JP2024014492A - 金型装置および成形品 - Google Patents

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Taiki INOUE
貴行 植草
Takayuki Uekusa
潤 畠山
Jun Hatakeyama
小林 智久
Tomohisa Kobayashi
誠 土屋
Makoto Tsuchiya
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】金型反転を経ずに入れ子を交換でき、かつ一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することが可能な金型装置、および該金型装置を用いて作製された成形品を提供する。【解決手段】上型は、段差を構成する第1平面部が形成された断面逆凸形状の第1貫通孔を有し、第1入れ子は、他部よりも径を広げ、前記第1貫通孔に配置された際に前記第1平面部と係合する第1拡径部を備え、第2入れ子は、入れ子本体と、成形品を押し出すための棒状の押出ピンと、前記押出ピンを移動させるための第1押出プレートと、支持部材とを含み、前記下型に着脱される際に、前記入れ子本体、前記押出ピン、前記第1押出プレート、および前記支持部材を取り外すことなく一体的に交換可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、入れ子を交換可能に着脱することが可能な金型装置、および該金型装置を用いて成形された成形品に関する。
従来より、樹脂材料の成形用金型装置として、図7に示すような金型装置102が知られている。ここで、金型104は、上型板104aと下型板104bとを備えており、図7(a)に示す閉状態と、図7(b)に示す開状態とに開閉可能な構造を有している。
また、金型装置102の内部には、別部品として金型装置102に交換可能に嵌め込まれる入れ子106が配置されている。かかる入れ子106は、閉状態において、凹入れ子106aと凸入れ子106bの間に成形品(不図示)を成形するための成形スペース108を形成するように構成されている。
そして、下型板104bと凸入れ子106bには、押出ピン110が上下に貫通して配置され、開状態において押出プレート112を上昇させることにより、成形スペース108の成形品が押し出され、金型装置102から取り出される。
特開平6-285914号公報
しかしながら、上述のような従来型の金型装置102では、入れ子106を交換するのに手間がかかるという課題があった。たとえば、上型板104aに固定されている凹入れ子106a(図8(a)参照)を交換する場合には、凹入れ子106aが落下しないように、まず、図8(b)に示すように、上型板104aを反転させ(金型反転)、図8(c)に示すように固定用ボルト114を外す必要がある。次に、図9(a)に示すように、凹入れ子106aを取り外した上で、これとは異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の凹入れ子106a´を新たに上型板104aに固定し、図9(b)に示すように、再度固定用ボルト114を取り付けた上で金型反転を行うという一連の作業が必要となる。
一方、下型板104bに固定されている凸入れ子106b(図10(a)参照)を交換する場合には、まず、図10(b)に示すように、押出ピン110、固定用ボルト116を下型板104bから取り外す。次に、図11(a)に示すように、これとは異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の凸入れ子106b´を新たに下型板104bに固定する作業が必要となる。
ここで、図11(b)に示すように、他の凸入れ子106b´を新たに下型板104bに固定した場合、押出ピン110の位置が元の凸入れ子106bのものと合わないという事態が生じる。
このため、従来型の金型装置102では、サイズや形状の異なる成形品を成形する際に、下型板104bを共有することができず、一つのサイズや形状の成形品について一つの下型板104bが必要となり、コストが増大するという問題があった。
また、射出成形用の小型の金型においてカセット式金型が知られているが(例えば特許文献1参照)、強度が十分でなく、大型の成形や、プレス成型には適用が困難であった。
本発明の目的は、金型反転を経ずに入れ子を交換でき、かつ一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することが可能な金型装置を提供すること、および該金型装置を用いて成形された成形品を提供することである。
本実施の形態の金型装置によれば、
開閉可能な一対の上型および下型と、
前記上型に交換可能に着脱される第1入れ子と、
前記下型に交換可能に着脱される第2入れ子と
を備える金型装置であって、
前記上型は、段差を構成する第1平面部が形成された断面逆凸形状の第1貫通孔を有し、
前記第1入れ子は、他部よりも径を広げ、前記第1貫通孔に配置された際に前記第1平面部と係合する第1拡径部を備え、
前記第2入れ子は、入れ子本体と、成形品を押し出すための棒状の押出ピンと、前記押出ピンを移動させるための第1押出プレートと、支持部材とを含み、前記下型に着脱される際に、前記入れ子本体、前記押出ピン、前記第1押出プレート、および前記支持部材を取り外すことなく一体的に交換可能であることを特徴とする。
