JP2024001758A - 荷重センサ - Google Patents

荷重センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2024001758A
JP2024001758A JP2022100627A JP2022100627A JP2024001758A JP 2024001758 A JP2024001758 A JP 2024001758A JP 2022100627 A JP2022100627 A JP 2022100627A JP 2022100627 A JP2022100627 A JP 2022100627A JP 2024001758 A JP2024001758 A JP 2024001758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor element
moving member
sensor
load
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022100627A
Other languages
English (en)
Inventor
学 谷本
Manabu Tanimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hi Lex Corp
Original Assignee
Hi Lex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hi Lex Corp filed Critical Hi Lex Corp
Priority to JP2022100627A priority Critical patent/JP2024001758A/ja
Publication of JP2024001758A publication Critical patent/JP2024001758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、検出精度の低下を抑制することができる、荷重センサの提供を目的とする。【解決手段】荷重センサ1は、移動部材2に接続され、移動部材2の第1方向D1への移動に伴って第1方向D1に沿って移動可能な従動部材11と、従動部材11とともに移動する第1センサ要素12と、従動部材11に第1センサ要素12を取り付けるための取付部材13と、基部3に対して不動に取り付けられ、第1センサ要素12と相互作用する第2センサ要素14と、第1センサ要素12が、第2センサ要素14に対して所定の位置関係で移動するように第1センサ要素12を所定の経路に沿って案内する案内部15とを備え、取付部材13は、第1方向D1に対して垂直な方向に変位可能な変位部131を有している。【選択図】図2

Description

本発明は荷重センサに関する。
電動パーキングブレーキ装置などの駆動装置において、駆動対象の駆動荷重を検知するために荷重センサが用いられる。荷重センサは、例えば、特許文献1に開示されているように、磁石と、ホールICとを備えている。荷重センサは、磁石とホールICとの間の位置関係によって、駆動対象の駆動荷重を検知する。
特開2020-67427号公報
しかし、複数の構成部材を有する駆動装置において、駆動装置の駆動の際の構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレなどにより、磁石に対してホールICが位置ずれして検出精度の低下が起きる場合がある。
そこで、本発明は、検出精度の低下を抑制することができる、荷重センサの提供を目的とする。
本発明の荷重センサは、基部に対して第1方向に移動する移動部材を備えた駆動装置において、前記移動部材に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する荷重センサであって、前記荷重センサが、前記移動部材に接続され、前記移動部材の前記第1方向への移動に伴って前記第1方向に沿って移動可能な従動部材と、前記従動部材とともに移動する第1センサ要素と、前記従動部材に前記第1センサ要素を取り付けるための取付部材と、前記駆動装置の前記基部に対して不動に取り付けられ、前記第1センサ要素と相互作用する第2センサ要素と、前記第1センサ要素が、第2センサ要素に対して所定の位置関係で移動するように前記第1センサ要素を所定の経路に沿って案内する案内部とを備え、前記取付部材は、前記第1方向に対して垂直な方向に変位可能な変位部を有している。
本発明の荷重センサによれば、検出精度の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態の荷重センサを備えた駆動装置の内部を示す概略図である。 図1のII-II線の位置で切断した駆動装置の断面図である。 図2に示される状態から、移動部材の全長が短くなるように移動部材が移動した状態を示す駆動装置の断面図である。 図3に示される状態からさらに移動部材が移動して、荷重センサの従動部材が移動した状態を示す駆動装置の断面図である。 荷重センサを備えた駆動装置の変形例を示す概略図である。 荷重センサを備えた駆動装置の他の変形例を示す概略図である。 連結部材が接続された一実施形態の荷重センサを示す側面図である。 図7に示される荷重センサの斜視図である。 図1におけるIX-IX線断面図である。 基部に収容された荷重センサの斜視図である。 第1センサ要素が案内された案内部を第1方向に見た概略図である。 案内部がない場合の、第1センサ要素の第2方向での位置ズレを示す参考図である。 案内部がない場合の、第1センサ要素の第3方向での位置ズレを示す参考図である。 案内部によって第1センサ要素の位置が矯正された状態を示す図である。 第2実施形態の荷重センサの概略側面図である。 第2実施形態の荷重センサの概略上面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態の荷重センサを説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまで一例であり、本発明の荷重センサは、以下の実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「Aに垂直」およびこれに類する表現は、Aに対して完全に垂直な方向のみを指すのではなく、Aに対して略垂直であることを含んで指すものとする。また、本明細書において、「Bに平行」およびこれに類する表現は、Bに対して完全に平行な方向のみを指すのではなく、Bに対して略平行であることを含んで指すものとする。また、本明細書において、「C形状」およびこれに類する表現は、完全なC形状のみを指すのではなく、見た目にC形状を連想させる形状(略C形状)を含んで指すものとする。
図1および図2に示されるように、本実施形態の荷重センサ1は、基部3に対して第1方向D1に移動する移動部材2を備えた駆動装置DRにおいて、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する。
荷重センサ1が設けられる駆動装置DRは、移動部材2を第1方向D1に移動させる。本実施形態では、移動部材2が第1方向D1に移動することで、所定の駆動対象O(図1参照)が駆動される。駆動装置DRの構成は、移動部材2を第1方向D1に移動させることで、所定の駆動対象Oを駆動させることができれば、特に限定されない。本実施形態では、駆動装置DRは、図1に示されるように、移動部材2を第1方向D1に移動可能に支持する基部3と、移動部材2と、荷重センサ1と、移動部材2を移動させる駆動力を発生させる駆動部4と、駆動部4の駆動力を移動部材2に伝達する伝動部5とを備えている。本実施形態では、駆動装置DRにおいて、駆動部4が動作することで、駆動部4の駆動力が伝動部5を介して移動部材2に伝達される。これにより、移動部材2が第1方向D1に移動し、(後述する長尺部材7を介して)所定の駆動対象Oが駆動される。
