JP2024016269A - 作業車両の故障診断システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

作業車両の故障診断システムおよびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時間的ロスを抑えて効率良く作業車両の不具合原因を特定する故障診断システムを提供する。【解決手段】故障診断システムは、作業車両5の複数の装備品の作動に用いられる制御部10と、制御部と通信接続される携帯端末20と、携帯端末と無線通信により接続されるサーバ30とを備える。サーバは、装備品の故障診断リスト34を生成するリスト生成部33と、故障診断リストを携帯端末に送信するサーバ側通信部31とを有する。携帯端末は、作業車両の識別情報を取得する取得部27と、故障診断リストに基づく診断信号を制御部に送信し、診断信号に基づいて制御部を作動させて得られる作動情報38を制御部から受信する第一通信部21Aと、作動情報に基づいて装備品の故障を判断する判断部28と、取得部および判断部で得られた情報をサーバに送信する第二通信部とを有する。故障診断リストは識別情報に基づいて生成される。【選択図】図2

Description

本発明は、作業車両の故障診断システム、および故障診断システムの端末装置を機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
従来作業車両として、土砂等を運搬するダンプトラック、荷物を吊り上げるクレーン車、塵芥を収集する塵芥収集車等が知られている。作業車両の可動装置に不具合が発生した場合、作業車両のユーザで対応困難な場合が多いため、一般的にユーザは修理業者に修理を依頼する。依頼を受けた修理業者は、不具合が発生した可動装置を実際に作動させて確認することで、不具合原因を特定する。作業車両の不具合特定方法として、例えば特許文献1のように、故障診断支援用コンピュータを対象車両に接続して行うことが知られている。特許文献1では、対象車両に故障診断支援用コンピュータを接続して操作することで、故障診断支援用コンピュータから対象車両のコントローラに、可動装置の動作再現指令が入力される。そのときの入出力信号データを、正常動作に係る入出力信号データと比較することで不具合原因を特定する。
特許5391090号公報
一般的に作業車両は、ユーザの要望に応じて様々なオプションを搭載して構成され、一台一台の仕様が異なっている。このため、特許文献1のように、故障診断支援用コンピュータにより動作再現指令を入力する際、対象車両の仕様を正確に把握しておいて、その仕様に合った動作再現指令を選択して入力しなければならない。また、特許文献1の方法では、対象車両の構造を理解していないと、入出力信号データを正常動作に係る入出力信号データと比較しても、不具合原因を特定することが困難である。
よって、従来、不具合原因を特定するために、作業車両の仕様、構造に精通した修理業者等が対象車両の現場に移動するか、または修理業者の修理場まで作業車両を移動させる必要がある。こうした移動の時点では不具合原因を特定できておらず、当然ながら現場に到着してからの原因特定となるため、特定してから必要な交換部品や作業機器などを準備することになる。特に、修理業者が現場と修理場をこうした準備のためだけに往復するケースも生じ得る。したがって、ユーザが不具合に気付いてからその原因を特定するまでに加え、特定した不具合原因に対処開始するまでに時間的ロスが生じるという課題がある。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであって、時間的ロスを抑えて効率良く作業車両の不具合原因を特定する作業車両の故障診断システムおよびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る作業車両の故障診断システムは、作業車両に設けられた複数の装備品の作動に用いられる制御部と、当該制御部と通信接続される携帯端末と、当該携帯端末と無線通信により接続されるサーバと、を備える。前記サーバは、前記装備品の故障診断リストを生成するリスト生成部と、前記故障診断リストを前記携帯端末に送信するサーバ側通信部とを有する。前記携帯端末は、前記作業車両の識別情報を取得する取得部と、前記故障診断リストに基づく診断信号を前記制御部に送信し、前記診断信号に基づいて前記制御部を作動させて得られる作動情報を前記制御部から受信する第一通信部と、前記作動情報に基づいて前記装備品の故障を判断する判断部と、前記取得部および前記判断部に接続されてそれぞれで得られた情報を前記サーバに送信する第二通信部とを有する。前記故障診断リストは、前記識別情報に基づいて生成される。ここで「装備品」は、作業車両に標準的に搭載される装置、および、追加的に搭載される装備、部品等を広く含むものであり、例えば塵芥収集車では、標準的に搭載される可動装置として塵芥積込装置や塵芥排出装置等がある。また、塵芥収集車のオプションとしては、塵芥容器反転装置、車載重量計、作業中看板、巻き込まれ被害軽減装置等がある。
