JP2024003337A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具1は、発光手段が実装された基板からなる光源(メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路(調光/調色回路及び調光回路)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路(AC/DC回路)と、USBコネクタにより供給される直流電力DCを、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路(USB/PD給電回路)とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、LED等の発光手段を用いたシーリングライト等の照明器具に関する。
従来、一般に、LED等の発光手段を用いたシーリングライト等の照明器具は、一般戸建住宅や集合住宅などの一般建築物で広く使用されている。シーリングライト等の照明器具は、通常、天井(器具取付面)に設置された取付具(配線器具)から商用電源の供給を受け、壁スイッチの他、照明器具付属のリモートコントローラ(リモコン)のボタン操作等によって、点灯/消灯等が操作される。
ここで、地震や台風など自然災害や発電設備の不具合などが発生して、商用電源の供給が停止する、あるいは住宅内における過電流発生により安全ブレーカが作動して電源が遮断すると、停電が発生して照明器具が突然消灯することになる。特に、夜間に停電が発生したときは、暗闇の中で、手探りで懐中電灯やランタン、ろうそくを探すことになり、また、安全ブレーカ等がダウンしたときは分電盤のスイッチを探すことになる。
このような場合に、天井に設置された照明器具に防災用(非常用)の点灯装置が備えられていて、非常時に点灯することができれば、突然の暗闇の中で懐中電灯などを探す必要がなく、人々の不安を軽減することができる。
そこで、突然の停電時の対策として、非常時に点灯させる非常用電源(バッテリ)を備えた照明器具が知られている。この照明器具は停電を検知すると、非常用電源(バッテリ)からの電力供給によって、点灯し、非常灯としての役割を果たすものである(特許文献1)。
特許文献1には、平板状の本体と、前記本体の前面側に配置され複数のLEDが実装された基板からなる光源と、前記光源に配置された電源基板と、前記光源に電力を供給するバッテリと、前記本体に取り付けられ前記バッテリが取着自在に保持されるバッテリホルダと、前記本体の前面側を覆うセードを備え、前記バッテリホルダは、環状部と前記環状部の下面に前記バッテリを保持する脚部を有し、前記電源基板は、通常時は、前記光源と前記バッテリに電力を供給し、停電発生時は、前記バッテリから前記光源に電力を供給することを特徴とする照明器具が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の照明器具は、バッテリから光源に給電する際に、標準的なUSB規格による給電(電圧5V、最大15W以下)を行うことを前提とした設計の為、バッテリから光源に給電される電力に制約があり、バッテリ給電時は、光源の調光及び調色の両方が行えず、リモートコントローラによる光源の発光のオン/オフしか出来なかった。
本発明は、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明の照明器具は、発光手段が実装された基板からなる光源と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路と、USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の照明器具は、第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから所定の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、を備えることを特徴とす。
請求項3に記載の発明の照明器具は、第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第1の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第2の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路の内前記副光源駆動回路のみに供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第2の給電規格による直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、を備え、前記第2の給電規格は、前記第1の給電規格よりも給電容量の大きい規格であることを特徴とする。
本発明における照明器具によって、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる。
[本発明の実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す組み立てた状態の斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す背面図である。図4は、本発明の実施形態に係る照明器具の商用交流電源電圧による給電時の回路構成を示す回路図である。図5は、本発明の実施形態に係る照明器具の標準的なUSB規格による給電時の回路構成を示す回路図である。図6は、本発明の実施形態に係る照明器具の標準的なUSBPower Delivery規格による給電時の回路構成を示す回路図である。
図1は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す組み立てた状態の斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る照明器具を示す背面図である。図4は、本発明の実施形態に係る照明器具の商用交流電源電圧による給電時の回路構成を示す回路図である。図5は、本発明の実施形態に係る照明器具の標準的なUSB規格による給電時の回路構成を示す回路図である。図6は、本発明の実施形態に係る照明器具の標準的なUSBPower Delivery規格による給電時の回路構成を示す回路図である。
<照明器具の全体構成>
図1に示すように、一般住宅では、天井6に、シーリングライト等を取り付けるための引掛シーリングローゼット、引掛シーリングボディ、引掛シーリング、引掛ローゼットなどと称される取付具7が取り付けられている。取付具7は、商用電源を出力し、照明器具1と接続する役割を担っている。
