JP2016192658A - 通信システム、通信装置、通信方法および通信制御方法 - Google Patents

通信システム、通信装置、通信方法および通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高画質動画の配信およびネットワーク帯域の有効利用を可能にする通信システム、通信装置、通信方法および通信制御方法を提供する。【解決手段】第一通信装置(10)から第二通信装置(30)へネットワーク(20)を介して動画を送信する通信システムであって、第一通信装置(10)が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームとキーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを第二通信装置へ送信し(106、107)、第二通信装置(30)が、動画フレームの前記キーフレームを高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う。【選択図】図1

Description

本発明は動画を送信する通信システムに係り、特に動画トラフィックを削減するための制御技術に関する。
モバイルネットワークを用いた動画配信では、ユーザが使用できるネットワーク帯域が常に変動するために、ネットワーク帯域の変動に応じてリアルタイムに動画圧縮率あるいは圧縮方法を変更する方式が採用されている。たとえば、H.264、SVC(Scalable Video Coding)、HLS(HTTP Live Streaming)、MPEG-DASH(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)のように予め何種類かの帯域の動画を配信サーバ側に用意しておき、ネットワーク帯域に応じて切り替える方式が用いられている。
また、特許文献1には、高品質映像ストリームと低品質映像ストリームとを同時に送信し、受信側でチャネル状態が良好な場合に高品質映像ストリームを選択する方式が開示されている。特許文献2には、異なる解像度のフレームを送信し、受信側で受信フレームから補完フレームを生成するシステムが開示されている。
特表2012−512560号公報 特開平11−234644号公報号公報
しかしながら、ネットワーク帯域に応じて圧縮率を変更する方式では、コンテンツを細かく細分化する必要があり、それによるファイルのオーバヘッド、コンテンツ管理のためのコスト等が増加する。このために、たとえば10秒程度の遅延が生じてしまい、厳密な意味のリアルタイムでの追従が実現できない。さらに、コンテンツの内容に関係なく、ネットワーク帯域に従属して圧縮率が切り替えられるために、映像の品質がネットワーク品質に左右されるという問題もある。
また、上述した特許文献に開示されたシステムでは、複数の映像ストリームを送信し、受信側で合成あるいは選択するために、送信側の負荷が大きくなるだけでなく、ネットワーク帯域の有効利用ができないという難点がある。
そこで、本発明の目的は、高画質動画の配信およびネットワーク帯域の有効利用を可能にする通信システム、通信装置、通信方法および通信制御方法を提供することにある。
本発明による通信システムは、第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムであって、前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、ことを特徴とする。
本発明による通信装置は、ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置であって、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信する第一送信手段と、前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する第二送信手段と、前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信するように前記第二送信手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による通信装置は、ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置であって、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信する第一受信手段と、前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信する第二受信手段と、前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する再生制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明による通信方法は、第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムにおける通信方法であって、前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、ことを特徴とする。
本発明による通信制御方法は、ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置の通信制御方法であって、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信し、前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを生成し、前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する、ことを特徴とする。
本発明による通信制御方法は、ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置の通信制御方法であって、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信し、前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信し、前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、配信動画の画質を向上させると共にネットワーク帯域の有効利用を可能にする。
