JP2023546238A - 慢性的なssriレジメンの後にシロシビンに対する感受性を高めるためのベンゾジアゼピンの使用 - Google Patents

慢性的なssriレジメンの後にシロシビンに対する感受性を高めるためのベンゾジアゼピンの使用 Download PDF

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Abstract

本開示は、患者の治療を、それを必要とする患者において行うための方法であって、患者に、治療有効用量のシロシビン及び1つ以上のベンゾジアゼピンを同時投与することを含む、方法を提供する。また、本開示は、シロシビン療法を投与する前の患者のSSRI休薬期間を低減するための方法も提供する。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国仮出願第63/094,624号(2020年10月21日出願)の優先権を主張し、当該出願は、参照により全体として本明細書に援用される。
サイケデリック薬は、いくつかの精神医学的適応症で極めて有望視されている。現在のサイケデリック薬投与ガイドラインでは、慢性的な選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)レジメンを受けている患者は、SSRIがシロシビンの感受性に及ぼす影響が観測されることから、シロシビン療法の投与の前にSSRI療法を少なくとも2週間中止することが推奨されている。これにより、患者は、この「休薬」期間中、薬理学的支援がない状態で危険な状態に置かれ、SSRIの離脱症状にさらされる。そのため、この休薬期間を低減して、シロシビン療法を必要とする患者が支援を受けない期間を短くし、患者に対するリスクを低減し、患者の経験を改善し、患者のコンプライアンスを向上させる必要性が存在する。
本開示は、シロシビン療法を投与する前の患者のSSRI休薬期間を低減するための方法を提供する。
本明細書では、シロシビンの投与を、それを必要とする対象において行う方法であって、シロシビンの投与の前に、対象が選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)療法レジメンを受けており、a)シロシビンの投与の1~35日前にSSRI療法を中止することと、b)シロシビンの投与の少なくとも1~35日前から少なくとも1日に1回、対象に1つ以上のベンゾジアゼピンを投与することと、対象にシロシビンを投与することとを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は用量調整期間中に中止され、用量調整期間中に、SSRIの用量は維持用量から中止まで低減される。
いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、SSRI用量調整期間中に投与される。
いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、SSRIの中止後に投与される。
いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、SSRI用量調整期間前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は即時に中止され、SSRIの即時中止は用量調整期間を含まない。
いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、SSRI療法の中止後に投与される。
いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、SSRI療法の中止前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~28日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~21日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~14日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~7日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~28日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~14日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~7日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~35日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~28日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~14日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~7日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~35日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~28日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~21日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~14日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~7日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~35日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~28日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~21日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~14日前に投与される。
いくつかの実施形態において、SSRI療法は、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の1~7日前に投与される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、3~4日ごとに少なくとも約10%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、3~4日ごとに少なくとも約25%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、3~4日ごとに少なくとも約50%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、1週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、1週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、1週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、2週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、2週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、2週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、シロシビンの投与の1週間~16週間前に開始する。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、シロシビンの投与の1週間~12週間前に開始する。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、シロシビンの投与の1週間~8週間前に開始する。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、シロシビンの投与の1週間~4週間前に開始する。
いくつかの実施形態において、1日のSSRI維持用量は、シロシビンの投与の1週間~2週間前に開始する。
いくつかの実施形態において、SSRIは、シロシビンの投与の14日前に中止される。
いくつかの実施形態において、SSRI用量調整期間は、a)対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、対象の維持用量の60~90%の1つ以上のSSRIを投与することと、b)シロシビンの投与の14~20日前に、対象の維持用量の40~60%の1つ以上のSSRIを投与することと、c)シロシビンの投与の7~13日前に、対象の維持用量の25~40%の1つ以上のSSRIを投与することと、d)シロシビンの投与の1~6日前に、対象の維持用量の5~25%の1つ以上のSSRIを患者に投与することとを含む。
いくつかの実施形態において、SSRI用量調整期間は、a)対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、対象の維持用量の60~90%の1つ以上のSSRIを投与することと、b)シロシビンの投与の14~20日前に、対象の維持用量の30~60%の1つ以上のSSRIを投与することと、c)シロシビンの投与の7~13日前に、対象の維持用量の5~30%の1つ以上のSSRIを投与することと、d)シロシビンの投与の6日前に、SSRI療法を中止することとを含む。
いくつかの実施形態において、SSRIは、シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリン、フルボキサミン、フルオキセチン、及びこれらの組合せからなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンは、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、及びこれらの組合せからなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、SSRI休薬の少なくとも1つの副作用は、本開示の方法に従って治療した後に低減される。
いくつかの実施形態において、SSRI休薬の少なくとも1つの副作用は、頭痛、無力症、インフルエンザ症候群、発熱、血管拡張、吐き気、下痢、食欲不振、口渇、消化不良、便秘、鼓腸、嘔吐、体重減少、不眠、神経過敏、不安、傾眠、めまい、振戦、性欲減退、思考異常、発汗、発疹、そう痒、視覚異常、消化不良、腹痛、疲労、関節痛、筋肉痛、傾眠、激越、月経困難、性欲減退、あくび、上気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、射精障害、射精遅延、インポテンツ、気分不快、過敏性、激越、めまい、感覚障害(例えば、電気ショックなどの感覚異常)、錯乱、嗜眠、情緒不安定、及び軽躁状態からなる群より選択される。
これら及び他の実施形態は、以下に記載する発明を実施するための形態で、より詳細に取り上げる。
シロシビンの番号付きの構造式である。
多形体A(GM764B)のXRPDディフラクトグラムである。
多形体A’(JCCA2160F)のXRPDディフラクトグラムである。
多形体B(JCCA2160-F-TM2)のXRPDディフラクトグラムである。
水和物A(JCCA2157E)のXRPDディフラクトグラムである。
エタノール溶媒和物(JCCA2158D)のXRPDディフラクトグラムである。
プロセス開発中に得られた生成物(CB646-E)のXRPDディフラクトグラム(上)を、多形体A’(JCCA2160F)(中)及び多形体B(JCCA2160-TM2)(下)のディフラクトグラムと比較して示している。
多形体A(GM764B)のDSC及びTGAサーモグラフである。
多形体A’(JCCA2160F)のDSC及びTGAサーモグラフである。
多形体B(GM748A)のDSCサーモグラフである。
水和物A(JCCA2157E)のDSC及びTGAサーモグラフである。
エタノール溶媒和物(JCCA2158D)のDSC及びTGAサーモグラフである。
水ベースシステムにおける形態の相互関係を示す形態状態図である。
シロシビンの1H NMRスペクトルである。
シロシビンの13C NMRスペクトルである。
シロシビンのFT-IRスペクトルである。
シロシビンの質量スペクトルである。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対するethovision活動量に及ぼす効果を5分間隔で示している。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対するethovision活動量に及ぼす効果を15分間隔で示している。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対する合計ethovision活動量に及ぼす効果を示している。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対する頭部攣縮応答に及ぼす効果を5分間隔で示している。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対する頭部攣縮応答に及ぼす効果を15分間隔で示している。
ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対する総頭部攣縮応答に及ぼす効果を示している。
慢性的ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンに対する頭部攣縮応答に及ぼす効果を5分間隔で示している。
慢性的ベンゾジアゼピン前処置が総頭部攣縮応答に及ぼす効果を示している。
マウス前頭皮質において、0.2nMの[H]MDL-100,907結合の阻害によって定量される慢性的ジアゼパム処置(1.25mg/kg腹腔内、BIDで14日間)が5HT2A受容体密度(Bmax)に及ぼす効果を示している。
別段の定義がない限り、本明細書で使用する全ての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有するものとする。発明を実施するための形態で使用する用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、こうした用語が限定的であるようには意図されていない。
単数形の「a」、「an」、及び「the」は、文脈による別段の明確な指示がない限り、複数形も含むことが意図されている。
さらに、「約」という用語は、測定可能な値(例えば、用量、時間、温度など)に言及する際に本明細書で使用する場合、指定された量の±20%、±10%、±5%、±1%、±0.5%、またはさらには±0.1%の変動を包含することを意味する。
本明細書で使用する場合、明細書及び実施形態における「及び/または」という表現は、そのように接続された要素の「いずれかまたは両方」を意味するもの、すなわち、ある場合には接続的に存在し他の場合には分離的に存在する要素と理解するものとする。「及び/または」を用いて挙げられた複数の要素は、同じ様式で、すなわちそのように接続された要素の「1つ以上」と解釈するものとする。「及び/または」節により明確に特定された要素以外の他の要素は、この明確に特定された要素に関連するしないにかかわらず、必要に応じて存在することができる。したがって、非限定的な例として、「含む(comprising)」などの制限のない語とともに使用する場合の「A及び/またはB」への言及は、ある実施形態ではAのみ(必要に応じてB以外の要素を含む)を指し、別の実施形態ではBのみ(必要に応じてA以外の要素を含む)を指し、また別の実施形態ではA及びBの両方(必要に応じて他の要素を含む)を指す、などの可能性がある。
本明細書で使用する場合、明細書及び実施形態における「または」は、上記で定義された「及び/または」と同じ意味を有するように理解するものとする。例えば、一覧内で項目を区切る場合、「または」または「及び/または」は、包括的であると解釈するものとする。すなわち、複数の要素または要素の一覧のうちの少なくとも1つ、さらに2つ以上、そして必要に応じて、一覧にないさらなる項目も含むように解釈するものとする。例えば、「~のうちのただ1つ」もしくは「~のうちのちょうど1つ」、または実施形態で使用する場合は「~からなる(consisting of)」のような、明確に反対のことを示す用語のみが、複数の要素または要素の一覧のうちのちょうど1つの要素の包含を指すことになる。概して、本明細書で使用する場合、「または」という用語は、「いずれか」「~のうちの1つ」「~のうちのただ1つ」などの排他的な用語が先行する場合にのみ、排他的な選択肢を示すように解釈するものとする。「本質的に~からなる(consisting essentially of)」は、実施形態で使用する場合、特許法の分野で使用される通常の意味を有するものとする。
本明細書で使用する場合、明細書及び実施形態における1つ以上の要素の一覧に関する「少なくとも1つ」という表現は、要素の一覧内の任意の1つ以上から選択される少なくとも1つの要素を意味するものと理解すべきであるが、必ずしも、要素の一覧内に具体的に挙げられたあらゆる要素のうちの少なくとも1つを含むとは限らず、また要素の一覧内における要素の任意の組合せを排除しない。また、この定義は、「少なくとも1つ」という表現が意味する要素の一覧内で具体的に特定された要素以外の要素が、具体的に特定された要素に関連するしないにかかわらず、必要に応じて存在し得ることも許容する。したがって、非限定的な例として、「A及びBのうちの少なくとも1つ」(または同等のものとして「AまたはBのうちの少なくとも1つ」、または同等のものとして「A及び/またはBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施形態では少なくとも1つの(必要に応じて2つ以上を含む)A、ただしBは存在しない(必要に応じてB以外の要素を含む)ことを意味する場合もあれば、別の実施形態では少なくとも1つの(必要に応じて2つ以上を含む)B、ただしAは存在しない(必要に応じてA以外の要素を含む)ことを意味する場合もあれば、また別の実施形態では少なくとも1つの(必要に応じて2つ以上を含む)A及び少なくとも1つの(必要に応じて2つ以上を含む)B(必要に応じて他の要素を含む)を意味する場合もあれば、その他の場合もある。
文脈による別段の指示がない限り、本明細書に記載の様々な特徴は、任意の組合せで使用してもよいことが明確に意図されている。
本明細書で使用する場合、「低減する」、「減少する」、「軽減する」、及び同様の用語は、少なくとも約10%、約15%、約20%、約25%、約35%、約50%、約75%、約80%、約85%、約90%、約95%、約97%、またはそれ以上の減少を意味する。
本明細書で使用する場合、「改善する」、「増加する」、「強化する」、及び同様の用語は、少なくとも約10%、約15%、約20%、約25%、約50%、約75%、約100%、約150%、約200%、約300%、約400%、約500%、またはそれ以上の増加を示す。
特定の数値に言及した場合、文脈による明確な別段の定めがない限り、少なくともその特定の数値を含む。値の範囲が表現されている場合、別の実施形態は、一方の特定の値から、及び/または他方の特定の値までを含む。さらに、範囲で述べられた値に言及した場合、その範囲内のあらゆる値を含む。全ての範囲は両端値を含み、組合せ可能である。
本明細書で使用する場合、XRPDディフラクトグラムピークに関して「実質的に存在しない」とは、ディフラクトグラムに存在する参照ピークと比較した相対強度が、参照ピークの強度の約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、もしくは約1%未満であるか、またはピークが検出不可能であることを意味する。
XRPDディフラクトグラム及びXRPDピーク位置は、Cu Kα放射線を用いて取得することができる。
DSCサーモグラム及びTGAサーモグラムは、20℃/分の加熱速度で取得することができる。
本明細書に記載の全ての疾患及び障害は、アメリカ精神医学会が発行するDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(DSM-5)に記載の通りに定義されている。
本明細書で使用する場合、「治療する」及び同様の用語は、1つ以上の症状の重症度及び/または頻度を低減すること、1つ以上の症状及び/または当該症状の根底にある原因を排除すること、1つ以上の症状及び/またはその根底にある原因の頻度または可能性を低減すること、疾患及び/または障害の進行を遅延、予防、及び/または緩徐化すること、ならびに疾患及び/または障害によって直接的または間接的に引き起こされる損傷を改善または修復することを指す。
本明細書で使用する場合、「治療有効用量」とは、意図された治療目的(例えば、患者における疾患または障害の徴候または症状の軽減)を達成するのに十分な用量を指す。
本明細書で使用する場合、「精神療法支援」は、限定されるものではないが、医療現場で使用される任意の好適な精神療法技法を含む。(Duncan,Hubble & Miller,2004)。概して、精神療法とは、精神的もしくは感情的な障害または関連する症状を、医学的、身体的、または医薬的な手段ではなく心理的な手段によって治療することを指す。
「用量調整期間」という用語は、AD(例えば、SSRI)及び/またはベンゾジアゼピンの維持用量を投与してから、AD(例えば、SSRI)及び/またはベンゾジアゼピンの開始用量を投与するか、あるいはAD(例えば、SSRI)及び/またはベンゾジアゼピンを中止するまでの時間の長さを指す。「AD用量調整期間」という用語は、患者の維持用量のADを投与してから、患者の最低用量のADを投与するか、またはADを中止するまでの時間の長さを指す。AD用量調整期間(ADTP)の1日目とは、患者の維持用量のADの最終投与の翌日を指す。「SSRI用量調整期間」という用語は、患者の維持用量のSSRIを投与してから、患者の最低用量のSSRIを投与するか、またはSSRIを中止するまでの時間の長さを指す。SSRI用量調整期間(STP)の1日目とは、患者の維持用量のSSRIを最後に投与した翌日を指す。ベンゾジアゼピン用量調整期間(BTP)の1日目とは、ベンゾジアゼピンを投与する最初の日を指す。いくつかの実施形態において、AD(例えば、SSRI)用量調整期間の1日目(ADTP 1日目)は、用量調整(低)用量のADまたはADなしの最初の日であり、ベンゾ用量調整期間の1日目(BTP 1日目)は、ベンゾジアゼピン投与の最初の日である。いくつかの実施形態において、BTP 1日目及びADTP 1日目は同じ日である。いくつかの実施形態において、BTP 1日目は、ADTP 1日目の前である。いくつかの実施形態において、BTP 1日目は、ADTP 1日目の後である。
「維持期間」という用語は、患者が、治療薬の維持用量、例えば、ベンゾジアゼピンまたはAD(例えば、SSRI)の維持用量を投与される期間を指す。例えば、AD(例えば、SSRI)維持期間とは、患者がAD(例えば、SSRI)の維持用量を投与される期間を指す。
「開始用量」という用語は、患者に投与されるベンゾジアゼピンまたはSSRIの初回用量を指す。
「維持用量」という用語は、患者が継続的(例えば2週間以上)に投与されるベンゾジアゼピンまたはAD(例えばSSRI)の用量を指す。
「低減された用量」という用語は、維持用量より少ないAD(例えば、SSRI)またはベンゾジアゼピンの用量を指す。
シロシビン
本明細書で提供する組成物及び方法は、シロシビンを含む。シロシビンの番号付きの構造式は、図1に示されている。シロシビンの新規の多形体及び水和物、ならびにその調製及び製剤は、PCT/IB2018/057811(WO2019/073379として公開)に開示されており、当該文献は、参照により全体として本明細書に援用される。PCT/IB2018/057811は、多数の製剤と、例えば、その吸湿性及び不十分な流動特性に起因するシロシビンの製剤化の課題とについて開示している。また、PCT/IB2018/057811は、制御された水性結晶化プロセスの重要性についても開示している。シロシビンの合成、特性評価、及び製剤に関するさらなる詳細については、PCT/IB2018/057811に示されている。
いくつかの実施形態において、シロシビンは、本明細書に記載のような多形体Aまたは多形体A’の形態の結晶性シロシビンを含み、結晶性シロシビンは、XRPDディフラクトグラムにおいて、11.5、12.0、及び14.5°2θ±0.1°2θでピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビンはさらに、XRPDディフラクトグラムの19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで少なくとも1個のピークを示す。例示的なXRPDディフラクトグラムを図2A及び図2Bとして示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビンは、145℃~165℃の第1のオンセット温度及び205℃~220℃の第2のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。例示的なDSCサーモグラムを図3A及び図3Bとして示す。
多形体A
本開示は、以下のうちの1つ以上によって特徴付けられる多形体A形態の結晶性シロシビンを提供する:
(a)XRPDディフラクトグラムの11.5、12.0、14.5、及び17.5°2θ±0.1°2θにおけるピーク
(b)XRPDディフラクトグラムの11.5、12.0、14.5、及び17.5°2θ±0.1°2θにおけるピーク、さらに、19.7、20.4、22.2、24.3、もしくは25.7°2θ±0.1°2θにおける少なくとも1個のさらなるピークによって特徴付けられること
(c)図2Aで実質的に例示されているようなXRPDディフラクトグラム、または
(d)図3Aで実質的に例示されているような、145℃~165℃の第1のオンセット温度及び205℃~220℃の第2のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象。
いくつかの実施形態において、17.5°2θ±0.1°2θにおけるピークは、14.5°2θ±0.1°2θのピークと比較して少なくとも5%、少なくとも6%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも9%、または少なくとも10%の相対強度を有する。
