JP2024013532A - 車両 - Google Patents

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Yoshito Sekiguchi
真人 中野
Masato Nakano
弘一 奥田
Koichi Okuda
達也 今村
Tatsuya Imamura
淳 田端
Atsushi Tabata
大騎 佐藤
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Abstract

【課題】水素が膨張することに伴う熱で、効率よくレギュレータを暖める。【解決手段】車両VCは、水素を燃料とする内燃機関と、冷却機構80と、を備えている。メイン流路82は、冷却対象装置及び内燃機関のレギュレータ35を経て当該冷却対象装置へと戻る。バイパス流路83は、メイン流路82のうち冷却対象装置よりも下流側であり且つレギュレータ35よりも上流側の箇所から、メイン流路82のうちレギュレータ35よりも下流側の箇所へ繋がっている。バルブ84は、メイン流路82のうちレギュレータ35よりも下流側に取り付けられている。制御装置100は、冷却対象装置から流出する冷媒の温度が規定冷媒温度よりも小さいことを条件に、バルブ84を閉弁する閉弁処理を行う。また、制御装置100は、冷却対象装置から流出する冷媒の温度が規定冷媒温度以上であることを条件に、バルブ84を開弁する開弁処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、車両である。
特許文献1には、内燃機関と、冷却機構と、を備える車両が記載されている。内燃機関は、燃料タンクと、燃料配管と、レギュレータと、インジェクタと、を有している。燃料タンクは、高圧の気体燃料を貯留する。燃料配管は、燃料タンクとインジェクタとを繋ぐ気体燃料の通路を構成している。レギュレータは、燃料配管を流れる気体燃料の圧力を低下させる。インジェクタは、燃料配管のレギュレータよりも下流側に取り付けられている。一方、冷却機構は、冷媒を流す流路を備えている。冷却機構の流路上には、レギュレータが位置している。
特開2018-131947号公報
特許文献1に記載のような内燃機関において、内燃機関の温度が低い場合には、インジェクタの噴口付近に付着した水が氷結することがある。また、特許文献1に記載のような内燃機関において、気体燃料を水素燃料とすることがある。水素は、レギュレータにおいて減圧膨張されることに伴って発熱する。したがって、内燃機関の温度が低くても、インジェクタは比較的早期に暖められる。しかし、内燃機関の温度が低い場合には、冷却機構内の冷媒の温度も低い。そのため、水素が発熱してもその熱が冷却機構の冷媒に回収されてしまって、インジェクタを適切に暖めることができない虞がある。
上記課題を解決するため、本発明は、水素を燃料とする内燃機関と、冷却対象装置を冷却するための冷媒の流路を有する冷却機構と、前記冷却機構を制御する制御装置と、を備え、前記内燃機関は、水素タンクに接続しており前記水素の通路を構成する燃料配管と、前記燃料配管の途中に取り付けられており、前記水素を減圧するレギュレータと、前記燃料配管の前記レギュレータよりも下流側に取り付けられているインジェクタと、を有し、前記冷却機構は、前記冷媒を圧送するポンプと、前記冷却対象装置及び前記レギュレータを経て当該冷却対象装置へと戻るメイン流路と、前記メイン流路のうち前記冷却対象装置よりも下流側であり且つ前記レギュレータよりも上流側の箇所から、前記メイン流路のうち前記レギュレータよりも下流側の箇所へ繋がっているバイパス流路と、前記メイン流路のうち前記バイパス流路の上流端よりも下流側に取り付けられているバルブと、を有し、前記制御装置は、前記冷却対象装置から流出する前記冷媒の温度が予め定められた規定冷媒温度よりも小さいことを条件に、前記バルブを閉弁する閉弁処理と、前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であることを条件に、前記バルブを開弁する開弁処理と、を実行する車両である。
上記構成によれば、冷媒の温度が規定冷媒温度よりも小さいときには、冷媒はレギュレータと熱交換しない。そのため、水素が膨張することに伴う熱が冷媒に持ち去られることを防げる。その結果、水素が膨張することに伴う熱で、効率よくレギュレータを暖められる。
上記車両において、前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であり、且つ前記水素の温度が予め定められた燃料下限温度よりも小さいときに、前記開弁処理を実行してもよい。
上記構成において、水素の温度が燃料下限温度よりも小さい場合、水素が膨張して発熱したとしても、レギュレータを適切に暖められない。一方、冷媒の温度が規定冷媒温度以上であれば、冷媒をレギュレータに流すことでレギュレータを規定冷媒温度程度に暖められる。つまり、上記構成によれば、水素の発熱を利用した暖機よりも冷媒の熱を利用した暖機が適切な場合には、冷媒をレギュレータに流して、レギュレータの温度を適切な温度にできる。
