JP2023553412A - 通信方法及び関連する装置 - Google Patents

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Abstract

本願の実施形態は、測位デバイスによって端末デバイスを測位するための通信方法及び関連する装置を開示する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報を含む。端末デバイスはインアクティブ状態にある。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。

Description

[0001] 本願は通信技術に関連し、特に通信方法及び関連する装置に関連する。
[0002] 測位機能は5Gニュー・ラジオ(new radio,NR)の重要な機能である。現在、アップリンク測位技術では、ロケーション管理機能(location management function,LMF)デバイスは、ユーザー装置(user equipment,UE)のラスト・サービング基地局に対して、UEに関するサウンディング・リファレンス信号(sounding reference signal,SRS)設定情報を設定するように要求する。UEはインアクティブ状態にある。ラスト・サービング基地局は、UEをインアクティブ状態に解放するサービング基地局である。ラスト・サービング基地局は、UEに関するSRSリソースを設定し、UEのSRS設定情報をUEへ送信することが可能である。また、ラスト・サービング基地局は、LMFデバイスのSRS設定情報要求に応答して、UEのSRS設定情報をLMFデバイスへ送信する。次いで、LMFデバイスは、測定基地局を選択し、測定要求を測定基地局へ送信する。測定基地局は、UEにより送信されたSRSを測定し、UEの測位情報測定結果を、LMFデバイスへ報告する。このように、LMFデバイスは、測位情報測定結果に基づいてUEを測位する。
[0003] しかしながら、UEがインアクティブ状態にあり、UEがラスト・サービング基地局から別の新たな基地局へ移動した場合、LMFデバイスは、UEに関するSRS設定情報を設定することを、ラスト・サービング基地局に依然として要求する。UEはラスト・サービング基地局から別の新たな基地局へ移動しているので、ラスト・サービング基地局は、UEに関するSRS設定情報を設定できない。その結果、LMFデバイスは、UEに関するSRS設定情報を設定することを要求することに失敗し、LMFデバイスはUEを測位することができない。
[0004] 本願の実施形態は、測位デバイスによって端末デバイスを測位するための通信方法及び関連装置を提供する。
[0005] 本願の実施形態の第1の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0006] 第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号を設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報を含む。端末デバイスはインアクティブ状態にある。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、リファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。
[0007] この実施形態では、端末デバイスはインアクティブ状態にあり、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末デバイスのコンテキストを要求するプロセスにおいて、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を取得することが可能である。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定し、SRS設定情報を端末デバイスへ送信して、端末デバイスのSRSを設定する。このように、端末デバイスがインアクティブ状態にある場合に、測位デバイスは端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。換言すれば、本願のこの実施形態の技術的解決策は、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことに失敗したことが原因で、測位デバイスが端末デバイスを測位することに失敗するという問題を回避する。
[0008] 可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0009] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているものを使用することによって、端末デバイスのSRSを設定する際に第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを支援し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0010] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージはルーティング識別子を含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0011] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージにおいて、ルーティング識別子を第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがルーティング識別子を取得した後、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を、コア・ネットワーク・デバイスを介して測位デバイスへ送信し、SRS設定情報を送信するために使用されるメッセージに、ルーティング識別子を含めることが可能である。コア・ネットワーク・デバイスは、ルーティング識別子に基づいて、ルーティング識別子に対応する測位デバイスを識別する。次いで、測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより測位デバイスへ送信されたSRSコンフィギュレーションを、測位デバイスへ転送し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0012] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含む。第1の情報はリファレンス情報を要求するために使用される。第2の情報は端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。
[0013] この可能な実装において、端末デバイスのコンテキストを取得するプロセスにおいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信されるリトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報及び/又は第2の情報を含む。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージに基づいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがUEコンテキストを取得することを要求していることを知ることができる。更に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのリファレンス情報又は測位情報を取得することを要求していることを更に知ることができ、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスがリファレンス情報又は測位情報を第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するようにする。
[0014] 別の可能な実装において、方法は、更に:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するステップを含む。ページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含む。第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用される。第4の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。第5の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0015] この可能な実装において、ページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含む。この場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるページングの原因又は目的、具体的には、端末デバイスの測位又はSRSの設定、を知ることが可能である。その後、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをページングし、端末デバイスに関するSRSを設定することが可能である。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをできるだけ早く解放することができ、端末デバイスがインアクティブ状態に入るか又はインアクティブ状態になるようにする。これは、端末デバイスのエネルギー消費を回避する。
[0016] 別の可能な実装において、ページング・メッセージはルーティング識別子を更に含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0017] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、ページング・メッセージにおいてルーティング識別子を第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのSRS設定情報を決定した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を測位デバイスへコア・ネットワーク・デバイスを介して送信し、SRS設定情報を送信するために使用されるメッセージに、ルーティング識別子を含めることが可能である。コア・ネットワーク・デバイスは、ルーティング識別子に基づいて、ルーティング識別子に対応する測位デバイスを識別し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより測位デバイスへ送信されたSRSコンフィグレーションを、測位デバイスへ転送し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0018] 別の可能な実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、SRS設定情報を端末デバイスへ送信することは:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、無線リソース制御(radio resource control,RRC)解放メッセージを、端末デバイスへ送信することを含む。RRC解放メッセージはSRS設定情報を含む。
[0019] この可能な実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスを測位する又は端末デバイスのSRSを設定するために、端末デバイスをページングする。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージを端末デバイスへ送信することができ、端末デバイスがインアクティブ状態になるようにする。これは、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることによって生じるエネルギー消費を回避する。また、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージにおいて、SRS設定情報を端末デバイスに配信し、端末デバイスのSRSを設定する。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりSRS設定情報を端末デバイスに配信する際の遅延を低減し、SRS設定情報を端末デバイスへより早期により迅速に配信する。端末デバイスの測位に起因する余分な遅延は回避され、測位効率は改善される。
[0020] 別の可能な実装において、方法は:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、UEコンテキスト解放メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信することを更に含む。UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含む。
[0021] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を測位デバイスへ送信することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0022] 本願の実施形態の第2の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0023] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより送信されたリトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報を含む。端末デバイスはインアクティブ状態にある。
[0024] この実施形態において、端末デバイスはインアクティブ状態にあり、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによる端末デバイスのコンテキストを要求するプロセスにおいて、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから要求することが可能である。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定し、SRS設定情報を端末デバイスに送信して、端末デバイスのSRSを設定する。このように、端末デバイスがインアクティブ状態にある場合に、測位デバイスは端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。換言すれば、本願のこの実施形態の技術的解決策は、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことに失敗したことが原因で、測位デバイスが端末デバイスを測位することに失敗するという問題を回避する。
[0025] 別の可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0026] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているものを使用することによって、端末デバイスのSRSを設定する際に第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを支援し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0027] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、ルーティング識別子を含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0028] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージにおいて、ルーティング識別子を第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがルーティング識別子を取得した後、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を、コア・ネットワーク・デバイスを介して測位デバイスへ送信し、SRS設定情報を送信するために使用されるメッセージに、ルーティング識別子を含めることが可能である。コア・ネットワーク・デバイスは、ルーティング識別子に基づいて、ルーティング識別子に対応する測位デバイスを識別し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより測位デバイスへ送信されたSRSコンフィギュレーションを、測位デバイスへ転送し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0029] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含む。第1の情報はリファレンス情報を要求するために使用される。第2の情報は端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。
[0030] この可能な実装において、端末デバイスのコンテキストを取得するプロセスにおいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信されるリトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報及び/又は第2の情報を含む。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージに基づいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがUEコンテキストを取得することを要求していることを知ることができる。更に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのリファレンス情報又は測位情報を取得することを要求していることを更に知ることができ、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスがリファレンス情報又は測位情報を第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するようにする。
[0031] 別の可能な実装において、方法は、更に:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信することを含む。ページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含む。第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用される。第4の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。第5の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0032] この可能な実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ページング・メッセージに含まれる第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つに基づいて、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるページングの原因又は目的を知ることが可能である。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをページングし、端末デバイスに関するSRSを設定することが可能である。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのSRSを設定した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをできるだけ早く解放することができ、端末デバイスがインアクティブ状態に入るか又はインアクティブ状態になるようにし、端末デバイスのエネルギー消費を回避する。
[0033] 別の可能な実装において、方法は、更に:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、UEコンテキスト解放メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信することを含む。UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含む。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、SRS設定情報を測位デバイスへ送信する。
[0034] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を測位デバイスへ送信することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0035] 本願の実施形態の第3の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0036] 端末デバイスが、RRC再開要求メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、端末デバイスが、RRCメッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。RRC解放メッセージはSRS設定情報を含む。SRS設定情報は、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより決定される。
[0037] この実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージを端末デバイスへ送信することができ、端末デバイスがインアクティブ状態になるようにする。これは、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることによって生じるエネルギー消費を回避する。また、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージにおいて、SRS設定情報を端末デバイスに配信し、端末デバイスのSRSを設定する。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりSRS設定情報を端末デバイスに配信する際の遅延を低減し、SRS設定情報を端末デバイスへより早期により迅速に配信する。端末デバイスの測位に起因する余分な遅延は回避され、測位効率は改善される。
[0038] 可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0039] この可能な実装において、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているものは、端末デバイスのSRSを設定する際に第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを支援するために使用され、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0040] 本願の実施形態の第4の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0041] 測位デバイスは、測位情報要求メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、測位デバイスは、測位情報応答メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。測位情報応答メッセージは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);又はインアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報、のうちの少なくとも1つを含む。
[0042] この実施形態において、アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報応答メッセージは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報;端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);又はインアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報を含む。このように、測位デバイスは、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位応答メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0043] 本願の実施形態の第5の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0044] 測位デバイスは、測位情報要求メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、測位デバイスは、測位情報障害メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。測位情報障害メッセージは、原因を含む。原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。
