JP2024008806A - 作物による土壤中のカドミウム富化を研究するための実験サンプル培養装置 - Google Patents

作物による土壤中のカドミウム富化を研究するための実験サンプル培養装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作物による土壤中のカドミウム富化を研究するための実験サンプル培養装置を提供する。【解決手段】実験サンプル培養装置であって、実験台1と、培養ユニット2と、保温ユニット3と、脱土ユニットと、PLCコントローラと、を含み、実験サンプルを効率よく培養し、実験サンプルのさまざまな環境での成長の違いによる実験結果への影響を回避することができる。【選択図】図1

Description

本発明は土壤汚染を処置する技術分野に関し、具体的には、作物による土壤中のカドミウ
ム富化を研究するための実験サンプル培養装置に関する。
土壌中に有害な重金属が所定の程度蓄積すると土壌-植物系に毒を与え、土壌中の微生物
の数と土壌酵素の活性を低下させ、土壌中の有機汚染物質の分解、土壌の呼吸代謝、土壌
アンモニア化及び硝化作用を抑制する。
作物による土壌中のカドミウムの富化作用を研究することによって、土壌カドミウム土壌
中のカドミウムの処置のための確実な理論を提供することができ、しかし、従来技術では
、複数の実験サンプルを同時に培養することができる培養装置がない。
本発明の技術的解決手段は以下のとおりである。作物による土壤中のカドミウム富化を研
究するための実験サンプル培養装置であって、
内部が中空であって、仕切り板が水平方向に設けられ、上端面に複数の係合溝が設けられ
る実験台と、
土壤を収容して作物を育成する培養ユニットであって、複数の育成箱と1つの灌漑部材を
含み、育成箱は係合溝に1対1で対応して可動に係着され、それぞれの内部の底部に透水
板が設けられ、前記灌漑部材は実験台の上方に位置する天板と、育成箱へ培養液をスプレ
ーするスプリンクラー管と、培養液を貯蔵する貯液箱と、を含み、前記天板の下底面には
実験台の上端面に固定して接続される複数の支持柱が設けられ、天板の下底面において対
向側のそれぞれの側辺に第1スライドブッシュが各水平方向に設けられ、2つの前記第1
スライドブッシュのいずれの内部にも第1ボールねじが回動可能に係着され、2つの第1
スライドブッシュのいずれの一端にも第1モータが設けられ、前記第1モータの出力軸が
前記第1ボールねじに固定して接続され、前記スプリンクラー管の両端がそれぞれ対応す
る第1スライドブッシュのスライドスロット内に伸びて第1ボールねじにねじ接続され、
スプリンクラー管の全ての下端に複数の液体噴射ヘッドが均等に分布しており、前記貯液
箱は前記仕切り板に設けられ、貯液箱の出液口にマイクロポンプが設けられ、前記マイク
ロポンプはホースを介してスプリンクラー管に連通し、貯液箱には実験台を貫通する給液
管が設けられる培養ユニットと、
育成作物を保温する保温ユニットであって、前記実験台の上端面のいずれの側辺にも凹台
が設けられ、前記保温ユニットは複数組設けられ、保温ユニットは収納箱とU字形ガイド
フレームを含み、前記U字形ガイドフレームは収納箱の下底面に固定して接続され、U字
形ガイドフレームの両側で垂直方向に設けられる第2スライドブッシュのいずれの内部に
も第2ボールねじが回動可能に係着され、U字形ガイドフレーム内では移動ビームが水平
方向に設けられ、前記移動ビームの両端がそれぞれ対応する第2スライドブッシュのスラ
イドスロット内に伸びて第2ボールねじにねじ接続され、前記収納箱はそれぞれ凹台に1
対1で対応して可動に係着され、各凹台の位置に対応する実験台内には前記U字形ガイド
フレームにスライド可能に接続される貫通溝が設けられ、前記収納箱内にはリールが水平
方向に設けられ、収納箱の下底面に移動溝が設けられ、前記リールには移動溝を通過して
移動ビームに固定して接続される防水カーテンが巻き取られ、収納箱内の両端のそれぞれ
には第2モータが設けられ、前記第2モータの出力軸が前記リールに固定して接続される
保温ユニットと、
実験サンプル培養装置の運転を制御するPLCコントローラであって、リレーを介して前
記第1モータ、マイクロポンプ及び第2モータにそれぞれ電気的に接続される。
本発明の一態様によれば、前記天板の下底面に脱土ユニットが設けられ、前記脱土ユニッ
トは2組であって、複数の育成箱の両側に対称に設けられ、各前記育成箱は接続板を介し
て固定して接続され、各育成箱の上端開口に定植板が設けられ、各透水板はそれぞれ対応
する育成箱の底部にスライド可能に係着され、
前記脱土ユニットは天板に垂直な第3スライドブッシュを含み、前記第3スライドブッシ
ュの上端は天板の下底面に固定して接続され、第3スライドブッシュの下端は実験台の上