いくつかの実施形態において、多形体Aの結晶性シロシビンは、表1に挙げられたピークのうちの少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、もしくは17個を有するか、または表1に挙げられたピークの約±0.1°2θ以内の同等のピークを有するXRPDディフラクトグラムを示す。多形体Aは、多形体A’には実質的に存在しない17.5°2θ±0.1°2θにおけるピークを示す。
Figure 2023546238000002
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、11.5、12.0、14.5、及び17.5°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも1個の追加のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも2個の追加のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも3個の追加のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、図2Aに示されるXRPDディフラクトグラムと実質的に同じXRPDディフラクトグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、14.5及び17.5°2θ±0.1°2θにおけるXRPDディフラクトグラムピークによって特徴付けられ、17.5°2θにおけるピークは、14.5°2θにおけるピークの強度の少なくとも約5%、少なくとも約6%、少なくとも約7%、少なくとも約8%、少なくとも約9%、または少なくとも約10%の強度を有する。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、10.1-におけるピークを示さず、すなわち、10.1におけるピークが存在しないか、または実質的に存在しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、8.9±0.1、12.6±0.1、及び13.8±0.1°2θにおけるピークが実質的に存在しないXRPDディフラクトグラムによって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、多形体Aは、11.5±0.1、12.0±0.1、14.5±0.1、及び17.5±0.1°2θにおけるXRPDディフラクトグラムのピークによって特徴付けられ、17.5±0.1°2θにおけるピークは、14.5±0.1°2θのピークと比較して少なくとも5%の相対強度を有し、XRPDディフラクトグラムにおいて、10.1±0.1°2θにおけるピークは実質的に存在しない。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、145℃~165℃(例えば、145℃~160℃、または145℃~155℃)の第1のオンセット温度と、205℃~220℃(例えば、210℃~220℃、210℃~218℃、または210℃~216℃)の第2のオンセット温度とを有する、DSCサーモグラムにおける吸熱現象によって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aはさらに、約145~約165℃、約145~約160℃、または約145~約155℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有する吸熱現象と、約145~約165℃、約145~約160℃、約145~約155℃のオンセット温度を有する吸熱現象とをDSCサーモグラムで示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、図3AのDSCサーモグラムと実質的に同じDSCサーモグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、85℃~105℃のオンセット温度を有する吸熱現象が実質的に存在しないDSCサーモグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、0.5%w/w未満、0.4%w/w未満、0.3%w/w未満、0.2%w/w未満、または0.1%w/w未満の水分含量を示す。結晶性化合物の水分含量は、公知の方法、例えば、カールフィッシャー用量調整によって測定することができる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、周囲温度、例えば約25℃~200℃のTGAサーモグラムにおいて、0.5重量%未満、0.4重量%未満、0.3重量%未満、0.2重量%未満、または0.1重量%未満の損失を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、乾燥減量試験、例えば、70℃で実施される乾燥減量試験において、2重量%未満、1重量%未満、または0.5重量%未満を損失する。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、多形体Aの高純度の結晶形態であり、例えば、乾燥減量試験において、シロシビンは、少なくとも90重量%、少なくとも95重量%、少なくとも99重量%、または少なくとも99.5重量%の結晶性シロシビン多形体Aを含む。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、白色~オフホワイト色の固体である。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは化学的に純粋であり、例えば、シロシビンは、HPLCによる97%、98%、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、1%超、0.5%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCにより測定される不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、31P NMRによる測定において、1重量%超、0.5重量%超、0.4重量%超、0.3重量%、または0.2重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、HPLCによる97%超の化学純度の結晶性シロシビン多形体Aによって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、HPLCによる97%超の化学純度の結晶性シロシビン多形体Aと、31P NMRによる測定におけるリン酸及びHPLCによる測定におけるシロシンを含む1%超の単一の不純物を有しないこととによって特徴付けられる。
多形体A’
本開示は、以下のうちの1つ以上によって特徴付けられる多形体A’形態の結晶性シロシビンを提供する:
(a)XRPDディフラクトグラムの11.5°、12.0°、及び14.5°2θ±0.1°2θにおけるピーク、ただし17.5°2θ±0.1°2θにおけるピークが存在しないか、もしくは実質的に存在しないこと
(b)XRPDディフラクトグラムの11.5、12.0、及び14.5°2θ±0.1°2θにおけるピーク、ただし17.5°2θ±0.1°2θにおけるピークが存在しないか、もしくは実質的に存在せず、さらに19.7、20.4、22.2、24.3、もしくは25.7°2θ±0.1°2θにおける少なくとも1個のさらなるピークによって特徴付けられること
(c)図2Bで実質的に例示されているようなXRPDディフラクトグラム、または
(d)図3Bで実質的に例示されているような、145℃~165℃の第1のオンセット温度と、205℃~220℃の第2のオンセット温度とを有する、DSCサーモグラムにおける吸熱現象。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビンは、結晶性シロシビン多形体A’を含む。結晶性シロシビン 多形体A’は、XRPD ディフラクトグラムの11.5、12.0、及び14.5°2θ±0.1°2θでピークを示すが、17.5°2θ±0.1°2θのピークは存在しないか、または実質的に存在しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’はさらに、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θから選択される1、2、3、4、または5個のピークを示す。多形体A’の例示的なXRPDディフラクトグラムを図2Bとして示す。多形体A’における205~220℃のオンセット温度を有する例示的なDSCサーモグラムを、図3Bとして示す。
いくつかの実施形態において、シロシビン多形体A’は、表2でまとめられているようなXRPDディフラクトグラムを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、表2に挙げられている少なくとも3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、もしくは25個のピークまたは約±0.1°2θ以内の同等のピークを示し、17.5°2θ±0.1°2θのピークは存在しないか、または実質的に存在しない。
Figure 2023546238000003
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、11.5、12.0、及び14.5°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示すが、17.5°2θ±0.1°2θではピークが実質的に存在しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’はさらに、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも1個の追加のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、19.7、20.4、22.2、24.3、または25.7°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも2個の追加のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、10.1°2θ±0.1°2θで出現するピークを示し、それによって多形体Aと区別することができる。またさらなる実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、図2Bに示されるXRPDディフラクトグラムと実質的に同じXRPDディフラクトグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、14.5及び17.5°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示し、17.5°2θにおけるピークの強度は、14.5°2θにおけるピークの強度の5%未満、4%未満、3%未満、2%未満、または1%未満である。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、10.1及び14.5°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示し、10.1°2θにおけるピークの強度は、14.5°2θにおけるピークの強度の少なくとも1%、少なくとも2%、少なくとも3%、または少なくとも4%である。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、145℃~165℃(例えば、145℃~160℃、または145℃~155℃)の第1のオンセット温度と、205℃~220℃(例えば、210℃~220℃、210℃~218℃、または210℃~216℃)の第2のオンセット温度とを有する、DSCサーモグラムにおける吸熱現象によって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象によって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、約145~約165℃、約145~約160℃、または約145~約155℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有する吸熱現象と、約145~約165℃、約145~約160℃、または約145~約155℃のオンセット温度を有する吸熱現象とをDSCサーモグラムで示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、図3BのDSCサーモグラムと実質的に同じDSCサーモグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、0.5%w/w未満、0.4%w/w未満、0.3%w/w未満、0.2%w/w未満、または0.1%w/w未満の水分含量を示す。結晶性化合物の水分含量を測定するための方法は公知であり、例えば、カールフィッシャー用量調整がある。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、周囲温度、例えば25℃~200℃のTGAサーモグラムにおいて、0.5重量%未満、0.4重量%未満、0.3重量%未満、0.2重量%未満、0.1重量%未満の損失を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、乾燥減量試験において、2重量%未満、1重量%未満、または0.5重量%未満を損失する。いくつかの実施形態において、乾燥減量試験は、70℃で実施される。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、多形体A’の高純度の結晶形態である。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビンは、少なくとも90重量%、95重量%、99重量%、または99.5重量%の多形体A’を含む。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aは、白色~オフホワイト色の固体である。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は化学的に純粋であり、例えば、シロシビンは、HPLCによる97%超、98%超、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、1%超または0.5%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCによる測定における不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、例えば、HPLCによる測定において、1面積%超、または0.5面積%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、HPLCによる測定において、1面積%超または0.5面積%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、31P NMRによる測定において、1重量%超または0.5重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は化学的に純粋であり、例えば、シロシビンは、HPLCによる97%、98%、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、1%超、0.5%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCにより測定される不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、31P NMRによる測定において、1重量%超、0.5重量%超、0.4重量%超、0.3重量%、または0.2重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体A’は、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。
高純度の結晶性シロシビン、多形体Aまたは多形体A’における例示的なXRPDディフラクトグラムを、図2A及び図2Bに示す。高純度の結晶性シロシビン、多形体Aまたは多形体A’における例示的なDSCサーモグラフを、図2A及び図2Bに示す。
多形体A(その同型構造である多形体A’を含む)(図2A及び図2B)は、多形体B(図2C)、水和物A(図2D)、及びエタノール溶媒和物(図2E:溶媒和物A)とは異なっており、いくつかの異なる形態間の関係が図4に図示されている。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、白色~オフホワイト色の固体であり、及び/またはHPLCによる97%、98%、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、1%超、0.5%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCにより測定される不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、31P NMRによる測定において、1重量%超、0.5重量%超、0.4重量%超、0.3重量%超、または0.2重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’は、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。
多形体AまたはA’を加熱すると、結果として多形体Aまたは多形体A’から多形体Bへの固体-固体転移に対応する約150℃のオンセット温度を有する吸熱現象が生じる。得られた固体、すなわち多形体Bを継続的に加熱すると、結果として205~220℃のオンセット温度を有する融点に対応する第2の吸熱現象が生じる(図3A及び図3Bを参照)。
水和物A
いくつかの実施形態において、本開示は、シロシビンの結晶形態である水和物Aを提供する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、XRPDディフラクトグラムの8.9、12.6、及び13.8°2θ±0.1°2θでピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、6.5、12.2、19.4、20.4、または20.8°2θ±0.1°2θで少なくとも1、2、3、4、または5個のさらなるピークを示す。例示的なXRPDディフラクトグラムを図2Dとして示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aはさらに、90℃~100℃の第1のオンセット温度、100℃~120℃の第2のオンセット温度、及び210℃~220℃の第3のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。例示的なDSCサーモグラムを図2Dとして示す。
いくつかの実施形態において、シロシビン水和物Aは、表3に挙げられている少なくとも3、4、5、6、7、8、9、もしくは10個のピークまたは約±0.1°2θ以内の同等のピークを含むXRPDディフラクトグラムを示す。
Figure 2023546238000004
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、8.9、12.6、及び13.8°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、6.5、12.2、19.4、20.4、または20.8°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも1個のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、6.5、12.2、19.4、20.4、または20.8°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも2個のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、図2Dに示されるXRPDディフラクトグラムと実質的に同じXRPDディフラクトグラムを示す。いくつかの実施形態において、結晶性水和物Aは、8.9±0.1、13.8±0.1、19.4±0.1、23.1±0.1、及び23.5±0.1°2θにおけるXRPDピークによって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性水和物Aはさらに、6.5±0.1、12.6±0.1、16.2±0.1、20.4±0.1、20.8±0.1、21.5±0.1、及び22.5±0.1°2θにおけるXRPDピークによって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性水和物Aはさらに、5.6±0.1、12.2±0.1、22.3±0.1、及び24.8±0.1°2θにおけるXRPDピークによって特徴付けられる。
ある特定の実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、85℃~105℃(例えば、90℃~100℃、最も好ましくは約96℃)の第1のオンセット温度と、100℃~120℃(例えば、105℃~115℃、最も好ましくは約109℃)の第2のオンセット温度と、205~220℃(例えば、210~220℃、例えば、210~218℃、または例えば、210~216℃、または約216℃)の第3のオンセット温度とを有する、DSCサーモグラムにおける吸熱現象によって特徴付けられる、いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、約85~約105℃または約90~約100℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける吸熱現象を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有する吸熱現象と、約85~約105℃または約90~約100℃のオンセット温度を有する吸熱現象とをDSCサーモグラムで示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、図3DのDSCサーモグラムと実質的に同じDSCサーモグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、約10~約18%、約12~約16%、または約13%の水分含量を示す。結晶性化合物の水分含量を測定するための方法は公知であり、例えば、カールフィッシャー用量調整がある。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、周囲温度の約25℃~120℃で約10~約18%、約12~約16%、または約13%のTGAサーモグラムにおける重量損失を示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは化学的に純粋であり、例えば、シロシビンは、HPLCによる97%、98%、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、1%超、0.5%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCにより測定される不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、31P NMRによる測定において、1重量%超、0.5重量%超、0.4重量%超、0.3重量%、または0.2重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、HPLCによる97%超の化学純度の結晶性シロシビン水和物Aによって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、HPLCによる97%超の化学純度の結晶性シロシビン水和物Aと、31P NMRによる測定におけるリン酸及びHPLCによる測定におけるシロシンを含む1%超の単一の不純物を有しないこととによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン水和物Aは、水和物Aの高純度の結晶形態であり、いくつかの実施形態において、結晶性シロシビンは、少なくとも90重量%、少なくとも95重量%、少なくとも99重量%、または少なくとも99.5重量%の水和物Aを含む。
多形体B
いくつかの実施形態において、本開示は、シロシビンの結晶形態である多形体Bを提供する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、XRPDディフラクトグラムの11.1、11.8、及び14.3°2θ±0.1°2θでピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、XRPDディフラクトグラムの14.9、15.4、19.3、20.0、または20.6°2θ±0.1°2θで少なくとも1、2、3、4または5個のピークを示す。結晶性シロシビン多形体Bの例示的なXRPDディフラクトグラムを図2Cとして示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、約205~約220℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける単一の吸熱現象を示す。結晶性シロシビン多形体Bの例示的なDSCサーモグラムを図3Cとして示す。
いくつかの実施形態において、シロシビン多形体Bは、表4に挙げられている少なくとも3、4、5、6、7、8、9、もしくは10個のピークまたは約±0.1°2θ以内の同等のピークを含むXRPDディフラクトグラムを示す。
Figure 2023546238000005
