JP2024014664A - 全固体用二次電池加圧システム及びその方法 - Google Patents

全固体用二次電池加圧システム及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全固体用二次電池加圧システム及びその方法を提供する。【解決手段】本発明は、投入される二次電池5を気密部を介して自動パッキングした後、高温加圧工程を行うことにより、固体電解質と活物質との接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化のための高温加圧全工程を自動化してタクトタイム(Tact_Time)の短縮及びこれによる工程効率の上昇を図るようにする加圧システム1及びその方法に関する。【選択図】図3

Description

本発明は、全固体用二次電池加圧システム1及びその方法に関し、より詳細には、投入される二次電池5を気密部3を介して自動パッキングした後、高温加圧工程を行うことにより、固体電解質と活物質との接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化のための高温加圧全工程を自動化してタクトタイム(Tact_Time)の短縮及びこれによる工程効率の上昇を図るようにする加圧システム1及びその方法に関する。
最近、電気自動車、エネルギー貯蔵用蓄電池、ロボット、衛星などの開発が本格化するにつれて、繰り返し充放電が可能な高性能バッテリーである二次電池に関する研究が盛んに行われている。現在市販されている二次電池としては、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、ニッケル亜鉛電池、リチウム二次電池などがあるが、これらの中でも、リチウム二次電池は、ニッケル系の二次電池に比べてメモリ効果がほとんど発生しないため充放電が自由であり、自己放電率が非常に低く、エネルギー密度が高いという利点により脚光を浴びている。
このようなリチウム二次電池は、主にリチウム系酸化物と炭素材をそれぞれ正極活物質と負極活物質として使用する。リチウム二次電池は、正極活物質と負極活物質がそれぞれ塗布された正極板と負極板とがセパレータを挟んで配置された電極組立体と、電極組立体を電解液と共に密封収納する外装材であるポーチと、を備える。
その中でも、全固体用二次電池は、主要素材がすべて固体からなる二次電池であって、固体電解質を使用することにより火災及び爆発の危険が著しく減少して活用範囲が広くなり、性能が格段に優れるにも拘らず、火災及び爆発の危険により活用できなかったリチウム金属を負極材として使用可能であって、エネルギー密度を飛躍的に高めることができる。これらの利点により、現在全固体用二次電池に関する開発が盛んに行われている状態である。
このような全固体用二次電池における固体電解質は、イオンが固体格子の間で移動するので、活物質と電解質との接触界面を最大化しながらも界面抵抗を最小化しなければならない。このために、固体電解質層を積層した後など、水圧プレス装備で圧力を加える方式で製作されてきたが、当該方式の全固体用二次電池は量産に適さないという問題点がある。
かかる問題点を解決するために、本発明の発明者は、改善された構造/方式を有する新規の全固体用二次電池高温加圧システムを提示し、詳細な内容は後述する。
韓国公開特許第10-2015-0069523号公報「全固体二次電池及び全固体二次電池の製造方法」
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、投入される二次電池を気密部を介して自動パッキングした後、高温加圧工程を行うことにより、固体電解質と活物質との接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化のための高温加圧全工程を自動化してタクトタイム(Tact_Time)の短縮及びこれによる工程効率の上昇を図るようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することにある。
また、本発明は、供給部から供給される二次電池を投入部を介してバッファ部に自動スタッキングさせることにより、第1搬送部と自動パッキング部との動作時間差をバッファリングさせる全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、第1供給装置を介して二次電池を気密部をパッキング又はアンパッキングすることにより、高温加圧工程の際に当該二次電池を圧力伝達用媒質である流体から保護可能にする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、真空装置を用いて気密部の内部空間を真空形成することにより、高温加圧工程の際に当該二次電池に対する不良発生を防止するようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、自動パッキング部を一対形成することにより、一つの自動パッキング部での自動パッキング工程の際に、残りの自動パッキング部で加圧工程が完了した二次電池に対する自動アンパッキング工程が行われるようにして、工程効率が上昇するようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、内部にバスケットが投入されたベッセルが側方移動して加圧チャンバ部の内部空間で高温加圧工程が行われるようにすることにより、全固体用二次電池の接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化を可能にする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、一対のベッセルが左右両側に形成されることにより、いずれか一方のベッセルに対する加圧工程の終了後に加圧チャンバ部の内部空間から排出されて待機位置に戻ると、待機中の残りのベッセルが前記加圧チャンバ部の内部空間に直ちに投入されるようにすることにより、工程時間の短縮及びそれによる工程効率の上昇を図るようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、加圧チャンバ部又はベッセルなどの加圧部の一側に第1ヒーティングブロックを形成することにより、前記加圧チャンバ部の内部空間への圧力伝達媒質の供給時に前記媒質の熱損失を最小限に抑えるようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、圧力伝達媒質である流体を貯蔵する貯蔵タンクの一側にも第2ヒーティングブロックを形成することにより、前記流体が高温を維持した状態で加圧チャンバ部側へ供給されて工程効率の上昇を図るようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、配管部の外面又は外周面上にヒーティングジャケットを形成することにより、圧力伝達媒質が貯蔵タンクから加圧チャンバ部側へ流動するときに発生可能な熱損失を最小限に抑えるようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、残留物排出部が第2連通孔を介して加圧チャンバ部の内部空間と連通するようにすることにより、加圧工程後に前記内部空間に残留する流体が容易に排出されるようにする全固体用二次電池高温加圧システム及びその方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、次の構成を有する実施形態によって実現できる。
