JP2024014322A - 頭浸浴方法 - Google Patents

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Hiroko Kamikawa
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俊彦 多田
Toshihiko Tada
正美 安藤
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Abstract

【課題】被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる頭浸浴方法を提供する。【解決手段】頭浸浴方法は、被施術者50が施術されるシャンプーボウル1の内側に、吐水位置を調節可能なスカルプマッサージ用装置10、及び、被施術者50の頭部を収容可能な頭浸浴装置25を設置する手順と、頭浸浴装置25に仰向けで配置された被施術者50の頭部から離れた吐水位置で、湯水を頭浸浴装置25に溜めて被施術者50の後頭部を湯水に浸す手順と、吐水位置を被施術者50の頭髪に当たる位置に調節し、湯水を被施術者50の頭髪に当てる手順と、頭浸浴装置25に溜まった湯水を、被施術者50のうなじ等から溢れさせる手順とを経る。【選択図】図34

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 1.令和3年9月2日~4日に開催された「第23回日本感性工学会大会」に論文を寄稿 2.令和3年10月18日にインターネットサイトにおいて製品紹介の動画を配信(URL「https://vimeo.com/634975096/037f086fc3」) 3.令和3年10月21日にインターネットサイトにおいて使い方マニュアルの動画を配信(URL「https://www.tb-net.jp/headbath/howto.html」) 4.令和3年10月26日にインターネットサイトにおいて製品コンセプトの動画を配信(URL「https://vimeo.com/638928779/291bbd2f0b」) 5.令和3年10月26日にインターネットサイトにおいて施術シーンの動画を配信(URL「https://vimeo.com/635885986/ddb0e679bb」) 6.令和3年10月29日に頒布したカタログに掲載 7.令和3年10月29日にインターネットサイト(インスタグラム)に投稿(URL「https://www.instagram.com/takara_belmont.kumamoto/」) 8.令和3年11月1日に自社ホームページに掲載(URL「https://www.tb-net.jp/product/menu/yume_headbath.html」) 9.令和3年11月1日にインターネットサイト(PRTIMES)に掲載(URL「https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000055758.html」) 10.令和3年11月4日にインターネットサイト(インスタグラム)に投稿(URL「https://www.instagram.com/takarabelmont_showroom/」) 11.令和3年11月19日にインターネットサイト(Youtube)において動画配信(URL「https://www.youtube.com/watch?v=XgGuUnonuVs&feature=youtu.be」) 12.令和3年11月20日に自社ショールームで展示
本発明は、頭皮のマッサージ等として利用される頭浸浴方法に関するものである。
従来、ヘアサロン等の理美容施設には、被施術者の頭髪を洗浄するためのシャンプーボウルがある。被施術者は、シャンプーボウルに頭部を置き、被施術者の側方や頭頂部側から施術者によって施術される。シャンプーボウルにおける施術は、例えばシャンプーやスカルプマッサージ等があり、施術によっては数十分から1時間程度を要する。長時間を要する施術の際、被施術者の首がシャンプーボウルの縁に直接当たると、被施術者は首に痛みを感じる場合がある。そこで、例えば、下記特許文献1に記載されたシャンプーボウル取付型枕(以下、「公知文献1発明」と記す。)は、シャンプーボウルの縁に取り付けられ、被施術者の首が直接シャンプーボウルの縁に当たらないよう、クッションの役割を果たす。
一方で、施術者は、施術の他にも多くの業務を抱えており、例えば、清掃、道具のメンテナンス、電話応対、来店予約の確認等をこなす必要がある。しかし、施術者は、長時間の施術に拘束されると、その間は他の業務を行うことができない。したがって、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術が求められる。このような施術として、例えば、被施術者の頭部に湯水を掛け続けることや、頭部を湯水に浸し続けること(以下、「頭浸浴」と記す。)が考えられる。
登録実用新案第3185374号公報
上記した公知文献1発明は、頭浸浴が可能か、頭浸浴に適しているかが不明であるし、被施術者が満足を得る頭浸浴が実現するかも不明である。なお、公知文献1発明の課題として、以下の点が挙げられる。公知文献1発明は、被施術者の首とシャンプーボウルの縁との間に取り付けられることから、当該発明が利用されない場合と比較して、シャンプーボウルの底に対する被施術者の頭部の位置が高くなる。この場合、湯水をシャンプーボウルに溜めても、水位が被施術者の頭部に至る前に、湯水が溢れてシャンプーボウルの縁から流れ出し、頭部が湯水に浸らない。仮に、被施術者の頭部まで溢れずに水位を上げることができた場合であっても、大量の湯水を要するため、経済的ではない。
本発明は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる頭浸浴方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る頭浸浴方法は、被施術者が施術されるシャンプーボウルの内側に、吐水位置を調節可能な吐水部材、及び、被施術者の頭部を収容可能な桶状部材を設置する設置手順と、前記桶状部材に仰向けで配置された被施術者の頭部から離れた吐水位置で、湯水を前記桶状部材に溜めて被施術者の後頭部を湯水に浸す浸水手順と、被施術者の頭部から離れた吐水位置を、被施術者の頭髪に当たる吐水位置に調節し、湯水を被施術者の頭髪に当てる放水手順と、前記桶状部材に溜まった湯水を、前記被施術者の首側から溢れさせる溢水手順と、を経る、ことを特徴とする。
本発明に係る頭浸浴方法は、前記吐水部材の吐水口が、被施術者の額における頭髪の生え際に倣ったU字状である、ことを特徴とする。
本発明に係る頭浸浴方法は、前記桶状部材から溢れた湯水を、前記シャンプーボウルの内面を伝わせて排水する排水手順を含む、ことを特徴とする。
本発明に係る頭浸浴方法は、前記放水手順において、湯水を、被施術者の額における頭皮又は/及び頭髪の生え際に当て、頭髪に伝わせて頭頂部側に流す、ことを特徴とする。
