の接合構造は、筒体の外周面と、環状のフランジの内周面とを接合する接合構造であって、前記筒体は、前記フランジの内周面と対面する第1接合部に、周方向に沿って設けられた第1溝を有し、前記フランジは、前記筒体の外周面と対面する第2接合部に、周方向に沿って設けられた第2溝を有し、前記第1接合部と前記第2接合部が対面した状態で前記第1溝と前記第2溝に装着される内部固定リングを備え、少なくとも前記第1接合部と前記第2接合部が接着剤により接着されてなることを特徴とする。
本発明の筒体のフランジ接合構造によれば、筒体とフランジが接着剤で接合される。また、筒体の第1接合部には第1溝が形成され、フランジの第2接合部には第2溝が形成されて、これらの溝に内部固定リングが装着されている。この接着剤と内部固定リングにより、製品に必要な強度を確保することができる。また、当該接合構造により、筒体にフランジをろう付けする場合に比べて材料コスト及び加工コストを低減させることができる。
また、本発明の筒体のフランジ接合構造において、前記内部固定リングは、弾性により前記第1溝の外周面に付勢され、前記内部固定リングの内周面と前記第1溝の底面が接着剤により接着されるようにしてもよい。当該構成によれば、筒体とフランジとの接合強度をより向上させることができる。
また、本発明の筒体のフランジ接合構造において、前記筒体の軸方向における前記内部固定リングの幅は、前記第1接合部と前記第2接合部との接合箇所の軸方向の長さに対して15%以上30%未満に形成することが好ましい。内部固定リングの幅が15%未満になると、リングとしての強度が確保できず、接合強度が低下し、内部固定リングの幅が30%以上では第1接合部と第2接合部との接合面積が不足して接合強度が低下する。よって、内部固定リングの幅を当該範囲内とすることで、筒体とフランジとの接合強度を所定の範囲に保つことができる。
また、本発明の筒体のフランジ接合方法は、筒体の外周面と、環状のフランジの内周面とを接合する接合方法であって、前記筒体は、前記フランジの内周面と対面する第1接合部に、周方向に沿って設けられた第1溝を有し、前記フランジは、前記筒体の外周面と対面する第2接合部に、周方向に沿って設けられた第2溝を有し、前記第1接合部と前記第2接合部が対面した状態で前記第1溝と前記第2溝に装着される内部固定リングを用意し、前記フランジの前記第2溝に前記内部固定リングを装着し、前記内部固定リングの内径を広げて前記内部固定リングの内径を前記筒体が挿入可能な状態に広げる仮装着工程と、前記内部固定リングの内径を広げた状態で前記筒体を前記フランジに向けて挿入し、前記内部固定リングを前記第1溝及び前記第2溝に装着する内部固定リング装着工程と、少なくとも前記第1接合部又は前記第2接合部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記第1接合部と前記第2接合部を対面させた状態で前記接着剤を硬化させる接着剤硬化工程を備えることを特徴とする。
本発明の筒体のフランジ接合方法によれば、内部固定リングを容易に第1溝及び第2溝に装着し、筒体とフランジとを接合することができる。本発明の筒体のフランジ接合方法においては、接着剤塗布工程は、内部固定リング装着工程後に第1接合部と第2接合部とが対面している端部に接着剤を塗布し、第1接合部と第2接合部との間の毛管現象により第1接合部と第2接合部との間に接着剤を塗布してもよい。或いは、接着剤塗布工程を仮装着工程の前、又は仮接着工程と内部固定リング装着工程との間において、第1接合部又は第2接合部の一方又は双方の表面に接着剤を塗布するようにしてもよい。
本発明によれば、従来の製品に比べてコストを抑えることができると共に、フランジの強度や接合強度も確保が可能な筒体のフランジ接合構造及び接合方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態の一例である筒体とフランジとの接合構造及び接合方法について、図1~図7を参照して説明する。本実施形態の接合構造及び接合方法は、図1及び図2に示すリニアブッシュ1の筒体2とフランジ3との接合に用いられる。