本発明の一実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムは、投入される二次電池を移送させる第1移送部と、前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出させる投入部と、前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングする自動パッキング部と、を含むことを特徴とする。
本発明の他の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムは、上側のバスケットを移送させる第2移送部をさらに含み、前記自動パッキング部は、前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、真空形成された気密部を前記バスケットの内部へ供給する第2供給装置と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記第1供給装置は、前記ワークテーブルの第1位置と隣接する側にあり、前記真空装置は、前記ワークテーブルの第2位置と隣接する側にあり、前記第2供給装置は、前記ワークテーブルの第3位置と隣接する側にあることを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記自動パッキング部は、前記ワークテーブルの第4位置と隣接する側にあり、前記気密部の内部空間を真空解除する真空解除装置をさらに含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記真空装置は、前記気密部の空気流出入部と連通して前記気密部の内部空間を真空形成する第1流路形成部と、前記第1流路形成部を前後進させる第1駆動手段と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記第1移送部は、投入される二次電池を投入部側に移送させる供給部と、前記自動パッキング部を介して排出される二次電池を投入部を介して受け取って前記供給部とは反対の方向に移送させる排出部と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムは、気密部が収容されたバスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部をさらに含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記加圧部は、一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動するように構成され、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、液体類圧力伝達用媒質を貯蔵する貯蔵タンクと、一端が貯蔵タンクに連結され、他端が加圧チャンバ部に連結される配管部と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムは、投入される二次電池を移送させる第1移送部と、前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出させる投入部と、前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングしてバスケットへ投入する自動パッキング部と、内部に気密部が収容されたバスケットを移送させる第2移送部と、前記バスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部と、を含み、前記加圧部は、一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動し、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記投入部は、前記第1移送部の移送方向に沿って離隔した一対が配置され、前記自動パッキング部は、前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、真空形成された気密部を前記バスケットの内部に配置する第2供給装置と、前記気密部の内部空間を真空解除する真空解除装置と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記自動パッキング部は、個別の投入部に隣接して互いに対称となるように一対が形成され、前記第2移送部は、前記加圧チャンバ部の両側に形成され、それぞれのバスケットを着座させる一対で形成されることを特徴とする。
本発明の別の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧システムにおける前記一対のワークテーブルは、互いに逆方向に回転するように構成され、前記真空解除装置は、一対の自動パッキング部が共有するように構成されることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧方法は、投入される二次電池を移送させる第1移送部と、前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出するように構成される投入部と、前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングする自動パッキング部と、を含み、前記自動パッキング部は、前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、真空形成された気密部を前記バスケットの内部に配置する第2供給装置と、を含み、二次電池が第1移送部上で投入部側へ移送されるステップと、前記投入部が第1移送部から二次電池を排出するステップと、前記第1供給装置が排出された二次電池をワークテーブル上で気密部によってパッキングするステップと、前記真空装置を介して前記パッキングされた気密部の内部空間を真空形成するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の他の実施形態によれば、本発明による全固体用二次電池加圧方法は、上側のバスケットを移送させる第2移送部と、気密部が収容されたバスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部と、をさらに含み、前記加圧部は、一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動し、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、を含み、第2供給装置を介して真空形成された気密部を前記第2移送部上のバスケット内に挿入するステップと、第2移送部を介して気密部が挿入されたバスケットを前記加圧チャンバ部の内側へ移送するステップと、前記真空チャンバ部内で二次電池が加圧されるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、上述した構成によって次の効果を有する。
