JP2024015615A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することができる情報処理装置等を提供する。【解決手段】情報処理装置としての子端末1は、移動者の動作を取得する動作取得部(位置取得部11、レーダ12、加速度センサ13)と、動作取得部が取得した移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断部20bと、移動者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置を記憶するメモリ19と、子端末1の現在位置を取得する位置取得部11と、メモリ19が記憶した設定位置と、位置取得部11が取得した現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断部20aと、位置判断部20aが、所定の地理的関係にあると判断したときに、移動者に対して報知する報知部(表示部14、スピーカ16、バイブレータ17)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体に関する。
児童の交通事故を防止するには、例えば、児童が交差点等の安全確認が必要な地点(安全確認地点)に近づいたときに、安全確認のための一時停止を行わせる等の交通安全教育が極めて重要になる。以下の特許文献1には、端末を携帯する児童が、事前に設定された地点に近づいたときに、端末に設けられたバイブレータ又はスピーカによってその旨を報知することで、児童に対する交通安全教育を補助するシステムが開示されている。
国際公開第2019/240065号
ところで、児童に交通安全教育を行うためには、現状把握、対策、訓練、評価の学習サイクルを繰り返し行うことが重要である。また、交通安全教育では慣れによる気の緩みが発生するため、長期的な評価結果の変化を知ることが重要である。上述した特許文献1に開示されたシステムは、例えば、児童が安全確認地点に近づいた旨を報知することができるものの、交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
この発明に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る情報処理装置は、移動者によって携帯される端末に設けられ、前記移動者の動作を取得する動作取得部と、前記動作取得部が取得した前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断部と、前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置を記憶する記憶部と、前記端末に設けられ、前記端末の現在位置を取得する位置取得部と、前記記憶部が記憶した前記設定位置と、前記位置取得部が取得した前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断部と、前記端末に設けられ、前記位置判断部が、前記所定の地理的関係にあると判断したときに、前記移動者に対して報知する報知部と、を備えるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記報知部が前記移動者に対して報知することを無効化する無効部を備えるものである。
(3):上記(2)の態様において、前記無効部は、前記端末、又は、前記端末と通信可能な若しくは前記端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末に対して入力された操作に基づいて無効化するものである。
(4):上記(3)の態様において、前記記憶部は、前記他の端末に対して入力された操作に応じて設定された前記設定位置を記憶するものである。
(5):上記(4)の態様において、前記記憶部及び前記位置判断部は、前記端末又は前記遠隔装置に設けられるものである。
(6):上記(3)~(5)の何れかの態様において、前記動作判断部は、前記端末又は前記遠隔装置に設けられるものである。
(7):上記(1)~(6)の何れかの態様において、前記動作判断部の判断結果に基づいて、前記移動者を評価する評価部を更に備えるものである。
(8):上記(7)の態様において、前記評価部は、前記移動者を、予め規定された期間毎に評価するものである。
(9):上記(7)又は(8)の態様において、前記報知部が前記移動者に対して報知することを無効化する無効部を備え、前記評価部は、前記無効部が無効化していないときの評価結果である第1評価結果と、前記無効部が無効化しているときの評価結果である第2評価結果とを求めるものである。
(10):上記(7)~(9)の何れかの態様において、前記評価部が評価した評価結果を、前記端末、又は、前記端末と通信可能な若しくは前記端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末の表示部で表示するための情報を生成する生成部を更に備えるものである。
(11):上記(10)に態様において、前記生成部は、前記評価部が評価した評価結果に応じて内容が変化する文字、文字列、記号、図形、色、又は音のうち少なくとも1つが含まれる情報を生成するものである。
(12):上記(10)又は(11)の態様において、前記評価部及び前記生成部は、前記遠隔装置又は前記他の端末に設けられるものである。
(13):上記(1)~(12)の何れかの態様において、前記所定動作は、前記移動者の交通の安全を高める動作である。
(14):上記(10)~(12)の何れかの態様において、前記遠隔装置は、前記端末及び前記他の端末と通信可能なサーバである。
(15):上記(1)~(14)の何れかの態様において、前記移動者は、歩行する児童である。
(16):この発明の一態様に係る情報処理方法は、端末を携帯する移動者の動作を取得する動作取得ステップと、前記動作取得ステップで取得された前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断ステップと、前記端末の現在位置を取得する位置取得ステップと、前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置と、前記位置取得ステップで取得された前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断ステップと、前記位置判断ステップで前記所定の地理的関係にあると判断されたときに、前記移動者に対して報知する報知ステップと、を有するものである。
(17):この発明の一態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、端末を携帯する移動者の動作を取得する動作取得ステップと、前記動作取得ステップで取得された前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断ステップと、前記端末の現在位置を取得する位置取得ステップと、前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置と、前記位置取得ステップで取得された前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断ステップと、前記位置判断ステップで前記所定の地理的関係にあると判断されたときに、前記移動者に対して報知する報知ステップと、を実行させるものである。
(18):この発明の一態様に係る記録媒体は、上記(17)の態様における情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(1),(16)~(18)の態様によれば、移動者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置と端末の現在位置とが所定の地理的関係になったことを、移動者に対して報知することができる。
(2)の態様によれば、移動者に対する報知を無効化することができる。