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、11.1、11.8、及び14.3°2θ±0.1°2θでXRPDディフラクトグラムピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、14.9、15.4、19.3、20.0、または20.6°2θ±0.1°2θで少なくとも1個のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、14.9、15.4、19.3、20.0、または20.6°2θ±0.1°2θで出現する少なくとも2個のピークを示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、図12Cに示されるXRPDディフラクトグラムと実質的に同じXRPDディフラクトグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、約205~約220℃、約210~約220℃、約210~約218℃、または約210~約216℃のオンセット温度を有するDSCサーモグラムにおける単一の吸熱現象によって特徴付けられる。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、図3CのDSCサーモグラムと実質的に同じDSCサーモグラムを示す。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、0.5%w/w未満、0.4%w/w未満、0.3%w/w未満、0.2%w/w未満、または0.1%w/w未満の水分含量を示す。結晶性化合物の水分含量を測定するための方法は公知であり、例えば、カールフィッシャー用量調整がある。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、周囲温度の約25℃~200℃のTGAサーモグラムにおいて、0.5重量%未満、0.4重量%未満、0.3重量%未満、0.2重量%未満、または0.1重量%未満の損失を示す。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、乾燥減量試験において、2重量%未満、1重量%未満、または0.5重量%未満の損失を示す。いくつかの実施形態において、乾燥減量試験は、70℃で実施される。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、多形体Bの高純度の結晶形態であり、例えば、シロシビンは、少なくとも90重量%、少なくとも95%、少なくとも99%、または少なくとも99.5%の多形体Bを含む。
いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは化学的に純粋であり、例えば、シロシビンは、HPLCによる97%、98%、または99%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、1%超、0.5%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物、例えば、31P NMRによる測定における不純物リン酸、またはHPLCにより測定される不純物シロシンを有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、HPLCによる97面積%超、98面積%超、または99面積%超の化学純度を有する。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超の単一の不純物を有しない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、HPLCによる測定において、1面積%超、0.5面積%超、0.4%超、0.3%超、または0.2%超のレベルでシロシンを含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、31P NMRによる測定において、1重量%超、0.5重量%超、0.4重量%超、0.3重量%、または0.2重量%超のレベルでリン酸を含まない。いくつかの実施形態において、結晶性シロシビン多形体Bは、少なくとも95重量%、少なくとも96重量%、または少なくとも98重量%の化学アッセイを有する。
いくつかの実施形態において、本開示の多形体AまたはA’形態のシロシビンは、表5で例示する一般的な特性を有する。
Figure 2023546238000006
いくつかの実施形態において、シロシビンは、表6で示し、図5~8のスペクトルで例示するようなスペクトルに適合する。
Figure 2023546238000007
代替的に及び独立して、結晶性シロシビンは、水和物Aまたは多形体Bの形態をとることができる。
いくつかの実施形態において、本開示は、医薬に使用するための多形体Aまたは多形体A’の形態の結晶性シロシビンを提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、医薬に使用するための結晶性シロシビン多形体Aを提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、医薬に使用するための結晶性シロシビン多形体A’を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、医薬に使用するための高純度の結晶性シロシビン多形体Aを提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、医薬に使用するための高純度の結晶性シロシビン多形体A’を提供する。代替的に及び独立して、結晶性シロシビンは、水和物Aまたは多形体Bの形態をとることができる。
いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、多形体Aまたは多形体A’の形態の結晶性シロシビンを提供する。代替的に及び独立して、結晶性シロシビンは、水和物Aまたは多形体Bの形態をとることができる。
いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、結晶性シロシビン多形体Aまたは多形体A’を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、結晶性シロシビン、多形体Aまたは多形体A’を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、結晶性シロシビン多形体Aを提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、結晶性シロシビン多形体A’を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、高純度の結晶性シロシビン多形体Aを提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、治療を必要とする患者の治療に使用するための、高純度の結晶性シロシビン多形体A’を提供する。
医薬組成物及び製剤
いくつかの実施形態において、本開示は、結晶性シロシビンと、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬組成物を提供する。
いくつかの実施形態において、本開示は、高純度のシロシビンと、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、結晶性シロシビン多形体Aと、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、結晶性シロシビン多形体A’と、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、高純度の結晶性シロシビン、多形体Aまたは多形体A’と、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、高純度の結晶性シロシビン多形体Aと、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。いくつかの実施形態において、本開示は、高純度の結晶性シロシビン多形体A’と、1つ以上の医薬的に許容される担体または賦形剤とを含む、医薬製剤を提供する。
経口用製剤のための好ましい医薬賦形剤としては、希釈剤、例えば、微結晶性セルロース、デンプン、マンニトール、無水リン酸水素カルシウム、または二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、微結晶性セルロース、及びタルクの共混合物;崩壊剤、例えば、デンプングリコール酸ナトリウムまたはクロスカルメロースナトリウム;結合剤、例えば、ポビドン、コポビドン、またはヒドロキシルプロピルセルロース;滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウムまたはフマル酸ステアリルナトリウム;流動化剤、例えば、コロイド状二酸化ケイ素;ならびにフィルムコート、例えば、Opadry II(白色)またはPVAベースのOpadry II(褐色)が挙げられる。
いくつかの実施形態において、医薬製剤は非経口用剤形である。いくつかの実施形態において、医薬製剤は経口用剤形である。いくつかの実施形態において、医薬組成物は錠剤を含む。いくつかの実施形態において、医薬組成物はカプセル剤を含む。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は機能性充填剤を含む。機能性充填剤は、ケイ化充填剤(例えば、限定されるものではないが、ケイ化微結晶性セルロース(SMCC))であってもよい。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、約45~150ミクロンの粒径範囲を有するSMCCの高コンパクト性グレードを含む。異なる粒径範囲を有する2つの機能性充填剤の混合物は、この2つの重量パーセントがより大きなサイズの粒子を優先するように使用することができる。
いくつかの実施形態において、ケイ化微結晶性充填剤は、充填剤の最大30重量%、最大20重量%、最大15重量%、またはそれ以下の量の約45~80ミクロンの粒径範囲を有する第1の充填剤と、充填剤の最大70重量%、最大80重量%、最大85重量%、またはそれ以上の量の約90~150ミクロンの粒径範囲を有する第2の充填剤とを含むことができる。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は、約45~80ミクロンの粒径範囲のケイ化微結晶性セルロース(SMCC 50)(例えば、Prosolv 50)、約90~150ミクロンの粒径範囲のケイ化微結晶性セルロース(SMCC 90)(例えば、Prosolv 90)、またはこれらの混合物を含むことができる。他の実施形態において、経口用剤形は、SMCC 50及びSMCC 90を含むことができる。他の実施形態において、経口用剤形は、SMCC 50とSMCC 90との比が1:5~1:8wt%であるSMCC 50及びSMCC 90を含むことができる。さらに他の実施形態において、SMCC 50とSMCC 90との比は、1:5~1:7、1:6~1:7、1:6~1:8、または1.7~1.8である。さらに他の実施形態において、SMCC 50とSMCC 90との比は、1:6、1:6.1、1:6.2、1:6.3、1:6.4、1:6.5、1:6.6、1:6.7、1:6.8、1:6.9、または1:7である。製剤はさらに、崩壊剤(限定されるものではないが、デンプングリコール酸ナトリウムを含む)、流動化剤(限定されるものではないが、コロイド状二酸化ケイ素を含む)、及び滑沢剤(限定されるものではないが、フマル酸ステアリルナトリウムを含む)を含むか、またはこれらから本質的になることができる。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は、3%(wt)以下、2%以下、または1%以下で崩壊剤(例えば、デンプングリコール酸ナトリウム)を含むことができる。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は、5mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約1%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、5mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%~1.0%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、5mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%である。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は、10mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約1%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、10mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%~1.0%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、10mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%である。
いくつかの実施形態において、経口用剤形は、25mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約1%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、25mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%~1.0%である。いくつかの実施形態において、経口用剤形は、25mgのシロシビンと、SMCC 50と、SMCC 90とを含み、SMCC 50とSMCC 90との比は1:6.4であり、デンプングリコール酸ナトリウムは約0.5%である。
いくつかの実施形態において、錠剤またはカプセル剤は1つ以上の賦形剤を含む。非限定的な賦形剤の例示としては、微結晶性セルロース及びデンプンが挙げられ、限定されるものではないが、ケイ化微結晶性セルロースが含まれる。
製剤は、本明細書で開示する多形体だけでなく、任意の形態のシロシビンを含むことができることに留意されたい。
本明細書で使用する場合、シロシビンの経口用量は以下のように分類される:「超低用量」(約0.045mg/kg以下)、「低用量」(約0.115~約0.125mg/kg)、「中用量」(約0.115~約0.260mg/kg)、「高用量」(約0.315mg/kg以上)。Studerus et al(2011)J Psychopharmacol 25(11)1434-1452を参照。
いくつかの実施形態において、シロシビンの製剤化用量は、約0.01mg/kg~約1mg/kgを含む。いくつかの実施形態において、ヒト用量(体重60~80kgの成人の場合)は約0.60mg~約80mgを含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は約2~約50mgの結晶性シロシビンを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、2~40mg、2~10mg、5~30mg、5~15mg、または20~30mgの結晶性シロシビンを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビンを含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~約50mgの結晶性シロシビン多形体Aもしくは多形体A’、またはこれらの混合物を含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、2~40mg、2~10mg、5~30mg、5~15mg、もしくは20~30mgの結晶性シロシビン多形体Aもしくは多形体A’、またはこれらの混合物を含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、もしくは約25mgの結晶性シロシビン多形体Aもしくは多形体A’、またはこれらの混合物を含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~約50mgの結晶性シロシビン多形体Aを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~40mg、約2~10mg、約5~30mg、約5~15mg、または約20~30mgの結晶性シロシビン多形体Aを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビン多形体Aを含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~約50mgの結晶性シロシビン多形体A’を含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、2~40mg、2~10mg、5~30mg、5~15mg、または20~30mgの結晶性シロシビン多形体A’を含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビン多形体A’を含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~約50mgの結晶性シロシビン多形体Bを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~40mg、約2~10mg、約5~30mg、約5~15mg、または約20~30mgの結晶性シロシビン多形体Bを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビン多形体Bを含む。
いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~約50mgの結晶性シロシビン水和物Aを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約2~40mg、約2~10mg、約5~30mg、約5~15mg、または約20~30mgの結晶性シロシビン水和物Aを含む。いくつかの実施形態において、製剤化用量は、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビン水和物Aを含む。
シロシビン投与
いくつかの実施形態において、シロシビンは、約0.1mg~約100mg、約1mg~約50mg、または約5mg~約30mgの用量で患者に投与される。いくつかの実施形態において、シロシビンは、約1mg、約10mg、または約25mgの用量で患者に投与される。
いくつかの実施形態において、成人の経口用量は、約1mg~約40mg、約2~約30mg、または約15~約30mgの結晶性シロシビン、例えば、約1mg、約5mg、約10mg、または約25mgの結晶性シロシビンを含む。いくつかの実施形態において、シロシビンの「マイクロ用量」が患者に投与される。
マイクロ用量は、例えば、約0.05mg~約2.5mgの結晶性シロシビン(例えば、約1.0mg)を含むことができる。マイクロ用量の場合、レジームは、規則的で連続的なレジーム(例えば、毎日投与、隔日投与、または毎週投与)を含むことができる。このような投与には、精神療法支援が存在しないことがある。
シロシビンは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10回患者に投与されてもよい。いくつかの実施形態において、シロシビンは、少なくとも1回患者に投与される。いくつかの実施形態において、シロシビンは、少なくとも2回患者に投与される。いくつかの実施形態において、シロシビンは、複数回患者に投与される。
いくつかの実施形態において、シロシビンは、複数回(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、または10回)、治療的に有効な間隔で患者に投与される。いくつかの実施形態において、治療的に有効な間隔は、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、または約12週間とすることができる。いくつかの実施形態において、治療的に有効な間隔は、約1か月、約3か月、約6か月、または約12か月とすることができる。いくつかの実施形態において、同じ用量のシロシビンが、各投与の間に患者に投与される。いくつかの実施形態において、異なる用量のシロシビンが、各投与の間に患者に投与される。いくつかの実施形態において、患者に投与されるシロシビンの用量は、経時的に増加する。いくつかの実施形態において、患者に投与されるシロシビンの用量は、経時的に減少する。
抗うつ剤(例えば、SSRI)
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に抗うつ剤(AD)を投与される。いくつかの実施形態において、ADは、SSRI、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤、三環系抗うつ剤、モノアミンオキシダーゼ阻害剤、ミルタザピン、ブプロピオン、ラモトリギン、及び非定型抗精神病剤から選択される。いくつかの実施形態において、抗うつ剤はSSRIである。いくつかの実施形態において、SSRIは、シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリン、フルボキサミン、フルオキセチン、ダポキセチン、インダルピン、ジメリジン、アラプロクラート、セントプロパジン、セリクラミン、フェモキセチン、イフォキセチン、オミロキセチン、パヌラミン、ピランダミン、セプロキセチン、またはこれらの組合せである。いくつかの実施形態において、SSRIは、シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリン、フルボキサミン、フルオキセチン、またはこれらの組合せである。いくつかの実施形態において、ADは三環系ADである。いくつかの実施形態において、三環系ADは、アミトリプチリン、イミプラミン、及びノルトリプチリンからなる群より選択される。いくつかの実施形態において、ADはセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤である。いくつかの実施形態において、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤は、ベンラファキシン及びデュロキセチンからなる群より選択される。いくつかの実施形態において、ADはモノアミンオキシダーゼ阻害剤である。いくつかの実施形態において、モノアミンオキシダーゼ阻害剤は、フェネルジン及びトラニルシプロミンからなる群より選択される。いくつかの実施形態において、ADは非定型抗精神病剤である。いくつかの実施形態において、非定型抗精神病剤は、ミアンセリン、ルラシドン、アリピプラゾール、リスペリドン、オランザピン、クエチアピン、ジプラシドン、クロザピン、イロペリドン、パリペリドン、アセナピン、及びオランザピン/フルオキセチンからなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、ADは、以下の群から選択される:アミトリプチリン、アモキサピン、クロミプラミン、デシプラミン、ドスレピン、ドキセピン、イミプラミン、ロフェプラミン、ノルトリプチリン、プロトリプチリン、チアネプチン、トリミプラミン、イソカルボキサジド、フェネルジン、トラニルシプロミン、モクロベミド、セレギリン、マプロチリン、ミアンセリン、ミルタザピン、ネファザドン(nefazadone)、トラゾドン、ビラゾドン、ボルチオキセチン、ブプロピオン、アゴメラチン、フルペンチキソール、ケタミン、及びこれらの混合物。
本明細書に記載の諸実施形態において、SSRIの用量及び用量低減の方法について言及が行われる。ただし、本開示は、本明細書に記載の任意のADについて、開示された用量及び用量低減の方法を企図している。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、ADが慢性的に投与される。いくつかの実施形態において、ADの慢性投与は、ADの少なくとも2週間(例えば、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも9週間、少なくとも10週間、少なくとも11週間、少なくとも12週間、少なくとも3か月、少なくとも4か月、少なくとも5か月、少なくとも6か月、少なくとも7か月、少なくとも8か月、少なくとも9か月、少なくとも10か月、少なくとも11か月、少なくとも12か月、またはそれ以上)の投与である。いくつかの実施形態において、ADの慢性投与は、ADの少なくとも6週間(例えば、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも9週間、少なくとも10週間、少なくとも11週間、少なくとも12週間、少なくとも3か月、少なくとも4か月、少なくとも5か月、少なくとも6か月、少なくとも7か月、少なくとも8か月、少なくとも9か月、少なくとも10か月、少なくとも11か月、少なくとも12か月、またはそれ以上)の投与である。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、約10mg/日~約250mg/日のADの維持用量(その全ての部分範囲及び値を含む)が投与され、例えば、約10mg/日~約20mg/日、約10mg/日~約30mg/日、約10mg/日~約50mg/日、約20mg/日~約100mg/日、約20mg/日~約40mg/日、約20mg/日~約80mg/日、約20mg/日~約60mg/日、約10mg/日~約60mg/日、約30mg/日~約60mg/日、約100mg/日~約200mg/日、約10mg/日、約15mg/日、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、約50mg/日、約55mg/日、約60mg/日、約65mg/日、約70mg/日、約75mg/日、約80mg/日、約85mg/日、約90mg/日、約95mg/日、約100mg/日、約105mg/日、約110mg/日、約115mg/日、約120mg/日、約125mg/日、約130mg/日、約135mg/日、約140mg/日、約145mg/日、約150mg/日、約155mg/日、約160mg/日、約165mg/日、約170mg/日、約175mg/日、約180mg/日、約185mg/日、約190mg/日、約195mg/日または約200mg/日のADが投与される。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、1つ以上のADの維持用量が慢性的に投与される。いくつかの実施形態において、この慢性的に投与される維持用量は、本明細書で開示する任意の慢性的投与期間の間(例えば、限定されるものではないが、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、またはそれ以上)投与される、本明細書で開示する任意の維持用量である。