端面に固定して接続され、第3スライドブッシュのいずれの内部にも第3ボールねじが回
動可能に係着され、第3スライドブッシュに対応する育成箱の側壁には、第3スライドブ
ッシュのスライドスロット内に伸びて第3ボールねじにねじ接続される凸起が設けられ、
天板には2つの第3モータが設けられ、前記第3モータの出力軸が天板を貫通して第3ボ
ールねじに固定して接続され、2つの第3モータはリレーを介してPLCコントローラに
電気的に接続される。
説明:土壤中のカドミウムを富化した実験サンプルを移送して研究する必要がある場合、
PLCコントローラ命令により第3モータを制御して起動させ、第3ボールねじと凸起と
のねじ作用により育成箱をリフトし、育成箱の底部にある透水板を育成箱から分離した後
、育成箱の内部の培養土壤が重力作用により実験サンプルから分離し、これによって、土
壤中のカドミウムを富化した実験サンプルについて抽出や分析を行うことが容易になる。
本発明の一態様によれば、前記仕切り板にはエアヒータが設けられ、隣接する2つの育成
箱の間の実験台の上端面に複数の加熱ジェットヘッドが設けられ、各前記加熱ジェットヘ
ッドはそれぞれホースを介してエアヒータに接続され、実験台の上端面に温度センサが設
けられ、前記温度センサはデータ線を介してPLCコントローラに接続され、前記エアヒ
ータはリレーを介してPLCコントローラに電気的に接続される。
説明:エアヒータが設けられることによって、温度センサによって測定された環境温度に
応じて動的に調整することができ、これにより、実験サンプルの培養温度を適宜調整する
ことができ、実験サンプルの培養効率を高め、環境要素による実験サンプルの死亡を回避
するのに有利である。
本発明の一態様によれば、各前記係合溝内の底部に実験台を貫通する排水孔が設けられ、
前記仕切り板には廃水収集箱が設けられ、前記廃水収集箱はホースを介して各排水孔に連
通しており、廃水収集箱には実験台を貫通する排出管が設けられる。
説明:廃水収集箱が設けられることによって、実験台の表面を清潔に保持するのに有利で
あるとともに、廃水が育成箱や係合溝内に蓄積されて、大量の細菌が発生し、元の土壤環
境に悪影響を及ぼし、実験サンプルの成長を妨害することを回避する。
本発明の一態様によれば、隣接する2つの育成箱の間の実験台の上端面に複数の打撃ユニ
ットが設けられ、
前記打撃ユニットは打撃モータと、駆動ボックスと、打撃ロッドと、を含み、前記駆動ボ
ックスは実験台に固設され、前記打撃モータは実験台の内部に嵌設され、打撃モータの出
力軸は駆動ボックスを貫通して不完全歯車が設けられており、
前記打撃ロッドは2つ設けられ、2つの打撃ロッドは前記不完全歯車を円心として駆動ボ
ックス内に中心対称に設けられ、打撃ロッドの一端は駆動ボックスの側壁のスライドホー
ルを貫通して、弾性ヘッドが設けられ、打撃ロッドと駆動ボックスの内壁との間にスライ
ドロッドが設けられ、前記スライドロッドの両端は駆動ボックスに固定して接続され、打
撃ロッドにはスライドロッドにスライド可能に接続されるスライドスリーブが設けられ、
前記スライドロッドには打撃ロッドを復位させるバネが設けられ、打撃ロッドには不完全
歯車と噛み合って伝動する歯付き板が設けられ、打撃モータはリレーを介してPLCコン
トローラに電気的に接続される。
説明:PLCコントローラによって打撃モータを制御して起動させ、打撃モータの不完全
歯車の交互により、2つの打撃ロッドを駆動して、対応する側のスライドロッドに沿って
スライドして対応する側のバネを押圧するようにし、一方、不完全歯車の歯が打撃ロッド
の歯付き板から分離するとき、打撃ロッドはバネの作用により育成箱に打撃し、これは、
実験サンプルの脱土効率向上に有利である。
本発明の一態様によれば、前記仕切り板の下方の実験台内に巻き取りモータが設けられ、
実験台の内壁の上部には保温ユニットに1対1で対応するガイドプーリが設けられ、前記
巻き取りモータのハウジングの側壁にはガイドプーリに1対1で対応する巻き取りローラ
及びケーブルカバーが設けられ、前記巻き取りローラにはケーブルが巻設され、前記ケー
ブルの一端は対応するガイドプーリを貫通して実験台の貫通溝内に伸びて、U字形ガイド
フレームの底端に固定して接続され、ケーブルの他端はケーブルカバーを貫通して巻き取
りモータのディスクに固定して接続され、巻き取りモータはリレーを介してPLCコント
ローラに電気的に接続される。
説明:巻き取りモータを用いてケーブルを巻き取り、U字形ガイドフレームを貫通溝の内
部から引き出すことによって、保温ユニットを手動で引き出すことを回避し、自動化の水
準を向上させ、操作者による手動操作が不要になり、本発明の保温ユニットの使用時の利
便性向上に有利である。
本発明の一態様によれば、各育成箱の内部に湿度センサが設けられ、前記湿度センサはデ
