本開示は、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための無線デバイスおよびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第1のネットワークノード、およびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第2のネットワークノード、およびそれによって実施される方法に関する。
無線通信ネットワーク内の無線デバイスは、たとえば、ユーザ機器(UE)、局(STA)、モバイル端末、無線端末、端末、および/または移動局(MS)であり得る。無線デバイスは、セルラ無線システム、セルラシステム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、セルラ通信ネットワークまたは無線通信ネットワーク中で無線通信することを可能にされる。通信は、無線通信ネットワーク内に備えられる、無線アクセスネットワーク(RAN)、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して、たとえば、2つの無線デバイス間で、無線デバイスと通常の電話との間で、および/または無線デバイスとサーバとの間で実施され得る。無線デバイスは、さらに、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、携帯電話、セルラ電話、ラップトップ、または無線能力をもつタブレットと呼ばれることがある。本コンテキストにおける無線デバイスは、たとえば、RANを介して、別の端末またはサーバなど、別のエンティティと、音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイスであり得る。
無線通信ネットワークは、セルエリアに分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアが、無線ネットワークノード、無線ノードまたは基地局、たとえば無線基地局(RBS)などのアクセスノードであり得る、ネットワークノードによってサーブされ、基地局は、使用される技術および専門用語に応じて、たとえば、gNB、エボルブドノードB(「eNB」)、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、送信ポイント(TP)、またはBTS(基地トランシーバ局)と呼ばれることがある。基地局は、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づいて、たとえば、ワイドエリア基地局、中距離基地局、ローカルエリア基地局、ホーム基地局、ピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。セルは、それぞれ、基地局サイト、または無線ノードサイトにおける、基地局または無線ノードによって無線カバレッジが提供される、地理的エリアである。基地局サイト上にある1つの基地局は、1つまたは数個のセルをサーブし得る。さらに、各基地局は、1つまたは数個の通信技術をサポートし得る。基地局は、基地局の範囲内で、無線周波数上で動作するエアインターフェースを介して端末と通信する。無線通信ネットワークはまた、サービングビームを用いて、無線デバイスなど、受信ノードをサーブし得るネットワークノードを備える、非セルラシステムであり得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)では、eノードB、さらにはeNBと呼ばれることがある、基地局は、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。本開示のコンテキストでは、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から無線デバイスへの送信経路のために使用され得る。アップリンク(UL)という表現は、反対方向における、すなわち、無線デバイスから基地局への送信経路のために使用され得る。
ネットワークノードはまた、コアネットワークノード、すなわち、無線通信ネットワークのコアネットワーク中に備えられるノードであり得る。
標準化団体3GPPは、現在、NRまたは5G-UTRAと呼ばれる新無線(New Radio)インターフェース、ならびにNG-CN、NGCまたは5G CNと省略される、次世代(NG)コアネットワークと呼ばれることがある、第5世代(5G)パケットコアネットワークを指定するプロセスにある。
モノのインターネット(IoT)
モノのインターネット(IoT)は、「接続デバイス」および「スマートデバイス」と呼ばれることもある、通信デバイス、たとえば、物理デバイス、車両と、建築物と、エレクトロニクス、ソフトウェア、センサー、アクチュエータが組み込まれた他のアイテムと、これらの物体がデータを収集し、交換することを可能にし得るネットワークコネクティビティとのインターネットワーキングとして理解され得る。IoTは、物体が、既存のネットワークインフラストラクチャにわたってリモートで検知および/または制御されることを可能にし得る。
IoTの意味における、「モノ」は、植込み型心臓モニタリング機器(heart monitoring implant)、家畜のバイオチップトランスポンダ、沿岸水域中の電気クラム(electric clam)、内蔵センサーをもつ自動車、環境/食品/病原体監視のためのDNA分析デバイス、または探索および救助作業において消防士を支援し得る現場作業デバイス、照明、暖房の制御およびオートメーションなどのホームオートメーションデバイス、たとえば、「スマート」サーモスタット、換気、空調、ならびにリモート監視のために通信を使用し得る洗濯機、乾燥機、オーブン、冷蔵庫または冷凍庫などの機器、などの多種多様なデバイスを指し得る。これらのデバイスは、様々な既存の技術の助けをかりてデータを収集し、次いで、他のデバイス間でデータを自律的に流し得る。
近い将来において、IoTデバイスの分布が極めて大きくなることが予想される。様々な予測が存在し、その中で、ある予測は、1平方キロメートル当たり60000個超のデバイスがあると仮定し、別の予測は、1平方キロメートル当たり1000000個のデバイスがあると仮定する。これらのデバイスの大部分は、静止したもの、たとえば、ガス量計および電力量計、自動販売機などであると予想される。
マシン型通信(MTC)
マシン型通信(MTC)は、近年、特にモノのインターネット(IoT)のコンテキストにおいて、セルラ技術についての成長するセグメントであることが示されている。MTCデバイスは、自己制御および/または自動制御された無人マシンであり、一般にデータトラフィックを生成するためにアクティブな人間ユーザに関連しない、通信デバイス、一般に無線通信デバイスまたは単にユーザ機器であり得る。MTCデバイスは、従来のモバイルフォンまたはスマートフォンよりも、またそれとは対照的に、一般により単純であり、また一般により特定の用途または目的に関連し得る。MTCは、MTCデバイスへのおよび/またはからの無線通信ネットワーク中の通信に関与し、この通信は、一般に、たとえば従来のモバイルフォンおよびスマートフォンに関連する通信とはまったく異なる性質のものであり、またその通信以外の要件を伴うものであり得る。IoTのコンテキストおよび成長において、MTCトラフィックが増加し、したがって無線通信システム中でますますサポートされる必要があることは明白である。
狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)
狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)は、広範囲のセルラデバイスおよびサービスを可能にするための、3GPPによって開発された低電力ワイドエリアネットワーク(LPWAN)無線技術規格として理解され得る。NB-IoTは、屋内カバレッジ、低いコスト、長いバッテリー寿命、および高い接続密度に焦点を当てると理解され得る。
NB-IoTについて、不良なカバレッジ中の無線受信を必要とし得る使用事例をサポートするために異なるカバレッジ拡張(coverage enhancement)技法が規定された。1つのそのような技法は、異なる無線チャネル上でデータおよび/またはメッセージを送信するときの繰返しの使用であり得る。カバレッジ拡張(CE)レベルという専門用語は、アイドルモードにあるNB-IoT UEのカバレッジについて説明するために文献において通常使用され得、たとえば、36.321、v.16.0.0、セクション5.1.1において3GPPによって指定されているものであり得る。UEは、一般に、NB-IoTセル中のeNBによってブロードキャストされるしきい値と比較され得るその狭帯域参照信号受信電力(NRSRP:Narrowband Reference Signal Received Power)測定値に基づく特定のCEレベルにあると言われ得る。セルごとに最高3つのCEレベルがあり得、CEレベル0からCEレベル2と示される。CEレベル0は、標準の/良好なカバレッジに対応し、CEレベル2は、カバレッジが極めて不良であると仮定され得る、ワーストケースに対応すると理解され得る。異なるCEレベルの一態様は、UEおよび/またはeNBによって正常に受信されるために、特により高いCEレベル1~2について、様々な無線チャネル上のデータおよび/またはメッセージ送信が数回繰り返されなければならないことがあるものであると理解され得る。
2019年12月9~12日のRAN総会#86において、「NB-IoTおよびLTE-MTCのためのRel-17拡張」と題された新しいワークアイテム(WI)が同意された、RP-193264参照。その目的のうちの1つは、ワークアイテム説明(WID)「カバレッジレベル、および関連するキャリア固有設定(たとえば最大繰返しUL/DL、DRX設定など)に基づくNB-IoTキャリア選択のサポートを導入する[NB-IoT][RAN2、RAN3]」に述べられているように、カバレッジレベルに基づくNB-IoTキャリア選択の導入を指定することにある。
Rel-13では、ランダムアクセス(RA)およびページングは、アンカーキャリア中のものであるにすぎないことがある。
NB-IoTにおけるマルチキャリア動作は、Rel-14からサポートされている。Rel-14では、マルチ物理リソースブロック(PRB)動作は、UEが、非アンカーキャリア上でランダムアクセス(RA)とページングの監視の両方を実施し得るように、拡張され得る。これは、ランダムアクセスとページング送信の両方について容量増加を提供し得る。NWは、UEが、SIB22-NBにおけるページングのためにどのキャリアを使用することを必要とされ得るかを設定および提供し得る。RAおよびページングのための非アンカーキャリア設定は、その非アンカーキャリア設定が無線リソース制御(RRC)アイドルモードにあるUEに知られる必要があると理解され得るので、新しいシステム情報ブロック(SIB)SIB22-NB中で提供され得る。ページングおよびランダムアクセスチャネル(RACH)キャリアのための最大数は、maxNonAnchorCarriers-NB-r14+1であり得、これは、16に等しくなり得る。
36.304、v16.0.0において指定されているページングについて、UE識別情報(UE_ID)などのページング関連パラメータおよび静的パラメータは、ページングキャリアを選択するために使用され得る。たとえば、TS36.304、v16.0.0に述べられているように、ページング無線ネットワーク一時識別子(P-RNTI)が狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)上で監視され、UEが、非アンカーキャリア上のページングをサポートする場合、および非アンカーキャリアのためのページング設定が、システム情報中で提供される場合、ページングキャリアは、以下の式を満たす最も小さいインデックスn(0≦n≦Nn-1)をもつページングキャリアによって決定され得る。
floor(UE_ID/(N*Ns)) mod W<W(0)+W(1)+...+W(n)
したがって、そのようなものとしてのページングキャリアは、そのページングキャリアが、UE_IDおよびページングキャリア重みなどの静的属性に関与し得るので、ネットワークおよびUE観点から決定論的であると理解され得る。
ページングキャリアが決定論的であることは、ネットワークとUEとの間であいまいさがないことを意味すると理解され得る。ネットワークは、UEがどこでページングのためにリッスンしていることがあるかに気づいていると理解され得、UEは、ネットワークがどこで、UEがページングのためにリッスンすると予想していることがあるかに気づいていることがある。
ページングのための既存の方法は、非効率的にリソースを使用し、容量と電力消費の両方の不要な浪費を生じ得る。
本明細書の実施形態の発展の一部として、既存の技術に関する1つまたは複数の課題が最初に識別され、説明される。
Rel-14は、NB-IoT UEに非アンカーキャリア上のページングの監視を可能にし得るが、非アンカーページングキャリアは、カバレッジ条件にかかわらず、セルにキャンプオンしたすべてのNB-IoT UEによって使用される必要があり得る。NPDCCHのための、ページングのための最大繰返し数、またはページングRmaxが、極めて大きい場合、良好なカバレッジ中のUEは、不良なカバレッジ中のUEへのページング送信による大きい遅延を経験し得る。良好なカバレッジ中のUEは、狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NPDSCH)上で送信されたページングメッセージを復号することを開始する前に、多数のページングNPDCCH繰返しが終了するのを待つ必要があり得る。
その上、ページングオケージョン(PO)重複を回避するために、SIB22-NB中のページングパラメータが適切にセットされる必要があり得る。ページングキャリアが、カバレッジ条件にかかわらずすべてのNB-IoT UEのために使用され得るので、このページングキャリアのためのRmaxは、通常、不良なカバレッジ中のUEをカバーするために大きくなり得、これは、通常、ページングオケージョン(PO)間の大きいタイミング差があり得ることを意味すると理解され得る。したがって、それは、良好なカバレッジ中のUEについてページング遅延をさらに導入し得る。
現在のソリューションに関する別の問題は、NB-IoTセル中のすべてのページングキャリアが、一般に、セル中のすべてのUEがカバレッジ限界(coverage limit)まで正常にページングされ得るように、設定される必要があり得ることであると理解され得る。多くの場合、いくつかのキャリアは、たとえば、電力差または異なる干渉レベルにより、他のキャリアと比較して、不良なカバレッジ中のUEにページングを送信するために使用されるのにより好適であり得る。アンカーキャリアは、狭帯域1次同期信号(NPSS)および狭帯域2次同期信号(NSSS)を提供し得るが、アンカーと非アンカーの両方が、ページングおよびランダムアクセスのために使用され得る。アンカーキャリアは、アンカーキャリアが、非アンカーキャリアにもキャンプオンしたUEによって使用される必要があり得る同期信号をも搬送し得るので、非アンカーキャリアと比較して電力ブーストされ得る。電力ブースティングにより、アンカーキャリアのカバレッジは、したがって、非アンカーキャリアのカバレッジよりも大きくなり得る。単純な例として、2つのキャリアを伴うNB-IoTセルが考慮され得、ここで、キャリアのうちの1つ、一般にアンカーキャリアは、電力ブースティングされ得、したがって、非アンカーキャリアよりも6dB高い電力を有し得る。ページングメッセージのためにアンカーキャリア上で1%のブロック誤り率(BLER)に達するために、NPDCCH上でX回の繰返しが必要とされると仮定される場合、繰返しの各倍加が3dB利得を達成すると仮定すると、非アンカーキャリアが使用されるとき、同じ復号性能を達成するために4*X回の繰返しが必要とされる。これは、セルの一定の最大カバレッジを持続させることが可能であるためにアンカーキャリア上で使用される値と比較して、非アンカーキャリア上のRmaxが、一般に、4倍大きくセットされる必要があり得ることを暗示すると理解され得、たとえば、最大カバレッジ拡張がセル中で使用される場合、最大結合損失(MCL:Maximum Coupling Loss)は164dBに等しい。これは、アンカーキャリア上と比較して、非アンカーキャリア上で不良なカバレッジのUEがページングされるとき、その受信機がより長い持続時間の間オンにされる必要があり得、より多くの量のデータが、正常な受信のために復号プロセスにおいて累積され/組み合わせられる必要があり得るという事実により、より多くの無線リソースが浪費され、UE電力消費がより大きくなることを生じ得る。
上記のことにより、NB-IoTセル中で使用されるページングキャリアを選択/決定するために静的UE識別情報のみを使用することの結果として、不要な容量と電力消費の両方が浪費される。
3GPP/RAN2では、UEのカバレッジ条件がページングキャリア選択においてどのように使用され得るかに関して様々な議論が行われてきた。キャリア選択をUEカバレッジ測定値のみに基づかせることに関する様々な問題があり、たとえば、R2-166279、セクション2.4を参照されたい。これに対する1つのソリューション、R2-2006835参照、は、UEが、UEがCEレベルを変化させたかまたは新しいキャリアを選択したかどうかをネットワーク(NW)に知らせることであり得るが、これは、過大なシグナリングおよびUE電力消費をもたらし得、したがって、良好なソリューションでないと理解され得る。
議論されている別のソリューションは、静的UE識別情報に基づいてUEによってページングキャリア選択を行わせるが、NWに、カバレッジレベルなどの動的情報および/または負荷などの追加情報に基づいて、使用されるページングキャリアを制御させることであり、PCT/EP2017/075268、R2-166279、セクション2.4、およびR2-167624、セクション2.3を参照されたい。
後者の手法は、たとえば、UEカバレッジレベルが変化し得る、あるいはUEが、セルのカバレッジの中から移動するおよび/またはそこの中に移動し得るとき、NB-IoTシステム中で作動するロバストなページング動作をどのように得るべきかに関するいくつかの詳細な態様を欠く。したがって、静的ベース基準と動的ベース基準の両方を満足するように、ページングが効率的に行われ得るように、追加のルールおよび機構が必要とされ得る。
本明細書の実施形態の目的は、ページングを監視するためのキャリアのハンドリングを改善することである。
本明細書の実施形態の第1の態様によれば、目的は、無線デバイスによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。無線デバイスは無線通信ネットワーク中で動作する。無線デバイスは第1の情報を取得する。第1の情報は、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものである。無線デバイスはまた、取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定する。
本明細書の実施形態の第2の態様によれば、目的は、第1のネットワークノードによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。第1のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作する。第1のネットワークノードは第1の情報を送出する。第1の情報は、通信ネットワーク中で動作する無線デバイスに、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイスについての、変化によるものである。
本明細書の実施形態の第3の態様によれば、目的は、第2のネットワークノードによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。第2のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作する。第2のネットワークノードは、無線通信ネットワーク中で動作する無線デバイスの能力を指示する第1の指示を取得する。能力は、カバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものである。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものである。第2のネットワークノードはまた、第1のネットワークノード、または別のネットワークノードのうちの1つに第2の指示を送出する。第2の指示は、指示された能力を指示する。
本明細書の実施形態の第4の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための無線デバイスによって達成される。無線デバイスは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。無線デバイスは、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるように設定されたキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を取得するようにさらに設定される。無線デバイスは、取得されるように設定された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定するようにさらに設定される。
本明細書の実施形態の第5の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第1のネットワークノードによって達成される。第1のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。第1のネットワークノードは第1の情報を送出するようにさらに設定される。第1の情報は、通信ネットワーク中で動作するように設定された無線デバイスに、キャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定される。キャリアは、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきである。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイスについての、変化によるものである。
本明細書の実施形態の第6の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第2のネットワークノードによって達成される。第2のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。第2のネットワークノードは、無線通信ネットワーク中で動作するように設定された無線デバイスの能力を指示するように設定された第1の指示を取得するようにさらに設定される。能力は、カバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであるように設定される。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものであるように設定される。第2のネットワークノードは、第1のネットワークノード、または別のネットワークノードのうちの1つに第2の指示を送出するようにさらに設定される。第2の指示は、指示されるように設定された能力を指示するように設定される。
第1の情報を、第1のネットワークノードが送出し、無線デバイスが取得することによって、無線デバイスは、次いで、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によりカバレッジの変化が起こり得るときはいつでも、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。
第1の情報に基づいて、監視すべきキャリアを決定することによって、無線デバイスは、カバレッジレベルに基づいて、ページングのために使用されるべきキャリアをフレキシブルに選択するように設定され得、したがって、たとえば、無線デバイスが良好なカバレッジ中にある場合、無線デバイスは、メッセージを復号するために必要とされる比較的より少ないNPDCCH繰返しが設定されたキャリア上でページングを監視するように設定され得るが、無線デバイスが不良なカバレッジ中にある場合、無線デバイスは、電力ブーストされたキャリア、またはメッセージを復号するために必要とされる比較的より多くのNPDCCH繰返しが設定されたキャリア上でページングを監視するように設定され得る。したがって、ページング制御チャネル、NPDCCH、およびページングメッセージ、NPDSCHを復号するために必要とされ得る繰返し数はより少なくなり得、したがって、ページングの間の無線デバイスによる電力消費は、それにより低減され得る。
したがって、ページング遅延は低減され得、ページングは決定論的であり得る。すなわち、その結果、無線デバイスが、変化が行われ得る時間より先に、キャリアをどのように決定すべきかに関するルールを取得し得るので、それぞれ、どこでページングすべきか、ページングをどこで監視すべきかに関して、第1のネットワークノードと無線デバイスとの間であいまいさがないことがあり、したがって、無線デバイスは、カバレッジの変化が生じ得るときはいつでも、および潜在的にカバレッジが不良であり得るとき、どんなキャリアを使用すべきかに関して照会することを必要とされないことがある。
さらに、固有ページングキャリア設定は、(1つまたは複数の)非アンカーキャリア中のページングは、たとえば、アンカーキャリアに対する依拠を緩和し得、アンカーキャリア中のリソースを空け、さらに、もしあれば、増加されたページング負荷をハンドリングするための手段を提供し得るので、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
たとえば、たとえば6dBだけ、電力ブーストされているアンカーキャリアと、今日一般的な展開であると理解され得る、電力ブーストされていない非アンカーキャリアとを伴うNB-IoTセルについて、良好なカバレッジのUEのすべて、または極めて大きい部分は、非アンカーキャリア上でページングを監視しているように設定され得、不良なカバレッジのUEは、アンカーキャリア上でページングを監視するように設定され得る。このカバレッジレベルベースページング手法はUE電力とスペクトルリソースの両方を節約すると理解され得、なぜなら、繰返し数がより少ないと理解され得るので、不良なカバレッジのUEをページングするためにより少ない無線リソースが必要とされ得、たとえば、良好なカバレッジ中にあり得るUEの場合、非アンカーキャリア上の複数のUEに対するページング多重化が実施され得、これが、より効率的であり得るからである。
第1の指示を取得することによって、第2のネットワークノードは、無線デバイスが、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートし得るか否かを知ることを可能にされ得る。次いで、第1のネットワークノードまたは別のネットワークノードに、能力を指示する第2の指示を送出することによって、受信側は、無線デバイスが、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートし得るか否かを知り、それに応じて無線デバイスに命令することを可能にされ得る。
本明細書の実施形態の例が、以下の説明に従って、添付の図面を参照しながらより詳細に説明される。
本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークの一例を示す概略図である。
本明細書の実施形態による、無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、無線デバイスにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、無線デバイスの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書の実施形態は、概して、カバレッジ条件など、動的属性を考慮しながら決定論的ページングのための方法を提供する異なる態様に関すると理解され得る。本明細書の実施形態は、ページングキャリア特性、たとえば、電力ブースティングレベルと、UEのカバレッジ状況とに基づいて、ページングリソースを設定するためにフレキシビリティを改善するための機構を提供すると理解され得る。
既存の方法では、ページングは、UE IDおよびあらかじめ設定された/知られているページングパラメータなど、静的パラメータのみによって提供され得る。新しい機構では、NWは、優勢なNRSRPに基づいてなど、動的属性に関してページングキャリアを設定し、設定されたページングキャリアのカバレッジの中から移動するときのカバレッジの、たとえば、NRSRPの変化に基づいてどのように働くべきかについてのUEにおけるルールを設定し得る。レガシーページング機構は静的と呼ばれることもある。本明細書の実施形態に従って規定される新しい機構は、動的またはカバレッジ条件ベースページングと呼ばれることがある。
次に、例が示されている添付の図面を参照しながら、企図された実施形態のうちのいくつかが以下でより十分に説明される。このセクションでは、本明細書の実施形態は、いくつかの例示的な実施形態によってより詳細に示される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。本明細書の例示的な実施形態は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
図1は、本明細書の実施形態が実装され得る、無線通信システム、セルラ無線システム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、無線ネットワークまたは無線通信ネットワーク100の、それぞれ、パネルa)、およびパネルb)における、2つの非限定的な例を示す。無線通信ネットワーク100は、一般に、MTC、eMTC、IoTおよび/またはNB-IoTであり得るか、あるいはそれらをサポートし得る。無線通信ネットワーク100は、5Gシステム、5Gネットワーク、あるいは次世代システムまたはネットワーク、あるいは同様の機能をもつより若いシステムであり得る。他の例では、無線通信ネットワーク100は、代わりに、または追加として、たとえば、Long-Term Evolution(LTE)、たとえばLTE-M、LTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD-FDD)、LTE LAA、eLAA、feLAAおよび/またはMulteFireなどの未ライセンス帯域中で動作するLTEなど、他の技術をサポートし得る。また他の例では、無線通信ネットワーク100は、たとえば、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)TDD、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)ネットワーク、GSM/GSM進化型高速データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)ネットワーク、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、EDGEネットワーク、たとえばマルチスタンダード無線(MSR)基地局、マルチRAT基地局などの無線アクセス技術(RAT)の任意の組合せからなるネットワーク、任意の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)セルラネットワーク、WiFiネットワーク、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、あるいは任意のセルラネットワークまたはシステムなど、他の技術をサポートし得る。したがって、本開示では本明細書の実施形態を例示するために5G/NRおよびLTEからの専門用語が使用され得るが、これは、本明細書の実施形態の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきでない。
無線通信ネットワーク100は複数のネットワークノードを備え得、複数のネットワークノードのうちの第1のネットワークノード111が図1中のパネルa)およびb)の非限定的な例に示されている。図1のパネルb)におけるものなど、いくつかの非限定的な例では、無線通信ネットワーク100は、第2のネットワークノード112および/または別のネットワークノード113をさらに備え得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、無線ネットワークノードであり得る。すなわち、無線通信ネットワーク100中で、無線デバイスまたはマシン型通信デバイスなど、ユーザ機器をサーブすることが可能な、無線基地局、たとえばgNB、ng-NB、eNB、eノードB、またはホームノードB、ホームeノードBなどの送信ポイント、あるいは同様の特徴をもつ任意の他のネットワークノード。いくつかの例では、第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、分散ノードであり得、クラウド115におけるそれぞれの仮想ノードと共同してその機能を部分的に実施し得る。一般的な例では、第1のネットワークノード111は、別のネットワークノード113とは異なるノードであり得る。
第2のネットワークノード112は、以下で説明される無線デバイス130などの無線デバイスのためのモビリティを管理する能力を有するコアネットワークノードであり得る。たとえば、第2のネットワークノード112は、ページング要求を送出する能力を有するなど、ページング、たとえば、ページングイベントを管理する能力を有し得る。第2のネットワークノード112は、たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。
無線通信ネットワーク100は、いくつかの実施形態ではセルエリアに分割され得る、地理的エリアをカバーし得、各セルエリアは無線ネットワークノードによってサーブされ得るが、1つの無線ネットワークノードは1つまたは数個のセルをサーブし得る。無線通信ネットワーク100は、パネルa)に示されているように、第1のセル121を備え得る。いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、1つまたは複数の他のセル122をさらに備え得る。1つまたは複数の他のセル122は、新しいセルと呼ばれることがある、別のセル123を備え得る。パネルa)では、別のセル123のみが、1つまたは複数のセル122中に備えられるものとして示される。パネルb)では、3つのセルが、1つまたは複数のセル122中に備えられるものとして示される。これは、説明の目的のためのものであると理解され得る。任意の数のセルが1つまたは複数の他のセル122中に備えられ得ることが理解され得る。図1の非限定的な例では、第1のネットワークノード111は、サービングセルまたは現在のセルと呼ばれることもある、第1のセル121をサーブする。別のセル123など、1つまたは複数の他のセル122は、図1a)の非限定的な例の場合のように第1のネットワークノード111によってもサーブされ得るか、または図1b)の非限定的な例において別のネットワークノード113によってサーブされ得るか、または各々が、それぞれの別のネットワークノード113によってそれぞれサーブされ得、これは、図1を簡略化するために示されない。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づいて、たとえば、マクロeノードB、ホームeノードBまたはピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。いくつかの例では、第1のセル121および1つまたは複数の他のセル122のうちのいずれかがビームであり得、すなわち、第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、サービングビームを用いて受信ノードをサーブし得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、1つまたは数個の通信技術をサポートし得、その名前は、使用される技術および専門用語に依存し得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。
複数の無線デバイスが無線通信ネットワーク100中にあり得、複数の無線デバイスのうちの無線デバイス130が図1の非限定的な例に示されている。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス130は、たとえば、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、無線能力をもつモバイル端末、無線端末および/または移動局、携帯電話、セルラ電話、あるいはラップトップとして知られていることもある、5G UE、またはUEなど、無線通信デバイスであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイスのいずれも、たとえば、RANを介して、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、またはタブレットなど、別のエンティティと音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、センサー、IoTデバイス、MTCデバイス、NB-IoTデバイス、プリンタまたはファイルストレージデバイスなど、無線インターフェースを装備したデバイス、モデム、あるいは通信システムにおいて無線リンク上で通信することが可能な他の無線ネットワークユニットであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス130は、無線通信ネットワーク100中で無線通信することを可能にされ得る。通信は、たとえば、無線通信ネットワーク100内に備えられ得る、RAN、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して実施され得る。
無線デバイス130は、第1のリンク141、たとえば、無線リンク上で第1のネットワークノード111と第1のセル121中で無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。無線デバイス130は、それぞれの第2のリンク142、たとえば、無線リンク上で、それぞれ、1つまたは複数の他のセル122中で無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第2のリンク142は、無線デバイス130と、それぞれ、1つまたは複数の他のセル122をサーブするそれぞれの別のネットワークノード113、たとえば、パネルa)に示されている、第1のネットワークノード111、または、パネルb)に示されている、別のノード113との間にあると理解され得る。第1のネットワークノード111は、第3のリンク143、たとえば、無線リンクまたは有線リンク上で第2のネットワークノード112と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第2のネットワークノード112は、第4のリンク144、たとえば、無線リンクまたは有線リンク上で別のネットワークノード113と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。無線デバイス130は、太い破線矢印の方向に移動し得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
