JP2024003526A - Vehicle front part structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両前部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle front structure.
例えば特許文献1に開示されているように、車両前部にフロントフードを備える車両が知られている。フロントフードは、例えば、エンジンまたはモータ等の動力装置が配置される動力室の上部を開閉する部材であり、フードヒンジを介して回動可能に、車体に取り付けられている。
For example, as disclosed in
フロントフードは、通常、フードアウタパネルと、フードインナパネルとを有し、これらの外周部は、互いに接合されている。フロントフードの前部には、ヘミング部が設けられている。ヘミング部は、フードアウタパネルの前部が内側に折り返されて、折り返された部分によってフードインナパネルの前部を挟み込んで、フードインナパネルとフードアウタパネルとを接着剤等により接合するように構成される部分である。このようにヘミング部を設けることにより、フロントフードの前部の剛性を高めている。 A front hood typically has a hood outer panel and a hood inner panel, the outer peripheries of which are joined to each other. A hemming portion is provided at the front of the front hood. The hemming part is configured such that the front part of the hood outer panel is folded back inward, the front part of the hood inner panel is sandwiched between the folded part, and the hood inner panel and the hood outer panel are joined with adhesive or the like. It is a part. By providing the hemming portion in this manner, the rigidity of the front portion of the front hood is increased.
また、フロントフードの前部には、ブラケットを介してストライカが取り付けられている。当該ストライカに対向する車体前部には、ストライカと係脱するフードラッチが設けられている。ストライカがフードラッチにより係合されることにより、フロントフードは、動力室を閉塞する閉塞位置が保持されている。ブラケットは、例えばスポット溶接によりフードインナパネルに接合されるブラケット接合部を有している。 Further, a striker is attached to the front part of the front hood via a bracket. A hood latch that engages with and disengages from the striker is provided at the front of the vehicle body facing the striker. By engaging the striker with the hood latch, the front hood is held in a closed position that closes off the power chamber. The bracket has a bracket joint that is joined to the hood inner panel by spot welding, for example.
一方で、特許文献1に開示されている構造では、フロントフードの前部において、車両前後方向で、ヘミング部とブラケット接合部との間に、歩行者保護を目的として、車両上方から衝撃荷重を受けたときに変形しやすい部分(変形誘導部)が設けられている。
On the other hand, in the structure disclosed in
ところが、上記例の構造では、変形誘導部を設けるため、フロントフードの前部において、車両上下方向で、所定の寸法を確保する必要がある。しかしながら、車種によっては、フロントフードの前部における車両上下方向に寸法に制約があるため、変形誘導部をフロントフードの前部に設けることが困難な場合がある。そのため、上記例の構造では、歩行者保護を目的として、車両上方から衝撃荷重を受けたときに変形しやすい部分を確保しようとする上で、改善の余地があった。 However, in the structure of the above example, since the deformation guide portion is provided, it is necessary to ensure a predetermined dimension in the vehicle vertical direction at the front portion of the front hood. However, depending on the type of vehicle, there are restrictions on the dimensions of the front part of the front hood in the vertical direction of the vehicle, so it may be difficult to provide the deformation guide part at the front part of the front hood. Therefore, in the structure of the above example, there is room for improvement in securing a portion that is easily deformed when receiving an impact load from above the vehicle for the purpose of protecting pedestrians.
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、フロントフードの前部の車両上下方向寸法に制約があるような車種であっても、車両上方から衝撃荷重を受けたときに変形しやすい部分を確保することが可能な車両前部構造を提供することである。 The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems, and its purpose is to prevent impact loads from above the vehicle from being applied even in vehicle models where the front part of the front hood has restrictions in the vertical direction of the vehicle. To provide a vehicle front structure that can secure a portion that is easily deformed when the vehicle is damaged.