(3)の態様によれば、移動者に対する報知の無能化を、端末、又は端末と通信可能な他の端末(若しくは、端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末)を操作することによって行うことができる。
(4)の態様によれば、端末と通信可能な他の端末(若しくは、端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末)を操作することで設定位置を設定することができる。
(5)の態様によれば、設定位置と端末の現在位置とが所定の地理的関係になったか否かを判断する機能を、端末に設けることも、遠隔装置に設けることもできる。
(6)の態様によれば、所定動作が行われたことを判断する機能を、端末に設けることも、遠隔装置に設けることもできる。
(7)の態様によれば、移動者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置における移動者を評価することができる。
(8)の態様によれば、日毎に得られる評価結果のばらつきが緩和された有意な評価結果を得ることができる。
(9)の態様によれば、移動者に対する報知を無効化していない場合の評価結果と、移動者に対する報知を無効化した場合の評価結果とを得ることで、交通安全教育の効果を適切に評価することができる。
(10)の態様によれば、移動者の動作の評価結果を、端末又は端末と通信可能な他の端末(若しくは、端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末)に表示させることができる。
(11)の態様によれば、移動者の動作の評価結果を容易に把握することができる。
(12)の態様によれば、移動者の動作を評価した動作評価情報を得る機能を、遠隔装置に設けることも、端末と通信可能な他の端末(若しくは、端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末)に設けることもできる。
(13)の態様によれば、交通の安全が図られ交通事故を防ぐことができる。
(14)の態様によれば、サーバによって移動者の動作の評価が行われることによって、評価制度を向上させることができる。
(15)の態様によれば、歩行する児童の交通事故を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における子端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における親端末の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態における親端末の表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態における報知処理の開始タイミングを模式的に示す図である。 本発明の第1実施形態で行われる報知処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態で行われる動作判断処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態で行われる動作評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態における親端末の表示画面の他の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
〈交通安全評価システム〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態に係る交通安全評価システムES1は、子端末1(端末)、親端末2(他の端末)、及びサーバ3(遠隔装置)を備える。子端末1、親端末2、及びサーバ3は、ネットワークNを介して相互に接続されている。ネットワークNは、例えば、移動体通信網である。移動体通信網は、例えば、第4世代移動体通信網又は第5世代移動体通信網等である。尚、ネットワークNは、基地局等を備える。
子端末1は、見守り対象である携帯者(例えば、子供等の児童)が携帯する端末である。子端末1は、通信機能を備えるロボットであり、例えば、ランドセルの肩ベルト等に取り付けられて用いられる。子端末1は、子端末1で得られた各種情報(例えば、子端末1の位置を示す位置情報)を、ネットワークNを介してサーバ3へ送信する。子端末1は、サーバ3が送信した各種情報(例えば、子端末1の携帯者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置を示す設定位置情報SP(図2参照))を、ネットワークNを介して受信する。本実施形態における子端末1は、本発明の情報処理装置に相当するものである。尚、子端末1の詳細については後述する。
親端末2は、見守り対象である携帯者(例えば、子供等の児童)の保護者が所持する端末である。親端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット、又はスマートウォッチ等である。親端末2は、親端末2に入力された指示に応じた各種情報を、ネットワークNを介してサーバ3へ送信する。親端末2からサーバ3へ送信される情報としては、例えば、上記の設定位置情報SPが挙げられる。親端末2は、サーバ3が送信した各種情報を、ネットワークNを介して受信する。サーバ3から親端末2に送信される情報としては、例えば、子端末1の位置に関する子端末位置情報、子端末1を携帯する携帯者の動作を評価した動作評価情報等が挙げられる。尚、親端末2の詳細については後述する。
サーバ3は、子端末1と親端末2とを関連付けて、子端末1を携帯する携帯者の交通安全教育を補助するとともに、親端末2を所持する保護者に対して交通安全教育の効果を評価した評価結果を提供する。例えば、サーバ3は、子端末1から送信されてきた位置情報と地図情報とを用いて、子端末1を携帯する携帯者の移動軌跡を生成し、地図情報に移動軌跡を合わせた情報を子端末位置情報として生成する。また、サーバ3は、子端末1から送信されてきた動作判断情報(子端末1に設定された設定位置で所定の動作が行われたか否かを判断した情報)に基づいて、子端末1を携帯する携帯者の動作を評価し、その評価結果を示す動作評価情報を生成する。サーバ3は、生成した子端末位置情報及び動作評価情報を親端末2に送信する。
サーバ3は、通信部31、制御部32、及び記憶部33を備える。通信部31は、子端末1からネットワークNを介して送信されてきた各種情報(例えば、位置情報、動作判断情報等)を受信して制御部32に出力する。通信部31は、親端末2からネットワークを介して送信されてきた各種情報(例えば、設定位置情報SP)を受信して制御部32に出力する。通信部31は、制御部32から出力される情報(例えば、設定位置情報SP)を、ネットワークNを介して子端末1に送信する。通信部31は、制御部32から出力される情報(例えば、子端末位置情報、動作評価情報等)を、ネットワークNを介して親端末2に送信する。
制御部32は、評価部32a及び生成部32bを備えており、サーバ3の動作を統括して制御する。評価部32aは、記憶部33に記憶されている動作判断情報に基づいて子端末1を携帯する携帯者の動作を評価する。ここで、評価部32aの評価は、交通安全教育の効果(定着度)の評価の他に、交通安全行動の評価でもある。生成部32bは、評価部32aが評価した評価結果を、子端末1又は親端末2の表示部で表示するための情報(動作評価情報)を生成する。
具体的に、制御部32は、通信部31から出力される情報(子端末1及び親端末2から受信した各種情報)を記憶部33に記憶させる。また、制御部32は、親端末2から受信した指示情報で示される指示に応じた制御又は処理を行う。例えば、制御部32は、上記の指示が、設定位置(子端末1の携帯者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置)を子端末1に設定する旨を示す指示である場合には、通信部31を制御して、記憶部33から読み出した設定位置情報SPを子端末1に送信させる。