本発明は、投入される二次電池を気密部を介して自動パッキングした後、高温加圧工程を行うことにより、固体電解質と活物質との接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化のための高温加圧全工程を自動化してタクトタイム(Tact_Time)の短縮及びこれによる工程効率の上昇を図るようにするという効果がある。
また、本発明は、供給部から供給される二次電池を投入部を介してバッファ部に自動スタックさせることにより、第1移送部と自動パッキング部との動作時間差をバッファリングさせるという効果がある。
また、本発明は、第1供給装置を介して二次電池を気密部を介してパッキング又はアンパッキングすることにより、高温加圧工程時に当該二次電池を圧力伝達用媒質である流体から保護可能にするという効果がある。
また、本発明は、真空装置を介して気密部の内部空間を真空形成することにより、高温加圧工程時に当該二次電池に対する不良発生を防止するようにするという効果がある。
また、本発明は、自動パッキング部を一対形成することにより、一つの自動パッキング部での自動パッキング工程の際に、残りの自動パッキング部で加圧工程が完了した二次電池に対する自動アンパッキング工程が行われるようにして、工程効率が上昇するようにするという効果がある。
また、本発明は、内部にバスケットが投入されたベッセルが側方移動して加圧チャンバ部の内部空間で高温加圧工程が行われるようにすることにより、全固体用二次電池の接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化を可能にするという効果がある。
また、本発明は、一対のベッセルが左右両側に形成されることにより、いずれか一方のベッセルに対する加圧工程の終了後に加圧チャンバ部の内部空間から排出されて待機位置に戻ると、待機中の残りのベッセルが前記加圧チャンバ部の内部空間へ直ちに投入されるようにすることにより、工程時間の短縮及びそれによる工程効率の上昇を図るようにするという効果がある。
また、本発明は、加圧チャンバ部又はベッセルなどの加圧部の一側に第1ヒーティングブロックを形成することにより、前記加圧チャンバ部の内部空間への圧力伝達媒質の供給時に前記媒質の熱損失を最小限に抑えるようにするという効果がある。
また、本発明は、圧力伝達媒質である流体を貯蔵する貯蔵タンクの一側にも第2ヒーティングブロックを形成することにより、前記流体が高温を維持した状態で加圧チャンバ部側に供給されて工程効率の上昇を図るようにするという効果がある。
また、本発明は、配管部の外面又は外周面上にヒーティングジャケットを形成することにより、圧力伝達媒質が貯蔵タンクから加圧チャンバ部側へ流れるときに発生可能な熱損失を最小限に抑えるようにするという効果がある。
また、本発明は、残留物排出部を第2連通孔を介して加圧チャンバ部の内部空間と連通するようにすることにより、加圧工程後に前記内部空間に残留する流体が容易に排出されるようにするという効果がある。
一方、ここで明示的に言及されていない効果であっても、本発明の技術的特徴によって期待される、以下の明細書に記載された効果及びその暫定的な効果は、本発明の明細書に記載されているように扱われることを付け加える。
本発明の一実施形態による気密部の参考図である。 本発明の一実施形態によるバスケットの斜視図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧システムの概念図である。 図3による加圧チャンバ部の概略参考図である。 図3による加圧チャンバ部の水平断面図である。 本発明の他の実施形態による全固体用二次電池加圧システムの概念図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。 本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照してさらに詳細に説明する。本発明の実施形態は様々な形態に変形することができ、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されるものと解釈されてはならず、特許請求の範囲に記載された事項に基づいて解釈されるべきである。また、本実施形態は、当該分野における通常の知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために参考として提供されるものに過ぎない。
本明細書で使用されているように、単数形は、文脈上異なる場合を明らかに指摘するものではない限り、複数形を含むことができる。また、本明細書で使用される場合、「含む(comprise)」及び/又は「含む(comprising」は、言及した形状、数字、ステップ、動作、部材、要素、及び/又はこれらのグループの存在を特定するものであり、1つ以上の他の形状、数字、動作、部材、要素、及び/又はグループの存在又は付加を排除するものではない。
以下では、ある構成要素(又は層)が他の構成要素(又は層)上に配置されると説明される場合、ある構成要素が他の構成要素上に直接配置されることもあり、或いは当該構成要素の間に別の構成要素又は層が介在することもあることに留意すべきである。また、ある構成要素が他の構成要素上に直接配置されると表現される場合、当該構成要素の間に別の構成要素が位置しない。また、ある構成要素の「上」、「上部」、「下部」、「上側」、「下側」、 「一側」又は「側面」に位置するというのは、相対的な位置関係を意味するものである。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧システム1について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による気密部の参考図である。
以下における自動パッキング部30は、例えば、WIP(Warm Isostatic Press)などを用いて全固体用二次電池の高温加圧の際に、前記二次電池5を気密部3に自動パッキングした後に加圧するシステムを意味し、以下で詳細に説明する。
また、図1を参照すると、気密部3は、単位セル(Unit Cell)又はバイセル(Bi-Cell)からなる全固体用二次電池5をパッキングする構成であって、気密部3の底部をなす底面部31と、前記底面部31の上側と結合して二次電池5をカバーする蓋部33と、を含むことができる。このような底面部31と蓋部33とは、ヒンジなどによって一側が互いに連結された一体に形成されてもよく、物理的に分離されるように形成されてもよく、これに限定されるものではない。
また、底面部31と蓋部33とは、内部の二次電池を加圧することができるように、少なくともその一側が高い伸び特性を有する材質で形成できる。
さらに、底面部31と蓋部33とが二次電池5をパッキング/アンパッキングするように互いに結合及び解除される結合部35を含むことができる。結合部35は、ラッチ(latch)構成によって、ボールロックピン(Ball Lock Pin)構成によって、或いはクランプ(Clamp)構成によって結合することもでき、公知の様々な結合/締結装置などの任意の構成からなることができ、本発明の範囲は、特定の例示によって限定されるものではない。
また、気密部3の一側には、二次電池5が着座する内部空間を真空状態にするための空気流出入部(図示せず)が形成されてもよい。
図2は、本発明の一実施形態によるバスケットの斜視図である。