上記目的を達成するための本発明に係る車両前部構造は、車両前部に配置されるフードアウタパネルと、該フードアウタパネルの車両内側に配置されるフードインナパネルと、該フードインナパネルの前部に設けられるフードロックストライカと、前記フードインナパネルの前部に設けられ、前記フードロックストライカが接合されるストライカブラケットと、を有し、前記フードロックストライカは、車体前部に設けられたフードラッチと係合可能な固定部と、該固定部の前端から上方に延びる前方部と、前記固定部の後端から上方に延びる後方部と、前記前方部から車幅方向に延び、前記ストライカブラケットに接合される前側固定部と、前記後方部から車幅方向に延び、前記ストライカブラケットに接合される後側固定部と、を有している。当該車両前部構造において、前記フードラッチと係合している状態で、前記固定部は、車両前方に向かうに従い車両下方に傾斜して延び、前記前方部に対して直交し、前記後方部と前記固定部とにより鈍角の角部が形成され、前記前側固定部は、前記後側固定部よりも車両上方に配置されている。 A vehicle front structure according to the present invention for achieving the above object includes a hood outer panel disposed at the front of the vehicle, a hood inner panel disposed on the inside of the hood outer panel, and a front portion of the hood inner panel. and a striker bracket provided at the front of the hood inner panel to which the hood lock striker is joined, and the hood lock striker is connected to the hood latch provided at the front of the vehicle body. a fixed part that can be engaged with the fixed part, a front part that extends upward from the front end of the fixed part, a rear part that extends upward from the rear end of the fixed part, and a rear part that extends in the vehicle width direction from the front part and that is connected to the striker bracket. The vehicle has a front fixing portion that is joined to the striker bracket, and a rear fixing portion that extends from the rear portion in the vehicle width direction and is joined to the striker bracket. In the vehicle front structure, when engaged with the hood latch, the fixing portion extends downwardly of the vehicle toward the front of the vehicle, is perpendicular to the front portion, and is perpendicular to the rear portion. An obtuse angle corner is formed with the fixing portion, and the front fixing portion is disposed higher in the vehicle than the rear fixing portion.
本発明によれば、フロントフードの前部の車両上下方向寸法に制約があるような車種であっても、車両上方から衝撃荷重を受けたときに変形しやすい部分を確保することができる。 According to the present invention, even in a vehicle model where the front part of the front hood has a limited dimension in the vertical direction of the vehicle, it is possible to secure a portion that easily deforms when an impact load is applied from above the vehicle.
以下、本発明に係る車両前部構造の一実施形態について、図面(図1~図9)を参照しながら説明する。なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示す。実施形態の説明における「前部(前端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部及び後部に対応する。また、矢印R及び矢印Lは、乗員が車両前方を見たときの右側及び左側を示している。 Hereinafter, one embodiment of a vehicle front structure according to the present invention will be described with reference to the drawings (FIGS. 1 to 9). In addition, in the figure, the arrow Fr direction indicates the front in the vehicle longitudinal direction. The "front part (front end) and rear part (rear end)" in the description of the embodiment correspond to the front part and the rear part in the longitudinal direction of the vehicle. Further, arrow R and arrow L indicate the right side and the left side when the occupant looks at the front of the vehicle.