また、制御部32は、上記の指示が、子端末位置情報を要求する旨を示す指示である場合には、記憶部33に記憶されている位置情報と地図情報とを用いて子端末位置情報を生成し、通信部31を制御して親端末2に送信させる。また、制御部32は、上記の指示が、動作評価情報を要求する旨を示す指示である場合には、子端末1を携帯する携帯者の動作を評価部32aに評価させ、その評価結果を示す動作評価情報を生成部32bに生成させ、通信部31を制御して親端末2に送信させる。
また、制御部32は、電話番号又は識別情報に基づいて、携帯者が携帯する子端末1と保護者が所持する親端末2とを関連付けて記憶部33に記憶させる。これにより、サーバ3は、複数組の子端末1及び親端末2に対して処理を行う。
記憶部33は、子端末1及び親端末2から受信した各種情報を記憶する。また、記憶部33は、地図情報を記憶する。尚、地図情報は、例えば、自宅から学校までの通学路を含む地図と、帰宅前に行く塾等の位置情報とを含む。また、地図情報は、歩道及び道路の経路ネットワーク(岐点、枝)等の情報を含む。
〈子端末〉
図2は、本発明の第1実施形態における子端末の要部構成を示すブロック図である。図2に示す通り、子端末1は、位置取得部11、レーダ12、加速度センサ13、表示部14(報知部)、マイクロフォン15、スピーカ16(報知部)、バイブレータ17(報知部)、通信部18、メモリ19(記憶部)、及び制御部20を備える。尚、子端末1は、操作部を備えてもよい。
位置取得部11は、子端末1の位置情報を取得する。位置取得部11は、例えば、衛星等から測位信号を受信する測位信号受信アンテナを備えており、受信した測位信号を制御部20に出力する。尚、子端末1は、例えば、基地局との通信に基づいて現在位置を示す情報を取得してもよい。
レーダ12は、子端末1の周囲における物体を検知する。レーダ12は、例えば、子端末1の周囲における前方の物体を検知するフロントレーダと、子端末1の周囲における後方(例えば、フロントレーダよりも後方)の物体を検知するリヤレーダとを備える。フロントレーダ及びリヤレーダは、例えば、ミリ波レーダ等である。レーダ12は、例えば、外部の物体に対する距離、相対速度、相対位置、及び方位等に係る検知信号を制御部20に出力する。
加速度センサ13は、子端末1に作用する加速度を検出し、検出した加速度の信号を制御部20に出力する。具体的に、加速度センサ13は、子端末1のX軸、Y軸、及びZ軸の3方向の加速度を検出し、検出した3方向の加速度の信号を制御部20に出力する。
表示部14は、制御部20が出力する報知情報に応じて動作する。表示部14は、例えば、赤色、緑色、及び青色の3色発光のLED(発光ダイオード)を備える。表示部14は、例えば、図1に示す通り、円環形状の2つの発光部LPを有する。各々の発光部LPは、上部と下部とに分割されており、上部のみの発光、下部のみの発光、又は上部及び下部の双方の発光が可能である。発光部LPの上部、下部を何色で発光させるかは任意である。尚、表示部14は、例えば、液晶表示装置、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置又は電子インク表示装置等であってもよい。
マイクロフォン15は、収音により得られる信号(例えば、音声信号等)を制御部20に出力する。尚、マイクロフォン15は、複数のマイクロフォンによって構成されるマイクロフォンアレイであってもよい。スピーカ16は、制御部20が出力する信号(例えば、音声信号等)を音に変換する。バイブレータ17は、振動子であり、制御部20が出力する報知情報に応じて振動を発生させる。
通信部18は、例えば、通信用ICカード、通信アンテナ、及び通信モジュールを備えており、制御部20の制御の下で通信(無線通信)を行う。通信部18は、制御部20が出力する情報(例えば、位置情報、動作判断情報等)を、ネットワークNを介してサーバ3へ送信する。通信部18は、サーバ3が送信した情報(例えば、設定位置情報SP)を受信し、受信した情報を制御部20に出力する。
メモリ19は、子端末1で用いられる各種情報及びプログラムを記憶する。例えば、メモリ19は、サーバ3から送信されてきた設定位置情報SPを記憶する。尚、この設定位置情報SPで規定される設定位置は、親端末2に対して入力された操作に応じて設定されたものである。また、メモリ19は、制御部20の機能(例えば、位置判断部20a、動作判断部20b、無効部20cの機能)の機能を実現するプログラムを記憶する。
制御部20は、子端末1の動作を統括して制御する。制御部20は、位置取得部11が出力する測位情報、レーダ12が出力する検知信号、加速度センサ13が出力する検出値、マイクロフォン15が出力する音声信号を取得する。制御部20は、通信部18を制御して、位置取得部11から取得した測位情報に基づく位置情報、レーダ12から取得した検知信号、加速度センサ13から取得した検出値、及びマイクロフォン15から取得した音声信号をサーバ3へ送信する。
制御部20は、位置判断部20a、動作判断部20b、及び無効部20cを備える。位置判断部20aは、メモリ19に記憶された設定位置情報SPと、位置取得部11から取得した測位情報に基づく位置情報とを用い、設定位置情報SPで示される設定位置と、位置情報で示される子端末1の現在位置とが所定の地理的関係にあることを判断する。例えば、位置判断部20a、子端末1の現在位置と設定位置との間の距離が、予め規定された所定距離(例えば、数m程度の距離)よりも短くなったか否かを判断する。
制御部20は、位置判断部20aが子端末1の現在位置と設定位置との間の距離が所定距離よりも短くなったと判断した場合に、報知情報を出力してバイブレータ17を振動させる。このような場合にバイブレータ17を振動させるのは、設定位置(子端末1の携帯者によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置)に近づいた旨を、子端末1を携帯する携帯者に気づかせるためである。
動作判断部20bは、位置取得部11から取得した測位情報に基づく位置情報、レーダ12から取得した検知信号、或いは加速度センサ13から取得した検出値を用いて、子端末1を携帯する携帯者によって所定の動作が行われたか否かを判断する。例えば、動作判断部20bは、子端末1を携帯する携帯者によって、停止動作、左右確認動作、挙手動作等の所定動作(子端末1を携帯する携帯者の交通の安全を高める動作)が行われたか否かを判断する。
無効部20cは、位置判断部20aが子端末1の現在位置と設定位置との間の距離が所定距離よりも短くなったと判断した場合に、制御部20の制御によって行われるバイブレータ17の振動を無効化する。ここで、バイブレータ17の振動を無効化するのは、子端末1による補助がなくとも、子端末1の携帯者によって設定位置で所定動作がなされるか否かを確認するためである。無効部20cは、子端末1に対する無効化指示の入力があった場合、又は親端末2から無効化指示が送信されてきた場合に、バイブレータ17の振動を無効化する。
尚、無効部20cによって無効化されるのは、位置判断部20aが子端末1の現在位置と設定位置との間の距離が所定距離よりも短くなったと判断した場合に、制御部20の制御によって行われるバイブレータ17の振動のみである点に注意されたい。つまり、無効部20cによってバイブレータ17の振動が無効化されていたとしても、例えば、サーバ3から送信されてきた情報に基づいたバイブレータ17の振動は行われる。
制御部20は、レーダ12から取得した検知信号から周知の認識手法を用いて人又は車両が含まれているか否かを判断する。制御部20は、検知信号に車両が含まれていると判断した場合には、例えば、報知情報を出力してバイブレータ17を振動させたり、表示部14を発光させたりして、子端末1を携帯する携帯者に車両の接近を知らせる。尚、制御部20は、バイブレータ17を振動させる場合には、報知する内容に応じて振動間隔又は振動の強さを変えても良い。