ータ線を介してPLCコントローラに接続され、前記実験台の表面に防食コーティングが
塗布されており、前記天板の下底面に複数の補光灯が設けられ、前記補光灯)はリレーを
介してPLCコントローラに電気的に接続される。
説明:育成箱の内部に湿度センサが設けられることによって、実験サンプルに対する灌漑
量を簡便に制御して調整することができる。実験台に防食コーティングが設けられること
によって、実験台が長期間高湿度環境に晒されて防食されてしまうことを回避する。補光
灯が設けられることによって、成長中の実験サンプルに光源を補充することが容易になり
、実験サンプルの培養環境がより自然環境に近くなり、実験結果の信頼性が向上する。
従来技術と比べて、
(1)本発明の実験サンプル培養装置では、実験台に複数の育成箱が設けられることによ
って、作物による土壤中のカドミウム富化を研究するときに複数の実験サンプルを培養す
ることができ、このように、実験サンプルの培養効率を向上させるだけではなく、実験サ
ンプルのさまざまな環境での成長の違いによる試験結果への影響を回避する。
(2)本発明の実験サンプル培養装置では、水平に移動可能なスプリンクラー管が実験台
の上端に設けられることによって、実験サンプルの成長に十分な培養液を提供することが
でき、操作者による手動操作が不要になり、また、各育成箱の培養液のスプレーの均一を
向上させ、実験結果の信頼性を高める。
(3)本発明の実験サンプル培養装置では、実験台に自在に開閉可能な保温ユニットが設
けられることによって、実験において使用のニーズに応じて保温ユニットの開き度を設定
し、実験サンプルに適切な培養温度を提供することができ、外界環境温度による実験結果
への影響を解消する。
本発明の実験サンプル培養装置の収納状態での構造概略図である。 本発明の実験サンプル培養装置の収納状態での部分断面構造概略図である。 本発明の実験サンプル培養装置の展開状態での構造概略図である。 本発明の実施例1における実験サンプル培養装置の内部構造の概略図である。 本発明の実施例2における実験サンプル培養装置の内部構造の概略図である。 本発明の実験台の側面視構造概略図である。 本発明の実験台の下面視構造概略図である。 本発明の実験台の底部構造の概略図である。 本発明の育成ユニットにおいて天板を隠したときの構造概略図である。 本発明の実施例3における育成ユニットの灌漑ユニットの構造概略図である。 本発明の育成ユニットの育成箱の構造概略図である。 本発明の廃水収集箱及び貯液箱の仕切り板におけるレイアウトの概略図である。 本発明の実施例2の保温ユニットの伝動接続関係の概略図である。 本発明の保温ユニットの収納状態での一例の内部構造の概略図である。 本発明の保温ユニットの収納状態での別の内部構造の概略図である。 本発明の保温ユニットの展開状態での構造概略図である。 本発明の実施例2における保温ユニットの巻き取りモータ及びケーブルの構造概略図である。 本発明の実施例4における打撃ユニットの構造概略図である。 本発明の実施例4における打撃ユニットの駆動ボックスの内部構造の概略図である。 本発明の実施例4における打撃ユニットの打撃モータの構造概略図である。
以下、本発明の優位性をうまく説明するために、具体的な実施形態を参照して本発明をさ
らに詳細に説明する。
実施例1
図1、図2、図3に示すように、作物による土壤中のカドミウム富化を研究するための実
験サンプル培養装置は、実験台1と、土壤を収容して作物を育成する培養ユニット2と、
育成作物を保温する保温ユニット3と、育成箱20の脱土を支援する脱土ユニット5と、
実験サンプル培養装置の運転を制御するPLCコントローラと、を含む。
図4、図6、図7、図8に示すように、実験台1は、内部が中空であって、仕切り板10
が水平方向に設けられ、実験台1の上端面に3つの係合溝12が設けられ、実験台1の表
面に防食コーティングが塗布されており、前記防食コーティングは華川社製の塗料 HC
-606防食塗料を実験台1の表面に塗布したものである。
図9、図11に示すように、培養ユニット2は3つの育成箱20と1つの灌漑部材21を
含み、育成箱20と係合溝12は1対1で対応しており、また、育成箱20の側壁に設け
られる凹溝と係合溝12に設けられるバンプを介して移動可能に係着され、各育成箱20
の内底部に透水板200が設けられる。灌漑部材21は実験台1の上方に位置する天板2
10と、育成箱20へ培養液をスプレーするスプリンクラー管212と、培養液を貯蔵す
る貯液箱213と、を含み、天板210の下底面には、実験台1の上端面に固定して接続
される4つの支持柱214が設けられ、天板210の下底面において対向側のそれぞれの
側辺に第1スライドブッシュ215が水平方向に設けられ、2つの第1スライドブッシュ