本実施形態の車両前部構造は、フロントフード1と、車体前部に設けられたフードラッチ64と、フードヒンジ50と、を有している。
The vehicle front structure of this embodiment includes a
先ず、フロントフード1について説明する。図1に示すように、フロントフード1は、例えば、エンジンまたはモータ等の動力装置が配置される動力室(図示せず)の上部の開口部を開閉する部材であり、車両前後方向及び車幅方向に延びる板状の部材である。また、フロントフード1は、動力室の後部に位置する車体構造物に、フードヒンジ50を介して、回動可能に取り付けられている。フロントフード1は、図1~図4に示すように、フードアウタパネル3と、フードインナパネル10と、フードロックストライカ30と、ストライカブラケット20と、フードリンフォースメント40と、クッションゴム17と、を有している。以下、各部材について説明する。
First, the
フードアウタパネル3は、図1~図4に示すように、フロントフード1の車両外側を構成するパネルであって、外面は意匠面である。また、フードアウタパネル3の車幅方向外側部は、フロントフード1が閉じた状態で、車両前後方向に沿って延びており、当該外周部は、車体前部における側部に配置されるサイドボディアウタパネル(図示せず)の上部に隣接するように配置されている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the hood
フードインナパネル10は、図8及び図9に示すように、フードアウタパネル3の車両内側に間隔を空けて配置され、フードアウタパネル3の外周部とフードインナパネル10の外周部は、互いに接合されている。フードインナパネル10は、図4、図5、図8及び図9に示すように、前側平面部11と、中央縦壁部12と、外側平面部13と、内側縦壁部14と、を有している。前側平面部11は、フードインナパネル10の前部から後方に向かって延びている平面を含む部分である。前側平面部11の車幅方向の中間部には、前後方向に延びるスリット状の貫通孔11aが形成されている。当該貫通孔11aには、フードロックストライカ30の後述する係合部31,32,33の前方部31及び後方部32が貫通して配置されている。また、前側平面部11の外側部(フロントフード1が閉じた状態における上面側)には、貫通孔11aを塞ぐように、ストライカブラケット20が取り付けられている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the hood
中央縦壁部12は、図8及び図9に示すように、前側平面部11の後部からフードアウタパネル3に向かって延びる縦壁部である。中央縦壁部12は、フードアウタパネル3に近づくに従い、後方に傾斜して延びている。中央縦壁部12と前側平面部11とによって鈍角α1の角部が形成されている。また、中央縦壁部12とフードアウタパネル3とによって鋭角α2の角部が形成されている。
The central
外側平面部13は、図4に示すように、前側平面部11の車幅方向外側部から後方に延びる平面で、この例では、後方に向かうに従いフードアウタパネル3に近づくように傾斜している。外側平面部13には、フードヒンジ50のヒンジアーム51の前部が接合されている。内側縦壁部14は、外側平面部13の車幅方向内側端から車幅方向内側に向かうに従いフードアウタパネル3に向かって傾斜して延びる壁部である。
As shown in FIG. 4, the
続いて、フードアウタパネル3とフードインナパネル10の前部における接合について説明する。図8に示すように、フロントフード1の前部には、ヘミング部2が設けられている。ヘミング部2は、フードアウタパネル3の前部が車両内側に折り返しされることにより構成されている。この折り返された部分でフードインナパネル10が挟持され、接着剤により接合されることにより、フードアウタパネル3の前部とフードインナパネル10の前部とが接合されている。ヘミング部2を設けることにより、フロントフード1の前部の剛性が確保されている。
Next, the joining at the front portion of the hood
次に、フードロックストライカ30について説明する。フードロックストライカ30は、全体でU字形を構成する前方部31、後方部32及び固定部33と、ストライカブラケット20に固定される前側固定部34及び後側固定部35と、を有している。前方部31、後方部32及び固定部33によって、車体前部に設けられたフードラッチ64と係合可能な係合部31,32,33を構成している。係合部31,32,33を構成するU字形状の開口は、フロントフード1が閉じられた状態における上部であって、フートアウタパネル3に近い側に配置されている。前方部31は、フロントフード1が閉じた状態で、車両上方に向かうに従い車両前方に傾斜して直線状に延びている部分である。後方部32は、フロントフード1が閉じた状態で、前方部31の車両後方に間隔を空けて配置され、ほぼ鉛直方向に延びている部分である。固定部33は、前方部31の下端と、後方部32の下端とを連結する部分で、フロントフード1が閉じた状態で、車両後方に向かうに従い車両上方に傾斜して直線状に延びている。この例では、前方部31と固定部33とは、直交するように配置されている。
Next, the