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビン治療の約1~35日前に、低減されたADの用量を投与される。いくつかの実施形態において、低減されたADの用量の投与は、シロシビンの投与の約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日前に行われる。いくつかの実施形態において、低減されたADの用量は、ADの維持用量の約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、または約95%である。
いくつかの実施形態において、ADを必要とする患者へのADの投与は、シロシビン治療の約1~35日前に中止される。いくつかの実施形態において、ADを必要とする患者へのADの投与は、シロシビン治療の約1~21日前に中止される。いくつかの実施形態において、ADの投与を必要とする患者へのADの投与は、シロシビンの投与の約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19日、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、ADの投与を必要とする患者へのADの投与は、シロシビンの投与の約2週間前に中止される。いくつかの実施形態において、ADの投与を必要とする患者へのADの投与は、シロシビンの投与の少なくとも約2週間前に中止される。
いくつかの実施形態において、ADの中止は即時である。例えば、ADを即時に中止する患者は、ある日にはADの維持用量を服用し、翌日にはADを服用しない。
いくつかの実施形態において、ADの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、ADの維持用量の投与からADの中止までの間の時間の長さである。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日、またはそれ以上である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は約1日~約3か月であり、例えば、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、約35日、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約1か月、約2か月、または約3か月である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は約4週間である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は少なくとも約4週間である。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、SSRIが慢性的に投与される。いくつかの実施形態において、SSRIの慢性投与は、SSRIの少なくとも2週間(例えば、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも9週間、少なくとも10週間、少なくとも11週間、少なくとも12週間、少なくとも3か月、少なくとも4か月、少なくとも5か月、少なくとも6か月、少なくとも7か月、少なくとも8か月、少なくとも9か月、少なくとも10か月、少なくとも11か月、少なくとも12か月、またはそれ以上)の投与である。いくつかの実施形態において、SSRIの慢性投与は、SSRIの少なくとも6週間(例えば、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも9週間、少なくとも10週間、少なくとも11週間、少なくとも12週間、少なくとも3か月、少なくとも4か月、少なくとも5か月、少なくとも6か月、少なくとも7か月、少なくとも8か月、少なくとも9か月、少なくとも10か月、少なくとも11か月、少なくとも12か月、またはそれ以上)の投与である。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、約10mg/日~約250mg/日のSSRIの維持用量(その全ての部分範囲及び値を含む)が投与され、例えば、約10mg/日~約20mg/日、約10mg/日~約30mg/日、約10mg/日~約50mg/日、約20mg/日~約100mg/日、約20mg/日~約40mg/日、約20mg/日~約80mg/日、約20mg/日~約60mg/日、約10mg/日~約60mg/日、約30mg/日~約60mg/日、約100mg/日~約200mg/日、約10mg/日、約15mg/日、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、約50mg/日、約55mg/日、約60mg/日、約65mg/日、約70mg/日、約75mg/日、約80mg/日、約85mg/日、約90mg/日、約95mg/日、約100mg/日、約105mg/日、約110mg/日、約115mg/日、約120mg/日、約125mg/日、約130mg/日、約135mg/日、約140mg/日、約145mg/日、約150mg/日、約155mg/日、約160mg/日、約165mg/日、約170mg/日、約175mg/日、約180mg/日、約185mg/日、約190mg/日、約195mg/日または約200mg/日のSSRIが投与される。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、1つ以上のSSRIの維持用量が慢性的に投与される。いくつかの実施形態において、この慢性的に投与される維持用量は、本明細書で開示する任意の慢性的投与期間の間(例えば、限定されるものではないが、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、またはそれ以上)投与される、本明細書で開示する任意の維持用量である。
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビン治療の約1~35日前に、低減されたSSRIの用量を投与される。いくつかの実施形態において、低減されたSSRIの用量の投与は、シロシビンの投与の約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日前に行われる。いくつかの実施形態において、低減されたSSRIの用量は、SSRIの維持用量の約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、約80%、約85%、約90%、または約95%である。
いくつかの実施形態において、SSRIの投与を必要とする患者へのSSRIの投与は、シロシビン治療の約1~35日前、約1~21日前、または約1~14日前に中止される。いくつかの実施形態において、SSRIの投与を必要とする患者へのSSRIの投与は、シロシビン治療の約1~13、2~13、3~13、4~13、5~13、6~13、7~13、8~13、9~13、10~13、11~13、12~13、1~12、2~12、3~12、4~12、5~12、6~12、7~12、8~12、9~12、10~12、1~11、2~11、3~11、4~11、5~11、6~11、7~11、8~11、9~11、10~11、1~10、2~10、3~10、4~10、5~10、6~10、7~10、8~10、9~10、1~9、2~9、3~9、4~9、5~9、6~9、7~9、8~9、1~8、2~8、3~8、4~8、5~8、6~8、7~8、1~7、2~7、3~7、4~7、5~7、6~7、1~6、2~6、3~6、4~6、5~6、1~5、2~5、3~5、4~5、1~4、2~4、3~4、1~3、2~3、または1~2日前に中止される。いくつかの実施形態において、SSRIを必要とする患者へのSSRIの投与は、シロシビン治療の約1~14日前に中止される。いくつかの実施形態において、SSRIを必要とする患者へのSSRIの投与は、シロシビン治療の約1~12日前に中止される。いくつかの実施形態において、SSRIの投与を必要とする患者へのSSRIの投与は、シロシビンの投与の約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19日、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日前に中止される。
いくつかの実施形態において、SSRIの中止は即時である。例えば、SSRIを即時に中止する患者は、ある日にはSSRIの維持用量を服用し、翌日にはSSRIを服用しない。
いくつかの実施形態において、SSRIの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、SSRIの維持用量の投与からSSRIの中止までの間の時間の長さである。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、約18、約19、約20、約21、約22、約23、約24、約25、約26、約27、約28、約29、約30、約31、約32、約33、約34、または約35日、またはそれ以上である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は約1日~約3か月であり、例えば、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、約35日、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約1か月、約2か月、または約3か月である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は約4週間である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は少なくとも約4週間である。
フルオキセチン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、フルオキセチン(PROZAC(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの維持用量は、1日当たり約20mg~1日当たり約60mg、例えば、約20mg/日、約30mg/日、約40mg/日、約50mg/日、約60mg/日である。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの維持用量は、1日当たり約20mg~1日当たり約80mg、例えば、約20mg/日、約30mg/日、約40mg/日、約50mg/日、約60mg/日、約70mg/日、または約80mg/日である。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの投与を必要とする患者へのフルオキセチンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの投与を必要とする患者へのフルオキセチンの投与は、シロシビンの投与の少なくとも2週間前に中止される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。
いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、1週間ごと、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約30mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約40mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルオキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
シタロプラム
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与前に、シタロプラム(Celexa(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの維持用量は、約10mg/日~約80mg/日、例えば、約10mg/日、約15mg/日、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、約50mg/日、約55mg/日、約60mg/日、約65mg/日、約70mg/日、約75mg/日、または約80mg/日である。いくつかの実施形態において、シタロプラムの維持用量は、約20mg/日~約40mg/日、例えば、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、または約40mg/日である。
いくつかの実施形態において、シタロプラムの投与を必要とする患者へのシタロプラムの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの中止は即時である。いくつかの実施形態において、シタロプラムの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約30mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約40mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、シタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
エスシタロプラム
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、エスシタロプラムの維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムはエスシタロプラムシュウ酸塩である。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの維持用量は、約10mg/日~約20mg/日、例えば、約10mg/日、約11mg/日、約12mg/日、約13mg/日、約14mg/日、約15mg/日、約16mg/日、約17mg/日、約18mg/日、約19mg/日、または約20mg/日である。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの維持用量は10mg/日である。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの維持用量は20mg/日である。
いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの投与を必要とする患者へのエスシタロプラムの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの中止は即時である。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約2mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約3mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約4mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約6mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約7mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約8mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約9mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、エスシタロプラムの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
パロキセチン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、パロキセチン(PAXIL(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの維持用量は、約20mg/日~約50mg/日、例えば、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、または約50mg/日である。いくつかの実施形態において、パロキセチンの維持用量は約20mg/日である。いくつかの実施形態において、パロキセチンの維持用量は約40mg/日である。
いくつかの実施形態において、パロキセチンの投与を必要とする患者へのパロキセチンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、パロキセチンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約15mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、1週間ごとに患者の維持用量から10mg/日ずつ、患者が20mg/日の用量に達するまで低減され、その時点で、患者はこの用量を1週間継続し、その後治療が中止される。
いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、パロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
セルトラリン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、セルトラリン(ZOLOFT(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、セルトラリンはセルトラリン塩酸塩である。いくつかの実施形態において、セルトラリンの維持用量は、約50mg/日~約200mg/日、例えば、約50mg/日、約62.5mg/日、約75mg/日、約87.5mg/日、約100mg/日、約112.5mg/日、約125mg/日、約137.5mg/日、約150mg/日、約162.5mg/日、約175mg/日、約187.5mg/日、または約200mg/日である。いくつかの実施形態において、セルトラリンの維持用量は、約25mg/日~約200mg/日、例えば、約25mg/日、約37.5mg/日、約50mg/日、約62.5mg/日、約75mg/日、約87.5mg/日、約100mg/日、約112.5mg/日、約125mg/日、約137.5mg/日、約150mg/日、約162.5mg/日、約175mg/日、約187.5mg/日、または約200mg/日である。
いくつかの実施形態において、セルトラリンの投与を必要とする患者へのセルトラリンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、セルトラリンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約12.5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約75mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約100mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約125mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約150mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約175mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約200mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、セルトラリンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
フルボキサミン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、フルボキサミン(Luvox(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンはフルボキサミンマレイン酸塩である。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの維持用量は、約25mg/日~約300mg/日、例えば、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、または約300mg/日である。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの維持用量は、約50mg/日~約300mg/日、例えば、約50mg、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、または約300mg/日である。
いくつかの実施形態において、フルボキサミンの投与を必要とする患者へのフルボキサミンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約12.5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約75mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約100mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約125mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約150mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約175mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約200mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約225mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約250mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、フルボキサミンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
デスベンラファキシン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、デスベンラファキシン(PRISTIQ(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの維持用量は、約20mg/日~約60mg/日、例えば、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、または約50mg/日である。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの維持用量は約20mg/日である。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの維持用量は約40mg/日である。
いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの投与を必要とする患者へのデスベンラファキシンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約15mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、1週間ごとに患者の維持用量から10mg/日ずつ、患者が20mg/日の用量に達するまで低減され、その時点で、患者はこの用量を1週間継続し、その後治療が中止される。
いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デスベンラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
デュロキセチン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、デュロキセチン(CYMBALTA(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの維持用量は、約20mg/日~約60mg/日、例えば、約20mg/日、約25mg/日、約30mg/日、約35mg/日、約40mg/日、約45mg/日、約50mg/日、約55mg/日、または約60mg/日である。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの維持用量は約20mg/日である。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの維持用量は約40mg/日である。
いくつかの実施形態において、デュロキセチンの投与を必要とする患者へのデュロキセチンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約15mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、1週間ごとに患者の維持用量から10mg/日ずつ、患者が20mg/日の用量に達するまで低減され、その時点で、患者はこの用量を1週間継続し、その後治療が中止される。
いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、デュロキセチンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
レボミルナシプラン
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、レボミルナシプラン(FETZIMA(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの維持用量は、約50mg/日~約120mg/日、例えば、約50mg/日、約62.5mg/日、約75mg/日、約87.5mg/日、約100mg/日、約112.5mg/日、または約120mg/日である。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの維持用量は、約25mg/日~約120mg/日、例えば、約25mg/日、約37.5mg/日、約50mg/日、約62.5mg/日、約75mg/日、約87.5mg/日、約100mg/日、約112.5mg/日、または約120mg/日である。
いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの投与を必要とする患者へのレボミルナシプランの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの中止は即時である。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約12.5mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約75mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約60mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約75mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約90mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約105mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約120mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、レボミルナシプランの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
ベンフラファキシン(venflafaxine)
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前に、ベンフラファキシン(EFFEXOR(登録商標))の維持用量を投与される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの維持用量は、約50mg/日~約375mg/日、例えば、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、約300mg/日、約325mg/日、約350mg/日、または約375mg/日である。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの維持用量は、約25mg/日~約375mg/日、例えば、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、約300mg/日、約325mg/日、約350mg/日、または約375mg/日である。
いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの投与を必要とする患者へのベンフラファキシンの投与は、シロシビンの投与の約1日~約35日前に中止される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの中止は即時である。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの中止は用量調整期間中に行われる。いくつかの実施形態において、用量調整期間は、約1週間~約3か月、例えば、約1週間、2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、13週間、14週間、15週間、1か月、2か月、または3か月である。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約75mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約150mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約225mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約185mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約225mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約275mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約325mg/日ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約375mg/日ずつ低減される。
いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%~約75%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約10%~約20%、約10%~約30%、約10%~約40%、約10%~約50%、約10%~約60%、約10%~約70%、約20%~約30%、約20%~約40%、約20%~約50%、約20%~約60%、約20%~約70%、約20%~約75%、約30%~約40%、約30%~約50%、約30%~約60%、約30%~約70%、約30%~約75%、約40%~約50%、約40%~約60%、約40%~約70%、約40%~約75%、約50%~約60%、約50%~約70%、約50%~約75%、約60%~約70%、約60%~約75%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、または約75%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約20%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約25%ずつ低減される。いくつかの実施形態において、ベンフラファキシンの用量は、患者の維持用量から、3日ごと、4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%ずつ低減される。
ベンゾジアゼピン
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、ベンゾジアゼピンが投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンは、アジナゾラム、アルプラゾラム、ベンタゼパム、ブレタゼニル、ブロマゼパム、ブロチゾラム、カマゼパム、クロルジアゼポキシド、シナゼパム、シノラゼパム、クロバザム、クロナゼパム、クロナゾラム、クロラゼプ酸、クロチアゼパム、クロキサゾラム、デロラゼパム、デスクロロエチゾラム、ジアゼパム、ジクラゼパム、エスタゾラム、カルフルゼプ酸エチル、ロフラゼプ酸エチル、エチゾラム、フルアルプラゾラム、フルブロマゼパム、フルブロマゾラム、フルクロチゾラム、フルニトラゼパム、フルニトラゾラム、フルラゼパム、フルタゾラム、フルトプラゼパム、ハラゼパム、ケタゾラム、ロプラゾラム、ロラゼパム、ロルメタゼパム、メクロナゼパム、メダゼパム、メチゾラム、メキサゾラム、ミダゾラム、ニフォキシパム、ニメタゼパム、ニテマゼパム、ニトラゼパム、ニトラゾラム、ノルジアゼパム、ノルフルラゼパム、オキサゼパム、フェナゼパム、ピナゼパム、プラゼパム、プレマゼパム、ピラゾラム、クアゼパム、リルマザホン、テマゼパム、テトラゼパム、トリアゾラム、またはこれらの組合せからなる群より選択される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンは、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、またはこれらの組合せからなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の約1日~約35日前(その間の全ての部分範囲、例えば、シロシビンの投与の約7日~約21日、約14日~約21日、約7日~約14日、約1日~約7日、約1日~約14日、約1日~約35日、約1~約21日、約21日~約35日、約28日~約35日、約21日~約28日、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、または約35日前を含む)に投与される。
いくつかの実施形態において、約0.1mg~約50mg(その全ての部分範囲及び値、例えば、約0.25mg~約1mg、約5mg~約25mg、約0.5mg~約1mg、約10mg~約30mg、約0.1mg、約0.25mg、約0.5mg、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、約25mg、約26mg、約27mg、約28mg、約29mg、約30mg、約31mg、約32mg、約33mg、約34mg、約35mg、約36mg、約37mg、約38mg、約39mg、約40mg、約41mg、約42mg、約43mg、約44mg、約45mg、約46mg、約47mg、約48mg、約49mg、または約50mgを含む)のベンゾジアゼピンの開始用量が、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。
いくつかの実施形態において、約0.1mg~約50mg(その全ての部分範囲及び値、例えば、約0.25mg~約1mg、約5mg~約25mg、約0.5mg~約1mg、約10mg~約30mg、約0.1mg、約0.25mg、約0.5mg、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、約25mg、約26mg、約27mg、約28mg、約29mg、約30mg、約31mg、約32mg、約33mg、約34mg、約35mg、約36mg、約37mg、約38mg、約39mg、約40mg、約41mg、約42mg、約43mg、約44mg、約45mg、約46mg、約47mg、約48mg、約49mg、または約50mgを含む)のベンゾジアゼピンの維持用量が、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、ベンゾジアゼピンの維持用量と同等である。いくつかの実施形態において、患者は、開始用量から維持用量までの用量調整期間なしで、即時に維持用量を投与される。
いくつかの実施形態において、患者は、ベンゾジアゼピンの開始用量を投与され、開始用量は、次に用量調整期間中に維持用量まで増加される。いくつかの実施形態において、患者の開始用量は、用量調整期間中に約まで増加される。
いくつかの実施形態において、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、クロラゼプ酸、エスタゾラム、フルラゼパム、ミダゾラム、テマゼパム、トリアゾラム、クアゼパムの開始または維持用量は、表7で詳述しているような食品医薬品局により承認された用量である。
Figure 2023546238000008
いくつかの実施形態において、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、クロラゼプ酸、エスタゾラム、フルラゼパム、ミダゾラム、テマゼパム、トリアゾラム、クアゼパムの開始または維持用量は、投与された代替的なベンゾジアゼピンの維持用量に基づく。開始または維持用量は、表8に従う代替的なベンゾジアゼピンの相対力価に基づいて計算することができる。
Figure 2023546238000009
SSRIの中止後のベンゾジアゼピンの投与
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの投与が中止された後に投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの投与が中止された後、ただしシロシビンが投与される前に投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、シロシビンの投与の約1日~約21日前(その間の全ての部分範囲、例えば、シロシビンの投与の約7日~約21日、約14日~約21日、約7日~約14日、約1日~約7日、約1日~約14日、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、または約21日前を含む)に投与される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、ベンゾジアゼピンの維持用量である。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの用量は、開始用量から維持用量まで用量調整される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはアルプラゾラムである。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、アルプラゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、アルプラゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロルジアゼポキシドである。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロルジアゼポキシドは、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、クロルジアゼポキシドの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロナゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量はクロナゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはジアゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのジアゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのジアゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのジアゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、ジアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約0.5mg~約6mgのロラゼパムの開始用量、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgのロラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~4mg/日のロラゼパムの開始用量を投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~3mg/日の開始用量を、1日2回または1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、ロラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、第4週間ごと、または1か月ごとに約0.5mg~6mgずつ、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgずつのロラゼパムを維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロラゼプ酸である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロラゼプ酸は、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、クロラゼプ酸の維持用量である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはエスタゾラムである。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、エスタゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、エスタゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはフルラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのフルラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、フルラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはミダゾラムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、ミダゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはテマゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのテマゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのテマゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのテマゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、テマゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはトリアゾラムである。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、トリアゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、トリアゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクアゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、クアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgのオキサゼパムを1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日4回投与される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、オキサゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg~約30mgずつ、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
SSRIの維持用量の投与中のベンゾジアゼピンの開始用量の投与;SSRIの投与は、ベンゾジアゼピンの投与から1~35日以内に即時に中止される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRI維持期間中かつシロシビンの投与の前に投与される。いくつかの実施形態において、SSRIの投与は、ベンゾジアゼピンの開始用量の投与から約1日~約35日後(その間の全ての部分範囲、例えば、ベンゾジアゼピンの開始用量の投与から約7日~約21日、約14日~約21日、約7日~約14日、約1日~約7日、約1日~約14日、約1日~約35日、約21日~約35日、約28日~約35日、約21日~約28日、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、または約35日後を含む)、即時に停止される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRI維持用量の投与中かつシロシビンの投与の前に投与され、ベンゾジアゼピンの開始用量は、シロシビンの投与の約1日~約35日前(その間の全ての部分範囲、例えば、シロシビンの投与の約7日~約21日、約14日~約21日、約7日~約14日、約1日~約7日、約1日~約14日、約1日~約35日、約21日~約35日、約28日~約35日、約21日~約28日、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、または約35日前を含む)に投与される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、ベンゾジアゼピンの維持用量である。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの用量は、開始用量から維持用量まで用量調整される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはアルプラゾラムである。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、アルプラゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、アルプラゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロルジアゼポキシドである。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロルジアゼポキシドは、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、クロルジアゼポキシドの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロナゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量はクロナゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはジアゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのジアゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのジアゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのジアゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、ジアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約0.5mg~約6mgのロラゼパムの開始用量、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgのロラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~4mg/日のロラゼパムの開始用量を投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~3mg/日の開始用量を、1日2回または1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、ロラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、第4週間ごと、または1か月ごとに約0.5mg~6mgずつ、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgずつのロラゼパムを維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロラゼプ酸である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロラゼプ酸は、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、クロラゼプ酸の維持用量である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはエスタゾラムである。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、エスタゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、エスタゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはフルラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのフルラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、フルラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはミダゾラムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、ミダゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはテマゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのテマゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのテマゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのテマゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、テマゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはトリアゾラムである。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、トリアゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、トリアゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクアゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、クアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgのオキサゼパムを1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日4回投与される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、オキサゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg~約30mgずつ、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
SSRIの用量調整期間中におけるベンゾジアゼピンの開始用量の投与