概して、本明細書での「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、および/または「第5の」などの使用は、別段に記載されていない限り、コンテキストに基づいて、異なるエレメントまたはエンティティを示すための任意のやり方であると理解され得、それらが修飾する名詞に累積的なまたは時間順の性質を与えないと理解され得る。
次に、本明細書のいくつかの実施形態が、いくつかの非限定的な例を用いてさらに説明される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。本明細書の例は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
以下の説明では、1つの(a)/その(the)UE、または単に「UE」への言及は、無線デバイス130に等しく言及すると理解され得、1つの/そのgNBへの言及は、コンテキストに基づいて、第1のネットワークノード111または別のネットワークノード113に等しく言及すると理解され得、1つの/そのgNB、1つの/そのNWおよび/または1つの/そのネットワークへの言及は、コンテキストに基づいて、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113または第2のネットワークノード112に等しく言及すると理解され得る。
以下のセクションでは、本明細書で開示される実施形態は、決定論的ページングをサポートするように焦点を当てて詳述され、示される。
より詳細には、以下は、無線デバイス130、たとえば、5G UEまたはUEなど、無線デバイスに関する実施形態と、第1のネットワークノード111、たとえば、gNBなど、第1のネットワークノードに関する実施形態と、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEなど、第2のネットワークノードに関する実施形態とである。
次に、無線デバイス130によって実施される方法の実施形態が、図2に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。無線デバイス130は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は以下のアクションのうちのいくつかを含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。無線デバイス130によって実施される方法の非限定的な例が、図2に示されている。図2では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
アクション201
無線通信ネットワーク100中の動作の過程において、無線デバイス130は、たとえば、モビリティによる、カバレッジの変化を経験し得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、たとえば、PCT/EP2017/075268で説明されるように、接続モードの間の、または、たとえば、Msg4の一部としての、アイドルモードから接続モードへの遷移中に、固有ページングキャリアで設定され得る。以下、このキャリアは1つの/その専用ページングキャリアと呼ばれることがある。また、次回無線デバイス130が接続モードに入り得るまで、専用ページングキャリアが無線デバイス130中で有効であり得ると仮定され得る。
専用ページングキャリアが設定されていることがある後にカバレッジ状況が変化し得るとき、無線デバイス130がアイドルモードにおいてどのように挙動する必要があり得るかについて、いくつかの機構が必要とされ得る。2つの基本シナリオがあり得る。第1のシナリオでは、カバレッジがより悪くなり、したがって、無線デバイス130は、セルの再選択基準に基づいて新しいセルにキャンプオンし得る。第2のシナリオでは、カバレッジがより悪くなり、したがって、専用ページングキャリア上のページング受信性能が、いくつかの基準に基づいて、不良になり得るが、無線デバイス130は、セルの再選択基準に基づいて同じセルにまだキャンプオンし得る。
これらの2つの手法は、以下でもう少し詳細に説明される。
第1のシナリオ、シナリオ1によれば、無線デバイス130は、セル、たとえば、第1のセル121にキャンプオンしており、その識別子、たとえば、そのUE_IDに基づき得、無線デバイス130は、キャリア1上でページングを監視し得る。接続モードに入るとき、NWは、無線デバイス130が、キャリア1とは異なる、ページングを監視するための専用ページングキャリアに移動される必要があり得ると識別し得る。NWは、専用ページングキャリア上でページングを監視するように無線デバイス130に命令し得る。無線デバイス130は、それに応じてページングを監視し得る。無線デバイス130は、設定されたセル再選択基準に基づいて新しいセルを再選択し得る。このシナリオにおける1つの未解決の疑問は、無線デバイス130が、その上でページングを監視するためにどんなページングキャリアを使用する必要があり得るかである。
第2のシナリオ、シナリオ2によれば、これにおけるステップは、カバレッジ状況がより悪くなるが新しいセルが選択されない最後のステップを除いてシナリオ1と同じである。前のシナリオに関する同じ疑問が、ここで同様に適用される。
上記の未解決の疑問に対する1つのソリューションは、無線ネットワークノード、たとえば、eNBが、カバレッジ状況が変化した後にページングをどこで監視すべきかを、シナリオ2においてなど、たとえば、ある狭帯域参照信号受信電力(NRSRP)しきい値に達すること、または推定されたNPDCCH BLERがある割合値、たとえば、1%よりも大きくなることに基づいて、あるいは、新しいセルにキャンプオンする場合、シナリオ1においてなど、以下のオプション、すなわち、1)アンカーキャリア、または、2)レガシープロシージャを使用して(UE_IDに基づいて)、または、3)前のセルからの専用ページングキャリア、のうちの1つによって、シグナリングを通して、無線デバイス130に命令し得ることであり得る。
「オプション3」は、すべてのセルが同じトラッキングエリア(TA)に属する、または同じ無線ネットワークノード、たとえば、eNBが、まったく同じページングキャリア設定を有し得る場合に、有することが有益であり得る。同じページング設定を、全NWにおいて、たとえば、すべてのトラッキングエリア(TA)において適用することも考慮され得るが、無線デバイス130が新しいTAに移動するとき、無線デバイス130は、いずれにせよ、トラッキングエリア更新(TAU)を通して、ページングされるためにNWに接続し得、したがって、次いで、専用ページングキャリアが再び設定され得る。
このアクション201では、無線デバイス130は、第1のネットワークノード111に第1の指示を送出し得る。第1の指示は、無線デバイス130の能力を指示し得る。能力は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであり得る。
このアクション201における送出することは、たとえば、送信することであり得る。
このアクション201における第1のネットワークノード111に送出することは、たとえば、第1のリンク141を介するものであり得る。
このアクション201において第1のネットワークノード111に第1の指示を送出することによって、無線デバイス130は、第1のネットワークノード111が、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化を無線デバイス130がサポートし得るか否かを知り、次のアクション202においてそれに応じて無線デバイス130に命令すること、および、どのキャリア上でページを送出すべきか、すなわち、無線デバイス130が、ページングをどこで監視していることがあるかを識別することを可能にし得る。
アクション202
このアクション202では、無線デバイス130は第1の情報を取得する。第1の情報は、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。第1の情報は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの、たとえば、無線デバイス130による、変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。たとえば、無線デバイス130が、新しいページングキャリアを割り当てられたセルから離れて移動する場合、または割り当てられたページングキャリアに関してそのカバレッジ条件が著しく変化し、したがって、もはやその上でページングを受信することが可能でない場合、無線デバイス130が何をする必要があり得るか。
どのように決定すべきかは、無線デバイス130についてどのように決定すべきかを意味すると理解され得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、たとえば、第1のリンク141を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第1のネットワークノード111から受信され得る。
第1の情報は、たとえば、1つまたは複数のルールと、以下で説明される第1のしきい値および第2のしきい値など、1つまたは複数のしきい値とを備え得る。
カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定される無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、または信号対干渉雑音比(SINR)などであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示し得る。
取得された第1の情報は、送出された第1の指示に基づき得る。
いくつかの例では、取得された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つが適用され得ることを指示し得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきである。たとえば、シナリオ2では、いくつかの機構および/またはルールは、無線デバイス130が、変化したカバレッジ状況をどのように監視する必要があり得るかについて明確に規定される必要があり得る。1つの好ましい手法は、無線デバイス130が、専用ページングキャリア上のRmaxを使用して、ページングダウンリンク制御情報(DCI)のためにNPDCCH BLERを推定することであり得る。この推定されたBLERが、ハードコーディングされる、たとえば、1%であるか、または無線デバイス130にシグナリングされるかのいずれかであり得る、しきい値よりも小さい限り、専用ページングキャリアは、使用されることを必要とされ得る。推定されたBLERは、好ましくは、無線デバイス130の内部測定値、たとえば、NRSRPおよび/またはSINRに基づく必要があり得、NB-IoTのためのMsg3チャネル品質情報(CQI)報告のためにすでに使用されているものと、同じおよび/または同様の基準に基づき得る。推定されたBLERがしきい値よりも大きくなり得るとき、別のキャリアが選択されることを必要とされ得る。この他のキャリアは、その場合、セルのアンカーキャリアであるか、あるいは、専用ページングキャリアを設定することの一部として専用の、またはシステム情報(SI)ブロードキャスト、たとえばSIB22-NBを通した、のいずれかの、シグナリングを通してeNBによって提供される、また別のページングキャリアであるかのいずれかであり得る。
たとえば、推定されたBLERがしきい値を超えることに基づいて、専用ページングキャリアから離れて移動した後に、無線デバイス130は、無線デバイス130が同じセルにキャンプオンしていることがある限り、カバレッジ状況が改善するかどうかを評価する必要があり得、専用ページングキャリアのための推定されたBLERが、同じしきい値、または第2のしきい値を下回り得るとき、無線デバイス130は、戻り、その専用ページングキャリア上でページングを監視することを必要とされ得る。
取得された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回、接続モードとも呼ばれる、接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。たとえば、無線デバイス130が、無線デバイス130がページングキャリアを割り振られた、および無線デバイス130のカバレッジレベルが変化しなかったかまたはより良好である、セルにキャンプオンしている限り、無線デバイス130は、無線デバイス130が解放されてアイドルモードになる前に提供された、割り振られたページングキャリアを使用してページングを監視し得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第2の情報は、第1の情報と等価であるが、別のセル123中で提供されると理解され得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第4のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリア、の指示を欠く、という条件で、無線デバイス130は、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
明確なルールを必要とし得る別のシナリオは、無線デバイス130が、セル再選択を行い、次いで、他のセル中で接続モードにあったことなしに専用ページングキャリアが設定された元のセルに戻る場合、何が起こる必要があり得るかであり得る。このシナリオでは、好ましい手法は、無線デバイス130が最後にセルにキャンプオンしていたとき、すなわち、無線デバイス130が専用ページングキャリアについての設定を受信したときと同じやり方で、無線デバイス130が、専用ページングキャリアを使用することを続け得ることであり得る。これによれば、および第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
上記のルールおよび/または基準の一部として、何らかのヒステリシス、たとえば、時間も、好ましくは、無線デバイス130があまりに高速にページングキャリア間をジャンプすることを回避するために、適用される必要があり得る。そのようなヒステリシスの一例は、無線デバイス130が、多くともX回のページングオケージョンごとにキャリアを変化させることを可能にされるにすぎないことがあることであり得、Xは、あらかじめ規定されるかまたはシグナリングされ得る。別の例は、上述のように、別個のしきい値、たとえば、専用ページングキャリアから離れて移動する場合にY%のBLER、および移動して戻る場合にZ%を有することであり得る。
専用ページングキャリアを指示するためのシグナリング
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中で、あるいは第1のセル121中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で受信され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で受信され得る。
第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、SRB-ToAddMod-NB-r13またはSystemInformationBlockType22-NB情報エレメントなど、情報エレメント中で受信され得、その例が以下で示される。
これがL3/RRCを通してどのようにシグナリングされ得るかの一例が、以下で提供される。これは、新しいセル、たとえば、別のセル123中のSIB2-NBまたはSIB22-NB中で、あるいは古いセル、たとえば、第1のセル121中の専用シグナリングを介して、無線デバイス130に提供され得る。
IEを導入するための1つの代替形態が、以下の太字の下線付きのテキストで示された、SIB22-NB中でのものであり得、ここで、オプション1および3のみが存在する必要があり得、IEの不在は、レガシーUE_IDベース方法が適用される必要があり得ることを意味し得る。
IEが専用シグナリングの一部として代わりに導入され得る場合、すべての3つのオプションが、使用するのに有益であり得、たとえば、IEは、その場合、以下のように見え得る。
IE SystemInformationBlockType22-NBは、非アンカーキャリア上でページングおよびランダムアクセスプロシージャのための無線リソース設定を含んでいることある。
別の非限定的な例は以下のようなものであり得、NPRACHはNB-IoT物理ランダムアクセスチャネルを指示する。
専用ページングキャリアが専用シグナリングを通して無線デバイス130にどのようにシグナリングされ得るかについてのいくつかのオプションがあり得る。PCT/EP2017/075268から、L3メッセージRRC接続セットアップ/再開/再確立/解放のうちのいずれかが使用され得ることはすでに明確であるが、使用され得るパラメータに関する厳密な詳細は開示されない。Rmaxおよびキャリア識別情報、たとえば、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN:E-UTRA Absolute Radio Frequency Channel Number)あるいはアンカーキャリアと比較されるオフセットあるいはキャリアのSIB22リストへのポインタおよび/またはインデックスをただ送信することで十分であり得る。
例のグループでは、専用シグナリングは拡張され得、ここで、Rmax、たとえば、npdcch-NumRepetitionPaging-r13またはnpdcch-NumRepetitionPaging-r14とともに、DL非アンカーキャリアの共通設定、たとえば、IE DL-CarrierConfigCommon-NB-r14が使用され得る。
例の代替グループでは、シグナリングを節約するために、非アンカーキャリアをポイントする、SIB22-NBからのキャリアインデックスのみが使用され得る。
選定構造は、1)たとえば、SIB22中の、pagingCarrierIndexをポイントする、または2)SIB22中に存在しないキャリアを含み、次いで、間欠受信(DRX)サイクルおよびRmax値などの他のパラメータを含む、によるシグナリング拡張の一例として提供され得る。無線デバイス130は、これらの値のうちのいずれかに基づいて一致するキャリアを選択し得る。
したがって、そのキャリアのDRXサイクルなどの他の情報も随意に含まれ得る。それらが存在しない場合、無線デバイス130は、それを、SIB2-NB、たとえば、IE RadioResourceConfigCommonSIB-NB-r13、またはインデックス付きキャリアが使用され得る場合にSIB22-NB、のいずれかから取得する必要があり得る。
専用シグナリング中のキャリアの抽象構文記法1(ASN.1)における一例が、以下で提供される。
RadioResourceConfigDedicated-NB
IE RadioResourceConfigDedicated-NBは、無線ベアラ(RB)をセットアップ/修正/解放するために、媒体アクセス制御(MAC)メイン設定を修正するために、および専用物理設定を修正するために使用され得る。
太字の下線付きフォントで指示された、上記のシグナリングデルタはまた、トップレベルMsg4上に、あるいはRRC接続解放またはRRC再設定メッセージ中に追加され得る。
上述の他のパラメータ、たとえば複数のNPDCCH BLERしきい値およびヒステリシス値、のうちのいくつかに関するシグナリング詳細は、本明細書でさらに例示的に開示されないが、それらのシグナリング詳細は、専用シグナリングIE、たとえばSRB-ToAddMod-NB-r13に、またはSIB22-NBの一部として、のいずれかで追加され得る。
上記のソリューション/例がNB-IoTのコンテキストにおいて提供される場合でも、同様の機構が、LTE-MおよびNRなどの他の技術について適用され得る。たとえば、NB-IoTページングキャリアと同様のやり方で、前者では、ページング狭帯域が使用され得、後者では、ページング帯域幅部分(BWP)が、使用され得る。
CEレベルベース
さらに、NWが、特定のページングキャリアからのCEレベルを含むそのキャリアに、無線デバイス130がページングをどこで監視する必要があり得るかを割り当て得る、もう1つの手法があり得る。CEレベルは、すでに存在するNRSRPしきい値、またはページングの目的のために規定される新しいしきい値に基づいて関連付けられるか、または導出され得る。したがって、ネットワークは、専用シグナリングを介して、無線デバイス130に、特定のキャリアのほかに、CEレベルを割り振り得る、一例、無線デバイス130をアイドルに解放する前に、またはMsg4を介して。
条件が変化する、たとえば、無線デバイス130が、たとえばより多くの繰返しを必要とする、異なるCEレベルにおいてそれ自体を見つけ得る場合、無線デバイス130は、上記の例に示されているようなフォールバック機構、すなわち、1)アンカーキャリア、または、2)レガシープロシージャを使用して、UE_IDに基づいて、または、3)前のセルからの専用ページングキャリア、に従い得る。
さらなるリダイレクション
ネットワークは、無線デバイス130に専用ページングキャリアを割り振り得るが、その間に別の目的のためにそのキャリアを使用する必要がある場合、無線デバイス130は通知される必要があり得る。これは、無線デバイス130が、接続を確立するためにランダムアクセスプロシージャをトリガし得るように、無線デバイス130をページングすることを伴って、またはシステム情報中でブロードキャストされる指示を用いて、のいずれかで、あるいはそのようなキャリアがもはやページングのために使用され得ず、影響を及ぼされるUEがUE-IDに基づくレガシー方法にフォールバックする必要があり得るという、システム情報通知更新の一部として、あるいは前のセクションにおいて指定されているように行われ得る。
このアクション202において第1の情報を取得することによって、無線デバイス130は、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に関して、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。無線デバイス130は、したがって、カバレッジレベルに基づいて、ページングのために使用されるべきキャリアをフレキシブルに選択するように設定され得、したがって、たとえば、無線デバイス130が良好なカバレッジ中にある場合、無線デバイス130は、(1つまたは複数の)電力ブーストされていないキャリア中でページングを監視するように設定され得るが、無線デバイス130が不良なカバレッジ中にある場合、無線デバイス130は、電力ブーストされたキャリア中でページングを監視するように設定され得る。したがって、ページングの間の無線デバイス130による電力消費が、それにより低減され得る。
たとえば、無線デバイス130は、PDCCHによってスケジュールされ得る、ページングメッセージを搬送するPDSCHを受信するためにより長く待つ必要がないことがあり、すなわち、より少ない繰返し数、したがってより小さい遅延が必要とされ得るので、ページング遅延も低減され得る。
さらに、固有ページングキャリア設定は、(1つまたは複数の)非アンカーキャリア中のページングは、たとえば、アンカーキャリアに対する依拠を緩和し得、アンカーキャリア中のリソースを空け、さらに、もしあれば、増加されたページング負荷をハンドリングするための手段を提供し得るので、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
たとえば、たとえば6dBだけ、電力ブーストされているアンカーキャリアと、今日一般的な展開であると理解され得る、電力ブーストされていない非アンカーキャリアとを伴うNB-IoTセルについて、良好なカバレッジのUEのすべて、または極めて大きい部分は、非アンカーキャリア上でページングを監視しているように設定され得、不良なカバレッジのUEは、アンカーキャリア上でページングを監視するように設定され得る。このカバレッジレベルベースページング手法はUE電力とスペクトルリソースの両方を節約すると理解され得、なぜなら、不良なカバレッジのUEをページングするためにより少ない無線リソースが必要とされ得、たとえば、非アンカーキャリア上の複数のUEに対する多重化ページングが実施され得、これが、より効率的であり得るからである。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定は、第1のネットワークノード111が、UE_IDに基づいて選択され得るもの以外に、無線デバイス130にページングキャリアを割り振ることを可能にするために導入され得る。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定は、無線デバイス130のカバレッジレベル/条件がセル内で劣化し得る場合に、無線デバイス130が、専用ページングキャリア以外のページングキャリアを使用するために導入され得る。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定および/またはブロードキャストされたRRC設定は、新しいセルが選択され得る場合に、無線デバイス130が、専用ページングキャリア以外のページングキャリアを使用するために導入され得る。
アクション203
実施形態のうちのいくつかでは、無線デバイス130は第1のセル121中で第1の情報を受信していることがあり、無線デバイス130は、たとえば、無線デバイス130が移動していることがある後に、別のセル123にキャンプオンし得る。これらなどのいくつかの実施形態では、方法はアクション203をさらに含み得る。このアクション203において、無線デバイス130は、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示する第2の情報を、別のセル123中で取得し得る。キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。このアクション203における取得することは、たとえば、第2のリンク142を介して受信することによる、別のセル123中でのものであり得る。
このアクション203において第2の情報を取得することによって、無線デバイス130は、キャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に関して、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。したがって、ページング遅延が低減され得、ページングの間の無線デバイス130による電力消費が、それにより低減され得る。さらに、固有ページングキャリア設定は、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
アクション204
このアクション204において、無線デバイス130は、アクション202における取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定する。
このアクション204における決定することは、判断することまたは計算することを含み得る。
キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
このアクション204における決定することは、無線デバイス130がアイドル状態にあり得る間、実施され得る。アイドル状態は、たとえば、NB-IoTまたはLTEにおいて、あるいは等価な機能を有するより若いシステムにおいて規定されているようなものであり得る。
このアクション204において、取得された第1の情報に基づいて、または第2の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定することによって、無線デバイス130は、ページング遅延、およびそれによるものであり得る、ページングの間の電力消費を低減することを可能にされ得る。さらに、ページング負荷が制御され得、無線通信システム100の容量が増加され得る。
アクション205
このアクション205において、無線デバイス130は、ページングを監視するための決定されたキャリアに同調し(tune)得る。
次に、第1のネットワークノード111によって実施される方法の実施形態が、図3に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第1のネットワークノード111は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第1のネットワークノード111によって実施される方法の非限定的な例が、図3に示されている。図3では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、カバレッジ条件は、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
アクション301
このアクション301において、第1のネットワークノード111は、a)たとえば、第1のリンク141を介した、無線デバイス130からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信し得る。第1の指示または第2の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示すると理解され得る。
アクション302
このアクション302において、第1のネットワークノード111は、通信ネットワーク100中で動作する無線デバイス130に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス130についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を送出する。
送出することは、送信することを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線デバイス130に送出され得る。いくつかの例では、第1の情報は、たとえば、第1のリンク141を介して、無線デバイス130に送出され得る。
いくつかの実施形態では、送出された第1の情報は、受信された第1の指示に基づき得る。
第1の情報は、たとえば、1つまたは複数のルールと、前に説明された第1のしきい値および第2のしきい値など、1つまたは複数のしきい値とを備え得る。
どのように決定すべきかは、無線デバイス130についてどのように決定すべきかを意味すると理解され得る。
測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、またはSINRなどであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
いくつかの実施形態では、送出された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示し得るという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択することを必要とされ得る。第2のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示し得るという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、SRB-ToAddMod-NB-r13またはSystemInformationBlockType22-NB情報エレメントなど、情報エレメント中で送出され得、その一例が本明細書において前に示されている。
第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示し得る。
送出された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠く、第4のオプションによれば、また、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。第1のオプションによれば、第1の情報は、専用シグナリング中で、あるいは第1のセル121中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で送出され得る。第2のオプションによれば、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で送出され得る。
いくつかの例では、第1のネットワークノード111は第1のセル121中で第1の情報を送出していることがあり、無線デバイス130は別のセル123にキャンプオンし得る。そのような例などのいくつかの例では、アクション302における送出することは、第2の情報を送出することをさらに含み得る。
第2の情報を送出することは、たとえば、第2のリンク142を介して送出することによる、別のセル123中でのものであり得る。
第2の情報は、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示し得る。
第1のネットワークノード11は、たとえば、送出された第1の情報に基づいて、無線デバイス130がページングを監視するためのキャリアを決定し得る。
キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
アクション303
このアクション303において、第1のネットワークノード111は、たとえば、第3のリンク143を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112に第3の情報を送出し得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
このアクション303において第3の情報を送出することによって、第1のネットワークノード111は、第2のネットワークノード112が、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを知ることを可能にする。これは、第2のネットワークノード112が、情報を記憶し、次のページングのためにその情報を含めることを可能にし得る。
アクション304
このアクション304において、第1のネットワークノード111は、たとえば、第3のリンク143を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112からの第3の指示を受信し得る。第3の指示は、たとえば、接続解放の後に、無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
次に、第2のネットワークノード112によって実施される方法の実施形態が、図4に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のネットワークノード112は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は以下のアクションのうちのいくつかを含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第2のネットワークノード112によって実施される方法の非限定的な例が、図4に示されている。図4では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、カバレッジ条件は、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
アクション401
このアクション401において、第2のネットワークノード112は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク100中で動作する無線デバイス130の能力を指示する、第1の指示を取得する。
いくつかの例では、第2のネットワークノード112は、このアクション401において、たとえば、第4の指示など、第1の指示を指示する別の指示を取得し得る。
このアクション401における取得することは、a)無線デバイス130において発生する第1の指示、およびb)たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作する第1のネットワークノード111または第2のネットワークノード112からの別の指示のうちの少なくとも1つのものであり得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。無線デバイス130において発生する第1の指示は、第1のネットワークノード111を介して、たとえば、第1のリンク141および第3のリンク143を介して、受信され得る。
別の指示は、たとえば、無線デバイス130によって最初に提供されるような、第1の指示に基づくかまたは第1の指示を備えるか、あるいは第1の指示を指示し得る。
第1の指示または別の指示は、無線デバイス130の能力を指示し得る。能力は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであり得る。
測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、またはSINRなどであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
アクション402
このアクション402において、第2のネットワークノード112は、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出する。第2の指示は、指示された能力を指示する。すなわち、能力は、取得された第1の指示中で指示された。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード、たとえば、別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出し得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
このアクション402において第2の指示を送出することによって、第2のネットワークノード112は、第1のネットワークノード111または別のネットワークノード113が、無線デバイス130の能力を知ることを可能にし、それにより、それを使用して、無線デバイス130の能力に従って、接続解放の後に無線デバイス130をページングするために使用されるべきページングキャリアを決定し得る。ページングがアイドルモードにおいて実施され、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEによって始動され得るので、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBは、無線デバイス130から能力をフェッチすることを可能でないことがある。それは、第2のネットワークノード112から取得されなければならないことが理解され得る。