図6及び図7に示すように、フードロックストライカ30の前側固定部34は、係合部31,32,33の前部(前方部31)に設けられ、ストライカブラケット20に固定されている。前側固定部34は、フロントフード1が閉じた状態で、前方部31の上端から、車幅方向の一方に直線状に延びている。この例では、前側固定部34は、前方部31から右側に延びている。後側固定部35は、係合部31,32,33の後部(後方部32)に設けられ、ストライカブラケット20に固定されている。後側固定部35は、フロントフード1が閉じた状態で、後方部32の上端から、車幅方向の他方に直線状に延びている。この例では、後側固定部35は、後方部32から左側に延びている。本実施形態では、前側固定部34及び後側固定部35は、アーク溶接によりストライカブラケット20に接合されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
続いて、ストライカブラケット20について説明する。ストライカブラケット20は、フードインナパネル10の上面に接合されている板状の部材である。この例では、ストライカブラケット20は、図3に示すように、フードインナパネル10の前部における車幅方向中間部に設けられ、図8に示すように、上記の貫通孔11aを上面側から塞ぐように配置されている。ストライカブラケット20は、フードインナパネル10の上面にスポット溶接により接合されるブラケット接合部21を有している。ブラケット接合部21は、スポット溶接される複数の溶接ポイント(スポット打点)によって構成されている。以下、ブラケット接合部21の詳細について説明する。
Next, the
ブラケット接合部21は、図6に示すように、前側接合部列22と、後側接合部列23と、を含んでいる。前側接合部列22は、車幅方向に沿って互いに間隔を空けて配置される複数の前側接合部22aからなる。前側接合部22aは、スポット打点である。この例では、3つの前側接合部22aを含み、これらが車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。後側接合部列23は、前側接合部列22の車両後方に配置され、車幅方向に沿って互いに間隔を空けて配置される複数の後側接合部23aからなる。後側接合部23aは、前側接合部22aと同様にスポット打点であり、2つの後側接合部23aを含み、これらが車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。また、前側接合部列22の配列方向と、後側接合部列23の配列方向とは、互いに平行に配置されている。
As shown in FIG. 6, the bracket joint 21 includes a front
本実施形態では、図8及び図9に示すように、フードラッチ64と係合している状態、すなわち、フロントフード1が閉じた状態で、係合部31,32,33を構成する固定部33は、車両前方に向かうに従い車両下方に傾斜して延び、さらに、上記したように、固定部33は、前方部31に対して直交している。また、後方部32と固定部33とにより鈍角α3の角部が形成され、前側固定部34は、後側固定部35よりも車両上方に配置されている。
In this embodiment, as shown in FIGS. 8 and 9, in a state where the
また、本実施形態のフロントフード1は、フードアウタパネル3とフードインナパネル10とによって構成される閉断面構造を有している。該閉断面構造の内部には、図9に示すように、フードリンフォースメント40が配置されている。以下、フードリンフォースメント40の構成について説明する。
Further, the
フードリンフォースメント40は、図5、図6及び図9に示すように、フードインナパネル10の外面からフードアウタパネル3の内面に向かって突出する前壁41a,41bと、該前壁41a,41bに対して後方に間隔を空けて配置され、フードインナパネル10からフードアウタパネル3に向かって突出する後壁43a,43bと、フードインナパネル10の内面に間隔を保ちながら前壁41a,41b及び後壁43a,43bを繋ぐ突出面部45と、を有している。また、前壁41a,41bと突出面部45とにより鈍角α4の前角部が形成され、後壁43a,43bと突出面部45とにより鈍角α5の後角部が形成されている。さらに前壁41a,41b及び後壁43a,43bは、ストライカブラケット20を跨いだ状態で、ストライカブラケット20に対して間隔を空けて配置されている。
As shown in FIGS. 5, 6, and 9, the
本実施形態のフードリンフォースメント40の前壁41a,41bは、右前壁41aと左前壁41bとにより構成され、これらは車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。右前壁41a及び左前壁41bは、フードリンフォースメント40の前部における車幅方向の右端及び左端のそれぞれに設けられている。右前壁41aは、ストライカブラケット20よりも前方側に間隔を空けて配置され、且つ、ストライカブラケット20の右端よりも右側に間隔を空けて配置され、右前壁41aの下部は、フードインナパネル10の前側平面部11の外面に、スポット溶接等により接合されている。左前壁41bは、ストライカブラケット20よりも前方側に間隔を空けて配置され、且つ、ストライカブラケット20の左端よりも左側に間隔を空けて配置され、左前壁41bの下部は、フードインナパネル10の前側平面部11の外面に、スポット溶接等により接合されている。
The
また、本実施形態のフードリンフォースメント40の後壁43a,43bは、右後壁43aと左後壁43bとにより構成され、これらは車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。右後壁43a及び左後壁43bは、フードリンフォースメント40の後部における車幅方向の右端及び左端のそれぞれに設けられている。右後壁43aは、ストライカブラケット20よりも後方側に間隔を空けて配置され、且つ、ストライカブラケット20の右端よりも右側に間隔を空けて配置され、右後壁43aの下部は、フードインナパネル10の中央縦壁部12の外面に、スポット溶接等により接合されている。左後壁43bは、ストライカブラケット20よりも後方側に間隔を空けて配置され、且つ、ストライカブラケット20の左端よりも左側に間隔を空けて配置され、左後壁43bの下部は、フードインナパネル10の中央縦壁部12の外面に、スポット溶接等により接合されている。