また、制御部20は、通信部18が出力する各種情報を取得する。制御部20は、通信部18から出力された情報が音声信号の場合には、音声信号をスピーカ16に出力する。制御部20は、通信部18から出力された情報が音声信号ではない場合には、その情報を表示部14及びバイブレータ17の少なくとも1つに出力する。制御部20は、通信部18から出力された情報を表示部14に出力する場合には、例えば、情報に応じて発光させる色又は点滅状態等を制御する。
尚、子端末1の構成要素のうち、例えば、制御部20(例えば、位置判断部20a、動作判断部20b、無効部20cの機能)は、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現されてもよい。これらの構成要素のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVD又はCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
〈親端末〉
図3は、本発明の第1実施形態における親端末の要部構成を示すブロック図である。図3に示す通り、親端末2は、操作部21、表示部22、マイクロフォン23、スピーカ24、バイブレータ25、通信部26、メモリ27、及び制御部28を備える。
操作部21は、親端末2を所持する保護者によって操作され、保護者の操作に応じた信号を制御部28に出力する。操作部21は、例えば、表示部22上に設けられたタッチパネルセンサである。表示部22は、制御部28が出力する各種情報(例えば、子端末位置情報、動作評価情報等)を表示する。表示部22は、例えば、液晶表示装置、有機EL表示装置、又は電子インク表示装置等である。
マイクロフォン23は、収音により得られる信号(例えば、音声信号等)を制御部28に出力する。尚、マイクロフォン23は、複数のマイクロフォンによって構成されるマイクロフォンアレイであってもよい。スピーカ24は、制御部28が出力する信号(例えば、音声信号等)を音に変換する。バイブレータ25は、振動子であり、制御部28が出力する報知情報に応じて振動を発生させる。
通信部26は、例えば、通信用ICカード、通信アンテナ、及び通信モジュールを備えており、制御部28の制御の下で通信(無線通信)を行う。通信部26は、制御部28が出力する情報(例えば、設定位置情報SP)を、ネットワークNを介してサーバ3へ送信する。通信部26は、サーバ3が送信した各種情報(例えば、子端末位置情報、動作判断情報等)を受信して制御部28に出力する。メモリ27は、親端末2で用いられる各種情報及びプログラムを記憶する。
制御部28は、親端末2の動作を統括して制御する。制御部28は、操作部21が出力する信号を取得し、取得した信号に応じた制御又は処理を行う。例えば、制御部28は、取得した信号が設定位置を子端末1に設定する旨を示す指示である場合には、操作部21の操作によって入力された設定位置を示す設定位置情報SPを通信部26に出力する。また、制御部28は、取得した信号が子端末位置情報又は動作評価情報を要求する旨を示す指示である場合には、その旨を示す指示情報を通信部26に出力する。制御部28は、子端末位置情報又は動作評価情報が通信部26から出力された場合には、その子端末位置情報又は動作評価情報を表示部22に出力する。
〈交通安全評価システムで行われる処理〉
次に、本実施形態に係る交通安全評価システムES1で行われる処理について説明する。以下では、まず、子端末1を携帯する携帯者が予め定められた設定位置に近づいた旨を、その携帯者に報知する処理(設定位置における報知処理)について説明する。次に、予め定められた設定位置で所定の動作が行われたか否かを判断する処理(設定位置における動作判断処理)について説明する。次いで、子端末1を携帯する携帯者の動作を評価した動作評価情報を生成する処理(動作評価情報生成処理)について説明する。
《設定位置における報知処理》
次に、予め定められた設定位置に近づいた旨を、子端末1を携帯する携帯者に報知する処理の詳細について説明する。ここで、設定位置は、例えば、停止動作、左右確認動作、挙手動作等の所定動作の実行が必要とされる地点(例えば、安全確認地点等)を含む。具体的に、設定位置は、子端末1の携帯者が通行する経路上の位置であり、例えば、子供に危険が及ぶ可能性が有る位置等である。設定位置は、例えば、経路上の交差点、車道と区分された歩道上の位置及び危険性がある構造物の近傍等を含む。
設定位置は、例えば、親端末2を所持する保護者が、子端末1を携帯する携帯者とともに登下校時の通学路を歩きながら親端末2を操作して設定する。設定位置を設定する場合には、親端末2を所持する保護者が、子端末1を携帯する携帯者に対し、設定位置である旨、及び停止動作、左右確認動作、挙手動作等の所定動作をする必要がある旨を伝えながら行うのが好ましい。保護者が親端末2を操作して設定した設定位置を示す設定位置情報SPは、サーバ3を介して子端末1に送信され、サーバ3の記憶部33及び子端末1のメモリ19に記憶される。
子端末1を携帯する携帯者に対する報知は、例えば、子端末1の位置判断部20aが子端末1の現在位置と設定位置との間の距離が所定距離よりも短くなったと判断した場合に、制御部20がバイブレータ17を振動させることにより行われる。尚、子端末1を携帯する携帯者に対する報知は、制御部20がスピーカ16から音声又はブザー音を発生させたり、制御部20が表示部14を発光させたりすることによって行ってもよい。
ここで、設定位置における報知処理は、子端末1に入力される指示、又は親端末2から送信されてくる指示に応じて、有効又は無効にすることができる。例えば、子端末1を携帯する携帯者に、設定位置に近づいた旨を学習させる場合には、設定位置における報知処理が有効にされる。これに対し、例えば、子端末1を携帯する携帯者の学習効果を確認(評価)する場合には、設定位置における報知処理が無効にされる。以下では、親端末2から送信されてくる指示に応じて、設定位置における報知処理の有効又は無効が設定される場合を例に挙げて説明する。
図4は、本発明の第1実施形態における親端末の表示画面の一例を示す図である。図4に示す表示画面G1には、子端末1の状態が表示される領域R11と、設定位置における報知処理(安全確認リマインド)の有効(ON)又は無効(OFF)を設定する領域R12とが設けられている。領域R11には、子端末1が充電中である旨を示す文字列A1、子端末1の外観を示す画像A2、子端末1の電池残量A3、安全確認リマインドの設定状態A4、及び更新時刻A5が表示されている。領域R12には、設定位置における報知処理(安全確認リマインド)の有効(ON)又は無効(OFF)を設定するスライドボタンB1が設けられている。
親端末2を所持する保護者が、スライドボタンB1を紙面右方向へスライドさせると、領域R11の設定状態A4が「ON」なる表示になるとともに、報知処理を有効にする指示(有効化指示)が、親端末2からサーバ3を介して子端末1に送信される。この指示が送信されてきた場合には、子端末1では、無効部20cによるバイブレータ17の振動の無効化は行われない。親端末2を所持する保護者が、スライドボタンB1を紙面左方向へスライドさせると、領域R11の設定状態A4が「OFF」なる表示になるとともに、報知処理を無効にする指示(無効化指示)が、親端末2からサーバ3を介して子端末1に送信される。この指示が送信されてきた場合には、子端末1では、無効部20cによってバイブレータ17の振動が無効化される。
親端末2を所持する保護者は、報知処理を有効にするか、或いは無効にするかを任意に設定することができる。但し、例えば、児童に交通安全教育を開始した初期の段階においては、通常は報知処理を有効に設定しておき、1箇月毎に2,3日だけ報知処理を無効に設定して、学習効果を確認するのが望ましい。尚、報知処理を無効に設定した場合には、期待していた子端末1による補助がなされないことによる不安を防ぐため、子端末1を携帯する携帯者に、その旨を伝えるのが望ましい。