上記車両において、前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であり、且つ前記水素の温度が前記規定冷媒温度以上の値として予め定められた燃料上限温度以上であるときに、前記開弁処理を実行してもよい。
上記構成において、水素の温度が燃料上限温度以上であると、水素の燃焼が設計通りに行われない可能性が高くなる。そのため、冷媒をレギュレータに流すことで、レギュレータ及びレギュレータ内の水素の温度を適切な温度に冷却できる。
上記車両において、前記制御装置は、前記水素の温度を、前記内燃機関の冷却水の温度に基づいて推定してもよい。
上記構成によれば、水素の温度を内燃機関の冷却水の温度に基づいて推定する。内燃機関の冷却水の温度は、冷却水の温度を検出するセンサによって取得できる。そのため、水素の温度を検出するセンサを別途設けなくても済む。
上記車両において、前記制御装置は、前記水素の温度を、前記レギュレータの温度に基づいて推定してもよい。
上記構成によれば、水素の温度を、レギュレータの温度に基づいて推定する。レギュレータの温度は、レギュレータに温度を検出するセンサを取り付けることによって取得できる。そのため、水素の温度を検出するセンサを別途設けなくても済む。
上記車両において、前記内燃機関は、前記水素の温度を検出する温度センサを、さらに有していてもよい。
上記構成によれば、水素の温度をより正確に検出できる。
上記車両において、駆動源としてモータジェネレータをさらに備え、前記制御装置は、前記内燃機関及び前記モータジェネレータを制御対象としており、前記制御装置は、前記水素の温度が前記燃料下限温度より小さいときに、前記内燃機関を停止させ、前記モータジェネレータを駆動源として駆動させるEV走行処理を実行してもよい。
上記構成によれば、水素燃料の温度が燃料下限温度より小さいときに、駆動源としてモータジェネレータが駆動する。一方で、駆動源として内燃機関は駆動しない。このように内燃機関が冷えているときに駆動させないことで、内燃機関が冷えているときに駆動させることに伴う不具合の発生を抑制できる。
図1は、車両の全体構成を示す概略図である。 図2は、内燃機関の全体構成を示す概略図である。 図3は、冷却機構を示す概略図である。 図4は、制御プログラムによる一連の処理を示すフローチャートである。
(一実施形態)
以下、車両の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<車両の概略構成>
図1に示すように、車両VCは、火花点火式の内燃機関10を備えている。また、車両VCは、電動機及び発電機の双方の機能を兼ね備える第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を備えている。したがって、車両VCは、いわゆるハイブリッド車両である。つまり、車両VCは、駆動源として、内燃機関10、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を備えている。
<内燃機関の構成>
先ず、内燃機関10の全体構成について説明する。
図2に示すように、内燃機関10は、シリンダブロック11と、シリンダヘッド12と、ピストン13と、気筒14と、を備えている。気筒14は、シリンダブロック11の内部に区画されている円柱状の空間である。気筒14の軸方向における両側は、シリンダブロック11の外部に開口している。ピストン13は、気筒14に配置されている。ピストン13の頂面は、気筒14の軸方向の第1端を向いている。シリンダヘッド12は、シリンダブロック11に連結している。シリンダヘッド12の外面は、凹部15を有している。凹部15は、気筒14の軸方向で、当該気筒14と向かい合っている。気筒14を区画するシリンダブロック11の壁面、凹部15の壁面、及びピストン13の頂面は、燃焼室Rを区画している。なお、シリンダヘッド12は、その内部にウォータジャケットWJを有する。ウォータジャケットWJは、後述する冷却機構80の冷却水が流通する通路である。
内燃機関10は、コネクティングロッド16と、クランク軸17とを備えている。コネクティングロッド16は、ピストン13に連結している。コネクティングロッド16は、ピストン13を挟んでシリンダヘッド12とは反対方向に延びている。クランク軸17は、コネクティングロッド16に連結している。クランク軸17及びコネクティングロッド16は、ピストン13の往復運動を回転運動に変換する。
シリンダヘッド12は、吸気ポート18を有している。吸気ポート18は、シリンダヘッド12の内部に区画されている空間である。吸気ポート18の第1端は、凹部15に向けて開口している。吸気ポート18の第2端は、シリンダヘッド12の外部に向けて開口している。
シリンダヘッド12は、排気ポート19を有している。排気ポート19は、シリンダヘッド12の内部に区画されている空間である。排気ポート19の第1端は、凹部15に向けて開口している。排気ポート19の第2端は、シリンダヘッド12の外部に向けて開口している。