アクション403
このアクション403において、第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111から、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード113から、第3の情報を受信し得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
アクション404
このアクション404において、第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード113のうちの1つに第3の指示を送出し得る。第3の指示は、指示されたページングキャリアを指示し得る。すなわち、第3の指示は、無線デバイス130をページングするためのページングキャリアを指示し得る。
無線デバイス130、たとえば、UEのカバレッジレベルは、動的属性であると理解され得、これは、NRSRPが変化する場合、変化し得る。カバレッジレベルに基づくUE自律キャリア選択が、選択されたキャリアと、ネットワークからのページングのための割り振られた/設定されたキャリアとに関して不一致を引き起こし得る。したがって、いかなる潜在的手法も決定論的ページングキャリア使用のレガシー原理に従う必要があると理解され得る。すなわち、無線デバイス130がページングを監視し得るキャリアと、ネットワークが、あるカバレッジ条件においてページングされるときに無線デバイス130にどこで達すると予想し得るかとの間に不一致がないべきである。ページングキャリア選択は決定論的なままであり得る。これは、無線デバイス130がどのページングキャリアを監視し得るかと、ネットワークが、無線デバイス130がどのページングキャリアを監視すると予想していることがあるかとの間に不一致があり得ないことを保証し得る。本明細書の実施形態で説明される1つの手法は、ページングのレガシー原理に従うことであり得、すなわち、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEは、最初に、最後の既知のロケーションにおいて無線デバイス130をページングし、無線デバイス130がどんなページングキャリアを使用し得るかについての拡張を導入し得る。たとえば、方法は、順次に以下に記載されるようなものであり得る。
1. 無線デバイス130は、デフォルト挙動として、Rel-17以前の機構に従って、たとえば、UE_IDに基づいてページングを監視し得る。
2. 第1のネットワークノード111、eNBは、接続モードにおいて、または接続確立の間に、無線デバイス130に、UE_IDに基づくページングキャリアとは異なる新しいページングキャリアを割り振り得、その属性、たとえば、Rmaxが、専用メッセージまたはブロードキャストされたシグナリング中で提供され得る。
3. 無線デバイス130が解放されてアイドルモードになるとき、第1のネットワークノード111は、割り振られたページングキャリアに関して第2のネットワークノード112、たとえば、MMEに知らせ得、無線デバイス130が、その無線デバイス130が解放された同じセルにキャンプオンし得、同様のカバレッジ条件を経験し得るときに、無線デバイス130は、割り振られたキャリアを使用してページングを監視し得る。
4. 無線デバイス130がセルから離れて移動するか、またはカバレッジ状況/条件が同じセル中で変化する場合、無線デバイス130は、不一致を回避するために、ネットワークによって何がシグナリングされ得るかに基づいてページングを監視し得る。
図5は、本明細書の実施形態による、無線デバイス130によって、たとえば、UEによって実施され得るアクションの非限定的な例を示す。500において、アクション201に従って、無線デバイス130は、無線デバイス130がカバレッジレベルベースページングをサポートすることを指示する、無線デバイス130のUE能力をNWに提供し得る。510において、アクション202またはアクション203に従って、無線デバイス130は、レガシーページング設定、静的と、新しいページング設定、動的の両方に関する情報をNWから取得し得る。520において、アクション202またはアクション203に従って、無線デバイス130は、無線デバイス130がカバレッジレベルまたはセルを偶然変化させる場合にページングをどのように監視すべきかに関する命令をNWから取得し得る。530において、アクション204およびアクション205に従って、無線デバイス130は、命令に基づいてページングキャリアおよびカバレッジレベルに同調し得る。
図6は、本明細書の実施形態による、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBによって、UEに向けて実施され得るアクションの非限定的な例を示す。600において、第1のネットワークノード111は、eNBが、カバレッジレベルに基づいてページングをサポートするという指示を提供し得る。610において、アクション302に従って、第1のネットワークノード111は、どのページング機構が使用されるべきか、静的属性に基づくのか動的属性に基づくのかを決定し得る。620において、アクション302に従って、第1のネットワークノード111は、システム情報および/または専用シグナリングを介してページング設定に関して無線デバイス130に知らせ得る。630において、またアクション302に従って、第1のネットワークノード111は、無線デバイス130がセルまたはカバレッジレベルを変化させ得る場合に、決定論的ページングを保証するように無線デバイス130に命令し得る。
図7は、本明細書の実施形態による、第2のノード112、たとえば、CNノードによって実施され得るアクションの非限定的な例を示す。700において、アクション401に従って、第2のネットワークノード112は、ページングのための無線デバイス130のUE能力を取得し、たとえば、動的属性のサポートの、ページング能力に関して、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBに知らせ得る。720において、アクション402に従って、第2のネットワークノード112は、接続解放またはMsg4において、たとえば、専用シグナリング中で、第1のネットワークノード111からページングキャリア情報を取得し得る。720において、アクション403に従って、第2のネットワークノード112は、無線デバイス130がページングされ得るとき、記憶されたページングキャリア情報をフォワーディングし得る。
上記の要約された概観として、決定論的ページングを保証するために、本明細書の実施形態によるUE挙動が指定され得、したがって、劣化したおよび/または改善された信号品質の結果としてのモビリティ、たとえば、セル変化、またはカバレッジ条件変化の場合、NWは、依然として、ページングキャリア選択のための動的属性を含めるためのフレキシビリティを提供しながら、明確に規定されたルール、すなわち、UE挙動をシグナリングすることによってUEをページングし得る。
本明細書で開示されるいくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得、これは以下のように要約され得る。ページング遅延は低減されると理解され得、ページングの間のUE電力消費はUEのために低減され得る。固有ページングキャリア設定は、容量増加およびページング負荷制御のために役立ち得る。
図8は、無線デバイス130が図2および/または図5に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、図8aに示されている以下の構成を備え得る。無線デバイス130は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。無線デバイス130は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図8では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
無線デバイス130は、たとえば、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるように設定されたキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を取得するように設定された、無線デバイス130内の取得ユニット801によって、アクション202の取得することを実施するように設定される。
無線デバイス130は、たとえば、取得されるように設定された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定するように設定された、決定ユニット802によって、アクション204の決定することを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、取得されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得されるように設定された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供されるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定を指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されるように設定されたフォールバック設定に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第4のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定の指示を欠く、という条件で、無線デバイス130は、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるように設定されたキャリアなど、第3のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、取得されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリアを選択するべきである。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中でまたは第1のセル121中のブロードキャストされた情報中で受信されるように設定され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で受信されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、情報エレメント中で受信されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示するように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第1のネットワークノード111から受信されるように設定され得る。
無線デバイス130は、たとえば、第1のネットワークノード111に第1の指示を送出するように設定された、送出ユニット803によって、アクション201の送出することを実施するように設定され得る。第1の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示するように設定され得る。取得されるように設定された第1の情報は、送出されるように設定された第1の指示に基づくように設定され得る。
いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、第1のセル121中で第1の情報を受信しており、別のセル123にキャンプオンするようにさらに設定され得る。無線は、たとえば、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示するように設定された第2の情報を、別のセル123中で取得するように設定された、取得ユニット801によって、アクション203の取得することを実施する。キャリアは、さらに、取得されるように設定された第2の情報に基づいて決定されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定されるように設定された無線カバレッジの測度に基づいて決定されるように設定され得る。
無線デバイス130は、たとえば、ページングを監視するために決定されるように設定されたキャリアに同調するように設定された、無線デバイス130内の同調ユニット804によって、アクション205の同調することを実施するように設定され得る。
他のユニット805が、無線デバイス130中に備えられ得る。
無線デバイス130における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、図8aに示されている無線デバイス130中のプロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、無線デバイス130にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、無線デバイス130にダウンロードされ得る。
無線デバイス130は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ807をさらに備え得る。メモリ807は、無線デバイス130中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、受信ポート808を通して、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート808は、たとえば、無線デバイス130中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、無線デバイス130は、受信ポート808を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート808がプロセッサ806と通信していることがあるので、受信ポート808は、その場合、受信された情報をプロセッサ806に送出し得る。受信ポート808はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
無線デバイス130中のプロセッサ806は、プロセッサ806およびメモリ807と通信していることがある送出ポート809を通して、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット801~805は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット801~805は、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、無線デバイス130のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ806上で実行されたとき、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ806に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム810製品によって実装され得る。コンピュータプログラム810製品は、コンピュータ可読記憶媒体811に記憶され得る。コンピュータプログラム810を記憶したコンピュータ可読記憶媒体811は、少なくとも1つのプロセッサ806上で実行されたとき、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ806に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体811は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム810製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム810を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体811のうちの1つである。
無線デバイス130は、無線デバイス130と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、無線デバイス130は、図8bに示されている以下の構成を備え得る。無線デバイス130は、無線デバイス130中の、処理回路806、たとえば、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ807とを備え得る。無線デバイス130は無線回路812をも備え得、無線回路812は、たとえば、受信ポート808および送出ポート809を備え得る。処理回路812は、図8aに関して説明されたのと同様にして、図2および/または図5による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図2および/または図5による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路812は、少なくとも、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路806とメモリ807とを備える無線デバイス130に関し、前記メモリ807は前記処理回路806によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線デバイス130は、たとえば、図2および/または図5において、無線デバイス130に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
図9は、第1のネットワークノード111が図3および/または図6に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノード111は、図9aに示されている以下の構成を備え得る。第1のネットワークノード111は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第1のネットワークノード111は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図9では、随意のモジュールは点線ボックスで指示される。
第1のネットワークノード111は、たとえば、通信ネットワーク100中で動作するように設定された無線デバイス130に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス130についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を送出するように設定された、第1のネットワークノード111内の送出ユニット901によって、アクション302の送出することを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、送出されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得されるように設定された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供されるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定を指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されるように設定されたフォールバック設定に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第1の情報がフォールバック設定の指示を欠く、第4のオプションによれば、また、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、およびb)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、という条件で、無線デバイス130は、第3のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、送出されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリアを選択するべきである。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中でまたは第1のセル121中のブロードキャストされた情報中で送出されるように設定され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報であるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、情報エレメント中で送出されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示するように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線デバイス130に送出されるように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、a)無線デバイス130からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信するように設定された、受信ユニット902によって、アクション301の受信することを実施するように設定され得る。第1の指示または第2の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示するように設定され得る。送出されるように設定された第1の情報は、受信されるように設定された第1の指示に基づくように設定され得る。
カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定されるように設定された、無線カバレッジの測度に基づいて決定されるように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112に第3の情報を送出するように設定された、第1のネットワークノード111内の送出ユニット901によって、アクション303の送出することを実施するように設定され得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを指示するようにさらに設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112からの第3の指示を受信するように設定された、第1のネットワークノード111内の受信ユニット902によって、アクション304の受信することを実施するように設定され得る。第3の指示は、無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
他のユニット903が第1のネットワークノード111中に備えられ得る。
本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、第1のネットワークノード111にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第1のネットワークノード111にダウンロードされ得る。
第1のネットワークノード111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ905をさらに備え得る。メモリ905は、第1のネットワークノード111中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第1のネットワークノード111は、受信ポート906を通して、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート906は、たとえば、第1のネットワークノード111中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、第1のネットワークノード111は、受信ポート906を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート906がプロセッサ904と通信していることがあるので、受信ポート906は、その場合、受信された情報をプロセッサ904に送出し得る。受信ポート906はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
第1のネットワークノード111中のプロセッサ904は、プロセッサ904およびメモリ905と通信していることがある送出ポート907を通して、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット901~903は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット901~903は、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、第1のネットワークノード111のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ904上で実行されたとき、第1のネットワークノード111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ904に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム908製品によって実装され得る。コンピュータプログラム908製品は、コンピュータ可読記憶媒体909に記憶され得る。コンピュータプログラム908を記憶したコンピュータ可読記憶媒体909は、少なくとも1つのプロセッサ904上で実行されたとき、第1のネットワークノード111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ904に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体909は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム908製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム908を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体909のうちの1つである。
第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、第1のネットワークノード111は、図9bに示されている以下の構成を備え得る。第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111中の、処理回路904、たとえば、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ905とを備え得る。第1のネットワークノード111は無線回路910をも備え得、無線回路910は、たとえば、受信ポート906および送出ポート907を備え得る。処理回路904は、図9aに関して説明されたのと同様にして、図3および/または図6による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図3および/または図6による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路910は、少なくとも、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路904とメモリ905とを備える第1のネットワークノード111に関し、前記メモリ905は前記処理回路904によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第1のネットワークノード111は、たとえば、図3および/または図6において、第1のネットワークノード111に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
図10は、第2のネットワークノード112が図4および/または図7に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、第2のネットワークノード112は、図10aに示されている以下の構成を備え得る。第2のネットワークノード112は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のネットワークノード112は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図10では、随意のモジュールは点線ボックスで指示される。
第2のネットワークノード112は、たとえば、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された無線デバイス130の能力を指示するように設定された、第1の指示を取得するように設定された、取得ユニット1001によって、アクション401の取得することを実施するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出するように設定された、第2のネットワークノード112内の送出ユニット902によって、アクション402の送出することを実施するように設定され得る。第2の指示は、指示されるように設定された能力を指示するように設定される。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113から第3の情報を受信するように設定された、第2のネットワークノード112内の受信ユニット1003によって、アクション403の受信することを実施するように設定され得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第3の指示を送出するように設定された、第2のネットワークノード112内の送出ユニット1002によって、アクション404の送出することを実施するように設定され得る。第3の指示は、指示されるように設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
他のユニット1004が第2のネットワークノード112中に備えられ得る。
第2のネットワークノード112における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、図10aに示されている第2のネットワークノード112中のプロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、第2のネットワークノード112にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第2のネットワークノード112にダウンロードされ得る。
第2のネットワークノード112は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ1006をさらに備え得る。メモリ1006は、第2のネットワークノード112中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第2のネットワークノード112は、受信ポート1007を通して、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート1007は、たとえば、第2のネットワークノード112中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、第2のネットワークノード112は、受信ポート1007を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート1007がプロセッサ1005と通信していることがあるので、受信ポート1007は、その場合、受信された情報をプロセッサ1005に送出し得る。受信ポート1007はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
第2のネットワークノード112中のプロセッサ1005は、プロセッサ1005およびメモリ1006と通信していることがある送出ポート1008を通して、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット1001~1003は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット1001~1003は、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、第2のネットワークノード112のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、第2のネットワークノード112によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム1009製品によって実装され得る。コンピュータプログラム1009製品は、コンピュータ可読記憶媒体1010に記憶され得る。コンピュータプログラム1009を記憶したコンピュータ可読記憶媒体1010は、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、第2のネットワークノード112によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体1010は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム1009製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム1009を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体1010のうちの1つである。
第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、第2のネットワークノード112は、図10bに示されている以下の構成を備え得る。第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112中の、処理回路1005、たとえば、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ1006とを備え得る。第2のネットワークノード112は無線回路1011をも備え得、無線回路1011は、たとえば、受信ポート1007および送出ポート1008を備え得る。処理回路1005は、図10aに関して説明されたのと同様にして、図4および/または図7による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図4および/または図7による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路1011は、少なくとも、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路1005とメモリ1006とを備える第2のネットワークノード112に関し、前記メモリ1006は前記処理回路1005によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第2のネットワークノード112は、たとえば、図4および/または図7において、第2のネットワークノード112に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
本明細書の実施形態は、NR、NR_Small Data_INACTIVE、SDT、MTCおよび/またはIoTに関し得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
本明細書で使用される、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「および(and)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現は、選択肢のリストのうちの1つのみが適用され得るか、選択肢のリストのうちの2つ以上が適用され得るか、または選択肢のリストのうちのすべてが適用され得ることを意味すると理解され得る。この表現は、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「または(or)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現と等価であると理解され得る。
例:
例1. 無線デバイス(130)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、無線デバイス(130)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を取得すること(202)と、
- 取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定すること(204)と
を含む、方法。
例2. 取得された第1の情報は、
- 無線デバイス(130)がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス(130)が、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス(130)が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けるべきであることと、
- 無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠く、という条件で、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が、第1のセル(121)中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル(122)にキャンプオンし、次いで、第1のセル(121)を再選択する、という条件で、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと
のうちの少なくとも1つを指示する、例1に記載の方法。
例3. 取得された第1の情報は、
- カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきであることと、
- カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきであることと
のうちの少なくとも1つを指示する、例2に記載の方法。
例4.