[0045] この実施形態において、測位デバイスは、測位情報障害メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。測位情報障害メッセージは、原因を含む。原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。このように、測位デバイスは、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位応答メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0046] 本願の実施形態の第5の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0047] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報要求メッセージを測位デバイスから受信する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報応答メッセージは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);又はインアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報、のうちの少なくとも1つを含む。
[0048] この実施形態において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報応答メッセージは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報;端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報;端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報;又はインアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報、のうちの少なくとも1つを含む。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位応答メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0049] 可能な実装において、方法は、更に:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信することを含む。ページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。第1の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示するために使用される。第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。第3の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0050] この可能な実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ページング・メッセージに含まれる第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つに基づいて、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるページングの原因又は目的を知ることが可能である。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをページングし、端末デバイスに関するSRSを設定することが可能である。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのSRSを設定した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをできるだけ早く解放することができ、端末デバイスがインアクティブ状態に入るか又はインアクティブ状態になるようにし、端末デバイスのエネルギー消費を回避する。
[0051] 別の可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する前に、方法は以下を更に含む:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、UEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。
[0052] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスのUEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信した後に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスしていると判断することが可能である。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。これは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを再び設定することを要求する場合に、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることを保証する。この場合、測位デバイスは、端末デバイスのSRSの設定を要求することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに首尾良く要求することができ、測位デバイスが、以後、端末デバイスを測位するようにする。
[0053] 本願の実施形態の第6の態様は通信方法を提供する。通信方法は以下を含む:
[0054] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報要求メッセージを測位デバイスから受信する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報障害メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報障害メッセージは、原因を含む。原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。
[0055] この実施形態において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは測位情報障害メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報障害メッセージは、原因を含む。原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され;原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され;又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。このように、測位デバイスは、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位応答メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0056] 可能な実装において、方法は、更に:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信することを含む。ページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。第1の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用される。第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。第3の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0057] この可能な実装において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ページング・メッセージに含まれる第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つに基づいて、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるページングの原因又は目的を知ることが可能である。このように、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをページングし、端末デバイスに関するSRSを設定することが可能である。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが端末デバイスのSRSを設定した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをできるだけ早く解放することができ、端末デバイスがインアクティブ状態に入るか又はインアクティブ状態になるようにし、端末デバイスのエネルギー消費を回避する。
[0058] 別の可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが測位情報障害メッセージを測位デバイスへ送信する前に、方法は以下を更に含む:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、UEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。
[0059] この可能な実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスのUEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信した後に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスしていると判断することが可能である。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報障害メッセージを測位デバイスへ送信する。これは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを再び設定することを要求する場合に、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることを保証する。この場合、測位デバイスは、端末デバイスのSRSの設定を要求することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに首尾良く要求することができ、測位デバイスが、以後、端末デバイスを測位するようにする。
[0060] 本願の実施形態の第7の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;
リトリーブUEコンテキスト応答メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニットであって、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報を含み、端末デバイスはインアクティブ状態にある、受信ユニット;及び
リファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定するように構成された処理ユニット;
を含み、送信ユニットは、SRS設定情報を端末デバイスへ第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを介して送信するように更に構成されている。
[0061] 可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0062] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージはルーティング識別子を含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0063] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含む。第1の情報はリファレンス情報を要求するために使用される。第2の情報は端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。
[0064] 別の可能な実装において、受信ユニットは:
ページング・メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されており、ページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含み、第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;第4の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用され;及び第5の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0065] 別の可能な実装において、ページング・メッセージはルーティング識別子を更に含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0066] 別の可能な実装において、送信ユニットは:
RRC解放メッセージを、端末デバイスへ送信するように具体的に構成されており、RRC解放メッセージはSRS設定情報を含む。
[0067] 別の可能な実装において、送信ユニットは:
UEコンテキスト解放メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されており、UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含む。
[0068] 本願の実施形態の第8の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより送信されたリトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信するように構成された受信ユニット;及び
リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニットであって、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスに関するSRSを設定することを示すために使用される情報を含み、端末デバイスはインアクティブ状態にある、送信ユニットを含む。
[0069] 可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0070] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、ルーティング識別子を含み、ルーティング識別子は測位デバイスを識別する。
[0071] 別の可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含む。第1の情報はリファレンス情報を要求するために使用される。第2の情報は端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。
[0072] 別の可能な実装において、送信ユニットは:
ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されており、ページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの何れか1つを含み、第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;第4の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用され;及び第5の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0073] 別の可能な実装において、受信ユニットは:
UEコンテキスト解放メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されており、UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含み;及び
送信ユニットは:
SRS設定情報を測位デバイスへ送信するように更に構成されている。
[0074] 本願の実施形態の第9の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
RRC再開要求メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;及び
RRC解放メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニット;
を含み、RRC解放メッセージはSRS設定情報を含み、SRS設定情報は、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより決定される。
[0075] 可能な実装において、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む。
[0076] 本願の実施形態の第10の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
測位情報要求メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;及び
測位情報応答メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニット;
を含み、測位情報応答メッセージは:
測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);
端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);
端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);又は
インアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報;のうちの少なくとも1つを含む。
[0077] 本願の実施形態の第11の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
測位情報要求メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;及び
測位情報障害メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニット;
を含み、測位情報障害メッセージは、原因を含む。
原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;
原因は、端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;又は
原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。
[0078] 本願の実施形態の第12の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
測位情報要求メッセージを測位デバイスから受信するように構成された受信ユニット;及び
測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;
を含み、測位情報応答メッセージは:
測位デバイスが端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定することを再要求していることを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);
端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);
端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報(ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある);又は
インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報、のうちの少なくとも1つを含む。
[0079] 可能な実装において、送信ユニットは:
ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されており、
ページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用され、第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用され、第3の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0080] 別の可能な実装において、受信ユニットは:
UEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されている。
[0081] 本願の実施形態の第13の態様は通信装置を提供する。通信装置は以下を含む:
測位情報要求メッセージを測位デバイスから受信するように構成された受信ユニット;及び
測位情報障害メッセージを測位デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;
を含み、測位情報障害メッセージは原因を含む。
原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;
原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、ここで、端末デバイスはインアクティブ状態にある;又は
原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。
[0082] 可能な実装において、送信ユニットは:
ページング・メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されている。
ページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用され、第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用され、第3の情報は、端末デバイスに関してSRSを設定することを要求するために使用される。
[0083] 別の可能な実装において、受信ユニットは:
UEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されている。
[0084] 本願の実施形態の第14の態様は通信装置を提供する。通信装置は、プロセッサと、メモリと、プロセッサに接続されたトランシーバとを含む。メモリは、コンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を記憶する。プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を呼び出して実行し、第1の態様ないし第6の態様のうちの何れか1つにおける任意の実装を、プロセッサが実現できるように更に構成されている。
[0085] オプションとして、プロセッサは、第1の態様ないし第6の態様のうちの何れか1つにおける任意の実装を実行するためにトランシーバを制御するように構成されている。
[0086] 本願の実施形態の第15の態様は、命令を含むコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、第1の態様ないし第6の態様のうちの何れか1つにおける任意の実装を実行することが可能になる。
[0087] 本願の実施形態の第16の態様は、コンピュータ命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ命令がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは、第1の態様ないし第6の態様のうちの何れか1つにおける任意の実装を実行することが可能になる。
[0088] 本願の実施形態の第17の態様は、通信装置を提供する。通信装置は、エンティティ、例えば、ネットワーク・デバイス、端末デバイス、又はチップを含む。通信装置はプロセッサを含み、プロセッサは、メモリ内のコンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を起動し、第1の態様ないし第6の態様のうちの何れか1つにおける任意の実装をプロセッサが実行することを可能にするように構成されている。
[0089] オプションとして、プロセッサはインターフェースを介してメモリに結合される。
[0090] 本願の実施形態の第18の態様は、通信システムを提供する。通信システムは第7の態様による通信装置と第8の態様による通信装置とを含み;通信システムは第10の態様による通信装置と第12の態様による通信装置とを含み;又は通信システムは第11の態様による通信装置と第13の態様による通信装置とを含む。