図2を参照すると、後述するバスケットB2は、内部に気密部3を収容した状態で、第2移送部70によって、隣接するベッセルの内部空間に収容又は挿入される構成である。また、バスケットB2は、例えば、その外面が略円筒状に形成されるが、一側に気密部3が投入されるようにするための開放領域B21を含むことができる。前記開放領域B21は、例えばバスケットB2の前面及び/又は背面に形成できる。
前記バスケットB2の外面又は外周面に多数の貫通孔B22が形成されることにより、後述する圧力伝達媒質である流体が内部空間へ流入して二次電池5を高温加圧するようにすることが好ましい。
図3は、本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧システムの概念図である。
図3を参照すると、本発明は、全固体用二次電池加圧システム1に関し、より詳細には、投入される二次電池5を気密部3を介して自動パッキングした後、高温加圧工程を行うことにより、固体電解質と活物質との接触界面の最大化及び界面抵抗の最小化のための高温加圧全工程を自動化してタクトタイム(Tact_Time)の短縮及びこれによる工程効率の上昇を図るようにする加圧システム1に関する。
このために、前記加圧システム1は、第1移送部10、投入部30、自動パッキング部50、第2移送部70及び加圧部90を含むことができる。
第1移送部10は、二次電池5を移送させる構成であって、例えばコンベヤー構成であってもよい。例えば、第1移送部10は、一対の構成であって、供給部110と排出部130とが互いに並んで配置される。供給部110は、投入される二次電池5を投入部30側に移送させ、排出部130は、自動パッキング部50を介して排出される二次電池5を投入部30を介して受け取って前記システム1から排出する構成である。このような供給部110と排出部130とは互いに並列配置されることができ、二次電池5の移送方向は互いに反対になることができ、これに限定されない。
投入部30は、第1移送部10から投入される二次電池5を受け取るか、或いは自動パッキング部50から排出される二次電池5を第1移送部10に投入する構成である。このような投入部30は、一例として、第1移送部10の一側に連結されることにより、投入される二次電池5を前記第1移送部10の進行方向とは異なる方向に移送させることができる。例えば、投入部30は、二次電池5を第1移送部10の移送方向に対して90°方向に移送させることができる。また、二次電池5が着座する投入部30の上面は、第1移送部10の上面と実質的に同じ高さを持つようにして、連結部位に段差が発生しないようにすることが好ましい。
より詳細に説明すると、投入部30は、供給部110と連結されるように形成されることにより、前記供給部110上で移送される二次電池5を第1移送部10の外側へ取り出すように形成され得る。そして、投入部30は、自動パッキング部50から排出される二次電池5を排出部130に供給することもできる。
供給部110から供給される二次電池5は、投入部30を経てバッファ部B1にスタッキングできる。また、自動パッキング部50から排出される二次電池5は、バッファ部B1にスタッキングされた後、投入部30を介して排出部130へ供給できる。このために、投入部30は、ロボットアーム(図示せず)構成を有してもよい。このとき、バッファ部B1は、二次電池5を供給する供給部110と自動パッキング部50との動作時間差を対比するためのバッファ構成であって、本発明の必須構成要素ではないことに留意すべきである。
自動パッキング部50は、投入部30を介して供給される二次電池5を気密部3内に自動パッキングしたり、加圧部90を介して加圧工程が終了した二次電池5を気密部3の内部空間からアンパッキングしたりする構成であって、このために、第1供給装置510、ワークテーブル530、真空装置550、第2供給装置570及び真空解除装置590を含むことができる。
第1供給装置510は、投入部30とワークテーブル530との間に二次電池5を移送させる構成である。例えば、第1供給装置510は、投入部30を介して供給される二次電池5をワークテーブル530へ移送させるか、逆にワークテーブル530を介して供給される二次電池5を投入部30へ移送させることができる。或いは、第1供給装置510は、バッファ部B1にスタッキングされた二次電池5をワークテーブル530に供給するか、或いは前記ワークテーブル530から排出される二次電池5をバッファ部にスタッキングされるようにすることができる。このような第1供給装置510は、一例としてロボットアームの構成で形成できる。
また、第1供給装置510は、気密部3をパッキング又はアンパッキングする組立部511を含むことができる。すなわち、組立部511は、気密部3の底面部31と蓋部33とを自動結合及び/又は解体するのである。例えば、第1供給装置510は、気密部3を移送して組立部511上に着座させ、前記組立部511が気密部3を解体して底面部31と蓋部33を相互分離する。その後、第1供給装置510が二次電池5を底面部31上に着座させた後、前記組立部511が下降して蓋部33を底面部31と結合させることができる。また、逆の場合も可能である。第1供給装置510及び組立部511は、ワークテーブル530の第1位置と隣接する側に配置される。前記「第1位置」と後述する「第2位置」、「第3位置」及び「第4位置」は、ワークテーブル530上で地面と平行に互いに90°の回転角度で離隔した側を意味すると理解される。
ワークテーブル530は、一側に着座した気密部3に対する順次的な工程(真空形成、第2移送部70への移送、又は前記第2移送部70からの排出、真空解除)ができるように回転する構成である。前記ワークテーブル530を基準として、第1供給装置510、真空装置550、第2供給装置570及び真空解除装置590は、地面と平行に互いに90°の回転角度で離隔配置されることができる。これにより、前記ワークテーブル530の回転によって、気密部3が各構成510、550、570、590と隣接するようにすることができる。このために、ワークテーブル530は、一側が、好ましくはその底部が回転モータなどの駆動手段と連結されて時計回り又は反時計回りに回転することができるように構成されることが好ましい。
真空装置550は、ワークテーブル530の第2位置と隣接する側に配置され、気密部3の内部空間を真空形成する構成である。例えば、真空装置550は、空気流出入部と連通して前記気密部3の内部空間を真空形成可能にする第1流路形成部551、及び前記第1流路形成部551を前後進させる第1駆動手段553を含むことができる。前記用語「前進」は、隣接する気密部3に近づく方向への移動を意味し、「後進」は前進とは逆方向への移動を意味すると理解される。
第1流路形成部551は、第1駆動手段553によって前進して空気流出入部と連結又は結合する構成である。このような第1流路形成部551の内部には、気密部3の内部空間からの空気が流れる流路(図示せず)が形成され、一側に連結される真空ポンプ及び管路によって前記気密部3の内部空間を真空形成することができる。
第1駆動手段553は、第1流路形成部551を前後進させる構成であって、一例として、油圧シリンダ又は空気圧シリンダの構成であってもよく、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