なお、頭浸浴方法は、以下の装置をもって実現することができる。頭浸浴装置は、被施術者が施術されるシャンプーボウルの底面よりも上方に配置される底部と、前記底部の周縁に連接されると共に上方に向けて伸びた周側部と、を有し、前記周側部が、前記シャンプーボウルの側面縁において前記被施術者の首が載置される首載置部と対峙する部位である首縁部を有し、前記被施術者の頭部を浸けるための湯水が溜められる、ことを特徴とする。すなわち、シャンプーボウルにおいて、頭浸浴装置に湯水が溜まる。頭浸浴装置の首縁部が、シャンプーボウルの首載置部と対峙するため、被施術者が、首載置部に首を置くと、頭部が湯水に浸かる。その間、被施術者は、頭部が湯水に浸かることでリラックスすることができ、また、頭部と共に頭髪が湯水に浸かることで、頭髪の汚れが落ちる。一方で、施術者が他の業務を行っても、施術は継続されている。したがって、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。また、シャンプーボウルの底面よりも高い位置に底部が配置されるため、シャンプーボウルに直接湯水を溜める場合と比較して、少量の湯水で足りる。
頭浸浴装置は、満水時において前記被施術者の後頭部を浸けることができる、ことを特徴とする。すなわち、被施術者の後頭部が湯水に浸かり、被施術者をリラックスさせる。したがって、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。
頭浸浴装置は、前記首縁部が、前記被施術者の首と接触せずに対峙する、ことを特徴とする。この構成により、首載置部と首との間に湯水を流すことができる。被施術者は、首の後ろ辺りを湯水が流れ続けることで、リラックスすることができる。また、湯水が流れ続けることで、施術が継続されるため、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。
頭浸浴装置は、前記底面に当たる脚部を有する、ことを特徴とする。したがって、安定してシャンプーボウルに設置することができる。
頭浸浴装置は、前記側面縁に引っ掛かる脚部を有する、ことを特徴とする。したがって、安定してシャンプーボウルに設置することができる。
頭浸浴装置は、前記シャンプーボウルの排水口と嵌合する脚部を有する、ことを特徴とする。したがって、安定してシャンプーボウルに設置することができる。
頭浸浴装置は、前記首縁部が、前記被施術者の首と対峙する対峙部と、前記対峙部の両側に形成されて前記対峙部から前記下方に向けて切り欠かれた水流部と、を有する、ことを特徴とする。この構成により、湯水が溜まって水位が上昇すると、水位が対峙部に至る前に、湯水は、対峙部の両側である水流部から流れる。すなわち、湯水は、被施術者の首の後ろ辺りを流れ続ける。したがって、被施術者をリラックスさせることができる。
頭浸浴装置は、前記底部と前記周側部とを有し、前記首載置部と対峙する部位が切り欠かれて空隙が形成された桶本体部と、前記空隙において着脱される前記首縁部と、を有し、前記首縁部が、前記被施術者の首と対峙する対峙部と、前記対峙部の両側に形成されて前記対峙部から下方に向けて切り欠かれた水流部と、前記水流部の両側に形成されて上方に伸びると共に先端部が互いに近づく方向に張り出した誘導部と、を有する、ことを特徴とする。この構成により、施術の種類や、被施術者の体格に応じて、様々な形状や大きさの首縁部を用いることができる。また、湯水は、流れる勢いによって誘導部から先端部に至って流れ、先端部において、被施術者の首の後ろ辺りに向けられ、流れ続ける。したがって、被施術者をリラックスさせることができる。
頭浸浴装置は、前記水流部の両側に形成されて前記底部に向けて前記水流部よりも浅く切り欠かれた溝部を有する、ことを特徴とする。したがって、仮に、被施術者の体格が大きく、首の後ろ辺りで水流部が塞がれ、湯水が水流部から流れることが妨げられた場合であっても、湯水が溝部から流れることで、体格の大きな被施術者の首の後ろ辺りに湯水を流すことができる。
頭浸浴装置は、前記水流部が、当該水流部よりも下方に向けて切り欠かれたことで、前記首載置部が配置される被配置部を有する、ことを特徴とする。すなわち、シャンプーボウルに首載置部が取り付けられていた場合であっても、首載置部が被配置部に配置されることで、首載置部が水流部と干渉しない。湯水は、首載置部から流れ、被施術者の首の後ろ辺りを流れ続ける。したがって、被施術者をリラックスさせることができる。
シャンプーボウルは、上記した頭浸浴装置を有する、ことを特徴とする。したがって、上記した頭浸浴装置と同じ効果を発揮する。
本発明に係る頭浸浴方法は、被施術者が施術されるシャンプーボウルの内側に、吐水位置を調節可能な吐水部材、及び、被施術者の頭部を収容可能な桶状部材を設置する設置手順と、桶状部材に仰向けで配置された被施術者の頭部から離れた吐水位置で、湯水を桶状部材に溜めて被施術者の後頭部を湯水に浸す浸水手順と、被施術者の頭部から離れた吐水位置を、被施術者の頭髪に当たる吐水位置に調節し、湯水を被施術者の頭髪に当てる放水手順と、桶状部材に溜まった湯水を、被施術者の首側から溢れさせる溢水手順とを経る。この構成により、被施術者は、頭部が湯水に浸かることでリラックスすることができ、また、頭部と共に頭髪が湯水に浸かることで、頭髪の汚れが落ちる。更に、湯水は、被施術者の首側であるうなじ、襟足、首筋等(以下、「うなじ等」と記す。)を流れる。うなじ等は、静止した水面に浸かっているのではなく、流れ続ける湯水に晒されていることから、被施術者は、不感を得ず、水流を感じてリラックスすることができる。更に、被施術者は、後頭部が湯水に浸った後、または、うなじ等が湯水に晒された後に、頭髪が、吐水部材からの湯水で適度に刺激されるため、うなじ等における流水を適切に感じることができる。一方で、施術者が他の業務を行っても、施術は継続されている。したがって、被施術者にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。
本発明に係る頭浸浴方法では、吐水部材の吐水口が、被施術者の額における頭髪の生え際に倣ったU字状である。この構成により、湯水は、被施術者の額における頭皮や頭髪の生え際に当たり、頭皮や頭髪の生え際が、吐水部材からの湯水で適度に刺激されるため、被施術者はリラックスすることができる。
本発明に係る頭浸浴方法は、桶状部材から溢れた湯水を、シャンプーボウルの内面を伝わせて排水する排水手順を含む。この構成により、湯水は、シャンプーボウルの内側において排水され、シャンプーボウルの外側や床にこぼれることがない。
