JP2024002509A - ストリーム送出装置及びストリーム送出プログラム - Google Patents

ストリーム送出装置及びストリーム送出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】緊急時の文字スーパー上乗せ等の送出コンテンツの即時加工、送出寸前でもコンテンツの差し替えが実現可能な、プリエンコード済みストリームの送出装置を提供すること。【解決手段】送出予定のコンテンツの新規登録あるいは差し替えが行われたときに変更された部分を検出する変更検出部111と、変更された部分を符号化しプリエンコード済みストリームを生成する、オフラインエンコーダ112と、送出予定のコンテンツをリアルタイムで符号化するオンラインエンコーダ113と、プリエンコード済みストリームが存在しない部分及び所定の条件を満たすコンテンツに関してはオンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出し、それ以外の部分に関しては、プリエンコード済みストリームを送出するストリーム送出部116と、を備えるストリーム送出装置10。【選択図】図1

Description

本発明は、プリエンコード済みストリームの送出装置及びストリーム送出プログラムに関する。
一般にコンテンツの符号化、特に映像の符号化では、リアルタイムにエンコード(オンラインエンコード)するよりも時間をかけてエンコード(オフラインエンコード)した方が、同じビットレートならば、より高い符号化品質が得られ、同じ符号化品質ならば、より低いビットレートを実現でき、符号化効率が良い。そのため、出来合いのコンテンツを配信するサービスでは、予めエンコード(プリエンコードと呼ばれる)したストリームを蓄積し、サービス時にそのプリエンコード済みのストリームを配信している。
他方、放送サービス等のワークフローでは、緊急時に文字スーパー等を上乗せする等、送出中のコンテンツを即座に加工する必要がある。また、ニュースのように時々刻々と伝えるべき内容が変化するコンテンツでは、コンテンツの部分的差し替えが送出の直前まで日常的に行われている。
プリエンコード済みのストリームと、オンラインエンコードされたストリームとを切り替える手段としては、特許文献1に記載された符号化システム、特許文献2に示されるエンコーダ切替えシステム、特許文献3に示されるエンコーダ、コンテンツ送出システム、及び特許文献4に示されるストリーム送出装置等が提案されている。
特開2019-197966号公報 特開2022-053390号公報 特許第5561021号 特開2014―090270号公報
4K・8K試験システム,映像情報メディア学会誌 Vol.71, No.2(2017), pp.151-160 [online],[令和4年5月31日検索],インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/71/3/71_151/_pdf>
従来のプリエンコード済みのストリームの送出では、送出中のコンテンツの即時加工や、送出直前でのコンテンツの(部分や全部の)差し替えが困難であり、特に、放送サービスでは、前述したように、送出中のコンテンツの即時加工や、送出直前でのコンテンツの(部分や全部の)差し替えを日常的に行っているため、ワークフローを変更することなくプリエンコード済みストリームの送出を行うことはできなかった。
本発明は、緊急時の文字スーパー上乗せ等の送出コンテンツの即時加工や、送出寸前でもコンテンツの部分又は全部の差し替えがワークフローを変更することなく、実現可能な、プリエンコード済みストリームの送出装置及び送出プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るストリーム送出装置は、送出予定のコンテンツの新規登録あるいは差し替えが行われたときに変更された部分を検出する変更検出部と、変更された部分を符号化しプリエンコード済みストリームを生成するオフラインエンコーダと、送出予定のコンテンツをリアルタイムで符号化するオンラインエンコーダと、プリエンコード済みストリームが存在しない部分、及び所定の条件を満たすコンテンツに関しては前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出し、それ以外の部分に関しては、プリエンコード済みストリームを送出するストリーム送出部と、を備える。
前記ストリーム送出装置は、送出するコンテンツを加工する割り込み操作部を備え、前記割り込み操作部によるコンテンツ加工が行われた部分では、前記ストリーム送出部は前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
前記ストリーム送出装置は、送出を予定していなかったコンテンツに切り替える割り込み操作部を備え、前記割り込み操作部により送出を予定していなかったコンテンツに切り替えられた部分では、前記ストリーム送出部は前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
前記割り込み操作部は、送出するコンテンツを加工し、又送出を予定していなかったコンテンツに切り替えるようにしてもよい。