内燃機関10は、吸気バルブ20と、排気バルブ21とを備えている。吸気バルブ20は、吸気ポート18の第1端を開閉する弁である。排気バルブ21は、排気ポート19の第1端を開閉する弁である。
なお、図1では、燃焼室Rと、燃焼室Rに連結している吸気ポート18及び排気ポート19とを1組のみ図示しているが、内燃機関10は、燃焼室Rと、燃焼室Rに連結している吸気ポート18及び排気ポート19等と、を複数組備えている。
内燃機関10は、外気を吸入するための吸気通路22を備えている。吸気通路22は、吸気ポート18の第2端に接続している。吸気通路22は、スロットルバルブ23を収容している。スロットルバルブ23は、弁開度の変更を通じて、吸気通路22を流れる空気の流量である吸入空気量を調整する。吸気通路22から吸入された空気は、吸気ポート18を介して、燃焼室Rに流れ込む。
内燃機関10は、ポートインジェクタ24を備えている。ポートインジェクタ24は、シリンダヘッド12に取り付けられている。そのため、ポートインジェクタ24は、吸気通路22のスロットルバルブ23よりも下流側の部分に位置している。ポートインジェクタ24は、吸気ポート18に燃料を噴射する。
内燃機関10は、筒内インジェクタ25を備えている。筒内インジェクタ25は、シリンダヘッド12に取り付けられている。筒内インジェクタ25は、燃焼室Rに直接燃料を噴射する。
内燃機関10は、点火プラグ26を備えている。点火プラグ26は、シリンダヘッド12に取り付けられている。点火プラグ26は、吸気ポート18と排気ポート19との間に位置している。点火プラグ26は、燃焼室Rに導入された混合気をスパークにより点火する。
内燃機関10は、燃焼室Rでの燃焼により生じた排ガスの排出路である排気通路27を備えている。排気通路27は、排気ポート19の第2端に接続している。排気通路27は、排気浄化触媒28を収容している。排気浄化触媒28は、排気中の例えば窒素酸化物を浄化する。
また、内燃機関10は、燃料供給装置30を備えている。燃料供給装置30は、水素タンク31と、燃料配管32と、レギュレータ35と、を備えている。
水素タンク31は、燃料である水素を高圧状態で貯留するタンクである。燃料配管32は、水素の通路を構成している。燃料配管32は、第1燃料配管33と第2燃料配管34とで構成されている。第1燃料配管33の第1端は、水素タンク31に接続している。また、第1燃料配管33の第2端は、筒内インジェクタ25に接続している。そして、レギュレータ35は、第1燃料配管33の途中に位置している。レギュレータ35は、水素を減圧する。
第2燃料配管34の第1端は、第1燃料配管33のうちレギュレータ35よりもポートインジェクタ24側に連結している。第2燃料配管34の第2端は、筒内インジェクタ25に接続している。
<車両の構成>
図1に示すように、車両VCは、第1遊星ギア機構40、リングギア軸45、第2遊星ギア機構50、減速機構62、差動機構63、及び複数の駆動輪64を備えている。
第1遊星ギア機構40は、サンギア41、リングギア42、複数のピニオンギア43、及びキャリア44を備えている。サンギア41は、外歯歯車である。サンギア41は、第1モータジェネレータ71に接続している。リングギア42は、内歯歯車であり、サンギア41と同軸上に位置している。各ピニオンギア43は、サンギア41とリングギア42との間に位置している。各ピニオンギア43は、サンギア41及びリングギア42の双方に噛み合っている。キャリア44は、ピニオンギア43を支持している。ピニオンギア43は、自転可能になっており、且つキャリア44と共に回転することにより公転可能になっている。キャリア44は、クランク軸17に接続している。
リングギア軸45は、リングギア42に接続している。また、リングギア軸45は、減速機構62及び差動機構63を介して駆動輪64に接続している。減速機構62は、リングギア軸45の回転速度を減速して出力する。差動機構63は、左右の駆動輪64に回転速度の差が生じることを許容する。
第2遊星ギア機構50は、サンギア51、リングギア52、複数のピニオンギア53、キャリア54、及びケース55を備えている。サンギア51は、外歯歯車である。サンギア51は、第2モータジェネレータ72に接続している。リングギア52は、内歯歯車であり、サンギア51と同軸上に位置している。リングギア52は、リングギア軸45に接続している。各ピニオンギア53は、サンギア51とリングギア52との間に位置している。各ピニオンギア53は、サンギア51及びリングギア52の双方に噛み合っている。キャリア54は、ピニオンギア53を支持している。ピニオンギア53は、自転可能になっている。キャリア54は、ケース55に固定されている。したがって、ピニオンギア53は、公転不可能な状態になっている。
車両VCは、バッテリ75、第1インバータ76、及び第2インバータ77を備えている。
バッテリ75は、二次電池である。第1インバータ76は、第1モータジェネレータ71とバッテリ75との間で、交流・直流の電力変換を行う。また、第1インバータ76は、第1モータジェネレータ71とバッテリ75との間の電力の授受量を調整する。第2インバータ77は、第2モータジェネレータ72とバッテリ75との間で、交流・直流の電力変換を行う。第2インバータ77は、第2モータジェネレータ72とバッテリ75との間の電力の授受量を調整する。