本発明に係る頭浸浴方法は、放水手順において、湯水を、被施術者の額における頭皮又は/及び頭髪の生え際に当て、頭髪に伝わせて頭頂部側に流す。湯水は、頭皮又は頭髪の生え際、頭皮及び頭髪の生え際に当たり、頭髪を伝って頭頂部側に流れる。被施術者は、頭皮や頭髪の生え際が、吐水部材からの湯水で適度に刺激されるため、水流を感じてリラックスすることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるシャンプーボウルの外観斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるシャンプーボウルを上方から視した上面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の外観斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の外観斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の外観斜視図である。 図6は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の上面図である。 図7は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の前面図である。 図8は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の後面図である。 図9は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置を下方から視した下面図である。 図10は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の側面図である。 図11は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の上面図である。 図12は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態を手前側から視した前面図である。 図13は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態を奥側から視した後面図である。 図14は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態を側方から視した側面図である。 図15は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の変形状態が示された側面図である。 図16は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置における桶本体の外観斜視図である。 図17は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置における桶本体の上面図である。 図18は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置における桶本体の前面図である。 図19は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置における桶本体の後面図である。 図20は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置における桶本体の側面図である。 図21は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置の外観斜視図である。 図22は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置の上面図である。 図23は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置の前面図である。 図24は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置の後面図である。 図25は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置の側面図である。 図26は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の上面図である。 図27は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の前面図である。 図28は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の後面図である。 図29は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の側面図である。 図30は、図28のXXX-XXX断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の側面断面図である。 図31は、図29のXXXI-XXXI断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置がシャンプーボウルに取り付けられた状態の後面断面図である。 図32は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置を用いた施術を説明する外観斜視説明図である。 図33は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置を用いた施術を説明する上面説明図である。 図34は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられる頭浸浴装置を用いた施術を説明する側面断面説明図である。 図35は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の変形例の外観斜視図である。 図36は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の変形例の側面図である。 図37は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の変形例がシャンプーボウルに取り付けられた状態の側面断面拡大図である。 図38は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部が示された外観斜視図である。 図39は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部が示された後面図である。 図40は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部が示された下面図である。 図41は、図39のXXXXI-XXXXI断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部の縦断面が示された側面断面図である。 図42は、図39のXXXXII-XXXXII断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部の横断面が示された上面断面図である。 図43は、図39のXXXXIII-XXXXIII断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部の横断面が示された上面断面図である。 図44は、図39のXXXXIV-XXXXIV断面であって、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるスカルプマッサージ用装置の一部の横断面が示された上面断面図である。