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの用量調整期間中に投与され、SSRIの用量調整期間中、SSRIは維持用量から中止まで用量調整される。いくつかの実施形態において、SSRIの用量調整期間は約1日~約35日であり、例えば、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、または約35日である。いくつかの実施形態において、用量調整期間は約1日~約3か月であり、例えば、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、約35日、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約1か月、約2か月、または約3か月である。いくつかの実施形態において、SSRIの用量調整期間の最初の日は、SSRIの最終維持用量が投与された後の日である。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの用量調整期間中に投与され、SSRIの用量調整期間中、SSRIは維持用量から中止まで用量調整され、ベンゾジアゼピンはシロシビンの投与の前に投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの用量調整期間中に投与され、SSRIの用量調整期間中に、SSRIは維持用量から中止まで用量調整され、ベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の前の約1日~約21日間(その間の全ての部分範囲、例えば約7日~約21日間、約14日~約21日間、約7日~約14日間、約1日~約7日間、約1日~約14日間、約1日~約21日間、約1日~約28日間、約1日間、約2日間、約3日間、約4日間、約5日間、約6日間、約7日間、約8日間、約9日間、約10日間、約11日間、約12日間、約13日間、約14日間、約15日間、約16日間、約17日間、約18日間、約19日間、約20日間、または約21日間を含む)、投与される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、ベンゾジアゼピンの維持用量である。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの用量は、開始用量から維持用量まで用量調整される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはアルプラゾラムである。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、アルプラゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、アルプラゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロルジアゼポキシドである。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロルジアゼポキシドは、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、クロルジアゼポキシドの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロナゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量はクロナゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはジアゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのジアゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのジアゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのジアゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、ジアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約0.5mg~約6mgのロラゼパムの開始用量、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgのロラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~4mg/日のロラゼパムの開始用量を投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~3mg/日の開始用量を、1日2回または1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、ロラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、第4週間ごと、または1か月ごとに約0.5mg~6mgずつ、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgずつのロラゼパムを維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロラゼプ酸である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロラゼプ酸は、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、クロラゼプ酸の維持用量である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはエスタゾラムである。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、エスタゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、エスタゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはフルラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのフルラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、フルラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはミダゾラムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、ミダゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはテマゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのテマゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのテマゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのテマゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、テマゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはトリアゾラムである。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、トリアゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、トリアゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクアゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、クアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgのオキサゼパムを1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日4回投与される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、オキサゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg~約30mgずつ、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
SSRIの維持期間中におけるベンゾジアゼピンの開始用量の投与(SSRIは用量調整期間中に中止まで用量調整)
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの維持期間中かつSSRIの用量調整期間の前に投与され、SSRIの用量調整期間中、SSRIは維持用量から中止まで用量調整され、ベンゾジアゼピンの開始用量は、シロシビンの投与の前に投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、SSRIの維持期間中かつSSRIの用量調整期間の前に投与され、SSRIの用量調整期間中、SSRIは維持用量から中止まで用量調整され、ベンゾジアゼピンの開始用量は、シロシビンの投与の約1日~約35日前(その間の全ての部分範囲、例えば、シロシビンの投与の約7日~約21日、約14日~約21日、約7日~約14日、約1日~約7日、約1日~約14日、約1日~約35日、約21日~約35日、約28日~約35日、約21日~約28日、約1日、約2日、約3日、約4日、約5日、約6日、約7日、約8日、約9日、約10日、約11日、約12日、約13日、約14日、約15日、約16日、約17日、約18日、約19日、約20日、約21日、約22日、約23日、約24日、約25日、約26日、約27日、約28日、約29日、約30日、約31日、約32日、約33日、約34日、または約35日前を含む)に投与される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの開始用量は、ベンゾジアゼピンの維持用量である。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンの用量は、開始用量から維持用量まで用量調整される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはアルプラゾラムである。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのアルプラゾラムであり、アルプラゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、アルプラゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、アルプラゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロルジアゼポキシドである。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロルジアゼポキシドは、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、クロルジアゼポキシドの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロルジアゼポキシドの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロナゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクロナゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量はクロナゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クロナゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはジアゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのジアゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのジアゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのジアゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、ジアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ジアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約0.5mg~約6mgのロラゼパムの開始用量、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgのロラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~4mg/日のロラゼパムの開始用量を投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg/日~3mg/日の開始用量を、1日2回または1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはロラゼパムである。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、ロラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、第4週間ごと、または1か月ごとに約0.5mg~6mgずつ、例えば、約0.5mg、約0.75mg、約1mg、約1.5mg、約2mg、約2.5mg、約3mg、約3.5mg、約4mg、約4.5mg、約5mg、約5.5mg、または約6mgずつのロラゼパムを維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ロラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクロラゼプ酸である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、約5mg~約25mg、例えば、約5mg、約7.5mg、約10mg、約12.5mg、約15mg、約17.5mg、約20mg、約22.5mg、または約25mgであり、クロラゼプ酸は、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、10mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日2回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、5mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、20mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日3回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、25mgの1日4回投与である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、クロラゼプ酸の維持用量である。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クロラゼプ酸の開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはエスタゾラムである。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのエスタゾラムであり、エスタゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、エスタゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、エスタゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはフルラゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのフルラゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのフルラゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、フルラゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、フルラゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはミダゾラムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのミダゾラムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、ミダゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、ミダゾラムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはテマゼパムである。いくつかの実施形態において、患者は、約1mg~約25mgの開始用量、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgのテマゼパムを、1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約2mg~約10mgのテマゼパムの開始用量を1日2回~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのテマゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約5mgの開始用量を1日3回、または必要に応じて4回投与される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、テマゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約1mg~約25mgずつ、例えば、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、約5mg、約6mg、約7mg、約8mg、約9mg、約10mg、約11mg、約12mg、約13mg、約14mg、約15mg、約16mg、約17mg、約18mg、約19mg、約20mg、約21mg、約22mg、約23mg、約24mg、または約25mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、テマゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはトリアゾラムである。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、開始用量は患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、約0.25mg~約1mg、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのトリアゾラムであり、トリアゾラムの開始用量は、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、トリアゾラムの維持用量である。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.25mg~約1mgずつ、例えば、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、トリアゾラムの開始用量は、3~4日の間隔で、1mg/日以下ずつ増加される。
いくつかの実施形態において、ベンゾジアゼピンはクアゼパムである。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、約0.125~約1mg、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgのクアゼパムの開始用量が、患者に1日3回投与される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、クアゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約0.125mg~約1mgずつ、例えば、約0.125mg、約0.25mg、約0.5mg、約0.75mg、または約1mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの開始用量は、3日ごとに1日2回、0.125~0.25mgの増分で増加される。いくつかの実施形態において、クアゼパムの維持用量は、1日当たり1mgである。
いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgのオキサゼパムを1日1回、1日2回、1日3回、1日4回、1日5回、1日6回、1日7回、1日8回、1日9回、または1日10回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mg~約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mg~約30mgのオキサゼパムの開始用量を1日3~4回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約10mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日3回投与される。いくつかの実施形態において、患者は、約15mgのオキサゼパムの開始用量を1日4回投与される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、オキサゼパムの維持用量である。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約10mg~約30mgずつ、例えば、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、または約30mgずつ、維持用量に達するまで増加される。いくつかの実施形態において、オキサゼパムの開始用量は、開始用量から、1日ごと、3~4日ごと、1週間ごと、2週間ごと、3週間ごと、4週間ごと、または1か月ごとに約50%~約500%ずつ、及びその間の全ての部分範囲、例えば、約50%~約100%、約50%~約200%、約50%~300%、約50%~約400%、約100%~約200%、約100%~約300%、約100%~約400%、約100%~約500%、約200%~約300%、約200%~約400%、約200%~約500%、約300%~約400%、約300%~約500%、約400%~約500%、約50%、約75%、約100%、約125%、約150%、175%、約200%、約225%、約250%、約275%、約300%、約325%、約350%、約375%、約400%、約425%、約450%、約475%、または約500%ずつ、維持用量が達成されるまで増加される。
投与経路及び方法
シロシビン及び/またはベンゾジアゼピン及び/またはSSRIの投与のための例示的な様式としては、経口、非経口(例えば、静脈内、皮下、皮内、筋肉内[骨格筋、横隔膜、及び/または心筋への投与を含む]、皮内、胸膜内、大脳内、ならびに関節内)、局所(例えば、皮膚表面及び粘膜表面(気道表面を含む)の両方、ならびに経皮投与)、吸入(例えば、エアロゾルによるもの)、経直腸、経粘膜、鼻腔内、頬側(例えば、舌下)、経膣、髄腔内、眼内、経皮、子宮内(または卵内)、リンパ内、ならびに組織または器官の直接注射(例えば、肝臓、骨格筋、心筋、横隔膜筋、または脳への注射)が挙げられる。いくつかの実施形態において、シロシビンは患者に経口投与される。
シロシビン及び/またはベンゾジアゼピン及び/またはSSRIは、患者の自宅または臨床施設で患者に投与することができる。いくつかの実施形態において、患者は、投与中は監視下に置かれる。いくつかの実施形態において、患者は、投与中及びその後のある期間の間(例えば、その後少なくとも4~12時間)監視下に置かれる。いくつかの実施形態において、監視は、シロシビン療法を管理するための訓練を受けた少なくとも1人の専門家によって実施される。いくつかの実施形態において、専門家は、医師、看護師、サイコセラピスト、カウンセラー、または他のメンタルヘルス専門家である。
いくつかの実施形態において、患者は、投与中、及びその後少なくとも4時間~12時間、心理的支援を受ける。いくつかの実施形態において、心理的支援は、シロシビン療法を管理するための訓練を受けた少なくとも1人の専門家によって提供される。いくつかの実施形態において、専門家は、医師、看護師、サイコセラピスト、カウンセラー、または他のメンタルヘルス専門家である。
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンが患者に投与される前に、シロシビンの期待される効果についてカウンセリングを受ける。いくつかの実施形態において、カウンセリングは、シロシビン療法を管理するための訓練を受けた少なくとも1人の専門家によって提供される。いくつかの実施形態において、専門家は、医師、看護師、サイコセラピスト、カウンセラー、または他のメンタルヘルス専門家である。
患者
いくつかの実施形態において、患者は男性である。いくつかの実施形態において、患者は女性である。いくつかの実施形態において、女性患者は妊娠中または産後である。いくつかの実施形態において、患者は、医薬品(例えば、抗うつ剤または抗てんかん薬)の使用の低減または排除を試みている。いくつかの実施形態において、患者は、妊娠する前、手術や他の医学的手順を受ける前、または異なる医薬品の使用を開始する前に、医薬品の使用の低減または排除を試みている。
患者は、老齢期患者、小児患者、10代患者、若年成人患者、または中年患者とすることができる。いくつかの実施形態において、患者は約18歳未満である。いくつかの実施形態において、患者は約18歳以上である。いくつかの実施形態において、患者の年齢は、約5~10、約10~15、約15~20、約20~25、約25~30、約30~35、約35~40、約40~45、約45~50、約50~55、約55~60、約60~65、約65~70、約70~75、約75~80、約85~90、約90~95、または約95~100歳である。
患者は、慢性疾患または末期疾患を有する場合がある。いくつかの実施形態において、患者は、生活を一変させるほどの疾患または状態(例えば、四肢の喪失または失明の発症)を有する場合がある。