上記作業車両の故障診断システムによれば、個々の作業車両を識別するための識別情報が携帯端末からサーバに送信され、サーバにおいて、識別情報に基づいて故障診断リストが生成される。また、携帯端末の判断部において、故障診断リストに基づく診断信号により制御部を作動させ、その作動情報を基に装備品の故障が判断される。さらに、携帯端末からサーバに、故障に関する判断情報が送信される。この携帯端末を作業車両のユーザが使用すれば、ユーザは、作業車両の現場に修理業者が到着するのを待たなくても装備品の故障を判断することができ、装備品の故障を判断するまでの間の時間的ロスを抑えることができる。また、作業車両を識別する識別情報に基づいて故障診断リストが生成されるので、一台一台の仕様が異なる作業車両の故障診断リストを正確に作成でき、その故障診リストに基づいて作業車両の故障診断を的確に行うことができる。さらに、例えば、修理業者が、作業車両の現場に移動する前にサーバにアクセスして第二通信部から送信された情報(装備品の故障に関する情報および作動情報)を確認すれば、交換部品や作業機器などの準備をした上で現場に移動できる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記作業車両には、前記識別情報を含んだ識別体が取り付けられている。前記携帯端末は、前記識別体を読み取る読取部を備えている。前記取得部は、前記読取部を前記識別体に接近させて読み取った前記識別体を基に前記識別情報を取得するように構成されている。
上記態様によれば、携帯端末を持ったユーザが作業車両の識別情報を取得する際、その作業車両の識別体近傍に移動して携帯端末の読取部を識別体に接近させる。このため、識別情報を取得する作業車両をユーザが実際に見て確認することになるので、意図しない作業車両の識別情報を誤って取得することを防止できる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記携帯端末は、前記判断部の判断情報を表示する表示部を有している。
上記態様によれば、装備品の故障を判断した判断情報(例えば「開閉装置に不具合があります」等)が携帯端末の表示部に表示されるので、ユーザは当該表示部を見ることで故障の有無および故障個所を把握できる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記装備品は、複数の装備品候補の中から選択されて前記作業車両に備えられたものである。前記サーバは、それぞれの前記装備品候補に対応して前記装備品候補を故障診断するための個別診断リストを記憶する記憶部を備える。 前記リスト生成部は、前記識別情報に基づいて前記個別診断リストを組み合わせて前記故障診断リストを生成するように構成されている。
上記態様によれば、サーバの記憶部にそれぞれの装備品候補に対応した個別診断リストが記憶され、識別情報に基づいて個別診断リストを組み合わせて故障診断リストを生成する。このため、一台一台搭載する装備品が異なる作業車両に対応した故障診断リストを生成することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記故障診断リストは、前記診断信号に基づいて前記制御部が前記装備品へ出力する出力信号と前記出力信号の出力に基づいて前記制御部に入力される正規の入力信号との関係を示す信号入出力情報を含んでいる。
上記態様によれば、例えば診断信号に基づいて制御部を作動させた作動情報を、制御部から装備品への出力信号と制御部への入力信号との関係として取得する場合、この作動情報と信号入出力情報と比較することで、装備品の故障を簡単且つ的確に把握することができる。
本発明に係るコンピュータプログラムは、第一通信部と第二通信部と演算部とを有する携帯端末を、作業車両における複数の装備品のデータを有するサーバと前記作業車両の制御部との間で通信する故障診断システムの端末装置として機能させるためのコンピュータプログラムである。前記携帯端末の前記演算部を、前記制御部の作動情報に基づいて前記装備品の故障を判断する判断部、前記作業車両の識別情報を取得する取得部、として機能させ、前記演算部を、前記第一通信部を介して、前記データに基づく診断信号を前記制御部に送信するとともに前記診断信号に基づき前記制御部が作動した結果を前記作動情報として前記制御部から受信し、前記第二通信部を介して、前記判断部と前記取得部との情報を前記サーバに送信するように機能させる。ここで「データ」は、装備品を故障診断するめのデータである。