以下は、本発明の実施形態に係る頭浸浴方法に用いられるシャンプーボウル及び頭浸浴装置の説明である。シャンプーボウルには、施術に用いられる施術装置として、スカルプマッサージ用装置や頭浸浴装置等が取り付けられる。図1及び2は、シャンプーボウル1の外観が示されている。図3は、スカルプマッサージ用装置10がシャンプーボウル1に取り付けられた状態が示されている。図4は、スカルプマッサージ用装置10と頭浸浴装置25とがシャンプーボウル1に取り付けられた状態が示されている。なお、図1において、シャンプーボウル1の深さ方向を上下(Up、Down)とし、シャンプーボウル1に被施術者50の頭部が置かれた場合の頭頂部側を奥側(Back)、反対側である首部側を手前側(Front)とし、横幅方向を側方(Left Side、Right Side)とする。
図1及び2に示されているとおり、シャンプーボウル1は、被施術者50が、理美容椅子などの施術台(図示省略)において仰向けに横たわった状態で頭部を置き、施術を受けるためのものである(図32参照)。施術は、例えば、シャンプー、スカルプマッサージ、カラー、パーマ、アイメイク施術等が含まれる。シャンプーボウル1は、例えば、底面2と側面3とから構成されたほぼ半球状のボウルである。底面2には、円筒状の排水口4が形成され、側面3の内側には、給湯水が放出されるシャワーヘッド5や、給湯水の止水栓6等が設置されている。側面3における前面側は、陥没し、側面3における他の部位よりも低く形成され、被施術者の首が載せられる首載置部としての首載置具7が取り付けられている。首載置具7は、側面3と連なるような形状の第一載置部8と、この第一載置部8よりも後方に配置された半球状の第二載置部9とから構成されている。第二載置部9は、左右一対で構成されている。第一載置部8には、被施術者50の首が載置され、第二載置部9には、被施術者50のうなじ等が載置される。
図3及び図4に示されているとおり、シャンプーボウル1は、施術の種類に応じて、スカルプマッサージ用装置10や頭浸浴装置25が取り付けられる。ここで、スカルプマッサージ用装置10及び頭浸浴装置25を図面に基づいて説明する。図5ないし10は、スカルプマッサージ用装置10の外観が示され、図11ないし15は、スカルプマッサージ用装置10がシャンプーボウル1に取り付けられた状態の外観が示されている。図16ないし25は、頭浸浴装置25の外観が示され、図26ないし31は、頭浸浴装置25がシャンプーボウル1に取り付けられた状態の外観及び断面が示されている。
図5ないし10に示されているとおり、スカルプマッサージ用装置10は、吐水位置を調節可能な吐水部材である。スカルプマッサージ用装置10は、シャワーヘッド5が接続される被接続部11と、この被接続部11に連結された流路部13と、この流路部13に連結された吐水部18と、流路部13に連結されてシャンプーボウル1に取り付けられる着脱部20とを有している。被接続部11は、上下に伸びた円筒状であって、上部に開口部12を有し、下部が流路部13に連結されている。開口部12は、シャワーヘッド5を固定するための着脱固定手段(図示省略)を有している。着脱固定手段は、例えば、紐やバンドでシャワーヘッド5を括り付けるもの、シャワーヘッド5を上から押さえ付ける錘としての頭浸浴装置25、開口部12とシャワーヘッド5とが螺合するネジ構造、機械的嵌合、開口部12をゴム製等とすることで開口部12とシャワーヘッド5との摩擦を生じさせるための素材の選択等である。
流路部13は、被接続部11の下部と連結された第一流路部14と、この第一流路部14の先端である第一先端部15に連結された第二流路部16とを有している。各流路部14,16は、内側が空洞であり、内側に流路が形成されている。第一流路部14は、被接続部11を中心として左右一対で構成されている。第一流路部14は、被接続部11から左右に向け伸びると共に前方に向けて湾曲又は屈曲し、第一先端部15が上方に向けられている。第一先端部15は、ヒンジ部23と軸支持部24とを有している。ヒンジ部23は、第二流路部16を回転させ、また、前後に移動させるものであり、このヒンジ部23を介して第二流路部16が連結されている。ヒンジ部23は、第二流路部16の可動域を限定するための規制部(図示省略)が形成されている。軸支持部24は、各第一先端部15の後部に形成された溝であり、頭浸浴装置25が取り付けられる際に用いられる(図31参照)。
第二流路部16は、左右の第一先端部15から上方に向けて伸びると共に側方に向けて湾曲又は屈曲し、先端である第二先端部17において連接されている。第二先端部17は、下部に吐水部18が連結されている。吐水部18の吐水口19は、シャンプーボウル1がある下方に向けられている。着脱部20は、シャンプーボウル1の底面2に当たる第一着脱部21と、シャンプーボウル1の排水口4に接続される第二着脱部22とを有している。第一着脱部21は、第一先端部15から下方に向けて突出し、ネジ構造等によって長さが調節される。第二着脱部22は、板状であって、被接続部11の直下において第一流路部14から下方に向けて突出している。第二着脱部22は、例えば、ゴム製、シリコン製等である。
図11ないし15に示されているとおり、スカルプマッサージ用装置10は、シャンプーボウル1に取り付けられる。すなわち、スカルプマッサージ用装置10の第二着脱部22が、シャンプーボウル1の排水口4に挿入され、第二着脱部22の側面が排水口4の内面に当たることで、第二着脱部22が排水口4に嵌合する(図30及び31参照)。排水口4が円筒であるの対して、第二着脱部22は板状であるため、第二着脱部22と排水口4との間に隙間が生じる。したがって、湯水はこの隙間を通って排水口4から排水される。第一着脱部21は、シャンプーボウル1の底面2に当てられ、各流路部14,16を支持する。したがって、各流路部14,16は、各着脱部21,22によって三点で支持される。なお、使用時には、シャンプーボウル1のシャワーヘッド5が、被接続部11に接続される(図30参照)。
図15に示されているとおり、第二流路部16は、ヒンジ部23を介して、第一流路部14に対して角度が変化する。すなわち、第二流路部16は、後方に向けて傾斜する。ヒンジ部23は、規制部が形成されているため、可動域が限定され、所定の角度を超えて変化することが妨げられる。所定の角度は、第二流路部16の姿勢が垂直である場合をゼロ度としたとき、例えば、後方に向けて25ないし35度、好ましくは、30度程度であり、また、前方に向けて5ないし15度、好ましくは10度程度である。可動域が過度に大きい場合、スカルプマッサージ用装置10が、シャンプーボウル1に取り付けられる際、シャンプーボウル1の側面3等に接触して取付作業が妨げられる場合がある。
第二流路部16は、ヒンジ部23を介して前後方向に移動が可能である。すなわち、第二流路部16が回転する際の軸そのものの位置が変化する。