215のいずれの内部にも第1ボールねじ2150が回動可能に係着され、2つの第1ス
ライドブッシュ215のいずれの一端にも第1モータ211が設けられ、第1モータ21
1の出力軸が第1ボールねじ2150に固定して接続され、スプリンクラー管212の両
端がそれぞれ対応する第1スライドブッシュ215のスライドスロット内に伸びて第1ボ
ールねじ2150にねじ接続され、スプリンクラー管212の全ての下端に7つの液体噴
射ヘッド2120が均等に分布しており、貯液箱213は仕切り板10に設けられ、貯液
箱213の出液口にマイクロポンプ2130が設けられ、マイクロポンプ2130はホー
スを介してスプリンクラー管212に連通し、貯液箱213には実験台1を貫通する給液
管2131が設けられる。各育成箱20の内部に湿度センサが設けられる。
図9、図11に示すように、天板210の下底面に脱土ユニット5が設けられ、脱土ユニ
ット5は2組であって、3つの育成箱20の両側に対称に設けられ、各育成箱20は接続
板を介して固定して接続され、各育成箱20の上端開口に定植板が設けられ、各透水板2
00はそれぞれ育成箱20の内壁に設けられるスライドスロット及び透水板200の側辺
に設けられるスライドバーによって、対応する育成箱20の底部にスライド可能に係着さ
れる。脱土ユニット5は天板210に垂直な第3スライドブッシュ50を含み、第3スラ
イドブッシュ50の上端は天板210の下底面に固定して接続され、第3スライドブッシ
ュ50の下端は実験台1の上端面に固定して接続され、第3スライドブッシュ50のいず
れの内部にも第3ボールねじ510が回動可能に係着され、第3スライドブッシュ50に
対応する育成箱20の側壁には、第3スライドブッシュ50のスライドスロット内に伸び
て第3ボールねじ510にねじ接続される凸起が設けられ、天板210には2つの第3モ
ータ51が設けられ、第3モータ51の出力軸が天板210を貫通して第3ボールねじ5
10に固定して接続される。
図14、図15、図16に示すように、実験台1の上端面のいずれの側辺にも凹台11が
設けられ、保温ユニット3は4組設けられ、保温ユニット3は収納箱30とU字形ガイド
フレーム31を含む。U字形ガイドフレーム31は収納箱30の下底面に固定して接続さ
れ、U字形ガイドフレーム31の両側で垂直方向に設けられる第2スライドブッシュ31
1のいずれの内部にも第2ボールねじ320が回動可能に係着され、U字形ガイドフレー
ム31内では移動ビーム310が水平方向に設けられ、移動ビーム310の両端がそれぞ
れ対応する第2スライドブッシュ311のスライドスロット内に伸びて第2ボールねじ3
20にねじ接続される。各収納箱30はそれぞれ収納箱30に設けられるバンプと凹台1
1に設けられる凹溝によって凹台11に1対1で対応して係着され、各凹台11の位置に
対応する実験台1内にはU字形ガイドフレーム31にスライド可能に接続される貫通溝1
4が設けられ、収納箱30内にはリール33が水平方向に設けられ、収納箱30の下底面
に移動溝300が設けられ、リール33には移動溝300を貫通して移動ビーム310に
固定して接続される防水カーテン330が巻き取られ、収納箱30内の両端のそれぞれに
は第2モータ32が設けられ、第2モータ32の出力軸がリール33に固定して接続され
る。
図12に示すように、仕切り板10にはエアヒータ4及び廃水収集箱13が設けられ、隣
接する2つの育成箱20の間の実験台1の上端面に2つの加熱ジェットヘッド40が設け
られ、各加熱ジェットヘッド40はそれぞれホースを介してエアヒータ4に接続され、実
験台1の上端面に温度センサが設けられる。各係合溝12の内底部に実験台1を貫通する
排水孔120が設けられ、廃水収集箱13はホースを介して各排水孔120に連通し、廃
水収集箱13には実験台1を貫通する排出管130が設けられる。
PLCコントローラは、リレーを介して第1モータ211、マイクロポンプ2130、第
2モータ32、エアヒータ4及び第3モータ51にそれぞれ電気的に接続される。温度セ
ンサ、湿度センサはデータ線を介してPLCコントローラに接続される。第1モータ21
1、第2モータ32及び第3モータ51はいずれも、市販回動モータを基にして、本装置
に取り付けることができるように外形を調整することができ、マイクロポンプ2130は
、市販液体ポンプを基にして、本装置に取り付けることができるように外形を調整するこ
とができ、エアヒータ4は市販エアヒータを基にして、本装置に取り付けることができる
ように外形を調整することができ、湿度センサはスイスIST社製の静電容量式RHセン
サを用い、温度センサはテキサスインスツルメンツ社製のTMP1826温度センサを用
い、PLCコントローラは三菱社製のPLC FX2N-128MT-001を用いる。