図3に示すように、車両VCは、冷却機構80を備えている。冷却機構80は、冷却対象装置である差動機構63、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72を冷却する。冷却機構80は、ポンプ81と、メイン流路82と、バイパス流路83と、バルブ84と、ラジエタ85と、を有している。
ポンプ81は、冷媒としての冷却油を圧送する電動ポンプである。
メイン流路82は、ポンプ81から冷却対象装置及びレギュレータ35を経て冷却対象装置へと戻る流路である。メイン流路82の上流端は、ポンプ81の吐出口に接続している。また、メイン流路82の下流端は、ポンプ81の吸入口に接続している。そして、メイン流路82上には、冷却対象装置である差動機構63、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72が位置している。また、メイン流路82上には、冷却対象装置よりも下流側にレギュレータ35が位置している。
バイパス流路83は、メイン流路82のうち冷却対象装置よりも下流側であり且つレギュレータ35よりも上流側の箇所から、メイン流路82のうちレギュレータ35よりも下流側の箇所へ繋がっている。
バルブ84は、メイン流路82のうちバイパス流路83の上流端よりも下流側の箇所に取り付けられている。また、バルブ84は、メイン流路82のうちレギュレータ35よりも上流側に取り付けられている。バルブ84が開弁状態であるとき、冷媒はメイン流路82におけるバルブ84よりも下流側を流れる。バルブ84が閉弁状態であるとき、冷媒はメイン流路82におけるバルブ84よりも下流側を流れない。
ラジエタ85は、ラジエタ85内を流れる冷却油と、ラジエタ85の外部の空気とで、熱交換を行う。ラジエタ85は、メイン流路82のうちレギュレータ35よりも下流側であり且つバイパス流路83の下流端よりも上流側の箇所に取り付けられている。なお、図3では、冷却油の流れを二点鎖線の矢印で示す。
図1に示すように、車両VCは、アクセル操作量センサ95、車速センサ96、冷媒温度センサ97、及び水素温度センサ98、電源スイッチ99を備えている。
アクセル操作量センサ95は、運転者が操作するアクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCを検出する。車速センサ96は、車両VCの速度である車速Vを検出する。冷媒温度センサ97は、冷却機構80の冷媒である冷却油の温度である冷媒温度CTを検出する。具体的には、冷媒温度センサ97は、メイン流路82における冷却対象装置よりも下流側、且つレギュレータ35よりも上流側の冷却水の温度を、冷媒温度CTとして検出する。つまり、冷媒温度CTは、冷却対象装置から流出する冷媒の温度である。水素温度センサ98は、内燃機関10の燃料である水素の温度である水素温度HTを検出する。水素温度センサ98は、燃料配管32のうち、レギュレータ35よりも上流側の箇所に取り付けられている。電源スイッチ99は、車両VCの電源がオフ状態でオン操作されることで、始動要求R1を発信する。電源スイッチ99は、車両VCの電源がオン状態でオフ操作されることで、停止要求R2を発信する。
<制御装置>
図1に示すように、車両VCは、制御装置100を備えている。制御装置100は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、第2モータジェネレータ72、及び冷却機構80を制御対象としている。制御装置100は、アクセル操作量ACCを示す信号をアクセル操作量センサ95から取得する。制御装置100は、車速Vを示す信号を車速センサ96から取得する。制御装置100は、バッテリ75から、バッテリ75の電流IB及びバッテリ温度TBを示す信号を取得する。制御装置100は、冷媒温度センサ97から冷媒温度CTを示す信号を取得する。制御装置100は、水素温度センサ98から水素温度HTを示す信号を取得する。制御装置100は、電源スイッチ99から始動要求R1を示す信号、及び停止要求R2を示す信号を取得する。
制御装置100は、CPU101、周辺回路102、ROM103、記憶装置104、及びバス105を備えている。バス105は、CPU101、周辺回路102、ROM103、及び記憶装置104を互いに通信可能に接続している。周辺回路102は、内部の動作を規定するクロック信号を生成する回路、電源回路、リセット回路等を含む。ROM103は、CPU101が各種の制御を実行するための各種のプログラムを予め記憶している。CPU101は、ROM103に記憶された各種のプログラムを実行することにより、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、第2モータジェネレータ72、及び冷却機構80を制御する。
<駆動プログラムによる制御>