図1に示すように、一般住宅では、天井6に、シーリングライト等を取り付けるための引掛シーリングローゼット、引掛シーリングボディ、引掛シーリング、引掛ローゼットなどと称される取付具7が取り付けられている。取付具7は、商用電源を出力し、照明器具1と接続する役割を担っている。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る照明器具1は、シーリングライトであり、取付アダプタ2と、USBモジュール3と、ランプシェード4とから構成させる。
取付アダプタ2は、断面円形の部材であって本体21の上面に一対の引掛金具22、23を有する。取付アダプタ3の引掛金具22、23は、天井6に配置された取付具7の本体71の下面の係合溝72、73にそれぞれ嵌合して機械的に接続するとともに、商用電源と電気的に接続する。
USBモジュール3は、円盤状のフレーム31の下面に、第1の複数のLEDが実装されたドーナッツ状の基板からなる主光源のメインLEDモジュール32と、第2の複数のLEDが実装された円盤状の基板からなる副光源の常夜灯LEDモジュール33とを取り付けたものである。常夜灯LEDモジュール33は、メインLEDモジュール32のドーナッツ形状の内側に配置される。
円盤状のフレーム31の内側には、図4に示す制御回路51と、AC/DC回路52と、USB/PD給電回路53と、切換器54と、DC/DC回路55と、リモコン受光回路56と、調光/調色回路57と、調光回路58とが配設されている。
図1に示すように、円盤状のフレーム31の縁には、コネクタステー34を介してUSB type-C コネクタ35が設けられている。USB type-C コネクタ35の周りは蓄光素材36で覆われている。 円盤状のフレーム31の背面には、取付アダプタ2がネジ止めにより固定される。
メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33は、照明器具1が組み立てられた状態で、図2に示すように、円盤状のランプシェード4により覆われる。
USB type-C コネクタ35は、照明器具1が組み立てられた状態で、図2に示すように、ランプシェード4から外側に露出する。
図3に示すように、コネクタステー34は、円盤状のフレーム31に設けられたコネクタ接合部37に接合し、円盤状のフレーム31の外周よりのネジ穴38にねじ止め固定されている。コネクタ35は、ケーブル39を介してケーブルコネクタ40に接続される。ケーブルコネクタ40は、図4に示すUSB/PD給電回路53の電源入力端子に接続さる。
尚、コネクタステー34は、図3では一個であるが、実際には複数配置されている。円盤状のフレーム31の四方に配置されたコネクタ接合部37及びネジ穴38により、ユーザ自身でUSB type-C コネクタ35の取付け位置を変更可能になっている。
<照明器具の回路構成>
照明器具1は、メインLEDモジュール32と、常夜灯LEDモジュール33と、制御回路51と、AC/DC回路52と、USB/PD給電回路53と、切換器54と、DC/DC回路55と、リモコン受光回路56と、調光/調色回路57と、調光回路58とを備えている。
照明器具1は、メインLEDモジュール32と、常夜灯LEDモジュール33と、制御回路51と、AC/DC回路52と、USB/PD給電回路53と、切換器54と、DC/DC回路55と、リモコン受光回路56と、調光/調色回路57と、調光回路58とを備えている。
AC/DC回路52には、商用交流電源41が接続され、交流電力(商用交流電源電圧による電力)を、第1の電圧値(20V)の直流電力(直流電源電圧による電力)に変換する第1の電源回路となっている。
また、AC/DC回路52は、商用交流電源41から交流電力が供給されている場合、切換器54に第1の切換選択を行わせる制御信号aを生成して切換器54に供給する。
USB/PD給電回路53は、USB type-C コネクタ35を介してUSB電源42に接続され、USB type-C コネクタ35により供給される直流電力を、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲で変換して安定した直流電力として出力する。
USB電源42としては、本実施の形態では、標準的なUSB規格による給電(電圧5V、最大15W以下)を行うバッテリ、USB Power Delivery規格による給電(電圧5-20V、最大100w以下)を行う大容量バッテリ、大容量充電器等が適用可能になっている。
また、USB/PD給電回路53は、USB電源42から供給される直流電力の電圧値が20V前後の場合、第1の電圧値(20V)で安定した直流電力を電源出力端子から出力するとともに、切換器54に第1の切換選択または第2の切換選択を行わせる制御信号bを生成して切換器54に供給し、USB電源42から供給される直流電力の電圧値が5V前後の場合、第2の電圧値(5V)で安定した直流電力を電源出力端子から出力するとともに、切換器54に第1の切換選択または第3の切換選択を行わせる制御信号cを生成して切換器54に供給する。
切換器54は、第1の入力端子P11がAC/DC回路52の電源出力端子に接続され、第2の入力端子P12がUSB/PD給電回路53の電源出力端子に接続され、第1の出力端子P21がDC/DC回路55の電源入力端子に接続され、第2の出力端子P22が調光/調色回路57の電源入力端子に接続され、第3の出力端子P23が調光回路58の電源入力端子に接続されている。
切換器54は、AC/DC回路52から制御信号aが供給される場合、USB/PD給電回路53から制御信号に関係なく、図4に示す第1の切換選択を行い、第1の入力端子P11を第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23に接続する一方、第2の入力端子P12と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。
また、切換器54は、AC/DC回路52から制御信号aが供給されず、USB/PD給電回路53から制御信号bが供給される場合、図5に示す第2の切換選択を行い、第2の入力端子P12を第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23に接続する一方、第1の入力端子P11と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。
さらに、切換器54は、AC/DC回路52から制御信号aが供給されず、USB/PD給電回路53から制御信号cが供給される場合、図6に示す第3の切換選択を行い、第2の入力端子P12を第1乃至第3の出力端子P21、P23に接続する一方、第2の入力端子P12と第2の出力端子P22の間を遮断するとともに、第1の入力端子P11と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。