駆動装置DRの用途は、移動部材2を第1方向D1に移動させることで、所定の駆動対象Oを駆動させることができれば、特に限定されない。本実施形態では、駆動装置DRは、ブレーキシュー等のブレーキ機構(駆動対象O)を駆動する、電動式パーキングブレーキ装置である。駆動対象Oは、本実施形態では、ブレーキ機構であるが、駆動装置DRによって直接または間接的に駆動される対象であれば特に限定されない。駆動装置DRの構造は、移動部材2を第1方向D1に移動させることで、所定の駆動対象Oを駆動させることができれば、特に限定されない。本実施形態では、駆動装置DRは、図1に示されるように、接続部材6を介して移動部材2に接続される長尺部材7をさらに備えている。図1および図2に示されるように、長尺部材7の一端は接続部材6に接続され、長尺部材7の他端は駆動対象Oに接続されている。駆動対象Oは、移動部材2によって操作された長尺部材7によって操作される。本実施形態では、長尺部材7は可撓性を有するケーブル(コントロールケーブルのインナーケーブル)であるが、長尺部材はロッド等、ケーブル以外の長尺の部材であってもよい。駆動装置DRは、移動部材2に接続される長尺部材7を有さずに、移動部材2と駆動対象Oとが直接接続された構造を有していてもよい。
本明細書において、第1方向D1は、基部3に対する移動部材2の移動方向である。本実施形態では、第1方向D1は、軸状に延びる移動部材2の軸X(図1および図2参照)方向と同じ方向(平行な方向)である。なお、本明細書において、移動部材2が移動する方向のうちの一方を、第1方向D1の一方と呼び、その反対方向を第1方向D1の他方と呼ぶ。本実施形態においては、第1方向D1の一方は、駆動対象Oが駆動されるときに移動部材2が移動する方向(本実施形態では、図1および図2において右側)であり、第1方向D1の他方は、駆動対象Oが駆動されるときに移動部材2が移動する方向とは反対の方向(本実施形態では、図1および図2において左側)である。また、後述する第1センサ要素12と第2センサ要素14とが対向する方向を第2方向D2と呼ぶ。本実施形態では、第2方向D2は、第1方向D1に対して垂直な方向(移動部材2の径方向)のうちの1の方向(移動部材2に近付く方向および離れる方向を含む方向を)である。より具体的には、第2方向D2は、第1方向D1に対して垂直な方向(移動部材2の径方向)のうち、移動部材2の軸Xと後述する第1センサ要素12とが互いに離間している方向(図2における上下方向)である。また、第1方向D1および第2方向D2の両方に垂直な方向を第3方向D3(図1における上下方向)と呼ぶ。
基部3は、図1に示されるように、荷重センサ1、移動部材2、駆動部4、伝動部5、接続部材6等、駆動装置DRの構成部材の一部または全部を支持する。基部3の形状および構造は、駆動装置DRの構成部材を支持することができれば、特に限定されない。本実施形態では、基部3は、駆動装置DRの構成部材を収容するケーシングである。より具体的には、基部3は、荷重センサ1、移動部材2、駆動部4、伝動部5、接続部材6を内部に収容するケーシングである。基部3の構造は特に限定されないが、本実施形態では、基部3は、第2方向D2で一方側の半体である第1ケーシング(図2における下側のケーシング)と、第2方向D2で他方側の半体である第2ケーシング(図2における上側のケーシング)とを備えている。
本実施形態では、基部3は、図1に示されるように、荷重センサ1が収容されるセンサ収容部31と、駆動部4が収容される駆動部収容部32と、接続部材6が案内され、移動部材2が移動する移動経路33と、基部3の外部へと長尺部材7が導出される導出部34とを備えている。本実施形態では、移動経路33において、移動部材2および接続部材6が基部3に対して第1方向D1に移動可能に収容されている。また、センサ収容部31において、荷重センサ1の後述する従動部材11が基部3に対して第1方向D1に移動可能に収容されている。
駆動部4は、移動部材2を移動させる駆動力を発生させる。より具体的には、駆動部4は、駆動対象Oを駆動するために、移動部材2を移動させる駆動力を発生させる。本実施形態では、駆動部4の駆動力によって、後述するように、第2移動部材22が回転することにより、図2~図4に示されるように、第1移動部材21が第2移動部材22(および基部3)に対して第1方向D1の一方に相対移動する。第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動することによって、接続部材6が第1方向D1の一方に移動する。この接続部材6の第1方向D1の一方への移動によって、長尺部材7が第1方向D1の一方に操作されて駆動対象Oが駆動される。
駆動部4は、本実施形態では、モータ41を備えている。モータ41は、正逆回転可能に構成され、第2移動部材22を軸Xまわりで一方の回転方向と他方の回転方向に回転させることができる。モータ41は、減速機構を介して伝動部5に接続される。
伝動部5は、移動部材2を第1方向D1に移動させる駆動部4の駆動力を移動部材2に伝達する。伝動部5の構造は、駆動部4の駆動力を移動部材2に伝達することができれば、特に限定されない。伝動部5は、例えば、1または複数の歯車などの駆動力伝達部材を備えている。本実施形態では、伝動部5の駆動力伝達部材は、図2に示されるように、第2移動部材22に嵌合する嵌合部材51を備えている。嵌合部材51は、本実施形態では、第2移動部材22を軸Xまわりに回転させるように、かつ、第2移動部材22が嵌合部材51に対して第1方向D1に移動することを許容するように、第2移動部材22と嵌合している。具体的には、図2~図4に示されるように、嵌合部材51は、第2移動部材22と同軸上に配置され、第2移動部材22の外周と軸Xまわりに係合している。これにより、嵌合部材51が軸Xまわりに回転したときに、第2移動部材22も回転し、かつ、第2移動部材22は嵌合部材51に対して第1方向D1に相対移動可能となる(図3および図4参照)。嵌合部材51の構造は特に限定されない。本実施形態では、嵌合部材51は、基部3にベアリングBを介して回転可能に支持された歯車である。本実施形態では、駆動部4の駆動力が、複数の歯車等の駆動力伝達部材を経由して嵌合部材51に伝達されると、嵌合部材51が第2移動部材22の軸Xまわりに回転し、第2移動部材22を軸Xまわりに回転させる。これにより、詳細は後述するが、軸Xまわりの回転が規制された第1移動部材21は、図2に示される状態から図3に示される状態までのように、第2移動部材22に対して第1方向D1で一方に相対移動する。
接続部材6は、移動部材2と長尺部材7とを接続する。本実施形態では、接続部材6は、図1および図2に示されるように、第1移動部材21の第1方向D1で他方の端部に接続されている。また、接続部材6は、長尺部材7の第1方向D1で一方の端部に接続されている。本実施形態では、接続部材6は、第1移動部材21の軸Xまわりの回転を規制するように構成されている。具体的には、接続部材6は、基部3の移動経路33において、軸Xまわり方向で基部3と係合するように構成され、第1移動部材21は接続部材6に対して軸Xまわり方向で係合するように接続されている。これにより、後述するように、第2移動部材22に螺合する第1移動部材21は、第2移動部材22が軸Xまわりに回転したときに、軸Xまわりに回転することが抑制され、軸Xまわりに回転せずに、第2移動部材22に対して第1方向D1で一方に移動する。なお、第1移動部材21の第1方向D1で他方の端部に接続部材6が一体に設けられていてもよい。
移動部材2は、基部3に対して第1方向D1に移動する。本実施形態では、図2に示されるように、移動部材2の第1方向D1で一方側は、(後述する連結部材8を介して)荷重センサ1(従動部材11)に接続され、移動部材2の第1方向D1で他方側は、(長尺部材7を介して)駆動対象Oに接続されている。移動部材2は、本実施形態では、駆動部4の駆動力によって基部3に対して第1方向D1の一方に移動することで、駆動対象Oを駆動する。なお、「第1方向D1に移動する」という表現は、移動部材2の一部(本実施形態では第1移動部材21)が移動部材2の他の部分(本実施形態では第2移動部材22)に対して相対移動することで、基部3に対して第1方向D1に移動すること、および、移動部材2の全体が基部3に対して第1方向D1に移動することの両方を含む。