ROM103は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72を駆動するための駆動プログラムを記憶している。CPU101は、始動要求R1を取得すると、駆動プログラムを繰り返し実行する。
CPU101は、アクセル操作量ACC及び車速Vに基づいて、車両VCが走行するために必要な駆動力の要求値である車両要求駆動力を算出する。CPU101は、車両要求駆動力に基づいて、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分を決定する。CPU101は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分に基づいて、内燃機関10の出力と、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72の力行及び回生とを制御する。
CPU101は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分に基づいて、内燃機関10の出力の目標値を算出する。CPU101は、内燃機関10の出力の目標値に基づいて内燃機関10に制御信号を出力する。これにより、CPU101は、スロットルバルブ23の開度、筒内インジェクタ25からの燃料噴射量、ポートインジェクタ24からの燃料噴射量、点火プラグ26の点火タイミング等を制御する。また、CPU101は、第1インバータ76に制御信号を出力することにより、第1インバータ76を介して第1モータジェネレータ71を制御する。さらに、CPU101は、第2インバータ77に制御信号を出力することにより、第2インバータ77を介して第2モータジェネレータ72を制御する。
CPU101は、トルク配分を決定するうえで、バッテリ75の蓄電率、と、入力上限値と、を演算する。CPU101は、電流IBの積算値に基づいて蓄電率を演算する。また、CPU101は、演算した蓄電率とバッテリ温度TBに基づいて、バッテリ75に充電してもよい最大許容電力である入力上限値を演算する。なお、入力上限値はゼロ又は正の値で表現され、絶対値が大きいほどバッテリ75に対して大きな電力を充電することが許容されることになる。バッテリ75の蓄電率が一定の制御範囲内で維持されるように、CPU101は、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72のトルク配分を決定する。
<制御プログラムによる制御>
ROM103は、冷媒温度CTに基づいて、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、第2モータジェネレータ72、及び冷却機構80を制御するための制御プログラムを記憶している。CPU101は、始動要求R1を取得すると、制御プログラムを繰り返し実行する。
図4に示すように、CPU101は、制御プログラムが開始されると、先ずステップS11の処理を行う。ステップS11では、CPU101は、冷媒温度CTが予め定められた規定冷媒温度SCT以上であるか否かを判定する。規定冷媒温度SCTは、予め試験やシミュレーションによって、次のように予め設定されている。規定冷媒温度SCTは、メイン流路82のレギュレータ35へ冷媒が流れたときに、水素がレギュレータ35で減圧される際に膨張することに伴う熱のうち、内燃機関10へ伝わる熱が過度に少なくならない温度として設定されている。具体的には、規定冷媒温度SCTは、10度以下の温度として定められている。冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上である場合(S11:YES)、CPU101は、処理をステップS12へ進める。
ステップS12では、CPU101は、水素温度HTが予め定められた燃料下限温度FLTより小さいか否かを判定する。燃料下限温度FLTは、予め試験やシミュレーションによって、水素が膨張して発熱したとしても、レギュレータ35を適切に温められない温度として、予め設定されている。具体的には、燃料下限温度FLTは、氷点下の温度として定められている。水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さい場合(S12:YES)、CPU101は、処理をステップS13へ進める。
ステップS13では、CPU101は、EV走行処理を行う。EV走行処理では、CPU101は、内燃機関10のトルク配分を0%としたうえで、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72のトルク配分の和を100%とする。これにより、CPU101は、上述した駆動プログラムで算出したトルク配分に拘わらず、強制的に内燃機関10のトルク配分を0%として第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を駆動させる。つまり、EV走行処理では、CPU101は、内燃機関10を停止させ、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を駆動源として駆動させる。その後、CPU101は、処理をステップS14へ進める。