前記プリエンコード済みストリームが予め定めた時間以上連続していない部分では、前記ストリーム送出部は、前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
前記ストリーム送出部は、カットチェンジ検出を行い、あるカットが、プリエンコード済みストリームのみで構成されない場合、当該カットについては、前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
プリエンコードするコンテンツあるいはコンテンツの部分が複数ある場合、前記オフラインエンコーダは、送出予定時間の近い部分から優先してプリエンコードするようにしてもよい。
本発明に係るストリーム送出プログラムは、前記ストリーム送出プログラム装置としてコンピュータを機能させるためのものである。
本発明によれば、緊急時の文字スーパー上乗せ等の送出コンテンツの即時加工や、送出寸前でもコンテンツの部分又は全部の差し替えがワークフローを変更することなく、実現可能な、プリエンコード済みストリームの送出装置及び送出プログラムを提供することができる。
実施形態におけるストリーム送出システム全体の基本的構成を示す概念図である。 実施形態におけるストリーム送出装置及びコンテンツサーバそれぞれの機能構成を示す機能ブロック図である。 実施形態におけるGOPの切れ目でオンライン側からプリエンコード側にストリームを切り替える例を示す図である。 実施形態における2つ目のGOPでオンライン側のGOP構造が変化して、それ以降のGOP構造がオンライン側とプリエンコード側とで異なるものとなった例を示す図である。 実施形態におけるコンテンツが新規登録され、その一部差し替えがされた場合のストリームを示す図である。 実施形態におけるコンテンツが新規登録され、その一部差し替えがされた場合のストリームを示す図である。 実施形態におけるコンテンツが新規登録され、その一部差し替えがされた場合のストリームを示す図である。 実施形態における割り込み操作部で文字スーパーを上乗せする操作を行った場合のコンテンツサーバに登録されるストリームの概要を示す図である。 実施形態におけるコンテンツの先頭のタイムコードを00:00として、コンテンツの先頭からの経過時間を用いる例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。
図1は、本実施形態におけるストリーム送出システム1全体の基本的構成を示す概念図である。図1を参照して、ストリーム送出システム1の基本的な処理概要を説明する。
図1に示すように、コンテンツはコンテンツサーバ20に登録され、登録コンテンツとして管理されるとともに、登録されたコンテンツの一部又は全部は差替え可能とされる。
変更検出部111は、コンテンツサーバ20を監視して、新たに登録されるコンテンツ又は登録済みのコンテンツの一部又は全部が差替えられたコンテンツを検出すると、オフラインエンコーダ112によりプリエンコード済みストリームを作成する。作成されたプリエンコード済みストリームは、コンテンツサーバ20に登録され、プリエンコード済みストリームとして管理される。なお、登録済みのコンテンツの一部又は全部が差替えられたコンテンツについては、差換え前のコンテンツの一部又は全部のプリエンコード済みストリームは削除(又は、削除マークが付加)され、差換えられた前記コンテンツの一部又は全部のプリエンコード済みストリームに置き換えられる。
登録コンテンツは、送出予定時刻に対応してオンラインエンコーダ113に出力されるが、その際、割り込み操作部114により、緊急時の文字スーパー上乗せ等の送出コンテンツの即時加工、又は送出寸前でもコンテンツの部分又は全部の差し替え送出するコンテンツを加工して、オンラインエンコーダ113に出力可能とされる。
オンラインエンコーダ113は、コンテンツサーバ20又は割り込み操作部114により入力されたコンテンツから、リアルタイムにエンコードされたストリームを生成し、ストリーム送出部116に出力する。
他方、オフラインエンコーダ112により作成されたプリエンコード済みストリームは、送出予定時刻に対応してストリーム送出部116に出力される。
ストリーム送出部116は、プリエンコード済みストリームをオンラインエンコーダ113の出力するストリームに切替える場合、又はオンラインエンコーダ113の出力するストリームをプリエンコード済みストリームに切替える場合、オンラインエンコードされたストリームとプリエンコード済みストリームとで、同一のコンテンツ内位置(タイムスタンプやタイムコード等)を、同期信号にしたがって同期化してから、ストリームを送出する。
以上、ストリーム送出システム1の基本的な処理概要を説明した。次に、ストリーム送出装置及びコンテンツサーバの機能について、説明する。
図2は、ストリーム送出装置10及びコンテンツサーバ20の機能構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、ストリーム送出システム1は、ストリーム送出装置10と、コンテンツサーバ20と、を備える。
最初にコンテンツサーバ20について説明する。図2に示すとおり、コンテンツサーバ20は、制御部21と、記憶部22と、を備える。制御部21は、サーバをコンテンツサーバとして機能させるプログラムを実行することにより、登録部211及び管理部212と、を備える。記憶部22は、登録コンテンツを記憶する登録コンテンツ記憶部221と、プリエンコード済みストリームを記憶するプリエンコード済みストリーム記憶部222と、を備える。
