JP2023546858A - サセプタ発熱体抽出 - Google Patents

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Abstract

エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にする組立品は、(i)エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体、および(ii)通路内に延在する切断要素を備える、切断ツールを含む。切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を含む。組立品は、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成された先端を備える発熱体取り外しツールを含み得る。別の方法として、切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品が切断要素を通過する時に、サセプタ発熱体を引き付けるための磁石を含んでもよい。【選択図】図4

Description

本開示は、エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を抽出するための方法、ツール、および組立品に関する。
一部のエアロゾル発生システムは、誘導発熱体およびエアロゾル発生物品を受容するように構成された空洞を有するエアロゾル発生装置を含む。エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体およびサセプタ発熱体を備える。サセプタ発熱体は、エアロゾル発生装置の誘導発熱体が、エアロゾル発生物品が空洞内に受容された時に、サセプタ発熱体を加熱し得るように位置付けられる。サセプタ発熱体の加熱は、エアロゾル形成基体の加熱を引き起こし、エアロゾルを発生する。
エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しは、困難である場合がある。サセプタ発熱体は典型的にはエアロゾル発生物品の内部内にあるため、エアロゾル発生物品の内部にアクセスする必要がある場合がある。一部の場合において、サセプタ発熱体はエアロゾル形成基体内に埋め込まれてもよい。
本発明の態様によれば、エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にする組立品が提供される。組立品は、切断ツールを含む。切断ツールは、エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体を備え、通路内に延在する切断要素を備える。切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を含む。組立品はまた、サセプタ発熱体を磁気的に引き付け、先端がサセプタ発熱体に近接して配置された時に切断ツールによって切断されたエアロゾル発生要素から発熱体を取り外すように構成された先端を備える、発熱体取り外しツールを含む。
組立品の使用は、サセプタ発熱体の回収およびリサイクルを可能にし得る。サセプタ発熱体を含む一部のエアロゾル発生物品では、サセプタ発熱体は、生分解性ではない唯一の要素であってもよく、または生分解性ではない限られた数の要素のうちの一つであってもよい。したがって、サセプタ発熱体の取り外しおよびリサイクルは、環境に有利でありうる。
さらに、サセプタ材料が貴重な資源であり得るため、サセプタ発熱体を回収することが有利であり得る。リサイクルされたサセプタ発熱体は任意の適切な様式で使用されてもよい。例えば、リサイクルされたサセプタ発熱体は、再利用されてもよく、再利用されてもよく、または構成要素が回収されてもよい。
本発明の組立品は、有利に、エアロゾル発生物品の安全な切断を可能にするように配設されてもよい。例えば、切断要素の切れ刃は、通路内に位置付けられてもよい。こうした位置決めは、ユーザーによる切断要素の切れ刃の偶発的な接触を防止し得る。
発熱体取り外しツールは、切断ツールの通路に対して保持可能であってもよい。こうした配設は、消費者にとって都合の良いものであってもよい。例えば、発熱体取り外しツールが切断ツールの通路に対して保持される場合、組立品によって占有される空間は、各ツールを別々に格納する場合と比較して減少されうる。切断ツールに対する発熱体取り外しツールの保持はまた、両方のツールが消費者によって必要とされる時に利用可能になるように、ツールを一緒に格納することを可能にしうる。
本発明の態様によれば、エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にするツールが提供される。ツールは、それを通ってエアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体を含む。ツールはまた、通路内に延在する切断要素を含む。切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を含む。切断要素は、磁石を含み、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成される。
切断要素は、通路内に挿入され、通路から取り外されるように構成されてもよい。切断要素が通路から取り外され、サセプタ発熱体が切断要素に磁気的に引き付けられる場合、サセプタ発熱体は通路から取り外されうる。取り外されたサセプタ発熱体は、リサイクルされてもよい。
本発明のツールは、有利に、エアロゾル発生物品の安全な切断を可能にするように配設されてもよい。例えば、切断要素の切れ刃は、通路内に位置付けられて、エアロゾル発生物品を切断してもよい。こうした位置決めは、ツールの使用中に、ユーザーによる切断要素の切れ刃の偶発的な接触を防止しうる。
本発明の態様によれば、サセプタ発熱体をエアロゾル発生物品から取り外すための方法が提供される。方法は、エアロゾル発生物品を切断ツールの通路に通すことを含む。切断ツールは、通路を画定する本体を備え、通路内に延在する切断要素を備える。切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、エアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を含む。方法は、切断されたエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すことを含む。取り外されたサセプタ発熱体は、リサイクルされてもよい。
本発明のツールおよび組立品は、本発明の方法を実施するために使用されうる。
本発明の方法、ツール、および組立品は、任意の適切なエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を抽出するために使用されうる。エアロゾル発生物品は、任意の適切なサイズおよび形状であってもよい。例えば、エアロゾル発生物品は、細長い円筒状のロッドを形成してもよい。エアロゾル発生物品は口側端と、口側端から上流にある遠位端とを含んでもよい。使用において、ユーザーはエアロゾル発生物品によって発生するエアロゾルを吸入するために口側端で吸ってもよい。エアロゾル発生物品は、遠位端に、または遠位端に向かって位置付けられたエアロゾル形成基体を備えてもよい。
エアロゾル形成基体は固体、液体であってもよく、または固体成分および液体成分を含んでもよい。エアロゾル形成基体はニコチンを含むことが好ましい。一部の好ましい実施形態で、エアロゾル形成基体はたばこを含む。例えば、エアロゾル形成基体は均質化したたばこのシートを含んでもよい。エアロゾル形成基体は非たばこ含有エアロゾル形成材料を含んでもよい。例えば、エアロゾル形成材料はニコチン塩およびエアロゾル形成体を含むシートを含んでもよい。