すなわち、金型装置をこのような形状にすることにより、金型反転を経ずに入れ子を交換でき、かつ一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することができる。また、様々なサイズや形状の成形品の作製に同じ金型を共用できるため、省コスト化を図ることができる。また、入れ子自体を交換する簡潔な構造を採用することにより、十分な強度を保持でき、大型の成形や高い圧力を要するプレス成型にも適用することが可能となる。
また、本実施の形態の金型装置によれば、
前記第1入れ子は、前記上型に装着した状態において、上端部が前記上型から露出していることを特徴とする。
これにより、金型反転を経ずに入れ子を交換することができる。
また、本実施の形態の金型装置によれば、
前記下型は、前記第2入れ子と共に交換される前記第1押出プレートと、前記第2入れ子と共に交換されることのない第2押出プレートとを積層して成る共通の押出プレートを備えることを特徴とする。
これにより、第2押出プレートで確実に押出ピンを押し出すことができると共に、第2押出プレートを交換する必要が無いため、入れ子交換作業の負担を軽減することができる。
また、本実施の形態の金型装置は、
プレス成型に用いられることを特徴とする。
すなわち、本発明は、プレス成型用金型装置に用いるのが好適である。
本実施の形態の成形品は、
上述の金型装置を用いてプレス成型して得られる。
かかる成形品の用途例としては、たとえば、浴室床パン、浴槽エプロン、浴室カウンター、壁パネル、車両用天井材、自動車アンダーカバー、台座、机、長椅子、などの大物平板形状部材が挙げられる。
本発明によれば、金型反転を経ずに入れ子を交換でき、かつ一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することが可能な金型装置を提供することができ、かつ該金型装置を用いた成形品を提供することができる。
実施の形態に係るプレス成型用金型装置の開閉状態を示す模式図である。 実施の形態に係るプレス成型用金型装置において、第1入れ子から固定用ボルトを取り外す過程を示す図である。 実施の形態に係るプレス成型用金型装置において、第1入れ子を異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の第1入れ子と交換する過程を示す図である。 実施の形態に係るプレス成型用金型装置において、下型から第2入れ子を取り外す準備段階を示す図である。 実施の形態に係るプレス成型用金型装置において、第2入れ子を異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の第2入れ子と交換する過程を示す図である。 実施の形態に係るプレス成型用金型装置において、押出プレートを上昇させることにより、押出ピンが第2入れ子の上方に突き出した状態を説明する模式図である。 従来の金型装置の開閉状態を示す模式図である。 従来の金型装置において、上型を金型反転させて固定用ボルトを取り外す過程を示す図である。 従来の金型装置の上型において、凹入れ子を異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の凹入れ子と交換する過程を示す図である。 従来の金型装置において、下型から押出ピンを取り外す過程を示す図である。 従来の金型装置の下型において、凸入れ子を異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の凸入れ子と交換する過程を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るプレス成型用金型装置について説明する。図1(a)は、プレス成型用金型装置2の閉状態を示す模式図であり、図1(b)は、その開状態を示す模式図である。図1(a)、(b)に示すように、プレス成型用金型装置2は、上型4aと下型4bから成る開閉可能な一対の金型4と、金型4の内部にそれぞれ交換可能に着脱される一対の入れ子6を備えている。
なお、入れ子6には、上型4aに嵌め込まれる凹入れ子としての第1入れ子6a、および下型4bに嵌め込まれる凸入れ子としての第2入れ子6bが含まれており、閉状態において、第1入れ子6aと第2入れ子6bの間に成形品(不図示)を成形するための成形スペース9が形成される。
上型4aは、中央に第1入れ子6aを嵌め込むための第1貫通孔5を有しており、かかる第1貫通孔5は、上端において径を広げた断面逆凸形状を有している。このため、第1貫通孔5の上方には、段差を構成する第1平面部5aが形成される。なお、本実施の形態において、径とは、必ずしも円筒の径を示すものではなく、角筒の幅をも含む概念である。
第1入れ子6aは、第1貫通孔5において上型4aを貫通し、その上端がプレス成型用金型装置2の上方に露出する形状を有している。また、第1入れ子6aは、中央が凹んだ断面逆凸形状を有しており、この上方に、他部よりも径を広げた第1拡径部6xを備えている。
このため、第1入れ子6aは、第1拡径部6xを上型4aの第1平面部5aに係合させ、ボルト8で第1拡径部6xを第1平面部5aに固定することにより、上型4aに装着される。