上記のコンピュータプログラムによれば、携帯端末の演算部が、前記制御部の作動情報を基に装備品の故障を判断するように判断部を機能させる。そして、演算部を、第二通信部を介して、判断部の判断に関する情報をサーバに送信するように機能させる。このように、携帯端末が装備品の故障を判断するので、故障判断のために作業車両の現場に修理業者が到着するのを待つ必要がなく、故障を判断するまでの時間的ロスを抑えることができる。また、例えば修理業者がサーバにアクセスして、第二通信部を介して送信された情報(判断部の判断に関する情報)を確認できるので、交換部品や作業機器などの準備をした上で現場に移動できる。
以上のように、本発明によれば、ユーザは、作業車両の現場に修理業者が到着するのを待たなくても装備品の故障を判断することができるので、装備品の故障を判断するまでの間の時間的ロスを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る故障診断システムの構成図である。 作業車両の制御系統を模式的に示したブロック図である。 実施形態に係る故障診断システムのブロック図である。 実施形態に係る故障診断方法を利用して作業車両の故障診断を行うフローチャートである。 携帯端末の正面図であって、(a)は作業車両の制御部と接続される前の図で、(b)は作業車両の制御部と接続されたときの図である。 (a)は個別診断リストの概念的に示す図で、(b)は故障診断リストを概念的に示す図である。 故障診断を行って得られる作動情報を示す図である。 携帯端末の正面図であって、作業車両のスケルトン図とともに作動情報を表示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る故障診断システム1は、作業車両5に備えられた制御部10と、ユーザ3が手で把持して携帯する携帯端末20と、インターネット2を介して携帯端末20と無線通信により通信可能(データの送受信可能)なサーバ30とから構成されている。作業車両5の種類は何ら限定されないが、ここでは、塵芥を収集する塵芥収集車を例に挙げて説明する。
本実施形態に係る作業車両5(塵芥収集車5)は、図1のとおり、運転室41と、塵芥を投入する塵芥投入箱42と、塵芥投入箱42に連通して塵芥を収容する塵芥収容箱43と、塵芥投入箱42内に設けられた塵芥積込装置44とを備えている。塵芥投入箱42に投入された塵芥を、塵芥積込装置44により塵芥収容箱43に積み込んで運搬する。塵芥積込装置44は、上下にスライド可能なスライダ(図示せず)と、スライダの下端部に前後に回動可能に設けられた圧縮板(図示せず)とを備える。スライダには、スライドシリンダ441の一端が取り付けられている。このスライドシリンダ441の他端は、塵芥投入箱42の側壁に取り付けられている。スライドシリンダ441を伸長させるとスライダおよび圧縮板が上昇し、スライドシリンダ441が縮小させるとスライダおよび圧縮板が降下する。スライドシリンダ441の縮小状態が縮小検出センサ442により検出され、伸長状態が伸長検出センサ443で検出される。また、スライダと圧縮板との間にはプレスシリンダ446が設けられており、このプレスシリンダ446の伸縮によってスライダに対して圧縮板が前後に回動するようになっている。塵芥投入箱42に設けた積込ボタン444が押下されると、まずプレスシリンダ446の縮小により圧縮板が後方に向けて反転した後、スライドシリンダ441の縮小によって圧縮板が降下して、塵芥投入箱42内の塵芥が一次圧縮される。次いで、プレスシリンダ446の伸長により圧縮板が前方に回動して塵芥を二次圧縮した後、スライドシリンダ441の伸長によって圧縮板が上昇することで、塵芥が掻き揚げられて塵芥収容箱43内に積み込まれる。
この塵芥収集車5は、所定のゴミ容器に入った塵芥を収集することを想定して、ゴミ容器を反転させて塵芥を塵芥投入箱42に投入するゴミ容器反転装置(図示せず)が搭載されている。ゴミ容器反転装置は、反転シリンダ445(図2参照)により駆動される。なお、本実施形態では、塵芥積込装置44およびゴミ容器反転装置はもちろん、これら以外で作業車両5に搭載される装置、部品(例えば、作業灯)も「装備品」に対応する。
塵芥収集車5の制御系統は、図2に示すように、制御部10と、制御バルブユニット45とを備えている。制御部10は、積込ボタン444の操作信号や、縮小検出センサ442および伸長検出センサ443の検出信号等が入力され、これらの信号を基に、塵芥積込装置44やゴミ容器反転装置が所望の作動となるように、制御バルブユニット45へ作動信号を出力する。制御バルブユニット45は、制御部10からの作動信号に応じて作動し、スライドシリンダ441および反転シリンダ445へ作動油の給排を行う。