上記実験サンプル培養装置の使用方法は以下のステップを含む。
S1、第1モータ211、マイクロポンプ2130、第2モータ32、エアヒータ4及び
第3モータ51などの電気機器を、市販リチウム電池パックである外部電源にそれぞれ接
続し、次に、各育成箱20の内部にカドミウム含有土壤を充填し、給液管2131を介し
て貯液箱213の内部に、Miracle-Gro植物栄養液などの市販培養液である培
養液を注入し、最後に、各育成箱20の内部にタイワンアシカキを植える。
S2、PLCコントローラ命令によって第1モータ211及びマイクロポンプ2130を
制御して起動させ、マイクロポンプ2130を利用して貯液箱213の内部の培養液を、
スプリンクラー管212の液体噴射ヘッド2120を介して各育成箱20へスプレーする
とともに、第1モータ211によって第1ボールねじ2150を回転させ、スプリンクラ
ー管212を第1ボールねじ2150とのねじ作用により第1スライドブッシュ215に
沿って移動させ、育成箱20の前後領域について培養液を均一にスプレーする。
S3、育成箱20を保温する必要がある場合、操作者が収納箱30を貫通溝14から引き
出すとともに、PLCコントローラ命令によって第2モータ32を制御して起動させ、第
2モータ32によって第2ボールねじ320を回転させ、移動ビーム310を第2ボール
ねじ320とのねじ作用によりU字形ガイドフレーム31に沿って下方へ移動させ、リー
ル33における市販PEプラスチップなどの市販防水布である防水カーテン330を展開
させ、天板210及び各防水カーテン330の作用で育成箱20を遮断させる。
実施例2
本実施例では、実施例1と比較して、図5、図13、図17に示すように、以下の点は相
違する。仕切り板10の下方の実験台1内に巻き取りモータ34が設けられ、実験台1の
内壁の上部には保温ユニット3に1対1で対応するガイドプーリ15が設けられ、巻き取
りモータ34のハウジングの側壁には、ガイドプーリ15に1対1で対応する巻き取りロ
ーラ340及びケーブルカバーが設けられ、巻き取りローラ340のいずれにもケーブル
341が巻き付けられ、ケーブル341の一端は対応するガイドプーリ15を貫通して実
験台1の貫通溝14内に伸びてU字形ガイドフレーム31の底端に固定して接続され、ケ
ーブル341の他端はケーブルカバーを貫通して巻き取りモータ34のディスクに固定し
て接続され、巻き取りモータ34はリレーを介してPLCコントローラに電気的に接続さ
れ、巻き取りモータ34は市販トルクモータを基にして、本装置に取り付けることができ
るように、外形を調整することができる。
PLCコントローラ命令によって巻き取りモータ34を制御し、巻き取りモータ34によ
ってディスクを回動させ、これによって、ディスクによって各ケーブル341を巻き取り
、各ケーブル341を引くことで、各U字形ガイドフレーム31が貫通溝14から上に向
かって滑り出るようにし、このようにして、操作者が手動で引き出す必要がなくなる以外
、上記実験サンプル培養装置の使用方法は実施例1とほぼ同様である。
実施例3
本実施例では、実施例1と比較して、図10に示すように、天板210の下底面には6つ
の補光灯7が設けられ、補光灯7はリレーを介してPLCコントローラに電気的に接続さ
れ、補光灯7は市販LEDランプビーズでる2835植物灯を用いる点は相違する。
上記実験サンプル培養装置の使用方法は、PLCコントローラ命令によって補光灯7を制
御して起動させ、育成箱20に対して光照射を補充する以外、実施例1とほぼ同様である
実施例4
本実施例では、実施例1と比べて、図4、図18、図19、図20に示すように、以下の
点は相違する。隣接する2つの育成箱20の間の実験台1の上端面に2つの打撃ユニット
6が設けられ、打撃ユニット6は打撃モータ60と、駆動ボックス61と、打撃ロッド6
2と、を含み、駆動ボックス61は実験台1に固定して設けられ、打撃モータ60は実験
台1の内部に嵌設され、打撃モータ60の出力軸は駆動ボックス61を貫通して不完全歯
車600が設けられており、不完全歯車600は図20の歯車構造であり、打撃ロッド6
2は2つ設けられ、2つの打撃ロッド62は不完全歯車600を円心として駆動ボックス
61内に中心対称に設けられ、打撃ロッド62の一端は駆動ボックス61の側壁のスライ
ドホールを貫通して、弾性ヘッド621が設けられ、打撃ロッド62と駆動ボックス61
の内壁との間にスライドロッド63が設けられ、スライドロッド63の両端は駆動ボック
ス61に固定して接続され、打撃ロッド62にはスライドロッド63にスライド可能に接
続されるスライドスリーブ620が設けられ、スライドロッド63には打撃ロッド62を
復位させるバネ630が設けられ、打撃ロッド62には不完全歯車600と噛み合って伝