登録部211は、新規コンテンツの登録コンテンツ記憶部221への登録、及び登録コンテンツ記憶部221に登録されているコンテンツ(登録済みコンテンツ)の一部又は全部を差し替える機能を有する。新規コンテンツの登録は、コンテンツサーバ20内に無いコンテンツを登録指示にしたがって、コンテンツサーバ20(登録コンテンツ記憶部221)に新規に登録する機能である。
登録済みコンテンツを差し替える機能は、差換え指示にしたがって、コンテンツサーバ20内に登録済みの登録コンテンツの一部あるいは全部を差し替える機能である。
このようにして登録されたコンテンツは、管理部212によりコンテンツサーバ20内で登録コンテンツとして管理される。
コンテンツサーバ20(登録コンテンツ記憶部221)に新規登録あるいは登録済みのコンテンツの(部分的な又は全部の)差し替えが行われた際に、後述するようにストリーム送出装置10(変更検出部111)は、それを検出して、オフラインエンコーダ112によりプリエンコードを行い、生成したプリエンコード済みストリームをコンテンツサーバ20(プリエンコード済みストリーム記憶部222)に蓄積する。このようにして生成され、プリエンコード済みストリーム記憶部222に記憶されたプリエンコード済みストリームは、プリエンコード済みコンテンツとして、管理部212により管理される。
なお、登録済みの登録コンテンツの一部あるいは全部を差し替えた場合、ストリーム送出装置10(変更検出部111)は、差換え部分に対応する、差換え前のプリエンコード済みストリームの一部あるいは全部をプリエンコード済みストリーム記憶部222から削除するとともに、差換えられた変更部分をオフラインエンコーダ112により符号化(プリエンコード)したプリエンコード済みストリームを、削除された前記コンテンツの変更部分に対するプリエンコード済みコンテンツとして、プリエンコード済みストリーム記憶部222に登録する。
管理部212は、後述するように、ストリーム送出装置10(ストリーム送出部116)からの指示により、登録コンテンツ記憶部221から、送出対象となる登録コンテンツをストリーム送出装置10(オンラインエンコーダ113)に出力するようにしてもよい。また、プリエンコード済みストリーム記憶部222から、送出対象となるプリエンコード済みストリームをストリーム送出装置10(オンラインエンコーダ113)に出力するようにしてもよい。
なお、プリエンコード済みストリーム中の変更部分に相当する部分は、コンテンツサーバ20から削除する換わりに、削除に相当するマーク(「削除マーク」ともいう)をつけるようにしてもよい。また、変更が行われた部分を識別するために、変更が行われた部分について、データベース(図示せず)に、変更に関する履歴情報を登録して管理するようにしてもよい。
また、オフラインエンコーダ112により登録コンテンツを符号化(プリエンコード)した、プリエンコード済みストリームをプリエンコード済みコンテンツとしてコンテンツサーバ20の外部に蓄積するようにしてもよい。
以上、コンテンツサーバ20について説明した。
次に、ストリーム送出装置10について説明する。
ストリーム送出装置10は、運行システム(図示せず)からの指示により、指定されたコンテンツを符号化したストリームを送出する。具体的には、本実施形態のストリーム送出装置10は、あるコンテンツを送出する際に、後述するオンラインエンコーダ113によりリアルタイムに符号化したストリーム(「オンラインストリーム」ともいう)と、プリエンコード済みのストリームと、を切り替えるストリーム送出部116を有し、プリエンコード済みストリームが存在しない部分及び所定の条件を満たすコンテンツに関しては前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出し、それ以外の部分に関しては、プリエンコード済みストリームを送出する。
例えば、送出するコンテンツに新たな加工が必要となった際、当該新たな加工の対象となるコンテンツ(変更部分)の当該加工前のプリエンコード済みストリームに替えて、オンラインエンコーダ113によりリアルタイムに符号化したストリームを送出する。
ストリーム送出装置10は、制御部11(例えばCPU)及び記憶部12の他、各種の入出力インタフェース(図示せず)を備えた情報処理装置(コンピュータ)であり、記憶部12に格納されたソフトウェアを制御部が実行することにより、次の各機能部が実現される。
図2に示すとおり、ストリーム送出装置10(制御部11)は、変更検出部111と、オフラインエンコーダ112と、オンラインエンコーダ113と、割り込み操作部114と、ストリーム同期化部115と、ストリーム送出部116と、を備える。
ここで、ストリーム送出装置10(制御部11)は、オフラインエンコーダ112を複数備えてもよい。複数のオフラインエンコーダ112により、変更部分を分担して符号化することで、オフラインエンコードにかかる時間を短縮することができる。
変更検出部111は、コンテンツサーバ20内の登録コンテンツを監視し、新たな登録コンテンツ又は登録済みコンテンツの部分的な差し替えがあった部分、又は全部の差替えがあった場合、新たな登録コンテンツ又は差換え部分を変更部分として検出する。変更検出部111は、検出した変更部分が登録済みコンテンツの部分的な差し替えである場合、