図16ないし25に示されているとおり、頭浸浴装置25は、被施術者50の頭部を収容可能な桶状部材である。頭浸浴装置25は、例えば、洗面器等に近似し、僅かに漏斗状に窄まった桶状であり、桶本体部26と、首縁部としての整流部40とを有している。ここで、図16ないし20は、整流部40が桶本体部26に取り付けられる前の状態が示され、図21ないし25は、頭浸浴装置25として、整流部40が桶本体部26に取り付けられた状態が示されている。桶本体部26は、底部27と、この底部27の周縁に連接されると共に上方に向けて伸びた周側部28とを有している。底部27は段違いに形成され、周側部28の一部は、切り欠かれている。底部27が段違いに形成されたことで、底部27の奥側の外側に、窪み空間29が形成されている。すなわち、底部27の奥側には、上方に向けて伸びた底側部30が連接され、この底側部30の奥側には、段底部31が連接されている。底部27の下面には、自立するための複数の脚部32が形成されている。なお、脚部32の数、形状、長さ、位置等は任意である。底部27のほぼ中央には、排水孔33が形成されている。排水孔33には、栓34(図30参照)が着脱される。
周側部28のうち、手前側であって、首載置具7と対峙する部位は、切り欠かれて首縁空隙48が形成されている。この首縁空隙48には、整流部40が着脱される。周側部28のうち、首縁空隙48以外の部位である外縁部35は、外面に軸突部36が形成されている。軸突部36は、左右一対で構成され、底側部30よりも手前側において、側方に向けて突出している。外縁部35の上縁であって、手前側である首縁空隙48の近傍には、左右一対の溝部38が形成されている。外縁部35のうち、首縁空隙48の近傍には、首縁空隙48の形状に沿って、複数の小孔39が形成されている。
整流部40は、例えば、ゴム製、シリコン製、ウレタン製等の薄板状であり、留め部材47によって桶本体部26の周側部28に留められ、首縁部を担う。留め部材47は、首縁空隙48に沿った形状であり、整流部40を、周側部28との間に挟んでネジ等を介して留める。整流部40は、周側部28に留められる周側本体部41と、この周側本体部41の上部に連接された対峙部42と、この対峙部42の左右両側が切り欠かれたことで形成された水流部43と、この水流部43の左右両側に形成された誘導部45とを有している。対峙部42は、周側本体部41の上端部の中央から上方に向けて突出している。対峙部42の左右両側が、周側本体部41に向けて下方に切り欠かれたことで、水流部43は、対峙部42よりも下方に形成されている。水流部43は、周側本体部41に向けて更に下方に切り欠かれたことで、被配置部44が形成されている。この被配置部44は、首載置具7の第二載置部9が配置される(図26参照)。誘導部45は、周側本体部41の上端部から上方に向けて伸びると共に、先端部である誘導先端部46が互いに近づく方向に張り出している。整流部40との関係において、溝部38の位置は、外縁部35の周方向に沿って、被配置部44(水流部43)及び誘導先端部46よりも外側に配置され、また、外縁部35から底部27に向けて水流部43よりも浅く切り欠かれている。
図26ないし31に示されているとおり、頭浸浴装置25は、スカルプマッサージ用装置10が取り付けられているシャンプーボウル1に取り付けられる。スカルプマッサージ用装置10の接続部11は、シャンプーボウル1のシャワーヘッド5が接続されており、頭浸浴装置25の段底部31が、シャワーヘッド5の上に載せられる。すなわち、頭浸浴装置25が、スカルプマッサージ用装置10の着脱固定手段を担う。なお、着脱固定手段は、紐やバンド等と併用することで実現してもよい。頭浸浴装置25の軸突部36は、スカルプマッサージ用装置10の軸支持部24に係止される。一方で、頭浸浴装置25の整流部40は、首載置具7の第二載置部9に取り付けられる。すなわち、整流部40の被配置部44に第二載置部9が嵌められ、被配置部44が閉塞すると共に、第二載置部9が水流部43に替わる。整流部40の対峙部42は、第二載置部9同士の間に嵌められる。誘導部45は、第二載置部9の外周に沿って嵌められる。整流部40は、首載置具7の第一載置部8と対峙する。頭浸浴装置25の底部27は、シャンプーボウル1の底面2よりも上方に配置され、底部27の排水孔33に栓34が取り付けられている。
以上のとおり、スカルプマッサージ用装置10及び頭浸浴装置25が構成されている。
次に、本実施形態の効果を、本実施形態の作用と共に説明する。図32ないし34は、本実施形態による施術の様子が示されている。施術には、少なくとも、被施術者50が施術台に横たわる着座手順、スカルプマッサージ用装置10及び頭浸浴装置25をシャンプーボウル1の内側に設置する設置手順、湯水を頭浸浴装置25に溜めて被施術者50の後頭部を湯水に浸す浸水手順、湯水を被施術者50の頭髪に当てる放水手順、頭浸浴装置25に溜まった湯水を被施術者50の首側から溢れさせる溢水手順、頭浸浴装置25から溢れた湯水を、シャンプーボウル1の内面を伝わせて排水する排水手順、スカルプマッサージ用装置10及び頭浸浴装置25をシャンプーボウル1から取り外す撤去手順、被施術者50の頭髪を乾燥させる乾燥手順を含む。本実施形態は、着座手順、設置手順、浸水手順、溢水手順、放水手順、排水手順、撤去手順、乾燥手順の順、又は、着座手順、設置手順、浸水手順、放水手順、溢水手順、排水手順、撤去手順、乾燥手順の順である。なお、排水手順は、浸水手順、溢水手順又は放水手順の後であれば、いつでもよい。
図32ないし34に示されているとおり、着座手順では、被施術者50が仰向けに横たわって頭部をシャンプーボウル1に置く。その際、被施術者50の首は、首載置具7の第一載置部8に載置される。更に、被施術者50のうなじ等が、第二載置部9に載置される。被施術者50の頭髪は、施術前にシャワーヘッド5からの湯水で濡らされる。頭髪が予め濡らされたことで、施術において湯水が頭髪で跳ね返ることが抑止される。仮に、頭髪が乾燥した状態で施術が行われると、スカルプマッサージ用装置10から放出された湯水は、頭髪に当たって跳ね返り、被施術者50の顔面や衣服に飛散する場合がある。
設置手順では、被施術者50の頭部がシャンプーボウル1に載置された状態で、スカルプマッサージ用装置10がシャンプーボウル1に取り付けられる。スカルプマッサージ用装置10の第二流路部16は、後方に倒された状態で取り付けられる。第二流路部16が後方に倒されたことで、吐水部18が被施術者50の顔面と対峙しない姿勢で、スカルプマッサージ用装置10がシャンプーボウル1に取り付けられる。仮に、第二流路部16が垂直の状態で、スカルプマッサージ用装置10がシャンプーボウル1に取り付けられると、他の施術の際に吐水部18に残っていた湯水が、被施術者50の顔面や衣服に掛る場合がある。
スカルプマッサージ用装置10の被接続部11に、シャワーヘッド5が接続される。着脱固定手段が、例えばバンド等であれば、シャワーヘッド5が被接続部11に括り付けられる。頭浸浴装置25は、後頭部の下方に配置され、スカルプマッサージ用装置10に取り付けられると共にシャワーヘッド5の上に載せられる。頭浸浴装置25がスカルプマッサージ用装置10に取り付けられることで、バンド等と併せた着脱固定手段が実現する。なお、頭浸浴装置25が、後頭部の下方に配置される際、被施術者50が長髪の場合、被施術者50の頭部が持ち上げられ、頭髪がすべて頭浸浴装置25の内側に収められる。