本明細書において説明する移動部材2の構成はあくまで一例であり、移動部材2の形状および構造は、基部3に対して第1方向D1に移動するように構成され、後述する荷重センサ1の検知原理を適用可能であれば、特に限定されない。移動部材2は、1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材によって構成されていてもよい。本実施形態では、移動部材2は、互いに対して第1方向D1に相対移動可能な、第1移動部材21および第2移動部材22を有している。詳細は後述するが、本実施形態では、図2および図3に示されるように、第1移動部材21が所定量移動した後(第1移動部材21が移動限度まで移動した後(図3参照))、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されると、第2移動部材22は、荷重センサ1の付勢部材16の付勢力に抗して、第1方向D1で他方に従動部材11とともに移動する(図4参照)。
第1移動部材21は、第2移動部材22に対して第1方向D1で相対移動するように、第2移動部材22に接続されている。本実施形態では、第1移動部材21の第1方向D1で一方側は、第2移動部材22に接続され、第1移動部材21の第1方向D1で他方側は、接続部材6に接続されている。
本実施形態では、第1移動部材21は、図2に示されるように、ネジ部211を有し、第2移動部材22の第1ネジ部221と螺合している。第2移動部材22が駆動部4の駆動力によって軸Xまわりに回転駆動されることで、第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動する。本実施形態では、第1移動部材21は、軸Xまわりの回転が規制されており、第2移動部材22が回転することによって、第2移動部材22に対して第1方向D1に移動する。
第1移動部材21の形状および構造は、第2移動部材22が軸Xまわりに回転駆動されることで、第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動することができれば、特に限定されない。本実施形態では、第1移動部材21は、第1方向D1に延びる軸部材によって構成されている。第1移動部材21のネジ部211は、本実施形態では、第1移動部材21の外周の設けられた雄ネジによって構成されている。しかし、例えば、第2移動部材22の第1ネジ部が第2移動部材22の外周に設けられた雄ネジによって構成されている場合は、第1移動部材が筒状に形成され、第1移動部材のネジ部は、筒状の第1移動部材の内面に設けられた雌ネジによって構成されていてもよい。
第2移動部材22は、軸Xまわりに回転することで第1移動部材21を第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動させる。本実施形態では、第2移動部材22は、(伝動部5を介して)駆動部4に接続され、駆動部4の駆動力によって軸Xまわりに回転する。本実施形態では、第2移動部材22は、伝動部5によって伝達された駆動部4の駆動力によって第2移動部材22が軸Xまわりに回転するように、伝動部5に接続されている。具体的には、第2移動部材22は、伝動部5(嵌合部材51)と軸Xまわりに係合する被係合部223(図1参照)を有している。本実施形態では、第2移動部材22の被係合部223は、第2移動部材22の外面に設けられており、嵌合部材51の内周に設けられた係合部(図示せず)と係合することで、嵌合部材51の回転によって、第2移動部材22が軸Xまわりに回転する。
本実施形態では、第2移動部材22の第1方向D1で一方側が荷重センサ1に接続され、第2移動部材22の第1方向D1で他方側が第1移動部材21に接続されている。第2移動部材22は、図2に示されるように、第1移動部材21のネジ部211と螺合する第1ネジ部221を有している。上述したように、第2移動部材22が軸Xまわりに回転することで、第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動する。
第2移動部材22の形状および構造は、第2移動部材22が軸Xまわりに回転することで第1移動部材21を第2移動部材22に対して第1方向D1に相対移動させることができれば、特に限定されない。本実施形態では、第2移動部材22は、第1方向D1に延びる筒状部材によって構成されている。第2移動部材22の第1ネジ部221は、本実施形態では、筒状の第2移動部材22の内面に設けられた雌ネジによって構成されている。しかし、例えば、第1移動部材のネジ部が筒状の第1移動部材の内面に設けられた雌ネジによって構成されている場合、第2移動部材が軸部材によって構成され、軸部材である第2移動部材の第1ネジ部は、第2移動部材の外面に設けられた雄ネジによって構成されていてもよい。
また、本実施形態では、第2移動部材22は、図2に示されるように、連結部材8のネジ部81と螺合する第2ネジ部222を有している。第2ネジ部222は、第1ネジ部221と逆方向にネジ溝が切られている。また、第1移動部材21のネジ部211と、連結部材8のネジ部81とは、逆方向にネジ溝が切られている。これにより、図2および図3に示されるように、第2移動部材22が軸Xまわりに回転したときに、第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1で一方に相対移動し、連結部材8が第2移動部材22に対して第1方向D1で他方に相対移動する(本実施形態では、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されるまでは、連結部材8は荷重センサ1に設けられた付勢部材16によって基部3に対して移動することが抑制されているので、第2移動部材22が連結部材8に対して第1方向D1で一方に移動する)。第2移動部材22の第2ネジ部222は、本実施形態では、筒状の第2移動部材22の内面に設けられた雌ネジによって構成されている。しかし、例えば、連結部材が筒状に形成され、連結部材8のネジ部が筒状の連結部材の内面に設けられた雌ネジによって構成されている場合、第2移動部材が軸部材によって構成され、軸部材である第2移動部材の第2ネジ部は、第2移動部材の外面に設けられた雄ネジによって構成されていてもよい。
なお、移動部材2の構成は、図1~図4に示されるものに限定されない。例えば、図5および図6に示される変形例のように、第2移動部材22と連結部材8とが螺合せず、第2移動部材22と連結部材8(および従動部材11)との間に第1方向D1での相対移動が生じないように、第2移動部材22と連結部材8とが接続されていてもよい。図5および図6に示される変形例では、駆動部4の駆動力によって第2移動部材22が軸Xまわりに回転すると、第1移動部材21が第2移動部材22に対して第1方向D1で一方に移動する。第1移動部材21が所定量移動した後(第1移動部材21が移動限度まで移動した後)、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されると、第2移動部材22は、荷重センサ1の付勢部材16の付勢力に抗して、第1方向D1で他方に従動部材11とともに移動する。なお、図5に示される変形例は、後述するように、荷重センサ1の構成が図1~図4に示される実施形態と異なる以外は、基本的な作動原理は図1~図4に示される実施形態と同様である。また、図6に示される変形例は、荷重センサ1の構成および位置が図1~図4に示される実施形態と異なる以外は、基本的な作動原理は図1~図4に示される実施形態と同様である。
連結部材8は、移動部材2と荷重センサ1とを連結する。具体的には、連結部材8は、移動部材2に対して第1方向D1に加わる荷重を荷重センサ1(従動部材11)に伝達できるように、移動部材2と荷重センサ1とを連結している。連結部材8の形状および構造は、移動部材2に対して第1方向D1に加わる荷重を荷重センサ1(従動部材11)に伝達できるように、移動部材2と荷重センサ1とを連結することができれば、特に限定されない。連結部材8は、図2~図4に示されるように、移動部材2(第2移動部材22)に加わった第1方向D1での荷重が従動部材11に伝達されるように、従動部材11と連結される連結部82を有している。本実施形態では、連結部82は、従動部材11と第1方向D1で係合するように構成されている。