ステップS14では、CPU101は、バルブ84の開弁処理を行う。つまり、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であることを条件として、開弁処理を行う。また、本実施形態では、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であり、且つ水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいときに、開弁処理を行う。開弁処理では、CPU101は、バルブ84を開弁する。これにより、メイン流路82におけるバルブ84よりも下流側に冷却油が流れる。その後、CPU101は、一連の処理を終了する。
ところで、ステップS12において、水素温度HTが燃料下限温度FLT以上である場合(S12:NO)、CPU101は、処理をステップS15へ進める。ステップS15では、通常走行処理を行う。通常走行処理では、CPU101は、上述した駆動プログラムで算出したトルク配分で、内燃機関10、第1モータジェネレータ71、及び第2モータジェネレータ72を駆動させる。なお、ステップS15の処理前に上述したステップS13によるEV走行処理が実行されていた場合には、このステップS15において、CPU101は、EV走行処理を解除する。その後、CPU101は、処理をステップS16へ進める。
ステップS16では、CPU101は、水素温度HTが予め定められた燃料上限温度FHTより大きいか否かを判定する。燃料上限温度FHTは、予め試験やシミュレーションによって、水素の燃焼が設計通りに行われない温度として定められている。この燃料上限温度FHTは、規定冷媒温度SCTよりも相当に高い温度であり、例えば、100度以上の値に定められている。水素温度HTが燃料上限温度FHTより大きい場合(S16:YES)、CPU101は、処理をステップS14へ進める。つまり、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であり、且つ水素温度HTが燃料上限温度FHT以上であるとき、開弁処理を行う。
また、ステップS11において、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCTよりも小さい場合(S11:NO)、CPU101は、処理をステップS17へ進める。つまり、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCTよりも小さいことを条件として、閉弁処理を行う。さらに、ステップS16において水素温度HTが燃料上限温度FHT以下である場合(S16:NO)、CPU101は、処理をステップS17へ進める。つまり、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であっても、水素温度HTが燃料上限温度FHT以下であれば、閉弁処理を行う。ステップS17では、CPU101は、バルブ84の閉弁処理を行う。閉弁処理では、CPU101は、バルブ84を閉弁する。その後、CPU101は、一連の処理を終了する。
<実施形態の作用>
上記実施形態によれば、ステップS14の開弁処理では、CPU101は、バルブ84を開弁する。これにより、メイン流路82に冷却油が流れる。そのため、メイン流路82を流れる冷却油は、メイン流路82上に位置するレギュレータ35と、熱交換する。
一方で、ステップS17の閉弁処理では、CPU101は、バルブ84を閉弁する。これにより、メイン流路82に冷却油が流れなくなる。そのため、冷却油は、レギュレータ35と熱交換しなくなる。
<実施形態の効果>
(1)上記実施形態によれば、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCTよりも小さいことを条件に、すなわちステップS11での否定判定を経て閉弁処理を行う。その一方で、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であることを条件に、すなわちステップS11での肯定判定を経て開弁処理を行う。そのため、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCTよりも小さい時には、冷媒はレギュレータ35と熱交換をしない。よって、水素が膨張することに伴う熱が冷媒に持ち去られることが防止される。その結果、水素が膨張することに伴う熱で、効率よくレギュレータ35を暖められる。