動する歯付き板が設けられ、打撃モータ60はリレーを介してPLCコントローラに電気
的に接続され、打撃モータ60は市販回動モータを基にして、本装置に取り付けることが
できるように外形を調整することができる。
上記実験サンプル培養装置の使用方法では、育成箱20を脱土する必要がある場合、PL
Cコントローラ命令によって第3モータ51を制御して起動させ、第3モータ51によっ
て第3ボールねじ510を回転させ、これによって、育成箱20を第3ボールねじ510
とのねじ作用により上へ移動させ、育成箱20の底部の透水板200を育成箱20から分
離し、クロム含有土壤が重力の作用により透水板200に連動して育成箱20に植えたタ
イワンアシカキから分離する以外、実施例1とほぼ同様である。
脱土を開始する前に、PLCコントローラ命令によって打撃モータ60を制御して起動さ
せ、打撃モータ60が回動することによって、不完全歯車600が回動して2つの打撃ロ
ッド62の歯付き板と交互に噛み合うことで、2つの打撃ロッド62を交互に駆動して、
対応する側のスライドロッド63に沿ってスライドして、対応する側のバネ630を押圧
するようにし、不完全歯車600の歯が打撃ロッド62の歯付き板から分離するとき、打
撃ロッド62はバネ630の作用により育成箱20に打撃し、これによって、クロム含有
土壤の育成箱20の内壁への粘着を減少させ、脱土効率を高める。
適用例
以下、タイワンアシカキによる土壤中のカドミウム富化を研究する実験設備として、実施
例1の実験サンプル培養装置を用い、ここで、クロム含有土壤はpHが5.9、Cd投入
濃度が25 mg/kgの江蘇省南京の黄褐色土壌を用いる。
本実施例1における育成箱20は長さ×幅×高さ=400mm×100mm×100mm
である。育成箱20ごとに、同じ間隔で8株のタイワンアシカキを植え、三菱社製のPL
C FX2N-128MT-001によって灌漑部材21を制御し、育成箱20ごとに1
日に50 mLのMiracle-Gro植物栄養液をスプレーし、保温ユニット3及び
エアヒータ4などの部材によって育成箱20が配置された領域を20℃±1℃に保温し、
実施例3の部材を増設することによって、光照射強度を2800±100ルクスに保持す
る。
また、対照群を設け、同じ規格サイズの市販のアクリルケース3個を対照群として同じ栽
培株数でタイワンアシカキを育成し、同じ季節(4月中旬)に30日間育成し、タイワン
アシカキの出苗状況を観察した結果を表1に示す。
表1 タイワンアシカキの栽培対照表

Figure 2024008806000002
以上の表1の比較から、本発明の実験サンプル培養装置を使用することにより、タイワン
アシカキの出苗率を顕著に高めることができ、これにより、培養環境によるタイワンアシ
カキの培養過程中の大量死亡の発生を顕著に減少させることができ、タイワンアシカキの
様々な環境での成長の違いによる実験結果への影響を回避することができる。
また、脱土ユニット5でタイワンアシカキを脱土することができるので、クロム含有土壌
から分離したタイワンアシカキを迅速に得ることができ、操作者が掘削してタイワンアシ
カキの根部を破損する事態を回避することができ、タイワンアシカキの根部におけるCd
の富化を迅速に検出することができる。
[符号の説明]
1 実験台
10 仕切り板
11 凹台
12 係合溝
120 排水孔
13 廃水収集箱
130 排出管
14 貫通溝
15 ガイドプーリ
2 培養ユニット
20 育成箱
200 透水板
21 灌漑部材
210 天板
211 第1モータ
212 スプリンクラー管
2120 液体噴射ヘッド
213 貯液箱
2130 マイクロポンプ
2131 給液管
214 支持柱
215 第1スライドブッシュ
2150 第1ボールねじ
3 保温ユニット
30 収納箱
300 移動溝
31 U字形ガイドフレーム
310 移動ビーム
311 第2スライドブッシュ
32 第2モータ
320 第2ボールねじ
33 リール
330 防水カーテン
34 巻き取りモータ
340 巻き取りローラ
341 ケーブル
4 エアヒータ
40 加熱ジェットヘッド
5 脱土ユニット
50 第3スライドブッシュ
51 第3モータ
510 第3ボールねじ
6 打撃ユニット
60 打撃モータ
600 不完全歯車
61 駆動ボックス
62 打撃ロッド
620 スライドスリーブ
621 弾性ヘッド
63 スライドロッド
630 バネ
7 補光灯

Claims (7)

  1. 作物による土壤中のカドミウム富化を研究するための実験サンプル培養装置であって、
    内部が中空であって、仕切り板(10)が水平方向に設けられ、上端面に複数の係合溝(
    12)が設けられる実験台(1)と、