本実施形態では、連結部材8は、図2~図4、図7および図8に示されるように、第2移動部材22に螺合する第1方向D1に延びる軸部材として構成されている。連結部材8は、本実施形態では、第2移動部材22の第2ネジ部222と螺合するネジ部81を有している。なお、図5および図6に示される変形例のように、連結部材8はネジ部を有していなくてもよい。また、本実施形態では、連結部材8は、第2移動部材22および従動部材11とは別体として設けられているが、第2移動部材22または従動部材11と一体に設けられていてもよい。
次に、荷重センサ1について説明する。荷重センサ1は、図2~図4に示されるように、移動部材2に接続され、移動部材2の第1方向D1への移動に伴って第1方向D1に沿って移動可能な従動部材11と、従動部材11とともに移動する第1センサ要素12と、従動部材11に第1センサ要素12を取り付けるための取付部材13と、駆動装置DRの基部3に対して不動に取り付けられ、第1センサ要素12と相互作用する第2センサ要素14と、第1センサ要素12が、第2センサ要素14に対して所定の位置関係で移動するように第1センサ要素12を所定の経路に沿って案内する案内部15とを備えている。本実施形態では、荷重センサ1はさらに、従動部材11を第1方向D1に付勢する付勢部材16を備えている。
<荷重センサの作動原理>
荷重センサ1は、詳細は後述するが、移動部材2に所定以上の荷重が負荷された際に、従動部材11が移動部材2とともに第1方向D1に所定量以上移動して、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係が変化する。これにより、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことが検知される。したがって、駆動対象Oに所定以上の荷重が負荷されたことが検知される。より具体的には、移動部材2に所定以上の荷重が負荷された際に、従動部材11が付勢部材16の付勢力に抗して第1方向D1に所定量移動することで、従動部材11と共に第1方向D1に移動する第1センサ要素12と、基部3に対して不動な第2センサ要素14との間の位置関係が変化する。このときのセンサ出力の変化によって、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことが検知される。移動部材2に所定の荷重が負荷されるまでは、付勢部材16等により、従動部材11は移動しないか、移動量が所定範囲内となるように駆動装置DRの各構成部材が設計されている。したがって、従動部材11が所定量以上移動したことが第1センサ要素12および第2センサ要素14からのセンサ出力によって検知されることで、移動部材2および駆動対象Oに所定以上の荷重が負荷されたことが検知される。なお、移動部材2に負荷される「所定以上の荷重」および従動部材11の移動量である「所定量」は、荷重センサ1が適用される駆動装置DRや駆動対象Oに応じて適宜変更されるので、特に限定されない。
従動部材11は、移動部材2に直接または間接的に接続されており、移動部材2の第1方向D1への移動に伴って第1方向D1に沿って移動する。従動部材11には、上述したように、取付部材13を介して第1センサ要素12が接続されている。したがって、従動部材11が第1方向D1に移動することによって、第1センサ要素12も第1方向D1に移動して、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係が変化する。
本実施形態では、従動部材11は、従動部材11が連結された移動部材2に所定以上の荷重が負荷されるまでは従動部材11が第1方向D1に移動することが抑制されるように、付勢部材16によって付勢されている。より具体的には、駆動対象Oが移動部材2によって操作される際に、従動部材11は、第2移動部材22から(連結部材8を介して)第1方向D1のうち1つの方向(本実施形態では第1方向D1の他方(図2における左方向))に向かう力を受ける。一方、従動部材11は、付勢部材16によって、第2移動部材22から従動部材11に加わる力とは反対方向(図2における右方向)に付勢されている。したがって、従動部材11は、第2移動部材22に所定以上の荷重が負荷されるまで(第2移動部材22に加わる荷重が付勢部材16の付勢力を超えるまで)は、基部3に対する相対移動が抑制され、図2に示される所定の位置に保持される。第2移動部材22に、付勢部材16の付勢方向とは反対方向(図2における左方向)に、付勢部材16の付勢力を超える所定以上の荷重が負荷されると、従動部材11は、第2移動部材22とともに第1方向D1のうち、付勢部材16の付勢方向とは反対方向(図2における左方向)に移動する。
従動部材11が設けられる位置は、従動部材11が移動部材2および第1センサ要素12とともに第1方向D1に移動可能であれば、特に限定されない。本実施形態では、従動部材11は、移動部材2(第2移動部材22)に対して第1方向D1で一方側に設けられているが、図6の変形例に示されるように、移動部材2(第2移動部材22)に対して第1方向D1で他方側に設けられていてもよい。
本実施形態では、従動部材11は、図1および図2に示されるように、基部3のセンサ収容部31に第1方向D1に移動可能に設けられている。本実施形態では、従動部材11は、基部3に設けられた当接壁W1と、停止壁W2との間で第1方向D1に移動するように設けられている。当接壁W1は、付勢部材16によって第1方向D1に付勢された従動部材11と当接して、従動部材11を所定の位置に保持する。当接壁W1は、本実施形態では、図2に示されるように、基部3の第1方向D1の一方の端壁の内面によって構成されている。しかし、当接壁が設けられる位置は、付勢部材16によって付勢された従動部材11を、第1方向D1で所定の位置に保持できるように設けられていれば、特に限定されない。停止壁W2は、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されて従動部材11が第1方向D1に移動したときに、従動部材11と接触して停止させることで、従動部材11の移動量を所定範囲に制限する。これにより、付勢部材16が大きく変形することが抑制され、付勢部材16や駆動装置DRの構成部材の破損が抑制される。停止壁W2の形状および構造は、従動部材11と接触して停止させることで、従動部材11の移動量を所定範囲に制限することができれば、特に限定されない。本実施形態では、停止壁W2は、第1方向D1および第3方向D3に延びる、基部3の底面3a(図2参照)から略垂直に伸びる柱状の支柱部35(図9および図10参照)の一端に設けられている。
従動部材11の形状および構造は、従動部材11が移動部材2および第1センサ要素12とともに第1方向D1に移動可能であれば、特に限定されない。本実施形態では、従動部材11は、図7、図8および図10に示されるように、移動部材2と同軸状に延びる筒状体である。具体的には、従動部材11は、図2、図7および図8に示されるように、第1方向D1に対して垂直に延びる底壁111と、底壁111に対して垂直な方向(第1方向D1)に延びる側壁112とを備えた、有底筒状体によって構成されている。底壁111には、連結部材8が接続されている。具体的には、図2、図7および図8に示されるように、連結部材8の第1方向D1で一方の端部が底壁111を貫通し、連結部材8の端部において拡径した頭部に設けられた連結部82が、底壁111の外面と第1方向D1で係合している。なお、本実施形態では、連結部材8が軸Xまわりに回転することが規制されるように、連結部材8は、図8に示されるように、従動部材11に対する軸Xまわりの相対回転が規制されるように、従動部材11に取り付けられている。従動部材11も基部3に対する軸Xまわりの相対回転が規制されるように、基部3に設けられている。したがって、第2移動部材22が軸Xまわりに回転したときに、連結部材8が軸Xまわりに共回りすることが抑制される。