(2)上記実施形態によれば、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であり、且つ水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいときに、開弁処理を行う。つまり、ステップS11での肯定判定及びステップS12での肯定判定を経て開弁処理を行う。水素温度HTが燃料下限温度FLTよりも小さい場合、水素が膨張して発熱したとしても、レギュレータ35を適切に温められない。一方で、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であれば、冷媒をレギュレータ35に流すことでレギュレータ35を規定冷媒温度SCT程度に暖められる。つまり、上記実施形態によれば、水素の発熱を利用した暖機よりも冷媒の熱を利用した暖機が適切な場合には、冷媒をレギュレータ35に流して、レギュレータ35の温度を適切な温度にできる。
(3)上記実施形態によれば、CPU101は、冷媒温度CTが規定冷媒温度SCT以上であり、且つ水素温度HTが燃料上限温度FHT以上であるときに、開弁処理を行う。つまり、ステップS11での肯定判定及びステップS15での肯定判定を経て開弁処理を行う。水素温度HTが燃料上限温度FHT以上であると、水素の燃焼が設計通りに行われない可能性が高くなる。そのため、冷媒をレギュレータ35に流すことで、レギュレータ35及びレギュレータ35内の水素を適切な温度に冷却できる。
なお、水素温度HTが燃料上限温度FHT以上である場合には、レギュレータ35と熱交換する冷媒の温度も相当に高い状況である。このような状況下で、開弁処理を行って冷媒をラジエタ85へと流すことで、冷媒が過熱することを防げる。
(4)上記実施形態によれば、内燃機関10は、水素温度センサ98を有している。そのため、水素温度HTをより正確に検出できる。
(5)上記実施形態によれば、CPU101は、水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいときに、EV走行処理を行う。EV走行処理では、CPU101は、内燃機関10を停止させ、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を駆動源として駆動させる。そのため、水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さくなるように内燃機関10が冷えているときには、内燃機関10を駆動させない。よって、内燃機関10が冷えているときに駆動させることに伴う不具合の発生を抑制できる。
なお、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72は、駆動に伴い発熱する。この熱が燃料配管32及びレギュレータ35等に伝わることで、水素温度HTは上昇する。したがって、EV走行処理が継続することにより、水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいという状況は解消される。
(その他の実施形態)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・車両VCは、駆動源として1つのモータジェネレータを有する構成であってもよい。
・車両VCは、駆動源として第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72を有していなくてもよい。この場合、駆動源として内燃機関10を有しており、CPU101はステップS13及びステップS15の処理を省けばよい。
・冷却機構80の冷媒は、冷却油に限られない。また、冷却機構80の冷却対象装置は、差動機構63、第1モータジェネレータ71及び第2モータジェネレータ72に限られない。例えば、冷却機構80の冷却対象装置が内燃機関10であるとともに、冷却機構80の冷媒は、内燃機関10の冷却水であってもよい。
・水素温度HTは、水素温度センサ98によって検出されるものに限られない。例えば、車両VCが内燃機関10の冷却水の温度を検出するセンサを備えている場合、CPU101は、水素温度HTを、内燃機関10の冷却水の温度に基づいて推定してもよい。この場合、内燃機関10の冷却水の温度は、冷却水の温度を検出するセンサによって取得できる。そのため、水素の温度を検出するセンサを別途設けなくても済む。なお、水素温度HTの推定にあたっては、内燃機関10の冷却水の温度をそのまま水素温度HTの推定値としてもよいし、内燃機関10の冷却水の温度が大きいほど、水素温度HTを大きく推定してもよい。
また例えば、車両VCがレギュレータ35の温度を検出するセンサを備えている場合、CPU101は、水素温度HTを、レギュレータ35の温度に基づいて推定してもよい。この場合、レギュレータ35の温度は、レギュレータ35の温度を検出するセンサによって取得できる。そのため、水素の温度を検出するセンサを別途設けなくても済む。これらの場合、内燃機関10は、水素温度センサ98を有していなくてもよい。なお、この変更例の場合、レギュレータ35のうち、減圧前の水素が流通する箇所の温度を温度センサで測定することが好ましい。一方、レギュレータ35のうち、減圧後の水素が流通する箇所の温度を温度センサで測定する場合、水素が膨張するのに伴い発熱することを見越して、温度センサの測定値から発熱分を差し引いた値を、水素温度HTとして推定すればよい。