DC/DC回路55は、切換器54の出力端子P21に接続され、切換器54の出力端子P21からの第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲の直流電力を安定した第3の電圧値(3.3V)の直流電力に変換して制御回路51の電源入力端子に供給する。
尚、本実施形態では、DC/DC回路55が出力する第3の電圧値として3.3Vを用いたが、第3の電圧値としては、3.3Vに限定されず、回路構成に応じて各種適用可能である。
リモートコントローラ5は、電源オン/オフ、LED全発光、常夜灯発光、調光/調色のキーが設けられ、当該キーの操作に基づいて赤外線信号を生成して発光を行う。リモコン受光回路56は、リモートコントローラ5からの赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号を電気信号に変換して制御回路51に供給する。
制御回路51は、切換器54の出力端子P21からの直流電力を用いて、リモコン受光回路56からの電気信号に基づいて、調光/調色回路57に点灯/消灯、減光などの調光および電球色、昼光色などの調色を行う指示信号を送信するとともに、調光回路58に点灯/消灯、減光などの調光を行う指示信号を送信する。
調光/調色回路57は、制御回路51からの指示信号に基づいて、メインLEDモジュール32の第1の複数のLEDの駆動を行い、メインLEDモジュール32の点灯/消灯、減光などの調光および電球色、昼光色などの調色を行う
調光回路58は、制御回路51からの指示信号に基づいて、常夜灯LEDモジュール33の第2の複数のLEDの駆動を行い、常夜灯LEDモジュール33の点灯/消灯、減光などの調光を行う。
<照明器具の動作>
図4に示すように、照明器具1の通常使用時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されている場合、AC/DC回路52が切換器54に第1の切換選択を行わせる制御信号aを供給することで、切換器54が、USB/PD給電回路53から制御信号に関係なく、第1の入力端子P11を第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23に接続する一方、第2の入力端子P12と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。これにより、AC/DC回路52からの第1の電圧値(20V)の直流電力がDC/DC回路55、調光/調色回路57及び調光回路58に供給され、メインLEDモジュール32は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光/調色が可能になり、常夜灯LEDモジュール33は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光が可能になる。
図4に示すように、照明器具1の通常使用時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されている場合、AC/DC回路52が切換器54に第1の切換選択を行わせる制御信号aを供給することで、切換器54が、USB/PD給電回路53から制御信号に関係なく、第1の入力端子P11を第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23に接続する一方、第2の入力端子P12と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。これにより、AC/DC回路52からの第1の電圧値(20V)の直流電力がDC/DC回路55、調光/調色回路57及び調光回路58に供給され、メインLEDモジュール32は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光/調色が可能になり、常夜灯LEDモジュール33は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光が可能になる。
図5に示すように、停電時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されず、USB電源42としてUSB Power Delivery規格による給電(電圧5-20V、最大100w以下)のバッテリや充電器がUSB type-C コネクタ35に接続され、USB/PD給電回路53にUSB Power Delivery規格による電圧20Vの給電が行われた場合、USB/PD給電回路53が切換器54に第2の切換選択を行わせる制御信号bを供給することで、切換器54が、第2の入力端子P12を第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23に接続する一方、第1の入力端子P11と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。この状態で、USB/PD給電回路53からの第1の電圧値(20V)で安定した直流電力がDC/DC回路55、調光/調色回路57及び調光回路58に供給され、メインLEDモジュール32は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光/調色が可能になり、常夜灯LEDモジュール33は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光が可能になる。
図6に示すように、停電時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されず、USB電源42として標準的なUSB規格(電圧5V、最大15W以下)のバッテリや充電器がUSB type-C コネクタ35に接続され、USB/PD給電回路53に標準的なUSB規格による電圧5Vの給電が行われた場合、USB/PD給電回路53が切換器54に第3の切換選択を行わせる制御信号cを供給することで、切換器54が、第2の入力端子P12を第1及び第3の出力端子P21、P23に接続する一方、第2の入力端子P12と第2の出力端子P22の間を遮断し、第1の入力端子P11と第1乃至第3の出力端子P21、P22、P23の間を遮断する。この状態で、USB/PD給電回路53からの第2の電圧値(5V)で安定した直流電力がDC/DC回路55及び調光回路58に供給され、調光/調色回路57には電力が供給されず、メインLEDモジュール32は、消灯状態となり、常夜灯LEDモジュール33は、リモートコントローラ5の操作に基づいて、点灯/消灯、調光が可能になる。
<実施形態の構成及び効果>