また、図2に示されるように、底壁111および側壁112の内面によって画定された従動部材11の内部空間には、付勢部材16が収容されている。底壁111の内面は、コイルバネである付勢部材16の第1方向D1で一方の端部が当接するバネ座として機能している。なお、付勢部材16の第1方向D1で他方の端部は、基部3に設けられたバネ座に当接している。本実施形態では、基部3のバネ座は停止壁W2に設けられている。側壁112の外面のうち、第2方向D2で一方(図2における上側)には、取付部材13が取り付けられる被取付部112aが設けられている。被取付部112aの形状および構造は、取付部材13を取り付けることができれば、特に限定されない。
付勢部材16は、従動部材11を第1方向D1に付勢する。具体的には、付勢部材16は、移動部材2に所定の荷重が負荷されるまでは、従動部材11が移動しないか、移動量が所定範囲内となるように、従動部材11を第1方向D1に付勢する。付勢部材16の形状および構造は、従動部材11を第1方向D1に付勢することができれば、特に限定されない。本実施形態では、付勢部材16は、第1方向D1に延びるコイルバネであるが、付勢部材16は、空気バネやゴム等、他の付勢部材であってもよい。本実施形態では、付勢部材16は、例えば、駆動装置DRが駆動されていない状態など、移動部材2が無負荷の状態で、従動部材11が当接壁W1を第1方向D1に押圧するように設けられている。具体的には、コイルバネである付勢部材16は圧縮された状態で設けられており、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されるまでは、付勢部材16の付勢力によって、従動部材11が所定の位置に保持されるように構成されている。
第1センサ要素12および第2センサ要素14は、相互作用することで、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係の変化を検知して、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する。具体的には、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されると、第1センサ要素12は従動部材11とともに第1方向D1に移動する(図4参照)。これにより、図4に示される、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたときの、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係は、図2および図3に示される、移動部材2に所定以上の荷重が負荷される前の第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係に対して変化する。この第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係の変化に対応したセンサ出力により、荷重センサ1は、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する。
第1センサ要素12および第2センサ要素14の構成は、相互作用することで、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置関係の変化を検知して、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを検知することができれば、特に限定されない。本実施形態では、第1センサ要素12および第2センサ要素14は、磁石とホールICとの位置関係の変動による磁界の変化を検出する磁界センサを構成している。第1センサ要素および第2センサ要素は、磁界センサではなく、発光部および受光部によってよって構成された光学センサ等、他のセンサであってもよい。本実施形態では、第1センサ要素12が磁石であり、第2センサ要素14がホールICである。従動部材11とともに第1方向D1に移動する第1センサ要素12が磁石で、第2センサ要素14がホールICである場合、基部3に対して不動に取り付けられる第2センサ要素14側に配線が設けられ、移動する第1センサ要素12には配線が必要ない。したがって、第1センサ要素12を配置する際に配線を考慮する必要が無くなり、荷重センサ1の設計の自由度を高めることができる。
本実施形態では、第1センサ要素12は、図2、図7および図8に示されるように、取付部材13を介して従動部材11に接続されている。これにより、第1センサ要素12は、従動部材11と所定の位置関係を維持した状態で、従動部材11と共に移動する。第1センサ要素12は、図7および図8に示されるように、磁石121と磁石ハウジング122とを備えている。磁石ハウジング122は、磁石121を取り付け可能に構成された容器である。磁石ハウジング122は磁石収容部122aと、取付部材13の一端が接続される接続部122bとを有している。磁石ハウジング122は、後述するように、案内部15内を案内され、案内部15の内部空洞に応じた形状とされている。磁石ハウジング122の形状は、案内部15の内部空洞に入る形状であれば、特に限定されないが、本実施形態では、略直方体状に形成されている。本実施形態では、磁石ハウジング122は、図8および図11に示されるように、磁石ハウジング122の第2方向D2の両端に設けられた面から第2方向D2に突出する突部Pを有している。突部Pは、案内部15との接触面積を減らすことによって案内部15との間の摺動抵抗を低減している。突部Pは、本実施形態では第1方向D1に延びるレール状に形成されている。
第2センサ要素14は、基部3に対して不動に取り付けられる。本実施形態では、第2センサ要素14は、図2、図9および図10に示されるように、基板Sに支持され、基板Sを介して基部3に対して取り付けられている。より具体的には、第2センサ要素14が取り付けられる基板Sが、案内部15を備えた案内部材Gに固定され、案内部材Gが基部3(支柱部35)に固定されることで、第2センサ要素14が基部3に対して固定されている。第2センサ要素14が基部3に不動に取り付けられる(固定される)ことによって、第2センサ要素14は、第1方向D1、第2方向D2および第3方向D3で基部3に対して移動しない。
取付部材13は、従動部材11に第1センサ要素12を取り付ける。取付部材13によって第1センサ要素12が従動部材11に取り付けられることで、図3および図4に示されるように、従動部材11が第1方向D1に移動したときに、第1センサ要素12は従動部材11と共に第1方向D1に移動する。本実施形態では、取付部材13は、図7、図8および図10に示されるように、第1方向D1に対して垂直な方向に変位可能な変位部131を有している。変位部131は、後述するように、第1センサ要素12が、案内部15の所定の経路に沿って移動するように位置を矯正されたときに、従動部材11と第1センサ要素12との間の位置関係の変化に対応して変位する(図14参照)。
取付部材13の形状および構造は、従動部材11に第1センサ要素12を取り付けることができ、変位部131を有していれば、特に限定されない。本実施形態では、取付部材13は、図7、図8および図10に示されるように、従動部材11に片持ち支持された、第1方向D1に延びる細長い板状部材によって構成されている。板状部材によって構成された取付部材13は、所定の剛性を有するとともに所定の可撓性を有している。なお、取付部材13は、所定の剛性を有するとともに所定の可撓性を有するワイヤやロッド等の線状部材であってもよい。取付部材13は、取付部材13の一端側に設けられ、従動部材11の外周に取り付けられる取付部132と、取付部材13の他端側に設けられ、第1センサ要素を支持する第1センサ支持部133(図2参照)とを備えている。第1方向D1で取付部132と第1センサ支持部133との間には、変位部131が設けられている。変位部131の詳細については後述する。