図1は本発明の一実施形態による通信システムにおける動画トラフィック制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は本実施形態における基本動画について説明するためのフレーム構成を示す模式図である。 図3は本実施形態における高画質キーフレームおよびキーフレーム情報について説明するためのフレーム構成を示す模式図である。 図4は本実施形態による通信制御方法を例示するフローチャートである。 図5は本実施形態における高画質キーフレームの送信抑制制御について説明するためのネットワーク帯域の経時変動の一例を示すグラフである。 図6は本実施形態における高画質キーフレームの優先度と動きの大きさとの関係を示すグラフである。 図7は本実施形態における動画再生端末の機能的構成を示すブロック図である。 図8は本実施形態による動画再生制御方法を例示するフローチャートである。 図9は本実施形態における動画再生端末の動画合成の一例を説明するための模式図である。 図10は本発明の他の実施形態における高画質キーフレームおよびキーフレーム情報について説明するためのフレーム構成を示す模式図である。
<実施形態の概要>
本発明の実施形態によれば、動画信号の送信とは別に、当該動画のユーザからみた品質に最も大きく影響するフレームだけを高精細で送信することで、ネットワーク帯域の有効利用を図りつつ再生画質を向上させることができる。より詳しくは、配信フレームとは別に、配信フレームのキーフレーム(たとえば、フレーム内圧縮のIフレーム)の高品質バージョンを送信し、受信側で、配信されたフレームのなかの対応するキーフレームを高品質キーフレームに差し替えて動画再生を行う。これにより、動画のトラフィックを削減すると共に、ネットワーク帯域の変動にリアルタイムに追従して可能な限り高品質な動画を再生することが可能となる。以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
1.構成
図1に示すように、本実施形態による動画トラフィック制御装置10は、サーバ40からの動画フレームをネットワーク20を通して動画再生端末30へ配信するものとする。動画トラフィック制御装置10は、ネットワークを介してサーバ40と動画再生端末30との間に介在する通信装置であってもよいし、サーバ40内に設けられてもよい。以下、ネットワーク20はモバイルネットワーク、動画再生端末30はモバイルネットワーク20に接続した移動局であるものとする。ネットワーク20は、ネットワーク帯域が変動しやすい通信区間を一部に含むネットワークであってもよい。
動画トラフィック制御装置10は、サーバ40から受信したオリジナル動画信号の復号を行う動画復号部101と、復号されたオリジナル動画信号を再符号化(トランスコード)する動画符号化部102と、を有する。動画符号化部102は、ベースとなる画像解像度およびフレームレート(以下、動画品質という。)でオリジナル動画を再符号化(トランスコード)することにより基本動画を生成し、基本動画蓄積部103に蓄積する。
さらに、動画符号化部102は、オリジナル動画の各キーフレーム(Iピクチャ)を再符号化(トランスコード)することにより、オリジナル動画と同じ解像度の品質あるいは上記基本動画のベース品質よりも高品質のフレーム(以下、高画質キーフレームという。)を生成し、高画質キーフレーム蓄積部104に蓄積する。その際、各キーフレームの位置を示すタイムスタンプ情報を高画質キーフレーム用のメタデータとしてメタデータ蓄積部105に蓄積する。メタデータ蓄積部105に動きの大きさを示す情報を蓄積することもできる。後述するように、動きが小さい高画質キーフレームほど優先的に送信し、再生側で基本動画の対応キーフレームと差し替えることで、再生動画のユーザ体感画質が向上する。
高画質キーフレーム配信制御部106は、制御部109の制御に従って、高画質キーフレーム蓄積部104に蓄積された高画質キーフレームを動画要求元の端末30へ送信する。基本動画配信制御部107は、制御部109の制御に従って、基本動画蓄積部103に蓄積された基本動画フレームを動画要求元の端末30へ送信する。なお、高画質キーフレーム配信制御部106および基本動画配信制御部107の各々は、ネットワーク20のデータ転送速度、遅延等のネットワーク状況をモニタし、モニタ結果をネットワーク帯域予測部108へ通知するものとする。ネットワーク帯域予測部108は、ネットワーク20のモニタ結果からネットワーク利用可能帯域を予測し、帯域予測値を制御部109へ通知する。なお、ネットワークの利用可能帯域は、端末30との間で送受信されるパケットのサイズ、および動画トラフィック制御装置10がパケットを送信してから端末30からその応答を受信するまでの時間の統計により、推定することが可能である。
制御部109は動画トラフィック制御装置10の全体的な動作を制御する。後述するように、制御部109は、ネットワーク帯域に所定値以上の余裕がある場合に高画質キーフレームを送信する。たとえば、ネットワーク帯域予測部108からのネットワーク帯域予測値と基本動画の平均コンテンツビットレートとを比較し、その比較結果に応じて、高画質キーフレームの送信可否を制御する。
図2に例示するように、動画符号化部102は、キーフレームと参照フレームからなるオリジナル動画(GOP:Group Of Pictures)をベースとなる画質およびフレームレートで再符号化(トランスコード)して基本動画を生成する。
図3に例示するように、動画符号化部102は、オリジナル動画(GOP)のキーフレームを再符号化(トランスコード)し、オリジナル動画の解像度以下であって基本動画の解像度より高い高画質キーフレームを高画質キーフレーム蓄積部104に蓄積し、さらに当該高画質キーフレームの位置情報(たとえばタイムスタンプ情報)をメタデータ蓄積部105に蓄積する。なお、メタデータ蓄積部105には、タイムスタンプ情報と共に、当該高画質キーフレームの動きの大きさを示す動き情報を蓄積してもよい。
なお、図1における動画復号部101、動画符号化部102、高画質キーフレーム配信制御部106、基本動画配信制御部107およびネットワーク帯域予測部108からなる機能は、図示しないメモリに格納されたプログラムをコンピュータ(ここでは、動画トラフィック制御装置あるいはサーバのCPU(Central Processing Unit))上で実行することにより実現することもできる。
2.動作
以下、本実施形態による動画トラフィック制御について図4〜図6を参照しながら詳細に説明する。