[0091] 本願の実施形態が以下の利点を有することを、前述の技術的解決策から知ることができる:
[0092] 第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する、ということを前述の技術的解決策から知ることができる。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を含む。端末デバイスはインアクティブ状態にある。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。端末デバイスはインアクティブ状態にある、ということを知ることができる。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末デバイスのコンテキストを要求するプロセスにおいて、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を取得することが可能である。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を端末デバイスへ送信して、端末デバイスのSRSを設定する。このように、端末デバイスがインアクティブ状態にある場合に、測位デバイスは端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。換言すれば、本願のこの実施形態の技術的解決策は、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことに失敗したことが原因で、測位デバイスが端末デバイスを測位することに失敗するという問題を回避する。
[0093] 図1は、本願の実施形態による通信システムの概略図である。 [0094] 図2Aは、本願の実施形態による通信方法の実施形態の概略図である。 [0095] 図2Bは、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。 [0096] 図2Cは、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。 [0097] 図3は、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。 [0098] 図4は、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。 [0099] 図5は、本願の実施形態による通信装置の構造の概略図である。 [0100] 図6は、本願の実施形態による通信装置の構造の別の概略図である。 [0101] 図7は、本願の実施形態による通信装置の構造の別の概略図である。 [0102] 図8は、本願の実施形態による端末デバイスの構造の概略図である。 [0103] 図9は、本願の実施形態による通信システムの概略図である。 [0104] 図10は、本願の実施形態による通信システムの別の概略図である。
[0105] 以下、本願の実施形態における添付図面を参照しながら、本願の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。説明される実施形態は、本願の実施形態の一部であって全てではないことは明らかである。創作的労力を伴うことなく本願の実施形態に基づいて当業者により得られる他の全ての実施形態は、本願の保護範囲内に該当するものとする。
[0106] 本願における用語「及び/又は」は、関連付けられた対象を記述するための関連性関係を記述しているだけであり、3つの関係が存在し得ることを表している。例えば、A及び/又はBは:Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、そして、Bのみが存在するという3つのケースを表す可能性がある。また、本願における文字「/」は、通常的には、関連付けられた対象の間で「又は」の関係を示している。
[0107] 図1は、本願の実施形態による通信システムの概略図である。通信システムは、端末デバイス101、次世代NodeB(Generation NodeB,gNB)102、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function,AMF)103、及びロケーション管理機能(location management function,LMF)デバイス104を含む。
[0108] 端末デバイス101は、NR-Uuインターフェースを介してアクセス・ネットワーク内のgNB102に接続される。図1に示される通信システムにおいて、コア・ネットワークは、AMF103とLMF104を含む。gNB102は、NG-Cインターフェースを介してAMF103と通信を行う。AMF103は、NL1インターフェースを介してLMF104と通信し、AMF103は、gNB102とLMF104の間の通信のためのルータに相当する。LMF104は、端末デバイス101の位置に関する測位演算及び管理を実行するように構成されている。
[0109] 図1は、通信システムがgNB102を含む例を示しているだけである。実際の応用の際に、通信システムは、より多くの基地局を更に含む可能性があり、或いは、通信システムは唯1つの基地局を含む。これは本願において具体的には限定されない。
[0110] 以下、本願の実施形態で提供される通信システムのアクセス・ネットワーク・デバイスと端末デバイスを説明する。
[0111] gNB102は、アクセス・ネットワークにおけるアクセス・ネットワーク・デバイスである。アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに対して無線通信機能を提供するために無線アクセス・ネットワークに配備される装置である。アクセス・ネットワーク・デバイスは基地局であり、基地局は、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモール・セルとも呼ばれる)、中継局、アクセス・ポイント(access point,AP)、ウェアラブル・デバイス、車載デバイスなど、様々な形態におけるものである。代替的に、基地局は、送受信ポイント(Transmission Reception Point,TRP)、送信測定機能(Transmission measurement function,TMF)などであってもよい。例えば、本願の実施形態における基地局は、ニュー・ラジオ(new radio,NR)における基地局であってよい。また、5G NRにおける基地局は、図1に示される送受信ポイント(transmission reception point, TRP)、送信ポイント(transmission point, TP)、又は次世代NodeB(next generation NodeB,ngNB)と呼ばれるものであってもよいし、或いは、図1に示されるロング・ターム・エボリューション(long term evolution,LTE)システムにおけるエボルブドNodeB(evolved NodeB, eNB or eNodeB)であってもよい。
[0112] 端末デバイスは、ユーザー装置(user equipment,UE)、移動局(mobile station,MS)、移動端末(mobile terminal,MT)などと呼ばれるものでもあり、(ユーザーに音声/データ接続を提供する)無線通信機能を含むデバイス、例えば、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス又は車載デバイスである。現在、例えば、端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレット・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ、パームトップ・コンピュータ、モバイル・インターネット・デバイス(mobile internet device,MID)、ウェアラブル・デバイス、仮想現実(virtual reality,VR)デバイス、拡張現実(augmented reality,AR)デバイス、インダストリアル制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療手術(remote medical surgery)における無線端末、スマート・グリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全性(transportation safety)における無線端末、スマート・シティ(smart city)における無線端末、又は、スマート・ホーム(smart home)における無線端末であってもよい。
[0113] AMF103は、端末デバイスがネットワークにアクセスするためのアクセス制御、登録管理、サービス管理、モビリティ管理などを担当している。
[0114] 本願の実施形態において、AMF103の名称は、通信システムが進歩するにつれて変わる可能性がある。既存の通信システム又は将来の通信システムにおいて、別の名称を有する何らかの機能ネットワーク要素であってAMF103の機能と同様な機能を有するものは、本願の実施形態におけるAMF103として理解されることが可能であり、また、本願の実施形態で提供される通信方法に適用可能である。
[0115] 本願の実施形態において、LMFデバイスは、既存の通信システムにおける名称である。将来の通信システムにおいて、LMFデバイスの名称は、通信システムが進歩するにつれて変わる可能性がある。そこで、本願の実施形態を説明するための以下の説明において、LMFデバイスは測位デバイスと呼ばれる。測位デバイスは、端末デバイスの位置に関して測位演算を実行するように構成されている。既存の通信システム又は将来の通信システムにおいて、別の名称を有する機能ネットワーク要素であって測位デバイスの機能と同様な機能を有するものは、本願の実施形態において測位デバイスとして理解されることが可能であり、また、本願の実施形態で提供される通信方法に適用可能である。
[0116] 現在、アップリンク測位技術において、測位デバイスは、端末デバイスのラスト・サービング・アクセスネット・ワークデバイス(last serving RAN)に、端末デバイスのSRSを設定することを要求する。端末デバイスは、インアクティブ(inactive)状態にある。ラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスのSRS設定要求に応答する。ラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を端末デバイスのために設定し、SRS設定情報を測位デバイスへ送信し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。
[0117] しかしながら、端末デバイスはインアクティブ状態にある。端末デバイスがラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスから別の新たなアクセス・ネットワーク・デバイスへ移動した場合、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを、ラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに依然として要求する。端末デバイスは、ラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスから、別の新たなアクセス・ネットワーク・デバイスへ移動している。ラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定できない。その結果、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを要求することに失敗し、或いは、測位デバイスは、端末デバイスに関してSRSを設定することができないとみなす。その結果、測位デバイスは、端末デバイスを測位することに失敗する。
[0118] これに鑑みて、本願の実施形態は通信方法を提供し、端末デバイスがインアクティブ状態にある場合に、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを要求することに失敗する問題を解決し、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。詳細については、図2A、図3、及び図4に示される実施形態の関連する説明を参照されたい。
[0119] 以下、具体的な実施形態を参照しながら、本願の技術的解決策を説明する。
[0120] 図2Aは、本願の実施形態による通信方法の実施形態の概略図である。図2Aにおいて、通信方法は以下のステップを含む。
[0121] 201:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求(retrieve UE context request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。
[0122] リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、端末デバイスのコンテキストを要求するために使用される。端末デバイスは、インアクティブ(inactive)状態にある。
[0123] 端末デバイスは、インアクティブ状態にある。端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する場合、即ち、端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにキャンプする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのキャンプしたアクセス・ネットワーク・デバイス(camped RAN)と呼ばれてもよい。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに応対するラスト・アクセス・ネットワーク・デバイスである。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのコンテキストと、端末デバイスに関連付けられたNGコネクションであってソース・アクセス・ネットワーク・デバイスとAMFとの間におけるものとを記憶している。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイス(last serving RAN)と呼ばれてもよい。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスからの端末デバイスのコンテキストを要求する。
[0124] オプションとして、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの少なくとも1つを含む。
[0125] 第1の情報は、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求するために使用される。端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報の関連する説明については、以下のステップ202の関連する説明を参照されたい。詳細はここでは説明しない。
[0126] 第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求するために使用される。
[0127] 例えば、第1の情報は、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージ内の情報要素を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージ内の情報要素を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求する。
[0128] 例えば、第1の情報は、SRS情報(SRS information)の情報要素を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS情報の情報要素を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求する。
[0129] 例えば、第1の情報は、指示情報を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、指示情報を使用することにより、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求する。
[0130] 例えば、指示情報の値が「真(true)」である場合、それは、端末デバイスのSRSを設定するためのリファレンス情報を要求するために、指示情報が使用されていることを示す。例えば、指示情報の値が「1」である場合、それは、端末デバイスのSRSを設定するためのリファレンス情報を要求するために、指示情報が使用されていることを示す。
[0131] この実施形態において、第1の情報は、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求することを、明示的又は暗黙的に示すことが可能である。これは本願において具体的には限定されない。
[0132] この実施形態において、第1の情報は、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を要求することを、直接的又は間接的に示すことが可能である。これは本願において具体的には限定されない。
[0133] 例えば、第2の情報は、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージ内の情報要素を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージ内の情報要素を使用することにより、端末デバイスの測位情報を要求する。
[0134] 例えば、第2の情報は、測位情報(positioning information)の情報要素を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報の情報要素を使用することにより、端末デバイスの測位情報を要求する。
[0135] 例えば、第2の情報は、指示情報を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、指示情報を使用することにより、端末デバイスの測位情報を要求する。
[0136] 例えば、指示情報の値が「真(true)」である場合、それは、端末デバイスの測位情報を要求するために、指示情報が使用されていることを示す。例えば、指示情報の値が「1」である場合、端末デバイスの測位情報を要求するために、指示情報が使用されていることを示す。
[0137] この実施形態において、第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求することを、明示的又は暗黙的に示すことが可能である。これは、本願において具体的には限定されない。
[0138] この実施形態において、第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求することを、直接的又は間接的に示すことが可能である。これは、本願において具体的には限定されない。
[0139] 202:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答(retrieve UE context response)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信する。
[0140] リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報、又は、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む。
[0141] 例えば、リファレンス情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSの推奨される送信周期、帯域幅、又は伝送周波数のうちの少なくとも1つを含む。
[0142] オプションとして、リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性(SRS transmission characteristic)についての情報を含む。
[0143] 測位デバイスは、測位情報要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。測位情報要求メッセージは、端末デバイスのSRSを設定することを要求するために使用される。測位デバイスは、LMFデバイスであってもよい。
[0144] 可能な実装において、測位情報要求メッセージがサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含んでいない場合、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報を決定する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを使用することにより、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報を、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。
[0145] 別の可能な実装において、測位情報要求メッセージがサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含んでいる場合、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素に基づいて、サウンディング・リファレンス信号伝送特性についての情報を決定する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを使用することにより、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。
[0146] オプションとして、この実装において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRSを設定することを端末デバイスに通知するために使用される情報を更に決定することが可能である。次に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを使用することにより、SRSを設定することを端末デバイスに通知するために使用される情報を、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。
[0147] 別の可能な実装において、測位情報要求メッセージがサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含んでいる場合、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRSを設定することを端末デバイスに通知するために使用される情報を決定する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを使用することにより、SRSを設定することを端末デバイスに通知するために使用される情報を、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。
[0148] オプションとして、測位情報要求メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の内容とサウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報との間の関係は、以下の何れか1つを含む:
[0149] 1.サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、測位情報要求メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の全ての内容を含む。
[0150] 例えば、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素は、端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期及び帯域幅であって測位デバイスによって推奨されるものを含む。サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は:端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期及び帯域幅であって測位デバイスによって推奨されるものを含む。
[0151] 2.サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、測位情報要求メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の内容の一部分を含む。
[0152] 例えば、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素は、端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期及び帯域幅であって測位デバイスによって推奨されるものを含む。サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期であって測位デバイスによって推奨されるものを含む。