    土壤を収容して作物を育成する培養ユニット(2)であって、複数の育成箱(20)と1
    つの灌漑部材(21)とを含み、育成箱(20)は係合溝(12)に1対1で対応して可
    動に係着され、それぞれの内部の底部に透水板(200)が設けられ、前記灌漑部材(2
    1)は実験台(1)の上方に位置する天板(210)と、育成箱(20)へ培養液をスプ
    レーするスプリンクラー管(212)と、培養液を貯蔵する貯液箱(213)と、を含み
    、前記天板(210)の下底面には実験台(1)の上端面に固定して接続される複数の支
    持柱(214)が設けられ、天板(210)の下底面において対向側のそれぞれの側辺に
    第1スライドブッシュ(215)が各水平方向に設けられ、2つの前記第1スライドブッ
    シュ(215)のいずれの内部にも第1ボールねじ(2150)が回動可能に係着され、
    2つの第1スライドブッシュ(215)のいずれの一端にも第1モータ(211)が設け
    られ、前記第1モータ(211)の出力軸が前記第1ボールねじ(2150)に固定して
    接続され、前記スプリンクラー管(212)の両端がそれぞれ対応する第1スライドブッ
    シュ(215)のスライドスロット内に伸びて第1ボールねじ(2150)にねじ接続さ
    れ、スプリンクラー管(212)の全ての下端に複数の液体噴射ヘッド(2120)が均
    等に分布しており、前記貯液箱(213)は前記仕切り板(10)に設けられ、貯液箱(
    213)の出液口にマイクロポンプ(2130)が設けられ、前記マイクロポンプ(21
    30)はホースを介してスプリンクラー管(212)に連通し、貯液箱(213)には実
    験台(1)を貫通する給液管(2131)が設けられる培養ユニット(2)と、
    育成作物を保温する保温ユニット(3)であって、前記実験台(1)の上端面のいずれの
    側辺にも凹台(11)が設けられ、前記保温ユニット(3)は複数組設けられ、保温ユニ
    ット(3)は収納箱(30)とU字形ガイドフレーム(31)を含み、前記U字形ガイド
    フレーム(31)は収納箱(30)の下底面に固定して接続され、U字形ガイドフレーム
    (31)の両側で垂直方向に設けられる第2スライドブッシュ(311)のいずれの内部
    にも第2ボールねじ(320)が回動可能に係着され、U字形ガイドフレーム(31)内
    では移動ビーム(310)が水平方向に設けられ、前記移動ビーム(310)の両端がそ
    れぞれ対応する第2スライドブッシュ(311)のスライドスロット内に伸びて第2ボー
    ルねじ(320)にねじ接続され、前記収納箱(30)はそれぞれ凹台(11)に1対1
    で対応して可動に係着され、各凹台(11)の位置に対応する実験台(1)内には前記U
    字形ガイドフレーム(31)にスライド可能に接続される貫通溝(14)が設けられ、前
    記収納箱(30)内にはリール(33)が水平方向に設けられ、収納箱(30)の下底面
    に移動溝(300)が設けられ、前記リール(33)には、移動溝(300)を通過して
    移動ビーム(310)に固定して接続される防水カーテン(330)が巻き取られ、収納
    箱(30)内の両端のそれぞれには第2モータ(32)が設けられ、前記第2モータ(3
    2)の出力軸が前記リール(33)に固定して接続される保温ユニット(3)と、
    実験サンプル培養装置の運転を制御するPLCコントローラであって、リレーを介して前
    記第1モータ(211)、マイクロポンプ(2130)及び第2モータ(32)にそれぞ
    れ電気的に接続されるPLCコントローラと、を含む、
    ことを特徴とする実験サンプル培養装置。
  2. 前記天板(210)の下底面に脱土ユニット(5)が設けられ、前記脱土ユニット(5)
    は2組であって、複数の育成箱(20)の両側に対称に設けられ、各前記育成箱(20)
    は接続板を介して固定して接続され、各育成箱(20)の上端開口に定植板が設けられ、
    各透水板(200)はそれぞれ対応する育成箱(20)の底部にスライド可能に係着され

    前記脱土ユニット(5)は天板(210)に垂直な第3スライドブッシュ(50)を含み
    、前記第3スライドブッシュ(50)の上端は天板(210)の下底面に固定して接続さ
    れ、第3スライドブッシュ(50)の下端は実験台(1)の上端面に固定して接続され、
    第3スライドブッシュ(50)のいずれの内部にも第3ボールねじ(510)が回動可能
    に係着され、第3スライドブッシュ(50)に対応する育成箱(20)の側壁には、第3
    スライドブッシュ(50)のスライドスロット内に伸びて第3ボールねじ(510)にね