Further, the
突出面部45は、フードインナパネル10の前側平面部11の外面に対して間隔を開けて配置される面部であって、フードアウタパネル3の内面に、接着剤等により接合されている。突出面部45には、複数の貫通孔が形成され、これにより、一定の強度を保ちながら軽量化されている。平面視において、フードリンフォースメント40は、フードロックストライカ30に重なって配置されている。この例では、突出面部45の前端は、フードロックストライカ30の前側固定部34の前端に対応するように配置され、突出面部45の後端は、後側固定部35に対応するように配置されている。
The protruding
例えば、歩行者が車両前部に衝突するようなことが起こると、突出面部45に対応する位置に歩行者の頭部が当たる可能性がある。このような場合、前壁41a,41bと突出面部45とにより形成される角度、及び、後壁43a,43bと突出面部45とにより形成される角度が、鈍角であるため、突出面部45が下方に変形する、すなわち、上記のように構成することで、前壁41a,41b、後壁43a,43bが、開くように変形することを抑制しにくい構造とすることができる。よって、上記構造では、歩行者の特に頭部を保護するように、衝撃荷重を吸収することが可能となる。
For example, if a pedestrian collides with the front of the vehicle, there is a possibility that the pedestrian's head will hit the position corresponding to the protruding
また、ストライカブラケット20は、フロントフード1の閉時における荷重に耐え得る剛性を有する部品である。フードリンフォース40が剛性の高いストライカブラケット20と接続されないように構成することで、変形を抑制しにくい構造とすることが可能となり、当該構造によれば、歩行者の特に頭部を保護するように、衝撃荷重を吸収することが可能となる。
Further, the
続いて、フードヒンジ50の構成について説明する。フードヒンジ50は、フロントフード1の後部における車幅方向の両側部に設けられている。フードヒンジ50は、ヒンジアーム51と、車幅方向に延びる回動軸52と、を有している。フードヒンジ50は、図3及び図4に示すように、動力室の後部に配置される車体構造物に設けられたブラケット55に回動可能に取り付けられている。ヒンジアーム51は、回動軸52を介してブラケット55に取り付けられている。ヒンジアーム51は、フロントフード1が閉じた状態で、回動軸52から車両下方に延び、下端から車両前方に向かうに従い車両上方に傾斜して延びている。傾斜して延びる部分の前部は、フードインナパネル10の下面となる外側平面部13に接合されている。
Next, the configuration of the
次に、クッションゴム17について説明する。図4及び図9に示すように、クッションゴム17は、フードインナパネル10の内面における車幅方向両側部に設けられており、フードロックストライカ30の固定部33と、クッションゴム17とは、車幅方向視で重なって配置されている。この例では、クッションゴム17は、フードインナパネル10の前側平面部11の車幅方向両側に取り付けられている。クッションゴム17は、円筒状に形成されている。本実施形態では、2つのクッションゴム17が、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されている。ストライカブラケット20は、車幅方向で、2つのクッションゴム17の間に配置されている。また、2つのクッションゴム17は、車両前後方向で、係合部31,32,33の前方部31と後方部32との間に配置されている。すなわち、車幅方向視で、クッションゴム17は、前方部31と後方部32との間に配置され、この例では、U字形の係合部31,32,33の内側に配置されている。さらに、詳細には、車幅方向視で、固定部33とクッションゴム17とは、重なって配置されている。
Next, the
さらに、本実施形態では、図9に示すように、フードヒンジ50の回動軸52は、固定部33の仮想延長線上に配置されている。すなわち、固定部33は、固定部33の長手方向に沿って車両後方に延長する仮想延長線Lは、車幅方向視で、回動軸52に重なるように設定されている。さらに、本実施形態では、上記したように固定部33と前方部31とは直交しており、さらに、クッションゴム17の長手方向は、前方部31の傾斜方向に平行して配置されている。また、固定部33の傾斜方向(仮想延長線Lが延びる方向)は、フードインナパネル10の外側平面部13の方向に対しても、ほぼ平行に延びている。
Furthermore, in this embodiment, as shown in FIG. 9, the
上記のように構成することにより、フロントフード1を閉じたときにフードロックストライカ30に作用する荷重を、ストライカブラケット20の左右に分散させることが可能である。その結果、ストライカブラケット20に作用する応力を分散させることが可能となる。また、フードロックストライカ30の前方部31及びクッションゴム17の長手方向軸が、フロントフード1を閉じたときのベクトル方向を向くため、閉じる方向のベクトル(荷重)に対して、強固な構造となる。
By configuring as described above, it is possible to disperse the load acting on the
さらに、本実施形態では、上記したように、フードロックストライカ30の係合部31,32,33の前端と後端との間において車幅方向に延びる領域に、クッションゴム17が配置されている。すなわち、車両前後方向長さが係合部31,32,33の車両前後方向長さ対応する車幅方向領域に、フードロックストライカ30及びクッションゴム17が配置されている。これにより、車両前後方向で、上記車幅方向領域とフードヒンジ50との間に位置するフロントフード1の車両上下方向の変形を抑制しにくい構造となる。その結果、フロントフード1に対して車両上方からの衝撃荷重が作用するとき、フロントフード1が変形することができるため、歩行者保護性能を確保できる。