- 第1の情報が、専用シグナリング中でまたは第1のセル(121)中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で受信される、および
- 第2の情報が、別のセル(123)中のブロードキャストされた情報中で受信される、
のうちの少なくとも1つである、例2から3のいずれかに記載の方法。
例5. 第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、情報エレメント中で受信される、例4に記載の方法。
例6. 第1の情報が、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示する、例1から5のいずれかに記載の方法。
例7. 第1の情報が、無線通信ネットワーク(100)中で動作する第1のネットワークノード(111)から受信される、例1から6のいずれかに記載の方法。
例8. 方法は、
- 第1のネットワークノード(111)に第1の指示を送出すること(201)であって、第1の指示が、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示を送出すること(201)
をさらに含み、取得された第1の情報が、送出された第1の指示に基づく、例7に記載の方法。
例9. 無線デバイス(130)が第1のセル(121)中で第1の情報を受信しており、無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンし、方法が、
- 別のセル(123)中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示する第2の情報を、別のセル(123)中で取得すること(203)
をさらに含み、キャリアが、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定される、例1から8のいずれかに記載の方法。
例10. カバレッジ条件が、たとえば、専用ページングキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、無線デバイス(130)によって推定される無線カバレッジの測度、たとえば、制御チャネルにおけるエラーレートに基づいて決定される、例1から9のいずれかに記載の方法。
例11.
- ページングを監視するための決定されたキャリアに同調すること(205)
をさらに含む、例1から10のいずれかに記載の方法。
例12. 第1のネットワークノード(111)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、第1のネットワークノード(111)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- 通信ネットワーク(100)中で動作する無線デバイス(130)に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス(130)についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を送出すること(302)
を含む、方法。
例13. 送出された第1の情報は、
- 無線デバイス(130)がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス(130)が、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス(130)が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けるべきであることと、
- 無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- 第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠き、a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、およびb)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が、第1のセル(121)中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル(122)にキャンプオンし、次いで、第1のセル(121)を再選択する、という条件で、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと
のうちの少なくとも1つを指示する、例12に記載の方法。
例14. 送出された第1の情報は、
- カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきであることと、
- カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきであることと
のうちの少なくとも1つを指示する、例13に記載の方法。
例15.
- 第1の情報が、専用シグナリング中でまたは第1のセル(121)中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で送出される、および
- 第2の情報が、別のセル(123)中のブロードキャストされた情報である、
のうちの少なくとも1つである、例13から14のいずれかに記載の方法。
例16. 第1の情報が情報エレメント中で送出される、例15に記載の方法。
例17. 第1の情報が、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示する、例12から16のいずれかに記載の方法。
例18. 第1の情報が無線デバイス(130)に送出される、例12から17のいずれかに記載の方法。
例19. 方法は、
- a)無線デバイス(130)からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信すること(301)であって、第1の指示または第2の指示が、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示および第2の指示のうちの少なくとも1つを受信すること(301)
をさらに含み、送出された第1の情報が、受信された第1の指示に基づく、例18に記載の方法。
例20. カバレッジ条件が、たとえば、専用ページングキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、無線デバイス(130)によって推定される無線カバレッジの測度、たとえば、制御チャネルにおけるエラーレートに基づいて決定される、例12から19のいずれかに記載の方法。
例21. 方法は、
- 無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)に第3の情報を送出すること(303)であって、第3の情報が、接続解放の後に無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の情報を送出すること(303)
をさらに含む、例12から20のいずれかに記載の方法。
例22. 方法は、
- 無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)からの第3の指示を受信すること(304)であって、第3の指示が、無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の指示を受信すること(304)
をさらに含む、例12から21のいずれかに記載の方法。
例23. 第2のネットワークノード(112)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、第2のネットワークノード(112)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク(100)中で動作する無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示を取得すること(401)と、
- 第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)のうちの1つに第2の指示を送出すること(402)であって、第2の指示が、指示された能力を指示する、第2の指示を送出すること(402)と
を含む、方法。
例24. 方法は、
- 第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)から第3の情報を受信すること(403)であって、第3の情報が、接続解放の後に無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の情報を受信すること(403)と、
- 第1のネットワークノード(111)または別のネットワークノード(113)のうちの1つに第3の指示を送出すること(404)であって、第3の指示が、指示されたページングキャリア、たとえば、無線デバイス(130)をページングするためのページングキャリアを指示する、第3の指示を送出すること(404)と
をさらに含む、例23に記載の方法。
さらなる拡張および変形形態
図11: いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワーク
図11を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1111とコアネットワーク1114とを備える、無線通信ネットワーク100などの通信ネットワーク1110、たとえば、3GPPタイプセルラネットワークを含む。アクセスネットワーク1111は、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113などの複数のネットワークノードを備える。たとえば、各々が、対応するカバレッジエリア1113a、1113b、1113cを規定する、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、基地局1112a、1112b、1112c。各基地局1112a、1112b、1112cは、有線接続または無線接続1115上でコアネットワーク1114に接続可能である。無線デバイス130など、複数のユーザ機器が、無線通信ネットワーク100中に含まれる。図11では、カバレッジエリア1113c中に位置する第1のUE1191が、対応する基地局1112cに無線で接続するか、または対応する基地局1112cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア1113a中の第2のUE1192が、対応する基地局1112aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1191、1192が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局1112に接続している状況に等しく適用可能である。UE1191、1192のうちのいずれも、無線デバイス130の例である。
通信ネットワーク1110は、それ自体、ホストコンピュータ1130に接続され、ホストコンピュータ1130は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ1130は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク1110とホストコンピュータ1130との間の接続1121および1122は、コアネットワーク1114からホストコンピュータ1130に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク1120を介して進み得る。中間ネットワーク1120は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1120は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク1120は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図11の通信システムは全体として、接続されたUE1191、1192とホストコンピュータ1130との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続1150として説明され得る。ホストコンピュータ1130および接続されたUE1191、1192は、アクセスネットワーク1111、コアネットワーク1114、任意の中間ネットワーク1120、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続1150を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1150は、OTT接続1150が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局1112は、接続されたUE1191にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ1130から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局1112は、UE1191から発生してホストコンピュータ1130に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に説明される図12、図13、図14、図15、および図16に関して、UEが無線デバイス130の一例であり、UEについて提供される説明は無線デバイス130に等しく適用されることが理解され得る。また、基地局が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113の一例であり、基地局について提供される説明は、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113に等しく適用されることが理解され得る。
図12: いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータ
次に、一実施形態による、前の段落において説明された無線デバイス130、たとえば、UE、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113、たとえば、基地局、ならびにホストコンピュータの例示的な実装形態が、図12を参照しながら説明される。無線通信ネットワーク100など、通信システム1200では、ホストコンピュータ1210が、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1216を含む、ハードウェア1215を備える。ホストコンピュータ1210は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路1218をさらに備える。特に、処理回路1218は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1210は、ホストコンピュータ1210に記憶されるかまたはホストコンピュータ1210によってアクセス可能であり、処理回路1218によって実行可能である、ソフトウェア1211をさらに備える。ソフトウェア1211はホストアプリケーション1212を含む。ホストアプリケーション1212は、UE1230およびホストコンピュータ1210において終端するOTT接続1250を介して接続するUE1230など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1212は、OTT接続1250を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1200は、通信システムにおいて提供される基地局1220として図12において例示され、基地局1220がホストコンピュータ1210およびUE1230と通信することを可能にするハードウェア1225を備える、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113をさらに含む。ハードウェア1225は、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1226、ならびに基地局1220によってサーブされるカバレッジエリア(図12に図示せず)中に位置するUE1230として図12において例示される、無線デバイス130との少なくとも無線接続1270をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1227を含み得る。通信インターフェース1226は、ホストコンピュータ1210への接続1260を容易にするように設定され得る。接続1260は直接であり得るか、あるいは、接続1260は、通信システムのコアネットワーク(図12に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1220のハードウェア1225は、処理回路1228をさらに含み、処理回路1228は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1220は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1221をさらに有する。
通信システム1200は、すでに言及されたUE1230をさらに含む。UE1230のハードウェア1235は、UE1230が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1270をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1237を含み得る。UE1230のハードウェア1235は、処理回路1238をさらに含み、処理回路1238は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1230は、UE1230に記憶されるかまたはUE1230によってアクセス可能であり、処理回路1238によって実行可能である、ソフトウェア1231をさらに備える。ソフトウェア1231はクライアントアプリケーション1232を含む。クライアントアプリケーション1232は、ホストコンピュータ1210のサポートのもとに、UE1230を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1210では、実行しているホストアプリケーション1212は、UE1230およびホストコンピュータ1210において終端するOTT接続1250を介して、実行しているクライアントアプリケーション1232と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1232は、ホストアプリケーション1212から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1250は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1232は、クライアントアプリケーション1232が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図12に示されているホストコンピュータ1210、基地局1220およびUE1230は、それぞれ、図11のホストコンピュータ1130、基地局1112a、1112b、1112cのうちの1つ、およびUE1191、1192のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図12に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図11のものであり得る。
図12では、OTT接続1250は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1220を介したホストコンピュータ1210とUE1230との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1230からまたはホストコンピュータ1210を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1250がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1230と基地局1220との間の無線接続1270は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1270が最後のセグメントを形成するOTT接続1250を使用して、UE1230に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシ、シグナリングオーバーヘッド、およびサービス中断を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、より良い応答性、および延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1210とUE1230との間のOTT接続1250を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1250を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ1210のソフトウェア1211およびハードウェア1215でまたはUE1230のソフトウェア1231およびハードウェア1235で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1250が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1211、1231が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1250の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1220に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1220に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1210の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1211および1231が、ソフトウェア1211および1231が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1250を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
無線デバイス130の実施形態は、図2、図5、図8および図11~図16に関する。
無線デバイス130は、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
無線デバイス130は、無線デバイス130と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
無線デバイス130は、図8または図12に示されているような構成を備え得る。
第1のネットワークノード111の実施形態は、図3、図6、図9および図11~図16に関する。
第1のネットワークノード111はまた、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
第1のネットワークノード111は、図9または図12に示されているような構成を備え得る。
第2のネットワークノード112の実施形態は、図4、図7、図10および図11~図16に関する。
第2のネットワークノード112はまた、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
第2のネットワークノード112は、図10または図12に示されているような構成を備え得る。
図13: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1310において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1310の(随意であり得る)サブステップ1311において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1320において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1330において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1340において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図14: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1420において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップ1430において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図15: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1510において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1520において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1520の(随意であり得る)サブステップ1521において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1510の(随意であり得る)サブステップ1511において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1530において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1540において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図16: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1610において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1620において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1630において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得るメモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
さらなる番号付けされた実施形態
1. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
5. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
6. 基地局をさらに含む、実施形態5に記載の通信システム。
7. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態6に記載の通信システム。
8.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態7に記載の通信システム。
11. 第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
15. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
16.
基地局において、ユーザデータを送信すること
をさらに含む、実施形態15に記載の方法。
17. ユーザデータが、ホストアプリケーションを実行することによって、ホストコンピュータにおいて提供され、方法が、
UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行すること
をさらに含む、実施形態16に記載の方法。
21. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、UE。
25. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
26. UEをさらに含む、実施形態25に記載の通信システム。
27. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態26に記載の通信システム。
28.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態26または27に記載の通信システム。
31. 無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
35. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
36.
UEにおいて、基地局からユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態35に記載の方法。
41. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、UE。
45. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
46. UEをさらに含む、実施形態45に記載の通信システム。
47. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態46に記載の通信システム。
48.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
49.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
51. 無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
52.
ユーザデータを提供することと、
基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態51に記載の方法。
55. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
56.
UEにおいて、基地局にユーザデータを提供すること
をさらに含む、実施形態55に記載の方法。
57.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態56に記載の方法。
58.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態56に記載の方法。
61. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
65. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
66. 基地局をさらに含む、実施形態65に記載の通信システム。
67. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態66に記載の通信システム。
68.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態67に記載の通信システム。
71. 第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
75. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
76.
基地局において、UEからユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態75に記載の方法。
77.
基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動すること
をさらに含む、実施形態76に記載の方法。
本開示は、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための無線デバイスおよびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第1のネットワークノード、およびそれによって実施される方法に関する。本開示は、さらに、一般に、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第2のネットワークノード、およびそれによって実施される方法に関する。
無線通信ネットワーク内の無線デバイスは、たとえば、ユーザ機器(UE)、局(STA)、モバイル端末、無線端末、端末、および/または移動局(MS)であり得る。無線デバイスは、セルラ無線システム、セルラシステム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、セルラ通信ネットワークまたは無線通信ネットワーク中で無線通信することを可能にされる。通信は、無線通信ネットワーク内に備えられる、無線アクセスネットワーク(RAN)、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して、たとえば、2つの無線デバイス間で、無線デバイスと通常の電話との間で、および/または無線デバイスとサーバとの間で実施され得る。無線デバイスは、さらに、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、携帯電話、セルラ電話、ラップトップ、または無線能力をもつタブレットと呼ばれることがある。本コンテキストにおける無線デバイスは、たとえば、RANを介して、別の端末またはサーバなど、別のエンティティと、音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイスであり得る。
無線通信ネットワークは、セルエリアに分割され得る地理的エリアをカバーし、各セルエリアが、無線ネットワークノード、無線ノードまたは基地局、たとえば無線基地局(RBS)などのアクセスノードであり得る、ネットワークノードによってサーブされ、基地局は、使用される技術および専門用語に応じて、たとえば、gNB、エボルブドノードB(「eNB」)、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、送信ポイント(TP)、またはBTS(基地トランシーバ局)と呼ばれることがある。基地局は、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づいて、たとえば、ワイドエリア基地局、中距離基地局、ローカルエリア基地局、ホーム基地局、ピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。セルは、それぞれ、基地局サイト、または無線ノードサイトにおける、基地局または無線ノードによって無線カバレッジが提供される、地理的エリアである。基地局サイト上にある1つの基地局は、1つまたは数個のセルをサーブし得る。さらに、各基地局は、1つまたは数個の通信技術をサポートし得る。基地局は、基地局の範囲内で、無線周波数上で動作するエアインターフェースを介して端末と通信する。無線通信ネットワークはまた、サービングビームを用いて、無線デバイスなど、受信ノードをサーブし得るネットワークノードを備える、非セルラシステムであり得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)Long Term Evolution(LTE)では、eノードB、さらにはeNBと呼ばれることがある、基地局は、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。本開示のコンテキストでは、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から無線デバイスへの送信経路のために使用され得る。アップリンク(UL)という表現は、反対方向における、すなわち、無線デバイスから基地局への送信経路のために使用され得る。
ネットワークノードはまた、コアネットワークノード、すなわち、無線通信ネットワークのコアネットワーク中に備えられるノードであり得る。
標準化団体3GPPは、現在、NRまたは5G-UTRAと呼ばれる新無線(New Radio)インターフェース、ならびにNG-CN、NGCまたは5G CNと省略される、次世代(NG)コアネットワークと呼ばれることがある、第5世代(5G)パケットコアネットワークを指定するプロセスにある。
モノのインターネット(IoT)
モノのインターネット(IoT)は、「接続デバイス」および「スマートデバイス」と呼ばれることもある、通信デバイス、たとえば、物理デバイス、車両と、建築物と、エレクトロニクス、ソフトウェア、センサー、アクチュエータが組み込まれた他のアイテムと、これらの物体がデータを収集し、交換することを可能にし得るネットワークコネクティビティとのインターネットワーキングとして理解され得る。IoTは、物体が、既存のネットワークインフラストラクチャにわたってリモートで検知および/または制御されることを可能にし得る。
IoTの意味における、「モノ」は、植込み型心臓モニタリング機器(heart monitoring implant)、家畜のバイオチップトランスポンダ、沿岸水域中の電気クラム(electric clam)、内蔵センサーをもつ自動車、環境/食品/病原体監視のためのDNA分析デバイス、または探索および救助作業において消防士を支援し得る現場作業デバイス、照明、暖房の制御およびオートメーションなどのホームオートメーションデバイス、たとえば、「スマート」サーモスタット、換気、空調、ならびにリモート監視のために通信を使用し得る洗濯機、乾燥機、オーブン、冷蔵庫または冷凍庫などの機器、などの多種多様なデバイスを指し得る。これらのデバイスは、様々な既存の技術の助けをかりてデータを収集し、次いで、他のデバイス間でデータを自律的に流し得る。
近い将来において、IoTデバイスの分布が極めて大きくなることが予想される。様々な予測が存在し、その中で、ある予測は、1平方キロメートル当たり60000個超のデバイスがあると仮定し、別の予測は、1平方キロメートル当たり1000000個のデバイスがあると仮定する。これらのデバイスの大部分は、静止したもの、たとえば、ガス量計および電力量計、自動販売機などであると予想される。
マシン型通信(MTC)
マシン型通信(MTC)は、近年、特にモノのインターネット(IoT)のコンテキストにおいて、セルラ技術についての成長するセグメントであることが示されている。MTCデバイスは、自己制御および/または自動制御された無人マシンであり、一般にデータトラフィックを生成するためにアクティブな人間ユーザに関連しない、通信デバイス、一般に無線通信デバイスまたは単にユーザ機器であり得る。MTCデバイスは、従来のモバイルフォンまたはスマートフォンよりも、またそれとは対照的に、一般により単純であり、また一般により特定の用途または目的に関連し得る。MTCは、MTCデバイスへのおよび/またはからの無線通信ネットワーク中の通信に関与し、この通信は、一般に、たとえば従来のモバイルフォンおよびスマートフォンに関連する通信とはまったく異なる性質のものであり、またその通信以外の要件を伴うものであり得る。IoTのコンテキストおよび成長において、MTCトラフィックが増加し、したがって無線通信システム中でますますサポートされる必要があることは明白である。
狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)
狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)は、広範囲のセルラデバイスおよびサービスを可能にするための、3GPPによって開発された低電力ワイドエリアネットワーク(LPWAN)無線技術規格として理解され得る。NB-IoTは、屋内カバレッジ、低いコスト、長いバッテリー寿命、および高い接続密度に焦点を当てると理解され得る。
NB-IoTについて、不良なカバレッジ中の無線受信を必要とし得る使用事例をサポートするために異なるカバレッジ拡張(coverage enhancement)技法が規定された。1つのそのような技法は、異なる無線チャネル上でデータおよび/またはメッセージを送信するときの繰返しの使用であり得る。カバレッジ拡張(CE)レベルという専門用語は、アイドルモードにあるNB-IoT UEのカバレッジについて説明するために文献において通常使用され得、たとえば、36.321、v.16.0.0、セクション5.1.1において3GPPによって指定されているものであり得る。UEは、一般に、NB-IoTセル中のeNBによってブロードキャストされるしきい値と比較され得るその狭帯域参照信号受信電力(NRSRP:Narrowband Reference Signal Received Power)測定値に基づく特定のCEレベルにあると言われ得る。セルごとに最高3つのCEレベルがあり得、CEレベル0からCEレベル2と示される。CEレベル0は、標準の/良好なカバレッジに対応し、CEレベル2は、カバレッジが極めて不良であると仮定され得る、ワーストケースに対応すると理解され得る。異なるCEレベルの一態様は、UEおよび/またはeNBによって正常に受信されるために、特により高いCEレベル1~2について、様々な無線チャネル上のデータおよび/またはメッセージ送信が数回繰り返されなければならないことがあるものであると理解され得る。
2019年12月9~12日のRAN総会#86において、「NB-IoTおよびLTE-MTCのためのRel-17拡張」と題された新しいワークアイテム(WI)が同意された、RP-193264参照。その目的のうちの1つは、ワークアイテム説明(WID)「カバレッジレベル、および関連するキャリア固有設定(たとえば最大繰返しUL/DL、DRX設定など)に基づくNB-IoTキャリア選択のサポートを導入する[NB-IoT][RAN2、RAN3]」に述べられているように、カバレッジレベルに基づくNB-IoTキャリア選択の導入を指定することにある。
Rel-13では、ランダムアクセス(RA)およびページングは、アンカーキャリア中のものであるにすぎないことがある。
NB-IoTにおけるマルチキャリア動作は、Rel-14からサポートされている。Rel-14では、マルチ物理リソースブロック(PRB)動作は、UEが、非アンカーキャリア上でランダムアクセス(RA)とページングの監視の両方を実施し得るように、拡張され得る。これは、ランダムアクセスとページング送信の両方について容量増加を提供し得る。NWは、UEが、SIB22-NBにおけるページングのためにどのキャリアを使用することを必要とされ得るかを設定および提供し得る。RAおよびページングのための非アンカーキャリア設定は、その非アンカーキャリア設定が無線リソース制御(RRC)アイドルモードにあるUEに知られる必要があると理解され得るので、新しいシステム情報ブロック(SIB)SIB22-NB中で提供され得る。ページングおよびランダムアクセスチャネル(RACH)キャリアのための最大数は、maxNonAnchorCarriers-NB-r14+1であり得、これは、16に等しくなり得る。
36.304、v16.0.0において指定されているページングについて、UE識別情報(UE_ID)などのページング関連パラメータおよび静的パラメータは、ページングキャリアを選択するために使用され得る。たとえば、TS36.304、v16.0.0に述べられているように、ページング無線ネットワーク一時識別子(P-RNTI)が狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)上で監視され、UEが、非アンカーキャリア上のページングをサポートする場合、および非アンカーキャリアのためのページング設定が、システム情報中で提供される場合、ページングキャリアは、以下の式を満たす最も小さいインデックスn(0≦n≦Nn-1)をもつページングキャリアによって決定され得る。
floor(UE_ID/(N*Ns)) mod W<W(0)+W(1)+...+W(n)
したがって、そのようなものとしてのページングキャリアは、そのページングキャリアが、UE_IDおよびページングキャリア重みなどの静的属性に関与し得るので、ネットワークおよびUE観点から決定論的であると理解され得る。
ページングキャリアが決定論的であることは、ネットワークとUEとの間であいまいさがないことを意味すると理解され得る。ネットワークは、UEがどこでページングのためにリッスンしていることがあるかに気づいていると理解され得、UEは、ネットワークがどこで、UEがページングのためにリッスンすると予想していることがあるかに気づいていることがある。
ページングのための既存の方法は、非効率的にリソースを使用し、容量と電力消費の両方の不要な浪費を生じ得る。
EP3499930は、ページングキャリア選択ポリシに従って、基地局からページングメッセージを受信するためにアンカーキャリアまたは非アンカーキャリアを選択することを含む方法について説明する。随意に、ページングキャリア選択ポリシは、基地局によって設定された、カバレッジ拡張レベルとページングキャリアとの間のマッピング関係に基づいてページングキャリアを選択することを含み得る。
GB2552838は、アンカーキャリアを備えるキャリアのセット上でメッセージを受信することが可能であるデバイスにページングメッセージを送出する方法を開示する。
EP3060019は、それにより、無線基地局が、CE対応ユーザ機器がカバレッジ拡張(coverage extension)を必要とし得るか否かに関して知らされ、次いで、カバレッジ拡張が必要であり得るか否かに応じて、CE技法を適用するかまたは適用しないCE UEをページングする方法について説明する。
本明細書の実施形態の発展の一部として、既存の技術に関する1つまたは複数の課題が最初に識別され、説明される。
Rel-14は、NB-IoT UEに非アンカーキャリア上のページングの監視を可能にし得るが、非アンカーページングキャリアは、カバレッジ条件にかかわらず、セルにキャンプオンしたすべてのNB-IoT UEによって使用される必要があり得る。NPDCCHのための、ページングのための最大繰返し数、またはページングRmaxが、極めて大きい場合、良好なカバレッジ中のUEは、不良なカバレッジ中のUEへのページング送信による大きい遅延を経験し得る。良好なカバレッジ中のUEは、狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(NPDSCH)上で送信されたページングメッセージを復号することを開始する前に、多数のページングNPDCCH繰返しが終了するのを待つ必要があり得る。
その上、ページングオケージョン(PO)重複を回避するために、SIB22-NB中のページングパラメータが適切にセットされる必要があり得る。ページングキャリアが、カバレッジ条件にかかわらずすべてのNB-IoT UEのために使用され得るので、このページングキャリアのためのRmaxは、通常、不良なカバレッジ中のUEをカバーするために大きくなり得、これは、通常、ページングオケージョン(PO)間の大きいタイミング差があり得ることを意味すると理解され得る。したがって、それは、良好なカバレッジ中のUEについてページング遅延をさらに導入し得る。
現在のソリューションに関する別の問題は、NB-IoTセル中のすべてのページングキャリアが、一般に、セル中のすべてのUEがカバレッジ限界(coverage limit)まで正常にページングされ得るように、設定される必要があり得ることであると理解され得る。多くの場合、いくつかのキャリアは、たとえば、電力差または異なる干渉レベルにより、他のキャリアと比較して、不良なカバレッジ中のUEにページングを送信するために使用されるのにより好適であり得る。アンカーキャリアは、狭帯域1次同期信号(NPSS)および狭帯域2次同期信号(NSSS)を提供し得るが、アンカーと非アンカーの両方が、ページングおよびランダムアクセスのために使用され得る。アンカーキャリアは、アンカーキャリアが、非アンカーキャリアにもキャンプオンしたUEによって使用される必要があり得る同期信号をも搬送し得るので、非アンカーキャリアと比較して電力ブーストされ得る。電力ブースティングにより、アンカーキャリアのカバレッジは、したがって、非アンカーキャリアのカバレッジよりも大きくなり得る。単純な例として、2つのキャリアを伴うNB-IoTセルが考慮され得、ここで、キャリアのうちの1つ、一般にアンカーキャリアは、電力ブースティングされ得、したがって、非アンカーキャリアよりも6dB高い電力を有し得る。ページングメッセージのためにアンカーキャリア上で1%のブロック誤り率(BLER)に達するために、NPDCCH上でX回の繰返しが必要とされると仮定される場合、繰返しの各倍加が3dB利得を達成すると仮定すると、非アンカーキャリアが使用されるとき、同じ復号性能を達成するために4*X回の繰返しが必要とされる。これは、セルの一定の最大カバレッジを持続させることが可能であるためにアンカーキャリア上で使用される値と比較して、非アンカーキャリア上のRmaxが、一般に、4倍大きくセットされる必要があり得ることを暗示すると理解され得、たとえば、最大カバレッジ拡張がセル中で使用される場合、最大結合損失(MCL:Maximum Coupling Loss)は164dBに等しい。これは、アンカーキャリア上と比較して、非アンカーキャリア上で不良なカバレッジのUEがページングされるとき、その受信機がより長い持続時間の間オンにされる必要があり得、より多くの量のデータが、正常な受信のために復号プロセスにおいて累積され/組み合わせられる必要があり得るという事実により、より多くの無線リソースが浪費され、UE電力消費がより大きくなることを生じ得る。
上記のことにより、NB-IoTセル中で使用されるページングキャリアを選択/決定するために静的UE識別情報のみを使用することの結果として、不要な容量と電力消費の両方が浪費される。
3GPP/RAN2では、UEのカバレッジ条件がページングキャリア選択においてどのように使用され得るかに関して様々な議論が行われてきた。キャリア選択をUEカバレッジ測定値のみに基づかせることに関する様々な問題があり、たとえば、R2-166279、セクション2.4を参照されたい。これに対する1つのソリューション、R2-2006835参照、は、UEが、UEがCEレベルを変化させたかまたは新しいキャリアを選択したかどうかをネットワーク(NW)に知らせることであり得るが、これは、過大なシグナリングおよびUE電力消費をもたらし得、したがって、良好なソリューションでないと理解され得る。
議論されている別のソリューションは、静的UE識別情報に基づいてUEによってページングキャリア選択を行わせるが、NWに、カバレッジレベルなどの動的情報および/または負荷などの追加情報に基づいて、使用されるページングキャリアを制御させることであり、PCT/EP2017/075268、R2-166279、セクション2.4、およびR2-167624、セクション2.3を参照されたい。
後者の手法は、たとえば、UEカバレッジレベルが変化し得る、あるいはUEが、セルのカバレッジの中から移動するおよび/またはそこの中に移動し得るとき、NB-IoTシステム中で作動するロバストなページング動作をどのように得るべきかに関するいくつかの詳細な態様を欠く。したがって、静的ベース基準と動的ベース基準の両方を満足するように、ページングが効率的に行われ得るように、追加のルールおよび機構が必要とされ得る。
本明細書の実施形態の目的は、ページングを監視するためのキャリアのハンドリングを改善することである。
本明細書の実施形態の第1の態様によれば、目的は、無線デバイスによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。無線デバイスは無線通信ネットワーク中で動作する。無線デバイスは第1の情報を取得する。第1の情報は、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものである。無線デバイスはまた、取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定する。
本明細書の実施形態の第2の態様によれば、目的は、第1のネットワークノードによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。第1のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作する。第1のネットワークノードは第1の情報を送出する。第1の情報は、通信ネットワーク中で動作する無線デバイスに、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイスについての、変化によるものである。
本明細書の実施形態の第3の態様によれば、目的は、第2のネットワークノードによって実施される方法によって達成される。本方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものである。第2のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作する。第2のネットワークノードは、無線通信ネットワーク中で動作する無線デバイスの能力を指示する第1の指示を取得する。能力は、カバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものである。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものである。第2のネットワークノードはまた、第1のネットワークノード、または別のネットワークノードのうちの1つに第2の指示を送出する。第2の指示は、指示された能力を指示する。
本明細書の実施形態の第4の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための無線デバイスによって達成される。無線デバイスは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。無線デバイスは、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるように設定されたキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を取得するようにさらに設定される。無線デバイスは、取得されるように設定された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定するようにさらに設定される。
本明細書の実施形態の第5の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第1のネットワークノードによって達成される。第1のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。第1のネットワークノードは第1の情報を送出するようにさらに設定される。第1の情報は、通信ネットワーク中で動作するように設定された無線デバイスに、キャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定される。キャリアは、カバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきである。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイスについての、変化によるものである。
本明細書の実施形態の第6の態様によれば、目的は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするための第2のネットワークノードによって達成される。第2のネットワークノードは無線通信ネットワーク中で動作するように設定される。第2のネットワークノードは、無線通信ネットワーク中で動作するように設定された無線デバイスの能力を指示するように設定された第1の指示を取得するようにさらに設定される。能力は、カバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであるように設定される。カバレッジの変化は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるものであるように設定される。第2のネットワークノードは、第1のネットワークノード、または別のネットワークノードのうちの1つに第2の指示を送出するようにさらに設定される。第2の指示は、指示されるように設定された能力を指示するように設定される。
第1の情報を、第1のネットワークノードが送出し、無線デバイスが取得することによって、無線デバイスは、次いで、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によりカバレッジの変化が起こり得るときはいつでも、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。
第1の情報に基づいて、監視すべきキャリアを決定することによって、無線デバイスは、カバレッジレベルに基づいて、ページングのために使用されるべきキャリアをフレキシブルに選択するように設定され得、したがって、たとえば、無線デバイスが良好なカバレッジ中にある場合、無線デバイスは、メッセージを復号するために必要とされる比較的より少ないNPDCCH繰返しが設定されたキャリア上でページングを監視するように設定され得るが、無線デバイスが不良なカバレッジ中にある場合、無線デバイスは、電力ブーストされたキャリア、またはメッセージを復号するために必要とされる比較的より多くのNPDCCH繰返しが設定されたキャリア上でページングを監視するように設定され得る。したがって、ページング制御チャネル、NPDCCH、およびページングメッセージ、NPDSCHを復号するために必要とされ得る繰返し数はより少なくなり得、したがって、ページングの間の無線デバイスによる電力消費は、それにより低減され得る。
したがって、ページング遅延は低減され得、ページングは決定論的であり得る。すなわち、その結果、無線デバイスが、変化が行われ得る時間より先に、キャリアをどのように決定すべきかに関するルールを取得し得るので、それぞれ、どこでページングすべきか、ページングをどこで監視すべきかに関して、第1のネットワークノードと無線デバイスとの間であいまいさがないことがあり、したがって、無線デバイスは、カバレッジの変化が生じ得るときはいつでも、および潜在的にカバレッジが不良であり得るとき、どんなキャリアを使用すべきかに関して照会することを必要とされないことがある。
さらに、固有ページングキャリア設定は、(1つまたは複数の)非アンカーキャリア中のページングは、たとえば、アンカーキャリアに対する依拠を緩和し得、アンカーキャリア中のリソースを空け、さらに、もしあれば、増加されたページング負荷をハンドリングするための手段を提供し得るので、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
たとえば、たとえば6dBだけ、電力ブーストされているアンカーキャリアと、今日一般的な展開であると理解され得る、電力ブーストされていない非アンカーキャリアとを伴うNB-IoTセルについて、良好なカバレッジのUEのすべて、または極めて大きい部分は、非アンカーキャリア上でページングを監視しているように設定され得、不良なカバレッジのUEは、アンカーキャリア上でページングを監視するように設定され得る。このカバレッジレベルベースページング手法はUE電力とスペクトルリソースの両方を節約すると理解され得、なぜなら、繰返し数がより少ないと理解され得るので、不良なカバレッジのUEをページングするためにより少ない無線リソースが必要とされ得、たとえば、良好なカバレッジ中にあり得るUEの場合、非アンカーキャリア上の複数のUEに対するページング多重化が実施され得、これが、より効率的であり得るからである。
第1の指示を取得することによって、第2のネットワークノードは、無線デバイスが、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートし得るか否かを知ることを可能にされ得る。次いで、第1のネットワークノードまたは別のネットワークノードに、能力を指示する第2の指示を送出することによって、受信側は、無線デバイスが、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートし得るか否かを知り、それに応じて無線デバイスに命令することを可能にされ得る。
本明細書の実施形態の例が、以下の説明に従って、添付の図面を参照しながらより詳細に説明される。
本明細書の実施形態による、無線通信ネットワークの一例を示す概略図である。
本明細書の実施形態による、無線デバイスにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードにおける方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、無線デバイスにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードにおける方法を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、無線デバイスの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第1のネットワークノードの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、第2のネットワークノードの、パネルa)およびパネルb)における、2つの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書の実施形態は、概して、カバレッジ条件など、動的属性を考慮しながら決定論的ページングのための方法を提供する異なる態様に関すると理解され得る。本明細書の実施形態は、ページングキャリア特性、たとえば、電力ブースティングレベルと、UEのカバレッジ状況とに基づいて、ページングリソースを設定するためにフレキシビリティを改善するための機構を提供すると理解され得る。
既存の方法では、ページングは、UE IDおよびあらかじめ設定された/知られているページングパラメータなど、静的パラメータのみによって提供され得る。新しい機構では、NWは、優勢なNRSRPに基づいてなど、動的属性に関してページングキャリアを設定し、設定されたページングキャリアのカバレッジの中から移動するときのカバレッジの、たとえば、NRSRPの変化に基づいてどのように働くべきかについてのUEにおけるルールを設定し得る。レガシーページング機構は静的と呼ばれることもある。本明細書の実施形態に従って規定される新しい機構は、動的またはカバレッジ条件ベースページングと呼ばれることがある。
次に、例が示されている添付の図面を参照しながら、企図された実施形態のうちのいくつかが以下でより十分に説明される。このセクションでは、本明細書の実施形態は、いくつかの例示的な実施形態によってより詳細に示される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。本明細書の例示的な実施形態は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
図1は、本明細書の実施形態が実装され得る、無線通信システム、セルラ無線システム、またはセルラネットワークと呼ばれることもある、無線ネットワークまたは無線通信ネットワーク100の、それぞれ、パネルa)、およびパネルb)における、2つの非限定的な例を示す。無線通信ネットワーク100は、一般に、MTC、eMTC、IoTおよび/またはNB-IoTであり得るか、あるいはそれらをサポートし得る。無線通信ネットワーク100は、5Gシステム、5Gネットワーク、あるいは次世代システムまたはネットワーク、あるいは同様の機能をもつより若いシステムであり得る。他の例では、無線通信ネットワーク100は、代わりに、または追加として、たとえば、Long-Term Evolution(LTE)、たとえばLTE-M、LTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD-FDD)、LTE LAA、eLAA、feLAAおよび/またはMulteFireなどの未ライセンス帯域中で動作するLTEなど、他の技術をサポートし得る。また他の例では、無線通信ネットワーク100は、たとえば、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)TDD、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)ネットワーク、GSM/GSM進化型高速データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)ネットワーク、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、EDGEネットワーク、たとえばマルチスタンダード無線(MSR)基地局、マルチRAT基地局などの無線アクセス技術(RAT)の任意の組合せからなるネットワーク、任意の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)セルラネットワーク、WiFiネットワーク、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)、あるいは任意のセルラネットワークまたはシステムなど、他の技術をサポートし得る。したがって、本開示では本明細書の実施形態を例示するために5G/NRおよびLTEからの専門用語が使用され得るが、これは、本明細書の実施形態の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきでない。
無線通信ネットワーク100は複数のネットワークノードを備え得、複数のネットワークノードのうちの第1のネットワークノード111が図1中のパネルa)およびb)の非限定的な例に示されている。図1のパネルb)におけるものなど、いくつかの非限定的な例では、無線通信ネットワーク100は、第2のネットワークノード112および/または別のネットワークノード113をさらに備え得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、無線ネットワークノードであり得る。すなわち、無線通信ネットワーク100中で、無線デバイスまたはマシン型通信デバイスなど、ユーザ機器をサーブすることが可能な、無線基地局、たとえばgNB、ng-NB、eNB、eノードB、またはホームノードB、ホームeノードBなどの送信ポイント、あるいは同様の特徴をもつ任意の他のネットワークノード。いくつかの例では、第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、分散ノードであり得、クラウド115におけるそれぞれの仮想ノードと共同してその機能を部分的に実施し得る。一般的な例では、第1のネットワークノード111は、別のネットワークノード113とは異なるノードであり得る。
第2のネットワークノード112は、以下で説明される無線デバイス130などの無線デバイスのためのモビリティを管理する能力を有するコアネットワークノードであり得る。たとえば、第2のネットワークノード112は、ページング要求を送出する能力を有するなど、ページング、たとえば、ページングイベントを管理する能力を有し得る。第2のネットワークノード112は、たとえば、モビリティ管理エンティティ(MME)であり得る。
無線通信ネットワーク100は、いくつかの実施形態ではセルエリアに分割され得る、地理的エリアをカバーし得、各セルエリアは無線ネットワークノードによってサーブされ得るが、1つの無線ネットワークノードは1つまたは数個のセルをサーブし得る。無線通信ネットワーク100は、パネルa)に示されているように、第1のセル121を備え得る。いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、1つまたは複数の他のセル122をさらに備え得る。1つまたは複数の他のセル122は、新しいセルと呼ばれることがある、別のセル123を備え得る。パネルa)では、別のセル123のみが、1つまたは複数のセル122中に備えられるものとして示される。パネルb)では、3つのセルが、1つまたは複数のセル122中に備えられるものとして示される。これは、説明の目的のためのものであると理解され得る。任意の数のセルが1つまたは複数の他のセル122中に備えられ得ることが理解され得る。図1の非限定的な例では、第1のネットワークノード111は、サービングセルまたは現在のセルと呼ばれることもある、第1のセル121をサーブする。別のセル123など、1つまたは複数の他のセル122は、図1a)の非限定的な例の場合のように第1のネットワークノード111によってもサーブされ得るか、または図1b)の非限定的な例において別のネットワークノード113によってサーブされ得るか、または各々が、それぞれの別のネットワークノード113によってそれぞれサーブされ得、これは、図1を簡略化するために示されない。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づいて、たとえば、マクロeノードB、ホームeノードBまたはピコ基地局など、異なるクラスのものであり得る。いくつかの例では、第1のセル121および1つまたは複数の他のセル122のうちのいずれかがビームであり得、すなわち、第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、サービングビームを用いて受信ノードをサーブし得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、1つまたは数個の通信技術をサポートし得、その名前は、使用される技術および専門用語に依存し得る。第1のネットワークノード111および別のネットワークノード113のうちのいずれかが、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続され得る。
複数の無線デバイスが無線通信ネットワーク100中にあり得、複数の無線デバイスのうちの無線デバイス130が図1の非限定的な例に示されている。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス130は、たとえば、ほんのいくつかのさらなる例を挙げると、無線能力をもつモバイル端末、無線端末および/または移動局、携帯電話、セルラ電話、あるいはラップトップとして知られていることもある、5G UE、またはUEなど、無線通信デバイスであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイスのいずれも、たとえば、RANを介して、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、またはタブレットなど、別のエンティティと音声および/またはデータを通信することが可能な、ポータブル、ポケット収容可能、ハンドヘルド、コンピュータ具備、または車載型モバイルデバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、センサー、IoTデバイス、MTCデバイス、NB-IoTデバイス、プリンタまたはファイルストレージデバイスなど、無線インターフェースを装備したデバイス、モデム、あるいは通信システムにおいて無線リンク上で通信することが可能な他の無線ネットワークユニットであり得る。無線通信ネットワーク100中に備えられる無線デバイス130は、無線通信ネットワーク100中で無線通信することを可能にされ得る。通信は、たとえば、無線通信ネットワーク100内に備えられ得る、RAN、および場合によっては1つまたは複数のコアネットワークを介して実施され得る。
無線デバイス130は、第1のリンク141、たとえば、無線リンク上で第1のネットワークノード111と第1のセル121中で無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。無線デバイス130は、それぞれの第2のリンク142、たとえば、無線リンク上で、それぞれ、1つまたは複数の他のセル122中で無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第2のリンク142は、無線デバイス130と、それぞれ、1つまたは複数の他のセル122をサーブするそれぞれの別のネットワークノード113、たとえば、パネルa)に示されている、第1のネットワークノード111、または、パネルb)に示されている、別のノード113との間にあると理解され得る。第1のネットワークノード111は、第3のリンク143、たとえば、無線リンクまたは有線リンク上で第2のネットワークノード112と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。第2のネットワークノード112は、第4のリンク144、たとえば、無線リンクまたは有線リンク上で別のネットワークノード113と無線通信ネットワーク100内で通信するように設定され得る。無線デバイス130は、太い破線矢印の方向に移動し得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
概して、本明細書での「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」、および/または「第5の」などの使用は、別段に記載されていない限り、コンテキストに基づいて、異なるエレメントまたはエンティティを示すための任意のやり方であると理解され得、それらが修飾する名詞に累積的なまたは時間順の性質を与えないと理解され得る。
次に、本明細書のいくつかの実施形態が、いくつかの非限定的な例を用いてさらに説明される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。本明細書の例は相互排他的でないことに留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。
以下の説明では、1つの(a)/その(the)UE、または単に「UE」への言及は、無線デバイス130に等しく言及すると理解され得、1つの/そのgNBへの言及は、コンテキストに基づいて、第1のネットワークノード111または別のネットワークノード113に等しく言及すると理解され得、1つの/そのgNB、1つの/そのNWおよび/または1つの/そのネットワークへの言及は、コンテキストに基づいて、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113または第2のネットワークノード112に等しく言及すると理解され得る。
以下のセクションでは、本明細書で開示される実施形態は、決定論的ページングをサポートするように焦点を当てて詳述され、示される。
より詳細には、以下は、無線デバイス130、たとえば、5G UEまたはUEなど、無線デバイスに関する実施形態と、第1のネットワークノード111、たとえば、gNBなど、第1のネットワークノードに関する実施形態と、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEなど、第2のネットワークノードに関する実施形態とである。
次に、無線デバイス130によって実施される方法の実施形態が、図2に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。無線デバイス130は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は以下のアクションのうちのいくつかを含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。無線デバイス130によって実施される方法の非限定的な例が、図2に示されている。図2では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
アクション201
無線通信ネットワーク100中の動作の過程において、無線デバイス130は、たとえば、モビリティによる、カバレッジの変化を経験し得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、たとえば、PCT/EP2017/075268で説明されるように、接続モードの間の、または、たとえば、Msg4の一部としての、アイドルモードから接続モードへの遷移中に、固有ページングキャリアで設定され得る。以下、このキャリアは1つの/その専用ページングキャリアと呼ばれることがある。また、次回無線デバイス130が接続モードに入り得るまで、専用ページングキャリアが無線デバイス130中で有効であり得ると仮定され得る。
専用ページングキャリアが設定されていることがある後にカバレッジ状況が変化し得るとき、無線デバイス130がアイドルモードにおいてどのように挙動する必要があり得るかについて、いくつかの機構が必要とされ得る。2つの基本シナリオがあり得る。第1のシナリオでは、カバレッジがより悪くなり、したがって、無線デバイス130は、セルの再選択基準に基づいて新しいセルにキャンプオンし得る。第2のシナリオでは、カバレッジがより悪くなり、したがって、専用ページングキャリア上のページング受信性能が、いくつかの基準に基づいて、不良になり得るが、無線デバイス130は、セルの再選択基準に基づいて同じセルにまだキャンプオンし得る。
これらの2つの手法は、以下でもう少し詳細に説明される。
第1のシナリオ、シナリオ1によれば、無線デバイス130は、セル、たとえば、第1のセル121にキャンプオンしており、その識別子、たとえば、そのUE_IDに基づき得、無線デバイス130は、キャリア1上でページングを監視し得る。接続モードに入るとき、NWは、無線デバイス130が、キャリア1とは異なる、ページングを監視するための専用ページングキャリアに移動される必要があり得ると識別し得る。NWは、専用ページングキャリア上でページングを監視するように無線デバイス130に命令し得る。無線デバイス130は、それに応じてページングを監視し得る。無線デバイス130は、設定されたセル再選択基準に基づいて新しいセルを再選択し得る。このシナリオにおける1つの未解決の疑問は、無線デバイス130が、その上でページングを監視するためにどんなページングキャリアを使用する必要があり得るかである。
第2のシナリオ、シナリオ2によれば、これにおけるステップは、カバレッジ状況がより悪くなるが新しいセルが選択されない最後のステップを除いてシナリオ1と同じである。前のシナリオに関する同じ疑問が、ここで同様に適用される。