このような実施形態の構成及び効果を纏めて説明すると、照明器具1は、発光手段(第1の複数のLED及び第2の複数のLED)が実装された基板からなる光源(メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路(光/調色回路57及び調光回路58)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路(AC/DC回路52)と、USBコネクタ(USB type-C コネクタ35)により供給される直流電力を、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路(USB/PD給電回路53)とを備える。
このような実施形態の構成及び効果を纏めて説明すると、照明器具1は、発光手段(第1の複数のLED及び第2の複数のLED)が実装された基板からなる光源(メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路(光/調色回路57及び調光回路58)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路(AC/DC回路52)と、USBコネクタ(USB type-C コネクタ35)により供給される直流電力を、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5V)の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路(USB/PD給電回路53)とを備える。
また、照明器具1は、第1の発光手段(第1の複数のLED)が実装された基板からなる主光源(メインLEDモジュール32)と、供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路(光/調色回路57)と、第2の発光手段(第2の複数のLED)が実装された基板からなる副光源(常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路(調光回路58)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換する第1の電源回路(AC/DC回路52)と、USBコネクタ(USB TYPE-C コネクタ35)により供給される直流電力を、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5v)の範囲で変換して出力する第2の電源回路(USB/PD給電回路53)と、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタ(USB TYPE-C コネクタ35)から所定の給電規格(USB Power Delivery規格)の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路(切換器54)とを備えることを特徴とする。
さらに、照明器具1は、第1の発光手段(第1の複数のLED)が実装された基板からなる主光源(メインLEDモジュール32)と、供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路(光/調色回路57)と、第2の発光手段(第2の複数のLED)が実装された基板からなる副光源(常夜灯LEDモジュール33)と、供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路(調光回路58)と、商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値(20V)の直流電力に変換する第1の電源回路(AC/DC回路52)と、USBコネクタ(USB TYPE-C コネクタ35)により供給される直流電力を、前記第1の電圧値(20V)から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値(5v)の範囲で変換して出力する第2の電源回路(USB/PD給電回路53)と、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタ(USB TYPE-C コネクタ35)から第1の給電規格(標準的なUSB規格)の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第2の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路の内前記副光源駆動回路のみに供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタ(USB TYPE-C コネクタ35)から第2の給電規格(USB Power Delivery規格)による直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路(切換器54)とを備え、前記第2の給電規格は、前記第1の給電規格よりも給電容量の大きい規格である。
このような構成を有することから、本実施形態の照明器具1は、商用交流電源電圧による電力から得られた第1の電圧値の直流電力と同等の電力をUSBコネクタ(USB type-C コネクタ35)により供給される直流電力から得られるので、停電時においても光源(メインLEDモジュール32及び常夜灯LEDモジュール33)に発光制御の範囲が広くなり、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる。
<実施形態の変形例>
本変形例の照明器具は、図1乃至図6に示した照明器具1から常夜灯LEDモジュール33及び調光回路58を除き、停電時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されず、USB電源42として標準的なUSB規格(電圧5V、最大15W以下)のバッテリや充電器がUSB type-C コネクタ35に接続され、USB/PD給電回路53に標準的なUSB規格による電圧5Vの給電が行われた場合、USB/PD給電回路53からの直流電力をDC/DC回路55、調光/調色回路57に供給し、調光/調色回路57は低レベルでメインLEDモジュール32を発光させる。
本変形例の照明器具は、図1乃至図6に示した照明器具1から常夜灯LEDモジュール33及び調光回路58を除き、停電時等において、AC/DC回路52に商用交流電源41から交流電力が供給されず、USB電源42として標準的なUSB規格(電圧5V、最大15W以下)のバッテリや充電器がUSB type-C コネクタ35に接続され、USB/PD給電回路53に標準的なUSB規格による電圧5Vの給電が行われた場合、USB/PD給電回路53からの直流電力をDC/DC回路55、調光/調色回路57に供給し、調光/調色回路57は低レベルでメインLEDモジュール32を発光させる。
これ以外の変形例の構成は、図1乃至図6に示した照明器具1と同様である。