被施術者50の頭部が配置されたシャンプーボウル1に、スカルプマッサージ用装置10及び頭浸浴装置25が取り付けられた状態において、スカルプマッサージ用装置10の第二流路部16は、後方に倒されたままであるため、吐水部18は、被施術者50の頭部から離れた吐水位置で、被施術者50の頭頂部側に配置され、頭皮や頭髪の生え際とは対峙していない。一方で、頭浸浴装置25の対峙部42は、被施術者50のうなじ等と対峙する。その際、対峙部42は、うなじ等と接触せず、うなじ等と対峙部42との間に、僅かな隙間が空く。なお、各載置部7,8に、首やうなじ等のどの部位が載置されるかは、被施術者50の体格によって僅かに異なる。
浸水手順では、シャンプーボウル1の止水栓6が操作され、湯水が供給されると、湯水は、シャワーヘッド5から放出される。シャワーヘッド5は、スカルプマッサージ用装置10の被接続部11に接続されているため、湯水は、被接続部11から、第一流路部14、第二流路部16を経て、吐水部18の吐水口19から放出される。放出された湯水は、被施術者50の頭部に当たらずに、頭浸浴装置25に溜まっていく。溢水手順では、水位が頭浸浴装置25の底部27から徐々に上昇すると、後頭部が湯水に適度に浸り、水位が首載置具7の第二載置部9に至ると、湯水は、第二載置部9に沿って左右に迂回し(図33の水流51参照)、第二載置部9の左右から頭浸浴装置25の外側に溢れて流れる(図34の水流52参照)。その際、湯水は、対峙部42を超えて流れない。第二載置部9には、被施術者50のうなじ等が載置されているため、湯水は、第二載置部9に沿うと共にうなじ等を流れる。うなじ等は、静止した水面に浸かっているのではなく、流れ続ける湯水に晒されていることから、被施術者50は、うなじ等において不感を得ず、水流を感じてリラックスすることができる。
湯水が流れる勢いによっては、湯水は、第二載置部9から誘導部45にも周り、誘導先端部46からうなじ等に向けて流れる(図33の水流53参照)。湯水が適切にうなじ等に向けられるため、被施術者50をリラックスさせることができる。
水位が第二載置部9に至ると、満水となるところ、この満水時において、被施術者50の後頭部が湯水に浸かっているため、被施術者50をリラックスさせることができる。また、頭部と共に頭髪が湯水に浸かることで、頭髪の汚れが落ちる。
後頭部が湯水に適度に浸った後、または、湯水が第二載置部9の左右から頭浸浴装置25の外側に溢れて流れた後、放水手順では、被施術者の50頭部から離れた吐水位置が、被施術者50の頭髪に当たる吐水位置に調節される、すなわち、第二流路部16の角度が調節され、吐水口19から放出された湯水が頭皮や頭髪の生え際に当たる位置に、第二流路部16が配置される。湯水は、頭皮や頭髪の生え際に当たり、頭髪を伝って頭頂部側に流れる(図34の水流54参照)。被施術者50は、後頭部が湯水に浸った後、または、うなじ等が湯水に晒された後に、頭皮や頭髪の生え際が、吐水口19からの湯水で適度に刺激されるため、うなじ等における流水を適切に感じることができる。仮に、吐水口19からの湯水が、頭皮や頭髪の生え際に当たりながら頭浸浴装置25に溜められると、うなじ等が湯水に晒される前に、頭皮や頭髪の生え際が刺激され、被施術者50は、うなじ等における感覚が薄れる場合がある。
施術の間、被施術者50は、上記のとおり、頭部が湯水に浸かり、うなじ等を湯水が流れることで、リラックスすることができ、一方で、施術者が他の業務を行っても、施術は継続されている。したがって、被施術者50にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。なお、仮に、施術者が施術を行う場合であっても、スカルプマッサージ用装置10がシャワーの役割を担うため、施術者は、シャワーヘッド5を把持する必要が無く、両手で施術ができる。
また、シャンプーボウル1の底面2よりも高い位置に頭浸浴装置25の底部27が配置されるため(図34参照)、シャンプーボウル1に直接湯水を溜める場合と比較して、少量の湯水で足りる。
排水手順では、頭浸浴装置25から溢れた湯水が、シャンプーボウル1の内面を伝い、シャンプーボウル1の排水口4から排水される。頭浸浴装置25から溢れた湯水は、うなじ等を流れるところ、うなじ等を伝って、被施術者の身体やシャンプーボウル1の外側に流れるのではなく、シャンプーボウル1の内面を伝って排水される。したがって、湯水が、シャンプーボウル1の外側や床にこぼれることがない。
本実施形態では、頭浸浴装置25における整流部40の被配置部44に、首載置具7の第二載置部9が嵌められる(図26参照)。すなわち、シャンプーボウル1に首載置具7が取り付けられていた場合であっても、第二載置部9が被配置部44に配置されることで、第二載置部9が整流部40と干渉しない。
施術が終わると、止水栓6が操作され、湯水が止められる。撤去手順では、第二流路部16が後方に倒され、被施術者50の頭部と対峙しない位置に配置される。したがって、流路部13に残留した湯水が吐水口19から滴っても、湯水が頭部に当たることは妨げられる。
本実施形態では、頭浸浴装置25の底部27に排水孔33が形成され、栓34が取り付けられていることから(図30参照)、栓34を抜くことで、排水孔33から排水することができる。
頭浸浴装置25が、スカルプマッサージ用装置10から取り外される。シャワーヘッド5が、スカルプマッサージ用装置10から取り外される。乾燥手順では、被施術者の濡れた頭髪は、タオル等の繊維製部材で水分が吸収される。
本実施形態では、頭浸浴装置25の整流部40が留め部材47を介して着脱される構造であるため(図16ないし25参照)、施術の種類や被施術者50の体格に応じて、様々な形状の整流部40を着脱することができる。また、整流部40は、ゴム製、シリコン製、ウレタン製等の薄板状であるため、容易に変形し、交換が容易である。
本実施形態では、頭浸浴装置25における外縁部35の上縁であって、手前側である首縁空隙48の近傍には、左右一対の溝部38が形成されている(図22参照)。溝部38の位置は、外縁部35の周方向に沿って、被配置部44(水流部43)及び誘導先端部46よりも外側に配置され、また、溝部38は、外縁部35から底部27に向けて水流部43よりも浅く切り欠かれている。仮に、被施術者50の体格が大きく、頭浸浴装置25の対峙部42が被施術者50のうなじ等と接触した場合、第二載置部9がうなじ等で塞がれ、湯水がうなじ等を流れることが妨げられるところ、水流部43よりも浅い溝部38から湯水が流れることで、体格の大きな被施術者50のうなじ等に湯水を流すことができる。
なお、本発明の他の実施形態では、頭浸浴装置25は、被配置部44が形成されておらず、水流部43を有する(図21及び22参照)。この場合、水位が、頭浸浴装置25の底部27から徐々に上昇し、水流部43に至ると、対峙部42よりも低い水流部43から頭浸浴装置25の外側に溢れて流れる。その際、対峙部42が水流部43よりも高く形成されているため、湯水は、対峙部42を超えて流れない。水流部43は、被施術者のうなじ等と対面しているため、湯水は、被施術者のうなじ等を流れる。この場合、第二載置部9は、在っても無くてもよい。