上記の未解決の疑問に対する1つのソリューションは、無線ネットワークノード、たとえば、eNBが、カバレッジ状況が変化した後にページングをどこで監視すべきかを、シナリオ2においてなど、たとえば、ある狭帯域参照信号受信電力(NRSRP)しきい値に達すること、または推定されたNPDCCH BLERがある割合値、たとえば、1%よりも大きくなることに基づいて、あるいは、新しいセルにキャンプオンする場合、シナリオ1においてなど、以下のオプション、すなわち、1)アンカーキャリア、または、2)レガシープロシージャを使用して(UE_IDに基づいて)、または、3)前のセルからの専用ページングキャリア、のうちの1つによって、シグナリングを通して、無線デバイス130に命令し得ることであり得る。
「オプション3」は、すべてのセルが同じトラッキングエリア(TA)に属する、または同じ無線ネットワークノード、たとえば、eNBが、まったく同じページングキャリア設定を有し得る場合に、有することが有益であり得る。同じページング設定を、全NWにおいて、たとえば、すべてのトラッキングエリア(TA)において適用することも考慮され得るが、無線デバイス130が新しいTAに移動するとき、無線デバイス130は、いずれにせよ、トラッキングエリア更新(TAU)を通して、ページングされるためにNWに接続し得、したがって、次いで、専用ページングキャリアが再び設定され得る。
このアクション201では、無線デバイス130は、第1のネットワークノード111に第1の指示を送出し得る。第1の指示は、無線デバイス130の能力を指示し得る。能力は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであり得る。
このアクション201における送出することは、たとえば、送信することであり得る。
このアクション201における第1のネットワークノード111に送出することは、たとえば、第1のリンク141を介するものであり得る。
このアクション201において第1のネットワークノード111に第1の指示を送出することによって、無線デバイス130は、第1のネットワークノード111が、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化を無線デバイス130がサポートし得るか否かを知り、次のアクション202においてそれに応じて無線デバイス130に命令すること、および、どのキャリア上でページを送出すべきか、すなわち、無線デバイス130が、ページングをどこで監視していることがあるかを識別することを可能にし得る。
アクション202
このアクション202では、無線デバイス130は第1の情報を取得する。第1の情報は、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。第1の情報は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの、たとえば、無線デバイス130による、変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する。たとえば、無線デバイス130が、新しいページングキャリアを割り当てられたセルから離れて移動する場合、または割り当てられたページングキャリアに関してそのカバレッジ条件が著しく変化し、したがって、もはやその上でページングを受信することが可能でない場合、無線デバイス130が何をする必要があり得るか。
どのように決定すべきかは、無線デバイス130についてどのように決定すべきかを意味すると理解され得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、たとえば、第1のリンク141を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第1のネットワークノード111から受信され得る。
第1の情報は、たとえば、1つまたは複数のルールと、以下で説明される第1のしきい値および第2のしきい値など、1つまたは複数のしきい値とを備え得る。
カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定される無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、または信号対干渉雑音比(SINR)などであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示し得る。
取得された第1の情報は、送出された第1の指示に基づき得る。
いくつかの例では、取得された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つが適用され得ることを指示し得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきである。たとえば、シナリオ2では、いくつかの機構および/またはルールは、無線デバイス130が、変化したカバレッジ状況をどのように監視する必要があり得るかについて明確に規定される必要があり得る。1つの好ましい手法は、無線デバイス130が、専用ページングキャリア上のRmaxを使用して、ページングダウンリンク制御情報(DCI)のためにNPDCCH BLERを推定することであり得る。この推定されたBLERが、ハードコーディングされる、たとえば、1%であるか、または無線デバイス130にシグナリングされるかのいずれかであり得る、しきい値よりも小さい限り、専用ページングキャリアは、使用されることを必要とされ得る。推定されたBLERは、好ましくは、無線デバイス130の内部測定値、たとえば、NRSRPおよび/またはSINRに基づく必要があり得、NB-IoTのためのMsg3チャネル品質情報(CQI)報告のためにすでに使用されているものと、同じおよび/または同様の基準に基づき得る。推定されたBLERがしきい値よりも大きくなり得るとき、別のキャリアが選択されることを必要とされ得る。この他のキャリアは、その場合、セルのアンカーキャリアであるか、あるいは、専用ページングキャリアを設定することの一部として専用の、またはシステム情報(SI)ブロードキャスト、たとえばSIB22-NBを通した、のいずれかの、シグナリングを通してeNBによって提供される、また別のページングキャリアであるかのいずれかであり得る。
たとえば、推定されたBLERがしきい値を超えることに基づいて、専用ページングキャリアから離れて移動した後に、無線デバイス130は、無線デバイス130が同じセルにキャンプオンしていることがある限り、カバレッジ状況が改善するかどうかを評価する必要があり得、専用ページングキャリアのための推定されたBLERが、同じしきい値、または第2のしきい値を下回り得るとき、無線デバイス130は、戻り、その専用ページングキャリア上でページングを監視することを必要とされ得る。
取得された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回、接続モードとも呼ばれる、接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。たとえば、無線デバイス130が、無線デバイス130がページングキャリアを割り振られた、および無線デバイス130のカバレッジレベルが変化しなかったかまたはより良好である、セルにキャンプオンしている限り、無線デバイス130は、無線デバイス130が解放されてアイドルモードになる前に提供された、割り振られたページングキャリアを使用してページングを監視し得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第2の情報は、第1の情報と等価であるが、別のセル123中で提供されると理解され得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第4のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリア、の指示を欠く、という条件で、無線デバイス130は、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
明確なルールを必要とし得る別のシナリオは、無線デバイス130が、セル再選択を行い、次いで、他のセル中で接続モードにあったことなしに専用ページングキャリアが設定された元のセルに戻る場合、何が起こる必要があり得るかであり得る。このシナリオでは、好ましい手法は、無線デバイス130が最後にセルにキャンプオンしていたとき、すなわち、無線デバイス130が専用ページングキャリアについての設定を受信したときと同じやり方で、無線デバイス130が、専用ページングキャリアを使用することを続け得ることであり得る。これによれば、および第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
上記のルールおよび/または基準の一部として、何らかのヒステリシス、たとえば、時間も、好ましくは、無線デバイス130があまりに高速にページングキャリア間をジャンプすることを回避するために、適用される必要があり得る。そのようなヒステリシスの一例は、無線デバイス130が、多くともX回のページングオケージョンごとにキャリアを変化させることを可能にされるにすぎないことがあることであり得、Xは、あらかじめ規定されるかまたはシグナリングされ得る。別の例は、上述のように、別個のしきい値、たとえば、専用ページングキャリアから離れて移動する場合にY%のBLER、および移動して戻る場合にZ%を有することであり得る。
専用ページングキャリアを指示するためのシグナリング
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中で、あるいは第1のセル121中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で受信され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で受信され得る。
第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、SRB-ToAddMod-NB-r13またはSystemInformationBlockType22-NB情報エレメントなど、情報エレメント中で受信され得、その例が以下で示される。
これがL3/RRCを通してどのようにシグナリングされ得るかの一例が、以下で提供される。これは、新しいセル、たとえば、別のセル123中のSIB2-NBまたはSIB22-NB中で、あるいは古いセル、たとえば、第1のセル121中の専用シグナリングを介して、無線デバイス130に提供され得る。
IEを導入するための1つの代替形態が、以下の太字の下線付きのテキストで示された、SIB22-NB中でのものであり得、ここで、オプション1および3のみが存在する必要があり得、IEの不在は、レガシーUE_IDベース方法が適用される必要があり得ることを意味し得る。
IEが専用シグナリングの一部として代わりに導入され得る場合、すべての3つのオプションが、使用するのに有益であり得、たとえば、IEは、その場合、以下のように見え得る。
IE SystemInformationBlockType22-NBは、非アンカーキャリア上でページングおよびランダムアクセスプロシージャのための無線リソース設定を含んでいることある。
別の非限定的な例は以下のようなものであり得、NPRACHはNB-IoT物理ランダムアクセスチャネルを指示する。
専用ページングキャリアが専用シグナリングを通して無線デバイス130にどのようにシグナリングされ得るかについてのいくつかのオプションがあり得る。PCT/EP2017/075268から、L3メッセージRRC接続セットアップ/再開/再確立/解放のうちのいずれかが使用され得ることはすでに明確であるが、使用され得るパラメータに関する厳密な詳細は開示されない。Rmaxおよびキャリア識別情報、たとえば、E-UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN:E-UTRA Absolute Radio Frequency Channel Number)あるいはアンカーキャリアと比較されるオフセットあるいはキャリアのSIB22リストへのポインタおよび/またはインデックスをただ送信することで十分であり得る。
例のグループでは、専用シグナリングは拡張され得、ここで、Rmax、たとえば、npdcch-NumRepetitionPaging-r13またはnpdcch-NumRepetitionPaging-r14とともに、DL非アンカーキャリアの共通設定、たとえば、IE DL-CarrierConfigCommon-NB-r14が使用され得る。
例の代替グループでは、シグナリングを節約するために、非アンカーキャリアをポイントする、SIB22-NBからのキャリアインデックスのみが使用され得る。
選定構造は、1)たとえば、SIB22中の、pagingCarrierIndexをポイントする、または2)SIB22中に存在しないキャリアを含み、次いで、間欠受信(DRX)サイクルおよびRmax値などの他のパラメータを含む、によるシグナリング拡張の一例として提供され得る。無線デバイス130は、これらの値のうちのいずれかに基づいて一致するキャリアを選択し得る。
したがって、そのキャリアのDRXサイクルなどの他の情報も随意に含まれ得る。それらが存在しない場合、無線デバイス130は、それを、SIB2-NB、たとえば、IE RadioResourceConfigCommonSIB-NB-r13、またはインデックス付きキャリアが使用され得る場合にSIB22-NB、のいずれかから取得する必要があり得る。
専用シグナリング中のキャリアの抽象構文記法1(ASN.1)における一例が、以下で提供される。
RadioResourceConfigDedicated-NB
IE RadioResourceConfigDedicated-NBは、無線ベアラ(RB)をセットアップ/修正/解放するために、媒体アクセス制御(MAC)メイン設定を修正するために、および専用物理設定を修正するために使用され得る。
太字の下線付きフォントで指示された、上記のシグナリングデルタはまた、トップレベルMsg4上に、あるいはRRC接続解放またはRRC再設定メッセージ中に追加され得る。
上述の他のパラメータ、たとえば複数のNPDCCH BLERしきい値およびヒステリシス値、のうちのいくつかに関するシグナリング詳細は、本明細書でさらに例示的に開示されないが、それらのシグナリング詳細は、専用シグナリングIE、たとえばSRB-ToAddMod-NB-r13に、またはSIB22-NBの一部として、のいずれかで追加され得る。
上記のソリューション/例がNB-IoTのコンテキストにおいて提供される場合でも、同様の機構が、LTE-MおよびNRなどの他の技術について適用され得る。たとえば、NB-IoTページングキャリアと同様のやり方で、前者では、ページング狭帯域が使用され得、後者では、ページング帯域幅部分(BWP)が、使用され得る。
CEレベルベース
さらに、NWが、特定のページングキャリアからのCEレベルを含むそのキャリアに、無線デバイス130がページングをどこで監視する必要があり得るかを割り当て得る、もう1つの手法があり得る。CEレベルは、すでに存在するNRSRPしきい値、またはページングの目的のために規定される新しいしきい値に基づいて関連付けられるか、または導出され得る。したがって、ネットワークは、専用シグナリングを介して、無線デバイス130に、特定のキャリアのほかに、CEレベルを割り振り得る、一例、無線デバイス130をアイドルに解放する前に、またはMsg4を介して。
条件が変化する、たとえば、無線デバイス130が、たとえばより多くの繰返しを必要とする、異なるCEレベルにおいてそれ自体を見つけ得る場合、無線デバイス130は、上記の例に示されているようなフォールバック機構、すなわち、1)アンカーキャリア、または、2)レガシープロシージャを使用して、UE_IDに基づいて、または、3)前のセルからの専用ページングキャリア、に従い得る。
さらなるリダイレクション
ネットワークは、無線デバイス130に専用ページングキャリアを割り振り得るが、その間に別の目的のためにそのキャリアを使用する必要がある場合、無線デバイス130は通知される必要があり得る。これは、無線デバイス130が、接続を確立するためにランダムアクセスプロシージャをトリガし得るように、無線デバイス130をページングすることを伴って、またはシステム情報中でブロードキャストされる指示を用いて、のいずれかで、あるいはそのようなキャリアがもはやページングのために使用され得ず、影響を及ぼされるUEがUE-IDに基づくレガシー方法にフォールバックする必要があり得るという、システム情報通知更新の一部として、あるいは前のセクションにおいて指定されているように行われ得る。
このアクション202において第1の情報を取得することによって、無線デバイス130は、カバレッジ条件またはキャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に関して、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。無線デバイス130は、したがって、カバレッジレベルに基づいて、ページングのために使用されるべきキャリアをフレキシブルに選択するように設定され得、したがって、たとえば、無線デバイス130が良好なカバレッジ中にある場合、無線デバイス130は、(1つまたは複数の)電力ブーストされていないキャリア中でページングを監視するように設定され得るが、無線デバイス130が不良なカバレッジ中にある場合、無線デバイス130は、電力ブーストされたキャリア中でページングを監視するように設定され得る。したがって、ページングの間の無線デバイス130による電力消費が、それにより低減され得る。
たとえば、無線デバイス130は、PDCCHによってスケジュールされ得る、ページングメッセージを搬送するPDSCHを受信するためにより長く待つ必要がないことがあり、すなわち、より少ない繰返し数、したがってより小さい遅延が必要とされ得るので、ページング遅延も低減され得る。
さらに、固有ページングキャリア設定は、(1つまたは複数の)非アンカーキャリア中のページングは、たとえば、アンカーキャリアに対する依拠を緩和し得、アンカーキャリア中のリソースを空け、さらに、もしあれば、増加されたページング負荷をハンドリングするための手段を提供し得るので、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
たとえば、たとえば6dBだけ、電力ブーストされているアンカーキャリアと、今日一般的な展開であると理解され得る、電力ブーストされていない非アンカーキャリアとを伴うNB-IoTセルについて、良好なカバレッジのUEのすべて、または極めて大きい部分は、非アンカーキャリア上でページングを監視しているように設定され得、不良なカバレッジのUEは、アンカーキャリア上でページングを監視するように設定され得る。このカバレッジレベルベースページング手法はUE電力とスペクトルリソースの両方を節約すると理解され得、なぜなら、不良なカバレッジのUEをページングするためにより少ない無線リソースが必要とされ得、たとえば、非アンカーキャリア上の複数のUEに対する多重化ページングが実施され得、これが、より効率的であり得るからである。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定は、第1のネットワークノード111が、UE_IDに基づいて選択され得るもの以外に、無線デバイス130にページングキャリアを割り振ることを可能にするために導入され得る。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定は、無線デバイス130のカバレッジレベル/条件がセル内で劣化し得る場合に、無線デバイス130が、専用ページングキャリア以外のページングキャリアを使用するために導入され得る。
本明細書の実施形態によれば、専用RRC設定および/またはブロードキャストされたRRC設定は、新しいセルが選択され得る場合に、無線デバイス130が、専用ページングキャリア以外のページングキャリアを使用するために導入され得る。
アクション203
実施形態のうちのいくつかでは、無線デバイス130は第1のセル121中で第1の情報を受信していることがあり、無線デバイス130は、たとえば、無線デバイス130が移動していることがある後に、別のセル123にキャンプオンし得る。これらなどのいくつかの実施形態では、方法はアクション203をさらに含み得る。このアクション203において、無線デバイス130は、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示する第2の情報を、別のセル123中で取得し得る。キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。このアクション203における取得することは、たとえば、第2のリンク142を介して受信することによる、別のセル123中でのものであり得る。
このアクション203において第2の情報を取得することによって、無線デバイス130は、キャンプオンすべきセルの変化によるカバレッジの変化に関して、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを知ることを可能にされ得る。したがって、ページング遅延が低減され得、ページングの間の無線デバイス130による電力消費が、それにより低減され得る。さらに、固有ページングキャリア設定は、容量増加およびページング負荷制御のために役立つと理解され得る。
アクション204
このアクション204において、無線デバイス130は、アクション202における取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定する。
このアクション204における決定することは、判断することまたは計算することを含み得る。
キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
このアクション204における決定することは、無線デバイス130がアイドル状態にあり得る間、実施され得る。アイドル状態は、たとえば、NB-IoTまたはLTEにおいて、あるいは等価な機能を有するより若いシステムにおいて規定されているようなものであり得る。
このアクション204において、取得された第1の情報に基づいて、または第2の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定することによって、無線デバイス130は、ページング遅延、およびそれによるものであり得る、ページングの間の電力消費を低減することを可能にされ得る。さらに、ページング負荷が制御され得、無線通信システム100の容量が増加され得る。
アクション205
このアクション205において、無線デバイス130は、ページングを監視するための決定されたキャリアに同調し(tune)得る。
次に、第1のネットワークノード111によって実施される方法の実施形態が、図3に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第1のネットワークノード111は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第1のネットワークノード111によって実施される方法の非限定的な例が、図3に示されている。図3では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、カバレッジ条件は、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
アクション301
このアクション301において、第1のネットワークノード111は、a)たとえば、第1のリンク141を介した、無線デバイス130からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信し得る。第1の指示または第2の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示すると理解され得る。
アクション302
このアクション302において、第1のネットワークノード111は、通信ネットワーク100中で動作する無線デバイス130に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス130についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を送出する。
送出することは、送信することを含み得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線デバイス130に送出され得る。いくつかの例では、第1の情報は、たとえば、第1のリンク141を介して、無線デバイス130に送出され得る。
いくつかの実施形態では、送出された第1の情報は、受信された第1の指示に基づき得る。
第1の情報は、たとえば、1つまたは複数のルールと、前に説明された第1のしきい値および第2のしきい値など、1つまたは複数のしきい値とを備え得る。
どのように決定すべきかは、無線デバイス130についてどのように決定すべきかを意味すると理解され得る。
測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、またはSINRなどであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
いくつかの実施形態では、送出された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示し得るという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択することを必要とされ得る。第2のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示し得るという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、SRB-ToAddMod-NB-r13またはSystemInformationBlockType22-NB情報エレメントなど、情報エレメント中で送出され得、その一例が本明細書において前に示されている。
第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示し得る。
送出された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示し得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠く、第4のオプションによれば、また、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、第1の指示は、無線デバイス130が、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とし得ることを指示し得る。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。第1のオプションによれば、第1の情報は、専用シグナリング中で、あるいは第1のセル121中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で送出され得る。第2のオプションによれば、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で送出され得る。
いくつかの例では、第1のネットワークノード111は第1のセル121中で第1の情報を送出していることがあり、無線デバイス130は別のセル123にキャンプオンし得る。そのような例などのいくつかの例では、アクション302における送出することは、第2の情報を送出することをさらに含み得る。
第2の情報を送出することは、たとえば、第2のリンク142を介して送出することによる、別のセル123中でのものであり得る。
第2の情報は、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示し得る。
第1のネットワークノード11は、たとえば、送出された第1の情報に基づいて、無線デバイス130がページングを監視するためのキャリアを決定し得る。
キャリアは、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定され得る。
アクション303
このアクション303において、第1のネットワークノード111は、たとえば、第3のリンク143を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112に第3の情報を送出し得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
このアクション303において第3の情報を送出することによって、第1のネットワークノード111は、第2のネットワークノード112が、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを知ることを可能にする。これは、第2のネットワークノード112が、情報を記憶し、次のページングのためにその情報を含めることを可能にし得る。
アクション304
このアクション304において、第1のネットワークノード111は、たとえば、第3のリンク143を介して、無線通信ネットワーク100中で動作する第2のネットワークノード112からの第3の指示を受信し得る。第3の指示は、たとえば、接続解放の後に、無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
次に、第2のネットワークノード112によって実施される方法の実施形態が、図4に示されているフローチャートを参照しながら説明される。方法は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のネットワークノード112は無線通信ネットワーク100中で動作する。
いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
方法は、コンピュータ実装方法であると理解され得る。
方法は以下のアクションのうちのいくつかを含み得る。いくつかの実施形態では、すべてのアクションが実施され得る。1つまたは複数の実施形態は、適用可能な場合に、組み合わせられ得る。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。説明を簡略化するために、すべての可能な組合せが説明されるとは限らない。第2のネットワークノード112によって実施される方法の非限定的な例が、図4に示されている。図4では、いくつかの実施形態における随意のアクションが、破線を用いて表され得る。
以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、説明を簡略化するためにここでは繰り返されない。たとえば、カバレッジ条件は、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
アクション401
このアクション401において、第2のネットワークノード112は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク100中で動作する無線デバイス130の能力を指示する、第1の指示を取得する。
いくつかの例では、第2のネットワークノード112は、このアクション401において、たとえば、第4の指示など、第1の指示を指示する別の指示を取得し得る。
このアクション401における取得することは、a)無線デバイス130において発生する第1の指示、およびb)たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作する第1のネットワークノード111または第2のネットワークノード112からの別の指示のうちの少なくとも1つのものであり得る。
取得することは、受信することまたは取り出すことを含み得る。無線デバイス130において発生する第1の指示は、第1のネットワークノード111を介して、たとえば、第1のリンク141および第3のリンク143を介して、受信され得る。
別の指示は、たとえば、無線デバイス130によって最初に提供されるような、第1の指示に基づくかまたは第1の指示を備えるか、あるいは第1の指示を指示し得る。
第1の指示または別の指示は、無線デバイス130の能力を指示し得る。能力は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートするものであり得る。
測度または無線カバレッジは、たとえば、NPDCCHなど、制御チャネルにおける、たとえば、BLERなど、たとえば、エラーレートであり得る。カバレッジ条件は、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、たとえば、無線デバイス130によって推定される、無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
無線カバレッジの測度の別の例は、たとえば、測定されたNRSRP、またはSINRなどであり得る。
カバレッジ条件は、所与のカバレッジレベル、たとえば、所与の繰返し数についての無線カバレッジの測度に基づいて決定され得る。
カバレッジ条件はカバレッジレベルを除き得る。
すなわち、カバレッジ条件は、繰返し数とは別個に、または繰返し数とは無関係に、無線チャネルの条件を指すと理解され得る。
いくつかの例では、カバレッジの変化は、接続状態からアイドル状態への、またはアイドル状態から接続状態への1つまたは複数の遷移を備え得る。
アクション402
このアクション402において、第2のネットワークノード112は、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出する。第2の指示は、指示された能力を指示する。すなわち、能力は、取得された第1の指示中で指示された。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード、たとえば、別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出し得る。
キャンプオンすべきセルの変化は、無線デバイス130が第1のセル121中にあり得、無線デバイス130が、次いで、第1のセル121のカバレッジの中から、1つまたは複数の他のセル122、たとえば、別のセル123のカバレッジに移動し得るという事実を指すと理解され得る。いくつかの例では、無線デバイス130は、次いで、第1のセル122のカバレッジに移動して戻り得る。
このアクション402において第2の指示を送出することによって、第2のネットワークノード112は、第1のネットワークノード111または別のネットワークノード113が、無線デバイス130の能力を知ることを可能にし、それにより、それを使用して、無線デバイス130の能力に従って、接続解放の後に無線デバイス130をページングするために使用されるべきページングキャリアを決定し得る。ページングがアイドルモードにおいて実施され、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEによって始動され得るので、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBは、無線デバイス130から能力をフェッチすることを可能でないことがある。それは、第2のネットワークノード112から取得されなければならないことが理解され得る。
アクション403
このアクション403において、第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111から、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード113から、第3の情報を受信し得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示し得る。
アクション404
このアクション404において、第2のネットワークノード112は、たとえば、第3のリンク143を介して、第1のネットワークノード111、または、たとえば、第4のリンク144を介して、別のネットワークノード113のうちの1つに第3の指示を送出し得る。第3の指示は、指示されたページングキャリアを指示し得る。すなわち、第3の指示は、無線デバイス130をページングするためのページングキャリアを指示し得る。
無線デバイス130、たとえば、UEのカバレッジレベルは、動的属性であると理解され得、これは、NRSRPが変化する場合、変化し得る。カバレッジレベルに基づくUE自律キャリア選択が、選択されたキャリアと、ネットワークからのページングのための割り振られた/設定されたキャリアとに関して不一致を引き起こし得る。したがって、いかなる潜在的手法も決定論的ページングキャリア使用のレガシー原理に従う必要があると理解され得る。すなわち、無線デバイス130がページングを監視し得るキャリアと、ネットワークが、あるカバレッジ条件においてページングされるときに無線デバイス130にどこで達すると予想し得るかとの間に不一致がないべきである。ページングキャリア選択は決定論的なままであり得る。これは、無線デバイス130がどのページングキャリアを監視し得るかと、ネットワークが、無線デバイス130がどのページングキャリアを監視すると予想していることがあるかとの間に不一致があり得ないことを保証し得る。本明細書の実施形態で説明される1つの手法は、ページングのレガシー原理に従うことであり得、すなわち、第2のネットワークノード112、たとえば、MMEは、最初に、最後の既知のロケーションにおいて無線デバイス130をページングし、無線デバイス130がどんなページングキャリアを使用し得るかについての拡張を導入し得る。たとえば、方法は、順次に以下に記載されるようなものであり得る。
1. 無線デバイス130は、デフォルト挙動として、Rel-17以前の機構に従って、たとえば、UE_IDに基づいてページングを監視し得る。
2. 第1のネットワークノード111、eNBは、接続モードにおいて、または接続確立の間に、無線デバイス130に、UE_IDに基づくページングキャリアとは異なる新しいページングキャリアを割り振り得、その属性、たとえば、Rmaxが、専用メッセージまたはブロードキャストされたシグナリング中で提供され得る。
3. 無線デバイス130が解放されてアイドルモードになるとき、第1のネットワークノード111は、割り振られたページングキャリアに関して第2のネットワークノード112、たとえば、MMEに知らせ得、無線デバイス130が、その無線デバイス130が解放された同じセルにキャンプオンし得、同様のカバレッジ条件を経験し得るときに、無線デバイス130は、割り振られたキャリアを使用してページングを監視し得る。
4. 無線デバイス130がセルから離れて移動するか、またはカバレッジ状況/条件が同じセル中で変化する場合、無線デバイス130は、不一致を回避するために、ネットワークによって何がシグナリングされ得るかに基づいてページングを監視し得る。
図5は、本明細書の実施形態による、無線デバイス130によって、たとえば、UEによって実施され得るアクションの非限定的な例を示す。500において、アクション201に従って、無線デバイス130は、無線デバイス130がカバレッジレベルベースページングをサポートすることを指示する、無線デバイス130のUE能力をNWに提供し得る。510において、アクション202またはアクション203に従って、無線デバイス130は、レガシーページング設定、静的と、新しいページング設定、動的の両方に関する情報をNWから取得し得る。520において、アクション202またはアクション203に従って、無線デバイス130は、無線デバイス130がカバレッジレベルまたはセルを偶然変化させる場合にページングをどのように監視すべきかに関する命令をNWから取得し得る。530において、アクション204およびアクション205に従って、無線デバイス130は、命令に基づいてページングキャリアおよびカバレッジレベルに同調し得る。