患者は、最近疾患、障害、または状態の診断を受けた場合がある。例えば、患者は、1か月以内、3か月以内、6か月以内、または1年以内に診断を受けた場合がある。いくつかの実施形態において、患者は、長期間(例えば、少なくとも6か月、少なくとも1年、少なくとも3年、少なくとも5年、または少なくとも10年)にわたって疾患、障害、または状態を伴って生活している場合がある。
いくつかの実施形態において、患者は、がん患者(例えば、ステージ4または末期のがん患者)の場合がある。いくつかの実施形態において、患者は、余命が限られている(例えば、1年未満、6か月未満、または3か月未満)と判定された場合がある。
患者は、以前に精神薬を服用したことがある場合も、以前に精神薬を服用したことがない場合もある。例えば、患者は、以前にシロシビン、シロシビンマッシュルーム(「マジックマッシュルーム」)、LSD(リゼルグ酸ジエチルアミドもしくは酸)、メスカリン、またはDMT(N,N-ジメチルトリプタミン)を服用したことがある場合も服用したことがない場合もある。
いくつかの実施形態において、患者は、以前に1つ以上のセロトニン作動性抗うつ剤(例えば、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI))を服用したことがある場合がある。いくつかの実施形態において、患者は、以前にセロトニン作動性抗うつ剤を服用したことがない。いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンを投与される前に、少なくとも2週間、少なくとも4週間、または少なくとも6週間、いかなるセロトニン作動性(serotergic)抗うつ剤も服用していない。
いくつかの実施形態において、患者は、以前に電気ショック療法(ECT)を受けたことがある。いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンを受ける前の少なくとも2週間、少なくとも4週間、または少なくとも6週間、いかなるECTも受けていない。
患者は、特定の医学的療法(例えば、SSRIまたはECT)を受けることを妨げる医学的条件を有する場合がある。いくつかの実施形態において、患者は、以前に特定の医学的療法(例えば、SSRIまたはECT)に対して有害反応を起こしたことがある場合がある。いくつかの実施形態において、以前の医学的療法(例えば、SSRIまたはECT)は、患者における疾患、障害、または状態の治療に有効ではなかった。
いくつかの実施形態において、患者は、シロシビンの投与の前にSSRIレジメンを投与される。いくつかの実施形態において、SSRIレジメンは慢性的に投与される。本明細書で使用する場合、SSRIレジメンの慢性投与とは、少なくとも4週間、例えば、約4週間、約5週間、約6週間、7週間、8週間、9週間、10週間、11週間、12週間、3か月、4か月、5か月、6か月、7か月、8か月、9か月、10か月、11か月、12か月、またはそれ以上にわたるSSRIの投与を指す。いくつかの実施形態において、SSRIレジメンの慢性投与は、少なくとも6週間にわたるSSRIの投与である。
いくつかの実施形態において、患者は、以下の疾患または障害のうちの1つ以上を患っている:破壊的気分調節障害、大うつ病性障害(MDD)、治療抵抗性うつ病、持続性うつ病性障害(気分変調症)、月経前不快気分障害、物質/薬剤誘発性うつ病性障害、産後うつ病、別の医学的状態に起因するうつ病性障害、分離不安障害、場面かん黙、特定恐怖症、社会不安障害(社会恐怖症)、パニック障害、パニック発作、広場恐怖症、全般性不安障害、物質投薬誘導性不安障害、別の医学的状態に起因する不安障害、身体症状障害、病気不安障害(心気症)、転換性障害(機能性神経症状障害)、虚偽性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害、急性ストレス障害、強迫性障害、身体醜形障害、溜め込み障害、抜毛癖(毛抜き)障害、皮膚むしり(スキンピッキング)障害、物質/薬剤誘発性強迫性障害及び関連障害、別の医学的状態に起因する強迫性障害及び関連障害、物質関連障害、アルコール関連障害、大麻関連障害、幻覚剤関連障害、吸入剤関連障害、コカイン関連障害、オピオイド関連障害、鎮静剤-、睡眠剤-、もしくは抗不安剤-関連障害、興奮剤関連障害、タバコ関連障害、非物質関連障害(ギャンブルまたはゲーム障害)、片頭痛、群発頭痛(慢性群発頭痛を含む)、周期性嘔吐、緊張型頭痛、失語症、異食症、神経性食欲不振症、神経性過食症、過食性障害、反抗挑戦性障害、間欠性爆発性障害、行為障害、反社会性人格障害、精神病質、放火癖、または窃盗癖。
いくつかの実施形態において、患者は治療抵抗性うつ病を患っている。いくつかの実施形態において、治療抵抗性うつ病を有する患者は、うつ病の治療抵抗性におけるモーズレイステージ分類法を用いてステージ分類される。以下の文書は、この方法について説明しており、参照により全体として本明細書に援用される:Fekadu et al.BMC Psychiatry(2018)18:100。
治療のための方法
本明細書では、患者の治療を、それを必要とする患者において行う方法であって、患者に治療有効用量のシロシビンを投与することを含む、方法を提供する。
本明細書に記載の方法は、様々な疾患、障害、または状態(疾患、障害、または状態の特定の精神医学的及び神経学的側面を含む)を治療するために使用することができる。
いくつかの実施形態において、患者の治療を、それを必要とする患者において行う方法は、治療有効量のシロシビンを患者に投与することを含み、患者は、破壊的気分調節障害、大うつ病性障害(MDD)、治療抵抗性うつ病、持続性うつ病性障害(気分変調症)、月経前不快気分障害、物質/薬剤誘発性うつ病性障害、産後うつ病、別の医学的状態に起因するうつ病性障害、分離不安障害、場面かん黙、特定恐怖症、社会不安障害(社会恐怖症)、パニック障害、パニック発作、広場恐怖症、全般性不安障害、物質投薬誘導性不安障害、別の医学的状態に起因する不安障害、身体症状障害、病気不安障害(心気症)、転換性障害(機能性神経症状障害)、虚偽性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害、急性ストレス障害、強迫性障害、身体醜形障害、溜め込み障害、抜毛癖(毛抜き)障害、皮膚むしり(スキンピッキング)障害、物質/薬剤誘発性強迫性障害及び関連障害、別の医学的状態に起因する強迫性障害及び関連障害、物質関連障害、アルコール関連障害、大麻関連障害、幻覚剤関連障害、吸入剤関連障害、コカイン関連障害、オピオイド関連障害、鎮静剤-、睡眠剤-、もしくは抗不安剤-関連障害、興奮剤関連障害、タバコ関連障害、非物質関連障害(ギャンブルまたはゲーム障害)、片頭痛、群発頭痛(慢性群発頭痛を含む)、周期性嘔吐、緊張型頭痛、失語症、異食症、神経性食欲不振症、神経性過食症、過食性障害、反抗挑戦性障害、間欠性爆発性障害、行為障害、反社会性人格障害、精神病質、放火癖、または窃盗癖を患っている。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与を、それを必要とする患者において行うことを含む治療方法はさらに、シロシビンの投与の前に患者をマグネシウムで前処置することを含む。場合によっては、マグネシウムは、シロシビンの投与の前に少なくとも1日、少なくとも2日、少なくとも3日、少なくとも4日、少なくとも5日、少なくとも6日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、または少なくとも6週間の間、毎日投与される。いくつかの実施形態において、1日当たり約10mg~約500mgのマグネシウムが患者に投与される。いくつかの実施形態において、1日当たり約30mg、約75mg、約80mg、約130mg、約240mg、約310mg、約320mg、約360mg、約410mg、約400mg、または約420mgが患者に投与される。いくつかの実施形態において、マグネシウムは、シロシビンと同じ日に患者に投与される。いくつかの実施形態において、マグネシウムは、シロシビンの投与の直前、それと同時、またはその直後に患者に投与される。いくつかの実施形態において、マグネシウムサプリメントは、患者のマグネシウムの血中レベルが約1.5~約2.5mEq/Lになるまで、患者に投与される。いくつかの実施形態において、シロシビンは、患者のマグネシウムの血中濃度が約1.5~約2.5mEq/L未満である場合、患者に投与されない。
いくつかの実施形態において、当該方法は、シロシビンの投与を、それを必要とする対象において行うことを含み、対象は、シロシビンの投与の前に、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)治療レジメンを受けている。いくつかの実施形態において、当該方法は、シロシビンの投与の前に、SSRI療法を中止することと、シロシビンの投与の前に、1つ以上のベンゾジアゼピンを対象に投与することとを含む。いくつかの実施形態において、SSRI療法は、用量調整期間なしに即時に中止される。いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の前のSSRI維持期間中に投与され、SSRIの投与は、1つ以上のベンゾジアゼピンの投与から1~35日以内に即時に中止される。いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の前のSSRI維持期間中に投与され、SSRIの投与は、1つ以上のベンゾジアゼピンの投与から1~35日以内の用量調整期間中に中止される。いくつかの実施形態において、1つ以上のベンゾジアゼピンは、シロシビンの投与の前のSSRI用量調整期間中に投与され、SSRI用量調整期間中、SSRIの用量は維持期間から中止まで低減される。いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、1つ以上のベンゾジアゼピンが対象に投与され、対象は、1つ以上のベンゾジアゼピンの投与の前に、SSRIの投与を中止している。
いくつかの実施形態において、本明細書で開示する、シロシビンの投与を、それを必要とする患者において行うことを含む治療方法はさらに、投与中及び投与後少なくとも1時間、患者に心理的支援を提供することを含む。ある特定の実施形態において、心理的支援は、投与中及びその後の少なくとも2時間、その後の少なくとも3時間、その後の少なくとも4時間、その後の少なくとも5時間、その後の少なくとも6時間、その後の少なくとも7時間、その後の少なくとも8時間、その後の少なくとも9時間、その後の少なくとも10時間、その後の少なくとも11時間、その後の少なくとも12時間、その後の少なくとも13時間、その後の少なくとも14時間、またはその後の少なくとも15時間提供される(provident)。特定の実施形態において、心理的支援は、投与中及びその後の少なくとも1~15時間、その後の少なくとも2~15時間、その後の少なくとも3~15時間、その後の少なくとも4~15時間、その後の少なくとも5~15時間、その後の少なくとも2~14時間、その後の少なくとも3~14時間、その後の少なくとも4~14時間、その後の少なくとも5~14時間、その後の少なくとも2~12時間、その後の少なくとも3~12時間、その後の少なくとも4~12時間、その後の少なくとも5~12時間、その後の少なくとも2~10時間、その後の少なくとも3~10時間、その後の少なくとも4~10時間、その後の少なくとも5~10時間、その後の少なくとも2~8時間、その後の少なくとも3~8時間、その後の少なくとも4~8時間、その後の少なくとも5~8時間、その後の少なくとも2~6時間、その後の少なくとも3~6時間、その後の少なくとも4~6時間、その後の少なくとも5~6時間、またはその後の少なくとも2~4時間提供される(provident)。
ある特定の実施形態において、心理的支援は精神療法支援である。
特定の実施形態において、精神療法は診断横断的療法である。さらなる実施形態において、診断横断的療法はMethod of Levels(MOL)療法である。なおさらなる実施形態において、Method of Levels(MOL)療法は、自己主導型探究及び経験的処理を含む。
MOLは、簡潔ながらも綿密な興味を引く質問を用いて、患者が種々のレベルの認知及び感情に対し注意を向け持続するのを助ける(Carey,2006;Carey,Mansell & Tai,2015)。MOLにおいては、単に症状に重点を置くのではなく、患者の根源的な苦悩を特定し、それに働きかけることに重点を置いている。
MOL技法は、2つの重要な原理を使用する:
●自己主導型探求:内部の状態に注意を向ける。参加者は、目下の経験(全面及び背景の考え、感情、及び身体的感覚)に興味を持つように促される。準備段階及び統合段階の間は、この探求は、具体的で詳細な質問をして、内部状態に注意を向けるのを助けることを意味し得る。しかし、薬物作用の期間中は、探究は、単に内なる経験に対するオープンな態度を意味し得る。
●経験的処理:経験に持続的に集中する。経験的処理とは、自己主導型探求を通じて認知された経験に対する十分な注意を維持する参加者の能力を指す。これには、例え不快または困難な思考、気分、感覚、または感情であっても、不快が減少または解消するまで、それとともにいられる、及び/または「その中に」入っていける意欲及び能力が含まれる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、シロシビンの投与から24時間以内に軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与から1週間以内に軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与から1か月以内に軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与から6か月以内に軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与から12か月以内に軽減される。
いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、シロシビンの投与の後、少なくとも1か月の期間の間軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与の後、少なくとも3か月の期間の間軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与の後、少なくとも6か月の期間の間軽減される。いくつかの実施形態において、疾患、障害、または状態の少なくとも1つの症状は、投与の後、少なくとも12か月の期間の間軽減される。
いくつかの実施形態において、本開示の方法は、ベンゾジアゼピンの投与の後約1日以内に、SSRI休薬の少なくとも1つの副作用の軽減をもたらす。いくつかの実施形態において、本開示の方法は、ベンゾジアゼピンの投与の後約1週間以内に、SSRI休薬の少なくとも1つの副作用の軽減をもたらす。いくつかの実施形態において、本開示の方法は、ベンゾジアゼピンの投与の後約1か月以内に、SSRI休薬の少なくとも1つの副作用の軽減をもたらす。SSRI休薬の少なくとも1つの副作用の非限定的な例としては、頭痛、無力症、インフルエンザ症候群、発熱、血管拡張、吐き気、下痢、食欲不振、口渇、消化不良、便秘、鼓腸、嘔吐、体重減少、不眠、神経過敏、不安、傾眠、めまい、振戦、性欲減退、思考異常、発汗、発疹、そう痒、視覚異常、消化不良、腹痛、疲労、関節痛、筋肉痛、傾眠、激越、月経困難、性欲減退、あくび、上気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、射精障害、射精遅延、インポテンツ、気分不快、過敏性、激越、めまい、感覚障害(例えば、電気ショックなどの感覚異常)、錯乱、嗜眠、情緒不安定、及び軽躁状態が挙げられる。
いくつかの実施形態において、SSRIの少なくとも1つの副作用の軽減は、臨床的評価尺度を用いて測定され、尺度は、簡易抑うつ症状尺度(QIDS)-16尺度、QIDS-16日常尺度、Hamiltonうつ病評価尺度、Beckうつ病インベントリー尺度、Montgomery-Asbergうつ病評価尺度、臨床全般印象尺度、Zung自己評価うつ病尺度、Raskinうつ病評価尺度、Young躁病評価尺度、Spielberger形質・不安インベントリー(Trait and Anxiety Inventory)、全般性不安障害7項目尺度、Warwick-Edinburgh精神衛生尺度、繁栄尺度(Flourishing Scale)、Snaith Hamiltonアンヘドニア快楽尺度(Anhedonia Pleasure Scale)、楽観性検査、人生の意味(Meaning in Life)質問紙法、簡易レジリエンス尺度、非機能的態度尺度、44項目ビッグファイブインベントリー、Peters21項目妄想インベントリー、異常自己体験検査、反芻応答尺度、シロクマ抑制インベントリー(White Bear Suppression Inventory)、Barrett衝動性尺度、簡易経験的回避質問紙法、修正版Tellegen没入質問紙法、治療関係評価尺度、信頼性/期待感質問紙法、自然評価尺度、政治的視点質問紙法、社会的つながり尺度、Bech-Rafaelsen躁病評価尺度、改訂版Santa Clara簡易同情尺度、感謝尺度、短縮版被暗示性尺度、Rosenberg自尊心尺度、精神的超越尺度の普遍性下位尺度(Universality Subscale of the Spiritual Transcendence Scale)、抗うつ剤の感情的副作用に関するOxford質問紙法、Lauks感情強度尺度、性的機能障害質問紙法、女性向け性的機能の簡易指標、性的知覚質問紙法、Barnesアカシジア評価尺度、作業生産性・活動障害質問紙法、仕事・社会適応尺度、つながり(connectedness)質問紙法、標準人格評価、陽性・陰性症状評価尺度、マスタリーインサイト尺度(Mastery Insight Scale)、内省・洞察尺度、心理的洞察尺度、抽象的信念質問票、スピリチュアルバイパス尺度、逆境的小児期体験質問紙法、治療的音楽体験質問紙法、セッティング質問紙法、音楽没入尺度、サイケデリック予測因子尺度、諦め(Surrender)尺度、EuroQOL-5次元-3レベル尺度、Columbia自殺重症度評価尺度、自殺念慮属性尺度、またはこれらの任意の組合せからなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の前に、疾患、障害、または状態を治療するための他の治療は、患者に投与されない。いくつかの実施形態において、シロシビンの投与の後に、疾患、障害、または状態を治療するための他の治療は、患者に投与されない。
以下の実施例は、単に例示の目的で本明細書に含めるものであり、限定することは意図されていない。
実施例1:高用量のシロシビンによる患者の治療
最初に、シロシビン療法を行うための訓練を受けた専門家が、患者に対しシロシビンの期待される効果についてカウンセリングを行う。シロシビンを含む1つ以上の錠剤またはカプセル剤を、患者が安全かつ快適に感じる環境下で患者に投与する。患者に投与するシロシビンの総用量は、約1mg~約25mgとする。
患者は、シロシビンの投与中、及びその後のある期間(例えば、約4時間~約12時間)の間、シロシビンの向精神作用が消失するまで、専門家の監視下に置かれる。必要に応じて、患者は、シロシビンの投与中、及びその後のある期間(例えば、約4時間~約12時間)の間、心理的支援を受けることができる。
実施例2:シロシビン療法の前の患者におけるSSRI休薬期間の低減の効果
in vivoのラットモデルを使用して、ベンゾジアゼピンの投与がシロシビンの効果を増強するかどうかを検証する。ラットを実験群(各群当たりn=6)にランダム化する。以下の表9に従って、処置群を盲検化された科学スタッフによって処置を行う。
Figure 2023546238000010
シロシビンの有効性を頭部攣縮アッセイによって評価する。頭部攣縮応答(HTR:head twitch response)を、化合物のサイケデリック効果の代理として使用する。HTRは、急速で激しい頭部攣縮からなる。頭部攣縮応答の増強は、シロシビンに対する応答の改善に相当する(Halberstadt et al.,2020)。5-HT2A受容体の発現についても、定量的PCR、放射性リガンドの表面結合、免疫組織化学、及びフローサイトメトリーによって評価する。
実施例3:急性ベンゾジアゼピン前処置がシロシビンの頭部攣縮応答に及ぼす効果
以下の表10で詳述するように動物に投与し、清潔なケージに入れた。次いで投与の後の30分間、スコア記録者が頭部攣縮及びウェットドッグシェイクの回数をカウントした。頭部攣縮及びウェットドッグシェイクのタイミングをコンピュータープログラムによって記録した。実験を3日間にわたって行った。スコア記録者は処置群を盲検化された。
Figure 2023546238000011
データ検証
ウェットドッグシェイクが記録されなかったため、頭部攣縮を各動物ごとに5分及び15分の時間期間に整理した。Shapiro-Wilk検定により、ほとんどの5分及び15分の時間ウインドウにおいて、平方根変換した頭部攣縮カウント数が正規分布していることが示された。
Ethovisionデータを、各動物ごとに5分及び15分の時間期間ならびに0~30分に整理した。Ethovisionスコアを対数変換したが、Shapiro-Wilk検定は多くの5分及び15分の時間ウインドウにおいて有意であった。そのため、ロバスト皆既を使用して、Ethovisionのデータを分析した。
統計的方法
5分ごと、15分ごと、及び0~30分の合計における頭部攣縮の回数を平方根変換し、処置、日、及びスコア記録者を因子とする三元配置分散分析によって分析した。Ethovisionデータを、M推定、Huber重み付けを用い、デフォルトパラメーターc=1.345を用いたロバスト回帰によって分析した。このモデルは、処置、日、及びスコア記録者を因子として使用した。
各ジアゼパム群を多重t検定により、同じ用量のシロシビンを投与したビヒクル群と比較した。統計的差の許容レベルをP<0.05とした。偽陽性の確率は、各時間の各用量において5%である。全ての検定を両側検定として行った。
Figure 2023546238000012
Figure 2023546238000013
Figure 2023546238000014
Figure 2023546238000015
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Figure 2023546238000019
Figure 2023546238000020
Figure 2023546238000021
Figure 2023546238000022
実施例4.慢性的ジアゼパム前処置によるシロシビン頭部攣縮応答の調節
62頭(60+予備2頭)の雄のC57BL/6Jマウス(到着時20~25g)をCharles River UKから購入した。動物をポリプロピレン製ケージに集団で収容した(3頭ずつ及び2頭)。マウスを通常フェーズの12時間明暗周期(07:00~19:00に照明)で飼育し、標準のげっ歯類維持食(標準ペレット食餌Envigo 2018)及び濾過した水道水を自由に摂取させた。保持室を温度21±4℃及び相対湿度55±15%に維持し、長期間の40%RH未満または70%RH超を回避した(UK Code of Practiceに詳述の通り)。改良として、各ケージにおがくず、シズルネスト、レッドハウス、Perspexトンネル、プラスチックのチューイングスティック、及びネストレットを入れ、マウスが巣を作ったり容易に暖を得たりできるようにした。マウスの体重を到着時に測定し、一晩練り餌を与えた。翌朝、マウスの体重を測定し、練り餌を除去した。月曜日に再びマウスの体重を測定する。体重減少を示す任意のマウスに練り餌を与えた。
実験手順
マウスの体重を測定し、統計学者がマウスを6つの処置群に割り付けた(表20の通り)。以下の表に従い、動物にジアゼパム(1.25mg/kg、腹腔内)または食塩水(腹腔内)を14日間投与し、次いでシロシビンチャレンジを行い、続いて頭部攣縮応答評価を行うか、または結合分析のために脳組織を取り出した。A~D群について、シロシビン投与(0.3mg/kg、皮下)の直後、おがくずを軽く敷いた清潔なケージに動物を個別に入れて頭部攣縮応答評価を行った。訓練を受けた観察者が、頭部単攣縮を30分間にわたってカウントした。
A群及びB群については、これをジアゼパムの最終用量の2時間後に行い、C群とD群については、ジアゼパムの24時間後に同一の手順を行った。処置及び観察者を補因子とする二元配置分散分析を用いて統計的有意性を試験した(以下の表21)。
5HT2A結合の分析のために、ジアゼパムの最終用量の24時間後にE群及びF群から試料採取した前頭皮質からホモジネートを調製した(以下の表22及び23を参照)。ホモジネートを調製するため、各動物からの前頭皮質を、タイトフィットガラス/テフロンホモジナイザーを用いて氷冷アッセイバッファー40体積(w/v)中で個別に均質化し、39,500xgで10分間遠心分離した。上清を廃棄し、ペレットを40体積(w/v)のアッセイバッファーに再懸濁し、組織を遠心分離によりさらに2回洗浄した。最終ペレットを氷冷アッセイバッファーに再懸濁して6.25mg湿潤組織重量/mlとし、これを直ちに結合アッセイに使用した。また、最終膜調製物のアリコートも、タンパク質定量に必要になるまで-80℃で保存した。全ての遠心分離を4℃で行う。
結合を調べるため、前頭皮質膜(400μl;組織/チューブの2.5mg湿潤重量に相当)を、50μlの[3H]MDL 100907(8つの濃度:0.025、0.05、0.1、0.2、0.4、0.8、1.6、3.2nM)及び50μlのバッファー(全体結合)または50μlの10μMケタンセリン(非特異的結合を定義するため)とともに、25℃で60分間インキュベートした。ホモジネート、アッセイ及び洗浄バッファーは50mMのTris(pH7.4)からなるものであった。各動物の各放射性リガンド濃度に対し、全結合の定量用に2つのチューブ及び非特異的結合の定量用に1つのチューブを用意する。このアッセイを1回行った。
Scatronセルハーベスターを用いて、0.5%ポリエチレンイミン(PEI)で予浸したスカトロン11731フィルターを通じて真空下で濾過することにより、膜結合放射活性を回収した。フィルターを氷冷洗浄バッファーで迅速に洗浄し(洗浄設定9,9,0)、液体シンチレーションカウント(1ml Packard MV Goldシンチレーター)によって放射活性を測定した。タンパク質アッセイ(Thermo Scientific Pierce BCA Protein Assay Kit、23225)を最終膜調製物に実施して、受容体の数をfモル/mgタンパク質単位で定量した。
シロシビンHTRの増加傾向が、ジアゼパム前処置の2時間後に観測されたが、24時間後には観測されなかった。ジアゼパム前処置による5HT2A結合の増加傾向が、最終投与の24時間後に観察された。ジアゼパム前処置により、30分にわたるHTRの増加傾向がもたらされ、10~15分及び20~25分におけるHTRを別々に分析すると有意な増加が見られた。これは、シロシビンのサイケデリック効果の強化を反映している可能性がある。