次に、本実施形態で用いられるスカルプマッサージ用装置10の効果を説明する。
スカルプマッサージ用装置10の第二流路部16は、第一流路部14の第一先端部15から上方に向けて伸びると共に側方に向けて湾曲又は屈曲している(図7参照)。この構成により、第二流路部16が、被施術者50の頭部と干渉することが無い。
スカルプマッサージ用装置10の第一先端部15は、ヒンジ部23を有し、第二流路部16は、ヒンジ部23を介して、第一流路部14に対して角度が変化する(図15参照)。この構成により、吐水部18の位置が変化し、吐水口19から放出される湯水が頭皮に当たる位置を調節することができる。また、シャンプーボウル1への取付作業が容易となる。
また、ヒンジ部23は、第二流路部16の可動域を限定するための規制部が形成されている。この構成により、第二流路部16の可動域が限定され、所定の角度を超えて変化することが妨げられる。したがって、例えば、湯水が被施術者50の顔面にかかることが無い。
第二流路部16は、ヒンジ部23を介して前後方向に移動が可能である。したがって、被施術者50の生え際の位置に応じて、第二流路部16が適切に配置される。
次に、スカルプマッサージ用装置10の変形例を図面に基づいて説明する。図35ないし37は、変形例に係るスカルプマッサージ用装置110が示されている。図35及び36は、スカルプマッサージ用装置110の外観が示され、図37は、スカルプマッサージ用装置110の第二着脱部122がシャンプーボウル1の排水口4に挿入された状態の断面が拡大されて示されている。なお、以下では、スカルプマッサージ用装置10と異なる構成が主に説明され、スカルプマッサージ用装置10と同じ構成は、同じ符号をもって説明が省略されている。
図35及び36に示されているとおり、スカルプマッサージ用装置110の第二着脱部122は、手前側面及び奥側面の下部から、手前側及び奥側に向って突出した一対のフランジ部155を有している。フランジ部155は、上方から視して、ほぼ半円形である。フランジ部155は、側方から視して、上面である平坦上面部156と、下面である傾斜下面部157とを有している。平坦上面部156は、平坦な半円板状であり、傾斜下面部157は、外側先端から第二着脱部122に向かうにしたがって徐々に下方に向けて傾斜している。
図37に示されているとおり、第二着脱部122が、シャンプーボウル1の排水口4に挿入されると、フランジ部155は、排水口4の開口上端部よりも深い位置で、かつ、排水口4の内面と隙間を空けて配置される。排水口4から排水される湯水は、排水口4の中に取り付けられた網状の毛髪収集具(図示省略)を通過する。その際、湯水は、平坦上面部156から、傾斜下面部157を伝って排水口4の下方へ流れる。すなわち、流れた湯水は、ヘアキャッチャーに当たることで、被施術者50にとって不快な音を発する場合があるところ、湯水がフランジ部155を介して排水されることで、湯水の落下し始める位置が、シャンプーボウル1の底面2よりも低い傾斜下面部157の下端に下がるため、湯水の落下し始める位置から毛髪収集具に当たるまでの距離も短くなる。したがって、フランジ部155が無く底面2から湯水が落下し始める場合と比較して、消音効果が発揮され、被施術者50は、不快な音を感じることなく、リラックスすることができる。
なお、本発明の他の実施形態では、頭浸浴装置のみがシャンプーボウルに取り付けられる。この場合、頭浸浴装置の脚部は、長く形成され、シャンプーボウルの底面において自立する。また、スカルプマッサージ用装置に替えて、台がシャンプーボウルに設置され、この台上に頭浸浴装置が載置される。スカルプマッサージ用装置が無くても、頭浸浴であれば、仮に、施術者が施術を行う場合であっても、施術者は、両手で施術ができるため、好適である。
他の実施形態では、脚部はフック状であり、シャンプーボウルの側面縁に引っ掛かる構造である。
他の実施形態では、脚部は、シャンプーボウルの排水口に嵌合する形状であり、例えば、スカルプマッサージ用装置の第二着脱部と同様の構成である。
他の実施形態は、脚部を有していない。
他の実施形態では、対峙部が、被施術者のうなじ等に僅かに接触する。
他の実施形態は、水流部を有していない。
他の実施形態では、整流部を有さず、整流部に相当する部位として、桶本体部に整流部と同等形状の首縁部が形成されている。
他の実施形態は、溝部を有していない。
他の実施形態では、栓が整流部と一体である。すなわち、整流部の下端部が排水孔まで伸び、当該下端部に栓が形成されている。
他の実施形態では、スカルプマッサージ用装置の第二流路部は、左右の片方のみである。
他の実施形態では、スカルプマッサージ用装置の第二着脱部の形状が、ほぼ円筒状であり、一部に、排水口との間に隙間を生じさせる切欠き、凹み、窪み、溝等が形成されている。当該隙間が、排水の流路となる。
他の実施形態では、湯水は、シャワーヘッドや他の給水器具等から頭浸浴装置に直接供給される。すなわち、湯水はスカルプマッサージ用装置を経ない。
他の実施形態では、首載置具が取り付けられておらず、首載置具に相当する部位として、シャンプーボウルにおける側面に、首載置具と同等形状の首載置部が形成されている。
他の実施形態では、設置手順の後に着座手順を経る。
次に、吐水部18を図面に基づいて説明する。図38ないし44は、吐水部18が示されている。図38ないし40は、吐水部18の外観が示され、図41ないし44は、吐水部18の断面が示されている。
ここで、吐水部18は、スカルプマッサージ用装置10,110を構成する部材であり、スカルプマッサージ用装置10,110は、以下の構成である。
シャンプーボウル1に取り付けられてシャワーヘッド5が接続される被接続部11と、この被接続部11に連結されて上方に伸びた流路部13と、この流路部13の先端に連結された吐水部18とを有し、吐水部18の下面に形成された吐水口19は、被施術者50の額における頭髪の生え際に倣ってU字状であり、シャワーヘッド5からの湯水が流路部13を通って吐水部18に至り、吐水口19から放出される。
吐水口19から放出される湯水は、吐水口19から被施術者50の額に当たるまで、吐水口19のU字状に沿って途切れずに連続している。
吐水部18内の流路には、上下に連なった階層が形成されている。
階層同士の連絡路は、上層側と下層側とで互い違いにずれている。
詳説すれば、図38ないし40に示されているとおり、吐水部18は、上方又は下方から視して楕円形又は長円形状の立体物であり、上部に流路接続部200を有し、下面部に吐水口19を有している。流路接続部200は、一対で構成され、流路部13の第二先端部17と連結される(図5参照)。吐水口19は、被施術者50の額における頭髪の生え際に倣ったU字状であり、側方に向ってU字の線状に連続している。なお、流路接続部は、単一であってもよい。また、吐水口は、複数の孔がU字状に並列したものであってもよい。