第2供給装置570は、ワークテーブル530の第3位置と隣接する側に配置され、前記ワークテーブル530と第2移送部70との間の気密部3の移送を可能にする構成であって、例えば、ロボットアームで形成できる。より詳細に説明すると、第2供給装置570は、ワークテーブル530上の気密部3を第2移送部70上のバスケットB2内に挿入するか、逆に前記バスケットB2内の気密部3をワークテーブル530上に着座させることができる。
真空解除装置590は、ワークテーブル530の第4位置と隣接する側に配置され、気密部3の内部空間を真空解除する構成である。前記真空解除装置590は、真空装置550と実質的に同一の構成で形成でき、第2流路形成部591及び第2駆動手段593を含み、それぞれの構成は、第1流路形成部551及び第1駆動手段553と対応することができる。
第2移送部70は、気密部3が収容されたバスケットB2を加圧チャンバ部930の一側と隣接するように移送させるか、或いは逆方向に移送させる構成であって、例えば、コンベヤー構成であってもよく、これに限定されるものではない。
加圧部90は、気密部3が収容されたバスケットB2に圧力伝達媒質としての流体(例えば、液体)を供給して全固体用二次電池5が高温加圧されるようにする構成である。
このために、加圧部90は、ベッセル910、加圧チャンバ部930、貯蔵タンク950、及び配管部970を含むことができる。
ベッセル910は、加圧チャンバ部930の内部空間へ側方移動するか或いは逆方向移動し、例えば前後方向に形成される貫通孔に沿って、内部に二次電池5又は気密部3が配置されるバスケットB2が挿入されるようにする構成である。このようなベッセル910は、例えば加圧チャンバ部930の内部空間と例えばレールRの構成によって互いに連結されて前記レールR上で側方移動するようにすることが好ましい。或いは、前記レールRは、連結ロッドなど、ベッセル910の側方移動をガイドする任意の構成によって置き換えられてもよい。したがって、個別のベッセル910は、対応する第2移送部70と連結されるように待機位置にあるか、或いは側方移動を介して加圧チャンバ部930の内部空間に位置することができる。加圧チャンバ部930内に位置するベッセル910は、移送区間のシャッタを用いて前記加圧チャンバ部930の内部環境を外部と分離させることもできる。
また、ベッセル910の前面には入口部911が形成され、ベッセルの背面には出口部913が形成され得る。例えば、バスケットB2は、第2移送部70の駆動によって待機位置にあるベッセル910の入口部911を介して前記ベッセル910の内部空間へ投入できる。その後、前記ベッセル910は、レールR上で加圧チャンバ部930の内部空間へ投入されて全固体用二次電池Bに対する高温加圧工程が行われるようにすることができる。
その後、工程が終了すると、ベッセル910は、再び加圧チャンバ部930の外側へ側方移動して再び待機位置に戻り、前記ベッセル910内のバスケットB2は、出口部913から排出されて第2移送部70に沿って自動パッキング部50側へ再び移送されるようにすることができる。前記入口部911と出口部913とは貫通孔によって互いに連通し、前記貫通孔はバスケットB2と対応する垂直断面形状を持つように形成されることが好ましい。また、入口部911と出口部913は、ベッセル910とその断面積サイズが実質的に同じ或いはそれより少し大きく形成できる。他の例として、前記入口部911が出口部の機能を行ってもよく、これに限定されるものではない。
このようなベッセル910の一側には温度センサー(図示せず)が配置されることにより、後述する第1ヒーティングブロック931を介した熱伝達の際に、前記ベッセル910の内部環境温度を調節することができる。
図4は図3による加圧チャンバ部の概略参考図であり、図5は図3による加圧チャンバ部の水平断面図である。
図3~図5を参照すると、加圧チャンバ部930は、内部空間へ供給されるベッセル910の入口部911及び/又は出口部913をカバーした状態で、供給される圧力伝達媒質としての流体(例えば、液体)を介して、前記ベッセル910内に収容された全固体用二次電池5が高温加圧されるようにする構成である。
上述したように、前記加圧チャンバ部930の内部空間は、レールRと連結されてベッセル910が挿入及び排出されるようにすることができる。したがって、前記加圧チャンバ部930の内部空間は、ベッセル910が挿入されるのに適したサイズに形成できる。また、前記加圧チャンバ部930は、ベッセル910が投入される、開放された側を有することができる。
このために、前記加圧チャンバ部930は、第1ヒーティングブロック931、第1蓋部932、第2蓋部933、流体流動孔934及び残留流体排出孔935を含むことができる。
第1ヒーティングブロック931は、加圧チャンバ部930の一側又は内部空間上に設置され、圧力伝達用媒質である流体(例えば、液体)に高温の熱を伝達する構成である。前記第1ヒーティングブロック931は、例えば、投入されたベッセル910の外周面を包み込む形態であり、その内部を介して熱伝達用流体が流れることにより、ベッセル910の内側へ熱を伝達することができるが、これに限定されるものではなく、加圧チャンバ部930の内側へ供給される圧力伝達媒質である流体に熱エネルギーを伝達することができる、公知された又は公知される任意の構成であればよい。前記例示の場合、第1ヒーティングブロック931内に流体を供給するための別個の供給装置(図示せず)が前記第1ヒーティングブロック931の一側に連結されることができる。第1ヒーティングブロック931は、加圧チャンバ部930の一側に形成されるものと説明したが、ベッセル910などの加圧部90の一側に形成されてもよく、これに限定されるものではない。
第1蓋部932は、投入されたベッセル910の入口部911を開閉する構成であって、所定の距離前後方向に往復運動可能に設計できる。例えば、第1蓋部932は、例えば、油空圧シリンダ(図示せず)などの駆動手段と連結されて往復運動可能であるが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。また、第1蓋部932は、入口部911に挿入される側断面形状が前記入口部911と相補的な形状に形成できる。
第2蓋部933は、投入されたベッセル910の出口部913を開閉する構成であって、所定の距離前後方向に往復運動可能に設計できる。前記第2蓋部933は、第1蓋部932と実質的に同じ形状に形成でき、同じ方式で往復運動することができ、その詳細な説明は省略する。
流体流動孔934は、圧力伝達用媒質である流体が流れる経路である貫通孔の構成であって、加圧チャンバ部930の一側に形成できる。前記流体流動孔934は、加圧チャンバ部930の内部空間へ流体が供給される及び/又は逆方向に排出される側である第1貫通孔9341と、高温加圧工程の終了後に流体が排出される或いは逆方向に供給される側である第2貫通孔9343と、を含むことができる。別途の制限があるのではないが、前記第1貫通孔9341は、第1蓋部932及び第2蓋部933のうちのいずれか一方に、第2貫通孔9343は、残りの一方に形成されることが好ましい。前記第1貫通孔9341は、後述する第1配管971に連結され、第2貫通孔9343は、第2配管973に連結され得る。