図6は、本明細書の実施形態による、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBによって、UEに向けて実施され得るアクションの非限定的な例を示す。600において、第1のネットワークノード111は、eNBが、カバレッジレベルに基づいてページングをサポートするという指示を提供し得る。610において、アクション302に従って、第1のネットワークノード111は、どのページング機構が使用されるべきか、静的属性に基づくのか動的属性に基づくのかを決定し得る。620において、アクション302に従って、第1のネットワークノード111は、システム情報および/または専用シグナリングを介してページング設定に関して無線デバイス130に知らせ得る。630において、またアクション302に従って、第1のネットワークノード111は、無線デバイス130がセルまたはカバレッジレベルを変化させ得る場合に、決定論的ページングを保証するように無線デバイス130に命令し得る。
図7は、本明細書の実施形態による、第2のノード112、たとえば、CNノードによって実施され得るアクションの非限定的な例を示す。700において、アクション401に従って、第2のネットワークノード112は、ページングのための無線デバイス130のUE能力を取得し、たとえば、動的属性のサポートの、ページング能力に関して、第1のネットワークノード111、たとえば、eNBに知らせ得る。720において、アクション402に従って、第2のネットワークノード112は、接続解放またはMsg4において、たとえば、専用シグナリング中で、第1のネットワークノード111からページングキャリア情報を取得し得る。720において、アクション403に従って、第2のネットワークノード112は、無線デバイス130がページングされ得るとき、記憶されたページングキャリア情報をフォワーディングし得る。
上記の要約された概観として、決定論的ページングを保証するために、本明細書の実施形態によるUE挙動が指定され得、したがって、劣化したおよび/または改善された信号品質の結果としてのモビリティ、たとえば、セル変化、またはカバレッジ条件変化の場合、NWは、依然として、ページングキャリア選択のための動的属性を含めるためのフレキシビリティを提供しながら、明確に規定されたルール、すなわち、UE挙動をシグナリングすることによってUEをページングし得る。
本明細書で開示されるいくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得、これは以下のように要約され得る。ページング遅延は低減されると理解され得、ページングの間のUE電力消費はUEのために低減され得る。固有ページングキャリア設定は、容量増加およびページング負荷制御のために役立ち得る。
図8は、無線デバイス130が図2および/または図5に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、図8aに示されている以下の構成を備え得る。無線デバイス130は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。無線デバイス130は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図8では、随意のユニットは点線ボックスで指示される。
無線デバイス130は、たとえば、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるように設定されたキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を取得するように設定された、無線デバイス130内の取得ユニット801によって、アクション202の取得することを実施するように設定される。
無線デバイス130は、たとえば、取得されるように設定された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定するように設定された、決定ユニット802によって、アクション204の決定することを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、取得されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得されるように設定された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供されるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定を指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されるように設定されたフォールバック設定に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第4のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定の指示を欠く、という条件で、無線デバイス130は、無線デバイス130の識別子に基づいて導出されるように設定されたキャリアなど、第3のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、取得されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリアを選択するべきである。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中でまたは第1のセル121中のブロードキャストされた情報中で受信されるように設定され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報中で受信されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、情報エレメント中で受信されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示するように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第1のネットワークノード111から受信されるように設定され得る。
無線デバイス130は、たとえば、第1のネットワークノード111に第1の指示を送出するように設定された、送出ユニット803によって、アクション201の送出することを実施するように設定され得る。第1の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示するように設定され得る。取得されるように設定された第1の情報は、送出されるように設定された第1の指示に基づくように設定され得る。
いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、第1のセル121中で第1の情報を受信しており、別のセル123にキャンプオンするようにさらに設定され得る。無線は、たとえば、別のセル123中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示するように設定された第2の情報を、別のセル123中で取得するように設定された、取得ユニット801によって、アクション203の取得することを実施する。キャリアは、さらに、取得されるように設定された第2の情報に基づいて決定されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定されるように設定された無線カバレッジの測度に基づいて決定されるように設定され得る。
無線デバイス130は、たとえば、ページングを監視するために決定されるように設定されたキャリアに同調するように設定された、無線デバイス130内の同調ユニット804によって、アクション205の同調することを実施するように設定され得る。
他のユニット805が、無線デバイス130中に備えられ得る。
無線デバイス130における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、図8aに示されている無線デバイス130中のプロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、無線デバイス130にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、無線デバイス130にダウンロードされ得る。
無線デバイス130は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ807をさらに備え得る。メモリ807は、無線デバイス130中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、無線デバイス130は、受信ポート808を通して、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート808は、たとえば、無線デバイス130中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、無線デバイス130は、受信ポート808を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート808がプロセッサ806と通信していることがあるので、受信ポート808は、その場合、受信された情報をプロセッサ806に送出し得る。受信ポート808はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
無線デバイス130中のプロセッサ806は、プロセッサ806およびメモリ807と通信していることがある送出ポート809を通して、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット801~805は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット801~805は、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、無線デバイス130のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ806上で実行されたとき、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ806に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム810製品によって実装され得る。コンピュータプログラム810製品は、コンピュータ可読記憶媒体811に記憶され得る。コンピュータプログラム810を記憶したコンピュータ可読記憶媒体811は、少なくとも1つのプロセッサ806上で実行されたとき、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ806に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体811は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム810製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム810を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体811のうちの1つである。
無線デバイス130は、無線デバイス130と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、無線デバイス130は、図8bに示されている以下の構成を備え得る。無線デバイス130は、無線デバイス130中の、処理回路806、たとえば、プロセッサ806など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ807とを備え得る。無線デバイス130は無線回路812をも備え得、無線回路812は、たとえば、受信ポート808および送出ポート809を備え得る。処理回路812は、図8aに関して説明されたのと同様にして、図2および/または図5による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図2および/または図5による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路812は、少なくとも、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路806とメモリ807とを備える無線デバイス130に関し、前記メモリ807は前記処理回路806によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線デバイス130は、たとえば、図2および/または図5において、無線デバイス130に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
図9は、第1のネットワークノード111が図3および/または図6に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、第1のネットワークノード111は、図9aに示されている以下の構成を備え得る。第1のネットワークノード111は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第1のネットワークノード111は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図9では、随意のモジュールは点線ボックスで指示される。
第1のネットワークノード111は、たとえば、通信ネットワーク100中で動作するように設定された無線デバイス130に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス130についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示するように設定された、第1の情報を送出するように設定された、第1のネットワークノード111内の送出ユニット901によって、アクション302の送出することを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、送出されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。第1のオプションによれば、無線デバイス130がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス130は、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアを使用し、無線デバイス130が次回接続状態に入るまで、取得されるように設定された第1の情報を適用することを続けることを必要とされ得る。第2のオプションによれば、無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で提供されるという条件で、無線デバイス130は、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第3のオプションによれば、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定を指示する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報中で、指示されるように設定されたフォールバック設定に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第1の情報がフォールバック設定の指示を欠く、第4のオプションによれば、また、a)無線デバイス130が別のセル123にキャンプオンする、およびb)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル123中で不在である、という条件で、無線デバイス130は、第3のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。第5のオプションによれば、a)無線デバイス130が、第1のセル121中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル122にキャンプオンし、次いで、第1のセル121を再選択する、という条件で、無線デバイス130は、第1の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することを必要とされ得る。
いくつかの実施形態では、送出されるように設定された第1の情報は、以下のオプションのうちの少なくとも1つを指示するように設定され得る。1つのオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第4のキャリアを選択するべきである。別のオプションによれば、カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス130は、第5のキャリアを選択するべきである。
いくつかの実施形態では、以下のうちの少なくとも1つが適用され得る。いくつかの実施形態では、第1の情報は、専用シグナリング中でまたは第1のセル121中のブロードキャストされた情報中で送出されるように設定され得る。いくつかの実施形態では、第2の情報は、別のセル123中のブロードキャストされた情報であるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、情報エレメント中で送出されるように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、アンカーキャリアと、固定キャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られるように設定された第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示するように設定され得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、無線デバイス130に送出されるように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、a)無線デバイス130からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信するように設定された、受信ユニット902によって、アクション301の受信することを実施するように設定され得る。第1の指示または第2の指示は、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス130の能力を指示するように設定され得る。送出されるように設定された第1の情報は、受信されるように設定された第1の指示に基づくように設定され得る。
カバレッジ条件は、無線デバイス130によって推定されるように設定された、無線カバレッジの測度に基づいて決定されるように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112に第3の情報を送出するように設定された、第1のネットワークノード111内の送出ユニット901によって、アクション303の送出することを実施するように設定され得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111によって設定されたページングキャリアを指示するようにさらに設定され得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された第2のネットワークノード112からの第3の指示を受信するように設定された、第1のネットワークノード111内の受信ユニット902によって、アクション304の受信することを実施するように設定され得る。第3の指示は、無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
他のユニット903が第1のネットワークノード111中に備えられ得る。
本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、第1のネットワークノード111にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第1のネットワークノード111にダウンロードされ得る。
第1のネットワークノード111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ905をさらに備え得る。メモリ905は、第1のネットワークノード111中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第1のネットワークノード111は、受信ポート906を通して、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート906は、たとえば、第1のネットワークノード111中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、第1のネットワークノード111は、受信ポート906を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート906がプロセッサ904と通信していることがあるので、受信ポート906は、その場合、受信された情報をプロセッサ904に送出し得る。受信ポート906はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
第1のネットワークノード111中のプロセッサ904は、プロセッサ904およびメモリ905と通信していることがある送出ポート907を通して、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット901~903は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット901~903は、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、第1のネットワークノード111のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ904上で実行されたとき、第1のネットワークノード111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ904に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム908製品によって実装され得る。コンピュータプログラム908製品は、コンピュータ可読記憶媒体909に記憶され得る。コンピュータプログラム908を記憶したコンピュータ可読記憶媒体909は、少なくとも1つのプロセッサ904上で実行されたとき、第1のネットワークノード111によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ904に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体909は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム908製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム908を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体909のうちの1つである。
第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、第1のネットワークノード111は、図9bに示されている以下の構成を備え得る。第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111中の、処理回路904、たとえば、プロセッサ904など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ905とを備え得る。第1のネットワークノード111は無線回路910をも備え得、無線回路910は、たとえば、受信ポート906および送出ポート907を備え得る。処理回路904は、図9aに関して説明されたのと同様にして、図3および/または図6による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図3および/または図6による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路910は、少なくとも、無線デバイス130、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路904とメモリ905とを備える第1のネットワークノード111に関し、前記メモリ905は前記処理回路904によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第1のネットワークノード111は、たとえば、図3および/または図6において、第1のネットワークノード111に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
図10は、第2のネットワークノード112が図4および/または図7に関して上記で説明された方法アクションを実施するために備え得る構成の2つの異なる例を、それぞれパネルa)およびb)において示す。いくつかの実施形態では、第2のネットワークノード112は、図10aに示されている以下の構成を備え得る。第2のネットワークノード112は、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであると理解され得る。第2のネットワークノード112は無線通信ネットワーク100中で動作するように設定される。
いくつかの実施形態が、本明細書に含まれる。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在すると暗に仮定され得、それらの構成要素がどのように他の例示的な実施形態において使用され得るかが当業者に明らかであろう。以下のうちのいくつかの詳細な説明は、無線デバイス130について説明されたアクションに関して、上記で提供された同じ言及に対応し、したがって、ここでは繰り返されない。たとえば、いくつかの実施形態では、無線通信ネットワーク100は、新無線(NR)、Long Term Evolution(LTE)、マシンのためのLTE(LTE-M)、拡張マシン型通信(eMTC)、および狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)のうちの少なくとも1つをサポートし得る。
図10では、随意のモジュールは点線ボックスで指示される。
第2のネットワークノード112は、たとえば、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク100中で動作するように設定された無線デバイス130の能力を指示するように設定された、第1の指示を取得するように設定された、取得ユニット1001によって、アクション401の取得することを実施するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第2の指示を送出するように設定された、第2のネットワークノード112内の送出ユニット902によって、アクション402の送出することを実施するように設定され得る。第2の指示は、指示されるように設定された能力を指示するように設定される。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113から第3の情報を受信するように設定された、第2のネットワークノード112内の受信ユニット1003によって、アクション403の受信することを実施するように設定され得る。第3の情報は、接続解放の後に無線デバイス130をページングするように、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113によって設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、たとえば、第1のネットワークノード111、または別のネットワークノード113のうちの1つに第3の指示を送出するように設定された、第2のネットワークノード112内の送出ユニット1002によって、アクション404の送出することを実施するように設定され得る。第3の指示は、指示されるように設定されたページングキャリアを指示するように設定され得る。
他のユニット1004が第2のネットワークノード112中に備えられ得る。
第2のネットワークノード112における本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実施するためのコンピュータプログラムコードとともに、図10aに示されている第2のネットワークノード112中のプロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサを通して実装され得る。本明細書で使用されるプロセッサは、ハードウェア構成要素であると理解され得る。上述のプログラムコードはまた、たとえば、第2のネットワークノード112にロードされているとき、本明細書の実施形態を実施するためのコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態の、コンピュータプログラム製品として提供され得る。1つのそのようなキャリアは、CD ROMディスクの形態のものであり得る。ただし、そのようなキャリアは、メモリスティックなど、他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第2のネットワークノード112にダウンロードされ得る。
第2のネットワークノード112は、1つまたは複数のメモリユニットを備えるメモリ1006をさらに備え得る。メモリ1006は、第2のネットワークノード112中で実行されているとき、本明細書の方法を実施するために、取得された情報を記憶すること、データ、設定、スケジューリング、およびアプリケーションを記憶することなどを行うために使用されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第2のネットワークノード112は、受信ポート1007を通して、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113から情報を受信し得る。いくつかの実施形態では、受信ポート1007は、たとえば、第2のネットワークノード112中の1つまたは複数のアンテナに接続され得る。他の実施形態では、第2のネットワークノード112は、受信ポート1007を通して無線通信ネットワーク100中の別の構造から情報を受信し得る。受信ポート1007がプロセッサ1005と通信していることがあるので、受信ポート1007は、その場合、受信された情報をプロセッサ1005に送出し得る。受信ポート1007はまた、他の情報を受信するように設定され得る。
第2のネットワークノード112中のプロセッサ1005は、プロセッサ1005およびメモリ1006と通信していることがある送出ポート1008を通して、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造に、情報を送信するまたは送出するようにさらに設定され得る。
また、上記で説明された異なるユニット1001~1003は、アナログモジュールおよびデジタルモジュール、ならびに/または、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、上記で説明されたように実施する、たとえばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを伴って設定された1つまたは複数のプロセッサの、組合せを指し得ることを、当業者は諒解されよう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)中に含まれ得るか、または、個々にパッケージングされるのか、システムオンチップ(SoC)にアセンブルされるのかにかかわらず、数個のプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、数個の別個の構成要素間で分散され得る。
また、いくつかの実施形態では、上記で説明された異なるユニット1001~1003は、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサ上で実行している1つまたは複数のアプリケーションとして実装され得る。
したがって、第2のネットワークノード112のための本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、第2のネットワークノード112によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を備える、コンピュータプログラム1009製品によって実装され得る。コンピュータプログラム1009製品は、コンピュータ可読記憶媒体1010に記憶され得る。コンピュータプログラム1009を記憶したコンピュータ可読記憶媒体1010は、少なくとも1つのプロセッサ1005上で実行されたとき、第2のネットワークノード112によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションを少なくとも1つのプロセッサ1005に行わせる、命令を備え得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体1010は、CD ROMディスク、またはメモリスティックなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であり得る。他の実施形態では、コンピュータプログラム1009製品は、たった今説明されたコンピュータプログラム1009を含んでいるキャリアに記憶され得、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、または、上記で説明されたようなコンピュータ可読記憶媒体1010のうちの1つである。
第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との間の通信を容易にするように設定された通信インターフェースを備え得る。インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
他の実施形態では、第2のネットワークノード112は、図10bに示されている以下の構成を備え得る。第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112中の、処理回路1005、たとえば、プロセッサ1005など、1つまたは複数のプロセッサと、メモリ1006とを備え得る。第2のネットワークノード112は無線回路1011をも備え得、無線回路1011は、たとえば、受信ポート1007および送出ポート1008を備え得る。処理回路1005は、図10aに関して説明されたのと同様にして、図4および/または図7による方法アクションを実施するように設定されるか、あるいは、図4および/または図7による方法アクションを実施するように動作可能であり得る。無線回路1011は、少なくとも、無線デバイス130、第1のネットワークノード111、別のネットワークノード113、および/または無線通信ネットワーク100中の別の構造との無線接続をセットアップし、維持するように設定され得る。回路は、本明細書ではハードウェア構成要素として理解され得る。
したがって、本明細書の実施形態はまた、処理回路1005とメモリ1006とを備える第2のネットワークノード112に関し、前記メモリ1006は前記処理回路1005によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、第2のネットワークノード112は、たとえば、図4および/または図7において、第2のネットワークノード112に関して本明細書で説明されたアクションを実施するように動作可能である。
本明細書の実施形態は、NR、NR_Small Data_INACTIVE、SDT、MTCおよび/またはIoTに関し得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
本明細書で使用される、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「および(and)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現は、選択肢のリストのうちの1つのみが適用され得るか、選択肢のリストのうちの2つ以上が適用され得るか、または選択肢のリストのうちのすべてが適用され得ることを意味すると理解され得る。この表現は、コンマによって分離された選択肢のリストが後続し、最後の選択肢が「または(or)」という用語に先行される、「~のうちの少なくとも1つ(at least one of:)」という表現と等価であると理解され得る。
例:
例1. 無線デバイス(130)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、無線デバイス(130)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を取得すること(202)と、
- 取得された第1の情報に基づいて、ページングを監視するためのキャリアを決定すること(204)と
を含む、方法。
例2. 取得された第1の情報は、
- 無線デバイス(130)がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス(130)が、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス(130)が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けるべきであることと、
- 無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアを指示する、という条件で、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、およびc)第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠く、という条件で、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が、第1のセル(121)中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル(122)にキャンプオンし、次いで、第1のセル(121)を再選択する、という条件で、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと
のうちの少なくとも1つを指示する、例1に記載の方法。
例3. 取得された第1の情報は、
- カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきであることと、
- カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきであることと
のうちの少なくとも1つを指示する、例2に記載の方法。
例4.