図41に示されているとおり、吐水部18は、内部に流路を有し、流路には、上下に連なった三段の階層が形成されている。詳説すれば、流路は、吐水口19の内側から流路接続部200に接続された筒状の主流路部201と、この主流路部201の下端に連接されて左右に伸びたU字状の階層流路部202とで実現され、階層流路部202の下流側が吐水口19に通じている。階層流路部202は、内側に二つの区画片が形成されており、この第一区画片203及び第二区画片204によって上下三段の階層が形成されている。なお、階層の数は、二段でもよいし、四段以上であってもよい。区画片の数は、階層の数に応じて決定される。
階層は、主流路部201に通じた上段層流路205と、この上段層流路205の下流側に通じた中段層流路206と、この中段層流路206の下流側に通じた下段層流路207と、この下段層流路207の下流側から吐水口19に通じた吐水口連絡路208と、上段層流路205と中段層流路206との間が第一区画片203によって区切られたことで形成された上中連絡路209と、中段層流路206と下段層流路207との間が第二区画片204によって区切られたことで形成された中下連絡路210とから構成されている。階層同士の各連絡路209,210は、上層側と下層側とで互い違いにずれている。すなわち、第一区画片203が後方(図41において右方)に向けて張り出して形成されたことで、上中連絡路209は、上段層流路205の後部及び中段層流路206の後部(図41において右寄り)に通じており、一方で、第二区画片204が前方(図41において左方)に向けて張り出して形成されたことで、中下連絡路210は、中段層流路206の前部及び下段層流路207の前部(図41において左寄り)に通じている。したがって、上中連絡路209と中下連絡路210とは、前後にずれて配置されている。流路は、階層流路部202内において前後に蛇行している。
階層同士の各連絡路209,210の前後幅は、下層にしたがって狭くなっている。詳説すれば、図42に示された上中連絡路209の前後幅よりも、図43に示された中下連絡路210の前後幅の方が狭く形成され、中下連絡路210の前後幅よりも、図44に示された吐水口連絡路208の前後幅及び図40に示された吐水口19の前後幅の方が狭く形成されている。図43に示されているとおり、中下連絡路210では、中央部位211の前後幅よりも、左右側方部位212の前後幅の方が、広く形成されている。
以上のとおり、吐水部18が構成されている。次に、吐水部18の効果を、作用と共に説明する。
スカルプマッサージ用装置10,110に供給された湯水は、吐水部18において、主流路部201、階層流路部202を経て、吐水口19から放出される。階層流路部202では、湯水は、上段層流路205、上中連絡路209、中段層流路206、中下連絡路210、下段層流路207、吐水口連絡路208を蛇行し、吐水口19から、U字状で放出される。吐水口19から放出される湯水は、吐水口19から被施術者の額に当たるまで、吐水口19のU字状に沿って、水壁の如く途切れずに連続している。換言すれば、吐水口19のU字状に沿って途切れずに連続した湯水は、カーテン又はガラス面のようでもある。特に、中下連絡路210では、中央部位211の前後幅よりも、左右側方部位212の前後幅の方が、広く形成されているため、湯水の流量は、中央部位211よりも左右側方部位212の方が多くなり、途切れずに連続したU字状となる。
湯水は、被施術者50の頭皮や頭髪の生え際に当たり、頭髪を伝って頭頂部側に流れる(図34の水流54参照)。被施術者50は、頭皮や頭髪の生え際が、吐水口19からの湯水で適度に刺激され、リラックスすることができる。一方で、施術者が他の業務を行っても、施術は継続されている。したがって、被施術者50にとって快適であると共に、施術者が他の業務を行っても差し支えが無い施術を行うことができる。特に、湯水が、途切れずに連続したU字状であるため、被施術者50は、違和感を覚えることがない。なお、仮に、湯水が途切れたり、シャワーの如く複数の孔から個々に放出されたりした場合、被施術者50は、湯水が途切れて頭皮や頭髪の生え際に当たっていることが、感覚的にわかるため、違和感を覚え、雑念がリラクゼーションを妨げる場合がある。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 シャンプーボウル
2 底面
3 側面
4 排水口
5 シャワーヘッド
6 止水栓
7 首載置具(首載置部)
8 第一載置部
9 第二載置部
10,110 スカルプマッサージ用装置(吐水部材)
11 被接続部
12 開口部
13 流路部
14 第一流路部
15 第一先端部
16 第二流路部
17 第二先端部
18 吐水部
19 吐水口
20 着脱部
21 第一着脱部
22,122 第二着脱部
23 ヒンジ部
24 軸支持部
25 頭浸浴装置(桶状部材)
26 桶本体部
27 底部
28 周側部
29 窪み空間
30 底側部
31 段底部
32 脚部
33 排水孔
34 栓
35 外縁部
36 軸突部
38 溝部
39 小孔
40 整流部(首縁部)
41 周側本体部
42 対峙部
43 水流部
44 被配置部
45 誘導部
46 誘導先端部
47 留め部材
48 首縁空隙
50 被施術者
52~54 水流
155 フランジ部
156 平坦上面部
157 傾斜下面部
200 流路接続部
201 主流路部
202 階層流路部
203 第一区画片
204 第二区画片
205 上段層流路
206 中段層流路
207 下段層流路
208 吐水口連絡路
209 上中連絡路
210 中下連絡路
211 中央部位
212 左右側方部位

Claims (4)

  1. 被施術者が施術されるシャンプーボウルの内側に、吐水位置を調節可能な吐水部材、及び、被施術者の頭部を収容可能な桶状部材を設置する設置手順と、
    前記桶状部材に仰向けで配置された被施術者の頭部から離れた吐水位置で、湯水を前記桶状部材に溜めて被施術者の後頭部を湯水に浸す浸水手順と、
    被施術者の頭部から離れた吐水位置を、被施術者の頭髪に当たる吐水位置に調節し、湯水を被施術者の頭髪に当てる放水手順と、
    前記桶状部材に溜まった湯水を、前記被施術者の首側から溢れさせる溢水手順と、
    を経る、
    ことを特徴とする頭浸浴方法。
  2. 前記吐水部材の吐水口が、被施術者の額における頭髪の生え際に倣ったU字状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載された頭浸浴方法。
  3. 前記桶状部材から溢れた湯水を、前記シャンプーボウルの内面を伝わせて排水する排水手順を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された頭浸浴方法。
  4. 前記放水手順において、
    湯水を、被施術者の額における頭皮又は/及び頭髪の生え際に当て、頭髪に伝わせて頭頂部側に流す、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された頭浸浴方法。
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