図5は、本発明の第1実施形態における報知処理の開始タイミングを模式的に示す図である。図5に示す通り、子端末1の携帯者である子供C1が、交差点の方向に直進し、交差点を右折する経路rtを歩行しているとする。また、設定位置PT1は、交差点の位置に予め設定されているとする。尚、設定位置PT1は、交差点の中央よりも、子供C1が歩行する経路rt上に設定されることが好ましい。例えば、車道と歩道とが区分された道において、経路rtは、歩道であり、設定位置PT1は、歩道上(より具体的には、歩道と車道との境界)に設定される。
子端末1において、位置判断部20aが、設定位置PT1から所定距離dt1だけ離れた位置(つまり、図示する所定範囲ARP)まで子供C1が接近したと判断した場合に、制御部20が、報知情報を出力してバイブレータ17を振動させる。所定距離dt1は、例えば、数m程度の距離である。また、制御部20は、設定位置PT1までの距離に応じて、報知の強度(例えば、振動の強度)を変化させてもよい。子供C1は、バイブレータ17によって設定位置PT1(つまり、交差点)を報知されることにより、周囲に注意しながら歩行する。このため、子供C1と、子供C1の進行方向に進行する車両mとが接触することを抑制することができる。
図6は、本発明の第1実施形態で行われる報知処理の一例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートの処理は、子端末1において、所定の時間間隔をもって繰り返し実行される。まず、子端末1の位置取得部11が、子端末1の位置(子供C1の位置)を示す位置情報を取得する(ステップS11:位置取得ステップ)。次に、子端末1の位置判断部20aが、取得した位置情報で示される子供C1の位置から、メモリ19に記憶された設定位置情報SPで示される設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であるか否かを判定する(ステップS12:位置判断ステップ)。
位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満ではないと判断した場合には、図6に示すフローチャートの処理が終了する。これに対し、位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であると判断した場合には、制御部20は、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されているか否かを判断する(ステップS13)。制御部20は、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されていないと判断した場合には、報知情報を出力してバイブレータ17を振動させる(ステップS14:報知ステップ)。このようにして、設定位置に近づいた旨が、子端末1の携帯者である子供C1に報知される。
これに対し、制御部20が、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されていると判断した場合には、図6に示すフローチャートの処理が終了する。つまり、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されている場合には、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であったとしても、子端末1の携帯者である子供C1への報知は行われない。
尚、上述した例では、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が直線距離である場合について説明したが、これに限られない。子供C1の位置から設定位置PT1までの距離は、子供C1の経路rtに沿った距離であってもよい。また、上述した例において、設定位置に近づいた旨を子供C1に報知する場合には、設定位置PT1までの距離に応じて、報知の強度(例えば、振動の強度)を変化させてもよい。このような報知が行われることで、長時間報知が行われることを抑制し、子供C1が報知状態に慣れることを抑制することができる。
《設定位置における動作判断処理》
図7は、本発明の第1実施形態で行われる動作判断処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートの処理は、図6に示すステップS12の処理にて、位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であると判断した場合に開始される。
図7に示すフローチャートの処理が開始されると、まず、子端末1の制御部20は、子供C1の動作を取得する(ステップS21:動作取得ステップ)。具体的に、子端末1の制御部20は、位置取得部11が出力する測位情報、レーダ12が出力する検知信号、及び加速度センサ13が出力する検出値の少なくとも1つを取得する。
次に、子端末1の動作判断部20bは、位置取得部11から取得した測位情報に基づく位置情報、レーダ12から取得した検知信号、或いは加速度センサ13から取得した検出値を用いて、子供C1によって所定の動作が行われたか否かを判断する(ステップS22:動作判断ステップ)。例えば、動作判断部20bは、子供C1によって、停止動作、左右確認動作、挙手動作等の所定動作が行われたか否かを判断する。
動作判断部20bは、例えば、位置取得部11から得られる位置情報で示される位置の変化が一定時間以上無い場合には、子供C1による停止動作が行われたと判断する。尚、動作判断部20bは、レーダ12から取得した検知信号から求められる周囲環境の変化が一定時間以上無い場合、或いは、加速度センサ13から取得した検出値の変化が一定時間以上無い場合に、子供C1による停止動作が行われたと判断してもよい。
また、動作判断部20bは、例えば、レーダ12から取得した検知信号に基づいて、子供C1の頭部(例えば、顔等)が子供C1に対して左方向及び右方向に向いた場合に、子供C1による左右確認動作が行われたと判断する。また、動作判断部20bは、例えば、レーダ12から取得した検知信号に基づいて、子供C1の手部(例えば、手のひら等)が子供C1に対して上方向に位置した場合に、子供C1による挙手動作が行われたと判断する。
動作判断部20bが、子供C1による所定動作が行われたと判断した場合には、制御部20は、通信部18を制御して、動作判断部20bの判断結果を示す動作判断情報をサーバ3に送信する(ステップS23)。例えば、制御部20は、行われたと判断した所定動作の種別(停止動作、左右確認動作、挙手動作等)を示す情報を、動作判断情報として送信する。
ここで、動作判断情報は、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されているか否かに拘わらずサーバ3に送信される。サーバ3の制御部32は、子供C1への報知が無効化されていない場合に得られた動作判断情報と、子供C1への報知が無効化されている場合に得られた動作判断情報とを分けて記憶部33に記憶させる。このように動作判断情報を分けて記憶させるのは、子端末1による補助がある場合(例えば、学習時)における子供C1の動作の評価と、子端末1による補助がない場合(例えば、学習効果確認時)における子供C1の動作の評価とを得るためである。
《動作評価情報生成処理》
図8は、本発明の第1実施形態で行われる動作評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートの処理は、例えば、動作評価情報を要求する旨を示す指示が親端末2からサーバ3に送信され、その指示がサーバ3の通信部31で受信されて制御部32に入力されることにより開始される。
図8に示すフローチャートの処理が開始されると、まず、サーバ3の制御部32は、上記の指示を送信した親端末2に関連付けられている子端末1から送信されてきた動作判断情報の読み出しを行う(ステップS31)。例えば、サーバ3の制御部32は、その子端末1から送信されてきた動作判断情報のうち、直近の1月分の動作判断情報を記憶部33から読み出す。尚、サーバ3の制御部32が読み出す動作判断情報には、子供C1への報知が無効化されていない場合に得られた動作判断情報と、子供C1への報知が無効化されている場合に得られた動作判断情報とが含まれる。