- 第1の情報が、専用シグナリング中でまたは第1のセル(121)中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で受信される、および
- 第2の情報が、別のセル(123)中のブロードキャストされた情報中で受信される、
のうちの少なくとも1つである、例2から3のいずれかに記載の方法。
例5. 第1の情報および第2の情報のうちの少なくとも1つが、情報エレメント中で受信される、例4に記載の方法。
例6. 第1の情報が、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示する、例1から5のいずれかに記載の方法。
例7. 第1の情報が、無線通信ネットワーク(100)中で動作する第1のネットワークノード(111)から受信される、例1から6のいずれかに記載の方法。
例8. 方法は、
- 第1のネットワークノード(111)に第1の指示を送出すること(201)であって、第1の指示が、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示を送出すること(201)
をさらに含み、取得された第1の情報が、送出された第1の指示に基づく、例7に記載の方法。
例9. 無線デバイス(130)が第1のセル(121)中で第1の情報を受信しており、無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンし、方法が、
- 別のセル(123)中でページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかを指示する第2の情報を、別のセル(123)中で取得すること(203)
をさらに含み、キャリアが、さらに、取得された第2の情報に基づいて決定される、例1から8のいずれかに記載の方法。
例10. カバレッジ条件が、たとえば、専用ページングキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、無線デバイス(130)によって推定される無線カバレッジの測度、たとえば、制御チャネルにおけるエラーレートに基づいて決定される、例1から9のいずれかに記載の方法。
例11.
- ページングを監視するための決定されたキャリアに同調すること(205)
をさらに含む、例1から10のいずれかに記載の方法。
例12. 第1のネットワークノード(111)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、第1のネットワークノード(111)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- 通信ネットワーク(100)中で動作する無線デバイス(130)に、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの、無線デバイス(130)についての、変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングを監視するために使用されるべきキャリアをどのように決定すべきかを指示する、第1の情報を送出すること(302)
を含む、方法。
例13. 送出された第1の情報は、
- 無線デバイス(130)がアイドルモードに入るという条件で、無線デバイス(130)が、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアを使用し、無線デバイス(130)が次回接続状態に入るまで、取得された第1の情報を適用することを続けるべきであることと、
- 無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンするという条件で、およびページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で提供される、たとえば、ブロードキャストされるという条件で、第2の情報に基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、b)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、第1の情報中で、指示されたフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- 第1の情報がフォールバック設定、たとえば、第2のキャリアの指示を欠き、a)無線デバイス(130)が別のセル(123)にキャンプオンする、およびb)ページングのために使用されるべきキャリアをどのように選択すべきかに関する第2の情報が、別のセル(123)中で、たとえば、ブロードキャスト中で不在である、という条件で、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアなど、第3のキャリア、たとえば、固定キャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと、
- a)無線デバイス(130)が、第1のセル(121)中で第1の情報を受信し、接続モードにあることなしに1つまたは複数の他のセル(122)にキャンプオンし、次いで、第1のセル(121)を再選択する、という条件で、第1の情報に基づいて、たとえば、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアに基づいて、使用されるべきキャリアを決定することと
のうちの少なくとも1つを指示する、例12に記載の方法。
例14. 送出された第1の情報は、
- カバレッジ条件の測度が、第1のしきい値に対して不良なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第4のキャリア、たとえば、アンカーキャリア、または専用ページングキャリアとは異なる別のキャリアを選択するべきであることと、
- カバレッジ条件の測度が、第2のしきい値に対して良好なカバレッジを指示するという条件で、無線デバイス(130)が、第5のキャリア、たとえば、専用ページングキャリアなど、第1のキャリアを選択するべきであることと
のうちの少なくとも1つを指示する、例13に記載の方法。
例15.
- 第1の情報が、専用シグナリング中でまたは第1のセル(121)中のブロードキャストされた情報、たとえば、SIB2-NBまたはSIB22-NB中で送出される、および
- 第2の情報が、別のセル(123)中のブロードキャストされた情報である、
のうちの少なくとも1つである、例13から14のいずれかに記載の方法。
例16. 第1の情報が情報エレメント中で送出される、例15に記載の方法。
例17. 第1の情報が、アンカーキャリアと、固定キャリア、たとえば、無線デバイス(130)の識別子に基づいて導出されるキャリアと、専用シグナリングを介して専用ページングキャリアとして割り振られる第1のキャリアとのうちの1つを使用することを指示する、例12から16のいずれかに記載の方法。
例18. 第1の情報が無線デバイス(130)に送出される、例12から17のいずれかに記載の方法。
例19. 方法は、
- a)無線デバイス(130)からの第1の指示、およびb)無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)からの第2の指示のうちの少なくとも1つを受信すること(301)であって、第1の指示または第2の指示が、カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示および第2の指示のうちの少なくとも1つを受信すること(301)
をさらに含み、送出された第1の情報が、受信された第1の指示に基づく、例18に記載の方法。
例20. カバレッジ条件が、たとえば、専用ページングキャリア上で、たとえば、最大繰返し数を使用して、無線デバイス(130)によって推定される無線カバレッジの測度、たとえば、制御チャネルにおけるエラーレートに基づいて決定される、例12から19のいずれかに記載の方法。
例21. 方法は、
- 無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)に第3の情報を送出すること(303)であって、第3の情報が、接続解放の後に無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の情報を送出すること(303)
をさらに含む、例12から20のいずれかに記載の方法。
例22. 方法は、
- 無線通信ネットワーク(100)中で動作する第2のネットワークノード(112)からの第3の指示を受信すること(304)であって、第3の指示が、無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の指示を受信すること(304)
をさらに含む、例12から21のいずれかに記載の方法。
例23. 第2のネットワークノード(112)によって実施される方法であって、方法が、ページングを監視するためのキャリアをハンドリングするためのものであり、第2のネットワークノード(112)が無線通信ネットワーク(100)中で動作し、方法が、
- カバレッジ条件およびキャンプオンすべきセルのうちの少なくとも1つの変化によるカバレッジの変化に基づいて、ページングキャリアの変化をサポートする、無線通信ネットワーク(100)中で動作する無線デバイス(130)の能力を指示する、第1の指示を取得すること(401)と、
- 第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)のうちの1つに第2の指示を送出すること(402)であって、第2の指示が、指示された能力を指示する、第2の指示を送出すること(402)と
を含む、方法。
例24. 方法は、
- 第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)から第3の情報を受信すること(403)であって、第3の情報が、接続解放の後に無線デバイス(130)をページングするように、第1のネットワークノード(111)、または別のネットワークノード(113)によって設定されたページングキャリアを指示する、第3の情報を受信すること(403)と、
- 第1のネットワークノード(111)または別のネットワークノード(113)のうちの1つに第3の指示を送出すること(404)であって、第3の指示が、指示されたページングキャリア、たとえば、無線デバイス(130)をページングするためのページングキャリアを指示する、第3の指示を送出すること(404)と
をさらに含む、例23に記載の方法。
さらなる拡張および変形形態
図11: いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワーク
図11を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1111とコアネットワーク1114とを備える、無線通信ネットワーク100などの通信ネットワーク1110、たとえば、3GPPタイプセルラネットワークを含む。アクセスネットワーク1111は、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113などの複数のネットワークノードを備える。たとえば、各々が、対応するカバレッジエリア1113a、1113b、1113cを規定する、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、基地局1112a、1112b、1112c。各基地局1112a、1112b、1112cは、有線接続または無線接続1115上でコアネットワーク1114に接続可能である。無線デバイス130など、複数のユーザ機器が、無線通信ネットワーク100中に含まれる。図11では、カバレッジエリア1113c中に位置する第1のUE1191が、対応する基地局1112cに無線で接続するか、または対応する基地局1112cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア1113a中の第2のUE1192が、対応する基地局1112aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1191、1192が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局1112に接続している状況に等しく適用可能である。UE1191、1192のうちのいずれも、無線デバイス130の例である。
通信ネットワーク1110は、それ自体、ホストコンピュータ1130に接続され、ホストコンピュータ1130は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ1130は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク1110とホストコンピュータ1130との間の接続1121および1122は、コアネットワーク1114からホストコンピュータ1130に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク1120を介して進み得る。中間ネットワーク1120は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1120は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク1120は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図11の通信システムは全体として、接続されたUE1191、1192とホストコンピュータ1130との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続1150として説明され得る。ホストコンピュータ1130および接続されたUE1191、1192は、アクセスネットワーク1111、コアネットワーク1114、任意の中間ネットワーク1120、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続1150を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1150は、OTT接続1150が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局1112は、接続されたUE1191にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ1130から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局1112は、UE1191から発生してホストコンピュータ1130に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に説明される図12、図13、図14、図15、および図16に関して、UEが無線デバイス130の一例であり、UEについて提供される説明は無線デバイス130に等しく適用されることが理解され得る。また、基地局が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113の一例であり、基地局について提供される説明は、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113に等しく適用されることが理解され得る。
図12: いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータ
次に、一実施形態による、前の段落において説明された無線デバイス130、たとえば、UE、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113、たとえば、基地局、ならびにホストコンピュータの例示的な実装形態が、図12を参照しながら説明される。無線通信ネットワーク100など、通信システム1200では、ホストコンピュータ1210が、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1216を含む、ハードウェア1215を備える。ホストコンピュータ1210は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路1218をさらに備える。特に、処理回路1218は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1210は、ホストコンピュータ1210に記憶されるかまたはホストコンピュータ1210によってアクセス可能であり、処理回路1218によって実行可能である、ソフトウェア1211をさらに備える。ソフトウェア1211はホストアプリケーション1212を含む。ホストアプリケーション1212は、UE1230およびホストコンピュータ1210において終端するOTT接続1250を介して接続するUE1230など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1212は、OTT接続1250を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1200は、通信システムにおいて提供される基地局1220として図12において例示され、基地局1220がホストコンピュータ1210およびUE1230と通信することを可能にするハードウェア1225を備える、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113をさらに含む。ハードウェア1225は、通信システム1200の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1226、ならびに基地局1220によってサーブされるカバレッジエリア(図12に図示せず)中に位置するUE1230として図12において例示される、無線デバイス130との少なくとも無線接続1270をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1227を含み得る。通信インターフェース1226は、ホストコンピュータ1210への接続1260を容易にするように設定され得る。接続1260は直接であり得るか、あるいは、接続1260は、通信システムのコアネットワーク(図12に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1220のハードウェア1225は、処理回路1228をさらに含み、処理回路1228は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1220は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1221をさらに有する。
通信システム1200は、すでに言及されたUE1230をさらに含む。UE1230のハードウェア1235は、UE1230が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1270をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1237を含み得る。UE1230のハードウェア1235は、処理回路1238をさらに含み、処理回路1238は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1230は、UE1230に記憶されるかまたはUE1230によってアクセス可能であり、処理回路1238によって実行可能である、ソフトウェア1231をさらに備える。ソフトウェア1231はクライアントアプリケーション1232を含む。クライアントアプリケーション1232は、ホストコンピュータ1210のサポートのもとに、UE1230を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1210では、実行しているホストアプリケーション1212は、UE1230およびホストコンピュータ1210において終端するOTT接続1250を介して、実行しているクライアントアプリケーション1232と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1232は、ホストアプリケーション1212から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1250は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1232は、クライアントアプリケーション1232が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図12に示されているホストコンピュータ1210、基地局1220およびUE1230は、それぞれ、図11のホストコンピュータ1130、基地局1112a、1112b、1112cのうちの1つ、およびUE1191、1192のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図12に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図11のものであり得る。
図12では、OTT接続1250は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1220を介したホストコンピュータ1210とUE1230との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1230からまたはホストコンピュータ1210を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1250がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1230と基地局1220との間の無線接続1270は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1270が最後のセグメントを形成するOTT接続1250を使用して、UE1230に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシ、シグナリングオーバーヘッド、およびサービス中断を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、より良い応答性、および延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1210とUE1230との間のOTT接続1250を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1250を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ1210のソフトウェア1211およびハードウェア1215でまたはUE1230のソフトウェア1231およびハードウェア1235で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1250が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1211、1231が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1250の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1220に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1220に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1210の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1211および1231が、ソフトウェア1211および1231が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1250を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
無線デバイス130の実施形態は、図2、図5、図8および図11~図16に関する。
無線デバイス130は、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するようにも設定され得る。
無線デバイス130は、無線デバイス130と、他のノードまたはデバイス、たとえば、第1のネットワークノード111、第2のネットワークノード112、別のネットワークノード113、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
無線デバイス130は、図8または図12に示されているような構成を備え得る。
第1のネットワークノード111の実施形態は、図3、図6、図9および図11~図16に関する。
第1のネットワークノード111はまた、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
第1のネットワークノード111は、第1のネットワークノード111と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
第1のネットワークノード111は、図9または図12に示されているような構成を備え得る。
第2のネットワークノード112の実施形態は、図4、図7、図10および図11~図16に関する。
第2のネットワークノード112はまた、たとえば、1260などの別のリンクを介して、ホストコンピュータ1210中のホストアプリケーションユニットとユーザデータを通信するように設定され得る。
第2のネットワークノード112は、第2のネットワークノード112と、他のノードまたはデバイス、たとえば、無線デバイス130、ホストコンピュータ1210、または他のノードのうちのいずれかとの間の通信を容易にするためのインターフェースユニットを備え得る。いくつかの特定の例では、インターフェースは、たとえば、好適な規格に従ってエアインターフェース上で無線信号を送信および受信するように設定されたトランシーバを含み得る。
第2のネットワークノード112は、図10または図12に示されているような構成を備え得る。
図13: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1310において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1310の(随意であり得る)サブステップ1311において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1320において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1330において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1340において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図14: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1420において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップ1430において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図15: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1510において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1520において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1520の(随意であり得る)サブステップ1521において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1510の(随意であり得る)サブステップ1511において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1530において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1540において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図16: いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1610において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1620において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1630において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得るメモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
さらなる番号付けされた実施形態
1. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
5. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
6. 基地局をさらに含む、実施形態5に記載の通信システム。
7. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態6に記載の通信システム。
8.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態7に記載の通信システム。
11. 第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
15. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
16.
基地局において、ユーザデータを送信すること
をさらに含む、実施形態15に記載の方法。
17. ユーザデータが、ホストアプリケーションを実行することによって、ホストコンピュータにおいて提供され、方法が、
UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行すること
をさらに含む、実施形態16に記載の方法。
21. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、UE。
25. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
26. UEをさらに含む、実施形態25に記載の通信システム。
27. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態26に記載の通信システム。
28.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態26または27に記載の通信システム。
31. 無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
35. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
36.
UEにおいて、基地局からユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態35に記載の方法。
41. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、無線インターフェースと、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、UE。
45. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
UEが、無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
46. UEをさらに含む、実施形態45に記載の通信システム。
47. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態46に記載の通信システム。
48.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
49.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態46または47に記載の通信システム。
51. 無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、ユーザ機器(UE)において実装される方法。
52.
ユーザデータを提供することと、
基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態51に記載の方法。
55. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
56.
UEにおいて、基地局にユーザデータを提供すること
をさらに含む、実施形態55に記載の方法。
57.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態56に記載の方法。
58.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態56に記載の方法。
61. ユーザ機器(UE)と通信するように設定された基地局であって、基地局が、無線インターフェースと、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された処理回路とを備える、基地局。
65. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施するように設定された、通信システム。
66. 基地局をさらに含む、実施形態65に記載の通信システム。
67. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態66に記載の通信システム。
68.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態67に記載の通信システム。
71. 第1のネットワークノード111、および/または別のネットワークノード113によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を含む、基地局において実装される方法。
75. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、無線デバイス130によって実施されるように、本明細書で説明されるアクションのうちの1つまたは複数を実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
76.
基地局において、UEからユーザデータを受信すること
をさらに含む、実施形態75に記載の方法。
77.
基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動すること
をさらに含む、実施形態76に記載の方法。