図4に示すように、制御部109は、端末30からの動画視聴要求に応じて、サーバ40から動画信号を受信する(動作201)。続いて、制御部109は、動画復号部101および動画符合化部102を制御して、復号および再符号化することで基本動画を基本動画蓄積部103に、高画質キーフレームを高画質キーフレーム蓄積部104に、高画質キーフレームのタイムスタンプ等のメタデータをメタデータ蓄積部105に、それぞれ蓄積する(動作202)。
続いて、ネットワーク帯域予測部108は、高画質キーフレーム配信制御部106および基本動画配信制御部107からのネットワーク状況に関する情報を用いてネットワーク帯域を推定する(動作203)。
制御部109は、ネットワーク帯域予測部108により推定されたネットワーク帯域予測値が基本動画の平均コンテンツビットレートより小さいか否かを判断する(動作204)。ネットワーク帯域予測値が平均コンテンツビットレート以下であれば(動作204;NO)、制御部109は高画質キーフレーム配信制御部106を制御して高画質キーフレームの送信を停止する(動作205)。たとえば、図5に示すように、ネットワーク帯域予測値が平均コンテンツビットレートより小さい時間帯域T1、T2およびT3では、高画質キーフレームの送信が抑制される。
ネットワーク帯域予測値が平均コンテンツビットレートより高ければ(動作204;YES)、制御部109は、高画質キーフレーム配信制御部106を制御して、優先度に従って高画質キーフレームおよびそのタイムスタンプ情報を送信する(動作206)。高画質キーフレームの送信停止(動作205)あるいは高画質キーフレームの送信(動作206)のいずれの場合も、制御部109は、基本動画蓄積部103に蓄積された基本動画を基本動画配信制御部107から端末30へネットワーク20を通して送信する(動作207)。以下、動作201〜207を繰り返す。
高画質キーフレームは、動画の再生位置に関わらず、優先度の高いフレームから先に送信され、端末側でバッファリングされる。ただし、動画再生位置よりも前の高画質フレームは配信されない。図6に示すように、高画質キーフレームの優先度は動画の動きの大小により複数段階に分けられ、静止画の優先度が一番高く、相対的に動きが大きい画像ほど優先度が低くなる。その理由は、静止画あるいは動きの少ない画像はユーザにあらが見えやすいからである。したがって、動きの少ない高画質キーフレームほど優先的に端末30へ送信され、端末30において、基本動画のうち対応するキーフレームを高画質キーフレームに差し替えることで再生動画の品質を向上させることができる。
3.動画再生端末
図7に例示するように、動画再生端末30は、高画質キーフレーム受信部301、基本動画受信部302、動画合成部303、制御部304、動画復号部305および動画表示部306を有し、さらに、図示されていないが、動画表示部306以外の入力操作部等のユーザインタフェース、ネットワーク20との通信を行う通信部等を有する。言い換えれば、図7には動画再生端末30における動画プレーヤの概略的構成のみが図示されている。
図8に示すように、動画再生端末30は、まずサーバ40に対して動画の視聴要求を送信すると(動作401)、高画質キーフレーム受信部301および基本動画受信部302は、ネットワーク20から要求した動画の高画質キーフレームおよびタイムスタンプ情報と基本動画フレームとをそれぞれ受信し、バッファリングする(動作402)。制御部304は、受信した基本動画フレームを復号する前に、高画質キーフレームのタイムスタンプを参照して基本動画のキーフレームに対応する高画質キーフレームを受信しているか否かを判断する(動作403)。
高画質キーフレームを受信していれば(動作403;YES)、制御部304は、動画合成部303を制御して、基本動画のキーフレームを当該高画質キーフレームに差し替え(動作404)、動画復号部305へ出力する。動画復号部305は、高画質キーフレームに置き換わった基本動画フレームを復号し、復号された動画を動画表示部305に表示する(動作405)。図9に本実施形態による動画合成動作を模式的に示す。
図9に示すように、動画トラフィック制御装置10から送信された基本動画フレームとそのキーフレームに対応する高画質キーフレームとを受信した場合、動画再生端末30は、基本動画のキーフレームをそれに対応する高画質キーフレームに差し替え、高画質キーフレームに置き換わった基本動画フレームが復号され出力される。
なお、図7における高画質キーフレーム受信部301、基本動画受信部302、動画合成部303、制御部304および動画復号部305からなる機能は、図示しないメモリに格納されたプログラムをコンピュータ(ここでは、動画トラフィック制御装置あるいはサーバのCPU(Central Processing Unit))上で実行することにより実現することもできる。
4.効果
上述したように、本発明の実施形態によれば、配信動画フレームとは別に、そのキーフレームに対応する高品質キーフレームを送信し、受信側で、配信されたフレームのなかの対応するキーフレームを高品質キーフレームに差し替えて動画再生を行う。これにより、動画のトラフィックを削減すると共に、ネットワーク帯域の変動にリアルタイムに追従して可能な限り高品質な動画を再生することが可能となる。さらに、高画質キーフレームをネットワーク帯域に余裕があるときに送信するために、ネットワーク帯域を有効に利用することができる。
さらに、動きが小さいあるいは静止したシーンの高画質キーフレームを優先的に動画再生端末へ送信することで、再生動画の品質を向上させることができる。
5.他の実施形態
本発明の他の実施形態によれば、図10に示すように、動画符合化部102が複数の異なる画質(解像度)の高画質キーフレームを生成することもできる。このような複数の高画質キーフレームを高画質キーフレーム蓄積部104に蓄積しておき、ネットワーク帯域の予測状況に応じた画質レベルの高画質キーフレームを選択して端末30へ送信することもできる。このようにネットワーク状況に応じた高画質キーフレームを送信できるので、ネットワーク帯域を更に有効に利用することが可能となる。
6.付記
上述した実施形態の一部あるいは全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これらに限定されるものではない。
(付記1)
第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムであって、
前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、