図1及び図2に示すように、本実施形態のリニアブッシュ1は、金属製の筒体2と、金属製で環状のフランジ3と、金属製の内部固定リング4を備えている。これらの部材の材質は、SUS440C、或いは、SUJ2(高炭素クロム軸受け鋼鋼材)等のリニアブッシュに広く用いられている材質を用いることができる。
リニアブッシュ1は、筒体2の内周面に、装着されるシャフトの表面を転動するボールがホルダによって保持された構成となっているが、筒体2の内周面の機構については、図示を省略している。
また、本実施形態のリニアブッシュ1は、組立前は図2に示す状態となっている。筒体2の外周面には、フランジ3の内周面と対面する第1接合部21が設けられている。また、筒体2の軸方向において、第1接合部21の中央付近には、周方向に沿って第1溝22が形成されている。
フランジ3は環状の部材であり、その内周面には、筒体2の外周面と対面する第2接合部31が設けられている。また、第2接合部31の中央付近には、周方向に沿って第2溝32が形成されている。本実施形態におけるフランジ3には、フランジ3と装置等の固定対象にボルトで接続可能なザグリが形成された取付孔33が4箇所に形成されている。
内部固定リング4は、環状でその一部が切断された略C字状に形成されており、図3に示すように、筒体2の軸方向の幅4Wは第1溝22及び第2溝32とほぼ同じ幅に形成されている。また、内部固定リング4の幅4Wは、第1接合部21と第2接合部31の接合箇所の軸方向の長さLに対して15%以上30%未満に形成している。
また、内部固定リング4の内径は、第1溝22の外径よりも小さくなるように形成されている。また、図3に示すように、内部固定リング4の厚さ4Tは、第1溝22の深さよりも厚く形成され、第1溝22に装着された際に、筒体2の外周面から外方に突出する厚さに形成されている。
一方で、内部固定リング4の厚さ4Tは、第2溝32の深さ32Dよりも薄く形成されている。従って、内部固定リング4が第2溝32に装着されてその内径を第2接合部31の内径と同寸法に拡径されたときは、第2溝32の内部に収納されるようになっている。
次に、本実施形態の筒体2とフランジ3との接合構造の詳細について、図3を参照して説明する。図3に示すように、筒体2の外周面の第1接合部21は、フランジ3の内周面の第2接合部31と対面し、密着している。この第1接合部21と第2接合部31とは、熱硬化性接着剤により接着されている。
内部固定リング4は、第1溝22に装着され、自身の弾性によりその内周面4aが第1溝22の底面22bに付勢されて密着しており、両者は接着剤により接着されている。内部固定リング4の側面は、第1溝22の側面と第2溝32の側面の一部に密着しており、各面が接着剤により接着されている。
本実施形態の接合構造において用いられている接着剤は、熱硬化性の接着剤であり、本実施形態では、一液エポキシ加熱硬化型接着剤を用いている。ここで、リニアブッシュ1には、耐熱性が求められる製品と、耐熱性がさほど求められていない製品がある。耐熱性が求められる製品の場合、接着剤としては、3M社の構造用接着剤EW2034、EW2045或いはEW2046等を使用することができる。耐熱性がさほど求められていない製品の場合、接着剤として、同社のEW2010又はSW2214等を使用することができる。
次に、本実施形態のリニアブッシュ1における筒体2とフランジ3との接合方法について説明する。まず、洗浄工程として、筒体2の外周面、フランジ3の内周面及び内部固定リング4の表面を洗浄・脱脂する。
次に、仮装着工程として、筒体2及びフランジ3に加えて内部固定リング4を用意し、フランジ3に内部固定リング4を仮装着する。具体的には、図4(A)及び(B)に示すように、フランジ3の第2溝32の内部に内部固定リング4を挿入する。内部固定リング4の内径は、筒体2の第1溝22の外径よりも小さくなるように形成されているため、内部固定リング4が第2溝32内に挿入されても第2溝32から内部固定リング4が内方に突出する状態となる。
この状態から、図4(B)に示すように、拡径ジグ6をフランジ3の内部に挿入し、内部固定リング4の内径を筒体2が挿入可能となるように広げる。拡径ジグ6は、先端が基端側よりも細くなった大略円錐台形状であり、基端部の最大径を有する部分の外径が、筒体2の外径とほぼ同径となるように形成されている。