エアロゾル形成基体は、紙またはその他のラッパーによって取り囲まれたエアロゾル形成材料を含むプラグの形態であってもよい。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル発生装置の誘導体によってサセプタ発熱体が加熱された時に、エアロゾル形成基体を十分に加熱してエアロゾルを発生するように配設されたサセプタ発熱体を含む。好ましくは、サセプタ発熱体、エアロゾル発生装置、またはサセプタ発熱体およびエアロゾル発生装置は、サセプタ発熱体が、エアロゾル形成基体を燃焼することなくエアロゾルを発生するように、エアロゾル形成基体を十分に加熱するように構成される。
サセプタ発熱体はエアロゾル形成基体と熱接触している。サセプタ要素はエアロゾル形成基体と直接物理的に接触してもよい。サセプタ発熱体は、エアロゾル形成基体内に埋め込まれてもよく、またはエアロゾル形成基体の外側にあってもよい。サセプタ発熱体はエアロゾル形成基体に埋め込まれていることが好ましい。エアロゾル形成基体に埋め込まれる時、サセプタ発熱体は、エアロゾル形成基体の長手方向軸に沿って配置されてもよく、またはエアロゾル形成基体の長手方向軸からオフセットされてもよい。
サセプタ発熱体は、略長方形の薄い細長い部材の形態であってもよい。サセプタ発熱体はシート状であってもよい。サセプタ発熱体は、物品内のエアロゾル形成基体の長さの任意の適切な部分に沿って延在してもよい。例えば、サセプタ発熱体は、物品中のエアロゾル形成基体の長さの60%以上に沿って延在してもよい。
サセプタ発熱体は、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するのに十分な温度に誘導加熱されることができる任意の材料を含んでもよい。例えば、サセプタ発熱体は金属または炭素を含んでもよい。サセプタ発熱体は、強磁性材料を含み得る。強磁性材料は、フェライト鉄、強磁性鋼、またはステンレス鋼を含みうる。サセプタ発熱体はアルミニウムを含みうる。
サセプタ発熱体は、非金属コア上に配置された金属層を有する非金属コアを備え得る。例えば、サセプタ発熱体は、セラミックコアの表面上に形成された金属トラックを含み得る。
サセプタ発熱体は、保護用外部層を含んでもよい。例えば、サセプタ発熱体は、サセプタ材料を封入する保護用セラミック層または保護用ガラス層を含み得る。サセプタ発熱体は、サセプタ材料のコア上に形成された、ガラス、セラミック、または不活性金属によって形成された保護被覆を備えてもよい。
サセプタ発熱体の少なくとも一部分または構成要素は、磁気的に引き付けられる。
エアロゾル発生物品は、単一のサセプタ発熱体を含有してもよく、または複数のサセプタ発熱体を含有してもよい。本明細書に記載の方法、ツール、および組立品は、エアロゾル発生物品が複数のサセプタ発熱体を含む場合、エアロゾル発生物品から複数のサセプタ発熱体を回収するために使用されうる。
エアロゾル発生物品は支持要素を備えてもよい。支持要素は、エアロゾル形成基体の下流に位置し得る。支持要素は、エアロゾル形成基体に隣接しうる。支持要素は中空の管状要素を含んでもよい。好ましい一実施形態において、支持要素は中空セルロースアセテート管または紙筒を含む。
エアロゾル発生物品はエアロゾル冷却要素を備えてもよい。エアロゾル冷却要素は、エアロゾル形成基体の下流に位置しうる。エアロゾル冷却要素は支持要素の下流に位置しうる。エアロゾル冷却要素は、支持要素に隣接してもよい。エアロゾル冷却要素は、熱交換器として機能してもよい。好ましくは、エアロゾル冷却要素は、エアロゾル形成基体から発生する加熱されたエアロゾルを冷却するための十分な表面積および熱導電率を有する。エアロゾル冷却要素はエアロゾル発生物品の引き出しに対する抵抗に実質的に影響を及ぼさないことが好ましい。エアロゾル冷却要素は複数の長手方向に延びるチャネルを含んでもよい。エアロゾル冷却要素は、ポリ乳酸を含んでもよい。
エアロゾル発生物品は、マウスピースを備えうる。マウスピースは、エアロゾル発生物品の口側端に位置しうる。一部の好ましい実施形態では、エアロゾル冷却要素は、支持要素とマウスピースの間に位置する。マウスピースはフィルターを備えてもよい。フィルターはセルロースアセテートを含んでもよい。
エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体およびサセプタ発熱体、支持要素、エアロゾル冷却要素、およびマウスピースなどの構成要素が配置されるハウジングを含み得る。ハウジングは、エアロゾル発生物品の構成要素を囲むラッパーを含んでもよい。ラッパーは任意の適切な物質で形成され得る。例えば、ラッパーはたばこ紙を含んでもよい。
エアロゾル発生物品は、任意の好適な全長を有し得る。例えば、エアロゾル発生物品の長さは、30ミリメートル~100ミリメートル、好ましくは、30ミリメートル~60ミリメートルでありうる。
エアロゾル発生物品は任意の適切な外径を有してもよい。好ましくは、エアロゾル発生物品の外径は、電気的に動作するエアロゾル発生装置の空洞内に受容されるエアロゾル発生物品の遠位端に適している。いくつかの実施形態では、エアロゾル発生物品の外径は、5ミリメートル~12ミリメートル、好ましくは、6ミリメートル~8ミリメートルである。
本発明の切断ツールは、それを通ってエアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体を含む。例えば、通路によって画定される切断ツールの内径は、エアロゾル発生物品の外径より大きくてもよい。切断ツールの内径は、エアロゾル発生物品の外径よりも実質的に大きくないことが好ましい。例えば、切断ツールの内径は、エアロゾル発生物品の外径よりも5ミリメートル未満大きいか、またはエアロゾル発生物品の外径よりも2ミリメートル未満大きいか、またはエアロゾル発生物品の外径よりも1ミリメートル未満大きいか、またはエアロゾル発生物品の外径よりも0.5ミリメートル未満大きくてもよい。一部の好ましい実施形態では、切断ツールの通路によって画定される内径は、5ミリメートル~15ミリメートル、例えば、7ミリメートル~10ミリメートルである。
切断ツールの通路によって画定される内径は、一様であってもよく、またはその長さに沿って変化してもよい。好ましくは、切断ツールの通路によって画定される内径は、通路の長さの80パーセント以上など、通路の長さの50パーセント以上にわたって均一であるか、または実質的に均一である。例えば、切断ツールの通路によって画定される内径は、その長さに沿って10パーセント以下、またはその長さに沿って5パーセント以下変化する場合、実質的に均一であるとみなされ得る。実質的に均一な内径を有することによって、通路は、特に通路の内径がエアロゾル発生物品の外径と類似している場合に、通路を通過するエアロゾル発生物品を切断するための安定性を生み出し得る。
切断ツールは、通路と連通する開口部を有する入口漏斗を備えてもよい。例えば、入口漏斗は、通路への面取りされた入口を形成しうる。面取りされた入口は、エアロゾル発生物品を通路内に誘導するのに役立ちうる。切断ツールは、複数の入口漏斗を備えてもよい。例えば、切断ツールは、通路の各端部と連通する入口漏斗を備えてもよい。
切断ツールの通路は、任意の適切な長さを有してもよい。好ましくは、通路は、エアロゾル発生物品の長さよりも短い長さを有する。好ましくは、通路の長さは、エアロゾル発生物品が一つの端部から通路内に押し込まれ、対向する端部から通路から引き出されることを可能にする。例えば、通路は、エアロゾル発生物品の長さの50パーセント未満、またはエアロゾル発生物品の20パーセント未満など、エアロゾル発生物品の長さの80パーセント未満の長さを有してもよい。