[0153] 3.サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は:測位情報要求メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の内容の一部分と、新たな内容とを含む。
[0154] 例えば、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素は:端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期及び帯域幅であって測位デバイスによって推奨されるものを含む。サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は:端末デバイスに関して設定されるSRSの送信周期及び帯域幅であって測位デバイスによって推奨されるものと、端末デバイスに関して設定されるSRSの伝送周波数であってソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって推奨されるものとを含む。
[0155] 4.サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は:サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の内容を変更することによって、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって得られる情報を含む。
[0156] 例えば、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素は:測位デバイスによって推奨されるSRS送信周期A及び帯域幅Bを含む。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS送信周期をCに変更し、帯域幅をDに変更する。サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって推奨され且つ端末デバイスに関して設定されるSRSについての送信周期Cと、帯域幅Dとを含む。A,B,C,及びDは全て0より大きい。
[0157] 上記は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報と、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の内容との間の幾つかの可能な関係を示しているだけであり、本願に関する限定を構成するものでない。別の可能な関係も本願に適用可能である。
[0158] この実施形態において、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、情報要素の形態で表現されてもよい。例えば、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含む。
[0159] 例えば、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージの情報要素を含む。
[0160] 例えば、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、SRS要求(SRS required, or SRS requested)情報要素、SRS設定要求(SRS configuration required, or SRS configuration requested)情報要素、測位情報要求(positioning information required, or positioning information requested)情報要素、等々を含む。
[0161] 例えば、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、指示情報を含む。
[0162] 例えば、指示情報の値が「真(true)」である場合、それは、端末デバイスのSRSを設定することを示すために、指示情報が使用されていることを示す。別の例では、指示情報の値が「1」である場合、それは、端末デバイスのSRSを設定することを示するために、指示情報が使用されていることを示す。
[0163] この実施形態では、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、端末デバイスのSRSを設定することを明示的に指示することができる。例えば、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブ・コンテキスト応答メッセージに含まれる指示情報を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに明示的に指示する。
[0164] この実施形態では、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、端末デバイスのSRSを設定することを暗黙的に指示することができる。例えば、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブ・コンテキスト応答メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに暗黙的に指示する。
[0165] この実施形態では、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、端末デバイスのSRSを設定することを直接的に示すことができる。例えば、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブ・コンテキスト応答メッセージ内の指示情報を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに直接的に指示する。
[0166] この実施形態では、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報は、端末デバイスのSRSを設定することを間接的に示すことができる。例えば、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブ・コンテキスト応答メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を使用することによって、端末デバイスのSRSを設定することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに間接的に指示する。
[0167] オプションとして、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、ルーティング識別子(routing ID)を更に含む。ルーティング識別子は、測位デバイスを識別する。
[0168] 具体的には、ルーティング識別子は、コア・ネットワーク内のコア・ネットワーク・デバイス(例えば、AMF)によって、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信される。ルーティング識別子は、測位デバイスを識別するために、コア・ネットワーク・デバイスによって使用される。測位デバイスは、LMFデバイスであってもよい。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがルーティング識別子を取得した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を、コア・ネットワーク・デバイスを介して測位デバイスへ送信することができる。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を送信するために使用されるメッセージに、ルーティング識別子を含める。コア・ネットワーク・デバイスは、ルーティング識別子に基づいて、ルーティング識別子に対応する測位デバイスを識別し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって測位デバイスへ送信されるSRSコンフィギュレーションを、測位デバイスへ転送する。
[0169] この実施形態では、ルーティング識別子は、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージにおけるルーティング識別子の情報要素を含む。
[0170] 203:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。
[0171] オプションとして、SRS設定情報は、端末デバイスのために第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって設定されるSRSについての送信周期、帯域幅、又は伝送周波数のうちの少なくとも1つを含む。
[0172] 可能な実装において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。この実施形態において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージが、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報を更に含む場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRSを設定することを決定してもよい。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報との組み合わせにおいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。
[0173] 例えば、リファレンス情報は、端末デバイスに関して設定されるSRSについての推奨される送信周期、帯域幅、伝送周波数などを含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRSの送信周期、帯域幅、伝送周波数などを決定し、即ち、端末デバイスのSRS設定情報を決定することができる。端末デバイスに関して第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより設定されるSRSの送信周期、帯域幅、及び伝送周波数は、それぞれ、リファレンス情報で推奨されている送信周期、帯域幅、及び伝送周波数と同一であるか又は相違している。これは本願において具体的には限定されない。
[0174] 別の可能な方法において、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、端末デバイスのSRSを設定することを決定する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。
[0175] 204:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、SRS設定情報を受信する。
[0176] ステップ204において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、複数の方法で、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。詳細については、以下の図2Bの関連する説明を参照されたい。詳細はここでは説明されない。
[0177] 端末デバイスが端末デバイスのSRS設定情報を受信した後に、端末デバイスは、SRS設定情報に基づいて、SRSを送信する。測位デバイスは、端末デバイスのSRS設定情報を取得する。測位デバイスは、測定アクセス・ネットワーク・デバイスを選択し、また、測定アクセス・ネットワーク・デバイスを使用することにより、端末デバイスから送信されたSRSを測定することができる。次いで、測定アクセス・ネットワーク・デバイスは、測定結果を測位デバイスに報告する。測位デバイスは、測定結果に基づいて端末デバイスを測位する。
[0178] オプションとして、この実施形態は、ステップ205ないしステップ207を更に含むことが可能である。ステップ205ないしステップ207は、ステップ201の前に実行される。
[0179] 205:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のページング(RAN paging)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから第1のページング・メッセージを受信する。
[0180] 具体的には、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のページング・メッセージを、アクセス・ネットワークのページング・エリア内の複数のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信して、端末デバイスをページングすることを、複数のアクセス・ネットワーク・デバイスに指示する。複数のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを含む。
[0181] オプションとして、第1のページング・メッセージは、第3の情報、リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含む。
[0182] 第3の情報は、端末デバイスを測位するために使用されていることを示すために、ページング・メッセージが使用されていることを示すために使用される。
[0183] 第4の情報は、端末デバイスの位置情報を要求するために使用される。
[0184] 第5の情報は、端末デバイスのSRSを設定することを要求するために使用される。
[0185] リファレンス情報の関連する説明については、ステップ202の関連する説明を参照されたい。
[0186] 例えば、第3の情報は、第1のページング・メッセージ内の情報要素を含む。
[0187] 例えば、第3の情報は、測位(positioning)情報要素、ページング目的(paging purpose)情報要素、又はページング原因(paging cause)情報要素を含む。例えば、ページング目的情報要素の値は、測位である。ページング原因情報要素の値は、測位である。
[0188] 例えば、第3の情報は、指示情報を含む。
[0189] 例えば、指示情報が「真」である場合、それは、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されていることを示す。代替的に、指示情報が「1」である場合、それは、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されていることを示す。
[0190] この実施形態では、第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを明示的又は暗黙的に指示することができる、ということを第3の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0191] この実施形態では、第3の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを直接的又は間接的に指示することができる、ということを第3の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0192] 例えば、第4の情報は、第1のページング・メッセージ内の情報要素を含む。
[0193] 例えば、第4の情報は、測位情報(positioning information)情報要素、ページング目的(paging purpose)情報要素、又はページング原因(paging cause)情報要素を含む。例えば、ページング目的情報要素の値は、測位情報である。ページング原因情報要素の値は、測位情報である。
[0194] 例えば、第4の情報は、指示情報を含む。
[0195] 例えば、指示情報が「真」である場合、それは端末デバイスの測位情報が要求されていることを示す。代替的に、指示情報が「1」である場合、それは端末デバイスの測位情報が要求されていることを示す。
[0196] この実施形態では、第4の情報は、端末デバイスの測位情報が要求されていることを明示的又は暗黙的に示すことができる、ということを第4の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0197] この実施形態では、第4の情報は、端末デバイスの測位情報が要求されていることを直接的又は間接的に示すことができる、ということを第4の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0198] 例えば、第5の情報は、第1のページング・メッセージ内の情報要素を含む。
[0199] 例えば、第5の情報は、SRS要求(SRS required, or SRS requested)情報要素、SRS設定要求(SRS configuration required, SRS configuration requested)情報要素、測位情報要求(positioning information required, positioning information requested)情報要素、ページング目的(paging purpose)情報要素、ページング原因(paging cause)情報要素、等々を含む。例えば、ページング目的情報要素の値は:SRSを設定すること、SRSを要求すること、又はSRSを設定することを要求すること、のうちの何れか1つである。ページング原因情報要素の値は:SRSを設定すること、SRSを要求すること、又はSRSを設定することを要求すること、のうちの何れか1つである。
[0200] 例えば、第5の情報は、指示情報を含む。
[0201] 例えば、指示情報が「真」である場合に、それは、端末デバイスに関するSRSの設定が要求されていることを示す。代替的に、指示情報が「1」である場合に、端末デバイスに関するSRSの設定が要求されていることを示す。
[0202] この実施形態では、第5の情報は、端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことを明示的又は暗黙的に指示することができる、ということを第5の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0203] この実施形態では、第5の情報は、端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことを直接的又は間接的に指示することができる、ということを第5の情報の前述の例から知ることができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0204] この実施形態では、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージ及びステップ205における第1のページング・メッセージのうちの1つだけが、リファレンス情報を含んでいてもよい。
[0205] 例えば、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージはリファレンス情報を含み、ステップ205における第1のページング・メッセージはリファレンス情報を含まない。別の例では、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージはリファレンス情報を含んでおらず、ステップ205における第1のページング・メッセージはリファレンス情報を含む。確かに、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージ及びステップ205における第1のページング・メッセージの各々が、代替的に、リファレンス情報を含んでいてもよい。これは本願において具体的には限定されない。
[0206] オプションとして、第1のページング・メッセージは、ルーティング識別子を更に含む。ルーティング識別子は、測位デバイスを識別する。ルーティング識別子の関連する説明については、ステップ202の関連する説明を参照されたい。
[0207] この実施形態では、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージ及びステップ205における第1のページング・メッセージのうちの1つだけが、ルーティング識別子を含んでいてもよい。
[0208] 例えば、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージはルーティング識別子を含み、ステップ205における第1のページング・メッセージはルーティング識別子を含まない可能性がある。別の例では、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージはルーティング識別子を含んでおらず、ステップ205における第1のページング・メッセージはルーティング識別子を含む。確かに、ステップ202におけるリトリーブUEコンテキスト応答メッセージ及びステップ205における第1のページング・メッセージの各々が、代替的に、ルーティング識別子を含んでいてもよい。これは本願において具体的には限定されない。
[0209] 206:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第2のページング(paging)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、第2のページング・メッセージを受信する。
[0210] 第2のページング・メッセージは、端末デバイスの識別子、例えば、ユーザー装置識別子(user equipment identity,UE ID)を含む。
[0211] 第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ステップ205における第1のページング・メッセージに基づいて、端末デバイスをページングすることを決定する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第2のページング・メッセージを使用することにより、端末デバイスをページングして、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対してRRC再開要求を開始することを端末デバイスに指示し、端末デバイスがネットワークにアクセスするようにする。
[0212] 207:端末デバイスは、RRC再開要求(RRC resume request)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスからRRC再開要求メッセージを受信する。
[0213] 以下、図2Bを参照しながら、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスがステップ204において端末デバイスのSRS設定情報を送信する幾つかの可能な送信方法を説明する。
[0214] 送信方法1
[0215] 図2Bを参照されたい。ステップ204は、具体的には、以下を含む:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放(RRC release)メッセージを端末デバイスへ送信する。RRC解放メッセージは、SRS設定情報を含む。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、RRC解放メッセージを受信する。
[0216] 端末デバイスは、ステップ207において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対してRRC再開要求を開始する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスを測位するために、又は端末デバイスのSRSを設定するために、端末デバイスをページングする。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージを端末デバイスへ送信し、端末デバイスがインアクティブ状態にあるようにすることが可能である。これは、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることによって生じるエネルギー消費を回避する。また、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC解放メッセージにおいて、SRS設定情報を端末デバイスに配信し、端末デバイスのSRSを設定する。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりSRS設定情報を端末デバイスに配信することの遅延を低減し、SRS設定情報を端末デバイスへより早期により迅速に配信する。端末デバイスの測位に起因して生じる余分な遅延が回避され、測位効率が向上する。
[0217] 送信方法2
[0218] 図2Bを参照されたい。ステップ204は、具体的には、以下を含む:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再開(RRC resume)メッセージを端末デバイスへ送信する。RRC再開メッセージは、SRS設定情報を含む。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、RRC再開メッセージを受信する。