次に、図5(A)に示すように、拡径ジグ6の基端部に筒体2を当接させ、拡径ジグ6が上方となるようにこれらの部材をセットする。この状態から、円筒状の押圧ジグ7を拡径ジグ6及びフランジ3に装着する。押圧ジグ7は、先端の押圧面7aでフランジ3を押圧し、内部の貫通孔7bの内径が拡径ジグ6及び筒体2を挿通可能となるように形成されている。
次に、内部固定リング装着工程として、図5(B)に示すように、拡径ジグ6で保持されているフランジ3を、押圧ジグ7によって押圧し、筒体2の第1接合部21にフランジ3の第2接合部31が対面する位置まで移動させる。このとき、内部固定リング4は、拡径ジグ6の外周面から筒体2の第1接合部21の表面に移動され、第1溝22の位置に移動された際に、自身の弾性によって第1溝22の内部に嵌め込まれる。この内部固定リング装着工程により、筒体2、フランジ3、及び内部固定リング4は、図3に示す状態となる。
次に、接着剤塗布工程として、図6(A)に示すように、筒体2とフランジ3の接合部、即ち、第1接合部21と第2接合部31が対面している箇所に、ノズル等を用いて接着剤5を塗布する。接着剤5は、第1接合部21と第2接合部31との間の毛管現象により、第1接合部と第2接合部との間に浸透する。接着剤5が、第1接合部と第2接合部との間に浸透した後は、筒体2及びフランジ3の接合箇所から接着剤がはみ出ている接着剤5を溶剤を用いて除去するようにしてもよい。
次に、接着剤硬化工程により、接着剤5の硬化を行う。具体的には、図7に示す直角度を保つための直角ジグ8により、筒体2及びフランジ3の直角度を維持した状態で、恒温槽によって熱硬化性樹脂を硬化させる。直角ジグ8は、天面8aとV字面8bとが直角に形成されており、ステー8cで筒体2をV字面8bに固定し、フランジ3の取付孔33を介して天面8aにボルト8dで固定することにより直角度を確保している。
このように、直角ジグ8を用いて接着剤を熱硬化させることにより、筒体2の軸方向とフランジ3の取付面との直角度が確保されるため、筒体2とフランジ3との直角度を出すための追加研磨が不要となる。
以上の方法により、金属製の筒体2と金属製のフランジ3とを接着剤を用いて接合し、リニアブッシュ1を形成することができる。本実施形態のリニアブッシュ1の強度を検査したところ、ろう付けを行った製品に対しては強度は低下するものの、筒体とフランジとをねじ結合している製品や、金属製の筒体に合成樹脂製のフランジを一体成形した製品の平均値と比較して5倍程度の強度を示した。
本実施形態の筒体2とフランジ3との接合構造及び接合方法によれば、フランジ3を筒体2にろう付けする場合に比べて以下のような利点がある。まず、ろう付けの場合、ろう付け処理の後に、焼き入れ処理、粗円筒処理、内部研磨処理を行っている。このような処理は、単に筒体2やフランジ3の単体に同様の処理をする場合に比べて、大型の設備等が必要となり、作業も煩雑となる。
これに対して、本実施形態の筒体2とフランジ3との接合構造及び接合方法によれば、焼き入れ処理、粗円筒処理、内部研磨処理を接着工程の前に行うことができる。従って、これらの工程を、筒体2、フランジ3それぞれ単体で行うことができるので、大型の設備が不要で、作業も容易となる。このように、本実施形態の筒体2とフランジ3との接合構造及び接合方法によれば、低コストで強度の高い製品を提供することができる。
なお、上記実施形態において、筒体2とフランジ3との接合構造の例として、リニアブッシュ1を例にして説明したが、これに限らず、筒体とフランジを有する製品であれば、シャフトホルダやリニアボールベアリング等の他の製品に用いてもよい。
また、上記実施形態において、第1接合部21及び第2接合部31の表面をショットブラスト等を用いて粗面化してもよく、接着剤による接着力が高まるような化学処理等を施してもよい。また、内部固定リング4の表面や、第1溝22及び第2溝32の表面も上記と同様に粗面化等の処理を行ってもよい。このような処理を施すことで、さらに接着剤の接着力を強化することができる。
また、上記実施形態では、リニアブッシュ1について、フランジ3の外部の形状が円形の丸フランジタイプを例にして説明したが、これに限らず、環状であれば、外部の形状が四角形の角フランジ、丸フランジの側面が平行に切削された二面フランジ等、任意の外径のフランジに適用することができる。