取付部132は、図7および図8に示されるように、従動部材11の外周に所定の固定手段によって固定される。本実施形態では、取付部132は、第1方向D1に延びる板状に形成され、ネジによって従動部材11の外周に固定されている。第1センサ支持部133は、取付部材13の、取付部132が設けられた端部とは反対側の端部に設けられており、第1センサ要素12を片持ち状に支持している。第1センサ支持部133と第1センサ要素12との間の固定方法は特に限定されないが、本実施形態では、第1センサ支持部133は、第1センサ要素12の磁石ハウジング122に挿入された状態で固定されている。
案内部15は、第1センサ要素12が第2センサ要素14に対して所定の位置関係で移動するように第1センサ要素12を所定の経路に沿って案内する。ここで、「所定の経路」とは、第1センサ要素12および第2センサ要素14によって、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを正確に検知が可能となるような、第1センサ要素12の移動経路をいう。具体的には、案内部15の所定の経路は、第1方向D1に沿って略線形に延びる経路であり、少なくとも第2方向D2での第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の距離が、所定値(例えば設計上の距離)と実質的に等しくなるように、第1センサ要素12を案内するように構成されている。本実施形態では、案内部15の所定の経路は、第2方向D2での第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の距離が所定値と実質的に等しくなり、第3方向D3での第1センサ要素12の中心と、第3方向D3での第2センサ要素14の中心とが実質的に一致する(例えば、第3方向D3での第1センサ要素12の中心と、第2センサ要素14の中心との間のズレが、第3方向D3での第1センサ要素12の長さの5%以下)ように、第1センサ要素12を案内するように構成されている。
案内部15は、本実施形態では、図9および図11に示されるように、第1センサ要素12のうち、第2方向D2で移動部材2の軸X(図9参照)に近い第1面12aに対向する第1案内面151と、第1センサ要素12のうち、第2方向D2で移動部材2の軸Xから遠い第2面12bに対向する第2案内面152とを有している。また、案内部15は、本実施形態では、第1案内面151と第2案内面152とを繋ぐように延びる第3案内面153および第4案内面154を有している。第3案内面153および第4案内面154はそれぞれ、第1センサ要素12の第1面12aおよび第2面12bに対して垂直な第3面12cおよび第4面12dに対向している。案内部15の所定の経路は、本実施形態では、第1案内面151、第2案内面152、第3案内面153および第4案内面154によって画定される。
本実施形態では、案内部15は、図9~図11に示されるように、基部3に対して取り付けられる案内部材Gに設けられている。案内部材Gは、第3方向D3で連結部材8を間に挟むようにして互いに第3方向D3に離間した一対の支柱部35に固定される固定部G1と、基板Sが固定される基板接続部G2とを有している。本実施形態では、案内部15は、基部3とは別体の案内部材Gを介して基部3に取り付けられているが、案内部は基部3に一体に設けられていてもよい。
上述したように、第2センサ要素14が基部3に対して不動に取り付けられており、第1センサ要素12は案内部15によって所定の経路で案内される。したがって、例えば、駆動装置DRを構成する構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレなどが生じた場合であっても、第1センサ要素12が案内部Gに案内されることで、第1センサ要素12は、第2センサ要素14に対して適切な位置(距離)となるように矯正される。したがって、荷重センサ1の検知精度の低下が抑制されたり、荷重センサ1による誤検知が抑制される。より具体的には、駆動装置DRを構成する構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレが生じた場合、図12に示されるように、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の第2方向D2での位置ズレや、図13に示されるように、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の第3方向D3での位置ズレが生じ得る。この場合、第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の距離の変化や位置ズレによって、センサ出力が変化する場合がある。そのため、荷重センサ1の検知精度が低下したり、所定以上の荷重が負荷されているのに、荷重センサ1において所定以上の荷重が負荷されていないと判断したり、所定以上の荷重が負荷されていないのに、荷重センサ1において所定以上の荷重が負荷されていると判断する誤検知が生じ得る。本実施形態では、案内部15が、第2センサ要素14に対して、第2方向D2および第3方向D3での第1センサ要素12の位置ズレが抑制されるように構成されている。したがって、駆動装置DRを構成する構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレ等によって、図12および図13に示されるような位置ズレが生じ得る場合であっても、図14において二点鎖線で示された状態から実線で示された状態へと、第1センサ要素12の位置が案内部15によって矯正されて、移動部材2に所定以上の荷重が負荷されたことを正確に検知することができる。
また、本実施形態では、取付部材13は、上述したように、第1方向D1に対して垂直な方向に変位可能な変位部131を有している。変位部131は、図14に示されるように、上述した案内部15によって、第1センサ要素12の位置が矯正される際に、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化を許容する。具体的には、図14に示されるように、案内部15が設けられていない場合、駆動装置DRの構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレなどが生じると、第1センサ要素12が、正確な検知に適した理想の位置からズレて配置されてしまう(図12~図14の二点鎖線参照)。本実施形態では、上述したように、第1センサ要素12の位置は、案内部15によって、図14において二点鎖線で示される位置から実線で示される位置へと矯正される。このとき、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係は、案内部15に案内される前と案内された後とで変化する(図14参照)。本実施形態では、取付部材13に変位部131が設けられていることによって、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係が第1方向D1に対して垂直な方向で変化しても、変位部131がその方向に変位することで、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化を許容する。したがって、第1センサ要素12が案内部15に案内されることで第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化があっても、第1センサ要素12、取付部材13、従動部材11等、荷重センサ1の構成部材に無理な力が加わることが抑制される。よって、荷重センサ1の構成部材の破損が抑制される。
なお、変位部131が変位する方向である「第1方向D1に対して垂直な方向」は、第2方向D2であることが好ましいが、第3方向D3であってもよいし、第2方向D2と第3方向D3の間の方向であってもよい。また、変位部131は、第2方向D2に主として変位しつつ、第3方向D3や他の方向に変位可能であってもよい。本実施形態では、変位部131は、第1センサ要素12を第2方向D2へと変位可能に構成されている。第2方向での第1センサ要素12と第2センサ要素14との間の位置ズレがセンサ性能に影響を及ぼしやすいので、変位部131が第1センサ要素12を第2方向D2へ変位可能とすることで、効果的にセンサ性能の低減を抑制することができる。なお、本実施形態の変位部131は、第3方向D3にもわずかに変位可能に構成されている。