図3を参照すると、残留流体排出孔935は、加圧チャンバ部930の内部空間に形成され、ベッセル910への加圧工程の終了後に、第1貫通孔9341及び/又は第2貫通孔9343を介して流体が抜け出した後に、前記内部空間に残留する流体が加圧チャンバ部930の外部へ排出されるようにする貫通孔の構成である。このために、前記残留流体排出孔935は、加圧チャンバ部930の内部空間の底部に形成されることにより、残留流体が自然に外部へ排出されるようにすることが好ましい。前記残留流体排出孔935は、後述する残留物排出部975と連結されることができる。
図3を参照すると、貯蔵タンク950は、圧力伝達用媒質である流体を貯蔵した状態で加圧チャンバ部930の内部空間へ前記流体を供給する構成である。前記貯蔵タンク950は、流体を貯留する内部空間が第1配管971、第2配管973及び残留物排出部975と連通することができる。したがって、貯蔵タンク950は、流体を貯蔵した状態で、加圧工程の際に第1配管971及び/又は第2配管973を介して加圧チャンバ部930へ供給し、加圧工程後に前記配管971及び/又は973を介して再び加圧チャンバ部930内の流体の供給を受ける。そして、前記加圧チャンバ部930から加圧工程済みのベッセル910が排出されると、前記チャンバ部930の内部空間に残留する流体の伝達を残留物排出部975を介して受けることができる。
前記貯蔵タンク950が貯蔵する流体は、液体類であることが好ましく、例えば、水又は、公知された又は公知される様々な熱媒体油のうちの少なくとも1種を含むことができ、これに限定されるものではない。一般に、熱媒体油が水よりも相対的に高い使用温度を有するので、高温及び高圧に有利な前記熱媒体油を使用することが好ましい。また、前記貯蔵タンク950上には、第1配管971及び第2配管973と連通する第1連通孔951、及び残留物排出部975と連通する第2連通孔953がそれぞれ異なる位置に形成されることができる。
また、前記貯蔵タンク950は、一側に第2ヒーティングブロック955を備えて、流体に高温の熱を伝達することが好ましい。一般に、全固体用二次電池5における固体電解質は、イオンが固体格子の間で移動するので、活物質と電解質との接触界面を最大化しながらも界面抵抗を最小限に抑えなければならず、これにより高温/高圧の加圧工程を行わなければならない。このために、前記貯蔵タンク950は、加圧チャンバ部930に流体が高温の状態で供給されるようにするために第2ヒーティングブロック955を備えることが好ましい。前記第2ヒーティングブロック955は、第1ヒーティングブロック931と実質的に同一の構造で形成でき、これについての詳細な説明は省略する。
配管部970は、一端が貯蔵タンク950、他端が加圧チャンバ部930にそれぞれ連結されることにより、両構成の間における流体の供給及び/又は排出経路を提供する構成である。このために、前記配管部970は、第1配管971、第2配管973、残留物排出部975、ヒーティングジャケット977及び共通配管979を含むことができる。
第1配管971は、一端が第1連通孔951、他端が加圧チャンバ部930の一側と連通して、貯蔵タンク950に貯留された流体が加圧チャンバ部930の内部空間へ供給されるように或いは逆方向に流れるように流路を提供する配管構成である。前記第1配管971の一側には、加圧チャンバ部930への流体供給又は前記加圧チャンバ部930からの流体排出のためのプレフィル(Pre-Fill)ポンプ9711が形成できる。前記第1配管971は、第2配管973との共通配管979から互いに分岐することができ、共通配管979が第1連通孔951と連結される。
第2配管973は、一端が第1連通孔951、他端が加圧チャンバ部930の他側にそれぞれ連結されることにより、加圧チャンバ部930の内部空間に投入された流体が貯蔵タンク950へ再供給されるように或いは逆方向に流れるように流路を提供する配管構成である。前記第2配管973の一側には、増圧ポンプ(Intensifier Pump)9731が形成できる。第1配管971及び第2配管973を介して加圧チャンバ部930の内部空間への流体供給が完了すると、増圧ポンプ9731を介して前記加圧チャンバ部930の内部空間を増圧させることができる。前記第2配管973は、共通配管979から互いに分岐することができ、共通配管979が第1連通孔951と連結される。
前記配管構成である第1配管971及び/又は第2配管973の外面には、流動中の流体に対する熱損失を最小限に抑えるためのヒーティングジャケット977が形成できる。前記ヒーティングジャケット977は、共通配管979側に、さらに第1及び/又は第2配管971、973側に形成でき、これに別途の制限があるものではない。前記ヒーティングジャケット977は、配管の外面上に形成される、公知された又は公知される対応構成のうちのいずれであってもよく、これに別途の制限があるものではない。
残留物排出部975は、一端が第2連通孔953、他端が残留流体排出孔935とそれぞれ連結されることにより、高温加圧工程が終了した後、加圧チャンバ部930内に残留する流体が貯蔵タンク950側へ流れるように流路を提供する配管構成である。
図6は、本発明の他の実施形態による全固体用二次電池加圧システムの概念図である。
また、図6を参照すると、上述した二次電池加圧システム1において、投入部30、自動パッキング部50及び第2移送部70は一対が形成できる。
例えば、第1移送部10の移送方向に沿って離隔した一対の投入部30(30a、30b)が配置される。各投入部30a、30bは、個別の自動パッキング部50a、50bと隣接して配置されることができる。また、個別のパッキング部50a、50bには、それぞれのワークテーブル530a、530b、真空装置550a、550bが配置できる。このとき、第1供給装置510は、個別の自動パッキング部50a、50bにそれぞれ配置されてもよく、或いは、1つの第1供給装置510が移動ガイド装置513及び駆動手段によって、隣接した一対のパッキング部を直線往復運動するように構成されてもよく、これに限定されるものではない。また、第2供給装置570も第1供給装置510と同様に形成できる。移動ガイド装置513、571は、例えばレール構成であり得るが、これに限定されるものではない。
また、一対の自動パッキング部50a、50bは、投入される二次電池5を互いに逆方向に回転させることができる。すなわち、一つの自動パッキング部50aにおいて、二次電池5がワークテーブル530a上で時計回りに回転すると、残りのワークテーブル530b上では反時計回りに回転することができる。したがって、一対の自動パッキング部50a、50bは、互いに対称となるように配置できる。このとき、真空解除装置590は、個別の自動パッキング部50a、50bにそれぞれ形成されてもよく、或いは各自動パッキング部50a、50bが1つの真空解除装置590を共有するように構成されてもよい。
また、一対の第2移送部70a、70bは、各自動パッキング部50a、50bと対応するように形成でき、例えば加圧チャンバ部930の両側に形成できる。個別の第2移送部70上にはバスケットB2がそれぞれ配置できる。
このように構成することにより、加圧チャンバ部930を介して高温加圧完了した二次電池5が一つの第二移送部70a及び対応する自動パッキング部50aへ排出されるとき、残りの第2移送部70b及び対応する自動パッキング部50bでは、二次電池5をパッキングしてベッセル910bに投入することにより、高温加圧工程が始まるようにすることができる。したがって、工程効率が上昇する可能性がある。
図7~図20は、本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法を説明するための参考図である