次に、サーバ3の評価部32aは、読み出した動作判断情報を用いて、子端末1の携帯者である子供C1の動作を評価する(ステップS32)。具体的に、サーバ3の評価部32aは、例えば、親端末2を所持する保護者によって予め設定された基礎点を記憶部33から読み出し、動作判断情報に基づいて基礎点を加点、減点することによって子供C1の動作の評価値を求める。ここで、上記基礎点は、設定位置で行われるべき動作に応じた点数である。例えば、基礎点は、A交差点で停止動作を行った場合には10点、A交差点で左右確認動作を行った場合には10点、B交差点で停止動作を行った場合には10点、B交差点で挙手動作を行った場合には10点といった具合に設定される。基礎点は、その合計点が100点になるように設定される。
サーバ3の評価部32aは、子供C1への報知が無効化されていない場合に得られた動作判断情報を用いて、安全確認リマインドがONである場合の日毎の評価値(第1評価結果)を求める。そして、サーバ3の評価部32aは、その日毎の評価値を1週間単位で平均化して安全確認リマインドがONである場合の週毎の評価値(第1評価結果)を求める。尚、週毎の評価値を求めるのは、日毎の評価値のばらつきが大きいためである。ここで、サーバ3の評価部32aは、安全確認リマインドがONである場合の日毎の評価値を登校時における評価値と下校時における評価値とに分けて求める。同様に、サーバ3の評価部32aは、安全確認リマインドがONである場合の週毎の評価値も登校時における評価値と下校時における評価値とに分けて求める。
また、サーバ3の評価部32aは、子供C1への報知が無効化されている場合に得られた動作判断情報を用いて、安全確認リマインドがOFFである場合の日毎の評価値(第2評価結果)を求める。そして、サーバ3の評価部32aは、その日毎の評価値を1週間単位で平均化して安全確認リマインドがOFFである場合の週毎の評価値(第2評価結果)を求める。尚、週毎の評価値を求めるのは、日毎の評価値のばらつきが大きいためである。ここで、サーバ3の評価部32aは、安全確認リマインドがOFFである場合の日毎の評価値を登校時における評価値と下校時における評価値とに分けて求める。同様に、サーバ3の評価部32aは、安全確認リマインドがOFFである場合の週毎の評価値も登校時における評価値と下校時における評価値とに分けて求める。
次いで、サーバ3の生成部32bは、評価部32aで求められた評価値を用いて、子供C1の動作を評価した動作評価情報を生成する(ステップS33)。この動作評価情報は、評価部32aが評価した結果を、親端末2の表示部22で表示するための情報である。尚、動作評価情報は、評価部32aが評価した結果を、子端末1の表示部14で表示するための情報であってもよい。そして、サーバ3の制御部32は、通信部31を制御して、生成部32bで生成された動作評価情報を親端末2(動作評価情報を要求する旨を示す指示をサーバ3に送信した親端末2)に送信させる。
図9は、本発明の第1実施形態における親端末の表示画面の他の例を示す図である。図9に示す表示画面G2には、子供C1の動作の評価結果がグラフで示される領域R21と、点数及びメッセージ等で示される領域R2とが設けられている。領域R21には、安全確認リマインドがONである場合(リマインドありの場合)の週毎の評価値(第1評価結果)を示すグラフA11と、安全確認リマインドがOFFである場合(リマインドなしの場合)の週毎の評価値(第2評価結果)を示すグラフA12とが表示される。グラフA11,A12は、週毎の評価値が点線の直線で接続された折れ線グラフとなっている。このように、第1評価結果と第2評価結果とは、同時に同一の領域R21に比較可能な態様で表示される。
領域R22には、安全確認リマインドがONである場合(リマインドありの場合)の週毎の評価値(第1評価結果)の点数A21、点数A21に応じて表情が変わるキャラクタ(図形)A22、及び点数A21に応じて内容が変わるメッセージ(文字、文字列)A23が表示される。また、領域R22には、安全確認リマインドがOFFである場合(リマインドなしの場合)の週毎の評価値(第2評価結果)の点数A31、点数A31に応じて表情が変わるキャラクタ(図形)A32、及び点数A31に応じて内容が変わるメッセージ(文字、文字列)A33が表示される。このように、第1評価結果と第2評価結果とは、同時に同一の領域R22に比較可能な態様で表示される。
例えば、メッセージA23,A33は、点数A21に応じて、黄色の「いいかんじ!」、緑色の「もうすこし!」、赤色の「すごい!」、青色の「がんばろう…」と変化する。また、キャラクタA22は、点数A21に応じて、目の形状が「笑っている形状」、「悔しがっている形状」、「悲しんでいる形状」と変化する。また、キャラクタA22には、点数A21が高い場合(例えば、90てん以上である場合)には星印(記号)が付される。尚、メッセージA23,A33の内容に応じた音声が、親端末2のスピーカ24から発せられるようにしてもよい。
尚、図9に示す例では、2021年1月9日の週(1/9~1/15)、及び2021年1月23日の週(1/23~1/29)においては、グラフA12における週毎の評価値が無く、点数A31、キャラクタA32、及びメッセージA33が表示されていない。これは、これらの週においては、安全確認リマインドがOFFに設定されなかったためである。
また、図9に示す表示画面G2の下部には、スライドボタンB2が設けられている。このスライドボタンB2は、領域R1及び領域R2の表示内容を、登校時におけるものとするのか、下校時におけるものとするのかを切り替えるボタンである。親端末2を所持する保護者が、スライドボタンB2を紙面左方向へスライドさせると、領域R1及び領域R2の表示内容が登校時におけるものになる。親端末2を所持する保護者が、スライドボタンB2を紙面右方向へスライドさせると、領域R1及び領域R2の表示内容が下校時におけるものになる。
表示画面G2の領域R21の表示内容を参照することで、安全確認リマインドがONである場合(リマインドありの場合)とOFFである場合(リマインドなしの場合)との週毎の評価値の変化傾向及びその違いを容易に把握することができる。また、表示画面G2の領域R22に表示内容を参照することで、安全確認リマインドがONである場合(リマインドありの場合)とOFFである場合(リマインドなしの場合)との週毎の評価値の良し悪しを直感的に且つ容易に把握することができる。また、表示画面G2の下部に設けられたスライドボタンB2を操作することで、子供C1の登校時における動作の評価結果と、下校時における動作の評価結果とを容易に切り替えることができる。
以上の通り、本実施形態によれば、子端末1を携帯する携帯者(子供C1)によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)又は無効(OFF)にすることができる。そして、設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)にした場合における子供C1の動作の評価値と、無効(OFF)にした場合における子供C1の動作の評価値とを得ることができる。これにより、交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することができる。
〔第2実施形態〕
〈交通安全評価システム〉
図10は、本発明の第2実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。尚、図10においては、図1,2に示した構成と同様の構成には同一の符号を付してある。図10に示す通り、本実施形態の交通安全評価システムES2は、図1に示す交通安全評価システムES1の子端末1を子端末1Aに替え、サーバ3をサーバ3Aに替えた構成である。このような本実施形態の交通安全評価システムES2は、第1実施形態の交通安全評価システムES1では子端末1が行っていた設定位置における報知処理を、サーバ3Aの指示に基づいて子端末1Aが行うようにしたものである。本実施形態における子端末1A及びサーバ3Aは、本発明の情報処理装置に相当するものである。