・CPU101は、水素温度HTが燃料上限温度FHT以上であるときに、必ずしも開弁処理を実行しなくてもよい。具体的には、上記実施形態において、CPU101は、ステップS16の処理を省いてもよい。この変更例の場合は、例えば、冷媒温度CTに応じて、開弁処理を行うか閉弁処理を行うかを決定すればよい。
・CPU101は、水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいときに、EV走行処理を実行しなくてもよい。具体的には、上記実施形態において、ステップS13の処理を省略してもよい。この場合、他の条件に基づいて、EV走行処理を行うか否か、各駆動源のトルク配分などを決定すればよい。
・CPU101は、水素温度HTが燃料下限温度FLTより小さいときに、必ずしも開弁処理を実行しなくてもよい。具体的には、実施形態において、ステップS12、ステップS13、及びステップS15の処理を省略して、水素温度HTと燃料上限温度FHTとの大小関係に基づいて、開弁処理を行うか閉弁処理を行うかを決定してもよい。
・CPU101は、水素温度HTに拘わらず、開弁処理を行うか閉弁処理を行うかを決定してもよい。つまり、上記実施形態においてステップS12、ステップS13、ステップS15、及びステップS16の処理を省略してもよい。
・CPU101は、EV走行処理を、車両VCが停止していることを条件として行ってもよい。この場合、車両VCが走行中に内燃機関10が停止することを防ぐことができる。そのため、車両VCの走行中に内燃機関10が急に停止することによる違和感が車両VCの乗員に与えられることを防止できる。
10…内燃機関
24…ポートインジェクタ
25…筒内インジェクタ
30…燃料供給装置
31…水素タンク
32…燃料配管
35…レギュレータ
71…第1モータジェネレータ
72…第2モータジェネレータ
80…冷却機構
81…ポンプ
82…メイン流路
83…バイパス流路
84…バルブ
97…冷媒温度センサ
98…水素温度センサ
100…制御装置
CT…冷媒温度
FHT…燃料上限温度
FLT…燃料下限温度
HT…水素温度
SCT…規定冷媒温度
VC…車両

Claims (7)

  1. 水素を燃料とする内燃機関と、冷却対象装置を冷却するための冷媒の流路を有する冷却機構と、前記冷却機構を制御する制御装置と、を備え、
    前記内燃機関は、
    水素タンクに接続しており前記水素の通路を構成する燃料配管と、
    前記燃料配管の途中に取り付けられており、前記水素を減圧するレギュレータと、
    前記燃料配管の前記レギュレータよりも下流側に取り付けられているインジェクタと、を有し、
    前記冷却機構は、
    前記冷媒を圧送するポンプと、
    前記冷却対象装置及び前記レギュレータを経て当該冷却対象装置へと戻るメイン流路と、
    前記メイン流路のうち前記冷却対象装置よりも下流側であり且つ前記レギュレータよりも上流側の箇所から、前記メイン流路のうち前記レギュレータよりも下流側の箇所へ繋がっているバイパス流路と、
    前記メイン流路のうち前記バイパス流路の上流端よりも下流側に取り付けられているバルブと、を有し、
    前記制御装置は、
    前記冷却対象装置から流出する前記冷媒の温度が予め定められた規定冷媒温度よりも小さいことを条件に、前記バルブを閉弁する閉弁処理と、
    前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であることを条件に、前記バルブを開弁する開弁処理と、を実行する
    車両。
  2. 前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であり、且つ前記水素の温度が予め定められた燃料下限温度よりも小さいときに、前記開弁処理を実行する
    請求項1に記載の車両。
  3. 前記制御装置は、前記冷媒の温度が前記規定冷媒温度以上であり、且つ前記水素の温度が前記規定冷媒温度以上の値として予め定められた燃料上限温度以上であるときに、前記開弁処理を実行する
    請求項1に記載の車両。
  4. 前記制御装置は、前記水素の温度を、前記内燃機関の冷却水の温度に基づいて推定する
    請求項2又は請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御装置は、前記水素の温度を、前記レギュレータの温度に基づいて推定する
    請求項2又は請求項3に記載の車両。
  6. 前記内燃機関は、前記水素の温度を検出する温度センサを、さらに有する
    請求項2又は請求項3に記載の車両。
  7. 駆動源としてモータジェネレータをさらに備え、
    前記制御装置は、前記内燃機関及び前記モータジェネレータを制御対象としており、
    前記制御装置は、前記水素の温度が前記燃料下限温度より小さいときに、前記内燃機関を停止させ、前記モータジェネレータを駆動源として駆動させるEV走行処理を実行する
    請求項2に記載の車両。
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