以下では、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による全固体用二次電池加圧方法について詳細に説明する。
まず、図7を参照すると、単位セル(Unit Cell)又はバイセル(Bi-Cell)からなる二次電池5が供給部110上で投入部30側へ移送される。その後、投入部30は、投入された二次電池5を自動パッキング部50側へ投入する。このとき、一例として、ロボットアームの構成を含む投入部30は、供給部110から投入された二次電池5をバッファ部B1にスタッキングさせることができる。
その後、図8を参照すると、自動パッキング部50の第1供給装置510は、投入部30から、一例としてバッファ部B1にスタッキングされた二次電池5をワークテーブル530上に着座させることができる。その過程について例示的に説明すると、第1供給装置510、511は、ワークテーブル530の第1位置上に底面部31、二次電池5、蓋部33を順次着座させた後、前記底面部31と蓋部33とを結合又は締結させる。これにより、気密部3が気密状態となるようにすることができる。
その後、図9を参照すると、ワークテーブル530は、回転動作して、気密部3が真空装置550と隣接する第2位置に到達するようにする。その次に、真空装置550の第1流路形成部551の入口側が気密部3の空気流出入部と連通するように、第1駆動手段553を介して前進動作する。そして、気密部3の内部空間は真空形成できる。
図10を参照すると、真空形成工程が終了した後、ワークテーブル530は、回転動作して、内部空間の真空形成された気密部3が第3位置に到達するようにする。そして、図11を参照すると、第2供給装置570が第3位置の気密部3を第2移送部70を介してバスケットB2内に挿入する。
その後、図12を参照すると、バスケットB2は、ベッセル910の内側へ移送される。このとき、バスケットB2の移送は、第2移送部70を介して行われることができる。
その後、図13を参照すると、ベッセル910は、レールRなどの連結構成を介して加圧チャンバ部930の内部空間へ側方移動する。そして、第1蓋部932がベッセル910の入口部911を密閉し、第2蓋部933が出口部913を密閉する。
その後、図14を参照すると、プレフィルポンプ9711の動作で、貯蔵タンク950内の液体類圧力伝達媒質が共通配管979から第1配管971と第2配管973を経て加圧チャンバ部930の内部空間へ供給される。このとき、バスケットB2の外面には多数の貫通孔B22が形成されているので、気密部3が圧力伝達媒質に浸漬されるようにすることができる。
その後、増圧ポンプ9731の動作によって、加圧チャンバ部930の内部空間を増圧させる。このとき、圧力伝達媒質は、第1ヒーティングブロック931の動作で高温状態を維持して熱損失を最小限に抑えることにより、二次電池5に対する高温加圧工程を行うことができる。
図15を参照すると、加圧工程が終了した後、プレフィルポンプ9711の動作で、加圧チャンバ部930内の圧力伝達媒質が第1配管971と第2配管973を介して貯蔵タンク950に向かって流れる。そして、第1蓋部932及び第2蓋部933がそれぞれの入口部911及び出口部913を開放する。その後、ベッセル910は、レールRを介して加圧チャンバ部930の内部空間から第2移送部70と隣接する側に排出される。このとき、加圧チャンバ部930内から未だ抜け出していない媒質は、残留物排出部975を介して流れることができる。
そして、図16を参照すると、ベッセル910は、バスケットB2を第2移送部70側に排出する。その後、第2移送部70は、バスケットB2を自動パッキング部50側へ移送させる。
後続工程として、図17を参照すると、第2供給装置570は、バスケットB2内の気密部3をワークテーブル530の第3位置上に着座させる。その後、図18を参照すると、ワークテーブル530は、回転動作して気密部3を第4位置側へ移動させる。
その後、真空解除装置590の第2流路形成部591の入口側が気密部3の空気流出入部と連通するように、第2駆動手段593を介して前進動作する。その次に、気密部3の内部空間が真空解除できる。
その後、図19を参照すると、ワークテーブル530は、回転動作して気密部3が第1位置に到達するようにした後、第1供給装置510は、前記気密部3をアンパッキングする。すなわち、前記気密部3の底面部31から蓋部33を結合解除するのである。その次に、第1供給装置510は、加圧工程が完了した二次電池5を投入部30側に伝達したり、バッファ部B1にスタッキングしたりすることができる。
最後に、図20を参照すると、投入部30の動作によって加圧工程が完了した気密部3は、排出部130上に着座させ、前記排出部130の動作によって前記システム1から排出できる。
以上の詳細な説明は、本発明を例示するものである。また、前述した内容は、本発明の好適な実施形態を示して説明するものであり、本発明は、多様な他の組み合わせ、変更及び環境で使用することができる。すなわち、本明細書に開示された発明の概念の範囲、開示内容と均等な範囲、及び/又は当業分野における技術又は知識の範囲内で変更及び修正が可能である。前述した実施形態は、本発明の技術的思想を実現するための最善の状態を説明するものであり、本発明の具体的な適用分野及び用途で要求される多様な変更も可能である。よって、以上の発明の詳細な説明は、開示された実施状態に本発明を限定しようとするものではない。
1 全固体用二次電池加圧システム
10 第1移送部
110 供給部
130 排出部
30 投入部
50 自動パッキング部
510 第1供給装置
511 組立部
513 移動ガイド装置
530 ワークテーブル
550 真空装置
551 第1流路形成部
553 第1駆動手段
570 第2供給装置
571 移動ガイド装置
590 真空解除装置
591 第2流路形成部
593 第2駆動手段
70 第2移送部
90 加圧部
910 ベッセル
911 入口部
913 出口部
930 加圧チャンバ部
931 第1ヒーティングブロック
932 第1蓋部
933 第2蓋部
934 流体流動孔
9341 第1貫通孔
9343 第2貫通孔
950 貯蔵タンク
951 第1連通孔
953 第2連通孔
955 第2ヒーティングブロック
970 配管部
971 第1配管
9711 プレフィルポンプ
973 第2配管
9731 増圧ポンプ
975 残留物排出部
977 ヒーティングジャケット
979 共通配管
3 気密部
31 底面部
33 蓋部
35 結合部
5 二次電池
B1 バッファ部
B2 バスケット
B21 開放領域
B22 貫通孔
R レール

Claims (14)

  1. 投入される二次電池を移送させる第1移送部と、
    前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出させる投入部と、
    前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングする自動パッキング部と、を含む、全固体用二次電池加圧システム。
  2. 上側のバスケットを移送させる第2移送部をさらに含み、
    前記自動パッキング部は、
    前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、