切断ツールで使用するエアロゾル発生物品は、切断ツールの通路よりも1センチメートル以上長い長さを有してもよい。例えば、エアロゾル発生物品は、通路よりも2センチメートル以上長い長さ、通路よりも3センチメートル以上長い長さ、通路よりも10センチメートル以上長い長さ、または通路よりも20センチメートル以上長い長さを有してもよい。
切断ツールの通路の長さは、サセプタ発熱体の長さより長くてもよい。別の方法として、通路の長さは、サセプタ発熱体の長さよりも短くてもよい。
一部の好ましい実施形態では、切断ツールは、20ミリメートル~50ミリメートルの長さを有する。
切断ツールの本体は、任意の適切な厚さを有してもよい。一部の好ましい実施形態では、切断ツールの本体は、4ミリメートル~10ミリメートルなど、2ミリメートル~20ミリメートルの厚さを有する。
切断ツールの本体は、任意の適切な材料または材料の組み合わせで作られうる。例えば、切断ツールの本体は、金属および硬質プラスチック材料などのプラスチック材料のうちの一つ以上から作製されてもよい。例えば、切断ツールの本体は、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、鉄または鉄合金、およびそれらの組み合わせから作製され得る。いくつかの実施形態では、切断ツールの本体は、磁気材料を含む。例えば、本体は、強磁性材料、希土類磁気材料、または強磁性材料および希土類磁気材料を含んでもよい。本体全体は強磁性であってもよく、または本体の一つまたは複数の部分は強磁性であってもよい。
切断ツールは、通路内に延在する切断要素を備える。切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する時に、エアロゾル発生物品を切断するように配設される切れ刃を含む。切断ツールは、任意の適切な切断要素を備えてもよい。
切断要素は、ブレード、ワイヤ、または物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するのに適した刃を有する任意の他の構造を含み得る。ブレードは、エアロゾル発生物品を切断するために鋭利な切れ刃を有してもよい。ブレードは、任意の適切な材料から作製されうる。例えば、ブレードは、金属および硬質プラスチック材料などのプラスチック材料のうちの一つまたは複数から作製されてもよい。例えば、ブレードは、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、鉄または鉄合金、チタンまたはチタン合金、黒曜石、セラミックなどのうちの一つまたは複数を含み得る。
ブレードは、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、エアロゾル発生物品を切断するのに充分な距離だけ通路内に延在してもよい。ブレードは、通路を完全に横切って延在してもよく、または部分的に通路を横切って延在してもよい。例えば、ブレードは、通路の直径の20パーセント~100パーセントに等しい距離で通路内に延在してもよい。一部の好ましい実施形態では、ブレードの切れ刃は、通路の直径の30パーセント~50パーセントに等しい距離で通路内に延在する。
ワイヤは、エアロゾル発生物品を切断するのに十分薄い場合がある。ワイヤは通路を横切って延在し、通路の二つの位置に対して固定されることが好ましい。ワイヤが固定される通路の位置は、通路の対向する位置であってもよく、または通路の対向しない位置であってもよい。通路の対向しない位置に対してワイヤを固定することで、ワイヤがエアロゾル発生物品を中心から外して切断することが可能になりうる。エアロゾル発生物品を中心から外して切断することは、エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過する際に、ワイヤがサセプタ発熱体を切断しないか、またはサセプタ発熱体と接触しないことを保証するのに役立ちうる。
切断ツールは、任意の適切な材料から形成されるワイヤを含んでもよい。例えば、ワイヤは、金属および硬質プラスチック材料などのプラスチック材料のうちの一つ以上から作製されてもよい。例えば、ブレードは、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、鉄または鉄合金、チタンまたはチタン合金、炭素、セラミックなど、およびそれらの組み合わせから作製され得る。ワイヤは、フィラメント、編組ワイヤ、ストランドワイヤ、編組ストランドワイヤ、または類似のものの形態であってもよい。
切断要素は、通路の幾何学的中心を通って、またはその方へ延在してもよく、または通路の幾何学的中心からオフセットされてもよい。例えば、切れ刃は、通路の直径の10パーセント~20パーセントの範囲の距離だけ、通路の幾何学的中心からオフセットされてもよい。エアロゾル発生物品を中心から外して切断することは、エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過する際に、切断要素がサセプタ発熱体、またはエアロゾル発生物品の他の部分もしくは構成要素を切断しないか、または接触しないことを保証するのに役立ちうる。
切断要素は、一つ以上の切れ刃を備えてもよい。例えば、切断要素は、第一の端部から第二の端部へ通路を通過する時にエアロゾル発生物品を切断するように位置付けられ配設される第一の切れ刃を備えてもよく、第二の端部から第一の端部へ通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように位置付けられ配設される第二の切れ刃を備えてもよい。第一の刃は、第一の開口部に面してもよい。第二の端部は、第二の開口部に面してもよい。こうした配設では、切断ツールは、エアロゾル発生物品が通路を通過する方向にかかわらず、エアロゾル発生物品を切断するために使用されうる。
切断ツールは、複数の切断要素を含んでもよい。各切断要素は、通路内に延在してもよい。各切断要素は、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、エアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を備えてもよい。切断要素は、通路の周りに円周方向に間隔を置いてもよい。切断要素は、互いに均等に離間してもよく、または互いに不均一に離間してもよい。
切断要素は、通路内で長手方向にオフセットされてもよい。
切断要素は、通路内で長手方向にオフセットされ、円周方向にオフセットされてもよい。こうした配設は、エアロゾル発生物品が通路を通過する後の段階で、エアロゾル発生物品の異なる角度で、エアロゾル発生物品の第二の切断の開始を可能にしうる。
切断ツールは、複数の切断要素を備えてもよく、各切断要素はブレードを含む。ブレードは、通路の周りに円周方向に間隔を置いてもよく、各ブレードは通路内に延在する。ブレードは、互いに均等に離間してもよく、または互いに不均等に離間してもよい。
ブレードは、通路内で長手方向にオフセットされてもよい。ブレードは、通路内で長手方向にオフセットされ、かつ円周方向にオフセットされてもよい。
切断ツールは、複数の切断要素を備えてもよく、各切断要素はワイヤを含む。切断ツールは、一つ以上の切断要素を備えてもよく、少なくとも一つの切断要素は、ブレードを備え、少なくとも一つの切断要素は、ワイヤを備える。
切断ツールは、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成された磁石を含む切断要素を備えてもよい。エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過する際に、切断要素の切れ刃はエアロゾル発生物品を切断する。サセプタ発熱体が切断要素の磁石に近接して通過する時、磁石はサセプタ発熱体を引き付けて保持し得る。