制御部10は、箱状のケースと、当該ケースの内部に設けられた電子回路基板とを含んでいる。ケースには、QRコード(登録商標)等のマトリックス型二次元コード(以下、二次元コードという)15が印刷されたシールが貼り付けられている。作業車両5には、出荷前に製造現場において製造番号が登録されている。製造番号の登録は作業車両5の一台一台について行われ、作業車両5は固有の登録番号を有している。上記二次元コードには、作業車両5を識別するための識別情報として、当該作業車両5の製造番号がコード化されて含まれている。本実施形態では、二次元コードが「識別体」に対応し、製造番号が「識別情報」に対応する。なお、製造番号の登録の時期は、出荷前に限らず、出荷後でも良い。また、登録の場所は製造現場に限られない。登録は出荷後でも良いため、本発明は新品の作業車両5に限らず、既に使用されている作業車両5にも適用することができる。
図3は、故障診断システム1のブロック図である。制御部10は、携帯端末20と無線通信を行う通信装置11と、演算装置12と、識別データメモリ13と、車両データメモリ14とを備えている。識別データメモリ13には、作業車両5を識別するための識別情報(ここでは、作業車両5の製造番号)に関するデータ(以下、識別データという)が記憶されている。この識別データに基づいて、作業車両5を他の作業車両から区別することができ、作業車両5を一義的に特定することができる。車両データメモリ14には、作業車両5の車両データが保存される。識別データメモリ13および車両データメモリ14は物理的に同一のメモリにより構成されていてもよく、異なるメモリにより構成されていてもよい。なお、車両データとは、作業車両5に関する各種のデータ(例えば、作業車両5の仕様、運転状態、運転履歴、メンテナンス等に関するデータ)である。本実施形態に係る作業車両5は、縮小検出センサ442および伸長検出センサ443以外に、図示しない複数のセンサを備えている。例えば、これらのセンサにより検出される各種のデータおよびそれらのデータを組み合わせて得られるデータが車両データを構成する。車両データに基づいて、作業車両5の運転履歴の確認などを行うことができる。
携帯端末20は、ユーザが直接手にもって操作できる携帯式の端末装置である。ここで携帯式の端末装置とは、ユーザ3が携帯可能な情報端末装置のことである。携帯式の端末装置は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット式のコンピュータ、ノート型のコンピュータなどの汎用的な携帯式端末装置の他、本故障診断システム1のための専用の携帯式端末装置であってもよい。携帯端末20は、制御部10と無線通信を行う第一通信部21Aと、サーバ30と無線通信を行う第二通信部21Bと、演算部25と、入力部22と、表示部23と、撮像装置としてのカメラ24と、メモリ26とを有している。演算部25は、取得部27と、判断部28とを有している。取得部27および判断部28の各々は、第二通信部21Bと情報(信号)を送受信可能に接続されている。入力部22は、ユーザ3が情報を入力するために用いる機能を有し、例えば、ボタンまたはタッチパネル式ディスプレイなどである。入力部22として、音声入力機能を有する機器を用いることも可能である。表示部23は、文字、図形または画像等を表示する装置であり、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。なお、携帯端末20と制御部10とを無線通信により接続する構成に代えて、これらを通信ケーブルで接続して有線通信としてもよい。
本実施形態では、携帯端末20はスマートフォンにより構成されている。メモリ26には、本スマートフォンを、サーバ30と作業車両5の制御部10との間で通信する故障診断システム1の端末装置として機能させるアプリケーションソフト(コンピュータプログラム)が保存されている。このアプリケーションソフトを起動させることにより、汎用的なスマートフォンを作業車両の故障診断システム1の端末装置として機能させることができる。上記アプリケーションソフトを起動することにより、演算部25は、制御部10の作動情報(後述する作動情報38)に基づいて装備品の故障を判断する判断部28として機能する。また、演算部25は、作業車両5の識別情報を取得する取得部27として機能する。さらに、演算部25は、第一通信部21Aを介して、データに基づく診断信号を制御部10に送信するとともに、診断信号に基づき制御部10が作動した結果を作動情報とし制御部10から受信するように機能する。また、演算部25は、第二通信部21Bを介して、判断部28と取得部27との情報をサーバ30に送信するように機能する。