[0219] 端末デバイスは、ステップ207において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対してRRC再開要求を開始する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのRRC再開要求を受信し、端末デバイスがコネクテッド状態に入るようにする。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再開メッセージにおいて、SRS設定情報を端末デバイスに配信し、端末デバイスのSRSを設定する。更に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによりSRS設定情報を端末デバイスに配信することの遅延を低減し、SRS設定情報を端末デバイスへより早期により迅速に配信する。端末デバイスの測位に起因して生じる余分な遅延が回避され、測位効率が向上する。
[0220] 送信方法3
[0221] 図2Bを参照されたい。図2Aに示される実施形態は、ステップ204aを更に含む。ステップ204aはステップ202の後に実行され、ステップ204aはステップ204の前に実行される
[0222] 204a:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再開(RRC resume)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、RRC再開メッセージを受信する。
[0223] 端末デバイスは、ステップ207において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対するRRC再開要求を開始し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのRRC再開要求を受信し、端末デバイスがコネクテッド状態に入るようにする。
[0224] ステップ204aに基づいて、ステップ204は、具体的には以下を含む:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再設定(RRC reconfigure)メッセージを端末デバイスへ送信する。RRC再設定メッセージは、SRS設定情報を含む。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスからRRC再設定メッセージを受信する。
[0225] 送信方法3において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのRRC再開要求を受信する。次いで、端末デバイスがコネクテッド状態に入った後、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再設定メッセージを使用することにより、SRS設定情報を端末デバイスへ送信して、端末デバイスのSRSを設定する。
[0226] オプションとして、この実施形態はステップ208を更に含む。
[0227] 図2Bの送信方法1の場合、ステップ208は、図2Bの送信方法1におけるステップ204の後に実行される。
[0228] 図2Bの送信方法2の場合、ステップ208は、図2Bの送信方法2におけるステップ204の後に実行される。
[0229] 図2Bの送信方法3の場合、ステップ208は、図2Bの送信方法3におけるステップ204aの後に実行される。
[0230] 図2Bの送信方法3におけるステップ208とステップ204は、任意の順序で実行されてもよい。例えば、ステップ204は、ステップ208の前に実行されてもよい。代替的に、ステップ208は、ステップ204の前に実行される。代替的に、ステップ204とステップ208は、状況に応じて同時に実行される。これは本願において具体的には限定されない。
[0231] 208:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、UEコンテキスト解放(UE context release)メッセージをソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、UEコンテキスト解放メッセージを受信する。
[0232] この実施形態において、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスによって送信された測位情報要求メッセージに含まれるサウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素に基づいて、決定されてもよい。以下、ステップ209及びステップ210を参照しながら、説明を行う。ステップ209及びステップ210は、ステップ205の前に実行される。
[0233] 209:測位デバイスは、測位情報要求(positioning information request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスから測位情報要求メッセージを受信する。
[0234] 測位情報要求メッセージは、端末デバイスのSRSを設定することを要求するために使用される。測位情報要求メッセージは、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含む可能性がある。リファレンス情報の関連する説明については、ステップ202の関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明しない。
[0235] 210:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答(positioning information response)メッセージを測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、測位情報応答メッセージを受信する。
[0236] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを、測位デバイスへフィードバックする。このように、測位デバイスは、端末デバイスに関してSRSを設定することができない、とは考えない。また、測位デバイスは、端末デバイスを測位できない、とは考えない。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスがステップ210を実行する場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに関してSRSを設定しておらず、測位情報応答メッセージは、端末デバイスのSRS設定情報を含んでいない可能性がある。端末デバイスのSRS設定情報は、別のメッセージを使用することにより、測位デバイスへ送信されてもよい。詳細については、以下の図2Cにおける関連する説明を参照されたい。
[0237] オプションとして、ステップ210は、ステップ208の後に実行される。
[0238] 本願の実施形態において、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを受信する。リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を含む。端末デバイスはインアクティブ状態にある。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定し、SRS設定情報を端末デバイスへ送信する。端末デバイスはインアクティブ状態にあり、端末デバイスはソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ移動し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのコンテキストを要求するプロセスにおいて、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報を取得することが可能である、ということを知ることができる。次いで、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、端末デバイスのSRS設定情報を決定する。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を端末デバイスへ送信して、端末デバイスのSRSを設定する。このように、端末デバイスがインアクティブ状態にある場合に、測位デバイスは端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができ、測位デバイスが端末デバイスを測位するようにする。換言すれば、本願のこの実施形態の技術的解決策は、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定する要求を行うことに失敗したことが原因で、測位デバイスが端末デバイスを測位することに失敗するという問題を回避する。
[0239] 図2Aに示される実施形態は、ステップ201ないしステップ210を示している。実際の適用の際には、ステップ201ないしステップ210の全てが実行されることを必須としておらず、ステップ201ないしステップ210の一部又は全部が必要に応じて実行されることが可能である。
[0240] 図2Aに示される実施形態において、測位デバイスが端末デバイスを測位できるように、測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって決定された端末デバイスのSRS設定情報を取得する。以下、測位デバイスが端末デバイスのSRSコンフィギュレーションを取得する幾つかの可能な取得方法を示す。以下、図2Cを参照しながらそれらの方法を説明する。
[0241] 取得方法1
[0242] 取得方法1において、図2Aに示される実施形態におけるステップ208のリトリーブUEコンテキスト解放メッセージは、SRS設定情報を含む。更に、図2Aに示される実施形態はステップ211を更に含み、ステップ211はステップ208の後に実行される。
[0243] 211:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、SRS設定情報を受信する。
[0244] 可能な実装において、ステップ211は、具体的に以下を含む:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報更新(positioning information update)メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報更新メッセージは、SRS設定情報を含む。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから測位情報更新メッセージを受信する。
[0245] この実装では、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの測位情報更新メッセージを受信する。次いで、測位デバイスは、測位情報更新メッセージを使用することにより、端末デバイスのSRS設定情報を取得する。
[0246] 別の可能な実装において、SRS設定情報は、ステップ210における測位情報応答メッセージに含まれる。即ち、ステップ211とステップ210が組み合わせられる:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信し、ここで、測位情報応答メッセージはSRS設定情報を含む。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、測位情報応答メッセージを受信する。
[0247] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト解放メッセージを使用することによって、端末デバイスのSRS設定情報を取得する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを使用することによって、SRS設定情報を測位デバイスに報告する。即ち、測位デバイスは測位情報応答メッセージを使用することにより、端末デバイスのSRS設定情報を取得する。
[0248] 取得方法2
[0249] 入手方法2において、図2Aに示される実施形態はステップ212を更に含む。ステップ212はステップ203の後に実行される。
[0250] ステップ212:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、SRS設定情報を測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、SRS設定情報を受信する。
[0251] オプションとして、ステップ212は具体的には以下を含む:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報更新(positioning information update)メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報更新メッセージは、SRS設定情報を含む。測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、測位情報更新メッセージを受信する。
[0252] 取得方法2において、測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの測位情報更新メッセージを受信する。測位デバイスは、測位情報更新メッセージを使用することにより、端末デバイスのSRS設定情報を取得する。
[0253] 上記は、測位デバイスが端末デバイスのSRS設定情報を取得する、複数の可能な取得方法を示している。測位デバイスが端末デバイスのSRS設定情報を取得した後に、測位デバイスは、複数の測定アクセス・ネットワーク・デバイスを選択し、測定アクセス・ネットワーク・デバイスを使用することにより、端末デバイスによって送信されたSRSを測定することが可能である。次いで、測定アクセス・ネットワーク・デバイスは、測定結果を測位デバイスに報告する。この場合、測位デバイスは、測定結果に基づいて端末デバイスを測位する。
[0254] 本願は、更に実施形態を提供し、この実施形態は、図2Aに示される実施形態に類似している。相違点は、図2Aに示される実施形態におけるステップ211が、以下のように置き換えられている点にある:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報障害(positioning information failure)メッセージを、測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、測位情報障害メッセージを受信する。
[0255] オプションとして、測位情報障害メッセージは、原因(cause)を含む。原因は、端末デバイスがソース・アクセス・デバイスを離れたことを示すために使用され;原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示すために使用され;原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され;又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示すために使用される。測位情報障害メッセージに含まれる原因の関連する説明については、図4に示される実施形態のステップ402における関連する説明を参照されたい。詳細はここでは説明しない。
[0256] このように、測位デバイスは、端末デバイスに関してSRSを設定することができない、とは考えない。また、測位デバイスは、端末デバイスを測位できない、とは考えない。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスがステップ210を実行する場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに関してSRSを設定しておらず、測位情報障害メッセージは、端末デバイスのSRS設定情報を含んでいない可能性がある。端末デバイスのSRS設定情報は、別のメッセージを使用することにより、測位デバイスへ送信されてもよい。詳細については、以下の図2Cにおける関連する説明を参照されたい。
[0257] オプションとして、ステップ211は、ステップ209の後に実行される。
[0258] 図3は、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。図3において、通信方法は以下のステップを含む。
[0259] 301:測位デバイスは、測位情報要求(positioning information request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスから測位情報要求メッセージを受信する。
[0260] 測位情報要求メッセージは、端末デバイスのSRSを設定することを要求するために使用される。測位情報要求メッセージは、サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素を含む可能性がある。サウンディング・リファレンス信号伝送特性情報要素の関連する説明の詳細については、図2Aに示される実施形態のステップ202における関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明しない。
[0261] この実施形態において、端末デバイスはインアクティブ状態にある。端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する。即ち、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにキャンプし、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのキャンプしたアクセス・ネットワーク・デバイス(camped RAN)と呼ばれてもよい。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスに応対するラスト・アクセス・ネットワーク・デバイスである。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのコンテキストと、端末デバイスに関連付けられたNGコネクションであってソース・アクセス・ネットワーク・デバイスとAMFとの間におけるものとを記憶している。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのラスト・サービング・アクセス・ネットワーク・デバイス(last serving RAN)と呼ばれてもよい。
[0262] 302:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答(positioning information response)メッセージを測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、測位情報応答メッセージを受信する。
[0263] 測位情報応答メッセージは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含む。
[0264] 1.測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報。
[0265] 端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることは:測位デバイスが、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを含む。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスした場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0266] 測位デバイスは、測位情報要求メッセージを、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスへ、AMFを介して送信する。具体的には、AMFは、端末デバイスによってアクセスされるサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスを決定し、測位情報要求メッセージを、サービング・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。従って、端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動し、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする。測位デバイスが、端末デバイスのSRSを設定することを再び要求する場合、AMFのみが、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスは変化していることを検出できる。AMFは、端末デバイスにより現在アクセスされている第1のアクセス・ネットワーク・デバイスを選択し、その第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対して、測位デバイスにより再度要求されている測位デバイス要求メッセージを送信する。測位デバイスは、2つの要求の測位情報要求メッセージが送付される先であるアクセス・ネットワーク・デバイスを知らない。
[0267] 従って、測位デバイスのために、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを、測位デバイスに指示してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように指示される。
[0268] 例えば、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報は、測位情報応答メッセージ内の情報要素を含む。
[0269] 例えば、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報は、SRS要求(SRS required, or SRS requested)情報要素、SRS設定要求(SRS configuration required, or SRS configuration requested)情報要素、測位情報要求(positioning information required, or positioning information requested)情報要素、等々を含む。
[0270] 例えば、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報は、指示情報を含む。
[0271] 例えば、指示情報の値が「真」である場合、それは、測位デバイスが、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように指示されていることを示す。別の例では、指示情報の値が「1」である場合、それは、測位デバイスが、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように指示されていることを示す。
[0272] この実施形態では、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報は、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように測位デバイスに明示的又は暗黙的に指示することができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0273] この実施形態では、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報は、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように測位デバイスに直接的又は間接的に指示することができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0274] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報を使用することにより、端末デバイスのSRSを設定することを再要求するように測位デバイスに指示する。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、端末デバイスによりアクセスされたサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0275] 2.端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報。
[0276] 端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたと判断してもよいし、或いは、端末デバイスが他のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、端末デバイスによりアクセスされたサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0277] 具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0278] 例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、測位情報応答メッセージの情報要素を含む。例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、UE退去(UE left)情報要素、又はUE退出(UE moved out)情報要素を含む。