切断要素、または切断要素の一部分は、通路内に挿入可能であり、通路から取り外し可能であってもよい。通路に挿入される時、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、エアロゾル発生物品を切断するように切断要素が配設される。通路から取り外されると、切断要素は、磁気的に引き付けられたサセプタ発熱体を取り外すように構成される。
一部の好ましい実施形態では、切断要素は、ブレードおよび磁石を含む。例えば、磁石は、ブレードの側面に位置付けられてもよい。エアロゾル発生物品がブレードを通過すると、ブレードの切れ刃がエアロゾル発生物品を切断する。サセプタ発熱体がブレードの切れ刃を通過すると、サセプタ発熱体は、ブレードの側面に位置する磁石に磁気的に引き付けられる。ブレードは磁気材料を含んでもよい。ブレードは、磁化可能材料を含んでもよい。
切断ツールの本体は、切断要素がスロット内に受容される時に、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、エアロゾル発生物品を切断するように切れ刃が配設されるように、切断要素を受容するように構成されたスロットを備えてもよい。切断要素は、スロットから取り外し可能であってもよい。エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過した後、サセプタ発熱体が切断要素によって磁気的に引き付けられ、かつ保持される場合、スロットから切断要素を取り外すことにより、サセプタ発熱体が取り外され得る。
切断ツールは、切断要素が、切断要素および複数の磁気的に引き付けられたサセプタ発熱体を取り外す前に、複数のエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を磁気的に引き付けることができるように構成されうる。例えば、切断ツールは、切断要素が、切断ツールから通路を通過した第一のエアロゾル発生物品から第一のサセプタ発熱体を保持してもよく、一方で第二のエアロゾル発生物品を切断し、第二のエアロゾル発生物品が通路を通過する際に第二のサセプタ発熱体を保持してもよいように構成されてもよい。
切断ツールは、磁石または磁化可能材料を含む複数の切断要素を備えてもよく、ここで、切断要素は円周方向にオフセットされる。切断ツールは、第一のエアロゾル発生物品の通路の通過が、第一のエアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体を第一の切断要素に引き付けるように配向されてもよい。次に、切断ツールは、第二のエアロゾル発生物品の通路の通過が、第二のエアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体を第二の切断要素に引き付けるように配向されてもよい。
切断要素が、磁気または磁化可能材料を含み、かつ、切断ツールから取り外し可能で、磁気的に引き付けられたサセプタ発熱体を取り外させる場合、通路の長さは、切断ツールが取り外すよう構成されるサセプタ発熱体の長さより長くてもよい。サセプタ発熱体よりも長い長さを有する通路は、ユーザーによるサセプタ発熱体との偶発的な接触を避けるために、通路内にサセプタ発熱体を保持する役割を果たしうる。別の方法として、通路は、サセプタ発熱体の長さよりも短くてもよい。サセプタ発熱体よりも短い通路を有することで、切断要素を切断ツールから取り外すことなく、サセプタ発熱体を切断ツールから取り外すことを容易にし得る。
切断要素は、任意の適切な磁石または磁化可能材料を含んでもよい。例えば、切断要素は、強磁性体または希土類磁石を含んでもよい。好ましくは、切断要素は、希土類磁石を含む。好適な希土類磁石の例としては、ネオジム磁石およびサマリウム磁石が挙げられる。
切断ツールは、エアロゾル発生物品上のインジケータと位置合わせされ得る位置合わせインジケータを備えてもよい。エアロゾル発生物品上のインジケータは、サセプタ発熱体に対して位置付けられてもよい。エアロゾル発生物品上のインジケータと切断ツールの位置合わせインジケータとの位置合わせは、エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過する際に、切断要素がサセプタ発熱体を回避するように、切断要素に対してエアロゾル発生物品を方向付けることができる。サセプタ発熱体のタイプによっては、切断要素は、サセプタ発熱体を切断することができない場合がある。したがって、サセプタ発熱体と切断要素との間の接触を回避する方法で、切断ツールに対してエアロゾル発生物品を配向させることにより、切断ツールの通路を通過するエアロゾル発生物品の自由な通過が可能になり得る。こうした配設はまた、ブレードの劣化を低減し得る。
切断要素が、磁石または磁化可能材料を含む場合、切断ツールの位置合わせインジケータを使用したエアロゾル発生物品上のインジケータの位置合わせは、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、切断要素の磁石または磁化可能材料がサセプタ発熱体に十分に近接して配置され、磁石または磁化可能材料がサセプタ発熱体を引き付け、かつ保持するように、切断要素に対してエアロゾル発生物品を配向し得る。
切断ツールは、任意の適切な位置合わせインジケータを含んでもよい。インジケータは、エンボス加工されたマーキング、デボス加工されたマーキング、色付きマーキング、または類似のものを含みうる。
本発明は、切断ツールおよび発熱体取り外しツールを含む組立品を含む。発熱体取り外しツールは、サセプタ発熱体を引き付けるための磁石を含む。例えば、発熱体取り外しツールは、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成された先端を備えてもよい。発熱体取り外しツールの先端は、エアロゾル発生物品が切断され、任意に分離された後、サセプタ発熱体に近接して配置されてもよい。発熱体取り外しツールの先端とサセプタ発熱体との間の磁気引力によって、先端がサセプタ発熱体と係合して、切断されたエアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にし得る。
発熱体の先端は、任意の適切な磁気材料を含んでもよい。例えば、先端は、強磁性材料、希土類磁気材料、または強磁性材料および希土類磁気材料を含み得る。好ましくは、先端は、希土類磁気材料を含む。適切な希土類磁気材料の例としては、ネオジム磁石およびサマリウム磁石が挙げられる。
発熱体取り外しツールの先端は、任意の適切な形状であってもよい。好ましくは、先端は円錐形である。円錐形磁石は、円錐部分の先端に集束された、強化された磁界勾配を提供しうる。
発熱体取り外しツールの先端は、切断ツールの通路から挿入可能かつ取り外し可能であってもよい。したがって、先端は、通路の直径よりも小さい直径を有してもよい。
発熱体取り外しツールは、通路内に保持可能であってもよい。例えば、発熱体取り外しツールの先端は、通路内に挿入されてもよく、発熱体取り外しツールの少なくとも一部分は、通路内に保持されてもよい。発熱体取り外しツールは、任意の適切な様式で通路内に保持されてもよい。例えば、発熱体取り外しツールの先端は、切断要素または切断ツールの本体の一部分に磁気的に引き付けられてもよい。磁気引力は、発熱体取り外しツールまたは発熱体取り外しツールの一部分を通路から取り外すために磁気引力に打ち勝つのに十分な力が印加されるまで、発熱体取り外しツールを通路内に保持しうる。加えて、または代替的に、切断ツールは、発熱体取り外しツールの一部分を磁気的に引き付ける磁石を含んでもよい。例えば、通路を画定する切断ツールの本体の一部分は、磁石を備えてもよい。加えて、または代替的に、発熱体取り外しツールは、干渉嵌合、ねじ込み係合、スナップ嵌合、または類似のものを介して通路内に保持されてもよい。