なお、プレス成型用金型装置2は、型温を高くする必要があるため、スチーム温調を必要とする。このため、第1入れ子6aには、図示しないスチーム温調器のホース(回路)を接続するための接続部(不図示)が設けられている。かかる接続部としては、たとえば、ソケット(ホース側)とプラグ(入れ子6側)を組み合わせて接続可能なものが用いられる。具体的には、接続部として、日東工器製カプラ(登録商標)などを使用することが好ましい。
このように、ソケットとプラグを組み合わせて接続することにより、第1入れ子6aの範囲内で接続部のシール機能を完結させることができ、第1入れ子6aを交換する際にシール性劣化の問題が生じないようにすることができる。
下型4bは、下型本体10、後述する押出プレート20を移動させるための空間を形成するスペーサーブロック12、および基台14を備えている。そして、下型本体10もまた、中央に第2入れ子6bを嵌め込むための第2貫通孔16を有している。かかる第2貫通孔16が逆凸形状を有しているため、第2貫通孔16の上方には、段差を構成する第2平面部16aが形成される。
第2入れ子6bは、第2入れ子本体17、成形品を押し出すための棒状の押出ピン18、押出ピン18を移動させるための第1押出プレート20a(後述)、および第2入れ子本体17を支持する圧受けピンとしての支持部材21を備えている。
ここで、第2入れ子本体17もまた、第2貫通孔16において下型本体10を貫通し、他部よりも径を広げた第2拡径部6yを備えている。このため、第2入れ子本体17は、第2拡径部6yを下型本体10の第2平面部16aに係合させ、ボルト8で第2拡径部6yを第2平面部16aに固定することにより、下型本体10に装着される。また、第2入れ子本体17も、第1入れ子6aと同様の接続部を備えている。
押出プレート20は、押出ピン18が貫通する第1押出プレート20aと、押出ピン18の下端を支持する第2押出プレート20bとを上下に積層して構成され共に押出ピン18を移動させるための作動源として機能する(図6参照)。なお、第1押出プレート20aは第2入れ子6bに含まれ、第2入れ子6bと共に交換されるが、第2押出プレート20bは第2入れ子6bに含まれず、第2入れ子6bと共に交換されることはない。
このように、押出プレート20を二重構造にすることにより、第2押出プレート20bで確実に押出ピン18を押し出したり戻したりすることができると共に、第2押出プレート20bを交換する必要が無くなり、入れ子6の交換作業の負担を軽減することができる。
支持部材21は、成形圧力によって第2入れ子本体17が歪んだり破壊されることを防止する機能を有しており、直径50mm~150mm程度の円柱形状を有している。また、支持部材21は、押出ピン18の位置と重複しないように、たとえば100mm~300mmピッチ程度でバランスよく複数箇所に配置することが好ましい。
次に、上型4aにおいて第1入れ子6aを交換する手順を説明する。まず、図2(a)に示すように、第1入れ子6aが装着された上型4aからボルト8を取り外す(図2(b)参照)。次に、図3(a)に示すように、図示しないクレーンで第1入れ子6aを懸吊し、上型4aから第1入れ子6aを引き上げる。
次に、第1入れ子6aとは異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の第1入れ子6a´をクレーンで懸吊し、上型4aの第1貫通孔5内に降下させ、第1拡径部6xを第1平面部5aに係合させた状態で、ボルト8で第1入れ子6a´を上型4aに固定する(図3(b)参照)。なお、図3では、他の第1入れ子6a´が第1入れ子6aよりも小さなサイズや形状の成形品を製造するのに用いられる製品である場合を例示しているが、他の第1入れ子6a´は、第1入れ子6aよりも大きなサイズや形状の成形品を製造するのに用いられる製品であってもよい。
このように、第1入れ子6aが断面逆凸形状を有し、上型4aが上端において径を広げた段差を有する第1貫通孔5を有することにより、第1入れ子6aを上型4aの段差に係合させることで、金型反転を行うことなく容易に第1入れ子6aを他の第1入れ子6a´と交換することが可能になる。
次に、下型4bにおいて第2入れ子6bを交換する手順を説明する。まず、図4(a)に示すように、下型本体10に装着された第2入れ子6bからボルト8を取り外す(図4(b)参照)。次に、図5(a)に示すように、図示しないクレーンで第2入れ子6bを懸吊し、下型本体10から第2入れ子6bを引き上げる。なお、第2入れ子6bは、第2入れ子本体17、押出ピン18、第1押出プレート20a、および支持部材21を含んだ状態で一体的に引き上げられる。一方、第2押出プレート20bは、そのまま下型4bの基台14上に残留する。
次に、第2入れ子6bとは異なるサイズや形状の成形品を成形するための他の第2入れ子6b´をクレーンで懸吊し、下型本体10の第2貫通孔16に降下させ、第2拡径部6yを第2平面部16aに係合させた状態で、ボルト8で他の第2入れ子6b´を下型本体10に固定する(図5(b)参照)。なお、図5では、他の第2入れ子6b´が第2入れ子6bよりも小さなサイズや形状の成形品を製造するのに用いられる製品である場合を例示しているが、他の第2入れ子6b´は、第2入れ子6bと異なるサイズや形状の成形品に用いられるものであればよいのは、第1入れ子6aの事例で説明したのと同様である。