[0279] 例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、指示情報を含む。例えば、指示情報の値が「真」である場合、それは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す。別の例では、指示情報の値が「1」である場合、それは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す。
[0280] この実施形態では、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを明示的又は暗黙的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0281] この実施形態では、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを直接的又は間接的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0282] 3.端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報。
[0283] 端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルへ移動する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルから離れたと判断してもよいし、或いは、端末デバイスが別のアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、端末デバイスによりアクセスされたサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0284] 具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0285] 例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報は、測位情報応答メッセージの情報要素を含む。例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報は、セル変更(cell changed)情報要素、又はセル外(out of cell)情報要素を含む。
[0286] 例えば、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報は、指示情報を含む。
[0287] 例えば、指示情報の値が「真」である場合、それは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す。別の例では、指示情報の値が「1」である場合、それは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す。
[0288] この実施形態では、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを明示的又は暗黙的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0289] この実施形態では、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを直接的又は間接的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0290] 4.インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報。
[0291] 端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する。端末デバイスはインアクティブ状態にある。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。測位デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたと判断してもよいし、或いは、インアクティブ状態にある端末デバイスが他のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。
[0292] このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。また、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを最初に要求しない可能性があり、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする可能性がある。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを再要求したり、或いは端末デバイスのSRSを設定することを間隔を置いて再度要求したりする可能性があるが、端末デバイスはコネクテッド状態に入っている。即ち、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする。このように、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができる。
[0293] 具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0294] 例えば、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、測位情報応答メッセージの情報要素を含む。
[0295] 例えば、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、インアクティブ状態セル変更(cell changed in inactive state)情報要素、又はインアクティブ状態UE退出(UE move out in inactive state)情報要素、等々を含む。
[0296] 例えば、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、指示情報を含む。
[0297] 例えば、指示情報の値が「真」である場合、それは、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す。別の例では、指示情報の値が「1」である場合、それは、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す。
[0298] この実施形態では、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを明示的又は暗黙的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0299] この実施形態では、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを直接的又は間接的に示すことができる。これは本願において具体的には限定されない。
[0300] 端末デバイスが移動する先の第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスがアクセスできるようにするために、測位デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定することを要求する。オプションとして、この実施形態は、ステップ303ないしステップ310を更に含み、ステップ303ないしステップ310は、ステップ302の後に実行される。
[0301] 303:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、第1のページング(RAN paging)メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから第1のページング・メッセージを受信する。
[0302] ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、アクセス・ネットワークのページング・エリア内の第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ、第1のページング・メッセージを送信し、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスをページングするように指示することができる。
[0303] オプションとして、第1のページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。
[0304] 第1の情報は、端末デバイスを測位するためにページング・メッセージが使用されることを示すために使用される。
[0305] 第2の情報は、端末デバイスの測位情報を要求していることを示すために使用される。
[0306] 第3の情報は、端末デバイスのSRSを設定することを要求するために使用される。
[0307] 第1の情報は、図2Aに示される実施形態におけるステップ205の第3の情報に類似している。第2の情報は、図2Aに示される実施形態におけるステップ205の第4の情報に類似している。第3の情報は、図2Aに示される実施形態におけるステップ205の第5の情報に類似している。詳細については、図2Aに示される実施形態におけるステップ205の第3の情報、第4の情報、及び第5の情報の関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明しない。
[0308] 第1のページング・メッセージは、第1の情報、第2の情報、又は第3の情報のうちの任意の1つ以上を含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のページング・メッセージに基づいて、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをページングして測位デバイスにより端末デバイスを測位する、と判断することができる。このように、端末デバイスのSRSを設定した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスをできるだけ早くインアクティブ状態に解放して、端末デバイスのエネルギー消費を回避する。
[0309] 304:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第2のページング(paging)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから第2のページング・メッセージを受信する。
[0310] ステップ304は、図2Aに示される実施形態におけるステップ206に類似している。詳細については、図2Aに示される実施形態におけるステップ206の関連する説明を参照されたい。
[0311] 305:端末デバイスは、RRC再開要求(RRC resume request)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスからRRC再開要求メッセージを受信する。
[0312] 306:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求(retrieve UE context request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信する。
[0313] 307:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答(retrieve UE context response)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより送信されたリトリーブUEコンテキスト応答メッセージを受信する。
[0314] 308:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再開(RRC resume)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、RRC再開メッセージを受信する。
[0315] 309:端末デバイスは、RRC再開完了(RRC resume complete)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスからRRC再開完了メッセージを受信する。
[0316] 310:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、UEコンテキスト解放(UE context release)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、UEコンテキスト解放メッセージを受信する。
[0317] 端末デバイスは、ネットワークにアクセスするために、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに対してRRC再開要求を開始する、ということをステップ303ないしステップ310から知ることができる。このように、測位デバイスは、AMFを介して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0318] 本願のこの実施形態において、測位デバイスは、測位情報要求メッセージをアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報応答メッセージは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを設定することを再要求していることを示す情報;端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報;端末デバイスがアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れたことを示す情報;又はインアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示す情報、のうちの少なくとも1つを含む。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位応答メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0319] 図3に示される実施形態は、ステップ301ないしステップ310を示している。実際の応用の際には、ステップ301ないしステップ310の全てが実行されることを必須としておらず、ステップ301ないしステップ310の一部又は全部が必要に応じて実行されることが可能である。
[0320] 本願は、更に実施形態を提供する。この実施形態は、図3に示される実施形態に類似しており、相違点は、図3に示される実施形態におけるステップ302が、ステップ310の後に実行される点にある。具体的には、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスのUEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信した後に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスしていると判断することが可能である。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、ステップ302を実行して、測位デバイスが端末デバイスのSRSを再び設定することを要求する場合に、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることを保証する。この場合、測位デバイスは、端末デバイスのSRSの設定を要求することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに首尾良く要求することができ、測位デバイスが、以後、端末デバイスを測位するようにする。
[0321] 図4は、本願の実施形態による通信方法の別の実施形態の概略図である。図4において、通信方法は以下のステップを含む。
[0322] 401:測位デバイスは、測位情報要求(positioning information request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位デバイスから測位情報要求メッセージを受信する。
[0323] ステップ401は、図3に示される実施形態におけるステップ301に類似している。詳細については、図3に示される実施形態におけるステップ301の関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明しない。
[0324] 402:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報障害(positioning information failure)メッセージを測位デバイスへ送信する。これに対応して、測位デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから測位情報障害メッセージを受信する。
[0325] 測位情報障害メッセージは、原因(cause)を含む。原因は、端末デバイスがソース・アクセス・デバイスを離れたことを示すために使用される。
[0326] 代替的に、原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され;原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され;或いは、原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用される。
[0327] 例えば、測位情報障害メッセージの原因情報要素は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れた原因を含む。
[0328] 具体的には、端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。この場合、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたと判断することができる。代替的に、測位デバイスは、端末デバイスが別のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアに移動したと判断する。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。
[0329] 次いで、測位デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0330] 例えば、測位情報障害メッセージの原因情報要素は、端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れた原因を含む。
[0331] 具体的には、端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルへ移動する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたことを、測位デバイスに通知することができ、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルから離れたと判断してもよい。代替的に、測位デバイスは、端末デバイスが別のアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。
[0332] このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。次いで、測位デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。
[0333] 例えば、測位情報障害メッセージの原因情報要素は、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れた原因を含む。
[0334] 具体的には、端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアへ移動する。端末デバイスはインアクティブ状態にある。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。この場合、測位デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたと判断してもよいし、或いは、測位デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスが、別のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。
[0335] このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを最初に要求しない可能性があり、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする可能性がある。具体的には、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを再要求したり、或いは端末デバイスのSRSを設定することを間隔を置いて再度要求したりする可能性があるが、端末デバイスはコネクテッド状態に入っており、即ち、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする。このようにして、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができる。具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0336] 例えば、測位情報障害メッセージの原因情報要素は、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルを離れた原因を含む。
[0337] 具体的には、端末デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルから、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより管理されるセルへ移動する。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスが、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたことを、測位デバイスに通知することができる。測位デバイスは、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアを離れたと判断してもよいし、或いは、インアクティブ状態にある端末デバイスが別のアクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリアに移動したと判断してもよい。即ち、測位デバイスは、端末デバイスのロケーション・ステータスを決定することができる。
[0338] このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを最初に要求しない可能性があり、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動した後に、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする可能性がある。具体的には、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを再要求したり、或いは端末デバイスのSRSを設定することを間隔を置いて要求したりする可能性があるが、端末デバイスはコネクテッド状態に入っており、即ち、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする。このようにして、測位デバイスは、端末デバイスのSRSを設定することを首尾良く要求することができる。具体的には、測位デバイスは、AMFを介して、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスに、端末デバイスのSRSを設定するように再要求することができる。端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに移動している。端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスする場合、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスのサービング・アクセス・ネットワーク・デバイスとなる。
[0339] 403:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のページング(RAN paging)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから第1のページング・メッセージを受信する。