切断ツールの通路に発熱体取り外しツールの少なくとも一部分を保持することは、切断ツールおよび発熱体取り外しツールをよりコンパクトに格納することができ、また両方のツールが必要な時にユーザーに利用可能になるように、ツールの分離を防止しうる。
発熱体取り外しツールは、磁気先端の遠位の端部を含み得る。遠位端、または遠位端と磁気先端との間の発熱体取り外しツールの一部分は、好ましくは、切断ツールの通路の直径よりも大きい外径を有する。通路の直径よりも大きい直径を有する発熱体取り外しツールの一部分は、好ましくは、通路の開口部に隣接する切断ツールの本体に当接する。好ましくは、通路の開口部に隣接する切断ツールの本体に当接する発熱体取り外しツールの部分の外形およびサイズは、本体切断ツールの外形およびサイズと同一または実質的に同一である。こうした合致した形状およびサイズは、二つのツールの間に実質的に連続的な外面が形成されたことに起因して、発熱体取り外しツールおよび切断ツールが偶発的に分離する可能性を低減し得る。
発熱体取り外しツールおよび切断ツールを含む組立品は、分離ツールをさらに備えてもよい。分離ツールは、切断されたエアロゾル発生物品の一部分を、切断部に沿って切断されたエアロゾル発生物品の対向する部分から分離するのを支援するように構成されうる。エアロゾル発生物品の対向する部分の分離は、サセプタ発熱体へのより良好なアクセスを提供してもよく、これは、発熱体取り外しツールを用いてサセプタ発熱体を取り外すことを容易にし得る。
分離ツールは、スプレッダを含んでもよい。分離ツールは、自由端を有する第一のアームと、自由端を有する第二のアームとを備えてもよい。ツールは、第一および第二のアームの中間部分への挟み込み力などの内向きの力の適用が、第一および第二のアームの自由端を分離させるように構成されうる。例えば、分離ツールは、デバリケータを含んでもよい。
分離ツールまたは分離ツールの一部分は、切断ツールの通路から挿入可能であり、取り外し可能であることが好ましい。分離ツールは、通路内に保持可能であってもよい。例えば、分離ツールの端部は、通路内に挿入されてもよく、分離ツールの少なくとも一部分は、通路内に保持されてもよい。分離ツールは、任意の適切な様式で通路内に保持されうる。例えば、切断ツールの通路内に挿入されるように構成された分離ツールの端部は、切断要素または切断ツールの本体の一部分に磁気的に引き付けられてもよい。磁気引力は、分離ツールまたは分離ツールの一部分を通路から取り外すために磁気引力に打ち勝つのに十分な力が印加されるまで、分離ツールを通路内に保持しうる。加えて、または代替的に、切断ツールは、分離ツールの一部分を磁気的に引き付ける磁石を備えてもよい。例えば、通路を画定する切断ツールの本体の一部分は、磁石を備えてもよい。加えて、または代替的に、分離ツールは、干渉嵌合、ねじ込み係合、スナップ嵌合、または類似のものを介して通路内に保持されてもよい。
切断ツールの通路に分離ツールの少なくとも一部分を保持することは、切断ツールおよび分離ツールをコンパクトに格納することができ、また両方のツールが必要な時にユーザーに利用可能になるように、ツールの分離を防止しうる。
分離ツールは、通路に挿入されるように構成された端部の遠位の端部を備えてもよい。遠位端、または遠位端と通路に挿入されるように構成された端部との間の分離ツールの一部分は、好ましくは、切断ツールの通路の直径よりも大きい外径を有する。通路の直径よりも大きい直径を有する分離ツールの一部分は、好ましくは、通路の開口部に隣接する切断ツールの本体に当接する。好ましくは、通路の開口部に隣接する切断ツールの本体に当接する分離ツールの一部分の外形およびサイズは、本体切断ツールの外形およびサイズと同一であるか、または実質的に同一である。こうした合致した形状およびサイズは、滑らかな外観を提供してもよく、二つのツールの間に実質的に連続的な外面が形成されたことに起因して、分離ツールおよび切断ツールが偶発的に分離する可能性を低減し得る。
一部の好ましい実施形態では、分離ツールは、切断ツールの本体によって画定される第一の開口部を通して通路内に挿入されるように構成され、発熱体取り外しツールは、切断ツールの本体によって画定される第二の開口部を通して通路内に挿入されるように構成されている。分離ツールおよび発熱体取り外しツールは、通路内に保持可能であることが好ましい。
本発明のツールおよび組立品は、エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すために、任意の適切な様式で使用されうる。
また本明細書で使用される「一つの(a)」、「一つの(an)」、および「その(the)」という単数形は、複数形の対象を有する実施形態も包含するが、その内容によって明らかに別途定められている場合はその限りではない。
「好ましい」および「好ましくは」という語は特定の状況下で、特定の利点をもたらす場合がある本発明の実施形態を指す。しかしながら、同じ状況下または他の状況下で、他の実施形態もまた好ましいものである場合がある。その上、一つ以上の好ましい実施形態の列挙は、他の実施形態が有用ではないことを暗示するものではなく、また特許請求の範囲を含む本開示の範囲から他の実施形態を除外することを意図しない。
本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を加熱時に放出する能力を有する基体を意味する。本明細書に記載のエアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体から発生したエアロゾルは、可視または不可視であってもよく、またベイパー(蒸気)(例えば、室温では通常、液体または固体である物質の、気体状態にある物質の微粒子)ならびに気体および凝縮されたベイパーの液滴を含んでもよい。
本明細書で使用される「上流」および「下流」という用語は、ユーザーがエアロゾル発生物品の口側端で吸う時に、エアロゾル発生物品を通る空気流の方向に関してエアロゾル発生物品の要素または要素の部分の相対的な位置を記述する。
本明細書で使用される「サセプタ」という用語は、電磁エネルギーを熱へと変換することができる材料を指す。変動電磁場内に位置する時に、サセプタ中の誘導された渦電流はサセプタの加熱を生じさせる。
本明細書で使用される場合、「長手方向」は、参照される物品またはツールの長さに沿った方向を意味する。「横」という用語は、長手方向に対して垂直な方向を記述するために使用される。
本明細書で使用される場合、「直径」は、参照物品またはツールの横方向における最大寸法である。
下記に非限定的な実施例を非網羅的に提供している。これらの実施例のうちのいずれか一つ以上の特徴は、本明細書に記載の別の実施例、実施形態、または態様のうちのいずれか一つ以上の特徴と組み合わされてもよい。
実施例1:
エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にする組立品であって、(i)エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体と、(ii)通路内に延在する切断要素とを備え、切断要素が、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を備える、切断ツールと、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成された先端を備える、発熱体取り外しツールと、を備える、組立品。
実施例2:
切断要素が第一のブレードを含む、実施例1に記載の組立品。
実施例3:
切断ツールが、第一のブレードに加えて一つ以上のブレードを備え、ブレードの各々が通路内に延在し、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設される、実施例2に記載の組立品。
実施例4:
ブレードが通路の周りに円周方向に間隔を置いている、実施例3に記載の組立品。
実施例5:
ブレードが互いに均等に間隔を置いている、実施例3または4に記載の組立品。
実施例6:
ブレードが互いに不均等に間隔を置いている、実施例3または4に記載の組立品。
実施例7:
切断要素がワイヤを含む、実施例1に記載の組立品。
実施例8:
ワイヤが通路を横切って延在する、実施例7に記載の組立品。
実施例9:
ワイヤが通路の幾何学的中心を通って延在する、実施例8に記載の組立品。
実施例10:
ワイヤが通路の幾何学的中心からオフセットされる、実施例8に記載の組立品。
実施例11:
ワイヤが、通路の直径の10パーセント~20パーセントの範囲で、通路の幾何学的中心からオフセットされる、実施例10に記載の組立品。
実施例12:
切断ツールが、複数の切断要素を含み、各切断要素が通路内に延在し、各切断要素が、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を備える、実施例1に記載の組立品。
実施例13:
切断ツールが、エアロゾル発生物品上のインジケータと整列するように構成された位置合わせインジケータを備える、実施例1~12のいずれか一つに記載の組立品。
実施例14:
発熱体取り外しツールの先端が通路内に挿入可能である、実施例1~13のいずれか一つに記載の組立品。
実施例15:
発熱体取り外しツールが通路内に保持可能である、実施例14に記載の組立品。
実施例16:
発熱体取り外しツールが、通路内に磁気的に保持可能である、実施例15に記載の組立品。
実施例17:
発熱体取り外しツールの先端が、発熱体取り外しツールを通路内に磁気的に保持するために、切断要素に磁気的に引き付けられる、実施例16に記載の組立品。
実施例18:
切断ツールが、通路の少なくとも一部分の周りに配置された磁石を備え、発熱体取り外しツールが磁石に引き付けられて、通路内に発熱体取り外しツールを磁気的に保持する、実施例16に記載の組立品。
実施例19:
通路を画定する本体が磁石を含む、実施例18に記載の組立品。
実施例20:
発熱体取り外しツールが、干渉嵌合、ねじ込み係合、またはスナップ嵌合を介して通路内に保持可能である、実施例15に記載の組立品。
実施例21:
切断されたエアロゾル発生物品の一部分を、切断部に沿って切断されたエアロゾル発生物品の対向する部分から分離するのを助けるように構成された分離ツールを含む、実施例1~20のいずれか一つに記載の組立品。
実施例22:
分離ツールがスプレッダを含む、実施例21に記載の組立品。
実施例23:
分離ツールの少なくとも一部分が、通路内に挿入されるように構成される、実施例21または22に記載の組立品。
実施例24:
分離ツールが通路内に保持可能である、実施例21~23のいずれか一つに記載の組立品。
実施例25:
分離ツールが、通路内に磁気的に保持可能である、実施例24に記載の組立品。
実施例26:
分離ツールの一部分がブレードに磁気的に引き付けられて、分離ツールを通路内に磁気的に保持する、実施例25に記載の組立品。
実施例27:
分離ツールが、発熱体取り外しツールの先端への磁気引力を介して通路内に磁気的に保持されるように構成される、実施例25に記載の組立品。
実施例28:
切断ツールが、通路の少なくとも一部分の周りに配置された磁石を備え、分離ツールが磁石に引き付けられて、通路内に分離ツールを磁気的に保持する、実施例25に記載の組立品。
実施例29:
通路を画定する本体が、磁石を含む、実施例28に記載の組立品。
実施例30:
分離ツールが、干渉嵌合、ねじ込み係合、またはスナップ嵌合を介して通路内に保持可能である、実施例24に記載の組立品。
実施例31:
エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すための、実施例1~30のいずれか一つに記載の組立品の使用。
実施例32:
エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にするツールであって、ツールが、エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体と、通路内に延在する切断要素とを備え、切断要素が、エアロゾル発生物品が通路を通過する時にエアロゾル発生物品を切断するように配設される切れ刃を備え、切断要素が磁石を含み、サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成される、ツール。
実施例33:
切断要素がブレードを含む、実施例32に記載のツール。
実施例34:
切断要素が、通路内に挿入され、通路から取り外されるように構成される、実施例32または33に記載のツール。
実施例35:
本体が、切断要素がスロット内に受容される時に、エアロゾル発生物品が通路を通過する際に、切れ刃がエアロゾル発生物品を切断するように配設されるように、切断要素を受容するように構成されたスロットを画定する、実施例34に記載のツール。
実施例36:
サセプタ発熱体が、切断要素に磁気的に引き付けられる時に、切断要素を取り外すとサセプタ発熱体が取り外されるように切断要素がスロットから取り外し可能である、実施例35に記載のツール。
実施例37:
エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すための、実施例32~36のいずれか一つに記載のツールの使用。
実施例38:
エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すための方法であって、方法が、エアロゾル発生物品を、切断ツールの通路に通すことであって、切断ツールが、(i)通路を画定する本体と、(ii)通路内に延在する切断要素と、を備え、切断要素が、エアロゾル発生物品が通路を通過する際にエアロゾル発生物品を切断するように配設される切れ刃を含む、通すことと、切断されたエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すことと、を含む、方法。
実施例39:
切断されたエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すことが、サセプタ発熱体を発熱体取り外しツールの先端に磁気的に引き付けることを含む、実施例38に記載の方法。
実施例40:
切断されたエアロゾル発生物品の一部分を、切断部に沿って切断されたエアロゾル発生物品の対向する部分から分離することを含む、実施例39に記載の方法。
実施例41:
切断されたエアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すことが、サセプタ発熱体を切断要素に磁気的に引き付けることを含む、実施例38に記載の方法。
実施例42:
切断要素および磁気的に引き付けられたサセプタ発熱体を通路から引き出すことをさらに含む、実施例41に記載の方法。
実施例43:
サセプタ発熱体をごみ箱に配置することを含む、実施例38~42のいずれか一つに記載の方法。
実施例44:
実施例1~32のいずれか一つに記載の組立品、または実施例32~36のいずれか一つに記載のツールを備え、通路を通過するように構成されたエアロゾル発生物品を備える、キット。
実施例45:
通路が、エアロゾル発生物品の長さの80パーセント未満の長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例46:
通路が、エアロゾル発生物品の長さの50パーセント未満の長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例47:
通路が、エアロゾル発生物品の20パーセント未満の長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例48:
エアロゾル発生物品が、通路の長さよりも1センチメートル以上長い長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例49:
エアロゾル発生物品が、通路よりも2センチメートル以上長い長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例50:
エアロゾル発生物品が、通路よりも長さ3センチメートル以上長い長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例51:
エアロゾル発生物品が、通路よりも10センチメートル以上長い長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例52:
エアロゾル発生物品が、通路の長さよりも20センチメートル以上長い長さを有する、実施例44に記載のキット。
実施例53:
エアロゾル発生物品がエアロゾル形成基体を含み、サセプタ発熱体が、エアロゾル発生物品中のエアロゾル形成基体の長さの60%以上に沿って延在する、実施例1~52のいずれか一つに記載の組立品、ツール、使用、方法またはキット。
サセプタ発熱体が略長方形の薄い細長い部材の形態である、実施例1~53のいずれか一つに記載の組立品、ツール、使用、方法またはキット。ここで、図を参照しながら実施例をさらに説明する。
図1は、エアロゾル発生物品の例の概略断面図である。 図2は、図1に示したエアロゾル発生物品と使用するための、電気的に動作するエアロゾル発生装置の例の概略断面図である。 図3は、図2に示したエアロゾル発生装置の空洞内に受容された、図1に示したエアロゾル発生物品の概略断面図である。 図4は、切断ツールおよび切断ツールによって切断され得るエアロゾル発生物品の例の概略断面図である。 図5は、切断されたエアロゾル発生物品および発熱体取り外しツールの断面図の例示である。 図6は、切断されたエアロゾル発生物品および取り外されたサセプタ発熱体が引き付けられる発熱体取り外しツールの断面図の例示である。 図7は、切断ツールおよび切断ツールの通路に挿入された発熱体取り外しツールの断面図である。 図8は、切断ツール、切断ツールの通路内に挿入された発熱体取り外しツール、および切断ツールの通路内に挿入された分離ツールの断面図である。 図9は、分離ツールの例の概略図である。 図10は、本発明による方法の一実施形態を示す流れ図である。
図1は、本発明のツール、組立品、使用、および方法と共に使用されうる、エアロゾル発生物品10の例を示す。示されたエアロゾル発生物品10は、同軸アライメントで配設された四つの要素、すなわちエアロゾル形成基体20、支持要素30、エアロゾル冷却要素40、およびマウスピース50を含む。これらの四つの要素の各々は実質的に円筒状の要素であり、各々は実質的に同一の直径を有する。これらの四つの要素は連続的に配設され、外側ラッパー60によって囲まれて、円筒状のロッドを形成する。ブレード形状のサセプタ発熱体25は、エアロゾル形成基体20内に位置し、かつエアロゾル形成基体20と直接物理的に接触する。サセプタ発熱体25はエアロゾル形成基体20の長さとほぼ同じ長さを有し、エアロゾル発生物品10の長手方向軸に沿って位置する。
サセプタ発熱体25は、長さ12ミリメートル、幅4ミリメートル、厚さ1ミリメートルを有するフェライト鉄材料である。サセプタ発熱体25の端部は、エアロゾル形成基体20内への挿入を容易にするように向けられる。
エアロゾル発生物品10は近位または口側端70を有し、ユーザーは使用中にこの近位または口側端を自分の口の中に挿入し、遠位端80は口側端70に対してエアロゾル発生物品10の反対側の端に位置する。組み立てられたエアロゾル発生物品10の合計長さは約45 ミリメートルで直径は約7.2ミリメートルである。
電気的に作動するエアロゾル発生装置200の概略的な断面の例示を図2に示す。エアロゾル発生装置200は、基体受容空洞230の遠位部分231に隣接して位置する、インダクタ210を含む。使用においては、ユーザーは、エアロゾル発生物品10のエアロゾル形成基体20およびサセプタ発熱体25がインダクタ210に隣接した位置になるように、エアロゾル発生物品10をエアロゾル発生装置200の基体受容空洞230に挿入する。
エアロゾル発生装置200はインダクタ210の起動を可能する電池250および電子回路260を備える。こうした起動は手動で行われてもよく、またはエアロゾル発生装置200の基体受容チャンバー230の中へと挿入されたエアロゾル発生物品10でユーザーが吸うのに応答して自動的に生じてもよい。
起動されると、インダクタ210の一部を形成するワイヤのコイルに高周波交流電流が流れ、これにより、インダクタ210は、基体受容空洞230の遠位部分231内に変動電磁場を生成する。エアロゾル発生物品10が基体受容空洞230内に正しく位置付けられた時、物品10のサセプタ発熱体25はこの変動電磁場内に位置する。変動電磁場はサセプタ発熱体25のサセプタ材料内に渦電流を発生させ、その結果これが加熱される。加熱されたサセプタ発熱体はエアロゾルを形成するのに十分な温度までエアロゾル発生物品10のエアロゾル形成基体20を加熱する。エアロゾルはエアロゾル発生物品10を通して下流に引き出され、ユーザーによって吸い込まれる。図3は、エアロゾル発生装置200の空洞230内に受容されている、エアロゾル発生物品10を示す。
図4は、エアロゾル発生物品10および切断ツール400を示す。切断ツール400は、切断ツール400の長さを延在する通路420を画定する本体410を有する。切断ツール400は、本体410から通路420内に延在するブレード430を備える。図示した切断ツール400は、二つの切れ刃を含む。一つの切れ刃は、図4の右の本体410によって画定される開口部に面し、他方の切れ刃は、図4の左の本体410によって画定される開口部に面する。
エアロゾル発生物品10は、右から左へ、切断ツール400の通路420を通過してもよい。しかしながら、ブレード430は対向する切れ刃を有するため、エアロゾル発生物品10はまた、通路420を左から右に通過してもよい。通路420の直径は、エアロゾル発生物品10の外径より大きく、エアロゾル発生物品10が通路420を通過することを可能にする。通路420の直径は、8ミリメートルであってもよく、エアロゾル発生物品10の直径は、7.2ミリメートルであってもよい。
切断ツール400を通過した後、エアロゾル発生物品10が切断される。
図5は、線15に沿って切断されて、サセプタ発熱体25を含むエアロゾル発生物品10の内部構成要素を露出させた、切断されたエアロゾル発生物品10を示す。サセプタヘイティング要素25は、磁気先端710を有する発熱体取り外しツール700を使用して、エアロゾル発生物品10から取り外されてもよい。磁気先端710がサセプタ発熱体25に近接して配置されると、サセプタ発熱体25は先端710に引き付けられ、図6に示すようにエアロゾル発生物品10から取り外されてもよい。
別の方法として、切断要素(例えば、図4に示すブレード430)は、エアロゾル発生物品が切断ツールの通路を通過する際にサセプタ発熱体を引き付ける磁石を備えてもよく、切断要素および引き付けられたサセプタ発熱体は、切断ツールから取り外されてサセプタ発熱体(図示せず)を回収してもよい。