サーバ30は、例えば、作業車両5の車両データに基づいて作業車両5の管理等を行うコンピュータである。サーバ30は、例えば、作業車両5を製造するメーカ、作業車両5のメンテナンスを行う修理業者、または、作業車両5のユーザ3が属する会社等の敷地内に設置されている。サーバ30は、第二通信部21Bとインターネット2を介して無線通信を行うサーバ側通信部31と、演算部32と、リスト生成部33と、記憶部36とを有している。リスト生成部33により、作業車両5の故障診断を行うための故障診断リスト34が生成される。故障診断リスト34には、制御部10へ入力する入力信号と当該入力信号を入力したときの正規の出力信号との関係を示す信号入出力情報35が含まれる。記憶部36は、それぞれの装備品候補(作業車両5に搭載される装備品以外に、他の作業車両に搭載される装備品を含む)に対応して装備品候補を故障診断するための個別診断リスト37と、作動情報38と、判断情報39とを記憶している。リスト生成部33は、識別情報に基づいて個別診断リスト37を組み合わせて故障診断リスト34を生成する。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る故障診断システム1を用いて、作業車両5の故障診断を行う方法について説明する。ここでは、携帯端末20の第一通信部21Aと作業車両5の制御部10の通信装置11とは、ブルートゥース(登録商標)による無線通信を行うものとする。ユーザ3が利用しようとしている作業車両5の製造番号は、「222222」とする。
ユーザ3は、自らが携帯する携帯端末20を操作して、前述のアプリケーションソフトを起動する(図4のステップS1)。ここで、制御部10からは、作業車両5の製造番号を含むデータ(識別データ)が発信されている(ステップS2)。携帯端末20の第一通信部21Aは、ペアリングを行うために、作業車両5の制御部10から発信される信号を受信する(ステップS3)。制御部10から発信される信号には、作業車両5の製造番号のデータが含まれる。携帯端末20の演算部25には、作業車両5の製造番号が入力される。そして、図5(a)に示すように、携帯端末20の表示部23には、接続先となる作業車両5の製造番号「222222」が表示される。このとき、周囲に他の作業車両5も駐車している場合には、これらの作業車両の製造番号(例えば「111111」、「333333」)も含めて一覧表示される。なお、信号の強度は、携帯端末20と各作業車両における制御部との距離に依存する。また、携帯端末20が受信する信号の強度は、ユーザ3の位置によっても変化する。そのため、携帯端末20を持つユーザ3の位置によっては、作業車両5の制御部10から受信する信号よりも、他の作業車両の制御部から受信する信号の方が、強度が大きい場合もあり得る。
また、前述のアプリケーションソフトを起動すると、図5(a)に示すように、携帯端末20の表示部23に、作業車両の二次元コードを読み取ることを促す画像233が表示される。ユーザ3が利用する作業車両5には、二次元コード15が印刷されたシールが制御部10のケースに貼られている。そのため、上記画像233を見たユーザ3は、制御部10のケースの手前に移動する。
次に、ユーザ3は、携帯端末20のカメラ24を二次元コード15に向け、このカメラ24により二次元コードを読み取る(ステップS4)。なお、表示部23には、カメラ24の撮像画像234が表示される。撮像画像234の中に二次元コード15が含まれるようにユーザ3が携帯端末20の位置を調整することにより、携帯端末20によって二次元コード15を容易に読み取ることができる。
二次元コード15には、作業車両5の製造番号に関するデータが含まれている。携帯端末20の演算部25は、取得部27にカメラ24で読み取った作業車両5の二次元コード15から製造番号を取得させる。この際、演算部25は、取得部として機能する。そして、演算部25は、図5(b)に示すように、表示部23にその製造番号を表す画像235を表示させる。
ユーザ3は、表示部23を見ながら、ペアリングの候補先の中に、この製造番号が含まれるか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、ユーザ3は、制御部10の通信装置11から発信されたデータに含まれる識別情報(言い換えると、第一通信部21Aが受信した識別データに含まれる識別情報)と、カメラ24によって読み取られた識別情報とが一致するか否かを判定する。
ユーザ3は、上記両識別情報が一致すると判定すると、当該製造番号を含む識別データを受信している制御部10を無線接続の相手として選択する。すなわち、複数の作業車両の中から作業車両5の制御部10をペアリングの相手として選択する。すると、演算部25は、制御部10をペアリングの相手として承認する(ステップS6)。
本実施形態では、図5(a)および図5(b)に示すように、ペアリングの候補先として製造番号「111111」、「222222」、「333333」が挙がる場合、二次元コード15から読み取った製造番号「222222」が含まれるため、この製造番号「222222」の作業車両5の制御部10がペアリングの相手として承認される。例えば、ユーザ3は、表示部23に表示される「222222」(図5(a)参照)を指でタップし、製造番号「222222」を選択する。これにより、製造番号「222222」の作業車両5の制御部10がペアリングの相手として承認される。その結果、演算部25は、作業車両5の制御部10とペアリングを行う。すなわち、携帯端末20と作業車両5の制御部10とは、互いの無線通信を許可する認証動作を行う。なお、ペアリングが終了すると、携帯端末20は制御部10に接続され(図5(b)参照)、携帯端末20と制御部10とは1対1の無線通信を行う。