当該変更部分の差替え前のプリエンコード済みストリームを削除するとともに、オフラインエンコーダ112に対して差替え後の変更部分のプリエンコードを指示する。そうすることで、登録コンテンツの部分的又は全部の差替えがあった場合、オフラインエンコーダ112は、変更検出部111からの指示により、当該差替え後の変更部分の登録コンテンツのプリエンコード済みストリームを生成し、コンテンツサーバ20は、生成されたプリエンコード済みコンテンツを管理する。
なお、プリエンコード済みストリーム中の変更部分に相当する部分は、削除する換わりに、削除に相当するマークをつけるようにしてもよい。また、変更が行われた部分を識別するために、変更が行われた部分について、データベース(図示せず)に、変更に関する履歴情報を登録して管理するようにしてもよい。
オフラインエンコーダ112は、変更検出部111から指示された変更部分について符号化(プリエンコード)を行い、プリエンコード済みストリームを生成し、変更部分に対して対応づけて、生成したプリエンコード済みストリームをコンテンツサーバ20に蓄積する。なお、オフラインエンコーダ112は、プリエンコードの対象となるデータ全体を2回読み込み、1回目で当該データの解析を行いその特徴等を抽出し、その結果に基づいて2回目に圧縮・変換を行う、2パス符号化等、オンラインエンコードよりも時間がかかるが同じビットレートでも高画質が得られるエンコーダとするようにしてもよい。そうすることで、プリエンコード済みストリームの符号化品質を向上させることができる。
また、オフラインエンコーダ112を複数備えてもよい。複数のオフラインエンコーダ112により変更部分を分担して符号化することで、オフラインエンコードにかかる時間を短縮することができる。
ここで、プリエンコード済みストリームを生成する際の優先順位について説明する。本実施形態におけるストリーム送出システム1では、基本的には、送出時間になる前にプリエンコードがコンテンツ全体に対して完了していることが理想的な状況である。しかしながら、プリエンコードにかかる時間が不足したり、途中で差し替えがあったりした場合には、やむをえずオンラインエンコーダ113によりリアルタイムに符号化したストリーム(以下、「オンライン側」ともいう)を送出する、というのが基本的な動作となる。このため、プリエンコードの優先順位(どの順にどのコンテンツを優先的にプリエンコードするか)を、以下のように予め設定するようにしてもよい。
コンテンツの差し替えや登録が多数同時に行われると、送出時刻までにプリエンコードが終了しない場合がある。こうした事態の発生を減少させるため、変更検出部111は、オフラインエンコーダ112によるプリエンコードを、送出時刻の近いコンテンツから優先して行うようにしてもよい。そうすることで、送出時間になる前に、プリエンコードがコンテンツ全体に対して完了する可能性が高くなる。
また、1つのチャンネルで複数のコンテンツを送出する場合や、伝送路の輻輳等により、送出するストリームのビットレートを途中で変更する場合がある。そのような場合に備え、オフラインエンコーダ112によりプリエンコードする際に、想定される全てのビットレートでプリエンコードするようにしてもよい。特に、最も使われる可能性が高いビットレートによるプリエンコードを、優先して行うようにしてもよい。
具体的には、例えば送出するストリームのビットレートを「10Mbpsで送出する」のであれば、10Mbps以下のビットレートのプリエンコード済みストリームを優先して選択するようにしてもよい。特に、10Mbps以下で、かつ最大のビットレートを選択すると、条件を満たす中で画質が最大となることが期待できる。
例えば、放送波であれば最大のビットレートが予め決まっており、それを映像、音声、データで分け合って使うため、データ放送の情報量を増やせば、映像のビットレートを減らす、といった具合に決まることから、条件を満たす中で例えば画質が最大となる映像のビットレートを選択するようにしてもよい。また、例えばベストエフォート型のネットワークを使う場合は、伝送路が輻輳してくると、ビットレートを下げる、といった具合に決まることから、条件を満たす中で例えば画質が最大となる映像のビットレートを選択するようにしてもよい。
オンラインエンコーダ113は、コンテンツサーバ20に登録されたコンテンツ、又は後述する割り込み操作部114から出力されるコンテンツをリアルタイムに符号化し、符号化したストリームをストリーム送出部116に送出する。
割り込み操作部114は、コンテンツサーバ20から出力される登録コンテンツから外部コンテンツ(ライブコンテンツや、コンテンツサーバ20で管理されていないメディア等)への切り替え、及び緊急時の文字スーパーの上乗せや動画像を縮小して空いたスペースに、テロップ等の情報を作成し出力させるL字表示等のコンテンツ加工を行う機能と、を有する。なお、これらの機能は必須ではなく、登録コンテンツから外部コンテンツへの切り替えが不要な場合は、外部コンテンツへの切り替え機能は不要であり、また緊急時の文字スーパーの上乗せやテロップ等の情報を作成し、出力させるL字表示等のコンテンツ加工が不要な場合も同様にそのコンテンツ加工機能は不要である。どちらも不要な場合は、割り込み操作部114自体が不要となる。