〈子端末〉
子端末1Aは、図2に示す子端末1の位置判断部20aを省略した構成である。また、子端末1Aでは、子端末1のメモリ19に記憶された設定位置情報SPが省略されている。つまり、子端末1Aは、子端末1に設けられていた設定位置における報知処理に係る機能を省略した構成である。
〈サーバ〉
サーバ3Aは、図1に示すサーバ3の制御部32に、図2に示す子端末1の位置判断部20aを追加した構成である。また、サーバ3Aの記憶部33には、図2に示す子端末1のメモリ19に記憶された設定位置情報SPが記憶されている。つまり、サーバ3Aは、子端末1に設けられていた設定位置における報知処理に係る機能を追加した構成である。
〈交通安全評価システムで行われる処理〉
次に、本実施形態に係る交通安全評価システムES2で行われる処理について説明する。本実施形態に係る交通安全評価システムES2においても、第1実施形態に係る交通安全評価システムES1と同様に、設定位置における報知処理、設定位置における動作判断処理、及び動作評価情報生成処理が行われる。但し、本実施形態で行われる設定位置における報知処理は、第1実施形態で行われるものとは若干異なる。このため、以下では、本実施形態で行われる設定位置における報知処理について、図6を用いて簡単に説明する。
《設定位置における報知処理》
まず、子端末1Aの位置取得部11が、子端末1の位置(子供C1の位置)を示す位置情報を取得する(ステップS11:位置取得ステップ)。位置取得部11が取得した位置情報は、制御部20の制御により、通信部18からネットワークNを介してサーバ3Aに送信される。次に、サーバ3Aの位置判断部20aが、送信されてきた位置情報で示される子供C1の位置から、記憶部33に記憶された設定位置情報SPで示される設定位置PT1(図5参照)までの距離が所定距離dt1未満であるか否かを判定する(ステップS12:位置判断ステップ)。
サーバ3Aの位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満ではないと判断した場合には、図6に示すフローチャートの処理が終了する。これに対し、サーバ3Aの位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であると判断した場合には、サーバ3Aの制御部32は、通信部31を制御して、その旨を示す信号(以下、接近通知信号という)を子端末1Aに送信する。
サーバ3Aから送信されてきた接近通知信号が子端末1Aで受信されると、子端末1Aの制御部20は、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されているか否かを判断する(ステップS13)。制御部20は、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されていないと判断した場合には、報知情報を出力してバイブレータ17を振動させる(ステップS14:報知ステップ)。このようにして、設定位置に近づいた旨が、子端末1の携帯者である子供C1に報知される。
これに対し、制御部20が、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されていると判断した場合には、図6に示すフローチャートの処理が終了する。つまり、無効部20cによって子供C1への報知が無効化されている場合には、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であったとしても、子端末1の携帯者である子供C1への報知は行われない。尚、サーバ3Aから送信されてきた接近通知信号が子端末1Aで受信されると、子端末1Aの動作判断部20bによって、設定位置における動作判断処理(図7に示す処理)が行われる。
以上の通り、本実施形態においても、子端末1Aを携帯する携帯者(子供C1)によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)又は無効(OFF)にすることができる。そして、設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)にした場合における子供C1の動作の評価値と、無効(OFF)にした場合における子供C1の動作の評価値とを得ることができる。これにより、交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することができる。
〔第3実施形態〕
〈交通安全評価システム〉
図11は、本発明の第3実施形態に係る交通安全評価システムの全体構成を示すブロック図である。尚、図11においては、図10に示した構成と同様の構成には同一の符号を付してある。図11に示す通り、本実施形態の交通安全評価システムES3は、図10に示す交通安全評価システムES2の子端末1Aを子端末1Bに替え、サーバ3Aをサーバ3Bに替えた構成である。このような本実施形態の交通安全評価システムES3は、設定位置における報知処理をサーバ3Bの指示に基づいて子端末1が行い、設定位置における動作判断処理をサーバ3Bが行うようにしたものである。本実施形態における子端末1B及びサーバ3Bは、本発明の情報処理装置に相当するものである。
〈子端末〉
子端末1Bは、図10に示す子端末1Aの動作判断部20bを省略した構成である。つまり、子端末1Bは、子端末1Aに設けられていた設定位置における動作判断処理に係る機能を省略した構成である。
〈サーバ〉
サーバ3Bは、図10に示すサーバ3Aの制御部32に、図10に示す子端末1Aの動作判断部20bを追加した構成である。つまり、サーバ3Bは、子端末1Aに設けられていた設定位置における動作判断処理に係る機能を追加した構成である。
〈交通安全評価システムで行われる処理〉
次に、本実施形態に係る交通安全評価システムES3で行われる処理について説明する。本実施形態に係る交通安全評価システムES3においては、第2実施形態で説明した設定位置における報知処理と、第1実施形態で説明した動作評価情報生成処理とが行われる。本実施形態で行われる設定位置における動作判断処理は、第1実施形態で行われるものとは若干異なる。このため、以下では、本実施形態で行われる設定位置における動作判断処理について、図7を用いて簡単に説明する。
《設定位置における動作判断処理》
設定位置における動作判断処理は、サーバ3Bの位置判断部20aが、子供C1の位置から設定位置PT1までの距離が所定距離dt1未満であると判断した場合に開始される。処理が開始されると、まず、サーバ3Bの制御部32が、通信部31を制御して、接近通知信号を子端末1Bに送信する。
サーバ3Bから送信された接近通知信号が子端末1Bで受信されると、子端末1Bの制御部20は、子供C1の動作を取得する(ステップS21:動作取得ステップ)。具体的に、子端末1Bの制御部20は、位置取得部11が出力する測位情報、レーダ12が出力する検知信号、及び加速度センサ13が出力する検出値の少なくとも1つを取得する。子端末1Bの制御部20は、通信部18を制御して、位置取得部11から取得した測位情報に基づく位置情報、レーダ12から取得した検知信号、或いは加速度センサ13から取得した検出値をサーバ3Bに送信する。
子端末1Bから送信されてきた位置情報等がサーバ3Bで受信されると、サーバ3Bの動作判断部20bは、子端末1Bから送信されてきた位置情報等を用いて、子供C1によって所定の動作が行われたか否かを判断する(ステップS22:動作判断ステップ)。例えば、動作判断部20bは、子供C1によって、停止動作、左右確認動作、挙手動作等の所定動作が行われたか否かを判断する。