携帯端末20と制御部10とのペアリングが完了後、携帯端末20の第二通信部21Bは、インターネット2を介してサーバ30の通信部にアクセスする。このとき、携帯端末20の入力部22を利用して、セキュリティ上必要なIDやパスワードを表示部23に入力する。これにより、携帯端末20とサーバ30とが、無線通信により通信可能に接続される(ステップS7)。なお、本実施形態では、携帯端末20と制御部10とのペアリングが完了後に、携帯端末20とサーバ30とが接続される場合を説明したが、これは逆に、携帯端末20とサーバ30とが接続された後に、携帯端末20と制御部10とのペアリングを行うようにしてもよい。
ユーザ3が携帯端末20を操作することにより、制御部10の演算装置12は通信装置11から、車両データメモリ14に保存されている車両データを送信し、携帯端末20の第一通信部21Aはその車両データを受信する。これにより、作業車両5の制御部10から携帯端末20に車両データが収集される。携帯端末20に収集された車両データは、インターネット2を介してサーバ30に送信される。そして、サーバ30は、車両データに基づいて、この作業車両5の運転履歴の管理等を行う。
以上のように、作業車両5およびサーバ30と無線通信により通信可能に接続された携帯端末20を利用して、本実施形態に係る故障診断を行う。ユーザ3は、作業車両5に不具合が見つかって修理業者に修理依頼する場合、まず携帯端末20の表示部23に表示された「故障診断」タップして、故障診断を開始する。故障診断が開始されると、携帯端末20の第二通信部21Bからサーバ30のサーバ側通信部31に、現在ペアリング中の作業車両5の識別情報(ここでは製造番号「222222」)が送信される(ステップS8)。そして、サーバ30において、第二通信部21Bから送信された識別情報が受信される(ステップS9)。
サーバ30では、受信した識別情報を基に、作業車両5の故障診断リストを生成する。故障診断リストの生成について、具体的に説明する。サーバ30の記憶部36には、装備品搭載リスト361が記憶されている。この装備品搭載リスト361は、過去に製造された複数の作業車両5の製造番号と、各製造番号に対応する架装型式、シャシ型式、製造年月日、ユーザ名、装備品品目等とがまとめられたものである。 また、図6(a)に示すように、サーバ30の記憶部36には、個別診断リスト37(371~375、…)が記憶されている。この個別診断リスト37は、種々の作業車両に備わる可能性のある複数の装備品候補の数だけ存在している。一つの個別診断リスト37には、一つの装備品が対応している。個別診断リスト37は、一つの装備品に関し、作業車両の制御部から出力される出力信号(例えば、制御バルブユニットのソレノイドへの出力信号)と、その出力信号を出力したときに制御部に入力される正規の入力信号(例えば、センサから入力される検出信号)との関係を示す信号入出力情報を含んでいる。例えば本実施形態の作業車両5は、複数の装備品候補の中から選択された塵芥積込装置44とゴミ容器反転装置とを備えている。そして、塵芥積込装置44を故障診断するための個別診断リスト371、ゴミ容器反転装置を故障診断するための個別診断リスト372といったように、それぞれの装備品に対応した個別診断リストが記憶部36に記憶されている。個別診断リスト371は、塵芥積込装置44を故障診断するため制御部10から「出力1」の出力信号を出力して「動作A」を行うとき、塵芥積込装置44に故障がなければ「入力1」の入力信号(正規の入力信号)が得られるという内容を「○」印で示したものである。つまり、出力1~入力3の信号入出力情報351は、制御部10から出力される出力信号と、当該出力信号を出力したときの正規の入力信号との関係を示すものである。同様に、個別診断リスト372は「動作a」を行うときの信号入出力情報352を示し、個別診断リスト373は「動作b」を行うときの信号入出力情報353を示している。
上述のように、サーバ30の記憶部には、あらかじめ装備品搭載リスト361と複数の個別診断リスト37が記憶されている。個別診断リスト37をサーバ30の記憶部36に記憶する構成なので、携帯端末20に個別診断リスト37を保存する場合と比較して、携帯端末20の紛失等による情報漏洩リスクが低減されている。
サーバ30は、受信した識別情報(製造番号)をキーとして、装備品搭載リスト361から対応する製造番号における装備品品目を抽出するようになっている。そして、サーバ30は、抽出した装備品品目に対応する装備品の個別診断リスト371,372,372を複数の個別診断リスト37の中から選択する。リスト生成部33は、演算部32によって選択された全個別診断リストを組み合わせることで、作業車両5に対応した故障診断リスト34を生成する。例えば、作業車両5の各装備品に対応する個別診断リストが個別診断リスト371~373の場合、リスト生成部33は個別診断リスト371~373を組み合わせることで、図6(b)に示す故障診断リスト34を生成する。故障診断リスト34は、動作A、a,b,…の各動作を行うときの信号入出力情報35を含んでいる。