ストリーム送出部116は、オンラインエンコーダ113の出力するオンラインエンコードされたストリーム、及びコンテンツサーバ20(プリエンコード済みストリーム記憶部222)から出力されるプリエンコード済みストリームを受けとる。
ストリーム送出部116は、プリエンコード済みストリームが存在しない場合、又はコンテンツサーバ20から出力されるプリエンコード済みストリームがある場合であっても、予め設定された所定の条件を満たす場合には、オンラインエンコーダ113の出力するストリームを送出し、それ以外の場合にはオンラインエンコーダ113の出力するストリームを送出するように構成される。
ストリーム送出部116は、プリエンコード済みストリームをオンラインエンコーダ113の出力するストリームに切替える場合、又はオンラインエンコーダ113の出力するストリームをプリエンコード済みストリームに切替える場合、オンライン側とプリエンコード済みストリーム(以下、「プリエンコード側」ともいう)とで、同一のコンテンツ内位置(タイムスタンプやタイムコード等)を、同じ時刻に送出するようにタイミングを調整するため、同期信号にしたがって同期化してから、ストリームを送出するように構成する。それにより、例えばオンライン側よりプリエンコード側の方が1秒遅れていると、オンライン側からプリエンコード側に切り替えたときは、コンテンツの同じ部分が1秒間重複して送出されることになり、逆に、プリエンコード側からオンライン側に切り替えると、コンテンツが1秒間スキップするようなことが発生しないようにすることができる。
なお、別途、ストリーム同期化部115を設け、オンライン側とプリエンコード側とで、同一のコンテンツ内位置(タイムスタンプやタイムコード等)を、同じ時刻に送出するようにタイミングを調整するため、同期信号にしたがって同期化するようにしてもよい。なお、同期化機能については、当業者にとって公知(例えば、特許文献1等参照)であり、詳細な説明は省略する。
次に、前述した所定の条件を満たす場合(プリエンコード済みストリームがあっても、オンラインエンコーダ113の出力するストリームを送出する場合)について説明する。
先ず、割り込み操作部114により、外部コンテンツ(ライブコンテンツや、コンテンツサーバで管理されていないメディア等)が選ばれている部分、又は割り込み操作部114により緊急時の文字スーパーの上乗せやテロップ等の情報を作成し、出力させるL字表示等のコンテンツ加工が行われている部分については、プリエンコード済みストリームの出力がある場合でも、オンラインエンコーダ113の出力するストリームを送出する。
このため、割り込み操作部114から、例えば「割り込み操作中」を示す信号をストリーム送出部116に対して送出するようにしてもよい。そうすることで、ストリーム送出部116は、プリエンコード済みストリームの出力がある場合でも、オンラインエンコーダ113の出力するストリームを送出することができる。
なお、ストリーム送出部116が、割り込み操作部114を監視することで割り込み操作が行われているか否かを判断するようにしてもよい。
次に品質変動を抑えるための条件について説明する。
登録コンテンツの部分差し替えが多数あった場合やコンテンツの登録や差し替えが送出時間の直前だった場合等、送出時間までにオフラインエンコーダ112によるプリエンコードが完了せず、プリエンコード済みストリームの途中で削除された部分(あるいは未符号化の部分)が存在する場合(例えば、プリエンコード済みストリームの断片化が生じる場合)がある。
このような場合、仮にストリーム送出部116が、オンラインエンコーダ113の出力するストリームに換えてプリエンコード済みストリームを常に送出すると、オンラインエンコーダ113の出力と、ストリーム同期化部115の出力の切り替えが頻繁に発生する。これにより、送出されるストリームの符号化品質の変化が頻繁に起き、サービス品質が低下することで、視聴者が不快に感じる恐れがある。
このようなサービス品質の低下を抑制するため、ストリーム送出装置10は、予め設定された時間以上の連続したプリエンコード済みストリームがない場合、ストリーム送出部116は、オンラインエンコーダ113の出力を送出するよう構成する。ここで、予め定めた時間とは、例えば30秒や1分等、比較的長めにする時間が好ましい。それにより、頻繁な切り替えが発生することを防ぐことができ、視聴者が不快に感じないようにすることができる。
なお、コンテンツサーバ20(プリエンコード済みストリーム記憶部222)から出力されるプリエンコード済みストリームが、予め設定された時間以上の連続したプリエンコード済みストリームに該当するか否かの判断を可能とするために、例えば、前述した管理部212が、コンテンツサーバ20内のプリエンコード済みストリームに、プリエンコード済みと未完了の部分がわかるようなメタデータを付加し、そのメタデータを出力するようにしてもよい。そうすることで、ストリーム送出部116は、当該メタデータを参照することで、コンテンツサーバ20から出力されるプリエンコード済みストリームが、予め設定された時間以上の連続したプリエンコード済みストリームに該当するか否かを判断することができる。
また、ストリーム送出部116が、コンテンツサーバ20(プリエンコード済みストリーム記憶部222)に登録されているプリエンコード済みストリームの管理情報(当該ストリームの時間的長さ)を参照することで、当該プリエンコード済みストリームが、予め設定された時間以上の連続したプリエンコード済みストリームに該当するか否かを判断するようにしてもよい。