[0340] 404:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、第2のページング(paging)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから第2のページング・メッセージを受信する。
[0341] 405:端末デバイスは、RRC再開要求(RRC resume request)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスからRRC再開要求メッセージを受信する。
[0342] 406:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト要求(retrieve UE context request)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信する。
[0343] 407:ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、リトリーブUEコンテキスト応答(retrieve UE context response)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを受信する。
[0344] 408:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、RRC再開(RRC resume)メッセージを端末デバイスへ送信する。これに対応して、端末デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、RRC再開メッセージを受信する。
[0345] 409:端末デバイスは、RRC再開完了(RRC resume complete)メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスからRRC再開完了メッセージを受信する。
[0346] 410:第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、UEコンテキスト解放(UE context release)メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。これに対応して、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから、UEコンテキスト解放メッセージを受信する。
[0347] ステップ403ないしステップ410は、図3に示される実施形態におけるステップ303ないしステップ310に類似している。詳細については、図3に示される実施形態におけるステップ303ないしステップ310の関連する説明を参照されたい。詳細はここで再び説明しない。
[0348] 本願のこの実施形態において、測位デバイスは、測位情報要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信する。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、測位情報応答メッセージを測位デバイスへ送信する。測位情報応答メッセージは、原因を含む。原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用され;原因は、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって管理されるセルを離れたことを示すために使用され、又は原因は、インアクティブ状態にある端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスを離れたことを示すために使用される。このように、測位デバイスは、端末デバイスがソース・アクセス・ネットワーク・デバイスの信号カバレッジ・エリア内にある場合に、端末デバイスに対してSRSを設定できず、その結果、測位デバイスは端末デバイスを測位できないとみなすようには理解しない。測位デバイスは、測位情報障害メッセージとの組み合わせにおいて、端末デバイスのSRSを設定することを再要求し、その後、端末デバイスを測位することができる。
[0349] 図4に示される実施形態は、ステップ401ないしステップ410を示している。実際の応用の際には、ステップ401ないしステップ410の全てが実行されることを必須としておらず、ステップ401ないしステップ410の一部又は全部が必要に応じて実行されることが可能である。
[0350] 本願は、更に実施形態を提供する。この実施形態は、図4に示される実施形態に類似しており、相違点は、図4に示される実施形態におけるステップ402が、ステップ410の後に実行される点にある。具体的には、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、端末デバイスのUEコンテキスト解放メッセージを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信した後に、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、端末デバイスが第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにアクセスしていると判断することが可能である。次いで、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、ステップ302を実行する。これは、測位デバイスが端末デバイスのSRSを再び設定することを要求する場合に、端末デバイスがコネクテッド状態に入っていることを保証する。この場合、測位デバイスは、端末デバイスのSRSの設定を要求することを、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスに首尾良く要求することができ、測位デバイスが、以後、端末デバイスを測位するようにする。
[0351] 以下、本願の実施形態で提供される通信装置を説明する。図5は、本願の実施形態による通信装置500の構造の概略図である。通信装置500は、送信ユニット501、受信ユニット502、及び処理ユニット503を含む。
[0352] 通信装置500がアクセス・ネットワーク・デバイス又はアクセス・ネットワーク・デバイス内のチップである場合、通信装置500は、図2A、図2B、及び図2Cに示される実施形態で第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されることが可能である。図2A、図2B、及び図2Cに示されている方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0353] 例えば、送信ユニット501は、図2Aに示される実施形態におけるステップ201、ステップ204、ステップ206、及びステップ208を実行するように構成されている。受信ユニット502は、図2Aに示される実施形態におけるステップ202、ステップ205、及びステップ207を実行するように構成されている。処理ユニット503は、図2Aに示される実施形態におけるステップ203を実行するように構成されている。
[0354] 例えば、送信ユニット501は、図2Bに示される実施形態の送信方法1におけるステップ204を実行するように構成されており;送信ユニット501は、図2Bに示される実施形態の送信方法2におけるステップ204を実行するように構成されており;又は送信ユニット501は、図2Bに示される実施形態の送信方法3におけるステップ204a及びステップ204を実行するように構成されている。
[0355] 例えば、送信ユニット501は、図2Cに示される実施形態の取得方法1におけるステップ208を実行するように構成されており;又は送信ユニット501は、図2Cに示される実施形態の取得方法2におけるステップ212を実行するように構成されている。
[0356] 以下、本願の実施形態で提供される通信装置を説明する。図6は、本願の実施形態による通信装置600の構造の概略図である。通信装置600は、受信ユニット601、及び送信ユニット602を含む。
[0357] 通信装置600がアクセス・ネットワーク・デバイス又はアクセス・ネットワーク・デバイス内のチップである場合、通信装置600は、図2A、図2C、図3、及び図4に示される実施形態でソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されることが可能である。図2A、図2C、図3、及び図4に示される方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0358] 例えば、受信ユニット601は、図2Aに示される実施形態におけるステップ201、ステップ208、及びステップ209を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図2Aに示される実施形態におけるステップ202、ステップ205、及びステップ210を実行するように構成されている。
[0359] 例えば、受信ユニット601は、図2Cに示される実施形態の取得方法1におけるステップ208を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図2Cに示される実施形態の取得方法2におけるステップ211を実行するように構成されている。
[0360] 例えば、受信ユニット601は、図3に示される実施形態におけるステップ301、ステップ306、及びステップ310を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図3に示される実施形態におけるステップ302、ステップ303、及びステップ307を実行するように構成されている。
[0361] 例えば、受信ユニット601は、図4に示される実施形態におけるステップ401、ステップ406、及びステップ410を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図4に示される実施形態におけるステップ402、ステップ403、及びステップ407を実行するように構成されている。
[0362] 通信装置600が端末デバイス又は端末デバイス内のチップである場合、通信装置600は、図2A、図2B、図3、及び図4に示される実施形態で端末デバイスによって実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されことが可能である。図2A、図2B、図3、及び図4に示される方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0363] 例えば、受信ユニット601は、図2Aに示される実施形態におけるステップ204及びステップ206を実行するように構成され、送信ユニット602は、図2Aに示される実施形態におけるステップ207を実行するように構成されている。
[0364] 例えば、受信ユニット601は、図2Bに示される実施形態の送信方法1におけるステップ204を実行するように構成されており;受信ユニット601は、図2Bに示される実施形態の送信方法2におけるステップ204を実行するように構成されており;又は受信ユニット601は、図2Bに示される実施形態の送信方法3におけるステップ204a及びステップ204を実行するように構成されている。
[0365] 例えば、受信ユニット601は、図3に示される実施形態におけるステップ304及びステップ308を実行するように構成され、送信ユニット602は、図3に示される実施形態におけるステップ305及びステップ309を実行するように構成されている。
[0366] 例えば、受信ユニット601は、図4に示される実施形態におけるステップ404及びステップ408を実行するように構成され、送信ユニット602は、図4に示される実施形態におけるステップ405及びステップ409を実行するように構成されている。
[0367] 通信装置600が測位デバイス又は測位デバイス内のチップである場合、通信装置600は、図2A、図2C、図3、及び図4に示される実施形態で測位デバイスによって実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されることが可能である。図2A、図2B、図3、及び図4に示される方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0368] 例えば、受信ユニット601は、図2Aに示される実施形態におけるステップ210を実行するように構成され、送信ユニット602は、図2Aに示される実施形態におけるステップ209を実行するように構成されている。
[0369] 例えば、受信ユニット601は、図2Cに示される実施形態の取得方法1におけるステップ211又は取得方法2におけるステップ212を実行するように構成されている。
[0370] 例えば、受信ユニット601は、図3に示される実施形態におけるステップ301を実行するように構成され、送信ユニット602は、図3に示される実施形態におけるステップ301を実行するように構成されている。
[0371] 例えば、受信ユニット601は、図4に示される実施形態におけるステップ401を実行するように構成され、送信ユニット602は、図4に示される実施形態におけるステップ401を実行するように構成されている。
[0372] 通信装置600がアクセス・ネットワーク・デバイス又はアクセス・ネットワーク・デバイス内のチップである場合、通信装置600は、図3及び図4に示される実施形態で第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されることが可能である。図3及び図4に示される方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0373] 例えば、受信ユニット601は、図3に示される実施形態におけるステップ303、ステップ305、ステップ307、及びステップ309を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図3に示される実施形態におけるステップ304、ステップ306、ステップ308、及びステップ310を実行するように構成されている。
[0374] 例えば、受信ユニット601は、図4に示される実施形態におけるステップ403、ステップ405、ステップ407、及びステップ409を実行するように構成されている。送信ユニット602は、図4に示される実施形態におけるステップ404、ステップ406、ステップ408、及びステップ410を実行するように構成されている。
[0375] 本願は、更に通信装置を提供する。図7は、本願の実施形態による通信装置700の構造の別の概略図である。
[0376] 通信装置700は、プロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703を含む。
[0377] プロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703は個々にバスを介して接続され、メモリはコンピュータ命令を記憶している。
[0378] 通信装置700がアクセス・ネットワーク・デバイス又はアクセス・ネットワーク・デバイス内のチップである場合、通信装置700は、図2A、図2B、図2C、図3、及び図4に示される実施形態で第1のアクセス・ネットワーク・デバイスによって実行されるステップを実行するように構成されることが可能である。前述の方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0379] 図5における送信ユニット501と受信ユニット502は、具体的にはこの実施形態におけるトランシーバ703であってもよい。従って、トランシーバ703の具体的な実装は改めて説明しない。図5に示される処理ユニット503は、具体的にはこの実施形態におけるプロセッサ701であってもよい。従って、プロセッサ701の具体的な実装は改めて説明しない。
[0380] 通信装置700がアクセス・ネットワーク・デバイス又はアクセス・ネットワーク・デバイス内のチップである場合、通信装置700は、図2A、図2C、図3、及び図4に示される実施形態でソース・アクセス・ネットワーク・デバイスによって実行されるステップを実行するように構成されることが可能である。前述の方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0381] 図6における受信ユニット601と送信ユニット602は、具体的にはこの実施形態におけるトランシーバ703であってもよい。従って、トランシーバ703の具体的な実装は改めて説明しない。
[0382] 通信装置700が測位デバイス又は測位デバイス内のチップである場合、通信装置700は、図2A、図2C、図3、及び図4に示される実施形態で測位デバイスによって実行されるステップを実行するように構成されることが可能である。前述の方法の実施形態における関連する説明を参照されたい。
[0383] 図6における受信ユニット601と送信ユニット602は、具体的にはこの実施形態におけるトランシーバ703であってもよい。従って、トランシーバ703の具体的な実装は改めて説明しない。
[0384] 図8は、以下の端末デバイスの可能な構造の概略図である。
[0385] 図8は、端末デバイスの構造を描いた簡略化された概略図である。理解を容易にし、図示の便宜を図るために、端末デバイスが移動電話機である例が図8で使用されている。図8に示されるように、端末デバイスは、プロセッサ、メモリ、無線周波数回路、アンテナ、及び入/出力装置を含む。プロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理し、端末デバイスを制御し、ソフトウェア・プログラムを実行し、ソフトウェア・プログラムのデータを処理すること等を行うように構成されている。メモリは、主に、ソフトウェア・プログラム及びデータを記憶するように構成されている。無線周波数回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波信号との間の変換を実行し、また、無線周波信号を処理するように構成されている。アンテナは、主に、電磁波の形態で無線周波数信号を受信及び送信するように構成されている。入/出力装置、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ、又はキーボードは、主に、ユーザーによって入力されたデータを受け取り、データをユーザーに出力するように構成されている。端末デバイスの種類によっては、入/出力装置を有しない可能性があることに留意すべきである。
[0386] データを送信する必要がある場合、送信されるべきデータに対してベースバンド処理を実行した後に、プロセッサは、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力し;及び、無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行し、アンテナを介して無線周波数信号を電磁波の形態で外部に送信する。データが端末デバイスへ送信された場合、無線周波数回路は、アンテナを介して無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。説明を容易にするために、図8では、1つのメモリと1つのプロセッサだけが示されている。実際の端末デバイス製品では、1つ以上のプロセッサと1つ以上のメモリが存在する可能性がある。メモリは、記憶媒体、ストレージ・デバイス等と呼ばれてもよい。メモリは、プロセッサから独立して配置されてもよいし、或いはプロセッサと一体化されていてもよい。これは本願の実施形態では限定されない。
[0387] 本願の実施形態において、トランシーバ機能を有するアンテナと無線周波数回路は、端末デバイスのトランシーバ・ユニットとして考えられてもよく、処理機能を有するプロセッサは、端末デバイスの処理ユニットとして考えられてもよい。図8に示されるように、端末デバイスは、トランシーバ・ユニット810と処理ユニット820を含む。トランシーバ・ユニットは、トランシーバ、トランシーバ機構、トランシーバ装置などと呼ばれてもよい。処理ユニットは、プロセッサ、処理基板、処理モジュール、処理装置などとも呼ばれてもよい。オプションとして、トランシーバ・ユニット810内にある構成要素であって受信機能を実現するように構成されているものは、受信ユニットとして考えられてもよく、トランシーバ・ユニット810内にある構成要素であって送信機能を実現するように構成されているものは、送信ユニットとして考えられてもよい。即ち、トランシーバ・ユニット810は、受信ユニットと送信ユニットを含む。トランシーバ・ユニットは、時に、トランシーバ機構、トランシーバ、トランシーバ回路などと呼ばれることもある。受信ユニットは、時に、受信機構、受信機、受信回路などと呼ばれることもある。また、送信ユニットは、時に、送信機構、送信機、送信回路など等と呼ばれることもある。
[0388] トランシーバ・ユニット810は、前述の方法の実施形態における端末デバイスのものである送信動作及び受信動作を実行するように構成され、処理ユニット820は、前述の方法の実施形態における端末デバイスの受信動作及び送信動作以外の動作を実行するように構成されている、ということが理解されるべきである。
[0389] 可能な実装において、トランシーバ・ユニット810は、図2Aに示される実施形態におけるステップ204、ステップ206、及びステップ207を実行するように構成されている。
[0390] 別の可能な実装において、トランシーバ・ユニット810は、図2Bに示される実施形態の送信方法1におけるステップ204、図2Bに示される実施形態の送信方法2におけるステップ204、又は図2Bに示される実施形態の送信方法3におけるステップ204a及びステップ204を実行するように構成されている。
[0391] 別の可能な実装において、トランシーバ・ユニット810は、図3に示される実施形態におけるステップ304、ステップ305、ステップ308、及びステップ309を実行するように構成されている。
[0392] 別の可能な実装において、トランシーバ・ユニット810は、図4に示される実施形態におけるステップ404、ステップ405、ステップ408、及びステップ409を実行するように構成されている。
[0393] 端末デバイスがチップである場合、チップは、トランシーバ・ユニットと処理ユニットを含む。トランシーバ・ユニットは、入/出力回路又は通信インターフェースであってよい。処理ユニットは、チップ上に統合されたプロセッサ、マイクロプロセッサ、集積回路、又は論理回路である。前述の方法の実施形態において、送信動作は入/出力回路の出力に対応し、受信動作は入/出力回路の入力に対応している。
[0394] 図9を参照されたい。本願の実施形態は更に通信システムを提供する。通信システムは、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスと、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスとを含む。第1のアクセス・ネットワーク・デバイスは、図2A及び図2Cに示される実施形態において第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されている。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、図2A、図2B、及び図2Cに示される実施形態においてソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されている。
[0395] 図10を参照されたい。本願の実施形態は別の通信システムを更に提供する。通信システムは、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスと測位デバイスを含む。ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスは、図3及び図4に示される実施形態においてソース・アクセス・ネットワーク・デバイスにより実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されている。測位デバイスは、図3及び図4に示される実施形態において測位デバイスにより実行されるステップの全部又は一部を実行するように構成されている。
[0396] 本願の実施形態は、コンピュータ命令を含むコンピュータ・プログラム製品を更に提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で実施されると、コンピュータは、図2A、図2B、図2C、図3、及び図4に示される実施形態における通信方法を実行することが可能になる。
[0397] 本願の実施形態は、コンピュータ命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供する。コンピュータ命令がコンピュータ上で実施されると、コンピュータは、図2A、図2B、図2C、図3、及び図4に示される実施形態における通信方法を実行することが可能になる。
[0398] 本願の実施形態は、メモリに記憶されたコンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を呼び出すように構成されたプロセッサを含むチップ装置を更に提供し、プロセッサが、図2A、図2B、図2C、図3、及び図4に示される実施形態における通信方法を実行するようにする。
[0399] オプションとして、プロセッサは、インターフェースを介してメモリに結合される。
[0400] オプションとして、チップ装置はメモリを更に含み、メモリは、コンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を記憶する。