    じ接続される凸起が設けられ、天板(210)には2つの第3モータ(51)が設けられ
    、前記第3モータ(51)の出力軸が天板(210)を貫通して第3ボールねじ(510
    )に固定して接続され、2つの第3モータ(51)はリレーを介してPLCコントローラ
    に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記仕切り板(10)にはエアヒータ(4)が設けられ、隣接する2つの育成箱(20)
    の間の実験台(1)の上端面に複数の加熱ジェットヘッド(40)が設けられ、各前記加
    熱ジェットヘッド(40)はそれぞれホースを介してエアヒータ(4)に接続され、実験
    台(1)の上端面に温度センサが設けられ、前記温度センサはデータ線を介してPLCコ
    ントローラに接続され、前記エアヒータ(4)はリレーを介してPLCコントローラに電
    気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 各前記係合溝(12)内の底部に実験台(1)を貫通する排水孔(120)が設けられ、
    前記仕切り板(10)には廃水収集箱(13)が設けられ、前記廃水収集箱(13)はホ
    ースを介して各排水孔(120)に連通しており、廃水収集箱(13)には実験台(1)
    を貫通する排出管(130)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 隣接する2つの育成箱(20)の間の実験台(1)の上端面に複数の打撃ユニット(6)
    が設けられ、
    前記打撃ユニット(6)は打撃モータ(60)と、駆動ボックス(61)と、打撃ロッド
    (62)と、を含み、前記駆動ボックス(61)は実験台(1)に固設され、前記打撃モ
    ータ(60)は実験台(1)の内部に嵌設され、打撃モータ(60)の出力軸は駆動ボッ
    クス(61)を貫通して不完全歯車(600)が設けられており、
    前記打撃ロッド(62)は2つ設けられ、2つの打撃ロッド(62)は前記不完全歯車(
    600)を円心として駆動ボックス(61)内に中心対称に設けられ、打撃ロッド(62
    )の一端は駆動ボックス(61)の側壁のスライドホールを貫通して、弾性ヘッド(62
    1)が設けられ、打撃ロッド(62)と駆動ボックス(61)の内壁との間にスライドロ
    ッド(63)が設けられ、前記スライドロッド(63)の両端は駆動ボックス(61)に
    固定して接続され、打撃ロッド(62)にはスライドロッド(63)にスライド可能に接
    続されるスライドスリーブ(620)が設けられ、前記スライドロッド(63)には打撃
    ロッド(62)を復位させるバネ(630)が設けられ、打撃ロッド(62)には不完全
    歯車(600)と噛み合って伝動する歯付き板が設けられ、打撃モータ(60)はリレー
    を介してPLCコントローラに電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  6. 前記仕切り板(10)の下方の実験台(1)内に巻き取りモータ(34)が設けられ、実
    験台(1)の内壁の上部には保温ユニット(3)に1対1で対応するガイドプーリ(15
    )が設けられ、前記巻き取りモータ(34)のハウジングの側壁にはガイドプーリ(15
    )に1対1で対応する巻き取りローラ(340)及びケーブルカバーが設けられ、前記巻
    き取りローラ(340)にはケーブル(341)が巻設され、前記ケーブル(341)の
    一端は対応するガイドプーリ(15)を貫通して実験台(1)の貫通溝(14)内に伸び
    て、U字形ガイドフレーム(31)の底端に固定して接続され、ケーブル(341)の他
    端はケーブルカバーを貫通して巻き取りモータ(34)のディスクに固定して接続され、
    巻き取りモータ(34)はリレーを介してPLCコントローラに電気的に接続されること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 各育成箱(20)の内部に湿度センサが設けられ、前記湿度センサはデータ線を介してP
    LCコントローラに接続され、前記実験台(1)の表面に防食コーティングが塗布されて
    おり、前記天板(210)の下底面に複数の補光灯(7)が設けられ、前記補光灯(7)
    はリレーを介してPLCコントローラに電気的に接続されることを特徴とする請求項1に
    記載の装置。
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