Furthermore, in this embodiment, as described above, the
また、本実施形態では、上記したように、前側固定部34は、係合部31,32,33の前部から車幅方向の一方に延び、後側固定部35は、係合部31,32,33の後部から車幅方向の他方に延びており、ストライカブラケット20は、前側固定部34及び後側固定部35が固定される位置38で、上方に凹むように構成されている。すなわち、ストライカブラケット20は、前側固定部34がアーク溶接される位置において、上方に凹み、車幅方向に延びる前溝24が形成されている。同様に、後側固定部35が溶接される位置にも、上方に凹み、車幅方向に延びる後溝25が形成されている(図6、図7)。
Further, in this embodiment, as described above, the front
また、本実施形態では、図6に示すように、複数の前側接合部22aのうちの1つと、後側接合部23aのうちの2つとが、正三角形Tを構成するように配置されており、車両前後方向で、前側固定部34は、正三角形Tに重なるように配置されている。この例では、図6に示すように、4つの前側接合部22aのうち、右から2番目の前側接合部22aと、3つの後側接合部23aのうち右から2つの後側接合部23aが、正三角形の頂点となるように配置されている。また、正三角形Tは、前側固定部34の車両前方側に配置され、前側固定部34に対して、車幅方向の位置が揃うように配置されている。詳細には、正三角形Tのうち、2つの後側接合部23aにより構成される辺の長さが、前側固定部34がアーク溶接される部分38の長さとほぼ等しく設定されている。これにより、ストライカブラケット20において、フードロックストライカ30の周辺のスポット打点に発生する応力を分散させやすくなる。
Furthermore, in this embodiment, as shown in FIG. 6, one of the plurality of
また、本実施形態のフロントフード1では、ヘミング部2と、ブラケット接合部21とが、車両前後方向で近接して配置されている。そのため、歩行者保護を目的とする衝撃緩衝部分であって、車両上方からの衝撃荷重を受けたときに変形しやすい部分は、ヘミング部2とブラケット接合部21との間に位置するフロントフード1には、設けられていない。そのため、本実施形態では、フロントフード1の車両下方側に位置する車体構造に、変形しやすい変形誘発部66bが設けられている。
Further, in the
以下、フロントフード1の前部の下方側に位置する車体構造について説明する。当該車体構造は、フードロックメンバ61と、フロントサイドブレース62と、フードラッチブラケット63と、ラジエータメンバ65と、フードラッチバランサ66と、を有している。
The vehicle body structure located below the front part of the
フードロックメンバ61は、フードインナパネル10の前部の車両下方側に配置され、車幅方向に延びている部材で、金属材料により形成される剛性の高い部材である。フロントサイドブレース62は、図1に示すように、フードロックメンバ61の車幅方向両側に一対となるように配置され、車両上下方向に延びている。フロントサイドブレース62は、金属材料により形成される剛性の高い部材である。フードロックメンバ61及びフロントサイドブレース62は、車体前部における骨格を構成している。フロンサイドメンバの上部と、フードロックメンバ61の側部は、接合されている。また、フロントサイドブレース62の車両上下方向中間部には、車体骨格を構成するフロントサイドメンバ(図示せず)が接合されている。
The
フードラッチブラケット63は、図1に示すように、フードインナパネル10の前部の車両下方側に配置され、フードロックメンバ61の車幅方向中間部から車両下方に延びている部材で、フードラッチ64が取り付けられている。フードラッチブラケット63の上部は、フードロックメンバ61の車幅方向中間部に接合されている。
As shown in FIG. 1, the
フードラッチバランサ66は、図1に示すように、フードラッチブラケット63の下部に接合される部材である。フードラッチバランサ66は、フードラッチブラケット63に対して車両前方にずれて、車両上下方向に延びている本体部66aと、該本体部66aとフードラッチブラケット63との間に設けられる変形誘発部66bと、を有している。変形誘発部66bは、フードラッチブラケット63の下部から車両下方に向かうに従い車両前方に傾斜している部分である。この例では、フードラッチブラケット63及び本体部66aは、車両上下方向に延びる部材で、車両上下方向に対して高い剛性を有している。これに対して、変形誘発部66bは、上記のように傾斜しているため、フードラッチブラケット63及び本体部66aとの対比において、車両上下方向の剛性が低く設定されている。
The
また、本実施形態では、図2に示すように、フードラッチブラケット64の下部における車幅方向の長さと、フードラッチバランサ66の上部における車幅方向の長さとは、ほぼ等しくなるように設定されている。また、フードラッチブラケット64及びフードラッチバランサ66の車幅方向の領域内に、フードロックストライカ20の固定部が配置されている。すなわち、フードラッチブラケット64及びフードロックバランサ66の車幅方向両側端の間に、フードロックストライカ20の前側固定部34及び後側固定部35が配置されている。さらに、図2に示すように、フードラッチバランサ66の車幅方向中心は、車体の車幅方向中心(図2の一点鎖線C)から、車幅方向(右側)にずれて配置されている。また、フードラッチブラケット64は、フードロックストライカ30の前方部の下方側または前角部の下方側に配置されている。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 2, the length in the vehicle width direction at the bottom of the