Figure 2023546238000023
実験データ
Figure 2023546238000024
Figure 2023546238000025
Figure 2023546238000026
さらなる実施例がPCT/IB2020/053688(WO2020/212952として公開)に示されており、これは、参照により全体として本明細書に援用される。

実施形態
1.シロシビンの投与を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象が、シロシビンの投与の前に抗うつ(AD)療法レジメンを受けており、
a)シロシビンの投与の1~35日前にAD療法を中止すること、
b)シロシビンの投与の少なくとも1~35日前から、1つ以上のベンゾジアゼピンを少なくとも1日1回、前記対象に投与すること、及び
c)シロシビンを前記対象に投与すること
を含む、前記方法。
2.AD療法が用量調整期間中に中止され、前記用量調整期間中、ADの用量が維持用量から中止まで低減される、実施形態1に記載の方法。
3.1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記AD用量調整期間中に投与される、実施形態2に記載の方法。
4.1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記ADの中止後に投与される、実施形態2に記載の方法。
5.1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記AD用量調整期間前に投与される、実施形態2に記載の方法。
6.AD療法が即時に中止され、ADの即時中止が用量調整期間を含まない、実施形態1に記載の方法。
7.1つ以上のベンゾジアゼピンが、AD療法の中止後に投与される、実施形態6に記載の方法。
8.1つ以上のベンゾジアゼピンが、AD療法の中止前に投与される、実施形態6に記載の方法。
9.AD療法が、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、実施形態1、2、4、6、または7のいずれか1つに記載の方法。
10.AD療法が、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、実施形態1、2、4、6、または7のいずれか1つに記載の方法。
11.AD療法が、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、実施形態1、2、4、6、または7のいずれか1つに記載の方法。
12.AD療法が、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、実施形態1、2、4、6、または7のいずれか1つに記載の方法。
13.AD療法が、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、実施形態1、2、5、6、または8のいずれか1つに記載の方法。
14.AD療法が、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、実施形態1、2、5、6、または8のいずれか1つに記載の方法。
15.AD療法が、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、実施形態1、2、5、6、または8のいずれか1つに記載の方法。
16.AD療法が、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、実施形態1、3、6、7、または9のいずれか1つに記載の方法。
17.AD療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
18.AD療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
19.AD療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
20.AD療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
21.AD療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
22.AD療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
23.AD療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
24.AD療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
25.AD療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
26.AD療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
27.AD療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
28.AD療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
29.AD療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
30.AD療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
31.AD療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
32.AD療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
33.AD療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行実施形態のいずれか1つに記載の方法。
34.前記1日のAD維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
35.前記1日のAD維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
36.前記1日のAD維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
37.前記1日のAD維持用量を、1週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
38.前記1日のAD維持用量を、1週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
39.前記1日のAD維持用量を、1週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
40.前記1日のAD維持用量を、2週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
41.前記1日のAD維持用量を、2週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
42.前記1日のAD維持用量を、2週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、実施形態2に記載の方法。
43.前記1日のAD維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~16週間前に開始する、実施形態34~42のいずれか1つに記載の方法。
44.前記1日のAD維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~12週間前に開始する、実施形態34~42のいずれか1つに記載の方法。
45.前記1日のAD維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~8週間前に開始する、実施形態34~42のいずれか1つに記載の方法。
46.前記1日のAD維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~4週間前に開始する、実施形態34~42のいずれか1つに記載の方法。
47.前記1日のAD維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~2週間前に開始する、実施形態34~42のいずれか1つに記載の方法。
48.前記ADが、シロシビンの投与の14日前に中止される、実施形態1に記載の方法。
49.前記AD用量調整期間が以下を含む、実施形態2に記載の方法:
a)前記対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、前記対象の維持用量の60~90%の1つ以上のADを投与すること、
b)前記対象に、シロシビンの投与の14~20日前に、前記対象の維持用量の40~60%の1つ以上のADを投与すること、
c)前記対象に、シロシビンの投与の7~13日前に、前記対象の維持用量の25~40%の1つ以上のADを投与すること、及び
d)前記対象に、シロシビンの投与の1~6日前に、前記対象の維持用量の5~25%の1つ以上のADを投与すること。
50.前記AD用量調整期間が以下を含む、実施形態2に記載の方法:
a)前記対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、前記対象の維持用量の60~90%の1つ以上のADを投与すること、
b)前記対象に、シロシビンの投与の14~20日前に、前記対象の維持用量の30~60%の1つ以上のADを投与すること、
c)前記対象に、シロシビンの投与の7~13日前に、前記対象の維持用量の5~30%の1つ以上のADを投与すること、及び
d)シロシビンの投与の6日前にAD療法を中止すること。
51.前記ADが、シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリン、フルボキサミン、フルオキセチン、及びこれらの組合せからなる群より選択されるSSRIである、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
52.前記ベンゾジアゼピンが、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、及びこれらの組合せからなる群より選択される、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
53.AD休薬の少なくとも1つの副作用が低減される、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
54.AD休薬の前記少なくとも1つの副作用が、頭痛、無力症、インフルエンザ症候群、発熱、血管拡張、吐き気、下痢、食欲不振、口渇、消化不良、便秘、鼓腸、嘔吐、体重減少、不眠、神経過敏、不安、傾眠、めまい、振戦、性欲減退、思考異常、発汗、発疹、そう痒、視覚異常、消化不良、腹痛、疲労、関節痛、筋肉痛、傾眠、激越、月経困難、性欲減退、あくび、上気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、射精障害、射精遅延、インポテンツ、気分不快、過敏性、激越、めまい、感覚障害(例えば、電気ショックなどの感覚異常)、錯乱、嗜眠、情緒不安定、及び軽躁状態からなる群より選択される、実施形態52に記載の方法。
55.前記ADがSSRIである、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
56.前記ADが三環系ADである、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
57.前記三環系ADが、アミトリプチリン、イミプラミン、及びノルトリプチリンからなる群より選択される、実施形態56に記載の方法。
58.前記ADがセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤(SNRI)である、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
59.前記SNRIが、ベンラファキシン及びデュロキセチンからなる群より選択される、実施形態58に記載の方法。
60.前記ADがモノアミンオキシダーゼ阻害剤である、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
61.前記モノアミンオキシダーゼ阻害剤が、フェネルジン及びトラニルシプロミンからなる群より選択される、実施形態60に記載の方法。
62.前記ADが非定型抗精神病剤である、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
63.前記非定型抗精神病剤が、ミアンセリン、ルラシドン、アリピプラゾール、リスペリドン、オランザピン、クエチアピン、ジプラシドン、クロザピン、イロペリドン、パリペリドン、アセナピン、及びオランザピン/フルオキセチンからなる群より選択される、実施形態62に記載の方法。
64.前記ADが、アミトリプチリン、アモキサピン、クロミプラミン、デシプラミン、ドスレピン、ドキセピン、イミプラミン、ロフェプラミン、ノルトリプチリン、プロトリプチリン、チアネプチン、トリミプラミン、イソカルボキサジド、フェネルジン、トラニルシプロミン、モクロベミド、セレギリン、マプロチリン、ミアンセリン、ミルタザピン、ネファザドン(nefazadone)、トラゾドン、ビラゾドン、ボルチオキセチン、ブプロピオン、アゴメラチン、フルペンチキソール、ケタミン、及びこれらの混合物からなる群より選択される、先行実施形態のいずれかに記載の方法。
******
本出願全体を通じて引用されている全ての文書、特許、特許出願、刊行物、製品説明、及びプロトコルは、あらゆる目的において参照により全体として本明細書に援用される。
本明細書で例示し論じている実施形態は、本発明を作製及び使用するための本発明者らが知る最良の方法を当業者に教示することのみが意図されている。上記の教示を踏まえて当業者が理解するように、本発明の上述の実施形態の修正及び変形は、本発明から逸脱することなく可能である。そのため、本発明は、請求項及びその等価物の範囲内で、具体的に説明した以外の方法で実行され得ることが理解される。
上記内容は、本発明の例示であり、本発明を限定するものとして解釈すべきではない。本発明は、以下の請求項によって定義され、請求項の等価物もその中に含まれるものとする。

Claims (54)

  1. シロシビンの投与を、それを必要とする対象において行う方法であって、前記対象が、シロシビンの投与の前に選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)療法レジメンを受けており、
    a)シロシビンの投与の1~35日前にSSRI療法を中止すること、
    b)シロシビンの投与の少なくとも1~35日前から、1つ以上のベンゾジアゼピンを少なくとも1日1回、前記対象に投与すること、及び
    c)シロシビンを前記対象に投与すること
    を含む、前記方法。
  2. SSRI療法が用量調整期間中に中止され、前記用量調整期間中、SSRIの用量が維持用量から中止まで低減される、請求項1に記載の方法。
  3. 1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記SSRI用量調整期間中に投与される、請求項2に記載の方法。
  4. 1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記SSRIの中止後に投与される、請求項2に記載の方法。
  5. 1つ以上のベンゾジアゼピンが、前記SSRI用量調整期間前に投与される、請求項2に記載の方法。
  6. SSRI療法が即時に中止され、SSRIの即時中止が用量調整期間を含まない、請求項1に記載の方法。
  7. 1つ以上のベンゾジアゼピンが、SSRI療法の中止後に投与される、請求項6に記載の方法。
  8. 1つ以上のベンゾジアゼピンが、SSRI療法の中止前に投与される、請求項6に記載の方法。
  9. SSRI療法が、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、請求項1、2、4、6、または7のいずれか1項に記載の方法。
  10. SSRI療法が、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、請求項1、2、4、6、または7のいずれか1項に記載の方法。
  11. SSRI療法が、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、請求項1、2、4、6、または7のいずれか1項に記載の方法。
  12. SSRI療法が、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、請求項1、2、4、6、または7のいずれか1項に記載の方法。
  13. SSRI療法が、シロシビンの投与の29~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、請求項1、2、5、6、または8のいずれか1項に記載の方法。
  14. SSRI療法が、シロシビンの投与の22~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、請求項1、2、5、6、または8のいずれか1項に記載の方法。
  15. SSRI療法が、シロシビンの投与の15~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、請求項1、2、5、6、または8のいずれか1項に記載の方法。
  16. SSRI療法が、シロシビンの投与の8~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の少なくとも35日前から投与される、請求項1、3、6、7、または9のいずれか1項に記載の方法。
  17. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  18. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  19. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~35日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  20. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  21. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  22. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  23. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~28日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  24. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  25. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  26. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  27. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  28. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~14日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  29. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~35日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  30. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~28日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  31. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~21日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  32. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~14日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  33. SSRI療法が、シロシビンの投与の1~7日前に中止され、1つ以上のベンゾジアゼピンが、シロシビンの投与の1~7日前から投与される、先行請求項のいずれか1項に記載の方法。
  34. 前記1日のSSRI維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  35. 前記1日のSSRI維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  36. 前記1日のSSRI維持用量を、3~4日ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  37. 前記1日のSSRI維持用量を、1週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  38. 前記1日のSSRI維持用量を、1週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  39. 前記1日のSSRI維持用量を、1週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  40. 前記1日のSSRI維持用量を、2週間ごとに少なくとも約10%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  41. 前記1日のSSRI維持用量を、2週間ごとに少なくとも約25%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  42. 前記1日のSSRI維持用量を、2週間ごとに少なくとも約50%ずつ低減することを含む、請求項2に記載の方法。
  43. 前記1日のSSRI維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~16週間前に開始する、請求項34~42のいずれか1項に記載の方法。
  44. 前記1日のSSRI維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~12週間前に開始する、請求項34~42のいずれか1項に記載の方法。
  45. 前記1日のSSRI維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~8週間前に開始する、請求項34~42のいずれか1項に記載の方法。
  46. 前記1日のSSRI維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~4週間前に開始する、請求項34~42のいずれか1項に記載の方法。
  47. 前記1日のSSRI維持用量の低減が、シロシビンの投与の1~2週間前に開始する、請求項34~42のいずれか1項に記載の方法。
  48. 前記SSRIが、シロシビンの投与の14日前に中止される、請求項1に記載の方法。
  49. 前記SSRI用量調整期間が以下を含む、請求項2に記載の方法:
    a)前記対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、前記対象の維持用量の60~90%の1つ以上のSSRIを投与すること、
    b)前記対象に、シロシビンの投与の14~20日前に、前記対象の維持用量の40~60%の1つ以上のSSRIを投与すること、
    c)前記対象に、シロシビンの投与の7~13日前に、前記対象の維持用量の25~40%の1つ以上のSSRIを投与すること、及び
    d)前記対象に、シロシビンの投与の1~6日前に、前記対象の維持用量の5~25%の1つ以上のSSRIを投与すること。
  50. 前記SSRI用量調整期間が以下を含む、請求項2に記載の方法:
    a)前記対象に、シロシビンの投与の21~35日前に、前記対象の維持用量の60~90%の1つ以上のSSRIを投与すること、
    b)前記対象に、シロシビンの投与の14~20日前に、前記対象の維持用量の30~60%の1つ以上のSSRIを投与すること、
    c)前記対象に、シロシビンの投与の7~13日前に、前記対象の維持用量の5~30%の1つ以上のSSRIを投与すること、及び
    d)シロシビンの投与の6日前にSSRI療法を中止すること。
  51. 前記SSRIが、シタロプラム、エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリン、フルボキサミン、フルオキセチン、及びこれらの組合せからなる群より選択される、先行請求項のいずれかに記載の方法。
  52. 前記ベンゾジアゼピンが、アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム、及びこれらの組合せからなる群より選択される、先行請求項のいずれかに記載の方法。
  53. SSRI休薬の少なくとも1つの副作用が低減される、先行請求項のいずれかに記載の方法。
  54. SSRI休薬の前記少なくとも1つの副作用が、頭痛、無力症、インフルエンザ症候群、発熱、血管拡張、吐き気、下痢、食欲不振、口渇、消化不良、便秘、鼓腸、嘔吐、体重減少、不眠、神経過敏、不安、傾眠、めまい、振戦、性欲減退、思考異常、発汗、発疹、そう痒、視覚異常、消化不良、腹痛、疲労、関節痛、筋肉痛、傾眠、激越、月経困難、性欲減退、あくび、上気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、射精障害、射精遅延、インポテンツ、気分不快、過敏性、激越、めまい、感覚障害(例えば、電気ショックなどの感覚異常)、錯乱、嗜眠、情緒不安定、及び軽躁状態からなる群より選択される、請求項52に記載の方法。
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