なお、変位部131の第1方向D1での長さL1(図7参照)は、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化を許容することが可能であれば、特に限定されない。例えば、変位部131の第1方向D1の長さL1は、第1センサ要素12の第1方向D1の長さL2の0.5~2倍、好ましくは0.8~1.5倍とすることができる。
本実施形態では、変位部131は、図7および図8に示されるように、第1センサ要素12を、第2方向D2に揺動可能な板バネである。これにより、第1センサ要素12の第2方向D2での位置が矯正された際に、変位部131が弾性変形して第2方向D2に揺動する。板バネとして設けられた変位部131が弾性変形することで、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係が変化したときに、荷重センサ1の構成部材間での無理な力がより低減されやすく、荷重センサ1の構成部材の破損をより抑制することができる。なお、変位部131は、弾性変形可能に構成されていれば、バネ的に機能するワイヤやロッドなどによって構成されていてもよい。
また、本実施形態では、変位部131は、図8に示されるように、変位部131の一部の幅が他の部分に対して狭くなった幅狭部131aを有している。この場合、幅狭部131aにおいて変位部131が弾性変形しやすくなる。したがって、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化に容易に追随することができる。本実施形態では、変位部131は、幅狭部131aと、幅狭部131aに対して幅が広い幅広部131bとを有している。この場合、幅広部131bの部分では変位部131の剛性が高く、変位部131が全体として撓み過ぎることが抑制される。したがって、第1センサ要素12と従動部材11とが連動して第1方向D1に移動するときに、変位部131全体が撓み過ぎて、第1センサ要素12と従動部材11との第1方向D1での距離が変化してしまうことが抑制される。したがって、変位部131が幅狭部131aおよび幅広部131bとを有している場合、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係の変化に容易に追随しつつ、第1方向D1での第1センサ要素12と従動部材11との間の距離が変化することによる誤検知が抑制される。
また、本実施形態では、変位部131は、図2に示されるように、取付部132から第1センサ支持部133に向かうにつれて、移動部材2の軸Xに近付くように傾斜して延びている。この場合、変位部131が取付部132から移動部材2の軸Xに平行に延びている場合と比較して、第1センサ支持部133によって支持された第1センサ要素12は、移動部材2の軸Xに近付いた位置に配置することができる。したがって、第1センサ要素12および第2センサ要素14を第2方向D2で移動部材2に近付いた位置に配置することができ、基部3を第2方向D2で小型化することができる。
つぎに、第2実施形態の荷重センサについて、図15および図16を用いて説明する。なお、以下の説明において、上述した第1実施形態と共通する事項についての説明は省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態で説明した事項の全ては、発明の目的を達成できる限りにおいて、第2実施形態の荷重センサに適用することができ、本実施形態の構成と、第1実施形態で説明した内容とを組み合わせて用いることができる。また、第1実施形態で説明した構成により得られる効果は、当該構成を有している限り、第2実施形態においても得ることができる。
本実施形態では、図15および図16に示されるように、変位部131が、第1センサ要素12を第2方向D2へと変位可能に構成された第1変位部1311と、第1センサ要素12を第3方向D3へと変位可能に構成された第2変位部1312とを有している。第1変位部1311は、主として第2方向D2へ変位する部分であり、図15において矢印A1で示される方向に容易に変位することができる。また、第2変位部1312は、主として第3方向D3へ変位する部分であり、図16において矢印A2で示される方向に容易に変位することができる。本実施形態では、第1変位部1311は、第1センサ要素12を第2方向D2に揺動可能な板バネであり、第2変位部1312は、第1センサ要素12を第3方向D3に揺動可能な板バネである。本実施形態では、上述したように、変位部131が、主として第2方向D2に変位する部分である第1変位部1311と、主として第3方向D3に変位する部分である第2変位部1312との両方を有している。この場合、例えば、駆動装置DRを構成する構成部材間のガタや構成部材の取付位置のズレなどによって、第1センサ要素12と従動部材11との間の位置関係が第2方向D2および第3方向D3の両方において変化する場合であっても、容易に変位部131が第2方向D2および第3方向D3に変位することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。なお、上記した実施形態は、以下の構成を有する発明を主に説明するものである。
(1)基部に対して第1方向に移動する移動部材を備えた駆動装置において、前記移動部材に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する荷重センサであって、前記荷重センサが、
前記移動部材に接続され、前記移動部材の前記第1方向への移動に伴って前記第1方向に沿って移動可能な従動部材と、
前記従動部材とともに移動する第1センサ要素と、
前記従動部材に前記第1センサ要素を取り付けるための取付部材と、
前記駆動装置の前記基部に対して不動に取り付けられ、前記第1センサ要素と相互作用する第2センサ要素と、
前記第1センサ要素が、第2センサ要素に対して所定の位置関係で移動するように前記第1センサ要素を所定の経路に沿って案内する案内部と
を備え、
前記取付部材は、前記第1方向に対して垂直な方向に変位可能な変位部を有している、荷重センサ。
(2)前記変位部は、前記第1センサ要素を、前記第1センサ要素と前記第2センサ要素とが対向する方向である第2方向、および/または、前記第1方向および前記第2方向に垂直な第3方向へと変位可能に構成されている、(1)に記載の荷重センサ。
(3)前記変位部が、前記第1センサ要素を、前記第2方向に揺動可能な板バネである、(1)または(2)に記載の荷重センサ。
(4)前記変位部が、前記変位部の一部の幅が他の部分に対して狭くなった幅狭部を有している、(1)~(3)のいずれか1つに記載の荷重センサ。
(5)前記変位部が、
前記第1センサ要素を、前記第1センサ要素と前記第2センサ要素とが対向する方向である第2方向へと変位可能に構成された第1変位部と、
前記第1センサ要素を、前記第1方向および第2方向に垂直な第3方向へと変位可能に構成された第2変位部と
を有している、(1)~(4)のいずれか1つに記載の荷重センサ。
(6)前記第1変位部は、前記第1センサ要素を前記第2方向に揺動可能な板バネであり、
前記第2変位部は、前記第1センサ要素を前記第3方向に揺動可能な板バネである、
(1)~(5)のいずれか1つに記載の荷重センサ。
(7)前記従動部材は、前記移動部材と同軸状に延びる筒状体であり、
前記取付部材は、前記従動部材に片持ち支持された、前記第1方向に延びる細長い板状部材によって構成され、
前記取付部材は、
前記取付部材の一端側に設けられ、前記従動部材の外周に取り付けられる取付部と、
前記取付部材の他端側に設けられ、前記第1センサ要素を支持する第1センサ支持部と
を備え、
前記変位部は、前記取付部と前記第1センサ支持部との間に延びる板バネによって構成され、