このように、識別情報(製造番号)をキーとして装備品品目を抽出して故障診断リストを生成する構成は、識別番号に対応した故障診断リストを保存しておいて、識別情報をキーとして故障診断リストを選択する構成と比較して、以下のような利点がある。例えば使用年数の短いときは故障がほとんど発生せず、使用年数が長くなるに従って故障の可能性が高まる装備品Aに関して、使用年数の短い作業車両については、装備品Aに対応する個別診リストを抽出せずに故障診断リストを生成する。一方、使用年数の長い作業車両については、装備品Aに対応する個別診リストを抽出して故障診断リストを生成する。このようにすれば、作業車両の使用年数に応じた的確な故障診断リストを生成することができる。
生成された故障診断リスト34は、サーバ30のサーバ側通信部31から携帯端末20の第二通信部21Bへ送信される(ステップS10)。そして、サーバ30のサーバ側通信部31から送信された故障診断リスト34が、携帯端末20の第二通信部21Bにおいて受信される(ステップS11)。
携帯端末20の演算部25は、故障診断リスト34に従って作業車両5に動作A、a、b、…を行わせ、そのときの作動情報38を受信する。具合的には、故障診断リスト34に基づいて、動作Aを行わせるための診断信号を、第一通信部21Aから制御部10(通信装置11)に送信する(ステップS12)。制御部10は、動作Aを行わせるための診断信号を受信すると、動作Aに対応した出力信号(出力1)を例えば制御バルブユニット45に出力し、対応する装備品を作動させる(ステップS13)。制御部10には、出力1の出力信号に従って装備品が作動するときの入力信号(例えば、センサの検出信号)が入力される。この動作作Aに関する出力信号と入力信号の検出結果が、車両データメモリ14に記憶される。残りの動作a、b、…についても同様に、それぞれ診断信号を制御部10に送信し、そのときに制御部10から出力される出力信号と、制御部10に入力される入力信号とが車両データメモリ14に記憶される。なお、上述のステップS12およびS13では、例えば積込ボタン444と制御部10との間の信号ラインの断線を検出することが困難である。そこで、上記信号ラインの断線を検出する場合、携帯端末20の表示部23に積込ボタン444の押下を促す表示を行う。積込ボタン444の押下したときに、積込ボタン444から制御部10への入力信号の有無を検出することで、信号ラインの断線を検出できる。
故障診断リスト34に列挙された動作が全て行われると、図7に示すような、各動作に対する作動情報38(出力信号および入力信号の検出結果)を、通信装置11から第二通信部21Bに送信する(ステップS14)。携帯端末20は、通信装置11から作動情報38を受信すると、作動情報38を視覚的に分かりやすく表示するため、図8に示すように、まず表示部23に作業車両5のスケルトン図を表示する。そして、各動作A、a、b、…の各々について、制御部10から出力信号を出力した先の装置と、制御部10に入力信号を入力した装置とを色分けした枠(例えば、青枠と赤枠)で囲むことにより、装置の搭載位置とともに出力信号および入力信号の検出結果を視覚的に把握できる(ステップS15)。
携帯端末20の判断部28は、正規の信号入出力情報35を含む故障診断リスト34(図6(b)参照)と、各動作に対する作動情報38(図7参照)とを比較し、入出力信号の状態(○印の位置および有無)が異なる箇所を特定することで、作業車両5の故障を判断する。この際、演算部25は、故障診断リスト34に基づいて制御部10を作動させたときの作動情報に基づき、作業車両5の故障を判断する判断部28として機能する。もし作業車両5に故障がなければ、作動情報38の○印は故障診断リスト34の○印と一致するはずである。しかし、作動情報38の場合、動作bを行ったときに「入力3」の入力信号が検出されておらず(ハッチングを付けた38A部分)、この入力3を出力する装置の故障や、当該装置に至る配線の断線等が考えられる。このときは、作業車両20の表示部23に、例えば「○○装置またはその配線が異常です」という判断情報39を表示する(ステップS16)。
携帯端末20の第二通信部21Bからサーバ30のサーバ側通信部31に、作動情報38と判断情報39「○○装置またはその配線が異常です」とを送信する(ステップS17)。サーバ30のサーバ側通信部31は、作動情報38と判断情報39とを受信すると(ステップS18)、サーバ30の記憶部36にこれらが記憶される(ステップS19)。