このように、第2入れ子6bが、第2入れ子本体17、押出ピン18、第1押出プレート20a、および支持部材21を含むことにより、第2入れ子6bを一体的に他の第2入れ子6b´と交換することができる。これにより、サイズや形状の異なる成形品を成形する際に、押出ピン18の位置が合わなくなるという問題が解消できる(図11(b)参照)。このため、下型4bを共用することが可能となり、一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することができるため、省コストを実現することができる。
なお、第2入れ子6bの交換後、成形が完了した際には、図6に示すように、押出プレート20を上昇させることにより、押出ピン18が第2入れ子6b´の上方に突き出し、成形品が第2入れ子6b´から取り外される。
この実施の形態に係る発明によれば、金型反転を経ずに入れ子6を交換でき、かつ一型で様々なサイズや形状の成形品を作製することが可能な、プレス成型用金型装置2を提供することができる。また、入れ子6自体を交換する簡潔な構造を採用することにより、入れ子6および金型4が十分な強度を保持でき、大型の成形やプレス成型にも適用することが可能となる。
また、従来の樹脂材料成形用の金型装置102(図7参照)では、ホース(回路)を接続するための接続部が入れ子106の外部に設けられ、入れ子6の端部にOリングを装着することにより、入れ子106のシール機能を実現していたが、この場合、入れ子106を交換するたびにホース(回路)の出入り口の水を除去する必要があった。その他、金型温度が上昇するとOリングが劣化して入れ子106のシール機能が低下するという問題もあった。
しかし、実施の形態に係る発明によれば、ソケットとプラグを組み合わせて接続することにより、入れ子6の範囲内で接続部のシール機能を完結させることができ、Oリングが劣化する恐れもなくなる。このため、入れ子6を交換する際のシール機能を向上させることができる。また、水を除去する手間も省くことができるため、入れ子6の交換を容易にすることができる。
なお、上述の実施の形態においては、上型4aが固定側取付板であり、下型4bが可動側取付板である場合を例示しているが、上型4aを可動側取付板とし、下型4bを固定側取付板としてもよい。もちろんいずれの金型4が上型または下型であっても構わない。
また、上述の実施の形態において、支持部材21は、支持機能を有していれば、必ずしも円柱でなくともよく角柱などで代替してもよい。また、支持部材21の配置間隔も100mm~300mmピッチに限定されるものではない。
また、上述の実施の形態においては、金型装置としてプレス成型用金型装置2を例示しているが、本発明は射出成型用金型を排除するものではない。
また、上述の実施の形態において、成形材料としては、熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂等が用いられる。特に大型の熱硬化性樹脂のシートモールディングコンパウンド成形に適している。
上述の金型装置を用いて作製された成形品の用途例としては、たとえば、浴室床パン、浴槽エプロン、浴室カウンター、壁パネル、車両用天井材、自動車アンダーカバー、台座、机、長椅子、などの大物平板形状部材が挙げられる。
2 プレス成型用金型装置
4 金型
4a 上型
4b 下型
5 第1貫通孔
5a 第1平面部
6 入れ子
6a 第1入れ子
6b 第2入れ子
6x 第1拡径部
6y 第2拡径部
8 ボルト
9 成形スペース
10 下型本体
12 スペーサーブロック
14 基台
16 第2貫通孔
16a 第2平面部
17 第2入れ子本体
18 押出ピン
20 押出プレート
20a 第1押出プレート
20b 第2押出プレート
21 支持部材
102 金型装置
104 金型
104a 上型板
104b 下型板
106 入れ子
106a 凹入れ子
106b 凸入れ子
108 成形スペース
110 押出ピン
112 押出プレート
114 固定用ボルト
116 固定用ボルト

Claims (5)

  1. 開閉可能な一対の上型および下型と、
    前記上型に交換可能に着脱される第1入れ子と、
    前記下型に交換可能に着脱される第2入れ子と
    を備える金型装置であって、
    前記上型は、段差を構成する第1平面部が形成された断面逆凸形状の第1貫通孔を有し、
    前記第1入れ子は、他部よりも径を広げ、前記第1貫通孔に配置された際に前記第1平面部と係合する第1拡径部を備え、
    前記第2入れ子は、入れ子本体と、成形品を押し出すための棒状の押出ピンと、前記押出ピンを移動させるための第1押出プレートと、支持部材とを含み、前記下型に着脱される際に、前記入れ子本体、前記押出ピン、前記第1押出プレート、および前記支持部材を取り外すことなく一体的に交換可能であることを特徴とする金型装置。
  2. 前記第1入れ子は、前記上型に装着した状態において、上端部が前記上型から露出していることを特徴とする請求項1記載の金型装置。
  3. 前記下型は、前記第2入れ子と共に交換される前記第1押出プレートと、前記第2入れ子と共に交換されることのない第2押出プレートとを積層して成る共通の押出プレートを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の金型装置。
  4. プレス成型に用いられることを特徴とする請求項1記載の金型装置。
  5. 請求項1記載の金型装置を用いてプレス成型して得られた成形品。
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