上記のように、車体の車幅方向中心Cから、フードラッチブラケット64、フードラッチバランサ66およびフードラッチ64をずらして配置することにより、例えば車両前方からの大腿部インパクタによる衝撃荷重を、低減させることができる。また、当該衝突荷重による衝突エネルギーに対して、変形誘発部を設けることにより意図的に曲がる(潰れる)ように変形させることができるため、インパクタによる衝撃荷重を吸収することができる。
As described above, by arranging the
また、フードラッチ64及びフードロックストライカ30を車体の車幅方向中心Cからずらすことにより、フードロック開放のためのレバー(図示せず)を車体の車幅方向中央付近へ設定することが可能となり、ユーザが使用しやすい構造にすることができる。
Furthermore, by shifting the
また、本実施形態では、フードインナパネル10の前部には、シール部材(図示せず)が取り付けられている。ストライカブラケット20の一部は、シール部材に重なって配置されているとよい。シール部材は、樹脂材料により形成され、例えば、前側平面部11の内面における前端部に接着剤等により取り付けられている部材で、フードインナパネル10の外周に沿って延びている。フロントフード1を閉じたときに作用する衝撃荷重の一部は、シール部材で吸収することが可能となる。
Further, in this embodiment, a sealing member (not shown) is attached to the front part of the hood
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。 The description of this embodiment is an example for explaining the present invention, and does not limit the invention described in the claims. Further, the configuration of each part of the present invention is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made within the technical scope of the claims.
本実施形態では、フードロックストライカ30の後方部32が、鉛直方向に延びているが、これに限らない。後方部は、例えば、車両上方に向かうに従い車両後方に傾斜させてもよい。
In this embodiment, the
1 フロントフード
2 ヘミング部
3 フードアウタパネル
10 フードインナパネル
11 前側平面部
11a 貫通孔
12 中央縦壁部
13 外側平面部
14 内側縦壁部
17 クッションゴム
18 シール部材
19 クリップ
20 ストライカブラケット
21 ブラケット接合部
22 前側接合部列
22a 前側接合部
23 後側接合部列
23a 後側接合部
24 前溝
25 後溝
30 フードロックストライカ
31 前方部
32 後方部
33 固定部
34 前側固定部
35 後側固定部
40 フードリンフォースメント
41a 右前壁
41b 左前壁
43a 右後壁
43b 左後壁
45 突出面部
50 フードヒンジ
51 ヒンジアーム
52 回動軸
55 ブラケット
61 フードロックメンバ
62 フロントサイドブレース
63 フードラッチブラケット
64 フードラッチ
65 ラジエータメンバ
66 フードラッチバランサ
66a 本体部
66b 変形誘発部
1
Claims (4)
前記フードロックストライカは、車体に設けられたフードラッチと係合可能な固定部と、該固定部の前端から上方に延びる前方部と、前記固定部の後端から上方に延びる後方部と、前記前方部に設けられ、前記ストライカブラケットに接合される前側固定部と、前記後方部に設けられ、前記ストライカブラケットに接合される後側固定部と、を有している、車両前部構造において、
前記フードラッチと係合している状態で、前記固定部は、車両前方に向かうに従い車両下方に傾斜して延び、前記前方部に対して直交し、
前記後方部と前記固定部とにより鈍角の角部が形成され、前記前側固定部は、前記後側固定部よりも車両上方に配置されていることを特徴とする、車両前部構造。 A hood outer panel disposed at the front of the vehicle, a hood inner panel disposed inside the hood outer panel, a hood lock striker disposed at the front of the hood inner panel, and a hood lock striker disposed at the front of the hood inner panel. and a striker bracket to which the hood lock striker is joined;
The hood lock striker includes a fixed part that can be engaged with a hood latch provided on the vehicle body, a front part that extends upward from the front end of the fixed part, a rear part that extends upward from the rear end of the fixed part, and the A vehicle front structure comprising: a front fixing part provided at the front part and joined to the striker bracket; and a rear fixing part provided at the rear part and joined to the striker bracket.