    回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、
    パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、
    真空形成された気密部を前記バスケットの内部へ供給する第2供給装置と、を含む、請求項1に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  3. 前記第1供給装置は、
    前記ワークテーブルの第1位置と隣接する側にあり、
    前記真空装置は、
    前記ワークテーブルの第2位置と隣接する側にあり、
    前記第2供給装置は、
    前記ワークテーブルの第3位置と隣接する側にある、請求項2に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  4. 前記自動パッキング部は、
    前記ワークテーブルの第4位置と隣接する側にあり、前記気密部の内部空間を真空解除する真空解除装置をさらに含む、請求項3に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  5. 前記真空装置は、
    前記気密部の空気流出入部と連通して前記気密部の内部空間を真空形成する第1流路形成部と、
    前記第1流路形成部を前後進させる第1駆動手段と、を含む、請求項3に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  6. 前記第1移送部は、
    投入される二次電池を投入部側へ移送させる供給部と、
    前記自動パッキング部を介して排出される二次電池を投入部を介して受け取って前記供給部とは反対の方向に移送させる排出部と、を含む、請求項4に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  7. 気密部が収容されたバスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部をさらに含む、請求項4に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  8. 前記加圧部は、
    一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動するように構成され、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、
    前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、
    液体類圧力伝達用媒質を貯蔵する貯蔵タンクと、
    一端が貯蔵タンクに連結され、他端が加圧チャンバ部に連結される配管部と、を含む、請求項7に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  9. 投入される二次電池を移送させる第1移送部と、
    前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出されるようにする投入部と、
    前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングしてバスケットへ投入する自動パッキング部と、
    内部に気密部が収容されたバスケットを移送させる第2移送部と、
    前記バスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部と、を含み、
    前記加圧部は、
    一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動し、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、
    前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、を含む、全固体用二次電池加圧システム。
  10. 前記投入部は、
    前記第1移送部の移送方向に沿って離隔した一対が配置され、
    前記自動パッキング部は、
    前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、真空形成された気密部を前記バスケットの内部に配置する第2供給装置と、前記気密部の内部空間を真空解除する真空解除装置と、を含む、請求項9に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  11. 前記自動パッキング部は、
    個別の投入部と隣接して互いに対称となるように一対が形成され、
    前記第2移送部は、
    前記加圧チャンバ部の両側に形成され、それぞれのバスケットを着座させる一対で形成される、請求項10に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  12. 一対のワークテーブルは、
    互いに逆方向に回転するように構成され、
    前記真空解除装置は、
    一対の自動パッキング部が共有するように一つ構成される、請求項11に記載の全固体用二次電池加圧システム。
  13. 投入される二次電池を移送させる第1移送部と、前記第1移送部を介して移送される二次電池を前記第1移送部から排出するように構成される投入部と、前記投入部を介して排出された二次電池を気密部に自動パッキングする自動パッキング部と、を含み、
    前記自動パッキング部は、
    前記投入部を介して排出された二次電池をワークテーブル上に着座させて前記気密部に自動パッキングする第1供給装置と、回転動作するテーブル構成であるワークテーブルと、パッキング完了した気密部の内部空間を真空形成する真空装置と、真空形成された気密部をバスケットの内部に配置する第2供給装置と、を含み、
    二次電池が第1移送部上で投入部側へ移送されるステップと、
    前記投入部が第1移送部から二次電池を排出するステップと、
    前記第1供給装置が排出された二次電池をワークテーブル上で気密部によってパッキングするステップと、
    前記真空装置を介して、前記パッキングされた気密部の内部空間を真空形成するステップと、を含む、全固体用二次電池高温加圧方法。
  14. 上側のバスケットを移送させる第2移送部と、気密部が収容されたバスケットに圧力伝達媒質である流体を供給して二次電池が高温加圧されるようにする加圧部と、をさらに含み、
    前記加圧部は、
    一側が加圧チャンバ部と連結されて前記加圧チャンバ部の内部空間へ側方移動するか或いは待機位置へ逆方向移動し、前記第2移送部によってバスケットが投入される入口部を有するベッセルと、前記ベッセルが投入されるように内部空間を有する加圧チャンバ部と、を含み、
    第2供給装置を介して、真空形成された気密部を前記第2移送部上のバスケット内に挿入するステップと、
    第2移送部を介して、気密部が挿入されたバスケットを前記加圧チャンバ部の内側へ移送するステップと、
    前記加圧チャンバ部内で二次電池が加圧されるステップと、を含む、請求項13に記載の全固体用二次電池高温加圧方法。

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