図7は、格納のために切断ツール400の通路420に挿入される発熱体取り外しツール700を示す。発熱体取り外しツール700の先端710は、磁気であり、ブレード430に引き付けられ、その磁気引力は、発熱体取り外しツール700を切断ツール400の通路に保持する。発熱体取り外しツール700は、遠位ハンドル部分730から磁気先端710まで延在するシャフト720を含む。遠位ハンドル部分730は、通路420の直径よりも大きいが、切断ツール400の本体410の外径と実質的に同一であり、発熱体取り外しツール700が切断ツール400の通路420に格納される時に、切断ツール400の外面と発熱体取り外しツール700との間の円滑な移行を提供する。
図8に示すように、分離ツール900はまた、切断ツール400の通路420内に挿入され、保持されてもよい。分離ツール900の先端は、磁気であってもよく、ブレード430に引き付けられてもよく、または発熱体取り外しツール700の先端710に磁気的に引き付けられてもよい。磁気引力は、切断ツール400の通路に分離ツール900を保持する。分離ツール900は、遠位ハンドル部分930から先端まで延在するシャフト920を含む。遠位ハンドル部分930は、通路420の直径よりも大きい直径を有するが、切断ツール400の通路420に分離取り外しツール900が格納される時に、切断ツール400の外面と分離ツール900との間の円滑な移行を提供するために、切断ツール400の本体410の外径と実質的に同一である。
分離ツール900の例の概略図が図9に示される。分離ツール900は、ハンドル930、ハンドル930から延在する第一のアーム941および第二のアーム942を含む。アーム941、942の中間部分への内向きの挟み込み力は、アーム941、942の自由端を分離させる。アーム941、942の自由端は、スプレッダとして機能する。分離ツール900のアーム941、942の自由端を、エアロゾル発生物品の切断部(図5に描写される切断部15など)に挿入し、アーム941、942の中間部分を挟むと、分離ツール900の自由端が分離し、切断されたエアロゾル発生物品に沿って対向する表面が分離する。切断部に沿ってエアロゾル発生物品の対向する表面を分離することは、発熱体取り外しツールを使用してエアロゾル発生物品から取り外されうるサセプタ発熱体へのアクセスを提供しうる。
図10は、本発明による方法の例を示した流れ図である。本方法は、エアロゾル発生物品を切断ツールの通路に通し、エアロゾル発生物品(121)を切断することを含む。本方法はまた、切断されたエアロゾル発生物品(123)からサセプタ発熱体を取り外すことを含む。
本明細書および添付の特許請求の範囲の目的において、別途示されていない限り、量(amounts)、量(quantities)、割合などを表すすべての数字は、すべての場合において用語「約」によって修飾されるものとして理解されるべきである。また、すべての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつその中の任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されてもよく、列挙されていなくてもよい。したがって、この文脈では、数字AはAのA±2パーセントとして理解される。この文脈内において、数字Aは、数字Aが修飾する特性の測定値に対する一般的な標準誤差内にある数値を含むと考えられてもよい。数字Aは、添付の特許請求の範囲で使用される通りの一部の場合において、Aが逸脱する量が特許請求する本発明の基本的かつ新規の特性(複数可)に実質的に影響を及ぼさないという条件で、上記に列挙された割合だけ逸脱してもよい。また、すべての範囲は、開示された最大点および最小点を含み、かつその中の任意の中間範囲を含み、これらは本明細書に具体的に列挙されてもよく、列挙されていなくてもよい。

Claims (15)

  1. エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にする組立品であって、
    (i)前記エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体と、(ii)前記通路内に延在する切断要素と、を備え、前記切断要素が、前記エアロゾル発生物品が前記通路を通過する際に前記エアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を備える、切断ツールと、
    前記サセプタ発熱体を磁気的に引き付け、先端が前記サセプタ発熱体に近接して配置された時に前記切断ツールによって切断された前記エアロゾル発生要素から前記発熱体を取り外すように構成された前記先端を含む、発熱体取り外しツールと、を備える、組立品。
  2. 前記切断要素が第一のブレードを含む、請求項1に記載の組立品。
  3. 前記発熱体取り外しツールが、前記通路内に保持可能である、請求項1または2に記載の組立品。
  4. 前記発熱体取り外しツールが、前記通路内に磁気的に保持可能である、請求項3に記載の組立品。
  5. 前記発熱体取り外しツールの前記先端が、前記切断要素に磁気的に引き付けられて、前記発熱体取り外しツールを前記通路内に磁気的に保持する、請求項4に記載の組立品。
  6. 前記切断されたエアロゾル発生物品の一部分を、切断部に沿って前記切断されたエアロゾル発生物品の対向する部分から分離するのを支援するように構成された分離ツールを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の組立品。
  7. 前記分離ツールが、前記通路内に保持可能である、請求項6に記載の組立品。
  8. エアロゾル発生物品からのサセプタ発熱体の取り外しを容易にするツールであって、
    前記エアロゾル発生物品が通過し得る通路を画定する本体と、
    前記通路内に延在する切断要素であって、前記切断要素が、前記エアロゾル発生物品が前記通路を通過する際に前記エアロゾル発生物品を切断するように配設される切れ刃を含み、前記切断要素が磁石を含み、前記サセプタ発熱体を磁気的に引き付けるように構成される、切断要素と、を備える、ツール。
  9. 前記切断要素がブレードを含む、請求項8に記載のツール。
  10. 前記切断要素が、前記通路内に挿入され、前記通路から取り外されるように構成される、請求項8または9に記載のツール。
  11. 前記エアロゾル発生物品から前記サセプタ発熱体を取り外すための、請求項1~10のいずれか一項に記載のツールの使用。
  12. エアロゾル発生物品からサセプタ発熱体を取り外すための方法であって、前記方法が、
    前記エアロゾル発生物品を切断ツールの通路に通すことであって、前記切断ツールが、(i)前記通路を画定する本体と、(ii)前記通路内に延在する切断要素とを備え、前記切断要素が、前記エアロゾル発生物品が前記通路を通過する際に前記エアロゾル発生物品を切断するように配設された切れ刃を備える、通すことと、
    前記切断されたエアロゾル発生物品から前記サセプタ発熱体を取り外すことと、を含む、方法。
  13. 前記切断されたエアロゾル発生物品から前記サセプタ発熱体を取り外すことが、前記サセプタ発熱体を発熱体取り外しツールの先端に磁気的に引き付けることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記切断されたエアロゾル発生物品の一部分を、前記切断部に沿って前記切断されたエアロゾル発生物品の対向する部分から分離することを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記切断されたエアロゾル発生物品から前記サセプタ発熱体を取り外すことが、前記サセプタ発熱体を前記切断要素に磁気的に引き付けることを含む、請求項12に記載の方法。
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