また、ストリーム送出部116は、カットチェンジ検出を行い、あるカットが、プリエンコード済みストリームのみで構成されない場合、当該カットについてはオンラインエンコーダの出力を送出するようにしてもよい。
また、ストリーム送出部116でオンラインエンコーダとプリエンコード済みストリームとの同期化を行っている場合、不測のパラメータ変化等により同期化できない場合、ストリーム送出部116は、オンラインエンコーダの出力を送出するようにしてもよい。
ここでは、GOP(Group of Pictures)の変化を例示して説明する。
映像の符号化は、通常0.5秒程度のGOPと呼ばれるフレーム群を単位として符号化される。このため、復号時にはこのGOPの先頭からしかデコードができない。
一般に、このGOPの切れ目であれば(シームレスに)ストリームを切り替えることが可能となる。図3Aは、GOPの切れ目でオンライン側からプリエンコード側にストリームを切り替える例を示す図である。ここで、GOPを黒い矩形で示し、フレームを菱形で示す。
他方、何らかの要因(リセットがかかった等)でオンライン側のGOP位置がずれた場合について説明する。図3Bは、2つ目のGOPでオンライン側のGOP構造が変化して、それ以降のGOP構造がオンライン側とプリエンコード側とで異なるものとなった例を示す図である。この場合、各フレームのタイムコードが一致していても、GOPの境界が揃わなくなるので、それ以降のどこでストリームを切り替えても、切り替えショック(次のGOPが始まるまで、映像に乱れが生じる)が発生することになる。以上、ストリーム送出部116(又はストリーム同期化部115)で行うタイミング処理だけではプリエンコード済みのコンテンツのストリームを、オンラインエンコーダの出力と同期化できない符号化パラメータの例について説明した。
以上、ストリーム送出システム1の備える機能について説明した。
次に、ストリーム送出システム1のストリーム送出処理に係る動作について、例示しながら説明する。
図4Aから図4Cは、コンテンツが新規登録され、その一部差し替えがされた場合のストリームを示す図である。なお、以下の図では、無色で示した帯が登録されたコンテンツを示し、登録されたコンテンツの直下に、ドットでハッチングされた薄い色で示す帯がその位置のプリエンコード済みストリームを示す。また、帯の上に送出予定時刻を示す。
10:00から11:00に送出される1時間のコンテンツが新規登録された例を図4Aに示す。現時刻が10:00とすると、プリエンコード済みストリームは全く存在しないため、ストリーム送出部116は、オンライン側を送出する。
変更検出部111は、このコンテンツ全体を変更部分として検出し、オフラインエンコーダ112がプリエンコードを開始する。図4Bは10:20に送出する部分までプリエンコードが完了した状態を示す。
現時刻が10:00から10:20の間であれば、ストリーム送出部はプリエンコード側を送出する。その後、現時刻が10:20になると、該当する部分のプリエンコード済みストリームが存在しないため、ストリーム送出部の送出はオンライン側に切り替わる。
ここで、登録されたコンテンツの10:00から10:11の部分に差し替えが行われたとする。図4Cに登録されたコンテンツの10:00から10:11の部分(斜線でハッチングされた濃い色で示した帯)に差し替えが行われた状態を示す。
このとき、変更検出部111は10:00から10:11を変更部分として検出し、当該部分のプリエンコード済みストリームを削除するとともに、当該部分のプリエンコードをオフラインエンコーダに指示する。
図4Cに示した状態のとき、ストリーム送出部116は、現時刻が10:00から10:10のとき(プリエンコード済みストリームが存在するとき)は、プリエンコード側を送出し、現時刻が10:10から10:11のとき(プリエンコード済みストリームが存在しないとき)はオンライン側を送出する。同様に、現時刻が10:11から10:20のときはプリエンコード側、現時刻が10:20から11:00のときはオンライン側を送出する。
次に、割り込み操作部114を操作したときのストリーム送出処理に係る動作について説明する。
図5は、現時刻が10:10から10:15のときに、割り込み操作部114で文字スーパーを上乗せする操作を行った場合のコンテンツサーバ20に登録されるストリームの概要を示す図である。
このとき、ストリーム送出部116は、現時刻が10:00から10:20の間はプリエンコード側を送出するが、文字スーパーを上乗せしている10:10から10:15の間はプリエンコード済みストリームが存在しているにもかかわらず、オンライン側を送出する。そして割り込み操作が終了すると(現時刻が10:15になると)、プリエンコード側を送出する。
以上のように、本発明によれば、送出予定のコンテンツは、いつでも登録・差し替えが可能であり、文字スーパーの上乗せ等の送出コンテンツへの即時加工を実現でき、なおかつプリエンコードが間に合った部分に関してはプリエンコード済みストリームの送出が実現可能となる。
なお、前述した例では、登録されたコンテンツ及びプリエンコード済みストリームについて、送出予定時刻と関連付けて述べたが、登録されたコンテンツ及びプリエンコード済みストリームは送出予定時刻と関連付けられている必要はない。