また、上記実施形態では、リニアブッシュ1について、フランジ3の端部と筒体2の端部が一致した標準タイプのリニアブッシュ1について説明したが、これに限らず、フランジ3の端部から筒体2の端部が突出するインロータイプのリニアブッシュや、筒体2の軸方向の略中央にフランジ3が設けられるセンターフランジタイプのリニアブッシュに適用することもできる。
また、本実施形態の接合方法において、接着剤塗布工程は、仮装着工程の前に行ってもよい。その際、図6(B)に示すように、筒体2の外周面における第1接合部21に接着剤5を塗布する。このとき、第1溝22の内部にも接着剤5が塗布されるようにしてもよい。なお、図6(B)では、筒体2の外周面の一点鎖線の位置から第1溝22側の部分が第1接合部21となっている。また、接着剤塗布工程は、仮装着工程の後、内部固定リング装着工程の前に行ってもよい。この場合も筒体2の外周面における第1接合部21に接着剤5を塗布すればよい。
また、本実施形態の接合方法において、内部固定リング4の内径を筒体2が挿入可能となるように広げる際に拡径ジグ6を用いたが、これに限らず、内部固定リング4の内径を広げて保持可能な部材であれば他の部材を用いることができる。
また、本実施形態の接合方法において、拡径ジグ6で保持されているフランジ3を、押圧ジグ7によって押圧し、筒体2の第1接合部21にフランジ3の第2接合部31が対面する位置まで移動させているがこれに限らず、フランジ3を筒体2に対して移動させることができる手段であれば、他の手段を用いることができる。
さらに、本実施形態の接合方法において、直角ジグ8を用いて筒体2とフランジ3との直角度を確保しているが、これに限らず、両者の直角度を出せる設備であれば、他の設備を用いてもよい。
1…リニアブッシュ
2…筒体
3…フランジ
4…内部固定リング
5…接着剤
21…第1接合部
22…第1溝
31…第2接合部
32…第2溝
2…筒体
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Claims (4)
- 筒体の外周面と、環状のフランジの内周面とを接合する接合構造であって、
前記筒体は、前記フランジの内周面と対面する第1接合部に、周方向に沿って設けられた第1溝を有し、
前記フランジは、前記筒体の外周面と対面する第2接合部に、周方向に沿って設けられた第2溝を有し、
前記第1接合部と前記第2接合部が対面した状態で前記第1溝と前記第2溝に装着される内部固定リングを備え、
少なくとも前記第1接合部と前記第2接合部が接着剤により接着されてなることを特徴とする接合構造。 - 請求項1に記載の接合構造であって、
前記内部固定リングは、弾性により前記第1溝の外周面に付勢され、前記内部固定リングの内周面と前記第1溝の底面が接着剤により接着されてなることを特徴とする接合構造。 - 請求項1又は2に記載の接合構造であって、
前記筒体の軸方向における前記内部固定リングの幅は、前記第1接合部と前記第2接合部との接合箇所の軸方向の長さに対して15%以上30%未満に形成されていることを特徴とする接合構造。 - 筒体の外周面と、環状のフランジの内周面とを接合する接合方法であって、
前記筒体は、前記フランジの内周面と対面する第1接合部に、周方向に沿って設けられた第1溝を有し、
前記フランジは、前記筒体の外周面と対面する第2接合部に、周方向に沿って設けられた第2溝を有し、
前記第1接合部と前記第2接合部が対面した状態で前記第1溝と前記第2溝に装着される内部固定リングを用意し、
前記フランジの前記第2溝に前記内部固定リングを装着し、前記内部固定リングの内径を広げて前記内部固定リングの内径を前記筒体が挿入可能な状態に広げる仮装着工程と、
前記内部固定リングの内径を広げた状態で前記筒体を前記フランジに向けて挿入し、前記内部固定リングを前記第1溝及び前記第2溝に装着する内部固定リング装着工程と、
少なくとも前記第1接合部又は前記第2接合部に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
前記第1接合部と前記第2接合部を対面させた状態で前記接着剤を硬化させる接着剤硬化工程を備えることを特徴とする接合方法。
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