前記変位部は、前記取付部から前記第1センサ支持部に向かうにつれて、前記移動部材の軸に近付くように傾斜して延びている、(1)~(6)のいずれか1つに記載の荷重センサ。
(8)前記第1センサ要素が磁石である、(1)~(7)のいずれか1つに記載の荷重センサ。
1 荷重センサ
11 従動部材
111 底壁
112 側壁
112a 被取付部
12 第1センサ要素
12a 第1面
12b 第2面
12c 第3面
12d 第4面
121 磁石
122 磁石ハウジング
122a 磁石収容部
122b 接続部
13 取付部材
131 変位部
131a 幅狭部
131b 幅広部
1311 第1変位部
1312 第2変位部
132 取付部
133 第1センサ支持部
14 第2センサ要素
15 案内部
151 第1案内面
152 第2案内面
153 第3案内面
154 第4案内面
16 付勢部材
2 移動部材
21 第1移動部材
211 ネジ部
22 第2移動部材
221 第1ネジ部
222 第2ネジ部
223 被係合部
3 基部
3a 基部の底面
31 センサ収容部
32 駆動部収容部
33 移動経路
34 導出部
35 支柱部
4 駆動部
41 モータ
5 伝動部
51 嵌合部材
6 接続部材
7 長尺部材
8 連結部材
81 ネジ部
82 連結部
B ベアリング
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
DR 駆動装置
G 案内部材
G1 固定部
G2 基板接続部
L1 変位部の第1方向での長さ
L2 第1センサ要素の第1方向の長さ
O 駆動対象
P 突部
S 基板
W1 当接壁
W2 停止壁
X 移動部材の軸

Claims (8)

  1. 基部に対して第1方向に移動する移動部材を備えた駆動装置において、前記移動部材に所定以上の荷重が負荷されたことを検知する荷重センサであって、前記荷重センサが、
    前記移動部材に接続され、前記移動部材の前記第1方向への移動に伴って前記第1方向に沿って移動可能な従動部材と、
    前記従動部材とともに移動する第1センサ要素と、
    前記従動部材に前記第1センサ要素を取り付けるための取付部材と、
    前記駆動装置の前記基部に対して不動に取り付けられ、前記第1センサ要素と相互作用する第2センサ要素と、
    前記第1センサ要素が、第2センサ要素に対して所定の位置関係で移動するように前記第1センサ要素を所定の経路に沿って案内する案内部と
    を備え、
    前記取付部材は、前記第1方向に対して垂直な方向に変位可能な変位部を有している、荷重センサ。
  2. 前記変位部は、前記第1センサ要素を、前記第1センサ要素と前記第2センサ要素とが対向する方向である第2方向、および/または、前記第1方向および前記第2方向に垂直な第3方向へと変位可能に構成されている、請求項1に記載の荷重センサ。
  3. 前記変位部が、前記第1センサ要素を、前記第2方向に揺動可能な板バネである、請求項2に記載の荷重センサ。
  4. 前記変位部が、前記変位部の一部の幅が他の部分に対して狭くなった幅狭部を有している、請求項3に記載の荷重センサ。
  5. 前記変位部が、
    前記第1センサ要素を、前記第1センサ要素と前記第2センサ要素とが対向する方向である第2方向へと変位可能に構成された第1変位部と、
    前記第1センサ要素を、前記第1方向および第2方向に垂直な第3方向へと変位可能に構成された第2変位部と
    を有している、請求項1に記載の荷重センサ。
  6. 前記第1変位部は、前記第1センサ要素を前記第2方向に揺動可能な板バネであり、
    前記第2変位部は、前記第1センサ要素を前記第3方向に揺動可能な板バネである、
    請求項5に記載の荷重センサ。
  7. 前記従動部材は、前記移動部材と同軸状に延びる筒状体であり、
    前記取付部材は、前記従動部材に片持ち支持された、前記第1方向に延びる細長い板状部材によって構成され、
    前記取付部材は、
    前記取付部材の一端側に設けられ、前記従動部材の外周に取り付けられる取付部と、
    前記取付部材の他端側に設けられ、前記第1センサ要素を支持する第1センサ支持部と
    を備え、
    前記変位部は、前記取付部と前記第1センサ支持部との間に延びる板バネによって構成され、
    前記変位部は、前記取付部から前記第1センサ支持部に向かうにつれて、前記移動部材の軸に近付くように傾斜して延びている、請求項1に記載の荷重センサ。
  8. 前記第1センサ要素が磁石である、請求項1に記載の荷重センサ。
JP2022100627A 2022-06-22 2022-06-22 荷重センサ Pending JP2024001758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022100627A JP2024001758A (ja) 2022-06-22 2022-06-22 荷重センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022100627A JP2024001758A (ja) 2022-06-22 2022-06-22 荷重センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024001758A true JP2024001758A (ja) 2024-01-10

Family

ID=89455173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022100627A Pending JP2024001758A (ja) 2022-06-22 2022-06-22 荷重センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024001758A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI772849B (zh) 後變速器
US8358096B2 (en) Linear actuator
US8893627B2 (en) Linear actuator and linear actuating module having same
JP2004138235A (ja) シフトレバー装置
EP3378609A1 (en) Passive compliance mechanism
WO2020203466A1 (ja) 減速機構及びアブソリュートエンコーダ
WO2020203461A1 (ja) アブソリュートエンコーダ
US20090183586A1 (en) Small Slider Unit
JP2024001758A (ja) 荷重センサ
US9903466B2 (en) Worm backlash adjustment device
WO2020203474A1 (ja) アブソリュートエンコーダ
JP2014115166A (ja) 変位検出装置
US11377136B2 (en) Steering device
JP2015089717A (ja) 車両用操舵装置
JP7449293B2 (ja) 駆動装置及び医療用ポンプ
KR20190094934A (ko) 후륜의 조타각 검출장치
WO2020203199A1 (ja) アブソリュートエンコーダ
CN110945332B (zh) 扭矩传感器、致动器和机器人
KR20170076780A (ko) 이동가능한 부품에 장착된 포인터의 위치를 감지하기 위한 회로 구조물을 갖는 비접촉 위치 센서
KR102447890B1 (ko) 검사 스테이지의 회전 각도 정밀 조절장치
JP2020008815A (ja) 振れ補正装置並びにこれを備えるレンズ装置およびカメラシステム
CN112065976B (zh) 摆杆位置标定装置及其误差消除方法和线控换挡执行器
JP2008213505A (ja) シフトレバー装置
JP5072785B2 (ja) 撮像装置
JP2006139076A (ja) レンズ駆動装置