前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、
ことを特徴とする通信システム。
(付記2)
前記第一通信装置は、前記ネットワークの利用可能帯域が所定値より大きいときのみ、前記高画質キーフレームを送信することを特徴とする付記1に記載の通信システム。
(付記3)
前記第一通信装置は、動きがより小さいシーンの高画質キーフレームをより優先的に前記第二通信装置へ送信することを特徴とする付記1または2に記載の通信システム。
(付記4)
前記第一通信装置は、画像品質が異なる複数の高画質キーフレームを用意し、前記ネットワークの帯域状況に応じて、前記複数の高画質キーフレームから一つを選択して送信することを特徴とする付記1−3のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記5)
ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置であって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信する第一送信手段と、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する第二送信手段と、
前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信するように前記第二送信手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記6)
前記制御手段が、前記ネットワークの利用可能帯域が所定値より大きいときのみ、前記高画質キーフレームを送信することを特徴とする付記5に記載の通信装置。
(付記7)
前記制御手段が、動きがより小さいシーンの高画質キーフレームをより優先的に送信することを特徴とする付記5または6に記載の通信装置。
(付記8)
前記制御手段が、画像品質が異なる複数の高画質キーフレームを用意し、前記ネットワークの帯域状況に応じて、前記複数の高画質キーフレームから一つを選択して送信することを特徴とする付記5−7のいずれか1項に記載の通信装置。
(付記9)
ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置であって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信する第一受信手段と、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信する第二受信手段と、
前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する再生制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記10)
第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムにおける通信方法であって、
前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、
前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、
ことを特徴とする通信方法。
(付記11)
前記第一通信装置は、前記ネットワークの利用可能帯域が所定値より大きいときのみ、前記高画質キーフレームを送信することを特徴とする付記10に記載の通信方法。
(付記12)
前記第一通信装置は、動きがより小さいシーンの高画質キーフレームをより優先的に前記第二通信装置へ送信することを特徴とする付記10または11に記載の通信方法。
(付記13)
前記第一通信装置は、画像品質が異なる複数の高画質キーフレームを用意し、前記ネットワークの帯域状況に応じて、前記複数の高画質キーフレームから一つを選択して送信することを特徴とする付記10−12のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記14)
ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置の通信制御方法であって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信し、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを生成し、
前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する、
ことを特徴とする通信制御方法。
(付記15)
前記ネットワークの利用可能帯域が所定値より大きいときのみ、前記高画質キーフレームを送信することを特徴とする付記14に記載の通信制御方法。
(付記16)
動きがより小さいシーンの高画質キーフレームをより優先的に送信することを特徴とする付記14または15に記載の通信制御方法。
(付記17)
画像品質が異なる複数の高画質キーフレームを用意し、前記ネットワークの帯域状況に応じて、前記複数の高画質キーフレームから一つを選択して送信することを特徴とする付記14−16のいずれか1項に記載の通信制御方法。
(付記18)
ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置の通信制御方法であって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信し、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信し、
前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する、
ことを特徴とする通信制御方法。
(付記19)
ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信する第一送信機能と、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する第二送信機能と、
前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信するように前記第二送信手段を制御する制御機能と、
を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。
(付記20)
ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信する第一受信機能と、
前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信する第二受信機能と、
前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する再生制御機能と、
を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。
本発明は、動画配信システム全般に利用可能である。
10 動画トラフィック制御装置
20 ネットワーク
30 動画再生端末
40 動画配信サーバ
101 動画復号部
102 動画符合化部
103 基本動画蓄積部
104 高画質キーフレーム蓄積部
105 メタデータ蓄積部
106 高画質キーフレーム配信制御部
107 基本動画配信制御部
108 ネットワーク帯域予測部
109 制御部
301 高画質キーフレーム受信部
302 基本動画受信部
303 動画合成部
304 制御部
305 動画復号部
306 動画表示部

Claims (10)

  1. 第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムであって、
    前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、
    前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第一通信装置は、前記ネットワークの利用可能帯域が所定値より大きいときのみ、前記高画質キーフレームを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第一通信装置は、動きがより小さいシーンの高画質キーフレームをより優先的に前記第二通信装置へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記第一通信装置は、画像品質が異なる複数の高画質キーフレームを用意し、前記ネットワークの帯域状況に応じて、前記複数の高画質キーフレームから一つを選択して送信することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置であって、
    キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信する第一送信手段と、
    前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する第二送信手段と、
    前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信するように前記第二送信手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  6. ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置であって、
    キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信する第一受信手段と、
    前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信する第二受信手段と、
    前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する再生制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  7. 第一通信装置から第二通信装置へネットワークを介して動画を送信する通信システムにおける通信方法であって、
    前記第一通信装置が、キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームと前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームとを前記第二通信装置へ送信し、
    前記第二通信装置が、前記動画フレームの前記キーフレームを前記高画質キーフレームに差し替えて動画再生を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
  8. ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置の通信制御方法であって、
    キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信し、
    前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを生成し、
    前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  9. ネットワークを介して他の通信装置から動画を受信する通信装置の通信制御方法であって、
    キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置から受信し、
    前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置から受信し、
    前記動画フレームのキーフレームに対応する前記高画質キーフレームを受信していれば、前記キーフレームを前記高画質キーフレームにより差し替えて動画復号を実行する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  10. ネットワークを介して他の通信装置へ動画を送信する通信装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    キーフレームおよび参照フレームからなる動画フレームを前記他の通信装置へ送信する第一送信機能と、
    前記キーフレームより高い画像品質を有する高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信する第二送信機能と、
    前記動画フレームのキーフレームより先に当該キーフレームに対応する前記高画質キーフレームを前記他の通信装置へ送信するように前記第二送信手段を制御する制御機能と、
    を前記コンピュータに実現することを特徴とするプログラム。
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