[0401] 上記のプロセッサは、図2A、図2B、図2C、図3、及び図4に示される実施形態における通信方法のプログラム実行を制御するための、汎用中央処理ユニット、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit,ASIC)、又は1以上の集積回路であってもよい。上記のメモリは、リード・オンリー・メモリ(read-only memory,ROM)その他のタイプのスタティック・ストレージ・デバイスであって、静的な情報や命令を記憶することが可能であるもの、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory,RAM)などであってもよい。
[0402] 更に、説明される装置の実施形態は単なる例であることに留意すべきである。別個のパーツとして記述されているユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして示されているパーツは、物理的なユニットであってもなくてもよく、一カ所に配置されてもよく、或いは、複数のネットワーク・ユニットに分散されてもよい。モジュールの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されてもよい。更に、本願で提供される装置の実施形態の添付図面において、モジュール間の接続関係は、モジュールが互いに通信接続を有することを示し、通信接続は、具体的には、1つ以上の通信バス又は信号ケーブルとして実施されてもよい。
[0403] 前述の実施の形態の説明に基づいて、当業者は、本願が、必要なユニバーサル・ハードウェアに加えてソフトウェアによって、又は専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用構成要素などを含む専用ハードウェアによって、実施されてもよいことを明確に理解することが可能である。一般に、コンピュータ・プログラムによって実行されることが可能な如何なる機能も、対応するハードウェアを使用することにより容易に実施されることが可能である。更に、同じ機能を実現するために使用される具体的なハードウェア構造は、様々な形態、例えば、アナログ回路、デジタル回路、又は専用回路の形態におけるものであってもよい。しかしながら、本願については、ほとんどの場合、ソフトウェア・プログラムの実装が、より良い実装となる。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策は本質的に、又は従来技術に貢献する部分は、ソフトウェア製品の形態で実施されることが可能である。コンピュータ・ソフトウェア製品は、読み取り可能な記憶媒体、例えば、コンピュータのフロッピー・ディスク、USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクに格納され、また、本願の実施形態における方法を実行するようにコンピュータ・デバイスを指示する複数の命令を含む。
[0404] 前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを使用することによって実施されてもよい。実施形態を実施するためにソフトウェアが使用される場合、実施形態の全部又は一部は、コンピュータ・プログラム製品の形態で実施されてもよい。
[0405] コンピュータ・プログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ・プログラム命令がコンピュータにロードされて実行されると、本願の実施形態による手順又は機能の全部又は一部が生じる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよいし、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から、別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、ネットワーク・デバイス、ローカル演算デバイス、演算デバイス、又はデータ・センターから、別のウェブサイト、コンピュータ、ネットワーク・デバイス、ローカル演算デバイス、演算デバイス、又はデータ・センターへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者回線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波)の方法で伝送されもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータによって記憶されることが可能な任意の使用可能な媒体、又は、データ・ストレージ・デバイス、例えば、ネットワーク・デバイス、ローカル演算デバイス、又はデータ・センターであって、1つ以上の使用可能な媒体を統合しているものであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク・ドライブ、又は磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Disk,SSD))などであってもよい。
[0406] 明細書全体で言及される「一実施形態」又は「実施形態」は、その実施形態に関連する特定の特徴、構造、又は特性が、本願の少なくとも1つの実施形態に含まれていることを意味している、ということが理解されるべきである。従って、明細書を通じて登場する「一実施形態において」又は「実施形態において」は、必ずしも同一の実施形態を指しているとは限らない。更に、これらの特定の特徴、構造、又は特性は、任意の適切な方法を使用することによって、1つ以上の実施形態において組み合わせられる可能性がある。前述のプロセスの連続番号は、本願の様々な実施形態における実行順序を意味するものではないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部論理に基づいて決定されるべきであり、本願の実施形態の実装プロセスに対する何らかの制限としても解釈されるべきではない。
[0407] 当業者は、この明細書で開示される実施形態において説明された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、又はそれらの組み合わせによって実施されてもよい、ということを認識することができる。ハードウェアとソフトウェアの間の交換可能性を明確に説明するために、前述では、一般的に、機能に基づいて各々の例の構成及びステップを説明している。機能がハードウェアによって実行されるか、又はソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計制約条件に依存する。当業者は、特定の用途の各々について、説明された機能を実施するために、異なる方法を使用する可能性があるが、その実装が本願の範囲を超え行くものであると考えるべきではない。
[0408] 簡便な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたいということ、そして詳細はここで再び説明されない、ということは当業者に明確に理解されることが可能である。
[0409] 本願で提供される幾つかの実施形態において、開示されるシステム、装置、及び方法は、他の様式で実施されてもよい、ということが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる例にすぎない。例えば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせて別のシステムに統合してもよいし、或いは、一部の機能を無視したり実行しなかったりしてもよい。更に、図示又は説明された相互結合又は直接的な結合又は通信接続は、何らかのインターフェースを介して実施されてもよい。装置又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電子的、機械的、又はその他の形態で実施されてもよい。
[0410] 別個のパーツとして記述されるユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよく、ユニットとして図示されるパーツは、物理的なユニットであってもなくてもよく、具体的には、一カ所に配置されていてもよいし、複数のネットワーク・ユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されることが可能である。
[0411] 更に、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよいし、ユニットの各々は物理的に単独で存在してもよいし、或いは、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、或いは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
[0412] 統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用される場合、統合されたユニットはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術的解決策は本質的に、又は従来技術に貢献する部分、又は技術的解決策の一部分は、ソフトウェア製品の形態で実施されてもよい。コンピュータ・ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、また、コンピュータ・デバイス(パーソナル・コンピュータ、サーバー、ネットワーク・デバイスなどであってもよい)に、本願の実施形態で説明される方法のステップの全部又は一部を実行するように指示するための複数の命令を含む。
[0413] 結論として、上記は本願の技術的解決策の単なる例示的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を限定するようには意図されていない。本願の精神及び原理から逸脱することなく行われる如何なる修正、均等置換、又は改良も、本願の保護範囲内に含まれるものとする。


Claims (28)

  1. 通信方法であって、前記方法は:
    第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するステップ;
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを、前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するステップであって、前記リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報を含み、前記端末デバイスはインアクティブ状態にある、ステップ;
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、前記リファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、前記端末デバイスのSRS設定情報を決定するステップ;及び
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、前記SRS設定情報を前記端末デバイスへ送信するステップ;
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法において、前記リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第1の情報は前記リファレンス情報を要求するために使用され;及び
    前記第2の情報は前記端末デバイスの測位情報を要求するために使用される、方法。
  4. 請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の方法において、前記方法は:
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージを前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するステップを更に含み、
    前記ページング・メッセージは、第3の情報、前記リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第3の情報は、前記端末デバイスを測位するために前記ページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;
    前記第4の情報は、前記端末デバイスの前記測位情報を要求するために使用され;及び
    前記第5の情報は、前記端末デバイスに関して前記SRSを設定することを要求するために使用される、方法。
  5. 請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の方法において、前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、前記SRS設定情報を前記端末デバイスへ送信するステップは:
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、無線リソース制御RRC解放メッセージを前記端末デバイスへ送信するステップであって、前記RRC解放メッセージは前記SRS設定情報を含む、ステップ;
    を含む、方法。
  6. 請求項1ないし5のうちの何れか1項に記載の方法において、前記方法は:
    前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスが、UEコンテキスト解放メッセージを前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するステップであって、前記UEコンテキスト解放メッセージは前記SRS設定情報を含む、ステップ;
    を更に含む方法。
  7. 通信方法であって、前記方法は:
    ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより送信されたリトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信するステップ;及び
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するステップであって、前記リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報を含み、前記端末デバイスはインアクティブ状態にある、ステップ;
    を含む方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  9. 請求項7又は8に記載の方法において、前記リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第1の情報は前記リファレンス情報を要求するために使用され;及び
    前記第2の情報は前記端末デバイスの測位情報を要求するために使用される、方法。
  10. 請求項7ないし9のうちの何れか1項に記載の方法において、前記方法は:
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、ページング・メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するステップを更に含み、
    前記ページング・メッセージは、第3の情報、前記リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第3の情報は、前記端末デバイスを測位するために前記ページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;
    前記第4の情報は、前記端末デバイスの前記測位情報を要求するために使用され;及び
    前記第5の情報は、前記端末デバイスに関して前記SRSを設定することを要求するために使用される、方法。
  11. 請求項7ないし10のうちの何れか1項に記載の方法において、前記方法は:
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、UEコンテキスト解放メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するステップであって、前記UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含む、ステップ;及び
    前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスが、前記SRS設定情報を前記測位デバイスへ送信するステップ;
    を更に含む方法。
  12. 通信方法であって、前記方法は:
    端末デバイスが、無線リソース制御RRC再開要求メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するステップ;及び
    前記端末デバイスが、RRC解放メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するステップ;
    を含み、前記RRC解放メッセージは前記端末デバイスのSRS設定情報を含み、前記SRS設定情報は、前記端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより決定される、方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  14. 通信装置であって、前記通信装置は:
    リトリーブUEコンテキスト要求メッセージを、ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;
    リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニットであって、前記リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報を含み、前記端末デバイスはインアクティブ状態にある、受信ユニット;及び
    前記リファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報に基づいて、前記端末デバイスのSRS設定情報を決定するように構成された処理ユニット;
    を含み、前記送信ユニットは、前記SRS設定情報を前記端末デバイスへ送信するように更に構成されている、通信装置。
  15. 請求項14に記載の通信装置において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、通信装置。
  16. 請求項14又は15に記載の通信装置において、前記リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第1の情報は前記リファレンス情報を要求するために使用され;及び
    前記第2の情報は前記端末デバイスの測位情報を要求するために使用される、通信装置。
  17. 請求項14ないし16のうちの何れか1項に記載の通信装置において、前記受信ユニットは:
    ページング・メッセージを前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されており、
    前記ページング・メッセージは、第3の情報、前記リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第3の情報は、前記端末デバイスを測位するために前記ページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;
    前記第4の情報は、前記端末デバイスの前記測位情報を要求するために使用され;及び
    前記第5の情報は、前記端末デバイスに関して前記SRSを設定することを要求するために使用される、通信装置。
  18. 請求項14ないし17のうちの何れか1項に記載の通信装置において、前記送信ユニットは、具体的には:
    無線リソース制御RRC解放メッセージを前記端末デバイスへ送信するように構成されており、前記RRC解放メッセージは前記SRS設定情報を含む、通信装置。
  19. 請求項14ないし18のうちの何れか1項に記載の通信装置において、前記送信ユニットは:
    UEコンテキスト解放メッセージを前記ソース・アクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されており、前記UEコンテキスト解放メッセージは前記SRS設定情報を含む、通信装置。
  20. 通信装置であって、前記通信装置は:
    第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより送信されたリトリーブUEコンテキスト要求メッセージを受信するように構成された受信ユニット;及び
    リトリーブUEコンテキスト応答メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニットであって、前記リトリーブUEコンテキスト応答メッセージは、端末デバイスのサウンディング・リファレンス信号SRSを設定するために使用されるリファレンス情報、及び/又は、前記端末デバイスに関する前記SRSを設定することを示すために使用される情報を含み、前記端末デバイスはインアクティブ状態にある、送信ユニット;
    を含む通信装置。
  21. 請求項20に記載の通信装置において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、通信装置。
  22. 請求項20又は21に記載の通信装置において、前記リトリーブUEコンテキスト要求メッセージは、第1の情報又は第2の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第1の情報は前記リファレンス情報を要求するために使用され;及び
    前記第2の情報は前記端末デバイスの測位情報を要求するために使用される、通信装置。
  23. 請求項20ないし22のうちの何れか1項に記載の通信装置において、前記送信ユニットは:
    ページング・メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように更に構成されており、
    前記ページング・メッセージは、第3の情報、前記リファレンス情報、第4の情報、又は第5の情報のうちの何れか1つを含み、
    前記第3の情報は、前記端末デバイスを測位するために前記ページング・メッセージが使用されることを示すために使用され;
    前記第4の情報は、前記端末デバイスの前記測位情報を要求するために使用され;及び
    前記第5の情報は、前記端末デバイスに関して前記SRSを設定することを要求するために使用される、通信装置。
  24. 請求項20ないし23のうちの何れか1項に記載の通信装置において、前記受信ユニットは、UEコンテキスト解放メッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように更に構成されており、前記UEコンテキスト解放メッセージはSRS設定情報を含み;
    前記送信ユニットは、前記SRS設定情報を前記測位デバイスへ送信するように更に構成されている、通信装置。
  25. 通信装置であって、前記通信装置は:
    無線リソース制御RRC再開要求メッセージを第1のアクセス・ネットワーク・デバイスへ送信するように構成された送信ユニット;及び
    RRCメッセージを前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスから受信するように構成された受信ユニット;
    を含み、前記RRC解放メッセージは前記端末デバイスのSRS設定情報を含み、前記SRS設定情報は、前記端末デバイスのSRSを設定するために使用されるリファレンス情報に基づいて、前記第1のアクセス・ネットワーク・デバイスにより決定される、通信装置。
  26. 請求項25に記載の通信装置において、前記リファレンス情報は、サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報を含み、前記サウンディング・リファレンス信号伝送特性に関する情報は、前記端末デバイスに関して設定される前記SRSについての送信周期又は帯域幅であって測位デバイスにより推奨されているもの、のうちの少なくとも1つを含む、通信装置。
  27. 通信装置であって、前記通信装置はプロセッサを含み、前記プロセッサは、メモリ内のコンピュータ・プログラム又はコンピュータ命令を起動して、請求項1ないし6のうちの何れか1項に記載の方法を前記通信装置が実行することができるように、請求項7ないし11のうちの何れか1項に記載の方法を前記通信装置が実行することができるように、或いは、請求項12又は13に記載の方法を前記通信装置が実行することができるように構成されている、通信装置。
  28. コンピュータ命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ命令がコンピュータで実行されると、前記コンピュータは、請求項1ないし6のうちの何れか1項に記載の方法を実行することが可能であるか、前記コンピュータは、請求項7ないし11のうちの何れか1項に記載の方法を実行することが可能であるか、或いは、前記コンピュータは、請求項12又は13に記載の方法を実行することが可能である、記憶媒体。


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