サーバ3Bの動作判断部20bが、子供C1による所定動作が行われたと判断した場合には、サーバ3Bの制御部32は、行われたと判断した所定動作の種別(停止動作、左右確認動作、挙手動作等)を示す情報を、動作判断情報として記憶部33に記憶させる。尚、サーバ3Bの制御部32は、子供C1への報知が無効化されていない場合に得られた動作判断情報と、子供C1への報知が無効化されている場合に得られた動作判断情報とを分けて記憶部33に記憶させる。
以上の通り、本実施形態においても、子端末1Aを携帯する携帯者(子供C1)によって所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)又は無効(OFF)にすることができる。そして、設定位置における報知処理(安全確認リマインド)を有効(ON)にした場合における子供C1の動作の評価値と、無効(OFF)にした場合における子供C1の動作の評価値とを得ることができる。これにより、交通安全教育の効果を適切に評価して、長期に亘る評価結果を提示することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。例えば、上述した第1~第3実施形態では、サーバ3,3A,3Bの評価部32aが、子端末1を携帯する携帯者の動作を評価し、サーバ3,3A,3Bの生成部32bが、動作評価情報を生成する例について説明した。しかしながら、評価部32a及び生成部32bを親端末2に設け、子端末1を携帯する携帯者の動作の評価及び動作評価情報の生成を親端末2で行うようにしてもよい。
1,1A,1B…子端末、2…親端末、3,3A,3B…サーバ、11…位置取得部、12…レーダ、13…加速度センサ、14…表示部、16…スピーカ、17…バイブレータ、19…メモリ、20a…位置判断部、20b…動作判断部、20c…無効部、22…表示部、32a…評価部、32b…生成部

Claims (18)

  1. 移動者によって携帯される端末に設けられ、前記移動者の動作を取得する動作取得部と、
    前記動作取得部が取得した前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断部と、
    前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置を記憶する記憶部と、
    前記端末に設けられ、前記端末の現在位置を取得する位置取得部と、
    前記記憶部が記憶した前記設定位置と、前記位置取得部が取得した前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断部と、
    前記端末に設けられ、前記位置判断部が、前記所定の地理的関係にあると判断したときに、前記移動者に対して報知する報知部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記報知部が前記移動者に対して報知することを無効化する無効部を備える請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記無効部は、前記端末、又は、前記端末と通信可能な若しくは前記端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末に対して入力された操作に基づいて無効化する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記他の端末に対して入力された操作に応じて設定された前記設定位置を記憶する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部及び前記位置判断部は、前記端末又は前記遠隔装置に設けられる請求項3又は請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記動作判断部は、前記端末又は前記遠隔装置に設けられる請求項3から請求項5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記動作判断部の判断結果に基づいて、前記移動者を評価する評価部を更に備える請求項1から請求項6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記評価部は、前記移動者を、予め規定された期間毎に評価する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記報知部が前記移動者に対して報知することを無効化する無効部を備え、
    前記評価部は、前記無効部が無効化していないときの評価結果である第1評価結果と、前記無効部が無効化しているときの評価結果である第2評価結果とを求める、
    請求項7又は請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記評価部が評価した評価結果を、前記端末、又は、前記端末と通信可能な若しくは前記端末と通信可能な遠隔装置と通信可能な他の端末の表示部で表示するための情報を生成する生成部を更に備える請求項7から請求項9の何れか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記生成部は、前記評価部が評価した評価結果に応じて内容が変化する文字、文字列、記号、図形、色、又は音のうち少なくとも1つが含まれる情報を生成する請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記評価部及び前記生成部は、前記遠隔装置又は前記他の端末に設けられる請求項10又は請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記所定動作は、前記移動者の交通の安全を高める動作である請求項1から請求項12の何れか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記遠隔装置は、前記端末及び前記他の端末と通信可能なサーバである請求項3から請求項6及び請求項10から請求項12の何れか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記移動者は、歩行する児童である、請求項1から請求項14の何れか一項に記載の情報処理装置。
  16. 端末を携帯する移動者の動作を取得する動作取得ステップと、
    前記動作取得ステップで取得された前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断ステップと、
    前記端末の現在位置を取得する位置取得ステップと、
    前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置と、前記位置取得ステップで取得された前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断ステップと、
    前記位置判断ステップで前記所定の地理的関係にあると判断されたときに、前記移動者に対して報知する報知ステップと、
    を有する情報処理方法。
  17. コンピュータに、
    端末を携帯する移動者の動作を取得する動作取得ステップと、
    前記動作取得ステップで取得された前記移動者の動作に基づき所定動作が行われたことを判断する動作判断ステップと、
    前記端末の現在位置を取得する位置取得ステップと、
    前記移動者によって前記所定動作がなされるよう事前に設定された地理的位置である設定位置と、前記位置取得ステップで取得された前記現在位置とが、所定の地理的関係にあることを判断する位置判断ステップと、
    前記位置判断ステップで前記所定の地理的関係にあると判断されたときに、前記移動者に対して報知する報知ステップと、
    を実行させる情報処理プログラム。
  18. 請求項17記載の情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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