このような変形例によれば、図1乃至図6に示した照明器具1と同様に、光源(メインLEDモジュール32)に発光制御の範囲が広くなり、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる。
このような変形例によれば、図1乃至図6に示した照明器具1と同様に、光源(メインLEDモジュール32)に発光制御の範囲が広くなり、USBコネクタにより供給される電力により発光する場合の機能を拡張できる。
尚、図1乃至図6に示した照明器具の実施形態及びその変形例では、USBコネクタとして、USB type-C コネクタを用いたが、他の規格のUSBコネクタ、例えばMicro USB 2.0等を適用してもよい。
また、図1乃至図6に示した照明器具の実施形態及びその変形例では、標準的なUSB規格による給電(電圧5V、最大15W以下)を行うバッテリと、USB Power Delivery規格による給電(電圧5-20V、最大100w以下)を行う大容量バッテリ、大容量充電器等が適用可能にしたが、将来開発されるUSB規格による給電を行う手段に適用することも可能である。
さらに、発光手段として、第1の複数のLED及び第2の複数のLEDを用いたが、発光手段としては、白熱電球、放電灯等、各種適用可能である。
さらに、取付アダプタ2、USBモジュール3及びランプシェード4の形状についても、円盤状に限らず、箱状、球状等、各種適用可能である。
さらに、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
さらに、上記実施形態及びこれらの変形例は、あくまでも、現在のところの最良の形態またはそれに近い形態にすぎない。
<定義等>
本発明におけUSBコネクタは、直流電力を供給可能なものであればどのようなものであってもよい。
本発明におけUSBコネクタは、直流電力を供給可能なものであればどのようなものであってもよい。
1 :照明器具2 :取付アダプタ3 :USBモジュール4 :ランプシェード5 :リモートコントローラ6 :天井7 :取付具21 :本体22、23:引掛金具31 :フレーム32 :メインLEDモジュール33 :常夜灯LEDモジュール34 :コネクタステー35 :USB type-C コネクタ36 :蓄光素材37 :コネクタ接合部38 :ネジ穴39 :ケーブル40 :ケーブルコネクタ41 :商用交流電源42 :USB電源51 :制御回路52 :AC/DC回路53 :USB/PD給電回路54 :切換器55 :DC/DC回路56 :リモコン受光回路57 :調光/調色回路58 :調光回路71 :本体72、73:係合溝P11 :第1の入力端子P12 :第2の入力端子P21 :第1の出力端子P22 :第2の出力端子P23 :第3の出力端子
Claims (3)
- 発光手段が実装された基板からなる光源と、
供給される直流電力を用いて前記光源を発光させる光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換して前記光源駆動回路に供給する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して前記光源駆動回路に供給する第2の電源回路と、
を備えることを特徴とする照明器具。 - 第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、
供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、
第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、
供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、
商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから所定の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、
を備えることを特徴とする照明器具。 - 第1の発光手段が実装された基板からなる主光源と、
供給される直流電力を用いて前記主光源を発光させる主光源駆動回路と、
第2の発光手段が実装された基板からなる副光源と、
供給される直流電力を用いて前記副光源を発光させる副光源駆動回路と、
商用交流電源電圧による電力を、第1の電圧値の直流電力に変換する第1の電源回路と、
USBコネクタにより供給される直流電力を、前記第1の電圧値から当該第1の電圧値より低い第2の電圧値の範囲で変換して出力する第2の電源回路と、
商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給される場合、前記第1の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第1の給電規格の直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの前記第2の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路の内前記副光源駆動回路のみに供給し、商用交流電源電圧による電力が前記第1の電源回路に供給されず、且つ前記USBコネクタから第2の給電規格による直流電源電圧が前記第2の電源回路に供給される場合、前記第2の電源回路からの第1の電圧値の電力を前記主光源駆動回路及び前記副光源駆動回路に供給するための切換を行う切換回路と、
を備え、
前記第2の給電規格は、前記第1の給電規格よりも給電容量の大きい規格であることを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022102411A JP2024003337A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022102411A JP2024003337A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024003337A true JP2024003337A (ja) | 2024-01-15 |
Family
ID=89534074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022102411A Pending JP2024003337A (ja) | 2022-06-27 | 2022-06-27 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024003337A (ja) |
-
2022
- 2022-06-27 JP JP2022102411A patent/JP2024003337A/ja active Pending
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