When engaged with the hood latch, the fixing portion extends downwardly toward the front of the vehicle and is perpendicular to the front portion;
A vehicle front structure, wherein an obtuse corner is formed by the rear portion and the fixing portion, and the front fixing portion is disposed higher in the vehicle than the rear fixing portion.
前記フードリンフォースメントは、前記フードインナパネルの外面から前記フードアウタパネルの内面に向かって突出する前壁と、該前壁に対して後方に間隔を空けて配置され、前記フードインナパネルから前記フードアウタパネルに向かって突出する後壁と、前記フードインナパネルの内面に間隔を保ちながら前記前壁及び前記後壁を繋ぐ突出面部と、を有し、
前記前壁と前記天面部とにより鈍角の前角部が形成され、前記後壁と前記天面部とにより鈍角の後角部が形成されており、
前記前壁及び前記後壁は、前記ストライカブラケットを跨いだ状態で、前記ストライカブラケットに対して間隔を空けて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両前部構造。 A closed cross-section structure is configured by the hood outer panel and the hood inner panel, and a hood reinforcement is disposed inside the closed cross-section structure,
The hood reinforcement includes a front wall that protrudes from the outer surface of the hood inner panel toward the inner surface of the hood outer panel, and is arranged at a distance rearwardly with respect to the front wall, and includes a front wall that projects from the outer surface of the hood inner panel toward the inner surface of the hood outer panel; a rear wall protruding toward the outer panel; and a protruding surface portion connecting the front wall and the rear wall while maintaining a gap on the inner surface of the hood inner panel,
The front wall and the top surface portion form an obtuse front corner portion, and the rear wall and the top surface portion form an obtuse rear corner portion;
The vehicle front structure according to claim 1, wherein the front wall and the rear wall are arranged so as to straddle the striker bracket and are spaced apart from the striker bracket.
前記フードロックストライカの前記固定部と、前記クッションゴムとは、車幅方向視で重なって配置されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。 Cushion rubber is provided on both sides in the vehicle width direction on the inner surface of the hood inner panel,
The vehicle front structure according to claim 1 or 2, wherein the fixed portion of the hood lock striker and the cushion rubber are arranged to overlap when viewed in the vehicle width direction.
前記フードラッチブラケット及び前記フードロックバランサの車幅方向の領域内に、前記フードロックストライカの前記固定部が配置され、
前記フードロックバランサの車幅方向中心は、車体の車幅方向中心から、車幅方向にずれて配置され、
前記フードラッチブラケットは、前記フードロックストライカの前記前方部の下方側または前記前角部の下方側に配置され、
前記フードラッチバランサは、前記フードラッチブラケットに対して、車両前方にずれて車両上下方向に延びる本体部と、該本体部と前記フードラッチブラケットとの間に設けられる変形誘発部と、を有していることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。
a hood latch bracket to which the hood latch is attached to a lower side of the vehicle at the front of the hood inner panel and extends in the vertical direction of the vehicle; a front hood balancer joined to a lower part of the hood latch bracket and extends below the vehicle; is located,
The fixing portion of the hood lock striker is disposed within a region of the hood latch bracket and the hood lock balancer in the vehicle width direction,
The center of the hood lock balancer in the vehicle width direction is arranged to be shifted in the vehicle width direction from the center of the vehicle body in the vehicle width direction,
The hood latch bracket is disposed on the lower side of the front part or the lower side of the front corner of the hood lock striker,
The hood latch balancer includes a main body portion that is shifted toward the front of the vehicle and extends in the vertical direction of the vehicle with respect to the hood latch bracket, and a deformation inducing portion that is provided between the main body portion and the hood latch bracket. The vehicle front structure according to claim 1 or 2, characterized in that:
Priority Applications (1)
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JP2022102726A JP2024003526A (en) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | Vehicle front part structure |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2022102726A Pending JP2024003526A (en) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | Vehicle front part structure |
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2022
- 2022-06-27 JP JP2022102726A patent/JP2024003526A/en active Pending
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