具体的には、コンテンツ内のタイムコードやタイムスタンプやフレーム番号や、コンテンツの先頭からの経過時間等を用いて、登録されたコンテンツとプリエンコード済みコンテンツの対応関係を持つようにしてもよい。図6は、コンテンツの先頭のタイムコードを00:00として、コンテンツの先頭からの経過時間を用いる例を示す図である。
こうすることにより、例えば、再放送を行う場合のように同じコンテンツを異なる複数の時刻で送出する場合等においても、送出時刻が未定の場合においても、本発明は問題なく動作する。また、送出時間を指定せずにすぐに送出を開始する、という場合においても本発明を適用することができる。
本実施形態によれば、ストリーム送出装置10は、送出予定のコンテンツの新規登録あるいは差し替えが行われたときに変更された部分を検出する変更検出部111と、変更された部分を符号化しプリエンコード済みストリームを生成するオフラインエンコーダ112と、送出予定のコンテンツをリアルタイムで符号化するオンラインエンコーダ113と、プリエンコード済みストリームが存在しない部分及び所定の条件を満たすコンテンツに関してはオンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出し、それ以外の部分に関しては、プリエンコード済みストリームを送出するストリーム送出部16と、を備える。
これにより、ストリーム送出装置10は、ワークフローを変更することなく、プリエンコード済みストリームが存在する場合であっても、所定の条件を満たすコンテンツに関しては、オンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出することができる。
また、ストリーム送出装置10は、送出するコンテンツを加工する割り込み操作部114を備え、割り込み操作部114によるコンテンツ加工が行われた部分では、ストリーム送出部116はオンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、放送サービスにおけるワークフローを変更することなく、プリエンコード済みストリームが存在する場合であっても、緊急時の文字スーパー上乗せ等の送出コンテンツの即時加工されたコンテンツのオンラインエンコードしたストリームを送出することができる。
ストリーム送出装置10は、送出を予定していなかったコンテンツに切り替える割り込み操作部114を備え、割り込み操作部114により送出を予定していなかったコンテンツに切り替えられた部分では、ストリーム送出部116はオンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、放送サービスにおけるワークフローを変更することなく、送出寸前にコンテンツの部分又は全部の差し替えられた部分をオンラインエンコードしたストリームを送出することができる。
また、割り込み操作部114は、送出するコンテンツを加工し、又送出を予定していなかったコンテンツに切り替えるようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、ストリーム送出装置10は、放送サービスにおけるワークフローを変更することなく、送出寸前に送出する加工されたコンテンツ、又送出を予定していなかったコンテンツをオンラインエンコードしたストリームを送出することができる。
プリエンコード済みストリームが予め定めた時間以上連続していない部分では、ストリーム送出部116は、オンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、送出されるストリームの符号化品質の変化が頻繁に起きるのを避けて、サービス品質の低下を防ぐことができる。
ストリーム送出部116は、カットチェンジ検出を行い、あるカットが、プリエンコード済みストリームのみで構成されない場合、当該カットについては、オンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、送出されるストリームの符号化品質の変化が頻繁に起きるのを避けて、サービス品質の低下を防ぐことができる。
ストリーム送出部116は、送出するコンテンツ中に、ある部分のプリエンコードが当該部分の送出時間までに完了しない部分があるときに、そのコンテンツの送出についてはオンラインエンコーダ113によりリアルタイムで符号化されたストリームを送出するようにしてもよい。
これにより、ストリーム送出装置10は、送出されるストリームの符号化品質の変化がコンテンツ中で変化するのを避けて、サービス品質の低下を防ぐことができる。
プリエンコードするコンテンツあるいはコンテンツの部分が複数ある場合、オフラインエンコーダ112は、送出予定時間の近い部分から優先してプリエンコードするようにしてもよい。