このため、ユーザ3から修理依頼を受けた修理業者は、作業車両5を実際に操作して故障診断を行わなくても、サーバ30にアクセスして作業車両5の作動情報38と判断情報39を確認すれば、不具合原因を特定して不具合解消のために必要な交換部品を即座に把握できる。よって、修理業者が作業車両5の現場に移動して修理を行う場合、予め交換部品を持参して作業車両5の現場に移動することができるので、修理業者は不具合原因特定のためだけに現場との間を往復することなく、効率良く作業車両5の不具合を解消することができる。また、修理業者の修理場に作業車両5が持ち込んで修理を行う場合、修理場に作業車両5が到着する前に不具合原因を把握し、前もって交換部品の手配等を行うことができる。よって、修理場に作業車両5が到着してから部品交換に着手するまでの期間を短縮して、効率良く不具合を解消することができる。
本実施形態では、作業車両5と携帯端末20とのペアリングを行う際、制御部10の通信装置11から発信されたデータに含まれる識別情報と、カメラ24によって読み取られた識別情報とが一致するか否かをユーザ3が判定してペアリングの相手を選択している。これに代えて、上記判定を携帯端末20の演算部25等が自動的に行ってもよい。無線接続の承認を自動的に行ってもよい。また、カメラ24による二次元コード15の読み取りを行わず、作業車両から発信されて携帯端末20で受信される信号のうちで、最も信号強度の高い信号を発信する制御部(作業車両)をペアリングの相手として自動選択しても良い。この場合、作業車両から発信される信号に製造番号が含まれるので、図4のステップS8において、この製造番号が識別情報としてサーバ30に送信される。
識別体の識別情報を読み取る読取部は、携帯端末20に内蔵されたカメラ24に限定されず、識別体に接近させたときに識別情報を読み取る装置でもよい。例えばNFC(Near Field Communication)を利用してもよい。識別体に関しては、識別情報を電子データとして有する非接触ICタグとし、読取部(取得部)はその非接触ICタグと無線通信するリーダであってもよい。識別体は超音波などの音波を出力するように構成され、読取部はその音波を受信するように構成されていてもよい。識別体と読取部が近距離無線通信を行う場合、無線通信の承認を自動的に行ってもよい。
上述した故障診断システムは、例えば作業車両の出荷前検査に用いることもできる。これにより、検査員が一つ一つ手動で実施していた検査工数を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、前記実施形態は例示にすぎず、他にも様々な実施形態が可能である。例えば作業車両は、例示した塵芥収集車以外にも、コンテナ(荷箱)を積み降ろし可能に構成されたコンテナ脱着車両や、荷受台昇降装置を後部に備えた車両であってもよい。
1 故障診断システム
5 作業車両
10 制御部
11 通信装置
12 演算装置
13 識別データメモリ
14 車両データメモリ
15 マトリックス型二次元コード(識別体)
20 携帯端末
21A 第一通信部
21B 第二通信部
22 入力部
23 表示部
24 カメラ(読取部)
25 演算部
26 メモリ
27 取得部
28 判断部
30 サーバ
31 サーバ側通信部
32 演算部
33 リスト生成部
34 故障診断リスト
35 信号入出力情報
36 記憶部
37 個別診断リスト
38 作動情報
39 判断情報
44 塵芥積込装置(装備品)
361 装備品搭載リスト

Claims (4)

  1. 作業車両が有する複数の装備品の装備品情報と、前記作業車両の車両識別情報とが入力されるサーバを備え、
    前記サーバは、前記車両識別情報に基づいて所定の装備品情報を選定する装備品情報生成部を備え、
    前記所定の装備品情報の選定は、前記複数の装備品におけるそれぞれの使用期間に応じて行われる
    ことを特徴とする作業車両の故障診断システム。
  2. 前記サーバは、前記サーバと接続可能な端末からの要求に基づいて、前記選定された前 記装備品情報を前記端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の作業車両の故障診断システム。
  3. 作業車両が有する複数の装備品の装備品情報と、前記作業車両の車両識別情報とが入力されるサーバに処理を実行させるプログラムであって、
    前記車両識別情報に基づいて所定の装備品情報を選定する処理を、前記複数の装備品におけるそれぞれの使用期間に応じて実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  4. 前記サーバと接続可能な端末に前記サーバから前記装備品情報を送信し、前記端末に前記装備品情報を表示する処理を実行させることを特徴とする請求項3に記載のコンピュータプログラム。









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