これにより、送出時間になる前に、プリエンコードがコンテンツ全体に対して完了する可能性が高くなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、前述の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上述した実施形態の機能的構成を変形するようにしてもよい。つまり、図2の機能的構成は1つの例示に過ぎず、本実施形態の機能的構成を限定するものではない。すなわち、本発明のストリーム送出機能に関する一連の処理を全体として実行できる機能が各機器に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、これら機能的構成を実現するためのストリーム送出装置10についても、上述した実施形態での説明は例示に過ぎない。上述の実施形態では、ストリーム送出装置10を1つの装置等により実現すると説明したが、ストリーム送出装置10の各機能を、適宜複数の装置に分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、ストリーム送出装置10の各機能を実現してもよい。
本実施形態では、主にストリーム送出装置10の構成と動作について説明したが、本発明はこれに限られず、各構成要素を備え、ストリームを送出するための方法、又はプログラムとして構成されてもよい。
更に、ストリーム送出装置10の機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
更に「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 ストリーム送出システム
10 ストリーム送出装置
11 制御部
111 変更検出部
112 オフラインエンコーダ
113 オンラインエンコーダ
114 割り込み操作部
115 ストリーム同期化部
116 ストリーム送出部
12 記憶部
20 コンテンツサーバ
21 制御部
211 登録部
212 管理部
22 記憶部
221 登録コンテンツ記憶部
222 プリエンコード済みストリーム記憶部

Claims (11)

  1. 送出予定のコンテンツの新規登録あるいは差し替えが行われたときに変更された部分を検出する変更検出部と、
    変更された部分を符号化しプリエンコード済みストリームを生成する、オフラインエンコーダと、
    送出予定のコンテンツをリアルタイムで符号化するオンラインエンコーダと、
    プリエンコード済みストリームが存在しない部分及び所定の条件を満たすコンテンツに関しては前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出し、それ以外の部分に関しては、プリエンコード済みストリームを送出するストリーム送出部と、
    を備えるストリーム送出装置。
  2. 送出するコンテンツを加工する割り込み操作部を備え、
    前記割り込み操作部によるコンテンツ加工が行われた部分では、前記ストリーム送出部は前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出する、請求項1に記載のストリーム送出装置。
  3. 送出を予定していなかったコンテンツに切り替える割り込み操作部を備え、
    前記割り込み操作部により送出を予定していなかったコンテンツに切り替えられた部分では、前記ストリーム送出部は前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出する、請求項1に記載のストリーム送出装置。
  4. 送出するコンテンツを加工する機能及び送出を予定していなかったコンテンツに切り替える機能を有する割り込み操作部を備える、請求項1に記載のストリーム送出装置。
  5. 前記ストリーム送出部は、
    プリエンコード済みストリームが予め定めた時間以上連続していない部分では、前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出する、請求項1から請求項4の何れかに記載のストリーム送出装置。
  6. 前記ストリーム送出部は、
    カットチェンジ検出を行い、あるカットが、プリエンコード済みストリームのみで構成されない場合、当該カットについては、前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出する、請求項1から請求項4の何れかに記載のストリーム送出装置。
  7. 前記ストリーム送出部は、
    カットチェンジ検出を行い、あるカットが、プリエンコード済みストリームのみで構成されない場合、当該カットについては、前記オンラインエンコーダによりリアルタイムで符号化されたストリームを送出する、請求項5に記載のストリーム送出装置。
  8. 前記オフラインエンコーダは、
    プリエンコードするコンテンツあるいはコンテンツの部分が複数ある場合、送出予定時間の近い部分から優先してプリエンコードする、請求項1から請求項4の何れかに記載のストリーム送出装置。
  9. 前記オフラインエンコーダは、
    プリエンコードするコンテンツあるいはコンテンツの部分が複数ある場合、送出予定時間の近い部分から優先してプリエンコードする、請求項5に記載のストリーム送出装置。
  10. 前記オフラインエンコーダは、
    プリエンコードするコンテンツあるいはコンテンツの部分が複数ある場合、送出予定時間の近い部分から優先してプリエンコードする、請求項6に記載のストリーム送出装置。
  11. 請求項1から請求項4の何れかに記載のストリーム送出装置としてコンピュータを機能させるためのストリーム送出プログラム。
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